JP2000284354A - 複合カメラ - Google Patents

複合カメラ

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JP2000284354A
JP2000284354A JP11089662A JP8966299A JP2000284354A JP 2000284354 A JP2000284354 A JP 2000284354A JP 11089662 A JP11089662 A JP 11089662A JP 8966299 A JP8966299 A JP 8966299A JP 2000284354 A JP2000284354 A JP 2000284354A
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play
shooting
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JP11089662A
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English (en)
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Fumio Iwai
文雄 岩井
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フイルム撮影機能と電子画像撮影機能とを併有
する複合カメラにおいて、プリント枚数設定情報やタイ
トル選択情報の表示をユーザが混乱することない方法で
提示する。 【解決手段】被写体像を写真フイルムに結像させるAP
S撮影光学系と、被写体像を撮像素子の受光面に結像さ
せるDSC撮影光学系とが一体化されている複合カメラ
10の背面には、主にAPSカメラ部の各種のモードや
状態、時計等の情報を表示するためのAPS表示部32
と、DSC機能によって取得した画像や各種情報を表示
する液晶モニタ40とが設けられている。APS撮影光
学系とDSC撮影光学系によって同時に画像の記録がで
きるカメラ状態(モード)、あるいはデータの再生・編
集モードの場合、APS表示部32または液晶モニタ4
0の何れか一方にのみプリント枚数情報及び/又はタイ
トル情報を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体像を写真フ
イルムに結像させる第1の光学系と、被写体像を撮像素
子の受光面に結像させる第2の光学系とを有する複合カ
メラに関する。
【0002】
【従来の技術】被写体像を撮影レンズを通して銀塩フイ
ルムに写し込む第1の光学系と、被写体像をCCD等の
撮像素子を用いて撮像し、光学像を電子画像データに変
換して取り込む第2の光学系とを有する銀塩・電子スチ
ル写真両用カメラが提案されている(特開平9−269
545号公報、特開平9−311378号公報)。
【0003】この種のカメラでは、シャッターレリーズ
時にCCDから送出される画像信号をメモリに記憶する
ことにより、フイルムに写し込まれる被写体像と同等の
静止画を液晶表示器(LCD)に再生表示することがで
き、撮影が成功しているか否か容易に確認できる。
【0004】また、24mm新写真システム(APS)
対応のカメラの場合、写真フイルムに形成されている磁
気記録部にプリント枚数やプリント写真の焼付時に写真
画像と一緒に又はプリント裏面に焼き付けるタイトル等
の情報を磁気情報として書き込むことができるものがあ
る。プリント枚数に関する設定はPQ設定と呼ばれ、ユ
ーザが必要な枚数を任意に入力するようになっている。
一方、タイトルに関する設定はユーザの入力の利便に配
慮して予め用意されている複数のタイトル群の中から、
ユーザが希望するタイトル番号を選択して入力する方式
が採用されており、このようなタイトル設定の形態を選
択タイトル(ST)設定という。
【0005】特開平10−301192号公報に開示さ
れたカメラは、磁気記録層を有する写真フイルムを用い
るカメラにおいて撮像素子と画像表示装置とが設けられ
ており、画像表示部に磁気情報の内容を表示させるよう
に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、APS
写真フイルムに画像を記録する機能(以下、APS撮影
機能という)と撮像素子を介して読み込んだ画像データ
を電子的に記録する機能(DSC機能という)とが複合
された複合カメラにおいて、特に、画像表示部と、文字
表示部が別に設けられている場合に、次のような不具合
が想定される。すなわち、APSとDSCが同時に画像
の記録を行い得るモード時はPQ設定をAPS側の文字
用LCDとDSC側の画像表示用LCDの両方の表示装
置に同じ表示が行われることになり、ユーザが混乱する
もとの考えられる。
【0007】また、ST設定についても、APS側は言
語タイトルに相当する数字表示(例えば06−34)を
行い、DSC側は言語に対応する文字(例えば、ニュウ
ガクシキ)を表示しているので、ユーザがタイトルを別
の設定に変更する時などに混乱を招くおそれがある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、フイルム撮影機能と電子画像撮影機能とを併有
する複合カメラにおいて、特に画像表示部と、文字表示
部とが別に存在する場合に、同時記録可能モード時又は
データの再生・編集モード時のPQ情報やST情報の表
示を適切な方法で提示し、ユーザーが混乱なく使用する
ことができる複合カメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
るために、被写体像を写真フイルムに結像させる第1の
光学系と、被写体像を撮像素子の受光面に結像させる第
2の光学系と、を有する複合カメラにおいて、文字又は
絵文字を表示する第1の表示手段と、前記撮像素子によ
って光電変換された被写体像を示す画像信号に基づいて
被写体像を示す画像を表示する第2の表示手段と、撮影
画像のプリント枚数を指定するプリント枚数設定手段
と、前記第1の光学系及び第2の光学系によって同時に
画像の記録を行うことができる撮影モード、又は撮影済
み画像に対するデータ編集が可能な編集モードの場合に
前記第1及び第2の表示手段のうち何れか一方の表示手
段にプリント枚数情報の表示を行い、他方の表示手段は
プリント枚数情報を非表示とする表示制御手段と、を備
えたことを特徴としている。
【0010】また、本発明の他の態様によれば、被写体
像を写真フイルムに結像させる第1の光学系と、被写体
像を撮像素子の受光面に結像させる第2の光学系と、を
有する複合カメラにおいて、文字又は絵文字を表示する
第1の表示手段と、前記撮像素子によって光電変換され
た被写体像を示す画像信号に基づいて被写体像を示す画
像を表示する第2の表示手段と、撮影画像に付与するタ
イトルを指定するタイトル設定手段と、前記第1の光学
系及び第2の光学系によって同時に画像の記録を行うこ
とができる撮影モード、又は撮影済み画像に対するデー
タ編集が可能な編集モードの場合に前記第1及び第2の
表示手段のうち何れか一方の表示手段にタイトル情報の
の表示を行い、他方の表示手段はタイトル情報を非表示
とする表示制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0011】本発明によれば、第1の表示手段には日付
やフイルム残数、カメラのモードなど主としてカメラの
状態に関する情報が文字又は絵文字によって表示され
る。その一方、第2の表示手段には撮像素子を介して取
得する画像や記録済みの画像データの再生画像など主と
して画像が表示される。第1の光学系と第2の光学系に
よって同時に画像の記録ができるカメラ状態(モー
ド)、あるいは編集モードにおいてプリント枚数の設定
やタイトルの指定が可能であるが、この場合、第1また
は第2の表示手段の何れか一方にのみプリント枚数情
報、及びタイトル情報を表示させるように表示制御手段
によって表示制御を行うことで、ユーザの混乱を防止し
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る複合カメラの好ましい実施の形態について詳説する。 〔複合カメラの外観及び全体構成〕図1は本発明に係る
複合カメラの実施の形態を示す正面図である。このカメ
ラは24mm新写真システム(以下APSと略す)対応
の銀塩フイルムを用いて光学像を記録するいわゆる銀塩
カメラとしての機能と、CCD固体撮像素子(以下、C
CDという)を用いて光学像を電子画像データに変換し
てこれを機械読取可能な記録媒体に記録するデジタルス
チルカメラ(以下、DSCという)としての機能とが複
合的に結合されてなるカメラである。
【0013】複合カメラ10の正面中央部には光学像を
銀塩写真フイルム面に導くための撮影レンズ(以下、A
PS撮影レンズ12)が設けられ、このAPS撮影レン
ズ12の右上方には、DSCで用いるCCDの受光面に
被写体像を結像させるDSC撮影レンズ14とが備えら
れている。APS撮影レンズ12の上方にはファインダ
窓16、AF受光部17、及びAF投光部18が配置さ
れる。また、符号22は被写体に向かって光を当てて、
撮影時の光量を補助するための発光源であるストロボ
窓、23はストロボ調光センサ、24は被写体の輝度を
測定するための測光窓である。
【0014】複合カメラ10の上面には撮影時にシャッ
ターの開閉を開始するためのレリーズボタン(撮影開始
指示部材に相当)30が設けられ、その半押し操作で前
記測光窓24を通して被写体の輝度の測定が行われると
ともに、前記AF投光部18から赤外線を投光して被写
体から反射した赤外線をAF受光部17で受光すること
により測距が行われ、この測距した距離データに基づい
て自動でピント合わせが行われる。
【0015】図2は複合カメラ10の背面図である。カ
メラ10の背面には、主にAPSカメラ部の各種のモー
ドや状態、時計、バッテリー残量、フイルムの使用状況
等の情報を表示するためのAPS表示部32と、光学式
ファインダーの接眼部34と、DSC機能によって取得
した画像や各種情報を表示する液晶モニタ40(液晶フ
ァインダ)とが設けられている。液晶モニタ40はヒン
ジ42を介して適度なフリクションのもとにカメラ本体
に回動自在に取り付けられており、液晶モニタ40の表
示面の向きを調節することにより、複合カメラ10の背
面からも前面からも液晶モニタ40に映し出された映像
を確認することができるようになっている。この液晶モ
ニタ40にはフイルムに写し込まれる被写体像と同等の
画像が表示されるとともに、光学ファインダーを通し観
察されるファインダー像と同等の映像が表示されるよう
になっている。
【0016】複合カメラ10の背面には各種の操作キー
が配置されており、具体的には、APSフイルムの強制
巻き戻しを行うためのRW(巻き戻し)スイッチ43、
前記液晶モニタ40の表示(モード)を切り換えるため
のLCDスイッチ44、カメラに備えられている時計日
付機能のデータを変更する時に時計日付変更モードを設
定するためのDATEスイッチ46、後記マルチファン
クションスイッチ52の機能を切り換えるためのSHI
FTスイッチ48、APSフイルムのカートリッジ挿入
部の蓋(図4の符号80として記載)を開けるためのカ
ートリッジ開閉レバー50、マルチファンクション(M
F)スイッチ52等が設けられている。
【0017】マルチファンクションスイッチ52は、4
分割された4つの独立したスイッチから構成されるとと
もに、各スイッチの内部に設けられている発光部材であ
るランプ(LED)の点灯・消灯が確認できるようにな
っている。
【0018】右上スイッチ54の内部には右上ランプ6
4が、右下スイッチ56の内部には右下ランプ66が、
左上スイッチ58の内部には左上ランプ68が、左下ス
イッチ60の内部には左下ランプ70が設けられてい
る。このマルチファンクションスイッチ52は、各々の
使用モードに於いて異なった機能が割り当てられる。マ
ルチファンクションスイッチ52内部の各ランプ(LE
D)は、点灯の状態と、消灯の状態と、点滅の状態を作
りだすことができる。
【0019】図3は複合カメラ10の平面図である。同
図に示されるように、複合カメラ10上面の前記レリー
ズボタン30の外周には回転自在に構成されたモード切
換ダイヤル72、APSフイルムによる撮影したプリン
トフォーマットを設定するためのCHPスイッチ74が
設けられている モード切換ダイヤル72はカメラの各種モードを切り換
えるための操作部であり、本例の複合カメラ10の場
合、撮影や表示の動作を行わないモードである「OF
F」の設定と、APSフイルムによる撮影(以下、AP
S撮影という)及びDSCによる撮影(以下、DSC撮
影という)の両方を同時に行うモードである「撮1」の
設定と、APS撮影のみのモードである「撮2」の設定
と、DSC撮影によって得た画像を表示(再生及び編
集)するモードである「PLAY」の設定とがある。
【0020】なお、図8に示すようにモード切換ダイヤ
ル72の操作により、「OFF」から「撮1」への切
換え、「撮1」から「撮2」への切換え、「撮2」
から「撮1」への切換え、「撮1」から「OFF」へ
の切換え、「OFF」から「PLAY」への切換え、
及び「PLAY」から「OFF」への切換えが行われ
る。
【0021】CHPスイッチ74は、コンベンション
(C)、ハイビジョン(H)、パノラマ(P)の3種の
プリントアスペクト比に対応して画面パターンを切り換
えるための操作部材である。CHPスイッチ74は、複
合カメラ10の上面を形成する部材に対して摺動可能に
設けられ、前記CHPの各プリントフォーマットに対応
する3か所の停止位置のうち、何れか1つの位置に選択
設定される。
【0022】図4は複合カメラ10の底面図である。同
図によれば、複合カメラ10の下面には、APSフイル
ムカートリッジ室の蓋であるカートリッジ蓋80と、該
カートリッジ蓋80の開閉の状態を検出するためのカー
トリッジ蓋開閉検知スイッチ82と、APS撮影用のバ
ッテリ(以下、APSバッテリという)84と、デジタ
ルスチルカメラ撮影用のバッテリ(以下、DSCバッテ
リという)86と、前記各バッテリ84、86の設置空
間(収納室)の蓋であるバッテリ蓋88とから構成され
ている。
【0023】前記カートリッジ室には、APSフイルム
カートリッジに設けられているデータディスクのロータ
リーバーコードを光学的に読み取る読取センサ(図示せ
ず)が備えられている。データディスクにはフイルムの
種類、総コマ数、ISO感度等のフイルム情報が記録さ
れており、新たに装填されたフイルムの情報は前記読取
センサによって自動的に読み取られ、その結果はカメラ
の制御を司るAPS側の中央演算処理装置(以下、AP
SCPUという)に通知される。
【0024】図5は複合カメラ10の右側面図である。
同図によれば複合カメラ10の右側面には、APSバッ
テリ84及びDSCバッテリ86に代わって複合カメラ
10に電源を供給する外部電源接続用端子(DC電源コ
ネクタ)90と、DSCの撮影画像データをビデオ信号
として出力するための出力ポートであるビデオ信号出力
部92と、DSCの撮影画像データをデジタル信号とし
て出力するための入出力ポートであるデジタル信号入出
力部94とが設けられるとともに、DSCの撮影画像デ
ータを記憶するためのメモリカード等の記録媒体96が
挿抜されるカードインターフェースが設けられている。
なお、記録媒体の形態は特に限定するものではなく、ス
マートメディア、PCカード、フラッシュメモリーカー
ド、ICカード、光磁気ディスク、メモリスティック
等、種々の形態が可能であり、着脱自在な外部記録媒体
に限らずカメラ本体に内蔵された内部メモリでもよい。
【0025】図6に、複合カメラ10の背面に設けられ
ているAPS表示部32の表示内容を示す。
【0026】同図によれば、APS表示部32には、年
月日を表示するDATE表示部100が設けられ、この
DATE表示部100における表示順序は月日年の順番
や、日月年の順番に変更することが可能である。なお、
このDATE表示部100はプリント枚数(PQ)情報
やタイトル選択(ST)情報を表示する表示部としても
共用されている。
【0027】フイルム残駒数表示部102は、APSフ
イルムの残りの撮影可能枚数を表示しており、カートリ
ッジ装填表示部104が表示されている場合にはAPS
フイルムのカートリッジが装填されていることを示す。
【0028】リモコンモード表示部106が表示されて
いる場合には、リモコンが使用可能なモードであること
を示す。
【0029】セルフタイマーに関する表示として、セル
フタイマーのモードであるか否かを表示するセルフタイ
マー表示部108とが設けられている。セルフタイマー
のモードを表示する場合には、フイルム残駒数表示部1
02に表示する。
【0030】撮影のモードとして、撮影の遠景モードを
設定した場合に表示される遠景モード表示部112と、
夜景を撮影するモードであることを表示する夜景モード
表示部114と、撮影時に光量を補助するストロボが発
光することを示すストロボ表示部116と、ストロボの
発光を禁止するモードであることを表示するストロボ発
光禁止表示部117と、ストロボの発光の際にプレ発光
を数回行って被撮影者の目の瞳孔を閉じることによって
撮影時の赤目現象を低減させるモードであることを表示
する赤目モード表示部118とが設けられている。
【0031】また、複合カメラ10のバッテリーの残量
に関する情報として、APSバッテリー84の残量を表
示するAPSバッテリー残量表示部120と、DSCバ
ッテリー残量表示部122とが設けられている。
【0032】図7は、マルチファンクションスイッチ5
2に割り当てられる機能を説明している図である。な
お、プログラム中では右上ランプ64は/MFR1LEDという
名称で呼ばれており、同図のLED 表示凡例に示すよう
に、LEDの点灯状態を示す。同様に、右下ランプ66
は/MFR2LED、左上ランプ68は/MFL1LED、左下ランプ7
0は/MFL2LEDと呼んでいる。同図に示したLEDは、全
て消灯状態を示している。
【0033】右上スイッチ54と右下スイッチ56は、
通常の割り当てではテレ側にズーミングするためのスイ
ッチ/STELE1 と、/STELE2 に割り当てられている。
【0034】左上スイッチ58と左下スイッチ60は、
通常の割り当てではワイド側にズーミングするためのス
イッチ/SWIDE1 と、/SWIDE2 に割り当てられている。S
HIFTスイッチ48が押された状態では、右上スイッ
チ54は撮影したAPSフイルムにタイトルを設定する
ためのモード設定スイッチ/STITLE として割り当てら
れ、左上スイッチ58はプリント枚数を予め設定するた
めのモード設定スイッチ/SPQとして割り当てられる。
【0035】モード切換ダイヤル72の設定が「撮1」
または「撮2」である場合にSHIFTスイッチ48を
押すと、右下スイッチ56はセルフタイマ及びリモコン
のモードを切り換えるスイッチ/SSELFとして割り当てら
れる。/SSELFに割り当てられたスイッチを押すごとに、
セルフタイマ1ショット、セルフタイマ2ショット、…
リモコンモード、ノーマルモードと、サイクリックにモ
ードを切り換えることができる。
【0036】モード切換ダイヤル72の設定が「撮1」
または「撮2」である場合にSHIFTスイッチ48を
押すと、左下スイッチ60はストロボの各種モード設定
するためのスイッチ/SMODEとして割り当てられる。/SMO
DEスイッチは、測光した明るさと被写体までの距離に応
じてストロボの発光量を自動で決定するDPモード(デ
ジタルプログラムモード)と、ストロボ発光時に予め瞳
孔を収縮させるためのPREモード(赤目軽減モード)
と、ストロボの強制発光を行うONモードと、ストロボ
を発光しないOFFモードと、遠景撮影を行うためのI
NFモード(遠景モード)と、夜景を撮影するためのN
VPモード(ナイトビューポートレートモード)とをサ
イクリックローテーションで切り換えるためのスイッチ
である。
【0037】タイトル設定モードとプリント枚数設定モ
ード等においては、右下スイッチ56及び左下スイッチ
60は各モードを移動選択するためのモード移動スイッ
チ/SUP、/SDOWNとして割り当てられる。
【0038】また、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY」の設定の場合にはAPSフイルムによる撮
影を行わないので、セルフタイマを設定するモードとス
トロボのモードを切り換えるモードとは不要である。そ
こでモード切換ダイヤル72で「PLAY」が設定さ
れ、かつSHIFTスイッチ48が押された状態では、
左下スイッチ60はDSCで撮影した画像をデジタル信
号入出力部94からデジタル出力するためのスイッチ/S
PLAYOUT として割り当てられる。また、右下スイッチ5
6は、APSフイルムのプリントフォーマット磁気情報
