JP2000288415A - 破砕装置 - Google Patents
破砕装置Info
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- JP2000288415A JP2000288415A JP11103511A JP10351199A JP2000288415A JP 2000288415 A JP2000288415 A JP 2000288415A JP 11103511 A JP11103511 A JP 11103511A JP 10351199 A JP10351199 A JP 10351199A JP 2000288415 A JP2000288415 A JP 2000288415A
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- crushing
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- crushing blade
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
る。 【解決手段】破砕室1の内部に垂直に配設された回転軸
2に取付けられ回転により破砕材料を打撃破砕するコア
3を備えてなる。コア3には、回転軸1に対して放射状
に配置され水平方向へ回転可能に偏心して支持された破
砕刃33が装備されてなる。少なくとも一部の破砕刃3
3の側面の少なくとも一部分を水平方向へ凹凸が連続す
る凹凸面とした。
Description
処理する縦型の破砕装置に係る技術分野に属する。
10,図11に記載のものが知られている。
垂直に配設された回転軸2に取付けられ回転により破砕
材料を打撃破砕するコア3を備えてなる。コア3は、回
転軸2に階層状に固定された円板31と、円板31に垂
直方向へ貫通固定されて回転軸2に対し放射状に配置さ
れたピン32と、ピン32に水平方向へ回転可能に偏心
して支持された破砕刃33とからなる。破砕刃33は、
ピン32に支持される回転支持側よりも回転先端側の方
が大きな扇形に形成されている。
3の回転による遠心力で破砕刃33がコア3の外方へ突
出し、破砕材料が破砕刃33で打撃されて直接破砕され
るとともに、破砕刃33で打撃された破砕材料が破砕室
1の内壁に打付られて破砕される。そして、破砕材料を
打撃した破砕刃33は、ピン32を中心に回転して衝撃
を減衰して、再びコア3の外方へ突出する。なお、扇形
の破砕刃33は、偏心支持と相乗して破砕材料への打撃
力の向上に寄与する。
置では、破砕材料が繊維性のものや靱性の強いものであ
ると、打撃によって破砕材料が引延ばされるものの有効
に破砕されないという問題点がある。
に格子状に突起を設け、打撃する破砕材料を突起で捕捉
して引延ばされる破砕材料を可能な限り引ちぎりるよう
にしてなるものがある。然しながら、この破砕刃によっ
ても、破砕材料が繊維性のものや靱性の強いものである
と有効に破砕されないという問題点がある。
されたもので、繊維性や靱性の高い破砕材料を有効に破
砕することのできる破砕装置を提供することを課題とす
る。
ため、本発明に係る破砕装置は、次のような手段を採用
する。
に配設された回転軸に取付けられ回転により破砕材料を
打撃破砕するコアを備え、コアには回転軸に対して放射
状に配置され水平方向へ回転可能に偏心して支持された
破砕刃が装備されてなる破砕装置において、少なくとも
一部の破砕刃の側面の少なくとも一部分を水平方向へ凹
凸が連続する凹凸面としたことを特徴とする。
との接触の際に切断力を起こす鋸刃として機能するた
め、繊維性や靱性の高い破砕材料を有効に破砕すること
ができる。
において、破砕刃は回転支持側よりも回転先端側の方が
大きな扇形に形成されていることを特徴とする。
が選択される。
破砕装置において、破砕刃の凹凸面は側面に凹溝を刻設
することにより形成されていることを特徴とする。
突出が避けられる。
れかの破砕装置において、凹凸面が設けられた破砕刃は
放射状の対称位置に配置されていることを特徴とする。
ンスが図られる。
実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
施の形態(1)を示すものである。
れた扇形からなる破砕刃33の基本形状を採用したもの
を示してある。
1の両径面部331aに円弧形の凹溝331bを水平方
向へ一定間隔で刻設し両径面部331aを凹凸面とし、
側面331の周面部331cを円弧面そのままにしてあ
る。凹溝331bは、図2に詳細に示されるように、上
面332,下面333まで貫通している。なお、破砕刃
33の扇形の中心側となる偏心した位置には、上面33
2,下面333に貫通した挿通孔334が設けられてい
る。
れた破砕刃33は、図1に示すように、円板31に垂直
