JP2000285311A - 貸出物品管理装置 - Google Patents

貸出物品管理装置

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JP2000285311A
JP2000285311A JP9411199A JP9411199A JP2000285311A JP 2000285311 A JP2000285311 A JP 2000285311A JP 9411199 A JP9411199 A JP 9411199A JP 9411199 A JP9411199 A JP 9411199A JP 2000285311 A JP2000285311 A JP 2000285311A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 当日に発生すると予測される業務の内容を未
然に把握し、誰もが物品貸出,返却の各業務の発生にス
ムーズに対応できるようにする。 【解決手段】 予約情報ファイルから貸出予定日が現日
付と一致する未貸出の予約に関する情報を抽出するとと
もに、貸出情報ファイルから返却予定日が現日付と一致
する未返却の貸出に関する情報を抽出し、これらの抽出
情報から当日処理リストを作成して表示する。この当日
処理リストからいずれかの情報が選択されると、予約に
関する情報の場合にはその情報を基に貸出処理を実行
し、貸出に関する情報の場合にはその情報を基に返却処
理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車,自転車,
レジャー用品,家具等の物品を貸出すレンタル業態の店
舗で利用される貸出物品管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレンタル業態店舗では、
客から電話等で物品の貸出予約がある毎に、客(貸出予
約者)の氏名や予約する物品の種類や貸出予定日時等の
物品の貸出予約に関する情報をパソコンに登録する。そ
して、貸出予約者が物品を借受けに来店したときに、パ
ソコンに登録されている貸出予約に関する情報をディス
プレイ画面上に表示させたりプリンタにより記録紙にプ
リントアウトすることによって、予約内容の確認を行っ
ていた。
【0003】また、物品を実際に客に貸出す際にも、そ
の客(借受者)の氏名や貸出す物品の識別情報や返却予
定日時などの貸出に関する情報をパソコンに登録してい
た。そして、借受者が物品を返却しに来店したときに、
パソコンに登録されている貸出予約に関する情報を同じ
く表示させたりプリントアウトすることによって、貸出
時の内容と照合していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のこ
の種のレンタル業態店舗においては、物品の貸出予約業
務に関する情報と、実際の物品貸出業務及びその後に発
生する物品返却業務に関する情報とは、パソコンを共通
に使用するものの別々に管理されていた。その一方で、
物品の貸出予約,貸出及び返却の各業務は1日の営業の
中で無作為に発生するので、店員は次に何の業務が発生
するのか予測が困難なのが実情である。このため、店員
は、物品の貸出や返却等の業務が発生する度に、その業
務を処理する上で必要な情報をパソコンから検索して対
処しなければならず、特に、パソコンの操作に不慣れな
店員ではスムーズに対応できないという欠点があった。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、当日に発生すると
予測される業務の内容を未然に把握することができ、誰
もが物品貸出,返却の各業務の発生にスムーズに対応で
きるようになる貸出物品管理装置を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、物品の貸出予約,貸出,返却に関する情報の入力機
能を有し、貸出予約者,貸出予定日時などの物品の貸出
予約に関する情報が入力された場合にはこの貸出予約に
関する情報を予約情報ファイルに登録する予約処理を行
い、物品借受者,貸出物品,返却予定日時などの物品の
