JP2000286614A - マイクロストリップ線路の接続構造 - Google Patents

マイクロストリップ線路の接続構造

Info

Publication number
JP2000286614A
JP2000286614A JP11093704A JP9370499A JP2000286614A JP 2000286614 A JP2000286614 A JP 2000286614A JP 11093704 A JP11093704 A JP 11093704A JP 9370499 A JP9370499 A JP 9370499A JP 2000286614 A JP2000286614 A JP 2000286614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microstrip line
connection
connection structure
microstrip
connection element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11093704A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumiyoshi Urata
純悦 浦田
Fumito Ito
史人 伊藤
Naoki Onishi
直樹 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP11093704A priority Critical patent/JP2000286614A/ja
Publication of JP2000286614A publication Critical patent/JP2000286614A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にマイクロストリップ線路を電気的に接
続でき、接続部またはあ接続形態による伝送損失、不整
合を低減するマイクロストリップ線路の電気的接続構成
を提供する。 【解決手段】 近接されて互いに接続されるマイクロス
トリップ線路23,24それぞれの端部間に跨るように
設けられ、且つ、マイクロストリップ線路23,24の
それぞれの平坦状端部23A,24Aに面接触されて半
田または導電性を有する接着剤にて接続される板状の導
電性接続素子11を介在させて前記互いに接続されるマ
イクロストリップ線路23,24を接続するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロストリップ
基板上の複数のマイクロストリップ線路を接続するとき
の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信システムにおけるサービ
スの多様化、情報量の増大等に伴う周波数資源の拡張及
び有効利用の観点から、準マイクロ波帯、ミリ波帯以上
の周波数を利用したシステム運用が増大している。この
ような高周波回路の一つの設計手法として、各回路ブロ
ックごとに設計、製作をし、それらを組み合わせて1つ
の回路を構成する方法がある、各回路ブロックごとの代
表的な接続方法としては、ワイヤボンディング、リボン
ボンディングなどが用いられているのが現状である。こ
れらの方法は各回路ブロックの個々の特性を測定し、確
認や調整する事ができ、かつ部分的な不良の場合は回路
ブロック単位で交換できるという利点がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】しかしながら、マイクロ
ストリップ線路の接続作業にワイヤボンダ、リボンボン
ダなどの特殊な装置を必要とするために特殊技術が要求
され、個々の回路ブロック同士を接続したり、取り外し
たりすることはそれほど容易ではない。
【0004】また、ワイヤボンディングにおいてはワイ
ヤの線経、リボンボンディングにおいてはリボンの幅等
の制約により、接続時の伝送損失の増加(伝送特性の低
下)や不整合(反射特性の低下)が生じる、これらのこ
とが回路全体の特性を劣化させる要因となっていた。
【0005】図18に従来技術における金ワイヤを用い
た接続構造の外観斜視図を示す。図18において、10
1、102は異なる基板を表し、103は基板101の
マイクロストリップ線路、104は基板102のマイク
ロストリップ線路、105は基板101と基板102の
マイクロストリップ線路103,104をワイヤボンデ
ィング接続した金ワイヤを示している。
【0006】ここで、金ワイヤ105と、基板101,
102上にあるマイクロストリップ線路103,104
との接触部面積は、ワイヤの太さ(数十ミクロン単位)
に依存するため非常に小さく機械的強度が弱いことは容
易に想像できる。また、ワイヤボンディング接続したと
きの特性改善の方法として、これまでも金ヤイヤの接続
本数を増やして、ワイヤにおける伝送損失を小さくする
方法が知られている。
【0007】図19には同一基板上の二つのマイクロス
トリップ線路の間のギャップに信号伝送路に接続する金
ワイヤの本数を変えたときの外観図を示し、111はア
ルミナ基板、112はマイクロストリップ線路、113
は金ワイヤである。そのときの伝送特性の変化量を図2
0、図21に示し、図20はこのときの伝送特性、図2
1は反射特性を示している。このときの基板条件および
