JP2000281961A - 金属管被覆用樹脂組成物および金属管被覆用塗料組成物 - Google Patents
金属管被覆用樹脂組成物および金属管被覆用塗料組成物Info
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Abstract
グ性等に優れた塗膜を形成するとともに、あらゆる塗装
方法に対する適性に優れた極めて実用性の高い、金属管
被覆用樹脂組成物および金属管被覆用塗料組成物を提供
する。 【解決手段】 示差走査熱量計により測定されたガラス
転移点が40〜110℃のビニル系重合体(A)と、示
差走査熱量計により測定されたガラス転移点が−20〜
30℃のビニル系重合体(B)とを含有し、ビニル系重
合体(B)が加水分解性シリル基を有する金属管被覆用
樹脂組成物、および該金属管被覆用樹脂組成物を含有
し、チクソ係数が2.0〜4.0の範囲、20℃での塗
装不揮発分が30〜50重量%である金属管被覆用塗料
組成物。
Description
組成物および該組成物を用いてなる金属管被覆用塗料組
成物に関する。さらに詳しくは、特定のガラス転移点を
有するビニル系重合体および加水分解性シリル基を有す
るビニル系重合体を必須の構成成分として含有し、主と
して、腐食性の雰囲気下で使用する金属管の外面に塗布
することによって、基材との密着性、耐腐食性、塗装後
の耐ブロッキング性等に優れた塗膜を形成するととも
に、特定のチクソ係数および特定の塗装不揮発分を有す
ることによって、あらゆる塗装方法に対する適性に優れ
た極めて実用性の高い、金属管被覆用樹脂組成物および
金属管被覆用塗料組成物に関する。
給する水道管やガス管などには、一般に鋳鉄管や鋼管な
どが用いられている。このような水道管やガス管など
は、地中に埋設して使用されることが多く、管外面に防
食用の被覆用塗料を塗布することによって、埋設状態に
おける金属腐食を抑制する方法が一般に採用されてい
る。
被覆用塗料を管外面に塗布する時、エポキシ系、ラテッ
クス系あるいは亜鉛熔射等のような様々な下地の種類や
鋳鉄管、鋼管などの管種にあわせて、スプレー塗装、ロ
ーラー塗装、ディッピング塗装などの様々な塗装方法の
中から最適な塗装方法を適宜選択する必要があった。そ
のために、箇々の塗装方法にあわせて塗料を調整しなけ
ればならないなどの問題があった。
れる性能は決して単一の性能ではなく、極めて多岐にわ
たっている。具体的には、塗膜硬度、基材やエポキシ
系、ラテックス系あるいは亜鉛熔射等のような様々な下
地に対する密着性、耐水性、耐腐食性、耐候性、様々な
塗装方法(スプレー塗装、ローラー塗装、ディッピング
塗装)に対する適性、塗装後の耐ブロッキング性などの
性能が金属管被覆用塗料に求められる。そして、いずれ
の性能も満足できる水準に達していることが、金属管被
覆用塗料に必須の要件となる。しかしながら、単一の塗
料にてこれらのすべての要求性能を満たす従来技術は、
未だ見出されていないのが実状である。
とき従来技術の欠点ないしは不備を克服するために、鋭
意検討を重ねた結果、硬質で比較的高分子量のビニル系
重合体と、加水分解性シリル基を有する、比較的軟質
で、かつ比較的低分子量のビニル系重合体とを組み合わ
せ、さらには塗料のチクソ係数および塗料不揮発分を調
整することによって、前記金属管被覆用塗料としての多
岐にわたる要件をいずれも満たすことができるという、
極めて実用性の高い金属管被覆用樹脂組成物および金属
管被覆用塗料組成物を見出し、本発明を完成するに至っ
た。
物は、示差走査熱量計により測定されたガラス転移点が
40〜110℃のビニル系重合体(A)と、示差走査熱
量計により測定されたガラス転移点が−20〜30℃の
ビニル系重合体(B)とを含有し、ビニル系重合体
(B)が加水分解性シリル基を有することを特徴とす
る。また、ビニル系重合体(A)とビニル系重合体
(B)との重量比(ビニル系重合体(A)/ビニル系重
合体(B))は、50.0/50.0〜99.9/0.
1であることが好ましい。
量は、10,000〜50,000であることが好まし
い。また、ビニル系重合体(B)の数平均分子量は、
2,000〜10,000であることが好ましい。ま
た、本発明の金属管被覆用塗料組成物は、前記本発明の
金属管被覆用樹脂組成物を含有し、チクソ係数が2.0
〜4.0の範囲であることを特徴とする。また、本発明
の金属管被覆用塗料組成物は、前記本発明の金属管被覆
用樹脂組成物を含有し、20℃での塗装不揮発分が30
〜50重量%であることを特徴とする。また、本発明の
金属管被覆用塗料組成物は、前記本発明の金属管被覆用
樹脂組成物を含有し、チクソ係数が2.0〜4.0の範
囲であり、20℃での塗装不揮発分が30〜50重量%
であることを特徴とする。
測定されたガラス転移点(Tg)が40〜110℃のビ
ニル系重合体(A)は、主として基材の表層で硬質の樹
脂層を形成し、耐腐食性、塗装後の耐ブロッキング性の
付与のために使用される成分である。DSCにより測定
されたビニル系重合体(A)のTgは、硬質の塗膜を得
るために、40℃以上である必要がある。Tgは、さら
に好ましくは50℃以上、特に好ましくは60℃以上で
ある。Tgの上限は、塗膜表面にクラックを発生しにく
い点から、110℃であり、好ましくは105℃、特に
好ましくは100℃である。また、ビニル系重合体
(A)は、比較的硬質のビニル系重合体であるので、耐
候性、耐アルカリ性、耐水性などが良好であるという特
徴も有する。
10,000以上であることが、耐水性、耐アルカリ
性、塗膜硬度の点から好ましい。また、ビニル系重合体
(A)の数平均分子量の上限は、50,000であるこ
とが、塗装作業性、塗膜外観(とくにレベリング)の点
から必要であり、好ましくは30,000である。
する単量体としては、下記単量体I〜IXなどが挙げられ
る。 単量体I:スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エンまたはジビニルベンゼンなどの各種のエチレン系芳
香族モノマー類(芳香族ビニル系モノマー類)。
エチル(メタ)アクリレート、ノルマル(n−)プロピ
ル(メタ)アクリレート、イソ(iso−)プロピル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、イソブチル(メタ)アクリレート、ターシャリー
(tert−)ブチル(メタ)アクリレート、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)ア
クリレートなどの炭素数1〜13のアルキル基を有する
(メタ)アクリレート;シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、4−tert−ブチルシクロヘキシル(メタ)
アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ア
ダマンチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)ア
クリレートなどのシクロアルキル基または芳香族基など
を有する(メタ)アクリレートのごとき各種の(メタ)
アクリレート類。
ルマレエート、ジエチルフマレート、ジブチルフマレー
ト、ジブチルイタコネートなどのマレイン酸、フマル
酸、イタコン酸などによって代表されるような各種の不
飽和ジカルボン酸類と炭素数1〜4の1価アルコール類
とのジエステル類。
アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリ
レート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレートなどの水酸基含有
(メタ)アクリレート類;ジ−2−ヒドロキシエチルフ
マレート、モノ−2−ヒドロキシエチル−モノブチルフ
マレートなどの各種ジカルボン酸類の水酸基含有エステ
ル類、さらには、プラクセルFA、プラクセルFM(以
上、ダイセル化学工業(株)製のカプロラクトン付加モ
ノマー類の商品名)などで代表される、いわゆるε−カ
プロラクトン系のモノマー類などの各種のα,β−エチ
レン性不飽和カルボン酸ヒドロアルキルエステル類。
ベオバ(シェル社製の分岐状脂肪族モノカルボン酸類の
ビニルエステルの商品名)などの各種のビニルエステル
類。
ト、(β−メチル)グリシジル(メタ)アクリレート、
(メタ)アリルグリシジルエーテルなどの各種のグリシ
ジル基含有ビニルモノマー類。
ン酸などの不飽和モノカルボン酸類;マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、シトラコン酸などの不飽和ジカルボ
ン酸類などの各種の不飽和カルボン酸類;さらには、前
記不飽和ジカルボン酸類と、1価アルコールとのモノエ
ステル類(ハーフ・エステル類)などの種々のα,β−
エチレン性不飽和カルボン酸類。
タ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アク
リレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
トもしくは、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレ
ートのごとき各種ジアルキルアミノアルキル(メタ)ア