を編集する際に用いるモードを設定するスイッチ/SCHP
として割り当てられる。
【0039】さらに、モード切換ダイヤル72が「PL
AY」の位置に設定されていてSHIFTスイッチ48
が押されていない場合に、左上スイッチ58は、液晶モ
ニタ40での表示を1画面表示と4つの画像からなるマ
ルチ画面(以下、4分割表示という)とを切り換えるた
めスイッチ/SDISPCHG として割り当てられる。
【0040】図9は複合カメラ10の制御部の構成を示
すブロック図である。同図によれば、本複合カメラ10
の制御部は主に銀塩カメラ機能を制御するAPS制御部
と、電子カメラ機能を制御するDSC制御部とから構成
されており、各々の制御部は通信で情報の交換を行って
いる。
【0041】APS制御部はAPSCPU150が主な
制御を司り、DSC制御部はCPU184(以下、DS
CCPUという。)が主な制御を司る。APSCPU1
50はカメラ全体を統括する主導的な役割を有し、DS
CCPU184はAPSCPU150に従属する形で制
御される。
【0042】AF回路152は図1で説明したAF投光
部及び受光部を含み、被写体にピントを合わせるための
測距処理を行う。鏡胴駆動部154はAPSカメラとし
て撮影の動作に入る際に撮影用のレンズ鏡胴を撮影可能
な状態の位置まで繰り出したり、撮影終了後に沈胴させ
る制御を行う。フイルム給送部156はAPSフイルム
の給送制御を行う。データディスク(DD)読み取り部
158はAPSフイルムカートリッジに備えられている
データディスクの情報を読み取る作業を行う。シャッタ
駆動部160は撮影時のシャッター開閉動作を制御す
る。測光部162は被写体の光量を測光する。磁気デー
タ読取・書込部164はフイルムの給送中にフイルムの
磁気記録層に磁気情報を書き込んだり読み出したりする
制御を行う。
【0043】リセット指示部(RESET)166は電
源電圧を監視してAPSCPU150に対してリセット
をかける機能を持つ。昇圧レギュレータ(REG)16
8は、APSバッテリ84の電圧を昇圧させるとともに
安定化させるレギュレータである。LCD170は図2
で説明したAPS表示部32の液晶表示パネルに相当
し、APSCPU150によって表示の制御が行われ
る。リモコン受信回路172は撮影者自身が被撮影者と
なる場合等に用いられるリモコン装置(不図示)からの
信号を受信して信号処理しAPSCPU150に伝え
る。
【0044】スイッチ群174はレリーズボタン30や
マルチファンクションスイッチ52等の各種操作スイッ
チを含むブロックであり、各スイッチの状態(操作され
たか否か)が監視され、その状態に応じた信号がAPS
CPU150に入力される。LED群176はマルチフ
ァンクションスイッチ52内部に設けられている各LE
D等に相当し、これらLED群による表示はAPSCP
U150により制御される。
【0045】電気的消去可能プログラマブルROM(E
EPROM)178にはカメラの制御に関する各種のパ
ラメータ、データが格納されており、APSバッテリ8
4の消耗時であってもAPSCPU150で処理したデ
ータを記憶する。EEPROM178に記憶した情報
は、APSバッテリ84が消耗したり長時間抜かれた状
態下にあっても揮発しない。ストロボ回路180は撮影
モードスイッチで設定される撮影モードや測光部162
において検出される外光輝度にしたがってストロボの発
光を制御する。通信部182はAPSCPU150とD
SCCPU184との間で情報を交換するための通信を
制御する。なお、APSCPU150はROMとRAM
を有し、ROMにはカメラ制御用プログラム等が格納さ
れており、RAMはAPSCPU150の作業領域とし
て活用される。
【0046】DSCCPU184はDSC制御部の主な
制御を司る。電源部186は、DSC撮影部の電源であ
るDSCバッテリ86の電圧を昇圧させるとともに安定
化させるレギュレータ等で構成されている。CCD回路
部188はCCDの駆動を制御するとともにCCDから
得られる画像データをDSCCPU184に転送する。
【0047】LCD表示部190は図2で説明した液晶
モニタ40に相当しており、CCDを介して取得した画
像(撮影した映像)や各種の情報が表示される。フラッ
シュROM(FLASHROM)192は図5で説明し
た記録媒体96の制御を行うコントローラである。 〔複合カメラの各モードでの動作概要〕次に、本複合カ
メラ10の各モードでの動作の概要について説明する。
【0048】前述したようにAPS撮影及びDSC撮影
の両方の撮影を行うハイブリッド撮影を行う場合には、
モード切換ダイヤル72(図3参照)を「撮1」の場所
に設定する。すると、APS表示部32にAPSフイル
ムカウント数が表示され、APSフイルム用のAPS撮
影レンズ12の鏡胴が繰り出し、CHPスイッチ74の
情報を読み込んでAPS撮影が可能な状態になる。そし
て複合カメラ10内部のAPSCPU150はDSC制
御部の電源部186を起動させてDSCCPU184を
機能させるとともに、DSCCPU184に対して日付
データや液晶モニタ40へ撮影中の撮像を動画として表
示するためのDSC動画表示指令を送信するので、液晶
モニタ40には画像と日付等のデータが表示される。
【0049】ここで、被写体に複合カメラ10を向けて
希望するアングルでレリーズボタン30を押す。すると
カメラ内部の各種エラーを監視したのちに測光、測距処
理を行い、必要に応じてストロボ発光を行って同時刻の
被写体をAPS撮影を行うとともにDSC撮影を行う。
なお、DSC撮影によって得られた画像データは記録媒
体96に記憶される。
【0050】撮影が終了すると、APSフイルムは1駒
給送される。このとき同時にCHPデータやプリント枚
数データ(PQ)、選択タイトルデータ(ST)、日付
データ等が、その駒に対応するフイルムの磁気記録層に
記録される。また、DSCによる撮影画像は、確認のた
めに撮影終了後に液晶モニタ40に一定時間フリーズ表
示される。
【0051】APS撮影のみを行う場合には、モード切
換ダイヤル72を「撮2」の場所に設定する。すると、
DSC撮影機能を動作不能とし、APS撮影のみが可能
な状態になる。
【0052】DSC撮影によって記憶した画像を表示さ
せたり、撮影時のデータを編集する場合にはモード切換
ダイヤル72を「PLAY」の場所に設定する。複合カ
メラ10の液晶モニタ40には、最新の撮影画像が表示
され、また、「PLAY」モード時に割り当てられた右
下スイッチ56又は左下スイッチ60の操作により、駒
送り又は駒戻しされた画像が表示される。
【0053】尚、この実施の形態では、「撮1」、「撮
2」、「PLAY」の各種モードが設けられているが、
さらにDSC撮影のみを行うモードを設けるようにして
もよい。
【0054】〔プリント枚数及び選択タイトルの設定に
関する説明〕次に、プリント枚数及び選択タイトルの設
定について説明する。タイトルについては複数のタイト
ル(文字列)が予め用意されており、各タイトルには固
有のタイトルナンバー(番号0〜99)が対応付けられ
ている。これらタイトルナンバーに定義付けられたタイ
トルデータがカメラのメモリに格納されており、撮影者
はカメラ側に設けた操作ボタンを操作して希望するタイ
トルのタイトルナンバーを指定することができる。例え
ば、APSCPU150のROM内にキャラクタ格納部
とタイトル格納部とが設けられており、キャラクタ格納
部には液晶モニタ40にプリント枚数やタイトル等の表
示を行なうための各種のキャラクタデータが各アドレス
ごとに格納され、タイトル格納部には、複数のタイトル
がそれぞれに固有のタイトルナンバーとともに各言語毎
に格納されている。なお、タイトル格納部に格納されて
いるタイトルは、実際にはタイトルを表示するための各
キャラクタのアドレスデータからなるタイトル表示用デ
ータであり、言語ナンバーとタイトルナンバーとで特定
される。また、データ格納用のROMとしてEEPRO
Mを用いることで仕様変更等によりアップデイトが可能
になる。
【0055】言語はフランス語(03h)、ドイツ語
(04h)、日本語(06h)スペイン語(0Ah)、
米語(0Dh)の5カ国語が用意されており、各言語に
言語番号が関連付けられている。
【0056】タイトル設定後レリーズボタン30を押す
と、撮影後のフイルム巻き上げ時に設定に係るタイトル
ナンバーが撮影コマの磁気記録層に記録される。
【0057】他方、現像店やプリント取扱店側のプリン
ト装置には、前記カメラと同様に、タイトルナンバーに
定義付けられたタイトルのデータを記憶させたメモリが
備えられ、プリント処理時に、写真フイルムの磁気記録
層に記録されているタイトルデータを読み取り、該当す
るタイトルをメモリから呼び出して写真画像とともに印
画紙に焼き付けるようになっている。
【0058】〔PQ設定時のマルチファインクションス
イッチ52の各LED64〜70(以下、MFLEDと
いう)と液晶モニタ40の表示についての説明〕図10
には、モード切換ダイヤル72の設定が「撮1」、「撮
2」及び「PLAY」の場合において、/SSHIFT 及び/SPQが
共にONの時のMFLEDの表示例が示されている。この
場合、/MFL1LED68は点灯、/MFR1LED64は消灯、/MFL
2LED70と/MFR2LED66は点滅している。これは、マル
チファンクションスイッチ52がPQの設定スイッチと
して機能し、右下スイッチ56がアップキー、左下スイ
ッチ60がダウンキーとして使用されることを表す。
【0059】図11には、PQ選択時の液晶モニタ40
における表示例が示されている。通常、液晶モニタ40
の画面の一部領域(例えば、画面の右下や左上など、な
るべく画像表示の妨げとならないように画面の四隅が好
ましい)には図11の(a)に示すようにデート表示が
行われている。なお、モード切換ダイヤル72の設定が
「撮2」の場合は液晶モニタ40が消灯しているためA
PS表示部32において同様の表示が行われる。このよ
うな表示がPQ選択時には(b)のような表示に切り替
えられる。デートモードが年月日に設定されている時
は、「年」の1の位にプリント枚数である旨を表す”
P”を表示し、「月」の桁にPQ値を表示する。そし
て、PQ値を2Hz程度の周期で点滅表示させる。この
時、数字部分を網かけ部にすると一層分かりやすいもの
となる。
【0060】PQ値の表示は、PQ値が確定していない
場合は初期値=1であり、PQが既に確定している場合
はその確定値を表示するものとする。ただし、モード切
換ダイヤル72の設定が「PLAY」の場合はデート表示の
ままとする。
【0061】図12には/SUP=ON時におけるPQ値カウ
ントアップの様子が示されている。同図に示すようにプ
リント枚数として「P 1」が表示されているときにア
ップキー(56)を押すと、PQ値が+1だけカウント
アップされて「P 2」の表示となる。以下、アップキ
ー(56)の押圧操作毎に「P 3」…「P 10」と
表示が変化していく。そして、上限値であるPQ=1
0、すなわち「P 10」の時にアップキー(56)が
押されると、「P 0」となる。このように、PQ値は
0から10までの範囲で循環式に変更できるようになっ
ている。
【0062】図13には/SDOWN=ON時におけるPQ値カ
ウントダウンの様子が示されている。同図に示すように
プリント枚数として「P 1」が表示されているときに
ダウンキー(60)を押すと、PQ値が−1だけカウン
トダウンされて「P 0」の表示となる。そして、下限
値(PQ=0)に達したら、次のダウンキー(60)の
押圧操作で「P 10」となる。以後、/SDOWN=ONが入
力される度にPQ値のカウントダウンが行われる。
【0063】そして、PQ確定時には図14(a)に示
すようにPQ値の点滅表示を終了させる。ただし、PQ
値が「1」の時は図14(b)に示すようにPQを破棄
してデート表示に戻される。
【0064】〔タイトル選択時のMFLED64〜70
と液晶モニタ40の表示についての説明〕図15には、
モード切換ダイヤル72の設定が「撮1」、「撮2」及
び「PLAY」において、/SSHIFT 及び/STITLE が共にONの
時のMFLEDの表示例が示されている。この場合、/M
FL1LED68は消灯、/MFR1LED64は点灯、/MFL2LED70
と/MFR2LED66は点滅している。これは、マルチファン
クションスイッチ52がタイトル(ST)の設定スイッ
チとして機能し、右下スイッチ56がアップキー、左下
スイッチ60がダウンキーとして使用されることを表
す。
【0065】図16には、タイトル切替時の液晶モニタ
40における表示例が示されている。通常、液晶モニタ
40の画面の一部領域には(a)に示すようにデート表
示が行われている。なお、モード切換ダイヤル72の設
定が「撮2」の場合は液晶モニタ40が消灯しているた
めAPS側のLCD32において同様の表示が行われ
る。この表示がST選択時には(b)のような表示に切
り替えられる。すなわち、EEPROM178から読み
出したE-LANGU 値=日本語(06h) 、E-TITLE =クリスマ
ス(00h) の場合、デートモード=年月日におけるデート
表示び「年」桁に言語値「6」、「月」の1の位に
「−」、「日」桁にタイトル値「0」を表示して、タイ
トル値の部分を2Hzの周期で点滅表示させる。この時、
図のように数字部分を網かけ部にすると一層分かりやす
いものとなる。
【0066】図17には/SUP=ON時におけるタイトル値
のカウントアップの様子が示されている。同図に示すよ
うに言語値「6」(日本語)、タイトル値「0」(クリ
スマス)に設定されている時にアップキー(56)を押
すと、タイトル値が+1だけカウントアップされて「6
− 1」(タンジョウビ)の表示となる。次にアップキ
ー(56)を押すと「6− 2」(キュウカ)となる。
以下、/SUP=ONが入力される度にタイトル値のカウント
アップを行い、タイトル値の上限に達したら、次の/SUP
=ON入力でタイトル値=00hにする。なお、タイトル
値の上限は言語の種類によって異なる。日本語の場合、
77番の「ニュウエン」の次にタイトル無し(無タイト
ル)を示すタイトル値=64h(OFF)となり、これ
がタイトル値の上限となっている。ところで、/SUP=ON
が1秒間継続されたら、タイトルの点滅を停止して、2
50mS周期で早送りカウントアップを行い、/SUP=OF
Fを入力したらカウントアップを停止して、タイトル値
の点滅を再開する。
【0067】図18には/SDOWN=ON時におけるタイトル
値のカウントダウンの様子が示されている。/SDOWN=ON
が入力される度にタイトル値のカウントダウンを行い、
タイトル値の下限に達したら、タイトル値=64h(O
FF)にする。同図に示すように言語値「6」(日本
語)、タイトル値「0」(クリスマス)に設定されてい
る時にダウンキー(60)を押すと、タイトル値が−1
だけカウントダウンされて「6−−−」(無タイトル)
の表示となる。次にダウンキー(60)を押すと「6−
77」(ニュウエン)となる。以下、/SDOWN=ONが入力
される度にタイトル値のカウントダウンが行われる。ま
た、/SDOWN=ONが1秒間継続されたら、タイトルの点滅
を停止して、250mS周期で早送りカウントダウンを
行い、/SDOWN=OFF を入力したらカウントアップを停止
して、タイトル値の点滅を再開する。そして、タイトル
値の確定時には図19に示すようにタイトル値の点滅表
示を終了させる。
【0068】図20には言語切替時の表示例が示されて
いる。タイトル切替のモードから言語切替のモードに変
更された時には、液晶モニタ40又はAPS表示部32
において言語値の表示を2Hzの周期で点滅させる。
【0069】ここでアップキー(56)の操作に応じ
て、図21に示すように、/SUP=ONが入力される度に言
語値のカウントアップを行う。また、ダウンキー(6
6)の操作に応じて、図22に示すように、/SDOWN=ON
が入力される度に言語値のカウントダウンを行う。な
お、言語切替においては早送りアップ/ダウンは設けら
れていない。
【0070】言語値を選択してから、再びタイトルキー
(64)を操作することによって/STITLE =ONが入力さ
れ、図23に示すように言語切替からタイトル切替へ移
行する。このとき、言語値の点滅を終了し、タイトル値
の点滅表示にする。
【0071】このカメラでは「撮1」、又は「PLAY」の
状態においてAPS表示部32でPQ情報及びST情報
を表示せず、DSC側のLCD表示部190(すなわ
ち、液晶モニタ40)のみでこれら情報を表示するよう
にしたので、PQ設定時あるいはST設定時においてユ
ーザが混乱することがない。なお、「撮2」の時は液晶
モニタ40はOFFしているので、APS側のLCD3
2においてPQ情報及びST情報が提示される。
【0072】本例では、モード切換ダイヤル72の設定
が「撮1」又は「PLAY」の時にAPS側のLCD(3
2)においてPQ情報及びST情報を表示しないように
したが、APS表示部32及びDSC側のLCD表示1
90のうち何れか一方にのみPQ情報及びST情報を表
示すればよく、APS側のLCD32にPQ情報及びS
T情報を表示し、DSC側のLCD表示部190でこれ
ら情報を非表示としてもよい。次に、上記複合カメラ1
0における処理内容を図24から図73に示すフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0073】〔分岐処理〕図24乃至図27はそれぞれ
分岐処理を示すフローチャートである。
【0074】図24のステップS300(以下S300
と略す)は分岐処理の開始ステップである。S300の
「分岐処理」は、以下に説明する分岐処理プログラムフ
ローのメインとなるルーチンであり、この「分岐処理」
のルーチンから、カメラに付属の各機能スイッチや、時
計、タイマー処理等のルーチンへと分岐する。
【0075】S302の「時計処理」では、カメラの表
示部に表示される時計の積算処理等の時計処理を行う。
【0076】S304の「250ms タイマー起動」ではカ
メラに付属している各入力スイッチの状態変化を監視す
るキースキャン時間間隔のタイマーを設定している。本
実施例では250msを設定している。
【0077】S306の「/SM1,/SM2読み込み処理」で
は、モード切換ダイヤル72の設定を読み込む処理を行
うサブルーチンである。S306における処理の詳細に
ついては後に説明する。
【0078】S308の「SM状態変化」では今回のプロ
グラムスキャンで上記S306で読み込んだモード切換
ダイヤル72の設定が、前回のプログラムスキャン時に
読み込んだ設定に対して変化しているか否かの判断を行
っている。モード切換ダイヤル72の設定が変化した場
合にはS310の「/SM1,/SM2 スイッチ処理」に進み、
モード切換ダイヤル72の設定が変化していない場合に
は、S312の「SM状態= 撮影2」へと進む。
【0079】S310は、モード切換ダイヤル72の設
定に基づいて各々の設定された処理に分岐するサブルー
チンである。S310における処理の詳細については後
に説明する。
【0080】S312の「SM状態= 撮影2」の処理で
は、モード切換ダイヤル72の設定が「撮2」の場合に
はS324「/SCC= 開→閉変化」へジャンプし、後述す
るDSCの状態を監視するルーチンを飛ばす。また、モ
ード切換ダイヤル72の設定が「撮2」以外の場合には
S314「SM状態=OFF」に進む。
【0081】S314では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF」の場合にはS324へジャンプし、後
述するDSCの状態を監視するルーチンを飛ばす。ま
た、モード切換ダイヤル72の設定が「OFF」以外の
場合には次のS316「/DSCBUSY=L」に進む。
【0082】S316では、APSCPU150が通信
部182を経由して、DSCバッテリー86が消耗して
いるか否かを判断している。ここで、/DSCBUSYのポート
状態がL(Lo) である場合にはある場合にはDSCバッテ
リー86は良好で、/DSCBUSYのポート状態がH(Hi) であ
る場合にはDSCバッテリー86の電圧が低下している
ので継続して使用するには不適であることを示してい
る。S316で/DSCBUSYのポート状態がL でない場合に
は、S318「DSC 電池表示点灯」へ分岐する。
【0083】S318では、DSCバッテリ86の電圧
が低下していることを複合カメラ10の操作者に知らせ
るためにAPSCPU150は、APS表示部32にD
SCバッテリ86の消耗を知らせる警告としてDSCバ
ッテリ残量表示部122に警告を表示するよう指示す
る。
【0084】S320の「LCD 表示OFF セット」では、
DSCバッテリ86消耗の判断を受けて、DSCの機能
を停止させるために先ず液晶モニタ40の機能を停止す
る。次にS322の「DSCVW=OFF 」に於いて、APSC
PU150は通信部182を経由して、DSCCPU1
