JP2000283844A - 波長計測装置 - Google Patents
波長計測装置Info
- Publication number
- JP2000283844A JP2000283844A JP11092510A JP9251099A JP2000283844A JP 2000283844 A JP2000283844 A JP 2000283844A JP 11092510 A JP11092510 A JP 11092510A JP 9251099 A JP9251099 A JP 9251099A JP 2000283844 A JP2000283844 A JP 2000283844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wavelength
- light
- diffraction grating
- arrayed waveguide
- bragg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
サ数)を増加させる。 【解決手段】 広帯域光源からの光を光ファイバを介し
て複数のブラッグ回折格子に導き、各ブラッグ回折格子
からの反射光をアレイ導波路回折格子に入射させ、この
アレイ導波路回折格子の複数の出力チャンネルにそれぞ
れ設けられた一対の受光素子による光電流の比の対数に
基づいて前記反射光の波長を測定する波長計測装置に関
する。前記ブラッグ回折格子FBG1〜FBG4から測
定部1Bのアレイ導波路回折格子(AWG)25に至る
までの間に、フィルタ手段として第1、第2の光フィル
タ22,23を挿入し、各フィルタ22,23の透過光
を交互にアレイ導波路回折格子25に入射させる。
Description
力)等の物理量を測定するために、光ファイバのブラッ
グ回折格子(Fiber Bragg Grating、以下FBGと略
す)からの反射光の波長をアレイ導波路回折格子または
回折格子型分波器により測定するようにした波長計測装
置において、波長の測定点数を増加させるようにした波
長計測装置に関する。
(AWG)を用いた波長計測装置について説明する。こ
の波長決定原理は、論文「Wavelength determination o
f semiconductor lasers:precise but inexpensive」(J
an Christian Braasch et.al, Optical Engineering 19
95)に記載されている。上述した文献によれば、図9の
グラフに示したような波長感度の異なる一対のフォトダ
イオード(電極A1−C間に形成されるダイオードをダ
イオードA1C、電極A2−C間に形成されるダイオード
をダイオードA2Cとする)と高精度ログアンプとから
なるセンサに単色光を照射した場合、センサの出力Wは
数式1によって表される。
A2Cによる光電流、S1(λ),S2(λ)は各ダイオ
ードA1C,A2Cの波長依存感度、φ(λ)は照射光の
波長依存強度分布、Δλは照射光波長のバンド幅であ
る。すなわち、φ(λ)の波長依存強度分布を持つ照射
光がS1(λ),S2(λ)の波長依存感度を持つフォト
ダイオードA1C,A2Cに入射した場合、光センサの出
力Wは、各ダイオードA1C,A2Cについての積φ
(λ)S1(λ),φ(λ)S2(λ)をバンド幅Δλに
わたって積分した値(つまり光電流I1,I2)の比のlo
gをとることで求められる。そして、照射光の出力が所
定の範囲内では、照射光の波長ごとに、log(I1/
I2)がほぼ一定になり、そのときの照射光波長は数式
2で表されることが記載されている。
(a0,a1は定数〔nm〕)
ムの構成図であり、31はレーザ光源、32は回転式偏
光プリズム、33はビームスプリッタ、34は前述の一
対のフォトダイオードA1C,A2Cからなるダイオード
装置、35は光出力測定器、36は上記数式1、数式2
を演算する演算器である。
波長測定部にアレイ導波路回折格子(AWG)を用いて
構成された温度分布測定システムの従来技術を示してい
る。この構成は、特願平10−352249号に開示さ
れている。上記AWGは、論文「Wavelength Multiplex
er Based on SiO2-Ta2O5 Arrayed-Waveguide Grating
(Takahashi, et.al, Journal of Lightwave Technology
Vol.12, No.6, 1994)」等に記載されているように、所
定の曲率半径のアレイ導波路と、その入力側、出力側に
それぞれ形成されたスラブ導波路と、これらのスラブ導
波路にそれぞれ連続する複数チャンネルの入力導波路及
び出力導波路とを有する構造であり、入力光を1〔n
m〕以下の分解能で弁別可能な素子である。
ァイバ20の長手方向に4つの光ファイバブラッグ回折
格子FBG1〜FBG4が形成されているものとし、広
帯域光源4から照射した光の各回折格子FBG1〜FB
