JP2000275701A - 複合カメラ - Google Patents

複合カメラ

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JP2000275701A
JP2000275701A JP11076408A JP7640899A JP2000275701A JP 2000275701 A JP2000275701 A JP 2000275701A JP 11076408 A JP11076408 A JP 11076408A JP 7640899 A JP7640899 A JP 7640899A JP 2000275701 A JP2000275701 A JP 2000275701A
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JP11076408A
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English (en)
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Tetsuya Okumura
哲也 奥村
Fumio Iwai
文雄 岩井
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶モニタ等の電子ファインダーにパララック
ス補正用の近距離補正マークを点灯/消灯させることに
より、写真フイルムに露光される撮影範囲と、LCD等
の電子ファインダーに表示される画像とのパララックス
補正を簡単に行うことができるようにする。 【解決手段】被写体像を写真フイルムに結像させるAP
S撮影レンズと、被写体像を撮像素子の受光面に結像さ
せるDSC撮影レンズとが独立して設けられている複合
カメラにおいて、前記撮像素子を介して取得した画像信
号に基づいて液晶モニタ40に画像を表示させる際に、
被写体距離が所定の近距離以下の場合には、APS撮影
レンズとDSC撮影レンズとのパララックスを補正する
ための近距離補正マーク40Aを液晶モニタ40に点灯
し、所定の近距離を越える場合には近距離補正マーク4
0Aを消灯するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合カメラに係り、
特に被写体像を写真フイルムに露光させる銀塩カメラ
と、被写体像を電子画像として取り込むことができるデ
ジタルスチルカメラとが一体化された複合カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】被写体像を撮影レンズを通して銀塩フイ
ルムに写し込む第1の光学系と、被写体像をCCD等の
撮像素子を用いて撮像し、光学像を電子画像データに変
換して取り込む第2の光学系とを有する銀塩・電子スチ
ル写真両用カメラが提案されている(特開平9−269
545号公報、特開平9−311378号公報)。
【0003】かかるカメラでは、シャッターレリーズ時
にCCDから送出される画像信号をメモリに記憶するこ
とにより、フイルムに写し込まれる被写体像と同等の静
止画を液晶表示器(LCD)に再生表示することがで
き、撮影が成功しているか否か容易に確認できる。
【0004】また、上記特開平9−269545号公報
及び特開平9−311378号公報に記載のカメラで
は、写真フイルムに写し込まれる画像の領域とLCDに
表示される画像の領域とが一致するように、被写体距離
に応じてCCDによって撮像された画像の読み出し領域
を設定し、これにより第1の光学系と第2の光学系との
パララックスを補正するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のカメラでは、パララックスを補正するために被写体距
離に応じてCCDによって撮像された画像の読み出し領
域を設定し、その設定した領域から画像を読み出して表
示するようにしているため、画像の読み出し制御等が複
雑になるという問題がある。
【0006】また、LCDと光学ファインダーとを併有
している場合、光学ファインダーを覗いたときに観察さ
れるファインダー像を、前記LCDに表示される画像と
同じ画像にする場合には、光学ファインダー内にメカ的
な可変マスクを組み込むか、または液晶等のマスクを挟
み込む必要があり、いずれの方式も光学ファインダーの
構造を複雑化し、また性能を劣化させるおそれがあり、
コストアップやファインダー性能の劣化につながるとい
う問題がある。
【0007】なお、光学ファインダーに上記のような自
動パララックス補正機構を設けない場合には、LCDに
表示される画像と、光学ファインダーで観察されるファ
インダー像とが異なり、ユーザーによっては混乱を招く
おそれがある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、写真フイルムに露光される撮影範囲と、LCD
等の電子ファインダーに表示される画像とのパララック
ス補正を簡単に行うことができ、また、光学ファインダ
ーと補正方法・表示などを同様にしてどちらのファイン
ダーを用いてもユーザーが混乱なく使用することができ
る複合カメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
るために、本願請求項1に係る複合カメラは、被写体像
を写真フイルムに結像させる第1の光学系と、被写体像
を撮像素子の受光面に結像させる第2の光学系と、前記
撮像素子によって光電変換された被写体像を示す画像信
号に基づいて被写体像を表示させる画像表示手段と、被
写体までの距離を検出する距離検出手段と、前記距離検
出手段によって検出された被写体距離に基づいて前記第
1の光学系と第2の光学系とのパララックスを補正すべ
く、前記画像表示手段の画面上にパララックス補正マー
クを表示させるパララックス補正マーク表示制御手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0010】前記パララックス補正マーク表示制御手段
は、本願請求項2に示すように前記距離検出手段によっ
て検出された被写体距離が所定の近距離以下になると、
前記画像表示手段の画面上の所定の位置にパララックス
補正マークを表示させ、前記被写体距離が前記所定の近
距離を超えると、前記画像表示手段の画面上の所定の位
置にパララックス補正マークを消灯させることを特徴と
している。
【0011】すなわち、この複合カメラは、被写体像を
表示させる画像表示手段の画面上に被写体距離に応じて
パララックス補正マークを表示するようにしている。こ
のパララックス補正マークの表示により、パララックス
が生じていることをユーザーに認識させることができ
る。また、画像表示手段の画面上へのパララックス補正
マークの表示は簡単に行うことができる。
【0012】さらに、このようにして表示されるパララ
ックス補正マークは、通常の光学ファインダーに形成さ
れているパララックス補正マークと同様になり、特に本
願請求項3に示すようにパララックス補正マークを有す
る光学ファインダーを併有している場合には、画像表示
手段と光学ファインダーとの表示内容が近似し、いずれ
を使用してもユーザーが混乱することがない。また、前
記距離検出手段は、本願請求項4に示すようにオートフ
ォーカス機構の測距手段が共用されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る複合カメラの好ましい実施の形態について詳説する。 〔複合カメラの外観及び全体構成〕図1は本発明に係る
複合カメラの実施の形態を示す正面図である。このカメ
ラは24mm新写真システム(以下APSと略す)対応
の銀塩フイルムを用いて光学像を記録するいわゆる銀塩
カメラとしての機能と、CCD固体撮像素子(以下、C
CDという)を用いて光学像を電子画像データに変換し
てこれを機械読取可能な記録媒体に記録するデジタルス
チルカメラ(以下、DSCという)としての機能とが複
合的に結合されてなるカメラである。
【0014】複合カメラ10の正面中央部には光学像を
銀塩写真フイルム面に導くための撮影レンズ(以下、A
PS撮影レンズ12)が設けられ、このAPS撮影レン
ズ12の右上方には、DSCで用いるCCDの受光面に
被写体像を結像させるDSC撮影レンズ14とが備えら
れている。APS撮影レンズ12の上方にはファインダ
ー窓16、AF受光部17、及びAF投光部18が配置
される。また、符号22は被写体に向かって光を当て
て、撮影時の光量を補助するための発光源であるストロ
ボ窓、23はストロボ調光センサ、24は被写体の輝度
を測定するための測光窓である。
【0015】複合カメラ10の上面には撮影時にシャッ
ターの開閉を開始するためのレリーズボタン(撮影開始
指示部材に相当)30が設けられ、その半押し操作で前
記測光窓24を通して被写体の輝度の測定が行われると
ともに、前記AF投光部18から赤外線を投光して被写
体から反射した赤外線をAF受光部17で受光すること
により測距が行われ、この測距した距離データに基づい
て自動でピント合わせが行われる。
【0016】図2は複合カメラ10の背面図である。カ
メラ10の背面には、主にAPSカメラ部の各種の撮影
モードや状態、時計、バッテリー残量等の情報を表示す
るためのAPS表示部32と、光学ファインダーの接眼
部34と、DSC機能によって取得した画像や各種情報
を表示する液晶モニタ40(液晶ファインダー)とが設
けられている。液晶モニタ40はヒンジ42を介して適
度なフリクションのもとにカメラ本体に回動自在に取り
付けられており、液晶モニタ40の表示面の向きを調節
することにより、複合カメラ10の背面からも前面から
も液晶モニタ40に映し出された映像を確認することが
できるようになっている。なお、詳しくは後述するがこ
の液晶モニタ40にはフイルムに写し込まれる被写体像
と同等の画像が表示されるとともに、光学ファインダー
を通し観察されるファインダー像と同等の映像が表示さ
れるようになっている。
【0017】複合カメラ10の背面には各種の操作キー
が配置されており、具体的には、APSフイルムの強制
巻き戻しを行うためのRW(巻き戻し)スイッチ43、
前記液晶モニタ40の表示(モード)を切り換えるため
のLCDスイッチ44、カメラに備えられている時計日
付機能のデータを変更する時に時計日付変更モードを設
定するためのDATEスイッチ46、後記マルチファン
クションスイッチ52の機能を切り換えるためのSHI
FTスイッチ48、APSフイルムのカートリッジ挿入
部の蓋(図4の符号80として記載)を開けるためのカ
ートリッジ開閉レバー50、マルチファンクションスイ
ッチ52等が設けられている。
【0018】マルチファンクションスイッチ52は、4
分割された4つの独立したスイッチから構成されるとと
もに、各スイッチの内部に設けられている発光部材であ
るランプの点灯・消灯が確認できるようになっている。
【0019】右上スイッチ54の内部には右上ランプ6
4が、右下スイッチ56の内部には右下ランプ66が、
左上スイッチ58の内部には左上ランプ68が、左下ス
イッチ60の内部には左下ランプ70が設けられてい
る。このマルチファンクションスイッチ52は、各々の
使用モードに於いて異なった機能が割り当てられる。マ
ルチファンクションスイッチ52内部の各ランプは、点
灯の状態と、消灯の状態と、点滅の状態を作りだすこと
ができる。
【0020】図3は複合カメラ10の平面図である。同
図に示されるように、複合カメラ10上面の前記レリー
ズボタン30の外周には回転自在に構成されたモード切
換ダイヤル72、APSフイルムによる撮影したプリン
トフォーマットを設定するためのCHPスイッチ74が
設けられているモード切換ダイヤル72はカメラの各種
モードを切り換えるための操作部であり、本例の複合カ
メラ10の場合、撮影や表示の動作を行わないモードで
ある「OFF」の設定と、APSフイルムによる撮影
(以下、APS撮影という)及びDSCによる撮影(以
下、DSC撮影という)の両方を同時に行うモードであ
る「撮1」の設定と、APS撮影のみのモードである
「撮2」の設定と、DSC撮影によって得た画像を表示
(再生及び編集)するモードである「PLAY」の設定
とがある。
【0021】なお、図8に示すようにモード切換ダイヤ
ル72の操作により、「OFF」から「撮1」への切
換え、「撮1」から「撮2」への切換え、「撮2」
から「撮1」への切換え、「撮1」から「OFF」へ
の切換え、「OFF」から「PLAY」への切換え、
及び「PLAY」から「OFF」への切換えが行われ
る。
【0022】CHPスイッチ74は、コンベンション
(C)、ハイビジョン(H)、パノラマ(P)の3種の
プリントアスペクト比に対応して画面パターンを切り換
えるための操作部材である。CHPスイッチ74は、複
合カメラ10の上面を形成する部材に対して摺動可能に
設けられ、前記CHPの各プリントフォーマットに対応
する3か所の停止位置のうち、何れか1つの位置に選択
設定される。
【0023】図4は複合カメラ10の底面図である。同
図によれば、複合カメラ10の下面には、APSフイル
ムカートリッジ室の蓋であるカートリッジ蓋80と、該
カートリッジ蓋80の開閉の状態を検出するためのカー
トリッジ蓋開閉検知スイッチ82と、APS撮影用のバ
ッテリー(以下、APSバッテリーという)84と、デ
ジタルスチルカメラ撮影用のバッテリー(以下、DSC
バッテリーという)86と、前記各バッテリー84、8
6の設置空間(収納室)の蓋であるバッテリー蓋88と
から構成されている。
【0024】前記カートリッジ室には、APSフイルム
が装填されていることを検出するとともに、APSフイ
ルムカートリッジに設けられているデータディスクのロ
ータリーバーコードを光学的に読取る読取センサ(図示
せず)が備えられている。データディスクにはフイルム
の種類、総コマ数、ISO感度等のフイルム情報が記録
されており、新たに装填されたフイルムの情報は前記読
取センサによって自動的に読み取られ、その結果はカメ
ラの制御を司るAPS側の中央演算処理装置(以下、A
PSCPUという)に通知される。
【0025】図5は複合カメラ10の右側面図である。
同図によれば複合カメラ10の右側面には、APSバッ
テリー84及びDSCバッテリー86に代わって複合カ
メラ10に電源を供給する外部電源接続用端子(DC電
源コネクタ)90と、DSCの撮影画像データをビデオ
信号として出力するための出力ポートであるビデオ信号
出力部92と、DSCの撮影画像データをデジタル信号
として出力するための入出力ポートであるデジタル信号
入出力部94とが設けられるともに、DSCの撮影画像
データを記憶するためのメモリカード等の記録媒体96
が挿抜されるカードインターフェースが設けられてい
る。なお、記録媒体の形態は特に限定するものではな
く、スマートメディア、PCカード、フラッシュメモリ
ーカード、ICカード、光磁気ディスク、メモリスティ
ック等、種々の形態が可能であり、着脱自在な外部記録
媒体に限らずカメラ本体に内蔵された内部メモリでもよ
い。
【0026】図6に、複合カメラ10の背面に設けられ
ているAPS表示部32の表示内容を示す。
【0027】同図によれば、APS表示部32には、年
月日を表示するDATE表示部100が設けられ、この
DATE表示部100における表示順序は月日年の順番
や、日月年の順番に変更することが可能である。
【0028】フイルム残駒数表示部102は、APSフ
イルムの残りの撮影可能枚数を表示しており、カートリ
ッジ装填表示部104が表示されている場合にはAPS
フイルムのカートリッジが装填されていることを示す。
【0029】リモコンモード表示部106が表示されて
いる場合には、リモコンが使用可能なモードであること
を示す。
【0030】セルフタイマーに関する表示として、セル
フタイマーのモードであるか否かを表示するセルフタイ
マー表示部108とが設けられている。セルフタイマー
のモードを表示する場合には、フイルム残駒数表示部1
02に表示する。
【0031】撮影のモードとして、撮影の遠景モードを
設定した場合に表示される遠景モード表示部112と、
夜景を撮影するモードであることを表示する夜景モード
表示部114と、撮影時に光量を補助するストロボが発
光することを示すストロボ表示部116と、ストロボの
発光を禁止するモードであることを表示するストロボ発
光禁止表示部117と、ストロボの発光の際にプレ発光
を数回行って被撮影者の目の瞳孔を閉じることによって
撮影時の赤目現象を低減させるモードであることを表示
する赤目モード表示部118とが設けられている。
【0032】また、複合カメラ10のバッテリーの残量
に関する情報として、APSバッテリー84の残量を表
示するAPSバッテリー残量表示部120と、DSCバ
ッテリー残量表示部122とが設けられている。
【0033】図7は、マルチファンクションスイッチ5
2に割り当てられる機能を説明している図である。な
お、プログラム中では右上ランプ64は/MFR1LEDという
名称で呼ばれており、同図のLED 表示凡例に示すよう
に、LEDの点灯状態を示す。同様に、右下ランプ66
は/MFR2LED、左上ランプ68は/MFL1LED、左下ランプ7
0は/MFL2LEDと呼んでいる。同図に示したLEDは、全
て消灯状態を示している。
【0034】右上スイッチ54と右下スイッチ56は、
通常の割り当てではテレ側にズーミングするためのスイ
ッチ/STELE1 と、/STELE2 に割り当てられている。
【0035】左上スイッチ58と左下スイッチ60は、
通常の割り当てではワイド側にズーミングするためのス
イッチ/SWIDE1 と、/SWIDE2 に割り当てられている。S
HIFTスイッチ48が押された状態では、右上スイッ
チ54は撮影したAPSフイルムにタイトルを設定する
ためのモード設定スイッチ/STITLE として割り当てら
れ、左上スイッチ58はプリント枚数を予め設定するた
めのモード設定スイッチ/SPQとして割り当てられる。
【0036】モード切り換えダイヤル72の設定が「撮
1」または「撮2」である場合にSHIFTスイッチ4
8を押すと、右下スイッチ56はセルフタイマー及びリ
モコンのモードを切り換えるスイッチ/SSELFとして割り
当てられる。/SSELFに割り当てられたスイッチを押すご
とに、セルフタイマー1ショット、セルフタイマー2シ
ョット、…リモコンモード、ノーマルモードと、サイク
リックにモードを切り換えることができる。
【0037】モード切り換えダイヤル72の設定が「撮
1」または「撮2」である場合にSHIFTスイッチ4
8を押すと、左下スイッチ60はストロボの各種モード
設定するためのスイッチ/SMODEとして割り当てられる。
/SMODEスイッチは、測光した明るさと被写体までの距離
に応じてストロボの発光量を自動で決定するDPモード
(デジタルプログラムモード)と、ストロボ発光時に予
め瞳孔を収縮させるためのPREモード(赤目軽減モー
ド)と、ストロボの強制発光を行うONモードと、スト
ロボを発光しないOFFモードと、遠景撮影を行うため
のINFモード(遠景モード)と、夜景を撮影するため
のNVPモード(ナイトビューポートレートモード)と
をサイクリックローテーションで切り換えるためのスイ
ッチである。
【0038】タイトル設定モードとプリント枚数設定モ
ード等においては、右下スイッチ56及び左下スイッチ
60は各モードを移動選択するためのモード移動スイッ
チ/SUP、/SDOWNとして割り当てられる。
【0039】また、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY」の設定の場合にはAPSフイルムによる撮
影を行わないので、セルフタイマーを設定するモードと
ストロボのモードを切り換えるモードとは不要である。
そこでモード切換ダイヤル72で「PLAY」が設定さ
れ、かつSHIFTスイッチ48が押された状態では、
左下スイッチ60はDSCで撮影した画像をデジタル信
号入出力部94からデジタル出力するためのスイッチ/S
PLAYOUT として割り当てられる。また、右下スイッチ5
6は、APSフイルムのプリントフォーマット磁気情報
を編集する際に用いるモードを設定するスイッチ/SCHP
として割り当てられる。
【0040】さらに、モード切換ダイヤル72が「PL
AY」の位置に設定されていてSHIFTスイッチ48
が押されていない場合に、左上スイッチ58は、液晶モ
ニタ40での表示を1画面表示と4つの画像からなるマ
ルチ画面(以下、4分割表示という)とを切り換えるた
めスイッチ/SDISPCHG として割り当てられる。
【0041】図9は複合カメラ10の制御部の構成を示
すブロック図である。同図によれば、本複合カメラ10
の制御部は主に銀塩カメラ機能を制御するAPS制御部
と、電子カメラ機能を制御するDSC制御部とから構成
されており、各々の制御部は通信で情報の交換を行って
いる。
【0042】APS制御部はAPSCPU150が主な
制御を司り、DSC制御部はCPU184(以下、DS
CCPUという。)が主な制御を司る。APSCPU1
50はカメラ全体を統括する主導的な役割を有し、DS
CCPU184はAPSCPU150に従属する形で制
御される。
【0043】AF回路152は図1で説明したAF投光
部及び受光部を含み、被写体にピントを合わせるための
測距処理を行う。鏡胴駆動部154はAPSカメラとし
て撮影の動作に入る際に撮影用のレンズ鏡胴を撮影可能
な状態の位置まで繰り出したり、撮影終了後に沈胴させ
る制御を行う。フイルム給送部156はAPSフイルム
の給送制御を行う。データディスク(DD)読み取り部
158はAPSフイルムカートリッジに備えられている
データディスクの情報を読み取る作業を行う。シャッタ
駆動部160は撮影時のシャッター開閉動作を制御す
る。測光部162は被写体の光量を測光する。磁気デー
タ読取・書込部164はフイルムの給送中にフイルムの
磁気記録層に磁気情報を書き込んだり読み出したりする
制御を行う。
【0044】リセット指示部(RESET)166は電
源電圧を監視してAPSCPU150に対してリセット
をかける機能を持つ。昇圧レギュレータ(REG)16
8は、APSバッテリー84の残容量を測定可能であ
り、APSバッテリー84の電圧を昇圧させるとともに
安定化させるレギュレータである。LCD170は図2
で説明したAPS表示部32の液晶表示パネルに相当
し、APSCPU150によって表示の制御が行われ
る。リモコン受信回路172は撮影者自身が被撮影者と
なる場合等に用いられるリモコン装置(不図示)からの
信号を受信して信号処理しAPSCPU150に伝え
る。
【0045】スイッチ群174はレリーズボタン30や
マルチファンクションスイッチ52等の各種操作スイッ
チを含むブロックであり、各スイッチの状態(操作され
たか否か)が監視され、その状態に応じた信号がAPS
CPU150に入力される。LED群176はマルチフ
ァンクションスイッチ52内部に設けられている各LE
D等に相当し、これらLED群による表示はAPSCP
U150により制御される。
【0046】電気的消去可能プログラマブルROM(E
EPROM)178にはカメラの制御に関する各種のパ
ラメータ、データが格納されている。EEPROM17
8に記憶した情報は、APSバッテリー84が消耗した
り長時間抜かれた状態下にあっても揮発しない。
【0047】ストロボ回路180は撮影モードスイッチ
で設定される撮影モードや測光部162において検出さ
れる外光輝度にしたがってストロボの発光を制御する。
通信部182はAPSCPU150とDSCCPU18
4との間で情報を交換するための通信を制御する。な
お、APSCPU150はROMとRAMを有し、RO
Mにはカメラ制御用プログラム等が格納されており、R
AMはAPSCPU150の作業領域として活用され
る。
【0048】DSCCPU184はDSC制御部の主な
制御を司る。電源部186は、DSCバッテリー86の
残容量を測定可能であり、DSC撮影部の電源であるD
SCバッテリー86の電圧を昇圧させるとともに安定化
させるレギュレータ等で構成されている。CCD回路部
188はCCDの駆動を制御するとともにCCDから得
られる画像データをDSCCPU184に転送する。
【0049】LCD表示部190は図2で説明した液晶
モニタ40に相当しており、CCDを介して取得した画
像(撮影した映像)や各種の情報が表示される。フラッ
シュROM(FLASHROM)192は図5で説明し
た記録媒体96の制御を行うコントローラを含む。 〔複合カメラの各モードでの動作概要〕次に、本複合カ
メラ10の各モードでの動作の概要について説明する。
【0050】前述したようにAPS撮影及びDSC撮影
の両方の撮影を行うハイブリッド撮影を行う場合には、
モード切替えダイヤル72(図3参照)を「撮1」の場
所に設定する。すると、APS表示部32にAPSフイ
ルムカウント数が表示され、APSフイルム用のAPS
撮影レンズ12の鏡胴が繰り出し、CHPスイッチ74
の情報を読み込んでAPS撮影が可能な状態になる。そ
して複合カメラ10内部のAPSCPU150はDSC
制御部の電源部186を起動させてDSCCPU184
を機能させるとともに、DSCCPU184に対して日
付データや液晶モニタ40へ撮影中の撮像を動画として
表示するためのDSC動画表示指令を送信するので、液
晶モニタ40には画像と日付等のデータが表示される。
【0051】ここで、被写体に複合カメラ10を向けて
希望するアングルでレリーズボタン30を押す。すると
カメラ内部の各種エラーを監視したのちに測光、測距処
理を行い、必要に応じてストロボ発光を行って同時刻の
被写体をAPS撮影を行うとともにDSC撮影を行う。
なお、DSC撮影によって得られた画像データは記録媒
体96に記憶される。
【0052】撮影が終了すると、APSフイルムは1駒
給送される。このとき同時にCHPデータやプリント枚
数データ(PQ)、選択タイトルデータ(ST)、日付
データ等が、その駒に対応するフイルムの磁気記録層に
記録される。また、DSCによる撮影画像は、確認のた
めに撮影終了後に液晶モニタ40に一定時間フリーズ表
示される。
【0053】APS撮影のみを行う場合には、モード切
替えダイヤル72を「撮2」の場所に設定する。する
と、DSC撮影機能を動作不可能としAPS撮影のみが
可能な状態になる。
【0054】DSC撮影によって記憶した画像を表示さ
せたり、撮影時のデータを編集する場合にはモード切替
えダイヤル72を「PLAY」の場所に設定する。複合
カメラ10の液晶モニタ40には、最新の撮影画像が表
示され、また、「PLAY」モード時に割り当てられた
右下スイッチ56又は左下スイッチ60の操作により、
駒送り又は駒戻しされた画像が表示される。
【0055】尚、この実施の形態では、「撮1」、「撮
2」、「PLAY」の各種モードが設けられているが、
さらにDSC撮影のみを行うモードを設けるようにして
もよい。
【0056】〔近距離補正マーク点灯/消灯〕次に、こ
の複合カメラにおけるパララックス補正について説明す
る。
【0057】図1に示すようにAPS撮影レンズ12と
DSC撮影レンズ14とはそれぞれ独立した光学系とし
て構成されており、したがって、APS撮影レンズ12
によって撮影される範囲と、DSC撮影レンズ14によ
って撮影される範囲(すなわち、液晶モニタ40に表示
される画像)との違いによるパララックスが生じてい
る。
【0058】特に、近距離撮影時にはパララックスが大
きくなり、目的物を画面一杯に近距離で撮影するときに
は十分に注意を要する。この複合カメラでは、被写体距
離が所定の近距離(この実施の形態では、1547mm)
以下になると、パララックスの注意を促すため、図10
に示すように液晶モニタ40に近距離撮影用のパララッ
クス補正マーク(以下、近距離補正マークという)40
Aを点灯させ、被写体距離が1547mmを越えると、近
距離補正マーク40Aを消灯させるようにしている。な
お、点線で示す範囲41は、実際に写真フイルムに写し
込まれる撮影範囲を示している。
【0059】この複合カメラは、液晶モニタ40の画面
に画像とともに年月日、その他の必要なキャラクタを表
示させる機能を有しているが、前記近距離補正マーク4
0Aは、これらのキャラクタと同様に近距離補正マーク
40Aを示す鉤括弧の画像情報をDSC画像に混合又は
合成することによって容易に表示することができる。
【0060】一方、図11は光学ファインダーの接眼部
34から観察されるファインダー像を示している。図1
に示すようにAPS撮影レンズ12と光学ファインダー
の光学系とはそれぞれ独立した光学系として構成されて
おり、したがって、APS撮影レンズ12によって撮影
される範囲と、光学ファインダーによって観察されるフ
ァインダー視野との違いによるパララックスが生じてい
る。
【0061】この光学ファインダーの視野枠板(図示せ
ず)には、近距離補正マーク40Bが刻印されており、
近距離撮影時のパララックス補正の目安となっている。
【0062】図10と図11との比較からも明らかなよ
うに、液晶モニタ40を液晶ファインダーとして使用し
た場合のファインダー像と、光学ファインダーのファイ
ンダー像とは同様になり、また、近距離補正マーク40
A、40Bの表示形態も近似しているため、ユーザーは
いずれのファインダーを使用しても混乱することがな
い。
【0063】なお、この実施の形態では、DSC撮影レ
ンズ14と光学ファインダーの光学系とはそれぞれ独立
して設けるようにしているが、対物側のレンズを共用
し、被写体像をビームスプリッタ等によってCCDの結
像面と接眼部とに分岐させるようにしてもよい。この場
合には、DSC撮影される範囲と光学ファインダーのフ
ァインダー視野とを一致させることができる。
【0064】また、この複合カメラは、AF回路152
によってオートフォーカス用の測距を行っているが、こ
の測距により得た被写体距離に基づいて前記近距離補正
マーク40Aの点灯/消灯を制御するようにしている。
【0065】さらに、この実施の形態では、近距離補正
マーク40Aの点灯/消灯を制御するようにしている
が、被写体距離に応じて近距離補正マーク40Aの表示
位置を連続的に移動させるようにしてもよい。さらにま
た、近距離補正マークの形状は、この実施の形態に限ら
ない。
【0066】次に、上記複合カメラ10における処理内
容を図12から図76に示すフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0067】〔分岐処理〕図12乃至図15はそれぞれ
分岐処理を示すフローチャートである。
【0068】図12のステップS300(以下S300
と略す)は分岐処理の開始ステップである。S300の
「分岐処理」は、以下に説明する分岐処理プログラムフ
ローのメインとなるルーチンであり、この「分岐処理」
