JP2000283349A - 既設配管の更正用パイプ及び既設配管更正工法 - Google Patents

既設配管の更正用パイプ及び既設配管更正工法

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JP2000283349A
JP2000283349A JP11086014A JP8601499A JP2000283349A JP 2000283349 A JP2000283349 A JP 2000283349A JP 11086014 A JP11086014 A JP 11086014A JP 8601499 A JP8601499 A JP 8601499A JP 2000283349 A JP2000283349 A JP 2000283349A
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Shuichi Yagi
秀一 八木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設配管内に合成樹脂パイプを挿入して、こ
の管路内に新管を形成することによって既設配管の更正
を行う際に、既設配管内に挿入する合成樹脂パイプの経
時的な変形を簡易に防止し、挿入パイプの充分な開口径
を長期的に確保する。また、屈曲した既設配管の更正に
適用した場合でも、円滑な更正パイプの挿入と、屈曲部
における充分な強度を確保する。 【解決手段】 既設配管に挿入する更正用パイプ1を、
高弾性且つ高強度のナイロン製パイプ10を基材とし、
その外周面に蛇腹溝1aを形成して、この蛇腹溝1aの
凹部内に接着層20を形成した。ナイロン製パイプ10
の外周面に形成した熱溶融性の接着層20によって既設
管路の内面に強固に固定するので、挿入した更正用パイ
プ1が経時的に変形して開口が減ぜられるような不都合
が生じない。また、既設管路に挿入する更正用パイプは
高弾性且つ高強度のナイロン製パイプであるので、その
肉厚を極力薄くでき、更生後の管路口径を充分確保でき
る。外周面の蛇腹溝1aによって屈曲管への対応が可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス導管等の既設
配管内に合成樹脂パイプを挿入して、この管路内に新管
を形成することによって既設配管の更正を行う既設配管
の更正用パイプ、及びこれを用いた既設配管更正工法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】既設配管の所定区間全域に対して漏洩対
策を施す方法としては、既設配管内面に樹脂ライニン
グ膜を形成する方法、既設配管の内面に内貼り材を接
着する方法、既設配管内に新管を挿入する方法が良く
知られている。この中で、過度に老朽化した配管或いは
ガス導管等の高圧配管の更正には、確実な漏洩防止が可
能で且つ耐圧性も高いことから上記の方法が有効であ
る。また、上記の方法は、大規模な地震によって完全
に破損した既設配管の更正や地震対策としての補修工法
として有効であることから、震災への関心が高まってい
る近年において特に注目されている。上記の方法によ
ってガス導管等の鋼管に対する更正補修を行う一般的な
工法としては、既設配管内に所定厚のポリエチレン樹脂
パイプを挿入する工法が知られている。
【0003】この従来工法について説明すると、硬質の
合成樹脂パイプであるポリエチレン樹脂パイプを円筒形
のままで管路内に挿入することは極めて困難であること
から、ポリエチレン樹脂パイプを管路内に挿入し得る形
状に縮小変形して、これを管路内に挿入した後加熱加圧
して管路内で円筒形に膨らませ、管路内面に沿わせるこ
とが行われている。上記の縮小変形の代表的な例は、ポ
リエチレン樹脂パイプを押し出し成型した後、直ちにそ
のパイプを扁平に折り畳み、更にその扁平パイプを二つ
折りにするもの(米国特許第4867921号明細書等
参照)、或いは長尺円筒状に成型されたポリエチレン樹
脂パイプを加熱し断面U又はV字状に折り曲げ変形する
もの(特開平11−42707号公報等)がある。ま
た、既設配管の管路口径より小口径のポリエチレン樹脂
パイプを挿入し、その後高圧状況下で加熱することによ
ってポリエチレン樹脂パイプを拡径して既設配管の内面
に密着させる工法も提案されている(特開平1−295
828号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、既設
配管の更生修理のために管路内に合成樹脂パイプを挿入
する工法では、パイプ材料として一般にポリエチレン樹
脂が使用される。このようなポリエチレン樹脂は、表面
自由エネルギーが低く、結晶質で溶剤にも溶けないこと
から、一般に接着剤で接着するには放電処理或いは薬剤
処理といった表面処理を必要となる。そのため、既設配
管内に挿入した後には、接着処理はされない状態とな
り、二重管のような状態になる。
【0005】ところで、上述したようなポリエチレン管
挿入後の配管に対して、切断・分岐等の作業を行う場
合、既設配管とポリエチレン管とがそれぞれ独立してい
るため、既設配管とポリエチレン管との作業(工具)を
別々に行わなくてはならず、作業時間が長時間化してし
まう問題点がある。また、特に分岐作業にて、分岐開口
部を形成する際に、切断するためにポリエチレン管に過
度な圧力を負荷すると、該ポリエチレン管が変形してし
まい、適正に分岐開口部が形成できない問題点も派生す
る。
【0006】また、上述したポリエチレン樹脂パイプを
挿入する工法によって屈曲した既設配管の更正修理を行
う場合は、挿入時にある程度は曲がるものの、曲率に限
界があり、曲がりの大きい既設管路に対しては挿入でき
ない。さらに挿入時にポリエチレン樹脂パイプを加熱し
軟化した状態で挿入することが考えられるが、適度な軟
質状態とすることは困難で、屈曲部で挿入パイプがつぶ
れてしまう問題があり、また、挿入時にパイプを加熱す
る設備を必要とすることから、施工コストが嵩むと共に
設備が大規模化して狭い施工現場しか確保できない場所
では施工が困難になるという問題があった。
【0007】本発明は、上述のような事情に対処するた
めに提案されたものであって、既設配管内に合成樹脂パ
イプを挿入して、この管路内に既設配管と一体化できる
新管を形成し、さらに屈曲した既設配管の更正にも適し
た既設配管の更正用パイプ、及びこれを用いた既設配管
更正工法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を備える。
【0009】第1に、既設配管の更正用パイプとして、
既設配管に挿入して管路の更正を行う更正用パイプにお
いて、外周面に凹部が形成される蛇腹溝を有するナイロ
ン製パイプとし、上記蛇腹溝の凹部内に接着層を形成し
たことを特徴とする。
【0010】第2に、既設配管内に合成樹脂パイプを挿
入して管路の更正を行う既設配管更正工法において、上
記合成樹脂パイプを上記管路の内径より若干小径の外径
から成り且つ外周面に凹部が形成される蛇腹溝を有する
ナイロン製パイプとし、上記管路への挿入前に該パイプ
における上記蛇腹溝の凹部内に接着層を形成し、上記管
路への挿入後に上記パイプ内を加熱加圧することによっ
て、上記パイプを上記管路内面に接着固定することを特
徴とする。
【0011】第3に、既設配管内に合成樹脂パイプを挿
入して管路の更正を行う既設配管更正工法において、上
記合成樹脂パイプを外周面に凹部が形成される蛇腹溝を
有するナイロン製パイプとし、上記管路への挿入前に該
パイプにおける上記蛇腹溝の凹部内に接着層を形成し、
上記パイプを縮径変形させながら上記管路内に挿入し、
上記管路への挿入後に上記パイプ内を加熱加圧すること
によって、上記パイプを上記管路内面に接着固定するこ
とを特徴とする。
【0012】上記本発明によると、既設配管内に挿入す
る合成樹脂パイプを高強度で高弾性を有するナイロン製
パイプとし、予めこのナイロン製パイプの外周面に形成
される蛇腹溝の凹部に接着層を形成しておき、既設管路
に挿入後に加熱加圧することによって、合成樹脂パイプ
を強固に既設管路内面に接着固定するものである。ナイ
ロン製パイプはポリエチレン樹脂パイプと比較して接着
特性が高い。したがって、施工後の長期間に亘って既設
管路とナイロン製パイプを一体化することができる。ま
た、ナイロン製パイプはポリエチレン樹脂パイプと比較
して引張り等に対して高強度であることから、パイプの
肉厚を薄くすることができ、これによって充分な口径の
確保が可能になる。
【0013】また、既設配管への挿入前にナイロン製パ
イプ外周面に形成される接着層は外周面の凹部にのみ形
成されるので、挿入する際に接着層は既設管路の内周面
に触れることが無く、挿入抵抗が大きくなることはな
い。そして、接着層をパイプ外周面の全面に形成する場
合に比べて経済的である。
【0014】更に、高強度且つ高弾性のナイロン製パイ
プに蛇腹溝を形成したことで、挿入する際に必要な適度
の強度を有しつつ、柔軟な屈曲弾性を呈するようにな
り、屈曲部を有する既設管路に対しても円滑な挿入が可
能であると共に、屈曲部においてパイプがつぶれるよう
な不都合も生じない。
【0015】挿入方法としては、上記第2発明における
工法のように、上記合成樹脂パイプの外径を上記管路の
内径より若干小径とし、引き込み又は押し込みによって
挿入することもできるし、或いは上記第3発明における
工法にように、上記パイプを縮径変形させながら上記管
路内に挿入することもできる。
【0016】既設配管の管路内に上記の合成樹脂パイプ
を挿入した後は、この合成樹脂パイプ内を加熱加圧する
ことによって管路内面に密着させる。これによって、接
着層の形成された合成樹脂パイプ外周面の凹部はパイプ
内から圧迫されて接着層が押し出され、合成樹脂パイプ
の外周面を管路内面に強固に接着固定する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態に係る既設配管
更正用パイプを示す説明図であって、同図(a)がパイ
プの縦断面図、同図(b)がそのAA断面図である。既
設配管更正用パイプ1は弾性を有するナイロン製パイプ
10を基材とする。このナイロン製パイプ10は、その
外周面に凹部が形成される蛇腹溝1aを有する。そし
て、その外周面に形成される凹部内に接着層20が形成
されている。ナイロン製パイプ10の素材としては、周
知のように、ナイロン46,6,66,610,61
2,11,12などを採用することができる。また、接
着層20としては、熱可塑性樹脂を主成分とする熱溶融
性の樹脂材が使用され、例えば、ナイロン系の樹脂を溶
剤で溶かして接着剤としたもので、ナイロン製パイプ1
0より融点が低いものが適する。一例を挙げると、ナイ
ロン製パイプ10をナイロン66(融点約260℃)と
して、接着層20をナイロン12(融点約200℃)と
すればよい。また、接着層20の材質としては、上記の
例に特定されるものではなく、鋼材とナイロンとを強固
に接着するものであればよく、接着性ポリオレフィン、
特に、マレイン酸,無水マレイン酸,アクリル酸などで
変性したポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性の
もの、或いはエポキシ系の樹脂接着層を用いることがで
きる。
【0019】ナイロン製パイプ10の外周面に形成され
た凹部内に接着層20を形成するには、上述した接着性
の樹脂材をナイロン製パイプ10の外周面に形成された
凹部に塗布して、その後乾燥させる。そして形成された
接着層が硬化状態に至った後に更正用パイプ1を既設管
路に挿入させる。
【0020】図2に、上記の更正用パイプ1を屈曲部を
有する既設配管の管路2内に挿入した状態を示す。更正
用パイプ1における蛇腹溝1aが屈曲部において有効に
作用し、挿入を円滑化すると共に、屈曲部におけるパイ
プのつぶれを防止している。
【0021】図3〜5によって、既設管路への更正用パ
イプ1の挿入工程について説明する。図3は、既設管路
の内径に対して挿入する更正用パイプ1の外径が若干小
さい場合の例を示している。更正用パイプ1を施工現場
に搬入し、その先端を引き込みロープ3に固定し、この
引き込みロープ3を巻き取りウインチ4で巻き取ること
によって、更正用パイプ1を既設管路2内に挿入する。
この場合、更正用パイプ1の外周面に形成された凹部内
の接着層は既設管路2の内周面に直接接触しない。した
がって、挿入に際して、接着層の存在が特に挿入抵抗を
増大させるようなことはなく、スムースな挿入が可能で
ある。また、ここでは、巻き取りウインチ4による引き
込みについて説明したが、既設管路2の挿入口側から順
次更正用パイプ1を押し込んでもよい。
【0022】図4は、既設管路の内径と挿入する更正用
パイプ1の外径がほぼ等しい場合の挿入例を示してい
る。図3と同様に、更正用パイプ1を施工現場に搬入
し、その先端を引き込みロープ3に固定し、この引き込
みロープ3を巻き取りウインチ4で巻き取ることによっ
て、更正用パイプ1を既設管路2内に挿入するものであ
るが、既設管路2の挿入口手前で更正用パイプ1が縮径
具5を通過する。これによて、弾性を有するナイロン製
パイプ10を基材とする更正用パイプ1は、弾性的に縮
径変形し、この変形が縮径具5によって保持された状態
で既設管路1内に挿入される。図5に、上記縮径具5の
断面図を示す。この縮径具5は、円筒形の枠5a内に1
つ又は複数個のローラ5b(図においては2個)が軸支
されている。これによって、縮径具5を更正用パイプ1
が通過すると、ローラ5bの押圧作用によって更正用パ
イプ1の断面形状が図に示すように縮径変形する。
【0023】次に、図6,7によって、挿入した更正用
パイプ1を既設管路2の内面に接着固定する工程につい
て説明する。既設管路2内に挿入された更正用パイプ1
は、全長が縮径具5の拘束から外れるとパイプの弾性に
よって円筒状に復元する。それから、既設管路2に対し
て挿入した更正用パイプ1の両端が突出する長さに更正
用パイプ1を切断する。
【0024】図6に示す例は蒸気を用いて加熱加圧を行
うものである。まず、更正用パイプ1の両端に封止栓5
を装着してパイプ内を密封する。そして、この封止栓5
の一方端には一端開放の配管63がバルブ64を介して
接続され、封止栓5の他端にはバルブ62を介する配管
61が接続される。また、配管61は加熱蒸気を更正用
パイプ1内に供給するための加熱蒸気発生装置6に接続
される。この状態で、バルブ64を閉じて、バルブ62
を開き、加熱蒸気を更正用パイプ1内に圧入する。これ
によって、既設配管2内に挿入された更正用パイプ1は
蒸気の圧力で既設配管2の内面に圧接される。一方、更
正用パイプ1の外周面に形成された凹部内の接着層は蒸
気による加熱で溶融し、また、凹部がパイプ内から圧迫
されることで接着層が押し出され、更正用パイプ1の外
周面を既設配管2の内面に接着固定する。
【0025】図7には、加熱加圧部材を用いる例を示
す。既設配管2に挿入された更正用パイプ1に対して一
方側から他方側に向けて加熱加圧部材7を挿通させる。
加熱加圧部材7は既設配管2の内径と同等の外径を有
し、更正用パイプ1を加熱しながら既設配管2の内面に
押圧するもので、上述したと同様の引き込みロープ3及
び巻き取りウインチ3を使用する。また、この加熱加圧
部材7には電力供給装置8から電気コード81を介して
電力供給がなされる。この加熱加圧部材の加熱温度は、
更正用パイプ1におけるナイロン製パイプ10の融点よ
り低く、且つ接着層20の溶融温度以上に設定される。
【0026】上述した本発明によると、ナイロン製の更
正用パイプ1に熱変形を施すことなく既設配管2内に挿
入し、しかもナイロン製パイプ10の外周面に形成した
接着層20によって既設管路2の内面に強固に固定する
ので、挿入した更正用パイプ1が経時的に変形して開口
が減ぜられるような不都合が生じない。また、既設管路
2に挿入する更正用パイプ1は高弾性且つ高強度のナイ
ロン製パイプであるので、その肉厚を極力薄くでき、更
生後の管路口径を充分確保できる。
【0027】また、ナイロン製パイプ10の外周面に形
成される接着層20は蛇腹溝1aの凹部にのみ形成され
るので、挿入する際に接着層20は既設管路の内周面に
触れることが無く、挿入抵抗が大きくなることはない。
そして、接着層20をパイプ外周面の全面に形成する場
合に比べて経済的である。そのため接着層20は熱溶融
性のもの、または熱硬化性のもののどちらでもよい。
【0028】更に、ナイロン製パイプ10に蛇腹溝1a
を形成したことで、挿入する際に必要な適度の強度を有
しつつ、柔軟な屈曲弾性を呈するようになり、屈曲部を
有する既設管路2に対しても円滑な挿入が可能であると
共に、屈曲部においてパイプがつぶれるような不都合も
生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る既設配管更正用パイ
プを示す説明図。
【図2】本発明の一実施形態に係る既設配管更正用パイ
プを屈曲部を有する既設配管の管路内に挿入した状態を
示す説明図。
【図3】本発明の実施形態に係る既設管路への更正用パ
イプの挿入工程についての説明図。
【図4】本発明の実施形態に係る既設管路への更正用パ
イプの挿入工程についての説明図。
【図5】本発明の実施形態における縮径具の断面図。
【図6】本発明の実施形態に係る挿入した更正用パイプ
を既設管路の内面に接着固定する工程についての説明
図。
【図7】本発明の実施形態に係る挿入した更正用パイプ
を既設管路の内面に接着固定する工程についての説明
図。
【符号の説明】
1 更正用パイプ 2 既設管路 3 引き込みロープ 4 巻き取りウインチ 5 縮径具 10 ナイロン製パイプ 20 接着層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設配管に挿入して管路の更正を行う更
    正用パイプにおいて、外周面に凹部が形成される蛇腹溝
    を有するナイロン製パイプとし、上記蛇腹溝の凹部内に
    接着層を形成したことを特徴とする既設配管の更正用パ
    イプ。
  2. 【請求項2】 既設配管内に合成樹脂パイプを挿入して
    管路の更正を行う既設配管更正工法において、 上記合成樹脂パイプを上記管路の内径より若干小径の外
    径から成り且つ外周面に凹部が形成される蛇腹溝を有す
    るナイロン製パイプとし、上記管路への挿入前に該パイ
    プにおける上記蛇腹溝の凹部内に接着層を形成し、上記
    管路への挿入後に上記パイプ内を加熱加圧することによ
    って、上記パイプを上記管路内面に接着固定することを
    特徴とする既設配管更正工法。
  3. 【請求項3】 既設配管内に合成樹脂パイプを挿入して
    管路の更正を行う既設配管更正工法において、 上記合成樹脂パイプを外周面に凹部が形成される蛇腹溝
    を有するナイロン製パイプとし、上記管路への挿入前に
    該パイプにおける上記蛇腹溝の凹部内に接着層を形成
    し、上記パイプを縮径変形させながら上記管路内に挿入
    し、上記管路への挿入後に上記パイプ内を加熱加圧する
    ことによって、上記パイプを上記管路内面に接着固定す
    ることを特徴とする既設配管更正工法。
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