G4からの反射光(便宜的に中心波長をλ1〜λ4とし
てある)を、温度分布測定部1A内のAWGに入力す
る。そして、AWGの隣接する二つの出力チャンネルの
フォトダイオードPDの光電流(前述のI1,I2に相
当)を各々除算器DIV1〜DIV4に入力し、その出
力をCPUに入力して数式2の演算を行うことにより、
各ブラッグ回折格子FBG1〜FBG4の位置における
温度等の物理量に対応する波長を高分解能で検出可能と
している。
長計測システムにおいて、課題となるのは、波長の測定
点数(センサ数)である。図12に、ブラッグ回折格子
からの反射光波長とAWGの各出力チャンネルの透過特
性との関係を示す。反射光波長λ1に対しては、AWG
の透過出力であるチャンネルCH1,CH2の出力のl
og比から、数式2によって波長を求めることができ
る。
ャンネルCH4のフォトダイオードPDの出力は、図1
2の透過特性によればλ3とλ4とを合わせた出力とな
るので、数式2から波長を決定することができない。つ
まり、図12の波長λ3,λ4のように、AWGの同一
出力チャンネルにおいてその中心波長の短波長側及び長
波長側の両方にブラッグ回折格子からの反射波長が存在
する場合でも波長測定が可能なようには設計できないこ
とになる。このため、AWGを用いた測定部では、図1
3の網掛け部分(チャンネルCH1,CH2に跨る領
域、チャンネルCH3,CH4に跨る領域)しか波長計
測ができないため、波長の測定点数は、 {(AWGのチャンネル数)/2}/2 となる。このように、図11のシステムでは、AWGの
チャンネル数の1/4の点数しか波長を計測することが
できないという問題があった。
子型分波器を使用した波長計測装置において、同一チャ
ンネルの中心波長から長波長側と短波長側の両方に光フ
ァイバブラッグ回折格子からの反射波長が存在する場合
にも、これらの波長を計測可能として波長の測定点数を
増加させた波長計測装置を提供しようとするものであ
る。
め、請求項1に記載した発明は、広帯域光源からの光を
光ファイバを介して複数のブラッグ回折格子に導き、各
ブラッグ回折格子からの反射光をアレイ導波路回折格子
に入射させ、このアレイ導波路回折格子の複数の出力チ
ャンネルにそれぞれ設けられた一対の受光素子による光
電流の比の対数に基づいて前記反射光の波長を測定する
波長計測装置において、前記ブラッグ回折格子から前記
アレイ導波路回折格子に至るまでの間に、フィルタ手段
として第1、第2の光フィルタを挿入し、第1の光フィ
ルタの透過光と第2の光フィルタの透過光とを交互に前
記アレイ導波路回折格子に入射させることにより、波長
の測定点数を増加させるものである。
波長が異なる第1、第2の広帯域光源を備え、これらの
第1、第2の広帯域光源を交互に点灯させることによ
り、波長の測定点数を増加させるものである。
光源の出射光をフィルタ手段にて複数の波長帯域に分波
し、これらの複数の波長帯域の光を切り替えて前記光フ
ァイバから複数のブラッグ回折格子に導くことにより、
波長の測定点数を増加させるものである。
ブラッグ回折格子に至るまでの間に、フィルタ手段とし
て第1、第2の光フィルタを挿入し、第1の光フィルタ
の透過光と第2の光フィルタの透過光とを交互にアレイ
導波路回折格子に入射させることにより、波長の測定点
数を増加させるものである。
〜4の何れか1項に記載の波長計測装置において、アレ
イ導波路回折格子の温度検出信号に基づいて温度制御素
子を制御することにより、アレイ導波路回折格子の温度
を一定に保って波長計測精度を向上させるものである。
または3または4記載の波長計測装置において、前記フ
ィルタ手段の温度検出信号に基づいて温度制御素子を制
御することにより、前記フィルタ手段の温度を一定に保
って波長計測精度を向上させるものである。
〜6の何れか1項に記載の波長計測装置において、アレ
イ導波路回折格子の代わりに回折格子型分波器を用いる
ものである。
態を説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示す構
成図である。この実施形態は、請求項1に記載した発明
の実施形態に相当する。図1において、4Bは波長が
1.55〔μm〕の光を発生するスーパールミネッセン
スダイオード等の広帯域の光源であり、光ファイバ20
の長手方向に形成された4つの光ファイバブラッグ回折
格子FBG1〜FBG4に光を照射する。光源4Bから
照射した光の各ブラッグ回折格子FBG1〜FBG4か
らの反射光(中心波長(1.55〔μm〕前後)をλ1
〜λ4としてある)を、測定部1B内の光スイッチ21
に入力する。
た光スイッチ21と、その出力側にそれぞれ接続された
フィルタ手段としての第1、第2の光フィルタ22,2
3と、その出力側に接続された光結合器24と、その後
段のAWG25、フォトダイオードPD1〜PD5、除
算器DIV1〜DIV4、CPU26とを備えている。
ここで、AWG25以後の構成及び動作は図11と同様
である。なお、図1における(a)〜(e)はそれぞれ