金ワイヤ条件は以下の表1に示す通りである。
【0008】
【表1】
【0009】図19の構成でワイヤの本数を変化させた
ときの特性を示した図20および図21中の121は金
ワイヤが1本のときを示し、122は金ワイヤが2本の
ときを示し、123は金ワイヤが3本のときの伝送特性
および反射特性を示している。これらの図より明らかな
ように、伝送特性および反射特性は、金ワイヤの本数を
増やすことにより改善されているのがわかる。具体的な
伝送特性の改善を幾つかの周波数に対して表した伝送損
失で示すと以下の表2のようになる。
【0010】
【表2】
【0011】これらの結果からワイヤの本数増やすこと
により、伝送損失を小さくすることが可能であることが
わかる。周波数60GHzに至ってはワイヤ1本と3本
との伝送損失の改善は2.7dBもある。しかしなが
ら、図19で示した基板条件においては、伝送線路の幅
(パターン幅)とワイヤの線径の関係から、ボールボン
ディングで2本、ウェッジボンディングを施しても4本
までしか増やすことができないという問題点がある。
【0012】また、接着方法が超音波による熱圧着であ
るために接続部分の基板材質、接続部分のパターンのメ
ッキ厚に関しても制約があるという問題点もある。例え
ば、テフロン基板などは軟らかい材質なのでパターンが
陥没してボンディングできない。
【0013】以上のように、従来の方法によるマイクロ
ストリップ線路の接続では、特性の劣化、作業に特殊な
装置、および特殊技術を必要とすること。機械的強度の
信頼性という点において多くの問題点があった。
【0014】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点を解決し、容易にマイクロストリップ線路を電気的に
接続でき、接続部または接続形態による伝送損失、不整
合(ミスマッチング)を低減するマイクロストリップ線
路の電気的接続構成を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、複数のマイクロストリップ線路を接続
するためのマイクロストリップ線路の接続構造におい
て、近接されて互いに接続されるマイクロストリップ線
路それぞれの端部間に跨るように設けられ、且つ、前記
マイクロストリップ線路のそれぞれの平坦状端部に面接
触されて半田または導電性を有する接着剤にて接続され
る板状の接続素子を介在させて前記互いに接続されるマ
イクロストリップ線路を接続するようにしたことを特徴
とするものである。
【0016】また、本発明は、請求項1記載のマイクロ
ストリップ線路の接続構成において、前記接続素子に
は、その適所にオープンスタブが形成され、マイクロス
トリップ線路接続部の整合回路として作用することを特
徴とするものである。
【0017】以上のような構成によれば、従来の接続構
造に比べ、接続部の接着面積の広さを確保でき、さらに
接着強度を強くすることができる。そして、ワイヤボン
ダ、リボンホンダなどの高価で高い技量を要するボンデ
ィング装置を必要としないために容易にマイクロストリ
ップ線路の接続を行うことができる。
【0018】また、本発明は、請求項1記載のマイクロ
ストリップ線路の接続構造において、前記接続素子は、
その適所にスタブが形成され、前記マイクロストリップ
を設けた基板には、該マイクロストリップ線路と前記接
続素子が接続される場合に、前記スタブの設置位置であ
って、該マイクロストリップ線路と電気的に離れた位置
において、前記スタブを接地するためのビアホールと該
ビアホールに導通する任意のパターンが形成され、前記
接続素子を前記マイクロストリップ線路に接続したとき
に、前記接続素子のスタブが前記基板のビアホールと導
通する前記パターンでショートスタブを形成して、複数
のマイクロストリップ線路を接続することを特徴とする
ものである。
【0019】また、本発明は、請求項4記載のマイクロ
ストリップ線路の接続構造において、前記パターンと前
記ビアホールを介して接続される前記スタブは、前記ス
タブの先端に形成された凸形状部分であることを特徴と
するものである。
【0020】このような構成によれば、通過域と減衰域
のある帯域通過フィルタとして機能し、ワイヤボンディ
ングよりも伝送損失を低減でき、またこの帯域で反射特
性が優れるマイクロストリップ線路の接続構造を得るこ
とができる。
【0021】また、本発明は、請求項1乃至請求項4の
いずれかに記載のマイクロストリップ線路の接続構造に
おいて、前記接続素子をストリップ線路が形成されたプ
リント基板で構成したことを特徴とするものである。
【0022】このような構成によれば、接続素子がプリ
ント基板により形成されるため、基板パターンを用いて
より複雑な形状が実現できる。特にミリ波帯などの高い
周波数では寸法精度が要求されるために有効となる。
【0023】また、本発明は、請求項5に記載のマイク
ロストリップ線路の接続構造において、前記プリント基
板上に、前記ストリップ線路から、該ストリップ線路に
影響を与えない所定の距離間隔をおいて第1貫通穴を設
ける一方、接続しようとする任意のマイクロストリップ
線路が設けられた基板における前記貫通穴に対応する位
置に、該基板のアース面を貫いて第2貫通穴を設けると
共に、該基板の固定用台座における前記第1、第2の貫
通穴に対応する位置にねじ穴を設け、前記接続素子のマ