のルーチンから、カメラに付属の各機能スイッチや、時
計、タイマー処理等のルーチンへと分岐する。
【0069】S302の「時計処理」では、カメラの表
示部に表示される時計の積算処理等の時計処理を行う。
【0070】S304の「タイマー起動250ms 」ではカ
メラに付属している各入力スイッチの状態変化を監視す
るキースキャン時間間隔のタイマーを設定している。本
実施例では250msを設定している。
【0071】S306の「/SM1/SM2読み込み処理」で
は、モード切換ダイヤル72の設定を読み込む処理を行
うサブルーチンである。S306における処理の詳細に
ついては後に説明する。
【0072】S308の「SM状態変化」では今回のプロ
グラムスキャンで上記S306で読み込んだモード切換
ダイヤル72の設定が、前回のプログラムスキャン時に
読み込んだ設定に対して変化しているか否かの判断を行
っている。モード切換ダイヤル72の設定が変化した場
合にはS310の「/SM1,/SM2 スイッチ処理」に進み、
モード切換ダイヤル72の設定が変化していない場合に
は、S312の「SM状態= 撮影2」へと進む。
【0073】S310は、モード切換ダイヤル72の設
定に基づいて各々の設定された処理に分岐するサブルー
チンである。S310における処理の詳細については後
に説明する。
【0074】S312の「SM状態= 撮影2の処理」で
は、モード切換ダイヤル72の設定が「撮2」の場合に
はS324「/SCC= 開→閉変化」へジャンプし、後述す
るDSCの状態を監視するルーチンを飛ばす。また、モ
ード切換ダイヤル72の設定が「撮2」以外の場合には
S314「SM状態=OFF」に進む。
【0075】S314では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF」の場合にはS324へジャンプし、後
述するDSCの状態を監視するルーチンを飛ばす。ま
た、モード切換ダイヤル72の設定が「OFF」以外の
場合には次のS316「/DSCBUSY=L」に進む。
【0076】S316では、APSCPU150が通信
部182を経由して、DSCバッテリー86が消耗して
いるか否かを判断している。ここで、/DSCBUSYのポート
がL(Lo) である場合にはある場合にはDSCバッテリー
86は良好で、/DSCBUSYのポートがH(Hi) である場合に
はDSCバッテリー86の電圧が低下しているので継続
して使用するには不適であることを示している。S31
6で/DSCBUSYがL でない場合には、S318「DSC 電池
表示点灯」へ分岐する。
【0077】S318では、DSCバッテリー86の電
圧が低下していることを複合カメラ10の操作者に知ら
せるためにAPSCPU150は、APS表示部32に
DSCバッテリー86の消耗を知らせる警告としてDS
Cバッテリー残量表示部122に警告を表示するよう指
示する。
【0078】S320の「LCD 表示OFF セット」では、
DSCバッテリー86消耗の判断を受けて、DSCの機
能を停止させるために先ず液晶モニタ40をの機能を停
止する。次にS322の「DSCVW=OFF 」に於いて、AP
SCPU150は通信部182を経由して、DSCCP
U184に対してDSC用の電源を遮断する指令を通信
で出力する。従って、APS撮影及びDSC撮影の両方
を同時に行う「撮1」のモードを選択した場合であって
も、DSCバッテリーが消耗している為にDSC撮影の
続行が困難な場合には、DSC側を遮断してAPS撮影
のみを行う。
【0079】S324では、図4に示されているAPS
カートリッジ蓋80の開閉状態を検出するためのカート
リッジ蓋開閉スイッチ82のSCC(Switch Cartridge Cha
mber) 情報変化を読み取り、前回のソフトウェアスキャ
ン時に読み取ったSCC 情報と比較して( ポーリング) 、
フローの分岐先を決定している。前回のソフトウェアス
キャン時に読み取ったSCC 情報が「開」で、今回読み取
ったSCC 情報が「閉」の場合にはS326の「/SCC,SCT
スイッチ処理/SCC= 開→閉」へジャンプし、その他の場
合にはS328の「/SCC= 閉→開変化」に進む。
【0080】S326では、フイルムカートリッジの有
無を判断した後に、フイルムカートリッジの装填処理ま
たはフイルムカートリッジ無しの場合の処理を優先して
行うルーチンである。
【0081】S328の「/SCC= 閉→開変化」では、前
回のソフトウェアスキャン時に読み取ったSCC 情報が
「閉」で、今回読み取ったSCC 情報が「開」の場合には
S330の「/SCC,SCTスイッチ処理/SCC= 閉→開」へジ
ャンプし、その他の場合にはS332の「/SCC開」に進
む。
【0082】S332では、APSフイルムのカートリ
ッジ蓋80が開いているか否かの判断を行う。カートリ
ッジ蓋80が開いていると判断した場合には、S334
「スプールキー移動済」に進み、カートリッジ蓋80が
開いていないと判断した場合には図13のS342「/S
MR=ON 」に進む。S334では、APSフイルムカート
リッジのスプールがVEI表示で「×」となる位置(即
ち撮影済のフイルムカートリッジを示す位置)で停止し
ているか否かを判別し、VEI表示で「×」となる位置
である場合には、図13のS342「/SMR=ON 」に進
み、VEI表示で「×」でない場合には、S336「SC
T 処理」に進む。なお、S336では、フイルムカート
リッジのVEI表示で「×」となるように、フイルムカ
ートリッジのスプールを回転させるためのスプールキー
を停止させる。
【0083】図13のS342では、RWスイッチ43
(APSフイルム強制巻き戻し)の状態を検出してい
る。RWスイッチ43が押されている場合(オンの場
合)には、S344「/SMRスイッチ処理」へジャンプし
て、APSフイルムの強制巻き戻し動作を行う。RWス
イッチ43が押されていない場合には、次のS346
「SM状態=OFF」に進む。
【0084】S346では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF]であるか否かの判断を行っている。も
し、モード切換ダイヤル72の設定が「OFF」の場合
には、本S300「分岐処理」を終了すべく、図15に
示すS440「スタンバイ処理」にジャンプする。もし
モード切換ダイヤル72が「OFF」でない場合には、
次のS348「SM状態=PLAY 」の処理に進む。
【0085】S348では、モード切換ダイヤル72の
設定が「PLAY」であるか否かの判断を行っている。
もしモード切換ダイヤル72の設定が「PLAY」の場
合には、S356「FCOUNT="E"」へジャンプする。も
し、設定が「PLAY」でない場合には、モード切換ダ
イヤル72の設定は「撮1」又は「撮2」のいずれかで
あるので、次のS350「鏡胴位置= 沈胴」に進む。
【0086】S350では、APSフイルムによる撮影
を行うレンズの鏡胴位置の検出を行い、鏡胴が沈胴位置
であるか否かの判断を行っている。モード切換ダイヤル
72が「撮1」又は「撮2」の設定の場合には、前記の
S310「/SM1,/SM2 スイッチ処理」でAPSフイルム
による撮影のために鏡胴を繰り出しているはずなので、
ここでもし鏡胴が沈胴位置である場合には、何らかのト
ラブルが発生したことになるので撮影を断念し、本S3
00「分岐処理」を終了すべくS440「スタンバイ処
理」にジャンプする。鏡胴位置が沈胴位置でない場合に
は撮影可能と判断して、次のS352「/SDATE=ON 」に
進む。
【0087】S352では、APS表示部32にDAT
Eモードをローテーションさせて表示するための、DA
TEスイッチ46が押されているか否かの判断を行う。
もしDATEスイッチ46が押されている場合には、D
ATEモードの表示又は日付の変更を行うためのS35
4「/SDATEスイッチ処理」に進み、DATEスイッチ4
6が押されていない場合には、次のS356「FCOUNT="
E"」に進む。
【0088】S356「FCOUNT="E"」では、APSフイ
ルムの撮影可能枚数のチェックを行っている。もし、フ
イルム撮影可能な枚数が零の場合(FCOUNT="E") には、
APSフイルムによる撮影を行うことができないので撮
影を断念し、本S300「分岐処理」を終了すべくS4
40「スタンバイ処理」にジャンプする。もし、フイル
ム撮影可能枚数が零で無い場合には、撮影可能であるの
で次のS358「FCOUNT=E点滅」に進む。ここで、「FC
OUNT=E点滅」の状態とは、フイルムの巻き戻しが正常に
行われなかった場合か、または、APSフイルムカート
リッジのVEI表示が「×」である状態、即ち撮影済の
フイルムカートリッジであることを検出した場合の状態
を示している。この状況を表示するために、フイルム残
駒数表示部102にフイルム撮影可能枚数の代わりに
「E」を点滅表示させている。
【0089】S358「FCOUNT=E点滅」では、フイルム
残駒数表示部102に「E」が点滅表示されているか否
かを判断して、点滅表示されている場合には、撮影を断
念し、本S300「分岐処理」を終了すべくS440
「スタンバイ処理」にジャンプする。フイルム残駒数表
示部102に「E」が点滅表示されていない場合には、
次のS360「FCOUNT=n点滅」に進む。ここで、「FCOU
NT=n点滅」の状態とは、フイルム給送時に不具合が発生
して、フイルム給送が正常に行われなかったことを示し
ており、この状態をフイルム残駒数表示部102に現在
のフイルム撮影枚数「n]を点滅表示することで示して
いる。
【0090】S360「FCOUNT=n点滅」では、フイルム
給送が正常であるか否かを判断して、正常な場合には次
のS368「/SP1=ON 」に進み、フイルム給送が異常で
ある場合には撮影を断念し、本S300「分岐処理」を
終了すべくS440「スタンバイ処理」にジャンプする
S368「/SP1=ON 」では、レリーズボタン30が「半
押し」の状態であるか否かの判断を行っている。レリー
ズボタン30が「半押し」の状態である場合にはS37
0「/SP1スイッチ処理」へジャンプする。S370で
は、複合カメラ10の撮影に関するエラーをチェックし
た後に測光処理、AF処理、ストロボ発光処理、セルフ
タイマー処理、撮影処理、フイルム給送処理、磁気情報
書き込み処理、DSCCPU184との通信等の処理を
行う。また、レリーズボタン30が「半押し」で無い場
合には、次のS372「SM状態=PLAY 」に進む。
【0091】S372の「SM状態=PLAY 」では、モード
切換ダイヤル72の設定が「PLAY」であるか否かの
判断を行っている。もし、「PLAY」の位置である場
合には、図14に示すS380「/SSHIFT=ON」へジャン
プし、「PLAY」の位置でない場合にはS374「リ
モコンモード」に進む。
【0092】S374「リモコンモード」では、右下ス
イッチ56に割り当てられた/SSELFスイッチによる設定
が、「リモコンモード」であるか否かを判断している。
もし、「リモコンモード」である場合には、S376
「/RCIN=L(ヘッダー) 」に進み、「リモコンモード」で
ない場合にはS380「/SSHIFT=ON」に進む。
【0093】S376「/RCIN=L(ヘッダー) 」に記載の
「/RCIN 」は、APSCPU150のI/Oポートに割
り付けられた名称で、このI/Oは、リモコンからの受
信信号の有無の状態を表している。/RCIN=L の場合には
リモコンから信号を受信したことを示している。
【0094】S376「/RCIN=L(ヘッダー) 」では、/R
CIN のI/Oポート情報を読み込んでリモコンからの入
力信号が得られたか否かの判断を行っている。リモコン
からの指令があった場合には(/RCIN=Lの場合) 、S37
8「/RCIN 処理」に進み、APSCPU150は、リモ
コンからの情報に応じた処理を行う。リモコンからの信
号が受信されていない場合には(/RCIN=Hの場合) 、図1
4に示すS380「/SSHIFT=ON」に進む。
【0095】S380では、SHIFTスイッチ48の
情報を読み込んで、SHIFTスイッチ48が押されて
いるか否かの判断をしている。もし、SHIFTスイッ
チ48が押されている場合には、S382「/SSHIFT ス
イッチ処理」に進み、モード切換ダイヤル72の各モー
ドに応じてマルチファンクションスイッチ52の各ラン
プの点灯や、SHIFT+/SSELF,SHIFT+/SMODE,SHIFT+STITL
E,SHIFT+SPQ,SHIFT+SPLAYOUT,SHIFT+SDATE の各スイッ
チ処理に分岐する。もし、SHIFTスイッチ48が押
されていない場合には次のS384「SM状態=PLAY 」に
進む。
【0096】S384では、モード切換ダイヤル72の
位置がPLAYか否かを判断し、PLAYの場合には、
S398「SM状態=PLAY 」にジャンプし、PLAY以外
の場合にはS386「/STELE1=ON」に進む。
【0097】S386「/STELE1=ON」及びS388「/S
TELE2=ON」では、マルチファンクションスイッチ52の
右上スイッチ54(STELE1) または、右下スイッチ56
(STELE2)が押されているか否かの判断を行っている。も
し、いずれかのスイッチが押されている場合にはS39
0「/STELEスイッチ処理」に進み、テレ側へのズーム処
理を行う。
【0098】同様に、S392「/SWIDE1=ON」及びS3
94「/SWIDE2=ON」では、マルチファンクションスイッ
チ52の左上スイッチ58(SWIDE1) または、左下スイ
ッチ60(SWIDE2)が押されているか否かの判断を行って
いる。もし、いずれかのスイッチが押されている場合に
はS396「/SWIDEスイッチ処理」に進み、ワイド側へ
のズーム処理を行う。
【0099】S398「SM状態=PLAY 」では、モード切
換ダイヤル72の位置がPLAYか否かを判断し、PL
AY以外の場合には、図15に示すS412「250ms タ
イマー起動」にジャンプし、PLAYの場合にはS40
0「/SDISPCHG=ON」の処理に進む。
【0100】S400では、マルチファンクションスイ
ッチ52の左上スイッチ58に割り当てられている(/SD
ISPCHG) が押されているか否かの判断をして、もし(/SD
ISPCHG) スイッチが押されている場合にはS402「/S
DISPCHG スイッチ処理」に進み、(/SDISPCHG) スイッチ
が押されていない場合にはS404「/SUP=ON 」に進
む。
【0101】S404では、マルチファンクションスイ
ッチ52の右下スイッチ56に割り当てられている(/SU
P)スイッチが押されているか否かの判断を行う。もし(/
SUP)スイッチが押されている場合には、S406「/SUP
スイッチ処理」に進み、(/SUP) スイッチが押されてい
ない場合にはS408「/SDOWN=ON 」に進む。
【0102】S408では、マルチファンクションスイ
ッチ52の左下スイッチ60に割り当てられた(/SDOWN)
が押されているか否かの判断を行っている。もし(/SDOW
N)スイッチが押されている場合にはS410「/SDOWNス
イッチ処理」に進み、(/SDOWN)スイッチが押されていな
い場合には図15のS412「250ms タイマー起動」に
進む。
【0103】S412で(250ms) タイマーがアップして
スイッチの状態を読み込むタイミングでない場合、また
はS414「SM状態= 撮影2」でモード切換ダイヤル7
2の設定が「撮2」の場合には画像表示の更新に関する
処理を行わずにS436「タイムチャージ」にジャンプ
する。
【0104】S412で(250ms) タイマーがアップして
いて、S414でモード切換ダイヤル72の設定が「撮
2」以外の場合(「撮1」または「PLAY」の場合)
には画像表示の更新に関する処理を行なうためにS41
8「/SLCD 読み込み処理」に進み、ここでLCDスイッ
チ44(/SLCD) が押されているか否かの状態を読み込む
動作を行う。
【0105】続いて、S420「/SLCD 状態=ON 」で
は、(/SLCD) スイッチが押されているか否かを判断し、
押されている場合にはS422「/SLCD スイッチ処理」
に進み、(/SLCD) スイッチが押されていない場合にはS
424「SM状態= 撮影1」に進む。
【0106】S424ではモード切換ダイヤル72の設
定が「撮1」であるか否かの判断を行い、もし「撮1」
である場合には、S426「CHP 読み込み処理」のサブ
ルーチンに進み、「撮1」でない場合にはS436「タ
イムチャージ」に進む。S426で読み込む(CHP) のス
イッチ情報は、複合カメラ10の上面に設けられている
CHPスイッチ74の情報であり、CHPの設定値に変
化があるか否かを次のS428「CHP 変化有り」で判断
している。もしCHPスイッチ74の状態が変化してい
る場合には、次のS430「DSC 通信: 画像表示状態要
求」に進み、CHPスイッチ74の状態が変化していな
い場合には、S436へジャンプする。
【0107】S430では、デジタルスチルカメラのD
SCCPU184に対して表示している画像の分割状態
情報を要求して、次のS432「返信データ=1画面表
示」では表示が1画面であるかまたは2画面、4画面の
多分割であるかの判断を行っている。もし画面表示が多
画面の場合には、CHPの値を設定するのにどの画面を
対象にしているのかが判りにくく紛らわしいので液晶モ
ニタ40にはCHP情報を表示しない。従ってCHP情
報はDSCCPU184には送信しない。もしS432
で画面表示が1画面である場合には次のS434「DSC
通信:CHP」に進み、CHPスイッチ74の情報をAPS
CPOU150からDSPCPU184へ送信し、液晶
モニタ40にCHPの情報を表示する。
【0108】前記CHPの値をDSCCPU184に送
信した後にS436「タイムチャージ」に進む。S43
6では30秒毎にストロボ電源の高圧コンデンサに充電
の作業を行うために時間を監視しているステップであ
る。もし定刻の充電タイミングである場合にはS438
「ストロボ充電処理」に進み、ストロボ用電源のコンデ
ンサに充電を行う。もしS436で定刻の充電タイミン
グでない場合、またはストロボの充電作業が終了した
後、または前記S346からS360に於ける処理で撮
影を断念した場合には、本分岐処理のルーチンの動作を
終了してS440の「スタンバイ処理」へジャンプす
る。
【0109】〔/SM1,/SM2 スイッチ処理〕図16及び図
17はそれぞれ/SM1,/SM2 スイッチ処理を示すフローチ
ャートである。
【0110】図16に示すS600「/SM1,/SM2 読み込
み処理」では、モード切換ダイヤル72の設定状態を読
み込む動作を行う。
【0111】S602「5 分後セット」では、複合カメ
ラ10に対して5分間何も入力が無かった場合には電源
を遮断するためのタイマーをセットしてあるか否かの判
断を行い、「5分後セット」タイマーがセットされてい
る場合には、S604「P41(/SM2) 入力ポート設定」で
モード切換ダイヤル72に含まれる(/SM2)のAPSCP
U150に対する入力ポートを設定する。
【0112】S606「1ms ウェイト」は、ポート設定
後のウェイトタイマーである。
【0113】S602で「5分後セット」タイマーがセ
ットされていない場合、またはS606で「1ms ウェイ
ト」動作が終了した場合には、S608で「現在のSM状
態=過去のSM状態」として、モード切換ダイヤル72の
情報を1スキャンタイミングシフトして、次のS610
「/SM1,/SM2 読み込み」進む。
【0114】S610では、現在のモード切換ダイヤル
72の情報を読み込んでS612「読み込み結果から現
在SM状態を設定」で、メモリ上にモード設定を記録す
る。
【0115】次のS614「現在SM状態= 過去SM状態」
では、S608でシフトした前回のソフトウェアスキャ
ンで読み込んだモード切換ダイヤル72の設定と、今回
のソフトウェアスキャンで読み込んだモード切換ダイヤ
ル72の設定とを比較している。もし、「現在SM状態=
過去SM状態」である場合にはS618「5 分後セット」
にジャンプし、「現在SM状態= 過去SM状態」でない場合
にはS616「SM状態の変化を設定」に進む。S616
では、モード切換ダイヤル72の設定が変化したことを
示すフラグを立てて、「SM状態の変化を設定」を行う。
【0116】S618の「5 分後セット」では、複合カ
メラ10に対して5分間何も入力が無かった場合には電
源を遮断するためのタイマーをセットしてあるか否かの
判断を行い、「5分後セット」タイマーがセットされて
いる場合には、S620「P41(/SM2) 入力ポート設定」
でモード切換ダイヤル72に含まれる(/SM2)のAPSC
PU150に対する入力ポートを設定する。
【0117】上記S618で「5分後セット」タイマー
がセットされていない場合、またはS620で「P41(/S
M2) 入力ポート設定」を終了した場合には、S622
「RET」に進み、本S600以降の「/SM1,/SM2 読み込
み処理」のルーチンを終了する。
【0118】図17のS700「/SM1,/SM2 スイッチ処
理」のサブルーチンはモード切換ダイヤル72の状態変
化に応じて各々の処理ルーチンへジャンプするためのサ
ブルーチンである。
【0119】S702「5分後リセット」では、S30
0「分岐処理」ルーチンのS308「SM状態変化」でモ
ード切換ダイヤル72の設定に変化があったことを受け
て、複合カメラ10に対して5分間何も入力が無かった
場合には電源を遮断するためのタイマーをリセットす
る。
【0120】S704「SM状態= 撮影1 」では、モード
切換ダイヤル72が「撮1」に設定されているか否かの
判断を行っている。もしモード切換ダイヤル72が「撮
1」の場合にはS706「OFF →撮影1 変化」へ分岐
し、もし「撮1」でない場合にはS712「SM状態=OF
F」の判断に進む。
【0121】S706では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF →撮影1 」に変化したか否かの判断を行っ
ており、もし「OFF →撮影1 」に変化していた場合には
「撮1」の動作を行うべくS708「SM開1 処理」に進
み、「OFF →撮影1 」に変化していない場合には「撮
2」の状態から「撮1」の状態に変化したことになるの
でS710「/SM 開3 処理」に進む。
【0122】なお、S708「SM開1 処理」とS710
「/SM 開3 処理」との処理が終了した場合にはS726
の「RET 」処理に進み本S700「/SM1,/SM2 スイッチ
処理」のルーチンを終了する。
【0123】S712「SM状態=OFF」ではモード切換ダ
イヤル72の状態が「OFF」であるか否かの判断を行
っている。もし、モード切換ダイヤル72の状態が「O
FF」である場合には、S714「PLAY→OFF 変化」に
分岐し、「OFF」でない場合にはS720「SM状態=P
LAY 」のステップに進む。
【0124】S714「PLAY→OFF 変化」では、モード
切換ダイヤル72が「PLAY→OFF 」に変化したか否かの
判断を行っている。もしモード切換ダイヤル72が「PL
AY→OFF 」に変化した場合にはS716「PLAYOFF 処
理」に分岐してデジタルスチルカメラとしての表示を終
了する作業を行い、「PLAY→OFF 」に変化していない場
合にはモード切換ダイヤル72は「撮1」から「OF
F」に変化したことを示しているので撮影を終了する動
作をS718「SM閉処理」で行う。
【0125】なお、S716「PLAYOFF 処理」とS71
8「SM閉処理」との処理が終了した場合にはS726の
「RET 」処理に進み、本S700「/SM1,/SM2 スイッチ
処理」のルーチンを終了する。
【0126】S720「SM状態=PLAY 」ではモード切換
ダイヤル72の設定が「PLAY」であるか否かの判断
を行っている。もし、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY」である場合には、S722「PLAY処理」へ
分岐し、デジタルスチルカメラで撮影したデータの表
示、情報の編集を行い、もしモード切換ダイヤル72の
設定が「PLAY」でない場合にはモード切換ダイヤル
72の設定は「撮2」の状態であるのでS724の「SM
開2 処理」に進む。
【0127】なお、S722とS724との処理が終了
した場合にはS726「RET 」処理に進み、本S700
「/SM1,/SM2 スイッチ処理」のルーチンを終了する。
【0128】〔SM開1処理(OFF→撮影1) 〕図18から
図20はそれぞれSM開1処理(OFF→撮影1) を示すフロ
ーチャートである。
【0129】モード切換ダイヤル72がOFFの位置か
ら撮影1の位置に変更されることにより、図18に示す
SM開1処理(OFF→撮影1)に遷移してくる。SM開1処理(O
FF→撮影1)が開始すると(S800)、まず、LCD
OFFタイマーにDSC側のLCD(液晶モニタ40)
を消灯するタイミングを示すE-T-SATUを入力する(S8
02)。次いでAPS側のバッテリーチェック処理を行
う(S804)。バッテリー残量がNGと判定されたと
きには、図19に示すS852にジャンプする。バッテ
リーチェックの判定でOKとなれば、次いでフイルムカ
ウントの表示処理を実行する(S808)。この場合
は、モード切換ダイヤルがOFFの時に消灯していたA
PS表示部32をONしてフイルムの残枚数を表示させ
る処理を実行する。
【0130】続くS810ではカメラの鏡胴を撮影不能
位置(沈胴位置)から撮影可能位置(例えばワイド端位
置)に移動させる処理(OPEN処理)を行う。そし
て、APSCPU150から通信部182を介してDS
CCPU184へ指示(DSCVW=ON) を与え、DSC側
の電源をオンする(S812)。このDSCVW =ONにより
DSCが起動することになる。これと同時に、1秒タイ
マーをスタートさせ(S814)、1秒以内にDSCが
ハード的に起動したか否かをチェックする(S816、
S818)。すなわち、1秒以内に/DSCBUSYのポートが
Lowにならなければ異常が発生したと判断し、この場
合はS820でDSCの異常を警告すべくAPS表示部
32においてDSC電池表示を点灯させたのち、図19
のS852に進み撮影不可能な状態にする。
【0131】その一方、S816において1秒以内に/D
SCBUSYのポートがLowになった場合はDSCのハード
が正常に起動したことを意味する。かかる場合は改めて
1秒タイマーをスタートさせ(S822)、DSC通信
によって「状態チェック」の指令を通信する(S82
4)。これは、DSC側が撮影できる状態になったか否
かのチェックを要求するコマンドであり、APSCPU
150はDSC側からの返信内容を判定する(S82
6)。すなわち、S826ではDSCの撮影準備が整っ
ている旨を示すDSC レディを受信したか否かを判定し、
DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイト処
理(S828)の後に1秒オーバータイムの経過の有無
を判定し(S830)、1秒以内であれば処理はS82
4に戻る。1秒以内にDSC レディを受信できず、S83
0で1秒タイマーのオーバータイムと判定した時には、
何らかの異常が生じたものとして、APS表示部32に
おいてDSCの異常を警告すべく、DSC電池表示を点
灯させる処理を行うとともに(S832)、図19のS
848の処理に移行する。このように、DSCが何らか
の原因で起動しない時は動作不可能とする。
【0132】DSCが正常に起動し、S826において
APSCPU150がDSC レディを受信すると、次いで
エンコーダ位置がE0 であるか否かの判断が行われる
(S834)。エンコーダ位置=E0 とは、APS鏡胴
が撮影不可能位置(沈胴位置)であることを意味する。
前述のOPEN処理において鏡胴が正常に作動していれ
ば、当該判定時に鏡胴は撮影可能位置にあり、S834
はNO判定となって図19に示すS842に進む。しか
し、何らかの理由でエンコーダ位置=E0 と判定された
時は、後述のエンコーダチェック処理を行い(S83
6)、鏡胴位置が沈胴位置にとどまっているか否かを判
断する(S838)。ここで鏡胴が沈胴位置になけれ
ば、正常に戻ったと判断され、S842に進む。その一
方、S838において鏡胴が沈胴位置にある場合は、鏡
胴位置=Bセットして処理は図19のS848に移行さ
せる。
【0133】図19のS842ではDSC通信によって
DSC側のバッテリーチェック処理を指示する。これは
DSC側のバッテリーが撮影できるレベルにあるか否か
を通信で通知するように要求するものであり、この返信
データの内容によってはDSC電池表示処理を行う場合
もある。
【0134】DSC通信においてエラーがセットされた
か否かが監視され(S844)、通信エラーの場合には
S852にジャンプさせてカメラを動作不可とする。D
SC通信が正常に行われた時は、次に、返信データとし
てバッテリーの残量が不足している旨を示す信号(BC
NG)を受信したか否かが判定される(S846)。S
846においてBCNGを受信した時は、カメラを動作
不可とすべく、DSC通信によって電源OFFを指示す
る(S848)。そして、100mSのウエイト処理を
挟んでDSCVW =OFF の処理を実行し (S850、S85
2)、DSCの起動をハード的にOFFする。その後、
処理はメインルーチンに戻る(S854)。
【0135】S846でバッテリー残量がOKである旨
の返信データを得ている時は、続くDSC通信におい
て、APS側からDSC側にSM状態が撮影1に設定さ
れている旨の情報が伝達される(S856)。また、C
HPの設定の読み込み処理を実施し(S858)、DS
C通信によってCHPの読み込み結果をDSC側に通知
する(S860)。
【0136】時計機能(計時機能)はAPS側に設けら
れていることから、DSC通信によって年データ、月日
データ、及び時分データをAPS側からDSC側へ提供
するとともに(S862、S864、S866、)、表
示部におけるデートの表示形態(デートモードの設定内
容)についてもDSC通信によってAPS側からDSC
側に提供する(S868)。また、この時、DSC通信
によって動画表示開始処理を指示し、CCDで取り込ん
だ画像の液晶モニタ40において動画表示させる処理を
開始させる(S870)。
【0137】続くS872ではDSC通信においてエラ
ーがセットされたか否かを判定し、通信エラーが発生し
た時には動作不可とすべくS852に遷移させる。DS
C通信が正常に行われた時は、図20に示すS874の
DSC通信によって画像表示状態を要求する指令を与え