貸出に関する情報が入力された場合にはこの貸出に関す
る情報を貸出情報ファイルに登録する貸出処理を行い、
物品返却者,返却物品などの物品の返却に関する情報が
入力された場合には貸出情報ファイルに登録されている
返却物品の貸出に関する情報を返却済みの状態にする返
却処理を行う貸出物品管理装置において、現日付を計時
する計時手段と、予約情報ファイルから貸出予定日が計
時手段により計時されている現日付と一致する未貸出の
予約に関する情報を抽出する予約情報抽出手段と、貸出
情報ファイルから返却予定日が計時手段により計時され
ている現日付と一致する未返却の貸出に関する情報を抽
出する貸出情報抽出手段と、予約情報抽出手段により予
約情報ファイルから抽出した予約に関する情報と貸出情
報抽出手段により貸出情報ファイルから抽出した貸出に
関する情報とから当日処理リストを作成する当日処理リ
スト作成手段と、この当日処理リスト作成手段により作
成された当日処理リストを表示するリスト表示手段と、
リスト表示手段により表示された当日処理リストからい
ずれかの情報を選択する情報選択手段と、この情報選択
手段により当日処理リストから選択された情報が予約に
関する情報の場合にはその情報を基に貸出処理を実行
し、貸出に関する情報の場合にはその情報を基に返却処
理を実行する処理制御手段とを備えたものである。この
ような構成により、リスト表示手段には、当日が貸出予
定日だがまだ貸出されていない予約に関する情報と、当
日が返却予定日だがまだ返却されていない貸出に関する
情報とが当日処理リストとして表形式で表示される。し
たがって、このリストから当日に発生する貸出業務と返
却業務を予測できる。そして実際に、予約者が物品を借
受けにきた場合には、当日処理リスト上の該当する予約
に関する情報を選択することにより、その情報を基に貸
出処理が実行される。また、借受者が物品を返却にきた
場合には、当日処理リスト上の該当する貸出に関する情
報を選択することにより、その情報を基に返却処理が実
行される。
【0007】また、本願請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明において、当日処理リスト作成手段
を、予約情報抽出手段により予約情報ファイルから抽出
した予約に関する情報と貸出情報抽出手段により貸出情
報ファイルから抽出した貸出に関する情報とを貸出予定
時刻及び返却予定時刻の時間順,例えば時刻の早い順ま
たは遅い順に並べ変えることによって当日処理リストを
作成する手段としたものである。こうすることにより、
当日処理リストから当日に発生すると予測される貸出業
務と返却業務の発生順序までも把握できるようになる。
【0008】また、本願請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明において、処理制御手段によ
り貸出処理または返却処理が実行された後、自動的に予
約情報抽出手段,貸出情報抽出手段及び当日処理リスト
作成手段を機能させるようにしたものである。こうする
ことにより、貸出処理または返却処理が行われた情報が
自動的に当日処理リストから削除される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、本実施の形態は、レンタカ
ーの貸出しを行うレンタル業態店舗に本発明の貸出物品
管理装置を適用した場合である。
【0010】図1は本実施の形態における貸出物品管理
装置の要部構成を示すブロック図である。この貸出物品
管理装置はパソコンを主体に構成するもので、制御部本
体としてCPU(Central Processing Unit)1を搭載
している。また、プログラムなどの固定的データを予め
格納するROM(Read Only Memory)2、データを一時
的に格納するための各種メモリエリアが形成されるRA
M(Random Access Memory)3、現日時を計時する計時
手段としての時計部4、補助記憶装置として機能するH
DD(Hard Disc Drive)装置5、このHDD装置5に
対するデータの書込み及び読出しを制御するHDDコン
トローラ6、レンタル物品(本実施の形態ではレンタカ
ー)の貸出予約,貸出,返却に関する各種情報の入力部
として機能するキーボード7、このキーボード7から操
作キーに対応したキー信号を取込むキーボードコントロ
ーラ8、画像を表示するディスプレイ9、このディスプ
レイ9の駆動を制御する表示コントローラ10、前記デ
ィスプレイ9の画面上に貼り付けられたタッチパネルセ
ンサ11、このタッチパネルセンサ11からタッチ操作
された位置座標データを取込むタッチパネルコントロー
ラ12、貸出伝票等を印字発行するプリンタ13、及び
このプリンタの駆動を制御するプリンタコントローラ1
4等を搭載している。そして、前記CPU1と、ROM
2,RAM3,時計部4及び各種入出力機器のコントロ
ーラ6,8,10,12,14とを、アドレスバス,デ
ータバスなどのバスライン15で接続している。
【0011】前記HDD装置5には、レンタカーの貸出
予約に関する情報を登録する予約情報ファイル21と、
レンタカーの貸出に関する情報を登録する貸出情報ファ
イルとしての車両情報ファイル22とを記憶している。
【0012】前記予約情報ファイル21は、図2に示す
ように、レンタカーの貸出予約登録において発生する予
約番号,貸出予約者の氏名(予約者名),レンタカーの
希望車種,貸出予定日時としての出発日付及び時刻,返
却予定日時としての帰着日付及び時刻の各情報と、レン
タカーの貸出登録時に発番される伝票番号とからなる貸
出予約に関する情報,いわゆる予約情報を蓄積記憶する
ファイルである。なお、出発日時から一定期間を経過し
た予約情報は自動的に削除されるようになっている。
【0013】前記車両情報ファイル22は、図3に示す
ように、各レンタカーを1台ずつ識別する固有の車両コ
ードに対応して、レンタカーの貸出登録において発生す
る伝票番号,借受者の氏名(使用者名),貸出日時とし
ての出発日付及び時刻,返却予定日時としての帰着日付
及び時刻の各情報とともに、対応する車両コードのレン
タカーの現在の状態を示す状態フラグを記憶するファイ
ルである。ここで、状態フラグは、レンタカーが貸出可
能な状態のとき“0”となり、貸出中のとき“1”とな
り、返却されたとき“2”となる。そして、車両コード
以外の情報(伝票番号,使用者名,出発日付,出発時
刻,帰着日付,帰着時刻,状態フラグ)は、システム立
上げ等の初期化処理において“0”にクリアされるよう
になっている。
【0014】前記RAM3には、図4に示すように、レ
ンタカーの予約登録が行われる毎にカウントアップして
予約番号Mを発番する予約番号カウンタ31や、レンタ
カーの貸出登録が行われる毎にカウントアップして伝票
番号Nを発番する伝票番号カウンタ32等とともに、デ
ータ区分,番号及び予定時刻からなる抽出情報を複数記
憶可能な抽出情報メモリ33を形成している。ここで、
抽出情報のデータ区分は、抽出情報が予約情報ファイル
21から抽出した予約情報であれば「1」,車両情報フ
ァイル22から抽出した車両情報であれば「2」という
ように、抽出情報の種類を区分するデータである。ま
た、抽出情報の番号と予定時刻は、前記予約情報であれ
ば予約番号と貸出予定時刻であり、前記車両情報であれ
ば伝票番号と帰着予定時刻である。
【0015】しかして、前記CPU1は、キーボード7
に設けられた予約キーの押下により予約業務の開始が宣
言されると、予約番号カウンタ31を1だけカウントア
ップして予約番号Mを発番した後、予約に関する情報の
入力を待機する。そして、キーボード7のキー操作もし
くは文字入力画面が表示されたタッチパネルセンサ付デ
ィスプレイ9のタッチ操作により貸出予約者名,車種,
出発日付,出発時刻,帰着日付,帰着時刻の各情報が順
次入力されると、これらの入力情報と予約番号Mとを予
約情報ファイル21に追加登録するものとなっている。
なお、伝票番号は「0」として予約情報ファイル21に
登録される。
【0016】またCPU1は、キーボード7に設けられ
た出発キーの押下により貸出業務の開始が宣言される
と、伝票番号カウンタ32を1だけカウントアップして
伝票番号Nを発番した後、貸出に関する情報の入力を待
機する。そして、キーボード7のキー操作もしくはタッ
