JP2000285860A - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

Info

Publication number
JP2000285860A
JP2000285860A JP9006199A JP9006199A JP2000285860A JP 2000285860 A JP2000285860 A JP 2000285860A JP 9006199 A JP9006199 A JP 9006199A JP 9006199 A JP9006199 A JP 9006199A JP 2000285860 A JP2000285860 A JP 2000285860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alumina
fluorescent
fluorescent lamp
film
fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9006199A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Iwasaki
剛 岩崎
Nobuyuki Sudo
伸行 須藤
Masaaki Suzuki
正明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9006199A priority Critical patent/JP2000285860A/ja
Publication of JP2000285860A publication Critical patent/JP2000285860A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミナ保護膜の厚さを厚くすると共に、そ
れに基づく蛍光膜の付着強度の低下を抑制することによ
って、ランプ特性の向上を図る。さらに、蛍光体スラリ
ーの作業性の低下などを抑制する。 【解決手段】 封入ガスが充填されるガラスバルブの内
壁面に蛍光膜を設けた蛍光ランプである。ガラスバルブ
の内壁面と蛍光膜との間には 0.1〜 3.0μm の範囲の厚
さを有するアルミナ保護膜が介在されており、かつ蛍光
膜を構成する蛍光体粒子の表面には平均粒子径が 5〜20
nmの範囲の微粒子アルミナが均一に付着されている。あ
るいは、ガラスバルブの内壁面と蛍光膜との間にα−A
2 3 およびベーマイト(γ−Al2 3 ・H2 O)
から選ばれる少なくとも 1種からなるアルミナ保護膜を
介在させ、かつ蛍光膜を構成する蛍光体粒子の表面にγ
−Al2 3 からなる微粒子アルミナを均一に付着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般照明用などと
して用いられる蛍光ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプは一般照明をはじめとして、
最近ではOA機器用光源、巨大画面用の画素光源などに
広範囲に利用されている。また、三波長形蛍光ランプは
一般照明用として、高効率性と高演色性とを同時に満足
することから、近年目覚ましく普及しつつある。このよ
うな蛍光ランプ(低圧水銀蒸気放電ランプ)は、内壁面
に蛍光膜が設けられたガラスバルブ(ガラス管)内に、
水銀と 1種または 2種以上の希ガスを含む混合ガスを充
填し、この混合ガス中で陽光柱放電を生じさせるように
構成したものである。
【0003】上述したような蛍光ランプにおいて、従来
からガラスバルブの内壁面と蛍光膜との間にアルミナ保
護膜を介在させることによって、ランプ特性が向上する
ことが知られている。このようなアルミナ保護膜はその
厚さを厚くするほどランプ特性が向上することも周知の
技術である。しかし、アルミナ保護膜の厚さを厚くする
と、蛍光膜の付着力が低下して、ピンホールやハガレな
どが発生しやすくなるという問題が生じる。
【0004】蛍光膜の付着力の低下に対して、従来はカ
ルシウムパイロなどの結着剤の添加量を増やすことが一
般的であった。しかし、結着剤量の増加はランプ特性、
特に維持率の低下を引き起こすことが懸念されている。
このような問題に対して、本出願人は先に、粒径10nm程
度のγ−アルミナ微粒子の水分散液で蛍光体粒子を表面
処理して、γ−アルミナ微粒子を表面に付着させた蛍光
体粒子を用いることによって、蛍光膜の付着力を向上さ
せることを提案している(特開平11-40107号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなγ−アルミナ微粒子の水分散液で表面処理した
蛍光体を用いて、ガラスバルブの内壁面に塗布する蛍光
体スラリーを作製した場合、例えばγ−アルミナ微粒子