クリレート類、N−ジメチルアミノエチル(メタ)アク
リルアミド、N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミド、N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリ
ルアミドのごときN−ジアルキルアミノアルキル(メ
タ)アクリルアミド類、あるいはt−ブチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、t−ブチルアミノプロピル
(メタ)アクリレート、アジリジニルエチル(メタ)ア
クリレート、ピロリジニル(メタ)アクリレート、また
はピペリジニルエチル(メタ)アクリレートなどのアミ
ノ基含有ビニルモノマー。
を有する不飽和結合含有ポリエステル類。特に代表的な
ものとしては、特公昭45−22011号公報、特公昭
46−20502号公報、特公昭44−7134号公
報、特開昭48−78233号公報または特開昭50−
58123号公報などに開示されているような、共重合
性不飽和結合を有する原料成分を必須として、その他の
原料成分と反応させることによって、樹脂骨格中に、共
重合性不飽和結合を保有せしめた不飽和結合含有ポリエ
ステル類。
メタクリレート、エチルメタクリレートが塗膜硬質化、
耐水性(重合性が良好なため、耐水性を悪くするオリゴ
マーが少ない)の点から好ましく、また、n−ブチルメ
タクリレートが塗膜の可塑化、耐水性(重合性が良好な
ため耐水性を悪くするオリゴマーが少ない)の点から好
ましい。
(A)の具体例としては、後述の製造例1で示されるよ
うなメチルメタクリレート/n−ブチルメタクリレート
/2−エチルヘキシルアクリレート/メタクリル酸/ジ
メチルアミノエチルメタクリレート/(不飽和ポリエス
テル)共重合体で、DSCによる実測Tgが60℃、数
平均分子量が20,000のものをはじめ、スチレン/
メチルメタクリレート/イソブチルメタクリレート/2
−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体で、DSC
による実測Tgが80℃、数平均分子量が15,000
のものや、メチルメタクリレート/ターシャリーブチル
メタクリレート/n−ブチルアクリレート/メタクリル
酸共重合体で、DSCによる実測Tgが70℃、数平均
分子量が15,000のものや、スチレン/メチルメタ
クリレート/シクロヘキシルメタクリレート/ジブチル
フマレート/グリシジルメタクリレート共重合体で、D
SCによる実測Tgが60℃、数平均分子量が30,0
00のものなどが挙げられる。
合体(B)は、主として塗膜の表層を形成する硬質のビ
ニル系重合体(A)に相溶し、基材や下地に存在する水
酸基と反応性を有し、または比較的軟質で粘着性を有す
るために、トップコートとこれらの間の付着性向上のた
めに使用される成分である。また、ビニル系重合体であ
るため、ビニル系重合体(A)と同様に、耐水性、耐ア
ルカリ性、耐候性が良好であるという特徴を具備してい
る。
ル基を含有し、DSCにより測定されたTgが−20〜
30℃であるほかはとくに限定はないが、数平均分子量
が10,000以下、さらには5,000以下であるこ
とが、層間付着向上のための粘着性付与の点から好まし
い。数平均分子量の下限は2,000であることが、耐
水性、耐アルカリ性、耐候性の点から必要であり、好ま
しくは3,000である。DSCにより測定されたビニ
ル系重合体(B)のTgは、付着性向上のために、30
℃以下である必要がある。Tgは、さらに好ましくは2
5℃以下、とくに好ましくは20℃以下である。Tgの
下限は、耐水性の点から、−20℃であり、好ましくは
−10℃、特に好ましくは0℃である。
に加水分解性基、たとえばアルコキシ基、アシロキシ
基、ハロゲン原子などが結合した基である。ビニル系重
合体に結合するための結合手が1つ必要であるため、加
水分解性基は1つのケイ素原子に1〜3個結合すること
が可能である。ケイ素原子にたとえば2つの加水分解性
基が結合する場合、ビニル系重合体に結合するための結
合手以外の結合手には、たとえばメチル基、エチル基な
どの非加水分解性基が結合する。
れる加水分解性シリル基を含有するビニル系単量体単位
の量は、5〜80重量部であることが、付着性向上のた
めに有効で、さらに好ましくは10〜70重量部、とく
に好ましくは10〜60重量部である。
する単量体としては、前記単量体I〜IXおよび下記のご
とき加水分解性シリル基を含有する単量体(単量体X)
などが挙げられる。 単量体X:ビニルトリエトキシシラン、メチルビニルジ
エトキシシランなどのビニル基含有アルコキシシラン;
γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランなど
のメタクリロキシ基含有アルコキシシランなどの加水分
解性シリル基含有重合性不飽和単量体;さらにはKR−
215、X−22−5002(以上、信越化学工業
(株)製品)などの各種のシリコン系モノマー類。
組み合わせて用いてもよい。単量体Xのうちでは、γ−
メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランが同時に
使用するビニル系モノマーとの共重合性の点から好まし
い。
れるビニル系重合体(B)の具体例としては、後述の製
造例5で示されるようなn−ブチルアクリレート/2−