図2の(a)〜(e)に対応する。
心波長を持つ光を通過させるものであり、光ファイバブ
ラッグ回折格子によって構成されている。すなわち、第
1のフィルタ22は図2(d)に示すごとく中心波長λ
1,λ3の光を通過させ、第2のフィルタ23は図2
(e)に示すごとく中心波長λ2,λ4の光を通過させ
るようになっている。このような光フィルタには、例え
ば加Innovative Fibers社製の「DWDMファイバーブ
ラッググレーティング」を使用することができる。
される各ブラッグ回折格子FBG1〜FBG4からの反
射光の波長分布が図2(a)のとおりであるとすると、
図2(b)に示すように、AWG25の透過特性におけ
るチャンネルCH1,CH2の交差部分、及び、チャン
ネルCH3,CH4の交差部分を使用した波長λ1,λ
3の測定時には光スイッチ21を第1の光フィルタ22
側に切り替え、また、図2(c)に示すように、チャン
ネルCH2,CH3の交差部分、及び、チャンネルCH
4,CH5の交差部分を使用した波長λ2,λ4の測定
時には光スイッチ21を第2の光フィルタ23側に切り
替える。すなわち、光スイッチ21の切替により、波長
λ1,λ3及びλ2,λ4をタイミングをずらして測定
するものである。
ネルCH4のように、中心波長の短波長側及び長波長側
の両方にブラッグ回折格子からの反射波長λ3,λ4が
同時に存在する場合には、図2(b)及び(c)の特性
に基づいて第1及び第2の光フィルタ22,23を切り
替えて使用すれば、チャンネルCH4について見ると1
種類の波長λ3を測定している場合(図2(b))と同
じく1種類の波長λ4を測定している場合(図2
(c))とに分離することができる。従って、図12の
ごとく同一出力チャンネルCH4において中心波長の短
波長側及び長波長側の両方に反射波長が同時に計測され
ることはなくなり、波長λ3,λ4の測定を支障なく行
うことができる。その結果、波長の測定点数を従来の2
倍に増加させることが可能である。
この実施形態は請求項2に記載した発明の実施形態に相
当し、AWGにおける透過特性の周期性に着目したもの
である。ここで、透過特性の周期性とは、図4(a),
(b)に示すように、ある中心波長(例えば図4(a)
では1.3〔μm〕前後、図4(b)では1.55〔μ
m〕前後)の光がAWGに入力されると、各チャンネル
の出力信号が波長に対し一定の周期で繰り返し現れるこ
とをいう。
に、広帯域光源として中心波長及び半値全幅が互いに異
なる1.55μm光源4B及び1.3μm光源4Cを備
え、これらの光源4B,4Cを光結合器27、光分岐器
2を介してブラッグ回折格子側に接続する。なお、ブラ
ッグ回折格子はFBG1,……,FBGn,FBGn+
1,……,FBG2nとして示してあり、FBG1,…
…,FBGnは中心波長が1.3〔μm〕前後、FBG
n+1,……,FBG2nは中心波長が1.55〔μm〕前
後であるとする。また、測定部1Cは図11の測定部1
Aと実質的に同一の構成であるが、ブラッグ回折格子F
BG1〜FBG2nの数に対応する中心波長λ1〜λ2nが入
力されるAWG25を備えている。
は、1.55μm光源4B及び1.3μm光源4Cを交
互に点灯し、測定を行う。例えば、1.3μm光源4C
を点灯すると、ブラッグ回折格子FBG1,……,FB
Gnからの反射光が測定部1CのAWG25に入力さ
れ、その出力チャンネルCH1〜CHnからの出力信号
は図4(a)のようになる。また、1.55μm光源4
Bを点灯すると、ブラッグ回折格子FBGn+1,……,
FBG2nからの反射光がAWG25に入力され、その出
力チャンネルCH1〜CHnからの出力信号は図4
(b)のようになる。
えると、ある出力チャンネルに着目した場合、その透過
特性の中心波長より短波長側(図4(a))と長波長側
(図4(b))とにブラッグ回折格子からの反射波長が
存在すること(図12におけるチャンネルCH4の特
性)に相当する。従って、波長の異なる二つの光源4
B,4Cを切り替えて測定することにより、図2
(b),(c)のごとく光フィルタ22,23を切り替
えて使用した場合と同様に、同一出力チャンネルにおい
て中心波長の短波長側及び長波長側の両方の反射波長が
同時に計測される状態を回避でき、波長の測定点数を従
来の2倍に増加させることができる。なお、この実施形
態を第1実施形態と組み合わせる(図3の測定部1Cの
代わりに図1の測定部1Bを用いる)ことにより、波長
の測定点数を4倍にすることも可能である。
Cを用いているが、光源の波長幅が十分に広ければ、図
5(a)に示す第3実施形態のように、単一の1.55
μm光源4Bを光分波器28によりフィルタリングし、
光スイッチ29で切り替えながら使っても良い。ここ
で、光分波器28には、米FIBEROPTICS社製のMulti-Cha
nnel WDMを使用することができる。この第3実施形態
は、請求項3に記載した発明の実施形態に相当する。上
述した光分波器28及び光スイッチ29からなるフィル
タ手段Aは、図5(b)に示すように光スイッチ41、
光フィルタ43,44,……及び光合波器45によって
構成しても良い。ここで、光フィルタには、米FIBEROPT
ICS社製のNarrowband Filterを使用することができる。
なお、図6は、光分波器28の各チャンネルの出力また
は光フィルタ43,44の出力を示す特性図である。
り、請求項4に記載した発明の実施形態に相当する。こ
の実施形態は、二つの1.55μm光源4B,4Dを備
え、各光源4B,4Dにそれぞれフィルタ手段としての
光フィルタ46,47を接続すると共に、その出力を光
分岐器2を介して複数のブラッグ回折格子FBG1〜F
BGnに入射させる。そして、各回折格子FBG1〜F
BGnからの反射光を測定部1C内のAWG25に入射
し、前記数式2により波長を測定する。
測定部1B内の光スイッチ21及び光フィルタ22,2
3を1.55μm光源4B,4D側の光フィルタ46,
47により置き換えたものに相当しており、各光源4
B,4Dのオン・オフを切り替えて光フィルタ46,4
7を介しブラッグ回折格子FBG1〜FBGnに光を入
射させる。図8(f),(g)は、光源4B,4Dのオ
ン・オフによる光フィルタ46,47の出力(図7にお
ける(f),(g)の出力)を示し、図8(h)は測定
部1Cに入射する反射光のパワー(図7における(h)
の出力)を示す図であって図2の(d),(e)に相当
する。
Dのオン・オフを切り替えることで、図8(h)のよう
に反射光の波長帯域を交互に切り替えることができ、実
質的に第1実施形態の図2と同一の動作を実現すること
ができる。これにより、波長の測定点数を従来の2倍に
増加させることができる。
態(図1)ではフィルタ手段としての光フィルタ22,
23及びAWG25、第2の実施形態(図3)ではAW
G25、第3の実施形態(図5)ではフィルタ手段とし
ての光分波器28、光フィルタ43,44,……、及び
AWG25、第4の実施形態(図7)ではフィルタ手段
としての光フィルタ46,47及びAWG25の、それ
ぞれ波長に対するフィルタリング特性が温度により変動
するので、請求項5,6に記載するように、これらの光
フィルタ手段の温度を検出し、その温度検出信号に基づ
いて例えばペルチェ素子等の温度制御素子を制御するこ
とにより温度を一定に保つようにすれば、波長測定精度
が向上することは明らかである。
に記載するように、AWGの代わりに回折格子型分波器
(HOE)を用いても、AWGを使用した場合と全く同
等の作用効果が得られることは自明である。ここで、回
折格子型分波器は、論文「VERY DENSE N*M WAVELENGTH
ROUTERS BASED ON A NEW DIFFRACTION GRATING CONFIGU
LATION」(J.P.Laude,et.al, ECOC'97 pp.22-25 1997)、
及び、「A new method for broadening and flattening
thespectral shape of the transmission channels of
Grating Wavelength Multiplexers(WDM) and Router
s」(J.P.Laude, et.al, OECC'98 pp.522-523 1998)等に
記載されているように、光を入射させる入射ファイバ
と、その入射光を回折し、結像させる回折格子と、回折
光を導く出射ファイバとからなり、回折格子と入出射フ
ァイバとの間は例えばシリカブロックによってつながれ
ている構造であり、入射光を最小で1〔nm〕以下の分
解能で弁別可能な素子である。
に対して光スイッチや光フィルタ、光源等を追加するだ
けで、波長の測定点数を簡単に増加することができる。
成図である。
成図である。
である。
成図である。
成図である。
体構成図である。
光波長とAWGの透過特性との関係を示す図である。
光波長とAWGの透過特性との関係を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 広帯域光源からの光を光ファイバを介し
て複数のブラッグ回折格子に導き、各ブラッグ回折格子
からの反射光をアレイ導波路回折格子に入射させ、この
アレイ導波路回折格子の複数の出力チャンネルにそれぞ
れ設けられた一対の受光素子による光電流の比の対数に
基づいて前記反射光の波長を測定する波長計測装置にお
いて、 前記ブラッグ回折格子から前記アレイ導波路回折格子に
至るまでの間に、フィルタ手段として第1、第2の光フ
ィルタを挿入し、第1の光フィルタの透過光と第2の光
フィルタの透過光とを交互に前記アレイ導波路回折格子
に入射させることを特徴する波長計測装置。 - 【請求項2】 広帯域光源からの光を光ファイバを介し
て複数のブラッグ回折格子に導き、各ブラッグ回折格子
からの反射光をアレイ導波路回折格子に入射させ、この
アレイ導波路回折格子の複数の出力チャンネルにそれぞ
れ設けられた一対の受光素子による光電流の比の対数に
基づいて前記反射光の波長を測定する波長計測装置にお
いて、 出射光の中心波長が異なる第1、第2の広帯域光源を備
え、これらの第1、第2の広帯域光源を交互に点灯させ
ることを特徴する波長計測装置。 - 【請求項3】 広帯域光源からの光を光ファイバを介し
て複数のブラッグ回折格子に導き、各ブラッグ回折格子
からの反射光をアレイ導波路回折格子に入射させ、この
アレイ導波路回折格子の複数の出力チャンネルにそれぞ
れ設けられた一対の受光素子による光電流の比の対数に
基づいて前記反射光の波長を測定する波長計測装置にお
いて、 単一の広帯域光源の出射光をフィルタ手段にて複数の波
長帯域に分波し、これらの複数の波長帯域の光を切り替
えて前記光ファイバから複数のブラッグ回折格子に導く
ことを特徴する波長計測装置。 - 【請求項4】 広帯域光源からの光を光ファイバを介し
て複数のブラッグ回折格子に導き、各ブラッグ回折格子
からの反射光をアレイ導波路回折格子に入射させ、この
アレイ導波路回折格子の複数の出力チャンネルにそれぞ
れ設けられた一対の受光素子による光電流の比の対数に
基づいて前記反射光の波長を測定する波長計測装置にお
いて、 前記光源から前記ブラッグ回折格子に至るまでの間に、
フィルタ手段として第1、第2の光フィルタを挿入し、
第1の光フィルタの透過光と第2の光フィルタの透過光
とを交互に前記アレイ導波路回折格子に入射させること
を特徴する波長計測装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載の波長
計測装置において、 前記アレイ導波路回折格子の温度検出信号に基づいて温
度制御素子を制御することにより、前記アレイ導波路回
折格子の温度を一定に保つことを特徴とする波長計測装
置。 - 【請求項6】 請求項1または3または4記載の波長計
測装置において、 前記フィルタ手段の温度検出信号に基づいて温度制御素
子を制御することにより、前記フィルタ手段の温度を一
定に保つことを特徴とする波長計測装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れか1項に記載の波長
計測装置において、 前記アレイ導波路回折格子の代わりに回折格子型分波器
を用いることを特徴とする波長計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09251099A JP3669473B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 波長計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09251099A JP3669473B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 波長計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000283844A true JP2000283844A (ja) | 2000-10-13 |
JP3669473B2 JP3669473B2 (ja) | 2005-07-06 |
Family
ID=14056322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09251099A Expired - Fee Related JP3669473B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 波長計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3669473B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004523764A (ja) * | 2001-03-27 | 2004-08-05 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 高いスペクトル解像度を有している集積型分光器および特に高速通信と高速測定とのための集積型分光器ならびにその製造方法 |
WO2005028995A1 (ja) * | 2003-09-17 | 2005-03-31 | Kyocera Corporation | Fbgセンシングシステム |
JP2007183117A (ja) * | 2006-01-04 | 2007-07-19 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 波長計測装置 |
JP2008232893A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 光波長検波法を用いた分布型計測システムにおけるセンサの超狭帯域化とシステムに接続可能なセンサ数の増加方法 |
JP2008232878A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 光スペクトルパタンマッチング法による分布型センサシステム |
JP2012008116A (ja) * | 2010-05-26 | 2012-01-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 分光器およびそれを用いたイメージングシステム |
JP2014074633A (ja) * | 2012-10-04 | 2014-04-24 | Hitachi Ltd | 形状計測方法及び装置 |
JP2017040565A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 並木精密宝石株式会社 | 光イメージング用プローブ及び該光イメージング用プローブを用いた形状測定装置 |
KR20220122331A (ko) * | 2021-02-26 | 2022-09-02 | 주식회사 피피아이 | 실리콘 포토닉스 인터로게이터를 구비한 반사 광파장 스캐닝 장치 |
CN117760472A (zh) * | 2023-11-23 | 2024-03-26 | 广州市南沙区北科光子感知技术研究院 | 一种基于阵列波导光栅的变温解调系统及方法 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09251099A patent/JP3669473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004523764A (ja) * | 2001-03-27 | 2004-08-05 | コミツサリア タ レネルジー アトミーク | 高いスペクトル解像度を有している集積型分光器および特に高速通信と高速測定とのための集積型分光器ならびにその製造方法 |
WO2005028995A1 (ja) * | 2003-09-17 | 2005-03-31 | Kyocera Corporation | Fbgセンシングシステム |
US7366366B2 (en) | 2003-09-17 | 2008-04-29 | Kyocera Corporation | FBG sensing system |
JP2007183117A (ja) * | 2006-01-04 | 2007-07-19 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 波長計測装置 |
JP4586167B2 (ja) * | 2007-03-22 | 2010-11-24 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | 光波長検波法を用いた分布型計測システムにおけるセンサの超狭帯域化とシステムに接続可能なセンサ数の増加方法 |
JP2008232878A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 光スペクトルパタンマッチング法による分布型センサシステム |
JP2008232893A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Institute Of National Colleges Of Technology Japan | 光波長検波法を用いた分布型計測システムにおけるセンサの超狭帯域化とシステムに接続可能なセンサ数の増加方法 |
JP2012008116A (ja) * | 2010-05-26 | 2012-01-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 分光器およびそれを用いたイメージングシステム |
JP2014074633A (ja) * | 2012-10-04 | 2014-04-24 | Hitachi Ltd | 形状計測方法及び装置 |
JP2017040565A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 並木精密宝石株式会社 | 光イメージング用プローブ及び該光イメージング用プローブを用いた形状測定装置 |
KR20220122331A (ko) * | 2021-02-26 | 2022-09-02 | 주식회사 피피아이 | 실리콘 포토닉스 인터로게이터를 구비한 반사 광파장 스캐닝 장치 |
KR102522885B1 (ko) * | 2021-02-26 | 2023-04-18 | 주식회사 피피아이 | 실리콘 포토닉스 인터로게이터를 구비한 반사 광파장 스캐닝 장치 |
CN117760472A (zh) * | 2023-11-23 | 2024-03-26 | 广州市南沙区北科光子感知技术研究院 | 一种基于阵列波导光栅的变温解调系统及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3669473B2 (ja) | 2005-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6137565A (en) | Bragg grating temperature/strain fiber sensor having combination interferometer/spectrometer output arrangement | |
US6310703B1 (en) | Method and apparatus for optical performance monitoring in wavelength division multiplexed fiber optical systems | |
US7035505B2 (en) | Optical performance monitor | |
JP2002500387A (ja) | 多重波長信号モニター用光学デバイス | |
US6396574B1 (en) | Apparatus for measuring the wavelength, optical power and optical signal-to-noise ratio of each optical signal in wavelength-division multiplexing optical communication | |
JP2000283844A (ja) | 波長計測装置 | |
KR100322125B1 (ko) | 배열격자도파로 모듈 및 이를 이용한 광신호 모니터링 장치 | |
US7272276B2 (en) | Optical performance monitor | |
JP3760649B2 (ja) | 物理量測定システム | |
JP2002533708A (ja) | 物理量を走査するブラッグ格子センサ装置 | |
JP4331978B2 (ja) | Fbgセンシングシステム | |
JP4882377B2 (ja) | 波長計測装置 | |
JPH1138265A (ja) | 波長多重光監視装置 | |
JP2000283843A (ja) | 波長計測装置 | |
KR100342757B1 (ko) | 파장 분할 다중화 시스템에서의 다채널 광신호 감시 장치 | |
US6496611B1 (en) | Multichannel optical spectrum slicer and method of measuring modal birefringence and/or polarization mode dispersion of slicer itself | |
KR100292809B1 (ko) | 파장 분할 다중된 광신호의 파장과 광 세기와 광신호 대 잡음비를 측정하는 장치 | |
JP2002116087A (ja) | 波長計測装置 | |
JP7238541B2 (ja) | 分光測定装置及び分光測定方法 | |
KR100317140B1 (ko) | 파장분할다중 광통신에서 광신호의 파장과 광 세기와 광 신호대 잡음비를 측정하는 장치 | |
JP3698982B2 (ja) | 多格子光導波路モニタ | |
US6671434B2 (en) | Optical performance monitor | |
JP2003232682A (ja) | 光周波数計 | |
JP4099695B2 (ja) | 光信号モニタ | |
JP3632825B2 (ja) | 波長計測装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050324 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080422 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090422 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100422 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110422 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110422 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120422 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120422 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120422 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130422 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |