JP2000283206A - ブラケット取付構造 - Google Patents

ブラケット取付構造

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ブレーキホースブラケット22を、ダン
パ17に当てるダンパ取付面32と、ブレーキホース2
1を固定するためにダンパ取付面32から立上げたホー
ス固定面33と、ダンパ取付面32に切欠き形成した切
欠き部34とから構成し、この切欠き部34を構成する
辺のうち、ホース固定面33に近い方の辺を1点の溶接
部Wでダンパ17の外周面31に固定した。 【効果】 溶接によるブラケットの変形を防ぐことがで
き、ブラケットの倒れを抑えることができる。従って、
溶接時にはブラケットの位置がずれないようにしておく
だけで済み、従来の複数箇所を溶接していた時にブラケ
ットが倒れないように治具等で押えていたのに比べて容
易に溶接を行うことができ、溶接時間を短縮することが
できて、生産性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶接時の倒れを抑え
るのに好適なブラケット取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ブレーキ装置に油圧を供給するブレーキ
ホースを車体に固定する場合、ブレーキ装置近傍に配置
したダンパの外表面にブラケットを溶接し、このブラケ
ットにブレーキホースを取付ける。このようなブラケッ
トについては、例えば、実開昭55−105681号公
報「ブレーキホースブラケット」が知られている。
【0003】上記技術は、ブラケット本体の固定部と取
付け部との間に亘る補強用リブを、固定部と取付け部と
の一部を利用して形成するように構成したものであり、
同公報の第1図及び第2図に示される通り、ブラケット
本体2aは、緩衝器1の外周に取付けるための固定部4
と、ブレーキホースを取付けるための取付け部5と、固
定部4に設けた溶接部4bとを備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】緩衝器1の外周にブラ
ケット本体2aを固定する場合、ブラケット本体2aの
溶接部4bを溶接することになるが、溶接部4bがブラ
ケット本体2aの端部に位置するため、溶接時にブラケ
ット本体2aが倒れないように且つ位置がずれないよう
に治具等で保持しておく必要がある。
【0005】また、ブラケット本体2aの数箇所をスポ
ット的に溶接する方法があるが、このような複数箇所の
溶接では、ブラケットの一つの溶接箇所と別の溶接箇所
との間で、溶接時の熱による反りが発生し、ブラケット
の倒れが大きくなる。そこで、本発明の目的は、ダンパ
にブラケットを溶接するときに、ブラケットの倒れを抑
えることができるブラケット取付構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、ブレーキホース等の可撓性配管を固定す
るブラケットをダンパの外周面に溶接にて取付けるブラ
ケット取付構造において、ブラケットを、ダンパに当て
るダンパ取付面と、配管を固定するためにダンパ取付面
から立上げた配管固定面と、ダンパ取付面に切欠き形成
した切欠き部とから構成し、この切欠き部を構成する辺
のうち、配管固定面に近い方の辺を1点の溶接部でダン
パの外周面に固定した。
【0007】ブラケットのダンパ取付面に切欠き部を形
成し、この切欠き部の配管固定面に近い方の辺を1点の
溶接部でダンパの外周面に固定して、溶接時のブラケッ
トの倒れを抑えるとともに、従来、複数箇所を溶接して
いたのに対して溶接時間を短縮し、生産性の向上を図
る。
【0008】請求項2は、ブレーキホース等の可撓性配
管を固定するブラケットをダンパの外周面に溶接にて取
付けるブラケット取付構造において、ブラケットを、ダ
ンパに当てるダンパ取付面と、配管を固定するためにダ
ンパ取付面から立上げた配管固定面と、ダンパ取付面に
開けた穴とから構成し、この穴を構成する周縁のうち、
配管固定面に近い方の部位を1点の溶接部でダンパの外
周面に固定した。
【0009】ブラケットのダンパ取付面に穴を開け、こ
の穴の周縁の配管固定面に近い方の部位を1点の溶接部
でダンパの外周面に固定し、ダンパ取付面の剛性の低下
を抑えることによって溶接時のブラケットの倒れをこれ
まで以上に抑える。また、従来、複数箇所を溶接してい
たのに対して溶接時間を短縮し、生産性の向上を図る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るブラケット取付構造の
第1の実施の形態を採用した車両の要部正面図であり、
車両10は、車体11にストラット式サスペンションを
構成するストラット12の上部を取付け、ストラット1
2の下部に図示せぬナックルを取付け、このナックルに
車体11の下部から延ばしたアーム13を取付け、ナッ
クルに車輪14を回転自在に取付け、この車輪14を図
示せぬエンジン及び変速機に連結したドライブシャフト
15で駆動するものである。
【0011】ストラット12は、ダンパ17と懸架スプ
リング18とからなり、ブレーキホース21を固定する
ために、ダンパ17の下部外周面にブラケットとしての
ブレーキホースブラケット22を溶接したものである。
ブレーキホース21は、車輪14の内側に配置した図示
せぬブレーキ装置に油圧を供給するための可撓性を有す
る配管である。ここで、25はゴムブーツ、26は車体
11にストラット12をとりつけるためのマウントブラ
ケット、27,28は懸架スプリング18の上下を受け
るアッパ・ロアスプリングシートである。
【0012】図2は本発明に係るブラケットの要部斜視
図(第1の実施の形態)であり、ダンパ17の外周面3
1に沿わせてブレーキホースブラケット22を固定した
ことを示す。ブレーキホースブラケット22は、外周面
31に当てるダンパ取付面32と、ブレーキホース21
(図1参照)を固定するために上記ダンパ取付面32か
ら立上げたホース固定面33とからなる。
【0013】ダンパ取付面32は、外周面31に沿わせ
た円筒の一部を構成し、一辺にコ字状に切り欠いた切欠
き部34を備え、この切欠き部34を構成する辺のう
ち、ホース固定面33に近い方の辺である底部35を外
周面31に一点の溶接部Wで固定したものである。な
お、36,37はアーム部、Wは溶接部である。
【0014】ホース固定面33は、ブレーキホース21
を固定するためのホース固定穴41を備え、このホース
固定穴41にブレーキホース21(図1参照)の端部を
挿入し、ナットやフォーク状の板ばね等で固定するもの
である。なお、42はダンパ取付面32とホース固定面
33とに亘って一体に形成した補強用リブである。
【0015】このように、ダンパ17の軸方向に平行な
底部35に沿って溶接したことで、ホース固定面33に
平行で且つダンパ17の軸方向に平行、即ち上下方向に
作用する外力に対してブレーキホースブラケット22の
ダンパ17に対する結合力を大きくすることができる。
【0016】図3は図2の3−3線断面図であり、ダン
パ取付面32のアーム部36,37(36は不図示)の
円弧長L1は、ダンパ取付面32の有効円弧長L2(ダ
ンパ17の外周面31に接する部分の円弧長)に対して
約1/2に設定したものであり、溶接する底部35をダ
ンパ取付面32のほぼ中央に配置するようにしたもので
ある。
【0017】これにより、溶接部Wからアーム部36,
37の先端までの距離と、溶接部Wからダンパ取付面3
2におけるホース固定面33の立上り部までの距離とが
ほぼ等しくなって、ホース固定面33に垂直な方向に作
用する力に対して、ブレーキホースブラケット22が撓
みにくくなる。
【0018】上記の有効円弧長L2に対して円弧長L1
を1/2以上とすると、アーム部36,37の効果をよ
り大きくすることができる。また、円弧長L1が有効円
弧長L2の1/2未満であってもアーム部36,37の
効果を得ることができる。円弧長L1は、材料の歩留り
やコストに見合う長さに設定してもよい。
【0019】以上に述べたブラケット取付構造の作用を
次に説明する。図4(a)〜(c)はブラケットに作用
する力を説明する説明図であり、(a)は本実施例(第
1の実施の形態)、(b),(c)は比較例である。
(a)の本実施例において、ブレーキホースブラケット
22のダンパ取付面32をダンパ17に沿わせた形状に
形成し、且つダンパ17にブレーキホースブラケット2
2を切欠き部34の底部35の1点の溶接部Wで固定す
るので、溶接時にはブレーキホースブラケット22の倒
れが発生しないため、ブレーキホースブラケット22の
位置がずれないようにしておくだけでよい。
【0020】また、ダンパ17にブレーキホースブラケ
ット22を固定した後に、ブレーキホースブラケット2
2に車両の振動等によって外力Fが加わった場合には、
外力Fと、この外力Fが加わった位置と溶接部Wとの距
離D1とにより、ブレーキホースブラケット22を反時
計回りに回転させようとするモーメントM1=F・D1
が生じるが、このモーメントM1をアーム部36,37
のアーム長D2及び溶接部Wで受けるため、ブレーキホ
ースブラケット22は変形しにくい。
【0021】(b),(c)の比較例1は、ダンパ17
の外周面31にブレーキホースブラケット101を取付
けたものである。ブレーキホースブラケット101は、
ダンパ取付面102と、このダンパ取付面102から立
上げたホース固定面103とからなり、ダンパ取付面1
02の端部を外周面31に溶接したものである。
【0022】(b)において、ブレーキホースブラケッ
ト101のダンパ取付面102をダンパ17に沿わせた
形状に形成し、且つダンパ17にブレーキホースブラケ
ット101を1点の溶接部W1で固定するので、溶接時
にはブレーキホースブラケット101の倒れが発生しな
いため、ブレーキホースブラケット101の位置がずれ
ないようにしておくだけでよい。
【0023】また、ダンパ17にブレーキホースブラケ
ット101を固定した後に、ブレーキホースブラケット
101に車両の振動等によって外力Fが加わった場合に
は、外力Fと、この外力Fが加わった位置と溶接部W1
との距離D3とにより、ブレーキホースブラケット10
1を反時計回りに回転させようとするモーメントM2=
F・D3が生じるが、モーメントM2を、(c)に示す
ように、溶接部W1だけで支えることになり、ブレーキ
ホースブラケット101は変形し易くなる。
【0024】以上の(a)〜(c)に示したように、ダ
ンパ取付面32をダンパ17の外周面31に沿わせ、且
つダンパ17の外周面31にブレーキホースブラケット
22を1点の溶接部Wで、しかもダンパ取付面32のほ
ぼ中央部分を固定するので、ホース取付面33の倒れを
発生させずにダンパ17にブレーキホースブラケット2
2に容易に取付けることができる。
【0025】ただし、比較例1のように、1点の溶接部
Wで固定してもダンパ取付面102の端部で取付けた場
合には、取付後のブレーキホースブラケット101が変
形し易くなる。更に、比較例2のように、2点の溶接部
W1,W2で固定すると、溶接時にブレーキホースブラ
ケット111の倒れが発生し、好ましくない。
【0026】図5(a),(b)は本発明に係るブラケ
ット取付構造の第2の実施の形態を説明する説明図であ
り、(a)は斜視図、(b)は(a)のX矢視図であ
る。(a)において、ブレーキホースブラケット50
は、ダンパ17の外表面31に取付けるダンパ取付面5
1と、ブレーキホース21(図1参照)を固定するため
に上記ダンパ取付面51から立上げたホース固定面52
とからなる。
【0027】ダンパ取付面51は、外周面31に沿わせ
た円筒の一部を構成し、U字状に切り欠いた切欠き部5
3を備え、この切欠き部53の曲線状の底部54を外周
面31に溶接したものである。なお、55,56はアー
ム部、57はホース固定面52に開けたホース固定穴、
58,58はダンパ取付面51とホース固定面52とに
亘って一体に形成した補強用リブである。
【0028】(b)において、切欠き部53の底部54
を外周面31に溶接することで、1点の溶接部Wによ
り、溶接時のブレーキホースブラケット50の倒れを防
ぐとともに、円弧状の底部54により、溶接長さを大き
くして溶接強度を高めることができる。
【0029】図6(a),(b)は本発明に係るブラケ
ット取付構造の第3の実施の形態を説明する説明図であ
り、(a)は斜視図、(b)は(a)のY矢視図であ
る。(a)において、ブレーキホースブラケット60
は、ダンパ17の外表面31に取付けるダンパ取付面6
1と、ブレーキホース21(図1参照)を固定するため
に上記ダンパ取付面61から立上げたホース固定面62
とからなる。
【0030】ダンパ取付面61は、外周面31に沿わせ
た円筒の一部を構成し、矩形穴63を開けたものであ
り、この矩形穴63の一部を外周面31に溶接したもの
である。なお、64はホース固定面62に開けたホース
固定穴、65はダンパ取付面61とホース固定面62と
に亘って一体に形成した補強用リブである。
【0031】(b)において、矩形穴63の一部を外周
面31に溶接することで、1点の溶接部Wにより、溶接
時のブレーキホースブラケット60の倒れを防ぐととも
に、ダンパ取付面61の周縁を連続させてダンパ取付面
61の剛性の低下を抑え、ホース固定面62に外力が作
用した場合のブレーキホースブラケット60の変形を小
さくすることができる。
【0032】図7(a),(b)は本発明に係るブラケ
ット取付構造の第4の実施の形態を説明する説明図であ
る。(a)に示すブレーキホースブラケット70は、ダ
ンパ17(図2参照)の外周面31(図2参照)に取付
けるダンパ取付面71と、ブレーキホース21(図1参
照)を固定するために上記ダンパ取付面71から図の手
前側に立上げたホース固定面72とからなる。
【0033】ダンパ取付面71は、外周面31に沿わせ
た円筒の一部を構成し、3辺71a,71b,71cの
うち、2辺、即ち辺71aと辺71b又は辺71bと辺
71cとに渡って切り欠いた切欠き部73を備え、この
切欠き部73の2つの辺73a,73bのうち、ホース
固定面72に近い方の辺73aを外周面31に1点の溶
接部Wで溶接したものである。
【0034】(b)に示すブレーキホースブラケット7
5は、ダンパ17(図2参照)の外周面31(図2参
照)に取付けるダンパ取付面76と、ブレーキホース2
1(図1参照)を固定するために上記ダンパ取付面76
から図の手前側に立上げたホース固定面77とからな
る。
【0035】ダンパ取付面76は、外周面31に沿わせ
た円筒の一部を構成し、ホース固定面77に近い辺76
a又は辺76bに、切欠き部78を備え、この切欠き部
78の辺78a,78b,78cのうち、ホース固定面
77に近い方の辺78aを外周面31に1点の溶接部W
で溶接したものである。
【0036】図8(a),(b)は本発明に係るブラケ
ット取付構造の第5の実施の形態を説明する説明図であ
る。(a)において、ブレーキホースブラケット80
は、ダンパ17(図2参照)の外表面31(図2参照)
に取付けるダンパ取付面81と、ブレーキホース21
(図1参照)を固定するために上記ダンパ取付面81か
ら図の手前側に立上げたホース固定面82とからなる。
ダンパ取付面81は、外周面31に沿わせた円筒の一部
を構成し、丸穴83を開けたものであり、この丸穴83
を構成する周縁のうち、ホース固定面82に近い方の部
位を外周面31に1点の溶接部Wで溶接したものであ
る。
【0037】(b)において、ブレーキホースブラケッ
ト85は、ダンパ17(図2参照)の外表面31(図2
参照)に取付けるダンパ取付面86と、ブレーキホース
21(図1参照)を固定するために上記ダンパ取付面8
6から図の手前側に立上げたホース固定面87とからな
る。
【0038】ダンパ取付面86は、外周面31に沿わせ
た円筒の一部を構成し、長穴88を開けたものであり、
この長穴88を構成する周縁のうち、ホース固定面87
に近い方の部位を外周面31に1点の溶接部Wで溶接し
たものである。ここで、上記した長穴88は三角穴、楕
円穴、ひしがた状穴、平行四辺形状穴、台形状穴であっ
てもよい。
【0039】尚、図2及び図5に示した実施の形態で
は、ダンパ取付面32,51にコ字状の切欠き部34、
U字状の切欠き部53を形成したが、これに限るもので
はなく、V字状、波状(切欠き部の底部について)とし
てもよい。
【0040】更に、本発明のブラケット取付構造は、ブ
レーキホースブラケットに限ることなく、他の可撓性配
管であるABS(アンチロックブレーキシステム)用ホ
ースブラケットや油圧ホース用ブラケット等にも採用で
きる。
【0041】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1のブラケット取付構造は、ブラケットの
ダンパ取付面の一辺に切欠き部を形成する、又はダンパ
取付面に穴を開け、切欠き部の底部又は穴の一部を1点
の溶接部でダンパの外周面に固定したので、溶接による
ブラケットの変形を防ぐことができ、ブラケットの倒れ
を抑えることができる。
【0042】従って、溶接時にはブラケットの位置がず
れないようにしておくだけで済み、従来の複数箇所を溶
接していた時にブラケットが倒れないように治具等で押
えていたのに比べて容易に溶接を行うことができ、溶接
時間を短縮することができて、生産性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラケット取付構造の第1の実施
の形態を採用した車両の要部正面図
【図2】本発明に係るブラケットの要部斜視図(第1の
実施の形態)
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】ブラケットに作用する力を説明する説明図
【図5】本発明に係るブラケット取付構造の第2の実施
の形態を説明する説明図
【図6】本発明に係るブラケット取付構造の第3の実施
の形態を説明する説明図
【図7】本発明に係るブラケット取付構造の第4の実施
の形態を説明する説明図
【図8】本発明に係るブラケット取付構造の第5の実施
の形態を説明する説明図
【符号の説明】
17…ダンパ、21…可撓性配管(ブレーキホース)、
22,50,60,70,75,80,85…ブラケッ
ト(ブレーキホースブラケット)、31…外周面、3
2,51,61,71,76,81,86…ダンパ取付
面、33,52,62,72,77,82,87…配管
固定面(ホース固定面)、34,53,73,78…切
欠き部、63,83,88…穴(矩形穴、丸穴、長
穴)、W…溶接部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキホース等の可撓性配管を固定す
    るブラケットをダンパの外周面に溶接にて取付けるブラ
    ケット取付構造において、前記ブラケットは、前記ダン
    パに当てるダンパ取付面と、前記配管を固定するために
    前記ダンパ取付面から立上げた配管固定面と、前記ダン
    パ取付面に切欠き形成した切欠き部とからなり、この切
    欠き部を構成する辺のうち、前記配管固定面に近い方の
    辺を1点の溶接部でダンパの外周面に固定したことを特
    徴とするブラケット取付構造。
  2. 【請求項2】 ブレーキホース等の可撓性配管を固定す
    るブラケットをダンパの外周面に溶接にて取付けるブラ
    ケット取付構造において、前記ブラケットは、前記ダン
    パに当てるダンパ取付面と、前記配管を固定するために
    前記ダンパ取付面から立上げた配管固定面と、前記ダン
    パ取付面に開けた穴とからなり、この穴を構成する周縁
    のうち、前記配管固定面に近い方の部位を1点の溶接部
    でダンパの外周面に固定したことを特徴とするブラケッ
    ト取付構造。
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