JP2000283849A - 測色装置 - Google Patents

測色装置

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JP2000283849A
JP2000283849A JP11088854A JP8885499A JP2000283849A JP 2000283849 A JP2000283849 A JP 2000283849A JP 11088854 A JP11088854 A JP 11088854A JP 8885499 A JP8885499 A JP 8885499A JP 2000283849 A JP2000283849 A JP 2000283849A
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JP
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head
sample medium
color
sample
medium
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JP11088854A
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Osamu Nagata
修 永田
Hideaki Mori
秀明 森
Osamu Takagi
修 高木
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Brother Industries Ltd
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  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のカラーパッチの測色を簡単かつ能率的
に行うことができる測色装置の提供。 【解決手段】 測色装置1では、サンプルメディアMに
印刷されたカラーパッチの測色を行うヘッド11が、キ
ャリッジ25によってサンプルメディアMの幅方向に移
動可能に設けられている。また、ヘッド11が幅方向に
1往復する毎に、給紙ローラ55、搬送ローラ61,6
3、及び排紙ローラ65,67は、サンプルメディアM
をヘッド11の移動方向とは直交する方向に搬送する。
このため、ヘッド11とサンプルメディアMとの相対位
置を二次元的に変化させることができ、サンプルメディ
アMにマトリックス状に配設された全てのカラーパッチ
を自動的に測色することができる。しかも、ヘッド11
は非接触で測色を行うので、ヘッド11とサンプルメデ
ィアMとの相対位置を変化させるに当たってヘッド11
をサンプルメディアMに当接・離間させる必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置の色合わ
せのために、その印刷装置によってサンプルメディア上
に印刷された複数のカラーパッチを個々に測色する測色
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラープリンタ等の印刷装置
の色合わせは、次のような作業によって行われている。
先ず、色合わせしたい印刷装置によって、フィルム,記
録紙等のサンプルメディア上に個々に色の異なる複数の
カラーパッチを印刷する。続いて、汎用測色装置のプロ
ーブを各色のカラーパッチに密着させ、その密着によっ
て外光を遮断しながら一色ずつ測色を行う。このように
して収集された各カラーパッチの色データを分析するこ
とにより、印刷装置の特性が判り、所望の色で印刷を行
うためにはその印刷装置にどのような指令を送ればよい
のかが判る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
カラーパッチの測色は一色ずつ手作業で行わなければな
らず、場合によっては、色合わせのために750個以上
のカラーパッチを測色する必要も生じる。このため、従
来は、印刷装置の色合わせの作業には膨大な時間を必要
としていた。そこで、本発明は、複数のカラーパッチの
測色を簡単かつ能率的に行うことができる測色装置を提
供することを目的としてなされた。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達するためになされた請求項1記載の発明は、印刷装
置の色合わせのために、該印刷装置によってサンプルメ
ディア上に印刷された複数のカラーパッチを個々に測色
する測色装置であって、対向配置されたカラーパッチを
非接触で測色するヘッドと、該ヘッドを、上記サンプル
メディアの幅方向に移動させるヘッド移動手段と、該ヘ
ッド移動手段が上記ヘッドを上記幅方向に1回移動させ
る毎に、上記サンプルメディアを上記ヘッドの移動方向
とは直交する方向に搬送するサンプルメディア搬送手段
と、を備え、上記ヘッド移動手段及び上記サンプルメデ
ィア搬送手段によって上記ヘッドと上記サンプルメディ
アとの相対位置を変化させることにより、上記ヘッドを
上記各カラーパッチに対向配置することを特徴とする。
【0005】このように構成された本発明では、ヘッド
移動手段はヘッドをサンプルメディアの幅方向に移動さ
せ、サンプルメディア搬送手段は、ヘッド移動手段が上
記ヘッドを幅方向に1回移動させる毎に、サンプルメデ
ィアをヘッドの移動方向とは直交する方向に搬送する。
このため、上記ヘッド移動手段及び上記サンプルメディ
ア搬送手段によってヘッドとサンプルメディアとの相対
位置を変化させることにより、ヘッドを各カラーパッチ
に対向配置することができる。
【0006】また、ヘッドは、対向配置されたカラーパ
ッチを測色する。このため、ヘッド移動手段及びサンプ
ルメディア搬送手段によってヘッドを各カラーパッチに
対向配置させながら、全てのカラーパッチの色を測色す
る動作を自動的に実行することができる。しかも、ヘッ
ドは非接触で測色を行うので、ヘッドとサンプルメディ
アとの相対位置を変化させるに当たってヘッドをサンプ
ルメディアに当接・離間させる必要がない。また、上記
相対位置はヘッド移動手段及びサンプルメディア搬送手
段によって二次元的に変化させることができるので、サ
ンプルメディアとしては、二次元的に(例えばマトリッ
クス状に)カラーパッチが配設されたものを使用するこ
とができる。このため、色合わせに必要となるサンプル
メディアの枚数も減らすことができる。従って、本発明
では、複数のカラーパッチの測色を極めて簡単かつ能率
的に行うことができる。
【0007】更に、本発明では、サンプルメディアを搬
送しながら測色を行っているので、例えばヘッドを二次
元的に移動させるいわゆるXYプロッタ型の機構を採用
した場合に比べて、装置を一層小型化することができる
といった効果も生じる。なお、サンプルメディア搬送手
段はヘッド移動手段がヘッドを1回往復移動させる毎に
サンプルメディアを搬送してもよく、1回片道移動させ
る毎にサンプルメディアを搬送してもよい。また、サン
プルメディア搬送手段によるサンプルメディアの搬送と
ヘッド移動手段によるヘッドの移動とが同時に行われて
もよい。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記ヘッドの移動経路に沿って上記サンプル
メディアを背後から支持すると共に、そのサンプルメデ
ィアの支持部分の色を、無彩色,カラー,または透過光
源の内少なくとも2種類以上に切り換え可能に構成した
プラテンを、更に備えたことを特徴とする。
【0009】カラープリンタ等の印刷装置によって画像
が印刷された印刷物は、看板等の各種構造物に貼着され
たり、背後に透過光源を配設してその透過光を利用され
たりする場合がある。また、上記印刷物が貼着される構
造物の色もまちまちで、その印刷物の背後がどのような
色(無彩色,透過光源を含む)であるかによって色の見
た目が異なる。このため、印刷装置の色合わせは、その
印刷物の使用状況に合わせて行うことが望ましい。
【0010】そこで、本発明では、ヘッドの移動経路に
沿って、サンプルメディアをプラテンによって背後から
支持すると共に、そのプラテンのサンプルメディア支持
部分の色を、無彩色,カラー,または透過光源の内、少
なくとも2種類以上に切り換え可能に構成している。こ
のため、プラテンの上記支持部分の色を印刷物の使用状
況に合わせて切り換えることにより、上記測色によって
収集される色データは印刷物の使用状況に応じたものと
なり、その色データを利用することによって一層好適な
色合わせが可能となる。
【0011】従って、本発明では、請求項1記載の発明
の効果に加えて、印刷物の使用状況に応じた一層好適な
色合わせを可能にすることができるといった効果が生じ
る。請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の構
成に加え、上記ヘッドが、上記サンプルメディア搬送手
段による上記サンプルメディアの搬入,排出が可能で、
かつ、外部からの光が遮断された筐体内に配設されたこ
とを特徴とする。
【0012】本発明では、サンプルメディア搬送手段に
よるサンプルメディアの搬入,排出が可能で、かつ、外
部からの光が遮断された筐体内に、上記ヘッドを配設し
ている。このため、前述のようにサンプルメディアを搬
送しながら測色を行う動作は可能としたままで、外部か
らの光の影響を排除して一層正確な測色を行うことがで
きる。また、上記筐体にはサンプルメディアの搬入,排
出が可能であるので、その筐体がサンプルメディアを収
容しきれない大きさであっても上記測色を充分に行うこ
とができる。
【0013】従って、本発明では、請求項1または2記
載の発明の効果に加えて、装置を大型化することなく一
層正確な測色を行うことができるといった効果が生じ
る。請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに
記載の構成に加え、上記サンプルメディア搬送手段によ
って搬送される上記サンプルメディアが、斜行している
か否かを判断する斜行判断手段を、更に備えたことを特
徴とする。
【0014】本発明では、サンプルメディア搬送手段に
よって搬送されるサンプルメディアが斜行しているか否
かを、斜行判断手段によって判断することができる。こ
のため、その判断結果を上記測色に反映させることによ
って、一層正確な測色を行うことができる。例えば、判
断手段が上記斜行を判断したときに警報を発生する警報
発生手段を設ければ、使用者に対処を促してその斜行に
起因する誤動作を未然に防止することができる。また、
判断手段が上記斜行を判断したときに上記ヘッド,ヘッ
ド移動手段,及びサンプルメディア移動手段の動作を停
止させる停止手段を設けても、斜行が発生したままの状
態で上記測色が行われるのを防止して、その斜行に起因
する誤動作を未然に防止することができる。更に、判断
手段が上記斜行を判断したときにその斜行を補正する補
正手段を設ければ、斜行が発生しても正確な測色を続行
することができる。
【0015】従って、本発明では、請求項1〜3のいず
れかに記載の発明の効果に加えて、一層正確な測色を行
うことができるといった効果が生じる。請求項5記載の
発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、
上記ヘッドが取り外し可能に構成されたことを特徴とす
る。
【0016】本発明では、ヘッドが取り外し可能に構成
されている。このため、ヘッドを取り外してそのヘッド
をカラーパッチに手動で対向させ、個々に測色を行うこ
ともできる。よって、サンプルメディアが搬送に適さな
い材質のものであったり、規格外の大きさのものであっ
たりした場合にも、上記手動での測色が可能となる。
【0017】このため、本発明では、請求項1〜4のい
ずれかに記載の発明の効果に加えて、装置の汎用性を一
層良好に向上させることができるといった効果が生じ
る。請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに
記載の構成に加え、上記サンプルメディア搬送手段が、
複数枚の上記サンプルメディアを順次搬送して、上記ヘ
ッドと対向させることを特徴とする。
【0018】本発明では、サンプルメディア搬送手段
が、複数枚のサンプルメディアを順次搬送してヘッドと
対向させる。このため、測色すべきカラーパッチが1枚
のサンプルメディアに収まらず、複数枚のサンプルメデ
ィアに渡った場合にも、そのサンプルメディアを順次自
動的に搬送することができ、手動給紙の必要がない。
【0019】従って、本発明では、請求項1〜5のいず
れかに記載の発明の効果に加えて、カラーパッチの測色
を一層簡単かつ能率的に行うことができるといった効果
が生じる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明が適用された測色装置
1の構成を表す縦断面図である。図1に示すように、こ
の測色装置1では、本体を構成する筐体3の一側面(以
下、後側ともいう)に、サンプルメディアMを積層保持
する給紙トレイ5が設けられている。また、筐体3の内
部には、ガイド7によって規定されるサンプルメディア
Mの搬送経路を挟んで、次に述べるプラテン9とヘッド
11とが設けられている。
【0021】図2(A)はヘッド11の拡大断面図であ
り、図2(B)はそのA−A線断面図である。図2
(B)に示すように、ヘッド11は中央に光センサ13
を備えており、その周囲には6個のLED15が配設さ
れている。この6個のLED15は、図2(A)に示す
ように、その発した光がガイド7に案内されたサンプル
メディアMによって反射されたとき、光センサ13に良
好に集光するように配置され、しかも、時差的に異なる
発光スペクトルによって波長400nm〜700nmの
光を良好に測光できるようにされている。なお、波長4
00nm〜700nmの光を良好に測光できるのであれ
ば、LED15の数は6個でなくてもよい。
【0022】また、ヘッド11のケーシング17は、光
センサ13の正面に比較的小さい円形の開口部17aを
有しており、この開口部17aを、前述のLED15か
ら発せられた光、及びその光に対するサンプルメディア
Mからの反射光が通過する。この開口部17aは充分に
小さいため、図3に示すように、反射光が開口部17a
を介して光センサ13に到達し得るサンプルメディアM
上の直径(最小測色パッチ径)αも充分に小さい。ま
た、LED15からの光が開口部17aを介して到達し
得るサンプルメディアM上の直径(最小ワク径)βも充
分に小さい。サンプルメディアMには少なくとも上記直
径α以上のカラーパッチC(図8参照)を形成すればそ
のカラーパッチCの測色が良好に行え、隣接するカラー
パッチCを少なくとも上記直径βの円外に配設すれば、
そのカラーパッチCからの光が上記測色に影響を及ぼす
いわゆるクロストークが防止できる。従って、ヘッド1
1では、比較的小さいカラーパッチCに対しても、非接
触で良好な測色が行える。
【0023】図1に戻って、ヘッド11のケーシング1
7の側面には窪み17bが形成されている。ヘッド11
は、バネ21によって付勢された脱着コロ23がこの窪
み17bに係合することによって、キャリッジ25に着
脱自在に装着固定される。このキャリッジ25は、ガイ
ド27,29によって案内されると共に、後部が無端状
のベルト31に固定され、このベルト31の回転に応じ
て図1の紙面に垂直方向に移動可能とされている。ま
た、ヘッド11をこのようにキャリッジ25に装着して
使用する場合は、その上面にカバー33が装着される。
ケーシング17の上面中央には、雌ネジからなる脱着ネ
ジ部17cが形成されており、この脱着ネジ部17cに
カバー33の脱着ネジ部33a(雄ネジ)を螺合させる
ことによって、カバー33がヘッド11に装着される。
【0024】プラテン9は、ヘッド11の上記移動経路
に沿って伸びる円筒状に形成されており、その中心軸9
a回りに回転可能に構成されている。また、プラテン9
は、90°置きに形成された切欠35と、筐体3の底面
に固定された板バネ37との係合により、90°毎の回
転位置で固定可能に構成されている。
【0025】図4に示すように、このプラテン9の、上
記各回転位置においてサンプルメディアMを背後から支
持する四つの支持部分には、その内の三つの部分に色パ
ネル41,42,43が装着されており、残りの一つの
部分には透孔45が形成されている。また、透孔45の
背後には、レンズ47を介して光源49が配設されてい
る。更に、色パネル41〜43としては、無彩色または
カラーのそれぞれ異なる色のパネルが、所望に応じて装
着される。
【0026】このため、プラテン9を回転させて、切欠
35と板バネ37とが係合する位置にプラテン9を固定
することにより、ヘッド11に対してサンプルメディア
Mを支持する支持部分の色を、無彩色,カラー,透過光
源等、種々に切り換えることができる。すなわち、カラ
ープリンタ等の印刷装置によって画像が印刷された印刷
物は、看板等の各種構造物に貼着されたり、背後に透過
光源を配設してその透過光を利用されたりする場合があ
る。また、上記印刷物が貼着される構造物の色もまちま
ちで、その印刷物の背後がどのような色(無彩色,透過
光源を含む)であるかによって色の見た目が異なる。こ
のため、印刷装置の色合わせは、その印刷物の使用状況
に合わせて行うことが望ましい。そこで、測色装置1で
は、上記支持部分の色を、無彩色,カラー,または透過
光源等、種々に切り換え可能とすることにより、印刷物
の使用状況に応じた一層好適な色合わせを可能としてい
るのである。なお、プラテン9のこのような回転は、筐
体3の底面に形成された穴部3a(図1参照)から手を
挿入することによって手動で行われる。
【0027】次に、図1に示すように、給紙トレイ5
は、バネ51によって上方に付勢されると共に上面にサ
ンプルメディアMを支持する支持板53と、その支持板
53に支持されたサンプルメディアMを最上部のものか
ら順に給紙する給紙ローラ55とを備えている。給紙ロ
ーラ55は、断面円弧状に形成された円弧部55aと、
平面状に切り欠かれた切欠部55bとを有するいわゆる
周知の半月型ローラである。この給紙ローラ55は、円
弧部55aを支持板53上のサンプルメディアMに接触
させながら矢印A方向に回転することにより、そのサン
プルメディアMを筐体3内に設けられた一対の搬送ロー
ラ61,63の間に搬送し、サンプルメディアMに切欠
部55bを対向させたときはそのサンプルメディアMに
力を及ぼさない。なお、搬送ローラ61,63は、ヘッ
ド11より上流側にガイド7を挟んで設けられ、ヘッド
11より下流側には、排紙ローラ65,67がガイド7
を挟んで設けられている。
【0028】給紙ローラ55、搬送ローラ61,63、
及び排紙ローラ65,67は、搬送モータ71(図6参
照)によって次のように駆動される。搬送ローラ61,
63、及び排紙ローラ65,67は、搬送モータ71の
回転方向に応じて図1の矢印B方向へも矢印C方向へも
回転可能である。これに対して、給紙ローラ55は図示
しないワンウェイクラッチを介して搬送モータ71に接
続され、搬送ローラ61,63、及び排紙ローラ65,
67を矢印C方向へ回転させるときにのみ、矢印A方向
に回転する。
【0029】このため、最初は搬送モータ71を正転さ
せ、搬送ローラ61,63、及び排紙ローラ65,67
を矢印C方向へ、給紙ローラ55を矢印A方向へ、それ
ぞれ回転させる。すると、給紙トレイ5の最上部に積層
保持されていたサンプルメディアMが給紙ローラ55に
よって搬送され、筐体3の給紙口3bより筐体3内に供
給される。続いて、そのサンプルメディアMの先端は矢
印C方向へ回転している搬送ローラ61,63によって
係止され、厚さ方向に撓みを生じることによって斜行補
正(スキュー補正)が行われる。
【0030】給紙ローラ55の切欠部55bをサンプル
メディアMに対向させた後、搬送モータ71を逆転させ
ると、給紙ローラ55はそのまま停止してサンプルメデ
ィアMに力を及ぼさなくなり、2枚目以降のサンプルメ
ディアMは供給されなくなる。一方、搬送ローラ61,
63は矢印B方向に回転することによって前述のサンプ
ルメディアMをヘッド11の対向部を通って搬送し、続
いて、このサンプルメディアMは、排紙ローラ65,6
7によって筐体3の排紙口3cより筐体3の外に排出さ
れる。
【0031】また、筐体3の給紙口3b及び排紙口3c
には、図5に示すような外光遮断機構が設けられ、筐体
3の内部に外部からの光が侵入しないように配慮されて
いる。なお、図5の(A),(B),(C)は、それぞ
れ異なる形態の外光遮断機構を示しているが、測色装置
1が使用されるサンプルメディアMの形態等に応じて、
適切な形態の外光遮断機構を採用することができる。ま
た、穴部3aにはこのような機構を特に設けていない
が、穴部3aは通常机等の上に伏せた状態で配設される
ので、この種の機構を設けなくても外部からの光の侵入
が防止できる。
【0032】図5(A)の外光遮断機構では、ガイド7
の内面に所定長さLに渡って反射防止処理を施し、給紙
口3bまたは排紙口3cにあらゆる方向から侵入した光
P1,P2 等がその長さLを通り抜ける間に吸収されて
しまうように構成している。図5(B)の外光遮断機構
では、ガイド7の内面に、サンプルメディアMの搬送を
許容しつつ外部からの光の侵入を防止する遮光ブラシ7
3が植毛されている。更に、図5(C)の外光遮断機構
では、外部からの光の侵入を防止する遮光ローラ75
を、バネ77によってサンプルメディアMに回転可能に
圧接している。測色装置1では、このような構成によっ
て筐体3に外部からの光が侵入するのを防止している。
【0033】図6に示すように、測色装置1は、前述の
ヘッド11やサンプルメディア搬送手段としての搬送モ
ータ71の他、ベルト31を介してキャリッジ25を移
動させるヘッド移動手段としてのキャリッジモータ8
1、給紙トレイ5におけるサンプルメディアMの有無を
検出する用紙センサ83、各種設定を行うための操作パ
ネル85、及び後述の警報を発生するためのブザー87
を備えている。そして、これらの各部は電子制御回路9
0に接続され、次のように制御されている。なお、電子
制御回路90は、CPU91,ROM92,RAM93
を主要部とする周知のマイクロコンピュータによって構
成され、電源投入後に操作パネル85より測色の開始が
指示されると、図7のフローチャートに示す処理を開始
する。
【0034】なお、本実施の形態では、図8(A)の平
面図及びその部分拡大図としての図8(B)に示すサン
プルメディアMを使用するものとする。すなわち、図8
(A),(B)に示すように、サンプルメディアMは所
定のA4紙からなり、そのサンプルメディアMには、8
mm×10mmの面積を有するカラーパッチCが、マト
リックス状に26×29(=754)個印刷されてい
る。このため、前述の開口部17aの直径を一般的な3
mmとしても、クロストーク防止のための枠取りを確保
しつつ充分に実用的な測色が可能となる。また、カラー
パッチCの各行には、左端に黒く塗りつぶされた円状の
第1マークM1 が、右端には黒く塗りつぶされた長円状
の第2マークM2 が、それぞれ印刷されている。
【0035】図7に戻って、電子制御回路90が処理を
開始すると、先ずS1(Sはステップを表す:以下同
様)にて、キャリッジ25の位置を初期化する。なお、
この初期化位置は、ヘッド11が第1マークM1 と対向
可能となる位置である。続くS3では、前述のように搬
送モータ71を駆動してサンプルメディアMを搬送する
搬送処理を実行する。続くS5では、第1マークM1 を
検出したか否かを判断し、検出するまでS3の搬送処理
を繰り返し実行する。
【0036】S3の搬送処理では、前述のように給紙ロ
ーラ55を矢印A方向に一回転させ、続いて、搬送ロー
ラ61,63によってサンプルメディアMをヘッド11
との対向位置まで搬送する。このとき、1行目のカラー
パッチCがヘッド11と対向する位置まで搬送される
と、初期化位置に配設されていたヘッド11は1行目の
第1マークM1 を検出する。すると、この場合、S5に
て肯定判断し、続くS7へ移行する。
【0037】S7では、1行分のカラーパッチCを順次
測色する処理を実行し、ヘッド11がサンプルメディア
Mの右端まで移動すると、処理を終了して次のS11へ
移行する。S11では、ヘッド11が第2マークM2 を
検出したか否かを判断し、検出した場合(S11:YE
S)はS13へ移行する。サンプルメディアMが斜行し
ていなければ、S7の処理が終了したときにはヘッド1
1はその行の第2マークM2 と対向しているはずであ
る。そこで、通常の場合はS11にて肯定判断し、続く
S13にて、全てのカラーパッチCの測色が終了したか
否かを判断する。なお、この判断は、用紙センサ83等
の検出信号に基づいて実行される。全てのカラーパッチ
Cの測色が終了していない場合は、S13にて否定判断
してS1へ移行する。すると、キャリッジ25の位置を
再び初期化した後(S1)、前述のS3及びS5による
ループ処理が実行される。なお、このループ処理へ2回
目以降に移行したときは、サンプルメディアMを1行分
搬送しただけでヘッド11が第1マークM1 を検出し
(S5:YES)、S7へ移行する場合がある。
【0038】通常は、以上の処理を繰り返す内に、給紙
トレイ5に保持された全てのサンプルメディアMに対し
て全てのカラーパッチCの測色を行う。そして、その測
色が全て終了すると(S13:YES)、S15へ移行
して装置を停止し、処理を一旦終了する。
【0039】一方、サンプルメディアMが斜行した場
合、S7による1行分の測色処理を終了したときにはヘ
ッド11はその行の第2マークM2 と対向しない。この
場合(S11:NO)はS17へ移行し、ブザー87を
駆動して警報を発生した後、前述のS15へ移行して装
置を停止し、処理を一旦終了する。なお、上記処理にお
いて、S11の処理が斜行判断手段に相当する処理であ
る。
【0040】このように、測色装置1では、キャリッジ
モータ81はヘッド11をサンプルメディアMの幅方向
に移動させ、搬送モータ71は、ヘッド11が幅方向に
1往復する毎に、サンプルメディアMをヘッド11の移
動方向とは直交する方向に搬送する。このため、ヘッド
11とサンプルメディアMとの相対位置を二次元的に変
化させることができ、サンプルメディアMにマトリック
ス状に配設された全てのカラーパッチCを自動的に測色
することができる。しかも、ヘッド11は非接触で測色
を行うので、ヘッド11とサンプルメディアMとの相対
位置を変化させるに当たってヘッド11をサンプルメデ
ィアMに当接・離間させる必要がない。
【0041】また、測色装置1では、搬送モータ71に
よって給紙ローラ55を回転させることにより、複数枚
のサンプルメディアMを順次搬送してヘッド11による
測色に提供することができる。このため、測色すべきカ
ラーパッチCが1枚のサンプルメディアMに収まらず、
複数枚のサンプルメディアMに渡った場合にも、そのサ
ンプルメディアMを順次自動的に搬送することができ、
手動給紙の必要がない。しかも、サンプルメディアMと
しては前述のようにマトリックス状にカラーパッチCが
配設されたものを使用することができるので、色合わせ
に必要となるサンプルメディアMの枚数も減らすことが
できる。従って、測色装置1では、複数のカラーパッチ
Cの測色を極めて簡単かつ能率的に行うことができる。
【0042】更に、測色装置1では、サンプルメディア
Mを搬送しながら測色を行っているので、例えばヘッド
11を二次元的に移動させるいわゆるXYプロッタ型の
機構を採用した場合に比べて、装置を一層小型化するこ
とができる。しかも、筐体3にはサンプルメディアMの
搬入,排出が可能であるので、サンプルメディアMが筐
体3よりも長さ方向に大きい場合でも、そのサンプルメ
ディアMがキャリッジ25の移動範囲内の幅を有し、給
紙トレイ5からこぼれ落ちない程度の長さを有している
のであれば、前述のように測色ができる。また、測色装
置1では、サンプルメディアMの搬入,排出が可能で、
かつ、外部からの光が遮断された筐体3の中にヘッド1
1を配設して測色を行っている。このため、前述のよう
にサンプルメディアMを搬送しながら測色を行う動作は
可能としたままで、外部からの光の影響を排除して一層
正確な測色を行うことができる。従って、測色装置1で
は、装置を大型化することなく一層正確な測色を行うこ
とができる。
【0043】また更に、測色装置1では、サンプルメデ
ィアMが斜行したとき(S11:NO)、警報を発生
(S17)すると共に装置を停止(S15)している。
このため、警報によって使用者に対処を促すと共に、斜
行が発生したままの状態で上記測色が行われるのを装置
の停止によって防止して、その斜行に起因する誤動作を
未然に防止することができる。なお、斜行が発生したと
きには、その斜行の状況に合わせてキャリッジ25の移
動と搬送ローラ61,63によるサンプルメディアMの
搬送とを同時に実施し、斜行を相殺(補正)するように
してもよい。この場合、斜行が発生しても正確な測色を
続行することができる。
【0044】更に、測色装置1では、ヘッド11が取り
外し可能に構成されているので、そのヘッド11を取り
外してカラーパッチCに手動で対向させ、個々に測色を
行うこともできる。よって、サンプルメディアMが搬送
に適さない材質のものであったり、規格外の大きさのも
のであったりした場合にも、上記手動での測色が可能と
なる。このため、測色装置1は極めて高い汎用性を有し
ている。
【0045】ここで、ヘッド11を手動で使用する場合
に用いられる手動用キットについて説明する。図9はヘ
ッド11を装着した手動用キットの構成を表す斜視図で
あり、図10はその手動用キットを矢印D方向から見た
内部構造を表す説明図、図11はその手動用キットを矢
印E方向から見た内部構造を表す説明図である。
【0046】図10及び図11に示すように、この手動
用キットは、外部の光を遮断するガイドカバー101
と、ヘッド11の上部に取り付けられて使用者に握り易
くするための握り棒103とを備えている。握り棒10
3は、下端に設けられた脱着ネジ部103aをケーシン
グ17の脱着ネジ部17cに螺合させることによってヘ
ッド11に装着され、上部には後述の操作ボタン105
を備えている。
【0047】ガイドカバー101は、ヘッド11を周囲
から取り囲む断面略四角形の筒状に構成され、そのガイ