チパネルセンサ付ディスプレイ9のタッチ操作により貸
出しするレンタカーの車両コード,使用者名,出発日
付,出発時刻、帰着日付,帰着時刻の各情報が順次入力
されると、車両情報ファイル22の入力車両コードに対
応する伝票番号を伝票番号カウンタ32のカウント値N
に更新するとともに、使用者名,出発日付,出発時刻,
帰着日付及び帰着時刻の各情報をそれぞれ入力情報に更
新する。また、状態フラグを貸出中を示す“1”に更新
する。その他、貸出料金の計算及び表示や貸出伝票の印
字等の実行を制御するものとなっている。
【0017】またCPU1は、キーボード7に設けられ
た帰着キーの押下により返却業務の開始が宣言される
と、返却に関する情報の入力を待機する。そして、キー
ボード7のキー操作もしくはタッチパネルセンサ付ディ
スプレイ9のタッチ操作により帰着し返却されたレンタ
カーの車両コードが入力されると、車両情報ファイル2
2から入力車両コードに対応する帰着日付及び帰着時刻
の各情報を読出すとともに時計部4にて計時されている
現日付及び現時刻を読込み、帰着日時と現日時とを比較
して延長の有無を判断する。そして、延長有りの場合に
は延長料金を算出して表示させる。また、車両情報ファ
イル22の入力車両コードに対応する帰着日付及び帰着
時刻を現日付及び現時刻に更新するとともに、状態フラ
グを返却済を示す“2”に更新するものとなっている。
【0018】またCPU1は、キーボード7に設けられ
た発着予定キーの押下により発着予定業務の開始が宣言
されると、図6の流れ図に示す処理を開始する。先ず、
ST(ステップ)1として時計部4から現日付を読込
む。次に、ST2として予約情報ファイル21を順に検
索して、貸出予定日が現日付と一致する未貸出の予約情
報、すなわち伝票番号が「0」の予約情報を抽出する。
そして、該当する予約情報を抽出する毎に、その予約情
報の予約番号と貸出予定時刻とをデータ区分=「1」と
ともに抽出情報メモリ33に順に格納する(予約情報抽
出手段)。
【0019】上記予約情報ファイル21の検索を終了す
ると、次に、ST3として車両情報ファイル22を順に
検索して、帰着予定日が現日付と一致する未返却の車両
情報、すなわち状態フラグが「1」の車両情報を抽出す
る。そして、該当する車両情報を抽出する毎に、その車
両情報の伝票番号と帰着予定時刻とをデータ区分「2」
の情報とともに抽出情報メモリ33に順に格納する(貸
出情報抽出手段)。
【0020】上記車両情報ファイル22の検索を終了す
ると、次に、ST4として抽出情報メモリ33に格納さ
れた当日処理予定の抽出情報を予定時刻の早い順に並べ
変える。そして並べ換え後、先頭の抽出情報から順に区
分コード及び番号を調べ、区分コードが「1」であれば
予約情報ファイル21から該当番号を予約番号とする予
約情報の予約者名,出発日付,出発時刻,帰着日付及び
帰着時刻を読出す。また、区分コードが「2」であれば
車両情報ファイル22から該当番号を伝票番号とする車
両情報の使用者名,出発日付,出発時刻,帰着日付及び
帰着時刻を読出す。そして、各ファイル21,22から
読出したデータを読出し順に表形式に並べることによっ
て当日処理リストを作成する(当日処理リスト作成手
段)。
【0021】次に、ST5として当日処理リストを含む
発着予定表画面をRAM3の画像メモリ上で編集する。
そして、この発着予定表画面をディスプレイ9に表示さ
せる。図5に発着予定表画面の一例を示す。図示するよ
うに、発着予定表画面には、時計部4にて計時される現
日時41の他、表形式の当日処理リスト42と、終了釦
43とを表示している。なお、当日処理リスト42にお
いて区分「発予定」は区分コード「1」に対応し、「着
予定」は区分コード「2」に対応する。ここに、ディス
プレイ9はリスト表示手段として機能する。
【0022】さてCPU1は、発着予定表画面をディス
プレイ9に表示させた後、ST6としてディスプレイ9
のタッチ操作を待機する。ここで、当日処理リスト42
上がタッチ操作されたことをタッチパネルセンサ11か
らの座標データ信号から認識すると、当日処理リスト4
2からいずれかの情報が選択されたと判断する(情報選
択手段)。
【0023】そして、タッチ操作領域が区分「発予定」
に対応した情報の表示領域であれば予約情報が選択され
たので、予約情報ファイル21から選択された予約情
報,つまり当日処理リスト42の選択情報の番号と予約
番号が一致する予約情報を読出す。そして、この予約情
報を基に後述する貸出処理を実行する。これに対し、タ
ッチ操作領域が区分「着予定」に対応した情報の表示領
域であれば車両情報(貸出情報)が選択されたので、車
両情報ファイル22から選択された車両情報,つまり当
日処理リスト42の選択情報の番号と伝票番号が一致す
る予約情報を読出す。そして、この車両情報を基に後述
する返却処理を実行する(処理制御手段)。
【0024】一方、終了釦43の表示領域内がタッチ操
作されたことをタッチパネルセンサ11からの座標デー
タ信号から認識した場合には、ディスプレイ9の発着予
定表画面を消去して、この発着予定業務の処理を終了す
るものとなっている。
【0025】前記貸出処理は、図7(a)に示すよう
に、先ず、伝票番号カウンタ32を1だけカウントアッ
プする。次に、貸出しするレンタカーの車両コード及び
帰着予定日時の入力を受付ける。そしてキーボード7の
キー操作により車両コード及び帰着予定日時が入力され
ると、車両情報ファイル22の入力車両コードに対応す
る伝票番号を伝票番号カウンタ32のカウント値Nに更
新するとともに、使用者名を選択された予約情報の予約
者名に更新する。また、出発日付及び出発時刻を時計部
4から読込んだ現日付及び現時刻に更新するとともに、
帰着日付及び帰着時刻を入力された帰着予定日付及び帰
着予定時刻に更新する。さらに、状態フラグを貸出中を
示す“1”に更新する。
【0026】しかる後、貸出料金の計算を行い、ディス
プレイ9に表示させる。そして、キーボード7に設けら
れた締めキーの押下により貸出処理の終了が宣言される
と、予約情報ファイル21の選択された予約情報の伝票
番号を伝票番号カウンタ31のカウント値Nに更新す
る。また、プリンタ13により貸出伝票を印字発行す
る。こうして、貸出処理を終了したならば、前記発着予
定業務の処理開始に戻って、図6に示す発着予定業務処
理を再度実行する。
【0027】前記返却処理は、図7(b)に示すよう
に、先ず、選択された車両情報の帰着日時と時計部4に
て計時されている現日時とを比較して延長の有無を判断
する。そして、延長有りの場合には延長料金を算出して
ディスプレイ9に表示させる。延長無しの場合には延長
料金=0を表示させる。
【0028】次に、キーボード7に設けられた締めキー
の押下により返却処理の終了が宣言されると、車両情報
ファイル22の選択された車両情報の帰着日付及び帰着
時刻日時を現日付及び現時刻に更新するとともに、状態
フラグを返却済を示す“2”に更新する。こうして、返
却処理が終了したならば、前記発着予定業務の処理開始
に戻って、図6に示す発着予定業務処理を再度実行す
る。
【0029】このように構成された本実施の形態におい
ては、貸出予約の登録順にその予約番号,予約者名,車
種,出発日付,出発日時,帰着日付及び帰着時刻の予約
情報が予約情報ファイル21に蓄積記憶されている。ま
た、貸出しされている各レンタカーの車両コードに対応
して、伝票番号,使用者名,出発日付,出発日時,帰着
日付,帰着時刻及び状態フラグ「1」の車両情報(貸出
情報)が車両情報ファイル22に記憶されている。
【0030】ここで、店員がキーボード7の発着予定キ
ーを押下すると、発着予定業務の処理が開始される。こ
れにより、予約情報ファイル21からは当日が貸出予定
日で未貸出の予約情報が抽出される。また、車両情報フ
ァイル22からは当日が帰着予定日で未返却の車両情報
が抽出される。そして、抽出された予約情報と車両情報
とが混在し貸出予定時刻及び帰着予定時刻の早い順に並
べ換えられた当日処理リスト42を含む発着予定表画面
がディスプレイ9に表示される。
【0031】例えば、今、ディスプレイ9に図5に示す
発着予定表画面が表示されているとする。この状態で、
伝票番号「123452」の使用者「GGGG」がレン
タカーを返しに来店したとすると、店員は当日処理リス
ト42の区分が「着予定」で番号が「123452」の
表示行をタッチ操作して選択する。そうすると、車両情
報ファイル22から伝票番号「123452」の車両情
報が選択され、この車両情報を基に返却処理が行われ
る。
【0032】また、予約番号「000002」の予約者
「BBBB」がレンタカーを借りに来店した場合には、
店員は当日処理リスト42の区分が「発予定」で番号が
「00002」の表示行をタッチ操作して選択する。そ
うすると、予約情報ファイル21から予約番号「000
002」の予約情報が選択され、この予約情報を基に貸
出処理が行われる。
【0033】このように、本実施の形態によれば、当日
が貸出予定日だがまだ貸出されていない予約に関する情
報と、当日が返却(帰着)予定日だがまだ返却(帰着)
されていない貸出に関する情報とを当日処理リスト42
としてタッチパネルセンサ11付きのディスプレイ9に
表形式で表示できる。したがって、この当日処理リスト
42から当日に発生すると予測される貸出業務と返却業
務の内容を未然に把握することができる。
【0034】そして実際に、予約者が物品(レンタカ
ー)を借受けにきた場合には、当日処理リスト42上の
該当する予約に関する情報を選択することにより、その
情報を基に貸出処理が実行される。また、借受者が物品
(レンタカー)を返却にきた場合には、当日処理リスト
42上の該当する貸出に関する情報を選択することによ
り、その情報を基に返却処理が実行される。したがっ
て、予約内容の確認や貸出内容の確認をスムーズに行え
る上、確認後は迅速に貸出処理または返却処理を済ませ
ることができるので、接客時間を短縮できる。その結
果、業務効率が向上する上、サービス性も向上する。
【0035】また、本実施の形態では、当日が貸出予定
日だがまだ貸出されていない予約に関する情報と、当日
が返却予定日だがまだ返却されていない貸出に関する情
報とを処理時間、つまり予約に関する情報の場合には貸
出し予定時刻が、貸出に関する情報の場合には返却予定
時刻が早い順に並べ換えて、当日処理リスト42として
表示するようにしている。したがって、リストの順番に
当日の業務が発生する可能性が高く、予約内容の確認や
貸出内容の確認をよりスムーズに行うことができる。ま
た、貸出予定時刻を過ぎても借りに来ない客や返却予定
時刻をすぎでも返却に来ない客をすぐにリストアップで
きる。
【0036】さらに、本実施の形態においては、当日処
理リスト42から該当する情報を選択することにより貸
出処理または返却処理が行われると、自動的に発着予定
業務処理が再実行されるようにしている。したがって、
貸出処理または返却処理が行われた情報は自動的に当日
処理リスト42から削除されるので、当日処理リスト4
2には常に当日処理しなければならない未処理の情報の
みを表示できる。
【0037】なお、前記一実施の形態では、当日処理リ
スト42を処理時間の早い順に並べ換えたが、並べ換え
を行わなくても当日に発生すると予測される業務の内容
を未然に把握できる効果は奏し得る。また、例えば遅い
順に並べ換えても、リストの下から順番に業務が発生す
る可能性が高くなるだけなので、前記一実施の形態と同
様な作用効果を奏することができる。
【0038】また、ディスプレイ9をタッチパネルセン
サ11付きとしたが、当日処理リスト42の情報を選択
するのにキーボードを用いることにより、タッチセンサ
パネル11を不要にできるのは言うまでもないことであ
る。この他、本発明を自転車,レジャー用品,家具等の
その他の物品のレンタル業態店舗向けに構成するなど、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、当日に発生すると予測される業務の内容
を表形式にした当日処理リストを作成し表示できるの
で、この当日処理リストから当日に発生すると予測され
る業務の内容を未然に把握することができ、誰もが物品
貸出,返却の各業務の発生にスムーズに対応できるよう
になる。また、本願請求項2記載の発明によれば、当日
処理リストには当日に発生すると予測される業務の内容
が発生すると予測される順番に並べられるので、上記請
求項1記載の発明の効果に加えて、業務が発生したとき
の内容確認が容易となり、より一層、物品貸出,返却の
各業務の発生にスムーズに対応できる。さらに、本願請
求項3記載の発明によれば、処理済みの情報は当日処理
リストから自動的に削除されるので、この点からも業務
が発生したときの内容確認が容易となり、より一層、物
品貸出,返却の各業務の発生にスムーズに対応できる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の要部構成を示すブロ
ック図。
【図2】 同実施の形態における予約情報ファイルの構
成図。
【図3】 同実施の形態における車両情報ファイルの構
成図。
【図4】 同実施の形態におけるRAMの主要なメモリ
エリアを示す図。
【図5】 同実施の形態で表示される発着予定表画面の
一例図。
【図6】 同実施の形態のCPUが実行する発着予定業
務処理の主要部を示す流れ図。
【図7】 図6に示す貸出処理及び返却処理を具体化し
た流れ図。
【符号の説明】
1…CPU 4…時計部 7…キーボード 9…ディスプレイ 11…タッチパネルセンサ 21…予約情報ファイル 22…車両情報ファイル 33…抽出情報メモリ 42…当日処理リスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の貸出予約,貸出,返却に関する情
    報の入力機能を有し、貸出予約者,貸出予定日時などの
    物品の貸出予約に関する情報が入力された場合にはこの
    貸出予約に関する情報を予約情報ファイルに登録する予
    約処理を行い、物品借受者,貸出物品,返却予定日時な
    どの物品の貸出に関する情報が入力された場合にはこの
    貸出に関する情報を貸出情報ファイルに登録する貸出処
    理を行い、物品返却者,返却物品などの物品の返却に関
    する情報が入力された場合には前記貸出情報ファイルに
    登録されている返却物品の貸出に関する情報を返却済み
    の状態にする返却処理を行う貸出物品管理装置におい
    て、 現日付を計時する計時手段と、 前記予約情報ファイルから貸出予定日が前記計時手段に
    より計時されている現日付と一致する未貸出の予約に関
    する情報を抽出する予約情報抽出手段と、 前記貸出情報ファイルから返却予定日が前記計時手段に
    より計時されている現日付と一致する未返却の貸出に関
    する情報を抽出する貸出情報抽出手段と、 前記予約情報抽出手段により前記予約情報ファイルから
    抽出した予約に関する情報と前記貸出情報抽出手段によ
    り前記貸出情報ファイルから抽出した貸出に関する情報
    とから当日処理リストを作成する当日処理リスト作成手
    段と、 この当日処理リスト作成手段により作成された当日処理
    リストを表示するリスト表示手段と、 前記リスト表示手段により表示された当日処理リストか
    らいずれかの情報を選択する情報選択手段と、 この情報選択手段により当日処理リストから選択された
    情報が前記予約に関する情報の場合にはその情報を基に
    前記貸出処理を実行し、前記貸出に関する情報の場合に
    はその情報を基に前記返却処理を実行する処理制御手段
    と、を具備したことを特徴とする貸出物品管理装置。
  2. 【請求項2】 当日処理リスト作成手段は、予約情報抽
    出手段により前記予約情報ファイルから抽出した予約に
    関する情報と貸出情報抽出手段により前記貸出情報ファ
    イルから抽出した貸出に関する情報とを貸出予定時刻及
    び返却予定時刻の時間順に並べ変えて当日処理リストを
    作成することを特徴とする請求項1記載の貸出物品管理
    装置。
  3. 【請求項3】 処理制御手段により貸出処理または返却
    処理が実行された後、自動的に前記予約情報抽出手段,
    貸出情報抽出手段及び当日処理リスト作成手段を機能さ
    せることを特徴とする請求項1または2記載の貸出物品
    管理装置。
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