JP2000287106A - 画像表示装置付きカメラ - Google Patents

画像表示装置付きカメラ

Info

Publication number
JP2000287106A
JP2000287106A JP11093738A JP9373899A JP2000287106A JP 2000287106 A JP2000287106 A JP 2000287106A JP 11093738 A JP11093738 A JP 11093738A JP 9373899 A JP9373899 A JP 9373899A JP 2000287106 A JP2000287106 A JP 2000287106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
display
dsc
command
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11093738A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Iwai
文雄 岩井
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11093738A priority Critical patent/JP2000287106A/ja
Publication of JP2000287106A publication Critical patent/JP2000287106A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチセルフ撮影モードやインターバル撮影モ
ードなど、連続的に画像を取り込む撮影モードにおいて
取得される複数の画像を撮影後に容易に確認することが
できるカメラを提供する。 【解決手段】マルチセルフモードでは複数コマ分の画像
取得が予定されるため、当該モードに設定された際にカ
メラの液晶モニタの画面に分割線202が表示され、分
割画面が形成される。2ショットセルフの場合、1ショ
ット目の画像が取得されると、画面上段の領域に1ショ
ット目の撮影画像がフリーズ表示される。続いて、2シ
ョット目の画像が取得されると、画面下段の領域に2シ
ョット目の撮影画像がフリーズ表示される。こうして、
2ショット分のセルフ撮影が終了した時点で2コマの画
像が同時表示され、その表示状態が一定時間以上保持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置付きカ
メラに係り、特にデジタルカメラなど撮像素子を介して
撮影した画像を表示するための画像表示装置を有するカ
メラにおける連続撮影モード時の画像表示制御技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】被写体像を撮影レンズを通して銀塩フイ
ルムに写し込む第1の光学系と、被写体像をCCD等の
撮像素子を用いて撮像し、光学像を電子画像データに変
換して取り込む第2の光学系とを有する銀塩・電子スチ
ル写真両用カメラが提案されている(特開平9−269
545号公報、特開平9−311378号公報)。
【0003】この種の複合カメラでは液晶モニタなどの
画像表示装置を有し、フイルムに写し込まれる被写体像
と同等の静止画を液晶表示器(LCD)に再生表示する
ことができる。また、デジタルスチルカメラの分野では
複数コマを自動的に連続撮影し得るマルチセルフ撮影機
能やインターバル撮影機能を備えたカメラが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マルチセルフ機能を有したカメラでは、マルチセルフモ
ードで撮影した場合でも、各ショット毎に撮影した画像
を液晶モニタ等に表示している。このように連続する撮
影においても各ショット毎に表示画像が切り替わるた
め、一連の撮影済み画像を連続的に確認することができ
ないという欠点がある。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、マルチセルフ撮影モードやインターバル撮影モ
ードなど、連続的に画像を取り込む撮影モードにおいて
取得される複数の画像を撮影後に容易に確認することが
できるカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
るために、撮像素子と、該撮像素子によって光電変換さ
れた被写体像を示す画像信号に基づいて被写体像を示す
画像を表示する画像表示装置と、を備えたカメラにおい
て、前記カメラは複数の静止画像を連続的に取り込む連
続撮影モードを有し、前記連続撮影モードで取得される
画像数に応じて前記画像表示装置の画面を二以上の領域
に分割し、前記連続撮影モードによる撮影後に、当該モ
ードで取得した複数シーンの撮影画像を前記画面上に同
時に表示させる表示制御手段を備えていることを特徴と
している。
【0007】本発明によれば、連続撮影モードで撮影し
た場合、当該モードで取得した一連の画像が撮影終了後
に画像表示装置の画面上に多画面表示される。これによ
り、ユーザは撮影後に連続的な画像を確認することがで
きる。
【0008】本発明は、デジタルスチルカメラに適用さ
れるのみならず、被写体像を写真フイルムに結像させる
第1の光学系と、被写体像を撮像素子の受光面に結像さ
せる第2の光学系と、を有する複合カメラに適用するこ
とも可能である。
【0009】前記連続撮影モードには、例えば、2ショ
ット以上を連続撮影するマルチセルフ撮影モードや、一
定時間間隔毎に撮影を行うインターバル撮影モード、あ
るいは連写モードなどがある。特に、マルチセルフ撮影
モードの場合、設定されるショット数に応じて前記画像
表示装置の画面が分割され、マルチセルフ撮影モードで
取得される一連の画像が前記分割された画面に表示され
る。
【0010】また、本発明の他の態様によれば、前記画
像表示装置付きカメラにおいて、撮影開始指示の受入に
呼応して1シーンの画像を取り込む通常の撮影モードに
よる撮影後に、当該シーンの撮影画像を静止画として前
記画像表示装置に一定時間表示させる時間よりも、前記
連続撮影モードによる撮影後に、複数シーンの撮影画像
を前記画像表示装置に表示させる時間のほうが長く設定
されていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る画像表示装置付きカメラの好ましい実施の形態につい
て詳説する。 〔複合カメラの外観及び全体構成〕図1は本発明に係る
画像表示装置付きカメラの実施の形態を示す正面図であ
る。このカメラは24mm新写真システム(以下APS
と略す)対応の銀塩フイルムを用いて光学像を記録する
いわゆる銀塩カメラとしての機能と、CCD固体撮像素
子(以下、CCDという)を用いて光学像を電子画像デ
ータに変換してこれを機械読取可能な記録媒体に記録す
るデジタルスチルカメラ(以下、DSCという)として
の機能とが複合的に結合されてなる複合カメラである。
【0012】複合カメラ10の正面中央部には光学像を
銀塩写真フイルム面に導くための撮影レンズ(以下、A
PS撮影レンズ12)が設けられ、このAPS撮影レン
ズ12の右上方には、DSCで用いるCCDの受光面に
被写体像を結像させるDSC撮影レンズ14とが備えら
れている。APS撮影レンズ12の上方にはファインダ
窓16、AF受光部17、及びAF投光部18が配置さ
れる。また、符号22は被写体に向かって光を当てて、
撮影時の光量を補助するための発光源であるストロボ
窓、23はストロボ調光センサ、24は被写体の輝度を
測定するための測光窓である。
【0013】複合カメラ10の上面には撮影時にシャッ
ターの開閉を開始するためのレリーズボタン(撮影開始
指示部材に相当)30が設けられ、その半押し操作で前
記測光窓24を通して被写体の輝度の測定が行われると
ともに、前記AF投光部18から赤外線を投光して被写
体から反射した赤外線をAF受光部17で受光すること
により測距が行われ、この測距した距離データに基づい
て自動でピント合わせが行われる。
【0014】図2は複合カメラ10の背面図である。カ
メラ10の背面には、主にAPSカメラ部の各種のモー
ドや状態、時計、バッテリー残量、フイルムの使用状況
等の情報を表示するためのAPS表示部32と、光学式
ファインダーの接眼部34と、DSC機能によって取得
した画像や各種情報を表示する液晶モニタ40(液晶フ
ァインダ)とが設けられている。液晶モニタ40はヒン
ジ42を介して適度なフリクションのもとにカメラ本体
に回動自在に取り付けられており、液晶モニタ40の表
示面の向きを調節することにより、複合カメラ10の背
面からも前面からも液晶モニタ40に映し出された映像
を確認することができるようになっている。この液晶モ
ニタ40にはフイルムに写し込まれる被写体像と同等の
画像が表示されるとともに、光学ファインダーを通し観
察されるファインダー像と同等の映像が表示されるよう
になっている。
【0015】複合カメラ10の背面には各種の操作キー
が配置されており、具体的には、APSフイルムの強制
巻き戻しを行うためのRW(巻き戻し)スイッチ43、
前記液晶モニタ40の表示(モード)を切り換えるため
のLCDスイッチ44、カメラに備えられている時計日
付機能のデータを変更する時に時計日付変更モードを設
定するためのDATEスイッチ46、後記マルチファン
クションスイッチ52の機能を切り換えるためのSHI
FTスイッチ48、APSフイルムのカートリッジ挿入
部の蓋(図4の符号80として記載)を開けるためのカ
ートリッジ開閉レバー50、マルチファンクション(M
F)スイッチ52等が設けられている。
【0016】マルチファンクションスイッチ52は、4
分割された4つの独立したスイッチから構成されるとと
もに、各スイッチの内部に設けられている発光部材であ
るランプ(LED)の点灯・消灯が確認できるようにな
っている。
【0017】右上スイッチ54の内部には右上ランプ6
4が、右下スイッチ56の内部には右下ランプ66が、
左上スイッチ58の内部には左上ランプ68が、左下ス
イッチ60の内部には左下ランプ70が設けられてい
る。このマルチファンクションスイッチ52は、各々の
使用モードに於いて異なった機能が割り当てられる。マ
ルチファンクションスイッチ52内部の各ランプ(LE
D)は、点灯の状態と、消灯の状態と、点滅の状態を作
りだすことができる。
【0018】図3は複合カメラ10の平面図である。同
図に示されるように、複合カメラ10上面の前記レリー
ズボタン30の外周には回転自在に構成されたモード切
換ダイヤル72、APSフイルムによる撮影したプリン
トフォーマットを設定するためのCHPスイッチ74が
設けられている モード切換ダイヤル72はカメラの各種モードを切り換
えるための操作部であり、本例の複合カメラ10の場
合、撮影や表示の動作を行わないモードである「OF
F」の設定と、APSフイルムによる撮影(以下、AP
S撮影という)及びDSCによる撮影(以下、DSC撮
影という)の両方を同時に行うモードである「撮1」の
設定と、APS撮影のみのモードである「撮2」の設定
と、DSC撮影によって得た画像を表示(再生及び編
集)するモードである「PLAY」の設定とがある。
【0019】なお、図8に示すようにモード切換ダイヤ
ル72の操作により、「OFF」から「撮1」への切
換え、「撮1」から「撮2」への切換え、「撮2」
から「撮1」への切換え、「撮1」から「OFF」へ
の切換え、「OFF」から「PLAY」への切換え、
及び「PLAY」から「OFF」への切換えが行われ
る。
【0020】CHPスイッチ74は、コンベンション
(C)、ハイビジョン(H)、パノラマ(P)の3種の
プリントアスペクト比に対応して画面パターンを切り換
えるための操作部材である。CHPスイッチ74は、複
合カメラ10の上面を形成する部材に対して摺動可能に
設けられ、前記CHPの各プリントフォーマットに対応
する3か所の停止位置のうち、何れか1つの位置に選択
設定される。
【0021】図4は複合カメラ10の底面図である。同
図によれば、複合カメラ10の下面には、APSフイル
ムカートリッジ室の蓋であるカートリッジ蓋80と、該
カートリッジ蓋80の開閉の状態を検出するためのカー
トリッジ蓋開閉検知スイッチ82と、APS撮影用のバ
ッテリー(以下、APSバッテリーという)84と、デ
ジタルスチルカメラ撮影用のバッテリー(以下、DSC
バッテリーという)86と、前記各バッテリー84、8
6の設置空間(収納室)の蓋であるバッテリー蓋88と
から構成されている。
【0022】前記カートリッジ室には、APSフイルム
カートリッジに設けられているデータディスクのロータ
リーバーコードを光学的に読み取る読取センサ(図示せ
ず)が備えられている。データディスクにはフイルムの
種類、総コマ数、ISO感度等のフイルム情報が記録さ
れており、新たに装填されたフイルムの情報は前記読取
センサによって自動的に読み取られ、その結果はカメラ
の制御を司るAPS側の中央演算処理装置(以下、AP
SCPUという)に通知される。
【0023】図5は複合カメラ10の右側面図である。
同図によれば複合カメラ10の右側面には、APSバッ
テリー84及びDSCバッテリー86に代わって複合カ
メラ10に電源を供給する外部電源接続用端子(DC電
源コネクタ)90と、DSCの撮影画像データをビデオ
信号として出力するための出力ポートであるビデオ信号
出力部92と、DSCの撮影画像データをデジタル信号
として出力するための入出力ポートであるデジタル信号
入出力部94とが設けられるともに、DSCの撮影画像
データを記憶するためのメモリカード等の記録媒体96
が挿抜されるカードインターフェースが設けられてい
る。なお、記録媒体の形態は特に限定するものではな
く、スマートメディア、PCカード、フラッシュメモリ
ーカード、ICカード、光磁気ディスク、メモリスティ
ック等、種々の形態が可能であり、着脱自在な外部記録
媒体に限らずカメラ本体に内蔵された内部メモリでもよ
い。
【0024】図6に、複合カメラ10の背面に設けられ
ているAPS表示部32の表示内容を示す。
【0025】同図によれば、APS表示部32には、年
月日を表示するDATE表示部100が設けられ、この
DATE表示部100における表示順序は月日年の順番
や、日月年の順番に変更することが可能である。なお、
このDATE表示部100はプリント枚数(PQ)情報
やタイトル選択(ST)情報を表示する表示部としても
共用されている。
【0026】フイルム残駒数表示部102は、APSフ
イルムの残りの撮影可能枚数を表示しており、カートリ
ッジ装填表示部104が表示されている場合にはAPS
フイルムのカートリッジが装填されていることを示す。
【0027】リモコンモード表示部106が表示されて
いる場合には、リモコンが使用可能なモードであること
を示す。
【0028】セルフタイマーに関する表示として、セル
フタイマーのモードであるか否かを表示するセルフタイ
マー表示部108とが設けられている。セルフタイマー
のモードを表示する場合には、フイルム残駒数表示部1
02に表示する。
【0029】撮影のモードとして、撮影の遠景モードを
設定した場合に表示される遠景モード表示部112と、
夜景を撮影するモードであることを表示する夜景モード
表示部114と、撮影時に光量を補助するストロボが発
光することを示すストロボ表示部116と、ストロボの
発光を禁止するモードであることを表示するストロボ発
光禁止表示部117と、ストロボの発光の際にプレ発光
を数回行って被撮影者の目の瞳孔を閉じることによって
撮影時の赤目現象を低減させるモードであることを表示
する赤目モード表示部118とが設けられている。
【0030】また、複合カメラ10のバッテリーの残量
に関する情報として、APSバッテリー84の残量を表
示するAPSバッテリー残量表示部120と、DSCバ
ッテリー残量表示部122とが設けられている。
【0031】図7は、マルチファンクションスイッチ5
2に割り当てられる機能を説明している図である。な
お、プログラム中では右上ランプ64は/MFR1LEDという
名称で呼ばれており、同図のLED 表示凡例に示すよう
に、LEDの点灯状態を示す。同様に、右下ランプ66
は/MFR2LED、左上ランプ68は/MFL1LED、左下ランプ7
0は/MFL2LEDと呼んでいる。同図に示したLEDは、全
て消灯状態を示している。
【0032】右上スイッチ54と右下スイッチ56は、
通常の割り当てではテレ側にズーミングするためのスイ
ッチ/STELE1 と、/STELE2 に割り当てられている。
【0033】左上スイッチ58と左下スイッチ60は、
通常の割り当てではワイド側にズーミングするためのス
イッチ/SWIDE1 と、/SWIDE2 に割り当てられている。S
HIFTスイッチ48が押された状態では、右上スイッ
チ54は撮影したAPSフイルムにタイトルを設定する
ためのモード設定スイッチ/STITLE として割り当てら
れ、左上スイッチ58はプリント枚数を予め設定するた
めのモード設定スイッチ/SPQとして割り当てられる。
【0034】モード切換ダイヤル72の設定が「撮1」
または「撮2」である場合にSHIFTスイッチ48を
押すと、右下スイッチ56はセルフタイマ及びリモコン
のモードを切り換えるスイッチ/SSELFとして割り当てら
れる。/SSELFに割り当てられたスイッチを押すごとに、
セルフタイマ1ショット、セルフタイマ2ショット、…
リモコンモード、ノーマルモードと、サイクリックにモ
ードを切り換えることができる。
【0035】モード切換ダイヤル72の設定が「撮1」
または「撮2」である場合にSHIFTスイッチ48を
押すと、左下スイッチ60はストロボの各種モード設定
するためのスイッチ/SMODEとして割り当てられる。/SMO
DEスイッチは、測光した明るさと被写体までの距離に応
じてストロボの発光量を自動で決定するDPモード(デ
ジタルプログラムモード)と、ストロボ発光時に予め瞳
孔を収縮させるためのPREモード(赤目軽減モード)
と、ストロボの強制発光を行うONモードと、ストロボ
を発光しないOFFモードと、遠景撮影を行うためのI
NFモード(遠景モード)と、夜景を撮影するためのN
VPモード(ナイトビューポートレートモード)とをサ
イクリックローテーションで切り換えるためのスイッチ
である。
【0036】タイトル設定モードとプリント枚数設定モ
ード等においては、右下スイッチ56及び左下スイッチ
60は各モードを移動選択するためのモード移動スイッ
チ/SUP、/SDOWNとして割り当てられる。
【0037】また、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY」の設定の場合にはAPSフイルムによる撮
影を行わないので、セルフタイマを設定するモードとス
トロボのモードを切り換えるモードとは不要である。そ
こでモード切換ダイヤル72で「PLAY」が設定さ
れ、かつSHIFTスイッチ48が押された状態では、
左下スイッチ60はDSCで撮影した画像をデジタル信
号入出力部94からデジタル出力するためのスイッチ/S
PLAYOUT として割り当てられる。また、右下スイッチ5
6は、APSフイルムのプリントフォーマット磁気情報
を編集する際に用いるモードを設定するスイッチ/SCHP
として割り当てられる。
【0038】さらに、モード切換ダイヤル72が「PL
AY」の位置に設定されていてSHIFTスイッチ48
が押されていない場合に、左上スイッチ58は、液晶モ
ニタ40での表示を1画面表示と4つの画像からなるマ
ルチ画面(以下、4分割表示という)とを切り換えるた
めスイッチ/SDISPCHG として割り当てられる。
【0039】図9は複合カメラ10の制御部の構成を示
すブロック図である。同図によれば、本複合カメラ10
の制御部は主に銀塩カメラ機能を制御するAPS制御部
と、電子カメラ機能を制御するDSC制御部とから構成
されており、各々の制御部は通信で情報の交換を行って
いる。
【0040】APS制御部はAPSCPU150が主な
制御を司り、DSC制御部はCPU184(以下、DS
CCPUという。)が主な制御を司る。APSCPU1
50はカメラ全体を統括する主導的な役割を有し、DS
CCPU184はAPSCPU150に従属する形で制
御される。
【0041】AF回路152は図1で説明したAF投光
部及び受光部を含み、被写体にピントを合わせるための
測距処理を行う。鏡胴駆動部154はAPSカメラとし
て撮影の動作に入る際に撮影用のレンズ鏡胴を撮影可能
な状態の位置まで繰り出したり、撮影終了後に沈胴させ
る制御を行う。フイルム給送部156はAPSフイルム
の給送制御を行う。データディスク(DD)読み取り部
158はAPSフイルムカートリッジに備えられている
データディスクの情報を読み取る作業を行う。シャッタ
駆動部160は撮影時のシャッター開閉動作を制御す
る。測光部162は被写体の光量を測光する。磁気デー
タ読取・書込部164はフイルムの給送中にフイルムの
磁気記録層に磁気情報を書き込んだり読み出したりする
制御を行う。
【0042】リセット指示部(RESET)166は電
源電圧を監視してAPSCPU150に対してリセット
をかける機能を持つ。昇圧レギュレータ(REG)16
8は、APSバッテリー84の電圧を昇圧させるととも
に安定化させるレギュレータである。LCD170は図
2で説明したAPS表示部32の液晶表示パネルに相当
し、APSCPU150によって表示の制御が行われ
る。リモコン受信回路172は撮影者自身が被撮影者と
なる場合等に用いられるリモコン装置(不図示)からの
信号を受信して信号処理しAPSCPU150に伝え
る。
【0043】スイッチ群174はレリーズボタン30や
マルチファンクションスイッチ52等の各種操作スイッ
チを含むブロックであり、各スイッチの状態(操作され
たか否か)が監視され、その状態に応じた信号がAPS
CPU150に入力される。LED群176はマルチフ
ァンクションスイッチ52内部に設けられている各LE
D等に相当し、これらLED群による表示はAPSCP
U150により制御される。
【0044】電気的消去可能プログラマブルROM(E
EPROM)178にはカメラの制御に関する各種のパ
ラメータ、データが格納されており、APSバッテリー
84の消耗時であってもAPSCPU150で処理した
データを記憶する。EEPROM178に記憶した情報
は、APSバッテリー84が消耗したり長時間抜かれた
状態下にあっても揮発しない。ストロボ回路180は撮
影モードスイッチで設定される撮影モードや測光部16
2において検出される外光輝度にしたがってストロボの
発光を制御する。通信部182はAPSCPU150と
DSCCPU184との間で情報を交換するための通信
を制御する。なお、APSCPU150はROMとRA
Mを有し、ROMにはカメラ制御用プログラム等が格納
されており、RAMはAPSCPU150の作業領域と
して活用される。
【0045】DSCCPU184はDSC制御部の主な
制御を司る。電源部186は、DSC撮影部の電源であ
るDSCバッテリー86の電圧を昇圧させるとともに安
定化させるレギュレータ等で構成されている。CCD回
路部188はCCDの駆動を制御するとともにCCDか
ら得られる画像データをDSCCPU184に転送す
る。
【0046】LCD表示部190は図2で説明した液晶
モニタ40に相当しており、CCDを介して取得した画
像(撮影した映像)や各種の情報が表示される。フラッ
シュROM(FLASHROM)192は図5で説明し
た記録媒体96の制御を行うコントローラである。 〔複合カメラの各モードでの動作概要〕次に、本複合カ
メラ10の各モードでの動作の概要について説明する。
【0047】前述したようにAPS撮影及びDSC撮影
の両方の撮影を行うハイブリッド撮影を行う場合には、
モード切換ダイヤル72(図3参照)を「撮1」の場所
に設定する。すると、APS表示部32にAPSフイル
ムカウント数が表示され、APSフイルム用のAPS撮
影レンズ12の鏡胴が繰り出し、CHPスイッチ74の
情報を読み込んでAPS撮影が可能な状態になる。そし
て複合カメラ10内部のAPSCPU150はDSC制
御部の電源部186を起動させてDSCCPU184を
機能させるとともに、DSCCPU184に対して日付
データや液晶モニタ40へ撮影中の撮像を動画として表
示するためのDSC動画表示指令を送信するので、液晶
モニタ40には画像と日付等のデータが表示される。
【0048】ここで、被写体に複合カメラ10を向けて
希望するアングルでレリーズボタン30を押す。すると
カメラ内部の各種エラーを監視したのちに測光、測距処
理を行い、必要に応じてストロボ発光を行って同時刻の
被写体をAPS撮影を行うとともにDSC撮影を行う。
なお、DSC撮影によって得られた画像データは記録媒
体96に記憶される。
【0049】撮影が終了すると、APSフイルムは1駒
給送される。このとき同時にCHPデータやプリント枚
数データ(PQ)、選択タイトルデータ(ST)、日付
データ等が、その駒に対応するフイルムの磁気記録層に
記録される。また、DSCによる撮影画像は、確認のた
めに撮影終了後に液晶モニタ40に一定時間フリーズ表
示される。
【0050】APS撮影のみを行う場合には、モード切
換ダイヤル72を「撮2」の場所に設定する。すると、
DSC撮影機能を動作不可能とし、APS撮影のみが可
能な状態になる。
【0051】DSC撮影によって記憶した画像を表示さ
せたり、撮影時のデータを編集する場合にはモード切換
ダイヤル72を「PLAY」の場所に設定する。複合カ
メラ10の液晶モニタ40には、最新の撮影画像が表示
され、また、「PLAY」モード時に割り当てられた右
下スイッチ56又は左下スイッチ60の操作により、駒
送り又は駒戻しされた画像が表示される。
【0052】尚、この実施の形態では、「撮1」、「撮
2」、「PLAY」の各種モードが設けられているが、
さらにDSC撮影のみを行うモードを設けるようにして
もよい。
【0053】〔マルチセルフモード下での液晶モニタの
表示に関する説明〕この複合カメラでは、レリーズボタ
ン30の押圧操作など撮影開始指示を与えたときに1コ
マだけセルフ撮影を行うセルフ1モードと、連続して2
コマのセルフ撮影を行うセルフ2モードと、連続して3
コマのセルフ撮影を行うセルフ3モードの3種類のセル
フモードが用意されている。セルフ2モードとセルフ3
モードが、いわゆるマルチセルフモードと呼ばれるもの
である。
【0054】図10にはセルフ2モードにおける液晶モ
ニタ40の表示例が示されている。セルフ2モードでは
2コマ分の画像取得が予定されるため、当該モードに設
定された際に液晶モニタ40の画面に分割線202が表
示され、2分割画面が形成される。そして、1ショット
目の画像が取得されると、画面上段の領域に1ショット
目の撮影画像が静止画として表示(フリーズ表示)され
る。続いて、2ショット目の画像が取得されると、画面
下段の領域に2ショット目の撮影画像がフリーズ表示さ
れる。こうして、2ショット分のセルフ撮影が終了した
時点で2コマの画像が同時表示され、その表示状態が一
定時間以上保持される。
【0055】この場合、セルフ撮影の実行前(画像取り
込み前)は、液晶モニタ40に動画(スルー画)が表示
されており、分割線202はそのスルー画像に重ね表示
される。また、分割線202を表示した時に、画面上段
の領域にスルー画を表示し、1ショット目の撮影後に、
当該1ショット目の画像を静止画表示しつつ、画面下段
の領域にスルー画を表示してもよい。
【0056】セルフ撮影終了後に1ショット目と2ショ
ット目の両画像が2分割画面によってフリーズ表示され
る時間(フリーズ保持時間)は、通常の撮影モード(1
コマ撮影モード)による撮影後のフリーズ表示の保持時
間(例えば、1秒)よりも、マルチセルフ撮影モードに
よる撮影後の多画面フリーズ表示の保持時間(例えば3
秒)が長く設定されている。多画面フリーズ表示の保持
時間を経過してフリーズ表示が解除された場合にも、所
定の操作によって再表示可能にしてもよい。あるいは、
マルチセルフ撮影モードによる撮影後の多画面フリーズ
表示の保持時間に制限を設けず、ユーザが表示スイッチ
等を操作した時にフリーズ表示が解除されるようにして
もよい。なお、画面分割の形態は図11のように左右2
分割でもよい。
【0057】図12はセルフ3モードに設定したときの
液晶モニタ40の表示例である。セルフ3モードでは3
コマ分の画像が連続して取得されることになるため、当
該モード設定時には液晶モニタ40の画面に水平分割線
204及び垂直分割線206が表示され、4分割画面が
形成される。そして、1ショット目の画像が取得される
と、画面左上の領域に1ショット目の撮影画像が表示さ
れる。続いて、2ショット目の画像が取得されると、画
面右上の領域に2ショット目の撮影画像が表示され、3
ショット目の画像が取得されると画面左下の領域に3シ
ョット目の撮影画像が表示される。こうして、3ショッ
ト分のセルフ撮影が終了した時点で3コマ分の画像が同
時表示され、その表示状態が一定時間(又は任意時間)
保持される。
【0058】なお、左上の第1領域にはスルー画像を表
示し、1ショット目の画像を右上領域に、2ショット目
の画像を左下領域に、3ショット目の画像を右下領域に
順次表示していく態様も可能である。
【0059】次に、セルフ3モードの場合を例に表示形
態の変形例を説明する。
【0060】上述の図12ではセルフ3モードに設定し
た際に予め液晶モニタ40の画面に分割線(204、2
06)を表示して多画面表示としているが、画像取得前
からこのような分割線の表示は必ずしも必要でない。
【0061】図13に示すように、セルフ3モードに設
定した時点(画像取得前)には分割線は表示されず、1
ショット目の画像が取得された時には画面全体に1ショ
ット目の撮影画像がフリーズ表示される。次に、2ショ
ット目の画像が取得されると、画面が上下(又は左右)
に2分割され、上段に1ショット目の撮影画像、下段に
2ショット目の撮影画像が表示される。続いて、3ショ
ット目の画像が取得されると画面が4分割され、画面左
上に1ショット目の撮影画像、画面右上に2ショット目
の撮影画像、画面左下に3ショット目の撮影画像が表示
される。こうして、3ショット分のセルフ撮影が終了し
た時点で3コマ分の画像が1画面で表示され、その表示
状態が一定時間(又は任意時間)保持される。
【0062】なお、セルフ3モードに設定した時点で、
図14に示すように画面に右下部分など、なるべく画像
表示の妨げとならないような領域に、画面分割の様子を
表示してから、図13で説明した表示方法を実施しても
よい。図14のような表示を行うことでユーザは複数コ
マ分の画像が取得されるモードに設定されたことを認識
できるとともに、3ショットセルフ撮影の終了後に表示
される表示形態を知ることができる。
【0063】図15はセルフ3モードにおける他の表示
方法を示す図である。マルチセルフ撮影では各ショット
間のインターバル時間が比較的短いので、図15に示す
ようにショット間での多画面表示を省略してもよい。
【0064】すなわち、1ショット目の画像が取得され
た時は画面全体に1ショット目の撮影画像が表示され
る。次に、2ショット目の画像が取得された時も当該2
ショット目の撮影画像が画面全体に表示される。続い
て、3ショット目の画像が取得された時も当該3ショッ
ト目の撮影画像が画面全体に表示される。その後、画面
は自動的に4分割され、画面左上に1ショット目の撮影
画像、画面右上に2ショット目の撮影画像、画面左下に
3ショット目の撮影画像が表示される。そして、かかる
表示状態が一定時間(又は任意時間)保持される。
【0065】また、図16に示すように、上記図15で
説明した表示方法において2ショット目の撮影画像を一
画面表示した後に、画面を2分割して1ショット目の撮
影画像と2ショット目の撮影画像を同時表示させる処理
を追加してもよい。
【0066】このようにマルチセルフで撮影した複数の
画像を、撮影の最後に多画面で表示するようにしたの
で、連続的なシーンの撮影の確認が容易である。
【0067】上記説明は3ショットセルフモードを例に
述べたが、ショット数は2以上何ショットでもよく、シ
ョット数に応じて画面の分割形態も2分割、4分割、8
分割、9分割、又は16分割など様々な分割が採用され
る。さらに、本発明はセルフ撮影に限らず、複数ショッ
トを連続的に自動撮影する撮影モード、例えば、インタ
ーバル撮影モード、連写モードにおいても、同様に適用
することができる。撮影によって取得される画像が多数
コマにおよび、一画面の分割表示で一連の撮影画像を表
示しきれない場合にはスクロール表示やページ切替によ
って対応する。また、セルフ撮影の待機中やインターバ
ル撮影の待機時間中は液晶モニタ40を消灯(LCDO
FF)しておくことにより、電池の消耗を抑制すること
ができる。
【0068】なお、本例では逆算式のフイルムカウンタ
を採用しているが、順算式のフイルムカウンタを採用す
ることもできる。また、本実施の形態に係る複合カメラ
10はAPS撮影レンズ12とDSC撮影レンズ14が
それぞれ独立に設けられているが、一眼レフタイプの光
学系を採用してファインダーのアイポイントに相当する
位置にCCDを配置するなど、APS撮影光学系とDS
C撮影光学系の光路の一部を共通化する構成にしてもよ
い。
【0069】また、上記説明では、APS撮影用のバッ
テリー84と、DSC撮影用バッテリー86とを別々に
設けているが、両者を共通化し、同一の電源部からAP
S側及びDSC側に電源を供給する構成も可能である。
次に、上記複合カメラ10における処理内容を図17か
ら図92に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0070】〔分岐処理〕図17乃至図20はそれぞれ
分岐処理を示すフローチャートである。
【0071】図17のステップS300(以下S300
と略す)は分岐処理の開始ステップである。S300の
「分岐処理」は、以下に説明する分岐処理プログラムフ
ローのメインとなるルーチンであり、この「分岐処理」
のルーチンから、カメラに付属の各機能スイッチや、時
計、タイマー処理等のルーチンへと分岐する。
【0072】S302の「時計処理」では、カメラの表
示部に表示される時計の積算処理等の時計処理を行う。
【0073】S304の「250ms タイマー起動」ではカ
メラに付属している各入力スイッチの状態変化を監視す
るキースキャン時間間隔のタイマーを設定している。本
実施例では250msを設定している。
【0074】S306の「/SM1,/SM2読み込み処理」で
は、モード切換ダイヤル72の設定を読み込む処理を行
うサブルーチンである。S306における処理の詳細に
ついては後に説明する。
【0075】S308の「SM状態変化」では今回のプロ
グラムスキャンで上記S306で読み込んだモード切換
ダイヤル72の設定が、前回のプログラムスキャン時に
読み込んだ設定に対して変化しているか否かの判断を行
っている。モード切換ダイヤル72の設定が変化した場
合にはS310の「/SM1,/SM2 スイッチ処理」に進み、
モード切換ダイヤル72の設定が変化していない場合に
は、S312の「SM状態= 撮影2」へと進む。
【0076】S310は、モード切換ダイヤル72の設
定に基づいて各々の設定された処理に分岐するサブルー
チンである。S310における処理の詳細については後
に説明する。
【0077】S312の「SM状態= 撮影2」の処理で
は、モード切換ダイヤル72の設定が「撮2」の場合に
はS324「/SCC= 開→閉変化」へジャンプし、後述す
るDSCの状態を監視するルーチンを飛ばす。また、モ
ード切換ダイヤル72の設定が「撮2」以外の場合には
S314「SM状態=OFF」に進む。
【0078】S314では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF」の場合にはS324へジャンプし、後
