JP2000282654A - 屋根パネルの取付構造 - Google Patents

屋根パネルの取付構造

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JP2000282654A
JP2000282654A JP11085573A JP8557399A JP2000282654A JP 2000282654 A JP2000282654 A JP 2000282654A JP 11085573 A JP11085573 A JP 11085573A JP 8557399 A JP8557399 A JP 8557399A JP 2000282654 A JP2000282654 A JP 2000282654A
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JP
Japan
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roof panel
mounting structure
mounting
fixed
bracket
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JP11085573A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Oka
全人 岡
Minoru Kitamura
実 北村
Yoji Shiina
洋史 椎名
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Publication date
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め及び取付作業を容易にすると共に、
構成部材の削減を図ることができ、また、美観の向上を
図れるようにすること。 【解決手段】 躯体1側に片持ち状に支持される屋根パ
ネルの先端側上面に一端が固定され、他端が躯体1側に
連結されるブレース部材30によって屋根パネルを支持
する屋根パネルの取付構造において、躯体1に固定され
る支持部材20に、水平方向に回転可能なブラケット2
6を設け、このブラケット26とブレース部材30の他
端とを連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋根パネルの取
付構造に関するもので、更に詳細には、例えば庇等の屋
根パネルの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、一対の表面板間に、中空状のコ
ア材を介在し、例えばろう付あるいは接着等により一体
成形してなるアルミニウム製のサンドイッチパネルが知
られている。このアルミニウム製サンドイッチパネル
は、軽量かつ耐食性に富むことから、屋根材や壁材等の
外壁材として広く使用されている。
【0003】このサンドイッチパネルを屋根材例えば庇
として使用する場合は、例えば図7及び図8に示すよう
に、屋根パネル10は、その一端部が躯体1の取付面に
固定されるアングル状の固定金具2をもって片持ち状に
取り付けられる。また、屋根パネル10の他端部の上面
に一端が固定される張設部材例えばブレース部材3の他
端を、固定金具2の上方における躯体1側に固定される
支持部材4のブラケット4aに連結して、屋根パネル1
0の先端部が必要以上に下向きにならないように張設し
ている。この場合、ブレース部材3を各屋根パネル10
の両側端部の少なくとも2箇所に取り付けて強度を保持
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
屋根パネルの取付構造においては、各屋根パネル10の
両側端部の補強された位置と躯体1の取付位置に位置決
めしてブレース部材3を取り付けなければならないた
め、位置決めが面倒な上、取付作業に多くの時間と労力
を必要とするという問題があった。また、多くのブレー
ス部材3や支持部材4が必要なため、構成部材が多くな
ると共に、在庫管理面においても面倒であった。更に
は、屋根パネルの上部に多くのブレース部材3の取付部
すなわち支持部材4が露出するため、美観が損なわれる
という問題もあった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、位置決め及び取付作業を容易にすると共に、構成部
材の削減を図ることができ、また、美観の向上を図れる
ようにした屋根パネルの取付構造を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、躯体側に片持ち状に支持さ
れる屋根パネルの先端側と上記躯体側とを張設部材によ
って連結して上記屋根パネルを支持する屋根パネルの取
付構造において、 上記躯体に固定される支持部材に、
水平方向に回転可能なブラケットを設け、このブラケッ
トと上記張設部材の他端とを連結してなる、ことを特徴
とする。
【0007】このように構成することにより、支持部材
と屋根パネルの位置決めを容易にすることができると共
に、張設部材を、屋根パネルの補強された取付部に容易
に固定することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の屋
根パネルの取付構造において、上記支持部材に、水平方
向可能なブラケットを2つ対峙して設け、各ブラケット
と各張設部材の他端とを連結してなる、ことを特徴とす
る。
【0009】このように構成することにより、1つの支
持部材に2つの張設部材を連結して、屋根パネルの両側
端部の2箇所に張設部材を固定することができる。した
がって、構成部材の削減が図れると共に、位置決め及び
取付作業を更に容易にすることができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の屋根パネルの取付構造において、 上記張設部材を
長さ調整可能に形成してなる、ことを特徴とする。
【0011】このように構成することにより、張設部材
の屋根パネル及び躯体側への取付(固定、連結)を容易
にすることができると共に、張設部材を緊張して屋根パ
ネルを支持することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の屋根パネルの
取付構造の実施形態について、添付図面に基づいて詳細
に説明する。ここでは、従来の屋根パネルの取付構造と
同じ部分には同一符号を付して説明する。
【0013】図1はこの発明の取付構造を有する屋根パ
ネルの取付状態を示す概略平面図、図2は図1の正面
図、図3は図1の側面図、図4は屋根パネルの取付部の
要部を示す平面図、図5は屋根パネルの取付部の要部を
示す正面図、図6は屋根パネルの取付部の要部を示す断
面斜視図である。
【0014】上記屋根パネル10は、図6に示すよう
に、一対のアルミニウム製表面板11と、これら表面板
11間に介在される複数の例えば円筒状のアルミニウム
製コア材12と、表面板11の辺部に装着されるアルミ
ニウム製の例えば押出形材にて形成される枠部材13
(図1参照)とをろう付あるいは接着により一体に形成
されている。
【0015】このように形成される屋根パネル10の一
端部が、躯体1側に固定される取付部材6(図3参照)
を介して取り付けられて、片持ち状に支持されると共
に、屋根パネル10の先端側上面に一端が固定され、他
端が躯体1側に固定された支持部材20に連結される張
設部材例えばブレース部材30によって支持されること
で庇を構成している。
【0016】この場合、上記支持部材20は、図4及び
図5に示すように、躯体1にアンカーボルト5をもって
固定される板状基部21の上部及び下部の両側の垂直方
向に位置する一対の支持筒部22,27を突設した本体
23と、各支持筒部22,27と同径の筒部24の一側
に取付片25を突設したブラケット26と、支持筒部2
2と27との間にブラケット26の筒部24を回転可能
に介在すると共に、支持筒部22,27及び筒部24の
中空部内を貫通する枢支ボルト28及び枢支ボルト28
の突出部にねじ結合するナット29とで構成されてい
る。したがって、両ブラケット26は水平方向に回転可
能に構成されており、このブラケット26の取付片25
に設けられた取付穴26aを貫通する連結ボルト31
と、この連結ボルト31にねじ結合するナット32をも
ってブレース部材30の一方の端部すなわち上端側に突
設された上部取付部33が連結されている。このように
構成される支持部材20において、本体23及びブラケ
ット26は、それぞれアルミニウム製の例えば押出形材
にて形成されている。また、枢支ボルト28及びナット
29と連結ボルト31及びナット32はステンレス製部
材にて形成されている。
【0017】上記ブレース部材30の他方の端部すなわ
ち下端側に突設された下部取付部34は、図6に示すよ
うに、屋根パネル10の表面板11上に固着された取付
ブラケット40に固定ボルト41及びナット(図示せ
ず)をもって固定されている。
【0018】この場合、上記ブレース部材30は、図4
ないし図6に示すように、それぞれ略クランク状に折曲
された板状の上部取付部33及び下部取付部34にそれ
ぞれネジ軸35,36を例えば溶接等によって固着して
なり、上部取付部33及び下部取付部34に固着された
ネジ軸35,36に、パイプ状のブレース部材本体37
の両端部に設けられた雌ネジ部37aをネジ結合してな
る。なおこの場合、上部取付部33に固着されるネジ軸
35と下部取付部34に固着されるネジ軸36のネジの
向きは逆に形成されている。したがって、ブレース部材
本体37を一方向に回転することで、ブレース部材30
の長さを長くすることができ、他方向に回転すること
で、短くすることができる。つまり、ブレース部材本体
37を回転することで、ブレース部材30の長さを調整
することができる。このように構成されるブレース部材
30において、上部取付部33,下部取付部34,ネジ
軸35,36及びブレース部材本体37は、それぞれス
テンレス製部材にて形成されている。
【0019】次に、上記のように構成される支持部材2
0とブレース部材30を用いて屋根パネル10を取り付
ける一例について説明する。予め、支持部材20のブラ
ケット26又は屋根パネル10に固着された取付ブラケ
ット40の一方(例えば取付ブラケット40)にブレー
ス部材30を取り付けておく。そして、屋根パネル10
の一端部を取付部材6(図3参照)をもって片持ち状に
支持した後、支持部材20をアンカーボルト5をもって
躯体1の所定位置に固定し、その後、予め屋根パネル1
0の先端部側に取り付けられた2つのブレース部材30
の上部取付部33を支持部材20のブラケット26に連
結ボルト31及びナット32をもって連結すると共に、
ブレース部材本体37を回転してブレース部材30の長
さを調整し、ブレース部材30を緊張して、屋根パネル
10を例えば水平状に取り付けることができる。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の屋根
パネルの取付構造は、上記のように構成されているの
で、以下のような効果が得られる。
【0021】(1)請求項1記載の発明によれば、躯体
に固定される支持部材に、水平方向に回転可能なブラケ
ットを設け、このブラケットと、一端が屋根パネルに固
定される張設部材の他端とを連結してなるので、支持部
材と屋根パネルの位置決めを容易にすることができると
共に、張設部材を、屋根パネルの補強された取付部に容
易に固定することができる。
【0022】(2)請求項2記載の発明によれば、1つ
の支持部材に2つの張設部材を連結して、屋根パネルの
両側端部の2箇所に小説部材を固定することができるの
で、上記(1)に加えて構成部材の削減が図れると共
に、位置決め及び取付作業を更に容易にすることができ
る。また、支持部材の数を少なくすることができるの
で、美観の向上を図ることができる。
【0023】(3)請求項3記載の発明によれば、張設
部材を長さ調整可能に形成してなるので、上記(1),
(2)に加えて張設部材の屋根パネル及び躯体側への取
付(固定、連結)を容易にすることができる。また、張
設部材を緊張して屋根パネルを支持することができるの
で、屋根パネルの取付を強固にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の取付構造を有する屋根パネルの取付
状態を示す概略平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】この発明の屋根パネルの取付構造の要部を示す
平面図である。
【図5】この発明の屋根パネルの取付構造の要部を示す
正面図である。
【図6】この発明の屋根パネルの取付構造の要部を示す
斜視図である。
【図7】従来の屋根パネルの取付構造を示す概略平面図
である。
【図8】従来の屋根パネルの取付構造を示す概略側面図
である。
【符号の説明】
1 躯体 10 屋根パネル 20 支持部材 26 ブラケット 30 ブレース部材(張設部材) 33 上部取付部 34 下部取付部 35,36 ネジ軸 37 ブレース部材本体 37a 雌ネジ部 40 取付ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎名 洋史 東京都品川区東品川2丁目2番20号 日本 軽金属株式会社内 Fターム(参考) 2E105 BB01 CC01 DD13 EE22 FF03 FF43 GG02 2E108 AA04 AS07 AZ08 BB01 BN01 CC05 CV09 ER05 FF17 GG15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体側に片持ち状に支持される屋根パネ
    ルの先端側と上記躯体側とを張設部材によって連結して
    上記屋根パネルを支持する屋根パネルの取付構造におい
    て、 上記躯体に固定される支持部材に、水平方向に回転可能
    なブラケットを設け、このブラケットと上記張設部材の
    他端とを連結してなる、ことを特徴とする屋根パネルの
    取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の屋根パネルの取付構造に
    おいて、 上記支持部材に、水平方向可能なブラケットを2つ対峙
    して設け、各ブラケットと各張設部材の他端とを連結し
    てなる、ことを特徴とする屋根パネルの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の屋根パネルの取付
    構造において、 上記張設部材を長さ調整可能に形成してなる、ことを特
    徴とする屋根パネルの取付構造。
JP11085573A 1999-03-29 1999-03-29 屋根パネルの取付構造 Withdrawn JP2000282654A (ja)

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Effective date: 20060606