イクロストリップ線路と、接続しようとする任意のマイ
クロストリップ線路が接するように、前記接続素子と、
前記接続しようとする任意のマイクロストリップ線路を
持つ基板と、前記台座とをねじによって共締めすること
により複数のマイクロストリップ線路を接続することを
特徴とするものである。
【0024】このような構成によれば、接続素子の接合
に半田、または導電性の接着剤を用いないことでより作
業性が向上する。
【0025】更に、本発明は、請求項1記載のマイクロ
ストリップ線路の接続構造において、前記接続素子が複
数のオープンスタブ、あるいはショートスタブの組み合
わせで構成されている導電性の板状接続素子、あるいは
プリントパターンであることを特徴とするものである。
【0026】このような構成によれば、上述した種々の
接続構造が、それぞれ所望の伝送特性に対して得られる
こととなる。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1、図2は本発
明の実施の形態1を示す外観図である。図1は接続状態
を示し、図2は接続工程を示す図である。21、22は
それぞれ異なる基板であり、21はアルミナ基板、22
はBTレジン基板、23はアルミナ基板21の50Ωラ
インをなすマイクロストリップ線路、24はBTレジン
基板22の50Ωラインをなすマイクロストリップ線
路、11はマイクロストリップ線路23,24の電気的
接続に用いる導電性接続素子である。
【0028】導電性接続素子11はマイクロストリップ
線路23の幅よりも若干広く、且つマイクロストリップ
線路24の幅よりも若干狭い幅を有すると共に、所定の
長さを有する長方形プレート状をなしている。この導電
性接続素子11は、マイクロストリップ線路23とマイ
クロストリップ線路24の接続部を跨って、それぞれの
線路端部近傍位置(斜線部)の平坦部23A,24Aに
半田付け、もしくは導電性接着剤により接着される。
【0029】このため、図18に示した従来のワイヤボ
ンディングにくらべ接着面積の広さ、接着方法の点から
接着強度が強いということは明らかである。また、ワイ
ヤボンダ、リボンホンダなどの高価で高い技量を要する
ボンディング装置を必要としないために容易にマイクロ
ストリップ線路の接続を行うことができる。
【0030】図3は実施の形態1における導電性接続素
子11により接続されたマイクロストリップ線路の平面
図、図4は同マイクロストリップ線路をワイヤボンディ
ングにより接続した状態を示す平面図である。図3,図
4において、図1、図2と同一符号は同一対象を示して
おり、105Aは金ワイヤである。それぞれの基板条件
を表3、表4に示す。
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】但し、いずれもマイクロストリップ線路の
インピーダンスは50Ωである。また、導電性接続素子
11は長さ2mm、幅0.3mmの加工した銅板であ
る。金ワイヤ26は、長さ0.5mm、線径30μmで
ある。
【0034】図5、図6はこれらの接続状態の特性を比
較して示した図であり、図5に伝送特性としての伝送損
失を示し、図6に反射特性を示す。これらの図におい
て、31A,31Bは本実施の形態の導電性接続素子を
用いてマイクロストリップ線路を接続したときの特性で
あり、32A,32Bは金ワイヤを用いたときの特性で
ある。周波数20GHzでは、導電性接続素子を用いた
場合の伝送損失は0.8dBであり従来のボールボンデ
ィングの伝送損失1.4dBと比較すると0. 6dBの
改善効果がある。周波数40GHzでは2dB以上の改
善があり、より高い周波数でより一層の改善が見込める
のも特徴である。また、反射特性においても、20GH
z,40GHzでは10dB以上の改善が認められる。
【0035】以上の結果より、本発明の実施の形態1に
よれば従来のワイヤ接続に必要であったボンディング装
置を使うこと無く、マイクロストリップ線路を容易に接
続できる構成であり、接続による特殊劣化の少ない電気
的な接続が可能である。
【0036】実施の形態2.図7に本発明の実施の形態
2を示す。図7において21はアルミナ基板、22はB
Tレジン基板、23はアルミナ基板上のマイクロストリ
ップ線路、24はBTレジン基板上のマイクロストリッ
プ線路である。これらは、図3における実施の形態1の
基板条件(表3、表4)と同じ条件を有する。導電性接
続素子41は厚さ0.5mmの銅板を加工したものであ
る。
【0037】実施の形態2では導電性接続41がオープ
ンスタブを持つことが特徴である。導電性接続素子41
の寸法は必要とする周波数により異なり、図7は必要周
波数帯を20GHz付近とした場合の設計例である。導
電性接続素子41は、実施の形態1の接続素子15,1
5Aと同様にマイクロストリップ線路に半田付け、もし
くは導電性の接着剤により接着するために、接着強度に
おいても、接続する作業性においても従来のボンディン
グに対して有利である。
【0038】図8、図9にそれぞれ実施の形態2の伝送
特性特性51A、および反射特性51Bを、図5,図6
で示したワイヤボンディング(金ワイヤ)の特性32
A,32Bを併せて示す。実施の形態2では周波数が2
0GHzの場合は伝送損失が0.76dBであり、従来
までのワイヤボンディング時の伝送損失1.4dBと比
較して、0.64dBの改善効果がある。また、反射特