述するDSCの状態を監視するルーチンを飛ばす。ま
た、モード切換ダイヤル72の設定が「OFF」以外の
場合には次のS316「/DSCBUSY=L」に進む。
【0079】S316では、APSCPU150が通信
部182を経由して、DSCバッテリー86が消耗して
いるか否かを判断している。ここで、/DSCBUSYのポート
状態がL(Lo) である場合にはある場合にはDSCバッテ
リー86は良好で、/DSCBUSYのポート状態がH(Hi) であ
る場合にはDSCバッテリー86の電圧が低下している
ので継続して使用するには不適であることを示してい
る。S316で/DSCBUSYのポート状態がL でない場合に
は、S318「DSC 電池表示点灯」へ分岐する。
【0080】S318では、DSCバッテリー86の電
圧が低下していることを複合カメラ10の操作者に知ら
せるためにAPSCPU150は、APS表示部32に
DSCバッテリー86の消耗を知らせる警告としてDS
Cバッテリー残量表示部122に警告を表示するよう指
示する。
【0081】S320の「LCD 表示OFF セット」では、
DSCバッテリー86消耗の判断を受けて、DSCの機
能を停止させるために先ず液晶モニタ40をの機能を停
止する。次にS322の「DSCVW=OFF 」に於いて、AP
SCPU150は通信部182を経由して、DSCCP
U184に対してDSC用の電源を遮断する指令を通信
で出力する。従って、APS撮影及びDSC撮影の両方
を同時に行う「撮1」のモードを選択した場合であって
も、DSCバッテリーが消耗している為にDSC撮影の
続行が困難な場合には、DSC側を遮断してAPS撮影
のみを行う。
【0082】S324では、図4に示されているAPS
カートリッジ蓋80の開閉状態を検出するためのカート
リッジ蓋開閉スイッチ82のSCC(Switch Cartridge Cha
mber) 情報変化を読み取り、前回のソフトウェアスキャ
ン時に読み取ったSCC 情報と比較して( ポーリング) 、
フローの分岐先を決定している。前回のソフトウェアス
キャン時に読み取ったSCC 情報が「開」で、今回読み取
ったSCC 情報が「閉」の場合にはS326の「/SCC,SCT
スイッチ処理/SCC= 開→閉」へジャンプし、その他の場
合にはS328の「/SCC= 閉→開変化」に進む。
【0083】S326では、フイルムカートリッジの有
無を判断した後に、フイルムカートリッジの装填処理ま
たはフイルムカートリッジ無しの場合の処理を優先して
行うルーチンである。
【0084】S328の「/SCC= 閉→開変化」では、前
回のソフトウェアスキャン時に読み取ったSCC 情報が
「閉」で、今回読み取ったSCC 情報が「開」の場合には
S330の「/SCC,SCTスイッチ処理/SCC= 閉→開」へジ
ャンプし、その他の場合にはS332の「/SCC= 開」に
進む。
【0085】S332では、APSフイルムのカートリ
ッジ蓋80が開いているか否かの判断を行う。カートリ
ッジ蓋80が開いていると判断した場合には、S334
「スプールキー移動済」に進み、カートリッジ蓋80が
開いていないと判断した場合には図18のS342「/S
MR=ON 」に進む。S334では、APSフイルムカート
リッジのスプールがVEI表示で「×」となる位置(即
ち撮影済のフイルムカートリッジを示す位置)で停止し
ているか否かを判別し、VEI表示で「×」となる位置
である場合には、図18のS342「/SMR=ON 」に進
み、VEI表示で「×」でない場合には、S336「SC
T 処理」に進む。なお、S336では、フイルムカート
リッジのVEI表示で「×」となるように、フイルムカ
ートリッジのスプールを回転させるためのスプルキー移
動をさせる。
【0086】図18のS342では、RWスイッチ43
(APSフイルム強制巻き戻し)の状態を検出してい
る。RWスイッチ43が押されている場合(オンの場
合)には、S344「/SMRスイッチ処理」へジャンプし
て、APSフイルムの強制巻き戻し動作を行う。RWス
イッチ43が押されていない場合には、次のS346
「SM状態=OFF」に進む。
【0087】S346では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF]であるか否かの判断を行っている。も
し、モード切換ダイヤル72の設定が「OFF」の場合
には、本S300「分岐処理」を終了すべく、図20に
示すS440「スタンバイ処理」にジャンプする。もし
モード切換ダイヤル72が「OFF」でない場合には、
次のS348「SM状態=PLAY 」の処理に進む。
【0088】S348では、モード切換ダイヤル72の
設定が「PLAY」であるか否かの判断を行っている。
もしモード切換ダイヤル72の設定が「PLAY」の場
合には、S356「FCOUNT="E"」へジャンプする。も
し、設定が「PLAY」でない場合には、モード切換ダ
イヤル72の設定は「撮1」又は「撮2」のいずれかで
あるので、次のS350「鏡胴位置= 沈胴」に進む。
【0089】S350では、APSフイルムによる撮影
を行うレンズの鏡胴位置の検出を行い、鏡胴が沈胴位置
であるか否かの判断を行っている。モード切換ダイヤル
72が「撮1」又は「撮2」の設定の場合には、前記の
S310「/SM1,/SM2 スイッチ処理」でAPSフイルム
による撮影のために鏡胴を繰り出しているはずなので、
ここでもし鏡胴が沈胴位置である場合には、何らかのト
ラブルが発生したことになるので撮影を断念し、本S3
00「分岐処理」を終了すべくS440「スタンバイ処
理」にジャンプする。鏡胴位置が沈胴位置でない場合に
は撮影可能と判断して、次のS352「/SDATE=ON 」に
進む。
【0090】S352では、APS表示部32にDAT
Eモードをローテーションさせて表示するための、DA
TEスイッチ46が押されているか否かの判断を行う。
もしDATEスイッチ46が押されている場合には、D
ATEモードの表示又は日付の変更を行うためのS35
4「/SDATEスイッチ処理」に進み、DATEスイッチ4
6が押されていない場合には、次のS356「FCOUNT="
E"」に進む。
【0091】S356「FCOUNT="E"」では、APSフイ
ルムの撮影可能枚数のチェックを行っている。もし、フ
イルム撮影可能な枚数が零の場合(FCOUNT="E") には、
APSフイルムによる撮影を行うことができないので撮
影を断念し、本S300「分岐処理」を終了すべくS4
40「スタンバイ処理」にジャンプする。もし、フイル
ム撮影可能枚数が零で無い場合には、撮影可能であるの
で次のS358「FCOUNT=E点滅」に進む。ここで、「FC
OUNT=E点滅」の状態とは、フイルムの巻き戻しが正常に
行われなかった場合か、または、APSフイルムカート
リッジのVEI表示が「×」である状態、即ち撮影済の
フイルムカートリッジであることを検出した場合の状態
を示している。この状況を表示するために、フイルム残
駒数表示部102にフイルム撮影可能枚数の代わりに
「E」を点滅表示させている。
【0092】S358「FCOUNT=E点滅」では、フイルム
残駒数表示部102に「E」が点滅表示されているか否
かを判断して、点滅表示されている場合には、撮影を断
念し、本S300「分岐処理」を終了すべくS440
「スタンバイ処理」にジャンプする。フイルム残駒数表
示部102に「E」が点滅表示されていない場合には、
次のS360「FCOUNT=n点滅」に進む。ここで、「FCOU
NT=n点滅」の状態とは、フイルム給送時に不具合が発生
して、フイルム給送が正常に行われなかったことを示し
ており、この状態をフイルム残駒数表示部102に現在
のフイルム撮影枚数「n]を点滅表示することで示して
いる。
【0093】S360「FCOUNT=n点滅」では、フイルム
給送が正常であるか否かを判断して、正常な場合には次
のS368「/SP1=ON 」に進み、フイルム給送が異常で
ある場合には撮影を断念し、本S300「分岐処理」を
終了すべくS440「スタンバイ処理」にジャンプする S368「/SP1=ON 」では、レリーズボタン30が「半
押し」の状態であるか否かの判断を行っている。レリー
ズボタン30が「半押し」の状態である場合にはS37
0「/SP1スイッチ処理」へジャンプする。S370で
は、複合カメラ10の撮影に関するエラーをチェックし
た後に測光処理、AF処理、ストロボ発光処理、セルフ
タイマー処理、撮影処理、フイルム給送処理、磁気情報
書き込み処理、DSCCPU184との通信等の処理を
行う。また、レリーズボタン30が「半押し」で無い場
合には、次のS372「SM状態=PLAY 」に進む。
【0094】S372の「SM状態=PLAY 」では、モード
切換ダイヤル72の設定が「PLAY」であるか否かの
判断を行っている。もし、「PLAY」の位置である場
合には、図19に示すS380「/SSHIFT=ON」へジャン
プし、「PLAY」の位置でない場合にはS374「リ
モコンモード」に進む。
【0095】S374「リモコンモード」では、右下ス
イッチ56に割り当てられた/SSELFスイッチによる設定
が、「リモコンモード」であるか否かを判断している。
もし、「リモコンモード」である場合には、S376
「/RCIN=L(ヘッダー) 」に進み、「リモコンモード」で
ない場合には図19に示すS380「/SSHIFT=ON」に進
む。
【0096】S376「/RCIN=L(ヘッダー) 」に記載の
「/RCIN 」は、APSCPU150のI/Oポートに割
り付けられた名称で、このI/Oは、リモコンからの受
信信号の有無の状態を表している。/RCIN=L の場合には
リモコンから信号を受信したことを示している。
【0097】S376「/RCIN=L(ヘッダー) 」では、/R
CIN のI/Oポート情報を読み込んでリモコンからの入
力信号が得られたか否かの判断を行っている。リモコン
からの指令があった場合には(/RCIN=Lの場合) 、S37
8「/RCIN 処理」に進み、APSCPU150は、リモ
コンからの情報に応じた処理を行う。リモコンからの信
号が受信されていない場合には(/RCIN=Hの場合) 、図1
9に示すS380「/SSHIFT=ON」に進む。
【0098】図19のS380では、SHIFTスイッ
チ48の情報を読み込んで、SHIFTスイッチ48が
押されているか否かの判断をしている。もし、SHIF
Tスイッチ48が押されている場合には、S382「/S
SHIFT スイッチ処理」に進み、モード切換ダイヤル72
の各モードに応じてマルチファンクションスイッチ52
の各ランプの点灯や、/SHIFT+/SSELF,/SHIFT+/SMODE,/S
HIFT+/STITLE,/SHIFT+/SPQ,/SHIFT+/SPLAYOUT,/SHIFT+/
SCHP,/SHIFT+/SDATEの各スイッチ処理に分岐する。も
し、SHIFTスイッチ48が押されていない場合には
次のS384「SM状態=PLAY 」に進む。
【0099】S384では、モード切換ダイヤル72の
設定がPLAYか否かを判断し、PLAYの場合には、
S398「SM状態=PLAY 」にジャンプし、PLAY以外
の場合にはS386「/STELE1=ON」に進む。
【0100】S386「/STELE1=ON」及びS388「/S
TELE2=ON」では、マルチファンクションスイッチ52の
右上スイッチ54(/STELE1)または、右下スイッチ56
(/STELE2) が押されているか否かの判断を行っている。
もし、いずれかのスイッチが押されている場合にはS3
90「/STELEスイッチ処理」に進み、テレ側へのズーム
処理を行う。
【0101】同様に、S392「/SWIDE1=ON」及びS3
94「/SWIDE2=ON」では、マルチファンクションスイッ
チ52の左上スイッチ58(SWIDE1) または、左下スイ
ッチ60(SWIDE2)が押されているか否かの判断を行って
いる。もし、いずれかのスイッチが押されている場合に
はS396「/SWIDEスイッチ処理」に進み、ワイド側へ
のズーム処理を行う。
【0102】S398「SM状態=PLAY 」では、モード切
換ダイヤル72の設定がPLAYか否かを判断し、PL
AY以外の場合には、図27に示すS412「250ms タ
イマー起動」にジャンプし、PLAYの場合にはS40
0「/SDISPCHG=ON」の処理に進む。
【0103】S400では、マルチファンクションスイ
ッチ52の左上スイッチ58に割り当てられている(/SD
ISPCHG) が押されているか否かの判断をして、もし(/SD
ISPCHG) スイッチが押されている場合にはS402「/S
DISPCHG スイッチ処理」に進み、(/SDISPCHG) スイッチ
が押されていない場合にはS404「/SUP=ON 」に進
む。
【0104】S404では、マルチファンクションスイ
ッチ52の右下スイッチ56に割り当てられている(/SU
P)スイッチが押されているか否かの判断を行う。もし(/
SUP)スイッチが押されている場合には、S406「/SUP
スイッチ処理」に進み、(/SUP) スイッチが押されてい
ない場合にはS408「/SDOWN=ON 」に進む。
【0105】S408では、マルチファンクションスイ
ッチ52の左下スイッチ60に割り当てられた(/SDOWN)
が押されているか否かの判断を行っている。もし(/SDOW
N)スイッチが押されている場合にはS410「/SDOWNス
イッチ処理」に進み、(/SDOWN)スイッチが押されていな
い場合には図20のS412「250ms タイマー起動」に
進む。
【0106】S412で(250ms) タイマーがアップして
おらず、スイッチの状態を読み込むタイミングでない場
合、またはS414「SM状態= 撮影2」でモード切換ダ
イヤル72の設定が「撮2」の場合には画像表示の更新
に関する処理を行わずにS436「タイムチャージ」に
ジャンプする。
【0107】S412で(250ms) タイマーがアップし
て、S414でモード切換ダイヤル72の設定が「撮
2」以外の場合(「撮1」または「PLAY」の場合)
には画像表示の更新に関する処理を行なうためにS41
8「/SLCD 読み込み処理」に進み、ここでLCDスイッ
チ44(/SLCD) が押されているか否かの状態を読み込む
動作を行う。
【0108】続いて、S420「/SLCD 状態=ON 」で
は、(/SLCD) スイッチが押されているか否かを判断し、
押されている場合にはS422「/SLCD スイッチ処理」
に進み、(/SLCD) スイッチが押されていない場合にはS
424「SM状態= 撮影1」に進む。
【0109】S424ではモード切換ダイヤル72の設
定が「撮1」であるか否かの判断を行い、もし「撮1」
である場合には、S426「CHP 読み込み処理」のサブ
ルーチンに進み、「撮1」でない場合にはS436「タ
イムチャージ」に進む。S426で読み込む(CHP) のス
イッチ情報は、複合カメラ10の上面に設けられている
CHPスイッチ74の情報であり、CHPの設定値に変
化があるか否かを次のS428「CHP 変化有り」で判断
している。もしCHPスイッチ74の状態が変化してい
る場合には、次のS430「DSC 通信: 画像表示状態要
求」に進み、CHPスイッチ74の状態が変化していな
い場合には、S436へジャンプする。
【0110】S430では、デジタルスチルカメラのD
SCCPU184に対して表示している画像の分割状態
情報を要求して、次のS432「返信データ=1画面表
示」では表示が1画面であるかまたは2画面、4画面の
多分割であるかの判断を行っている。もし画面表示が多
画面の場合には、CHPの値を設定するのにどの画面を
対象にしているのかが判りにくく紛らわしいので液晶モ
ニタ40にはCHP情報を表示しない。従ってCHP情
報はDSCCPU184には送信しない。もしS432
で画面表示が1画面である場合には次のS434「DSC
通信:CHP」に進み、CHPスイッチ74の情報をAPS
CPU150からDSPCPU184へ送信し、液晶モ
ニタ40にCHPの情報を表示する。
【0111】前記CHPの値をDSCCPU184に送
信した後にS436「タイムチャージ」に進む。S43
6では30秒毎にストロボ電源の高圧コンデンサに充電
の作業を行うために時間を監視しているステップであ
る。もし定刻の充電タイミングである場合にはS438
「ストロボ充電処理」に進み、ストロボ用電源のコンデ
ンサに充電を行う。もしS436で定刻の充電タイミン
グでない場合、またはストロボの充電作業が終了した
後、または前記S346からS360に於ける処理で撮
影を断念した場合には、本分岐処理のルーチンの動作を
終了してS440の「スタンバイ処理」へジャンプす
る。
【0112】〔/SM1,/SM2 スイッチ処理〕図21及び図
22はそれぞれ/SM1,/SM2 スイッチ処理を示すフローチ
ャートである。
【0113】図21に示すS600「/SM1,/SM2 読み込
み処理」では、モード切換ダイヤル72の設定状態を読
み込む動作を行う。
【0114】S602「5 分後セット」では、複合カメ
ラ10に対して5分間何も入力が無かった場合には電源
を遮断するためのタイマーをセットしてあるか否かの判
断を行い、「5分後セット」タイマーがセットされてい
る場合には、S604「P41(/SM2) 入力ポート設定」で
モード切換ダイヤル72に含まれる(/SM2)のAPSCP
U150に対する入力ポートを設定する。
【0115】S606「1ms ウェイト」は、ポート設定
後のウェイトタイマーである。
【0116】S602で「5分後セット」タイマーがセ
ットされていない場合、またはS606で「1ms ウェイ
ト」動作が終了した場合には、S608で「現在のSM状
態=過去のSM状態」として、モード切換ダイヤル72の
情報を1スキャンタイミングシフトして、次のS610
「/SM1,/SM2 読み込み」進む。
【0117】S610では、現在のモード切換ダイヤル
72の情報を読み込んでS612「読み込み結果から現
在SM状態を設定」で、メモリ上にモード設定を記録す
る。
【0118】次のS614「現在SM状態= 過去SM状態」
では、S608でシフトした前回のソフトウェアスキャ
ンで読み込んだモード切換ダイヤル72の設定と、今回
のソフトウェアスキャンで読み込んだモード切換ダイヤ
ル72の設定とを比較している。もし、「現在SM状態=
過去SM状態」である場合にはS618「5 分後セット」
にジャンプし、「現在SM状態= 過去SM状態」でない場合
にはS616「SM状態の変化を設定」に進む。S616
では、モード切換ダイヤル72の設定が変化したことを
示すフラグを立てて、「SM状態の変化を設定」を行う。
【0119】S618の「5 分後セット」では、複合カ
メラ10に対して5分間何も入力が無かった場合には電
源を遮断するためのタイマーをセットしてあるか否かの
判断を行い、「5分後セット」タイマーがセットされて
いる場合には、S620「P41(/SM2) 出力ポート設定」
でモード切換ダイヤル72に含まれる(/SM2)のAPSC
PU150に対する出力ポートを設定する。
【0120】上記S618で「5分後セット」タイマー
がセットされていない場合、またはS620で「P41(/S
M2) 出力ポート設定」を終了した場合には、S622
「RET」に進み、本S600以降の「/SM1,/SM2 読み込
み処理」のルーチンを終了する。
【0121】図22のS700「/SM1,/SM2 スイッチ処
理」のサブルーチンはモード切換ダイヤル72の状態変
化に応じて各々の処理ルーチンへジャンプするためのサ
ブルーチンである。
【0122】S702「5分後リセット」では、図17
で説明したS300「分岐処理」ルーチンのS308
「SM状態変化」でモード切換ダイヤル72の設定に変化
があったことを受けて、複合カメラ10に対して5分間
何も入力が無かった場合には電源を遮断するためのタイ
マーをリセットする。
【0123】S704「SM状態= 撮影1 」では、モード
切換ダイヤル72が「撮1」に設定されているか否かの
判断を行っている。もしモード切換ダイヤル72が「撮
1」の場合にはS706「OFF →撮影1 変化」へ分岐
し、もし「撮1」でない場合にはS712「SM状態=OF
F」の判断に進む。
【0124】S706では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF →撮影1 」に変化したか否かの判断を行っ
ており、もし「OFF →撮影1 」に変化していた場合には
「撮1」の動作を行うべくS708「SM開1 処理」に進
み、「OFF →撮影1 」に変化していない場合には「撮
2」の状態から「撮1」の状態に変化したことになるの
でS710「SM開3 処理」に進む。
【0125】なお、S708「SM開1 処理」とS710
「SM開3 処理」との処理が終了した場合にはS726の
「RET 」処理に進み、本S700「/SM1,/SM2 スイッチ
処理」のルーチンを終了する。
【0126】S712「SM状態=OFF」ではモード切換ダ
イヤル72の状態が「OFF」であるか否かの判断を行
っている。もし、モード切換ダイヤル72の状態が「O
FF」である場合には、S714「PLAY→OFF 変化」に
分岐し、「OFF」でない場合にはS720「SM状態=P
LAY 」のステップに進む。
【0127】S714「PLAY→OFF 変化」では、モード
切換ダイヤル72が「PLAY→OFF 」に変化したか否かの
判断を行っている。もしモード切換ダイヤル72が「PL
AY→OFF 」に変化した場合にはS716「PLAYOFF 処
理」に分岐してデジタルスチルカメラとしての表示を終
了する作業を行い、「PLAY→OFF 」に変化していない場
合にはモード切換ダイヤル72は「撮1」から「OF
F」に変化したことを示しているので撮影を終了する動
作をS718「SM閉処理」で行う。
【0128】なお、S716「PLAYOFF 処理」とS71
8「SM閉処理」との処理が終了した場合にはS726の
「RET 」処理に進み、本S700「/SM1,/SM2 スイッチ
処理」のルーチンを終了する。
【0129】S720「SM状態=PLAY 」ではモード切換
ダイヤル72の設定が「PLAY」であるか否かの判断
を行っている。もし、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY」である場合には、S722「PLAY処理」へ
分岐し、デジタルスチルカメラで撮影したデータの表
示、情報の編集を行い、もしモード切換ダイヤル72の
設定が「PLAY」でない場合にはモード切換ダイヤル
72の設定は「撮2」の状態であるのでS724の「SM
開2 処理」に進む。
【0130】なお、S722とS724との処理が終了
した場合にはS726「RET 」処理に進み、本S700
「/SM1,/SM2 スイッチ処理」のルーチンを終了する。
【0131】〔SM開1処理(OFF→撮影1) 〕図23乃至
図25はそれぞれSM開1処理(OFF→撮影1) を示すフロ
ーチャートである。
【0132】モード切換ダイヤル72が「OFF」の位
置から「撮1」の位置に変更されることにより、図23
に示すSM開1処理(OFF→撮影1)に遷移してくる。SM開1
処理(OFF→撮影1)が開始すると(S800)、まず、
LCDOFFタイマーにDSC側のLCD(液晶モニタ
40)の表示を消灯させるタイマー値を示すE-T-SATUを
入力する(S802)。次いでAPS側のバッテリーチ
ェック処理を行う(S804)。バッテリー残量の判定
処理(S806)においてバッテリー残量がNGと判定
されたときには、図24に示すS852にジャンプす
る。S804のバッテリーチェックの判定でOKとなれ
ば、次いでフイルムカウントの表示処理を実行する(S
808)。この場合は、モード切換ダイヤル72がOF
Fの時に消灯していたAPS表示部32をONしてフイ
ルムの残枚数を表示させる処理を実行する。
【0133】続くS810ではカメラの鏡胴を撮影不能
位置(沈胴位置)から撮影可能位置(例えばワイド端位
置)に移動させる処理(OPEN処理)を行う。そし
て、APSCPU150から通信部182を介してDS
CCPU184へ指示(DSCVW=ON) を与え、DSC側
の電源をオンする(S812)。このDSCVW =ONにより
DSCが起動することになる。これと同時に、1秒タイ
マーをスタートさせ(S814)、1秒以内にDSCが
ハード的に起動したか否かをチェックする(S816、
S818)。すなわち、1秒以内に/DSCBUSYのポートが
Lowにならなければ異常が発生したと判断し、この場
合はS820でDSCの異常を警告すべくAPS表示部
32においてDSC電池表示を点灯させたのち、図24
のS852に進み撮影不可能な状態にする。
【0134】その一方、S816において1秒以内に/D
SCBUSYのポートがLowになった場合はDSCのハード
が正常に起動したことを意味する。かかる場合は改めて
1秒タイマーをスタートさせ(S822)、DSC通信
によって「状態チェック」の指令を通信する(S82
4)。これは、DSC側が撮影できる状態になったか否
かのチェックを要求するコマンドであり、APSCPU
150はDSC側からの返信内容を判定する(S82
6)。
【0135】すなわち、S826ではDSCの撮影準備
が整っている旨を示すDSC レディを受信したか否かを判
定し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエ
イト処理(S828)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S830)、1秒以内であれば処理は
S824に戻る。1秒以内にDSC レディを受信できず、
S830で1秒タイマーのオーバータイムと判定した時
には、何らかの異常が生じたものとして、APS表示部
32においてDSCの異常を警告すべく、DSC電池表
示を点灯させる処理を行うとともに(S832)、図2
4のS848の処理に移行する。このように、DSCが
何らかの原因で起動しない時は動作不可能とする。
【0136】DSCが正常に起動し、S826において
APSCPU150がDSC レディを受信すると、次いで
エンコーダ位置がE0 であるか否かの判断が行われる
(S834)。エンコーダ位置=E0 とは、APS鏡胴
が撮影不可能位置(沈胴位置)であることを意味する。
前述のOPEN処理において鏡胴が正常に作動していれ
ば、当該判定時に鏡胴は撮影可能位置にあり、S834
はNO判定となって図24に示すS842に進む。しか
し、何らかの理由でエンコーダ位置=E0 と判定された
時は、エンコーダチェック処理を行い(S836)、鏡
胴位置が沈胴位置にとどまっているか否かを判断する
(S838)。ここで鏡胴が沈胴位置になければ、正常
に戻ったと判断され、図24に示すS842に進む。そ
の一方、S838において鏡胴が沈胴位置にある場合
は、鏡胴位置=Bセットして処理は図24のS848に
移行させる。
【0137】図24のS842ではDSC通信によって
DSC側のバッテリーチェック処理を指示する。これは
DSC側のバッテリーが撮影できるレベルにあるか否か
を通信で通知するように要求するものであり、この返信
データの内容によってはDSC電池表示処理を行う場合
もある。
【0138】DSC通信においてエラーがセットされた
か否かが監視され(S844)、通信エラーの場合には
S852にジャンプしてカメラを動作不可とする。DS
C通信が正常に行われた時は、次に、返信データとして
バッテリーの残量が不足している旨を示す信号(BCN
G)を受信したか否かが判定される(S846)。S8
46においてBCNGを受信した時は、カメラを動作不
可とすべく、DSC通信によって電源OFFを指示する
(S848)。そして、100mSのウエイト処理(S
850)を挟んでDSCVW =OFF の処理を実行し (S85
2)、DSCの起動をハード的にOFFする。その後、
処理はメインルーチンに戻る(S854)。
【0139】S846でバッテリー残量がOKである旨
の返信データを得ている時は、続くDSC通信におい
て、APS側からDSC側にSM状態が撮影1に設定さ
れている旨の情報が伝達される(S856)。また、C
HPの設定の読み込み処理を実施し(S858)、DS
C通信によってCHPの読み込み結果をDSC側に通知
する(S860)。
【0140】時計機能(計時機能)はAPS側に設けら
れていることから、DSC通信によって年データ、月日
データ、及び時分データをAPS側からDSC側へ提供
するとともに(S862、S864、S866)、表示
部におけるデートの表示形態(デートモードの設定内
容)についてもDSC通信によってAPS側からDSC
側に提供する(S868)。また、この時、DSC通信
によって動画表示開始処理を指示し、CCDで取り込ん
だ画像の液晶モニタ40において動画表示させる処理を
開始させる(S870)。
【0141】続くS872ではDSC通信においてエラ
ーがセットされたか否かを判定し、通信エラーが発生し
た時には動作不可とすべく既述のS852に遷移させ
る。DSC通信が正常に行われた時は、図25に示すS
874のDSC通信によって画像表示状態を要求する指
令を与える。これは、液晶モニタ40における表示形態
が一画面表示か、マルチ画面(4画面)表示か、それと
も表示OFFの状態かの情報の提供を要求するものであ
る。
【0142】APSCPU150はDSCからの返信デ
ータを監視し、返信データがLCD表示OFFセットを
示すものであるか否かを判定する(S876)。LCD
表示OFFセット以外の返信データを受信した時、すな
わち、現在液晶モニタ40がONしており、何らかの表
示が行われている場合には、LCD表示OFFリセット
を行い(S878)、撮影モード表示処理を行う(S8
80)。
【0143】もし、S876においてLCD表示OFF
セットを示す返信データを受信した時は、前記S878
を省略してS880に進み、撮影モード表示処理を行う
(S880)。次いで、一定時間経過によって液晶モニ
タ40を消灯させるデータであるLCDOFFタイマー
にE-T-SATUを設定し(S882)、LCDOFFタイマ
ーをスタートさせる(S884)。その後、処理はメイ
ンルーチンに戻る(S886)。
【0144】〔SM開2処理(撮影1→撮影2)〕図26
はSM開2処理(撮影1→撮影2)を示すフローチャート
である。
【0145】モード切換ダイヤル72を「撮1」の状態
から「撮2」の状態に変更した場合には、図26に示す
SM開2処理(撮影1 →撮影2)が開始される。すなわち、
SM開2処理(撮影1→撮影2)がスタートすると(S9
00)、まず、DSC電池表示を一律に消灯させる制御
を実行する(S902)。次に、/DSCBUSYのポートがL
owであるか否かの判定を行う(S904)。これはD
SCが動作していたか否かを判断するものであり、/DSC
BUSY=LならばDSCが動作していることを意味する。
S904において/DSCBUSY=Lのとき、1秒タイマーを
スタートさせ(S906)、DSC通信によって「状態
チェック」の指令を通信する(S908)。APSCP
U150はDSC側からDSC レディを受信したか否かを
判定し(S910)、DSC レディを未受信の場合には、
20mSのウエイト処理(S912)の後に1秒オーバ
ータイムの経過の有無を判定し(S914)、1秒以内
であれば処理はS908に戻る。1秒以内にDSC レディ
を受信できず、S914で1秒タイマーのオーバータイ
ムと判定した時、またはS910においてDSC レディを
受信した時には、続くDSC通信においてプリント枚数
設定(PQ設定)の破棄(S916)、選択タイトル設
定(ST設定)の破棄(S918)、及び電源OFF
(S920)の指示を伝達する。なお、PQ設定やST
設定を破棄するのは、「撮1」のモードにおいてPQや
STが入力されたが撮影しないでモード切換ダイヤル7
2が回されたときはこれら設定情報が不要だからであ
る。
【0146】PQ設定破棄の指示を受けたDSC側は液
晶モニタ40における「PQ値」の表示を消し、「PQ
設定無し」のフラグをセットする。また、ST設定破棄
の指示を受信したDSC側は液晶モニタ40におけるタ
イトル文字列の表示を消し、「ST設定無し」のフラグ
をセットする。
【0147】S920で電源を切断する旨の通知をした
ら、次いで100mSのウエイト(切断待ち)処理を行
った後(S922)、DSCVW =OFF を実行する(S92
4)。これによりDSC電源が切断され、APS機能の
みが有効に機能する状態となる。次いでAPS側の電池
電圧のチェックが行われ(S926)、メインルーチン
に復帰する(S928)。なお、S904において/DSC
BUSY=Hiの場合はDSCが不動作状態にあったことを
意味し、処理は直ぐにS924に進んでDSC電源がO
FFされる。
【0148】〔SM開3処理(撮影2→撮影1)〕図27
及び図28はそれぞれSM開3処理(撮影2→撮影1)を
示すフローチャートである。
【0149】モード切換ダイヤル72を「撮2」の状態
から「撮1」の状態に変更した場合には、図27に示す
SM開3処理(撮影2→撮影1)が開始される。すなわ
ち、SM開3が開始すると(S1000)、まず、LCD
OFFタイマーに一定時間経過によって液晶モニタ40
を消灯させるデータであるE-T-SATUを入力する(S10
02)。なお、E-T-SATUは、EEPROM178に格納
されているタイマーデータの一つである。次いでAPS
側のバッテリーチェック処理を行う(S1004)。バ
ッテリー残量の判定処理(S1006)においてバッテ
リーNGと判定されたときには、図28に示すS105
8にジャンプしてDSC側の電源をOFFし、メインル
ーチンに復帰する(S1066)。他方、S1006の
バッテリーチェック判定でOKとなれば、DSCVW =ONを
実行して、DSCを起動する(S1008)。これと同
時に1秒タイマーをスタートさせ(S1010)、1秒
以内にDSCがハード的に起動したか否かをチェックす
る(S1012、S1014)。すなわち、1秒以内に
/DSCBUSYのポートがLowにならなければ異常が発生し
たと判断し、この場合はDSC電池表示の点灯処理を実
行し(S1016)、処理は図28に示す前記S105
8に進む。
【0150】その一方、S1012で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1018)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1020)。S
1022ではDSC レディを受信したか否かを判定し、DS
C レディを未受信の場合には、20mSのウエイト処理
(S1024)の後に1秒オーバータイムの経過の有無
を判定し(S1026)、1秒以内であれば処理はS1
020に戻る。1秒以内にDSC レディを受信できず、S
1026で1秒タイマーのオーバータイムと判定した時
は、本来はあり得ない状況であるが、何らかの異常が発
生したと判断して、DSC電池表示を点灯させる処理を
行うとともに(S1028)、図28に示すS1054
の処理にジャンプする。このように、DSCが何らかの
原因で起動しない時は動作不可能とする。
【0151】S1022においてAPSCPU150が
DSC レディを受信すると、DSC通信によってバッテリ
ーチェック処理の指示が伝達される(S1030)。そ
して、DSC通信において、エラーがセットされたか否
かが監視され(S1032)、通信エラーの場合には、
図28に示すS1058にジャンプし、カメラを動作不
可とする。もし、図27のS1032でDSC通信が正
常に行われたと判断した時は、次に、返信データとして
バッテリーの残量が不足している旨を示す信号(BCN
G)を受信したか否かが判定される(S1034)。
【0152】S1034においてBCNGを受信した時
は、図28に示すS1054に進みカメラを動作不可と
すべく、DSC通信によって電源OFFを指示する(S
1054)。そして、100mSのウエイト処理(S1
056)を挟んでDSCVW =OFF の処理を実行し (S10
58)、DSCの起動をハード的にOFFする。その
後、処理はメインルーチンに戻る(S1066)。
【0153】図27のS1034でバッテリー残量がO
Kである旨の返信データを得ている時は、図28に示す
S1036に進む。そして、DSC通信において、AP
S側からDSC側にSM状態が撮影1に設定されている
旨の情報が伝達される(1036)。続いて、CHPの
設定の読み込み処理を実施し(S1038)、DSC通
信によってCHPの読み込み結果をDSC側に通知する
(S1040)。
【0154】また、DSC通信によって年データ、月日
データ、時分データ、デートモードの設定内容をAPS
側からDSC側へ提供する(S1042〜S104
8)。また、この時、DSC通信によって動画表示開始
処理を指示し、CCDで取り込んだ画像の液晶モニタ4
0において動画表示させる処理を開始させる(S105
0)。
【0155】続くS1052では念のためDSC通信に
おいてエラーがセットされたか否かを判定し、通信エラ
ーが発生した時には動作不可とすべく既述のS1058
に遷移させる。S1052でDSC通信が正常に行われ
たと判断した時は、LCD 表示OFFをリセット処理し
(S1060)、LCDOFFタイマーにE-T-SATUをセットす
る(S1062)。そしてLCDOFFタイマーをスタートさ
せて(S1064)、メインルーチンに戻る(S106
6)。
【0156】〔SM閉処理(撮影1→OFF )〕図29はSM
閉処理(撮影1→OFF )を示すフローチャートである。
【0157】モード切換ダイヤル72を「撮1 」の状態
から「OFF」の状態に変更した場合には、図29に示
すSM閉処理(撮影1→OFF )が開始される。すなわち、
SM閉処理が開始すると(S1100)、まず撮影モード
をリセットし(S1102)、ストロボの充電完了リセ
ット(S1104)、セルフモードリセット(S110
6)、PQ設定リセット(S1108)、ST設定リセ
ット(S1110)を行い、不要となる設定情報を破棄
する。次いで、APS表示部32におけるデート表示処
理を実行する(S1112)。これは、PQやSTが設
定されているときは、デート表示に代えて、プリント枚
数の表示(例えば、「P−10」なる表示)や選択タイ
トル番号の表示(例えば、「06−30」なる表示)が
APS表示部32に表示されている可能性がある。した
がって、上記PQ設定やST設定の情報破棄のあと、A
PS表示部32の表示をデート表示に戻す処理が行われ
る。
【0158】デート表示処理の後、/DSCBUSY=Lか否かを
判定して(S1114)、DSCが動作しているか否か
を判定する。DSCが動作していれば/DSCBUSYのポート
はLowであり、この場合には1秒タイマーをスタート
させ(S1116)、DSC通信によって「状態チェッ
ク」の指令を通信する(S1118)。APSCPU1
50はDSC側からDSC レディを受信したか否かを判定
し(S1120)、DSC レディを未受信の場合には、2
0mSのウエイト処理(S1122)の後に1秒オーバ
ータイムの経過の有無を判定し(S1124)、1秒以
内であれば処理はS1118に戻る。1秒以内にDSC レ
ディを受信できず、S1124で1秒タイマーのオーバ
ータイムと判定した時、またはS1120においてDSC
レディを受信した時には、続くDSC通信においてPQ
設定の破棄(S1128)、ST設定の破棄(S113
0)、SM状態がOFFに変更された旨の情報(SM状態
=OFF)(S1132) 、及び電源OFF(S113
4)の各指示を伝達する。
【0159】次いで、電源を切断する旨の通知(S11
34)をし、100mSのウエイト(切断待ち)処理を
行ってから(S1136)、DSCVW =OFF を実行する
(S1138)。これによりDSC電源が切断される。
その後、APS側の撮影レンズを沈胴位置へ駆動するC
LOSE処理を実行し(S1140)、メインルーチン
に復帰する(S1142)。
【0160】また、S1114においてNO判定の場合
は、S1138にジャンプして、DSCVW =OFF (S11
38)及びCLOSE処理(S1140)を実行して、
メインルーチンに復帰する(S1142)。
【0161】〔PLAY処理(OFF →PLAY)〕図30乃至図
32はそれぞれPLAY処理(OFF →PLAY)を示すフローチ
ャートである。
【0162】モード切換ダイヤル72を「OFF」の状
態から「PLAY」の状態に変更した場合には、図30
に示すPLAY処理(OFF →PLAY)が開始される。すなわ
ち、PLAY処理が開始すると(S1200)、APSCP
U150はポート番号27(/SMR) を出力ポートのL出
力にする処理を行う(S1202)。このポートはRW
スイッチ43の状態を示す。次いで、LCDOFFタイマーに
E-T-PLAYを設定し(S1204)、前記CLOSE処理
を実行する(S1206)。また、バッテリーチェック
処理を実施し(S1208)、BC判定(S1210)
においてバッテリーNGと判定した時は、図32に示す
S1288に進んで動作不可となる。S1210のBC
判定でバッテリーOKと判定した時は、DSCVW =ON処理
を行い(S1212)、DSC側に電源を投入してDS
Cを起動する。
【0163】これと同時に1秒タイマーをスタートさせ
て(S1214)、1秒以内にDSCがハード的に起動
したか否かをチェックする(S1216、S121
8)。すなわち、1秒以内に/DSCBUSYのポートがLow
にならなければ異常が発生したと判断し、この場合はD
SC電池表示の点灯処理を実行し(S1220)、処理
は図32に示すS1288に進む。
【0164】その一方、S1216で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1222)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1224)。続
くS1226ではDSC レディを受信したか否かを判定
し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイ
ト処理(S1228)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S1230)、1秒以内であれば処理
はS1224に戻る。1秒以内にDSC レディを受信でき
ず、S1230で1秒タイマーのオーバータイムと判定
した時は、何らかの異常が発生したと判断して、DSC
電池表示を点灯させる処理を行うとともに(S123
2)、図32に示すS1292に移行する。
【0165】また、図30のS1226でAPSCPU
150がDSC レディを受信すると、DSC通信によって
バッテリーチェック処理の指示が伝達される(S123
4)。そして、DSC通信において、エラーがセットさ
れたか否かが監視され(S1236)、通信エラーの場
合には図32に示すS1288にジャンプし、DSCを
動作不可とする。
【0166】他方、S1236でDSC通信が正常に行
われたと判断した時は、図31に示すように返信データ
としてバッテリーの残量が不足している旨を示す信号
(BCNG)を受信したか否かが判定される(S123
8)。S1238においてBCNGを受信した時は、図
32に示すS1292に進みDSCを動作不可とする。
【0167】S1238でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、EEPROM178内
のAPSに関するステイタス情報をチェックし、E-APS-
SATUEND =55h であるか否かを判定する(S124
0)。E-APS-SATUEND =55h とは、APS撮影終了の情
報をDSC側に未送信であることを意味し、この場合に
は、DSC通信においてAPS撮影終了を伝達する(S
1242)。通信後にはDSC通信においてエラーが発
生したか否かを判定し(S1244)、エラー発生時に
は、図32に示すS1288にジャンプして動作不可と
する。通信が正常に行われた時はEEPROM178書
き込み処理を実行し(S1246)、E-APS-SATUEND に
送信済である旨を示すデータ00h を書き込む。
【0168】S1246又はS1240の後、APSの
状態を示すFSTATEを判定する。すなわち、FSTATE=リラ
イトMR中であるか(S1248)、FSTATE=リライト
駒送り中であるか(S1250)、FSTATE=リライトリ
カバリー中であるか(S1252)を順次判断し、上記
S1248〜S1252のいずれかの判定でYES判定
の時は図32に示すS1292に進む。そして、DSC
通信により電源OFFの指示を伝達し(S1292)、
100mSのウエイト(切断待ち)処理を行ってから
(S1290)、DSCVW =OFF を実行する(S128
8)。これによりDSC電源が切断される。その後、処
理はメインルーチンに復帰する(S1294)。
【0169】図31に示したS1248〜S1252の
すべての判定でNO判定の時は、図32に示すS125
4に進み、DSC通信によってSM状態=PLAYを伝達す
るとともに(S1254)、液晶モニタ40を点灯させ
るべく、LCD表示のON/OFFのコマンドを伝達する(S
1256)。次いで、LCD表示OFFをリセットし
(S1258)、5秒タイマーをスタートさせる(S1
260)。このタイマーはDSCがフラッシュメモリか
らデータを読み出す時間を監視するものである。
【0170】その後、DSC通信によって「状態チェッ
ク」の指令を通信し(S1262)、返信によるDSC レ
ディを受信したか否かを判定する(S1264)。DSC
レディを未受信の場合には、20mSのウエイト処理
(S1266)の後に5秒オーバータイムの経過の有無
を判定し(S1268)、5秒以内であれば処理はS1
262に戻る。5秒以内にDSC レディを受信できず、S
1268で5秒タイマーのオーバータイムと判定した時
は、何らかの異常が発生したと判断して、DSC電池表
示を点灯させる処理を行うとともに(S1270)、S
1292の処理に移行する。
【0171】S1264でAPSCPU150がDSC レ
ディを受信すると、DSC通信によって駒番号要求コマ
ンドが伝達される(S1272)。そして、DSC通信
において、エラーがセットされたか否かが監視され(S
1274)、通信エラーの場合にはS1288に移行
し、DSCを動作不可とする。S1274でDSC通信
が正常に行われたと判断した時は、次に、返信データと
して受信した内容が駒番号の変更不可を意味するEDh で
あるか否かの判定を行う(S1276)。受信データ=
変更不可(EDh )である場合には、DSCの撮影データ
を破棄する処理を行い(S1278)、処理はS128
4に移行する。
【0172】他方、S1276で受信データ≠変更不可
(EDh )である場合は、DSC通信によって駒番号と撮
影データを一括して要求する指示を伝達する(S128
0)。通信にはエラーチェックを行い(S1282)、
通信エラー時にはS1288に進んでDSCの電源をO
FFする。正常にDSC通信が行われたことが確認され
ると、次いでLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを設定し
(S1284)、LCDOFFタイマーをスタートさせ
てから(S1286)メインルーチンに復帰させる(S
1294)。
【0173】〔PLAYOFF 処理(PLAY→OFF )〕図33乃
至図35はそれぞれPLAYOFF 処理(PLAY→OFF )を示す
フローチャートである。
【0174】モード切換ダイヤル72を「PLAY」の
状態から「OFF」の状態に変更した場合には、図33
に示すPLAYOFF 処理(PLAY→OFF )が開始される。すな
わち、PLAYOFF 処理が開始すると(S1300)、先ず
APSCPU150はポート番号27(/SMR )を入力
ポート状態に設定する(S1302)。そして、FSTATE
=リライトMR中であるか(S1304)、FSTATE=リ
ライト駒送り中であるか(S1306)、FSTATE=リラ
イトリカバリー中であるか(S1308)を順次判断す
る。上記S1304〜S1308ですべてNO判定の場
合は、S1310において撮影データ変更チェック処理
を実行してからS1312に進む。これは、利用者が撮
影情報を変更してからモード切換ダイヤル72を切り換
える場合を考慮したものである。
【0175】他方、上記S1304〜S1308のうち
いずれか一つの判定でYES判定となるときは、S13
10の処理を飛ばしてS1312に進む。
【0176】S1312では画像出力動作開始がセット
されているか否かを判定し、セットされているときはD
SC通信により画像出力動作終了を通知してから(S1
314)、画像出力動作開始をリセットする(S131
6)。S1316の後、又は前記S1312において既
に画像出力動作開始がリセットされているときは、S1
318に進んでバッテリーチェック処理を行う(S13
18)。
【0177】続いて、図34に示すBC判定(S132
0)において、バッテリーNGと判定した時は図35に
示すS1380に進んで動作不可となる。図34に示す
S1320のBC判定でバッテリーOKと判定した時
は、DSCVW =ON処理を行い(S1322)、DSC側に
電源を投入してDSCを起動する。これと同時に1秒タ
イマーをスタートさせて(S1324)、1秒以内にD
SCがハード的に起動したか否かをチェックする(S1
326、S1328)。すなわち、1秒以内に/DSCBUSY
のポートがLowにならなければ異常が発生したと判断
し、この場合はDSC電池表示の点灯処理を実行し(S
1330)、処理は図35に示すS1380に進む。
【0178】その一方、S1326で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1332)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1334)。続
くS1336ではDSC レディを受信したか否かを判定
し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイ
ト処理(S1338)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S1340)、1秒以内であれば処理
はS1334に戻る。1秒以内にDSC レディを受信でき
ず、S1340で1秒タイマーのオーバータイムと判定
した時は、何らかの異常が発生したと判断して、DSC
電池表示を点灯させる処理を行うとともに(S134
2)、図35に示すS1376の処理に移行する。
【0179】S1336でAPSCPU150がDSC レ
ディを受信すると、DSC通信によってバッテリーチェ
ック処理の指示が伝達される(S1344)。そして、
DSC通信において、エラーがセットされたか否かが監
視され(S1346)、通信エラーの場合には図35の
S1380に飛びカメラを動作不可とする。S1346
でDSC通信が正常に行われたと判断した時は、次に、
返信データとしてバッテリーの残量が不足している旨を
示す信号(BCNG)を受信したか否かが判定される
(S1348)。S1348においてBCNGを受信し
た時は、図35に示すS1376に進みカメラを動作不
可とする。
【0180】S1348でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、LCD表示OFFがセ
ットされているか否かを判定する(S1350)。PL
AYモード時にDSC側のLCD表示部190が点灯し
ていた場合にはここでの判定がNO判定となり、S13
52に進んでDSC通信によりLCD表示とCCDをO
FFする指令を伝達する。そしてLCD表示OFFセッ
ト(S1354)を行ってから処理は図35に示すS1
356に進む。また、S1350でLCD表示OFFが
セットされている時には前記S1352及びS1354
の処理を飛ばして直ちに図35に示すS1356に進
む。
【0181】図35に示すS1356〜S1364にお
いて、FSTATE=リライトMR中であるか(S135
6)、FSTATE=リライト駒送り中であるか(S136
0)、FSTATE=リライトリカバリー中であるか(S13
62)を順次判断する。上記S1356〜S1362の
いずれか一つの判定においてYES判定となった時はS
1358に進み、リライト給送リカバリー処理を実施す
る。
【0182】もし、S1356〜S1362においてす
べてNO判定の場合は、更に、E-APS-SATUEND =55h で
あるか否かを判定する(S1364)。APS撮影の終
了情報を送信した後であればこのS1364の判定はN
O判定となり、続いてリライト給送処理を実行する(S
1372)。このリライト給送処理(S1372)の後
又は前記リライト給送リカバリー処理(S1358)の
後はDSC通信エラーセットの判定を行い(S137
4)、エラーがセットされている時はS1380に進ん
でDSCVW =OFF の処理を実行し (S1380)、その後
メインルーチンに戻る(S1382)。
【0183】S1374でDSC通信が正常に行われた
ことを確認した場合には、DSC通信で電源OFFを伝
達し(S1376)、その後100mSのウエイト(S
1378)をおいてからDSCVW =OFF の処理を実行して
(S1380)、メインルーチンに戻る(S138
2)。
【0184】他方、S1364のE-APS-SATUEND =55h
か否かの判定において、APS撮影終了情報を未送信の
時はS1366に進み、ここでDSC通信によってAP
S撮影終了を通知する。通信後にはDSC通信において
エラーが発生したか否かを確認し(S1368)、エラ
ー発生時にはS1380に飛んでDSCVW =OFF の処理を
実行し (S1380)、その後メインルーチンに戻る
(S1382)。
【0185】S1368において、通信が正常に行われ
たと判断した時はEEPROM書き込み処理を実行し
(S1370)、E-APS-SATUEND に送信済である旨を示
すデータ00h をEEPROM178に書き込む。そし
て、上記S1376〜S1382を経てメインルーチン
に復帰する。
【0186】〔/SSHIFT スイッチ処理〕図36乃至図4
2は/SSHIFT スイッチ処理の流れを示すフローチャート
である。
【0187】「/SSHIFT スイッチ処理」が開始すると
(S2700)、先ずSM状態=撮影2の判定を行う
(S2702)。SM状態がPLAY又は撮影1に設定され
ているときは、DSC通信によりバッテリーチェックを
指示する(S2704)。そしてDSC通信のエラーの
有無を判定し(S2706)、通信異常があれば図41
のS2852へジャンプし動作不可とする。正常な通信
を確認したら、返信データ=BCNGか否かの判定をす
る(S2708)。BCNGを受信した場合には図40
のS2842に飛んで動作不可とする。
【0188】S2708でバッテリーOKの信号を受信
したときは、続くDSC通信で画像表示状態要求の指示
を伝達する(S2710)。そして「SM状態=PLAY」
を判定し(S2712)、PLAYモード以外の時はS27
18に飛び、PLAYモードであれば、続いて、画像表示状
態が一画面表示であるか否かを判定する(S271
4)。DSC側からの返信データが一画面表示状態以外
の状態を示すもの、すなわち、多画面表示であるときは
図40のS2824に飛ぶ。
【0189】また、図36に示すS2714の判定にお
いて一画面表示であるときは次いでPLAY駒データ変更が
許可されているか否かを判定し(S2716)、データ
変更が禁止されているとき(NO判定の時)は図40の
S2824に飛ぶ。なお、DSC側のLCD表示部19
0(液晶モニタ40)が表示している画像が現カートリ
ッジの画像の場合にはデータ変更が許容され、現カート
リジの画像以外の場合はデータ変更が禁止される。従っ
て、後者の場合マルチファンクション(MF)スイッチ
52は無視される。他方、DSCのLCD表示が1画面
表示であり(S2714でYES判定)、かつ駒データ
の変更が許容されている場合(S2716でYES判定
時)にはS2718に進む。
【0190】S2718では/MFL2LEDの点灯を行う。こ
れは、/SMODEあるいは/SPLAYOUT を表示するものとな
る。次いで/MFR2LEDの点灯を行う(S2722)。そし
て、SM状態=PLAYを判定し(S2724)、PLAYモー
ドであればS2734に飛び、PLAYモード以外の場合に
は、PQ確定モードか否か(S2726)あるいは、S
T確定モードか(S2730)の判定をする。
【0191】PQ確定モードの場合は/MFL1LEDを点灯し
(S2728)、ST確定モードの場合は/MFR1LEDを点
灯し(S2732)てから図37に示すS2738に進
む。他方、PQ確定モード、ST確定モードのいずれで
もない場合、または、S2724でPLAYモードの場合
は、/MFR1LED、及び/MFL1LEDを両方点灯させて(S27
34、S2736)、ST及びPQの両方が変更可能で
あることを提示する。その後、図37のS2738に進
む。
【0192】S2738では「SM状態=撮影2」を判
定し、YES判定ならS2748に飛んで5分タイマー
をスタートさせ、NO判定ならSM状態=撮影1を判定
する(S2740)。ここでNO判定ならすなわちSM
状態=PLAYであり、この時はLCDOFFタイマーにE-T-PLAY
を設定してから(S2742)、LCDOFFタイマーをスタ
ートさせる(S2746)。また、S2740でSM状
態=撮影1の時はLCDOFFタイマーにE-T-SATUを設定して
から(S2744)、LCDOFFタイマーをスタートさせる
(S2746)。
【0193】その後、S2748で5分タイマーをスタ
ートさせてから、SM状態=PLAYを判定し(S275
0)、NO判定なら次いで「/SSELF=ON」か否かを判
断する(S2752)。/SSELF=ONの時は「/SSELFス
イッチ処理」(S2754)のサブルーチンを実施して
から図39のS2818に進む。
【0194】図37のS2752でNO判定の時は、次
いで/SMODE=ONの判定をし(S2756)、/SMODE=ON
の時は「/SMODEスイッチ処理」(S2758)を実施し
てから図39に示すS2818に進む。S2756にお
いて/SMODE=ONでないとき、又はS2750のSM状態
の判定で「PLAY」の時は図38に示すS2760に進
む。これは、S2750でPLAYモードの時は/SMODE及び
/SSELFは無効となることを意味している。
【0195】図38のS2760ではSM状態が撮影2
か否かを判定する。撮影1又はPLAYの時はPQとSTの
両方を同時表示・変更可能であり、S2766に進む。
一方SM状態=撮影2の時は次いでPQ確定モードか否
かを判定し(S2764)、ここでNO判定ならS27
66に進んで/STITLE =ONか否かを判定する。/STITLE
=ONなら「/STITLE スイッチ処理」(S2768)を実
施してから図39に示すS2818に飛ぶ。
【0196】S2764でPQ確定モードに設定されて
いる場合、又はS2766でNO判定の時はS2770
において「SM状態=撮影2」を判定する。SM状態=
撮影2の時は次いでST確定モードか否かを判定し(S
2774)、ST確定モードの場合はS2780に飛
び、ST確定モードでなければ「/SPQ=ON」か否かを
判定する(S2776)。ここでYES判定なら「/SPQ
スイッチ処理」(S2778)を実施して、図39のS
2818に飛ぶ。他方、S2776で/SPQ=OFFなら
S2780に進む。
【0197】S2780は「SM状態=PLAY」を判定す
る。PLAY時は/SPLAYOUT 、/SCHP 及び/SDATEが有効にな
るため、どのスイッチが操作されたかを監視する。すな
わち、S2782では「/PLAYOUT=ON」の判定を行
い、YES判定ならS2784において「/SPLAYOUT ス
イッチ処理」を実行した後、図39のS2818に飛
ぶ。
【0198】S2782でNO判定なら次に「/SCHP =
ON」の判定を行い(S2788)、マルチファンクシ
ョンスイッチ52のCHPスイッチが操作されている時
は「/SCHP スイッチ処理」(S2790)を実行してか
ら図39のS2818に進む。S2788でNO判定の
場合には次に「/SDATE=ON」を判定し(S279
2)、/SDATEがONされている時はS2794において
「/SDATEスイッチ処理」を実行してから図39のS28
18に飛ぶ。なお、PLAY時のデート変更は/SSHIFT+/SD
ATEの同時操作によって行う。
【0199】S2792で/SDATEがONしていない時、
又はS2780でSM状態≠PLAYの場合は図39のS2
796に進み、ここで時計処理を行う。その後「SM状
態=撮影2」の判定をして(S2798)、APS単独
撮影(撮影2)の場合はS2810に飛び、SM状態≠
撮影2(NO判定)ならLCD表示OFFセットの有無
を判断する(S2800)。S2800においてLCD
の表示をOFFしている時はS2810に飛ぶ。もし、
S2800においてLCD表示中ならLCDOFFタイマーが
オーバータイムとなったか否かを監視する(S280
2)。
【0200】「撮1」のモードにおいてSHIFTスイ
ッチ48が押されてから30秒放置された場合、あるい
は、PLAYモードにおいてSHIFTスイッチ48が押さ
れてから1分間放置された場合には、LCDOFFタイマーが
オーバータイムとなる。この時、DSC通信でLCD表
示とCCDをOFFする指示を伝達し(S2804)、
LCD表示OFFをセットする(S2806)。その
後、「SM状態=PLAY」の判定(S2808)に応じ
て、YES判定なら変更意思がないものとして図41の
S2876に飛び処理を抜ける。またS2808でNO
判定なら図37のS2750に飛ぶ。
【0201】図39のS2810では5分タイマーのオ
ーバータイムを判定し、オーバータイムに至っていない
時は「/SM1,/SM2 読み込み処理」を実施する(S281
2)。そしてSM状態変化の有無を判定し(S281
4)、変化なき時は「/SSHIFT=ON」の有無を判定す
る(S2816)。/SSHIFT がONしていたら図37の
S2750にジャンプするが、/SSHIFT =OFF の時はS
2818に進む。
【0202】なお、S2810で5分タイマーがオーバ
ータイムとなったとき、又はS2814でSM状態に変
化があった時もS2818にジャンプする。S2818
では5分タイマーのオーバータイムを監視し、オーバー
タイムに至らない時は「SM状態=PLAY」の判定をする
(S2820)。S2820においてSM状態=PLAYの
時は、LCD 表示OFF セットを判定し(S2822)、こ
こでYES判定の時は図41のS2876に進む。
【0203】もし、図39のS2820でNO判定の場
合(すなわち、SM状態がPLAYでない場合)、又はS2
822でNO判定の場合(SM状態がPLAY時であってL
CD表示OFF がセットされていない場合)は図40のS
2824に進む。これはPLAY時に1分経過していたらス
イッチのOFF待ちになることを意味する。なお、S2
818で5分タイマーのオーバータイムと判定した時は
図41のS2876にジャンプする。
【0204】図40のS2824では/MFR2LEDの点滅判
定を行い、点滅中なら/MFR2LEDを点灯する(S282
6)。これによりアップキー(56)のLED点滅が点
灯状態になる。同様に、S2828では/MFL2LEDの点滅
判定を行い、点滅中なら/MFL2LEDを点灯する(S283
0)。これによりダウンキー(60)のLED点滅が点
灯状態になる。
【0205】続いて、「SM状態=撮影2」を判定する
(S2832)。ここでNO判定なら「SM状態=撮影
1」か否かを判断する(S2834)。SM状態=PLAY
ならS2834はNO判定となって、この場合はLCDOFF
タイマーにE-T-PLAYを設定し(S2836)、SM状態
=撮影1ならLCD 表示OFF タイマーにE-T-SATUを設定し
てから(S2838)、LCD 表示OFF タイマーをスター
トする(S2840)。そして、図41のS2852に
進み5分タイマーをスタートする(S2852)。な
お、図40のS2832でSM状態=撮影2の時も図4
1のS2852にジャンプする。また、図36に示した
S2708のBCNGデータ受信によってS2842に
ジャンプしてきた時は、DSC通信でLCD 表示及びCC
DのOFFを伝達し(S2842)、LCD 表示OFF セッ
トを行う(S2844)。そしてDSC通信で電源OF
Fを指示し(S2846)、100mSのウエイトをお
いてから(S2848)、DSCVW をOFF する(S285
0)。そして、図41に示すS2852に進む。
【0206】S2852で5分タイマーをスタートした
後、次に「SM状態=撮影2」を判定する(S285
4)。撮影2でない時はLCD 表示OFF セットを判定し
(S2856)、LCD表示中ならLCDOFFタイマーオー
バータイムの到来を判断する(S2858)。ここでオ
ーバータイムと判定したときはDSC通信でLCD 表示と
CCDのOFFを指示し(S2860)、LCD 表示OFF
セットを行う(S2862)。そして「SM状態=PLA
Y」を判定してYES判定ならS2876に飛び、NO
判定ならS2854に戻る。
【0207】S2854でSM状態=撮影2の時又はS
2856のLCD 表示OFF セット判定でYES判定の時は
S2858の判定を省略してS2866に進む。S28
66では5分タイマーオーバータイムを判定することに
なる。5分を経過していないときには「/SM1,/SM2 読み
込み処理」を行う(S2868)。そしてSM状態の変
化を判定し(S2870)、変化なき時はマルチファン
クション(MF)スイッチ52全てがOFFであるか否
かを判定する(S2872)。マルチファンクションス
イッチ52の何れかかONの時はS2854に戻り、マ
ルチファンクションスイッチ52全てOFFなら「/SSH
IFT =OFF 」か否かを判定する(S2874)。
【0208】S2874において/SSHIFT =ONならS2
854に戻り、/SSHIFT =OFF ならS2876に進む。
S2872及びS2874は、いわゆるユーザの意地悪
操作対策であり、アップ/ダウンキーを押したままSH
IFTスイッチ48を離した場合には、S2872でN
O判定となってS2854に戻り、その後直ぐにSHI
FTスイッチ48を再び押した場合にはS2874でN
O判定となってS2854に戻ることになる。
【0209】S2874において/SSHIFT =OFF の場
合、すなわちSHIFTスイッチ48の押圧操作が解除
された時、S2866でオーバータイムを検出した時
(YES判定時)、又はS2870でSM状態の変化を
検出した時(YES判定時)には/MFR1LED、/MFL1LED、
/MFR2LED、及び/MFL2LEDを全て消灯する(S2876〜
S2882)。その後5分タイマーオーバータイムを判
定し(S2884)、5分経過時には5分後処理(スタ
ンバイ処理)に遷移する(S2886)。5分経過して
いないときは、図42に示すS2888に進んで「SM
状態=PLAY」を判定する(S2888)。もし、PLAYモ
ード時ならS2890でLCD 表示OFF セットの有無を判
定し(S2890)、PLAYモード以外ならS2902に
飛ぶ。
【0210】S2890でLCD 表示OFF にセットされて
いる時はS2892で5分タイマーオーバータイムを判
定する。5分を経過していないときには「/SM1,/SM2 読
み込み処理」を行う(S2894)。そしてSM状態の
変化を判定し(S2896)、変化なき時はマルチファ
ンクションスイッチ52全てがOFFであるか否かを判
定する(S2898)。マルチファンクションスイッチ
52の何れかがONの時はS2892に戻り、マルチフ
ァンクションスイッチ52全てOFFなら「/SSHIFT =
OFF 」か否かを判定する(S2900)。/SSHIFT =ON
ならS2892に戻り、/SSHIFT =OFF ならS2902
に進む。S2898及びS2900は、いわゆるユーザ
の意地悪操作対策である。
【0211】S2890でLCD 表示OFF セットがNO判
定の場合、及びS2896でSM状態の変化があった時
にもS2902にジャンプする。また、S2892の5
分タイマーオーバータイムと判定した時は図41のS2
886へジャンプしてスタンバイ処理に遷移する。
【0212】図42に示すS2902では「SM状態=
撮影2」を判定し、撮影2に設定されている時はこの
「/SSHIFT スイッチ処理」を抜けてメインルーチンに復
帰する(S2910)。また、撮影2以外のモードの場
合は、更に「SM状態=撮影1」か否かを判定する(S
2904)。SM状態が撮影1でない時、すなわちPLAY
モードの時はLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを設定し(S2
906)、SM状態が撮影1の時はLCDOFFタイマーにE-
T-SATUを設定してから(S2908)、メインルーチン
に復帰する(S2910)。なおタイマーのスタート
は、スタンバイ処理においてカウントすることになる。
【0213】〔/SSELFスイッチ処理〕図43乃至図46
は/SSELFスイッチ処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0214】図36で説明したS2754において「/S
SELFスイッチ処理」に遷移すると、図43及び図44に
示す/SSELFスイッチ処理のサブルーチンがスタートす
る。/SSELFスイッチ処理がスタートすると(S480
0)、先ず、SM状態が撮影1であるか否かを判定する
(S4802)。SM状態=撮影1の場合は、DSC通
信によってバッテリーチェックの指示を伝達し(S48
04)、通信確認(S4806)を行ってから返信デー
タがBCNGであるか否かを判断する(S4808)。
【0215】ここでBCNGを受信した時は、DSC通
信でLCD 表示とCCDのOFF指示を伝達し(S481
0)、LCD 表示OFFセットを行う(S4812)。次
いで、DSC通信により電源OFFの指示を伝え(S4
814)、100mSのウエイト処理(S4816)の
後、DSC電源をOFFする(S4818)。
【0216】その後の処理は図44に示すS4858に
ジャンプし、マルチファンクションスイッチ52の全て
のLED(/MFL1LED、/MFR1LED、/MFL2LED、/MFR2LED)
を消灯する(S4858〜S4864)。なお、図43
のS4806において通信エラーを検出した場合も図4
4に示すS4858にジャンプする。
【0217】図43のS4808においてDSC側のバ
ッテリーがOKである旨の返信データをAPS側が受信
した時、及びS4802でSM状態≠撮影1と判定した
時は、S4820に進み、/MFR1LEDを消灯させるととも
に、/MFR2LEDを点灯、/MFL1LED及び/MFL2LEDを消灯させ
る(S4820〜S4826)。
【0218】次に、図44に示すS4828に進み、/S
SELF=ON前の状態(現在の設定状態)がノーマルモード
に設定されていたか否かを判定する。現在ノーマルモー
ドに設定されていた場合には、セルフモードのデータと
して「セルフ1モード」をセットする(S4830)。
続いて、バッテリーチェック処理を実行し(S483
2)、バッテリーNG判定を行う(S4834)。ここ
では3ショット連続で撮影を行うことができるに足るバ
ッテリー容量が残存しているか否かが判断される。
【0219】バッテリーNGと判定した時はS4858
に飛んでマルチファンクションスイッチ52の全てのL
EDを消灯する(S4858〜S4864)。また、S
4834でバッテリーOKと判定した時はS4868に
進み、セルフモード表示処理を実行する。セルフモード
表示処理(S4868)はAPS表示部32においてセ
ルフ1モードである旨を示す絵文字及び数字(記号)を
表示させる処理である。
【0220】ところで、S4828でノーマルモードで
ないと判定した時は、続いて、セルフ1モードであるか
否かを判定する(S4836)。現在の設定がセルフ1
モードの場合に/SSELF=ONが入力されることによって、
セルフ2モードの設定となるが、その前にフイルム残量
を確認する(S4838)。フイルム残数がセルフ2モ
ードで必要とされる「2」以上であるか否かを判定し
(S4838)、2コマコマ以上のフイルムが残ってい
る場合に限りセルフモードをセルフ2モードにセットす
る(S4840)。その後、処理はS4868に進み、
APS表示部32においてセルフ2モードを示す記号を
表示させる(S4868)。
【0221】なお、S4838でフイルム残数が2に満
たない場合はS4850に飛び、リモコンモードの有無
を判定する。リモコンモードは、カメラのオプションと
して有効/無効の切り替えが可能であり、EEPROM
178のフラグ設定に応じてリモコンモードが有るカメ
ラと、リモコンモードの無いカメラとに仕様変更できる
ようになっている。この設定はカメラ出荷時にセットさ
れている。
【0222】リモコンモードを有するカメラの場合は、
S4852に進んでバッテリーチェック処理と、その判
定を行う(S4852、S4854)。これは、仮にバ
ッテリーNGであった場合に、ユーザがリモコンを持っ
てカメラから離れる前にバッテリーNGの警告を提示す
るためである。S4854のBC判定でバッテリーNG
と判定した時はS4858に飛んでマルチファンクショ
ンスイッチ52の全LEDを消灯してから(S4858
〜S4864)、セルフモードの状態データとしてノー
マルモードをセットする(S4866)。すなわち、セ
ルフモードからノーマルモードに戻ることになる。この
場合、次のセルフモード表示処理(S4868)でセル
フモードの記号を消灯する。
【0223】他方、S4850でリモコンモードを有し
ていないカメラの場合、S4850でNO判定となり、
S4866に飛ぶ。
【0224】S4836においてセルフ1モードでなか
った時は、次いでセルフ2モードであるか否かが判定さ
れる(S4842)。ここでYES判定の場合は、次い
でフイルム残量が3以上であるか否かの判定を行い(S
4844)、フイルム残数が3以上であれば、セルフモ
ードの状態データにセルフ3モードをセットして(S4
846)、S4868に進む。他方、フイルム残数が3
に満たない場合は、前述したS4850に飛ぶ。
【0225】また、S4842においてセルフ2モード
でなかった時は、次いでセルフ3モードであるか否かが
判定される(S4848)。ここでYES判定の場合
は、前述したS4850に飛ぶ。また、S4848でN
O判定となるのはリモコンモードであった場合であり、
この場合、S4866に進んで「セルフモード=ノーマ
ルモードセット」を行う。
【0226】セルフ2モード、又はセルフ3モードにセ
ットされた時に、図10で説明したように液晶モニタ4
0の画面の分割線202を表示させる場合には、S48
68でAPS表示部32の表示処理を実行した後にDS
C通信を行い、この通信によってマルチセルフ表示のコ
マンドを伝達する(S4869)。かかるコマンドを受
信したDSC側では、ショット数に応じた分割表示を行
う。
【0227】なお、セルフ2モード、又はセルフ3モー
ドにセットされた段階で、画面の分割線を表示しない方
法を採用する時は、S4869を省略する。
【0228】続いて、S4870に進み、BCNG判定
を行う。S4834又はS4854でバッテリーNGと
判定されている時は、S4870でYES判定となり、
この場合、図46に示すS4934にジャンプしてこの
サブルーチン処理から抜ける。そして、前述の「/SSHIF
T スイッチ処理」でスイッチのOFF待ちを行う。
【0229】S4870でバッテリーOKの判定を得た
場合は、次いでSM状態が撮影1か否かを判定する(S
4872)。SM状態=撮影1ならば、DSC側のバッ
テリーチェックの結果を判断する(S4874)。S4
808で説明した返信データ=BCNGの判定でYES
判定を得ている場合は、S4874でYES判定とな
り、図46に示すS4934にジャンプしてこのサブル
ーチン処理から抜ける。
【0230】図44に示すS4872においてSM状態
≠撮影1、又はS4874で返信データ≠BCNGの判
定を得た時は図45に示すS4876に進む。
【0231】S4876では5分タイマーをスタートさ
せる。次いで、「SM状態=撮影1」の判定を行い(S
4878)、SM状態=撮影2ならばS4884に飛ん
で時計処理を行う。他方、S4878において、SM状
態=撮影1である時はLCDOFFタイマーにE-T-SATUを設定
してから(S4880)、LCDOFFタイマーをスタートさ
せる(S4882)。その後、S4884の時計処理を
実施する。
【0232】次に「SM状態=撮影1」を判定する(S
4886)。撮影1に設定されている時はLCD表示が
OFFにセットされているか否かを判定し(S488
8)、LCD表示中ならLCDOFFタイマーオーバータイム
の到来を判断する(S4890)。ここでオーバータイ
ムと判定したときはDSC通信でLCD 表示とCCDのO
FFを指示し(S4892)、LCD 表示OFF セットを行
う(S4894)。そして処置はS4884に戻る。
【0233】S4886でSM状態=撮影2の判定を得
た場合、またはS4888のLCD 表示OFF セット判定で
YES判定(液晶モニタ40消灯)の時はS4890の
判断を省略してS4896に進む。
【0234】S4896では5分タイマーオーバータイ
ムを判定する。5分を経過していないときには「/SM1,/
SM2 読み込み処理」を行う(S4898)。そしてSM
状態の変化を判定し(S4900)、変化なき時は「/S
SHIFT =ON」か否かを判定する(S4902)。/SSHIF
T =ONならS4904に進んで/SSELF=ONか否かの判定
を行う。/SSHIFT 及び/SSELFが共にONである時はS4
884に戻り、セルフスイッチのOFF待ちループを形
成する。
【0235】S4896でYES判定の時(オーバータ
イムを検出した時)、又はS4900でYES判定の時
(SM状態の変化を検出した時)は、図46に示すS4
934にジャンプする。また、/SSHIFT スイッチ48の
押圧操作が解除されると、S4902の判定においてN
O判定(/SSHIFT =OFF )となり、処理は図46に示す
S4934にジャンプする。
【0236】図45のS4904において/SSELF=OFF
となった時には、図46のS4906に進む。S490
6では5分タイマーをスタートさせる。次いで、「SM
状態=撮影1」の判定を行い(S4908)、SM状態
=撮影2ならばS4914に飛んで時計処理を行う。他
方、S4908において、SM状態=撮影1である時は
LCDOFFタイマーにE-T-SATUを設定してから(S491
0)、LCDOFFタイマーをスタートさせる(S491
2)。その後、S4914の時計処理を実施する。
【0237】次に「SM状態=撮影1」を判定する(S
4916)。撮影1に設定されている時はLCD表示が
OFFにセットされているか否かを判定し(S491
8)、LCD表示中ならLCDOFFタイマーオーバータイム
の到来を判断する(S4920)。ここでオーバータイ
ムと判定したときはDSC通信でLCD 表示とCCDのO
FFを指示し(S4922)、LCD 表示OFF セットを行
う(S4924)。そして処置はS4914に戻る。
【0238】S4916でSM状態=撮影2の判定を得
た場合、またはS4918のLCD 表示OFF セット判定で
YES判定(液晶モニタ40消灯)の時はS4920の
判断を省略してS4926に進む。S4926では5分
タイマーオーバータイムを判定する。5分を経過してい
ないときには「/SM1,/SM2 読み込み処理」を行う(S4
928)。そしてSM状態の変化を判定し(S493
0)、変化なき時は「/SSHIFT =ON」か否かを判定する
(S4932)。/SSHIFT =ONならS4944に進んで
「/SSELF=ON」か否かの判定を行う。/SSHIFT =ON
で、かつ/SSELF=OFF の場合はS4914に戻り、/SSE
LFスイッチのON待ちループを形成する。
【0239】/SSELFスイッチがONすると、S4944
でYES判定となり、処理は図44に示したS4828
に遷移する。また、上記/SSELFスイッチのON待ち状態
中に/SSHIFT スイッチ48の押圧操作が解除されると、
S4932の判定においてNO判定(/SSHIFT =OFF )
となり、処理はS4934に進む。また、S4926で
YES判定、又はS4930でYES判定の場合にもS
4934に進む。
【0240】S4934では5分タイマーのオーバータ
イムを判定する。ここでオーバータイムを検出した時は
5分後処理(スタンバイ処理)に遷移する(S493
6)。また、5分以内であれば、次いでSM状態を判定
し(S4938)、SM状態=撮影2の時は「/SSHIFT
スイッチ処理」に復帰し(S4942)、SM状態=撮
影1の時はLCDOFFタイマーにE-T-SATUを設定してから
(S4940)、「/SSHIFT スイッチ処理」に復帰す
る。
【0241】〔SP1スイッチ処理〕図47乃至図61
はそれぞれSP1スイッチ処理を示すフローチャートで
ある。
【0242】レリーズボタン30が押圧操作されると、
図47に示すSP1 スイッチ処理のサブルーチンに遷移
してくる。このSP1スイッチ処理がスタートすると
(S1800)、鏡胴エラーの有無を判定する(S18
06)。S1806で「鏡胴エラー」であるときは図6
3に示すS2352「/SP1OFF 」にジャンプする(S1
808)。S1806において鏡胴が正常に作動してい
ると判定した場合は、次いで鏡胴位置が沈胴位置にある
か否かを判断し(S1810)、鏡胴位置=沈胴位置で
あれば前記S1808に進み、沈胴位置になく撮影可能
位置にあればバッテリーチェック処理を実施する(S1
812)。
【0243】続くS1814のバッテリーチェックNG
判定でBCNGの場合は、前記S1808に進み、バッ
テリーOKの判定ならSM状態の判定を行う(S181
6)。すなわち、S1816では「SM状態=撮影1 」か
否かを判別する。「撮1」のモードに設定されている状
態においてレリーズボタン30が押された時には、この
判定がYES判定となり、S1818においてDSCの
起動確認を行う。/DSCBUSYのポートがLowでなければ
異常が発生していると判断し、この場合は図62に示す
S2360「DSCEND2」にジャンプして(S182
4)、撮影動作を中止する。
【0244】S1818で/DSCBUSY=Lであれば、次いで
DSC通信によりバッテリーチェック処理の指示が伝達
される(S1820)。そして、DSC通信において、
エラーがセットされたか否かが監視され(S182
2)、通信エラーの場合には図62に示すS2360
「DSCEND2 」にジャンプして(S1824)、撮影動作
を中止する。S1822でDSC通信が正常に行われた
と判断した時は、次に、返信データとしてバッテリーの
残量が不足している旨を示す信号(BCNG)を受信し
たか否かが判定される(S1826)。S1826にお
いてBCNGを受信した時は、図62に示すS2354
「DSCEND1 」にジャンプする(S1828)。
【0245】S1826でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、LCD表示OFFがセ
ットされているか否かを判定する(S1830)。液晶
モニタ40を消灯したまま撮影を行っている時はこの判
定がYES判定となる。この場合、S1832のDSC
通信でCCD動作開始を指示する。これにより、液晶モ
ニタ40を消灯したままCCDだけ駆動して画像取り込
みを可能とする。他方、液晶モニタ40をONして動画
(スルー画)を表示させながら撮影を行った場合はS1
830の判定がNO判定となる。かかる場合、S183
4のDSC通信で動画表示開始の指示を伝達する。これ
により、撮影時にフリーズした画像が動画に戻される。
【0246】S1832又はS1834のDSC通信の
後にDSC通信のエラーをチェックし(S1836)、
エラーがある時は図62に示すS2360「DSCEND2 」
にジャンプする(S1838)。通信が正常に行われた
ときは、図48に示すS1840の測光処理を実施す
る。
【0247】また、図47のS1816のSM状態の判定
でSM状態= 撮影1 でない場合、すなわち、撮影2に設定
されている場合は、上記S1818〜S1836を飛ば
して、直ちに図48に示すS1840の測光処理に入
る。
【0248】測光処理はカメラの測光部(例えば、Cd
Sセンサ)の検知結果に基づいて被写体輝度の測定を行
い演算等で測光データを得る。続く測距処理(S184
2)ではAF受光部の受光信号を基に三角測量の原理を
利用して被写体までの距離の演算等を行う。そして、測
距演算で得た測距値と現在の鏡胴位置とから適正ピント
位置を求め、鏡胴の繰り出し量を演算する(S184
4)。S1846のAE演算処理は測光データに基づい
て適正露出時間の演算を行う。S1848のフラッシュ
マチック(FM)演算処理は、ストロボによる適正発光
タイミング(発光量や発光時間に相当)を演算する。
【0249】その後、ストロボ発光の有無を判断し(S
1850)、ストロボを発光させる必要がある場合に
は、ストロボの充電完了を確認する(S1852)。ス
トロボ充電未完了の場合は、図62に示すS2300
(SHUTEND2)にジャンプし(S1854)、露出動作を
禁止する。他方、ストロボ充電完了を確認した時、又は
前記S1850でストロボ発光が不要となる場合は、続
くS1856でフイルムカウントが「FCOUNT="-"」か否
かを判定する。FCOUNT="-"はカメラにフイルムカートリ
ッジが装填されていないことを示す表示であり、フイル
ム未装填なら図49に示すS1864にジャンプする。
【0250】S1856でFCOUNT="-"でない場合(NO
判定の場合)、PQ設定モードであるか(S1858)、
及びST設定モードであるか(S1860)を順次判定
し、何れかの判定でYES判定となる場合は図49に示
すS1864にジャンプする。
【0251】その一方、上記S1856〜S1860の
いずれの判定においてもNO判定となる時は、S186
2においてISO&FILMTYPE表示処理を実行する。この処理
は、カメラに装填されている現在のフイルムカートリッ
ジの情報をAPS表示部32に表示させるものであり、
ISO感度、ネガ/リバーサル/白黒のフイルム種別な
どの情報が提示される。
【0252】図49に示すS1864はSM状態=撮影
1であるか否かを判定する。SM状態が撮影1に設定さ
れていないときは、図50に示すS1898にジャンプ
し、SM状態が撮影1に設定されているときは、続くD
SC通信により輝度情報を伝達する(S1866)。通
信後は通信エラーのチェックを行い(S1868)、エ
ラーがあれば図62に示すS2360「DSCEND2 」にジ
ャンプして(S1870)動作不可とする。
【0253】S1868で通信正常と判定した時は、次
にDSC通信によりストロボ発光の有無及び光量の情報
を伝達する(S1872)。そして、通信エラーのチェ
ックを行い(S1874)、エラーがあれば前記S18
70に移行する。S1874で通信正常と判定した時
は、次にDSC通信によりストロボシンクロ有無の情報
を伝達する(S1876)。これは、APS撮影時のス
トロボの発光と、DSC側のCCDの取り込みとを同期
させるか否かの設定情報である。このDSC通信後も通
信エラーのチェックを行い(S1878)、エラーがあ
れば前記S1870に移行する。
【0254】S1878で通信正常と判定した時は、次
にDSC通信によりAEロックのコマンドを与える(S
1880)。通信後はエラーのチェックを行い(S18
82)、エラーがあれば前記S1870に移行する。S
1882で通信正常と判定した時は、1秒タイマーをス
タートさせ(S1884)、DSC通信によって「状態
チェック」の指令を通信する(S1886)。そして、
S1888においてDSC レディを受信したか否かを判定
し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイ
ト処理(S1890)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S1892)、1秒以内であれば処理
はS1886に戻る。1秒以内にDSC レディを受信でき
ず、S1892で1秒タイマーのオーバータイムと判定
した時には、何らかの異常が生じたものとして、APS
用LCDにおいてDSCの異常を警告すべく、DSC電
池表示を点灯させる処理を行うとともに(S189
4)、図62に示すS2354「DSCEND1 」にジャンプ
し、撮影を不可とする(S1896)。
【0255】S1888においてAPSCPU150が
DSC レディを受信すると、図50に示すS1898の
「AFLED 点灯」処理を行う。これは測距の完了を表示す
るAF用LEDを点灯させる処理である。
【0256】S1898「AFLED 点灯」の後は、S19
00で「100 μS ウエイト」処理を行い、S1902で
「リモコンレリーズ」の有無を判定する。リモコンから
レリーズ信号を受入した場合はS1904で「AFLED 消
灯」の処理を行うとともに、セルフタイマー2秒セット
を行ってから(S1906)、2秒リモコン撮影処理を
実行する(S1908)。
【0257】また、S1902の「リモコンレリーズ」
判定でNO判定の場合は、S1910で「AFLED 点滅セ
ット」処理を行ってから、近距離補正マーク点灯リセッ
ト処理を行う(S1912)。次いで、図51に示すS
1914に進む。S1914では「SM状態=撮影1」
か否かを判定する。SM状態=撮影1に設定されている
時はLCD表示OFF セットか否かを判定し(S191
6)、LCD表示がONの場合(LCD表示OFF リセッ
トの場合)には、S1918で更に測距結果が1547
mm以下であるかを判定する。
【0258】この距離判定(S1918)でYES判定
の時は、APS撮影とDSC撮影とのパララックスが大
きくなる近距離撮影であると判断し、続くDSC通信に
より近距離補正マーク点灯の指示を伝達する(S191
9)。なお、DSC通信により近距離補正マークの点灯
が指示されると、DSC側では、液晶モニタ40にパラ
ラックスを示す近距離補正マーク(図示せず)を表示さ
せる。
【0259】DSC通信後はエラーをチェックして(S
1920)、通信エラーの場合は図52に示すステップ
S1956にジャンプし、近距離補正マーク点灯リセッ
ト(S1956)、AFLED 消灯処理(S1958)を経
て、図62に示すS2300の「SHUTEND2」処理に至り
(S1960)、撮影不可となる。
【0260】図51のS1920で通信正常と判断した
時はS1922で近距離補正マーク点灯セットを行う。
これにより、APSCPU150は近距離補正マークが
点灯している状態であると認識する。S1922「近距
離補正マーク点灯セット」の後はS1924の「近距離
警告セット」判定に進む。また、前記S1914でSM
状態が撮影1でないと判定した場合、S1916でLC
D表示OFFがセットされていると判定した場合、及び
S1918の測距結果の判定で近距離撮影ではないと判
定した場合の何れかの場合にもS1924に遷移してく
る。
【0261】S1924では近距離警告がセットされて
いるか否かを判定する。ピント調整が困難な程に過度の
近距離である時は、S1926において「AFLED 点滅開
始」処理を実行する。そして、続くS1928の「AFLE
D 点灯」有無の判定でYES判定ならS1930におい
て「AFLED=消灯」処理を行い、NO判定ならS1932
において「AFLED=点灯」処理を行ってからS1934の
時計処理に進む。
【0262】また、前記S1924の「近距離警告セッ
ト」判定でNO判定の場合にも、この時計処理(S19
34)に進む。時計処理は250mSの積算を行って分
単位の表示に合わせるための処理である。このカメラで
は250mS毎にトリガーがかかる構成を有しており、
S1936で「250ms タイマーの起動」の有無を判定す
る。「250ms タイマー起動有り」の場合は、S1938
においてSM状態=撮影1か否かを判定し、SM状態=
撮影1であればCHP読み込み処理を行う(S194
0)。ここでCHPに変化があれば(S1942)、S
1944におけるDSC通信でCHPの情報を伝達す
る。通信後はエラー検出を行い(S1946)、通信が
正常なら図52に示すS1948の「/SM1,/SM2 読み込
み処理」を実行する。なお、S1946で通信エラーが
検出された時は図52に示すS1956にジャンプし、
S1956〜S1960を経て撮影不可となる。
【0263】その一方、S1936の「250ms タイマー
起動有り」の判定、S1938の「/SM 状態= 撮影1 」
判定、S1942の「CHP 変化有り」判定の何れかの判
定でNO判定となった場合にも図52に示すS1948
の「/SM1,/SM2 読み込み処理」に遷移する。
【0264】図52に示すS1948において「/SM1,/
SM2 読み込み処理」を行った後で、SM状態が変化した
か否かを判定する(S1950)。ここでYES判定と
なるのは、レリーズボタン30を半押し中(SP1=O
N中)にモード切換ダイヤル72が回された場合であ
る。このようなケースではS1952に進み、ここで近
距離補正マーク点灯セットの判定をする(S195
2)。近距離補正マーク点灯がセットされている時はD
SC通信によって近距離補正マークの消灯の指令を伝達
した後(S1954)、S1956において「近距離補
正マーク点灯リセット」を行う。またS1952の「近
距離補正マーク点灯セット」判定でNO判定の場合は、
すぐにS1956の「近距離補正マーク点灯リセット」
を行う。次いで、「AFLED 消灯」処理を行い(S195
8)、図62に示すS2300の「SHUTEND2」処理に移
行する(S1960)。
【0265】ところで、S1950の「SM状態変化」判
定で、NO判定の場合は、次に「/SP1=ON 」か否かの判
定をし(S1962)、NO判定の時は上記S1952
に進む。他方、S1962で/SP1=ON である時は続いて
S1964で「/SP2=ON 」の判定をする。SP2=ON
はレリーズボタン30の全押し操作に相当するもので、
撮影開始指示に該当する。S1964でNO判定なら処
理は、図51に示すS1924に戻り、SP2のON待
ち状態になる。
【0266】S1964においてSP2=ONが検出さ
れると、レリーズ動作に入る。S1966では「近距離
補正マーク点灯セット」の有無を判定し、近距離補正マ
ークが点灯している場合(YES判定の場合)にはDS
C通信で近距離補正マーク消灯を指示する(S196
8)。そして、DSC通信のエラーの有無を判定して
(S1970)、S1972の「近距離補正マーク点灯
リセット」を行う。なお、S1970で通信エラーを検
出した時はS1956に飛び、S1958〜S1960
を経て撮影不可とする。
【0267】S1966でNO判定の場合もS1972
に進み、ここで近距離補正マーク点灯リセット処理を行
う。次に、「AFLED 消灯」を実行し(S1974)てか
ら、図53に示すS1976の「SM状態= 撮影1 」の判
定を行う。SM状態=撮影1のときはDSC通信でブラ
ックアウトの指示を伝達する(S1978)。これは液
晶モニタ40の画面を真黒表示にするものであり、AP
S撮影レンズの鏡胴を駆動してフォーカシング動作をさ
せる時にモニタへの画像提示を停止させるために行う。
DSC側のレンズと光学ファインダーのレンズはすべて
APS撮影レンズの鏡胴と連動しているため、フォーカ
シング動作に伴う映像ブレが生じる。かかる映像ブレを
ユーザに提示しないようにするために、ここで液晶表示
を一時的に全面黒表示(いわゆるブラックアウト)にし
ている。DSC通信の後は通信エラーのチェックを行い
(S1980)、エラーがあれば図62に示すステップ
S2360「DSCEND2 」にジャンプして(S1982)
撮影不可とする。
【0268】DSC通信が正常に行われた時、又は前記
S1976でNO判定となった時は、S1984に進み
セルフタイマー処理、及びレンズドライブ(LD)処理
(S1986)を行う。LD処理は、繰り出し演算の結果
に基づいてレンズを動かすための処理である。
【0269】鏡胴エラーの判定(S1988)では、鏡
胴が作動したか否かの判定を行い、鏡胴が動かない場合
はS1996にジャンプする。そして、「SM状態=撮
影1」の判定を行い(S1996)、YES判定ならD
SC通信でAEロックの解除の指示を伝達した後(S1
998)、LCD表示OFFセットの判定をして(S2
000)、LCD表示ONであればDSC通信で動画表
示開始の指示を伝達して図55に示すS2048にジャ
ンプする。また、S1996でSM状態≠撮影1と判定
した時、又はS2000でLCD表示OFFがセットさ
れていると判定した時もその判定後に図55に示すS2
048にジャンプする。
【0270】S1988で鏡胴エラーが検出されないと
きは続くS1990においてレンズドライブNGを判定
する。レンズ鏡胴の動きはフォトインタラプタによって
検出されており、鏡胴の作動に伴って発生するパルスに
よって鏡胴の変位が把握されている。S1990におい
てレンズ鏡胴の動作が正常であるか否かの判定を行い、
LDNGの場合はS1992でフォトインタラプタのオ
ーバータイムを判定する。もし、YES判定ならレンズ
リターン処理を実施して(S1994)、S1996に
進む。他方、S1992でNO判定ならS1994の処
理を行わずに直接S1996に進む。そして上記S19
96〜S2002を経て図55に示すS2048にジャ
ンプする。
【0271】図53に示すS1990のレンズドライブ
NG判定で正常動作を確認した時は、赤目軽減処理(S
2004)、CHP読み込み処理(S2006)を実行
する。次いで、S2008で「SM状態=撮影1」の判
定を行い、NO判定なら図54に示すS2020に進
み、YES判定ならS2010のDSC通信で露出タイ
ミングという通信を行う。そして通信エラーの有無を判
定し(S2012)、エラーがあればレンズリターン処
理を実行して(S2014)、繰り出したレンズを待機
位置に戻し、図62に示すステップS2360「DSCEND
2 」にジャンプする(S2016)。
【0272】また、S2012で正常通信が確認された
時は、S2018で「DSCEXPパルスn パルス目」の判定
をする。これは、DSCの撮影タイミングを何パルス目
で同調させるかという設定に基づいて、nパルス目で同
調させるためのパルスをカウントするものである。規定
されているnパルス目の到来を検出したら図54に示す
S2020に進む。また、前記S2008でSM状態≠
撮影1、すなわちSM状態が撮影2の場合は直ちに図5
4に示すS2020に進む。
【0273】図54に示すS2020はストロボ発光の
有無を判定する。ストロボ発光が必要な場合はS202
2で「/FVW=ON 」処理を行い、ストロボのIC電源をO
Nする。S2020でストロボ発光なしの場合及びS2
020の後、S2024において電源ON処理を実施す
る。この電源ON処理はシャッター駆動部の電源をON
する処理である。S2026では再びストロボ発光の有
無の判定をし、YES判定の時は「FGSEL=D/A 出力ON」
(S2028)、及び「FVTH=D/A出力ON」処理(S20
30)を実施する。これは、カメラのマイコンからスト
ロボユニットにアナログ値を出力し、ストロボユニット
内ICは受入するアナログ値にしたがって発光を制御す
るようになっているために行なわれる。なお、S202
6でストロボ発光なしの場合には、S2028〜S20
30を省略してS2032に飛ぶ。
【0274】そして、S2032の露出処理(EXP処
理)を実行する。「EXP 処理」後は、「FVTH=D/A出力OF
F 」(S2034)、「FGSEL=D/A 出力OFF 」(S20
36)、フラッシュトリガー(TF)のOFF処理(S
2038)及び「/FVW=OFF」(S2040)の各処理を
順次実行して、S2042の電源OFF処理を行い、シ
ャッター駆動部への通電を遮断する。そして、S204
4において「充電完了リセット」処理を行った後、LR
処理(S2046)でレンズ鏡胴を待機位置に戻す。そ
の後の処理は図55に示すS2048に進む。
【0275】図55に示すS2048ではシャッターの
ホームポジションエラーの有無を判定し、S2058で
は鏡胴エラーの有無を判定する。両判定ともNO判定
(エラーなし)の場合はS2060に進んで時計処理を
行なう。シャッターのホームポジションエラー又は鏡胴
エラーの何れか一方のエラーが検出された時は、セルフ
モードリセット処理を行なう(S2050)。これは例
えば、3ショットセルフモードに設定されている時の1
ショット目の撮影でエラーが発生した時には、2ショッ
ト目、3ショット目の撮影を実行しないための処理であ
る。次いで、撮影モードが INFラッチモードに設定され
ているか、又はNVP ラッチモードに設定されているか否
かの判定を行い(S2052、S2054)、何れかの
モードに設定されている時には、S2056でINF 及び
NVP のラッチ設定をリセットしてからS2060に進
む。
【0276】S2060の時計処理に続いてS2062
のデート表示処理を行う。これは、APS表示部32が
ISO&FILMTYPE表示をしている可能性がある
ため、かかるISO&FILMTYPE表示からデート
表示に戻す処理である。次に、レンズドライブNGを判
定して(S2064)、NG判定ならば図62に示すS
2308「SHUTEND1」処理に進み(S2066)、動作
不可とする。また、レンズドライブOKの判定ならば、
S2068の「SHP エラー」を判定する。ここでエラー
を検知した時は「SM状態=撮影1」であるか否かを判
断し(S2070)、NO判定ならば図62に示すS2
308「SHUTEND1」に進み(S2066)、動作不可と
する。
【0277】S2070でSM状態=撮影1の時は図5
8に示すS2120にジャンプする。これは、シャッタ
ーのホームポジションエラーが発生した場合でもDSC
側は画像を取り込んでいるために、フイルムに記録して
いない画像に対応する画像データがDSC側にだけ残る
ことになるので、この画像データの破棄を実施するため
処理(S2122〜S2132)を行うためである。
【0278】図55のS2068「SHP エラー」判定で
NO判定の時は、続くS2074で「リモコンレリーズ
リセット」を行う。そして、図56に示すS2076に
おいて「FCOUNT="-"」か否かの判定をし、NO判定なら
MRC機能の有無を判定する(S2078)。MRC
(mid-roll-change )機能とは、1ロールのフイルムを
すべて使い切る前に途中でフイルムを巻き上げてフイル
ムカートリッジに格納してカメラから取り出し、以後、
再びそのフイルムカートリッジをカメラに装填した時に
は未露光コマの位置までフイルムが自動的に搬送されて
撮影を行うことができる機能をいう。かかるMRC機能
の有無はオプションとして用意されており、カメラのE
EPROM178内にMRC機能有り/無しの設定情報
が格納されている。
【0279】MRC機能が無効に設定されているカメラ
の場合、S2078はNO判定となり、S2080に進
んで「E -VEIPARK=EXPOSED(00h) 」処理を行う。これ
は、EEPROM178のVEIPARK のエリアに露光済で
ある旨を示す情報「EXPOSED(00h)」を書き込むものであ
る。APSフイルムカートリッジの端面には、「○」、
「半丸」、「×」、「□」を示すマーク穴が設けられて
おり、白色の舌片部材が停止したマーク穴の部分だけが
白く表示されるようになっている。この表示は内部のフ
イルムの処理情報を示すものであり、「○」は未使用
(未露光)フイルム、「半丸」は未露光コマを残して一
部コマが露光済のフイルム(PARTIAL )、「×」は露光
済みフイルム(EXPOSED)、「□」は現像済みフイルムで
あることを意味している。この表示をVEI表示と呼ん
でいる。MRC機能の無いカメラの場合、1コマ以上撮
影を行った場合には一部に未露光コマが残っていても一
律に露光済みであるという取り扱いをするため、S20
80において「E -VEIPARK=EXPOSED(00h) 」処理を行
う。
【0280】これに対し、MRC機能が有効に設定され
いるカメラの場合、S2078はYES判定となり、次
のS2082で「E -VEIPARK=EXPOSED」か否かの判定を
する。ここでNO判定なら「E -VEIPARK=PARTIAL(AAh)
」処理を行い(S2084)、YES判定ならばS2
088「/SCC=開」に飛ぶ。S2084又はS2080
の処理の後は、S2086においてEEPROM書き込
み処理を行う。ここでは、EEPROM178のE -VEI
PARKを前記S2084又はS2080で設定した新たな
E -VEIPARKに書き換えるとともに、E -DDFCOUNT にRA
Mの情報を書き込む。
【0281】次いでS2088で「/SCC=開」を判定す
るとともに、続くS2090で「/SCCの変化の有無」を
チェックする。これはカートリッジ蓋80の誤開閉操作
に配慮した処理であり、撮影途中でカートリッジ蓋80
が開けられ、直ぐ閉じられたような場合には、S208
8又はS2090でYES判定となって処理はS209
4に進む。 通常はカートリッジ蓋80が閉じているの
でS2088及びS2090は共にNO判定となり、次
のS2092においてEEPROM178への書き込み
処理を実行する。ここでは、E -FSTATE に撮・駒送り中
であることを示す情報を書き込むとともに、E -FCOUNT
にFCOUNTの値を書き込む。このようなステイタス情報を
EEPROM178に書き込んでおくのは、フイルム送
り中に電池が抜かれるなどして給送がストップした場合
にも、次に電池を装填した時に以前の状態を認識して重
像を防止するためである。
【0282】続いて、S2094ではEEPROM17
8の読み込み処理を行う。ここでEEPROM178か
らトータルショットカウンタの記録情報に相当するE -S
COUNT -H、及びE -SCOUNT -Lを読み込む。そして、S2
096ではその読み込んだ値(E -SCOUNT )に1を加算
して新たにE -SCOUNT の値とし、これを次のEEPRO
M178への書き込み処理(S2098)で更新する。
なお、トータルショット数はカメラの評価など主に保守
/点検又は工場における内部情報等として利用されユー
ザに提示されるものではない。
【0283】続いて、図57に示すS2100で「/SCC
= 閉」か否かを判定する。通常はカートリッジ蓋80は
閉じられているためYES判定となるが、誤操作等によ
り蓋が開放され、かつフイルムカートリッジがカメラ内
に入っている場合もある。このような場合は、S210
0がNO判定となって、S2102に進み、ここで「FC
OUNT="-"」を判定して、NO判定の時はS2110にジ
ャンプする。
【0284】S2100でYES判定又はS2102で
YES判定の時はS2104において「セルフモードセ
ット」の有無を判定し、セルフモードがセットされてい
る時は続いてセルフモードカウントが2以上であるか否
かを判定する(S2106)。「セルフモードカウント
≧2 」であるときは連続して複数のセルフ撮影を行うマ
ルチセルフセットを行う(S2108)。また、S21
06でNO判定、すなわち「セルフモードカウントが
1」であった時はS2110でセルフモードリセットを
行う。
【0285】前記S2104でNO判定(セルフモード
リセット)の場合、又はS2110でセルフモードリセ
ットを行った後は、撮影モードが INFラッチ、又はNVP
ラッチに設定されているか否かを判断して(S211
2、S2114)、何れのモードにも設定されていなけ
れば、「INF,NVP リセット」(S2116)を行ってS
2118の撮影完了表示処理を実行する。
【0286】また、前記S2112又はS2114の判
断において、 INFラッチ、又はNVPラッチに設定されて
いると判定した時はS2116を省略してS2118に
ジャンプする。
【0287】S2118は、セルフLED及びAFLE
Dを一定時間点灯させることによって、シャッターが切
れた(画像が取り込まれた)ことをユーザに知らせるも
のである。続いて、図58に示すS2120では「SHP
エラー」の有無が判定され、エラー検出時にはフイルム
カウントをチェックする(S2122)。「FCOUNT="
N"」の時にSPHエラーが発生した時は「SM状態=撮
影1」を判定してから(S2124)、DSC通信で画
像データの破棄を指示するとともに(S2126)、A
Eロックの解除を伝達する(S2128)。そして、L
CD表示OFFセットか否かを判定して(S213
0)、LCD表示中(NO判定)であればDSC通信で
動画表示の開始を指示する(S2132)。これは、S
P1処理によってLCDはブラックアウトしているの
で、SHPエラー時は動画表示に復帰させるためであ
る。動画表示開始指示の通信後には「SHUTEND1」の処理
に移る(S2134)。
【0288】なお、S2124の「SM状態= 撮影1」判
定においてNO判定(DSC未作動)、又は、S213
0の「LCD 表示OFF セット」判定でYES判定(LCD
表示OFF中)のときは直ぐにS2134にシャンプす
る。
【0289】S2120でSHPエラーが検出されず、
またS2122の「FCOUNT="N"」判定でNO判定となっ
た時は、「SM状態=撮影1」か否かを判断する(S2
136)。SM状態=撮影1でない場合には、図59に
示すステップS2164にジャンプし、SM状態=撮影
1の場合には、DSC通信によって、カートリッジ番
号、駒番号、CHPの区別、デートモードの設定内容、
年データ、月日データ、時分データを順次伝達する(S
2138〜S2150)。なお、ここでいう「カートリ
ッジ番号」とはフイルムカートリッジをカメラに挿入し
た時に順次自動的に付与される番号であり、フイルムの
交換毎に1つずつ加算更新される。最新のカートリッジ
番号に関連するデータは、編集することができるが、そ
れ以前のカートリッジ番号のデータについて編集が禁止
される。
【0290】続いて、PQ設定モード又はST設定モー
ドの設定の有無を判定し(S2152、S2156)、
各モード設定下においてはDSC通信により、それぞれ
PQ値(S2154)、言語とタイトルに関する情報
(S2158)を伝達する。
【0291】その後、磁気書き込みデータセット処理を
行うと共に(S2160)、DSC通信によってプリン
ト品質(PQI )情報をDSC側に送る(S2162)。
PQI情報はDATABYTE1 と、DATABYTE2 の2つのパラメー
タを有し、これらパラメータによって、被写体の明る
さ、拡大率、ストロボ発光の有無などの情報が記述され
ている。
【0292】S2162の後は図59に示すS2164
に進み、ここで「EXP エラー」の判定を行う。これは、
例えばシャッターが開いたが閉じなかったというよう
に、露光動作に何らかの不具合が発生したか否かをチェ
ックするステップである。「EXP エラー」が検出される
と、セルフモードリセット(S2166)、「INF,NVP
リセット」(S2168)の後、「1 駒給送処理」を実
行する(S2170)。残枚数1で撮影を実行して1コ
マ送りを行った時はフイルムを全てカートリッジ内に巻
き戻す動作が行われ、FCOUNT="E"となる。それ以外の場
合は、1コマ巻き上げによってFCOUNTが−1カウントダ
ウンされる。S2170の後「FCOUNT="E"」の判定を行
い(S2172)、YES判定ならば図61に示すS2
226にジャンプし、NO判定ならS2174にジャン
プする。
【0293】S2174は「SM状態=撮影1」を判定
し、NO判定ならば図61に示すS2226にジャンプ
し、YES判定の時はDSC通信によってAPS有無の
情報に関してAPS無しを示す情報を伝達する(S21
76)。これは、APS写真を取得していないというこ
とを意味する情報である。
【0294】ところで、S2164の「EXP エラー」判
定において、通常、シャッター動作が正常に行われた時
には、次いで「/SCC= 誤開閉」を判定する(S217
8)。カートリッジ蓋80の誤開閉を検知した時はS2
174にジャンプする。通常ならカートリッジ蓋80は
閉じられているのでS2178はNO判定となり、一駒
給送処理(S2180)を実行することになる。
【0295】次いで「FCOUNT="E"」の判定を行い(S2
182)、YES判定ならば図61に示すS2226に
ジャンプし、NO判定(すなわち、FCOUNT=" -"又は"
N")ならば、「/SCC= 誤開閉」(S2184)、「FCO
UNT="N"」(S2186)、「パーフォずれセット」の
有無(S2188)を順次判定する。S2184でカー
トリッジ蓋80の誤開閉を検知した時、S2186でカ
ートリッジ未装填のままDSCのみで撮影した時、S2
188でパーフォずれセット駒ずれを検出した時の何れ
かに該当する場合は処理はS2174にジャンプする。
なお、パーフォずれセットは、パーフォレーションカウ
ントにずれが生じたとき、いわゆる重像防止のため、次
コマの撮影を飛ばして、2つ先のコマ領域で撮影可能に
する制御のセットを意味する。
【0296】カメラが正常に動作する時にはS2178
はNO判定となり、次いでSM状態=撮影1の判定をす
る(S2190)。SM状態=撮影1に設定されている
時は、DSC通信によってAPS有りの情報を伝達し
(S2192)、撮影1に設定されていない時は、図6
1に示すS2226にジャンプする。なお、「APS有
り」の情報はDSCフラッシュメモリに書き込まれる。
【0297】S2192又はS2176でDSC通信を
行った後は、図60に示す通信エラーのチェックを行い
(S2194)、エラー検出時には図62に示すS23
60「DSCEND2 」に進み(S2196)、動作不可とす
る。他方、通信に異常がなければ3秒タイマーをスター
トさせて(S2198)、DSC通信によって「状態チ
ェック」の指令を通信する(S2200)。なお、3秒
タイマーはSP1の連続押しを防止する対策の一つであ
り、画像データをフラッシュメモリに書き込む処理の終
了を待つために設定される。その後、DSC レディを受信
したか否かを判定し(S2202)、DSC レディを未受
信の場合には、20mSのウエイト処理(S2204)
の後に3秒オーバータイムの経過の有無を判定し(S2
206)、3秒以内であれば処理はS2200に戻る。
3秒以内にDSC レディを受信できず、S2206で3秒
タイマーのオーバータイムと判定した時には、何らかの
異常が生じたものとして、図62に示すS2354「DS
CEND1 」の処理に移行して(S2208)撮影を不可と
する。
【0298】S2202においてAPSCPU150が
DSC レディを受信したときは、「マルチセルフセット」
の有無を判断する(S2210)。セルフ2モード又は
セルフ3モードにセットされているときはS2211に
進む。S2211ではLCD表示OFF がセットされてい
るか否かを判断し、LCD表示中(LCD表示OFF リセ
ット)の場合は、続くDSC通信によってマルチセルフ
表示のコマンドを伝達する(S2212)。このコマン
ドをDSC側が受信することにより、セルフのショット
数に応じて液晶モニタ40の画面が分割され、画面の対
応する位置に撮影画像が表示される。次いで、DSC通
信によってフリーズ画像表示の指令を伝達する(S22
13)。これにより、表示画像が一定時間(例えば3
秒)保持される。
【0299】もし、S2211においてLCD表示OF
Fがセットされている時は、S2214に進む。そし
て、DSC通信によってLCD表示及びCCDを共にO
FFする指示を伝達し(S2214)、LCD表示OF
Fセット処理(S2216)を行う。S2213又はS
2216の後はS2222に進む。
【0300】ところで、図60のS2210においてマ
ルチセルフがセットされていないときは、次いで、「FC
OUNT="N 点滅" 」の有無を判定する(S2217)。 "
N 点滅" になるのは、リワインド給送において給送エラ
ーが発生した時である。
【0301】"N 点滅" を検出した場合、DSC通信に
よってLCD表示及びCCD駆動のOFFを指示し(S
2214)、LCD表示OFFをセットする(S221
6)。
【0302】そしてDSC通信のエラーのチェックを行
って(S2222)、エラー検出時には図62に示すS
2360「DSCEND2 」にジャンプして(S2224)動
作不可とし、通信に異常がないときは図61に示すS2
226に進む。
【0303】また、図60のS2217で "N 点滅" を
検出しない時は、続いてLCD表示OFFセットの有無
を判定する(S2218)。LCDが消灯しているとき
は前記S2214に進む。これは、LCD表示OFFの
時でも、CCDによる画像取り込み動作は開始している
ので、CCD駆動を停止させるものである。
【0304】S2218においてLCD表示がONして
いる時はDSC通信でフリーズ画像表示のコマンドを伝
達する(S2220)。この指令によって撮影画像の表
示が行われる。
【0305】S2222ではDSC通信のエラーの有無
を検出して、エラー検出時には図62に示すS2360
「DSCEND2 」にジャンプして(S2224)動作不可と
し、通信に異常がないときは図61に示すS2226に
進む。
【0306】図61に示すS2226では「/SCC= 誤開
閉」の有無を判定する。誤開閉を検知した時は図62に
示すS2308「SHUTEND1」の処理を行う(S222
8)。また、S2226で誤開閉を検知しないときは次
いで「EXP エラー」の有無を判定し(S2230)、こ
こでエラーを検知したら前記S2228に移行する。
「EXP エラー」のないときはストロボ充電処理(S22
32)を行う。なお、/SP1=OFFに変化しても充
電を継続するが、/SP1=再ONの時は充電停止して
処理サブルーチンを抜けてくる。
【0307】ストロボ充電処理中にカートリッジ蓋80
が開放される場合も考えられるので、あらためて「/SCC
=誤開閉」をチェックする(S2234)。誤開閉を検
知した時は図62に示すS2308「SHUTEND1」の処理
を行う(S2270)。また、S2234で誤開閉を検
知しないときは次いで「マルチセルフセット」の判定を
行う(S2236)。マルチセルフリセット(NO判
定)の時は前記S2270に移行し、マルチセルフセッ
ト(YES判定)なら「/SM1,/SM2 読み込み処理」を行
う(S2238)。そしてSM状態の変化をチェックし
て(S2240)、変化ありの時は図62に示すS23
22の「SHUTEND3」処理を行う(S2242)。S22
40でSM状態の変化なき場合、「/SSELF=ON 」を判定
し(S2244)、YES判定なら図62に示すS23
30の「SHUTEND4」処理に進み(S2246)、セルフ
モードをリセットする。他方S2244でNO判定の時
は、続くS2248でセルフモードカウントを1だけ減
算する処理を行ってから、セルフ表示を行う(S225
0)。
【0308】次いで「SM状態=撮影1」を判定し(S
2252)、撮影1に設定中の時は、DSC通信で輝度
情報を伝達する(S2254)。そして通信エラーの有
無を判定してから(S2256)、正常であればDSC
通信によってストロボ発光有無及び光量の情報を伝達す
る(S2260)。通信後、エラーの有無を判定し(S
2262)、正常ならDSC通信によってストロボシン
クロの有無を伝える(S2264)。次いでDSC通信
のエラーをチェックし(S2266)、異常がなければ
3秒セルフ処理に遷移する(S2268)。なお、S2
256、S2262、S2266のいずれかで通信の異
常を検知した時は図62に示すS2360「DSCEND2 」
にジャンプして(S2258)動作不可とする。また、
S2252においてSM状態=撮影1でないと判定した
時は、S2268にジャンプする。これは、1ショット
目の撮影情報を念のため送信するものである。
【0309】〔SHUTEND2処理〕図62及び図63はそれ
ぞれSHUTEND2処理を示すフローチャートである。
【0310】図62に示すSHUTEND2の処理が開始すると
(S2300)、まず、デート表示処理を実行する(S
2302)。このとき、APS表示部32がISO&F
ILMTYPE表示であった場合にはデート表示に戻さ
れることになる。次いで電源OFF処理を実行してから
(S2304)、セルフ途中解除の有無を判定する(S
2306)。NO判定ならS2310に進み、「SM状
態=撮影1」を判定する(S2310)。
【0311】ここでSM状態=撮影1の時はDSC通信
でAEロック解除を指示し(S2312)、DSC通信
エラーをチェックして(S2314)、異常がなければ
処理は図63のS2370にジャンプする。なお、通信
に異常が検出された時はS2360「DSCEND2 」にジャ
ンプして(S2316)DSCを強制的にOFFする。
もし、S2310でSM状態≠撮影1(NO判定)のと
きは図63に示すS2370にジャンプする。
【0312】図62のS2306でYES判定の時は、
セルフ途中解除リセットを行い(S2318)、次に、
「/SM セルフ途中解除」を判定する(S2320)。こ
れはモード切換ダイヤル72により状態を変更したか否
かの判定である。ここでYES判定となると、「/SM セ
ルフ途中解除リセット」を行ってから(S2324)、
「SM状態=撮影1」を判定し(S2326)、撮影1
の設定ならDSC通信でAEロック解除を指令する(S
2328)。その後、図63に示すS2386のリモコ
ンレリーズリセットの処理(S2386)にジャンプ
し、マルチセルフリセット(S2388)の後、メイン
ルーチンに復帰する(S2390)。なお、図62のS
2326でSM状態≠撮影1と判定した時はS2328
を省略して前記S2386にジャンプする。
【0313】S2320の「/SM セルフ途中解除」判定
において、状態の変更がない時(NO判定時)は、S2
332で「SM状態=撮影1」を判定した後、DSC通
信によってAEロック解除を伝達する(S2334)。
次いでLCD表示OFFセットの有無を判定して(S2
336)、表示ON中ならDSC通信で動画表示開始を
指示する(S2338)。なお、S2332でNO判定
の時、又はS2336でYES判定の時は直ちにS23
40に進む。
【0314】その後、S2340においてセルフモード
リセットを行い、ストロボ充電処理(S2342)、時
計処理(S2344)を順次実行する。次いで、「/SM
状態変化」の有無を判定し(S2346)、変化があれ
ば前記S2386にジャンプし、変化なき時は「/SSELF
=ON」の有無を判定する(S2348)。ここでYES
判定なら処理はS2344に戻り、NO判定の時は図6
3に示すように充電完了セットを判断する(S235
0)。充電完了セットの場合、処理はS2378の時計
処理にジャンプする。なお、図47に示すS1808
「/SP1OFF 」からS2352に遷移してきた場合も、こ
のS2378に至る。
【0315】図63に示すS2350の充電完了セット
判定でNO判定の時は、デート表示処理(S237
0)、リモコンレリーズリセット(S2372)、マル
チセルフリセット(S2374)、ストロボ充電処理
(S2376)を順次実行する。そして、S2378で
時計処理を行い、次いで「/SM1,/SM2 読み込み処理」を
実施する(S2380)。続く「SM状態の変化」の判
定により(S2382)、変化ある時はS2386に進
み、リモコンレリーズリセット(S2386)、及びマ
ルチセルフリセット(S2388)の後、メインルーチ
ンに復帰する(S2390)。
【0316】他方、S2382でSM状態の変化がない
時は、「/SP1=OFF」を判定し(S2384)、
NO判定ならS2378に戻り、YES判定ならS23
86及びS2388を経てメインルーチンに復帰する
(S2390)。
【0317】ところで、図49のS1896、図60の
S2208「DSCEND1 」から図62に示すS2354に
遷移してきた場合は、DSC通信で電源OFFを指示し
(S2356)、100mSウエイトをおいてから(S
2358)、DSCVW =OFF とする(S2362)。そし
て、DSC電池表示点灯(S2364)、電源OFF 処理
(S2366)及びセルフモードリセット処理(S23
68)を順に実施してから図63に示すS2370に進
み、以後上述の通りS2370〜S2390を経てメイ
ンルーチンに復帰する。
【0318】また、図47のS1824、S1838、
図49のS1870、図53のS1982、S201
6、図60のS2196、S2224、図61のS22
58「DSCEND2 」から図62に示すS2360に遷移し
てきた場合は、S2362のDSCVW =OFF 処理に進み、
以後S2362〜S2390を経てメインルーチンに復
帰する。 〔DSC通信によるDSC側の処理〕図64乃至図92
はそれぞれDSC通信によるDSC側の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0319】図64に示すS3000「DSC 通信」のサ
ブルーチンはデジタルスチルカメラのDSCCPU18
4に対する通信コマンドとデータ情報の送受信に関する
フローを示している。
【0320】S3002「APS →DSC データ受信(COM&D
1&D2データ受信) 」ではAPSCPU150から発せら
れたコマンド(COM)と、データ(D1,D2)をDSCCPU
184が受信して通信バッファに格納する。以降のデジ
タルスチルカメラに於ける受信処理の各ステップではこ
のデータの解析と、受信したデータに対応した返信デー
タの送信作業を行う。
【0321】S3004「受信コマンド=SM 状態」で
は、受信したコマンド(COM) がモード切換ダイヤル72
の設定状態(SM 状態) を表すコマンドであるか否かの判
断を行っている。もしコマンド(COM)がSM状態を表すコ
マンドである場合にはS3006「受信データD1=00 」
へ分岐し、もし他のコマンドである場合には図65のS
3024「受信コマンド= バッテリーチェック」へ進
む。
【0322】S3006「受信データD1=00 」とS30
10「受信データD1=01 」とS3014「受信データD1
=02 」では、モード切換ダイヤル72の設定状態を示す
データ(D1)の解析を行う。もし受信したデータD1が(00
h) である場合にはS3008「SM状態=OFFセット」へ
ジャンプしてモード切換ダイヤル72の設定が(OFF) で
あることを記憶する。もし受信したデータD1が(01h) で
ある場合にはS3012「SM状態= 撮影1 セット」へジ
ャンプしてモード切換ダイヤル72の設定が( 撮1) で
あることを記憶する。もし受信したデータD1が(02h) で
ある場合にはS3016「SM状態= 撮影2 セット」へジ
ャンプしてモード切換ダイヤル72の設定が( 撮2) で
あることを記憶する。
【0323】S3018の「送信データセット(OK) COM
=F5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信さ
れてきたコマンドに対して正常に処理が終了したことを
示す応答コマンドのセットを行い、S3020「DSC →
APS データ送信(COM&D2 データ送信」ではそのセットし
たデータをAPSCPU150に送信する処理を行う。
なお、コマンド(COM=F5) は正常に処理が終了したこと
を示すコマンドである。データの送信が終了した場合に
は本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了
すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0324】図65に示すS3024「受信コマンド=
バッテリーチェック」では受信したコマンド(COM)がバ
ッテリーチェックのコマンドであるか否かの判断を行っ
ている。もしコマンド(COM)がバッテリーチェックを示
すコマンドである場合にはS3026「DSC バッテリー
チェック」へ分岐し、もし他のコマンドである場合には
S3050「受信コマンド=LCD表示&CCD OFF」へ進む。
【0325】S3026「DSC バッテリーチェック」で
は、DSCバッテリー86の容量の残量を測定する。こ
のバッテリー容量の残量の測定結果に基づいて、後のス
テップにおいて各々のモードに於けるバッテリー容量の
「警告レベル」と「NGレベル」を設定し、バッテリー
容量が「警告レベル」以下であるかの判断と「NGレベ
ル」以下であるかの判断を行う。
【0326】S3028「SM状態= 撮影1 」では、モー
ド切換ダイヤル72の設定が「撮1」であるか否かの判
断を行っている。もし、「撮1」でない場合には「PL
AY」の状態であるのでS3030「SM状態PLAY= 警告
レベルセット」のステップへ進み「PLAY」モードで
のバッテリー容量の「警告レベル」をセットするととも
にS3032「SM状態PLAY=NG レベルセット」へ進み、
「NGレベル」のセットを行う。
【0327】モード切換ダイヤル72の設定が「撮1」
の場合にはS3034「SM状態撮影1=警告レベルセッ
ト」にてバッテリー容量の「警告レベル」をセットする
とともにS3036「SM状態撮影1=NGレベルセット」へ
進み、「NGレベル」のセットを行う。
【0328】次のS3038「BC<=警告レベル」では、
測定したバッテリー容量の残量が上記で設定した「警告
レベル」以下であるか否かの判断を行い、「警告レベ
ル」以下である場合にはS3040「BC<=NGレベル」へ
進み、「警告レベル」以下でない場合にはS3046
「送信データセット(BCOK) COM=02,D1=00,D2=00 」へ進
み、APSCPU150に対する返信コマンド(COM=0
2) と、バッテリー容量「警告レベル」以上と「NGレ
ベル」以上( 正常) であることを示す(D1=00)をセット
して、S3048「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデー
タ送信) 」にて送信する。ここで次に送信する(D2=00)
は、送信コマンドを3バイトに統一するために設けたも
ので、データに意味付けはしていない。
【0329】S3040「BC<=NGレベル」では、バッテ
リー容量の残量が「NGレベル」以下であるか否かの判
断を行い、「NGレベル」以下である場合にはS304
2「送信データセット(BCNG) COM=02,D1=02,D2=00)」へ
進み、APSCPU150に対する返信コマンド(COM=
02) と、バッテリー容量「警告レベル」以下であるとと
もに「NGレベル」以下であることを示す(D1=02)と(D
2=00) とをセットしてS3048「DSC →APS データ送
信 (COM&Dnデータ送信) 」にて送信する。
【0330】また、バッテリー容量の残量が3040の
判断に於いて「NGレベル」以上である場合には、S3
044「送信データセット(BC 警告) COM=02,D1=01,D2=
00」へ進み、APSCPU150に対する返信コマンド
(COM=02) とバッテリー容量「警告レベル」以下である
とともに「NGレベル」以上であることを示す(D1=01)
と(D2=00) とをセットして、S3048「DSC →APS デ
ータ送信 (COM&Dnデータ送信) 」にて送信する。
【0331】データの送信が終了した場合には本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべく、S
3772「END 」へジャンプする。
【0332】S3050「受信コマンド=LCD表示&CCD O
FF」では、受信したコマンド(COM)がデジタルスチルカ
メラの液晶モニタ40の表示を中止するためのコマンド
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「LCD 表示&CCD OFF」である場合にはS3052
「送信データセット COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受
信したコマンドが「LCD 表示&CCD OFF」でない場合に
は、次に判断S3060「受信コマンド=LCD表示ON/OF
F」(図66)へ進む。
【0333】S3052「送信データセット COM=F5,D1
=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信されてき
たコマンドに対して正常に受信が終了したことを示す応
答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3054「DSC
→APS データ送信 COM&Dn データ送信」ではそのセット
したデータをAPSCPU150に送信する処理を行
う。
【0334】S3056「LCD 表示消灯」では受信した
データに従って液晶モニタ40のバックライトを消灯す
るとともに、LCD表示部190の動作を停止する。
【0335】S3058「CCD OFF 」では、CCD回路
部188の動作を停止する指令をCCD回路部に出力す
る。液晶モニタ40のバックライトやLCD表示部19
0、CCD回路部188の消費電力は多いので、デジタ
ルスチルカメラ部の電力消費量を減少させたいときには
これらの回路部の動作を停止させる。
【0336】データの送信が終了した後、本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0337】図66に示すS3060「受信コマンド=L
CD表示ON/OFF」では、受信したコマンド(COM)がデジタ
ルスチルカメラの液晶モニタ40の表示をON/OFF
するためのコマンドであるか否かの判断を行っている。
もし、受信したコマンドが「LCD 表示ON/OFF」である場
合にはS3062「送信データセット(OK) COM=F5,D1=0
0,D2=00 」へ進み、受信したコマンドが「LCD 表示ON/O
FF」でない場合には次の判断S3074「受信コマンド
= ブラックアウト」へ進む。
【0338】S3062「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3064
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0339】S3066「LCD 表示点灯」では受信した
データが「LCD点灯」のコマンドであるか否かの判断
を行っており、受信したデータが「LCD点灯」である
場合にはS3068「LCD 表示点灯」へ進み、液晶モニ
タ40のバックライトを点灯させるとともにLCD表示
部190を動作させるための指令をLCD表示部190
に出力する。
【0340】受信したデータが「LCD点灯」でない場
合にはS3070「LCD 表示消灯」へ分岐し、DSCC
PU184はLCD表示の動作を停止させるための指令
をLCD表示部190に対して出力する。
【0341】LCD表示部190に指令を出力した後、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0342】S3074「受信コマンド= ブラックアウ
ト」では、受信したコマンド(COM)がデジタルスチルカ
メラの液晶モニタ40のバックライトを消灯するコマン
ドであるか否かの判断を行っている。もし、受信したコ
マンドが「ブラックアウト」である場合にはS3076
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進
み、受信したコマンドが「ブラックアウト」でない場合
には次の判断S3082「受信コマンド= 露出タイミン
グ」へ進む。
【0343】S3076「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3078
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0344】S3080「LCD 表示消灯」でDSCCP
U184は、液晶モニタ40のバックライトを消灯させ
る指令と、LCD表示の動作を停止させるための指令を
LCD表示部190に対して出力するLCD表示部19
0に指令を出力した後、本サブルーチンS3000「DS
C 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャ
ンプする。
【0345】S3082「受信コマンド= 露出タイミン
グ」では、受信したコマンド(COM)が「露出タイミン
グ」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「露出タイミング」である場合にはS308
4「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進
み、受信したコマンドが「露出タイミング」でない場合
には図67の次の判断S3094「受信コマンド=AE ロ
ック」へ進む。
【0346】S3084「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3086
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0347】S3088「DSCEXPにタイミングパルス出
力開始」ではデジタルスチルカメラでの撮影を開始する
ための走査線に対応したタイミングパルスをAPSCP
U150に出力する動作を行う。
【0348】S3090「n パルス出力」ではデジタル
スチルカメラの走査線に基づく複数のタイミングパルス
を出力する。
【0349】予め定められたタイミングパルスのエッジ
に基づいて、APSとデジタルスチルカメラとで同時に
画像を取り込む。S3092「画像取り込み」ではデジ
タルスチルカメラ側の画像を取り込む処理を行う。
【0350】画像取り込み処理終了後、本サブルーチン
S3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0351】図67に示すS3094「受信コマンド=A
E ロック」では、受信したコマンド(COM)が「AEロッ
ク」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「AEロック」である場合にはS3096
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進
み、受信したコマンドが「AEロック」でない場合には
次の判断S3102「受信コマンド= 画像全消去」へ進
む。
【0352】S3096「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3098
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0353】S3100「CCD 絞り固定」ではデジタル
スチルカメラでの撮影において露出を変化させないよう
にするために、絞りの設定を固定にする指令をCCD回
路部188に出力する。
【0354】CCD回路部188に指令を出力した後、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0355】S3102「受信コマンド= 画像全消去」
では、受信したコマンド(COM)が「画像全消去」である
か否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「画像全消去」である場合にはS3104「送信データ
セット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコ
マンドが「画像全消去」でない場合には次の判断S31
10「受信コマンド= フリーズ画像表示開始」へ進む。
【0356】S3104「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3106
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0357】S3108「DSC 画像全消去」ではDSC
CPU184がフラッシュROM(FLASHROM)
192に対して、記憶している全画像の消去を指令す
る。
【0358】フラッシュROM(FLASHROM)1
92に指令を出力した後、本サブルーチンS3000
「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へ
ジャンプする。
【0359】S3110「受信コマンド= フリーズ画像
表示開始」では、受信したコマンド(COM)が「フリーズ
画像表示開始」であるか否かの判断を行っている。も
し、受信したコマンドが「フリーズ画像表示開始」であ
る場合にはS3112「送信データセット(OK) COM=F5,
D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコマンドが「フリーズ
画像表示開始」でない場合には、図68に示す判断S3
126「受信コマンド=動画表示開始」へ進む。
【0360】S3112「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3114
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0361】S3116「フリーズ画像を3 秒間表示」
ではDSCCPU184がLCD表示部190に対し
て、撮影した画像を液晶モニタ40に3秒間表示する指
令を出力する。
【0362】LCD表示部190にフリーズ画像を3秒
間表示する指令を出力した後、本サブルーチンS300
0「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」
へジャンプする。
【0363】図68に示すS3126「受信コマンド=
動画表示開始」では、受信したコマンド(COM)が「動画
表示開始」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「動画表示開始」である場合にはS3
128「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」
へ進み、受信したコマンドが「動画表示開始」でない場
合には次の判断S3136「受信コマンド= CCD動作
開始」へ進む。
【0364】S3128「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3130
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0365】S3132「動画表示開始」ではDSCC
PU184がCCD回路部188に対して動画像を連続
して取り込む指令を出力するとともに、LCD表示部1
90に対して撮影中の動画像を液晶モニタ40に連続表
示する指令を出力する。
【0366】CCD回路部188及びLCD表示部19
0に指令を出力した後、本サブルーチンS3000「DS
C 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャ
ンプする。
【0367】S3136「受信コマンド= CCD動作開
始」では、受信したコマンド(COM)が「CCD動作開
始」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「CCD動作開始」である場合にはS313
8「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進
み、受信したコマンドが「CCD動作開始」でない場合
には次の判断S3144「受信コマンド= 画像破棄」へ
進む。
【0368】S3138「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3140
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0369】S3142「CCD動作開始」ではDSC
CPU184がCCD回路部188に対して動画像を連
続して取り込む指令を出力する。
【0370】CCD回路部188に指令を出力した後、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0371】S3144「受信コマンド= 画像破棄」で
は、受信したコマンド(COM)が「画像破棄」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「画
像破棄」である場合にはS3146「送信データセット
(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコマンド
が「画像破棄」でない場合には図69に示す判断S31
52「受信コマンド= AEロック解除」へ進む。
【0372】S3146「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3148
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0373】S3150「露出タイミングで取得した画
像破棄」ではDSCCPU184が撮影した画像のみを
破棄する処理を行った後、本サブルーチンS3000
「DSC通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へ
ジャンプする。
【0374】S3152「受信コマンド= AEロック解
除」では、受信したコマンド(COM)が「受信コマンド=
AEロック解除」であるか否かの判断を行っている。も
し、受信したコマンドが「受信コマンド= AEロック解
除」である場合にはS3154「送信データセット(OK)
COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコマンドが
「受信コマンド= AEロック解除」でない場合にはS3
160「受信コマンド=電源OFF 」へ進む。
【0375】S3154「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3156
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0376】S3158「CCD絞り固定解除」ではD
SCCPU184が、S3100「CCD 絞り固定」で設
定した絞り固定を解除する指令をCCD回路部188に
出力する。
【0377】CCD回路部188に指令を出力した後、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0378】S3160「受信コマンド= 電源OFF 」で
は、受信したコマンド(COM)が「電源OFF 」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「電
源OFF 」である場合にはS3162「送信データセット
(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコマンド
が「電源OFF 」でない場合には次の判断S3172「受
信コマンド= 状態チェック」へ進む。
【0379】S3162「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3164
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0380】S3166「LCD表示消灯」でDSCC
PU184は、液晶モニタ40のバックライトを消灯さ
せる指令と、LCD表示の動作を停止させるための指令
をLCD表示部190に対して出力するS3168「CC
D OFF 」では、CCD回路部188の動作を停止する指
令をCCD回路部188に出力する。
【0381】S3170「DSC 側電源OFF 処理」でデジ
タルスチルカメラの電源を遮断する処理を行った後に、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0382】S3172「受信コマンド= 状態チェッ
ク」では、受信したコマンド(COM)が「状態チェック」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「状態チェック」である場合にはS3174「DS
C の状態をD1にセット」に分岐し、受信したコマンドが
「状態チェック」でない場合にはS3180「受信コマ
ンド=1駒送り」へ進む。
【0383】S3174「DSC の状態をD1にセット」で
は現在のデジタルスチルカメラ側の状態をデータ(D1)に
セットする処理を行う。
【0384】次にS3176「送信データセット(OK) C
OM=0F,D1=nn,D2=00 」へ進み、DSCCPU184が送
信されてきた状態チェックのコマンドに対する応答デー
タを(D1=nn) にセットする。
【0385】S3178「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」ではそのセットしたデータをAPSC
PU150に送信する処理を行うとともに、本サブルー
チンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS37
72「END 」へジャンプする。
【0386】図70に示すS3180「受信コマンド=1
駒送り」では、受信したコマンド(COM)が「1 駒送り」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「1 駒送り」である場合にはS3182「送信デ
ータセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00」に分岐し、受信し
たコマンドが「1 駒送り」でない場合にはS3194
「受信コマンド=1駒送りAUTOPLAY開始」へ進む。
【0387】「1駒送り」指令する条件は、モード切換
ダイヤル72の設定が「PLAY」の設定で、かつマル
チファンクションスイッチ52の右下スイッチ56を押
した場合(/SUPが有効になった場合)である。
【0388】S3182「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3184
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0389】S3186「1 画面表示」では現在の画面
表示方法が1画面表示であるか否かの判断を行う。もし
1画面表示でない場合には、4分割表示である状態なの
でS3188「4 分割表示単位で次画像表示」へ分岐し
4分割単位で次画像表示を行う。
【0390】現在の画面表示方法が「1画面表示」の場
合にはS3190「1 画面単位で次画像表示」へ進み、
1画面単位で次画像表示を行う。
【0391】次画像表示が終了したら、本サブルーチン
S3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0392】S3194「受信コマンド=1駒送りAUTOPL
AY開始」では、受信したコマンド(COM)が「1 駒送りAU
TOPLAY開始」であるか否かの判断を行っている。もし、
受信したコマンドが「1 駒送りAUTOPLAY開始」である場
合にはS3196「送信データセット(OK) COM=F5,D1=0
0,D2=00 」に分岐し、受信したコマンドが「1 駒送りAU
TOPLAY開始」でない場合にはS3202「受信コマンド
=AUTOPLAY 停止」へ進む。1駒送りAUTOPLAY開始を指令
する条件は、モード切換ダイヤル72の設定が「PLA
Y」の設定で、かつマルチファンクションスイッチ52
の右下スイッチ56を押したときに割り当てられる(/SU
P)が有効になった場合である。
【0393】S3196「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3198
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0394】S3200「1 駒送りAUTOPLAY開始」で
は、モード切換ダイヤル72の設定が「PLAY」の設
定で、かつマルチファンクションスイッチ52の右下ス
イッチ56を押し続けたときに、表示する画像を駒送り
し続ける。
【0395】画像表示の駒送り処理を設定したら、本サ
ブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべく
S3772「END 」へジャンプする。
【0396】S3202「受信コマンド=AUTOPLAY 停
止」では、受信したコマンド(COM)が「AUTOPLAY停止」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「AUTOPLAY停止」である場合にはS3204「送
信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐し、
受信したコマンドが「AUTOPLAY停止」でない場合には図
71に示すS3210「受信コマンド=1駒戻し」へ進
む。AUTOPLAY停止を指令する条件は、モード切換ダイヤ
ル72の設定が「PLAY」で、前記1駒送りAUTO
PLAY開始後、マルチファンクションスイッチ52の
右下スイッチ56を押した場合、後述の1駒戻しAUT
OPLAY開始後、マルチファンクションスイッチ52
の左下スイッチ60を押した場合である。
【0397】S3204「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3206
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0398】S3208「AUTOPLAY停止」では、表示す
る画像の駒送り又は駒戻しを停止する。
【0399】画像表示の駒送り又は駒戻しの停止処理を
設定したら、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の
処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0400】図71に示すS3210「受信コマンド=1
駒戻し」では、受信したコマンド(COM)が「1 駒戻し」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「1 駒戻し」である場合にはS3212「送信デ
ータセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00」に分岐し、受信し
たコマンドが「1 駒戻し」でない場合にはS3222
「受信コマンド=1駒戻しAUTOPLAY開始」へ進む。1駒戻
しを指令する条件は、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY」の設定で、かつマルチファンクションスイ
ッチ52の左下スイッチ60を押し、(/SDOWN ) が有効
になった場合である。
【0401】S3212「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3214
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0402】S3216「1 画面表示」では現在の画面
表示方法が1画面表示であるか否かの判断を行う。もし
1画面表示でない場合には、4分割表示である状態なの
でS3218「4 分割表示単位で次画像表示」へ分岐し
4分割表示単位で次画像表示を行う。
【0403】現在の画面表示方法が「1画面表示」の場
合にはS3220「1 画面単位で次画像表示」へ進み、
1画面単位で次画像表示を行う。
【0404】次画像表示が終了したら、本サブルーチン
S3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0405】S3222「受信コマンド=1駒戻しAUTOPL
AY開始」では、受信したコマンド(COM)が「1 駒戻しAU
TOPLAY開始」であるか否かの判断を行っている。もし、
受信したコマンドが「1 駒戻しAUTOPLAY開始」である場
合にはS3224「送信データセット(OK) COM=F5,D1=0
0,D2=00 」に分岐し、受信したコマンドが「1 駒戻しAU
TOPLAY開始」でない場合には図72に示すS3230
「受信コマンド= 画像出力動作開始& 終了」に進む。1
駒戻しAUTOPLAY開始を指令する条件は、モード切換ダイ
ヤル72の設定が「PLAY」の設定で、かつマルチフ
ァンクションスイッチ52の左下スイッチ60を押した
ときに割り当てられる(/SDOWN)が有効になった場合であ
る。
【0406】S3224「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3226
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0407】S3228「1 駒戻しAUTOPLAY開始」で
は、モード切換ダイヤル72の設定が「PLAY」の設
定で、かつマルチファンクションスイッチ52の左下ス
イッチ60を押し続けたときに、表示する画像を駒戻し
し続ける。
【0408】画像表示の駒戻し処理を設定したら、本サ
ブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべく
S3772「END 」へジャンプする。
【0409】図72に示すS3230「受信コマンド=
画像出力動作開始& 終了」では、受信したコマンド(CO
M)が「画像出力動作開始& 終了」であるか否かの判断を
行っている。もし、受信したコマンドが「画像出力動作
開始& 終了」である場合にはS3232「受信データD1
=00 」に分岐し、受信したコマンドが「画像出力動作開
始& 終了」でない場合にはS3250「受信コマンド=
表示サイズ切替」に進む。画像出力動作開始& 終了を指
令する条件は、モード切換ダイヤル72の設定が「PL
AY」の設定で、かつSHIFTスイッチ48とマルチ
ファンクションスイッチ52の左下スイッチ60を押し
たときに割り当てられる(/SPLAYOUT) が有効になった場
合である。
【0410】S3232「受信データD1=00 」では、受
信したデータが(D1=00) であるか否かの判断を行ってい
る。受信したデータが(D1=00) である場合にはS323
4「画像出力動作開始セット」へ分岐してメモリ上に
「画像出力動作開始セット」を設定する。
【0411】受信したデータが(D1=00) でない場合には
S3236「画像出力動作開始リセット」へ分岐してメ
モリ上に「画像出力動作開始リセット」を設定する。
【0412】次のS3238「送信データセット(OK) C
OM=F5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信
されてきたコマンドに対して正常に受信が終了したこと
を示す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S324
0「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではそ
のセットしたデータをAPSCPU150に送信する処
理を行う。
【0413】そして、S3242「画像出力動作開始セ
ット」では前記S3234またはS3236でメモリ上
に設定した「画像出力動作開始」の状態を読み込み、
「画像出力動作開始セット」の状態であるか否かの判断
を行っている。
【0414】もし、「画像出力動作開始セット」の状態
であればS3244「画像出力動作開始」へ分岐して、
ビデオ信号出力部92と、デジタル信号入出力部94か
ら画像信号を出力する。
【0415】もし、「画像出力動作開始リセット」の状
態であればS3246「画像出力動作終了」へ進み、画
像出力動作を終了する。
【0416】上記の「画像出力動作開始」または、「画
像出力動作終了」の処理を終了した後に、本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0417】S3250「受信コマンド= 表示サイズ切
替」では、受信したコマンド(COM)が「表示サイズ切
替」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「表示サイズ切替」である場合にはS325
2「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分
岐し、受信したコマンドが「表示サイズ切替」でない場
合には図73に示すS3262「受信コマンド=CHP切
替」へ進む。「表示サイズ切替」指令する条件は、モー
ド切換ダイヤル72の設定が「PLAY」の設定で、か
つマルチファンクションスイッチ52の左上スイッチ5
8を押した場合(/SDISPCHGが有効になった場合) であ
る。
【0418】S3252「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3254
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0419】S3256「現在1 画面表示」では現在の
画面表示方法が1画面表示であるか否かの判断を行う。
もし1画面表示でない場合には、4分割表示である状態
なのでS3258「1 画面表示」へ分岐して1画面表示
に切り換える。
【0420】現在の画面表示方法が「1画面表示」の場
合にはS3260「4 分割表示」へ進み、4分割表示に
切り換える。
【0421】画像表示の切り換えが終了したら、本サブ
ルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS
3772「END 」へジャンプする。
【0422】図73に示すS3262「受信コマンド=C
HP切替」では、受信したコマンド(COM)が「CHP 切替」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「CHP 切替」である場合にはS3264「送信デ
ータセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00」に分岐し、受信し
たコマンドが「CHP 切替」でない場合にはS3278
「受信コマンド= 画像表示状態要求」へ進む。「CHP 切
替」指令する条件は、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY]の設定で、かつ、SHIFTスイッチ48
とマルチファンクションスイッチ52の右下スイッチ5
6を押した場合(/SCHPが有効になった場合) である。前
記(/SCHP) が一回有効になる毎に「コンベンショナル」
→「ハイビジョン」→「パノラマ」→「コンベンショナ
ル」…と順次切り換える。
【0423】S3264「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3266
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0424】S3268「現在CHP 表示= コンベンショ
ナル」では、現在のCHP表示がコンベンショナルであ
るか否かの判断を行っている。ここで、CHP表示と
は、液晶モニタ40の画面を「コンベンショナル」、
「ハイビジョン」、「パノラマ」のいずれかの画面サイ
ズで表示することをいい、「ハイビジョン」のCHP表
示を基準にし、「コンベンショナル」のCHP表示は、
画面の左右をハーフトーン又はブラック枠でマスクし、
「パノラマ」のCHP表示は、画面の上下をハーフトー
ン又はブラック枠でマスクしてアスペクト比を変えて表
示するようにしている。なお、光学ファインダー34
は、周知のメカ的なマスクによってCHP表示を行うよ
うにしている。
【0425】さて、現在の表示が「コンベンショナル」
である場合にはS3270「CHP 表示= ハイビジョン」
へ分岐し、CHP表示を「ハイビジョン」に切り換える
処理を行う。現在の表示が「コンベンショナル」でない
場合にはS3272「現在CHP 表示= ハイビジョン」へ
進み、現在のCHP表示が「ハイビジョン」であるか否
かの判断を行っている。現在の表示が「ハイビジョン」
である場合にはS3274「CHP 切替= パノラマ」へ分
岐してCHP表示を「パノラマ」に切り換える処理を行
う。
【0426】現在の表示が「ハイビジョン」でない場合
には、現在の表示は「パノラマ」であるのでS3276
「CHP 表示= コンベンショナル」に進み、CHP表示を
「コンベンショナル」に切り換える処理を行う。
【0427】上記のCHP切り換え処理が終了したら、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0428】S3278「受信コマンド= 画像表示状態
要求」では、受信したコマンド(COM)が「画像表示状態
要求」であるか否かの判断を行っている。もし、受信し
たコマンドが「画像表示状態要求」である場合にはS3
280「LCD 表示点灯」に分岐し、受信したコマンドが
「画像表示状態要求」でない場合には図74に示すS3
292「受信コマンド=APS撮影有無」へ進む。
【0429】S3280「LCD 表示点灯」では現在液晶
モニタ40に画像が表示されているか否かの判断を行っ
ている。もし液晶モニタ40に画像が表示されていない
場合には、S3282「送信データセット(LCD表示消
灯) COM=B0,D1=00,D2=00」に分岐して、応答コマンド(C
0M=B0)と、LCD消灯を示すコマンド(D1=00) をセット
する。
【0430】もし液晶モニタ40に画像が表示されてい
る場合には、S3284「1 画面表示」へ進み、現在の
表示が1画面表示であるか否かの判断を行う。現在の表
示が1画面表示でない場合には、4分割表示であること
になるのでS3286「送信データセット(4分割表
示)COM=B0,D1=02,D2=00」に分岐して、応答コマンド(C
0M=B0)と、LCD4分割表示を示すコマンド(D1=02) を
セットする。
【0431】もし液晶モニタ40に表示されている画像
が1画面表示である場合にはS3288「送信データセ
ット(1画面表示) COM=B0,D1=01,D2=00 」へ進み、応
答コマンド(C0M=B0)と、LCD1画面表示を示すコマン
ド(D1=01) をセットする。
【0432】上記コマンドとデータの設定が終了したら
S3290「DSC →APS データ送信(COM&Dnデータ送信)
」に進み、セットしたデータをAPSCPU150に
送信する処理を行う。
【0433】データの送信が終了したら、本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0434】図74に示すS3292「受信コマンド=A
PS撮影有無」では、受信したコマンド(COM)が「APS 撮
影有無」であるか否かの判断を行っている。もし、受信
したコマンドが「APS 撮影有無」である場合にはS32
94「送信データセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00 」に
分岐し、受信したコマンドが「APS 撮影有無」でない場
合にはS3306「受信コマンド= カートリッジ番号」
へ進む。
【0435】S3294「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3296
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0436】次のS3298「受信データD1=00 」で
は、受信データ(D1)がAPS撮影状態(00)であるか否か
の判断を行う。受信データが「APS撮影状態」でない
場合にはS3300「APS 撮影無し」に進み、受信デー
タが「APS撮影状態」である場合にはS3302「AP
S 撮影有り」に進む。
【0437】S3300「APS 撮影無し」では、露出タ
イミングで取得した画像、カートリッジ番号、駒番号、
CHP データ、デートモード、年月日時分データ、PQデー
タ(受信している場合) 、言語& タイトルデータ( 受信
している場合) 、PQI 情報、をフラッシュメモリーに書
き込む処理を行う。なお、「APS撮影無し」の状態で
は上記データの編集は不可能となる。
【0438】S3302「APS 撮影有り」では、露出タ
イミングで取得した画像、カートリッジ番号、駒番号、
CHP データ、デートモード、年月日時分データ、PQデー
タ(受信している場合) 、言語& タイトルデータ( 受信
している場合) 、PQI 情報、をフラッシュメモリーに書
き込む処理を行う。なお、「APS撮影有り」の状態で
は上記データの編集は可能である。
【0439】データの書き込みが終了したら、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0440】S3306「受信コマンド= カートリッジ
番号」では、受信したコマンド(COM)が「カートリッジ
番号」であるか否かの判断を行っている。もし、受信し
たコマンドが「カートリッジ番号」である場合にはS3
308「受信データD1&D2=カートリッジ番号」に分岐
し、受信したコマンドが「カートリッジ番号」でない場
合には図75に示すS3314「受信コマンド=CHP」へ
進む。
【0441】S3308「受信データD1&D2=カートリッ
ジ番号」では、受信したデータ(D1)と(D2)をカートリッ
ジ番号としてメモリに記憶する。
【0442】S3310「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3312
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0443】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0444】図75に示すS3314「受信コマンド=C
HP」では、受信したコマンド(COM)が「CHP 」であるか
否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「CHP」である場合にはS3316「受信データD1=CH
P」に分岐し、受信したコマンドが「CHP 」でない場合
にはS3322「受信コマンド=PQI情報」へ進む。
【0445】S3316「受信データD1=CHP」では、受
信したデータ(D1)をCHPデータとしてメモリに記憶す
る。
【0446】S3318「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3320
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0447】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0448】S3322「受信コマンド=PQI情報」で
は、受信したコマンド(COM)が「PQI情報」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「PQ
I 情報」である場合にはS3324「受信データD1&D2=
PQI 情報」に分岐し、受信したコマンドが「PQI 情報」
でない場合にはS3330「受信コマンド= 輝度情報」
へ進む。
【0449】S3324「受信データD1&D2=PQI 情報」
では、受信したデータ(D1)と(D2)をPQI情報としてメ
モリに記憶する。
【0450】S3326「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3328
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0451】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0452】S3330「受信コマンド= 輝度情報」で
は、受信したコマンド(COM)が「輝度情報」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「輝
度情報」である場合にはS3332「受信データD1= 輝
度情報」に分岐し、受信したコマンドが「輝度情報」で
ない場合には図76に示すS3338「受信コマンド=
ストロボ発光有無& 光量」へ進む。S3332「受信デ
ータD1= 輝度情報」では、受信したデータ(D1) を輝度
情報としてメモリに記憶する。
【0453】S3334「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3336
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0454】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0455】図76に示すS3338「受信コマンド=
ストロボ発光有無& 光量」では、受信したコマンド(CO
M)が「ストロボ発光有無& 光量」であるか否かの判断を
行っている。もし、受信したコマンドが「ストロボ発光
有無& 光量」である場合にはS3340「受信データD1
=00 」に分岐し、受信したコマンドが「ストロボ発光有
無& 光量」でない場合にはS3350「受信コマンド=
磁気書き替え駒確定」へ進む。
【0456】S3340「受信データD1=00 」では、受
信したデータ(D1)がストロボ発光(00)であるか否かの判
断を行っている。もし受信したデータが「ストロボ発光
有り」である場合にはS3342「受信データD2= スト
ロボ光量」へ進み、受信データが「ストロボ発光無し」
である場合にはS3344「送信データセット(OK) COM
=F5,D1=00,D2=00 」へ分岐する。
【0457】S3342「受信データD2= ストロボ光
量」では、受信したデータ(D2)をストロボ光量情報とし
てメモリに記憶する。
【0458】S3344「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3346
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0459】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0460】S3350「受信コマンド= 磁気書き替え
駒確定」では、受信したコマンド(COM)が「磁気書き替
え駒確定」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「磁気書き替え駒確定」である場合に
はS3352「受信データD1= 駒番号」に分岐し、受信
したコマンドが「磁気書き替え駒確定」でない場合には
図77に示すS3360「受信コマンド=APS撮影終了」
へ進む。
【0461】S3352「受信データD1= 駒番号」で
は、受信したデータ(D1)を駒番号情報としてメモリに記
憶する。次のS3354「駒番号に対応する磁気書き替
え駒の確定」では、リライト給送で磁気書き替え駒の磁
気情報の書き替えが終了したことを記憶する。
【0462】S3356「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3358
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0463】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0464】図77に示すS3360「受信コマンド=A
PS撮影終了」では、受信したコマンド(COM)が「APS
撮影終了」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「APS撮影終了」である場合にはS
3362「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00
」に分岐し、受信したコマンドが「APS撮影終了」
でない場合にはS3370「受信コマンド= 撮影データ
変更有無」へ進む。
【0465】S3362「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3364
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」ではそ
のセットしたデータをAPSCPU150に送信する処
理を行う。
【0466】S3366「撮影画像の切り替わりを認
識」では、撮影画像の切り替わり情報をメモリに記憶す
る。次のSS3368「駒番号に対応する磁気書き替え
駒の記憶解除」では、APS撮影終了に伴って駒番号に
対応する磁気書き替え駒の記憶を解除する。
【0467】上記処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0468】S3370「受信コマンド= 撮影データ変
更有無」では、受信したコマンド(COM)が「撮影データ
変更有無」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「撮影データ変更有無」である場合に
はS3372「受信データD1= 撮影データ変更有無デー
タ」に分岐し、受信したコマンドが「撮影データ変更有
無」でない場合には図78に示すS3384「受信コマ
ンド= ストロボシンクロ有無」へ進む。
【0469】S3372「受信データD1= 撮影データ変
更有無データ」では、受信したデータ(D1)を「撮影デー
タ変更有無データ情報」としてメモリに記憶する。
【0470】S3374「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3376
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」ではそ
のセットしたデータをAPSCPU150に送信する処
理を行う。
【0471】S3378「受信データD1=00 」では、受
信したデータが(D1)が「撮影データ変更無し」(00)であ
るか否かの判断を行っている。
【0472】もし受信したコマンドが「撮影データ変更
無し」でない場合にはS3380「現在表示している駒
番号を磁気書き替え駒番号とする」へ分岐し、現在表示
している駒番号を磁気書き替え駒番号としてメモリに記
憶し、S3382「APS 撮影有り」へ進む。S3382
では、カートリッジ番号、駒番号、CHP データ、デート
モード、年月日時分データ、PQデータ( 受信している場
合) 、言語& タイトルデータ( 受信している場合) 、PQ
I 情報、をフラッシュメモリーに書き込む。
【0473】上記書き込み処理が終了した場合、または
S3378で受信したコマンドが「撮影データ変更無
し」である場合、本サブルーチンS3000「DSC 通
信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプ
する。
【0474】図78に示すS3384「受信コマンド=
ストロボシンクロ有無」では、受信したコマンド(COM)
が「ストロボシンクロ有無」であるか否かの判断を行っ
ている。もし、受信したコマンドが「ストロボシンクロ
有無」である場合にはS3386「受信データD1=00 」
に分岐し、受信したコマンドが「ストロボシンクロ有
無」でない場合にはS3398「受信コマンド= 近距離
補正マーク点灯&消灯」へ進む。
【0475】S3386「受信データD1=00 」では、受
信したデータ(D1)が「ストロボシンクロ無し」(00)であ
るか否かの判断を行っており、もし「ストロボシンクロ
無し」でない場合には、S3388「ストロボシンクロ
有りセット」に分岐してメモリに「ストロボシンクロ有
り」を記憶する。
【0476】もし、S3386でデータが「ストロボシ
ンクロ無し」であった場合には、S3390「ストロボ
シンクロ無しセット」に進み、メモリに「ストロボシン
クロ無し」をセットする。
【0477】「ストロボシンクロ有無」の状態をメモリ
にセットした後に、S3392「送信データセット(OK)
COM=F5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送
信されてきたコマンドに対して正常に受信が終了したこ
とを示す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S33
94「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」で
はそのセットしたデータをAPSCPU150に送信す
る処理を行う。
【0478】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0479】S3398「受信コマンド= 近距離補正マ
ーク点灯& 消灯」では、受信したコマンド(COM)が「近
距離補正マーク点灯& 消灯」であるか否かの判断を行っ
ている。もし、受信したコマンドが「近距離補正マーク
点灯& 消灯」である場合にはS3400「受信データD1
=00 」に分岐し、受信したコマンドが「近距離補正マー
ク点灯& 消灯」でない場合にはS3410「受信コマン
ド= 磁気書き替え駒番号一括要求」へ進む。
【0480】S3400「受信データD1=00 」では、受
信したデータ(D1)が「近距離補正マーク点灯」(00)であ
るか否かの判断を行っており、もし「近距離補正マーク
有り」でない場合には、S3402「近距離補正マーク
消灯」に進み、ここで近距離補正マークを液晶モニタ4
0上から消灯させ、メモリに「近距離補正マーク消灯」
をセットする。
【0481】もし、S3400でデータが「近距離補正
マーク点灯」であった場合には、S3404「近距離補
正マーク点灯」に進み、ここで近距離補正マークを液晶
モニタ40上に点灯させ、メモリに「近距離補正マーク
点灯」をセットする。
【0482】近距離補正マークの状態をメモリにセット
した後に( S3404、S3402)、S3406「送
信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」では、DS
CCPU184が送信されてきたコマンドに対して正常
に受信が終了したことを示す応答コマンド(COM=F5)のセ
ットを行い、S3408「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」ではそのセットしたデータをAPSC
PU150に送信する処理を行う。
【0483】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0484】S3410「受信コマンド= 磁気書き替え
駒番号一括要求」では、受信したコマンド(COM)が「磁
気書き替え駒番号一括要求」であるか否かの判断を行っ
ている。もし、受信したコマンドが「磁気書き替え駒番
号一括要求」である場合にはS3412「磁気書き替え
駒番号有り」に分岐し、受信したコマンドが「磁気書き
替え駒番号一括要求」でない場合には図79に示すS3
422「受信コマンド= 駒番号要求」へ進む。
【0485】S3412「磁気書き替え駒番号有り」で
は、受信したデータが「磁気書き替え駒番号有り」であ
るか否かの判断を行っており、もし「磁気書き替え駒番
号有り」でない場合には、S3414「送信データセッ
ト( 変更無し) COM=80,D1=00,D2=ED」に分岐して「送信
データセット」のコマンド(COM=80)と「変更無し」のデ
ータ(D1=00,D2=ED) とを、S3416「DSC →APS デー
タ送信 (COM&Dnデータ送信) 」にてAPSCPU150
に送信する処理を行う。
【0486】もし、S3412でデータが「磁気書き替
え駒番号有り」であった場合には、S3418「送信デ
ータセット( 駒番号) 磁気書き替え駒番号全てセット C
OM=80,Dn=nn,Dn+1=nn,. 」に進み、「送信データセッ
ト」のコマンド(COM=80)と全ての「磁気書き替え駒番
号」(Dn=nn,Dn+1=nn,Dn+2=nn…) とを、S3420「DS
C→APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」にてAPS
CPU150に送信する処理を行う。
【0487】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0488】図79に示すS3422「受信コマンド=
駒番号要求」では、受信したコマンド(COM)が「駒番号
要求」であるか否かの判断を行っている。もし、受信し
たコマンドが「駒番号要求」である場合にはS3424
「4分割表示」に分岐し、受信したコマンドが「駒番号
要求」でない場合にはS3434「受信コマンド= 駒番
号撮影データ一括要求」へ進む。
【0489】S3424「4分割表示」では、現在の画
面表示方法が「4分割表示」であるか否かの判断を行っ
ており、もし「4分割表示」である場合には、S342
6「送信データセット( 変更不可) COM=81,D1=ED,D2=0
0」に分岐し、現在の画面表示方法が「4分割表示」で
ない場合にはS3428「磁気情報書き替え不可画像で
1 画面表示」に進む。
【0490】S3428「磁気情報書き替え不可画像で
1 画面表示」では、受信したデータが「磁気情報書き替
え不可画像で1 画面表示」であるか否かの判断を行って
おり、もし「磁気情報書き替え不可画像で1 画面表示」
である場合には、S3426「送信データセット( 変更
不可) COM=81,D1=ED,D2=00」に分岐し、受信したデータ
が「磁気情報書き替え不可画像で1 画面表示」でない場
合にはS3430「送信データセット( 変更可) 現在表
示している駒番号セット COM=81,D1= 駒番号 D2=00」に
進む。
【0491】S3426「送信データセット(変更不
可) COM=81,D1=ED,D2=00」では「送信データセット」の
コマンド(COM=81)と、「変更不可」に相当するデータ(D
1=ED)とを、送信データを格納するメモリにセットす
る。
【0492】S3430「送信データセット(変更可)
現在表示している駒番号セット COM=81,D1= 駒番号 D2=
00」では、「送信データセット」のコマンド(COM=81)
と、「変更可」に相当するデータ(D1=駒番号) とを、送
信データを格納するメモリにセットする。
【0493】S3432「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0494】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0495】S3434「受信コマンド= 駒番号撮影デ
ータ一括要求」では、受信したコマンド(COM)が「駒番
号撮影データ一括要求」であるか否かの判断を行ってい
る。もし、受信したコマンドが「駒番号撮影データ一括
要求」である場合にはS3436「受信データD1( 駒番
号)=現在表示しているAPS 駒番号」に分岐し、受信した
コマンドが「駒番号撮影データ一括要求」でない場合に
は図80に示すS3442「受信コマンド=CHP要求」へ
進む。
【0496】S3436「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3438「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合には図80に示すS3442「受信
コマンド=CHP要求」へ進む。
【0497】S3438「送信データセット」では、AP
S 撮影有り駒番号、CHP データ、デートモード、年月日
時分データ、PQデータ( 受信している場合) 、言語& タ
イトルデータ( 受信している場合) とを、コマンド(COM
=82)とともにデータ(D1=nn,D2=nn…) として送信データ
を格納するメモリにセットする。
【0498】S3440「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0499】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0500】図80に示すS3442「受信コマンド=C
HP要求」では、受信したコマンド(COM)が「CHP 要求」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「CHP 要求」である場合にはS3444「受信デ
ータD1( 駒番号)=現在表示しているAPS 駒番号」に分岐
し、受信したコマンドが「CHP 要求」でない場合にはS
3452「受信コマンド=PQI情報要求」へ進む。
【0501】S3444「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3446「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3452「受信コマンド=PQI
情報要求」へ進む。
【0502】S3446「送信データセット」では、現
在表示している駒番号のCHP情報をコマンド(COM=83)
とともにデータ(D1=CHP,D2=00)として送信データを格納
するメモリにセットする。
【0503】S3448「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0504】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0505】S3452「受信コマンド=PQI情報要求」
では、受信したコマンド(COM)が「PQI 情報要求」であ
るか否かの判断を行っている。もし、受信したコマンド
が「PQI 情報要求」である場合にはS3454「受信デ
ータD1( 駒番号)=現在表示しているAPS 駒番号」に分岐
し、受信したコマンドが「PQI 情報要求」でない場合に
はS3460「受信コマンド= デートモード」へ進む。
【0506】S3454「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3456「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3460「受信コマンド= デ
ートモード」へ進む。
【0507】S3456「送信データセット」では、現
在表示している駒番号のPQI情報をコマンド(COM=84)
とともにデータ(D1=DATA1,,D2=DATA2)として送信データ
を格納するメモリにセットする。
【0508】S3458「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0509】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0510】S3460「受信コマンド= デートモー
ド」では、受信したコマンド(COM)が「デートモード」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「デートモード」である場合にはS3462「受
信データD1= デートモード」に分岐し、受信したコマン
ドが「デートモード」でない場合には図81に示すS3
468「受信コマンド= 年データ」へ進む。
【0511】S3462「受信データD1= デートモー
ド」では、受信したデータ(D1)をデートモードとしてメ
モリに記憶する。
【0512】S3464「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3466
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0513】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0514】図81に示すS3468「受信コマンド=
年データ」では、受信したコマンド(COM)が「年デー
タ」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「年データ」である場合にはS3470「受
信データD1= 年データ」に分岐し、受信したコマンドが
「年データ」でない場合にはS3476「受信コマンド
= 月日データ」へ進む。
【0515】S3470「受信データD1= 年データ」で
は、受信したデータ(D1)を年データとしてメモリに記憶
する。
【0516】S3472「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3474
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0517】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0518】S3476「受信コマンド= 月日データ」
では、受信したコマンド(COM)が「月日データ」である
か否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「月日データ」である場合にはS3478「受信データ
D1= 月データ」に分岐し、受信したコマンドが「月日デ
ータ」でない場合には図82に示すS3486「受信コ
マンド= 時分データ」へ進む。
【0519】S3478「受信データD1= 月データ」で
は、受信したデータ(D1)を月データとしてメモリに記憶
する。
【0520】S3480「受信データD2= 日データ」で
は、受信したデータ(D2)を日データとしてメモリに記憶
する。
【0521】S3482「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3484
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0522】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0523】図82に示すS3486「受信コマンド=
時分データ」では、受信したコマンド(COM)が「時分デ
ータ」であるか否かの判断を行っている。もし、受信し
たコマンドが「時分データ」である場合にはS3488
「受信データD1= 時データ」に分岐し、受信したコマン
ドが「時分データ」でない場合にはS3498「受信コ
マンド= デート表示点灯」へ進む。
【0524】S3488「受信データD1= 時データ」で
は、受信したデータ(D1)を時データとしてメモリに記憶
する。
【0525】S3490「受信データD2= 分データ」で
は、受信したデータ(D2)を分データとしてメモリに記憶
する。
【0526】S3492「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3494
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0527】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0528】S3498「受信コマンド= デート表示点
灯」では、受信したコマンド(COM)が「デート表示点
灯」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「デート表示点灯」である場合にはS350
0「現在の受信済のデートモード& 年月日時分データで
デート表示点灯」に分岐し、受信したコマンドが「デー
ト表示点灯」でない場合にはS3506「受信コマンド
= デート表示消灯」へ進む。
【0529】S3500「現在の受信済のデートモード
& 年月日時分データでデート表示点灯」では、受信済の
デートモードと年月日時分データとを液晶モニタ40に
表示する処理を行う。
【0530】S3502「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3504
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0531】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0532】S3506「受信コマンド= デート表示消
灯」では、受信したコマンド(COM)が「デート表示消
灯」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「デート表示消灯」である場合にはS350
8「デート表示を消灯」に分岐し、受信したコマンドが
「デート表示消灯」でない場合には図83に示すS35
14「受信コマンド= デートモード要求」へ進む。
【0533】S3508「デート表示を消灯」では、液
晶モニタ40に表示されているデート表示を消す処理を
行う。
【0534】S3510「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3512
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0535】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0536】図83に示すS3514「受信コマンド=
デートモード要求」では、受信したコマンド(COM)が
「デートモード要求」であるか否かの判断を行ってい
る。もし、受信したコマンドが「デートモード要求」で
ある場合にはS3516「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」に分岐し、受信したコマンド
が「デートモード要求」でない場合にはS3522「受
信コマンド= 時計データ要求」へ進む。
【0537】S3516「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3518「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3522「受信コマンド= 時
計データ要求」へ進む。
【0538】S3518「送信データセット」では、現
在表示している駒番号のデートモード情報をコマンド(C
OM=90)とともにデータ(D1=DATE,D2=00) として送信デー
タを格納するメモリにセットする。
【0539】S3520「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0540】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0541】S3522「受信コマンド= 時計データ要
求」では、受信したコマンド(COM)が「時計データ要
求」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「時計データ要求」である場合にはS352
4「受信データD1( 駒番号)=現在表示しているAPS 駒番
号」に分岐し、受信したコマンドが「時計データ要求」
でない場合には図84に示すS3530「受信コマンド
=PQ 値」へ進む。
【0542】S3524「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3526「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合には図84に示すS3530「受信
コマンド=PQ 値」へ進む。
【0543】S3526「送信データセット」では、現
在表示している駒番号の年月日時分データをコマンド(C
OM=91)とともにデータ(D1=nn,D2=nn) として送信データ
を格納するメモリにセットする。
【0544】S3528「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0545】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0546】図84に示すS3530「受信コマンド=P
Q 値」では、受信したコマンド(COM)が「PQ値」である
か否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「PQ値」である場合にはS3532「受信データD1=PQ
値」に分岐し、受信したコマンドが「PQ値」でない場合
にはS3546「受信コマンド=PQ 値選択」へ進む。
【0547】S3532「受信データD1=PQ 値」では、
受信したデータ(D1)をPQ値としてメモリに記憶する。
【0548】S3534「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3536
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0549】送信処理が終了したら、S3538「PQ値
をLCD に表示」にて前記記憶したPQ値を液晶モニタ4
0に表示する。
【0550】次にS3540「PQ値選択受信済み」では
「PQ値」が選択済であるか否かの判断を行い、「PQ
値」が選択済みである場合にはS3542「PQ値選択表
示(点滅表示) 開始」に分岐して「PQ値」の選択表示
を示す点滅表示を開始する。
【0551】S3540で「PQ値」が選択済みで無い
場合、または「PQ値」の選択表示を示す点滅表示を開
始したら、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処
理を終了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0552】S3546「受信コマンド=PQ 値選択」で
は、受信したコマンド(COM)が「PQ値選択」であるか
否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「PQ値選択」である場合にはS3548「送信データ
セット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐し、受信した
コマンドが「PQ値選択」でない場合には図85に示す
S3554「受信コマンド=PQ 値確定」へ進む。
【0553】S3548「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3550
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0554】送信処理を終了したら、S3552「PQ選
択表示( 点滅表示) 開始」にて「PQ値」の選択表示を
示す点滅表示を開始した後、本サブルーチンS3000
「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へ
ジャンプする。
【0555】図85に示すS3554「受信コマンド=P
Q 値確定」では、受信したコマンド(COM)が「PQ値確
定」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「PQ値確定」である場合にはS3556
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐
し、受信したコマンドが「PQ値確定」でない場合には
S3564「受信コマンド= 言語& タイトル」へ進む。
【0556】S3556「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3558
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0557】送信処理を終了したら、S3560「PQ確
定表示(点灯表示) 」にて「PQ値」の確定表示を示す
点灯表示をした後、S3562「PQ値選択受信済み破
棄」の処理を行い、本サブルーチンS3000「DSC 通
信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプ
する。
【0558】S3564「受信コマンド= 言語& タイト
ル」では、受信したコマンド(COM)が「言語& タイト
ル」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「言語& タイトル」である場合にはS356
6「受信データD1= 言語データ」に分岐し、受信したコ
マンドが「言語& タイトル」でない場合には図86に示
すS3582「受信コマンド= タイトル選択」へ進む。
【0559】S3566「受信データD1= 言語データ」
では、受信したデータ(D1)を「言語データ」としてメモ
リに記憶する。
【0560】S3568「受信データD2= タイトルデー
タ」では、受信したデータ(D2)を「タイトルデータ」と
してメモリに記憶する。
【0561】S3570「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3572
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0562】送信処理が終了したら、S3574「言語
に対応したタイトルをLCD に表示」で言語に対応したタ
イトルを液晶モニタ40に表示する。
【0563】次にS3576「言語選択受信済み」では
「言語選択受信済み」であるか否かの判断を行ってお
り、「言語選択受信済み」である場合にはS3578
「タイトル選択表示( 点滅表示) 開始」に分岐し、「言
語選択受信済み」でない場合にはS3580「タイトル
選択受信済み」の判断に進む。
【0564】S3580「タイトル選択受信済み」では
「タイトル選択受信済み」であるか否かの判断を行い、
「タイトル選択受信済み」である場合には、S3578
「タイトル選択表示( 点滅表示) 開始」に分岐して「タ
イトル選択表示」を示す点滅表示を開始する。
【0565】S3580で「タイトル選択受信済み」で
ない場合、または「タイトル選択表示」を示す点滅表示
を開始したら、本サブルーチンS3000「DSC 通信」
の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプす
る。
【0566】図86に示すS3582「受信コマンド=
タイトル選択」では、受信したコマンド(COM)が「タイ
トル選択」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「タイトル選択」である場合にはS3
584「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」
に分岐し、受信したコマンドが「タイトル選択」でない
場合にはS3592「受信コマンド= 言語選択」へ進
む。
【0567】S3584「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3586
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0568】送信処理を終了したら、S3588「タイ
トル選択表示( 点滅表示) 開始」にて「タイトル選択表
示」を示す点滅表示を開始した後、本サブルーチンS3
000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「EN
D 」へジャンプする。
【0569】S3592「受信コマンド= 言語選択」で
は、受信したコマンド(COM)が「言語選択」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「言
語選択」である場合にはS3594「送信データセット
(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐し、受信したコマン
ドが「言語選択」でない場合にはS3600「受信コマ
ンド= 言語&タイトル確定」へ進む。
【0570】S3594「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3596
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0571】送信処理を終了したら、S3598「タイ
トル選択表示( 点滅表示) 開始」にて「タイトル選択表
示」を示す点滅表示を開始する。ここの処理では言語の
選択を行っているのであるが、表示にはタイトルが点滅
表示されている。この「タイトル選択表示を行った後
に、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終
了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0572】S3600「受信コマンド= 言語&タイト
ル確定」では、受信したコマンド(COM)が「言語&タイ
トル確定」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「言語&タイトル確定」である場合に
はS3602「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2
=00 」に分岐し、受信したコマンドが「言語&タイトル
確定」でない場合には図87に示すS3612「受信コ
マンド= 選択値UP」へ進む。
【0573】S3602「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3604
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0574】送信処理を終了したら、S3606「タイ
トル確定表示( 点灯表示) 」にて「タイトル確定」の確
定表示を示す点灯表示をした後、S3608「言語選択
受信済み破棄」及び、S3610「タイトル選択受信済
み破棄」の処理を行い、本サブルーチンS3000「DS
C 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャ
ンプする。
【0575】図87に示すS3612「受信コマンド=
選択値UP」では、受信したコマンド(COM)が「選択値U
P」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「選択値UP」である場合にはS3614
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐
し、受信したコマンドが「選択値UP」でない場合には
図89に示すS3668「受信コマンド= 選択値DOWN」
へ進む。なお、この状態に於ける選択値は「PQ値」ま
たは「言語データ」または「タイトル」のいずれかであ
る。
【0576】S3614「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3616
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0577】S3618「PQ値選択受信済み」では、
「PQ値」(プリント枚数)が選択済みであるか否かの
判断を行っており、「PQ値」が選択済みである場合に
はS3620「PQ値+1カウントアップ」に分岐し、「P
Q値」が選択済みで無い場合には図88に示すS363
2「言語選択受信済み」の判断に進む。
【0578】S3620「PQ値+1カウントアップ」では
「PQ値」の選択値UPの指令を受けて現在のPQ値に
対して値を一つカウントアップする。次にS3622
「PQ値=0Bh(11 枚) 」の判断で、カウントアップ後の
「PQ値」が11枚であるか否かを判断している。「P
Q値」の設定値の上限は10枚までであるので、「PQ
値」が11枚になった場合にはS3624「PQ値=00h(0
枚) 」にて設定値を0枚に設定する。
【0579】次にS3626「PQ値選択受信済み」にて
「PQ値」が選択済みであるか否かの判断を行い、「P
Q値」が選択済み受信である場合にはS3628「PQ値
選択表示(点滅表示)開始」へ分岐して、「PQ値選択
表示」を示す点滅表示を開始する。
【0580】S3626で「PQ値」受信選択済みでな
い場合及び、「PQ値選択表示」を示す点滅表示を開始
した後に、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処
理を終了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0581】図88に示すS3632「言語選択受信済
み」では「言語選択」を受信したか否かの判断を行って
おり、「言語選択」である場合にはS3634「言語=
フランス(03h) 」の判断へ分岐し、「言語選択」で無い
場合には次のS3656「タイトル選択受信済み」の判
断へ進む。
【0582】S3634では現在の言語データがフラン
ス語(03h) であるか否かの判断を行っている。もし現在
の言語データがフランス語(03h) である場合にはS36
36「言語= ドイツ(04h) セット」へ進み「選択値U
P」の指令に従って次の言語であるドイツ語(04h) に言
語データを変更した後にS3652「言語に対応するタ
イトルをLCD に表示」に進み、ドイツ語によるタイトル
を液晶モニタ40に表示する。
【0583】S3638では現在の言語データがドイツ
語(04h) であるか否かの判断を行っている。もし現在の
言語データがドイツ語(04h) である場合にはS3640
「言語= 日本(06h) セット」へ進み「選択値UP」の指
令に従って次の言語である日本語(06h) に言語データを
変更した後にS3652「言語に対応するタイトルをLC
D に表示」に進み日本語によるタイトルを液晶モニタ4
0に表示する。
【0584】S3642では現在の言語データが日本語
(06h) であるか否かの判断を行っている。もし現在の言
語データが日本語(06h) である場合にはS3644「言
語=スペイン(0Ah) セット」へ進み「選択値UP」の指
令に従って次の言語であるスペイン語(0Ah) に言語デー
タを変更した後にS3652「言語に対応するタイトル
をLCD に表示」に進みスペイン語によるタイトルを液晶
モニタ40に表示する。
【0585】S3646では現在の言語データがスペイ
ン語(0Ah) であるか否かの判断を行っている。もし現在
の言語データがスペイン語(0Ah) である場合にはS36
48「言語= アメリカ(0Dh) セット」へ進み「選択値U
P」の指令に従って次の言語である米語(0Dh) に言語デ
ータを変更した後にS3652「言語に対応するタイト