84に対してDSC用の電源を遮断する指令を通信で出
力する。従って、APS撮影及びDSC撮影の両方を同
時に行う「撮1」のモードを選択した場合であっても、
DSCバッテリが消耗している為にDSC撮影の続行が
困難な場合には、DSC側を遮断してAPS撮影のみを
行う。
【0085】S324では、図4に示されているAPS
カートリッジ蓋80の開閉状態を検出するためのカート
リッジ蓋開閉スイッチ82のSCC(Switch Cartridge Cha
mber) 情報変化を読み取り、前回のソフトウェアスキャ
ン時に読み取ったSCC 情報と比較して( ポーリング) 、
フローの分岐先を決定している。前回のソフトウェアス
キャン時に読み取ったSCC 情報が「開」で、今回読み取
ったSCC 情報が「閉」の場合にはS326の「/SCC,SCT
スイッチ処理/SCC= 開→閉」へジャンプし、その他の場
合にはS328の「/SCC= 閉→開変化」に進む。
【0086】S326では、フイルムカートリッジの有
無を判断した後に、フイルムカートリッジの装填処理ま
たはフイルムカートリッジ無しの場合の処理を優先して
行うルーチンである。
【0087】S328の「/SCC= 閉→開変化」では、前
回のソフトウェアスキャン時に読み取ったSCC 情報が
「閉」で、今回読み取ったSCC 情報が「開」の場合には
S330の「/SCC,SCTスイッチ処理/SCC= 閉→開」へジ
ャンプし、その他の場合にはS332の「/SCC開」に進
む。
【0088】S332では、APSフイルムのカートリ
ッジ蓋80が開いているか否かの判断を行う。カートリ
ッジ蓋80が開いていると判断した場合には、S334
「スプールキー移動済」に進み、カートリッジ蓋80が
開いていないと判断した場合には図25のS342「/S
MR=ON 」に進む。S334では、APSフイルムカート
リッジのスプールがVEI表示で「×」となる位置(即
ち撮影済のフイルムカートリッジを示す位置)で停止し
ているか否かを判別し、VEI表示で「×」となる位置
である場合には、図25のS342「/SMR=ON 」に進
み、VEI表示が「×」でない場合には、S336「SC
T 処理」に進む。なお、S336では、フイルムカート
リッジのVEI表示で「×」となるように、フイルムカ
ートリッジのスプールを回転させるためのスプールキー
移動をさせる。
【0089】図25のS342では、RWスイッチ43
(APSフイルム強制巻き戻し)の状態を検出してい
る。RWスイッチ43が押されている場合(オンの場
合)には、S344「/SMRスイッチ処理」へジャンプし
て、APSフイルムの強制巻き戻し動作を行う。RWス
イッチ43が押されていない場合には、次のS346
「SM状態=OFF」に進む。
【0090】S346では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF]であるか否かの判断を行っている。も
し、モード切換ダイヤル72の設定が「OFF」の場合
には、本S300「分岐処理」を終了すべく、図27に
示すS440「スタンバイ処理」にジャンプする。もし
モード切換ダイヤル72が「OFF」でない場合には、
次のS348「SM状態=PLAY 」の処理に進む。
【0091】S348では、モード切換ダイヤル72の
設定が「PLAY」であるか否かの判断を行っている。
もしモード切換ダイヤル72の設定が「PLAY」の場
合には、S356「FCOUNT="E"」へジャンプする。も
し、設定が「PLAY」でない場合には、モード切換ダ
イヤル72の設定は「撮1」又は「撮2」のいずれかで
あるので、次のS350「鏡胴位置= 沈胴」に進む。
【0092】S350では、APSフイルムによる撮影
を行うレンズの鏡胴位置の検出を行い、鏡胴が沈胴位置
であるか否かの判断を行っている。モード切換ダイヤル
72が「撮1」又は「撮2」の設定の場合には、前記の
S310「/SM1,/SM2 スイッチ処理」でAPSフイルム
による撮影のために鏡胴を繰り出しているはずなので、
ここでもし鏡胴が沈胴位置である場合には、何らかのト
ラブルが発生したことになるので撮影を断念し、本S3
00「分岐処理」を終了すべくS440「スタンバイ処
理」にジャンプする。鏡胴位置が沈胴位置でない場合に
は撮影可能と判断して、次のS352「/SDATE=ON 」に
進む。
【0093】S352では、APS表示部32にDAT
Eモードをローテーションさせて表示するための、DA
TEスイッチ46が押されているか否かの判断を行う。
もしDATEスイッチ46が押されている場合には、D
ATEモードの表示又は日付の変更を行うためのS35
4「/SDATEスイッチ処理」に進み、DATEスイッチ4
6が押されていない場合には、次のS356「FCOUNT="
E"」に進む。
【0094】S356「FCOUNT="E"」では、APSフイ
ルムの撮影可能枚数のチェックを行っている。もし、フ
イルム撮影可能な枚数が零の場合(FCOUNT="E") には、
APSフイルムによる撮影を行うことができないので撮
影を断念し、本S300「分岐処理」を終了すべくS4
40「スタンバイ処理」にジャンプする。もし、フイル
ム撮影可能枚数が零で無い場合には、撮影可能であるの
で次のS358「FCOUNT=E点滅」に進む。ここで、「FC
OUNT=E点滅」の状態とは、フイルムの巻き戻しが正常に
行われなかった場合か、または、APSフイルムカート
リッジのVEI表示が「×」である状態、即ち撮影済の
フイルムカートリッジであることを検出した場合の状態
を示している。この状況を表示するために、フイルム残
駒数表示部102にフイルム撮影可能枚数の代わりに
「E」を点滅表示させている。
【0095】S358「FCOUNT=E点滅」では、フイルム
残駒数表示部102に「E」が点滅表示されているか否
かを判断して、点滅表示されている場合には、撮影を断
念し、本S300「分岐処理」を終了すべくS440
「スタンバイ処理」にジャンプする。フイルム残駒数表
示部102に「E」が点滅表示されていない場合には、
次のS360「FCOUNT=n点滅」に進む。ここで、「FCOU
NT=n点滅」の状態とは、フイルム給送時に不具合が発生
して、フイルム給送が正常に行われなかったことを示し
ており、この状態をフイルム残駒数表示部102に現在
のフイルム撮影枚数「n]を点滅表示することで示して
いる。
【0096】S360「FCOUNT=n点滅」では、フイルム
給送が正常であるか否かを判断して、正常な場合には次
のS368「/SP1=ON 」に進み、フイルム給送が異常で
ある場合には撮影を断念し、本S300「分岐処理」を
終了すべくS440「スタンバイ処理」にジャンプする S368「/SP1=ON 」では、レリーズボタン30が「半
押し」の状態であるか否かの判断を行っている。レリー
ズボタン30が「半押し」の状態である場合にはS37
0「/SP1スイッチ処理」へジャンプする。S370で
は、複合カメラ10の撮影に関するエラーをチェックし
た後に測光処理、AF処理、ストロボ発光処理、セルフ
タイマー処理、撮影処理、フイルム給送処理、磁気情報
書き込み処理、DSCCPU184との通信等の処理を
行う。また、レリーズボタン30が「半押し」で無い場
合には、次のS372「SM状態=PLAY 」に進む。
【0097】S372の「SM状態=PLAY 」では、モード
切換ダイヤル72の設定が「PLAY」であるか否かの
判断を行っている。もし、「PLAY」の位置である場
合には、図26に示すS380「/SSHIFT=ON」へジャン
プし、「PLAY」の位置でない場合にはS374「リ
モコンモード」に進む。
【0098】S374「リモコンモード」では、右下ス
イッチ56に割り当てられた/SSELFスイッチによる設定
が、「リモコンモード」であるか否かを判断している。
もし、「リモコンモード」である場合には、S376
「/RCIN=L(ヘッダー) 」に進み、「リモコンモード」で
ない場合には図26に示すS380「/SSHIFT=ON」に進
む。
【0099】S376「/RCIN=L(ヘッダー) 」に記載の
「/RCIN 」は、APSCPU150のI/Oポートに割
り付けられた名称で、このI/Oは、リモコンからの受
信信号の有無の状態を表している。/RCIN=L の場合には
リモコンから信号を受信したことを示している。
【0100】S376「/RCIN=L(ヘッダー) 」では、/R
CIN のI/Oポート情報を読み込んでリモコンからの入
力信号が得られたか否かの判断を行っている。リモコン
からの指令があった場合には(/RCIN=Lの場合) 、S37
8「/RCIN 処理」に進み、APSCPU150は、リモ
コンからの情報に応じた処理を行う。リモコンからの信
号が受信されていない場合には(/RCIN=Hの場合) 、図2
6に示すS380「/SSHIFT=ON」に進む。
【0101】図26のS380では、SHIFTスイッ
チ48の情報を読み込んで、SHIFTスイッチ48が
押されているか否かの判断をしている。もし、SHIF
Tスイッチ48が押されている場合には、S382「/S
SHIFT スイッチ処理」に進み、モード切換ダイヤル72
の各モードに応じてマルチファンクションスイッチ52
の各ランプの点灯や、/SHIFT+/SSELF,/SHIFT+/SMODE,/S
HIFT+/STITLE,/SHIFT+/SPQ,/SHIFT+/SPLAYOUT,/SHIFT+/
SCHP,/SHIFT+/SDATEの各スイッチ処理に分岐する。も
し、SHIFTスイッチ48が押されていない場合には
次のS384「SM状態=PLAY 」に進む。
【0102】S384では、モード切換ダイヤル72の
位置がPLAYか否かを判断し、PLAYの場合には、
S398「SM状態=PLAY 」にジャンプし、PLAY以外
の場合にはS386「/STELE1=ON」に進む。
【0103】S386「/STELE1=ON」及びS388「/S
TELE2=ON」では、マルチファンクションスイッチ52の
右上スイッチ54(/STELE1)または、右下スイッチ56
(/STELE2) が押されているか否かの判断を行っている。
もし、いずれかのスイッチが押されている場合にはS3
90「/STELEスイッチ処理」に進み、テレ側へのズーム
処理を行う。
【0104】同様に、S392「/SWIDE1=ON」及びS3
94「/SWIDE2=ON」では、マルチファンクションスイッ
チ52の左上スイッチ58(SWIDE1) または、左下スイ
ッチ60(SWIDE2)が押されているか否かの判断を行って
いる。もし、いずれかのスイッチが押されている場合に
はS396「/SWIDEスイッチ処理」に進み、ワイド側へ
のズーム処理を行う。
【0105】S398「SM状態=PLAY 」では、モード切
換ダイヤル72の設定がPLAYか否かを判断し、PL
AY以外の場合には、図27に示すS412「250ms タ
イマー起動」にジャンプし、PLAYの場合にはS40
0「/SDISPCHG=ON」の処理に進む。
【0106】S400では、マルチファンクションスイ
ッチ52の左上スイッチ58に割り当てられている(/SD
ISPCHG) が押されているか否かの判断をして、もし(/SD
ISPCHG) スイッチが押されている場合にはS402「/S
DISPCHG スイッチ処理」に進み、(/SDISPCHG) スイッチ
が押されていない場合にはS404「/SUP=ON 」に進
む。
【0107】S404では、マルチファンクションスイ
ッチ52の右下スイッチ56に割り当てられている(/SU
P)スイッチが押されているか否かの判断を行う。もし(/
SUP)スイッチが押されている場合には、S406「/SUP
スイッチ処理」に進み、(/SUP) スイッチが押されてい
ない場合にはS408「/SDOWN=ON 」に進む。
【0108】S408では、マルチファンクションスイ
ッチ52の左下スイッチ60に割り当てられた(/SDOWN)
が押されているか否かの判断を行っている。もし(/SDOW
N)スイッチが押されている場合にはS410「/SDOWNス
イッチ処理」に進み、(/SDOWN)スイッチが押されていな
い場合には図16のS412「250ms タイマー起動」に
進む。
【0109】S412で(250ms) タイマーがアップして
おらず、スイッチの状態を読み込むタイミングでない場
合、またはS414「SM状態= 撮影2」でモード切換ダ
イヤル72の設定が「撮2」の場合には画像表示の更新
に関する処理を行わずにS436「タイムチャージ」に
ジャンプする。
【0110】S412で(250ms) タイマーがアップし
て、S414でモード切換ダイヤル72の設定が「撮
2」以外の場合(「撮1」または「PLAY」の場合)
には画像表示の更新に関する処理を行なうためにS41
8「/SLCD 読み込み処理」に進み、ここでLCDスイッ
チ44(/SLCD) が押されているか否かの状態を読み込む
動作を行う。
【0111】続いて、S420「/SLCD 状態=ON 」で
は、(/SLCD) スイッチが押されているか否かを判断し、
押されている場合にはS422「/SLCD スイッチ処理」
に進み、(/SLCD) スイッチが押されていない場合にはS
424「SM状態= 撮影1」に進む。
【0112】S424ではモード切換ダイヤル72の設
定が「撮1」であるか否かの判断を行い、もし「撮1」
である場合には、S426「CHP 読み込み処理」のサブ
ルーチンに進み、「撮1」でない場合にはS436「タ
イムチャージ」に進む。S426で読み込む(CHP) のス
イッチ情報は、複合カメラ10の上面に設けられている
CHPスイッチ74の情報であり、CHPの設定値に変
化があるか否かを次のS428「CHP 変化有り」で判断
している。もしCHPスイッチ74の状態が変化してい
る場合には、次のS430「DSC 通信: 画像表示状態要
求」に進み、CHPスイッチ74の状態が変化していな
い場合には、S436へジャンプする。
【0113】S430では、デジタルスチルカメラのD
SCCPU184に対して表示している画像の分割状態
情報を要求して、次のS432「返信データ=1画面表
示」では表示が1画面であるかまたは2画面、4画面の
多分割であるかの判断を行っている。もし画面表示が多
画面の場合には、CHPの値を設定するのにどの画面を
対象にしているのかが判りにくく紛らわしいので液晶モ
ニタ40にはCHP情報を表示しない。従ってCHP情
報はDSCCPU184には送信しない。もしS432
で画面表示が1画面である場合には次のS434「DSC
通信:CHP」に進み、CHPスイッチ74の情報をAPS
CPOU150からDSPCPU184へ送信し、液晶
モニタ40にCHPの情報を表示する。
【0114】前記CHPの値をDSCCPU184に送
信した後にS436「タイムチャージ」に進む。S43
6では30秒毎にストロボ電源の高圧コンデンサに充電
の作業を行うために時間を監視しているステップであ
る。もし定刻の充電タイミングである場合にはS438
「ストロボ充電処理」に進み、ストロボ用電源のコンデ
ンサに充電を行う。もしS436で定刻の充電タイミン
グでない場合、またはストロボの充電作業が終了した
後、または前記S346からS360に於ける処理で撮
影を断念した場合には、本分岐処理のルーチンの動作を
終了してS440の「スタンバイ処理」へジャンプす
る。
【0115】〔/SM1,/SM2 スイッチ処理〕図28及び図
29はそれぞれ/SM1,/SM2 スイッチ処理を示すフローチ
ャートである。
【0116】図28に示すS600「/SM1,/SM2 読み込
み処理」では、モード切換ダイヤル72の設定状態を読
み込む動作を行う。
【0117】S602「5 分後セット」では、複合カメ
ラ10に対して5分間何も入力が無かった場合には電源
を遮断するためのタイマーをセットしてあるか否かの判
断を行い、「5分後セット」タイマーがセットされてい
る場合には、S604「P41(/SM2) 入力ポート設定」で
モード切換ダイヤル72に含まれる(/SM2)のAPSCP
U150に対する入力ポートを設定する。
【0118】S606「1ms ウェイト」は、ポート設定
後のウェイトタイマーである。
【0119】S602で「5分後セット」タイマーがセ
ットされていない場合、またはS606で「1ms ウェイ
ト」動作が終了した場合には、S608で「現在のSM状
態=過去のSM状態」として、モード切換ダイヤル72の
情報を1スキャンタイミングシフトして、次のS610
「/SM1,/SM2 読み込み」進む。
【0120】S610では、現在のモード切換ダイヤル
72の情報を読み込んでS612「読み込み結果から現
在SM状態を設定」で、メモリ上にモード設定を記録す
る。
【0121】次のS614「現在SM状態= 過去SM状態」
では、S608でシフトした前回のソフトウェアスキャ
ンで読み込んだモード切換ダイヤル72の設定と、今回
のソフトウェアスキャンで読み込んだモード切換ダイヤ
ル72の設定とを比較している。もし、「現在SM状態=
過去SM状態」である場合にはS618「5 分後セット」
にジャンプし、「現在SM状態= 過去SM状態」でない場合
にはS616「SM状態の変化を設定」に進む。S616
では、モード切換ダイヤル72の設定が変化したことを
示すフラグを立てて、「SM状態の変化を設定」を行う。
【0122】S618の「5 分後セット」では、複合カ
メラ10に対して5分間何も入力が無かった場合には電
源を遮断するためのタイマーをセットしてあるか否かの
判断を行い、「5分後セット」タイマーがセットされて
いる場合には、S620「P41(/SM2) 出力ポート設定」
でモード切換ダイヤル72に含まれる(/SM2)のAPSC
PU150に対する出力ポートを設定する。
【0123】上記S618で「5分後セット」タイマー
がセットされていない場合、またはS620で「P41(/S
M2) 出力ポート設定」を終了した場合には、S622
「RET」に進み、本S600以降の「/SM1,/SM2 読み込
み処理」のルーチンを終了する。
【0124】図29のS700「/SM1,/SM2 スイッチ処
理」のサブルーチンはモード切換ダイヤル72の状態変
化に応じて各々の処理ルーチンへジャンプするためのサ
ブルーチンである。
【0125】S702「5分後リセット」では、S30
0「分岐処理」ルーチンのS308「SM状態変化」でモ
ード切換ダイヤル72の設定に変化があったことを受け
て、複合カメラ10に対して5分間何も入力が無かった
場合には電源を遮断するためのタイマーをリセットす
る。
【0126】S704「SM状態= 撮影1 」では、モード
切換ダイヤル72が「撮1」に設定されているか否かの
判断を行っている。もしモード切換ダイヤル72が「撮
1」の場合にはS706「OFF →撮影1 変化」へ分岐
し、もし「撮1」でない場合にはS712「SM状態=OF
F」の判断に進む。
【0127】S706では、モード切換ダイヤル72の
設定が「OFF →撮影1 」に変化したか否かの判断を行っ
ており、もし「OFF →撮影1 」に変化していた場合には
「撮1」の動作を行うべくS708「SM開1 処理」に進
み、「OFF →撮影1 」に変化していない場合には「撮
2」の状態から「撮1」の状態に変化したことになるの
でS710「SM開3 処理」に進む。
【0128】なお、S708「SM開1 処理」とS710
「SM開3 処理」との処理が終了した場合にはS726の
「RET 」処理に進み、本S700「/SM1,/SM2 スイッチ
処理」のルーチンを終了する。
【0129】S712「SM状態=OFF」ではモード切換ダ
イヤル72の状態が「OFF」であるか否かの判断を行
っている。もし、モード切換ダイヤル72の状態が「O
FF」である場合には、S714「PLAY→OFF 変化」に
分岐し、「OFF」でない場合にはS720「SM状態=P
LAY 」のステップに進む。
【0130】S714「PLAY→OFF 変化」では、モード
切換ダイヤル72が「PLAY→OFF 」に変化したか否かの
判断を行っている。もしモード切換ダイヤル72が「PL
AY→OFF 」に変化した場合にはS716「PLAYOFF 処
理」に分岐してデジタルスチルカメラとしての表示を終
了する作業を行い、「PLAY→OFF 」に変化していない場
合にはモード切換ダイヤル72は「撮1」から「OF
F」に変化したことを示しているので撮影を終了する動
作をS718「SM閉処理」で行う。
【0131】なお、S716「PLAYOFF 処理」とS71
8「SM閉処理」との処理が終了した場合にはS726の
「RET 」処理に進み、本S700「/SM1,/SM2 スイッチ
処理」のルーチンを終了する。
【0132】S720「SM状態=PLAY 」ではモード切換
ダイヤル72の設定が「PLAY」であるか否かの判断
を行っている。もし、モード切換ダイヤル72の設定が
「PLAY」である場合には、S722「PLAY処理」へ
分岐し、デジタルスチルカメラで撮影したデータの表
示、情報の編集を行い、もしモード切換ダイヤル72の
設定が「PLAY」でない場合にはモード切換ダイヤル
72の設定は「撮2」の状態であるのでS724の「SM
開2 処理」に進む。
【0133】なお、S722とS724との処理が終了
した場合にはS726「RET 」処理に進み、本S700
「/SM1,/SM2 スイッチ処理」のルーチンを終了する。
【0134】〔SM開1処理(OFF→撮影1) 〕図30乃至
図32はそれぞれSM開1処理(OFF→撮影1) を示すフロ
ーチャートである。
【0135】モード切換ダイヤル72が「OFF」の位
置から「撮1」の位置に変更されることにより、図30
に示すSM開1処理(OFF→撮影1)に遷移してくる。SM開1
処理(OFF→撮影1)が開始すると(S800)、まず、
LCDOFFタイマーにDSC側のLCD(液晶モニタ
40)の表示を消灯させるタイマー値を示すE-T-SATUを
入力する(S802)。次いでAPS側のバッテリーチ
ェック処理を行う(S804)。バッテリー残量の判定
処理(S806)においてバッテリー残量がNGと判定
されたときには、図31に示すS852にジャンプす
る。S804のバッテリーチェックの判定でOKとなれ
ば、次いでフイルムカウントの表示処理を実行する(S
808)。この場合は、モード切換ダイヤル72がOF
Fの時に消灯していたAPS表示部32をONしてフイ
ルムの残枚数を表示させる処理を実行する。
【0136】続くS810ではカメラの鏡胴を撮影不能
位置(沈胴位置)から撮影可能位置(例えばワイド端位
置)に移動させる処理(OPEN処理)を行う。そし
て、APSCPU150から通信部182を介してDS
CCPU184へ指示(DSCVW=ON) を与え、DSC側
の電源をオンする(S812)。このDSCVW =ONにより
DSCが起動することになる。これと同時に、1秒タイ
マーをスタートさせ(S814)、1秒以内にDSCが
ハード的に起動したか否かをチェックする(S816、
S818)。すなわち、1秒以内に/DSCBUSYのポートが
Lowにならなければ異常が発生したと判断し、この場
合はS820でDSCの異常を警告すべくAPS表示部
32においてDSC電池表示を点灯させたのち、図31
のS852に進み撮影不可能な状態にする。
【0137】その一方、S816において1秒以内に/D
SCBUSYのポートがLowになった場合はDSCのハード
が正常に起動したことを意味する。かかる場合は改めて
1秒タイマーをスタートさせ(S822)、DSC通信
によって「状態チェック」の指令を通信する(S82
4)。これは、DSC側が撮影できる状態になったか否
かのチェックを要求するコマンドであり、APSCPU
150はDSC側からの返信内容を判定する(S82
6)。すなわち、S826ではDSCの撮影準備が整っ
ている旨を示すDSC レディを受信したか否かを判定し、
DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイト処
理(S828)の後に1秒オーバータイムの経過の有無
を判定し(S830)、1秒以内であれば処理はS82
4に戻る。1秒以内にDSC レディを受信できず、S83
0で1秒タイマーのオーバータイムと判定した時には、
何らかの異常が生じたものとして、APS表示部32に
おいてDSCの異常を警告すべく、DSC電池表示を点
灯させる処理を行うとともに(S832)、図31のS
848の処理に移行する。このように、DSCが何らか
の原因で起動しない時は動作不可能とする。
【0138】DSCが正常に起動し、S826において
APSCPU150がDSC レディを受信すると、次いで
エンコーダ位置がE0 であるか否かの判断が行われる
(S834)。エンコーダ位置=E0 とは、APS鏡胴
が撮影不可能位置(沈胴位置)であることを意味する。
前述のOPEN処理において鏡胴が正常に作動していれ
ば、当該判定時に鏡胴は撮影可能位置にあり、S834
はNO判定となって図31に示すS842に進む。しか
し、何らかの理由でエンコーダ位置=E0 と判定された
時は、エンコーダチェック処理を行い(S836)、鏡
胴位置が沈胴位置にとどまっているか否かを判断する
(S838)。ここで鏡胴が沈胴位置になければ、正常
に戻ったと判断され、S842に進む。その一方、S8
38において鏡胴が沈胴位置にある場合は、鏡胴位置=
Bセットして処理は図31のS848に移行させる。
【0139】図31のS842ではDSC通信によって
DSC側のバッテリーチェック処理を指示する。これは
DSC側のバッテリーが撮影できるレベルにあるか否か
を通信で通知するように要求するものであり、この返信
データの内容によってはDSC電池表示処理を行う場合
もある。
【0140】DSC通信においてエラーがセットされた
か否かが監視され(S844)、通信エラーの場合には
S852にジャンプさせてカメラを動作不可とする。D
SC通信が正常に行われた時は、次に、返信データとし
てバッテリーの残量が不足している旨を示す信号(BC
NG)を受信したか否かが判定される(S846)。S
846においてBCNGを受信した時は、カメラを動作
不可とすべく、DSC通信によって電源OFFを指示す
る(S848)。そして、100mSのウエイト処理
(S850)を挟んでDSCVW =OFF の処理を実行し (S
852)、DSCの起動をハード的にOFFする。その
後、処理はメインルーチンに戻る(S854)。
【0141】S846でバッテリー残量がOKである旨
の返信データを得ている時は、続くDSC通信におい
て、APS側からDSC側にSM状態が撮影1に設定さ
れている旨の情報が伝達される(S856)。また、C
HPの設定の読み込み処理を実施し(S858)、DS
C通信によってCHPの読み込み結果をDSC側に通知
する(S860)。
【0142】時計機能(計時機能)はAPS側に設けら
れていることから、DSC通信によって年データ、月日
データ、及び時分データをAPS側からDSC側へ提供
するとともに(S862、S864、S866)、表示
部におけるデートの表示形態(デートモードの設定内
容)についてもDSC通信によってAPS側からDSC
側に提供する(S868)。また、この時、DSC通信
によって動画表示開始処理を指示し、CCDで取り込ん
だ画像の液晶モニタ40において動画表示させる処理を
開始させる(S870)。
【0143】続くS872ではDSC通信においてエラ
ーがセットされたか否かを判定し、通信エラーが発生し
た時には動作不可とすべく既述のS852に遷移させ
る。DSC通信が正常に行われた時は、図32に示すS
874のDSC通信によって画像表示状態を要求する指
令を与える。これは、液晶モニタ40における表示形態
が一画面表示か、マルチ画面(4画面)表示か、それと
も表示OFFの状態かの情報の提供を要求するものであ
る。
【0144】APSCPU150はDSCからの返信デ
ータを監視し、返信データがLCD表示OFFセットを
示すものであるか否かを判定する(S876)。LCD
表示OFFセット以外の返信データを受信した時、すな
わち、現在液晶モニタ40がONしており、何らかの表
示が行われている場合には、LCD表示OFFリセット
を行い(S878)、撮影モード表示処理を行う(S8
80)。
【0145】もし、S876においてLCD表示OFF
セットを示す返信データを受信した時は、前記S878
を省略してS880に進み、撮影モード表示処理を行う
(S880)。次いで、一定時間経過によって液晶モニ
タ40を消灯させるデータであるLCDOFFタイマー
にE-T-SATUを設定し(S882)、LCDOFFタイマ
ーをスタートさせる(S884)。その後、処理はメイ
ンルーチンに戻る(S886)。
【0146】〔SM開2処理(撮影1→撮影2)〕図33
はSM開2処理(撮影1→撮影2)を示すフローチャート
である。
【0147】モード切換ダイヤル72を「撮1」の状態
から「撮2」の状態に変更した場合には、図33に示す
SM開2処理(撮影1 →撮影2)が開始される。すなわち、
SM開2処理(撮影1→撮影2)がスタートすると(S9
00)、まず、DSC電池表示を一律に消灯させる制御
を実行する(S902)。次に、/DSCBUSYのポートがL
owであるか否かの判定を行う(S904)。これはD
SCが動作していたか否かを判断するものであり、/DSC
BUSY=LならばDSCが動作していることを意味する。
S904において/DSCBUSY=Lのとき、1秒タイマーを
スタートさせ(S906)、DSC通信によって「状態
チェック」の指令を通信する(S908)。APSCP
U150はDSC側からDSC レディを受信したか否かを
判定し(S910)、DSC レディを未受信の場合には、
20mSのウエイト処理(S912)の後に1秒オーバ
ータイムの経過の有無を判定し(S914)、1秒以内
であれば処理はS908に戻る。1秒以内にDSC レディ
を受信できず、S914で1秒タイマーのオーバータイ
ムと判定した時、またはS910においてDSC レディを
受信した時には、続くDSC通信においてプリント枚数
設定(PQ設定)の破棄(S916)、選択タイトル設
定(ST設定)の破棄(S918)、及び電源OFF
(S920)の指示を伝達する。なお、PQ設定やST
設定を破棄するのは、「撮1」のモードにおいてPQや
STが入力されたが撮影しないでモード切換ダイヤル7
2が回されたときはこれら設定情報が不要だからであ
る。
【0148】PQ設定破棄の指示を受けたDSC側は液
晶モニタ40における「PQ値」の表示を消し、「PQ
設定無し」のフラグをセットする。また、ST設定破棄
の指示を受信したDSC側は液晶モニタ40におけるタ
イトル文字列の表示を消し、「ST設定無し」のフラグ
をセットする。
【0149】S920で電源を切断する旨の通知をした
ら、次いで100mSのウエイト(切断待ち)処理を行
った後(S922)、DSCVW =OFF を実行する(S92
4)。これによりDSC電源が切断され、APS機能の
みが有効に機能する状態となる。次いでAPS側の電池
電圧のチェックが行われ(S926)、メインルーチン
に復帰する(S928)。なお、S904において/DSC
BUSY=Hiの場合はDSCが不動作状態にあったことを
意味し、処理は直ぐにS924に進んでDSC電源がO
FFされる。
【0150】〔SM開3処理(撮影2→撮影1)〕図34
及び図35はそれぞれSM開3処理(撮影2→撮影1)を
示すフローチャートである。
【0151】モード切換ダイヤル72を「撮2」の状態
から「撮1」の状態に変更した場合には、図34に示す
SM開3処理(撮影2→撮影1)が開始される。すなわ
ち、SM開3処理が開始すると(S1000)、まず、L
CDOFFタイマーに一定時間経過によって液晶モニタ
40を消灯させるデータであるE-T-SATUを入力する(S
1002)。なお、E-T-SATUは、EEPROM178に
格納されているタイマーデータの一つである。次いでA
PS側のバッテリーチェック処理を行う(S100
4)。
【0152】バッテリー残量の判定処理(S1006)
においてバッテリーNGと判定されたときには、図35
に示すDSC側の電源をOFFし(S1058)、メイ
ンルーチンに復帰する(S1066)。他方、S100
6のバッテリーチェック判定でOKとなれば、DSCVW =
ONを実行して、DSCを起動する(S1008)。これ
と同時に1秒タイマーをスタートさせ(S1010)、
1秒以内にDSCがハード的に起動したか否かをチェッ
クする(S1012、S1014)。すなわち、1秒以
内に/DSCBUSYのポートがLowにならなければ異常が発
生したと判断し、この場合はDSC電池表示の点灯処理
を実行し(S1016)、処理は図35に示す前記S1
058に進む。
【0153】その一方、S1012で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1018)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1020)。S
1022ではDSC レディを受信したか否かを判定し、DS
C レディを未受信の場合には、20mSのウエイト処理
(S1024)の後に1秒オーバータイムの経過の有無
を判定し(S1026)、1秒以内であれば処理はS1
020に戻る。1秒以内にDSC レディを受信できず、S
1026で1秒タイマーのオーバータイムと判定した時
は、本来はあり得ない状況であるが、何らかの異常が発
生したと判断して、DSC電池表示を点灯させる処理を
行うとともに(S1028)、図35に示すS1054
の処理にジャンプする。このように、DSCが何らかの
原因で起動しない時は動作不可能とする。
【0154】S1022においてAPSCPU150が
DSC レディを受信すると、DSC通信によってバッテリ
ーチェック処理の指示が伝達される(S1030)。そ
して、DSC通信において、エラーがセットされたか否
かが監視され(S1032)、通信エラーの場合には、
図35に示すS1058にジャンプし、カメラを動作不
可とする。S1032でDSC通信が正常に行われたと
判断した時は、次に、返信データとしてバッテリーの残
量が不足している旨を示す信号(BCNG)を受信した
か否かが判定される(S1034)。S1034におい
てBCNGを受信した時は、図35に示すS1054に
進みカメラを動作不可とすべく、DSC通信によって電
源OFFを指示する(S1054)。そして、100m
Sのウエイト処理(S1056)を挟んでDSCVW =OFF
の処理を実行し (S1058)、DSCの起動をハード
的にOFFする。その後、処理はメインルーチンに戻る
(S1066)。
【0155】S1034でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、続くDSC通信におい
て、APS側からDSC側にSM状態が撮影1に設定さ
れている旨の情報が伝達される(図35のS103
6)。また、CHPの設定の読み込み処理を実施し(S
1038)、DSC通信によってCHPの読み込み結果
をDSC側に通知する(S1040)。
【0156】また、DSC通信によって年データ、月日
データ、時分データ、デートモードの設定内容をAPS
側からDSC側へ提供する(S1042〜S104
8)。また、この時、DSC通信によって動画表示開始
処理を指示し、CCDで取り込んだ画像の液晶モニタ4
0において動画表示させる処理を開始させる(S105
0)。
【0157】続くS1052では念のためDSC通信に
おいてエラーがセットされたか否かを判定し、通信エラ
ーが発生した時には動作不可とすべく既述のS1058
に遷移させる。S1052でDSC通信が正常に行われ
たと判断した時は、LCD 表示OFFをリセット処理し
(S1060)、LCDOFFタイマーにE-T-SATUをセットす
る(S1062)。そしてLCDOFFタイマーをスタートさ
せて(S1064)、メインルーチンに戻る(S106
6)。
【0158】〔SM閉処理(撮影1→OFF )〕図36はSM
閉処理(撮影1→OFF )を示すフローチャートである。
【0159】モード切換ダイヤル72を「撮1 」の状態
から「OFF」の状態に変更した場合には、図36に示
すSM閉処理(撮影1→OFF )が開始される。すなわち、
SM閉処理が開始すると(S1100)、まず撮影モード
をリセットし(S1102)、ストロボの充電完了リセ
ット(S1104)、セルフモードリセット(S110
6)、PQ設定リセット(S1108)、ST設定リセ
ット(S1110)を行い、不要となる設定情報を破棄
する。次いで、APS表示部32におけるデート表示処
理を実行する(S1112)。これは、PQやSTが設
定されているときは、デート表示に代えて、プリント枚
数の表示(例えば、「P−10」なる表示)や選択タイ
トル番号の表示(例えば、「06−30」なる表示)が
APS表示部32に表示されている可能性がある。した
がって、上記PQ設定やST設定の情報破棄のあと、A
PS表示部32の表示をデート表示に戻す処理が行われ
る。
【0160】デート表示処理の後、/DSCBUSY=Lか否かを
判定して(S1114)、DSCが動作しているか否か
を確認する。DSCが動作していれば/DSCBUSYのポート
はLowであり、この場合には1秒タイマーをスタート
させ(S1116)、DSC通信によって「状態チェッ
ク」の指令を通信する(S1118)。APSCPU1
50はDSC側からDSC レディを受信したか否かを判定
し(S1120)、DSC レディを未受信の場合には、2
0mSのウエイト処理(S1122)の後に1秒オーバ
ータイムの経過の有無を判定し(S1124)、1秒以
内であれば処理はS1118に戻る。1秒以内にDSC レ
ディを受信できず、S1124で1秒タイマーのオーバ
ータイムと判定した時、またはS1120においてDSC
レディを受信した時には、続くDSC通信においてPQ
設定の破棄(S1128)、ST設定の破棄(S113
0)、SM状態がOFFに変更された旨の情報(SM状態
=OFF S1132) 、及び電源OFF(S1134)
の各指示を伝達する。
【0161】次いで、電源を切断する旨の通知(S11
34)をし、100mSのウエイト(切断待ち)処理を
行ってから(S1136)、DSCVW =OFF を実行する
(S1138)。これによりDSC電源が切断される。
その後、APS側の撮影レンズを沈胴位置へ駆動するC
LOSE処理を実行し(S1140)、メインルーチン
に復帰する(S1142)。
【0162】また、S1114においてNO判定の場合
は、S1138にジャンプして、DSCVW =OFF (S11
38)及びCLOSE処理(S1140)を実行して、
メインルーチンに復帰する(S1142)。 〔PLAY処理(OFF →PLAY)〕図37乃至図39はそれぞ
れPLAY処理(OFF →PLAY)を示すフローチャートであ
る。
【0163】モード切換ダイヤル72を「OFF」の状
態から「PLAY」の状態に変更した場合には、図37
に示すPLAY処理(OFF →PLAY)が開始される。すなわ
ち、PLAY処理が開始すると(S1200)、APSCP
U150はポート番号27(/SMR) を出力ポートのL出
力にする処理を行う(S1202)。このポートはRW
スイッチ43の入力を禁止する状態を示す。
【0164】次いで、LCDOFFタイマーにE-T-PLAYを設定
し(S1204)、前記CLOSE処理を実行する(S
1206)。また、バッテリーチェック処理を実施し
(S1208)、BC判定(S1210)においてバッ
テリーNGと判定した時は、図39に示すS1288に
進んで動作不可となる。S1210のBC判定でバッテ
リーOKと判定した時は、DSCVW =ON処理を行い(S1
212)、DSC側に電源を投入してDSCを起動す
る。
【0165】これと同時に1秒タイマーをスタートさせ
て(S1214)、1秒以内にDSCがハード的に起動
したか否かをチェックする(S1216、S121
8)。すなわち、1秒以内に/DSCBUSYのポートがLow
にならなければ異常が発生したと判断し、この場合はD
SC電池表示の点灯処理を実行し(S1220)、処理
は図39に示すS1288に進む。
【0166】その一方、S1216で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1222)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1224)。続
くS1226ではDSC レディを受信したか否かを判定
し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイ
ト処理(S1228)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S1230)、1秒以内であれば処理
はS1224に戻る。1秒以内にDSC レディを受信でき
ず、S1230で1秒タイマーのオーバータイムと判定
した時は、何らかの異常が発生したと判断して、DSC
電池表示を点灯させる処理を行うとともに(S123
2)、図39に示すS1292に移行する。
【0167】S1226でAPSCPU150がDSC レ
ディを受信すると、DSC通信によってバッテリーチェ
ック処理の指示が伝達される(S1234)。そして、
DSC通信において、エラーがセットされたか否かが監
視され(S1236)、通信エラーの場合には図39に
示すS1288にジャンプし、DSCを動作不可とす
る。S1236でDSC通信が正常に行われたと判断し
た時は、図38に示すように返信データとしてバッテリ
ーの残量が不足している旨を示す信号(BCNG)を受
信したか否かが判定される(S1238)。S1238
においてBCNGを受信した時は、図39に示すS12
92に進みDSCを動作不可とする。
【0168】S1238でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、EEPROM178内
のAPSに関するステイタス情報をチェックし、E-APS-
SATUEND =55h であるか否かを判定する(S124
0)。E-APS-SATUEND =55h とは、APS撮影終了の情
報をDSC側に未送信であることを意味し、この場合に
は、DSC通信においてAPS撮影終了を伝達する(S
1242)。通信後にはDSC通信においてエラーが発
生したか否かを確認し(S1244)、エラー発生時に
は、図39に示すS1288にジャンプして動作不可と
する。通信が正常に行われた時はEEPROM178書
き込み処理を実行し(S1246)、E-APS-SATUEND に
送信済である旨を示すデータ00h を書き込む。
【0169】S1246又はS1240の後、APSの
状態を示すFSTATEを判定する。すなわち、FSTATE=リラ
イトMR中であるか(S1248)、FSTATE=リライト
駒送り中であるか(S1250)、FSTATE=リライトリ
カバリー中であるか(S1252)を順次判断し、上記
S1248〜S1252のいずれかの判定でYES判定
の時は図39に示すS1292に進む。そして、DSC
通信により電源OFFの指示を伝達し(S1292)、
100mSのウエイト(切断待ち)処理を行ってから
(S1290)、DSCVW =OFF を実行する(S128
8)。これによりDSC電源が切断される。その後、処
理はメインルーチンに復帰する(S1294)。
【0170】図38に示したS1248〜S1252の
すべての判定でNO判定の時は、図39に示すDSC通
信によってSM状態=PLAYを伝達するとともに(S12
54)、液晶モニタ40を点灯させるべく、LCD表示
のON/OFFのコマンドを伝達する(S1256)。また、
LCD表示OFFをリセットし(S1258)、5秒タ
イマーをスタートさせる(S1260)。このタイマー
はDSCがフラッシュメモリからデータを読み出す時間
を監視するものである。DSC通信によって「状態チェ
ック」の指令を通信し(S1262)、返信によるDSC
レディを受信したか否かを判定する(S1264)。DS
C レディを未受信の場合には、20mSのウエイト処理
(S1266)の後に5秒オーバータイムの経過の有無
を判定し(S1268)、5秒以内であれば処理はS1
262に戻る。5秒以内にDSC レディを受信できず、S
1268で5秒タイマーのオーバータイムと判定した時
は、何らかの異常が発生したと判断して、DSC電池表
示を点灯させる処理を行うとともに(S1270)、S
1292の処理に移行する。
【0171】S1264でAPSCPU150がDSC レ
ディを受信すると、DSC通信によって駒番号要求コマ
ンドが伝達される(S1272)。そして、DSC通信
において、エラーがセットされたか否かが監視され(S
1274)、通信エラーの場合にはS1288に移行
し、DSCを動作不可とする。S1274でDSC通信
が正常に行われたと判断した時は、次に、返信データと
して受信した内容が駒番号の変更不可を意味するEDh で
あるか否かの判定を行う(S1276)。受信データ=
変更不可(EDh )である場合には、DSCの撮影データ
を破棄する処理を行い(S1278)、処理はS128
4に移行する。他方、S1276で受信データ≠変更不
可(EDh )である場合は、DSC通信によって駒番号と
撮影データを一括して要求する指示を伝達する(S12
80)。通信後はエラーチェックを行い(S128
2)、通信エラー時にはS1288に進んでDSCの電
源をOFFする。正常にDSC通信が行われたことが確
認されると、次いでLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを
設定し(S1284)、LCDOFFタイマーをスター
トさせてから(S1286)メインルーチンに復帰させ
る。
【0172】〔PLAYOFF 処理(PLAY→OFF )〕図40乃
至図42はそれぞれPLAYOFF 処理(PLAY→OFF )を示す
フローチャートである。
【0173】モード切換ダイヤル72を「PLAY」の
状態から「OFF」の状態に変更した場合には、図40
に示すPLAYOFF 処理(PLAY→OFF )が開始される。すな
わち、PLAYOFF 処理が開始すると(S1300)、先ず
APSCPU150はポート番号27(SMR )を入力ポ
ート状態に設定する(S1302)。そして、FSTATE=
リライトMR中であるか(S1304)、FSTATE=リラ
イト駒送り中であるか(S1306)、FSTATE=リライ
トリカバリー中であるか(S1308)を順次判断す
る。上記S1304〜S1308ですべてNO判定の場
合は、S1310において撮影データ変更チェック処理
を実行してからS1312に進む。これは、利用者が撮
影情報を変更してからモード切換ダイヤル72を切り換
える場合を考慮したものである。
【0174】他方、上記S1304〜S1308のうち
いずれか一つの判定でYES判定となるときは、S13
10の処理を飛ばしてS1312に進む。
【0175】S1312では画像出力動作開始がセット
されているか否かを判定し、セットされているときはD
SC通信により画像出力動作終了を通知してから(S1
314)、画像出力動作開始をリセットする(S131
6)。S1316の後、又は前記S1312において既
に画像出力動作開始がリセットされているときは、S1
318に進んでバッテリーチェック処理を行う(S13
18)。
【0176】続いて、図41に示すBC判定(S132
0)において、バッテリーNGと判定した時は図42に
示すS1380に進んで動作不可となる。S1320の
BC判定でバッテリーOKと判定した時は、DSCVW =ON
処理を行い(S1322)、DSC側に電源を投入して
DSCを起動する。これと同時に1秒タイマーをスター
トさせて(S1324)、1秒以内にDSCがハード的
に起動したか否かをチェックする(S1326、S13
28)。すなわち、1秒以内に/DSCBUSYのポートがLo
wにならなければ異常が発生したと判断し、この場合は
DSC電池表示の点灯処理を実行し(S1330)、処
理は図42に示すS1380に進む。
【0177】その一方、S1326で1秒以内に/DSCBU
SYのポートがLowになった場合は改めて1秒タイマー
をスタートさせ(S1332)、DSC通信によって
「状態チェック」の指令を通信する(S1334)。続
くS1336ではDSC レディを受信したか否かを判定
し、DSC レディを未受信の場合には、20mSのウエイ
ト処理(S1338)の後に1秒オーバータイムの経過
の有無を判定し(S1340)、1秒以内であれば処理
はS1334に戻る。1秒以内にDSC レディを受信でき
ず、S1340で1秒タイマーのオーバータイムと判定
した時は、何らかの異常が発生したと判断して、DSC
電池表示を点灯させる処理を行うとともに(S134
2)、図42に示すS1376の処理に移行する。
【0178】S1336でAPSCPU150がDSC レ
ディを受信すると、DSC通信によってバッテリーチェ
ック処理の指示が伝達される(S1344)。そして、
DSC通信において、エラーがセットされたか否かが監
視され(S1346)、通信エラーの場合には図42の
S1380に飛びカメラを動作不可とする。S1346
でDSC通信が正常に行われたと判断した時は、次に、
返信データとしてバッテリーの残量が不足している旨を
示す信号(BCNG)を受信したか否かが判定される
(S1348)。S1348においてBCNGを受信し
た時は、図42に示すS1376に進みカメラを動作不
可とする。
【0179】S1348でバッテリー残量がOKである
旨の返信データを得ている時は、LCD表示OFFがセ
ットされているか否かを判定する(S1350)。PL
AYモード時にDSC側のLCD表示部190が点灯し
ていた場合にはここでの判定がNO判定となり、S13
52に進んでDSC通信によりLCD表示とCCDをO
FFする指令を伝達する。そしてLCD表示OFFセッ
ト(S1354)を行ってから処理は図42に示すS1
356に進む。また、S1350でLCD表示OFFが
セットされている時には前記S1352及びS1354
の処理を飛ばして直ちに図42に示すS1356に進
む。
【0180】図42に示すS1356〜S1364にお
いて、FSTATE=リライトMR中であるか(S135
6)、FSTATE=リライト駒送り中であるか(S136
0)、FSTATE=リライトリカバリー中であるか(S13
62)を順次判断する。上記S1356〜S1362の
いずれか一つの判定においてYES判定となった時はS
1358に進み、リライト給送リカバリー処理を実施す
る。
【0181】もし、S1356〜S1362においてす
べてNO判定の場合は、更に、E-APS-SATUEND =55h で
あるか否かを判定する(S1364)。APS撮影の終
了情報を送信した後であればこのS1364の判定はN
O判定となり、続いてリライト給送処理を実行する(S
1372)。このリライト給送処理(S1372)の後
又は前記リライト給送リカバリー処理(S1358)の
後はDSC通信エラーセットの確認を行い(S137
4)、エラーがセットされている時はS1380に進ん
でDSSVW =OFF の処理を実行し (S1380)、その後
メインルーチンに戻る(S1382)。
【0182】S1374でDSC通信が正常に行われた
ことを確認した場合には、DSC通信で電源OFFを伝
達し(S1376)、その後100mSのウエイト(S
1378)をおいてからDSCVW =OFF の処理を実行して
(S1380)、メインルーチンに戻る(S138
2)。
【0183】他方、S1364のE-APS-SATUEND =55h
か否かの判定において、APS撮影終了情報を未送信の
時はS1366に進み、ここでDSC通信によってAP
S撮影終了を通知する。通信後にはDSC通信において
エラーが発生したか否かを確認し(S1368)、エラ
ー発生時にはS1380に飛んでDSCVW =OFF の処理を
実行し (S1380)、その後メインルーチンに戻る
(S1382)。
【0184】S1368において、通信が正常に行われ
たと判断した時はEEPROM書き込み処理を実行し
(S1370)、E-APS-SATUEND に送信済である旨を示
すデータ00h をEEPROM178に書き込む。そし
て、上記S1376〜S1382を経てメインルーチン
に復帰する。 〔/SSHIFT スイッチ処理〕図43乃至図49は/SSHIFT
スイッチ処理の流れを示すフローチャートである。
【0185】/SSHIFT スイッチ処理が開始すると(S2
700)、先ずSM状態=撮影2の判定を行う(S27
02)。SM状態がPLAY又は撮影1に設定されていると
きは、DSC通信によりバッテリーチェックを指示する
(S2704)。そしてDSC通信のエラーの有無を確
認し(S2706)、通信異常があれば図48のS28
52へジャンプし動作不可とする。正常な通信を確認し
たら、返信データ=BCNGか否かの判定をする(S2
708)。BCNGを受信した場合には図47のS28
42へジャンプして動作不可とする。
【0186】S2708でバッテリーOKの信号を受信
したときは、続くDSC通信で画像表示状態要求の指示
を伝達する(S2710)。そして「SM状態=PLAY」
を判定し(S2712)、PLAYモード以外の時はS27
18に飛び、PLAYモードであれば、続いて、画像表示状
態が一画面表示であるか否かを判定する(S271
4)。DSC側からの返信データが一画面表示状態以外
の状態を示すもの、すなわち、多画面表示であるときは
図47のS2824に飛ぶ。
【0187】また、S2714の判定において一画面表
示であるときは次いでPLAY駒データ変更が許可されてい
るか否かを判定し(S2716)、データ変更が禁止さ
れているとき(NO判定の時)は図47のS2824に
飛ぶ。なお、DSC側のLCD表示部190(液晶モニ
タ40)が表示している画像が現カートリッジの画像の
場合にはデータ変更が許容され、現カートリッジの画像
以外の場合はデータ変更が禁止される。従って、後者の
場合マルチファンクション(MF)スイッチ52は無視
される。他方、DSCのLCD表示が1画面表示であ
り、かつ駒データの変更が許容されている場合にはS2
718に進む。
【0188】S2718では/MFL2LEDの点灯を行う。こ
れは、/SMODEあるいは/SPLAYOUT を表示するものとな
る。次いで/MFR2LEDの点灯を行う(S2722)。そし
て、SM状態=PLAYを確認し(S2724)、PLAYモー
ドであればS2734に飛び、PLAYモード以外の場合に
は、PQ確定モードか否か(S2726)あるいは、S
T確定モードか(S2730)の判定をする。PQ確定
モードの場合は/MFL1LEDを点灯し(S2728)、ST
確定モードの場合は/MFR1LEDを点灯し(S2732)て
から図44に示すS2738に進む。他方、PQ確定モ
ード、ST確定モードのいずれでもない場合、または、
S2724でPLAYモードの場合は、/MFR1LED、及び/MFL
1LEDを両方点灯させて(S2734、S2736)、S
T及びPQの両方が変更可能であることを提示する。そ
の後、図44のS2738に進む。
【0189】S2738ではSM状態=撮影2を判定
し、YES判定ならS2748に飛んで5分タイマーを
スタートさせ、NO判定ならSM状態=撮影1を判定す
る(S2740)。ここでNO判定ならすなわちSM状
態=PLAYであり、この時はLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを
設定してから(S2742)、LCDOFFタイマーをスター
トさせる(S2746)。また、S2740でSM状態
=撮影1の時はLCDOFFタイマーにE-T-SATUを設定してか
ら(S2744)、LCDOFFタイマーをスタートさせる
(S2746)。
【0190】その後、S2748で5分タイマーをスタ
ートさせてから、SM状態=PLAYを判定し(S275
0)、NO判定なら次いで/SSELF=ONか否かを判断す
る(S2752)。/SSELF=ONの時は/SSELFスイッチ
処理(S2754)のサブルーチンを実施してから図4
6のS2818に進む。
【0191】図44のS2752でNO判定の時は、次
いで/SMODE=ONの判定をし(S2756)、/SMODE=ON
の時は/SMODEスイッチ処理(S2758)を実施してか
ら図46に示すS2818に進む。S2756において
/SMODE=ONでないとき、又はS2750のSM状態の判
定で「SM状態=PLAY」の時は図45に示すS2760
に進む。これは、S2750でPLAYモードの時は/SMODE
及び/SSELFは無効となることを意味している。
【0192】S2760ではSM状態が撮影2か否かを
判定する。撮影1又はPLAYの時はPQとSTの両方を同
時表示・変更可能であり、S2766に進む。一方SM
状態=撮影2の時は次いでPQ確定モードか否かを判定
し(S2764)、ここでNO判定ならS2766に進
んで/STITLE =ONか否かを確認する。/STITLE =ONなら
「/STITLE スイッチ処理」(S2768)を実施してか
ら図46に示すS2818に進む。
【0193】S2764でPQ確定モードに設定されて
いる場合、又はS2766でNO判定の時はS2770
においてSM状態=撮影2を判定する。SM状態=撮影
2の時は次いでST確定モードか否かを判定し(S27
74)、ST確定モードの場合はS2780に飛び、S
T確定モードでなければ/SPQ=ONか否かを判定する
(S2776)。ここでYES判定なら/SPQスイッチ処
理(S2778)を実施して、図46のS2818に飛
ぶ。他方、S2776で/SPQ=OFFならS2780に
進む。
【0194】S2780はSM状態=PLAYを判定する。
PLAY時は/SPLAYOUT 、/SCHP 及び/SDATEが有効になるた
め、どのスイッチが操作されたかを監視する。すなわ
ち、S2782では/SPLAYOUT =ONの判定を行い、Y
ES判定ならS2784において/SPLAYOUT スイッチ処
理を実行した後、図46のS2818に飛ぶ。
【0195】S2782でNO判定なら次に/SCHP =O
Nの判定を行い(S2788)、マルチファンクション
スイッチ52のCHPスイッチが操作されている時は
「/SCHP スイッチ処理」(S2790)を実行してから
図46のS2818に進む。S2788でNO判定の場
合には次に/SDATE=ONを判定し(S2792)、/SDA
TEがONされている時はS2794において「/SDATEス
イッチ処理」を実行してから図46のS2818に飛
ぶ。なお、PLAY時のデート変更は/SSHIFT +/SDATEの同
時操作によって行う。
【0196】S2792で/SDATEがONしていない時、
又はS2780でSM状態≠PLAYの場合は図46のS2
796に進み、ここで時計処理を行う。その後SM状態
=撮影2の判定をして、APS単独撮影(撮影2)の場
合はS2810に飛び、SM状態≠撮影2(NO判定)
ならLCD表示OFFセットの有無を判断する(S28
00)。S2800においてLCDの表示をOFFして
いる時はS2810に飛ぶ。もし、S2800において
LCD表示中ならLCDOFFタイマーがオーバータイムとな
ったか否かを監視する(S2802)。
【0197】「撮1」のモードにおいてSHIFTスイ
ッチ48が押されてから30秒放置された場合、あるい
は、PLAYモードにおいてSHIFTスイッチ48が押さ
れてから1分間放置された場合には、LCDOFFタイマーが
オーバータイムとなる。この時、DSC通信でLCD表
示とCCDをOFFする指示を伝達し(S2804)、
LCD表示OFFをセットする(S2806)。その
後、SM状態=PLAYの判定(S2808)に応じて、Y
ES判定なら変更意思がないものとして図48のS28
76に飛び処理を抜ける。またS2808でNO判定な
ら図44のS2750に飛ぶ。
【0198】図46のS2810では5分タイマーのオ
ーバータイムを判定し、オーバータイムに至っていない
時は「/SM1,/SM2 読み込み処理」を実施する(S281
2)。そしてSM状態変化の有無を判定し(S281
4)、変化なき時は/SSHIFT =ONの有無を判定する
(S2816)。/SSHIFT がONしていたら図44のS
2750にジャンプするが、/SSHIFT =OFF の時はS2
818に進む。
【0199】なお、S2810で5分タイマーがオーバ
ータイムとなったとき、又はS2814でSM状態に変
化があった場合もS2818にジャンプする。S281
8では5分タイマーのオーバータイムを監視し、オーバ
ータイムに至らない時はSM状態=PLAYの判定をする
(S2820)。S2820においてSM状態=PLAYの
時は、LCD 表示OFF セットを判定し(S2822)、こ
こでYES判定の時は図48のS2876に進む。
【0200】もし、図46のS2820でNO判定の場
合(すなわち、SM状態がPLAYでない場合)、又はS2
822でNO判定の場合(SM状態がPLAY時であってL
CD表示OFF がセットされていない場合)は図47のS
2824に進む。これはPLAY時に1分経過していたらス
イッチのOFF待ちになることを意味する。なお、S2
818で5分タイマーのオーバータイムと判定した時は
図48のS2876にジャンプする。
【0201】図47のS2824では/MFR2LEDの点滅判
定を行い、点滅中なら/MFR2LEDを点灯する(S282
6)。これによりアップキー(56)のLED点滅が点
灯状態になる。同様に、S2828では/MFL2LEDの点滅
判定を行い、点滅中なら/MFL2LEDを点灯する
(S2830)。これによりダウンキー(60)のLE
D点滅が点灯状態になる。
【0202】続いて、SM状態=撮影2を判定する(S
2832)。ここでNO判定ならSM状態=撮影1か否
かを判断する(S2834)。SM状態=PLAYならS2
834はNO判定となって、この場合はLCDOFFタイマー
にE-T-PLAYを設定し(S2836)、SM状態=撮影1
ならLCD 表示OFF タイマーにE-T-SATUを設定してから
(S2838)、LCD 表示OFF タイマーをスタートする
(S2840)。そして、図48のS2852に進み、
5分タイマーをスタートする(S2852)。なお、図
47のS2832でSM状態=撮影2の時も図48のS
2852にジャンプする。また、図43に示したS27
08のBCNGデータ受信によってS2842にジャン
プしてきた時は、DSC通信でLCD 表示及びCCDのO
FFを伝達し(S2842)、LCD 表示OFF セットを行
う(S2844)。そしてDSC通信で電源OFFを指
示し、100mSのウエイトをおいてから(S284
8)、DSCVW をOFF する(S2850)。そして、図4
