JPS61167730A - 防振装置 - Google Patents

防振装置

Info

Publication number
JPS61167730A
JPS61167730A JP841185A JP841185A JPS61167730A JP S61167730 A JPS61167730 A JP S61167730A JP 841185 A JP841185 A JP 841185A JP 841185 A JP841185 A JP 841185A JP S61167730 A JPS61167730 A JP S61167730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
fixed
piston
lid
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP841185A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0353502B2 (ja
Inventor
Katsutoshi Maeda
前田 勝利
Ikuo Shimoda
郁夫 下田
Sumio Kawaguchi
澄夫 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JGC Corp
Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
JGC Corp
Oiles Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JGC Corp, Oiles Industry Co Ltd filed Critical JGC Corp
Priority to JP841185A priority Critical patent/JPS61167730A/ja
Publication of JPS61167730A publication Critical patent/JPS61167730A/ja
Publication of JPH0353502B2 publication Critical patent/JPH0353502B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/10Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、建物、設備、配管等の構造物に作用する地
震動におけるような急激な振動を吸収する構造物用防振
装置(#!動減衰装置、ダンパーともいう、)に関する
。     ゛ [従来の技術J 従来、この種の防振装置としては1例えば、■ばね式防
振装置、■油圧式防振装置、ダとがあるが、■は比較的
構造が簡単で、容易に構造物全体の固有振動数を上げて
外乱による共振振動を避けることができるなどの長所を
有する反面、大容量のものはばねの製作上の面から制約
を受ける欠点がある。また、■は共振振動を1良好に減
衰することができ、1慢な変位、例えば建物においては
風圧部、配管においては温度変化による伸縮等に対して
はほとんど拘束することなく自由に追従することができ
るうえ、大容量のものが比較的自由に製作することがで
きるなどの長所を有する反面、微小な振幅の振動あるい
は高い振動数の振動に対しては応答が悪く効果が期待で
きないうえ、シール材は絶えず内部応力あるいは摩擦力
を受け、シール材の破損が起りやすいなどの欠点がある
[本発明の技術的課題1 本発明は上記実情に鑑み、ばね式防振装置の長1所を活
かしつつ、粘性流体の粘性せん断抵抗による振動減衰機
能に着目して油圧式防振装置の欠点を解消した新規な防
振装置を提供することをその目的(技術的課題)とする
[本発明の構成及び作用1 本発明の防振装置は、上述した技術的課題を達成するた
め1次の構成(技術的手段)を採る。すなわち、■筒状
体の一端には円孔を備えた蓋体が、その他端には挿通孔
を備えた蓋体がそれぞれ固定され、■前記筒状体内には
、一端に複数個の貫通孔を有するピストンを固定したロ
ッドがその他端を前記蓋体の挿通孔において密封性の軸
受を介して支持されて、前記筒状体の外部に突出して配
され、■前記ピストンと前記挿通孔を備えた蓋体との間
には前記ロッドを覆って、一端が該ピストンまたはロッ
ドに固定され、他端が蓋体側に固定されたベローズが配
され、■前記ピストンには前記筒状体の内周面と微小な
環状隙間をもって筒状抵抗体が固定され、■前記円孔を
備えた蓋体には該円孔を囲んで前記筒状体内に突出する
保護円筒体が固定され、■前記保護円筒体内には開口部
を備えたベローズが該開口部を前記円孔に開口し、底部
