JP2013148314A - 既設管渠用更生材及びそれを用いた熱交換器の敷設方法、下水管排熱利用システム - Google Patents

既設管渠用更生材及びそれを用いた熱交換器の敷設方法、下水管排熱利用システム Download PDF

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Abstract

【課題】既設管渠を補修するの同時に熱交換器を効率よく敷設することができる既設管渠用更生材を提供すること。
【解決手段】下水管排熱利用システム1は、既設管渠用更生材3と、既設管渠用更生材3の熱交換流路11に接続されたヒートポンプ4と、ヒートポンプ4が取り出した熱エネルギーを貯蔵するための蓄熱装置5と、住宅6内の暖房または冷房を行うための空調機7とを備える。既設管渠用更生材3は、損傷箇所を補修するために下水管2の内壁面2aに設けられる。既設管渠用更生材3には、熱伝達媒体の流通が可能な熱交換流路11が一体的に設けられている。更生材3の熱交換流路11は、専用配管12,13を介してヒートポンプ4及び空調機7に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中または地上に設置された既設管渠の損傷箇所を補修する更生材、及びそれを用いて熱交換器を敷設する熱交換器の敷設方法、下水管排熱利用システムに関するものである。
現在、震災による原子力発電所の停止によって、日本国内での電力不足が問題となっている。このため、原子力発電以外の他の発電方法が検討されている。現在実用化されている発電方法において、化石燃料(石油やガス等)を使用することなく大気汚染物質の削減が可能な発電方法の一つとして、地熱発電が知られている。この地熱発電では、100m程度の深さにボーリングして熱採取用の配管を設置する必要がある。また、熱採取用の配管は、複数本必要で、かつ効率よくエネルギーを採取するために4m〜5m程度の間隔を空ける必要がある。このため、地熱発電装置は大規模となり、イニシャルコストが嵩むことに加え、それを設置するための用地も必要となってしまう。
家庭等から排出される下水は、気温に比べて夏は低く冬は高くなるといった温度特性を有している。また、家庭の中で電力使用量が最も多いのがエアコンである。このため、下水の排熱を家庭内のエアコンの熱源として利用できれば、省エネルギーを図ることが可能となる。またこの場合、地熱発電のように熱採取用の配管を新規に埋設する必要がなく、既設の下水管を利用することができるといったメリットもある。このような背景から、本発明者らは下水の排熱を利用して家庭等の冷暖房に利用するシステムを検討している。
従来、下水熱を有効利用する技術として、熱交換マットを更生管に挟み込んで既設の下水管の底部に設置し、熱交換マットに水を循環させて下水熱を回収するシステムが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
日本下水道新聞、2011年09月07日、掲載記事「東亜グラウト工業 ヒートライナー工法導入」
ところで、非特許文献1に開示されているシステムは、熱交換マットと更生管とが別部材で構成されており、そのシステムを既設の下水管に設置するためには手間がかかってしまう。具体的には、既設の下水管の内壁面には、砂利や泥などの異物が存在し、その内壁面上に直接熱交換マットを設置すると、熱交換マットを傷つけてしまう。このため、先ず、既設の下水管の内壁面を更生材で補修した後、その更生材上に熱交換マットを設置している。また、下水管を流れる砂利等によって熱交換マットが損傷するのを防止するために、熱交換マットを設置した後に保護シート等によって熱交換マットを被覆するように構成している。このため、従来の更生方法と比較して作業工程が煩雑となる。さらに、熱交換マットを下水管内に引き込むための専用装置も必要となり、作業コストが嵩んでしまう。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、既設管渠を補修するの同時に熱交換器を効率よく敷設することができる既設管渠用更生材を提供することにある。また別の目的は、上記既設管渠用更生材を用いて熱交換器を低コストで敷設することができる熱交換器の敷設方法を提供することにある。また別の目的は、上記既設管渠用更生材を用いて低コストで設けることができる下水管排熱利用システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、手段1に記載の発明は、流体を流すために地中または地上に設置された既設管渠の損傷箇所を補修するために前記既設管渠の内壁面に設けられる更生材であって、熱伝達媒体の流通が可能な熱交換器を構成する熱交換流路が更生材本体に内蔵されていることを特徴とする既設管渠用更生材をその要旨とする。
手段1に記載の発明によれば、更生材本体に熱交換流路が内蔵されているので、既設管渠の内壁面に更生材を配置するのと同時に、熱交換流路を敷設することができる。また、本発明の既設管渠用更生材を用いる場合、従来の更生方法にて熱交換流路を敷設することができるので、熱交換流路を敷設するための新たな装置を用いる必要がなく、敷設作業を迅速に行うことができる。このため、既設管渠の内壁面に熱交換流路を低コストで敷設することができる。また、熱交換流路を内蔵したことにより、既設管渠の中心に臨む更生材内周面側にて熱交換流路を非露出状態で配置することができる。
手段2に記載の発明は、手段1において、前記熱交換流路は、前記既設管渠の内壁面に臨む更生材外周面よりも、前記既設管渠の中心に臨む更生材内周面側寄りに配置されるとともに、前記更生材本体と一体的に設けられていることをその要旨とする。
手段2に記載の発明によると、熱交換流路が更生材内周面側寄りに配置されるので、既設管渠を流れる流体の熱を熱交換流路内の熱伝達媒体に効率よく伝達させることができる。また、熱交換流路が更生材本体と一体的に設けられているので、更生材本体に熱交換流路を取り付ける必要がなく、熱交換流路の敷設作業を効率よく確実に行うことができる。
手段3に記載の発明は、手段2において、前記熱交換流路は、前記既設管渠の全周にわたって設けられていることをその要旨とする。
手段3に記載の発明によると、熱交換流路が既設管渠の全周にわたって設けられているので、既設管渠を流れる流体の熱を熱交換流路内の熱伝達媒体に確実に伝達させることができる。
手段4に記載の発明は、手段1乃至3のいずれかにおいて、前記既設管渠の内壁面に筒状部材を圧着させて前記内壁面を補修するものであることをその要旨とする。
手段4に記載の発明によると、更生材が筒状部材であるので、更生材の周方向に複数の熱交換流路を容易に設けることができる。この場合、既設管渠を流れる流体の熱を各熱交換流路内の熱伝達媒体に確実に伝達させることができる。
手段5に記載の発明は、手段1乃至3のいずれかにおいて、前記既設管渠の内壁面に対して帯状部材を螺旋状に巻き付けながら管状に製管して前記既設管渠の内壁面を補修するものであり、前記熱交換流路が螺旋状に設けられることをその要旨とする。
手段5に記載の発明によると、既設管渠の内壁面に対して帯状部材を螺旋状に巻きながら管状に製管してその内壁面を補修することにより、熱交換流路が螺旋状に設けられる。この場合、熱交換流路を長く形成することができ、既設管渠を流れる流体の熱を熱交換流路内の熱伝達媒体に確実に伝達させることができる。
手段6に記載の発明は、手段1乃至3のいずれかにおいて、前記既設管渠の形状に合わせた複数のリング状部材をその軸方向に連結しながら管状に製管して前記既設管渠の内壁面を補修するものであり、前記熱交換流路が前記複数のリング状部材に設けられるとともに、前記リング状部材の連結と同時に前記熱交換流路が連結可能に設けられていることをその要旨とする。
手段6に記載の発明によると、複数のリング状部材をその軸方向に連結しながら管状に製管する際に、各リング状部材の熱交換流路が連結される。このようにしても、既設管渠の内壁面に更生材を配置するのと同時に、熱交換流路を効率よく敷設することができる。
手段7に記載の発明は、手段1乃至3のいずれかにおいて、前記既設管渠の形状に合わせた複数のパネル状部材を連結しながら管状に製管して前記既設管渠の内壁面を補修するものであり、前記熱交換流路が前記複数のパネル状部材に設けられるとともに、前記パネル状部材の連結と同時に前記熱交換流路が連結可能に設けられていることをその要旨とする。
手段7に記載の発明によると、複数のパネル状部材を連結しながら管状に製管する際に、各パネル状部材の熱交換流路が連結される。このようにしても、既設管渠の内壁面に更生材を配置するのと同時に、熱交換流路を効率よく敷設することができる。
手段8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の既設管渠用更生材を前記既設管渠の内壁面に設けることにより、既設管渠の損傷箇所を補修しつつ前記内壁面に前記熱交換流路を敷設することを特徴とする熱交換器の敷設方法をその要旨とする。
手段8に記載の発明によれば、既設管渠用更生材を用いた従来の更生方法によって、熱交換器を構成する熱交換流路をスムーズに敷設することができる。さらに、熱交換流路の敷設と同時に既設管渠の損傷箇所を補修することができる。また、従来の更生方法にて熱交換流路を敷設することができるので、熱交換流路を敷設するための新たな装置を用いる必要がなく、敷設作業を迅速に行うことができる。このため、既設管渠の内壁面に熱交換器を低コストで敷設することができる。
手段9に記載の発明は、既設管渠である下水管の内壁面に設けられた請求項1乃至7のいずれか1項に記載の既設管渠用更生材と、前記既設管渠用更生材の前記熱交換器に流路的に接続されたヒートポンプと、前記ヒートポンプが取り出した熱エネルギーを貯蔵するための蓄熱装置とを備えた下水管排熱利用システムをその要旨とする。
手段9に記載の発明によれば、既設管渠用更生材の熱交換流路に熱伝達媒体が流れ、下水管内の下水の排熱が熱伝達媒体に伝達される。そして、熱伝達媒体がヒートポンプに供給されることによって、熱エネルギーとして取り出され、蓄熱装置に貯蔵される。このように下水管排熱利用システムを構成すると、地熱発電のように熱採取用の配管を新規に埋設する必要がなく、イニシャルコストを低く抑えることができる。
以上詳述したように、手段1〜7に記載の発明によると、既設管渠を補修するの同時に熱交換器を効率よく敷設することができる。また、手段8に記載の発明によると、上記既設管渠用更生材を用いて熱交換器を低コストで敷設することができる。さらに、手段9に記載の発明によると、下水の熱エネルギーを家庭等の冷暖房に利用するための下水管排熱利用システムを低コストで設けることができる。
第1の実施の形態の下水熱利用システムを示す概略構成図。 下水管に設けられた第1の実施の形態の更生材を示す断面図。 第1の実施の形態の更生材を示す斜視図。 下水管に設けられた第2の実施の形態の更生材を示す断面図。 第2の実施の形態の更生材を示す拡大断面図。 第3の実施の形態の更生材を示す斜視図。 下水管に設けられた第3の実施の形態の更生材を示す断面図。 第4の実施の形態の更生材を示す斜視図。 下水管に設けられた第4の実施の形態の更生材を示す断面図。
[第1の実施の形態]
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1には、下水管から熱エネルギーを採取する下水管排熱利用システムを示している。
図1に示されるように、下水管排熱利用システム1は、地中に埋設された下水管2(既設管渠)、下水管2の損傷箇所を補修するための更生材3(既設管渠用更生材)、下水の熱エネルギーを回収するためのヒートポンプ4、熱エネルギーを貯蔵するための蓄熱装置5、及び住宅6内の暖房及び冷房を行うための空調機7等を備えている。下水管2には住宅6等から排出される下水W1(流体)が流れる。この下水W1は、下水管2の下流側に設けられた下水処理場(図示略)に集められ、浄化された後に河川等に放流される。
図1及び図2に示されるように、本実施の形態の更生材3としては、硬質塩化ビニルからなる円筒状の更生管(筒状部材)が用いられている。この更生材3は、下水管2内において内壁面2aに密着した状態で配置されている。なお、本実施の形態の下水管2の口径は400mm程度であり、更生管の外径も400mm程度となっている。下水管2において、更生材3が配置される長さは30m程度である。また、更生材3の更生材本体3aには、熱伝達媒体W2(例えば、水)が流通可能な熱交換器を構成する熱交換流路11が一体的に設けられている。更生材本体3aにおいて、熱交換流路11は、下水管2の内壁面2aに臨む更生材外周面3bよりも、下水管2の中心に臨む更生材内周面3c側寄りに配置されている。この熱交換流路11内に熱伝達媒体W2が流れるようになっている。
本実施の形態では、下水管2の延設方向と平行な方向に複数本の熱交換流路11が併設されている。つまり、熱交換流路11は更生材3の全周にわたって設けられている。これら熱交換流路11を流れる熱伝達媒体W2に下水管2を流れる下水W1の熱エネルギーが伝達される。なお、本実施の形態における熱交換流路11は、更生材3の形成材料を用いて一体的に形成されているが、これに限定されるものではない。熱交換流路11として、例えば、金属製配管を用いてもよく、金属製配管を用いる場合には樹脂インサート成形によって更生材本体3aに設けてもよい。
さらに、更生材本体3aの下流側及び上流側の端部には、各熱交換流路11を結合して外部の専用配管12,13に接続するためのジョイント部14,15が設けられている。下流側のジョイント部14は、専用配管12を介してヒートポンプ4に接続されており、熱交換流路11の熱伝達媒体W2がヒートポンプ4に供給される。また、上流側のジョイント部15は、専用配管13を介して空調機7に接続されており、空調機7から排出された熱伝達媒体W2が各熱交換流路11に供給される。専用配管12,13の外面は、断熱材によって被覆されており、専用配管12,13内を熱伝達媒体W2が流れる際に熱エネルギーが配管外部に放出されないように構成されている。
ヒートポンプ4は、蓄熱装置5に接続されており、熱伝達媒体W2に伝達された熱エネルギーを取り出して蓄熱装置5に貯蔵する。空調機7は、蓄熱装置5に接続されており、蓄熱装置5に蓄えられた熱エネルギーを利用して、住宅6内の暖房や冷房を行う。そして、空調機7にて暖房または冷房に利用された熱伝達媒体W2は、専用配管13を介して更生材3の熱交換流路11に再度供給される。
このように下水管排熱利用システム1を構成することにより、今まで廃棄されていた下水W1の熱エネルギーを住宅6の冷暖房に有効利用することができる。
次に、下水管排熱利用システム1の熱交換器を構成する熱交換流路11の敷設方法について説明する。本実施の形態では、更生材3に熱交換流路11が一体的に形成されており、更生材3による下水管2の補修と同時に熱交換流路11が敷設される。
具体的には、先ず、下水管2に繋がるマンホール(図示略)の蓋を開け、その開口端から下水管2内に高圧洗浄機のノズルを挿入する。そして、そのノズルから高圧の洗浄水を放水することにより下水管2内を洗浄する。
その後、図3に示されるように、U字型に折り畳まれた円筒状の更生材3(筒状部材)をマンホールから下水管2内に挿入する。その後、ボイラー装置(図示略)から更生材3の内側に加熱蒸気を供給して更生材3を加熱することで円筒状に復元させる。さらに、更生材3の内側に圧縮空気を供給して、更生材3の外面3bを下水管2の内壁面2aに密着させるとともに更生材3を冷却する。この結果、下水管2の内壁面2aに円筒状の更生材3が圧着され、下水管2の損傷箇所が補修される。またこれと同時に、下水管2の内壁面2aに熱交換流路11が敷設される。そして、更生材3の端部に設けられた各ジョイント部14,15に専用配管12,13を介してヒートポンプ4及び空調機7を接続する。なお、ジョイント部14,15に対する専用配管12,13の接続は、例えば下水管2に形成されている分岐管等を利用して行われる。以上の工程を経て、本実施の形態の下水管排熱利用システム1が住宅6の敷地内に設置される。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態では、更生材3の更生材本体3aに熱交換流路11が内蔵されているので、既設の下水管2の内壁面2aに更生材3を配置するのと同時に、熱交換流路11を敷設することができる。また、本実施の形態の更生材3を用いる場合、従来の更生方法にて熱交換流路11を敷設することができるので、熱交換流路11を敷設するための新たな装置を用いる必要がなく、敷設作業を迅速に行うことができる。このため、下水管2の内壁面2aに熱交換流路11(熱交換器)を低コストで敷設することができる。また、熱交換流路11を内蔵したことにより、既設の下水管2の中心に臨む更生材内周面3c側にて熱交換流路11を非露出状態で配置することができる。よって、下水管2を流れる砂利等によって熱交換流路11が損傷するといったリスクが小さくなる。さらに、本実施形態のものでは、更生材内周面3cに凹凸が殆どないため、下水管2内の下水W1の流れを妨げるようなこともない。
(2)本実施の形態では、熱交換流路11が更生材内周面3c側寄りに配置されるので、下水管2を流れる下水W1の熱を熱交換流路11内の熱伝達媒体W2に効率よく伝達させることができる。また、熱交換流路11が更生材本体3aと一体的に設けられているので、更生材本体3aに熱交換流路11を取り付ける必要がなく、熱交換流路11の敷設作業を効率よく確実に行うことができる。
(3)本実施の形態では、更生材3が筒状部材であるので、更生材3の周方向に複数の熱交換流路11を容易に設けることができる。また、下水管2の全周にわたって複数の熱交換流路11が設けられているので、下水管2を流れる下水W1の排熱を熱交換流路11内の熱伝達媒体W2に確実に伝達させることができる。
(4)本実施の形態の下水管排熱利用システム1では、地熱発電のように熱採取用の配管を新規に埋設する必要がなく、イニシャルコストを低く抑えることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明を具体化した第2の実施の形態を図4及び図5に基づき説明する。本実施の形態では、下水管2の内壁面2aに設置される更生材21を変更した点が上記第1の実施の形態と異なる。なお、上記第1の実施の形態の更生材3は小口径(400mm程度)の下水管2に用いられていたが、本実施の形態の更生材21は、小口径〜大口径(250mm〜5000mm)の既設管渠に用いられる。
図4に示されるように、本実施の形態の更生材21は、例えば塩化ビニルからなる樹脂製の帯状部材であり、下水管2の内壁面2aに対して螺旋状に巻き付けながら円管状に製管して下水管2の内壁面2aを補修するものである。図5に示されるように、更生材21の更生材本体21aには、嵌合機構が設けられている。具体的には、更生材本体21aにおいて、一方の端部(図5では右側の端部)に嵌合部22が長手方向に沿って設けられるとともに他方の端部(図5では左側の端部)に嵌合部23が長手方向に沿って設けられている。嵌合部22は、更生材本体21aの端部において下水管2の内壁面2aと対向する表面21b側(図5では上面側)を段差状に切り欠いた断面略L字形の嵌合部である。一方、嵌合部23は、更生材本体21aの端部において裏面21c側(図5では下面側)を段差状に切り欠いた断面略L字形の嵌合部である。そして、嵌合部22と嵌合部23とが嵌合されることで更生材21が円管状に製管される。
更生材本体21aにおいて嵌合部22の側面にはシール材24が設けられており、更生材本体21aの端部がシール材24によって圧着されている。このシール材24によって更生材本体21aの嵌合部22,23の滑りが防止され、水密性が確保される。また、更生材本体21aの表面21b側には、断面T字状のリブ部25が複数突設されている。
本実施の形態においては、下水管2の内壁面2aと更生材21との間の隙間にモルタルなどの裏込め材26が充填される。そして、その裏込め材26が更生材本体21aのリブ部25に食い込むことでアンカー効果が得られ、更生材21が下水管2の内壁面2aに確実に固定される。
更生材本体21aにおいて、下水管2の中心側となる裏面21c側は平坦面となっており、その裏面21c側寄りの位置に熱交換流路27が一体的に設けられている。この熱交換流路27は、円筒状に製管された更生材21において螺旋状に設けられる。
本実施の形態では、下水管2の内壁面2aに更生材21を配置するのと同時に、熱交換流路27を敷設することができる。なお、更生材21の製管方法としては、小口径形製管の方法や中大口径形製管の方法を採用することができる。
本実施の形態の更生材21を用いれば、熱交換流路27を敷設するための新たな装置を用いる必要がなく、敷設作業を迅速に行うことができる。このため、下水管2の内壁面2aに熱交換流路27(熱交換器)を低コストで敷設することができる。さらに、更生材21を用いる場合、下水管2の内壁面2aに対して熱交換流路27が螺旋状に設けられる。この場合、熱交換流路27を長く形成することができ、下水管2を流れる下水W1の排熱を熱交換流路27内の熱伝達媒体W2に確実に伝達させることができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明を具体化した第3の実施の形態を図6及び図7に基づき説明する。本実施の形態においても、下水管2の内壁面2aに設置される更生材31を変更した点が上記第1の実施の形態と異なる。なお、本実施の形態の更生材31は、中口径〜大口径(900mm〜3000mm)の既設管渠に用いられる。
図6及び図7に示されるように、本実施の形態の更生材31は、例えばコンクリート製のリング状部材であり、リング状の複数の更生材31をその軸方向に連結しながら管状に製管して下水管2の内壁面2aを補修するものである。本実施の形態の下水管2の断面形状は円形状であり、各更生材31は、その断面形状に合わせて円形状に形成されている。なお、下水管2の断面形状が矩形状である場合には、複数の矩形リング状部材が更生材31として用いられる。また、下水管2の内壁面2aと更生材31との間の隙間にモルタルなどの裏込め材26が充填され、下水管2の内壁面2aに対して更生材31が固定される。
各更生材31の更生材本体31aには、周方向に複数の熱交換流路32が一体的に設けられている。更生材31における各熱交換流路32は軸方向に延設されており、更生材31の連結と同時に各熱交換流路32が連結可能に設けられている。具体的には、各更生材本体31aにおける軸方向の端面31bを係合部として密着させ、下水管2の内壁面2aと更生材本体31aとの間の隙間に裏込め材26を充填することで更生材31が移動不能に連結される。また、各更生材本体31aにおいて、例えば熱交換流路32の上流端には連結用メス部33(連結部)が設けられ、熱交換流路32の下流端には連結用オス部34(連結部)が設けられている。そして、各更生材31の連結と同時に連結用メス部33と連結用オス部34とが嵌合されて熱交換流路32が連結される。さらに、連結用メス部33と連結用オス部34との連結部には、ゴムパッキンなどのシール部35が設けられている。
本実施の形態では、下水管2の内壁面2aに更生材31を配置するのと同時に、熱交換流路32を敷設することができる。従って、熱交換流路32を敷設するための新たな装置を用いる必要がなく、敷設作業を迅速に行うことができる。このため、下水管2の内壁面2aに熱交換流路32(熱交換器)を低コストで敷設することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明を具体化した第4の実施の形態を図8及び図9に基づき説明する。本実施の形態においても、下水管2の内壁面2aに設置される更生材41を変更した点が上記第1の実施の形態と異なる。なお、本実施の形態の更生材41は、中口径〜大口径(800mm〜3000mm)の既設管渠に用いられる。
具体的には、図8及び図9に示されるように、本実施の形態の更生材41は、例えば高密度ポリエチレンからなる樹脂製のパネル状部材であり、複数の更生材41を連結しながら円管状に製管して下水管2の内壁面2aを補修するものである。具体的には、下水管2の内壁面2aに沿って鋼製の枠組み(図示略)をリング状に組み立て、その枠組みにパネル状の更生材41を組み付ける。そして、下水管2の内壁面2aと各更生材41との間の隙間にモルタルなどの裏込め材26を充填することにより、円管状に製管された各更生材41が下水管2の内壁面2aに固定される。
各更生材41の更生材本体41aには、長手方向に沿って熱交換流路42が一体的に設けられている。本実施の形態においても、各更生材41の連結と同時に各熱交換流路42が連結可能に設けられている。具体的には、各更生材本体41aにおいて、熱交換流路42の上流端には連結用メス部43(連結部)が設けられ、熱交換流路42の下流端には連結用オス部44(連結部)が設けられている。そして、更生材41の連結と同時に連結用メス部43と連結用オス部44とが嵌合されて熱交換流路42が連結される。さらに、連結用メス部43と連結用オス部44との連結部には、ゴムパッキンなどのシール部45が設けられている。
本実施の形態では、下水管2の内壁面2aに更生材41を配置するのと同時に、熱交換流路42を敷設することができる。従って、熱交換流路42を敷設するための新たな装置を用いる必要がなく、敷設作業を迅速に行うことができる。このため、下水管2の内壁面2aに熱交換流路42(熱交換器)を低コストで敷設することができる。
なお、本発明の各実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施の形態では、更生材3,21,31,41では、更生材本体3a,21a,31a,41aと一体的に熱交換流路11,27,32,42を設けていたが、これに限定されるものではない。例えば、更生材本体と熱交換流路とを別部材として設け、更生材本体に形成された収納部に熱交換流路を装着するよう更生材を形成してもよい。なお、熱交換流路を敷設する際には、熱交換流路を更生材本体に装着した更生材を用いる。このようにしても、従来と同様の更生方法によって、更生材を下水管2の内壁面2aに配置することができ、熱交換流路(熱交換器)の敷設を効率よく迅速に行うことができる。
・上記第1の実施の形態では、U字型に折り畳まれた更生材3を蒸気加熱によって円筒状に復元させる手法を採用したがこれに限定されるものではない。例えば、紫外線等によって更生材3を硬化させる手法を採用してもよい。また、更生材3の強度が不足し熱交換流路11が変形する可能性がある場合には、更生材3において熱交換流路11の近傍に補強リブを設けてもよい。
・上記第1実施の形態、第3の実施の形態、及び第4の実施の形態の更生材3,31,41において、下水管2の延設方向と平行な方向に熱交換流路11,32,42を設けていたが、第2の実施の形態と同様に、螺旋状に熱交換流路を設けてもよい。
・上記各実施の形態では、円筒状の下水管2に設置される下水熱利用システムに具体化していたが、これに限定されるものではなく、矩形状、馬蹄形状、楕円形状などの他の形状の下水管2に設置される下水管排熱利用システムに具体化してもよい。
・上記各実施の形態では、地中に埋設される下水管2に熱交換流路11,27,32,42(熱交換器)を敷設するものに具体化していたが、これに限定されるものではない。例えば、工場排水などを流す既設管渠に熱交換流路を敷設するものでもよく、この場合、既設管渠は地上に設けられる既設の配管であってもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した各実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)手段1または2において、前記既設管渠の延設方向と平行な方向に複数本の前記熱交換流路が併設されていることを特徴とする既設管渠用更生材。
(2)手段4において、U字型に折り畳まれた前記筒状部材を既設管渠内に挿入し、その既設管渠内において円筒状に復元させて内壁面に敷設されるものであることを特徴とする既設管渠用更生材。
(3)手段6または7において、前記更生材は連結のための係合部を有するとともに、前記熱交換流路同士の連結部にシール部を有することを特徴とする既設管渠用更生材。
1…下水管排熱利用システム
2…既設管渠としての下水管2
2a…内壁面
3,21,31,41…更生材
3a,21a,31a,41a…更生材本体
3b,21b…更生材外周面
3c,21c…更生材内周面
4…ヒートポンプ
5…蓄熱装置
11,27,32,42…熱交換器を構成する熱交換流路
W1…流体としての下水
W2…熱伝達媒体

Claims (9)

  1. 流体を流すために地中または地上に設置された既設管渠の損傷箇所を補修するために前記既設管渠の内壁面に設けられる更生材であって、熱伝達媒体の流通が可能な熱交換器を構成する熱交換流路が更生材本体に内蔵されていることを特徴とする既設管渠用更生材。
  2. 前記熱交換流路は、前記既設管渠の内壁面に臨む更生材外周面よりも、前記既設管渠の中心に臨む更生材内周面側寄りに配置されるとともに、前記更生材本体と一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の既設管渠用更生材。
  3. 前記熱交換流路は、前記既設管渠の全周にわたって設けられていることを特徴とする請求項2に記載の既設管渠用更生材。
  4. 前記既設管渠の内壁面に筒状部材を圧着させて前記内壁面を補修するものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の既設管渠用更生材。
  5. 前記既設管渠の内壁面に対して帯状部材を螺旋状に巻き付けながら管状に製管して前記既設管渠の内壁面を補修するものであり、前記熱交換流路が螺旋状に設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の既設管渠用更生材。
  6. 前記既設管渠の形状に合わせた複数のリング状部材をその軸方向に連結しながら管状に製管して前記既設管渠の内壁面を補修するものであり、前記熱交換流路が前記複数のリング状部材に設けられるとともに、前記リング状部材の連結と同時に前記熱交換流路が連結可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の既設管渠用更生材。
  7. 前記既設管渠の形状に合わせた複数のパネル状部材を連結しながら管状に製管して前記既設管渠の内壁面を補修するものであり、前記熱交換流路が前記複数のパネル状部材に設けられるとともに、前記パネル状部材の連結と同時に前記熱交換流路が連結可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の既設管渠用更生材。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の既設管渠用更生材を前記既設管渠の内壁面に設けることにより、既設管渠の損傷箇所を補修しつつ前記内壁面に前記熱交換流路を敷設することを特徴とする熱交換器の敷設方法。
  9. 既設管渠である下水管の内壁面に設けられた請求項1乃至7のいずれか1項に記載の既設管渠用更生材と、前記既設管渠用更生材の前記熱交換器に流路的に接続されたヒートポンプと、前記ヒートポンプが取り出した熱エネルギーを貯蔵するための蓄熱装置とを備えた下水管排熱利用システム。
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