JP2000285090A - データ処理方法及びシステム - Google Patents

データ処理方法及びシステム

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JP2000285090A
JP2000285090A JP11092195A JP9219599A JP2000285090A JP 2000285090 A JP2000285090 A JP 2000285090A JP 11092195 A JP11092195 A JP 11092195A JP 9219599 A JP9219599 A JP 9219599A JP 2000285090 A JP2000285090 A JP 2000285090A
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bus
signal
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sub
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JP11092195A
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Yasunori Nakahara
康則 仲原
Yutaka Tajima
裕 田島
Hirotaka Okuwaki
裕貴 奥脇
Fumio Miyahara
文雄 宮原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パフォーマンスを落とすことなく、また、高
価なDual−Port−RAMを使用することなく、
高速で高性能なデータ処理方法及びシステムを簡易な構
成で安価に提供する。 【解決手段】 メインCPU1がサブCPU2にシステ
ムバス4の権利を要求するためにバス権要求信号をアク
ティブにし、サブCPU2が処理の終了した時点でシス
テムバス4の権利を外部デバイスに開放したことをメイ
ンCPU1に通知するためにバス権要求アクノリッジ信
号をアクティブとして、前記バス権要求信号及びバス権
要求アクノリッジ信号の状態を用いてシステムバス4を
メインCPU1とサブCPU2との間で切断状態と接続
状態とに択一的に切り替えるバス切替回路8を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メイン側とサブ側
の2つのCPU(Central Processin
g Unit:中央処理装置)が1つのメモリを共有す
るデータ処理システムにより処理するデータ処理方法及
びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】第1従来例として、現在存在するシステ
ムで新たなデータ処理機能をCPUに追加する場合、そ
の新たな処理機能が現状のCPUにとって重荷となり、
パフォーマンスが大きく落ち込んでしまう場合がある。
このような場合、現在のCPUより高性能なCPUに取
り替えることにより、パフォーマンスを落とすことな
く、新たな処理機能を追加したシステムを構築してい
た。
【0003】また、第2従来例として、当初より高速、
高性能なシステムを構築する場合には、複数のCPUを
搭載し且つメモリを複数のCPUで共有できる構成にし
て処理の高速化を図っていた。その際の複数のCPUで
共有するメモリは、それぞれのCPUのシステムバス間
にDual−Port−RAM(Random Acc
ess Memory:デュアルポート読取り書き込み
記憶装置)を接続し、それぞれのCPUからDual−
Port−RAMへ書き込み、読み出しを行うことによ
って、高速で高性能なシステムを簡易構成で構築してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1従来例にあっては、システム構成を簡易にするこ
とはできるが、ソフトウェアのプログラムを全て新たな
CPUの仕様に変更しなければならず、日程の大幅な延
長となるため、製品の市場投入が大幅に遅れてしまうと
いう問題点があった。
【0005】また、上述した第2従来例にあっては、メ
モリ容量の大きなDual−Port−Memory
(デュアルポートメモリ)自体が無く、大容量のシステ
ムを構成するためには、複数のDual−Port−M
emoryを用いなければならず、しかも多大なコスト
アップとなってしまうという問題点があった。
【0006】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、パフォーマンスを落とすことなく、ま
た、高価なDual−Port−RAMを使用すること
なく、高速で高性能なデータ処理方法及びシステムを簡
易な構成で安価に提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のデータ処理方法は、メイン側とサブ側
の2つのCPU(Central Processin
g Unit:中央処理装置)が1つのメモリを共有す
るデータ処理システムによりデータを処理するデータ処
理方法であって、メイン側のCPUがサブ側のシステム
バスの権利を要求するバス権要求信号の状態を切り替え
る第1の信号状態切替工程と、サブ側のCPUの処理が
終了した時点で前記バスの権利を外部デバイスに開放し
たことを前記メイン側のCPUに通知するバス権要求ア
クノリッジ信号の状態を切り替える第2の信号状態切替
工程と、前記バス権要求信号及び前記バス権要求アクノ
リッジ信号の状態に基づいてメイン側のシステムバスと
前記サブ側のシステムバスとの間を切断状態と接続状態
とに択一的に切り替えるバス切替工程とを有することを
特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために請求項2
記載のデータ処理方法は、請求項1記載のデータ処理方
法において、前記バス切替工程は、前記バス権要求信号
と前記バス権要求アクノリッジ信号とが共に有効時の
み、前記メイン側のシステムバスに前記サブ側のシステ
ムバスを接続するように切り替えることを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するために請求項3
記載のデータ処理方法は、請求項1記載のデータ処理方
法において、前記バス切替工程は、前記バス権要求信号
と前記バス権要求アクノリッジ信号及び前記メイン側の
CPUのCS信号の全てが有効時のみ、前記メイン側の
システムバスに前記サブ側のシステムバスを接続するよ
うに切り替えることを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために請求項4
記載のデータ処理方法は、請求項1,2または3記載の
データ処理方法において、前記バス切替工程は、TTL
(Transistor−Transistor Lo
gic:トランジスタ・トランジスタ論理回路)の3ス
テートの双方向のバッファにより行うことを特徴とす
る。
【0011】また、上記目的を達成するために請求項5
記載のデータ処理方法は、請求項1,2または3記載の
データ処理方法において、前記バス切替工程は、TTL
(Transistor−Transistor Lo
gic)の3ステートバッファにより行うことを特徴と
する。
【0012】また、上記目的を達成するために請求項6
記載のデータ処理方法は、請求項4または5記載のデー
タ処理方法において、前記TTLは、CMOS(Com
plementary Metal−Oxide−Se
miconductor:相補型金属酸化膜半導体)ロ
ジックであることを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するために請求項7
記載のデータ処理システムは、メイン側とサブ側の2つ
のCPU(Central Processing U
nit:中央処理装置)が1つのメモリを共有するデー
タ処理システムであって、メイン側のCPUがサブ側の
システムバスの権利を要求するバス権要求信号の状態を
切り替える第1の信号状態切替手段を備え、サブ側のC
PUが、サブ側の処理が終了した時点で前記バスの権利
を外部デバイスに開放したことを前記メイン側のCPU
に通知するバス権要求アクノリッジ信号の状態を切り替
える第2の信号状態切替手段を備え、前記バス権要求信
号及び前記バス権要求アクノリッジ信号の状態に基づい
てメイン側のシステムバスと前記サブ側のシステムバス
との間を切断状態と接続状態とに択一的に切り替えるバ
ス切替手段を有することを特徴とする。
【0014】また、上記目的を達成するために請求項8
記載のデータ処理システムは、請求項7記載のデータ処
理システムにおいて、前記バス切替手段は、前記バス権
要求信号と前記バス権要求アクノリッジ信号とが共に有
効時のみ、前記メイン側のシステムバスに前記サブ側の
システムバスを接続するように切り替えることを特徴と
する。
【0015】また、上記目的を達成するために請求項9
記載のデータ処理システムは、請求項7記載のデータ処
理システムにおいて、前記バス切替手段は、前記バス権
要求信号と前記バス権要求アクノリッジ信号及び前記メ
イン側のCPUのCS信号の全てが有効時のみ、前記メ
イン側のシステムバスに前記サブ側のシステムバスを開
放するように切り替えることを特徴とする。
【0016】また、上記目的を達成するために請求項1
0記載のデータ処理システムは、請求項7,8または9
記載のデータ処理システムにおいて、前記バス切替手段
は、TTL(Transistor−Transist
or Logic:トランジスタ・トランジスタ論理回
路)の3ステートの双方向のバッファにより構成したこ
とを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するために請求項1
1記載のデータ処理システムは、請求項7,8または9
記載のデータ処理システムにおいて、前記バス切替手段
は、TTL(Transistor−Transist
or Logic)の3ステートバッファにより構成し
たことを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために請求項1
2記載のデータ処理システムは、請求項10または11
記載のデータ処理システムにおいて、前記TTLは、C
MOS(Complementary Metal−O
xide−Semiconductor:相補型金属酸
化膜半導体)ロジックであることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態に係るデー
タ処理シテスム(Dual−CPU装置システム)の構
成を示すブロック図であり、同図において、1はメイン
CPU(中央処理装置)、2はサブCPU(中央処理装
置)、3はSRAM(Static Random A
ccess Memory:スタティックランダムアク
セスメモリ)、4はシステムバス(アドレスバス、デー
タバス、リード/ライト、チップセレクト、データスト
ローブ等の外部デバイスへのアクセス信号)、5はゲー
トアレイ、6はDRAM(Dynamic Rando
m Access Memory:ダイナミックランダ
ムアクセスメモリ)、7はROM(リードオンリーメモ
リ)、8はバス切替回路(バス切替手段)である。
【0021】そして、メインCPU1、ゲートアレイ
5、DRAM6及びROM7等のデバイスがシステムバ
ス4により直接接続され且つバス切替回路8を介してサ
ブCPU2及びSRAM3へも接続されている。
【0022】このような構成のデータ処理シテスムは、
メインCPU1で対応できない、または手間がかかる処
理をサブCPU2で行わせて、その間メインCPU1側
では別の処理を実行することができるものである。
【0023】図1に示した構成のデータ処理シテスムに
おけるデータ展開の流れを、図2〜図7を用いて説明す
る。
【0024】図2は、PC(Personal Com
puter:パーソナルコンピュータ)から送られたコ
マンドがメインCPU1側では展開処理に時間がかかる
ので、サブCPU2側に処理を任せるため、メインCP
U1、またはゲートアレイ5を用いてSRAM3に書き
込む動作を示した図である。SRAM3へのアクセス方
法は、メインCPU1が直接行っても良いし、端子等が
足りない場合はSRAM3の制御をゲートアレイ5等の
ASIC(Application Specific
Integrated Circuit:特定用途向
け集積回路)でアクセスする方法もある。
【0025】SRAM3にコマンドを書き終わった後
は、メインCPU1とサブCPU2との間のシステムバ
スの権利を要求する信号であるバス権要求信号(BRE
Q*信号)及びサブCPU2側の処理が終了した時点で
前記システムバスの権利を外部デバイスに開放したこと
をメインCPU1に通知する信号であるバス権要求アク
ノリッジ信号(BACK*信号)を共に非アクティブと
してシステムバス4を切り離し、サブCPU2にシステ
ムバス4の権利を開放する。
【0026】システムバス4の開放はBACK*信号ま
たはBREQ*信号のどちらかが非アクティブの時であ
る。
【0027】前記バス権要求信号(BREQ*信号)が
非アクティブになると同時に、バス切替回路8によって
システムバス4がメイン側とサブ側とに切断される。こ
の動作を示したのが図3である。
【0028】システムバス4が切断された後、サブCP
U2はSRAM3にライト(書き込み)されたコマンド
の展開処理を行う。この動作を示したのが図4である。
【0029】その間、メインCPU1側は、システムバ
ス4が切断されているので、別の処理を実行することが
可能である。
【0030】サブCPU2によるSRAM3のコマンド
の展開処理が終了すると、メインCPU1にコマンド展
開処理が終了したことを示すコマンド展開処理終了信号
を送る。この動作を示したのが図5である。
【0031】メインCPU1がコマンド展開処理終了信
号を受信すると、該メインCPU1は再びバス切替回路
8によってシステムバス4を接続するため、前記バス権
要求信号(BREQ*信号)をアクティブにし、サブC
PU2もバス権要求アクノリッジ信号(BACK*信
号)をアクティブにする。この動作を示したのが図6で
ある。
【0032】但し、メインCPU1にコマンド展開処理
終了信号が入力されてすぐにシステムバス4を接続する
必要はない。
【0033】前記バス権要求信号(BREQ*信号)及
びバス権要求アクノリッジ信号(BACK*信号)が共
にアクティブになると、バス切替回路8によってシステ
ムバス4が接続される。そして、メインCPU1、また
はゲートアレイ5がSRAM3のデータをDRAM6に
転送することによって一連の動作が終了する。この動作
を示したのが図7である。
【0034】図8は、図1に示すデータ処理システムの
回路構成を示すブロック図であり、同図において図1と
同一部分には同一符号が付してある。
【0035】図8において、9a,9bはデータバス
(システムバス)、10a,10bはアドレスバス(シ
ステムバス)、11a,11bはR(リード)/W(ラ
イト)信号(システムバス)、12a,12bはCS*
信号(チップセレクト、システムバス)、13a,13
bはUDS*信号(データストローブ、システムバ
ス)、14a,14bはLDS*信号(データストロー
ブ、システムバス)、15はLS04(TTLのインバ
ータ)、16はLS32(TTLのOR回路)、17は
port(終了)信号、18はバス権要求信号(BRE
Q*信号)、19はバス権要求アクノリッジ信号(BR
EQ*信号)、20はLS32(TTLのOR回路)、
21はLS32(TTLのOR回路)、22はLS24
5(TTLの3ステート双方向バッファ)、23はLS
244(TTLの3ステートバッファ)である。
【0036】図8において、まず、メインCPU1が外
部インターフェースから受け取ったコマンドをSRAM
3に書き込み、その後、メインCPU1とサブCPU2
との間でシステムバス4を切断し、サブCPU2でSR
