JP2000287985A - 外科用切除器具 - Google Patents

外科用切除器具

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JP2000287985A
JP2000287985A JP11100358A JP10035899A JP2000287985A JP 2000287985 A JP2000287985 A JP 2000287985A JP 11100358 A JP11100358 A JP 11100358A JP 10035899 A JP10035899 A JP 10035899A JP 2000287985 A JP2000287985 A JP 2000287985A
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tissue
suction
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instrument
vibrator
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JP11100358A
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Katsumi Sasaki
勝巳 佐々木
Shinji Hatta
信二 八田
Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
Takeo Usui
健夫 碓井
Akira Shiga
明 志賀
Masaru Karasawa
勝 唐澤
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Takeaki Nakamura
剛明 中村
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドピースをコードレス及びチューブレス
にして操作性を飛躍的に向上させる。 【解決手段】 ハンドピース2内には外管刃の刃口及び
内管刃の刃口により切断した組織片を吸引源により吸引
し回収する組織回収容器12が第1の吸引路13により
内管と連通して設けられている。また、組織回収容器1
2は第2の吸引路14により組織片を吸引源により吸引
した際に残った液体を回収する吸引瓶15と連通してい
る。また、ハンドピース2内には送水瓶16が設けられ
ており、送水路17によって内管5と外管4の間に形成
された空間に連通し、この空間から先端に送水ができる
ようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外科用切除器具、更
に詳しくはハンドピース部分に特徴のある外科用切除器
具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば関節手術において、一般的
な切開法(開放外科)では比較的大きな切開を必要と
し、切開による外傷が生じると共に、苦痛と運動制限と
を伴い、直るまでに多くの時間を要するという欠点か
ら、関節鏡の観察下で、関節部を切開せずに小さな穿刺
孔を形成し、この穿刺孔に処置用挿入部を挿入して手術
(閉鎖外科)する外科用切除器具が提案されている。
【0003】このような外科用切除器具は先端に切削口
を有する挿入部、把持部からなり、この挿入部の切削口
により病変部を切断し、切断した組織片を挿入部、把持
部内に形成された吸引路を通じて体外に吸引・排出する
ようになっている。このとき、例えば実公平7−337
71号に示されるように、外科用切除器具の吸引路の途
中に組織回収容器を設けて切除片を回収することが可能
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
公平7−33771号の外科用切除器具は吸引源とチュ
ーブで接続され、組織回収容器はこの途中に設けられて
いるため、手術室内での取り回しが制限されていた。つ
まり、チューブの途中に設けられているので、外科用切
除器具を使用している最中に、チューブが術者の周辺を
外科用切除器具と共に移動するので、術者としては手術
に集中することができないという問題点がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ハンドピースをコードレス及びチューブレスに
して操作性を飛躍的に向上させることのできる外科用切
除器具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の外科用切除器具
は、体腔内に挿入する挿入部の先端部に設けられた組織
を切除するための切除手段と、前記挿入部の基端に設け
られた前記切除手段を操作すると共に把持する把持操作
部とを備え、前記挿入部及び前記把持操作部に前記切除
手段により切除した組織を吸引する吸引路を有し、前記
把持操作部に前記吸引路の途中に設けられた前記切除手
段により切除した組織を回収する組織回収器を設けて構
成される。
【0007】本発明の外科用切除器具では、前記把持操
作部に前記吸引路の途中に設けられた前記切除手段によ
り切除した組織を回収する前記組織回収器を設けること
で、把持操作部であるハンドピースをコードレス及びチ
ューブレスにして操作性を飛躍的に向上させることを可
能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0009】図1ないし図3は本発明の一実施の形態に
係わり、図1は外科用切除器具の構成を示す構成図、図
2は図1の挿入部の先端の構成を示す構成図、図3は図
1の組織回収容器の構成を示す構成図である。
【0010】図1に示すように、本実施の形態の外科用
切除器具1は、手元側のハンドピース2と、このハンド
ピース2の先端側に延設された長尺の挿入部3とからな
る。挿入部3は、外管4及び内管5からなる二重管構造
を成しており(図2参照)、外管4はハンドピース2に
固定され、内管5はハンドピース1に内蔵されたバッテ
リ及び駆動モータ(共に図示せず)によって回転するよ
うになっている。
【0011】挿入部3の先端は、詳細には、挿入部3の
先端の断面図である図2(a)及び挿入部3の先端の側
面図である図2(b)に示すように、外管4の先端には
外管刃部4aが連設されており、外管刃部4aの基端は
開口して外管4の内路に連通し、外管刃部4aの先端は
側面に刃口6を有する半球状、弧状の有底部7に形成さ
れている。一方、内管5の先端には内管刃部5aが連設
されており、内管刃部5aの基端は開口して内管5の内
路に連通し、内管刃部5aの先端は開口しており側面に
刃口8を有し、内管刃部5aの先端開口を外管刃部4a
の先端内壁に当接させている。また、内管刃部5aの外
周は、外管刃4部aの内周に嵌合して軸受されていると
共に、この内管刃部5aの後方の内管5と外管4との間
には空間Gが形成されている。
【0012】そして、外管刃部4aの刃口6と内管刃部
5aの刃口8とが一致した状態で外管刃部4aの刃口6
及び内管刃部5aの刃口8内に組織の一部を取り込み、
ハンドピース2に設けられている操作スイッチ11(図
1参照)を操作することにより、駆動モータ(図示せ
ず)が駆動されて内管5が回転し、内管5の回転によっ
て外管刃部4aの刃口6と内管刃部5aの刃口8をかみ
合わせると共に外管刃部4aの刃口6と内管刃部5aの
刃口8を開閉させ外管刃部4aの刃口6及び内管刃部5
aの刃口8内に取り込んだ組織を切断するようになって
いる。
【0013】図1に戻り、上述したように、上記ハンド
ピース2には操作スイッチ11が設けられていて、前記
駆動モータと吸引源(共に図示せず)のオン・オフをす
ることができる。ハンドピース2内には外管刃4aの刃
口6及び内管刃5aの刃口8により切断した組織片を吸
引源により吸引し回収する組織回収容器12が第1の吸
引路13により内管5と連通して設けられている。ま
た、組織回収容器12は第2の吸引路14により組織片
を吸引源により吸引した際に残った液体を回収する吸引
瓶15と連通している。また、ハンドピース2内には送
水瓶16が設けられており、送水路17によって内管5
と外管4の間に形成された空間Gに連通し(図2参
照)、この空間Gから先端に送水ができるようになって
いる。
【0014】図3に示すように、組織回収容器12は、
第1の吸引路13と第2の吸引路14と着脱可能に設け
られており、組織回収容器12内にはネット21が設け
られていて、吸引された組織片がネット21に引っかか
り、他の汚物である液体は吸引瓶15に吸引廃棄される
ようになっている。
【0015】なお、上記組織回収容器12を透明な材料
で構成し、ハンドピース2に設けた窓部(図示せず)か
ら組織回収容器12に回収された組織片の量を確認でき
るようになっている。
【0016】このように本実施の形態では、ハンドピー
ス2内にバッテリ及び駆動モータを設けると共に、ハン
ドピース2内に組織回収容器12、吸引瓶15及び送水
瓶16をを設けたので、ハンドピース2をコードレス及
びチューブレスにすることができ、操作性を飛躍的に向
上させることができる。
【0017】[付記1] (付記項1−1) 前記組織回収器に接続され、前記切
除手段により切除した組織を吸引するための吸引手段を
前記把持操作部の内部または外部に着脱自在に設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の外科用切除器具。
【0018】次に、操作性を飛躍的に向上させることの
できる内視鏡外科手術具について説明する。図4は操作
性を飛躍的に向上させることのできる内視鏡外科手術具
の実施の形態の構成を示す構成図である。
【0019】図4に示すように、本実施の形態の内視鏡
外科手術具101は、内視鏡102と電動処置具103
とからなり、内視鏡102は、細長の挿入部104と、
この挿入部104の後端に形成された操作部105と、
この操作部105の後端に形成された接眼部106と、
操作部106から突設されたライトガイド口金107と
から構成されている。
【0020】このライトガイド口金107の後端にはラ
ンプハウス108の接続口金109が着脱自在で接続で
きるようになっている。また、挿入部104は、その先
端に形成された硬質の先端部110と、この先端部11
0の後端に形成され湾曲自在の湾曲部111と、湾曲部
111の後端から操作部105の前端まで形成された可
撓性を有する可撓管112からなる。
【0021】操作部105には、挿入部104寄りに設
けられた術者が把持する把持部113が形成され、この
把持部113の後端側に湾曲操作レバー114が設けて
あり、この湾曲走査レバー114を回動することによ
り、前記湾曲部111を湾曲することができるようにな
っている。
【0022】また、この操作部105には吸引を行う吸
引ボタン115とこの吸引ボタン115の基端付近から
突出するように吸引口金116とが設けており、吸引口
金116は図示しないチューブを介して吸引装置に接続
される。そして、吸引ボタン115を操作することによ
り、吸引チャンネルに連通する吸引口金116を介して
体液などを吸引することができるようになっている。
【0023】また、操作部105の前端側には電動処置
具103等を挿入する鉗子挿入口117が形成され、こ
の鉗子挿入口117は内部で吸引チャンネルに連通して
いる。この鉗子挿入口117には通常鉗子栓118が取
り付けられている。
【0024】さらに、鉗子挿入口117の裏側には通気
口金119が突設されており、この通気口金119から
内視鏡102内部に空気を送ることができ、内視鏡10
2の水漏れ検査を行うことができるようにしている。
【0025】また、挿入部104内には照明光を導光
(伝送)するライトガイドファイバ(図示せず)が挿通
され、このライトガイドファイバは操作部105内で屈
曲されて、その後端がライトガイド口金107内で固定
されている。
【0026】そして、図4の矢印で示すように、このラ
イトガイド口金107にバッテリ型光源120の接続口
金109を接続することができるようになっており、ラ
ンプハウス108内部に装着された図示しないランプを
発光させた場合には、このランプからの照明光がライト
ガイド口金107のライトガイドファイバの光入射端面
に供給される。
【0027】供給された照明光は、図示はしないが、ラ
イトガイドファイバにより導光され、挿入部104の先
端部110の照明窓に固定された先端面、つまり、光出
射端面から前方に出射され、患部などの被写体を照明す
る。照明された被写体は照明窓に隣接する観察窓に取り
付けた対物レンズにより、その結像位置に光学像を結
ぶ。この結像位置には図示しないイメージガイドファイ
バの先端部が配置され、結像された光学像を接眼部10
6側の端面に伝送する。伝送された光学像は接眼部10
6の接眼窓に取り付けられた接眼レンズを介して拡大観
察することができるようになっている。
【0028】バッテリ型光源120にはバッテリケース
122が設けられ、バッテリケース122内にはバッテ
リ(図示しない)が設けられている。また、バッテリ型
光源120には電源スイッチ123と口金124が設け
られている。
【0029】電動処置具103は、術者の把持する把持
部131と、鉗子挿入口117より内視鏡102内に挿
入される挿入部132と、挿入部132の先端に設けら
れた先端部133と、把持部131の後端に設けられた
接続コード134と、接続コード134の後端に設けら
れたコネクタ135から成る。コネクタ135はバッテ
リ型光源120の口金124に接続することができるよ
うになっている。また、把持部131には先端部133
を開閉させる開閉スイッチ136が設けられている。
【0030】このように本実施の形態の内視鏡外科手術
具101では、バッテリ型光源120により照明光を内
視鏡102に供給すると共に、バッテリ型光源120の
口金124より電動処置具103に電力を供給するの
で、内視鏡102がコードレス化すると共に、電動処置
具103用に特別な電源を要しないので、内視鏡102
及び電動処置具103の操作性を飛躍的に向上させるこ
とができる。
【0031】[付記2] (付記項2−1) 照明光を導光するためのライトガイ
ドファイバと、前記ライトガイドファイバーの入射端に
光を供給する照明ランプと、前記照明ランプを点灯させ
るための電源部とを備え、一端が挿入部先端に開口した
処置用チャンネルを操作部に設けた内視鏡と、前記処置
用チャンネルに挿入して使用する電動処置具とからなる
内視鏡外科手術具において、前記電源部に前記電動処置
具の電力を供給する電力供給手段を設けたことを特徴と
する内視鏡外科手術具。
【0032】次に、操作性を飛躍的に向上させることの
できる医療用組織硬度測定具について説明する。図5及
び図6は操作性を飛躍的に向上させることのできる医療
用組織硬度測定具の実施の形態に係わり、図5は医療用
組織硬度測定具の外観を示す外観図、図6は図5の医療
用組織硬度測定具の構成を示す構成図である。
【0033】図5に示すように、本実施の形態の医療用
組織硬度測定具201は、生体内に挿入される挿入部2
02と、図示しない測定者が把持する手元側の把持部2
03とから構成され、挿入部202の先端側には生体組
織に接触し生体組織の硬さを検知する接触子204が設
けられ、把持部203には接触子204で測定した硬さ
を表示する表示モニタ205及び電源スイッチ206が
設けられている。
【0034】図6(a)に示すように、挿入部202の
先端には略円筒状のケーシング207が設けられてい
る。さらに、このケーシング207の略軸心部には円筒
状の振動子208が配設されている。この振動子208
としては、例えば圧電セラミックが用いられる。
【0035】なお、振動子208は、水晶発振子、磁歪
素子あるいはポリフッカビニリデン(PVDF)でも良
い。
【0036】振動子208は径方向に分極されており、
振動子208の断面図である図6(b)に示すように、
この振動子208の内周面には陽極としての円筒状の第
1電極209、外周面には陰極としての円筒状の第2電
極210がそれぞれ取り付けられている。そして、振動
子208の内外周面の第1電極209、第2電極210
間に時間変動する電圧を印加することにより、振動子2
08は径方向と軸方向に同時に変形する機械的信号、い
わゆる呼吸運動を行うようになっている。さらに、振動
子208の中心部には振動伝達部材211が接着されて
おり、この振動伝達部材211の先端側は軸方向前方に
延設され、振動伝達部材211は患者の体内の生体組織
である被測定物に接触される接触子204に結合されて
いる。
【0037】また、ケーシング207の先端部には保持
穴部207aの内周面にリング状の取り付け溝207b
が形成されている。この取り付け溝207bにはリング
状の弾性部材212が嵌着されている。そして、接触子
204はこの弾性部材212を介してケーシング207
の先端部に軸心方向に移動自在に弾性支持されている。
【0038】また、振動子208の前端部には振動検出
手段である検出素子213が振動子208と同軸的に密
着して設置されている。この検出素子213は振動子2
08の前方の振動の節部近傍に配置されている。なお、
この検出素子213の材料としては振動子208と同様
に、圧電セラミック、水晶発振子などが用いられる。
【0039】検出素子213には陽極としては電極21
4が取り付けられている。そして、この検出素子213
は振動子208に協調して振動することによって、振動
子208の振動の振幅、周波数をモニタするためのセン
サとして作用させることができる。また、検出素子21
3の電極214はアンプ回路215に接続されている。
さらに、このアンプ回路215にはフィルタ回路216
が接続されている。さらに、このフィルタ回路216の
出力には振動子208の第1電極209が接続されてい
る。なお、振動子208の第2電極210は接地されて
いる。
【0040】検出素子213の出力信号はアンプ回路2
15を経てフィルタ回路216に入力される。このフィ
ルタ回路216は、例えばゲイン(信号増幅率)が周波
数に対して変化する周波数帯域を持つバンドパスフィル
タの特性を持っている。なお、フィルタ回路216とし
てはバンドパスフィルタ以外にも、例えばローパスフィ
ルタ、ハイパスフィルタ、ノッチフィルタ、積分回路、
微分回路。ピーキング回路等、ゲインが周波数に対して
変化する周波数帯域を持つ回路であればよい。さらに、
フィルタ回路216の出力は再び振動子208に入力さ
れ、振動子208の駆動信号になる。すなわち、振動子
208、検出素子213、アンプ回路215、フィルタ
回路216にて帰還ループによる自励発振閉回路220
が形成されている。
【0041】この自励発振閉回路220によって振動子
208、検出素子213、振動伝達部材211、接触子
204からなる機械的振動系221全体を一体的に機械
的な共振状態で振動させるようになっている。この時、
振動子208の後端部及び接触子204の先端部が振動
の腹部となり、検出素子213の位置が振動の節部とな
る定在波振動が発生するように設定されている。
【0042】また、フィルタ回路216には硬さ情報検
出手段としての電圧測定装置222、周波数測定装置2
23がそれぞれ接続されている。そして、動作中の自励
発振閉回路220の電圧及び周波数はフィルタ回路21
6からの出力信号に基づいて電圧測定装置222及び周
波数測定装置223によってそれぞれモニタすることが
できる。そのモニタされた信号は把持部203に設けら
れた表示モニタ205に表示することができる。