を前記ピストン側に向けて該円孔の一方の開口部を閉塞
して配され、■前記筒状体内には粘性体が充填され、■
前記ロッドの外周には、一端が該ロッドに固定され、他
端が前記筒状体に反力をとる部材に固定されたコイルば
ねが配されてなる、ことを特徴とする防振装置。
しかして、上述した構成からなる防振装置において、構
造物の荷重(死荷重、動荷重を含む)は該防振装置に組
み込まれたコイルばねによって支持される。すなわち、
配管においては配管自体の荷重及び該配管を流れる流体
の荷重を支える。また、構築物にあっては、すしかい、
斜材等に介装され構築物の荷重を支持する。
また、地震動におけるように常時の荷重以外の急激な振
動荷重が作用し、筒状体とo−/ドとの間に相対変位が
生じた場合、この変位は筒状体の内周面とピストンに固
定された円筒抵抗体の外周面との微小な環状隙間におけ
る二面間の相対運動となってあられれる。しかるに、微
小な環状隙間には粘性体が介在しているので、ここに粘
性せん断抵抗力が働くことになる。すなわち、粘性せん
断抵抗力は一般に、粘性体の粘性係数、粘性体を介して
相対連動を行う二面の面積およびその相対速度にそれぞ
れ比例し、二面間の隙間距離に反比例するものであるの
で、これに連動する構造物の運動を止める方向に抵抗力
が作用するものである。
上記構成における隙間距離は微小隙間に形成され、かつ
筒状体内周面と円筒抵抗体外周面との相対面積は大きく
形成されているので、二面間に働く抵抗力は極めて大き
く、急激な運動は直ちに拘束される。
また、筒状体とロッドとの相対変位が微小変位あるいは
緩慢な変位である場合、二面間に働く抵抗力も極めて小
さいか、あるいは無視し得る程度であるため、当該変位
に対してIt何ら抵抗することなくこれを許容する。
ここで、筒状体内に充填される粘性体は、通常の粘性体
、例えばシリコン油などのほか、特に減衰特性の向上を
図るため高粘度の粘性体、例えばポリイソブチレン、ポ
リプロピレン、ポリブテン、ジメチルポリシロキサンな
どの高分子粘性体あるいはアスファルトなどが使用され
る。
特に、粘性体に高粘度の高分子粘性体を用いるときは、
上記特性は一層顕著になる。すなわち、この粘性体は非
ニユートン流体特性、すなわち擬田性流体特性(流体の
速度が大きくなるほど高粘度から低粘度に変化して流動
し易く、抵抗力の増加の度合が小さくなる特性、抵抗力
は速度のほぼ0.5〜0.8乗に比例する。)を示し、
その抵抗力の発生は同一速度であれば変位振幅、振動数
によらず一定であり、一定速度が与えられると該抵抗力
は矩形波的な立上りを示すので、振動に対して極めて敏
感であり、即答性に優れる特長を有する。
この結果、運動エネルギーは速やかに吸収され、かつ本
装置の各構成部材に対して振動によって生ずる有害な応
力等が生じることはない。
本装置においては、筒状体とロッドとの間に相対変位が
生じた際、筒状体内にピストンによって2室に区画され
た各室の容積は変化するが、この容積変化は筒状体の一
方の端部に固定された蓋体の円孔に開口して配されたベ
ローズの伸縮によって許容されるため、筒状体内に充填
された粘性体に内圧が発生することはない、また粘性体
の温度変化による体積変化も同様にベローズの伸縮によ
って許容される。
更に、本装置においては、前述した従来技術の油圧式防
振装置におけるOリング等のシール材を使用することな
く、筒状体内に充填された粘性体を密封しているので、
上記粘性体に内圧の発生がないことと相まって粘性体の
漏れはなく、粘性体心 の漏れに起因する性能の低下は起らず、また粘性体の劣
化は全く起らない。
そして、本防振装置は構造物に組み込まれたり、別途適
宜方法によって取り付けられるが、通常はピストンのシ
リンダーの取付は方法、すなわちクレビス型あるいはト
ラニオン型取付は方法が採用される。
[本発明の効果] 本発明の防振装置は叙上の構成と機能を有するもので、
従来のものに比べて、以下の種々優れた効果を有する。
■ 本装置によれば、本装置に組み込まれたコイルばね
により配管等の構造物を支持することができ他の支持装
置が不要であるとともに、該コイルばねの緩衝作用と粘
性せん断抵抗による緩衝作用とが相まって効果的な緩衝
作用を果すことができる。
■ 特に、地震動におけるような急激な振動変位が作用
するときには、筒状体内側面と円筒抵抗体外側面との微
小な環状間隙に介在する粘性体に粘性せん断抵抗力を生
起させ、この粘性体の有する良好な速度−抵抗力特性に
より、該振動変位は円滑に吸収され、かつ速やかに該振
動は阻止される。
また、振動変位が緩慢な変位であるときには、該変位を
許容し、装置自体並びに構造物に有害な応力を発生させ
ることがない。