AM3に書き込まれたコマンドの展開処理を行い、その
展開処理が終了すると、サブCPU2がメインCPU1
にコマンド展開処理終了信号17を送り、再びシステム
バス4を接続させ、メインCPU1がSRAM3に展開
されたデータをリード(読み出し)するという回路構成
である。
【0037】本回路で使用しているSRAM3は、4M
bit(256K×16bit)であり、データバスは
16bit、アドレスバスは18bitである。バス権
要求信号(BREQ*信号)18及びバス権要求アクノ
リッジ信号(BACK*信号)19は、それぞれサブC
PU2のBREQ*端子及びBACK*端子に接続し、
メインCPU1側にはI/O(入出力)ポートを接続す
る。そして、バス権要求信号(BREQ*信号)18及
びバス権要求アクノリッジ信号(BACK*信号)19
の両信号共にプルアップをして、リセット中等のハイイ
ンピーダンス状態のときは非アクティブになるようにす
る。
【0038】メインCPU1のポートから出力されるバ
ス権要求信号(BREQ*信号)18がアクティブにな
ってサブCPU2に入力されると、該サブCPU2はシ
ステムバス(9a,10b,11b,12b,13b,
14b)の出力を全てハイインピーダンスにして、バス
権要求アクノリッジ信号(BACK*信号)19をアク
ティブにして、メインCPU1に出力することによっ
て、システムバスの接続が行われる。
【0039】システムバスの開放及び接続の切り替えを
行うバス切替回路は、「LS244:(TTLの3ステ
ートバッファ)」23、「LS245:(TTLの3ス
テート双方向バッファ)」22によって構成される。
【0040】「LS244」23の入力端子であるA端
子及びB端子にはメインCPU1側のシステムバスを接
続し、出力端子であるYA端子及びYB端子にはサブC
PU2側のシステムバスを接続する。そして、バスの切
り替え信号であるENABLEA端子及びENABLE
B端子のレベルは、「LS32:(TTLのOR回
路)」20の出力信号によって決定される。この「LS
32」20は、バス権要求信号(BREQ*信号)18
とバス権要求アクノリッジ信号(BACK*信号)19
のORの出力であり、バス権要求信号(BREQ*信
号)18とバス権要求アクノリッジ信号(BACK*信
号)19が共にアクティブのとき、即ちメインCPU1
がSRAM3へコマンドの書き込みを行う時に、バス権
要求信号(BREQ*信号)18をアクティブ(ローレ
ベル)にして、サブCPU2もバス権要求アクノリッジ
信号(BACK*信号)19をアクティブ(ローレベ
ル)にしたときのみ、「LS32」20の出力はアクテ
ィブ(ローレベル)になる。
【0041】そして、「LS32」20の出力がアクテ
ィブのときのみ、メインCPU1とサブCPU2との間
のシステムバスが接続され、メインCPU1がSRAM
3へコマンドの書き込みを行うことができる。
【0042】バス切替回路の切り替えにバス権要求信号
(BREQ*信号)18とバス権要求アクノリッジ信号
(BACK*信号)19のORを用いるのは、メインC
PU1側とサブCPU2側のシステムバスが衝突しない
安全な回路構成にするためである。
【0043】バス権要求信号(BREQ*信号)18が
アクティブになり、その後、バス権要求アクノリッジ信
号(BACK*信号)19がアクティブになる前に、サ
ブCPU2のシステムバスは、ハイインピーダンスにな
っているので、バス権要求アクノリッジ信号(BACK
*信号)19をアクティブで出力して、メインCPU1
側から信号が流れてきても、システムバスの衝突はな
く、また、バス権要求信号(BREQ*信号)18が非
アクティブになった時点で、即ちバス権要求アクノリッ
ジ信号(BACK*信号)19が非アクティブになる前
の段階で、メインCPU1とサブCPU2の間でシステ
ムバスを切断することによって、信号の衝突しない回路
にすることができる。
【0044】図9は、バス切替回路の切り替えタイミン
グを示すタイミングチャートである。
【0045】また、本回路のデータバス9a,9bは双
方向信号であり、「LS245」22を用いて切り替え
る。この「LS245」22のA端子にはメインCPU
1側のシステムバスを接続し、B端子にはサブCPU2
側のシステムバスを接続する。そして、バスの切り替え
信号であるG端子のレベルは、「LS32」21の出力
信号によって決定される。この「LS32」21は、バ
ス権要求信号(BREQ*信号)18とバス権要求アク
ノリッジ信号(BACK*信号)19のORの出力と、
CS*信号12aのORの出力であり、バス権要求信号
(BREQ*信号)18及びバス権要求アクノリッジ信
号(BACK*信号)19及びCS*信号12aが全て
アクティブのとき、即ちメインCPU1がSRAM3へ
コマンドのライトまたはリード時で且つメインCPU1
が出力するCS*信号11aがアクティブのときのみ、
「LS32」21の出力はアクティブ(ローレベル)に
なる。
【0046】そして、「LS32」21の出力がアクテ
ィブのときのみ、双方向バスであるデータバス9aとデ
ータバス9bとが接続され、メインCPU1がSRAM
3へコマンドのリード/ライトを行うことができる。
【0047】なお、本実施の形態では、「LS245」
22のシステムバスの切り替え信号は、バス切替回路の
安全性のため「LS32」21を用いているが、システ
ムバスの衝突の恐れがない構成であれば「LS32」2
0によってシステムバスの切断及び接続の切り替えを行
っても良い。
【0048】また、同様に「LS244」23の切り替
えも「LS32」21を用いて行っても良い。
【0049】そして、「LS245」22の入出力の切
り替え端子DIRのレベルは、「LS32」16の出力
信号によって決定される。この「LS32」16は、メ
インCPU1の出力信号のR(リード)/W(ライト)
信号11aを「LS04:(TTLのインバータ)」1
5に入力してR/W信号11aがリードのときはアクテ
ィブになるように反転させた信号と、CS*信号12a
のORを出力し、両信号共にアクティブ(ローレベル)
のとき、切り替え端子DIRはローレベルになり、サブ
CPU2側の信号がメインCPU1側に流れる。即ちメ
インCPU1がSRAM3のデータをリードする場合に
おいてのみ、切り替え端子DIRはローレベルとなる。
【0050】なお、図8で説明した回路で使用している
TTLロジックは、CMOS(Complementa
ry Metal−Oxide−Semiconduc
tor:相補型金属酸化膜半導体)ロジックまたはこれ
と同等のロジックであれば良いことは言うまでもない。
【0051】また、本発明は、バス権要求信号及びバス
権要求アクノリッジ信号を、BREQ*信号及びBAC
K*信号と呼ぶ製品のみに限定されるものではない。
【0052】以上詳述したような回路構成によって、図
1に示す本実施の形態に係るデータ処理システムを構築
することができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、パ
フォーマンスを落とすことなく、また、高価なDual
−Port−RAMを使用することなく、高速で高性能
なデータ処理方法及びシステムを簡易な構成で安価に提
供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムにおけるデータ展開の流れを示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムにおけるデータ展開の流れを示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムにおけるデータ展開の流れを示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムにおけるデータ展開の流れを示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムにおけるデータ展開の流れを示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムにおけるデータ展開の流れを示す図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムの回路構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係るデータ処理システ
ムにおけるバス切替回路の切り替えタイミングを示すタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
1 メインCPU 2 サブCPU 3 SRAM 4 システムバス 5 ゲートアレイ 6 DRAM 7 ROM 8 バス切替回路 9a データバス(システムバス) 9b データバス(システムバス) 10a アドレスバス(システムバス) 10b アドレスバス(システムバス) 11a R(リード)/W(ライト)信号(システムバ
ス) 11b R(リード)/W(ライト)信号(システムバ
ス) 12a CS*信号(チップセレクト、システムバス) 12b CS*信号(チップセレクト、システムバス) 13a UDS*信号(データストローブ、システムバ
ス) 13b UDS*信号(データストローブ、システムバ
ス) 14a LDS*信号(データストローブ、システムバ
ス) 14b LDS*信号(データストローブ、システムバ
ス) 15 LS04(TTLのインバータ) 16 LS32(TTLのOR回路) 17 port(終了)信号 18 バス権要求信号(BREQ*信号) 19 バス権要求アクノリッジ信号(BACK*信
号) 20 LS32(TTLのOR回路) 21 LS32(TTLのOR回路) 22 LS245(TTLの3ステート双方向バッフ
ァ) 23 LS244(TTLの3ステートバッファ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥脇 裕貴 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 (72)発明者 宮原 文雄 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内 Fターム(参考) 5B045 BB14 BB36 EE07 5B060 KA02 KA04 MB01 5B061 FF01 FF23 GG13 RR02 RR03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン側とサブ側の2つのCPU(Ce
    ntral Processing Unit:中央処
    理装置)が1つのメモリを共有するデータ処理システム
    によりデータ処理するデータ処理方法であって、メイン
    側のCPUがサブ側のシステムバスの権利を要求するバ
    ス権要求信号の状態を切り替える第1の信号状態切替工
    程と、サブ側のCPUの処理が終了した時点で前記バス
    の権利を外部デバイスに開放したことを前記メイン側の
    CPUに通知するバス権要求アクノリッジ信号の状態を
    切り替える第2の信号状態切替工程と、前記バス権要求
    信号及び前記バス権要求アクノリッジ信号の状態に基づ
    いてメイン側のシステムバスと前記サブ側のシステムバ
    スとの間を切断状態と接続状態とに択一的に切り替える
    バス切替工程とを有することを特徴とするデータ処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記バス切替工程は、前記バス権要求信
    号と前記バス権要求アクノリッジ信号とが共に有効時の
    み、前記メイン側のシステムバスに前記サブ側のシステ
    ムバスを接続するように切り替えることを特徴とする請
    求項1記載のデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 前記バス切替工程は、前記バス権要求信
    号とバス権要求アクノリッジ信号及び前記メイン側のC
    PUのCS信号の全てが有効時のみ、前記メイン側のシ
    ステムバスに前記サブ側のシステムバスを接続するよう
    に切り替えることを特徴とする請求項1記載のデータ処
    理方法。
  4. 【請求項4】 前記バス切替工程は、TTL(Tran
    sistor−Transistor Logic:ト
    ランジスタ・トランジスタ論理回路)の3ステートの双
    方向のバッファにより行うことを特徴とする請求項1,
    2または3記載のデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 前記バス切替工程は、TTL(Tran
    sistor−Transistor Logic)の
    3ステートバッファにより行うことを特徴とする請求項
    1,2または3記載のデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 前記TTLは、CMOS(Comple
    mentary Metal−Oxide−Semic
    onductor:相補型金属酸化膜半導体)ロジック
    であることを特徴とする請求項4または5記載のデータ
    処理方法。
  7. 【請求項7】 メイン側とサブ側の2つのCPU(Ce
    ntral Processing Unit:中央処
    理装置)が1つのメモリを共有するデータ処理システム
    であって、メイン側のCPUがサブ側のシステムバスの
    権利を要求するバス権要求信号の状態を切り替える第1
    の信号状態切替手段を備え、サブ側のCPUが、サブ側
    の処理が終了した時点で前記バスの権利を外部デバイス
    に開放したことを前記メイン側のCPUに通知するバス
    権要求アクノリッジ信号の状態を切り替える第2の信号
    状態切替手段を備え、前記バス権要求信号及び前記バス
    権要求アクノリッジ信号の状態に基づいてメイン側のシ
    ステムバスと前記サブ側のシステムバスとの間を切断状
    態と接続状態とに択一的に切り替えるバス切替手段を有
    することを特徴とするデータ処理システム。
  8. 【請求項8】 前記バス切替手段は、前記バス権要求信
    号と前記バス権要求アクノリッジ信号とが共に有効時の
    み、前記メイン側のシステムバスに前記サブ側のシステ
    ムバスを接続するように切り替えることを特徴とする請
    求項7記載のデータ処理システム。
  9. 【請求項9】 前記バス切替手段は、前記バス権要求信
    号と前記バス権要求アクノリッジ信号及び前記メイン側
    のCPUのCS信号の全てが有効時のみ、前記メイン側
    のに前記サブ側のシステムバスを開放するように切り替
    えることを特徴とする請求項7記載のデータ処理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記バス切替手段は、TTL(Tra
    nsistor−Transistor Logic:
    トランジスタ・トランジスタ論理回路)の3ステートの
    双方向のバッファにより構成したことを特徴とする請求
    項7,8または9記載のデータ処理システム。
  11. 【請求項11】 前記バス切替手段は、TTL(Tra
    nsistor−Transistor Logic)
    の3ステートバッファにより構成したことを特徴とする
    請求項7,8または9記載のデータ処理システム。
  12. 【請求項12】 前記TTLは、CMOS(Compl
    ementaryMetal−Oxide−Semic
    onductor:相補型金属酸化膜半導体)ロジック
    であることを特徴とする請求項10または11記載のデ
    ータ処理システム。
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