る。これは、液晶モニタ40における表示が一画面表示
か、マルチ画面(4画面)表示か、それとも表示OFF
の状態かの情報の提供を要求するものである。
【0138】APSCPU150はDSCからの返信デ
ータを監視し、返信データがLCD表示OFFセットを
示すものであるか否かを判定する(S876)。LCD
表示OFFセット以外の返信データを受信した時、すな
わち、現在液晶モニタ40がONしており、何らかの表
示が行われている場合には、LCD表示OFFリセット
を行い(S878)、撮影モード表示処理を行う(S8
80)。次いで、一定時間経過によって液晶モニタ40
を消灯させるデータであるLCDOFFタイマーにE-T-
SATUを設定し(S882)、LCDOFFタイマーをス
タートさせる(S884)。その後、処理はメインルー
チンに戻る(S886)。
【0139】〔SM開2処理(撮影1→撮影2)〕図21
はSM開2処理(撮影1→撮影2)を示すフローチャート
である。
【0140】モード切換ダイヤル72を撮影1の状態か
ら撮影2の状態に変更した場合には、図21に示すSM開
2処理(撮影1 →撮影2)が開始される。すなわち、SM開
2処理(撮影1→撮影2)がスタートすると(S90
0)、まず、DSC電池表示を一律に消灯させる制御を
実行する(S902)。次に、/DSCBUSYのポートがLo
wであるか否かの判定を行う(S904)。これはDS
Cが動作していたか否かを判断するものであり、/DSCBU
SY=LならばDSCが動作していることを意味する。S
904において/DSCBUSY=Lのとき、1秒タイマーをス
タートさせ(S906)、DSC通信によって「状態チ
ェック」の指令を通信する(S908)。APSCPU
150はDSC側からDSC レディを受信したか否かを判
定し(S910)、DSC レディを未受信の場合には、2
0mSのウエイト処理(S912)の後に1秒オーバー
タイムの経過の有無を判定し(S914)、1秒以内で
あれば処理はS908に戻る。1秒以内にDSC レディを
受信できず、S914で1秒タイマーのオーバータイム
と判定した時、またはS910においてDSC レディを受
信した時には、続くDSC通信においてプリント枚数設
定(PQ設定)の破棄(S916)、選択タイトル設定
(ST設定)の破棄(S918)、及び電源OFF(S
920)の指示を伝達する。なお、PQ設定やST設定
を破棄するのは、撮影1のモードにおいてPQやSTが
入力されたが撮影しないでモード切換ダイヤル72が回
されたときはこれら設定情報が不要だからである。
【0141】電源を切断する旨の通知(S920)をし
てから、100mSのウエイト(切断待ち)処理を行っ
てから(S922)、DSCVW =OFF を実行する( S92
4)。これによりDSC電源が切断され、APS機能の
みが有効に機能する状態となる。次いでAPS側の電池
電圧のチェックが行われ(S926)、メインルーチン
に復帰する(S928)。なお、S904において/DSC
BUSY=Hiの場合はDSCが不動作状態にあったことを
意味し、処理は直ぐにS924に進んでDSC電源がO
FFされる。
【0142】〔SM開3処理(撮影2→撮影1)〕図22
及び図23はそれぞれSM開3処理(撮影2→撮影1)を
示すフローチャートである。
【0143】モード切換ダイヤル72を撮影2の状態か
ら撮影1の状態に変更した場合には、図22に示すSM開
3処理(撮影2→撮影1)が開始される。すなわち、SM
開3処理が開始すると(S1000)、まず、LCDO
FFタイマーにDSC側の液晶モニタ40を消灯するタ
イミングを示すE-T-SATUを入力する(S1002)。次
いでAPS側のバッテリーチェック処理を行う(S10
04)。バッテリー残量の判定処理(S1006)にお
いてバッテリーNGと判定されたときには、図23に示
すDSC側の電源をOFFし(S1058)、メインル
ーチンに復帰する(S1066)。他方、S1006の
バッテリーチェック判定でOKとなれば、DSCVW =ONを
実行して、DSCを起動する(S1008)。これと同
時に1秒タイマーをスタートさせ(S1010)、1秒
以内にDSCがハード的に起動したか否かをチェックす
る(S1012、S1014)。すなわち、1秒以内に
/DSCBUSYのポートがLowにならなければ異常が発生し
たと判断し、この場合はDSC電池表示の点灯処理を実
行し(S1016)、処理は図23に示す前記S105
8に進む。
【0144】その一方、S1012で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1018)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1020)。S
1022ではDSC レディを受信したか否かを判定し、DS
C レディを未受信の場合には、20mSのウエイト処理
(S1024)の後に1秒オーバータイムの経過の有無
を判定し(S1026)、1秒以内であれば処理はS1
020に戻る。1秒以内にDSC レディを受信できず、S
1026で1秒タイマーのオーバータイムと判定した時
は、本来はあり得ない状況であるが、何らかの異常が発
生したと判断して、DSC電池表示を点灯させる処理を
行うとともに(S1028)、図23に示すS1058
の処理にジャンプする。このように、DSCが何らかの
原因で起動しない時は動作不可能とする。
【0145】S1022においてAPSCPU150が
DSC レディを受信すると、DSC通信によってバッテリ
ーチェック処理の指示が伝達される(S1030)。そ
して、DSC通信において、エラーがセットされたか否
かが監視され(S1032)、通信エラーの場合には、
図23に示すS1058にジャンプし、カメラを動作不
可とする。S1032でDSC通信が正常に行われたと
判断した時は、次に、返信データとしてバッテリーの残
量が不足している旨を示す信号(BCNG)を受信した
か否かが判定される(S1034)。S1034におい
てBCNGを受信した時は、図23に示すS1054に
進みカメラを動作不可とすべく、DSC通信によって電
源OFFを指示する(S1054)。そして、100m
Sのウエイト処理(S1056)を挟んでDSCVW =OFF
の処理を実行し (S1058)、DSCの起動をハード
的にOFFする。その後、処理はメインルーチンに戻る
(S1066)。
【0146】S1034でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、続くDSC通信におい
て、APS側からDSC側にSM状態が撮影1に設定さ
れている旨の情報が伝達される(図23のS103
6)。また、CHPの設定の読み込み処理を実施し(S
1038)、DSC通信によってCHPの読み込み結果
をDSC側に通知する(S1040)。
【0147】また、DSC通信によって年データ、月日
データ、時分データ、デートモードの設定内容をAPS
側からDSC側へ提供する(S1042〜S104
8)。また、この時、DSC通信によって動画表示開始
処理を指示し、CCDで取り込んだ画像の液晶モニタ4
0において動画表示させる処理を開始させる(S105
0)。
【0148】続くS1052ではDSC通信においてエ
ラーがセットされたか否かを判定し、通信エラーが発生
した時には動作不可とすべく既述のS1058に遷移さ
せる。S1052でDSC通信が正常に行われたと判断
した時は、LCD 表示OFFをリセット処理し (S106
0)、LCDOFFタイマーにE-T-SATUをセットする(S10
62)。そしてLCDOFFタイマーをスタートさせて(S1
064)、メインルーチンに戻る(S1066)。
【0149】〔SM閉処理(撮影1→OFF )〕図24はSM
閉処理(撮影1→OFF )を示すフローチャートである。
【0150】モード切換ダイヤル72を撮影1 の状態か
らOFFの状態に変更した場合には、図24に示すSM閉
処理(撮影1→OFF )が開始される。すなわち、SM閉処
理が開始すると(S1100)、まず撮影モードをリセ
ットし(S1102)、ストロボの充電完了リセット
(S1104)、セルフモードリセット(S110
6)、PQ設定リセット(S1108)、ST設定リセ
ット(S1110)を行い、不要となる設定情報を破棄
する。次いで、APS表示部32におけるデート表示処
理を実行する(S1112)。これは、PQやSTが設
定されているときは、デート表示に代えて、プリント枚
数の表示(例えば、「P−10」なる表示)や選択タイ
トル番号の表示(例えば、「06−30」なる表示)が
APS表示部32に表示されている可能性がある。した
がって、上記PQ設定やST設定の情報破棄のあと、A
PS表示部32の表示をデート表示に戻す処理が行われ
る。
【0151】デート表示処理の後、/DSCBUSY=Lか否かを
判定して(S1114)、DSCが動作しているか否か
を確認する。DSCが動作していれば/DSCBUSYのポート
はLowであり、この場合には1秒タイマーをスタート
させ(S1116)、DSC通信によって「状態チェッ
ク」の指令を通信する(S1118)。APSCPUは
DSC側からDSC レディを受信したか否かを判定し(S
1120)、DSC レディを未受信の場合には、20mS
のウエイト処理(S1122)の後に1秒オーバータイ
ムの経過の有無を判定し(S1124)、1秒以内であ
れば処理はS1118に戻る。1秒以内にDSC レディを
受信できず、S1124で1秒タイマーのオーバータイ
ムと判定した時、またはS1120においてDSC レディ
を受信した時には、続くDSC通信においてPQ設定の
破棄(S1128)、ST設定の破棄(S1130)、
SM状態がOFFに変更された旨の情報(SM状態=OFF
S1132)、及び電源OFF(S1134)の各指示
を伝達する。
【0152】電源を切断する旨の通知(S1134)を
してから、100mSのウエイト(切断待ち)処理を行
ってから(S1136)、DSCVW =OFF を実行する(S
1138)。これによりDSC電源が切断される。その
後、APS側の撮影レンズを沈胴位置へ駆動するCLO
SE処理を実行し(S1140)、メインルーチンに復
帰する(S1142)。
【0153】〔PLAY処理(OFF →PLAY)〕図25乃至図
27はそれぞれPLAY処理(OFF →PLAY)を示すフローチ
ャートである。
【0154】モード切換ダイヤル72をOFFの状態か
らPLAY状態に変更した場合には、図25に示すPLAY
処理(OFF →PLAY)が開始される。すなわち、PLAY処理
が開始すると(S1200)、APSCPU150はポ
ート番号27のLow出力ポートにL出力を行う(S1
202)。このポートはRWスイッチ43の入力を禁止
する状態を示す。
【0155】次いで、LCDOFFタイマーにE-T-PLAYを設定
し(S1204)、前記CLOSE処理を実行する(S
1206)。また、バッテリーチェック処理を実施し
(S1208)、BC判定(S1210)においてバッ
テリーNGと判定した時は、図27に示すS1288に
進んで動作不可となる。S1210のBC判定でバッテ
リーOKと判定した時は、DSCVW =ON処理を行い(S1
212)、DSC側に電源を投入してDSCを起動す
る。
【0156】これと同時に1秒タイマーをスタートさせ
て(S1214)、1秒以内にDSCがハード的に起動
したか否かをチェックする(S1216、1218)。
すなわち、1秒以内に/DSCBUSYのポートがLowになら
なければ異常が発生したと判断し、この場合はDSC電
池表示の点灯処理を実行し(S1220)、処理は図2
7に示すS1288に進む。
【0157】その一方、S1216で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1222)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1224)。続
くS1226ではDSC レディを受信したか否かを判定
し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイ
ト処理(S1228)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S1230)、1秒以内であれば処理
はS1224に戻る。1秒以内にDSC レディを受信でき
ず、S1230で1秒タイマーのオーバータイムと判定
した時は、何らかの異常が発生したと判断して、DSC
電池表示を点灯させる処理を行うとともに(S123
2)、図27に示すS1292に移行する。
【0158】S1226でAPSCPU150がDSC レ
ディを受信すると、DSC通信によってバッテリーチェ
ック処理の指示が伝達される(S1234)。そして、
DSC通信において、エラーがセットされたか否かが監
視され(S1236)、通信エラーの場合には図27に
示すS1288にジャンプし、DSCを動作不可とす
る。S1236でDSC通信が正常に行われたと判断し
た時は、図26に示すように返信データとしてバッテリ
ーの残量が不足している旨を示す信号(BCNG)を受
信したか否かが判定される(S1238)。S1238
においてBCNGを受信した時は、図27に示すS12
92に進みDSCを動作不可とする。
【0159】S1238でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、EEPROM178内
のAPSに関するステイタス情報をチェックし、E-APS-
SATUEND =55h であるか否かを判定する(S124
0)。E-APS-SATUEND =55h とは、APS撮影終了の情
報をDSC側に未送信であることを意味し、この場合に
は、DSC通信においてAPS撮影終了を伝達する(S
1242)。通信後にはDSC通信においてエラーが発
生したか否かを確認し(S1244)、エラー発生時に
は、図27に示すS1288にジャンプして動作不可と
する。通信が正常に行われた時はEEPROM178書
き込み処理を実行し(S1246)、E-APS-SATUEND に
送信済である旨を示すデータ00h を書き込む。
【0160】S1246又はS1240の後、APSの
状態を示すFSTATEを判定する。すなわち、FSTATE=リラ
イト給送中であるか(S1248)、FSTATE=リライト
コマ送り中であるか(S1250)、FSTATE=リライト
リカバリー中であるか(S1252)を順次判断し、上
記S1248〜S1252のいずれかの判定でYES判
定の時は図27に示すS1292に進む。そして、DS
C通信により電源OFFの指示を伝達し(S129
2)、100mSのウエイト(切断待ち)処理を行って
から(S1290)、DSCVW =OFF を実行する(S12
88)。これによりDSC電源が切断される。その後、
処理はメインルーチンに復帰する(S1294)。
【0161】S1248〜S1252のすべての判定で
NO判定の時は、図27に示すDSC通信によってSM
状態=PLAYを伝達するとともに(S1254)、液晶モ
ニタ40を点灯させるべく、LCD表示のON/OFFのコマ
ンドを伝達する(S1256)。また、LCD表示OF
Fをリセットし(S1258)、5秒タイマーをスター
トさせる(S1260)。このタイマーはDSCがフラ
ッシュメモリからデータを読み出す時間を監視するもの
である。DSC通信によって「状態チェック」の指令を
通信し(S1262)、返信によるDSC レディを受信し
たか否かを判定する(S1264)。DSC レディを未受
信の場合には、20mSのウエイト処理(S1266)
の後に5秒オーバータイムの経過の有無を判定し(S1
268)、5秒以内であれば処理はS1262に戻る。
5秒以内にDSC レディを受信できず、S1268で5秒
タイマーのオーバータイムと判定した時は、何らかの異
常が発生したと判断して、DSC電池表示を点灯させる
処理を行うとともに(S1270)、S1292の処理
に移行する。
【0162】S1264でAPSCPU150がDSC レ
ディを受信すると、DSC通信によって駒番号要求コマ
ンドが伝達される(S1272)。そして、DSC通信
において、エラーがセットされたか否かが監視され(S
1274)、通信エラーの場合にはS1288に移行
し、DSCを動作不可とする。S1274でDSC通信
が正常に行われたと判断した時は、次に、返信データと
して受信した内容が駒番号の変更不可を意味するEDh で
あるか否かの判定を行う(S1276)。受信データ=
変更不可(EDh )である場合には、DSCの撮影データ
を破棄する処理を行い(S1278)、処理はS128
4に移行する。他方、S1276で受信データ≠変更不
可(EDh )である場合は、DSC通信によってコマ番号
と撮影データを一括して要求する指示を伝達する(S1
280)。通信にはエラーチェックを行い(S128
2)、通信エラー時にはS1288に進んでDSCの電
源をOFFする。正常にDSC通信が行われたことが確
認されると、次いでLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを
設定し(S1284)、LCDOFFタイマーをスター
トさせてから(S1286)メインルーチンに復帰させ
る。
【0163】〔PLAYOFF 処理(PLAY→OFF )〕図28乃
至図30はそれぞれPLAYOFF 処理(PLAY→OFF )を示す
フローチャートである。
【0164】モード切換ダイヤル72をPLAYの状態
からOFF状態に変更した場合には、図28に示すPLAY
OFF 処理(PLAY→OFF )が開始される。すなわち、PLAY
OFF処理が開始すると(S1300)、先ずAPSCP
U150はポート番号27の入力ポートを読み込む(S
1302)。すなわちRWスイッチ43の入力を許可す
る状態を示す。そして、FSTATE=リライト給送中である
か(S1304)、FSTATE=リライトコマ送り中である
か(S1306)、FSTATE=リライトリカバリー中であ
るか(S1308)を順次判断する。上記S1304〜
S1308ですべてNO判定の場合は、S1310にお
いて撮影データ変更チェック処理を実行してからS13
12に進む。これは、利用者が撮影情報を変更してから
モード切換ダイヤル72を切り換える場合を考慮したも
のである。
【0165】他方、上記S1304〜S1308のうち
いずれか一つの判定でYES判定となるときは、S13
10の処理を飛ばしてS1312に進む。
【0166】S1312では画像出力動作開始がセット
されているか否かを判定し、セットされているときはD
SC通信により画像出力動作終了を通知してから(S1
314)、画像出力動作開始をリセットする(S131
6)。S1316の後、又は前記S1312において既
に画像出力動作開始がリセットされているときは、S1
318に進んでバッテリーチェック処理を行う(S13
18)。
【0167】続いて、図29に示すBC判定(S132
0)において、バッテリーNGと判定した時は図30に
示すS1380に進んで動作不可となる。S1320の
BC判定でバッテリーOKと判定した時は、DSCVW =ON
処理を行い(S1322)、DSC側に電源を投入して
DSCを起動する。これと同時に1秒タイマーをスター
トさせて(S1324)、1秒以内にDSCがハード的
に起動したか否かをチェックする(S1326、132
8)。すなわち、1秒以内に/DSCBUSYのポートがLow
にならなければ異常が発生したと判断し、この場合はD
SC電池表示の点灯処理を実行し(S1330)、処理
は図30に示すS1380に進む。
【0168】その一方、S1326で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1332)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1334)。続
くS1336ではDSC レディを受信したか否かを判定
し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイ
ト処理(S1338)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S1340)、1秒以内であれば処理
はS1334に戻る。1秒以内にDSC レディを受信でき
ず、S1340で1秒タイマーのオーバータイムと判定
した時は、何らかの異常が発生したと判断して、DSC
電池表示を点灯させる処理を行うとともに(S134
2)、図30に示すS1376の処理に移行する。
【0169】S1336でAPSCPU150がDSC レ
ディを受信すると、DSC通信によってバッテリーチェ
ック処理の指示が伝達される(S1344)。そして、
DSC通信において、エラーがセットされたか否かが監
視され(S1346)、通信エラーの場合には図30の
S1380に飛びカメラを動作不可とする。S1346
でDSC通信が正常に行われたと判断した時は、次に、
返信データとしてバッテリーの残量が不足している旨を
示す信号(BCNG)を受信したか否かが判定される
(S1348)。S1348においてBCNGを受信し
た時は、図30に示すS1376に進みカメラを動作不
可とする。
【0170】S1348でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、LCD表示OFFがセ
ットされているか否かを判定する(S1350)。PL
AYモード時にDSC側のLCDが点灯していた場合に
はここでの判定がNO判定となり、S1352に進んで
DSC通信によりLCD表示とCCDをOFFする指令
を伝達する。そしてLCD表示OFFセットを行ってか
ら(S1354)図30に示すS1356に進む。S1
350でLCD表示OFFがセットされている時には前
記S1352及びS1354の処理を飛ばして直ちに図
30に示すS1356に進む。
【0171】図30に示すS1356〜S1364にお
いて、FSTATE=リライト給送中であるか(S135
6)、FSTATE=リライトコマ送り中であるか(S136
0)、FSTATE=リライトリカバリー中であるか(S13
62)を順次判断する。上記S1356〜S1362の
いずれか一つの判定においてYES判定となった時はS
1358に進み、リライト給送リカバリー処理を実施す
る。
【0172】またS1356〜S1362においてすべ
てNO判定の場合は、更に、E-APS-SATUEND =55h であ
るか否かを判定する(S1364)。APS撮影の終了
情報を送信した後であればこのS1364の判定はNO
判定となり、続いてリライト給送処理を実行する(S1
372)。このリライト給送処理(S1372)の後又
は前記リライト給送リカバリー処理(S1358)の後
はDSC通信エラーセットの確認を行い(S137
4)、エラーがセットされている時はS1380に進ん
でDSSVW =OFF の処理を実行し (S1380)、その後
メインルーチンに戻る(S1382)。
【0173】S1374でDSC通信が正常に行われた
ことを確認した場合には、DSC通信で電源OFFを伝
達し(S1376)、その後100mSのウエイト(S
1378)をおいてからDSSVW =OFF の処理を実行して
(S1380)、メインルーチンに戻る(S138
2)。
【0174】他方、S1364のE-APS-SATUEND =55h
か否かの判定において、APS撮影終了情報を未送信の
時はS1366に進み、ここでDSC通信によってAP
S撮影終了を通知する。通信後にはDSC通信において
エラーが発生したか否かを確認し(S1368)、エラ
ー発生時にはS1380に飛んでDSSVW =OFF の処理を
実行し (S1380)、その後メインルーチンに戻る
(S1382)。
【0175】S1368において、通信が正常に行われ
たと判断した時はEEPROM書き込み処理を実行し
(S1370)、E-APS-SATUEND に送信済である旨を示
すデータ00h を書き込む。そして、上記S1376〜S
1382を経てメインルーチンに復帰する。
【0176】〔SP1スイッチ処理〕図31乃至図45
はそれぞれSP1スイッチ処理を示すフローチャートで
ある。
【0177】レリーズボタン30が押圧操作されると、
図31に示すSP1 スイッチ処理のサブルーチンに遷移
してくる。このSP1スイッチ処理がスタートすると
(S1800)、先ずSM状態がPLAYに設定されている
か否かを判断する(S1802)。SM状態=PLAY の時
は、DSCの記録媒体に記録保存されている全画像デー
タの消去を行う(S1804)。これは、本カメラにお
いてPLAYモードでレリーズボタン30を押すことが「DS
C 全画像消去」なるコマンドに定義付けられていること
による。
【0178】S1802でSM状態≠PLAYと判断した時
は、次いで、鏡胴エラーの有無を判定する(S180
6)。S1806で「鏡胴エラー」であるときは図47
に示すS2352「/SP1OFF 」にジャンプする(S18
08)。S1806において鏡胴が正常に作動している
と判定した場合は、次いで鏡胴位置が沈胴位置にあるか
否かを判断し(S1810)、鏡胴位置=沈胴位置であ
れば前記S1808に進み、沈胴位置になく撮影可能位
置にあればバッテリーチェック処理を実施する(S18
12)。
【0179】続くS1814のバッテリーチェックNG
判定でBCNGの場合は、前記S1808に進み、バッ
テリーOKの判定ならSM状態の確認を行う(S181
6)。すなわち、S1816では「SM状態=撮影1 」か
否かを判別する。撮影1のモードに設定されている状態
においてレリーズボタン30が押された時には、この判
定がYES判定となり、S1818においてDSCの起
動確認を行う。/DSCBUSYのポートがLowでなければ異
常が発生していると判断し、この場合はS1824の
「DSCEND2」から図46に示すS2360「DSCEND2」
にジャンプして(S1824)撮影動作を中止する。
【0180】S1818で/DSCBUSY=Lであれば、次いで
DSC通信によりバッテリーチェック処理の指示が伝達
される(S1820)。そして、DSC通信において、
エラーがセットされたか否かが監視され(S182
2)、通信エラーの場合には図46に示すS2360
「DSCEND2 」にジャンプして(S1824)撮影動作を
中止する。S1822でDSC通信が正常に行われたと
判断した時は、次に、返信データとしてバッテリーの残
量が不足している旨を示す信号(BCNG)を受信した
か否かが判定される(S1826)。S1826におい
てBCNGを受信した時は、図46に示すS2354
「DSCEND1 」にジャンプする(S1828)。
【0181】S1826でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、LCD表示OFFがセ
ットされているか否かを判定する(S1830)。液晶
モニタ40を消灯したまま撮影を行っている時はこの判
定がYES判定となる。この場合、S1832のDSC
通信でCCD動作開始を指示する。これにより、液晶モ
ニタ40を消灯したままCCDだけ駆動して画像取り込
みを可能とする。他方、液晶モニタ40をONしてスル
ー動画を表示させながら撮影を行った場合はS1830
の判定がNO判定となる。かかる場合、S1834のD
SC通信で動画表示開始の指示を伝達する。これによ
り、撮影時にフリーズした画像が動画に戻される。
【0182】S1832又はS1834のDSC通信の
後にDSC通信のエラーをチェックし(S1836)、
エラーがある時は図46に示すS2360「DSCEND2 」
にジャンプする(S1838)。通信が正常に行われた
ときは、図32に示すS1840の測光処理を実施す
る。
【0183】また、S1816のSM状態の判定でSM状態
= 撮影1 でない場合、すなわち、撮影2に設定されてい
る場合は、上記S1818〜S1836を飛ばして、直
ちに図32に示すS1840の測光処理に入る。
【0184】測光処理はカメラの測光部(例えば、Cd
Sセンサ)の検知結果に基づいて被写体輝度測定を行い
演算等で測定データを得る。続く測距処理ではAF受光
部の受光信号を基に三角測量の原理を利用して被写体ま
での距離の演算等を行う(S1842)。そして、測距
演算で得た測距値と現在の鏡胴位置とから適正ピント位
置を求め、鏡胴の繰り出し量を演算する(S184
4)。S1846のAE演算処理は測光データに基づい
て適正露出時間の演算を行う。S1848のフラッシュ
マチック(FM)演算処理は、ストロボによる適正発光
タイミング(発光量や発光時間に相当)を演算する。
【0185】その後、ストロボ発光の有無を判断し(S
1850)、ストロボを発光させる必要がある場合に
は、ストロボの充電完了を確認する(S1852)。ス
トロボ充電未完了の場合は、図46に示すS2300
(SHUTEND2)にジャンプし(S1854)、露出動作を
禁止する。他方、ストロボ充電完了を確認した時、又は
前記S1850でストロボ発光が不要となる場合は、続
くS1856でフイルムカウントが「FCOUNT="-"」か否
かを判定する。FCOUNT="-"はカメラにフイルムカートリ
ッジが装填されていないことを示す表示であり、フイル
ム未装填なら図33に示すS1864にジャンプする。
【0186】S1856でFCOUNT="-"でない場合(NO
判定の場合)、PQ設定モードであるか(S1858)、
及びST設定モードであるか(S1860)を順次判定
し、何れかの判定でYES判定となる場合は図33に示
すS1864にジャンプする。
【0187】その一方、上記S1856〜S1860の
いずれの判定においてもNO判定となる時は、S186
2においてISO&FILMTYPE表示処理を実行する。この処理
は、カメラに装填されている現在のフイルムカートリッ
ジの情報をAPS表示部32に表示させるものであり、
ISO感度、ネガ/リバーサル/白黒のフイルム種別な
どの情報が提示される。
【0188】図33に示すS1864はSM状態=撮影
1であるか否かを判定する。撮影1に設定されていない
ときは、図34に示すS1898にジャンプし、撮影1
に設定されているときは、続くDSC通信により輝度情
報を伝達する(S1866)。通信後は通信エラーのチ
ェックを行い(S1868)、エラーがあれば図46に
示すS2360「DSCEND2 」にジャンプして(S187
0)動作不可とする。
【0189】S1868で通信正常と判定した時は、次
にDSC通信によりストロボ発光の有無及び光量の情報
を伝達する(S1872)。そして、通信エラーのチェ
ックを行い(S1874)、エラーがあれば前記S18
70に移行する。S1874で通信正常と判定した時
は、次にDSC通信によりストロボシンクロ有無の情報
を伝達する(S1872)。これは、APS撮影時のス
トロボの発光と、DSC側のCCDの取り込みとを同期
させるか否かの設定情報である。このDSC通信後も通
信エラーのチェックを行い(S1878)、エラーがあ
れば前記S1870に移行する。
【0190】S1878で通信正常と判定した時は、次
にDSC通信によりAEロックのコマンドを与える(S
1880)。通信後はエラーのチェックを行い(S18
82)、エラーがあれば前記S1870に移行する。S
1884で通信正常と判定した時は、1秒タイマーをス
タートさせ(S1884)、DSC通信によって「状態
チェック」の指令を通信する(S1886)。そして、
S1888においてDSC レディを受信したか否かを判定
し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイ
ト処理(S1890)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S1892)、1秒以内であれば処理
はS1886に戻る。1秒以内にDSC レディを受信でき
ず、S1892で1秒タイマーのオーバータイムと判定
した時には、何らかの異常が生じたものとして、APS
用LCDにおいてDSCの異常を警告すべく、DSC電
池表示を点灯させる処理を行うとともに(S189
4)、図46に示すS2354「DSCEND1 」にジャンプ
し、撮影を不可とする(S1896)。
【0191】S1888においてAPSCPU150が
DSC レディを受信すると、図34に示すS1898の
「AFLED 点灯」処理を行う。これは測距の完了を表示す
るAF用LEDを点灯させる処理である。
【0192】S1898「AFLED 点灯」のあとは、S1
900で「100 μS ウエイト」処理を行い、S1902
で「リモコンレリーズ」の有無を判定する。リモコンか
らレリーズ信号を受入した場合はS1904で「AFLED
消灯」の処理を行うとともに、セルフタイマー2秒セッ
トを行ってから(S1906)、2秒リモコン撮影処理
を実行する(S1908)。
【0193】また、S1902の「リモコンレリーズ」
判定でNO判定の場合は、S1910で「AFLED 点滅セ
ット」処理を行ってから、近距離補正マーク点灯リセッ
ト処理を行う(S1912)。
【0194】図35に示すS1914はSM状態=撮影
1か否かを確認する。SM状態=撮影1に設定されてい
る時はLCD表示OFF セットか否かを判定し(S191
6)、LCD表示がONの場合(LCD表示OFF リセッ
トの場合)には、S1918で更に測距結果が1547
mm以下であるかを判定する。この距離判定でYES判定
の時は、APS撮影とDSC撮影とのパララックスが大
きくなる近距離撮影であると判断し、続くDSC通信に
より近距離補正マーク点灯の指示を伝達する(S191
9)。
【0195】なお、DSC通信により近距離補正マーク
の点灯が指示されると、DSC側では、液晶モニタ40
にパララックスを示す近距離補正マーク40A(図10
参照)を表示させる。
【0196】DSC通信後はエラーをチェックして(S
1920)、通信エラーの場合は図36に示すステップ
S1956にジャンプし、近距離補正マーク点灯リセッ
ト(S1956)、AFLED 消灯処理(S1958)を経
て、図46に示すS2300の「SHUTEND2」処理に至り
(S1960)、撮影不可となる。
【0197】S1920で通信正常と判断した時はS1
922で近距離補正マーク点灯セットを行う。これによ
り、APSCPU150は近距離補正マークが点灯して
いる状態であると認識する。S1922「近距離補正マ
ーク点灯セット」の後はS1924の「近距離警告セッ
ト」判定に進む。また、前記S1914でSM状態が撮
影1でないと判定した場合、S1916でLCD表示O
FFがセットされていると判定した場合、及びS191
8の測距結果の判定で近距離撮影ではないと判定した場
合の何れかの場合にもS1924に遷移してくる。
【0198】S1924では近距離警告がセットされて
いるか否かを判定する。ピント調整が困難な程に過度の
近距離である時は、S1926において「AFLED 点滅開
始」処理を実行する。そして、続くS1928の「AFLE
D 点灯」有無の判定でYES判定ならS1930におい
て「AFLED=消灯」処理を行い、NO判定ならS1932
において「AFLED=点灯」処理を行ってからS1934の
時計処理に進む。
【0199】また、前記S1924の「近距離警告セッ
ト」判定でNO判定の場合にも、この時計処理(S19
34)に進む。時計処理は250mSの積算を行って分
単位の表示に合わせるための処理である。このカメラで
は250mS毎にトリガーがかかる構成を有しており、
S1936で「250ms タイマーの起動」の有無を判定す
る。「250ms タイマー起動有り」の場合は、S1938
においてSM状態=撮影1か否かを確認し、SM状態1
であればCHP読み込み処理を行う(S1940)。こ
こでCHPに変化があれば(S1942)、S1944
におけるDSC通信でCHPの情報を伝達する。通信後
はエラー検出を行い(S1946)、通信が正常なら図
36に示すS1948の「/SM1,/SM2 読み込み処理」を
実行する。なお、S1946で通信エラーが検出された
時は図36に示すS1956にジャンプし、S1956
〜S1960を経て撮影不可となる。
【0200】その一方、S1936の「250ms タイマー
起動有り」の判定、S1938の「/SM 状態= 撮影1 」
判定、S1942の「CHP 変化有り」判定の何れかの判
定でNO判定となった場合にも図36に示すS1948
の「/SM1,/SM2 読み込み処理」に遷移する。
【0201】図36に示すS1948において「/SM1,/
SM2 読み込み処理」を行った後で、SM状態が変化した
か否かを判定する(S1950)。ここでYES判定と
なるのは、レリーズボタン30を半押し中(SP1=O
N中)にモード切換ダイヤル72が回された場合であ
る。このようなケースではS1952に進み、ここで近
距離補正マーク点灯セットの判定をする(S195
2)。近距離補正マーク点灯がセットされている時はD
SC通信によって近距離補正マークの消灯の指令を伝達
した後(S1954)、S1956において「近距離補
正マーク点灯リセット」を行う。またS1952の「近
距離補正マーク点灯セット」判定でNO判定の場合は、
すぐにS1956の「近距離補正マーク点灯リセット」
を行う。次いで、「AFLED 消灯」処理を行い(S195
8)、図46に示すS2300の「SHUTEND2」処理に移
行する(S1960)。
【0202】ところで、S1950の「SM状態変化」判
定で、NO判定の場合は、次に「/SP1=ON 」か否かの判
定をし(S1962)、NO判定の時は上記S1952
に進む。他方、S1962で/SP1=ON である時は続いて
S1964で「/SP2=ON 」の判定をする。SP2=ON
はレリーズボタン30の全押し操作に相当するもので、
撮影開始指示に該当する。S1964でNO判定なら処
理は、図35に示すS1924に戻り、SP2のON待
ち状態になる。
【0203】S1964においてSP2=ONが検出さ
れると、レリーズ動作に入る。S1966では「近距離
補正マーク点灯セット」の有無を判定し、近距離補正マ
ークが点灯している場合(YES判定の場合)にはDS
C通信で近距離補正マーク消灯を指示する(S196
8)。そして、DSC通信のエラーの有無を確認して
(S1970)、S1972の「近距離補正マーク点灯
リセット」を行う。なお、S1970で通信エラーを検
出した時はS1956に飛び、S1958〜S1960
を経て撮影不可とする。
【0204】S1966でNO判定の場合もS1972
に進み、ここで近距離補正マーク点灯リセット処理を行
う。次に、「AFLED 消灯」を実行し(S1974)てか
ら、図37に示すS1976の「SM状態= 撮影1 」の判
定を行う。SM状態=撮影1のときはDSC通信でブラ
ックアウトの指示を伝達する(S1978)。これは液
晶モニタ40の画面を真黒表示にするものであり、AP
S撮影レンズの鏡胴を駆動してフォーカシング動作をさ
せる時にモニタへの画像提示を停止させるために行う。
DSC側のレンズと光学ファインダーのレンズはすべて
APS撮影レンズの鏡胴と連動しているため、フォーカ
シング動作に伴う映像ブレが生じる。かかる映像ブレを
ユーザに提示しないようにするために、ここで液晶表示
を一時的に全面黒表示(いわゆるブラックアウト)にし
ている。DSC通信の後は通信エラーのチェックを行
い、エラーがあれば図46に示すステップS2360
「DSCEND2 」にジャンプして(S1982)撮影不可と
する。
【0205】DSC通信が正常に行われた時、又は前記
S1976でNO判定となった時は、S1984に進み
セルフタイマー処理、及びレンズドライブ(LD)処理
(S1986)を行う。LD処理は、繰り出し演算の結果
に基づいてレンズを動かすための処理である。
【0206】鏡胴エラーの判定(S1988)では、鏡
胴が作動したか否かの確認を行い、鏡胴が動かない場合
はS1996にジャンプする。そして、SM状態=撮影
1の確認を行い(S1996)、YES判定ならDSC
通信でAEロックの解除の指示を伝達した後(S199
8)、LCD表示OFFセットの確認をして(S200
0)、LCD表示ONであればDSC通信で動画表示開
始の指示を伝達して図39に示すS2038にジャンプ
する。また、S1996でSM状態≠撮影1と判定した
時、又はS2000でLCD表示OFFがセットされて
いると判定した時もその判定後に図39に示すS203
8にジャンプする。
【0207】S1988で鏡胴エラーが検出されないと
きは続くS1990においてレンズドライブNGを判定
する。レンズ鏡胴の動きはフォトインターラプタによっ
て検出されており、鏡胴の作動に伴って発生するパルス
によって鏡胴の変位が把握されている。S1990にお
いてレンズ鏡胴の動作が正常であるか否かの判定を行
い、LDNGの場合はS1992でフォトインターラプ
タのオーバータイムを判定し、YES判定ならレンズリ
ターン処理を実施して(S1994)、S1996に進
み、S1992でNO判定ならS1994の処理を行わ
ずに直接S1996に進む。そして上記S1996〜S
2002を経て図39に示すS2038にジャンプす
る。
【0208】S1990のレンズドライブNG判定で正
常動作を確認した時は、赤目軽減処理(S2004)、
CHP読み込み処理(S2006)を実行する。S20
08でSM状態=撮影1の確認を行い、NO判定なら図
38に示すS2020に進み、YES判定ならS201
0のDSC通信で露出タイミングという通信を行う。そ
して通信エラーの有無を確認し(S2012)、エラー
があればレンズリターン処理を実行して(S201
4)、繰り出したレンズを待機位置に戻し、図46に示
すステップS2360「DSCEND2 」にジャンプする(S
2016)。
【0209】S2012で正常通信が確認された時は、
S2018で「DSCEXPパルスn パルス目」の判定をす
る。これは、DSCの撮影タイミングを何パルス目で同
調させるかという設定に基づいて、nパルス目で同調さ
せるためのパルスをカウントするものである。規定され
ているnパルス目の到来を検出したら図38に示すS2
020に進む。また、前記S2008でSM状態≠撮影
1、すなわちSM状態が撮影2の場合は直ちに図38に
示すS2020に進む。
【0210】図38に示すS2020はストロボ発光の
有無を判定する。ストロボ発光が必要な場合はS202
2で「/FVW=ON 」処理を行い、ストロボのIC電源をO
Nする。S2020でストロボ発光なしの場合及びS2
022の後、S2024において電源ON処理を実施す
る。この電源ON処理はシャッター駆動部の電源をON
する処理である。S2026では再びストロボ発光の有
無の確認をして、YES判定の時は「FGSEL=D/A 出力O
N」(S2028)、及び「FVTH=D/A出力ON」(S20
30)処理を実施する。これは、カメラのマイコンから
ストロボユニットにアナログ値を出力し、ストロボユニ
ット内マイコンは受入するアナログ値にしたがって発光
を制御するようになっているために行なわれる。なお、
S2026でストロボ発光なしの場合には、S2028
〜S2030を省略してS2032に飛ぶ。
【0211】そして、S2032の露出処理(EXP処
理)を実行する。「EXP 処理」後は、「FVTH=D/A出力OF
F 」(S2034)、「FGSEL=D/A 出力OFF 」(S20
36)及び「/FVW=OFF」(S2040)の各処理を順次
実行して、S2042の電源OFF処理を行い、シャッ
ター駆動部への通電を遮断する。そして、S2044に
おいて「充電完了リセット」処理を行った後、LR処理
(S2046)でレンズ鏡胴を待機位置に戻す。
【0212】その後の処理は図39に示すS2048に
進む。
【0213】図39に示すS2048ではシャッターの
ホームポジションエラーの有無を判定し、S2058で
は鏡胴エラーの有無を判定する。両判定ともNO判定
(エラーなし)の場合はS2060に進んで時計処理を
行なう。シャッターのホームポジションエラー又は鏡胴
エラーの何れか一方のエラーが検出された時は、セルフ
モードリセット処理を行なう(S2050)。これは例
えば、3ショットセルフモードに設定されている時の1
ショット目の撮影でエラーが発生した時には、2ショッ
ト目、3ショット目の撮影を実行しないための処理であ
る。次いで、撮影モードが INFラッチモードに設定され
ているか、又はNVP ラッチモードに設定されているか否
かの判定を行い(S2052、S2054)、何れかの
モードに設定されている時には、S2056でINF 及び
NVP のラッチ設定をリセットしてからS2060に進
む。
【0214】S2060の時計処理に続いてS2062
のデート表示処理を行う。これは、APS表示部がIS
O&FILMTYPE表示をしている可能性があるた
め、かかるISO&FILMTYPE表示からデート表
示に戻す処理である。次に、レンズドライブNGを判定
して(S2064)、NG判定ならば図46に示すS2
308「SHUTEND1」処理に進み(S2066)、動作不
可とする。また、レンズドライブOKの判定ならば、S
2068の「SHP エラー」を判定する。ここでエラーを
検知した時はSM状態=撮影1であるか否かを判断し
(S2070)、NO判定ならば図46に示すS230
8「SHUTEND1」に進み(S2066)、動作不可とす
る。
【0215】S2070でSM状態=撮影1の時は図4
2に示すS2120にジャンプする。これは、シャッタ
ーのホームポジションエラーが発生した場合でもDSC
側は画像を取り込んでいるために、フイルムに記録して
いない画像に対応する画像データがDSC側にだけ残る
ことになるので、この画像データの破棄を実施するため
処理(S2122〜S2132)を行うためである。
【0216】図39のS2068の「SHP エラー」判定
でNO判定の時は、続くS2074で「リモコンレリー
ズリセットを行う。そして、図40に示すS2076に
おいて「FCOUNT="-"」か否かの判定をし、NO判定なら
MRC機能の有無を確認する(S2078)。MRC
(mid-roll-chang)機能とは、1ロールのフイルムをす
べて使い切る前に途中でフイルムを巻き戻してフイルム
カートリッジに格納してカメラから取り出し、以後、再
びそのフイルムカートリッジをカメラに装填した時には
未露光コマの位置までフイルムが自動的に搬送されて撮
影を行うことができる機能をいう。かかるMRC機能の
有無はオプションとして用意されており、カメラのEE
PROM内にMRC機能有り/無しの設定情報が格納さ
れている。
【0217】MRC機能が無効に設定されているカメラ
の場合、S2078はNO判定となり、S2080に進
んで「E -VEIPARK=EXPOSED(00h) 」処理を行う。これ
は、EEPROM178のVEIPARK のエリアに露光済で
ある旨を示す情報「EXPOSED(00h)」を書き込むものであ
る。APSフイルムカートリッジの端面には、「○」、
「半丸」、「×」、「□」を示すマーク穴が設けられて
おり、白色の舌片部材が停止したマーク穴の部分だけが
白く表示されるようになっている。この表示は内部のフ
イルムの処理情報を示すものであり、「○」は未使用
(未露光)フイルム、「半丸」は未露光コマを残して一
部コマが露光済のフイルム(PARTIAL )、「×」は露光
済みフイルム(EXPOSED)、「□」は現像済みフイルムで
あることを意味している。この表示をVEI表示と呼ん
でいる。MRC機能の無いカメラの場合、1コマ以上撮
影を行った場合には一部に未露光コマが残っていても一
律に露光済みであるという取り扱いをするため、S20
80において「E -VEIPARK=EXPOSED(00h) 」処理を行
う。
【0218】これに対し、MRC機能が有効に設定され
いるカメラの場合、S2078はYES判定となり、次
のS2082で「E -VEIPARK=EXPOSED」か否かの判定を
する。ここでNO判定なら「E -VEIPARK=PARTIAL(AAh)
」処理を行い(S2084)、YES判定ならばS2
088「/SCC開」に飛ぶ。S2084又はS2080の
処理の後は、S2086においてEEPROM書き込み
処理を行う。ここでは、EEPROMのE -VEIPARKを前
記S2084又はS2080で設定した新たなE-VEIPAR
Kに書き換えるとともに、E -DDFCOUNT にRAMの情報
を書き込む。
【0219】次いでS2088で「/SCC開」を判定する
とともに、続くS2090で「/SCCの変化」の有無をチ
ェックする。これはカートリッジ蓋の誤開閉操作に配慮
した処理であり、撮影途中でカートリッジ蓋が開けら
れ、直ぐ閉じられたような場合には、S2088又はS
2090でYES判定となって処理はS2094に進
む。通常はカートリッジ蓋が閉じているのでS2078
及びS2080は共にNO判定となり、次のS2082
においてEEPROM78への書き込み処理を実行す
る。ここでは、E -FSTATE に撮・コマ送り中であること
を示す情報を書き込むとともに、E -FCOUNT にFCOUNTの
値を書き込む。このようなステイタス情報をEEPRO
M78に書き込んでおくのは、フイルム送り中に電池が
抜かれるなどして給送がストップした場合にも、次に電
池を装填した時に以前の状態を認識して重像を防止する
ためである。
【0220】続いて、S2094ではEEPROM78
の読み込み処理を行う。ここでEEPROM78からト
ータルショットカウンタの記録情報に相当するE -SCOUN
T -H、及びE -SCOUNT -Lを読み込む。そして、S209
6ではその読み込んだ値(E-SCOUNT )に1を加算して
新たにE -SCOUNT の値とし、これを次のEEPROM7
8への書き込み処理(S2098)で更新する。なお、
トータルショット数はカメラの評価など主に保守/点検
又は工場における内部情報等として利用されユーザに提
示されるものではない。
【0221】続いて、図41に示すS2100で「/SCC
= 閉」か否かを判定する。通常はフイルムカートリッジ
蓋は閉じられているためYES判定となるが、誤操作等
により蓋が開放され、かつフイルムカートリッジがカメ
ラ内に入っている場合もある。このような場合は、S2
100がNO判定となって、S2102に進み、ここで
「FCOUNT="-"」を確認して、NO判定の時はS2110
にジャンプする。
【0222】S2100でYES判定又はS2102で
YES判定の時はS2104においてセルフモードセッ
トの有無を判定し、セルフモードがセットされている時
は続いてセルフモードカウントが2以上であるか否かを
確認する(S2106)。「セルフモードカウント≧2
」であるときは連続して複数のセルフ撮影を行うマル
チセルフセットを行う(S2108)。また、S210
6でNO判定、すなわち「セルフモードカウントが1で
あった時はS2110でセルフモードリセットを行う。
【0223】前記S2104でNO判定(セルフモード
リット)の場合、又はS2110でセルフモードリセッ
トを行った後は、撮影モードが INFラッチ、又はNVP ラ
ッチに設定されているか否かを判断して(S2112、
S2114)、何れのモードにも設定されていなけれ
ば、「INF,NVP リセット」(S2116)を行ってから
118の撮影完了表示処理を実行する。
【0224】また、前記S2112又はS2114の判
断において、 INFラッチ、又はNVPラッチに設定されて
いると判定した時はS2116を省略してS2118に
ジャンプする。
【0225】S2118は、セルフLED又はAFLE
Dを一定時間点灯させることによって、シャッターが切
れた(画像が取り込まれた)ことをユーザに知らせるも
のである。続いて、図42に示すS2120では「SHP
エラー」の有無が確認され、エラー検出時にはフイルム
カウントをチェックする(S2122)。「FCOUNT="N"
の時にSHPエラーが発生した時はSM状態=撮影1を
確認してから(S2124)、DSC通信で画像データ
の破棄を指示するとともに(S2126)、AEロック
の解除を伝達する(S2128)。そして、LCD表示
OFFセットか否かを判定して(S2130)、LCD
表示中(NO判定)であればDSC通信で動画表示の開
始を指示する(S2132)。これは、SP1処理によ
ってLCDはブラックアウトしているので、SHPエラ
ー時は動画表示に復帰させるためである。動画表示開始
指示の通信後には「SHUTEND1」の処理に移る(S213
4)。
【0226】なお、S2124の「SM状態= 撮影1」判
定においてNO判定(DSC未作動)、又は、S213
0の「LCD 表示OFF セット」判定でYES判定(LCD
表示OFF中)のときは直ぐにS2134にシャンプす
る。
【0227】S2120でSHPエラーが検出されず、
またS2122のFCOUNT="N"判定でNO判定となった時
は、SM状態=撮影1か否かを判断する(S213
6)。SM状態=撮影1でない場合には、図43に示す
ステップS2164にジャンプし、SM状態=撮影1の
場合には、DSC通信によって、カートリッジ番号、駒
番号、CHPの区別、デートモードの設定内容、年デー
タ、月日データ、時分データを順次伝達する(S213
8〜S2150)。なお、ここでいう「カートリッジ番
号」とはフイルムカートリッジをカメラに挿入した時に
順次自動的に付与される番号であり、フイルムの交換毎
に1つずつ加算更新される。最新のカートリッジ番号に
関連するデータは、編集することができるが、それ以前
のカートリッジ番号のデータについて編集が禁止され
る。
【0228】続いて、PQ設定モード又はST設定モー
ドの設定の有無を判定し(S2152、S2156)、
各モード設定下においてはDSC通信により、それぞれ
PQ値(S2154)、言語とタイトルに関する情報
(S2158)を伝達する。
【0229】その後、磁気書き込みデータセット処理を
行うと共に(S2160)、DSC通信によってプリン
ト品質(PQI )情報をDSC側に送る(S2162)。
PQI情報はDATABYTE1 と、DATABYTE2 の2つのパラメー
タを有し、これらパラメータによって、被写体の明る
さ、拡大率、ストロボ発光の有無などの情報が記述され
ている。
【0230】S2162の後は図43に示すS2164
に進み、ここで「EXP エラー」の判定を行う。これは、
例えばシャッターが開いたが閉じなかったというよう
に、露光動作に何らかの不具合が発生したか否かをチェ
ックするステップである。「EXP エラー」が検出される
と、セルフモードリセット(S2166)、「INF,NVP
リセット」(S2168)の後、「1 駒給送処理」を実
行する(S2170)。残枚数1で撮影を実行して1コ
マ送りを行った時はフイルムを全てカートリッジ内に巻
き戻す動作が行われ、FCOUNT="E"となる。それ以外の場
合は、1コマ巻き上げによってFCOUNTが−1カウントダ
ウンされる。S2170の後「FCOUNT="E"」の判定を行
い(S2172)、YES判定ならば図45に示すS2
226にジャンプし、NO判定ならS2174にジャン
プする。
【0231】S2174はSM状態=撮影1を判定し、
NO判定ならば図45に示すS2226にジャンプし、
YES判定の時はDSC通信によってAPS有無の情報
に関してAPS無しを示す情報を伝達する(S217
6)。これは、APS写真を取得していないということ
を意味する情報である。
【0232】ところで、S2164の「EXP エラー」判
定において、通常、シャッター動作が正常に行われた時
には、次いで「/SCC= 誤開閉」を判定する(S217
8)。蓋の誤開閉を検知した時はS2174にジャンプ
する。通常なら蓋は閉じられているのでS2178はN
O判定となり、一駒給送処理(S2180)を実行する
ことになる。次いで「FCOUNT="E"」の判定を行い(S2
182)、YES判定ならば図45に示すS2226に
ジャンプし、NO判定(すなわち、FCOUNT=" -"又は"
N" )ならば、「/SCC= 誤開閉」(S2184)、「FC
OUNT="N"」(S2186)、「パーフォずれセット」の
有無(S2188)を順次判定する。S2184で蓋の
誤開閉を検知した時、S2186でカートリッジ未装填
のままDSCのみで撮影した時、S2188で駒ずれを
検出した時の何れかに該当する場合は処理はS2174
にジャンプする。なお、パーフォずれセットは、パーフ
ォレーションカウントにずれが生じたとき、いわゆる重
像防止のため、次コマの撮影を飛ばして、2つ先のコマ
領域で撮影可能にする制御のセットを意味する。
【0233】カメラが正常に動作する時にはS2188
はNO判定となり、次いでSM状態=撮影1の判定をす
る(S2190)。撮影1に設定されている時は、続く
DSC通信によってAPS有りの情報を伝達し(S21
92)、撮影1に設定されていない時は、図45に示す
S2226にジャンプする。なお、「APS有り」の情
報はDSCが取得した画像をDSCのフラッシュメモリ
に書き込まれる。
【0234】S2192又はS2176でDSC通信を
行った後は、図44に示す通信エラーのチェックを行い
(S2194)、エラー検出時には図46に示すS23
60「DSCEND2 」に進み(S2196)、動作不可とす
る。他方、通信に異常がなければ3秒タイマーをスター
トさせて(S2198)、DSC通信によって「状態チ
ェック」の指令を通信する(S2200)。なお、3秒
タイマーはSP1の連続押しを防止する対策の一つであ
り、画像データをフラッシュメモリに書き込む処理の終
了を待つために設定される。その後、DSC レディを受信
したか否かを判定し(S2202)、DSC レディを未受
信の場合には、20mSのウエイト処理(S2204)
の後に3秒オーバータイムの経過の有無を判定し(S2
206)、3秒以内であれば処理はS2200に戻る。
3秒以内にDSC レディを受信できず、S2206で3秒
タイマーのオーバータイムと判定した時には、何らかの
異常が生じたものとして、図46に示すS2354「DS
CEND1 」の処理に移行して(S2208)撮影を不可と
する。
【0235】S2202においてAPSCPUがDSC レ
ディを受信したときは、「マルチセルフセット」の有無
を判断する(S2210)。マルチセルフがセットされ
ているときは、図45に示すS2226にジャンプす
る。マルチセルフがセットされていないときは、次い
で、「FCOUNT="N 点滅" 」の有無を判定する(S221
2)。 "N 点滅" になるのは、リワインド給送において
給送エラーが発生した時である。 "N 点滅" を検出した
場合、DSC通信によってLCD表示及びCCD駆動の
OFFを指示し(S2214)、LCD表示OFFをセ
ットする。(S2216)。そしてDSC通信のエラー
のチェックを行って(S2222)、エラー検出時には
図46に示すS2360「DSCEND2 」にジャンプして
(S2224)動作不可とし、通信に異常がないときは
図45に示すS2226に進む。
【0236】また、前記S2201で "N 点滅" を検出
しない時は、続いてLCD表示OFFセットの有無を判
定する(S2218)。LCDが消灯しているときは前
記(S2214に進む。これは、LCD表示OFFの時
でも、CCDによる画像取り込み動作は開始しているの
で、CCD駆動を停止させるものである。
【0237】S2218においてLCD表示がONして
いる時はDSC通信でフリーズ画像表示のコマンドを伝
達する(S2220)。この指令によって撮影画像の表
示が行われる。
【0238】S2222ではDSC通信のエラーの有無
を検出して、エラー検出時には図46に示すS2360
「DSCEND2 」にジャンプして(S2224)動作不可と
し、通信に異常がないときは図45に示すS2226に
進む。
【0239】図45に示すS2226では「/SCC= 誤開
閉」の有無を確認する。誤開閉を検知した時は、図46
に示すS2308「SHUTEND1」の処理を行う(S222
8)。また、S2226で誤開閉を検知しないときは次
いで「EXP エラー」の有無を確認し(S2230)、こ
こでエラーを検知したら前記S2228に移行する。
「EXP エラー」のないときはストロボ充電処理(S22
32)を行う。
【0240】ストロボ充電処理中にカートリッジ蓋80
が開放される場合も考えられるので、あらためて「/SCC
誤開閉」をチェックする(S2234)。誤開閉を検知
した時は図46に示すS2308「SHUTEND1」の処理を
行う(S2270)。また、S2234で誤開閉を検知
しないときは次いで「マルチセルフセット」の判定を行
う(S2236)。マルチセルフセット(NO判定)の
時は前記S2270に移行し、マルチセルフセット(Y
ES判定)なら「/SM1,/SM2 読み込み処理」を行う(S
2238)。そしてSM状態の変化をチェックして(S
2240)、変化ありの時は図46に示すS2322の
「SHUTEND3」処理を行う(S2242)。S2240で
SM状態の変化なき場合、「/SSELF=ON 」を確認し(S
S2244)、YES判定なら図46に示すS2330
の「SHUTEND4」処理に進み(S2246)、セルフモー
ドをリセットする。他方S2244でNO判定の時は、
続くS2248でセルフモードカウントを1だけ減算す
る処理を行ってから、セルフ表示を行う(S225
0)。
【0241】次いでSM状態=撮影1を判定し(S22
52)、撮影1に設定中の時は、DSC通信で輝度情報
を伝達する(S2254)。そして通信エラーの有無を
確認してから(S2256)、正常であればDSC通信
によってストロボ発光有無及び光量の情報を伝達する
(S2260)。通信後、エラーの有無を確認し(S2
262)、正常ならDSC通信によってストロボシンク
ロの有無を伝える(S2264)。次いでDSC通信の
エラーをチェックし(S2266)、異常がなければ3
秒セルフ処理に遷移する(S2268)。なお、S22
56、S2262、S2266のいずれかで通信の異常
を検知した時は図46に示すS2360「DSCEND2 」に
ジャンプして(S2258)動作不可とする。また、S
2252においてSM状態=撮影1でないと判定した時
は、S2268にジャンプする。これは、1ショット目
の撮影情報を念のため送信するものである。
【0242】〔SHUTEND2処理〕図46及び図47はそれ
ぞれSHUTEND2処理を示すフローチャートである。
【0243】図46に示すSHUTEND2の処理が開始すると
(S2300)、まず、デート表示処理を実行する(S
2302)。このとき、APS表示部がISO・フイル
ムタイプ表示であった場合にはデート表示に戻されるこ
とになる。次いで電源OFF処理を実行してから(S2
304)、セルフ途中解除の有無を判定する(S230
6)。NO判定ならS2310に進みSM状態=撮影1
を確認する。ここでSM状態=撮影1の時はDSC通信
でAEロック解除を指示し(S2312)、通信チェッ
ク(S2314)で異常がなければ処理はS2370に
ジャンプする。なお、通信に異常が検出された時はS2
360「DSCEND2 」にジャンプして(S2316)DS
Cを強制的にOFFする。
【0244】S2306でYES判定の時は、セルフ途
中解除リセットを行い(S2318)、次に、/SM セル
フ途中解除を判定する(S2320)。これはモード切
換ダイヤル72により状態を変更したか否かの判定であ
る。ここでYES判定となると、/SM セルフ途中解除リ
セットを行ってから(S2324)、SM状態=撮影1
を確認し(S2326)、撮影1の設定ならDSC通信
でAEロック解除を指令する(S2328)。その後、
図47に示すS2386のリモコンレリーズリセットの
処理にジャンプし、マルチセルフルリセット(S238
8)の後、メインルーチンに復帰する(S2390)。
なお、S2326でSM状態≠撮影1と判定した時はS
2328を省略して前記S2386にジャンプする。
【0245】S2320の/SM セルフ途中解除判定にお
いて、状態の変更がない時(NO判定時)は、S233
2でSM状態=撮影1を確認した後、DSC通信によっ
てAEロック解除を伝達する(S2334)。次いでL
CD表示OFFセットの有無を判定して(S233
6)、表示ON中ならDSC通信で動画表示開始を指示
する(S2338)。なお、S2332でNO判定の
時、又はS2336でYES判定の時は直ちにS234
0に進む。
【0246】その後、S2340においてセルフモード
リセットを行い、ストロボ充電処理(S2342)、時
計処理(S2344)を順次実行する。次いで、/SM 状
態変化の有無を判定し(S2346)、変化あれば前記
S2386にジャンプし、変化なき時は/SSELF=ONの有
無を判定する。ここでYES判定なら処理はS2344
に戻り、NO判定の時は図47に示すように充電完了セ
ットを判断する(S2350)。充電完了セットの場
合、処理はS2378の時計処理にジャンプする。な
お、図31に示すS1808「/SP1OFF 」からS235
2に遷移してきた場合も、このS2378に至る。
【0247】S2350の充電完了セット判定でNO判
定の時は、デート表示処理(S2370)、リモコンレ
リーズリセット(S2372)、マルチセルフリセット
(S2394)、ストロボ充電処理(S2376)を順
次実行する。そして、S2378で時計表示の更新を行
い、次いで/SM1,/SM2 読み込み処理を実施する(S23
80)。SM状態の変化の判定により(S2382)、
変化ある時はS2386に飛び、リモコンレリーズリセ
ット、及びマルチセルフルリセット(S2388)の
後、メインルーチンに復帰する(S2390)。
【0248】他方、S2382でSM状態変化ない時
は、SP1=OFFを判定し(S2384)、NO判定
ならS2378に戻り、YES判定ならS2386及び
S2388を経てメインルーチンに復帰する(S239
0)。
【0249】ところで、図33のS1896、図44の
S220「DSCEND1 」からS2354に遷移してきた場
合は、DSC通信で電源OFFを指示し(S235
6)、100mSウエイトをおいてから(S235
8)、DSCVW =OFF とする(S2362)。そして、D
SC電池表示点灯(S2364)、電源OFF 処理(S2
366)及びセルフモードリセット(S2368)を順
に実施してからS2370に進み、以後上述の通りS2
370〜S2390を経てメインルーチンに復帰する。
【0250】また、図31のS1824、S1838、
図33のS1870、図37のS1982、S201
6、図44のS2196、S2224、図45のS22
58「DSCEND2 」からS2360に遷移してきた場合
は、S2362のDSCVW =OFF 処理に進み、以後S23
62〜S2390を経てメインルーチンに復帰する。
【0251】〔DSC通信によるDSC側の処理〕図4
8乃至図76はそれぞれDSC通信によるDSC側の処
理を示すフローチャートである。
【0252】図48に示すS3000「DSC 通信」のサ
ブルーチンはデジタルスチルカメラのDSCCPU18
4に対する通信コマンドとデータ情報の送受信に関する
フローを示している。
【0253】S3002「APS →DSC データ受信(COM&D
1&D2データ受信) 」ではAPSCPU150から発せら
れたコマンド(COM)と、データ(D1,D2)をDSCCPU
184が受信して通信バッファに格納する。以降のデジ
タルスチルカメラに於ける受信処理の各ステップではこ
のデータの解析と、受信したデータに対応した返信デー
タの送信作業を行う。
【0254】S3004「受信コマンド=SM 状態」で
は、受信したコマンド(COM) がモード切換ダイヤル72
の設定状態(SM 状態) を表すコマンドであるか否かの判
断を行っている。もしコマンド(COM)がSM状態を表すコ
マンドである場合にはS3006「受信データD1=00 」
へ分岐し、もし他のコマンドである場合にはS3024
「受信コマンド= バッテリーチェック」へ進む。
【0255】S3006「受信データD1=00 」とS30
10「受信データD1=01 」とS3014「受信データD1
=02 」では、モード切換ダイヤル72の設定状態を示す
データ(D1)の解析を行う。もし受信したデータD1が(00
h) である場合にはS3008「SM状態=OFFセット」へ
ジャンプしてモード切換ダイヤル72の設定が(OFF) で
あることを記憶する。もし受信したデータD1が(01h) で
ある場合にはS3012「SM状態= 撮影1 セット」へジ
ャンプしてモード切換ダイヤル72の設定が( 撮1) で
あることを記憶する。もし受信したデータD1が(02h) で
ある場合にはS3016「SM状態= 撮影2 セット」へジ
ャンプしてモード切換ダイヤル72の設定が( 撮2) で
あることを記憶する。
【0256】S3018の「送信データセット(OK) COM
=F5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信さ
れてきたコマンドに対して正常に処理が終了したことを
示す応答コマンドのセットを行い、S3020「DSC →
APS データ送信(COM&D2 データ送信」ではそのセットし
たデータをAPSCPU150に送信する処理を行う。
なお、コマンド(COM=F5) は正常に処理が終了したこと
を示すコマンドである。データの送信が終了した場合に
は本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了
すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0257】図49に示すS3024「受信コマンド=
バッテリーチェック」では受信したコマンド(COM)がバ
ッテリーチェックのコマンドであるか否かの判断を行っ
ている。もしコマンド(COM)がバッテリーチェックを示
すコマンドである場合にはS3026「DSC バッテリー
チェック」へ分岐し、もし他のコマンドである場合には
S3050「受信コマンド=LCD表示&CCD OFF」へ進む。
【0258】S3026「DSC バッテリーチェック」で
は、DSCバッテリー86の容量の残量を測定する。こ
のバッテリー容量の残量の測定結果に基づいて、後のス
テップにおいて各々のモードに於けるバッテリー容量の
「警告レベル」と「NGレベル」を設定し、バッテリー
容量が「警告レベル」以下であるかの判断と「NGレベ
ル」以下であるかの判断を行う。
【0259】S3028「SM状態= 撮影1 」では、モー
ド切換ダイヤル72の設定が「撮1」であるか否かの判
断を行っている。もし、「撮1」でない場合には「PL
AY」の状態であるのでS3030「SM状態PLAY= 警告
レベルセット」のステップへ進み「PLAY」モードで
のバッテリー容量の「警告レベル」をセットするととも
にS3032「SM状態PLAY=NG レベルセット」へ進み、
「NGレベル」のセットを行う。
【0260】モード切換ダイヤル72の設定が「撮1」
の場合にはS3034「SM状態撮影1=警告レベルセッ
ト」にてバッテリー容量の「警告レベル」をセットする
とともにS3036「SM状態撮影1=NGレベルセット」へ
進み、「NGレベル」のセットを行う。
【0261】次のS3038「BC<=警告レベル」では、
測定したバッテリー容量の残量が上記で設定した「警告
レベル」以下であるか否かの判断を行い、「警告レベ
ル」以下である場合にはS3040「BC<=NGレベル」へ
進み、「警告レベル」以下でない場合にはS3046
「送信データセット(BCOK) COM=02,D1=00,D2=00 」へ進
み、APSCPU150に対する返信コマンド(COM=0
2) と、バッテリー容量「警告レベル」以上と「NGレ
ベル」以上( 正常) であることを示す(D1=00)をセット
して、S3048「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデー
タ送信) 」にて送信する。ここで次に送信する(D2=00)
は、送信コマンドを3バイトに統一するために設けたも
ので、データに意味付けはしていない。
【0262】S3040「BC<=NGレベル」では、バッテ
リー容量の残量が「NGレベル」以下であるか否かの判
断を行い、「NGレベル」以下である場合にはS304
2「送信データセット(BCNG) COM=02,D1=02,D2=00)」へ
進み、APSCPU150に対する返信コマンド(COM=
02) と、バッテリー容量「警告レベル」以下であるとと
もに「NGレベル」以下であることを示す(D1=02)と(D
2=00) とをセットしてS3048「DSC →APS データ送
信 (COM&Dnデータ送信) 」にて送信する。
【0263】また、バッテリー容量の残量が3040の
判断に於いて「NGレベル」以上である場合には、S3
044「送信データセット(BC 警告) COM=02,D1=01,D2=
00」へ進み、APSCPU150に対する返信コマンド
(COM=02) とバッテリー容量「警告レベル」以下である
とともに「NGレベル」以上であることを示す(D1=01)
と(D2=00) とをセットして、S3048「DSC →APS デ
ータ送信 (COM&Dnデータ送信) 」にて送信する。
【0264】データの送信が終了した場合には本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべく、S
3772「END 」へジャンプする。
【0265】S3050「受信コマンド=LCD表示&CCD O
FF」では、受信したコマンド(COM)がデジタルスチルカ
メラの液晶モニタ40の表示を中止するためのコマンド
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「LCD 表示&CCD OFF」である場合にはS3052
「送信データセット COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受
信したコマンドが「LCD 表示&CCD OFF」でない場合に
は、次に判断S3060「受信コマンド=LCD表示ON/OF
F」(図50)へ進む。
【0266】S3052「送信データセット COM=F5,D1
=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信されてき
たコマンドに対して正常に受信が終了したことを示す応
答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3054「DSC
→APS データ送信 COM&Dn データ送信」ではそのセット
したデータをAPSCPU150に送信する処理を行
う。
【0267】S3056「LCD 表示消灯」では受信した
データに従って液晶モニタ40のバックライトを消灯す
るとともに、LCD表示部190の動作を停止する。
【0268】S3058「CCD OFF 」では、CCD回路
部188の動作を停止する指令をCCD回路部に出力す
る。液晶モニタ40のバックライトやLCD表示部19
0、CCD回路部188の消費電力は多いので、デジタ
ルスチルカメラ部の電力消費量を減少させたいときには
これらの回路部の動作を停止させる。
【0269】データの送信が終了した後、本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0270】図50に示すS3060「受信コマンド=L
CD表示ON/OFF」では、受信したコマンド(COM)がデジタ
ルスチルカメラの液晶モニタ40の表示をON/OFF
するためのコマンドであるか否かの判断を行っている。
もし、受信したコマンドが「LCD 表示ON/OFF」である場
合にはS3062「送信データセット(OK) COM=F5,D1=0
0,D2=00 」へ進み、受信したコマンドが「LCD 表示ON/O
FF」でない場合には次の判断S3074「受信コマンド
= ブラックアウト」へ進む。
【0271】S3062「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3064
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0272】S3066「LCD 表示点灯」では受信した
データが「LCD点灯」のコマンドであるか否かの判断
を行っており、受信したデータが「LCD点灯」である
場合にはS3068「LCD 表示点灯」へ進み、液晶モニ
タ40のバックライトを点灯させるとともにLCD表示
部190を動作させるための指令をLCD表示部190
に出力する。
【0273】受信したデータが「LCD点灯」でない場
合にはS3070「LCD 表示消灯」へ分岐し、DSCC
PU184はLCD表示の動作を停止させるための指令
をLCD表示部190に対して出力する。
【0274】LCD表示部190に指令を出力した後、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0275】S3074「受信コマンド= ブラックアウ
ト」では、受信したコマンド(COM)がデジタルスチルカ
メラの液晶モニタ40のバックライトを消灯するコマン
ドであるか否かの判断を行っている。もし、受信したコ
マンドが「ブラックアウト」である場合にはS3076
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進
み、受信したコマンドが「ブラックアウト」でない場合
には次の判断S3082「受信コマンド= 露出タイミン
グ」へ進む。
【0276】S3076「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3078
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0277】S3080「LCD 表示消灯」でDSCCP
U184は、液晶モニタ40のバックライトを消灯させ
る指令と、LCD表示の動作を停止させるための指令を
LCD表示部190に対して出力する。LCD表示部1
90に指令を出力した後、本サブルーチンS3000
「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へ
ジャンプする。
【0278】S3082「受信コマンド= 露出タイミン
グ」では、受信したコマンド(COM)が「露出タイミン
グ」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「露出タイミング」である場合にはS308
4「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進
み、受信したコマンドが「露出タイミング」でない場合
には次の判断S3094「受信コマンド=AE ロック」へ
進む。
【0279】S3084「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3086
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0280】S3088「DSCEXPにタイミングパルス出
力開始」ではデジタルスチルカメラでの撮影を開始する
ための走査線に対応したタイミングパルスをAPSCP
U150に出力する動作を行う。
【0281】S3090「n パルス出力」ではデジタル
スチルカメラの走査線に基づく複数のタイミングパルス
を出力する。
【0282】予め定められたタイミングパルスのエッジ
に基づいて、APSとデジタルスチルカメラとで同時に
画像を取り込む。S3092「画像割り込み」ではデジ
タルスチルカメラ側の画像を取り込む処理を行う。
【0283】画像取り込み処理終了後、本サブルーチン
S3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0284】図51に示すS3094「受信コマンド=A
E ロック」では、受信したコマンド(COM)が「AEロッ
ク」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「AEロック」である場合にはS3096
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進
み、受信したコマンドが「AEロック」でない場合には
次の判断S3102「受信コマンド= 画像全消去」へ進
む。
【0285】S3096「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3098
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0286】S3100「CCD 絞り固定」ではデジタル
スチルカメラでの撮影において露出を変化させないよう
にするために、絞りの設定を固定にする指令をCCD回
路部188に出力する。
【0287】CCD回路部188に指令を出力した後、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0288】S3102「受信コマンド= 画像全消去」
では、受信したコマンド(COM)が「画像全消去」である
か否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「画像全消去」である場合にはS3104「送信データ
セット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコ
マンドが「画像全消去」でない場合には次の判断S31
10「受信コマンド= フリーズ画像表示開始」へ進む。
【0289】S3104「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3106
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0290】S3108「DSC 画像全消去」ではDSC
CPU184がFLASHROM192の全ての画像の
消去を指令する。
【0291】全画像消去を出力した後、本サブルーチン
S3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0292】S3110「受信コマンド= フリーズ画像
表示開始」では、受信したコマンド(COM)が「フリーズ
画像表示開始」であるか否かの判断を行っている。も
し、受信したコマンドが「フリーズ画像表示開始」であ
る場合にはS3112「送信データセット(OK) COM=F5,
D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコマンドが「フリーズ
画像表示開始」でない場合には、図52に示す判断S3
126「受信コマンド=動画表示開始」へ進む。
【0293】S3112「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3114
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0294】S3116「フリーズ画像を3 秒間表示」
ではDSCCPU184がLCD表示部190に対し
て、撮影した画像を液晶モニタ40に3秒間表示する指
令を出力する。
【0295】LCD表示部190にフリーズ画像を3秒
間表示する指令を出力した後、本サブルーチンS300
0「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」
へジャンプする。
【0296】図52に示すS3126「受信コマンド=
動画表示開始」では、受信したコマンド(COM)が「動画
表示開始」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「動画表示開始」である場合にはS3
128「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」
へ進み、受信したコマンドが「動画表示開始」でない場
合には次の判断S3136「受信コマンド= CCD動作
開始」へ進む。
【0297】S3128「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3130
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0298】S3132「動画像表示開始」ではDSC
CPU184がCCD回路部188に対して動画像を連
続して取り込む指令を出力するとともに、LCD表示部
190に対して撮影中の動画像を液晶モニタ40に連続
表示する指令を出力する。
【0299】CCD回路部188及びLCD表示部19
0に指令を出力した後、本サブルーチンS3000「DS
C 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャ
ンプする。
【0300】S3136「受信コマンド= CCD動作開
始」では、受信したコマンド(COM)が「CCD動作開
始」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「CCD動作開始」である場合にはS313
8「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進
み、受信したコマンドが「CCD動作開始」でない場合
には次の判断S3144「受信コマンド= 画像破棄」へ
進む。
【0301】S3138「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3140
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0302】S3142「CCD動作開始」ではDSC
CPU184がCCD回路部188に対して動画像を連
続して取り込む指令を出力する。
【0303】CCD回路部188に指令を出力した後、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0304】S3144「受信コマンド= 画像破棄」で
は、受信したコマンド(COM)が「画像破棄」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「画
像破棄」である場合にはS3146「送信データセット
(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコマンド
が「画像破棄」でない場合には図53に示す判断S31
52「受信コマンド= AEロック解除」へ進む。
【0305】S3146「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3148
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0306】S3150「露出タイミングで取得した画
像破棄」ではDSCCPU184が撮影した画像のみを
破棄する処理を行った後、本サブルーチンS3000
「DSC通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へ
ジャンプする。
【0307】S3152「受信コマンド= AEロック解
除」では、受信したコマンド(COM)が「受信コマンド=
AEロック解除」であるか否かの判断を行っている。も
し、受信したコマンドが「受信コマンド= AEロック解
除」である場合にはS3154「送信データセット(OK)
COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコマンドが
「受信コマンド= AEロック解除」でない場合には図5
3に示す判断S3160「受信コマンド= 電源OFF 」へ
進む。
【0308】S3154「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3156
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0309】S3158「CCD絞り固定解除」ではD
SCCPU184が、S3100「CCD 絞り固定」で設
定した絞り固定を解除する指令をCCD回路部188に
出力する。
【0310】CCD回路部188に指令を出力した後、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0311】S3160「受信コマンド= 電源OFF 」で
は、受信したコマンド(COM)が「電源OFF 」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「電
源OFF 」である場合にはS3162「送信データセット
(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」へ進み、受信したコマンド
が「電源OFF 」でない場合には次の判断S3172「受
信コマンド= 状態チェック」へ進む。
【0312】S3162送信データセット(OK) COM=F5,
D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信されて
きたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示す
応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3164「DS
C →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではそのセッ
トしたデータをAPSCPU150に送信する処理を行
う。
【0313】S3166「LCD表示消灯」でDSCC
PU184は、液晶モニタ40のバックライトを消灯さ
せる指令と、LCD表示の動作を停止させるための指令
をLCD表示部190に対して出力するS3168「CC
D OFF 」では、CCD回路部188の動作を停止する指
令をCCD回路部188に出力する。
【0314】S3170「DSC 側電源OFF 処理」でデジ
タルスチルカメラの電源を遮断する準備を行った後に、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0315】S3172「受信コマンド= 状態チェッ
ク」では、受信したコマンド(COM)が「状態チェック」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「状態チェック」である場合にはS3174「DS
C の状態をD1にセット」に分岐し、受信したコマンドが
「状態チェック」でない場合にはS3180「受信コマ
ンド=1駒送り」へ進む。
【0316】S3174「DSC の状態をD1にセット」で
は現在のデジタルスチルカメラ側の状態をデータ(D1)に
セットする処理を行う。
【0317】次にS3176「送信データセット(OK) C
OM=0F,D1=nn,D2=00 」へ進み、DSCCPU184が送
信されてきた状態チェックのコマンドに対する応答デー
タを(D1=nn) にセットする。
【0318】S3178「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」ではそのセットしたデータをAPSC
PU150に送信する処理を行うとともに、本サブルー
チンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS37
72「END 」へジャンプする。
【0319】図54に示すS3180「受信コマンド=1
駒送り」では、受信したコマンド(COM)が「1 駒送り」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「1 駒送り」である場合にはS3182「送信デ
ータセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00」に分岐し、受信し
たコマンドが「1 駒送り」でない場合にはS3194
「受信コマンド=1駒送りAUTOPLAY開始」へ進む。
【0320】S3182「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3184
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0321】S3186「1 画面表示」では現在の画面
表示方法が1画面表示であるか否かの判断を行う。もし
1画面表示でない場合には、4分割表示である状態なの
でS3188「4 分割表示単位で次画像表示」へ分岐し
4分割単位で次画像表示を行う。
【0322】現在の画面表示方法が「1画面表示」の場
合にはS3190「1 画面単位で次画像表示」へ進み、
1画面単位で次画像表示を行う。
【0323】次画像表示が終了したら、本サブルーチン
S3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0324】S3194「受信コマンド=1駒送りAUTOPL
AY開始」では、受信したコマンド(COM)が「1 駒送りAU
TOPLAY開始」であるか否かの判断を行っている。もし、
受信したコマンドが「1 駒送りAUTOPLAY開始」である場
合にはS3196「送信データセット(OK) COM=F5,D1=0
0,D2=00 」に分岐し、受信したコマンドが「1 駒送りAU
TOPLAY開始」でない場合にはS3202「受信コマンド
=AUTOPLAY 停止」へ進む。1駒送りAUTOPLAY開始を指令
する条件は、モード切換ダイヤル72の設定状態が「P
LAY」でマルチファンクションスイッチ52の右下ス
イッチ56を押したときに割り当てられる(/SUP)が有効
になった場合である。
【0325】S3196「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3198
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0326】S3200「1 駒送りAUTOPLAY開始」で
は、マルチファンクションスイッチ52の右下スイッチ
56を押し続けたときに、表示する画像を駒送りし続け
る。
【0327】画像表示の駒送り処理を設定したら、本サ
ブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべく
S3772「END 」へジャンプする。
【0328】S3202「受信コマンド=AUTOPLAY 停
止」では、受信したコマンド(COM)が「AUTOPLAY停止」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「AUTOPLAY停止」である場合にはS3204「送
信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐し、
受信したコマンドが「AUTOPLAY停止」でない場合には図
55に示すS3210「受信コマンド=1駒戻し」へ進
む。AUTOPLAY停止を指令する条件は、前記1駒送りAU
TOPLAY開始中と後記1駒戻しAUTOPLAY開
始中にマルチファンクションスイッチ52の右下スイッ
チ56を押した場合(/SUP が再ONになった場合) であ
る。
【0329】S3204「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3206
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0330】S3208「AUTOPLAY停止」では、表示す
る画像の駒送り及び駒戻しを停止する。
【0331】画像表示の駒送り及び駒戻し停止処理を設
定したら、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処
理を終了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0332】図55に示すS3210「受信コマンド=1
駒戻し」では、受信したコマンド(COM)が「1 駒戻し」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「1 駒戻し」である場合にはS3212「送信デ
ータセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00」に分岐し、受信し
たコマンドが「1 駒戻し」でない場合にはS3222
「受信コマンド=1駒戻しAUTOPLAY開始」へ進む。1駒戻
しを指令する条件は、モード切換ダイヤル72の設定状
態が「PLAY」でマルチファンクションスイッチ52
の左下スイッチ60を押し、(/SDOWN ) が有効になった
場合である。
【0333】S3212「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3214
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0334】S3216「1 画面表示」では現在の画面
表示方法が1画面表示であるか否かの判断を行う。もし
1画面表示でない場合には、4分割表示である状態なの
でS3218「4 分割表示単位で次画像表示」へ分岐し
4分割表示単位で次画像表示を行う。
【0335】現在の画面表示方法が「1画面表示」の場
合にはS3220「1 画面単位で次画像表示」へ進み、
1画面単位で次画像表示を行う。
【0336】次画像表示が終了したら、本サブルーチン
S3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0337】S3222「受信コマンド=1駒戻しAUTOPL
AY開始」では、受信したコマンド(COM)が「1 駒戻しAU
TOPLAY開始」であるか否かの判断を行っている。もし、
受信したコマンドが「1 駒戻しAUTOPLAY開始」である場
合にはS3224「送信データセット(OK) COM=F5,D1=0
0,D2=00 」に分岐し、受信したコマンドが「1 駒戻しAU
TOPLAY開始」でない場合には図56に示すS3230
「受信コマンド= 画像出力動作開始& 終了」に進む。1
駒戻しAUTOPLAY開始を指令する条件は、モード切換ダイ
ヤル72の設定状態が「PLAY」でマルチファンクシ
ョンスイッチ52の左下スイッチ60を押したときに割
り当てられる(/SDOWN)が有効になった場合である。
【0338】S3224「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3226
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0339】S3228「1 駒戻しAUTOPLAY開始」で
は、マルチファンクションスイッチ52の左下スイッチ
60を押し続けたときに、表示する画像を駒戻しし続け
る。
【0340】画像表示の駒戻し処理を設定したら、本サ
ブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべく
S3772「END 」へジャンプする。
【0341】図56に示すS3230「受信コマンド=
画像出力動作開始& 終了」では、受信したコマンド(CO
M)が「画像出力動作開始& 終了」であるか否かの判断を
行っている。もし、受信したコマンドが「画像出力動作
開始& 終了」である場合にはS3232「受信データD1
=00 」に分岐し、受信したコマンドが「画像出力動作開
始& 終了」でない場合にはS3250「受信コマンド=
表示サイズ切替」に進む。画像出力動作開始& 終了を指
令する条件は、モード切換ダイヤル72の設定状態がP
LAYでSHIFTスイッチ48とマルチファンクショ
ンスイッチ52の左下スイッチ60を押したときに割り
当てられる(/SPLAYOUT) が有効になった場合である。S
3232「受信データD1=00 」では、受信したデータが
(D1=00) であるか否かの判断を行っている。受信したデ
ータが(D1=00) である場合にはS3234「画像出力動
作開始セット」へ分岐してメモリ上に「画像出力動作開
始セット」を設定する。
【0342】受信したデータが(D1=00) でない場合には
S3236「画像出力動作開始リセット」へ分岐してメ
モリ上に「画像出力動作開始リセット」を設定する。
【0343】次のS3238「送信データセット(OK) C
OM=F5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信
されてきたコマンドに対して正常に受信が終了したこと
を示す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S324
0「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではそ
のセットしたデータをAPSCPU150に送信する処
理を行う。
【0344】そして、S3242「画像出力動作開始セ
ット」では前記S3234またはS3236でメモリ上
に設定した「画像出力動作開始」の状態を読み込み、
「画像出力動作開始セット」の状態であるか否かの判断
を行っている。
【0345】もし、「画像出力動作開始セット」の状態
であればS3244「画像出力動作開始」へ分岐して、
ビデオ信号出力部92と、デジタル信号入出力部94か
ら画像信号を出力する。
【0346】もし、「画像出力動作開始リセット」の状
態であればS3246「画像出力動作終了」へ進み、画
像出力動作を終了する。
【0347】上記の「画像出力動作開始」または、「画
像出力動作終了」の処理を終了した後に、本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0348】S3250「受信コマンド= 表示サイズ切
替」では、受信したコマンド(COM)が「表示サイズ切
替」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「表示サイズ切替」である場合にはS325
2「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分
岐し、受信したコマンドが「表示サイズ切替」でない場
合には図57に示すS3262「受信コマンド=CHP切
替」へ進む。「表示サイズ切替」指令する条件は、モー
ド切換ダイヤル72の設定状態が「PLAY」でSHI
FTスイッチ48とマルチファンクションスイッチ52
の左上スイッチ58を押した場合(/SDISPCHGが有効にな
った場合) である。
【0349】S3252「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3254
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0350】S3256「現在1 画面表示」では現在の
画面表示方法が1画面表示であるか否かの判断を行う。
もし1画面表示でない場合には、4分割表示である状態
なのでS3258「1 画面表示」へ分岐して1画面表示
に切り換える。
【0351】現在の画面表示方法が「1画面表示」の場
合にはS3260「4 分割表示」へ進み、4分割表示に
切り換える。
【0352】画像表示の切り換えが終了したら、本サブ
ルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS
3772「END 」へジャンプする。
【0353】図57に示すS3262「受信コマンド=C
HP切替」では、受信したコマンド(COM)が「CHP 切替」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「CHP 切替」である場合にはS3264「送信デ
ータセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00」に分岐し、受信し
たコマンドが「CHP 切替」でない場合にはS3278
「受信コマンド= 画像表示状態要求」へ進む。「CHP 切
替」指令する条件は、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY]の設定で、かつ、SHIFTスイッチ48
とマルチファンクションスイッチ52の右下スイッチ5
6を押した場合(/SCHPが有効になった場合) である。前
記(/SCHP) が一回有効になる毎に「コンベンショナル」
→「ハイビジョン」→「パンラマ」→「コンベンショナ
ル」…と順次切り換える。
【0354】S3264「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3266
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0355】S3268「現在CHP 表示= コンベンショ
ナル」では、現在のCHP表示がコンベンショナルであ
るか否かの判断を行っている。ここで、CHP表示と
は、液晶モニタ40の画面を「コンベンショナル」、
「ハイビジョン」、「パノラマ」のいずれかの画面サイ
ズで表示することをいい、「ハイビジョン」のCHP表
示を基準にし、「コンベンショナル」のCHP表示は、
画面の左右をハーフトーン又はブラック枠でマスクし、
「パノラマ」のCHP表示は、画面の上下をハーフトー
ン又はブラック枠でマスクしてアスペクト比を変えて表
示するようにしている。なお、光学ファインダー34
は、周知のメカ的なマスクによってCHP表示を行うよ
うにしている。
【0356】さて、現在の表示が「コンベンショナル」
である場合にはS3270「CHP 表示= ハイビジョン」
へ分岐し、CHP表示を「ハイビジョン」に切り換える
処理を行う。現在の表示が「コンベンショナル」でない
場合にはS3272「現在CHP 表示= ハイビジョン」へ
進み、現在のCHP表示が「ハイビジョン」であるか否
かの判断を行っている。現在の表示が「ハイビジョン」
である場合にはS3274「CHP 切替= パノラマ」へ分
岐してCHP表示を「パノラマ」に切り換える処理を行
う。
【0357】現在の表示が「ハイビジョン」でない場合
には、現在の表示は「パノラマ」であるのでS3276
「CHP 表示= コンベンショナル」に進み、CHP表示を
「コンベンショナル」に切り換える処理を行う。
【0358】上記のCHP切り換え処理が終了したら、
本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了す
べくS3772「END 」へジャンプする。
【0359】S3278「受信コマンド= 画像表示状態
要求」では、受信したコマンド(COM)が「画像表示状態
要求」であるか否かの判断を行っている。もし、受信し
たコマンドが「画像表示状態要求」である場合にはS3
280「LCD 表示点灯」に分岐し、受信したコマンドが
「画像表示状態要求」でない場合には図58に示すS3
292「受信コマンド=APS撮影有無」へ進む。
【0360】S3280「LCD 表示点灯」では現在液晶
モニタ40に画像が表示されているか否かの判断を行っ
ている。もし液晶モニタ40に画像が表示されていない
場合には、S3282「送信データセット(LCD表示消
灯) COM=B0,D1=00,D2=00」に分岐して、応答コマンド(C
0M=B0)と、LCD消灯を示すコマンド(D1=00) をセット
する。
【0361】もし液晶モニタ40に画像が表示されてい
る場合には、S3284「1 画面表示」へ進み、現在の
表示が1画面表示であるか否かの判断を行う。現在の表
示が1画面表示でない場合には、4分割表示であること
になるのでS3286「送信データセット(4分割表
示)COM=B0,D1=02,D2=00」に分岐して、応答コマンド(C
0M=B0)と、LCD4分割表示を示すコマンド(D1=02) を
セットする。
【0362】もし液晶モニタ40に表示されている画像
が1画面表示である場合にはS3288「送信データセ
ット(画面表示) COM=B0,D1=01,D2=00」へ進み、応答コ
マンド(C0M=B0)と、LCD1画面表示を示すコマンド(D
1=01) をセットする。
【0363】上記コマンドとデータの設定が終了したら
S3290「DSC →APS データ送信(COM&Dnデータ送信)
」に進み、セットしたデータをAPSCPU150に
送信する処理を行う。
【0364】データの送信が終了したら、本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0365】図58に示すS3292「受信コマンド=A
PS撮影有無」では、受信したコマンド(COM)が「APS 撮
影有無」であるか否かの判断を行っている。もし、受信
したコマンドが「APS 撮影有無」である場合にはS32
94「送信データセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00 」に
分岐し、受信したコマンドが「APS 撮影有無」でない場
合にはS3306「受信コマンド= カートリッジ番号」
へ進む。
【0366】S3294「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3296
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0367】次のS3298「受信データD1=00 」で
は、受信データ(D1)がAPS撮影状態(00)であるか否か
の判断を行う。受信データが「APS撮影状態」でない
場合にはS3300「APS 撮影無し」に進み、受信デー
タが「APS撮影状態」である場合にはS3302「AP
S 撮影有り」に進む。
【0368】S3300「APS 撮影無し」では、露出タ
イミングで取得した画像、カートリッジ番号、駒番号、
CHP 状態、デートモード、年月日時分データ、PQデータ
( 受信している場合) 、言語& タイトルデータ( 受信し
ている場合) 、PQI 情報、をフラッシュメモリーに書き
込む処理を行う。なお、「APS撮影無し」の状態では
上記データの編集は不可能となる。
【0369】S3302「APS 撮影有り」では、露出タ
イミングで取得した画像、カートリッジ番号、駒番号、
CHP データ、デートモード、年月日時分データ、PQデー
タ(受信している場合) 、言語& タイトルデータ( 受信
している場合) 、PQI 情報、をフラッシュメモリーに書
き込む処理を行う。なお、「APS撮影有り」の状態で
は上記データの編集は可能である。
【0370】データの書き込みが終了したら、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。S3306「受信コマ
ンド= カートリッジ番号」では、受信したコマンド(CO
M)が「カートリッジ番号」であるか否かの判断を行って
いる。もし、受信したコマンドが「カートリッジ番号」
である場合にはS3308「受信データD1&D2=カートリ
ッジ番号」に分岐し、受信したコマンドが「カートリッ
ジ番号」でない場合には図59に示すS3314「受信
コマンド=CHP」へ進む。
【0371】S3308「受信データD1&D2=カートリッ
ジ番号」では、受信したデータ(D1)と(D2)をカートリッ
ジ番号としてメモリに記憶する。
【0372】S3310「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3312
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0373】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0374】図59に示すS3314「受信コマンド=C
HP」では、受信したコマンド(COM)が「CHP 」であるか
否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「CHP」である場合にはS3316「受信データD1=CH
P」に分岐し、受信したコマンドが「CHP 」でない場合
にはS3322「受信コマンド=PQI情報」へ進む。
【0375】S3316「受信データD1=CHP」では、受
信したデータ(D1)をCHPデータとしてメモリに記憶す
る。
【0376】S3318「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3320
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0377】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0378】S3322「受信コマンド=PQI情報」で
は、受信したコマンド(COM)が「PQI情報」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「PQ
I 情報」である場合にはS3324「受信データD1&D2=
PQI 情報」に分岐し、受信したコマンドが「PQI 情報」
でない場合にはS3330「受信コマンド= 輝度情報」
へ進む。
【0379】S3324「受信データD1&D2=PQI 情報」
では、受信したデータ(D1)と(D2)をPQI情報としてメ
モリに記憶する。
【0380】S3326「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3328
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0381】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0382】S3330「受信コマンド= 輝度情報」で
は、受信したコマンド(COM)が「輝度情報」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「輝
度情報」である場合にはS3332「受信データD1= 輝
度情報」に分岐し、受信したコマンドが「輝度情報」で
ない場合には図60に示すS3338「受信コマンド=
ストロボ発光有無& 光量」へ進む。S3332「受信デ
ータD1= 輝度情報」では、受信したデータ(D1) を輝度
情報としてメモリに記憶する。
【0383】S3334「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3336
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0384】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0385】図60に示すS3338「受信コマンド=
ストロボ発光有無& 光量」では、受信したコマンド(CO
M)が「ストロボ発光有無& 光量」であるか否かの判断を
行っている。もし、受信したコマンドが「ストロボ発光
有無& 光量」である場合にはS3340「受信データD1
=00 」に分岐し、受信したコマンドが「ストロボ発光有
無& 光量」でない場合にはS3350「受信コマンド=
磁気書き換え駒確定」へ進む。
【0386】S3340「受信データD1=00 」では、受
信したデータ(D1)がストロボ発光(00)であるか否かの判
断を行っている。もし受信したデータが「ストロボ発光
有り」である場合にはS3342「受信データD2= スト
ロボ光量」へ進み、受信データが「ストロボ発光無し」
である場合にはS3344「送信データセット(OK) COM
=F5,D1=00,D2=00 」へ分岐する。
【0387】S3342「受信データD2= ストロボ光
量」では、受信したデータ(D2)をストロボ光量情報とし
てメモリに記憶する。
【0388】S3344「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3346
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0389】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0390】S3350「受信コマンド= 磁気書き換え
駒確定」では、受信したコマンド(COM)が「磁気書き換
え駒確定」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「磁気書き換え駒確定」である場合に
はS3352「受信データD1= 駒番号」に分岐し、受信
したコマンドが「磁気書き換え駒確定」でない場合には
図61に示すS3360「受信コマンド=APS撮影終了」
へ進む。
【0391】S3352「受信データD1= 駒番号」で
は、受信したデータ(D1)を駒番号情報としてメモリに記
憶する。次のS3354「駒番号に対応する磁気書き換
え駒の記憶確定」では、磁気情報の書き換えをする駒番
号であることをプログラムの記憶から解除することを指
定する。
【0392】S3356「受信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3358
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0393】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0394】図61に示すS3360「受信コマンド=A
PS撮影終了」では、受信したコマンド(COM)が「APS
撮影終了」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「APS撮影終了」である場合にはS
3362「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00
」に分岐し、受信したコマンドが「APS撮影終了」
でない場合にはS3370「受信コマンド= 撮影データ
変更有無」へ進む。
【0395】S3362「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3364
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」ではそ
のセットしたデータをAPSCPU150に送信する処
理を行う。
【0396】S3366「撮影画像の切り替わりを認
識」では、撮影撮影画像の切り替わり情報をメモリに記
憶する。次のSS3368「駒番号に対応する磁気書き
換え駒の記憶解除」では、APS撮影終了に伴って駒番
号に対応する磁気書き換え駒の記憶を解除する。
【0397】上記処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0398】S3370「受信コマンド= 撮影データ変
更有無」では、受信したコマンド(COM)が「撮影データ
変更有無」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「撮影データ変更有無」である場合に
はS3372「受信データD1= 撮影データ変更有無デー
タ」に分岐し、受信したコマンドが「撮影データ変更有
無」でない場合には図62に示すS3384「受信コマ
ンド= ストロボシンクロ有無」へ進む。
【0399】S3372「受信データD1= 撮影データ変
更有無データ」では、受信したデータ(D1)を「撮影デー
タ変更有無データ情報」としてメモリに記憶する。
【0400】S3374「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3376
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」ではそ
のセットしたデータをAPSCPU150に送信する処
理を行う。
【0401】S3378「受信データD1=00 」では、受
信したデータが(D1)が「撮影データ変更無し」(00)であ
るか否かの判断を行っている。
【0402】もし受信したコマンドが「撮影データ変更
無し」でない場合にはS3380「現在表示している駒
番号を磁気書き換え駒番号とする」へ分岐し、現在表示
している駒番号を磁気書き換え駒番号としてメモリに記
憶し、S3382「APS 撮影有り」へ進む。S3382
では、カートリッジ番号、駒番号、CHP データ、デート
モード、年月日時分データ、PQデータ( 受信している場
合) 、言語& タイトルデータ( 受信している場合) 、PQ
I 情報、をフラッシュメモリーに書き込む。
【0403】上記書き込み処理が終了した場合、または
S3378で受信したコマンドが「撮影データ変更無
し」である場合、本サブルーチンS3000「DSC 通
信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプ
する。
【0404】図62に示すS3384「受信コマンド=
ストロボシンクロ有無」では、受信したコマンド(COM)
が「ストロボシンクロ有無」であるか否かの判断を行っ
ている。もし、受信したコマンドが「ストロボシンクロ
有無」である場合にはS3386「受信データD1=00 」
に分岐し、受信したコマンドが「ストロボシンクロ有
無」でない場合にはS3398「受信コマンド= 近距離
補正マーク点灯&消灯」へ進む。
【0405】S3386「受信データD1=00 」では、受
信したデータ(D1)が「ストロボシンクロ無し」(00)であ
るか否かの判断を行っており、もし「ストロボシンクロ
無し」でない場合には、S3388「ストロボシンクロ
有りセット」に分岐してメモリに「ストロボシンクロ有
り」を記憶する。
【0406】もし、S3386でデータが「ストロボシ
ンクロ無し」であった場合には、S3390「ストロボ
シンクロ無しセット」に進み、メモリに「ストロボシン
クロ無し」をセットする。
【0407】「ストロボシンクロ有無」の状態をメモリ
にセットした後に、S3392「送信データセット(OK)
COM=F5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送
信されてきたコマンドに対して正常に受信が終了したこ
とを示す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S33
94「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」で
はそのセットしたデータをAPSCPU150に送信す
る処理を行う。
【0408】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0409】S3398「受信コマンド= 近距離補正マ
ーク点灯& 消灯」では、受信したコマンド(COM)が「近
距離補正マーク点灯& 消灯」であるか否かの判断を行っ
ている。もし、受信したコマンドが「近距離補正マーク
点灯& 消灯」である場合にはS3400「受信データD1
=00 」に分岐し、受信したコマンドが「近距離補正マー
ク点灯& 消灯」でない場合にはS3410「受信コマン
ド= 磁気書き換え駒番号一括要求」へ進む。
【0410】S3400「受信データD1=00 」では、受
信したデータ(D1)が「近距離補正マーク点灯」(00)であ
るか否かの判断を行っており、もし「近距離補正マーク
有り」でない場合には、S3402「近距離補正マーク
消灯」に分岐してメモリに「近距離補正マーク消灯」を
記憶する。
【0411】もし、S3400でデータが「近距離補正
マーク点灯」であった場合には、S3404「近距離補
正マーク点灯」に進み、ここで図10で説明したように
近距離補正マーク40Aを液晶モニタ40上に点灯さ
せ、メモリに「近距離補正マーク点灯」をセットする。
【0412】「近距離補正マーク点灯」の状態をメモリ
にセットした後に、S3406「送信データセット(OK)
COM=F5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送
信されてきたコマンドに対して正常に受信が終了したこ
とを示す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S34
08「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」で
はそのセットしたデータをAPSCPU150に送信す
る処理を行う。
【0413】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0414】S3410「受信コマンド= 磁気書き換え
駒番号一括要求」では、受信したコマンド(COM)が「磁
気書き換え駒番号一括要求」であるか否かの判断を行っ
ている。もし、受信したコマンドが「磁気書き換え駒番
号一括要求」である場合にはS3412「磁気書換え駒
番号有り」に分岐し、受信したコマンドが「磁気書き換
え駒番号一括要求」でない場合には図63に示すS34
22「受信コマンド=駒番号要求」へ進む。
【0415】S3412「磁気書き換え駒番号有り」で
は、受信したデータが「磁気書き換え駒番号有り」であ
るか否かの判断を行っており、もし「磁気書き換え駒番
号有り」でない場合には、S3414「送信データセッ
ト( 変更無し) COM=80,D1=00,D2=ED」に分岐して「送信
データセット」のコマンド(COM=80)と「変更無し」のデ
ータ(D1=00,D2=ED) とを、S3416「DSC →APS デー
タ送信 (COM&Dnデータ送信) 」にてAPSCPU150
に送信する処理を行う。
【0416】もし、S3412でデータが「磁気書き換
え駒番号有り」であった場合には、S3418「送信デ
ータセット( 駒番号) 磁気書き換え駒番号全てセット C
OM=80,Dn=nn,Dn+1=nn,. 」に進み、「送信データセッ
ト」のコマンド(COM=80)と全ての「磁気書換え駒番号」
(Dn=nn,Dn+1=nn,Dn+2=nn…) とを、S3420「DSC →
APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) 」にてAPSCP
U150に送信する処理を行う。
【0417】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0418】図63に示すS3422「受信コマンド=
駒番号要求」では、受信したコマンド(COM)が「駒番号
要求」であるか否かの判断を行っている。もし、受信し
たコマンドが「駒番号要求」である場合にはS3424
「4分割表示」に分岐し、受信したコマンドが「駒番号
要求」でない場合にはS3434「受信コマンド= 駒番
号撮影データ一括要求」へ進む。
【0419】S3424「4分割表示」では、現在の液
晶モニタ40の表示状態が「4分割表示」であるか否か
の判断を行っており、もし「4分割表示」である場合に
は、S3426「送信データセット( 変更不可) COM=8
1,D1=ED,D2=00」に分岐し、現在の液晶モニタ40の表
示状態が「4分割表示」でない場合にはS3428「磁
気情報書き換え不可画像で1 画面表示」に進む。
【0420】S3428「磁気情報書き換え不可画像で
1 画面表示」では、現在液晶モニタ40が表示している
画像が「磁気情報書き換え不可画像で1 画面表示」であ
るか否かの判断を行っており、もし「磁気情報書き換え
不可画像で1 画面表示」である場合には、S3426
「送信データセット( 変更不可) COM=81,D1=ED,D2=00」
に分岐し、現在液晶モニタ40が表示している画像が
「磁気情報書き換え不可画像で1 画面表示」でない場合
にはS3430「送信データセット( 変更可) 現在表示
している駒番号セット COM=81,D1= 駒番号 D2=00」に進
む。
【0421】S3426「送信データセット( 変更可)
COM=81,D1=ED,D2=00」では「送信データセット」のコマ
ンド(COM=81)と、「変更不可」に相当するデータ(D1=E
D) とを、送信データを格納するメモリにセットする。
【0422】S3430「送信データセット( 変更不
可) 現在表示している駒番号セット COM=81,D1= 駒番号
D2=00」では、「送信データセット」のコマンド(COM=8
1)と、「変更可」に相当するデータ(D1=駒番号) とを、
送信データを格納するメモリにセットする。
【0423】S3432「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0424】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0425】S3434「受信コマンド= 駒番号撮影デ
ータ一括要求」では、受信したコマンド(COM)が「駒番
号撮影データ一括要求」であるか否かの判断を行ってい
る。もし、受信したコマンドが「駒番号撮影データ一括
要求」である場合にはS3436「受信データD1( 駒番
号)=現在表示しているAPS 駒番号」に分岐し、受信した
コマンドが「駒番号撮影データ一括要求」でない場合に
は図64に示すS3442「受信コマンド=CHP要求」へ
進む。
【0426】S3436「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3438「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合には図64に示すS3442「受信
コマンド=CHP要求」へ進む。
【0427】S3438「送信データセット」では、AP
S 撮影有り駒番号、CHP データ、デートモード、年月日
時分データ、PQデータ( 受信している場合) 、言語& タ
イトルデータ( 受信している場合) とを、コマンド(COM
=82)とともにデータ(D1=nn,D2=nn…) として送信データ
を格納するメモリにセットする。
【0428】S3440「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0429】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0430】図64に示すS3442「受信コマンド=C
HP要求」では、受信したコマンド(COM)が「CHP 要求」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「CHP 要求」である場合にはS3444「受信デ
ータD1( 駒番号)=現在表示しているAPS 駒番号」に分岐
し、受信したコマンドが「CHP 要求」でない場合にはS
3452「受信コマンド=PQI情報要求」へ進む。
【0431】S3444「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3446「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3452「受信コマンド=PQI
情報要求」へ進む。
【0432】S3446「送信データセット」では、現
在表示している駒番号のCHP情報をコマンド(COM=83)
とともにデータ(D1=CHP,D2=00)として送信データを格納
するメモリにセットする。
【0433】S3448「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0434】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0435】S3452「受信コマンド=PQI情報要求」
では、受信したコマンド(COM)が「PQI 情報要求」であ
るか否かの判断を行っている。もし、受信したコマンド
が「PQI 情報要求」である場合にはS3454「受信デ
ータD1( 駒番号)=現在表示しているAPS 駒番号」に分岐
し、受信したコマンドが「PQI 情報要求」でない場合に
はS3460「受信コマンド= デートモード」へ進む。
【0436】S3454「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3456「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3460「受信コマンド= デ
ートモード」へ進む。
【0437】S3456「送信データセット」では、現
在表示している駒番号のPQI情報をコマンド(COM=83)
とともにデータ(D1=DATA1,,D2=DATA2)として送信データ
を格納するメモリにセットする。
【0438】S3458「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0439】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0440】S3460「受信コマンド= デートモー
ド」では、受信したコマンド(COM)が「デートモード」
であるか否かの判断を行っている。もし、受信したコマ
ンドが「デートモード」である場合にはS3462「受
信データD1= デートモード」に分岐し、受信したコマン
ドが「デートモード」でない場合には図65に示すS3
468「受信コマンド= 年データ」へ進む。
【0441】S3462「受信データD1= デートモー
ド」では、受信したデータ(D1)をデートモードとしてメ
モリに記憶する。
【0442】S3464「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3466
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0443】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0444】図65に示すS3468「受信コマンド=
年データ」では、受信したコマンド(COM)が「年デー
タ」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「年データ」である場合にはS3470「受
信データD1= 年データ」に分岐し、受信したコマンドが
「年データ」でない場合にはS3476「受信コマンド
= 月日データ」へ進む。
【0445】S3470「受信データD1= 年データ」で
は、受信したデータ(D1)を年データとしてメモリに記憶
する。
【0446】S3472「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3474
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0447】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0448】S3476「受信コマンド= 月日データ」
では、受信したコマンド(COM)が「月日データ」である
か否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「月日データ」である場合にはS3478「受信データ
D1= 月データ」に分岐し、受信したコマンドが「月日デ
ータ」でない場合には図66に示すS3486「受信コ
マンド= 時分データ」へ進む。
【0449】S3478「受信データD1= 月データ」で
は、受信したデータ(D1)を月データとしてメモリに記憶
する。
【0450】S3480「受信データD2= 日データ」で
は、受信したデータ(D2)を日データとしてメモリに記憶
する。
【0451】S3482「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3484
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0452】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0453】図66に示すS3486「受信コマンド=
時分データ」では、受信したコマンド(COM)が「時分デ
ータ」であるか否かの判断を行っている。もし、受信し
たコマンドが「時分データ」である場合にはS3488
「受信データD1= 時データ」に分岐し、受信したコマン
ドが「時分データ」でない場合にはS3498「受信コ
マンド= デート表示点灯」へ進む。
【0454】S3488「受信データD1= 時データ」で
は、受信したデータ(D1)を時データとしてメモリに記憶
する。
【0455】S3490「受信データD2= 分データ」で
は、受信したデータ(D2)を分データとしてメモリに記憶
する。
【0456】S3492「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3494
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0457】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0458】S3498「受信コマンド= デート表示点
灯」では、受信したコマンド(COM)が「デート表示点
灯」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「デート表示点灯」である場合にはS350
0「現在の受信済のデートモード& 年月日時分データで
デート表示点灯」に分岐し、受信したコマンドが「デー
ト表示点灯」でない場合にはS3506「受信コマンド
= デート表示消灯」へ進む。
【0459】S3500「現在の受信済のデートモード
& 年月日時分データでデート表示点灯」では、受信済の
デートモードと年月日時分データとを液晶モニタ40に
表示する処理を行う。
【0460】S3502「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3504
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0461】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0462】S3506「受信コマンド= デート表示消
灯」では、受信したコマンド(COM)が「デート表示消
灯」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「デート表示消灯」である場合にはS350
8「デート表示を消灯」に分岐し、受信したコマンドが
「デート表示消灯」でない場合には図67に示すS35
14「受信コマンド= デートモード要求」へ進む。
【0463】S3508「デート表示を消灯」では、液
晶モニタ40に表示されているデート表示を消す処理を
行う。
【0464】S3510「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3512
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0465】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0466】図67に示すS3514「受信コマンド=
デートモード要求」では、受信したコマンド(COM)が
「デートモード要求」であるか否かの判断を行ってい
る。もし、受信したコマンドが「デートモード要求」で
ある場合にはS3516「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」に分岐し、受信したコマンド
が「デートモード要求」でない場合にはS3522「受
信コマンド= 時計データ要求」へ進む。
【0467】S3516「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3518「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3522「受信コマンド= 時
計データ要求」へ進む。
【0468】S3518「送信データセット」では、現
在表示している駒番号のデートモード情報をコマンド(C
OM=90)とともにデータ(D1=DATE,D2=00) として送信デー
タを格納するメモリにセットする。
【0469】S3520「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0470】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0471】S3522「受信コマンド= 時計データ要
求」では、受信したコマンド(COM)が「時計データ要
求」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「時計データ要求」である場合にはS352
4「受信データD1( 駒番号)=現在表示しているAPS 駒番
号」に分岐し、受信したコマンドが「時計データ要求」
でない場合には図68に示すS3530「受信コマンド
=PQ 値」へ進む。
【0472】S3524「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3526「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合には図68に示すS3530「受信
コマンド=PQ 値」へ進む。
【0473】S3526「送信データセット」では、現
在表示している駒番号の年月日時分データをコマンド(C
OM=91)とともにデータ(D1=nn,D2=nn) として送信データ
を格納するメモリにセットする。
【0474】S3528「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0475】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0476】図68に示すS3530「受信コマンド=P
Q 値」では、受信したコマンド(COM)が「PQ値」である
か否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「PQ値」である場合にはS3532「受信データD1=PQ
値」に分岐し、受信したコマンドが「PQ値」でない場合
にはS3546「受信コマンド=PQ 値選択」へ進む。
【0477】S3532「受信データD1=PQ 値」では、
受信したデータ(D1)をPQ値としてメモリに記憶する。
【0478】S3534「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3536
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0479】送信処理が終了したら、S3538「PQ値
をLCD に表示」にて前記記憶したPQ値を液晶モニタ4
0に表示する。
【0480】次にS3540「PQ値選択受信済み」では
「PQ値」が選択済であるか否かの判断を行い、「PQ
値」が選択済である場合にはS3542「PQ値選択表示
( 点滅表示) 開始」に分岐して「PQ値」の選択表示を
示す点滅表示を開始する。
【0481】S3540で「PQ値」が選択済で無い場
合、または「PQ値」の選択表示を示す点滅表示を開始
したら、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理
を終了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0482】S3546「受信コマンド=PQ 値選択」で
は、受信したコマンド(COM)が「PQ値選択」であるか
否かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが
「PQ値選択」である場合にはS3548「送信データ
セット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐し、受信した
コマンドが「PQ値選択」でない場合には図69に示す
S3554「受信コマンド=PQ 値確定」へ進む。
【0483】S3548「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3550
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0484】送信処理を終了したら、S3552「PQ選
択表示( 点滅表示) 開始」にて「PQ値」の選択表示を
示す点滅表示を開始した後、本サブルーチンS3000
「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へ
ジャンプする。
【0485】図69に示すS3554「受信コマンド=P
Q 値確定」では、受信したコマンド(COM)が「PQ値確
定」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「PQ値確定」である場合にはS3556
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐
し、受信したコマンドが「PQ値確定」でない場合には
S3564「受信コマンド= 言語& タイトル」へ進む。
【0486】S3556「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3558
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0487】送信処理を終了したら、S3560「PQ確
定表示( 点灯表示) 」にて「PQ値」の確定表示を示す
点灯表示を開始した後、S3562「PQ値選択受信済み
破棄」の処理を行い、本サブルーチンS3000「DSC
通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャン
プする。
【0488】S3564「受信コマンド= 言語& タイト
ル」では、受信したコマンド(COM)が「言語& タイト
ル」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「言語& タイトル」である場合にはS356
6「受信データD1= 言語データ」に分岐し、受信したコ
マンドが「言語& タイトル」でない場合には図70に示
すS3582「受信コマンド= タイトル選択」へ進む。
【0489】S3566「受信データD1= 言語データ」
では、受信したデータ(D1)を「言語データ」としてメモ
リに記憶する。
【0490】S3568「受信データD2= タイトルデー
タ」では、受信したデータ(D2)を「タイトルデータ」と
してメモリに記憶する。
【0491】S3570「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3572
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0492】送信処理が終了したら、S3574「言語
に対応したタイトルをLCD に表示」で言語に対応したタ
イトルを液晶モニタ40に表示する。
【0493】次にS3576「言語選択受信済み」では
「言語選択受信済み」であるか否かの判断を行ってお
り、「言語選択受信済み」である場合にはS3578
「タイトル選択表示( 点滅表示) 開始」に分岐し、「言
語選択受信済み」でない場合にはS3580「タイトル
選択受信済み」の判断に進む。
【0494】S3580「タイトル選択受信済み」では
「タイトル選択受信済み」であるか否かの判断を行い、
「タイトル選択受信済み」である場合には、S3578
「タイトル選択表示( 点滅表示) 開始」に分岐して「タ
イトル選択表示」を示す点滅表示を開始する。
【0495】S3580で「タイトル選択受信済み」で
ない場合、または「タイトル選択表示」を示す点滅表示
を開始したら、本サブルーチンS3000「DSC 通信」
の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプす
る。
【0496】図70に示すS3582「受信コマンド=
タイトル選択」では、受信したコマンド(COM)が「タイ
トル選択」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「タイトル選択」である場合にはS3
584「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」
に分岐し、受信したコマンドが「タイトル選択」でない
場合にはS3592「受信コマンド= 言語選択」へ進
む。
【0497】S3584「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3586
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0498】送信処理を終了したら、S3588「タイ
トル選択表示( 点滅表示) 開始」にて「タイトル選択表
示」を示す点滅表示を開始した後、本サブルーチンS3
000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「EN
D 」へジャンプする。
【0499】S3592「受信コマンド= 言語選択」で
は、受信したコマンド(COM)が「言語選択」であるか否
かの判断を行っている。もし、受信したコマンドが「言
語選択」である場合にはS3594「送信データセット
(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐し、受信したコマン
ドが「言語選択」でない場合にはS3600「受信コマ
ンド= 言語&タイトル確定」へ進む。
【0500】S3594「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3596
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0501】送信処理を終了したら、S3598「タイ
トル選択表示( 点滅表示) 開始」にて「タイトル選択表
示」を示す点滅表示を開始する。ここの処理では言語の
選択を行っているのであるが、表示にはタイトルが点滅
表示されている。この「タイトル選択表示を行った後
に、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終
了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0502】S3600「受信コマンド= 言語&タイト
ル確定」では、受信したコマンド(COM)が「言語&タイ
トル確定」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「言語&タイトル確定」である場合に
はS3602「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2
=00 」に分岐し、受信したコマンドが「言語&タイトル
確定」でない場合には図71に示すS3612「受信コ
マンド= 選択値UP」へ進む。
【0503】S3602「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3604
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0504】送信処理を終了したら、S3606「タイ
トル確定表示( 点灯表示) 」にて「タイトル確定」の確
定表示を示す点灯表示を開始した後、S3608「言語
選択受信済み破棄」及び、S3610「タイトル選択受
信済み破棄」の処理を行い、本サブルーチンS3000
「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772「END 」へ
ジャンプする。
【0505】図71に示すS3612「受信コマンド=
選択値UP」では、受信したコマンド(COM)が「選択値U
P」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「選択値UP」である場合にはS3614
「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐
し、受信したコマンドが「選択値UP」でない場合には
図73に示すS3668「受信コマンド= 選択値DOWN」
へ進む。なお、この状態に於ける選択値は「PQ値」ま
たは「言語データ」または「タイトル」のいずれかであ
る。
【0506】S3614「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3616
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0507】S3618「PQ値選択受信済み」では、
「PQ値」(プリント枚数)が選択済みであるか否かの
判断を行っており、「PQ値」が選択済みである場合に
はS3620「PQ値+1カウントアップ」に分岐し、「P
Q値」が選択済みで無い場合には図72に示すS363
2「言語選択受信済み」の判断に進む。
【0508】S3620「PQ値+1カウントアップ」では
「PQ値」の選択値UPの指令を受けて現在のPQ値に
対して値を一つカウントアップする。次にS3622
「PQ値=0Bh(11 枚) 」の判断で、カウントアップ後の
「PQ値」が11枚であるか否かを判断している。「P
Q値」の設定値の上限は10枚までであるので、「PQ
値」が11枚になった場合にはS3624「PQ値=00h(0
枚) 」にて設定値を0枚に設定する。
【0509】次にS3626「PQ値選択受信済み」にて
「PQ値」が選択済みであるか否かの判断を行い、「P
Q値」が選択済み受信である場合にはS3628「PQ値
選択表示( 点滅開始) 」へ分岐して、「PQ値選択表
示」を示す点滅表示を開始する。
【0510】S3626で「PQ値」受信選択済みでな
い場合及び、「PQ値選択表示」を示す点滅表示を開始
した後に、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処
理を終了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0511】図72に示すS3632「言語選択受信済
み」では「言語選択」を受信したか否かの判断を行って
おり、「言語選択」である場合にはS3634「言語=
フランス(03h) 」の判断へ分岐し、「言語選択」で無い
場合には次のS3656「タイトル選択受信済み」の判
断へ進む。
【0512】S3634では現在の言語データがフラン
ス語(03h) であるか否かの判断を行っている。もし現在
の言語データがフランス語(03h) である場合にはS36
36「言語= ドイツ(04h) セット」へ進み「選択値U
P」の指令に従って次の言語であるドイツ語(04h) に言
語データを変更した後にS3652「言語に対応するタ
イトルをLCD に表示」に進み、ドイツ語によるタイトル
を液晶モニタ40に表示する。
【0513】S3638では現在の言語データがドイツ
語(04h) であるか否かの判断を行っている。もし現在の
言語データがドイツ語(04h) である場合にはS3640
「言語= 日本(06h) セット」へ進み「選択値UP」の指
令に従って次の言語である日本語(06h) に言語データを
変更した後にS3652「言語に対応するタイトルをLC
D に表示」に進み日本語によるタイトルを液晶モニタ4
0に表示する。
【0514】S3642では現在の言語データが日本語
(06h) であるか否かの判断を行っている。もし現在の言
語データが日本語(06h) である場合にはS3644「言
語=スペイン(0Ah) セット」へ進み「選択値UP」の指
令に従って次の言語であるスペイン語(0Ah) に言語デー
タを変更した後にS3652「言語に対応するタイトル
をLCD に表示」に進みスペイン語によるタイトルを液晶
モニタ40に表示する。
【0515】S3646では現在の言語データがスペイ
ン語(0Ah) であるか否かの判断を行っている。もし現在
の言語データがスペイン語(0Ah) である場合にはS36
48「言語= アメリカ(0Dh) セット」へ進み「選択値U
P」の指令に従って次の言語である米語(0Dh) に言語デ
ータを変更した後にS3652「言語に対応するタイト
ルをLCD に表示」に進み米語によるタイトルを液晶モニ
タ40に表示する。
【0516】S3646に於いて、もし現在の言語デー
タが スペイン語(0Ah) でない場合には現在の言語デー
タは米語表示であるので、S3650「言語= フランス
(03)セット」へ進み「選択値UP」の指令に従って次の
言語であるフランス語(03h)に言語データを変更した後
にS3652「言語に対応するタイトルをLCD に表示」
に進みフランス語によるタイトルを液晶モニタ40に表
示する。
【0517】S3652で各言語に対応するタイトルを
表示した後にS3654「タイトル選択表示(点滅表
示) 開始」へ進み、タイトルの選択表示を示す(点滅表
示)を開始し、本サブルーチンS3000「DSC 通信」
の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプす
る。
【0518】S3656「タイトル選択受信済み」で
は、「タイトル値」が選択済みであるか否かの判断を行
っており、「タイトル値」が選択済みである場合にはS
3658「タイトル値+1カウントアップ」に分岐し、
「タイトル値」が選択済みで無い場合には本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0519】S3658「タイトル値+1カウントアッ
プ」では「タイトル値」の選択値UPの指令を受けて現
在のタイトル値に対して値を一つカウントアップする。
次にS3660「タイトル値上限」で、カウントアップ
後の「タイトル値」が上限の(64h) であるか否かを判断
している。「タイトル値」の設定値の上限は100タイ
トルまでであるので、「タイトル値」が101になった
場合にはS3662「タイトル値=00h」にてタイトル設
定値を下限値の0に設定する。
【0520】S3660の判断でタイトル値が「タイト
ル上限」でない場合または、上記S3662でタイトル
値を0に設定した後に、S3664「言語に対応するタ
イトル値をLCD に表示」にて、前記設定された言語と設
定されたタイトルに基づいてタイトルを液晶モニタ40
に表示する。次にS3666「タイトル選択表示( 点滅
表示) 開始」にて「タイトル選択表示」を示す点滅表示
を開始した後に、本サブルーチンS3000「DSC 通
信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプ
する。
【0521】図73に示すS3668「受信コマンド=
選択値DOWN」では、受信したコマンド(COM)が「選択値
DOWN」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「選択値DOWN」である場合にはS
3670「送信データセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00
」に分岐し、受信したコマンドが「選択値DOWN」
でない場合には図75に示すS3724「受信コマンド
=PQ 値設定破棄」へ進む。なお、この状態に於ける選択
値は「PQ値」または「言語データ」または「タイト
ル」のいずれかである。
【0522】S3670「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3672
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0523】S3674「PQ値選択受信済み」の判断で
は、「PQ値」(プリント枚数)が選択済みであるか否
かの判断を行っており、「PQ値」が選択済みである場
合にはS3676「PQ値-1カウントダウン」に分岐し、
「PQ値」が選択済みで無い場合には図74に示すS3
688「言語選択受信済み」の判断に進む。
【0524】S3676「PQ値-1カウントダウン」では
「PQ値」の選択値DOWNの指令を受けて現在のPQ
値に対して値を一つカウントダウンする。次にS367
8「PQ値=FFh(-1 枚) 」で、カウントダウン後の「PQ
値」が−1枚であるか否かを判断している。「PQ値」
の設定値の下限は0枚であるので、「PQ値」が−1枚
になった場合にはS3680「PQ値=0Ah(10 枚) 」にて
プリント枚数設定値を10枚の上限値に設定する。
【0525】次にS3682「PQ値選択受信済み」にて
「PQ値」が選択済みであるか否かの判断を行い、「P
Q値」が選択済みである場合にはS3684「PQ値選択
表示( 点滅開始) 」へ分岐して、「PQ値選択表示」を
示す点滅表示を開始する。
【0526】S3682で「PQ値」受信選択済みでな
い場合及び、「PQ値選択表示」を示す点滅表示を開始
した後に、本サブルーチンS3000「DSC 通信」の処
理を終了すべくS3772「END 」へジャンプする。
【0527】図74に示すS3688「言語選択受信済
み」では「言語選択」を受信したか否かの判断を行って
おり、「言語選択」である場合にはS3690「言語=
フランス(03h) 」へ分岐し、「言語選択」で無い場合に
は次のS3712「タイトル選択受信済み」の判断へ進
む。
【0528】S3690では現在の言語データがフラン
ス語(03h) であるか否かの判断を行っている。もし現在
の言語データがフランス語(03h) である場合にはS36
92「言語= アメリカ(0Dh) セット」へ進み「選択値D
OWN」の指令に従って次の言語である米語(0Dh) に言
語データを変更した後にS3708「言語に対応するタ
イトルをLCD に表示」に進み米語によるタイトルを液晶
モニタ40に表示する。
【0529】S3694では現在の言語データがドイツ
語(04h) であるか否かの判断を行っている。もし現在の
言語データがドイツ語(04h) である場合にはS3696
「言語= フランス(03h) セット」へ進み「選択値DOW
N」の指令に従って次の言語であるフランス語(03h) に
言語データを変更した後にS3708「言語に対応する
タイトルをLCD に表示」に進みフランス語によるタイト
ルを液晶モニタ40に表示する。
【0530】S3698では現在の言語データが日本語
(06h) であるか否かの判断を行っている。もし現在の言
語データが日本語(06h) である場合にはS3700「言
語=ドイツ(04h) セット」へ進み「選択値DOWN」の
指令に従って次の言語であるドイツ語(04h) に言語デー
タを変更した後に、S3708「言語に対応するタイト
ルをLCD に表示」に進みドイツ語によるタイトルを液晶
モニタ40に表示する。
【0531】S3706では現在の言語データがスペイ
ン語(0Ah) であるか否かの判断を行っている。もし現在
の言語データがスペイン語(0Ah) である場合にはS37
04「言語= 日本(06h) セット」へ進み「選択値DOW
N」の指令に従って次の言語である日本語(06h) に言語
データを変更した後にS3708「言語に対応するタイ
トルをLCD に表示」に進み日本語によるタイトルを液晶
モニタ40に表示する。
【0532】S3702に於いて、もし現在の言語デー
タがスペイン語(0Ah) でない場合には現在の言語データ
は米語表示であるので、S3706「言語= スペイン(0
A)セット」へ進み「選択値DOWN」の指令に従って次
の言語であるスペイン語(0Ah) に言語データを変更した
後にS3708「言語に対応するタイトルをLCD に表
示」に進みスペイン語によるタイトルを液晶モニタ40
に表示する。
【0533】S3708で各言語に対応するタイトルを
表示した後にS3710「タイトル選択表示(点滅表
示) 開始」へ進み、タイトルの選択表示を示す(点滅表
示)を開始し、本サブルーチンS3000「DSC 通信」
の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプす
る。
【0534】S3712「タイトル選択受信済み」で
は、「タイトル値」が選択済みであるか否かの判断を行
っており、「タイトル値」が選択済みである場合にはS
3714「タイトル値-1カウントダウン」に分岐し、
「タイトル値」が選択済みで無い場合には本サブルーチ
ンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS377
2「END 」へジャンプする。
【0535】S3714「タイトル値-1カウントダウ
ン」では「タイトル値」の選択値DOWNの指令を受け
て現在のタイトル値に対して値を一つカウントダウンす
る。次にS3716「タイトル値下限」で、カウントダ
ウン後の「タイトル値」が下限値(FFh) であるか否かを
判断している。「タイトル値」の設定値の下限は0まで
であるので、「タイトル値」が−1になった場合にはS
3718「タイトル値=64h」にて設定値を最大の100
に設定する。
【0536】S3716の判断でタイトル値が「タイト
ル値下限」でない場合または、上記S3718でタイト
ル値を100に設定した後に、S3720「言語に対応
するタイトル値をLCD に表示」にて、前記設定された言
語と設定されたタイトルに基づいてタイトルを液晶モニ
タ40に表示する。
【0537】次のS3722「タイトル選択表示( 点滅
表示) 開始」にて「タイトル選択表示」を示す点滅表示
を開始した後に、本サブルーチンS3000「DSC 通
信」の処理を終了すべくS3772「END 」へジャンプ
する。
【0538】図75に示すS3724「受信コマンド=P
Q 設定破棄」では、受信したコマンド(COM)が「PQ設
定破棄」であるか否かの判断を行っている。もし、受信
したコマンドが「PQ設定破棄」である場合にはS37
26「送信データセット(OK)COM=F5,D1=00,D2=00 」に
分岐し、受信したコマンドが「PQ設定破棄」でない場
合にはS3734「受信コマンド=ST 設定破棄」へ進
む。
【0539】S3726「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3728
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0540】送信処理を終了したら、S3730「PQ表
示消灯」にて「PQ値」の表示を消した後、S3732
「PQ設定無しセット」の処理を行い、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0541】S3734「受信コマンド=ST 設定破棄」
では、受信したコマンド(COM)が「ST設定破棄」であ
るか否かの判断を行っている。もし、受信したコマンド
が「ST設定破棄」である場合にはS3736「送信デ
ータセット(OK) COM=F5,D1=00,D2=00 」に分岐し、受信
したコマンドが「ST設定破棄」でない場合には図76
に示すS3744「受信コマンド=PQ 値要求」へ進む。
【0542】S3736「送信データセット(OK) COM=F
5,D1=00,D2=00 」では、DSCCPU184が送信され
てきたコマンドに対して正常に受信が終了したことを示
す応答コマンド(COM=F5)のセットを行い、S3738
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0543】送信処理を終了したら、S3740「タイ
トル表示消灯」にて「タイトル値」の表示を消した後、
S3742「ST設定無しセット」の処理を行い、本サブ
ルーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS
3772「END 」へジャンプする。
【0544】図76に示すS3744「受信コマンド=
PQ値要求」では、受信したコマンド(COM)が「PQ値要
求」であるか否かの判断を行っている。もし、受信した
コマンドが「PQ値要求」である場合にはS3746「受
信データD1( 駒番号)=現在表示しているAPS 駒番号」の
判断に分岐し、受信したコマンドが「PQ値要求」でない
場合にはS3752「受信コマンド= 言語& タイトル要
求」の判断へ進む。
【0545】S3746「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3748「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3752「受信コマンド= 言
語& タイトル要求」へ進む。
【0546】S3748「送信データセット」では、現
在表示している駒番号のPQ値情報をコマンド(COM=A0)と
ともにデータ(D1=81,D2=PQ) として送信データを格納す
るメモリにセットする。
【0547】S3750「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0548】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0549】S3752「受信コマンド= 言語& タイト
ル要求」では、受信したコマンド(COM)が「言語& タイ
トル要求」であるか否かの判断を行っている。もし、受
信したコマンドが「言語& タイトル要求」である場合に
はS3754「受信データD1( 駒番号)=現在表示してい
るAPS 駒番号」の判断に分岐し、受信したコマンドが
「言語& タイトル要求」でない場合にはS3768「送
信データセット(NG) COM=FA,D1=00,D2=00 」へ進む。
【0550】S3754「受信データD1( 駒番号)=現在
表示しているAPS 駒番号」では、受信したデータ(D1)が
「現在表示しているAPS 駒番号」であるか否かの判断を
行っており、もしデータ(D1)が「現在表示しているAPS
駒番号」である場合には、S3756「送信データセッ
ト」へ進み、受信したデータが「現在表示しているAPS
駒番号」でない場合にはS3768「送信データセット
(NG) COM=FA,D1=00,D2=00 」へ進む。
【0551】S3756「送信データセット」では、現
在表示している駒番号の言語& タイトル情報をコマンド
(COM=A1)とともにデータ(D1=言語,D2=タイトル) として
送信データを格納するメモリにセットする。
【0552】S3758「DSC →APS データ送信 (COM&
Dnデータ送信) 」では、前記セットした送信データをA
PSCPU150に送信する処理を行う。
【0553】上記の送信処理が終了した後に、本サブル
ーチンS3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3
772「END 」へジャンプする。
【0554】S3768「送信データセット(NG) COM=F
A,D1=00,D2=00 」では、APSCPU150から送信さ
れてきたコマンドが正しく受信されなかった場合に行う
処理である。DSCCPU184は送信されてきたコマ
ンドに対して正常に受信が終了しなかったことを示す未
定義応答コマンド(COM=FA)のセットを行い、S3770
「DSC →APS データ送信 (COM&Dnデータ送信) ではその
セットしたデータをAPSCPU150に送信する処理
を行う。
【0555】送信処理を終了したら、本サブルーチンS
3000「DSC 通信」の処理を終了すべくS3772
「END 」へジャンプする。
【0556】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
写体距離に基づいてパララックス補正マークをLCD等
の電子ファインダーに表示するようにしたため、パララ
ックスが生じていることをユーザーに認識させることが
できる。なお、このパララックス補正マークの表示は簡
単に行うことができる。
【0557】また、上記パララックス補正マークは、通
常の光学ファインダーに形成されているパララックス補
正マークと同様にすることができ、ユーザーが光学ファ
インダーと電子ファインダーのいずれを使用しても混乱
しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合カメラの実施の形態を示す正
面図
【図2】図1に示した複合カメラの背面図
【図3】図1に示した複合カメラの平面図
【図4】図1に示した複合カメラの底面図
【図5】図1に示した複合カメラの右側面図
【図6】図1に示した複合カメラの背面に設けられてい
るAPS表示部の表示内容を示す図
【図7】図1に示した複合カメラに設けられているマル
チファンクションスイッチに割り当てられる機能を説明
するために用いた図
【図8】図1に示した複合カメラに設けられているモー
ド切換ダイヤルの操作によるモード遷移を示す図
【図9】図1に示した複合カメラの構成の実施の形態を
示すブロック図
【図10】図1に示した複合カメラの液晶モニタの画面
(近距離補正マークが表示されている場合の画面)の一
例を示す図
【図11】図1に示した複合カメラの光学ファインダー
によってから観察されるファインダー像を示す図
【図12】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図13】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図14】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図15】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図16】図1に示した複合カメラにおける/SM1,/SM2
スイッチ読み込み処理を示すフローチャート
【図17】図1に示した複合カメラにおける/SM1,/SM2
スイッチ処理を示すフローチャート
【図18】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図19】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図20】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図21】図1に示した複合カメラにおけるSM開2処理
(撮影1→撮影2)を示すフローチャート
【図22】図1に示した複合カメラにおけるSM開3処理
(撮影2→撮影1)を示すフローチャート
【図23】図1に示した複合カメラにおけるSM開3処理
(撮影2→撮影1)を示すフローチャート
【図24】図1に示した複合カメラにおけるSM閉処理
(撮影1→OFF )を示すフローチャート
【図25】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図26】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図27】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図28】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図29】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図30】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図31】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図32】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図33】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図34】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図35】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図36】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図37】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図38】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図39】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図40】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図41】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図42】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図43】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図44】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図45】図1に示した複合カメラにおけるSP1スイ
ッチ処理を示すフローチャート
【図46】図1に示した複合カメラにおけるSHUTEND2処
理を示すフローチャート
【図47】図1に示した複合カメラにおけるSHUTEND2処
理を示すフローチャート
【図48】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図49】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図50】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図51】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図52】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図53】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図54】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図55】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図56】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図57】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図58】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図59】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図60】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図61】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図62】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図63】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図64】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図65】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図66】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図67】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図68】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図69】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図70】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図71】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図72】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図73】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図74】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図75】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【図76】図1に示した複合カメラにおけるDSC通信
によるDSC側の処理を示すフローチャート
【符号の説明】
10…複合カメラ、12…APS撮影レンズ、14…D
SC撮影レンズ、16…ファインダー窓、17…AF受
光部、18…AF投光部、30…レリーズボタン、34
…光学ファインダーの接眼部、40…液晶モニタ、40
A、40B…近距離補正マーク、150…APSCP
U、184…DSCCPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 文雄 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 西谷 泰浩 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H018 AA32 BA04 2H054 BB05 CA15 CD01 CD03 2H102 AA41 AB11 BA06 BB08 CA03 CA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を写真フイルムに結像させる第
    1の光学系と、 被写体像を撮像素子の受光面に結像させる第2の光学系
    と、 前記撮像素子によって光電変換された被写体像を示す画
    像信号に基づいて被写体像を表示させる画像表示手段
    と、 被写体までの距離を検出する距離検出手段と、 前記距離検出手段によって検出された被写体距離に基づ
    いて前記第1の光学系と第2の光学系とのパララックス
    を補正すべく、前記画像表示手段の画面上にパララック
    ス補正マークを表示させるパララックス補正マーク表示
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする複合カメラ。
  2. 【請求項2】 前記パララックス補正マーク表示制御手
    段は、前記距離検出手段によって検出された被写体距離
    が所定の近距離以下になると、前記画像表示手段の画面
    上の所定の位置にパララックス補正マークを表示させ、
    前記被写体距離が前記所定の近距離を超えると、前記画
    像表示手段の画面上の所定の位置にパララックス補正マ
    ークを消灯させることを特徴とする請求項1に記載の複
    合カメラ。
  3. 【請求項3】 パララックス補正マークを有する光学フ
    ァインダーを有し、前記画像表示手段の画面上に表示さ
    れるパララックス補正マークは、前記光学ファインダー
    のパララックス補正マークの表示形態に準じた表示形態
    で表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    複合カメラ。
  4. 【請求項4】 前記距離検出手段は、オートフォーカス
    機構の測距手段が共用されていることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の複合カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5667726B2 (ja) * 2012-04-10 2015-02-12 富士フイルム株式会社 レンズ交換式カメラ及びファインダの表示方法
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