性が20GHz付近においては実施の形態1と比較して
反射特性もよく、より整合条件が良くなり電圧定在波比
(V.S.W.R)が小さくなったことが理解される。
多くの場合に言えるが、一定帯域でのインピーダンス整
合が必要となる場合は非常に有効な接続構造といえる。
【0039】以上の結果より、本発明の実施の形態2に
よれば、従来のワイヤ接続に必要であったボンディング
装置を使うこと無く、マイクロストリップ線路を容易に
接続できる構造を得られ、接続による特性劣化の少ない
電気的な接続が可能である。
【0040】実施の形態3.図10,図11に本発明の
実施の形態3を示す。図10は平面図であり、図11は
接続素子がない状態を示す平面図である。これらの図に
おいて、21〜24は、実施の形態1,2と同じであ
る。61は実施の形態3の導電性接続素子であり、実施
の形態2の接続素子41と同様にスタブを持つことを特
徴としている。
【0041】実施の形態3では更にスタブ61a,61
bの端部に凸形状61c,61dを持たせてあるが無く
ても良い。62、63は、凸形状61c、61d部分に
設けられたビアホール(スルーホール)64,65に導
通しているパターンである。
【0042】実施の形態3では、導電性接続素子61を
点線で示した設置位置部分66に接着し、導電性接続素
子61のスタブ61a,61bの部分がビアホール6
4,65でショートスタブとして作用することを特徴と
したマイクロストリップ線路の接続構造となっている。
【0043】導電性接続素子61の寸法、およびビアホ
ール62、63に導通しているパターン形状、更にはビ
アホール64、65は20GHz付近を必要周波数とし
た設計寸法例である。
【0044】実施の形態3の導電性接続素子61は、実
施の形態1,2の接続素子15,41と同様にマイクロ
ストリップ線路に半田付け、もしくは導電性の接着剤に
より接着するため、接着強度においても、接続作業性に
おいても従来のボンディング接続に対して有利なのは明
らかである。
【0045】図12,図13それぞれに実施の形態3の
伝送特性61A、および反射特性61Bをそれぞれ図
5,図6で示したワイヤボンディングの特性32A,3
2Bを併せて示す。この特性から実施の形態3の構造で
は通過域と減衰域のある帯域通過フィルタとして機能
し、ワイヤボンディングよりも伝送損失を低減でき、ま
たこの帯域で反射特性が優れていることを示している。
周波数が20GHzのときは、実施の形態例3では伝送
損失0.77dBであり、従来までのワイヤボンディン
グでは伝送損失1.4dBである。これにより、0.6
3dBの改善効果がある。
【0046】以上の結果より、本発明の実施の形態3に
よれば、従来のワイヤ接続に必要であったボンディング
装置を使うこと無く、マイクロストリップ線路を容易に
接続できる構成で、接続による特性劣化の少ない電気的
な接続が可能である。
【0047】実施の形態4.図14,図15に実施の形
態4を示す。図14,図15において、21〜24は実
施の形態1〜3と同じものを示している。導電性接続素
子はこれまでの導電性素子11,31,41と異なりプ
リント基板とその上に設けられたストリップ線路により
構成される。すなわち、図14,図15において、81
はプリント基板上のストリップ線路であり、プリント基
板82とそのマイクロストリップ線路81との両方で接
続素子83を形成している。
【0048】但し、プリント基板82のストリップ線路
81の反対面(裏面)はパターンがなにもないものとす
る。接続方法は上述した実施の形態1〜3と同様に半田
付け、もしくは導電性の接着剤により接着する。接続素
子83上のストリップ線路81のライン形状によって異
なる基板間のインピーダンス整合を行うことが特徴であ
る。
【0049】また、実施の形態1〜3と比較して接続素
子83がプリント基板により形成されるため、基板パタ
ーンを用いてより複雑な形状が実現できる。特にミリ波
帯などの高い周波数では寸法精度が要求されるために有
効な方法である。
【0050】実施の形態5.図16,図17に本発明の
実施の形態5の外観斜視図を示す。実施の形態5の接続
素子93はプリント基板91、プリント基板91上に形
成されたパターンであるストリップライン92、プリン
ト基板91の適所に設けられた貫通穴94で構成されて
いる。また、95A,95Bはそれぞれ電気的に接続す
る必要のあるマイクロストリップ線路24,23を持つ
基板であり、プリント基板91の貫通穴94に対応する
位置に貫通穴96を有する。97は基板95A,95B
を固定する台座であり、金属または導電性の材質で作ら
れ、前記貫通穴96に対応する位置にねじ穴98を持
つ。
【0051】接続形態は、接続素子93のストリップラ
イン92の両端部それぞれが、接続しようとする基板9
5A,95B上のマイクロストリップ線路24,23の
端部に接触するように、接続素子93と基板95A,9
5Bを、ねじ99で貫通穴94、96を通してねじ穴9
8にねじ止めすることによって、密着させ面接合してい
る。
【0052】但し、この場合は比誘電率、基板厚さなど
のプリント基板条件による波長短縮率を考慮する必要が
ある。また、基板パターンが実施の形態1〜3と同様に
オープンスタブやショートスタブを構成しても同様であ
ることは明白である。更にはオープンスタブやショート
スタブの構成数は複数有ってもよい。本実施の形態では
接続素子の接合に半田、または導電性の接着剤を用いな
いことでより作業性を向上させていることが特徴であ
る。
【0053】上述した各実施の形態において、接続され
るマイクロストリップ線路は種類の異なった別々の基板
上にあるものとして扱ってきたが同一の基板上のパター
ン間隙(ギャップ)であっても同様に行うことができる
ことはいうまでもない。
【0054】上述した実施の形態によれば、マイクロス
トリップ線路間の接続において所望周波数に設計加工さ
れた導電性接続素子を用いることで、所望周波数におい
てマイクロストリップ線路間のインピーダンス整合をと
ると同時に、飛躍的に組み立て作業性が向上するという
絶大なる効果がある。
【0055】なお、以下に本発明とは関係ないが、ワイ
ヤの直径や長さ、接続する場所を変えることで、その特
性が調整可能なフィルタについて記述しておく。これ
は、フィルタの構成要素にワイヤを用い、その直径や長
さを変えることでインダクタンス値を調節し、さらにワ
イヤを接続する場所を変更することによってフィルタと
しての特性も調節可能としたフィルタについての記述で
ある。
【0056】また、このフィルタは、低域通過フィル
タ、高域通過フィルタ、帯域通過フィルタ、帯域阻止フ
ィルタ、これらを応用して設計した低域通過フィルタに
用いられる。
【0057】本技術は、高周波回路に使用されるフィル
タで、構成要素にワイヤを使用することで、構造を簡略
化し、ワイヤの直径や長さを変えることでインダクタン
ス値が調節でき、さらにワイヤを接続する場所を変更す
ることによってフィルタとしての特性を容易に調節がで
きることを特徴としたフィルタに関するものである。
【0058】従来技術の構成例を図30、図31にそれ
ぞれ示す。図30はインダクタンスとしてコイル100
を用いた例である。この場合インダクタンス値の微調整
をするためには、値の違うコイルをいくつも用意してお
き、それを付け替えることで実現する。コイルの接続に
は主に、はんだ付けが用いられるので、コイルの付け替
えは膨大な作業量となる。
【0059】図31は、すべてを誘電体基板101上に
形成されたマイクロストリップラインのパターン102
で実現したものである。この場合インダクタンス値の微
調整をすることは不可能であり、もしそれを行うために
は、設計を変更し、もう一度基板を作り直さなければな
らない。
【0060】従来のフィルタでは、インダクタンス成分
にコイルを使用する。この場合そのインダクタンス値は
簡単に調整することができないため、あらかじめ値の違
うコイルをいくつも用意しておき、それを付け替えるこ
とで値を変えていた。このためたくさんのコイルを準備
しておかなければならないため、材料費が増大してい
た。またコイルの接続は主に、はんだ付けが用いられる
ため、それを付け替えるためにはコイルの両端にはんだ
こてを当ててはずし、次のコイルを付けなければならな
いため、膨大な作業量となる。
【0061】高周波帯では要求されるインダクタンスの
値も小さくなるが、従来使用しているコイルではその小
さい値を実現するのも難しい。さらに高周波帯では、コ
イルはその巻き線間に生じる容量成分の影響のため、そ
の特性がインダクタンスにならない場合がある。このた
め使用する周波数においてそのコイルが設計通りインダ
クタンスとして使用できるかどうか、あらかじめ調べな
ければならない。周波数によっては使用できないものも
ある。
【0062】また、従来のフィルタは、その要素をすべ
てマイクロストリップラインのパターンによって構成す
ることができる。しかしこの場合、インダクタンス値を
調整したくても、一度作製してしまったラインの太さや
長さを微調整することは不可能である。その値を変える
ためには、設計を変更し、もう一度基板を作り直さなけ
ればならない。
【0063】そこで、本技術は、従来技術の問題点であ
るフィルタのインダクタンス値調整の煩雑さと、高周波
帯で使用可能な部品選択という煩わしさを解決し、単純
な一本のワイヤを用い、その直径や長さを変えることで
インダクタンス値を調節でき、またワイヤを接続する場
所を変えることによってフィルタとしての特性も容易に
調節可能としたフィルタを提供することにある。
【0064】本フィルタでは以上のような問題を解決す
るため、単純な一本のワイヤを用い、その直径や長さを
変えることでインダクタンス値を調節し、またワイヤを
接続する場所を変えることによってフィルタとしての特
性も容易に調節ができるようにしたものである。
【0065】図32はワイヤの直径や長さに対するイン
ダクタンス値の変化をシミュレーションしたものであ
る。ワイヤを細く、長さが長いほどそのインダクタンス
値は大きい。ワイヤの直径の変更に関しては、いろいろ
な径のワイヤが販売されているので、その中から設計に
合うものを選択する。ワイヤの長さの変更に関しては、
ワイヤを打つ間隔をまず調整しておくか、ワイヤのルー
プ形状を変えたり、高さ方向の条件を変えることで実現
する。また並列に複数のワイヤを打つことでもその値を
調整することができる。
【0066】ワイヤの接続にはボンダーを使用する。ワ
イヤのループ形状を変えたり、高さ方向の条件をかえる
ことは、ボンダー上で定義されているパラメータを変更
することで容易に実現可能である。ワイヤのインダクタ
ンス値が適当でない場合は、ピンセットなどを用いてそ
のワイヤを簡単にはがすことができる。はがした後にも
ボンダーを用いれば、何事でも同じ所にワイヤを打つこ
とができる。
【0067】本フィルタを応用すれば、いろいろな種類
のフィルタの構成方法は容易に想像できる。図22乃至
図25にその応用例の一部を示す。図22は、誘電体基
板101上に導電パット104を設け、その導電パット
104に入出力接続用のワイヤ105,106を設けて
低域通過フィルタを構成するようにしたものである。
【0068】また、図23は入出力導体パターン11
0,111間にギャップ111を介して導電パット11
4を設けてコンデンサを構成し、その導電パット114
にアースに接続されたワイヤ115を設けて高域通過フ
ィルタを構成するようにしたものである。
【0069】また、図24は、入出力導体パターン11
0,111の間に設けられる導電パット104Aを図2
3の場合よりも大きくして帯域通過フィルタを構成する
ようにしたものである。そして、図25は、入出力導体
パターン110,111間をワイヤ120で接続して、
帯域阻止フィルタを構成するようにしたものである。
【0070】また、上述した図22の構成を応用して、
低域通過フィルタをある周波数で設計した一例を図26
に示す。図26は入出力導体パターン110,111間
に設けられるワイヤには、直径30μm、0.69mm
の金線を使用し、それを誘電率3.5、基板厚0.2m
m、パターン厚50μmの基板上にある、0.8×2m
mのパット130上にボンディングしたものである。
【0071】このフィルタのシミュレーション結果を図
27に示す。またワイヤ121Aの長さを1.4mm、
打つ場所を中央に変更した構造図を図28に示し、その
特性を図29に示す。ワイヤの長さを変えることでカッ
トオフ周波数を変更でき、またワイヤを打つ場所を変え
ることによりリターンロス改善と帯域内偏差を抑える効
果があることが確認できる。もちろんパラメータを変更
することで他の周波数への応用も可能である。
【0072】本フィルタによれば、ワイヤを用いるだけ
で、コイルなどを全く使用せず、部品数を削減できる。
また、高周波帯では部品の特性が変化してしまうことが
あるが、ワイヤの場合その心配はなくなる。さらに、ワ
イヤを付け替えるだけで、コイルの付け替え、基板の再
設計といったことがなく、作業の簡略化を図れる。ま
た、ワイヤの長さの調整は、ボンダー上のパラメータを
変更することで可能であり、比較的精度良く設計値を実
現できる。そして、同一基板でもワイヤの接続方法によ
り異なった種類のフィルタが構成でき、材料費などを低
減できる。
【0073】
【発明の効果】本フィルタによれば、マイクロストリッ
プ線路間の接続において所望周波数に設計加工された導
電性接続素子を用いることで、所望周波数においてマイ
クロストリップ線路間のインピーダンス整合をとると同
時に、飛躍的に組み立て作業性が向上するという絶大な
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるマイクロストリップ線路
の接続状態を示す斜視図である。
【図2】実施の形態1におけるマイクロストリップ線路
の接続工程を示す斜視図である。
【図3】実施の形態1におけるマイクロストリップ線路
の接続状態を示す平面図である。
【図4】従来のワイヤボンディングにより接続した状態
を示す平面図である。
【図5】実施の形態1の伝送特性を示す図である。
【図6】実施の形態1の反射特性を示す図である。
【図7】実施の形態2におけるマイクロストリップ線路
の接続状態を示す平面図である。
【図8】実施の形態2の伝送特性を示す図である。
【図9】実施の形態2の反射特性を示す図である。
【図10】実施の形態3におけるマイクロストリップ線
路の接続状態を示す平面図である。
【図11】図10において接続素子のない状態を示す平
面図である。
【図12】実施の形態3における伝送特性を示す図であ
る。
【図13】実施の形態3における反射特性を示す図であ
る。
【図14】実施の形態4における接続素子を示す斜視図
である。
【図15】実施の形態4における接続工程を示す斜視図
である。
【図16】実施の形態5における接続素子を示す斜視図
である。
【図17】実施の形態5における接続工程を示す斜視図
である。
【図18】従来のマイクロストリップ線路の接続構造を
示す斜視図である。
【図19】従来のマイクロストリップ線路の接続構造を
示す斜視図である。
【図20】従来の伝送特性を示す図である。
【図21】従来の反射特性を示す図である。
【図22】低域通過フィルタを示す斜視図である。
【図23】高域通過フィルタを示す斜視図である。
【図24】帯域通過フィルタを示す斜視図である。
【図25】帯域阻止フィルタを示す斜視図である。
【図26】低域通過フィルタの他の例を示す斜視図であ
る。
【図27】図26の低域通過フィルタのシミュレーショ
ン特性を示す図である。
【図28】図26の低域通過フィルタの更なる他の例を
示す斜視図である。
【図29】図28の低域通過フィルタのシミュレーショ
ン特性を示す図である。
【図30】従来より知られるコイルを用いたフィルタを
示す斜視図である。
【図31】従来より知られるマイクロストリップライン
を用いたフィルタを示す斜視図である。
【図32】従来のフィルタの特性を示す図である。
【符号の説明】
11,41,61 導電性接続素子 21 アルミナ基板 22 BTレジン基板 23,24 マイクロストリップ線路 81 ストリップ線路 82 プリント基板 83 接続素子 91 プリント基板 93 接続素子 94,96 貫通穴 98 ねじ穴 99 ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 直樹 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5J014 CA04 CA42 CA53

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマイクロストリップ線路を接続す
    るためのマイクロストリップ線路の接続構造において、 近接されて互いに接続されるマイクロストリップ線路そ
    れぞれの端部間に跨るように設けられ、且つ、前記マイ
    クロストリップ線路のそれぞれの平坦状端部に面接触さ
    れて半田または導電性を有する接着剤にて接続される板
    状の接続素子を介在させて前記互いに接続されるマイク
    ロストリップ線路を接続するようにしたことを特徴とす
    るマイクロストリップ線路の接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロストリップ線路
    の接続構成において、 前記接続素子には、その適所にオープンスタブが形成さ
    れ、マイクロストリップ線路接続部の整合回路として作
    用することを特徴とするマイクロストリップ線路の接続
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマイクロストリップ線路
    の接続構造において、 前記接続素子は、その適所にスタブが形成され、前記マ
    イクロストリップを設けた基板には、該マイクロストリ
    ップ線路と前記接続素子が接続される場合に、前記スタ
    ブの設置位置であって、該マイクロストリップ線路と電
    気的に離れた位置において、前記スタブを接地するため
    のビアホールと該ビアホールに導通する任意のパターン
    が形成され、前記接続素子を前記マイクロストリップ線
    路に接続したときに、前記接続素子のスタブが前記基板
    のビアホールと導通する前記パターンでショートスタブ
    を形成して、複数のマイクロストリップ線路を接続する
    ことを特徴とするマイクロストリップ線路の接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項4記載のマイクロストリップ線路
    の接続構造において、 前記パターンと前記ビアホールを介して接続される前記
    スタブは、前記スタブの先端に形成された凸形状部分で
    あることを特徴とするマイクロストリップ線路の接続構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    のマイクロストリップ線路の接続構造において、 前記接続素子をストリップ線路が形成されたプリント基
    板で構成したことを特徴とするマイクロストリップ線路
    の接続構造。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のマイクロストリップ線
    路の接続構造において、 前記プリント基板上に、前記ストリップ線路から、該ス
    トリップ線路に影響を与えない所定の距離間隔をおいて
    第1貫通穴を設ける一方、接続しようとする任意のマイ
    クロストリップ線路が設けられた基板における前記貫通
    穴に対応する位置に、該基板のアース面を貫いて第2貫
    通穴を設けると共に、該基板の固定用台座における前記
    第1、第2の貫通穴に対応する位置にねじ穴を設け、前
    記接続素子のマイクロストリップ線路と、接続しようと
    する任意のマイクロストリップ線路が接するように、前
    記接続素子と、前記接続しようとする任意のマイクロス
    トリップ線路を持つ基板と、前記台座とをねじによって
    共締めすることにより複数のマイクロストリップ線路を
    接続することを特徴とするマイクロストリップ線路の接
    続構造。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のマイクロストリップ線路
    の接続構造において、 前記接続素子が複数のオープンスタブ、あるいはショー
    トスタブの組み合わせで構成されている導電性の板状接
    続素子、あるいはプリントパターンであることを特徴と
    するマイクロストリップ線路の接続構造。
JP11093704A 1999-03-31 1999-03-31 マイクロストリップ線路の接続構造 Withdrawn JP2000286614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11093704A JP2000286614A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 マイクロストリップ線路の接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11093704A JP2000286614A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 マイクロストリップ線路の接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000286614A true JP2000286614A (ja) 2000-10-13

Family

ID=14089809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11093704A Withdrawn JP2000286614A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 マイクロストリップ線路の接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000286614A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130353A (ja) * 2006-02-20 2006-05-25 Takao:Kk 遊技機
JP2007173955A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toshiba Corp 高周波電力増幅器とその組立方法
JP2007208671A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Mitsubishi Electric Corp マイクロ波モジュール用パッケージ
JP2013005083A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toshiba Corp マイクロストリップ線路間の接続構造およびマイクロ波ユニット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173955A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Toshiba Corp 高周波電力増幅器とその組立方法
JP4703391B2 (ja) * 2005-12-19 2011-06-15 株式会社東芝 高周波電力増幅器
JP2007208671A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Mitsubishi Electric Corp マイクロ波モジュール用パッケージ
JP2006130353A (ja) * 2006-02-20 2006-05-25 Takao:Kk 遊技機
JP2013005083A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toshiba Corp マイクロストリップ線路間の接続構造およびマイクロ波ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9812750B2 (en) High frequency band pass filter with coupled surface mount transition
JP3859340B2 (ja) 半導体装置
JPH0583015A (ja) 方向性結合器及びその製造方法と方向性結合器を有する回路ボードの製造方法
US11510315B2 (en) Multilayer substrate, interposer, and electronic device
WO2010143471A1 (ja) 高周波スイッチモジュール
US6621378B2 (en) Filter
JP2000286614A (ja) マイクロストリップ線路の接続構造
JP2005303551A (ja) Dcカット構造
JP3619396B2 (ja) 高周波用配線基板および接続構造
JPH10327004A (ja) 同軸コネクタを有する回路モジュール
JP3916072B2 (ja) 交流結合回路
KR20020005482A (ko) 비가역 회로소자 및 통신 장치
WO2016149269A1 (en) Comprehensive layout strategy for flip chipping integrated circuits
JP3638479B2 (ja) 高周波用配線基板およびその接続構造
JP7255702B2 (ja) 高周波線路接続構造
JP2001044704A (ja) 分布定数回路素子とその製造方法およびプリント配線板
US20210391633A1 (en) Integrated circulator system
JPH0321003A (ja) 伝送線路トランス
JPH06350306A (ja) 誘電体デュプレクサの整合回路
JPH08236353A (ja) 小型インダクタ及びその製造方法
US6307446B1 (en) Planar interconnects using compressible wire bundle contacts
JP2002184898A (ja) 高周波モジュール
JP2004186606A (ja) 高周波用パッケージの実装構造
CN115881715A (zh) 一种基于厚薄膜电路基板的lange电桥及其制备方法
JPH0239604A (ja) 遅延回路構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606