■ 筒状体内に充填された粘性体の温度変化による体積
変化、および筒状体とロッドとの相対変位によって生ず
る筒状体内の容積変化は、筒状体の蓋体の円孔に開口し
て配されたベローズの伸縮によって許容されるので、粘
性体には内圧が発生せず、このため、本装置の各構成部
材の過大な応力による破損が生じない。
■ 上記■の効果と相まって、粘性体は完全に密封され
ているので、筒状体からの漏れはなく、該漏れに起因す
る性能の低下は起こらないばかりでなく、粘性体の劣化
は全く生じない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本防振装置の一実施例(第1実施例
という)の内部構造を示す。
図において、lは筒状体であって、IA、IBは該筒状
体lの両端部のフランジである。2は該筒状体lの一方
の端部のフランジIAに固定された蓋体であり、該蓋体
2にはその中央部に円孔2Aが形成されている。
3は該筒状体lの他方の端部のフランジIBに固定され
た蓋体であり、該蓋体3はその中央部に挿通孔3Aが形
成されている。
4は該筒状体l内に配されたロッドであり、該ロッド4
の一端は前記蓋体3の挿通孔・3Aにおいて密封性の軸
受5を介して支持され、外部に突出している。
6は筒状体l内において、該ロッド4の端部にナツト7
をもって固定された円板状のピストンであり、該ピスト
ン6にはその板面を貫通する複数個の孔6Aが円周方向
等間隔に穿設されている。
鎖孔6Aはその径を充分に大きくかつ多数設けられてい
るのでピストン6が移動するとき、後述の粘性体の抵抗
を生じさせない、そして、該ピストン6により筒状体l
内は室A−Hの2室に区画されている。
8は?、2状体l内の室A内にあって、ピストン6と蓋
体3との間に配されたベローズである。該ベローズ8は
ロッド4の外周面を覆って、その一端がロッド4の中間
位置に固定され、他端が蓋体3のボス部(又は内面)に
固定されている。
9はベローズ8の外周に配されたコイルばねであって、
ベローズ8と同様に筒状体1内の室A内にあってピスト
ン6と蓋体3との間に配される。
該コイルばね9はその一端がロッド4の中間位置に穿設
した鍔体lOに固定され、他端が蓋体3のボス部(又は
内面)に固定されている。
11は筒状体l内に配され、ピストン6の外周面に固定
された筒状抵抗体であり、該筒状抵抗体11の外周面と
筒状体lの内周面とは微小な環状間隙Sをもって配され
ている。
12は筒状抵抗体11の両端部外周面に固定された所定
の厚みを有するスペーサーであり、該スペーサー12は
前記微小な環状間隙Sを確保している。
13は両端が開口した保護円筒体であり、該保護円筒体
13は前記蓋体2の円孔2Aを囲んで該蓋体2に固定さ
れるとともに筒状体1内の室Aに突出して配されている
14は該保護円筒体13内に配されたベローズであり、
該ベローズ14は一端に開口部14Aを備え、他端に底
部14Bを備えている。該ベローズの開口部14Aは蓋
体2の円孔2Aに開口し、該開口部14Aの周縁におい
て蓋体2に固定されて該円孔2Aの一方の開口部を閉塞
している。
15は筒状体l内に充填された粘性体である。
本実施例ではコイルばね9が筒状体l内に配され、かつ
粘性体15に常時浸漬されているので。
錆が発生することなく、かつ、装置全体をコンパクトな
ものとすることができる。
上述した構成からなる木(第1)実施例の防振装置は次
のように作用する。
筒状体lとロッド4との間に相対変位が生じた場合、こ
の変位は筒状体lの内周面とピストン6に固定された筒
状抵抗体11の外周面との微小な環状隙間Sにおける二
面間の相対運動となって現われる。そして、この微小な
環状隙間Sには粘性体15が介在しているので、ここに
粘性せん断抵抗力が働くことになる。
ここで、当該変位が地震動におけるような急激な変位で
ある場合は、二面間の相対運動も急激に起るので、粘性
体15に生起される抵抗力は極めて大きく、急激な変位
に対しては、これに抵抗して当該変位を直ちに阻止する
。このとき、筒状体l内のピストン6によって区画され
た室A−Hには容積変化が起るが、この容積変化は蓋体
2の円孔2Aに開口して設けられたベローズ14の伸縮
によって逃がされるため、筒状体l内に充填された粘性
体15には内圧が生じない。
また、当該変位が緩慢な変位(風圧、温度変化などによ
って生ずる変位)である場合は、二面間の相対運動も緩
やかに起るので、粘性体15に生起される抵抗力も極め
て小さいか、あるいは無視し得る程度であるため、緩慢
な変位に対しては何ら抵抗することなくこれを許容する
。なお、粘性体15の温度変化により生じる体積変化も
上記同様ベローズ14の伸縮によって逃がされる。
第3図は本防振装置の他の実施例(第2実施例という)
の内部構造を示す。
第1実施例と相違する特徴点はコイルばねを筒状体の外
部に配した点になる0本実施例において。
第1実施例と同等の機能をもつ部材には同一の符号が付
しである。
図において、20は延長筒であって、筒状体lの蓋3偏
に延長して設けられる。すなわち、該延長筒20の一方
の端部のフランジ20Aを筒状体lの蓋3に衝接し、筒
状体lのフランジIB、蓋3及び該延長@20の7ラン
ジ20Aのそれぞれのボルト挿通孔を介してボルト・ナ
ツト(図示せず)をもって固定される・ 21は外蓋であって、延長筒20の他方の端部に固定さ
れる。該外蓋21の中央の孔21Aにはロッド4が軸受
22を介して摺動自在に挿通される。
23はコイルばねであって、ロッド4を遊嵌状に抱持し
て延長筒20内に配される。該フィルばね23はその一
端をロッド4に固定された鍔24に圧接し、その他端を
調整ねじ25の先端部に支持されたバックアップリング
26に圧接している。
調整ねじ25は外M21に円周方向に複数箇所にわたっ
て穿設されたねじ孔21Bに貫通状に螺入されてなる。
本実施例においては、コイルばね23が筒状体lの外部
にあるので該ばね23の弾力の調整が可能であり、外部
温度に適応した温度補正ができ、常時最適な緩衝作用を
奏することができる。また。
コイルばね23は筒状体1の大きさに制約されないので
大きさを自由に選択することができ、設計上有利となる
第4図ないし第8図は第1実施例の本防振装置の取付は
態様を例示するもので、構造物として配管を例にとり、
配管に本防振装置を取り付けた例を示す。
第4図および第5図は、本防振装置Hを配管にクレビス
型取付は方法により取り付けたものである。
図において、31は一端を筒状体lより突出して配され
たロッド4の先端に固定された中空棒体からなる支持部
材であり、該支持部材31の先端には偏平部32が形成
されているとともにそこに取付孔32Aが設けられてい
る。
33は筒状体1の端部に固定された蓋体2の円孔2Aに
嵌合され、かつ固定された中空棒体からなる支持部材で
あり、該支持部材33の先端には偏平部34が形成され
ているとともにそこに取付孔34Aが設けられている。
331は該支持部材33に設けられた孔で、鎖孔331
はベローズ14の内部と連通しており、該ベローズ14
の伸縮にともなう空気の流出入路となる。
35.35は配管Pの外周面に所定の間隔をもって固定
された取付台である。
36.36は該取付台35.35にそれぞれ固定された
相対向する係合腕37を備えた連結金具↑ある。
該連結金具36.36の係合腕37間に前記一方の支持
部材31の先端偏平部32が挿入されるとともに該偏平
部32の取付孔32Aにピン38が挿入され、該ピン3
8が係合腕37に固定されることによって、該支持部材
31は取付台35に対しピン38まわりに回転可能に連
結されている。
39.39は配管Pに隣接した架構Cに固定されたブラ
ケットであり、該ブラケット39には相対向する係合腕
40を備えた連結金具41.41がピン42によって該
ピン42まわりに回転可能に連結されている。そして、
該連結金具41の係合腕40間に前記他方の支持部材3
3の偏平部34が挿入されるとともに該偏平部34の取
付孔34Aにピン43が挿入され、該ピン43が係合腕
40に固定されることによって、該支持部材33は該ピ
ン43まわりに回転可能に連結されている。
第6図ないし第8図は、本防振装置Hを配管にトラニオ
ン型取付は方法により取り付けたものである。
図において、51.51は筒状体1の外周面に相対向し
て設けられた固定台であり、該固定台51にはピン52
.52がそれぞれ立設されている。
53は該ピン52.52に係合する相対向する支持腕5
4を備えた連結部材である。55.55は配管Pの外周
面に設けられた取付台であり、該取付台55に前記連結
部材53が固定される。
56は筒状体lより突出して配されたロッド4の先端に
固定された中空棒体からなる支持部材であり、該支持部
材56の先端には偏平部57が形成されているとともに
そこに取付孔57Aが設けられている。
58.58は配管Pに隣接した架台りに固定されたブラ
ケットであり、該ブラケット58には相対向する係合腕
59を備えた連結金具60.60がピン61.61によ
って該ピン61まわりに回転可能に結合されている。
該連結金具60の係合腕59間に前記支持部材56の偏
平部57が挿入されるとともに該偏平部57の取付孔5
7Aにピン62.62が嵌挿され、該ピン62が係合腕
59に固定されることによって、該支持部材56はピン
62まわりに回転可能に連結されている。
上述の第4図ないし第8図に示す取付は方法においては
、配管Pに生ずる温度変化等による緩慢な変位(配管の
伸縮)に対しては、筒状体1が該筒状体lに固定された
支持部材において、それぞれピン軸まわりに回転可能に
連結されているので、当該変位はこのピン軸まわりの回
転によって許容される。
第9図は本防振装置を建築物の架橋に取り付けた例を示
す。
すなわち、本防振装置Hは、柱I、梁Jからなる建築物
(通常は高層建築物)の斜材にの間に介装される。しか
して、建築物に地震による急激な水平振動が加わったと
き、斜材Kにはその軸線に沿った引張、圧縮応力が生じ
、それに伴って斜材Kに伸縮変位が生起する0本防振装
置Hはこの伸縮変位を装置内の粘性体に伝えてその抵抗
力により斜材の振動ひいては建築物の急激な振動を吸収
する。
本発明の構造物用防振装置は構造物の種類並びにその構
造に応じて適宜の取付は態様により取り付けられるもの
であり、叙上の取付は態様に限定されるものでない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の防振装置の実施例を示すもので。 第1図はその一実施例(第1実施例)の防振装置の縦断
面図、第2図は第1図のx−X線横断面図、第3図は他
の実施例(第2実施例)の縦断面図、第4図は本防振装
置の取付は態様を示す縦断面図、第5図は本防振装置を
構造物に取付けた態様を示す側面図、第6図は本防振装
置の他の取付は態様を示す縦断面図、第7図は防振装置
を構造物に取り付けた他の態様を示す側面図、第8図は
第7図の部分拡大横断面図、第9図は防振装置を他の構
造物に取り付けた態様を示す側面図である。 1・・・筒状体 2.3・・・蓋体 2A・・・円孔 
3A・・・挿通孔 4・・・ロッド 5・・・軸受 6
・・・ピストン8・・・ベローズ 9・・・(内部)コ
イルばね 11・・・・・・円筒抵抗体 13・・・保
護円筒体 14・・・ベローズ 15・・・粘性体 2
3・・・(外部)コイルばねS・・・環状隙間 第7図 V 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、筒状体(1)の一端には円孔(2A)を備えた蓋体
    (2)が、その他端には挿通孔(3A)を備えた蓋体(
    3)がそれぞれ固定され、 前記筒状体(1)内には、一端に複数個の貫通孔(6A
    )を有するピストン(6)を固定したロッド(4)がそ
    の他端を前記蓋体(3)の挿通孔(3A)において密封
    性の軸受(5)を介して支持されて、前記筒状体(1)
    の外部に突出して配され、前記ピストン(6)と前記挿
    通孔(3A)を備えた蓋体(3)との間には前記ロッド
    (4)を覆って、一端が該ピストン(6)またはロッド
    (4)に固定され、他端が蓋体(3)側に固定されたベ
    ローズ(8)が配され、 前記ピストン(6)には前記筒状体(1)の内周面と微
    小な環状隙間(S)をもって筒状抵抗体(11)が固定
    され、 前記円孔(2A)を備えた蓋体(2)には該円孔(2A
    )を囲んで前記筒状体(1)内に突出する保護円筒体(
    13)が固定され、 前記保護円筒体(13)内には開口部(14A)を備え
    たベローズ(14)が該開口部(14A)を前記円孔(
    2A)に開口し、底部(14B)を前記ピストン側(6
    )に向けて該円孔(2A)の一方の開口部を閉塞して配
    され、 前記筒状体(1)内には粘性体(15)が充填され、前
    記ロッド(4)の外周には、一端が該ロッド(4)に固
    定され、他端が前記筒状体(1)に反力を取る部材に固
    定されたコイルばねが配されてなる、 ことを特徴とする防振装置。 2、コイルばね(9)は筒状体(1)の内部においてベ
    ローズ(8)の外周に配されてなる特許請求の範囲第1
    項に記載の防振装置。 3、コイルばね(23)は筒状体(1)の外部に配され
    てなる特許請求の範囲第1項に記載の防振装置。
JP841185A 1985-01-22 1985-01-22 防振装置 Granted JPS61167730A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP841185A JPS61167730A (ja) 1985-01-22 1985-01-22 防振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP841185A JPS61167730A (ja) 1985-01-22 1985-01-22 防振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61167730A true JPS61167730A (ja) 1986-07-29
JPH0353502B2 JPH0353502B2 (ja) 1991-08-15

Family

ID=11692399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP841185A Granted JPS61167730A (ja) 1985-01-22 1985-01-22 防振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61167730A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7000907B2 (en) * 2001-05-10 2006-02-21 Dt Swiss Inc. Spring system for bicycles
JP2010203619A (ja) * 2002-02-21 2010-09-16 Oiles Ind Co Ltd 吸振器及びそれを用いた制震構造
US20120145495A1 (en) * 2006-09-06 2012-06-14 Claudiu Valentin Suciu Colloidal damper
JP2013189842A (ja) * 2012-02-17 2013-09-26 Kyoto Univ 構造物用の滑り支承

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7000907B2 (en) * 2001-05-10 2006-02-21 Dt Swiss Inc. Spring system for bicycles
JP2010203619A (ja) * 2002-02-21 2010-09-16 Oiles Ind Co Ltd 吸振器及びそれを用いた制震構造
US20120145495A1 (en) * 2006-09-06 2012-06-14 Claudiu Valentin Suciu Colloidal damper
US8770359B2 (en) * 2006-09-06 2014-07-08 School Juridical Person Of Fukuoka Kogyo Daigaku Colloidal damper
JP2013189842A (ja) * 2012-02-17 2013-09-26 Kyoto Univ 構造物用の滑り支承

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0353502B2 (ja) 1991-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10634205B2 (en) Ultra-low frequency tuned liquid mass damper and design method of the same
US4760996A (en) Damper and isolator
US5560162A (en) Seismic brake
JPS62118131A (ja) 液入り防振装置
JP2008530480A (ja) 外部から加圧されるシールベローズを使用する改善された隔離器
JP4381601B2 (ja) 直接流体剪断式ダンパ
JPS5857581A (ja) 減衰機能を有する配管支持装置
US5743362A (en) Temperature compensated viscous damper
JPS61167730A (ja) 防振装置
KR101164982B1 (ko) 구조물의 제진 락업 장치
JPS6256374B2 (ja)
JP2001131913A (ja) 制震構造
JPS6323437B2 (ja)
JPS63251639A (ja) 振動エネルギ吸収装置
EP0339113B1 (en) Vibration damper and isolator
JPS6354955B2 (ja)
JP3081686B2 (ja) 構造物用免震装置
JPS629082A (ja) 配管の防振装置
JPH1026173A (ja) 制振用ダンパ
JPH065092B2 (ja) 粘性せん断抵抗を利用した塔状構造物用振動減衰装置
JPS63275827A (ja) 流体封入式マウント装置を用いた防振方法
JPS6210518Y2 (ja)
JPS6332432Y2 (ja)
JPH10252829A (ja) セミアクティブ制振ダンパ
JPH0520809Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees