JP2000283218A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JP2000283218A
JP2000283218A JP8563799A JP8563799A JP2000283218A JP 2000283218 A JP2000283218 A JP 2000283218A JP 8563799 A JP8563799 A JP 8563799A JP 8563799 A JP8563799 A JP 8563799A JP 2000283218 A JP2000283218 A JP 2000283218A
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hole
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pin
plate member
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JP8563799A
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Hiroyuki Noda
博之 野田
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋部材と固定板部材間に挟まれたゴム弾性体
製のフランジ部のシール性が確実に得られる防振装置を
提供する。 【解決手段】 防振装置は、ゴム弾性体製の有底の円筒
部11と、その開口11a側端部にて軸線方向に対して
垂直にかつ外方に伸びたフランジ部12を有する容器部
材10と、開口を閉塞する蓋部材20と、フランジ部1
2を挟んで蓋部材に対向して配設され、蓋部材と共にフ
ランジ部を圧縮した状態で蓋部材に固着される環状の固
定板部材25とを備えており、容器部材内には液体15
が封入されている。フランジ部の周方向複数箇所に軸方
向に貫通する貫通孔14を設け、固定板部材に立設され
たピン27が貫通孔に挿通される。貫通孔位置にて蓋部
材には挿入孔22が設けられ、ピンの貫通孔からの突出
部分が挿入孔に挿嵌される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の二重床であ
る床基材と床下地間に挟まれて配置される防振装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防振装置としては、例え
ば図7及び図8に示すように、有底筒状体であってその
開口側端部にて軸線に対して垂直にかつ外方に伸びたフ
ランジ部2を有するゴム弾性体製の容器部材1と、容器
部材1の開口1aを閉塞する蓋部材3と、フランジ部2
を挟んで蓋部材3に対向して配設され、蓋部材3と共に
フランジ部2を圧縮した状態でその外周部分4aが蓋部
材3に固着される環状の固定板部材4を設けており、容
器部材1内には液液5が封入されている。フランジ部2
は外周側部分が全周にわたって開口反対方向に突出した
厚肉部2aにされており、一方、固定板部材4は内周側
部分が全周にわたって開口方向に突出した突出部4bに
されており、厚肉部2aと突出部4bが互いに径方向に
係合している。そのため、フランジ部2の横方向への動
きが抑えられることにより、容器部材1のフランジ部2
と蓋部材3とのシール性が確保されるようになってい
る。
【0003】この防振装置は、軸線方向を上下に向けて
住宅の二重床である床基材と床下地間に挟まれて配置さ
れるもので、容器部材1内に液体5が封入されているた
め、この液体5の流動により、床重量衝撃で問題となる
低周波数の騒音を効率よく減衰させることが可能であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記防振装置
においては、大きな荷重が加わることにより、厚肉部2
aと突出部4bが互いに係方向に係合していても、ゴム
弾性体である容器部材1のフランジ部2に横方向の位置
ずれが発生し、このフランジ部2の変形により蓋部材3
との間のシール性が損なわれるおそれがある。はなはだ
しくは、蓋部材3と固定板部材4との間からフランジ部
2が抜けるという不具合が生じるおそれもある。本発明
は、上記した問題を解決しようとするもので、蓋部材と
固定板部材間に挟まれたゴム弾性体製のフランジ部のシ
ール性が確実に得られる防振装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、上記請求項1の発明の構成上の特徴は、有底筒状体
であってその開口側端部にて軸線に対して垂直にかつ外
方に延出したフランジ部を有するゴム弾性体製の容器部
材と、開口を閉塞する蓋部材と、フランジ部を挟んで蓋
部材に対向して配設され、容器部材内に液体が封入され
た状態で蓋部材と共にフランジ部を軸方向に全周にわた
って圧縮して蓋部材に固着される環状の固定板部材とを
備え、軸方向を上下に向けて住宅の二重床構造を構成す
る床基材と床下地との間に挟まれて配置される防振装置
であって、フランジ部の周方向複数箇所に軸方向に貫通
する貫通孔を設け、さらに貫通孔位置にて蓋部材及び固
定板部材のいずれか一方に立設されて貫通孔に挿通され
るピンを設けると共に、貫通孔位置にて蓋部材及び固定
板部材の他方に挿入孔を設け、ピンの貫通孔からの突出
部分を挿入孔に挿嵌させるようにしたことにある。
【0006】上記のように構成した請求項1の発明にお
いては、蓋部材及び固定板部材のいずれか一方に立設さ
れたピンがフランジ部の貫通孔に挿通され、その貫通孔
からの突出部分が蓋部材及び固定板部材の他方に設けた
挿入孔に挿嵌されるため、蓋部材と固定板部材間に圧縮
状態で挟まれたフランジ部がピンによって横方向に動か
ないように位置決めされる。そのため、防振装置に荷重
が加わることによるゴム弾性体である容器部材のフラン
ジ部の横方向の位置ずれが、ピンによって確実に防止さ
れる。
【0007】また、上記請求項2の発明の構成上の特徴
は、有底筒状体であってその開口側端部にて軸線に対し
て垂直にかつ外方に伸びたフランジ部を有するゴム弾性
体製の容器部材と、開口を閉塞する蓋部材と、フランジ
部を挟んで蓋部材に対向して配設され、容器部材内に液
体が封入された状態で蓋部材と共にフランジ部を全周に
わたって軸方向に圧縮する環状の固定板部材とを備え、
軸方向を上下に向けて住宅の二重床構造を構成する床基
材と床下地との間に挟まれて配置される防振装置であっ
て、フランジ部の周方向複数箇所に軸方向に貫通する貫
通孔を設け、さらに貫通孔位置にて蓋部材及び固定板部
材のいずれか一方に軸方向に貫通する取付孔を設けると
共に、貫通孔位置にて蓋部材及び固定板部材の他方に突
設され貫通孔及び取付孔に挿通されて取付孔から外部に
先端部分が突出するピンを設け、ピンの先端部分を潰す
ことによりピンを蓋部材及び固定板部材のいずれか一方
に係止させるようにしたことにある。
【0008】上記のように構成した請求項2の発明にお
いては、蓋部材及び固定板部材の他方に突設されたピン
を、フランジ部の周方向複数箇所に設けた貫通孔と、貫
通孔位置にて蓋部材及び固定板部材のいずれか一方に設
けた取付孔に挿通し、取付孔から外部に突出したピンの
先端部分を潰すことによりピンが蓋部材及び固定板部材
のいずれか一方に係止される。これにより、フランジ部
を挟んで蓋部材と固定板部材とが互いに固定される。さ
らに、このピンにより、蓋部材と固定板部材間に圧縮状
態で挟まれたフランジ部が横方向に動かないように位置
決めされる。そのため、防振装置に荷重が加わることに
よるゴム弾性体である容器部材のフランジ部の横方向の
位置ずれが、ピンによって確実に防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1及び図2は、同実施形態に係
る住宅の二重床構造に用いられる防振装置を、断面図及
び平面図により示したものである。防振装置は、ゴム弾
性体製の有底筒状体であって、その開口側端部にて軸線
に対して垂直にかつ外方に伸びたフランジ部12を有す
る容器部材10と、開口を閉塞する蓋部材20と、フラ
ンジ部12を挟んで蓋部材20に対向して配設され、蓋
部材20と共にフランジ部12を圧縮した状態で蓋部材
12に固着される環状の固定板部材25とを備えてお
り、容器部材10内には液体15が封入されている。液
体15は、低温時の凍結を防止するために、不凍液とす
ることが望ましい。
【0010】容器部材10は、図3に示すように、底部
を有する円筒部11と、円筒部11の開口11a側端部
(図示上端部)にて軸線に対して垂直にかつ外方に延出
した円環状で所定肉厚のフランジ部12を有している。
フランジ部12は、周方向の互いに90°離れた4箇所
に、径方向外方に半円状に突出した位置決め部13を設
けており、位置決め部13の中心位置には軸方向に貫通
する貫通孔14が形成されている。フランジ部12の固
定板部材25と重ね合わせられる表面の外周位置には、
周方向に沿って表面からわずかに突出したリング状の凸
部12aが設けられており、また各位置決め部13の貫
通孔14を囲んで、同軸的に表面からわずかに突出した
リング状凸部12bが設けられており、一部で上記凸部
12aに一体となっている。
【0011】蓋部材20は、樹脂製の厚板であって、そ
の外周縁形状は上記フランジ部12の外周縁と相似形状
であって、フランジ部12よりわずかに大きくなってい
る。蓋部材20のフランジ部12より外方に延びた部分
は、フランジ部12と対向する側が全周にわたって軸方
向にわずかに切り欠かれた環状の切欠き部21になって
いる。また、蓋部材20のフランジ部12との接触面側
には、上記貫通孔14との対応位置に挿入孔22が設け
られている。さらに、蓋部材20の上側面の中心位置に
は、垂直に突出する筒状の取付部23が設けられてい
る。
【0012】固定板部材25は、樹脂製の環状厚板であ
って、外周縁形状が上記蓋部材20と略相似形状になっ
ており、内径が容器部材10の筒状部11外径と略同一
になっている。固定板部材25は、フランジ部12に対
して外方にはみ出した部分が軸方向に一方(図示上方)
に突出した環状の取付凸部26になっており、取付凸部
26の高さは、フランジ部12の厚さよりわずかに小さ
くなっている。また、固定板部材25は、取付凸部26
側の内側の表面が、対向するフランジ部12の面の凹凸
形状に対応しており、フランジ部12の表面に密着する
ようになっている。そして、固定板部材25は、フラン
ジ部12における貫通孔14との対応位置に、垂直に突
出したピン27を設けており、ピン27は貫通孔14に
挿通されている。
【0013】つぎに、防振装置の組み立てについて説明
する。まず、容器部材10の円筒部11に固定板部材2
5を、ピン27がフランジ部12側を向くようにして挿
嵌させ、ピン27をフランジ部12の貫通孔14に挿通
させる。容器部材10内部に液体15を充填した後、貫
通孔14から先端が突出したピン27に、蓋部材20の
挿入孔22を位置合わせして嵌め合わせることにより、
容器部材10の開口端部側に蓋部材20を被せて開口1
1aを閉塞する。さらに、蓋部材20と固定板部材25
とによりゴム弾性体であるフランジ部12を挟んで押圧
力を加え、軸方向に圧縮させる。フランジ部12を圧縮
した状態で、固定板部材25の取付凸部26を蓋部材2
0の外周側切欠き部21に溶着させることにより、蓋部
材20と固定板部材25が固定されて、防振装置が得ら
れる。
【0014】この防振装置は、軸線方向を上下に向けて
容器部材10側が住宅の二重床を構成するコンクリート
スラブ等の床下地に載置され、蓋部材20側が床仕上げ
材とコンパネとを重ね合わせた床基材に対して、取付部
23をコンパネに差込むことにより固定され、床下地と
床基材間に挟まれて配置される。この防振装置は、容器
部材10内に液体15が封入されているため、液体の流
動による振動減衰作用により、床重量衝撃で問題となる
低周波数の騒音を効率よく吸収することができる。
【0015】さらに、この防振装置は、固定板部材25
に立設されたピン27がフランジ部12の貫通孔14に
挿通され、貫通孔14からの突出部分が蓋部材20に設
けた挿入孔22に挿嵌されるため、蓋部材20と固定板
部材25間に圧縮状態で挟まれたゴム弾性体であるフラ
ンジ部12がピン27によって動かないように位置決め
される。そのため、防振装置に荷重が加わることによる
フランジ部12の横方向の位置ずれが、ピン27によっ
て確実に防止され、フランジ部12のシール性が確保さ
れる。
【0016】なお、上記第1の実施形態においては、固
定板部材25にピン27が設けられ、蓋部材20に設け
た挿入孔22に挿嵌されるようになっているが、これに
代えて、蓋部材にピンを設け、固定板部材に挿入孔を設
けるようにしてもよい。また、蓋部材20と固定板部材
25は、樹脂製となっているが、金属製とすることもで
きる。
【0017】つぎに、第2の実施形態について、図4か
ら図6に基づいて説明する。容器部材30は、上記実施
形態において用いたものとほぼ同じ形状であり、円筒部
31と、その開口31a側に径方向外方に延出したフラ
ンジ部32を有している。フランジ部32には、同様の
位置決め部33が設けられており、位置決め部33には
大径の貫通孔34が設けられている。蓋部材40は、外
周縁形状がフランジ部32の外周縁と略同一形状であ
り、フランジ部32の貫通孔34との対応位置に軸方向
に貫通する取付孔41を設けており、その上面中心位置
には垂直に突出する取付部42を設けている。固定板部
材43は、外周縁形状がフランジ部32の外周縁と略同
一形状であり、フランジ部32の貫通孔34との対応位
置に軸方向に伸びた丸棒状のピン44を設けている。ピ
ン44の長さはフランジ部32と蓋部材40の厚さの和
より長く、その外径は貫通孔34及び取付孔41の内径
と略同一にされている。
【0018】つぎに、防振装置の組み立てについて、図
6(a)〜(c)により詳細に説明する。まず、容器部
材30の円筒部31に固定板部材43を、ピン44がフ
ランジ部32側を向くようにして挿嵌させ、ピン44を
位置決め部33の貫通孔34に挿通させる。容器部材3
0内部に液体15を充填した後、貫通孔34から先端が
突出したピン44に、蓋部材40の取付孔41を位置合
わせして嵌め合わせることにより、容器部材30の開口
端部側に蓋部材40を被せて開口31aを閉塞する。さ
らに、蓋部40と固定板部材43とによりフランジ部3
2を挟んで押圧力を加えて軸方向に圧縮させる。フラン
ジ部32を圧縮した状態で、ピン44の先端を溶融させ
て潰すことにより先端部44aが蓋部40の挿入孔41
の周囲に係止され、その結果、フランジ部32を挟ん
で、蓋部材40と固定板部材43が固定されて、防振装
置が得られる。この防振装置についても、上記第1の実
施形態に示したと同様に、軸線方向を上下に向けて容器
部材10側が床下地に載置され、蓋部材20側が床基材
に固定されて、床下地と床基材間に挟まれて配置され
る。
【0019】以上のように構成した第2の実施形態にお
いては、固定板部材43のピン44により、蓋部材40
と固定板部材43間に圧縮状態で挟まれたフランジ部3
2がピン44によって動かないように位置決めされる。
そのため、防振装置に荷重が加わることによる容器部材
30のフランジ部32の横方向の位置ずれが、ピン44
によって確実に防止され、フランジ部32におけるシー
ル性が確保される。
【0020】なお、上記第2の実施形態においても、固
定板部材に挿入孔を設け、蓋部材にピンを設けるように
してもよい。また、蓋部材40と固定板部材43につい
て、少なくとも一方を、樹脂製の代わりに金属製とする
こともできる。なお、上記各実施形態においては、フラ
ンジ部と固定板部材の接触面において、フランジ部にリ
ング状凸部を設けると共に固定板部材の内周側に凸部を
設け、これらを径方向で係合させるようにしているが、
これら凸部をなくして平坦な面とすることもできる。ま
た、フランジ部と蓋部材との位置ずれを防止するピン
は、周方向にほぼ等間隔で3箇所以上、好ましくは4箇
所以上に設けることが、固定の均一安定性を確保する上
で望ましい。その他、上記各実施形態に示した防振装置
については一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲
においては、種々の形態で実施することができる。
【0021】
【発明の効果】上記請求項1の発明によれば、防振装置
に荷重が加わることによるゴム弾性体である容器部材の
フランジ部における横方向の位置ずれが、ピンによって
確実に防止されるため、フランジ部のシール性が確保さ
れる。
【0022】また、請求項2の発明によれば、防振装置
に荷重が加わることによるゴム弾性体である容器部材の
フランジ部の横方向の位置ずれが、蓋部材及び固定板部
材のいずれか一方に係止されたピンによって確実に防止
され、フランジ部のシール性が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である防振装置を示す
図2のI−I線方向の断面図である。
【図2】同防振装置を示す平面図である。
【図3】同防振装置を構成する容器部材を示す断面図で
ある。
【図4】第2の実施形態である防振装置を示す図5のI
V−IV線方向の断面図である。
【図5】同防振装置を示す平面図である。
【図6】同防振装置の組付け状態を説明する説明図であ
る。
【図7】従来例である防振装置を示す軸方向断面図であ
る。
【図8】同防振装置を示す平面図である。
【符号の説明】
10…容器部材、11…円筒部、12…フランジ部、1
3…位置決め部、14…貫通孔、15…液体、20…蓋
部材、21…凹部、22…挿入孔、25…固定板部材、
26…取付凸部、27…ピン、30…容器部材、31…
円筒部、32…フランジ部、33…位置決め部、34…
貫通孔、40…蓋部材、41…取付孔、43…固定板部
材、44…ピン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状体であってその開口側端部にて
    軸線に対して垂直にかつ外方に延出したフランジ部を有
    するゴム弾性体製の容器部材と、前記開口を閉塞する蓋
    部材と、前記フランジ部を挟んで前記蓋部材に対向して
    配設され、前記容器部材内に液体が封入された状態で該
    蓋部材と共に該フランジ部を全周にわたって軸方向に圧
    縮して前記蓋部材に固着される環状の固定板部材とを備
    え、軸方向を上下に向けて住宅の二重床構造を構成する
    床基材と床下地との間に挟まれて配置される防振装置で
    あって、 前記フランジ部の周方向複数箇所に軸方向に貫通する貫
    通孔を設け、さらに該貫通孔位置にて前記蓋部材及び固
    定板部材のいずれか一方に立設されて該貫通孔に挿通さ
    れるピンを設けると共に、該貫通孔位置にて前記蓋部材
    及び固定板部材の他方に挿入孔を設け、前記ピンの前記
    貫通孔からの突出部分を前記挿入孔に挿嵌させるように
    したことを特徴とする防振装置。
  2. 【請求項2】 有底筒状体であってその開口側端部にて
    軸線に対して垂直にかつ外方に伸びたフランジ部を有す
    るゴム弾性体製の容器部材と、前記開口を閉塞する蓋部
    材と、前記フランジ部を挟んで前記蓋部材に対向して配
    設され、前記容器部材内に液体が封入された状態で該蓋
    部材と共に該フランジ部を全周にわたって軸方向に圧縮
    する環状の固定板部材とを備え、軸方向を上下に向けて
    住宅の二重床構造を構成する床基材と床下地との間に挟
    まれて配置される防振装置であって、 前記フランジ部の周方向複数箇所に軸方向に貫通する貫
    通孔を設け、さらに該貫通孔位置にて前記蓋部材及び固
    定板部材のいずれか一方に軸方向に貫通する取付孔を設
    けると共に、該貫通孔位置にて前記蓋部材及び固定板部
    材の他方に突設され前記貫通孔及び取付孔に挿通されて
    該取付孔から外部に先端部分が突出するピンを設け、該
    ピンの先端部分を潰すことにより該ピンを前記蓋部材及
    び固定板部材のいずれか一方に係止させるようにしたこ
    とを特徴とする防振装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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