ドカバー101の下面(サンプルメディアM′との対向
面)には、外部からの光がガイドカバー101の内部に
侵入するのを防止すると共にサンプルメディアM′の表
面に対して摺動可能な遮光ブラシ107が設けられてい
る。なお、ヘッド11は、ガイドカバー101の内壁面
に設けられた脱着コロ109をケーシング17の窪み1
7bに係合させると共に、ケーシング17上端の鍔部1
7dをガイドカバー101の上端面に当接させることに
よってガイドカバー101内に保持される。
【0048】図10に示すように、ガイドカバー101
の下端には、回転軸を同一直線上に有する一対のガイド
ローラ111が設けられ、各ガイドローラ111の回転
は、ギア113,115を介してエンコーダスリット1
17に伝達されている。ガイドカバー101には、この
エンコーダスリット117の回転を検出するエンコーダ
センサ119が各ガイドローラ111毎に設けられてお
り、各エンコーダセンサ119にて検出したガイドロー
ラ111の回転状態を比較することにより、ガイドカバ
ー101が直線的に移動しているか否か、移動速度は適
切であるか否か、等の判断が可能である。更に、図11
に示すように、ガイドローラ111に応じた進行方向前
側のガイドカバー101の下端には、バーコード等の情
報を光学的に読み取るラインスキャナ121が設けられ
ている。
【0049】この手動用キットに対応するサンプルメデ
ィアM′には、図9に示すように、制御情報等が書き込
まれたヘッダパッチC0 が印刷され、それに続いて、カ
ラーパッチCが一列に印刷されている。そして、ヘッダ
パッチC0 にラインスキャナ121を対向させて操作ボ
タン105を操作すると、ヘッダパッチC0 の制御情報
が読み込まれ、続いて、カラーパッチCの配列方向に沿
ってガイドカバー101を移動させることによって、各
カラーパッチCを順次測色することができる。この場
合、サンプルメディアMがローラ等による搬送に適さな
い材質のものであっても、良好に測色が実行できる。更
に、次に示す搬送シート291を使用すれば、サンプル
メディアが極めて腰の弱い布等であっても良好に測色が
行える。また、この搬送シート291を使用すれば、サ
ンプルメディアがそのままでは搬送に適さない材質のも
のであっても、前述の搬送ローラ61,63等によって
搬送して測色装置1による測色を行うこともできる。
【0050】図12に示すように、搬送シート291
は、ベースフィルム293と透明カバー295とからな
り、それらの一端293a,295aを接着することに
よって構成されている。ベースフィルム293の色は、
サンプルメディアMM(図13参照)が実際に使用され
る状況に合わせて種々に用意されている。例えば、無彩
色、カラー、および、背後に透過光源を配設可能な透明
のもの等が用意されている。また、ベースフィルム29
3の表面には、サンプルメディアMMを位置決めするた
めの一対のピン293bが設けられ、更に、そのほぼ全
面に、例えばポストイット(商品名:住友スリーエム
製)等の粘着剤が塗布されてサンプルメディアMMを軽
く固定できるようになっている。
【0051】図13(A)に示すように、サンプルメデ
ィアMMには、カラーパッチCがマトリックス状に印刷
され、一端側に位置決め用の一対のマークM0 が印刷さ
れている。サンプルメディアMMを搬送シート291に
装着する場合は、先ず、図13(A)に示すようにマー
クM0 にピン293bを刺して位置決めし、続いてサン
プルメディアMMをベースフィルム293の表面に軽く
固定して、容易にずれないようにする。次に、図13
(B)に示すように、そのサンプルメディアMMの表面
に透明カバー295をかぶせる。この透明カバー295
の表面から測色装置1による測色を行えば、サンプルメ
ディアMMがどのような材質のものであっても良好に測
色を行うことができる。なお、図13(A)では、便宜
上、透明カバー295を図示省略した。また、ベースフ
ィルム293の左右側面には、一定間隔で穴を穿設して
トラクターフィード可能としてもよい。
【0052】以上、具体的な実施の形態を挙げて本発明
を説明したが、本発明は上記実施の形態に何等限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の形態で実施することができる。例えば、測色装置1で
は、ヘッド11が1回往復する毎にサンプルメディアM
を搬送しているが、ヘッド11が1回片道移動する毎に
サンプルメディアMを搬送してもよい。この場合、往路
及び復路の両方で測色を行うこともできる。また、マー
クM1 ,M2 は必ずしも1行毎に設ける必要はない。例
えば、搬送ローラ61,63の駆動量によってサンプル
メディアMを1行ずつ搬送することができるのであれ
ば、数行置きにマークM1 ,M2 を設けて斜行の判断を
行ってもよい。更に、回転によって色を切り換えるプラ
テン9の代わりに、平板状で種々の色に差し替え可能な
プラテンを採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された測色装置の構成を表す縦断
面図である。
【図2】その測色装置のヘッドの構成を詳細に表す断面
図である。
【図3】そのヘッドが形成する光路を表す説明図であ
る。
【図4】上記測色装置のプラテンの構成を詳細に表す断
面図である。
【図5】上記測色装置の外光遮断機構の構成を表す断面
図である。
【図6】上記測色装置の制御系の構成を表すブロック図
である。
【図7】その制御系で実行される処理を表すフローチャ
ートである。
【図8】上記測色装置に使用されるサンプルメディアの
構成を表す平面図である。
【図9】上記ヘッドに用いられる手動用キットの構成を
表す斜視図である。
【図10】その手動用キットの内部構造を表す説明図で
ある。
【図11】その手動用キットの別角度から見た内部構造
を表す説明図である。
【図12】上記測色装置に使用される搬送シートの構成
を表す斜視図である。
【図13】その搬送シートの使用方法を説明する斜視図
である。
【符号の説明】
1…測色装置 3…筐体 5…給紙トレイ
9…プラテン 11…ヘッド 13…光センサ 15…LED
23…脱着コロ 25…キャリッジ 41…色パネル 45…透
孔 49…光源 55…給紙ローラ 61,63…搬送ローラ
65,67…排紙ローラ 71…搬送モータ 73…遮光ブラシ 75…
遮光ローラ 81…キャリッジモータ 87…ブザー 90
…電子制御回路 101…ガイドカバー 103…握り棒 C…
カラーパッチ M,M′,MM…サンプルメディア M1 …第1マ
ーク M2 …第2マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 修 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 Fターム(参考) 2G020 AA08 DA05 DA15 DA21 DA23 DA43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置の色合わせのために、該印刷装
    置によってサンプルメディア上に印刷された複数のカラ
    ーパッチを個々に測色する測色装置であって、 対向配置されたカラーパッチを非接触で測色するヘッド
    と、 該ヘッドを、上記サンプルメディアの幅方向に移動させ
    るヘッド移動手段と、 該ヘッド移動手段が上記ヘッドを上記幅方向に1回移動
    させる毎に、上記サンプルメディアを上記ヘッドの移動
    方向とは直交する方向に搬送するサンプルメディア搬送
    手段と、 を備え、上記ヘッド移動手段及び上記サンプルメディア
    搬送手段によって上記ヘッドと上記サンプルメディアと
    の相対位置を変化させることにより、上記ヘッドを上記
    各カラーパッチに対向配置することを特徴とする測色装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ヘッドの移動経路に沿って上記サン
    プルメディアを背後から支持すると共に、そのサンプル
    メディアの支持部分の色を、無彩色,カラー,または透
    過光源の内少なくとも2種類以上に切り換え可能に構成
    したプラテンを、 更に備えたことを特徴とする請求項1記載の測色装置。
  3. 【請求項3】 上記ヘッドが、上記サンプルメディア搬
    送手段による上記サンプルメディアの搬入,排出が可能
    で、かつ、外部からの光が遮断された筐体内に配設され
    たことを特徴とする請求項1または2記載の測色装置。
  4. 【請求項4】 上記サンプルメディア搬送手段によって
    搬送される上記サンプルメディアが、斜行しているか否
    かを判断する斜行判断手段を、 更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の測色装置。
  5. 【請求項5】 上記ヘッドが取り外し可能に構成された
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の測色
    装置。
  6. 【請求項6】 上記サンプルメディア搬送手段が、複数
    枚の上記サンプルメディアを順次搬送して、上記ヘッド
    と対向させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の測色装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106248212A (zh) * 2016-07-13 2016-12-21 凌云光技术集团有限责任公司 滚筒式颜色校准检测平台基体、校准平台及检测平台

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CN106248212A (zh) * 2016-07-13 2016-12-21 凌云光技术集团有限责任公司 滚筒式颜色校准检测平台基体、校准平台及检测平台

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