JP2000282670A - カーペットの施工方法 - Google Patents

カーペットの施工方法

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JP2000282670A
JP2000282670A JP11092901A JP9290199A JP2000282670A JP 2000282670 A JP2000282670 A JP 2000282670A JP 11092901 A JP11092901 A JP 11092901A JP 9290199 A JP9290199 A JP 9290199A JP 2000282670 A JP2000282670 A JP 2000282670A
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Japan
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carpet
adhesive
cushion material
floor
peel
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JP11092901A
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English (en)
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Takashi Yamane
高志 山根
Tsutomu Hatano
務 秦野
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RIO KK
Original Assignee
RIO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾力性があって快適で、カーペットの繊維を
保護することができ、その美的外観が長く維持されると
共に、耐久性に優れ、人が歩くときの騒音が低く、カー
ペット及びクッション材料の床面からの取り外しが簡単
であると共に、それらを再利用できるためカーペットの
改修費用を低減でき、表面の平坦度が長期にわたり安定
したカーペットの施工方法を提供する。 【解決手段】 建築構造のコンクリート部20の床面2
0aの上に伸縮性に富むクッション材料17を第1接着
剤23を介して接着し、クッション材料17の上にカー
ペット10を第2接着剤22を介して接着し、第1接着
剤23としては、塗布後に乾いて固まることなく常時適
度の粘着性を維持し、いつでも容易に剥離可能なピール
アップ型接着剤を用いるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば住居、店
舗、事務所、或はホテル等の、建築構造の部屋の床面に
敷くカーペットの施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカーペットの施工方法としては、
カーペットを建築構造のコンクリートの床面の上に直接
接着させる方法(第1従来例)と、上記コンクリートの
床面の上に幅の狭い木材板を固定し、この木材板にフェ
ルトの一端部が接するようにしてフェルトを敷き、この
フェルトの他端部側にもそれに接するようにしてコンク
リート床面の上に上記と同様の木材板を固定し、これら
の木材板から上に突出する多数のピン(グリッパー)を
カーペットの一端部に下から刺し込んでその一端部を止
め、さらにこのカーペットを引き延ばしてフェルトの上
にカーペットを敷き、そのカーペットの他端部にも上記
グリッパーを刺し込むことによりカーペットを固定す
る、フェルトグリッパー工法があった(第2従来例)。
【0003】上記第1従来例は、上記第2従来例のよう
にカーペットの下にフェルトを敷く場合に比べて、施工
費用が安いと共に、施工期間を短縮することができる。
また上記第2従来例は、カーペットの下にフェルトを敷
くため、上記第1従来例に比べて、弾力性があって快適
で、カーペットの繊維を保護することができ、接着剤で
接着しないので取り外しが簡単である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1従来例のカーペットの施工方法にあっては、弾力性が
無いため人の足に対して硬い感じを与え、カーペットの
繊維を保護することができないのでその美的外観が損な
われやすく、耐久性が劣り、人が歩くときの騒音が高
く、さらに、接着されていて取り外し難いと共に再使用
ができないという問題があった。
【0005】また、上記第2従来例のカーペットの施工
方法にあっては、フェルトと建築構造の床面との間、及
びフェルトとカーペットとの間が接着されていないため
に、広い範囲でカーペットの表面の平坦度が不安定とな
り、このため周期的にカーペットの再調整が必要で、継
ぎ目が尖ったりほつれたりすると共に、カーペットを整
えるのが難しい。
【0006】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、弾
力性があって快適で、カーペットの繊維を保護すること
ができ、その美的外観が長く維持されると共に、耐久性
に優れ、人が歩くときの騒音が低く、カーペット及びク
ッション材料の床面からの取り外しが簡単であると共
に、それらを再利用できるためカーペットの改修費用を
低減でき、表面の平坦度が長期にわたり安定したカーペ
ットの施工方法を提供することを課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によるカーペットの施工方法は、建築構造の
床面の上に伸縮性に富むクッション材料を第1接着剤を
介して接着し、前記クッション材料の上にカーペットを
第2接着剤を介して接着し、前記第1接着剤としては、
塗布後に乾いて固まることなく常時適度の粘着性を維持
し、いつでも容易に剥離可能なピールアップ型接着剤を
用いるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】このようなカーペットの施工方法によれ
ば、建築構造の床面の上に伸縮性に富むクッション材料
を第1接着剤を介して接着し、クッション材料の上にカ
ーペットを第2接着剤を介して接着し、上記第1接着剤
としては、塗布後に乾いて固まることなく常時適度の粘
着性を維持し、いつでも容易に剥離可能なピールアップ
型接着剤を用いるようにしたため、弾力性があって快適
で、カーペットの繊維を保護することができ、その美的
外観が長く維持されると共に、耐久性に優れ、人が歩く
ときの騒音が低く、カーペット及びクッション材料の床
面からの取り外しが簡単であると共に、それらを再利用
でき、カーペットの改修にはカーペット及びクッション
材料を一緒に交換するだけで済むので改修費用を低減で
き、表面の平坦度が長期にわたり安定したカーペットを
施工することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図4
は、本発明によるカーペットの施工方法の第1の実施の
形態を説明するために参照する図である。
【0010】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
カーペットの施工方法により、カーペット10を建築構
造のコンクリート床部20上に施工した構造を示す図で
ある。同図において、符号17はスポンジ状のクッショ
ン材料を示し、符号22,23は接着剤を示している。
クッション材料17には、天然ゴムと合成ゴムを混成し
た、内部が多孔質で、伸縮性に富む板状のスポンジ材料
の表裏両面を平滑化したようなものが用いられる。
【0011】図1におけるカーペット10は、図2に示
すような構造を有している。すなわち、カーペット10
の上層部にはカットパイル糸12が配置されており、カ
ーペット10の下層部には、カットパイル糸12の根元
部を束ねて固定する第1基布14と、この第1基布14
の下側に一体的に設けられた第2基布15が配置されて
いる。
【0012】このカーペット10の第2基布15の下面
部には、図3に示す凹部151aと凸部151bを有す
る格子目のような、かつ断面が図2に示すような凹凸形
状151が形成されている。これらの第1基布14と第
2基布15は、合成樹脂製の不織布により形成されてい
る。
【0013】このようなカーペット10を建築構造のコ
ンクリート床部20の上に設けるカーペットの施工方法
について、以下に説明する。
【0014】まず、コンクリート床部20の床面20a
の上のほこり、油、ペイント、破片、ごみ等を取り除い
て清浄化する。次に、コンクリート床部20の床面20
aの上に、第1接着剤23をコテ等を使って塗布する。
この第1接着剤23には、ピールアップ型接着剤、すな
わち、塗布後に乾いて固まることなく常時適度の粘着性
を維持し、いつでも容易に剥離可能な接着剤を用いる。
次に、図4に示すように、クッション材料17を第1接
着剤23の上に接着する。
【0015】次に、クッション材料17の上に、第2接
着剤22をコテ等を使って塗布する。次に、図2,3に
示すようなカーペット10の下面側の第2基布15の凹
凸形状151を、図1に示すように、第2接着剤22の
上に接着する。そして最後に、ローラーや重たい平らな
もので軽くカーペット10を上から押圧してクッション
材料17に密接させる。
【0016】このようなカーペットの施工方法によれ
ば、建築構造のコンクリート床部20の床面20aの上
に伸縮性に富むクッション材料17を第1接着剤23を
介して接着し、クッション材料17の上にカーペット1
0を第2接着剤22を介して接着し、上記第1接着剤2
3としては、塗布後に乾いて固まることなく常時適度の
粘着性を維持し、いつでも容易に剥離可能なピールアッ
プ型接着剤を用いるようにしたため、弾力性があって快
適で、カーペット10の繊維を保護することができ、そ
の美的外観が長く維持されると共に、耐久性に優れ、人
が歩くときの騒音が低く、カーペット10及びクッショ
ン材料17の床面20aからの取り外しが簡単であると
共に、それらを再利用でき、カーペット10の改修には
カーペット10及びクッション材料17を一緒に交換す
るだけで済むので改修費用を低減でき、表面の平坦度が
長期にわたり安定したカーペット10を施工することが
できる。
【0017】また、カーペット10の第2基布15の下
面部には、上述したような凹凸形状151が形成されて
いるため、第2接着剤22がその凹凸形状151の凹部
に入り込んで固まることにより、カーペット10に加え
られる水平方向の力に対して大きな抵抗力を発揮するこ
とができる。
【0018】また、第1接着剤23には、垂直上方に引
き剥がし力を加えることにより、互いに接着されたコン
クリート床部20の床面20aとクッション材料17と
の間を容易に剥離可能なピールアップ型接着剤を用いる
ことにより、カーペット10及びクッション材料17を
コンクリート床部20の床面20aから取り外すのが簡
単であるので、それらを再利用することが可能である。
この場合は、カーペット10とクッション材料17は互
いに接着されたままの状態で床面20aから剥離され
る。
【0019】またカーペット10にかかる重圧は、カー
ペット10からクッション材料17に移り、さらに重圧
はクッション材料17からコンクリート床部20の床面
20aに移るため、カーペット10上にかかる重圧は3
分の1位に軽減することができる。特に往来の激しい場
所、手押し車等を使う場所、例えば飛行場、病院、デパ
ート、レストラン、ホテル、ショッピングモール等の施
設でも、そのような重圧による損傷を大幅に低減するこ
とができる。このため、カーペット10の寿命を7倍位
に伸ばすことができる。
【0020】また、弾力性があって快適であることか
ら、人の足に対して軟らかい感じを与えるだけでなく、
脚部、腰部、背中等の疲れを少なくすることができる。
また、カーペットの繊維を保護することができてその美
的外観が長く維持されるので、けばの縮み、もつれ、擦
り減り、曲がり、生地の変化等を大幅に低減することが
できる。このため、カーペット10の寿命を大幅に伸ば
すことができる。
【0021】また、クッション材料17は高密度のゴム
構造のため、コンクリート床部20の床面20aからの
湿気の伝達を確実に遮断することができる。なお、前記
実施の形態においてはカーペットとして、図2に示すよ
うなカーペット10を用いた場合について説明したが、
カーペットは市販の、或は特別製のどのようなものを用
いてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカーペッ
トの施工方法によれば、建築構造の床面の上に伸縮性に
富むクッション材料を第1接着剤を介して接着し、クッ
ション材料の上にカーペットを第2接着剤を介して接着
し、上記第1接着剤としては、塗布後に乾いて固まるこ
となく常時適度の粘着性を維持し、いつでも容易に剥離
可能なピールアップ型接着剤を用いるようにしたため、
弾力性があって快適で、カーペットの繊維を保護するこ
とができ、その美的外観が長く維持されると共に、耐久
性に優れ、人が歩くときの騒音が低く、カーペット及び
クッション材料の床面からの取り外しが簡単であると共
に、それらを再利用でき、カーペットの改修にはカーペ
ット及びクッション材料を一緒に交換するだけで済むの
で改修費用を低減でき、表面の平坦度が長期にわたり安
定したカーペットを施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカーペットを
建築構造の床面の上に施工した構造を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るカーペットの
構造を示す断面図である。
【図3】図2のカーペットの第2基布を示す下面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るカーペットの
施工方法の手順を説明するための断面図である。
【符号の説明】
10 カーペット 12 カットパイル糸 14 第1基布 15 第2基布 17 クッション材料 20 コンクリート床部 20a 床面 22,23 接着剤 151 凹凸形状 151a 凹部 151b 凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B120 BA02 BA11 BA21 BA22 BA35 DA03 DB02 EA01 EA04 EA11 EA12 EB15 EB30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築構造の床面の上に伸縮性に富むクッ
    ション材料を第1接着剤を介して接着し、 前記クッション材料の上にカーペットを第2接着剤を介
    して接着し、 前記第1接着剤としては、塗布後に乾いて固まることな
    く常時適度の粘着性を維持し、いつでも容易に剥離可能
    なピールアップ型接着剤を用いるようにしたことを特徴
    とするカーペットの施工方法。
  2. 【請求項2】 前記カーペットの下層部に不織布を用い
    たことを特徴とする請求項1に記載のカーペットの施工
    方法。
  3. 【請求項3】 前記カーペットの下層部に不織布の第1
    基布及び第2基布を用いたことを特徴とする請求項2に
    記載のカーペットの施工方法。
  4. 【請求項4】 前記不織布の下面部に凹凸形状を形成し
    たことを特徴とする請求項2又は3に記載のカーペット
    の施工方法。
JP11092901A 1999-03-31 1999-03-31 カーペットの施工方法 Pending JP2000282670A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024409A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Daiken Trade & Ind Co Ltd 遮音床材の施工構造、遮音床材の除去方法及び遮音床材の更新方法

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