JP2000284828A - 異常状態判定システム及び異常状態判定方法 - Google Patents
異常状態判定システム及び異常状態判定方法Info
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- JP2000284828A JP2000284828A JP9129599A JP9129599A JP2000284828A JP 2000284828 A JP2000284828 A JP 2000284828A JP 9129599 A JP9129599 A JP 9129599A JP 9129599 A JP9129599 A JP 9129599A JP 2000284828 A JP2000284828 A JP 2000284828A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】機器の異常状態を容易に判定できる異常状態判
定システム及び異常状態判定方法を提供すること。 【解決手段】熱源機3内部に設けられたバーナー11の
燃焼状態はバーナー11近傍に設けられたフレームロッ
ド13によって監視される。機器の劣化等によって点火
から着火したと判断されるまでの時間T1−T0に変化
が生じると、コンピュータ7が、この変化を自動的に検
知する。
定システム及び異常状態判定方法を提供すること。 【解決手段】熱源機3内部に設けられたバーナー11の
燃焼状態はバーナー11近傍に設けられたフレームロッ
ド13によって監視される。機器の劣化等によって点火
から着火したと判断されるまでの時間T1−T0に変化
が生じると、コンピュータ7が、この変化を自動的に検
知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器の劣化等によ
る異常を自動的に判定する異常状態判定システム及び異
常状態判定方法に関するものである。
る異常を自動的に判定する異常状態判定システム及び異
常状態判定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば空調機等では多種類のセン
サ類が用いられている。これらのセンサ等の機器は、次
第に劣化し、反応速度等が変化したりすることがある。
サ類が用いられている。これらのセンサ等の機器は、次
第に劣化し、反応速度等が変化したりすることがある。
【0003】このため、これらの機器の劣化等を異常状
態としてとらえるシステムの構築が望まれていた。
態としてとらえるシステムの構築が望まれていた。
【0004】本発明は、このような要望に鑑みてなされ
たもので、機器の異常状態を容易に判定できる異常状態
判定システム及び異常状態判定方法を提供するものであ
る。
たもので、機器の異常状態を容易に判定できる異常状態
判定システム及び異常状態判定方法を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、機器に関するパラメータを測定する手
段と、測定された前記パラメータと基準値の差に変化が
生じた場合、異常と判定する手段と、を具備することを
特徴とする異常状態判定システムである。
ために本発明は、機器に関するパラメータを測定する手
段と、測定された前記パラメータと基準値の差に変化が
生じた場合、異常と判定する手段と、を具備することを
特徴とする異常状態判定システムである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
の形態に係る異常状態判定システム1が空調システムに
用いられた例を示す。
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
の形態に係る異常状態判定システム1が空調システムに
用いられた例を示す。
【0007】熱源機3はガス等を燃焼させて冷水や温水
を空調機5に供給する。空調機5はビル内の各部屋等に
冷風や温風を送る。コンピュータ7は熱源機3の異常状
態を判定する。
を空調機5に供給する。空調機5はビル内の各部屋等に
冷風や温風を送る。コンピュータ7は熱源機3の異常状
態を判定する。
【0008】図2は熱源機3内部のバーナー部の説明図
である。バーナー11にはガスが供給され、図示しない
点火装置により点火されると炎17が発する。バーナー
11の近傍にフレームロッド13が設けられ、フレーム
ロッド13に絶縁抵抗15が接続される。
である。バーナー11にはガスが供給され、図示しない
点火装置により点火されると炎17が発する。バーナー
11の近傍にフレームロッド13が設けられ、フレーム
ロッド13に絶縁抵抗15が接続される。
【0009】絶縁抵抗15には交流電圧が印加され、バ
ーナー11が点火し炎17が発生すると炎17内部を直
流電流が流れる。フレームロッド13は、この直流電流
が流れたことを検知し、バーナー11が確実に燃焼して
いることを監視する。
ーナー11が点火し炎17が発生すると炎17内部を直
流電流が流れる。フレームロッド13は、この直流電流
が流れたことを検知し、バーナー11が確実に燃焼して
いることを監視する。
【0010】図3は、バーナー11に点火し、フレーム
ロッド13により着火したと判断する場合の説明図であ
る。例えば図示しない点火装置により点火を行い、炎1
7が発生すると、フレームロッド13は直流電流を検出
する。このため時刻T1において着火したと判断する。
例えば通常点火した後、3秒後に着火したと判断する。
ロッド13により着火したと判断する場合の説明図であ
る。例えば図示しない点火装置により点火を行い、炎1
7が発生すると、フレームロッド13は直流電流を検出
する。このため時刻T1において着火したと判断する。
例えば通常点火した後、3秒後に着火したと判断する。
【0011】ところでフレームロッド13が劣化したり
すると、T1−T0の時間に変化が生ずることがある。
本実施の形態ではこのT1−T0の時間の変化を自動的
に検知するものである。
すると、T1−T0の時間に変化が生ずることがある。
本実施の形態ではこのT1−T0の時間の変化を自動的
に検知するものである。
【0012】次に、図4の判定の手順を示すフローチャ
ートに基づいて異常状態判定システムの処理手順を説明
する。先ずバーナ11を点火し、この時の時刻をT0と
する(ステップ401)。
ートに基づいて異常状態判定システムの処理手順を説明
する。先ずバーナ11を点火し、この時の時刻をT0と
する(ステップ401)。
【0013】フレームロッド13はバーナ11が着火し
たかどうかを判定し(ステップ402)、着火したと判
定された場合、この時刻をT1とする(ステップ40
3)。
たかどうかを判定し(ステップ402)、着火したと判
定された場合、この時刻をT1とする(ステップ40
3)。
【0014】点火から着火までに要した時間△Tを算出
する(ステップ404)。この△Tにはあらかじめ基準
値△TAを決めておく。△T−△TAを算出し、しきい
値の範囲内であるかどうか判断する(ステップ40
5)。
する(ステップ404)。この△Tにはあらかじめ基準
値△TAを決めておく。△T−△TAを算出し、しきい
値の範囲内であるかどうか判断する(ステップ40
5)。
【0015】ステップ405でしきい値を越えると判断
された場合、熱源機3を含むシステムのいずれかの場所
に異常状態があると判定して(ステップ406)、警報
等を発する。なおステップ401からステップ406ま
での処理はコンピュータ7によって行う。
された場合、熱源機3を含むシステムのいずれかの場所
に異常状態があると判定して(ステップ406)、警報
等を発する。なおステップ401からステップ406ま
での処理はコンピュータ7によって行う。
【0016】このように本実施の形態では、機器の特定
のパラメータの値が経年劣化等により変化したことを検
知して、機器の異常を判定することができる。
のパラメータの値が経年劣化等により変化したことを検
知して、機器の異常を判定することができる。
【0017】尚、本発明は前述した実施の形態に限定さ
れるものではなく、他の機器類の異常判定にも用いるこ
とができる。
れるものではなく、他の機器類の異常判定にも用いるこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、機器の劣化等による異常を自動的に判定でき、迅
速な安全対策をとることができる。
れば、機器の劣化等による異常を自動的に判定でき、迅
速な安全対策をとることができる。
【図1】 本発明の1実施の形態に係る異常状態判定シ
ステムの概略構成図
ステムの概略構成図
【図2】 熱源機内部のバーナー部の説明図
【図3】 点火時刻と失火時刻の関係を示す図
【図4】 異常状態判定システムの手順を示すフローチ
ャート
ャート
【符号の説明】 1………異常状態判定システム 3………熱源機 5………空調機 7………コンピュータ 11………バーナー 13………フレームロッド 15………絶縁抵抗 17………炎
Claims (5)
- 【請求項1】 機器に関するパラメータを測定する手段
と、 測定された前記パラメータと基準値の差に変化が生じた
場合、異常と判定する手段と、 を具備することを特徴とする異常状態判定システム。 - 【請求項2】 前記パラメータと基準値の差に変化が生
じた場合には、測定された前記パラメータと基準値の差
が、所定の値を越えた場合が含まれることを特徴とする
請求項1記載の異常状態判定システム。 - 【請求項3】 前記機器に関するパラメータは、熱源機
のバーナーが点火後着火したと判定されるまでの時間で
あることを特徴とする請求項1記載の異常状態判定シス
テム。 - 【請求項4】 異常と判定した場合、警報を発する手段
を、更に具備することを特徴とする請求項1記載の異常
状態判定システム。 - 【請求項5】 機器に関するパラメータを測定する工程
と、 測定された前記パラメータと基準値の差に変化が生じた
場合、異常と判定する工程と、 を具備することを特徴とする異常状態判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9129599A JP2000284828A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 異常状態判定システム及び異常状態判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9129599A JP2000284828A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 異常状態判定システム及び異常状態判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000284828A true JP2000284828A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14022490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9129599A Pending JP2000284828A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 異常状態判定システム及び異常状態判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000284828A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003008348A1 (fr) * | 2001-07-19 | 2003-01-30 | Kawaso Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de controle de la qualite de paraisons de verre et dispositif de controle de la qualite dans un procede de moulage d'articles en verre |
CN111566575A (zh) * | 2017-12-04 | 2020-08-21 | 法国航空公司 | 预测组件的一个或多个设备项工作异常的方法 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9129599A patent/JP2000284828A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003008348A1 (fr) * | 2001-07-19 | 2003-01-30 | Kawaso Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de controle de la qualite de paraisons de verre et dispositif de controle de la qualite dans un procede de moulage d'articles en verre |
EP1418158A4 (en) * | 2001-07-19 | 2006-09-13 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | METHOD FOR CONTROLLING THE QUALITY OF GLASS PARAISONS AND DEVICE FOR CONTROLLING QUALITY IN A METHOD FOR MOLDING GLASS ARTICLES |
US7350379B2 (en) | 2001-07-19 | 2008-04-01 | Nihon Yamamura Glass Co., Ltd. | Quality control method and quality control apparatus for glass gob in the formation of a glass product |
CN111566575A (zh) * | 2017-12-04 | 2020-08-21 | 法国航空公司 | 预测组件的一个或多个设备项工作异常的方法 |
CN111566575B (zh) * | 2017-12-04 | 2023-08-15 | 法国航空公司 | 预测组件的一个或多个设备项工作异常的方法 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060120 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081021 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081023 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090310 |