JP2592472B2 - 外科用切除器具 - Google Patents
外科用切除器具Info
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- JP2592472B2 JP2592472B2 JP62305381A JP30538187A JP2592472B2 JP 2592472 B2 JP2592472 B2 JP 2592472B2 JP 62305381 A JP62305381 A JP 62305381A JP 30538187 A JP30538187 A JP 30538187A JP 2592472 B2 JP2592472 B2 JP 2592472B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
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- A61B17/16—Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
- A61B17/1613—Component parts
- A61B17/1631—Special drive shafts, e.g. flexible shafts
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B2217/00—General characteristics of surgical instruments
- A61B2217/002—Auxiliary appliance
- A61B2217/005—Auxiliary appliance with suction drainage system
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は関節腔内の半月板等を切除するための外科用
切除器具に関する。
切除器具に関する。
［従来の技術］ 従来、関節手術は、主として切開法（開放外科）によ
って行なわれていた。例えば、一般的な関節の手術にお
いては、膝蓋骨上の腫瘍を切除したり、膝関節から破損
した軟骨、骨等を切除すること等であるが、これらの手
術は、比較的大きな切開を必要としていた。このため、
切開による外傷を生じ、苦痛と運動制限とを伴い、完治
までに多くの時間を要するという欠点を有していた。
って行なわれていた。例えば、一般的な関節の手術にお
いては、膝蓋骨上の腫瘍を切除したり、膝関節から破損
した軟骨、骨等を切除すること等であるが、これらの手
術は、比較的大きな切開を必要としていた。このため、
切開による外傷を生じ、苦痛と運動制限とを伴い、完治
までに多くの時間を要するという欠点を有していた。
そこで近年、関節鏡（内視鏡）の観察のもとで、関節
を切開しないで、この関節に小さな穿刺孔を形成し、こ
の穿刺孔に挿入部を挿入して手術する外科用切除器具が
提案されている。例えば、特願昭60−40840号の如く、
切除器具先端で切除した組織を吸引する場合は、切除器
具の操作部本体（ハンドル部）の側面から吸引チューブ
で本体の外に出していた。
を切開しないで、この関節に小さな穿刺孔を形成し、こ
の穿刺孔に挿入部を挿入して手術する外科用切除器具が
提案されている。例えば、特願昭60−40840号の如く、
切除器具先端で切除した組織を吸引する場合は、切除器
具の操作部本体（ハンドル部）の側面から吸引チューブ
で本体の外に出していた。
［発明が解決しようとする問題点］ その為に、術者が手術中操作する際に、上記吸引チュ
ーブが邪魔になり、手術を行いにくいという欠点を有す
る。
ーブが邪魔になり、手術を行いにくいという欠点を有す
る。
また吸引通路を操作部本体の中を通して本体の後から
吸引チューブで出す方法もあるが、本体の中には回転駆
動手段が収納してあり、その手段の横を吸引通路を通す
ことが必要となり、本体が太くなりすぎ、操作性が悪く
なる。
吸引チューブで出す方法もあるが、本体の中には回転駆
動手段が収納してあり、その手段の横を吸引通路を通す
ことが必要となり、本体が太くなりすぎ、操作性が悪く
なる。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、手
術中に吸引チューブが邪魔になることなく、また操作部
が太くなりすぎることなく操作性の良い外科用切除器具
を提供することを目的とする。
術中に吸引チューブが邪魔になることなく、また操作部
が太くなりすぎることなく操作性の良い外科用切除器具
を提供することを目的とする。
［問題点を解決する手段及び作用］ 本発明による外科用切除器具は、挿入部先端に設けた
切刃を、操作部内に設けた駆動モータによって駆動し、
且つ前記切刃によって切除した組織を吸引する吸引路
を、挿入部内と操作部内に設けた外科用切除器具におい
て、 前記駆動モータの駆動軸を中空駆動軸とし、前記吸引
路を、その中空駆動軸内に設置したことを特徴とするも
のであって、操作部を殆んど太くすることなく吸引チュ
ーブを操作部の後から延出できるようにして、操作の邪
魔にならない外科用切除器具を実現している。
切刃を、操作部内に設けた駆動モータによって駆動し、
且つ前記切刃によって切除した組織を吸引する吸引路
を、挿入部内と操作部内に設けた外科用切除器具におい
て、 前記駆動モータの駆動軸を中空駆動軸とし、前記吸引
路を、その中空駆動軸内に設置したことを特徴とするも
のであって、操作部を殆んど太くすることなく吸引チュ
ーブを操作部の後から延出できるようにして、操作の邪
魔にならない外科用切除器具を実現している。
［実施例］ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第１図ないし第３図は本発明の第１実施例に係り、第
１図は第１実施例の縦断面図、第２図は第１図のＡ−
Ａ′線断面図、第３図は第１実施例の使用例を示す説明
図である。
１図は第１実施例の縦断面図、第２図は第１図のＡ−
Ａ′線断面図、第３図は第１実施例の使用例を示す説明
図である。
第１図に示すように第１実施例の外科用切除器具１
は、細径の挿入部２と、この挿入部２の後端に連接した
操作部３と、この操作部３の後端部から延出した中空ケ
ーブル４とから構成される。
は、細径の挿入部２と、この挿入部２の後端に連接した
操作部３と、この操作部３の後端部から延出した中空ケ
ーブル４とから構成される。
上記挿入部２は、硬性の外チューブ５と、この外チュ
ーブ５に嵌合して移転可能な硬性の第１の回転チューブ
６とから構成されている。
ーブ５に嵌合して移転可能な硬性の第１の回転チューブ
６とから構成されている。
上記外チューブ５の先端側には側面の一部を切欠きそ
の切欠き部分の縁部を鋭利にして外切削刃７が形成さ
れ、また回転駆動される第１の回転チューブ６における
前記外切削刃７の内側で回転される先端側の側面の一部
を切欠き、その切欠いた部分の縁部を鋭利にして内切削
刃８が形成され、これら２つの切削刃7,8がかみ合って
体腔内の組織を切除できるようにしてある。
の切欠き部分の縁部を鋭利にして外切削刃７が形成さ
れ、また回転駆動される第１の回転チューブ６における
前記外切削刃７の内側で回転される先端側の側面の一部
を切欠き、その切欠いた部分の縁部を鋭利にして内切削
刃８が形成され、これら２つの切削刃7,8がかみ合って
体腔内の組織を切除できるようにしてある。
上記外チューブ５の基部側は、円筒状本体カバー９の
前端側のねじ10に螺合するねじ部を設けた外チューブ固
定カバー11における段差状の細径部に嵌入され、半田付
け又はろう付けで固着されている。
前端側のねじ10に螺合するねじ部を設けた外チューブ固
定カバー11における段差状の細径部に嵌入され、半田付
け又はろう付けで固着されている。
上記本体カバー９の内側には、上記回転チューブ６を
回転駆動する超音波モータユニット12が配置してある。
回転駆動する超音波モータユニット12が配置してある。
この超音波モータユニット12は、外側の本体カバー９
に固定される支持枠13と、この支持枠13の円筒の外周を
切欠き、細径外周部に嵌装した円環状の圧電体14と、こ
の圧電体14と接触する状態で前記支持枠13の細径外周部
に嵌装された円環状のステータ振動子15と、このステー
タ振動子15に接触し、回転駆動するロータ部16とから構
成される。
に固定される支持枠13と、この支持枠13の円筒の外周を
切欠き、細径外周部に嵌装した円環状の圧電体14と、こ
の圧電体14と接触する状態で前記支持枠13の細径外周部
に嵌装された円環状のステータ振動子15と、このステー
タ振動子15に接触し、回転駆動するロータ部16とから構
成される。
上記ロータ部16の内周面には第２図に示すように凹凸
部を設けて、係合ギヤ17と係合している。この係合ギヤ
17は、その内側の硬性の第２の回転チューブ18に固着さ
れているので、上記ロータ部16の回転は、係合ギヤ17を
介して第２の回転チューブ18を回転駆動する。また、こ
の第２の回転チューブ18は、上記係合ギヤ17の前部にお
いて、第１の回転チューブ６と半田付け又はろう付けで
固着されている。従って、上記第２の回転チューブ18が
回転されると、第１の回転チューブ６も回転される。
部を設けて、係合ギヤ17と係合している。この係合ギヤ
17は、その内側の硬性の第２の回転チューブ18に固着さ
れているので、上記ロータ部16の回転は、係合ギヤ17を
介して第２の回転チューブ18を回転駆動する。また、こ
の第２の回転チューブ18は、上記係合ギヤ17の前部にお
いて、第１の回転チューブ６と半田付け又はろう付けで
固着されている。従って、上記第２の回転チューブ18が
回転されると、第１の回転チューブ６も回転される。
上記第１の回転チューブ６と連結された第２の回転チ
ューブ18はその後端側が本体カバー９より後方に突出
し、この本体カバー９に螺着される後蓋19の内周に嵌合
している。この後蓋19には中空部が設けてあり、この後
蓋19の後端に取付けた中空ケーブル４の中空部と連通し
て、第１の回転チューブ６、第２の回転チューブ18の中
空部とも連通し、これら中空部で吸引路21が形成されて
いる。
ューブ18はその後端側が本体カバー９より後方に突出
し、この本体カバー９に螺着される後蓋19の内周に嵌合
している。この後蓋19には中空部が設けてあり、この後
蓋19の後端に取付けた中空ケーブル４の中空部と連通し
て、第１の回転チューブ６、第２の回転チューブ18の中
空部とも連通し、これら中空部で吸引路21が形成されて
いる。
尚、上記後蓋19の内周面には周溝を形成し、Ｏリング
22が収納され、回転駆動される第２の回転カバー18と当
接してシール機能を持たせてある。
22が収納され、回転駆動される第２の回転カバー18と当
接してシール機能を持たせてある。
又、上記中空ケーブル４は、後蓋19の口金部に嵌装さ
れ、ケーブル止め23で固着してある。
れ、ケーブル止め23で固着してある。
尚、上記外チューブ５と、第１の回転チューブ６とは
操作部３から着脱可能である。この場合、外チューブ５
は外チューブ固定カバー11に固着されており、また第１
の回転チューブ６と係合ギヤ17と第２の回転チューブ18
とは一体化されている。
操作部３から着脱可能である。この場合、外チューブ５
は外チューブ固定カバー11に固着されており、また第１
の回転チューブ６と係合ギヤ17と第２の回転チューブ18
とは一体化されている。
しかして、外チューブ固定カバー11を本体カバー９か
ら螺合を解いて取り外すことにより、この外チューブ固
定カバー11と共に外チューブ５を操作部３から取り外す
ことができる。また、その後に第１の回転チューブ６を
引き抜くことにより、操作部３から第１の回転チューブ
６側を取り外すことができる。
ら螺合を解いて取り外すことにより、この外チューブ固
定カバー11と共に外チューブ５を操作部３から取り外す
ことができる。また、その後に第１の回転チューブ６を
引き抜くことにより、操作部３から第１の回転チューブ
６側を取り外すことができる。
従って、切削等を繰り返した場合、外切削刃７とか内
切削刃８の刃先の切削機能が低下した場合容易に交換で
きる。
切削刃８の刃先の切削機能が低下した場合容易に交換で
きる。
尚、上記吸引路21と連通する中空ケーブル４は第３図
に示すように吸引・回収装置24に接続される。
に示すように吸引・回収装置24に接続される。
また、上記中空ケーブル４内には、超音波モータユニ
ット12の圧電体14と接続されたリード線束（図示略）が
通してあり、このリード線束は、例えばケーブル４の端
部から延出され電源部26に接続される。上記圧電体14の
非アース側の電極は、放射状に多数の電極が設けてあ
り、電源部26から交流電圧が印加される。この場合、多
数の電極に対しては位相をずらした交流電圧を順次印加
して圧電振動した場合の腹がリングを一方に回転するよ
うに移動することにより、ステータ振動子15を介してロ
ータ部16は回転する。この超音波モータの詳しい説明
は、例えば特開昭61−106126号に記載されている。尚、
電源部26には、その電源をオン，オフできるフットスイ
ッチ27が延出されている。
ット12の圧電体14と接続されたリード線束（図示略）が
通してあり、このリード線束は、例えばケーブル４の端
部から延出され電源部26に接続される。上記圧電体14の
非アース側の電極は、放射状に多数の電極が設けてあ
り、電源部26から交流電圧が印加される。この場合、多
数の電極に対しては位相をずらした交流電圧を順次印加
して圧電振動した場合の腹がリングを一方に回転するよ
うに移動することにより、ステータ振動子15を介してロ
ータ部16は回転する。この超音波モータの詳しい説明
は、例えば特開昭61−106126号に記載されている。尚、
電源部26には、その電源をオン，オフできるフットスイ
ッチ27が延出されている。
このように構成された第１実施例を用いて体腔内、例
えば関節腔内の対象組織を切除する動作を第３図を参照
して以下に説明する。
えば関節腔内の対象組織を切除する動作を第３図を参照
して以下に説明する。
第３図に示すように目的とする部位、例えば膝関節内
の対象組織を切除するには、膝部31に外科用切除器具１
の挿入部２を挿入する小孔をトラカール等の穿刺操作に
よって設けてトラカール等を介して又は直接挿入部２を
挿入する。又、この挿入部２の挿入前に、関節腔内を観
察しながら対象素質の切除手段が行えるように、照明及
び観察光学系が配設された関節鏡32の挿入部33をトラカ
ール等の穿刺操作によって関節腔内に挿入し、この関節
鏡32の接眼部より直接又は該接眼部に装着したテレビカ
メラ34によって撮影した映像を表示する表示装置35に関
節腔内及び該腔内に挿入された上記外科用切除器具１の
挿入部２を観察できる状態にする。さらに、関節腔内を
膨ませ切除手術が容易なように生理的食塩水を制御され
た水圧で給水源36から関節腔内に穿刺した給水管37を経
て該関節腔内に供給できる状態にする。一方、外科用切
除器具１の手元側操作部３の後端から延出した中空ケー
ブル４を吸引・回収装置24に接続し、且つリード線を交
流電源部26に接続し、圧電体14に振動電圧を印加できる
ようにする。
の対象組織を切除するには、膝部31に外科用切除器具１
の挿入部２を挿入する小孔をトラカール等の穿刺操作に
よって設けてトラカール等を介して又は直接挿入部２を
挿入する。又、この挿入部２の挿入前に、関節腔内を観
察しながら対象素質の切除手段が行えるように、照明及
び観察光学系が配設された関節鏡32の挿入部33をトラカ
ール等の穿刺操作によって関節腔内に挿入し、この関節
鏡32の接眼部より直接又は該接眼部に装着したテレビカ
メラ34によって撮影した映像を表示する表示装置35に関
節腔内及び該腔内に挿入された上記外科用切除器具１の
挿入部２を観察できる状態にする。さらに、関節腔内を
膨ませ切除手術が容易なように生理的食塩水を制御され
た水圧で給水源36から関節腔内に穿刺した給水管37を経
て該関節腔内に供給できる状態にする。一方、外科用切
除器具１の手元側操作部３の後端から延出した中空ケー
ブル４を吸引・回収装置24に接続し、且つリード線を交
流電源部26に接続し、圧電体14に振動電圧を印加できる
ようにする。
このような設定状態で術者は関節鏡32により、又は表
示装置35により関節腔内及び切除器具１の挿入部２先端
部を観察しながら、挿入部２先端の外切削刃７を半月板
等の切除対象組織に当接させ、この状態で電源部26から
延出されたフットスイッチ27をオンして超音波モータユ
ニット12を駆動して、外チューブ５の内側の回転チュー
ブ６側を回転し、その先端に取付けた内切削刃８を回転
する。
示装置35により関節腔内及び切除器具１の挿入部２先端
部を観察しながら、挿入部２先端の外切削刃７を半月板
等の切除対象組織に当接させ、この状態で電源部26から
延出されたフットスイッチ27をオンして超音波モータユ
ニット12を駆動して、外チューブ５の内側の回転チュー
ブ６側を回転し、その先端に取付けた内切削刃８を回転
する。
この内切削刃８の回転により、外切削刃７を押し付け
た部位に対し、この外切削刃７の内側に入り込んだ組織
部分が回転される内切削刃８により切除される。しかし
て、切除された組織片は、吸引路21の中で吸引され、中
空ケーブル４側の通り、吸引・回収装置24に回収され
る。
た部位に対し、この外切削刃７の内側に入り込んだ組織
部分が回転される内切削刃８により切除される。しかし
て、切除された組織片は、吸引路21の中で吸引され、中
空ケーブル４側の通り、吸引・回収装置24に回収され
る。
尚、第３図中符号42は光源装置、43はライトガイドケ
ーブル、44はテレビカメラのケーブルを示す。
ーブル、44はテレビカメラのケーブルを示す。
上記第１実施例によれば、第１図に示すように、吸引
路21は先端部以外では曲がっていないので、切除された
組織がつまることなく外部に排出できる。また、この吸
引路21が超音波モータユニット12の中心を挿通している
ので、操作部３が太くならず手に持った場合の操作が容
易である。また、吸引路21が操作部３の側面から突出し
ていないで、後端から突出させてあるので、操作する場
合、邪魔にならず、操作し易い。
路21は先端部以外では曲がっていないので、切除された
組織がつまることなく外部に排出できる。また、この吸
引路21が超音波モータユニット12の中心を挿通している
ので、操作部３が太くならず手に持った場合の操作が容
易である。また、吸引路21が操作部３の側面から突出し
ていないで、後端から突出させてあるので、操作する場
合、邪魔にならず、操作し易い。
第４図は本発明の第２実施例の外科用切除器具51を示
す。
す。
この第２実施例は、上記第１実施例と異る部分はモー
タの回転力を回転チューブ52（第１実施例の第１の回転
チューブ６に相当する。）に伝達する部分である。
タの回転力を回転チューブ52（第１実施例の第１の回転
チューブ６に相当する。）に伝達する部分である。
超音波モータユニット53におけるロータ部54は、回転
チューブ連結部材55に固着され、ロータ部54と回転チュ
ーブ連結部材55とは一体的に回転する。この回転チュー
ブ連結部材55の内側に、第５図に示す形状の係合部材56
が固着されている。
チューブ連結部材55に固着され、ロータ部54と回転チュ
ーブ連結部材55とは一体的に回転する。この回転チュー
ブ連結部材55の内側に、第５図に示す形状の係合部材56
が固着されている。
上記係合部材56の前端側は、第５図に示すように突起
57,57が設けてあり、一方、硬性の回転チューブ52の基
部側端部には第６図に示すようなすり割り58,58が設け
てあり、前記突起57,57を係入できる形状にしてある。
上記係合部材56と回転チューブ52とは上記突起57,57及
びすり割り58,58とによる噛み合いにより回転力を伝達
する機構を形成している。
57,57が設けてあり、一方、硬性の回転チューブ52の基
部側端部には第６図に示すようなすり割り58,58が設け
てあり、前記突起57,57を係入できる形状にしてある。
上記係合部材56と回転チューブ52とは上記突起57,57及
びすり割り58,58とによる噛み合いにより回転力を伝達
する機構を形成している。
尚、上記回転チューブ連結部材55の前端側には拡径に
して回転チューブ52との間にシールリング59を介装して
ある。
して回転チューブ52との間にシールリング59を介装して
ある。
又、この実施例では、圧電体14に接続したリード線6
1,61,…は、例えば絶縁性の支持枠62の後端のリング状
の接点63,63,…（図示では２個示す。）に接続され、一
方、ケーブル４内を挿通され、さらに後蓋64内を通した
リード線65,65,…は後蓋64の前端のリング状接点66,66,
…（図示では２個示している。）に接続してある。しか
して、後蓋64本体カバー８に螺着した場合の回転位置に
よらず、対向する各接点63,66を導通できるようにして
ある。尚、例えば接点66側を板ばね状にして確実に電気
的接続を行えるようにしている。その他の構造は上記第
１実施例と同様であり、その動作も同様である。また、
この第２実施例の効果は上記第１実施例と同様であり、
さらに回転チューブ52が第１実施例の場合よりも短いの
で、着脱操作を行う場合着脱し易い。
1,61,…は、例えば絶縁性の支持枠62の後端のリング状
の接点63,63,…（図示では２個示す。）に接続され、一
方、ケーブル４内を挿通され、さらに後蓋64内を通した
リード線65,65,…は後蓋64の前端のリング状接点66,66,
…（図示では２個示している。）に接続してある。しか
して、後蓋64本体カバー８に螺着した場合の回転位置に
よらず、対向する各接点63,66を導通できるようにして
ある。尚、例えば接点66側を板ばね状にして確実に電気
的接続を行えるようにしている。その他の構造は上記第
１実施例と同様であり、その動作も同様である。また、
この第２実施例の効果は上記第１実施例と同様であり、
さらに回転チューブ52が第１実施例の場合よりも短いの
で、着脱操作を行う場合着脱し易い。
尚、上述の各実施例では、超音波モータユニットを用
いて駆動モータを形成してあるが、本発明はこれに限定
されるものでなく、電磁力による普通の電磁モータで
も、超音波リニアモータでも、エア回転モータでもとに
かくその駆動軸を中空にしたものであれば良い。
いて駆動モータを形成してあるが、本発明はこれに限定
されるものでなく、電磁力による普通の電磁モータで
も、超音波リニアモータでも、エア回転モータでもとに
かくその駆動軸を中空にしたものであれば良い。
また、挿入部は曲がっていても良いし、回転チューブ
はフレキシブルタイプでも良い。
はフレキシブルタイプでも良い。
さらに、切削刃は回転チューブの側面でなくて、回転
チューブの先端端部に設けたものでも良い。
チューブの先端端部に設けたものでも良い。
［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、駆動モータの駆動
軸を中空にして吸引路を形成しているので、吸引チュー
ブが操作の邪魔になることがないし、操作部が太くなり
すぎることがなく、操作性が良い。また、吸引路を操作
部内で真すぐにできるので、吸引した組織がつまること
なく排出できる。
軸を中空にして吸引路を形成しているので、吸引チュー
ブが操作の邪魔になることがないし、操作部が太くなり
すぎることがなく、操作性が良い。また、吸引路を操作
部内で真すぐにできるので、吸引した組織がつまること
なく排出できる。
第１図ないし第３図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の構造を示す縦断面図、第２図は第１図
のＡ−Ａ′線断面図、第３図は第１実施例の使用例を示
す説明図、第４図は本発明の第２実施例の構造を示す縦
断面図、第５図は係合部材の形状を示す斜視図、第６図
は回転チューブの後端側を示す斜視図である。 １……外科用切除器具、２……挿入部 ３……操作部、４……中空ケーブル ５……外チューブ ６……第１の回転チューブ ７……外切削刃、８……内切削刃 ９……本体カバー 12……超音波モータユニット 13……支持枠、14……圧電体 15……ステータ振動部、16……ロータ部 17……係合ギヤ 18……第２の回転チューブ 21……中空路
図は第１実施例の構造を示す縦断面図、第２図は第１図
のＡ−Ａ′線断面図、第３図は第１実施例の使用例を示
す説明図、第４図は本発明の第２実施例の構造を示す縦
断面図、第５図は係合部材の形状を示す斜視図、第６図
は回転チューブの後端側を示す斜視図である。 １……外科用切除器具、２……挿入部 ３……操作部、４……中空ケーブル ５……外チューブ ６……第１の回転チューブ ７……外切削刃、８……内切削刃 ９……本体カバー 12……超音波モータユニット 13……支持枠、14……圧電体 15……ステータ振動部、16……ロータ部 17……係合ギヤ 18……第２の回転チューブ 21……中空路
Claims (1)
- 【請求項１】挿入部先端に設けた切刃を、操作部内に設
けた駆動モータによって駆動し、且つ前記切刃によって
切除した組織を吸引する吸引路を、挿入部内と操作部内
に設けた外科用切除器具において、 前記駆動モータの駆動軸を中空駆動軸とし、前記吸引路
を、その中空駆動軸内に設置したことを特徴とする外科
用切除器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62305381A JP2592472B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 外科用切除器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62305381A JP2592472B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 外科用切除器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01145052A JPH01145052A (ja) | 1989-06-07 |
| JP2592472B2 true JP2592472B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=17944435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62305381A Expired - Fee Related JP2592472B2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 外科用切除器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592472B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7338733B2 (en) | 2002-04-30 | 2008-03-04 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Battery pack |
| CN113796933A (zh) * | 2021-10-12 | 2021-12-17 | 北京派尔特医疗科技股份有限公司 | 一种超声刀 |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP62305381A patent/JP2592472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01145052A (ja) | 1989-06-07 |
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