による表面処理量が 0.5重量% を超えると極端にメッシ
ュ通りが悪くなって作業性が低下し、さらに 1.5重量%
を超えるとメッシュ通りばかりでなく、ランプ特性にも
悪影響を及ぼすことが分かってきた。
【0006】このようなことから、蛍光体スラリーのメ
ッシュ通りなどに基づく作業性の低下やランプ特性の低
下などを招くことなく、アルミナ保護膜の厚さを厚くし
てランプ特性の向上を図ると共に、アルミナ保護膜を厚
くすることによる蛍光膜の付着強度の低下を抑制するこ
とが望まれている。さらに、アルミナ微粒子による蛍光
体粒子の表面処理技術を改善することによって、蛍光体
スラリーのメッシュ通りなどを向上させると共に、表面
処理量を低減した上で蛍光膜の付着強度を維持すること
により、ランプ特性の向上を図ることが求められてい
る。
【0007】本発明はこのような課題に対処するために
なされたもので、アルミナ保護膜の厚さを厚くすると共
に、それに基づく蛍光膜の付着強度の低下を抑制するこ
とによって、ランプ特性の向上を図ることを可能にした
蛍光ランプを提供することを目的としている。さらに、
蛍光体スラリーの作業性の低下などを抑制すると共に、
表面処理量を低減した上で蛍光膜の付着強度を維持する
ことにより、ランプ特性の向上を図った蛍光ランプを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来のア
ルミナで表面処理した蛍光体を用いた場合に、蛍光体ス
ラリーのメッシュ通りが悪くなったり、またランプ特性
が低下するなどの原因について検討した結果、従来のγ
−アルミナ微粒子の水分散液ではアルミナ微粒子が蛍光
体粒子表面で凝集し、アルミナ微粒子による表面処理が
不均一になっていることを見出した。
【0009】このような点に対して、表面処理に水溶性
アルミニウム化合物などを用いて、アルミナ微粒子の凝
集を防ぎ、アルミナ微粒子による蛍光体粒子の表面処理
を均一化することによって、蛍光体スラリーの作業性の
低下などを抑制すると共に、表面処理量を低減した上で
蛍光膜の付着強度を維持することが可能となる。さら
に、アルミナ保護膜をα−Al2 3 やベーマイト(γ
−Al2 3 ・H2 O)などで構成することによって、
蛍光膜の付着強度を向上させることが可能となる。これ
らによって、アルミナ保護膜の厚さを厚くした上で蛍光
膜のピンホールやハガレなどの発生を抑制し、ランプ特
性の向上を図ることができる。
【0010】本発明はこのような知見に基づくものであ
る。本発明の第1の蛍光ランプは請求項1に記載したよ
うに、封入ガスが充填されたガラスバルブと、前記ガラ
スバルブの内壁面に設けられた蛍光膜と、前記封入ガス
中で陽光柱放電を維持するための手段とを具備する蛍光
ランプにおいて、前記ガラスバルブの内壁面と蛍光膜と
の間に 0.1〜 3.0μm の範囲の厚さを有するアルミナ保
護膜が介在されており、かつ前記蛍光膜を構成する蛍光
体粒子の表面には平均粒子径が 5〜20nmの範囲の微粒子
アルミナが均一に付着されていることを特徴としてい
る。
【0011】本発明の第2の蛍光ランプは請求項7に記
載したように、封入ガスが充填されたガラスバルブと、
前記ガラスバルブの内壁面に設けられた蛍光膜と、前記
封入ガス中で陽光柱放電を維持するための手段とを具備
する蛍光ランプにおいて、前記ガラスバルブの内壁面と
蛍光膜との間にα−Al2 3 およびベーマイト(γ−
Al2 3 ・H2 O)から選ばれる少なくとも 1種から
なるアルミナ保護膜が介在されており、かつ前記蛍光膜
を構成する蛍光体粒子の表面にはγ−Al2 3 からな
る微粒子アルミナが均一に付着されていることを特徴と
している。
【0012】本発明の蛍光ランプにおいて、微粒子アル
ミナは例えば蛍光体粒子に対して水溶性アルミニウム化
合物を用いた表面処理を施すことにより付着させたもの
であり、このような表面処理によれば平均粒子径が 5〜
20nmの範囲の微粒子アルミナを蛍光体粒子に対して均一
に付着させることが可能となる。微粒子アルミナは蛍光
体粒子に対して 0.1〜 5.0重量% の範囲で付着させるこ
とが好ましい。また、アルミナ保護膜を構成するアルミ
ナ粒子の平均粒子径は10〜 100nmの範囲であることが好
ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について説明する。
【0014】図1は本発明の蛍光ランプの一実施形態の
構造を一部破断面で示す図である。同図において、1は
ガラスバルブであり、このガラスバルブ1の内壁面には
蛍光膜2が被着されている。さらに、ガラスバルブ1内
には所定圧の放電用ガス、すなわちアルゴンのような希
ガスが封入されている。ガラスバルブ1の両端部には電
極3が取り付けられており、これらによって蛍光ランプ
4が構成されている。そして、両端部の電極3に所定の