方向へ貫通固定されて回転軸2に対し90度の放射状に
配置された4本のピン32の全てに挿通孔334が嵌合
されて支持されている。
前述の従来例と同様に、破砕材料Pが破砕刃33で打撃
されて直接破砕されるとともに、破砕刃33で打撃され
た破砕材料Pが破砕室1の内壁に打付られて破砕される
打撃破砕が奏される。そして、扇形の破砕刃33が偏心
支持と相乗して破砕材料Pへの打撃力を高める。
破砕刃33が打撃する破砕材料Pに対して切断力を起こ
す鋸刃として機能する。即ち、コア3の回転による遠心
力でコア3の外方へ突出した破砕刃33の中心を通る中
心線aは、図4に示すように、回転軸2の中心とピン3
2の中心とを通る径線bに対して風圧等により少しの角
度回転後方側に傾斜することになり、破砕材料Pの打撃
で傾斜を大きくすることになる。この結果、破砕刃33
で打撃される破砕材料Pは、破砕刃33の側面331の
径面部331aに沿って、回転支持側(挿通孔334
側)から回転先端側(側面331の周面部331c側)
へ移動することになる。従って、移動する破砕材料Pに
対しては、破砕刃33の側面331の径面部331aの
凹凸面が鋸引きのように切断力が作用し、繊維性や靱性
の高い破砕材料Pを有効に破砕することができる。
3の側面331の径面部331aが凹溝331bの刻設
で凹凸面を形成して無用な突出を避けているため、破砕
材料Pの打撃による破砕刃33の摩耗が低減される。な
お、凹凸面が両径面部331aに形成されているため、
一方の径面部331aが摩耗した場合に破砕刃33を反
転支持して他方の未摩耗の凹凸面からなる径面部331
aで破砕材料Pを打撃することができる。
の破砕刃33のうちの2枚のみを本発明に係る構成とし
残る2枚を前述の従来例に係る構成としてある。この構
成のによっても、繊維性や靱性の高い破砕材料Pをかな
り有効に破砕することができる。なお、このような構成
では、コア3の全体の破砕処理のバランスとの関係か
ら、本発明に係る構成の破砕刃33と前述の従来例に係
る構成の破砕刃33とをそれぞれ放射状の対称位置に配
置するのが好ましい。
態(2)を示すものである。
(1)について、破砕刃33の側面331の周面部33
1cにも前述と同様の凹溝331bを刻設してある。
態(1)と同様の作用,効果が奏されることに加えて、
破砕室1の内壁と破砕刃33との間で反発移動して破砕
刃33の側面331の径面部331aに直接衝突しない
破砕材料Pに対しても鋸刃のような破砕処理を行うこと
ができる。
態(3)を示すものである。
(2)について、破砕刃33の側面331の径面部33
1aを前述の従来例と同様の平坦面としてある。
と破砕刃33との間で反発移動して破砕刃33の側面3
31の径面部331aに直接衝突しない破砕材料Pに対
してのみ鋸刃のような破砕処理を行うことができ、繊維
性や靱性の高い破砕材料Pをある程度有効に破砕するこ
とができる。
態(4)を示すものである。
(2)について、破砕刃33の側面331の凹凸面を傾
斜溝331dで構成している。傾斜溝331dについて
は、破砕材料Pに対して抵抗の強くなる傾斜方向が選択
されている。
態(2)と同様の作用,効果が奏されることに加えて、
鋸刃のような破砕処理における切断力をより高めること
ができる。
331dを破砕刃33の側面331の径面部331a,
周面部331cにのみ刻設する構成とすることも可能で
ある。
態(5)を示すものである。
(4)について、破砕刃33の側面331の凹凸面を構
成する傾斜溝331dの傾斜方向を逆に構成している。
砕処理における切断力が少し低下するが、前述の実施の
形態(4)と同様の作用,効果が奏される。
331dを破砕刃33の側面331の径面部331a,
周面部331cにのみ刻設する構成とすることも可能で
ある。
態(6)を示すものである。
(2)について、破砕刃33の側面331の凹凸面を方
形突起331eで構成している。
態(2)と同様の作用,効果が奏されることに加えて、
鋸刃のような破砕処理における切断力をより高めること
ができる。
起331eeを破砕刃33の側面331の径面部331
a,周面部331cにのみ設ける構成とすることも可能
である。
33の側面331の凹凸面を波形等の他の形状で構成す
ることも可能である。
は、破砕刃の凹凸面が破砕材料との接触の際に切断力を
起こす鋸刃として機能するため、繊維性や靱性の高い破
砕材料を有効に破砕することができる効果がある。
扇形からなるため、偏心支持と相乗して破砕材料に対す
る打撃力を高めることができる効果がある。
が側面に凹溝を刻設すすることにより形成され、破砕刃
の外方への無用の突出が避けられているため、破砕刃の
摩耗が低減される効果がある。
がコアの全周の放射状の対称位置で行われるため、コア
の全体の破砕処理のバランスが図られる効果がある。
示す断面図である。
示す要部の平面図である。
示す要部の平面図である。
示す要部の平面図である。
示す要部の平面図である。
示す要部の平面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 破砕室の内部に垂直に配設された回転軸
に取付けられ回転により破砕材料を打撃破砕するコアを
備え、コアには回転軸に対して放射状に配置され水平方
向へ回転可能に偏心して支持された破砕刃が装備されて
なる破砕装置において、少なくとも一部の破砕刃の側面
の少なくとも一部分を水平方向へ凹凸が連続する凹凸面
としたことを特徴とする破砕装置。 - 【請求項2】 請求項1の破砕装置において、破砕刃は
回転支持側よりも回転先端側の方が大きな扇形に形成さ
れていることを特徴とする破砕装置。 - 【請求項3】 請求項1または2の破砕装置において、
破砕刃の凹凸面は側面に凹溝を刻設することにより形成
されていることを特徴とする破砕装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの破砕装置にお
いて、凹凸面が設けられた破砕刃は放射状の対称位置に
配置されていることを特徴とする破砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11103511A JP2000288415A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11103511A JP2000288415A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 破砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000288415A true JP2000288415A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14355999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11103511A Pending JP2000288415A (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 破砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000288415A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004267820A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Kinki:Kk | 金属類廃棄物の処理方法と処理設備 |
DE102008061580A1 (de) * | 2008-07-25 | 2010-02-04 | Gühring Ohg | Schlagmesser und Mahlvorrichtung zum Zerkleinern von Kakaobohnen mit einem solchen Schlagmesser |
KR101195212B1 (ko) | 2012-02-14 | 2012-10-29 | 김영수 | 충격식 분쇄기용 해머 |
CN103223366A (zh) * | 2013-05-20 | 2013-07-31 | 太仓市意瑞达金属制品有限公司 | 一种破碎机锤头 |
CN103623899A (zh) * | 2013-11-20 | 2014-03-12 | 无锡新利环保生物科技有限公司 | 刀片装置 |
CN103623900A (zh) * | 2013-12-19 | 2014-03-12 | 四川东工电机有限公司 | 一种多功能直带式切碎机 |
CN106423473A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-02-22 | 清远市德容纳米材料科技有限公司 | 一种纳米颗粒生产用的刀具 |
CN107350024A (zh) * | 2017-08-25 | 2017-11-17 | 遵义市永宏金属设备有限公司 | 多级粮食粉碎装置 |
-
1999
- 1999-04-12 JP JP11103511A patent/JP2000288415A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102008061580B4 (de) * | 2008-07-25 | 2010-09-30 | Gühring Ohg | Schlagmesser und Mahlvorrichtung zum Zerkleinern von Kakaobohnen mit solchen Schlagmessern |
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