【0043】また、前記の各回路への電力を供給するた
めのバッテリ225は把持部203に設けられている。
【0044】このように構成された本実施の形態では、
把持部203に設けられたバッテリ225により電力が
供給され、自励発振閉回路220によって振動子20
8、検出素子213、振動伝達部材211、接触子20
4からなる機械的振動系221全体を一体的に機械的な
共振状態で振動させ、接触子204を自励発振した周波
数で振動させ、電圧測定装置222及び周波数測定装置
223によって接触した組織が持っている固有の共振周
波数と検出素子213が検出した周波数のずれを検出
し、表示モニタ205に共振周波数を表示することで、
組織の硬さを検知し組織が正常か異常(例えば癌)かど
うかを識別することを可能とする。
【0045】したがって、本実施の形態では、バッテリ
を把持部203に設けることで、操作性を飛躍的に向上
させると共に、組織の状態をリアルタイムで測定でき
る。
【0046】[付記3] (付記項3−1) 被測定物の生体組織に接触される接
触手段と、前記接触手段を振動を発生させる振動子と、
前記振動子を共振周波数で振動させるための発振回路
と、前記振動子を共振周波数で振動させた時の周波数の
変化量を検出し前記被測定物の硬さを得る硬さ検出手段
と、前記接触手段を保持するプローブ本体とを設けた医
療用組織硬度測定具において、前記プローブ本体内に、
前記振動子と前記発振回路とに電力を供給する電源と、
前記被測定物の硬さ情報を表示する表示部とを設けたこ
とを特徴とする医療用組織硬度測定具。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明の外科用切除
器具によれば、把持操作部に吸引路の途中に設けられた
切除手段により切除した組織を回収する組織回収器を設
けたので、把持操作部であるハンドピースをコードレス
及びチューブレスにして操作性を飛躍的に向上させるが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の外科用切除器具の構成
を示す構成図
【図2】図1の挿入部の先端の構成を示す構成図
【図3】図1の組織回収容器の構成を示す構成図
【図4】操作性を飛躍的に向上させることのできる内視
鏡外科手術具の実施の形態の構成を示す構成図
【図5】操作性を飛躍的に向上させることのできる医療
用組織硬度測定具の実施の形態の外観を示す外観図
【図6】図5の医療用組織硬度測定具の構成を示す構成
【符号の説明】
1…外科用切除器具 2…ハンドピース 3…挿入部 4…外管 4a…外管刃部 5…内管 5a…内管刃部 6、8…刃口 7…有底部 11…操作スイッチ 12…組織回収容器 13…第1の吸引路 14…第2の吸引路 15…吸引瓶 16…送水瓶 17…送水路 21…ネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 櫻井 友尚 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 碓井 健夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 志賀 明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 唐澤 勝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 AA04 EE21 FF19 FF23 GG22 GG24 GG38 4C061 AA25 CC04 DD03 GG15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入する挿入部の先端部に設け
    られた組織を切除するための切除手段と、 前記挿入部の基端に設けられた前記切除手段を操作する
    と共に把持する把持操作部とを備え、 前記挿入部及び前記把持操作部に前記切除手段により切
    除した組織を吸引する吸引路を有し、前記把持操作部に
    前記吸引路の途中に設けられた前記切除手段により切除
    した組織を回収する組織回収器を設けたことを特徴とす
    る外科用切除器具。
  2. 【請求項2】 前記組織回収器の外周の少なくとも一部
    が透明であることを特徴とする請求項1に記載の外科用
    切除器具。
  3. 【請求項3】 前記組織回収器が前記把持操作部の内部
    または外部に着脱自在に設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の外科用切除器具。
JP11100358A 1999-04-07 1999-04-07 外科用切除器具 Withdrawn JP2000287985A (ja)

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