8に示すS2852に進む。
【0203】S2852で5分タイマーをスタートした
後、次にSM状態=撮影2を判定する(S2854)。
撮影2でない時はLCD 表示OFF セットを判定し(S28
56)、LCD表示中ならLCDOFFタイマーオーバータイ
ムの到来を判断する(S2858)。ここでオーバータ
イムと判定したときはDSC通信でLCD 表示とCCDの
OFFを指示し(S2860)、LCD 表示OFF セットを
行う(S2862)。そしてSM状態=PLAYを判定して
YES判定ならS2876に飛び、NO判定ならS28
54に戻る。
【0204】S2854でSM状態=撮影2の時又はS
2856の「LCD 表示OFF セット」の判定でYES判定
の時はS2858の判定を省略してS2866に進む。
S2866で5分タイマーオーバータイムを判定するこ
とになる。5分を経過していないときには「/SM1,/SM2
読み込み処理」を行う(S2868)。そしてSM状態
の変化を判定し(S2870)、変化なき時はマルチフ
ァンクションスイッチ52全てがOFFであるか否かを
判定する(S2872)。マルチファンクションスイッ
チ52の何れかがONの時はS2854に戻り、マルチ
ファンクションスイッチ52全てがOFFなら「/SSHIF
T =OFF 」か否かを確認する(S2874)。
【0205】S2874において/SSHIFT =ONならS2
854に戻り、/SSHIFT =OFF ならS2876に進む。
S2872及びS2874は、いわゆるユーザの意地悪
操作対策であり、アップ/ダウンキーを押したままSH
IFTスイッチ48を離した場合には、S2872でN
O判定となってS2854に戻り、その後直ぐにSHI
FTスイッチ48を再び押した場合にはS2874でN
O判定となってS2854に戻ることになる。
【0206】S2874において/SSHIFT =OFF の場
合、すなわちSHIFTスイッチ48の押圧操作が解除
された時、S2866でオーバータイムを検出した時
(YES判定時)、又はS2870でSM状態の変化を
検出した時(YES判定時)には/MFR1LED、/MFL1LED、
/MFR2LED、及び/MFL2LEDを全て消灯する(S2876〜
S2882)。その後5分タイマーオーバータイムを判
定し(S2884)、5分経過時には5分後処理(スタ
ンバイ処理)に遷移する(S2886)。5分経過して
いないときは、図49に示すS2888に進んでSM状
態=PLAYを判定する(S2888)。もし、PLAYモード
時ならS2890でLCD 表示OFF セットの有無を判定し
(S2890)、PLAYモード以外ならS2902に飛
ぶ。
【0207】S2890でLCD 表示OFF にセットされて
いる時はS2892で5分タイマーオーバータイムを判
定する。5分を経過していないときには「/SM1,/SM2 読
み込み処理」を行う(S2894)。そしてSM状態の
変化を判定し(S2896)、変化なき時はマルチファ
ンクションスイッチ52全てがOFFであるか否かを判
定する(S2898)。マルチファンクションスイッチ
52の何れかがONの時はS2892に戻り、マルチフ
ァンクションスイッチ52全てOFFなら/SSHIFT =OF
F か否かを判定する(S2900)。/SSHIFT =ONなら
S2892に戻り、/SSHIFT =OFF ならS2902に進
む。S2898及びS2900は、いわゆるユーザの意
地悪操作対策である。
【0208】S2890でLCD 表示OFF セットがNO判
定の場合にもS2902にジャンプする。また、S28
92の5分タイマーオーバータイムと判定した時は図4
8のS2886へジャンプしてスタンバイ処理に遷移す
る。
【0209】図49に示すS2902ではSM状態=撮
影2を判定し、撮影2に設定されている時はこの/SSHIF
T スイッチ処理を抜けてメインルーチンに復帰する(S
2910)。また、撮影2以外のモードの場合は、更に
SM状態=撮影1か否かを判定し(S2904)、撮影
1でない時、すなわちPLAYモードの時はLCDOFFタイマー
にE-T-PLAYを設定し(S2906)、撮影1モードの時
はLCDOFFタイマーにE-T-SATUを設定してから(S290
8)、メインルーチンに復帰する(S2910)。なお
タイマーのスタートは、スタンバイ処理においてカウン
トすることになる。
【0210】〔/STITLE スイッチ処理〕図50乃至図5
6は/STITLE スイッチ処理の流れを示すフローチャート
である。
【0211】「/STITLE スイッチ処理」を開始すると
(S5000)、先ず、SM状態=撮影2を判定する
(S5002)。撮影2でない時はDSC通信でバッテ
リーチェックの指示を伝達し(S5004)、通信確認
(S5006)を行ってから返信データがBCNGであ
るか否かを判断する(S5008)。ここでBCNGを
受信した時はDSC通信でLCD 表示とCCDのOFF指
示を伝達し(S5010)、LCD 表示OFFセットを行
う(S5012)。そして、DSC通信で電源OFFを
指令し(S5014)、100mSのウエイトをおいて
から(S5016)、DSCへの電源供給を遮断する
(S5018)。次いで、/MFR1LED、/MFL1LED、/MFR2L
ED、/MFL2LEDを全て消灯して(S5020〜502
6)、図51のS5068にジャンプする。すなわち、
/SSHIFT 処理でスイッチのOFF待ちを行う。なお、S
5006でDSC通信に異常が検出された時は、処理は
S5020にジャンプすることになる。
【0212】ところで、S5008でバッテリーOKの
返信データを受信した時、又はS5002においてSM
状態が撮影2であると判断した時は、S5028に進
み、/MFR1LEDを点灯させるとともに、/MFR2LEDを点滅、
/MFL1LEDを消灯、/MFL2LEDを点滅させる(S5030〜
S5034)。
【0213】次に、SM状態=PLAYを判定する(S50
36)。PLAYモード時にはAPS表示部32においてタ
イトル選択表示は行わないので、以下のような処理を実
行する。すなわち、S5036でPLAYモードと判定した
時は、続いてDSCST 設定の有無を判定する(S503
8)。DSCST 設定の有無はPLAY-LANG-B (バッファー)
及びPLAY-TITLE-B(バッファー)の値に基づいて判定す
る。DSCST 設定無き時は、EEPROM読み出し処理を実行し
て(S5040)、E-TITLE ,E-LANGUAGE を読み込む。
これは前回設定した言語とタイトルの情報がEEPRO
M178に格納されているので、その情報を読み出して
PLAY-LANG-B に言語データを記述し(S5042)、PL
AY-TITLE-Bにタイトルデータを記述する(S504
4)。そして、DSC通信において言語データとタイト
ルデータを送信するとともに(S5046)、タイトル
選択の情報を伝える(S5048)。
【0214】これにより、DSC側のLCD表示部19
0には選択したタイトルに相当する文字列(例えば「ク
リスマス」というタイトル)が表示される。なお、S5
038でDSCST 設定ある時は直接S5046にジャンプ
して、言語、タイトル及びタイトル選択に関するDSC
通信を行う(S5046、S5048)。S5048の
後は図51のS5056に進み2秒タイマーをスタート
する。
【0215】図50のS5036でSM状態がPLAYモー
ドでない場合は、EEPROM読み出し処理を行い(S505
0)、ここでE-TITLE,E-LANGUAGEを読み込む。次いでS
M状態=撮影2の判定を行う(S5052)。SM状態
=撮影2の場合はS5054に進んでタイトル選択表示
処理を実行する。他方、SM状態=撮影1ならばタイト
ル選択表示処理を実行せず、S5046に進む。これに
より、撮影1の場合にはAPS表示部32にタイトル情
報は表示されず、DSC側のLCD表示部190におい
てタイトル情報が表示されることになる。S5054の
後、及びS5048の後は図51に示すS5056に進
む。
【0216】図51のS5056では2秒タイマーをス
タートさせる。次いで、時計処理を実行して(S505
8)、2秒タイマーのオーバータイムを判定する(S5
060)。ここで2秒タイマーオーバータイムの時は言
語切替処理に遷移する(S5062)。他方、2秒を経
過していないときには「/SM1,/SM2 読み込み処理」を行
う(S5064)。そしてSM状態の変化を判定し(S
5066)、変化なき時は「/SSHIFT =ON」を判定する
(S5092)。/SSHIFT =OFFならS5068にジ
ャンプし、/SSHIFT =ONなら次いで/STITLE =ONを判定
する(S5094)。ここで/STITLE =ONなら処理はS
5058に戻り、/STITLE =OFF 待ちのループに入る。
/STITLE =OFF になるとループを抜けて図52に示すS
5098にジャンプする。
【0217】図51のS5066でSM状態に変化が検
出された時、又はS5092で/SSHIFT =OFF となった
時にはS5068に進み、SM状態=撮影2の判定を行
う。
【0218】SM状態≠撮影2の時はDSC通信で言語
とタイトルの確定を指示する(S5070)。「言語&
タイトル確定」のコマンドを受信したDSC側は、タイ
トルの選択表示状態を示す点滅表示からタイトル確定を
示す点灯表示に切り替えられる。
【0219】一方、S5068でSM状態=撮影2と判
定した時は、ST確定表示処理(S5074)、及びS
T確定モードセット(S5076)を行う。これによ
り、APS表示部32においてタイトル情報が点灯しタ
イトルが確定した旨が提示される。
【0220】S5076又はS5070の処理の後は、
S5078の5分タイマーオーバータイムの判定を行
う。オーバータイムを検出したときはスタンバイ処理
(S5080)に遷移する。また、5分以内であれば、
SM状態=撮影2を判定し(S5082)、撮影2なら
ば/SSHIFT スイッチ処理に復帰し(S5090)、撮影
2でない場合は、S5084でSM状態=撮影1を判定
する。このSM状態の判定でNO判定(すななち、SM
状態=PLAY)ならLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを設定し
(S5086)、SM状態=撮影1ならLCDOFFタイマー
にE-T-SATUを設定して(S5088)から/SSHIFT スイ
ッチ処理に復帰する(S5090)。なお、LCDOFFタイ
マーはスタンバイ処理においてカウントを行う。
【0221】ところで、前記S5094で/STITLE =OF
F となった後は、図52のS5098に進む。そしてS
M状態=撮影2を判定し(S5098)、撮影2ならば
S5108に飛んで5秒タイマーをスタートさせる。他
方、S5098で撮影2でない場合は、次にSM状態=
撮影1を判定する(S5100)。ここで、NO判定
(すなわち、SM状態=PLAY)ならLCDOFFタイマーにE-
T-PLAYを設定し(S5102)、YES判定(すなわち
SM状態=撮影1)ならLCDOFFタイマーにE-T-SATUを設
定して(S5104)、LCDOFFタイマーをスタートさせ
る(S5106)。
【0222】次いで、5分タイマーをスタートし(S5
108)、時計処理を実施する(S5110)。次にS
M状態=撮影2を判定する(S5112)。撮影2でな
い時はLCD 表示OFF セットを判定し(S5114)、L
CD表示中ならLCDOFFタイマーオーバータイムの到来を
判断する(S5116)。ここでオーバータイムと判定
したときはDSC通信でLCD 表示とCCDのOFFを指
示し(S5118)、LCD 表示OFF セットを行う(S5
120)。そしてSM状態=PLAYを判定して(S512
2)、YES判定ならS5068に飛び、NO判定なら
S5110に戻る。
【0223】S5112でSM状態=撮影2の時又は次
のLCD 表示OFF セット判定(S5114)でYES判定
の時はS5116の判定を省略してS5124に進む。
S5124で5分タイマーオーバータイムを判定するこ
とになる。5分を経過していないときには「/SM1,/SM2
読み込み処理」を行う(S5126)。そしてSM状態
の変化を判定し(S5128)、変化なき時は「/SSHIF
T =ON」か否かを判定する(S5130)。/SSHIFT =
ONなら図53に示すS5132に進み、/SSHIFT =OFF
なら図51のS5068に進む。なお、S5124でオ
ーバータイムを検出した時、及びS5128でSM状態
の変化を検出した時も処理は図51のS5068にジャ
ンプする。
【0224】S5130における/SSHIFT =ON確認後
は、図53に示すS5132に進む。S5132ではア
ップキーに相当する/SUPの状態が判断される。/SUP=ON
なら5分タイマーをスタートさせ(S5134)、次い
で1秒タイマーをスタートさせる(S5136)。1秒
タイマーは早送りタイマーであり、1秒以上押され続け
ると自動的に連続アップするようになっている。
【0225】次いで、SM状態=PLAYの判定をし(S5
138)、PLAY状態ならPLAY-TITLE-B=OFF か否かを判
断する(S5140)。ここでYES判定なら、PLAY-T
ITLE-Bに「0」をセットする(S5142)。他方NO
判定ならPLAY-TITLE-Bの値を+1カウントアップして書
き換える(S5144)。そして続くDSC通信におい
て選択値アップの指示を伝達し(S5146)、DSC
通信エラーのチェックを行う(S5148)。通信に異
常があれば図50のS5020にジャンプしてマルチフ
ァンクションスイッチ52のLEDを全て消灯する。ま
た、通信に異常がなければ処理は図54に示すS516
0の時計処理に進む。
【0226】図53のS5138でSM状態≠PLAYの時
は、次いでタイトル値がOFF、すなわち、OFFを示
すデータ「64h 」が設定されているか否かを判定する
(S5150)。ここでYES判定の時はタイトル値に
「0」をセットし(S5152)、NO判定なら現タイ
トル値を+1カウントアップした値で置換する(S51
54)。そして、次のステップでSM状態=撮影2の判
定をする(S5156)。SM状態=撮影2の場合はタ
イトル選択表示処理を行うが(S5158)、SM状態
=撮影1又はPLAYの時はタイトル選択表示処理(S51
58)を行わずに、S5146に移行する。これによ
り、SM状態=撮影1又はPLAYの時はAPS表示部32
においてタイトル情報は非表示となり、DSC側のLC
D表示部190においてのみタイトル情報が表示され
る。
【0227】S5158又はS5148の後は、図54
に示すS5160に進む。S5160で時計処理を実行
した後、5分タイマーのオーバータイムを判定する(S
5162)。ここで5分を経過していないときには「/S
M1,/SM2 読み込み処理」を行う(S5164)。そして
SM状態の変化を判定し(S5166)、変化なき時は
「/SSHIFT =ON」を判定する(S5168)。/SSHIFT
=ONなら次いで「/SUP=ON」を判定する(S517
0)。ここでアップキー(56)が押されていなけれ
ば、1秒タイマーのオーバータイムを判定し(S517
2)、1秒以内であれば処理はS5160に戻り、1秒
経過の場合は250mSのウエイトをおいて(S517
4)、処理は図53に示すS5138に戻る。アップキ
ー(56)が1秒以上押されることによりタイトル早送
りとなった場合、この早送り中はLCDOFFタイマーによっ
てDSC側のLCD表示部190をOFFしないように
する。なお、タイトル早送り時間はDSC表示の見え方
によって調整が必要である。
【0228】S5170でアップキー(56)が押され
ていなければ、次にSM状態=PLAYを判定する(S51
76)。もし、SM状態≠PLAY(すなわち、撮影1又は
撮影2)なら、EEPROM書き込み処理を実行し(S
5178)、E-TITLE と、E-LANGUAGEにCPU150の
RAM上で変更した値をEEPROM178に書き込
む。これにより、最新のタイトル及び言語の情報(使用
した最終情報)が保存される。この書き込み処理後はS
5098に戻る。また、S5176でSM状態=PLAYの
場合はS5178を省略してS5098に戻る。なお、
S5162で5分タイマーのオーバータイムを検出した
とき、S5166でSM状態の変化を検出した時、S5
168で/SSHIFT がOFFとなった時には図51に示す
S5068に戻ることになる。
【0229】図53のS5132でアップキー(56)
が押されていないときは、図55に示すS5180に進
んでダウンキーに相当する/SDOWNの状態が判断される。
/SDOWN=OFF の時は図52に示すS5110の時計処理
にジャンプし、他方/SDOWN=ONなら5分タイマーをスタ
ートさせ(S5182)、次いで1秒の早送りタイマー
をスタートさせる(S5184)。前述のアップキーと
同様に1秒以上押され続けると自動的に連続ダウンする
ようになっている。
【0230】次いで、SM状態=PLAYの判定をし(S5
186)、PLAY状態ならPLAY-TITLE-B="00"か否かを判
断する(S5188)。ここでYES判定なら、PLAY-T
ITLE-Bに「OFF (64h )」をセットする(S519
0)。他方NO判定ならPLAY-TITLE-Bの値を−1カウン
トダウンして書き換える(S5192)。そして続くD
SC通信において選択値ダウンの指示を伝達し(S51
94)、DSC通信エラーのチェックを行う(S519
6)。通信に異常があれば図50のS5020にジャン
プしてマルチファンクションスイッチ52のLEDを全
て消灯する。また、通信に異常がなければ処理は図56
に示すS5208の時計処理に進む。
【0231】図55のS5186でSM状態≠PLAYの時
は、次いでタイトル値が「00」、すなわち、「00」を示
すデータ「00h 」が設定されているか否かを判定する
(S5198)。ここでYES判定の時はタイトル値に
「OFF (64h )」をセットし(S5200)、NO判定
なら現タイトル値を−1カウントダウンした値で置換す
る(S5202)。
【0232】次に、SM状態=撮影2の判定をする(S
5204)。SM状態=撮影2の時はタイトル選択表示
処理を行うが(S5206)、SM状態=撮影1又はPL
AYの場合はS5194に進む。このため、撮影1及びPL
AYの場合にはAPS表示部32においてタイトル情報は
非表示となり、DSC側のLCD表示部190にタイト
ル情報が表示される。S5206の後、又はS5196
で通信の異常を検知しない時は、図56に示すS520
8に進む。
【0233】S5208で時計処理を実行した後、5分
タイマーのオーバータイムを判定する(S5210)。
ここで5分を経過していないときには「/SM1,/SM2 読み
込み処理」を行う(S5212)。そしてSM状態の変
化を判定し(S5214)、変化なき時は/SSHIFT =ON
を判定する(S5216)。/SSHIFT =ONなら次いで/S
DOWN=ONを判定する(S5218)。ここでダウンキー
が押されていれば、1秒タイマーのオーバータイムを判
定し(S5220)、1秒以内であれば処理はS520
8に戻り、1秒経過の場合は250mSのウエイトをお
いて(S5222)、処理は図55のS5186に戻
る。ダウンキーが1秒以上押されることによりタイトル
早送りとなった場合、この早送り中はLCDOFFタイマーに
よってDSC側のLCD表示部190をOFFしないよ
うにする。なお、タイトル早送り時間はDSC表示の見
え方によって調整が必要である。
【0234】S5218でダウンキーが押されていなけ
れば、次にSM状態=PLAYを判定し(S5224)、S
M状態≠PLAY(すなわち、撮影1又は撮影2)なら、E
EPROM書き込み処理を実行し(S5226)、E-TI
TLE と、E-LANGUAGEにCPU150のRAM上で変更し
た値を書き込む。これにより、最新のタイトル及び言語
の情報(使用した最終情報)が保存される。この書き込
み処理後はS5098に戻る。また、S5224でSM
状態=PLAYの場合はS5226を省略してS5098に
戻る。なお、S5210で5分タイマーのオーバータイ
ムを検出したとき、S5214でSM状態の変化を検出
した時、S5216で/SSHIFT がOFFとなった時には
いずれも図51のS5068に戻ることになる。
【0235】〔/SPQスイッチ処理〕図57乃至図64は
/SPQスイッチ処理の流れを示すフローチャートである。
【0236】/SPQスイッチ処理を開始すると(S530
0)、先ずSM状態=撮影2を判定する(S530
2)。撮影2でない時はDSC通信でバッテリーチェッ
クの指示を伝達し(S5304)、通信確認(S530
6)を行ってから返信データがBCNGであるか否かを
判断する(S5308)。ここでBCNGを受信した時
はDSC通信でLCD 表示とCCDのOFF指示を伝達し
(S5310)、LCD 表示OFFセットを行う(S53
12)。そして、DSC通信で電源OFFを指令し(S
5314)、100mSのウエイトをおいてから(S5
316)DSCへの電源供給を遮断する(S531
8)。次いで、/MFR1LED、/MFL1LED、/MFR2LED、/MFL2L
EDを全て消灯して(S5320〜5326)、図64の
S5560にジャンプする。すなわち、/SSHIFT 処理で
スイッチのOFF待ちを行う。なお、S5306でDS
C通信に異常が検出された時は、処理はS5320にジ
ャンプすることになる。
【0237】ところで、S5308でバッテリーOKの
返信データを受信した時、又はS5302においてSM
状態が撮影2であると判断した時は、S5328に進
み、/MFR1LEDを消灯させるとともに、/MFR2LEDを点滅、
/MFL1LEDを点灯、/MFL2LEDを点滅させる(S5330〜
S5334)。
【0238】次に、SM状態=PLAYを判定する(S53
36)。PLAYモード時にはPQ設定の有無を判定する
(S5338)。なお、判定に際してはPLAY-PQ-B (バ
ッファ)の値を参照する。PQ設定が無い場合はPQ値
として初期値(具体的には「01」)を設定し(S53
40)、PLAY-PQ-B に01をセットしてから(S534
2)、図58に示すS5352にジャンプする。また、
S5338でPQ設定有りの場合は既にPQ値を得てい
るので、S5340及びS5342を省略して図58の
S5352に飛ぶ。
【0239】図57のS5336でSM状態≠PLAYの場
合は、次いでPQ確定モードか否かを判定する(S53
44)。PQ確定モードならPQ値に確定PQ値をセッ
トし(S5346)、PQ確定モードでない時はPQ値
として初期値「01」をセットする(S5348)。次
に、SM状態が撮影2であるか否かを判定する(S53
49)。SM状態=撮影2の場合はPQ選択表示処理
(S5350)を実行するが、SM状態=撮影1又はPL
AYの時はPQ選択表示処理を行わずに図58に示すS5
352に飛ぶ。PQ選択表示処理はAPS表示部32に
対する表示実行の処理であり、撮影2の場合だけPQ選
択表示を行い、それ以外の場合にはAPS側の表示をせ
ず、DSC側のLCD190にのみPQ情報の表示を行
う。
【0240】続くS5352ではSM状態=撮影2を判
定する。撮影2の場合はS5366にジャンプし、SM
状態が撮影2以外の場合(すなわち、撮影1又はPLAYの
場合)はDSC通信でPQ値及びPQ値選択の指示を伝
達する(S5354、S5356)。PQ値選択の指示
に基づいてDSC側LCD表示部190には枚数値が点
滅表示される。
【0241】次いで、SM状態=撮影1か否かを判定し
(S5358)、その判定に応じて、SM状態=PLAYな
らLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを設定し(S5360)、
SM状態=撮影1ならLCDOFFタイマーにE-T-SATUを設定
して(S5362)からLCDOFFタイマーをスタートさせ
る(S5364)。その後、S5366に進んで5分タ
イマーをスタートさせる。次に、時計処理を実施し(S
5368)、SM状態=撮影2を判定する(S537
0)。撮影2でない時はLCD 表示OFF セットを判定し
(S5372)、LCD表示中ならLCDOFFタイマーオー
バータイムの到来を判断する(S5374)。ここでオ
ーバータイムと判定したときはDSC通信でLCD 表示と
CCDのOFFを指示し(S5376)、LCD 表示OFF
セットを行う(S5378)。そしてSM状態=PLAYを
判定して(S5380)、YES判定なら図64のS5
538に飛び、NO判定ならS5368に戻る。
【0242】S5370でSM状態=撮影2の時又は次
のLCD 表示OFF セット判定(S5372)でYES判定
の時はS5374の判定を省略してS5382に進む。
S5382で5分タイマーオーバータイムを判定するこ
とになる。5分を経過していないときには「/SM1,/SM2
読み込み処理」を行う(S5384)。そしてSM状態
の変化を判定し(S5386)、変化なき時は「/SSHIF
T =ON」か否かを判定する(S5388)。/SSHIFT =
ONならS5390に進み、/SSHIFT =OFF なら図64の
S5538にジャンプする。なお、S5382でオーバ
ータイムを検出した時、及びS5386でSM状態の変
化を検出した時も処理は図64のS5538にジャンプ
する。
【0243】S5390ではPQスイッチに相当する/S
PQの状態を判定する。/SPQ=ONの時はS5368に戻
り、/SPQスイッチのOFF 待ちループに入る。
【0244】/SPQがOFF になると、図59のS5392
に進んでSM状態の判定を行う。すなわち、SM状態=
撮影2を判定し(S5392)、撮影2ならばS540
2に飛んで5秒タイマーをスタートさせる。他方、S5
392で撮影2でない場合は、次にSM状態=撮影1を
判定する(S5394)。ここで、NO判定(すなわ
ち、SM状態=PLAY)ならLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを
設定し(S5396)、YES判定(すなわちSM状態
=撮影1)ならLCDOFFタイマーにE-T-SATUを設定して
(S5398)、LCDOFFタイマーをスタートさせる(S
5400)。
【0245】次いで、5分タイマーをスタートし(S5
402)、時計処理を実施する(S5404)。次にS
M状態=撮影2を判定する(S5406)。撮影2でな
い時はLCD 表示OFF セットを判定し(S5408)、L
CD表示中ならLCDOFFタイマーオーバータイムの到来を
判断する(S5410)。ここでオーバータイムと判定
したときはDSC通信でLCD 表示とCCDのOFFを指
示し(S5412)、LCD 表示OFF セットを行う(S5
414)。そしてSM状態=PLAYを判定して(S541
6)、YES判定なら図64のS5538に飛び、NO
判定ならS5404に戻る。
【0246】S5406でSM状態=撮影2の時又は次
のLCD 表示OFF セット判定(S5408)でYES判定
の時はS5410の判定を省略してS5418に進む。
S5418では5分タイマーオーバータイムを判定する
ことになる。5分を経過していないときには「/SM1,/SM
2 読み込み処理」を行う(S5420)。そしてSM状
態の変化を判定し(S5422)、変化なき時は「/SSH
IFT =ON」か否かを判定する(S5424)。/SSHIFT
=ONなら図60のS5426に進み、/SSHIFT=OFF な
ら図64のS5538に進む。なお、S5418でオー
バータイムを検出した時、及びS5422でSM状態の
変化を検出した時も処理は図64のS5538にジャン
プする。
【0247】図59に示すS5424における/SSHIFT
=ON確認後のS5426(図60)ではアップキーに相
当する/SUPの状態が判断される。/SUP=ONならSM状態
=PLAYの判定をし(S5428)、PLAY状態ならPLAY-P
Q-B (バッファ)に「10」が設定されているか否かを
判断する(S5430)。PLAY-PQ-B =10の時は、PLAY
-PQ-B =0にセットし(S5432)、PLAY-PQ-B ≠10
なら、その時の値を+1カウントアップする(S543
4)。そして、DSC通信で選択値アップの指示を与え
る(S5436)。これにより、DSC側のLCD表示
部190に表示しているPQ値をアップさせる。
【0248】次にSM状態=撮影1を判定する(S54
38)。ここでNO判定(すなわち、SM状態=PLAY)
ならLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを設定し(S544
0)、YES判定(すなわちSM状態=撮影1)ならLC
DOFFタイマーにE-T-SATUを設定して(S5442)、LC
DOFFタイマーをスタートさせる(S5444)。その後
は図61のS5456に進んで5分タイマーをスタート
させる。
【0249】ところで、S5428のSM状態の判定で
SM状態≠PLAYの場合は、続いてPQ値が10に設定さ
れているか否かを判定する(S5446)。PQ値=1
0ならPQ値を「0」にセットし(S5448)、PQ
値≠10ならば、現PQ値を+1カウントアップする
(S5450)。次に、SM状態=撮影2を判定し(S
5452)、撮影2の場合はPQ選択表示処理を実行す
る(S5454)。PQ値選択表示処理とは、APS表
示部32に表示されているデート表示に代えてPQ値を
表示させる処理である。従って、撮影2の場合にはAP
S表示部32にPQ値が表示される。他方、S5452
でSM状態=撮影1又はPLAYであると判定した時は、P
Q値選択表示処理(S5454)を実施せず、S543
6に移行する。これにより、撮影1及びPLAYモードの時
にはDSC側のLCD表示部190にのみPQ値が表示
される。S5454またはS5444の処理の後は図6
1に示すS5456に進む。
【0250】S5456で5分タイマーをスタートさせ
た後、時計処理を実施し(S5458)、SM状態=撮
影2を判定する(S5460)。撮影2でない時はLCD
表示OFF セットを確認し(S5462)、LCD表示中
ならLCDOFFタイマーオーバータイムの到来を判断する
(S5464)。ここでオーバータイムと判定したとき
はDSC通信でLCD 表示とCCDのOFFを指示し(S
5466)、LCD 表示OFF セットを行う(S546
8)。そしてSM状態=PLAYを判定して(S547
0)、YES判定なら図64のS5538に飛び、NO
判定ならS5458に戻る。
【0251】S5460でSM状態=撮影2の時又は次
のLCD 表示OFF セット判定(S5462)でYES判定
の時はS5464の判定を省略してS5472に進み、
S5472で5分タイマーオーバータイムを判定する。
5分を経過していないときには「/SM1,/SM2 読み込み処
理」を行う(S5474)。そしてSM状態の変化の有
無を判定し(S5476)、変化なき時は/SSHIFT =ON
か否かを確認する(S5478)。/SSHIFT =ONならS
5480に進み、/SSHIFT =OFF なら図64のS553
8にジャンプする。なお、S5472でオーバータイム
を検出した時、及びS5476でSM状態の変化を検出
した時も処理は図64のS5538にジャンプする。
【0252】S5480ではアップキーに相当する/SUP
の状態を判定する。/SUP=ONの時はS5458に戻り、
/SUPスイッチのOFF 待ちループに入る。そして、/SUPス
イッチがOFF になると図59のS5392に戻る。
【0253】また、図60のS5426において/SUP=
OFF と判定した時は、図62のS5482に遷移してダ
ウンキーの状態を判定する。すなわち、/SDOWN=ONであ
れば、SM状態=PLAYの判定をし(S5484)、PLAY
状態ならPLAY-PQ-B (バッファ)に「0」が設定されて
いるか否かを判断する(S5486)。PLAY-PQ-B =0
の時は、PLAY-PQ-B =10をセットし(S5488)、
PLAY-PQ-B ≠0なら、その時の値を−1カウントダウン
する(S5490)。そして、DSC通信で選択値ダウ
ンの指示を与える(S5492)。これにより、DSC
側のLCD表示部190に表示しているPQ値をダウン
させる。
【0254】次にSM状態=撮影1を判定する(S54
94)。ここでNO判定(すなわち、SM状態=PLAY)
ならLCDOFFタイマーにE-T-PLAYを設定し(S549
6)、YES判定(すなわちSM状態=撮影1)ならLC
DOFFタイマーにE-T-SATUを設定して(S5498)、LC
DOFFタイマーをスタートさせる(S5500)。その後
は図63に示すS5512に進んで5分タイマーをスタ
ートさせる。
【0255】ところで、図62に示すS5484のSM
状態の判定でSM状態≠PLAYの場合は、続いてPQ値が
0に設定されているか否かを判定する(S5502)。
PQ値=0ならPQ値を「10」にセットし(S550
4)、PQ値≠0ならば、現PQ値を−1カウントダウ
ンする(S5506)。そして、SM状態=撮影2か否
かの判別を行う(S5508)。SM状態=撮影2の場
合はPQ選択表示処理を実行するが(S5510)、S
M状態=撮影1の場合にはPQ選択表示処理を実施せず
にS5492に遷移する。これにより、撮影1及びPLAY
モードの時にはDSC側のLCD190にのみPQ値が
表示される。S5510またはS5500の処理の後は
図63に示すS5512に進む。
【0256】図63に示すS5512からS5534の
処理は前述したS5456〜S5478と共通であるの
で説明を省略する。S5536では/SDOWNの状態を判定
する。/SDOWN=ONの時はS5514に戻り、/SDOWNスイ
ッチのOFF 待ちループに入る。そして、/SDOWN=OFF に
なると図59のS5392に戻る。
【0257】図64にはS5538以降の処理が示され
ている。S5538ではSM状態=PLAYか否かを判定す
る。SM状態=PLAYの場合はDSC通信でPQ値確定の
指令を伝達する(S5540)。この指令を受けてDS
C側のLCD表示部190にはPQ値の確定情報が提示
される。S5540の処理後はS5560に進む。
【0258】S5538の「SM状態=PLAY」の判別に
おいて、NO判定(SM状態≠PLAY)の場合は、次いで
PQ値が「1」であるか否かを判定する(S554
4)。PQ値=1なら次いでSM状態=撮影1か否かを
判断し、撮影1でない時は、PQ値をリセットしてから
デート表示処理を行う(S5550、S5552)。ま
た、S5546でSM状態=撮影1であるときはDSC
通信でPQ値の破棄を指示してから(S5548)、P
Q設定リセット(S5550)及びデート表示処理(S
5552)を行う。
【0259】S5544でPQ値≠1の時は次いでSM
状態=撮影1か否かを判定し(S5554)、撮影1な
らS5540に飛び、撮影2であればPQ確定モードを
セットしてから(S5556)、APS側のLCD(3
2)におけるPQ確定表示処理を実行する(S555
8)。
【0260】このように、SM状態=PLAY、又はSM状
態=撮影2の場合は、PQ値確定に際してAPS側のL
CD表示処理(S5558)を経ないので、DSC側の
LCD表示部190のみPQ値の確定情報が提示される
ことになる。S5558の処理、S5552の処理、又
はS5540の処理の後は、5分タイマーのオーバータ
イムを判定する(S5560)。もし、5分経過を検出
したときはスタンバイ処理に遷移させ(S5562)、
5分以内ならSM状態を判定し(S5564、S556
6)、SM状態に応じて、撮影2なら直ちに/SSHIFT ス
イッチ処理に復帰し(S5572)、PLAYならLCDOFFタ
イマーにE-T-PLAYをセットしてから(S5568)、/S
SHIFT スイッチ処理に復帰し(S5572)、撮影1な
らLCDOFFタイマーにE-T-SATUをセットしてから(S55
70)/SSHIFT スイッチ処理に復帰する(S557
2)。なお、LCDOFFタイマーはスタンバイ処理において
カウントを実施する。
【0261】〔言語切替処理〕図65乃至図73は言語
切替処理の流れを示すフローチャートである。
【0262】言語切替処理をスタートすると(S630
0)、まずSM状態=撮影2か否かを判定する(S63
02)。SM状態=撮影2の場合は言語選択表示処理を
行い(S6304)、APS側のLCD(32)に言語
番号の点滅表示を行う。また、S6302でSM状態=
撮影1又はPLAYの時はDSC通信で言語及びタイトルの
データを伝えるとともに(S6308)、言語選択の指
示を伝達する(S6310)。この指示を受けてDSC
側のLCD190には、タイトルの文字列が点滅表示さ
れる。そしてSM状態の判定をし(S6312)、PLAY
ならLCDOFFタイマーにE-T-PLAYをセットし(S631
4)、撮影1ならLCDOFFタイマーにE-T-SATUをセットし
てから(S6316)、LCDOFFタイマーをスタートさせ
る(S6318)。
【0263】次いで、図66のS6320に進み、5分
タイマーをスタートさせる。なお、S6304の処理後
は図66のS6320に飛ぶ。
【0264】S6320では5分タイマーをスタート
し、次いで時計処理を実施する(S6322。次にSM
状態=撮影2を判定する(S6324)。撮影2でない
時はLCD 表示OFF セットを判定し(S6326)、LC
D表示中ならLCDOFFタイマーオーバータイムの到来を判
断する(S6328)。ここでオーバータイムと判定し
たときはDSC通信でLCD 表示とCCDのOFFを指示
し(S6330)、LCD表示OFF セットを行う(S63
32)。そしてSM状態=PLAYを判定して(S633
4)、NO判定ならS6322に戻り、YES判定なら
図67に示すS6338に進む。
【0265】図66のS6324でSM状態=撮影2の
時又は次のLCD 表示OFF セット判定(S6326)でY
ES判定の時はS6328の判定を省略してS6336
に進み、S6336で5分タイマーオーバータイムを判
定することになる。5分を経過していないときには「/S
M1,/SM2 読み込み処理」を行う(S6364)。そして
SM状態の変化を判定し(S6366)、変化なき時は
/SSHIFT =ONか否かを判定する(S6368)。ここで
/SSHIFT =ONならS6370に進んで/STITLEの状態を
判定する。/STITLE =ONならば処理はS6322に戻
り、/STITLE のOFF 待ちループに入る。S6370で/S
TITLE =OFF となったらループを抜けて、図67のS6
372に進む。
【0266】また、図66のS6336で5分タイマー
のオーバータイムを検出した場合、S6366でSM状
態の変化を検出した場合、及びS6368で/SSHIFT =
OFFを検出した場合の何れかに該当する場合、処理は図
67のS6338に遷移する。S6338でSM状態が
撮影2であるか否かを判定し、SM状態がPLAY又は撮影
1である時はDSC通信によって言語及びタイトル確定
のデータを送信する(S6340)。一方、S6338
でSM状態=撮影2と判定した時は、ST確定モードセ
ット(S6346)及びST確定表示処理(S634
8)を行う。S6340及びS6348の後は、5分タ
イマーのオーバータイムを判定する(S6350)。
【0267】S6350でオーバータイムを検出した時
は5分後処理(スタンバイ処理)に遷移する(S635
2)。また、オーバータイムに至らない時は、次いでS
M状態を判定する(S6354、S6356)。もし、
SM状態が撮影2なら直ちに/SSHIFT スイッチ処理に復
帰し(S6362)、PLAYならLCDOFFタイマーにE-T-PL
AYをセットしてから(S6358)、/SSHIFT スイッチ
処理に復帰し(S6362)、撮影1ならLCDOFFタイマ
ーにE-T-SATUをセットしてから(S6360)、/SSHIF
T スイッチ処理に復帰する(S6362)。なお、LCDO
FFタイマーはスタンバイ処理においてカウントする。
【0268】ところで、S6370で/STITLE =OFF と
なってS6372に進んだ場合は、次いでSM状態を判
定し(S6372、S6374)、SM状態に応じて、
PLAYならLCDOFFタイマーにE-T-PLAYをセットし(S63
76)、撮影1ならLCDOFFタイマーにE-T-SATUをセット
し(S6378)てからLCDOFFタイマーをスタート(S
6380)し、その後5分タイマーをスタートさせる
(S6382)。また、SM状態が撮影2の時は直ちに
S6382に進み、5分タイマーをスタートさせる。そ
の後、処理は図68のS6384に進む。
【0269】S6384の「時計処理」からS6404
の「/SSHIFT =ON判定」までの処理は前述したS632
2からS6368までの処理と同様であり共通する説明
を省略する。
【0270】S6404で/SSHIFT =ONを判定した後、
次いで/STITLE =ONか否かを判定する(S6406)。
タイトルスイッチが再操作され、/STITLE =再ONした
時には、言語は確定されS6408に進む。S6408
でSM状態=撮影2か否かを判定する。SM状態=撮影
2ならタイトル選択表示処理を実行する(S641
0)。他方、S6408でSM状態=撮影1又はPLAYと
判断した時は、タイトル選択表示を行うことなく、続く
DSC通信で言語及びタイトルのデータを送信するとと
もに(S6414)、タイトル選択のコマンドを伝達す
る(S6416)。次いでSM状態を判定し(S641
8)、PLAYならLCDOFFタイマーにE-T-PLAYをセットし
(S6420)、撮影1ならLCDOFFタイマーにE-T-SATU
をセットしてから(S6422)、LCDOFFタイマーをス
タートする(S6424)。S6424の後、またはS
6410の処理後、図69に示すS6426に進む。
【0271】S6426の「5分タイマースタート」か
らS6450の「/STITLE =ON判定」までの処理は図
66で示したS6320からS6336及びS6364
〜S6370の処理と同様であるので共通する説明は省
略する。S6450において/STITLE がOFF となった時
にはループから抜けてタイトル切替処理(S6452)
に遷移し、図52のS5096へジャンプする。
【0272】ところで、図68のS6406で/STITLE
=OFF を検出した時は、図70のS6454にジャンプ
してアップキーの操作を確認する。/SUP=ONの場合、S
M状態がPLAYか否かを判断し(S6456)、PLAYモー
ドであるか、あるいは撮影1・撮影2であるかによって
処理が分かれる。PLAYモードの場合には、PLAY-LANGU-B
の値を判定して、現在の値から別の値に変更する(S6
458〜S6474)。現在のPLAY-LANGU-Bの値が3
(フランス語を意味する値)に設定されている時は、ア
ップキーの操作によってPLAY-LANGU-B=4(ドイツ語を
意味する値)にセットする(S6460)。同様に、現
在のPLAY-LANGU-Bの値が4ならPLAY-LANGU-B=6(日本
語を意味する値)にセットし(S6464)、現在の値
が6ならスペイン語を意味する10にセットし(S64
68)、現在の値が10なら米語を意味する13にセッ
トし(S6472)、現在の値が13ならS6470で
NO判定となるので、フランス語を意味する3にセット
する(S6474)。
【0273】その後、DSC通信によって選択値アップ
の指令を伝達する(S6476)。選択値アップの指令
を受信したDSC側では、現在の言語値を+1カウント
アップして得られる言語に対応するタイトルの文字列が
液晶モニタ40上に表示され、この表示が点滅表示とな
って未確定である旨をユーザに知らせる。
【0274】次いでSM状態を判別し(S6478)、
PLAYならLCDOFFタイマーにE-T-PLAYセットし(S648
0)、撮影1ならLCDOFFタイマーにE-T-SATUをセットし
てから(S6482)、LCDOFFタイマーをスタートさせ
る(S6484)。その後処理は図71のS6508に
ジャンプする。
【0275】S6456でSM状態≠PLAY(すなわち、
SM状態=撮影1または撮影2)の時は、現在の言語値
を判定して、現在の値から別の値に変更する(S648
6〜S6502)。現在の言語値が3(フランス語)の
時は、アップキーの操作によって言語値=4(ドイツ
語)にセットする(S6488)。同様に、現在の言語
値が4なら6(日本語)に(S6492)、6なら10
(スペイン語)に(S6496)、10なら13(米
語)に(S6500)、13なら3に(S6502)セ
ットする。
【0276】そして、SM状態=撮影2の判定をする
(S6504)。ここでSM状態=撮影2の場合は、言
語選択表示処理を行う(S6506)。この処理におい
て、例えば、言語値=10がAPS側のLCDに表示さ
れるとともに、タイトルナンバーもスペイン語対応に変
更され、かかる表示は点滅表示となる。その後は図71
のS6508に進む。その一方、S6504でNO判定
(SM状態=撮影1またはPLAYなら処理はS6476に
飛んで前述のS6476からS6484の処理を経て図
71のS6508に至る。
【0277】S6508の「5分タイマースタート」か
らS6532の「/SUP=ON判定」までの処理は/SUPのOF
F 待ちループであり、図66のS6322〜S6336
及びS6364〜S6370で説明した/STITLE のOF
F待ちループと、対象スイッチの相違を除いて同様の処
理であるため、説明を省略する。
【0278】S6532において/SUP=OFF となった時
にはループから抜けてS6534に進み、ここでSM状
態をチェックする。SM状態=PLAYなら図67で説明し
たS6372に遷移する。他方SM状態=撮影1又は撮
影2なら、EEPROM書き込み処理を実行する(S6
536)。この処理において、E-TITLE 及びE-LANGUに
それぞれCPU150のRAM上の値がEEPROM1
78に書き込まれる。その後、処理はS6372に遷移
する。
【0279】図70のS6454で/SUP=OFF の時は図
72のS6538にジャンプして/SDOWNの状態を確認す
る。/SDOWN=ONの場合は、SM状態がPLAYか否かを判断
し(S6540)、PLAYモードであるか、あるいは撮影
1・撮影2であるかによって処理が分かれる。PLAYモー
ドの場合には、PLAY-LANGU-Bの値を確認して、現在の値
から別の値に変更する(S6542〜S6558)。現
在のPLAY-LANGU-Bの値が3(フランス語)に設定されて
いる時は、ダウンキーの操作によってPLAY-LANGU-B=1
3(米語)にセットする(S6544)。同様に、現在
のPLAY-LANGU-Bの値が4(ドイツ語)なら3に(S65
48)、6(日本語)なら4に(S6552)、10
(スペイン語)なら6に(S6556)、13(米語)
なら10に(S6558)、セットする。
【0280】その後、DSC通信によって選択値ダウン
の指令を伝達する(S6560)。この選択値ダウンの
指令を受けて液晶モニタ40のタイトル文字列が対応す
る言語の文字列に変更され、これが点滅表示となる。次
いでSM状態を判別し(S6562)、PLAYならLCDOFF
タイマーにE-T-PLAYをセットし(S6564)、撮影1
ならLCDOFFタイマーにE-T-SATUをセットしてから(S6
566)、LCDOFFタイマーをスタートさせる(S656
8)。その後、処理は図73のS6592にジャンプす
る。
【0281】S6540でSM状態≠PLAY(すなわち、
SM状態=撮影1または撮影2)の時は、現在の言語値
を判定して、現在の値から別の値に変更する(S657
0〜S6586)。現在の言語値が3の時は、ダウンキ
ーの操作によって言語値=13にセットする(S657
2)。同様に、現在の言語値が4なら3に(S657
6)、6なら4に(S6580)、10なら6に(S6
584)、13なら10に(S6586)セットする。
【0282】次いで、SM状態=撮影2の判定をする
(S6588)。SM状態=撮影2なら言語選択表示処
理を実行して(S6590)から、処理は図73のS6
592に進む。その一方、S6588でSM状態=撮影
1又はPLAYなら、言語選択表示処理を行わずに、処理は
S6560に飛んで前述のS6560からS6568の
処理を経てS6592に至る。
【0283】図73のS6592「5分タイマースター
ト」からS6616「/SDOWN=ON判定」までの処理は/S
DOWNのOFF 待ちループであり、図66のS6322〜S
6336及びS6364〜S6370で説明した/STITL
E のOFF待ちループと、対象スイッチの相違を除いて
同様の処理であるため、説明を省略する。
【0284】S6616において/SDOWN=OFF となった
時にはループから抜けてS6618に進み、ここでSM
状態をチェックする。SM状態=PLAYなら図67で説明
したS6372に遷移する。他方SM状態=撮影1又は
撮影2なら、EEPROM書き込み処理を実行する(S
6620)。この処理において、E-TITLE 及びE-LANGU
にそれぞれCPU150のRAM上の値がEEPROM
178に書き込まれる。その後、処理はS6372に遷
移する。
【0285】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る複合カ
メラによれば、2つの表示手段を有する複合カメラにお
いて、第1の光学系と第2の光学系によって同時に画像
の記録ができるカメラ状態(モード)、あるいは編集モ
ードの時には一方の表示手段にのみプリント枚数情報及
び/又はタイトル情報を表示させるようにしたので、プ
リント枚数の設定やタイトル選択時の表示が錯綜するこ
とがない。これにより、ユーザの混乱を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合カメラの実施の形態を示す正
面図
【図2】図1に示した複合カメラの背面図
【図3】図1に示した複合カメラの平面図
【図4】図1に示した複合カメラの底面図
【図5】図1に示した複合カメラの右側面図
【図6】図1に示した複合カメラの背面に設けられてい
るAPS表示部の表示内容を示す図
【図7】図1に示した複合カメラに設けられているマル
チファンクションスイッチに割り当てられる機能を説明
するために用いた図
【図8】図1に示した複合カメラに設けられているモー
ド切換ダイヤルの操作によるモード遷移を示す図
【図9】図1に示した複合カメラの構成の実施の形態を
示すブロック図
【図10】プリント枚数設定時のマルチファンクション
スイッチのLED表示を示す説明図
【図11】プリント枚数選択時の液晶モニタ又はAPS
表示部における表示例を示す説明図
【図12】プリント枚数値(PQ値)をカウントアップ
する時の液晶モニタ又はAPS表示部における表示例を
示す説明図
【図13】プリント枚数値(PQ値)をカウントダウン
する時の液晶モニタ又はAPS表示部における表示例を
示す説明図
【図14】プリント枚数確定時の液晶モニタ又はAPS
表示部における表示例を示す説明図
【図15】タイトル選択時のマルチファンクションスイ
ッチのLED表示を示す説明図
【図16】タイトル切替時の液晶モニタ又はAPS表示
部における表示例を示す説明図
【図17】タイトル値をカウントアップする時の液晶モ
ニタ又はAPS表示部における表示例を示す説明図
【図18】タイトル値をカウントダウンする時の液晶モ
ニタ又はAPS表示部における表示例を示す説明図
【図19】タイトル確定時の液晶モニタ又はAPS表示
部における表示例を示す説明図
【図20】言語切替時の液晶モニタ又はAPS表示部に
おける表示例を示す説明図
【図21】言語値をカウントアップする時の液晶モニタ
又はAPS表示部における表示例を示す説明図
【図22】言語値をカウントダウンする時の液晶モニタ
又はAPS表示部における表示例を示す説明図
【図23】言語値設定からタイトル切替への移行の際の
液晶モニタ又はAPS表示部における表示例を示す説明
【図24】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図25】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図26】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図27】図1に示した複合カメラにおける分岐処理を
示すフローチャート
【図28】図1に示した複合カメラにおける/SM1,/SM2
スイッチ読み込み処理を示すフローチャート
【図29】図1に示した複合カメラにおける/SM1,/SM2
スイッチ処理を示すフローチャート
【図30】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図31】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図32】図1に示した複合カメラにおけるSM開1処理
(OFF→撮影1) を示すフローチャート
【図33】図1に示した複合カメラにおけるSM開2処理
(撮影1→撮影2)を示すフローチャート
【図34】図1に示した複合カメラにおけるSM開3処理
(撮影2→撮影1)を示すフローチャート
【図35】図1に示した複合カメラにおけるSM開3処理
(撮影2→撮影1)を示すフローチャート
【図36】図1に示した複合カメラにおけるSM閉処理
(撮影1→OFF )を示すフローチャート
【図37】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図38】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図39】図1に示した複合カメラにおけるPLAY処理
(OFF →PLAY)を示すフローチャート
【図40】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図41】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図42】図1に示した複合カメラにおけるPLAYOFF 処
理(PLAY→OFF )を示すフローチャート
【図43】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図44】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図45】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図46】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図47】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図48】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図49】図1に示した複合カメラにおける/SSHIFT ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図50】図1に示した複合カメラにおける/STITLE ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図51】図1に示した複合カメラにおける/STITLE ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図52】図1に示した複合カメラにおける/STITLE ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図53】図1に示した複合カメラにおける/STITLE ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図54】図1に示した複合カメラにおける/STITLE ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図55】図1に示した複合カメラにおける/STITLE ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図56】図1に示した複合カメラにおける/STITLE ス
イッチ処理を示すフローチャート
【図57】図1に示した複合カメラにおける/SPQスイッ
チ処理を示すフローチャート
【図58】図1に示した複合カメラにおける/SPQスイッ
チ処理を示すフローチャート
【図59】図1に示した複合カメラにおける/SPQスイッ
チ処理を示すフローチャート
【図60】図1に示した複合カメラにおける/SPQスイッ
チ処理を示すフローチャート
【図61】図1に示した複合カメラにおける/SPQスイッ
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【図62】図1に示した複合カメラにおける/SPQスイッ
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【図63】図1に示した複合カメラにおける/SPQスイッ
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【図64】図1に示した複合カメラにおける/SPQスイッ
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【図65】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
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【図66】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
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【図67】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
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【図68】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
理を示すフローチャート
【図69】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
理を示すフローチャート
【図70】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
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【図71】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
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【図72】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
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【図73】図1に示した複合カメラにおける言語切替処
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【符号の説明】
10…複合カメラ、12…APS撮影レンズ、14…D
SC撮影レンズ、16…ファインダー窓、17…AF受
光部、18…AF投光部、30…レリーズボタン、32
…APS表示部(第1の表示手段)、34…光学ファイ
ンダーの接眼部、40…液晶モニタ(第2の表示手
段)、150…APSCPU(表示制御手段)、184
…DSCCPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 5/781 510C 5/781 (72)発明者 西谷 泰浩 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H054 AA01 BB05 BB07 2H102 AA71 AA72 BA12 BB08 CA34 2H104 AA18 5C022 AA13 AC11 AC13 AC80

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を写真フイルムに結像させる第
    1の光学系と、被写体像を撮像素子の受光面に結像させ
    る第2の光学系と、を有する複合カメラにおいて、 文字又は絵文字を表示する第1の表示手段と、 前記撮像素子によって光電変換された被写体像を示す画
    像信号に基づいて被写体像を示す画像を表示する第2の
    表示手段と、 撮影画像のプリント枚数を指定するプリント枚数設定手
    段と、 前記第1の光学系及び第2の光学系によって同時に画像
    の記録を行うことができる撮影モード、又は撮影済み画
    像に対するデータ編集が可能な編集モードの場合に前記
    第1及び第2の表示手段のうち何れか一方の表示手段に
    プリント枚数情報の表示を行い、他方の表示手段はプリ
    ント枚数情報を非表示とする表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする複合カメラ。
  2. 【請求項2】 被写体像を写真フイルムに結像させる第
    1の光学系と、被写体像を撮像素子の受光面に結像させ
    る第2の光学系と、を有する複合カメラにおいて、 文字又は絵文字を表示する第1の表示手段と、 前記撮像素子によって光電変換された被写体像を示す画
    像信号に基づいて被写体像を示す画像を表示する第2の
    表示手段と、 撮影画像に付与するタイトルを指定するタイトル設定手
    段と、 前記第1の光学系及び第2の光学系によって同時に画像
    の記録を行うことができる撮影モード、又は撮影済み画
    像に対するデータ編集が可能な編集モードの場合に前記
    第1及び第2の表示手段のうち何れか一方の表示手段に
    タイトル情報のの表示を行い、他方の表示手段はタイト
    ル情報を非表示とする表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする複合カメラ。
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