ルをLCD に表示」に進み米語によるタイトルを液晶モニ
タ40に表示する。
【0586】S3646に於いて、もし現在の言語デー
タが スペイン語(0Ah) でない場合には現在の言語デー
タは米語表示であるので、S3650「言語= フランス
(03)セット」へ進み「選択値UP」の指令に従って次の
言語であるフランス語(03h)に言語データを変更した後
にS3652「言語に対応するタイトルをLCD に表示」
に進みフランス語によるタイトルを液晶モニタ40に表
示する。
【0587】S3652で各言語に対応するタイトルを
表示した後にS3654「タイトル選択表示(点滅表
示) 開始」へ進み、タイトルの選択表示を示す(点滅表
示)を開始し、本サブルーチンS3000「DSC 通信」
の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプす
る。
【0588】S3656「タイトル選択受信済み」で
は、「タイトル値」が選択済みであるか否かの判断を行
っており、「タイトル値」が選択済みである場合にはS
3658「タイトル値+1カウントアップ」に分岐し、
「タイトル値」が選択済みで無い場合には本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0589】S3658「タイトル値+1カウントアッ
プ」では「タイトル値」の選択値UPの指令を受けて現
在のタイトル値に対して値を一つカウントアップする。
次にS3660「タイトル値上限」で、カウントアップ
後の「タイトル値」が上限の(64h) であるか否かを判断
している。「タイトル値」の設定値の上限は100タイ
トルまでであるので、「タイトル値」が101になった
場合にはS3662「タイトル値=00h」にてタイトル設
定値を下限値の0に設定する。
【0590】S3660の判断でタイトル値が「タイト
ル上限」でない場合または、上記S3662でタイトル
値を0に設定した後に、S3664「言語に対応するタ
イトル値をLCD に表示」にて、前記設定された言語と設
定されたタイトルに基づいてタイトルを液晶モニタ40
に表示する。次にS3666「タイトル選択表示( 点滅
表示) 開始」にて「タイトル選択表示」を示す点滅表示
を開始した後に、本サブルーチンS3000「DSC 通
信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプ
する。
【0591】図89に示すS3668「受信コマンド=
選択値DOWN」では、受信したコマンド(COM)が「選択値
DOWN」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「選択値DOWN」である場合にはS
3670「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00
」に分岐し、受信したコマンドが「選択値DOWN」
でない場合には図91に示すS3724「受信コマンド
=PQ 設定破棄」へ進む。なお、この状態に於ける選択値
は「PQ値」または「言語データ」または「タイトル」
のいずれかである。
【0592】S3670「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3672
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0593】S3674「PQ値選択受信済み」の判断で
は、「PQ値」(プリント枚数)が選択済みであるか否
かの判断を行っており、「PQ値」が選択済みである場
合にはS3676「PQ値-1カウントダウン」に分岐し、
「PQ値」が選択済みで無い場合には図90に示すS3
688「言語選択受信済み」の判断に進む。
【0594】S3676「PQ値-1カウントダウン」では
「PQ値」の選択値DOWNの指令を受けて現在のPQ
値に対して値を一つカウントダウンする。次にS367
8「PQ値=FFh(-1 枚) 」で、カウントダウン後の「PQ
値」が−1枚であるか否かを判断している。「PQ値」
の設定値の下限は0枚であるので、「PQ値」が−1枚
になった場合にはS3680「PQ値=0Ah(10 枚) 」にて
プリント枚数設定値を10枚の上限値に設定する。
【0595】次にS3682「PQ値選択受信済み」にて
「PQ値」が選択済みであるか否かの判断を行い、「P
Q値」が選択済みである場合にはS3684「PQ値選択
表示(点滅表示)開始) 」へ分岐して、「PQ値選択表
示」を示す点滅表示を開始する。
【0596】S3682で「PQ値」受信選択済みでな
い場合及び、「PQ値選択表示」を示す点滅表示を開始
した後に、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処
理を終了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0597】図90に示すS3688「言語選択受信済
み」では「言語選択」を受信したか否かの判断を行って
おり、「言語選択」である場合にはS3690「言語=
フランス(03h) 」へ分岐し、「言語選択」で無い場合に
は次のS3712「タイトル選択受信済み」の判断へ進
む。
【0598】S3690では現在の言語データがフラン
ス語(03h) であるか否かの判断を行っている。もし現在
の言語データがフランス語(03h) である場合にはS36
92「言語= アメリカ(0Dh) セット」へ進み「選択値D
OWN」の指令に従って次の言語である米語(0Dh) に言
語データを変更した後にS3708「言語に対応するタ
イトルをLCD に表示」に進み米語によるタイトルを液晶
モニタ40に表示する。
【0599】S3694では現在の言語データがドイツ
語(04h) であるか否かの判断を行っている。もし現在の
言語データがドイツ語(04h) である場合にはS3696
「言語= フランス(03h) セット」へ進み「選択値DOW
N」の指令に従って次の言語であるフランス語(03h) に
言語データを変更した後にS3708「言語に対応する
タイトルをLCD に表示」に進みフランス語によるタイト
ルを液晶モニタ40に表示する。
【0600】S3698では現在の言語データが日本語
(06h) であるか否かの判断を行っている。もし現在の言
語データが日本語(06h) である場合にはS3700「言
語=ドイツ(04h) セット」へ進み「選択値DOWN」の
指令に従って次の言語であるドイツ語(04h) に言語デー
タを変更した後に、S3708「言語に対応するタイト
ルをLCD に表示」に進みドイツ語によるタイトルを液晶
モニタ40に表示する。
【0601】S3706では現在の言語データがスペイ
ン語(0Ah) であるか否かの判断を行っている。もし現在
の言語データがスペイン語(0Ah) である場合にはS37
04「言語= 日本(06h) セット」へ進み「選択値DOW
N」の指令に従って次の言語である日本語(06h) に言語
データを変更した後にS3708「言語に対応するタイ
トルをLCD に表示」に進み日本語によるタイトルを液晶
モニタ40に表示する。
【0602】S3702に於いて、もし現在の言語デー
タがスペイン語(0Ah) でない場合には現在の言語データ
は米語表示であるので、S3706「言語= スペイン(0
A)セット」へ進み「選択値DOWN」の指令に従って次
の言語であるスペイン語(0Ah) に言語データを変更した
後にS3708「言語に対応するタイトルをLCD に表
示」に進みスペイン語によるタイトルを液晶モニタ40
に表示する。
【0603】S3708で各言語に対応するタイトルを
表示した後にS3710「タイトル選択表示(点滅表
示) 開始」へ進み、タイトルの選択表示を示す(点滅表
示)を開始し、本サブルーチンS3000「DSC 通信」
の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプす
る。
【0604】S3712「タイトル選択受信済み」で
は、「タイトル値」が選択済みであるか否かの判断を行
っており、「タイトル値」が選択済みである場合にはS
3714「タイトル値-1カウントダウン」に分岐し、
「タイトル値」が選択済みで無い場合には本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0605】S3714「タイトル値-1カウントダウ
ン」では「タイトル値」の選択値DOWNの指令を受け
て現在のタイトル値に対して値を一つカウントダウンす
る。次にS3716「タイトル値下限」で、カウントダ
ウン後の「タイトル値」が下限値(FFh) であるか否かを
判断している。「タイトル値」の設定値の下限は0まで
であるので、「タイトル値」が−1になった場合にはS
3718「タイトル値=64h」にて設定値を最大の100
に設定する。
【0606】S3716の判断でタイトル値が「タイト
ル下限」でない場合または、上記S3718でタイトル
値を100に設定した後に、S3720「言語に対応す
るタイトル値をLCD に表示」にて、前記設定された言語
と設定されたタイトルに基づいてタイトルを液晶モニタ
40に表示する。
【0607】次のS3722「タイトル選択表示( 点滅
表示) 開始」にて「タイトル選択表示」を示す点滅表示
を開始した後に、本サブルーチンS3000「DSC 通
信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプ
する。
【0608】図91に示すS3724「受信コマンド=P
Q 設定破棄」では、受信したコマンド(COM)が「PQ設
定破棄」であるか否かの判断を行っている。もし、受信
したコマンドが「PQ設定破棄」である場合にはS37
26「送信データセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00 」に
分岐し、受信したコマンドが「PQ設定破棄」でない場
合にはS3734「受信コマンド=ST 設定破棄」へ進
む。
【0609】S3726「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3728
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0610】送信処理を終了したら、S3730「PQ表
示消灯」にて「PQ値」の表示を消した後、S3732
「PQ設定無しセット」の処理を行い、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0611】S3734「受信コマンド=ST 設定破棄」
では、受信したコマンド(COM)が「ST設定破棄」であ
るか否かの判断を行っている。もし、受信したコマンド
が「ST設定破棄」である場合にはS3736「送信デ
ータセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐し、受信
したコマンドが「ST設定破棄」でない場合には図92
に示すS3744「受信コマンド=PQ 値要求」へ進む。
【0612】S3736「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3738
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0613】送信処理を終了したら、S3740「タイ
トル表示消灯」にて「タイトル値」の表示を消した後、
S3742「ST設定無しセット」の処理を行い、本サブ
ルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS
3772「END 」へジャンプする。
【0614】図92に示すS3744「受信コマンド=
PQ値要求」では、受信したコマンド(COM)が「PQ値要
求」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「PQ値要求」である場合にはS3746「受
信データD1( 駒番号)=現在表示しているAPS 駒番号」の
判断に分岐し、受信したコマンドが「PQ値要求」でない
場合にはS3752「受信コマンド= 言語& タイトル要
求」の判断へ進む。
【0615】S3746「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3748「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3752「受信コマンド= 言
語& タイトル要求」へ進む。
【0616】S3748「送信データセット」では、現
在表示している駒番号のPQ値情報をコマンド(COM=A0)と
ともにデータ(D1=81,D2=PQ) として送信データを格納す
るメモリにセットする。
【0617】S3750「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0618】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0619】S3752「受信コマンド= 言語& タイト
ル要求」では、受信したコマンド(COM)が「言語& タイ
トル要求」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「言語& タイトル要求」である場合に
はS3754「受信データD1( 駒番号)=現在表示してい
るAPS 駒番号」の判断に分岐し、受信したコマンドが
「言語& タイトル要求」でない場合にはS3760「受
信コマンド=マルチセルフ表示」へ進む。
【0620】S3754「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3756「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3760「受信コマンド=マ
ルチセルフ表示」へ進む。
【0621】S3756「送信データセット」では、現
在表示している駒番号の言語& タイトル情報をコマンド
(COM=A1)とともにデータ(D1=言語,D2=タイトル) として
送信データを格納するメモリにセットする。
【0622】S3758「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0623】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0624】S3760「受信コマンド= マルチセルフ
表示」では、受信したコマンド(COM)が「マルチセルフ
表示」であるか否かの判断を行っている。もし、受信し
たコマンドが「マルチセルフ表示」である場合にはS3
762「受信データD1( ショット数) に応じたLCD 分割
表示」に分岐し、受信したコマンドが「マルチセルフ表
示」でない場合にはS3768「送信データセット(NG)
COM=FA,D1=00,D2=00」へ進む。
【0625】S3762「受信データD1( ショット数)
に応じたLCD 分割表示」では、受信したショット数に応
じて液晶モニタ40の画像表示部を2分割、4分割…に
分割して画像を表示する。
【0626】上記表示処理が終了したら次のS3764
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に進
み、DSCCPU184が送信されてきたコマンドに対
して正常に受信が終了したことを示す応答コマンド(COM
=F5)のセットを行い、S3766「DSC →APS データ送
信 (COM&Dnデータ送信) ではそのセットしたデータをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0627】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0628】S3768「送信データセット(NG) COM=F
A,D1=00,D2=00 」では、APSCPU150から送信さ
れてきたコマンドが正しく受信されなかった場合に行う
処理である。DSCCPU184は送信されてきたコマ
ンドに対して正常に受信が終了しなかったことを示す未
定義応答コマンド(COM=FA)のセットを行い、S3770
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0629】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0630】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る画像表
示装置付きカメラによれば、マルチセルフモードなど連
続して撮影を行うモードにおいて、その取得画像数に応
じて画像表示装置の画面を分割し、撮影後に一連の撮影
画像を同時表示するようにしたので、連続して取り込ま
れた画像を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す複合カメラの正面図
【図2】図1に示した複合カメラの背面図
【図3】図1に示した複合カメラの平面図
【図4】図1に示した複合カメラの底面図
【図5】図1に示した複合カメラの右側面図
【図6】図1に示した複合カメラの背面に設けられてい
るAPS表示部の表示内容を示す図
【図7】図1に示した複合カメラに設けられているマル
チファンクションスイッチに割り当てられる機能を説明
するために用いた図
【図8】図1に示した複合カメラに設けられているモー
ド切換ダイヤルの操作によるモード遷移を示す図
【図9】図1に示した複合カメラの構成の実施の形態を
示すブロック図
【図10】図1に示した複合カメラの液晶モニタの画面
(セルフ2モードでの撮影後の表示画面)の一例を示す
【図11】図1に示した複合カメラの液晶モニタの画面
分割例を示す図
【図12】図1に示した複合カメラの液晶モニタの画面
分割例を示す図
【図13】セルフ3モードによる撮影時における液晶モ
ニタの表示形態の変化例を示す説明図
【図14】セルフ3モード設定時の液晶モニタの画面の
一例を示す図
【図15】セルフ3モードによる撮影時における液晶モ
ニタの表示形態の変化例を示す説明図
【図16】セルフ3モードによる撮影時における液晶モ
ニタの表示形態の変化例を示す説明図
【図17】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図18】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図19】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図20】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図21】図1に示した複合カメラにおける/SM1,/SM2
スイッチ読み込み処理を示すフローチャート
【図22】図1に示した複合カメラにおける/SM1,/SM2
スイッチ処理を示すフローチャート
【図23】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図24】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図25】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図26】図1に示した複合カメラにおけるSM開2処理
(撮影1→撮影2)を示すフローチャート
【図27】図1に示した複合カメラにおけるSM開3処理
(撮影2→撮影1)を示すフローチャート
【図28】図1に示した複合カメラにおけるSM開3処理
(撮影2→撮影1)を示すフローチャート
【図29】図1に示した複合カメラにおけるSM閉処理
(撮影1→OFF )を示すフローチャート
【図30】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図31】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図32】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図33】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図34】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図35】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図36】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図37】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図38】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図39】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図40】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図41】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図42】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図43】図1に示した複合カメラにおける/SSELFスイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図44】図1に示した複合カメラにおける/SSELFスイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図45】図1に示した複合カメラにおける/SSELFスイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図46】図1に示した複合カメラにおける/SSELFスイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図47】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図48】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図49】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図50】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図51】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図52】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図53】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図54】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図55】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図56】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図57】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図58】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図59】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図60】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図61】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図62】図1に示した複合カメラにおけるSHUTEND2処
理を示すフローチャート
【図63】図1に示した複合カメラにおけるSHUTEND2処
理を示すフローチャート
【図64】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図65】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図66】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図67】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図68】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図69】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図70】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図71】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図72】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図73】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図74】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図75】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図76】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図77】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図78】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図79】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図80】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図81】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図82】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図83】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図84】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図85】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図86】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図87】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図88】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図89】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図90】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図91】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図92】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【符号の説明】
10…複合カメラ、12…APS撮影レンズ、14…D
SC撮影レンズ、16…ファインダー窓、17…AF受
光部、18…AF投光部、30…レリーズボタン、32
…APS表示部、34…光学ファインダーの接眼部、4
0…液晶モニタ(画像表示装置)、150…APSCP
U(表示制御手段)、184…DSCCPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西谷 泰浩 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H102 BB08 CA34 2H104 AA18 5C022 AA13 AB15 AB68 AC00 AC03 AC13 AC16 AC69 AC80

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子と、該撮像素子によって光電変
    換された被写体像を示す画像信号に基づいて被写体像を
    示す画像を表示する画像表示装置と、を備えたカメラに
    おいて、 前記カメラは複数の静止画像を連続的に取り込む連続撮
    影モードを有し、前記連続撮影モードで取得される画像
    数に応じて前記画像表示装置の画面を二以上の領域に分
    割し、前記連続撮影モードによる撮影後に、当該モード
    で取得した複数シーンの撮影画像を前記画面上に同時に
    表示させる表示制御手段を備えていることを特徴とする
    画像表示装置付きカメラ。
  2. 【請求項2】 前記カメラは被写体像を写真フイルムに
    結像させる第1の光学系と、被写体像を撮像素子の受光
    面に結像させる第2の光学系と、を有する複合カメラで
    あることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置付
    きカメラ。
  3. 【請求項3】 前記連続撮影モードはマルチセルフ撮影
    モードであって、設定されるショット数に応じて前記画
    像表示装置の画面が分割され、マルチセルフ撮影モード
    で取得される一連の画像が前記分割された画面に表示さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置付
    きカメラ。
  4. 【請求項4】 撮影開始指示の受入に呼応して1シーン
    の画像を取り込む通常の撮影モードによる撮影後に、当
    該シーンの撮影画像を静止画として前記画像表示装置に
    一定時間表示させる時間よりも、前記連続撮影モードに
    よる撮影後に、前記複数シーンの撮影画像を前記画像表
    示装置に表示させる時間のほうが長く設定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置付きカメ
    ラ。
JP11093738A 1999-03-31 1999-03-31 画像表示装置付きカメラ Pending JP2000287106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11093738A JP2000287106A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 画像表示装置付きカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11093738A JP2000287106A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 画像表示装置付きカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000287106A true JP2000287106A (ja) 2000-10-13

Family

ID=14090762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11093738A Pending JP2000287106A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 画像表示装置付きカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000287106A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020023638A (ko) * 2000-09-22 2002-03-29 니시무로 타이죠 촬영장치 및 촬영방법
CN110769152A (zh) * 2019-09-27 2020-02-07 华为技术有限公司 摄像处理方法、装置、终端设备及存储介质

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020023638A (ko) * 2000-09-22 2002-03-29 니시무로 타이죠 촬영장치 및 촬영방법
CN110769152A (zh) * 2019-09-27 2020-02-07 华为技术有限公司 摄像处理方法、装置、终端设备及存储介质
WO2021057584A1 (zh) * 2019-09-27 2021-04-01 华为技术有限公司 摄像处理方法、装置、终端设备及存储介质
US11895399B2 (en) 2019-09-27 2024-02-06 Huawei Technologies Co., Ltd. Photographing processing method and apparatus, terminal device, and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7574128B2 (en) Photographing apparatus and photographing method
EP1998557A2 (en) Image taking apparatus, image reproducing apparatus, image taking method and program
JPH11167160A (ja) カメラ
KR100879307B1 (ko) 촬상장치
JP2003101860A (ja) 撮像装置、撮影画像生成方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2000341581A (ja) 複合カメラ
JP2000287106A (ja) 画像表示装置付きカメラ
CN111193863B (zh) 电子设备、电子设备的控制方法和计算机可读介质
JP2000275701A (ja) 複合カメラ
JP2005292740A (ja) 電子カメラ
JP2000338597A (ja) 複合カメラ
JP2000284360A (ja) 複合カメラ
JP2000352755A (ja) 複合カメラ
JP4262022B2 (ja) 撮像装置
JP2000341562A (ja) 複合カメラ
JP2007178453A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2000354191A (ja) カメラ
JP2000284354A (ja) 複合カメラ
JP2000350090A (ja) カメラ
JP2000284355A (ja) 複合カメラ
JP2000284348A (ja) 複合カメラ
JP2018125820A (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP4524208B2 (ja) デジタルカメラ
JP2008309840A (ja) カメラシステム及びカメラ
JPH1042187A (ja) デジタルカメラ及びデジタルカメラの表示方法