電圧を印加することにより、励起源によって蛍光膜2を
発光させるものである。
【0015】次に、ガラスバルブ1の内壁面に対する蛍
光膜2の付着状態などについて、図2の拡大図を参照し
て詳述する。
【0016】ガラスバルブ1の内壁面1a上には、図2
に示すように、アルミナ保護膜5が形成されており、蛍
光膜2はアルミナ保護膜5を介してガラスバルブ1の内
壁面1aに被着形成されている。アルミナ保護膜5の厚
さは 0.1〜 3.0μm の範囲とされている。アルミナ保護
膜5の厚さが 0.1μm 未満では、ランプ特性の向上効果
を十分に得ることができず、また 3.0μm を超えると後
述する蛍光膜2の付着強度の向上対策を施した場合にお
いても、蛍光膜2にピンホールやハガレなどが発生しや
すくなる。
【0017】本発明の蛍光ランプ4は、アルミナ保護膜
5の厚さを 1.0〜 3.0μm というように、特に厚くする
場合に効果を発揮するものである。このような厚さのア
ルミナ保護膜5であっても、本発明の蛍光ランプ4では
蛍光膜2のピンホールやハガレなどの発生を抑制するこ
とができるため、このようなアルミナ保護膜5の厚さに
基づいてランプ特性の向上を図ることが可能となる。
【0018】蛍光膜2のアルミナ保護膜5に対する付着
強度は、蛍光膜2を構成する蛍光体粒子の表面処理技術
を改善することで向上させることができるが、アルミナ
保護膜5を構成するアルミナ粒子の結晶形を制御するこ
とによっても、蛍光膜2のアルミナ保護膜5に対する付
着強度を高めることができる。
【0019】すなわち、アルミナ保護膜5を構成するア
ルミナ粒子には、γ−Al2 3 以外のα−Al2 3
やベーマイト(γ−Al2 3 ・H2 O)を適用するこ
とが好ましい。α−Al2 3 はγ−Al2 3 に比べ
て粒子径が大きいため、アルミナ保護膜5の表面粗さを
比較的粗くすることができる。また、ベーマイト(γ−
Al2 3 ・H2 O)はγ−Al2 3 に比べて粒子径
が大きく、また結晶水を有するため、アルミナ保護膜5
と蛍光膜2の界面の結合力を高めることができる。この
ようなアルミナ保護膜5上に蛍光膜2を形成することに
よって、蛍光膜2の付着強度を向上させることができ
る。
【0020】また、アルミナ保護膜5を構成するアルミ
ナ粒子の平均粒子径は10〜 100nmの範囲であることが好
ましい。アルミナ保護膜5を構成するアルミナ粒子の平
均粒子径が10nm未満であると、蛍光膜2の付着強度を十
分に高めることができない。ただし、アルミナ粒子の平
均粒子径があまり大きすぎるとアルミナ保護膜5自体の
脱落などが発生するおそれがあることから、アルミナ粒
子の平均粒子径は 100nm以下とすることが好ましい。比
較的粗粒のアルミナ粒子は例えば上記したα−Al2
3 などを使用することで得ることができる。
【0021】アルミナ保護膜5は、分散媒もしくは溶媒
として純水や1%ポリエチレンオキサイド(PEO)水溶
液を用いた処理剤(例えばアルミナ微粒子を純水や1%P
EO水溶液に分散させた分散液)を、ガラスバルブ1の
内壁面1a上に塗布、乾燥させることにより形成するこ
とができる。この際、特に分散媒もしくは溶媒として純
水を用いることが好ましく、これによりランプ特性をさ
らに向上させることができる。
【0022】上述したようなアルミナ保護膜5上に被着
形成される蛍光膜2は、平均粒子径が 5〜20nmの範囲の
微粒子アルミナが均一に付着された蛍光体粒子により構
成されている。平均粒子径が 5〜20nmというような微粒
子アルミナを凝集させることなく、蛍光体粒子表面に均
一に付着させるためには、水溶性アルミニウム化合物を
用いた表面処理技術を適用することが好ましい。
【0023】水溶性アルミニウム化合物を用いた表面処
理技術について詳述する。
【0024】まず、表面処理剤として、硝酸アルミニウ
ム(Al(NO3 3 )、塩化アルミニウム(AlCl
3 )などの水溶性アルミニウム化合物の水溶液を用い
る。このような表面処理剤中に蛍光体粒子を分散させ、
低濃度のアルカリ溶液を徐々に滴下してpH値を調整す
る。硝酸アルミニウムを用いた場合、 100倍程度に希釈
したアンモニア水でpH値を徐々に上げることによっ
て、蛍光体粒子の個々の表面に水酸化アルミニウム(A
l(OH)3 )を付着させる。
【0025】この際、pH値を急激に上げると水酸化ア
ルミニウムの析出状態が不均一になり、その後のベーキ
ング工程で形成されるアルミナ微粒子の粒子径が大きく
なったり、またアルミナ微粒子の付着状態が不均一にな
る。そこで、例えば20〜30℃の表面処理剤を含む蛍光体
スラリー中に 100倍程度に希釈したアンモニア水を滴下
し、 pH3〜 5まで 5〜 6時間かけてpH調整することが好
ましい。このような条件を満足させることによって、蛍
光体粒子の個々の表面に水酸化アルミニウムを均一に付
着させることができる。
【0026】この後、水酸化アルミニウムを均一に付着
させた蛍光体粒子を 350〜 400℃の範囲の温度で 1〜 2
時間のベーキング処理を施すことによって、平均粒子径
が 5〜20nmの範囲の微粒子アルミナが均一に付着された
蛍光体粒子が得られる。蛍光体粒子表面に付着させる微
粒子アルミナの平均粒子径が20nmを超えると、アルミナ
保護膜5に対する蛍光膜2の付着強度が低下する。一
方、微粒子アルミナの平均粒子径を 5nm未満としても、
それ以上の効果が得られないと共に、そのような微粒子
アルミナを得ること自体が困難である。
【0027】本発明で用いられる蛍光体は、平均粒子径
が 5〜20nmというような微粒子アルミナを蛍光体粒子表
面に均一に付着させたものである。ここで、本発明で言
う微粒子アルミナの均一付着とは、微粒子アルミナを凝
集させることなく、蛍光体粒子表面に均一に付着させた
ものであり、具体的には 1μm 2 当り50個以上(50個/
μm 2 以上)の凝集していない微粒子アルミナを付着さ
せた状態を指すものである。微粒子アルミナは蛍光体粒
子に対して 100個/μm 2 以上付着させることがさらに
好ましい。このような均一付着状態は、後述する図3や
図5に示すように、走査型電子顕微鏡(SEM)で蛍光
体表面を観察することで確認することができる。
【0028】また、蛍光体粒子表面に付着させる微粒子
アルミナは、結晶形がγ−Al2 3 であることが好ま
しい。γ−Al2 3 は微粒子化しやすいため、蛍光膜
2のアルミナ保護膜5に対する付着強度の向上に寄与す
る。γ−Al2 3 からなる微粒子アルミナは、例えば
表面処理剤を含む蛍光体スラリーのpHを徐々に上げるこ
とにより得られる。
【0029】微粒子アルミナは蛍光体粒子に対して 0.1
〜 5.0重量% の範囲で付着させることが好ましい。上述
したような表面処理技術などを適用し、微粒子アルミナ
を蛍光体粒子表面に均一に付着させることによって、微
粒子アルミナの付着量(表面処理量)を低減した場合に
おいても、蛍光膜2の付着強度を十分に維持することが
可能となる。
【0030】すなわち、微粒子アルミナの付着量が 5.0
重量% 以下であっても、十分な付着強度が得られる。た
だし、微粒子アルミナの付着量が 0.1重量% 未満となる
と、アルミナ保護膜5に対する蛍光膜2の付着強度を維
持することができないおそれがある。微粒子アルミナの
蛍光体粒子に対する付着量は、特に 0.5重量% 以下とす
ることが好ましい。このように、微粒子アルミナの付着
量を低減することで、より一層ランプ特性の向上を図る
ことかできる。
【0031】なお、蛍光膜2を構成する蛍光体は特に限
定されるものではなく、公知の種々の蛍光体を使用する
ことができる。例えば、 2価のユーロピウム付活アルミ
ン酸塩蛍光体、 2価のユーロピウムおよびマンガン付活
アルミン酸塩蛍光体、 2価のユーロピウム付活ハロ燐酸
塩蛍光体などの青色ないし青緑色発光蛍光体、 3価のユ
ーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体、 3価のユーロ
ピウム付活酸硫化イットリウム蛍光体などの赤色発光蛍
光体、および希土類系の緑色発光蛍光体を適宜に混合し
た三波長形白色発光蛍光体などが用いられる。
【0032】そして、上述したような微粒子アルミナを
付着させた蛍光体を、ニトロセルロース酢酸ブチル、ポ
リエチレンオキサイド(PEO)水溶液などのバインダ
と共に混合して蛍光体スラリーを調製し、この蛍光体ス
ラリーを常法にしたがってガラスバルブ1の内壁面1a
上に塗布、乾燥、ベーキングすることによって、本発明
の蛍光ランプ4が得られる。この際、微粒子アルミナは
蛍光体粒子の表面に均一に付着されているため、それを
用いた蛍光体スラリーのメッシュ通りが悪くなるという
ようなこともない。
【0033】このようにして得られる本発明の蛍光ラン
プ4によれば、アルミナ保護膜5の厚さを厚く設定して
いることや、蛍光膜2の付着強度を維持した上で微粒子
アルミナの付着量(表面処理量)を低減していることな
どに基づいて、優れたランプ特性を得ることができる。
また、上記したように蛍光膜2の付着強度は十分に維持
されているため、蛍光膜2のピンホールやハガレなどに
よるランプ特性の低下を抑制することができる。すなわ
ち、優れたランプ特性を長期間にわたって維持すること
が可能となる。
【0034】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例およびその評
価結果について述べる。
【0035】実施例1 まず、硝酸アルミニウムの水和物(Al(NO3 3
9H2 O)1.5gを 2リットルの純水中に溶解した。この
硝酸アルミニウム水溶液中に三波長形蛍光体粉末200gを
分散させ、 1時間撹拌した。撹拌後、 100倍に希釈した
アンモニア水を滴下してpH値を 5まで徐々に上げた。
この状態でさらに 1時間撹拌した後、蛍光体粒子を沈降
させた。沈降物を純水で 5回洗浄した後、ろ過、乾燥
し、さらに350℃× 1時間の条件でベーキングした。
【0036】得られた蛍光体粒子の表面には、 0.1重量
% の微粒子アルミナが付着していることが確認された。
さらに、蛍光体粒子の表面を走査型電子顕微鏡(SE
M)により観察した。この観察結果としてSEM写真(1
0000倍)を図3に示す。また、図5にその模式図を示
す。図3(および図5)から明らかなように、蛍光体粒
子11の表面には微粒子アルミナ12が均一に付着して
いる。微粒子アルミナの平均粒子径はおおよそ10nmであ
った。なお、図3のSEM写真において、蛍光体粒子
(11)の表面に付着している比較的大きな粒子(図5
の粒子13など)は蛍光体の微粒子である。
【0037】次に、平均粒子径が10nmの微粒子アルミナ
2.5gを、1%PEO水溶液 48.4g中に投入し、 1時間撹拌
した。この分散液を純水で 2倍に希釈した後、FCL3
0用ガラスバルブの内面に塗布し、熱風乾燥した。乾燥
後、上記した 0.1重量% の微粒子アルミナを均一付着さ
せた三波長形蛍光体をニトロセルロース酢酸ブチルと共
に混合した蛍光体スラリーを塗布し、乾燥およびベーキ
ングすることによって、蛍光ランプを作製した。なお、
ベーキングバルブの断面を電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、アルミナ保護膜は 2μm の厚さを有し、かつそれを
構成するアルミナ粒子の平均粒子径は10nmであった。
【0038】上述した蛍光ランプの作製工程において、
蛍光体スラリーのメッシュ通りを評価すると共に、得ら
れた蛍光ランプの蛍光膜の付着力、 500時間点灯後の発
光出力を評価した。蛍光体スラリーのメッシュ通りは、
直径 3cmのSUS製 200メッシュを張った円筒を蛍光体
スラリー50mlが通過するのに要する時間を測定すること
により評価した。この値が小さいほどメッシュ通りがよ
いことを示す。また、蛍光膜の付着力は、付着力評価試
験装置で評価した際の蛍光膜の剥れた面積で示す。この
値が小さいほど付着力が高い。 500時間点灯後の発光出
力は後述する比較例1を基準とした相対値である。これ
らの結果を表1に示す。
【0039】実施例2〜5 蛍光体粒子表面への微粒子アルミナの付着量が 0.3重量
% 、 0.5重量% 、 1.0重量% 、 1.5重量% となるよう
に、硝酸アルミニウム水溶液の濃度を調製する以外は、
実施例1と同一条件で、微粒子アルミナを均一付着させ
た三波長形蛍光体をそれぞれ作製した。次いで、これら
の三波長形蛍光体を用いて、実施例1と同一条件にて、
それぞれ蛍光ランプを作製した。アルミナ保護膜の厚さ
はいずれも2μm で一定とした。
【0040】このようにして得た蛍光ランプおよびその
作製工程において、実施例1と同様に蛍光体スラリーの
メッシュ通り、蛍光膜の付着力、 500時間点灯後の発光
出力を評価した。これらの結果を表1に示す。
【0041】比較例1〜3 平均粒子径が10nmの微粒子アルミナ 1〜3gを純水中に分
散させ、さらにこの分散液中に三波長形蛍光体粉末200g
を分散させた。 1時間撹拌した後、蛍光体粒子を沈降さ
せ、ろ過、乾燥することによって、 0.5〜 1.5重量% の
微粒子アルミナを付着させた三波長形蛍光体を得た。
【0042】この蛍光体粒子(比較例1)の表面を走査
型電子顕微鏡(SEM)により観察した。この観察結果
としてSEM写真(10000倍)を図4に示す。また、図6
にその模式図を示す。図4(図6)から明らかなよう
に、蛍光体粒子11の表面でアルミナは凝集(図6のア
ルミナ凝集粒子14)しており、微粒子アルミナによる
表面処理は不均一になっていることが確認された。
【0043】次に、上記した三波長形蛍光体を用いて、
実施例1と同一条件にて、それぞれ蛍光ランプを作製し
た。このようにして得た蛍光ランプおよびその作製工程
において、実施例1と同様に蛍光体スラリーのメッシュ
通り、蛍光膜の付着力、 500時間点灯後の発光出力を評
価した。これらの結果を併せて表1に示す。
【0044】
【表1】 表1から明らかなように、各実施例による蛍光体スラリ
ーはメッシュ通りがよく、微粒子アルミナの付着量を
0.5重量% 以上としてもほとんど変らず、また蛍光膜の
付着力も優れていることが分かる。さらに、 500時間点
灯後の発光出力についても良好な結果が得られている。
【0045】実施例6 まず、実施例1と同一条件で、蛍光体粒子の表面に 0.1
重量% の微粒子アルミナを付着させた。微粒子アルミナ
は平均粒子径が10nmのγ−Al2 3 からなり、また実
施例1と同様に均一に付着していることが確認された。
【0046】次に、平均粒子径が50nmのα−Al2 3
からなる微粒子アルミナ2.5gを、1%PEO水溶液 48.4g
中に投入し、 1時間撹拌した。この分散液を純水で 2倍
に希釈した後、FCL30用ガラスバルブの内面に塗布
し、熱風乾燥した。乾燥後、上記した微粒子アルミナを
均一付着させた三波長形蛍光体をニトロセルロース酢酸
ブチルと共に混合した蛍光体スラリーを塗布し、乾燥お
よびベーキングすることによって、蛍光ランプを作製し
た。
【0047】なお、ベーキングバルブの断面を電子顕微
鏡で観察したところ、アルミナ保護膜は 2μm の厚さを
有し、かつそれを構成するα−Al2 3 粒子の平均粒
子径は約50nmであった。
【0048】このようにして得た蛍光ランプの蛍光膜の
付着力、 500時間点灯後の発光出力を、実施例1と同様
にして評価した。これらの結果を表2に示す。
【0049】実施例7〜8 蛍光体粒子表面への微粒子アルミナの付着量を 0.3重量
% 、 0.5重量% とする以外は、実施例6と同一条件で微
粒子アルミナを均一付着させた三波長形蛍光体を作製
し、さらにこれら三波長形蛍光体を用いて、実施例6と
同一条件でそれぞれ蛍光ランプを作製した。
【0050】このようにして得た蛍光ランプの蛍光膜の
付着力、 500時間点灯後の発光出力を実施例1と同様に
評価した。これらの結果を表2に示す。
【0051】実施例9〜11 実施例6〜8と同様に、微粒子アルミナの付着量を 0.1
重量% 、 0.3重量% 、0.5重量% とした三波長形蛍光体
をそれぞれ作製した。
【0052】次に、平均粒子径が20nmのベーマイトから
なる微粒子アルミナ2.5gを、1%PEO水溶液 48.4g中に
投入し、 1時間撹拌した。この分散液を純水で 2倍に希
釈した後、FCL30用ガラスバルブの内面に塗布し、
熱風乾燥した。乾燥後、上記した微粒子アルミナを均一
付着させた三波長形蛍光体をニトロセルロース酢酸ブチ
ルと共に混合した蛍光体スラリーをそれぞれ塗布し、乾
燥およびベーキングすることによって、実施例9〜10
の各蛍光ランプを作製した。
【0053】なお、ベーキングバルブの断面を電子顕微
鏡で観察したところ、アルミナ保護膜は 2μm の厚さを
有し、かつそれを構成するα−Al2 3 粒子の平均粒
子径は約50nmであった。
【0054】このようにして得た蛍光ランプの蛍光膜の
付着力、 500時間点灯後の発光出力を、実施例1と同様
にして評価した。これらの結果を表2に示す。
【0055】実施例12〜13 ガラスバルブの内面に塗布するベーマイトの平均粒子径
を10nmに変更する以外は、実施例10〜11と同様にし
て、それぞれ蛍光ランプを作製した。なお、ベーキング
バルブの断面を電子顕微鏡で観察したところ、アルミナ
保護膜は 2μmの厚さを有し、かつそれを構成するα−
Al2 3 粒子の平均粒子径は約30nmであった。このよ
うにして得た蛍光ランプの蛍光膜の付着力、 500時間点
灯後の発光出力を、実施例1と同様にして評価した。こ
れらの結果を表2に示す。
【0056】実施例14〜16 上記した実施例9〜11において、アルミナ保護膜形成
用処理剤の分散媒を1%PEO水溶液から純水に代える以
外は、それぞれ同様にして蛍光ランプを作製した。これ
らの蛍光ランプの蛍光膜の付着力、 500時間点灯後の発
光出力を、実施例1と同様にして評価した。これらの結
果を表2に示す。
【0057】
【表2】 表2から明らかなように、各実施例による蛍光ランプは
蛍光膜の付着力に優れ、さらに 500時間点灯後の発光出
力についても良好な結果が得られていることが分かる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蛍光ラン
プによれば、アルミナ保護膜の厚さを厚くした上で、そ
れに基づく蛍光膜の付着強度の低下を抑制することが可
能となる。従って、ランプ特性の向上を図ることができ
る。また、蛍光体スラリーのメッシュ通りによる作業性
の低下なども抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の蛍光ランプの構成を一
部破断して示す図である。
【図2】 図1に示す蛍光ランプの蛍光膜部分を拡大し
て示す断面図である。
【図3】 本発明の実施例1により作製した蛍光体粒子
の表面を拡大して示すSEM写真である。
【図4】 比較例1により作製した蛍光体粒子の表面を
拡大して示すSEM写真である。
【図5】 図3に示すSEM写真を模式的に示す図であ
る。
【図6】 図4に示すSEM写真を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1……ガラスバルブ 2……蛍光膜 3……電極 4……蛍光ランプ 5……アルミナ保護膜 11……蛍光体粒子 12……微粒子アルミナ
フロントページの続き (72)発明者 須藤 伸行 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 鈴木 正明 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4H001 CA07 CC04 XA08 XA13 XA16 XA39 YA25 YA63 5C043 AA15 CC09 CD01 DD28 DD36 EA16 EB11 EC02 EC03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封入ガスが充填されたガラスバルブと、
    前記ガラスバルブの内壁面に設けられた蛍光膜と、前記
    封入ガス中で陽光柱放電を維持するための手段とを具備
    する蛍光ランプにおいて、 前記ガラスバルブの内壁面と蛍光膜との間に 0.1〜 3.0
    μm の範囲の厚さを有するアルミナ保護膜が介在されて
    おり、かつ前記蛍光膜を構成する蛍光体粒子の表面には
    平均粒子径が 5〜20nmの範囲の微粒子アルミナが均一に
    付着されていることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の蛍光ランプにおいて、 前記微粒子アルミナは、前記蛍光体粒子に対して水溶性
    アルミニウム化合物を用いた表面処理を施すことにより
    付着されていることを特徴とする蛍光ランプ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の蛍光ラン
    プにおいて、 前記微粒子アルミナは前記蛍光体粒子に対して 0.1〜
    5.0重量% の範囲で付着されていることを特徴とする蛍
    光ランプ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載の蛍光ランプにおいて、 前記アルミナ保護膜を構成するアルミナ粒子の平均粒子
    径が10〜 100nmの範囲であることを特徴とする蛍光ラン
    プ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    記載の蛍光ランプにおいて、 前記アルミナ保護膜を構成するアルミナ粒子は、α−A
    2 3 およびベーマイト(γ−Al2 3 ・H2 O)
    から選ばれる少なくとも 1種からなることを特徴とする
    蛍光ランプ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
    記載の蛍光ランプにおいて、 前記微粒子アルミナはγ−Al2 3 からなることを特
    徴とする蛍光ランプ。
  7. 【請求項7】 封入ガスが充填されたガラスバルブと、
    前記ガラスバルブの内壁面に設けられた蛍光膜と、前記
    封入ガス中で陽光柱放電を維持するための手段とを具備
    する蛍光ランプにおいて、 前記ガラスバルブの内壁面と蛍光膜との間にα−Al2
    3 およびベーマイト(γ−Al2 3 ・H2 O)から
    選ばれる少なくとも 1種からなるアルミナ保護膜が介在
    されており、かつ前記蛍光膜を構成する蛍光体粒子の表
    面にはγ−Al2 3 からなる微粒子アルミナが均一に
    付着されていることを特徴とする蛍光ランプ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の蛍光ランプにおいて、 前記微粒子アルミナは、前記蛍光体粒子に対して水溶性
    アルミニウム化合物を用いた表面処理を施すことにより
    付着されていることを特徴とする蛍光ランプ。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求7記載の蛍光ランプ
    において、 前記アルミナ保護膜は分散媒もしくは溶媒として純水ま
    たは1%ポリエチレンオキサイド水溶液を用いた処理剤に
    より形成されてなることを特徴とする蛍光ランプ。
JP9006199A 1999-03-30 1999-03-30 蛍光ランプ Withdrawn JP2000285860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9006199A JP2000285860A (ja) 1999-03-30 1999-03-30 蛍光ランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9006199A JP2000285860A (ja) 1999-03-30 1999-03-30 蛍光ランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000285860A true JP2000285860A (ja) 2000-10-13

Family

ID=13988059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9006199A Withdrawn JP2000285860A (ja) 1999-03-30 1999-03-30 蛍光ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000285860A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518398A (ja) * 2003-02-20 2006-08-10 パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング 被覆された蛍光体、この種の蛍光体を有する発光装置及びその製造方法
JP2009013252A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Napura:Kk 蛍光集合体、及び、蛍光ペースト組成物
JP2015143318A (ja) * 2013-12-27 2015-08-06 日亜化学工業株式会社 フッ化物蛍光体及びその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518398A (ja) * 2003-02-20 2006-08-10 パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング 被覆された蛍光体、この種の蛍光体を有する発光装置及びその製造方法
JP2009013252A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Napura:Kk 蛍光集合体、及び、蛍光ペースト組成物
JP2015143318A (ja) * 2013-12-27 2015-08-06 日亜化学工業株式会社 フッ化物蛍光体及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5036975B2 (ja) 窒素を含有する蛍光体およびその製造方法、並びに発光装置
TWI274073B (en) Method for preparing blue-emitting barium magnesium aluminate (BAM) phosphor for backlight unit lamp, and blue-emitting BAM phosphor prepared by the method
JPH0774333B2 (ja) 発光組成物
JP4421665B2 (ja) 蛍光ランプ及びその製造方法、並びに照明装置
JP4157580B2 (ja) 蛍光体の再生方法及び蛍光ランプ
JP2006028458A (ja) 蛍光体の製造方法、蛍光体、蛍光ランプ及び照明器具
JP2000285860A (ja) 蛍光ランプ
JPH08134443A (ja) 蛍光体、陰極線管、蛍光ランプおよび放射線増感紙
JP2001200249A (ja) 耐酸化性蛍光体及びその製造法
JP3430971B2 (ja) 蛍光ランプの製造方法
JP3187952B2 (ja) 三波長形蛍光体およびそれを用いた蛍光ランプ
JP3779409B2 (ja) 蛍光体粒子および蛍光ランプ
JP5092686B2 (ja) 蛍光体及びそれを用いた蛍光ランプ
WO1987003611A1 (en) Luminescente phosphor composition, process for its preparation and fluorescent lamp employing it
JP2004182907A (ja) 赤色蛍光体およびこれを用いた蛍光ランプ
JP2002038147A (ja) 緑色蛍光体およびそれを用いた発光装置
JPH09217059A (ja) 青色発光蛍光体,その製造方法および蛍光ランプ
JP3965838B2 (ja) カラー蛍光ランプ
JPH0673375A (ja) 蛍光体および蛍光ランプ
KR20090050724A (ko) 나노 크기의 산화물 입자로 표면 코팅된 형광체 및 그제조방법
JP3755285B2 (ja) 鉄付活アルミン酸リチウム蛍光体及びその蛍光ランプ
JP2748706B2 (ja) 蛍光体塗布液の製造方法
JPH1140107A (ja) 低圧水銀蒸気放電灯
JPH06240249A (ja) 耐酸化性蛍光体及びその製造方法
JPH09165572A (ja) 顔料付赤色発光蛍光体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606