エチルヘキシルアクリレート/メチルメタクリレート/
γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン共重
合体で、DSCによる実測Tgが20℃、数平均分子量
が5,000のものをはじめ、スチレン/ジブチルフマ
レート/ビニルトリエトキシシラン共重合体で、実測T
gが25℃、数平均分子量が4,000のものや、メチ
ルメタクリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/
γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン共重
合体で、実測Tgが10℃、数平均分子量が5,000
のものや、n−ブチルメタクリレート/シクロヘキシル
メタクリレート/ジブチルフマレート/ビニルトリエト
キシシラン/γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキ
シシラン共重合体で、実測Tgが20℃、数平均分子量
が5,000のものなどが挙げられる。
法や塊状重合法などによって製造するようにしてもよい
が、溶液重合法、なかんづく溶液ラジカル重合法によっ
て製造することが、簡便であり、懸濁重合法で多用され
る界面活性剤のような通常の有機溶剤に溶解しがたい不
純物の混入する余地がなくなる点からも好ましい。
(A)を製造する際に使用する有機溶剤としては、例え
ば、 (イ)トルエン、キシレンや、ソルベッソ100、ソル
ベッソ150(以上、エクソン社製)などの各種の芳香
族炭化水素系溶剤類; (ロ)スワゾール310(丸善石油(株)製)、LAW
S(シェル社製)などの各種の脂肪族−芳香族炭化水素
混合溶剤類; (ハ)酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート
などの各種のエステル系溶剤類; (ニ)アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトンなどの各種のケトン系溶剤類; (ホ)EEP(イーストマン・コダック社製)、ブチル
セロソルブなどの各種のエーテル系溶剤類; (ヘ)メタノール、エタノール、プロパノール、n−、
iso−またはsec−ブタノールなどの各種のアルコ
ール系溶剤類 などが挙げられる。これらは、単独で使用してもよく、
2種以上を併用してもよい。
カル重合開始剤類としては、例えば、アゾビスイソブチ
ロニトリル(AIBN)、ベンゾイルパーオキシド(B
PO)、tert−ブチルパーベンゾエート(TBP
B)、tert−ブチルハイドロパーオキシド(TBP
O)、ジ−tert−ブチルパーオキシド(DTBP
O)、クメンハイドロパーオキシド(CHP)などが挙
げられる。
合体(B)の製造は、加水分解性シリル基を含有しない
単量体と、これらと共重合性を有する加水分解性シリル
基含有単量体とを共重合させる方法;または、たとえば
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランなどの加
水分解性シリル基含有シランカップリング剤を、ビニル
系重合体分子中に含まれる官能基と反応せしめることに
よって加水分解性シリル基を導入せしめる方法などによ
り製造される。
体と、これらと共重合性を有する加水分解性シリル基含
有単量体とを共重合させる方法の場合、前記ビニル系重
合体(A)の製造の場合と同様にして製造すればよい。
カップリング剤を、ビニル系重合体分子中に含まれる官
能基と反応せしめることによって加水分解性シリル基を
導入せしめる方法の場合、ビニル系重合体を前記ビニル
系重合体(A)の場合と同様にして製造したのち、加水
分解性シリル基含有シランカップリング剤に含まれる加
水分解性シリル基以外の官能基と、ビニル系重合体に含
まれる官能基とを、必要に応じて触媒を使用して加熱な
どの方法によりグラフトさせることにより、製造すれば
よい。
リング剤としては、前記γ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシランの他、γ−(2−アミノエチル)アミノ
プロピルトリメトキシシランのようなアミノ基含有アル
コキシシラン類、γ−メルカプトプロピルトリメトキシ
シランのようなメルカプト基含有アルコキシシラン類、
γ−クロロプロピルトリメトキシシランのようなクロロ
基含有アルコキシシラン類などが挙げられる。
るビニル系重合体(A)とビニル系重合体(B)との重
量比(ビニル系重合体(A)/ビニル系重合体(B))
は、好ましくは50.0/50.0〜99.9/0.
1、さらに好ましくは66.7/33.3〜99.9/
0.1、とくに好ましくは75.0/25.0〜99.
9/0.1である。ビニル系重合体(A)とビニル系重
合体(B)との重量比が50.0/50.0未満になる
と、塗膜硬度が低くなり、表層用塗膜としては不適当と
なり、99.9/0.1を超えると、ビニル系重合体
(B)の使用量が少なくなりすぎるため、層間の親和性
を向上させ、付着性を向上させる効果が不充分になる。
被覆用樹脂組成物成分に、必要に応じて、水質に影響を
与えない範囲の公知の顔料、添加剤、その他の有機溶剤
等を添加してなるものである。
作業性を確保するために、塗装時のチクソ係数を2.0
〜4.0に調整することが望ましい。塗装時粘度のチク
ソ係数が2.0未満の場合は、浸漬塗装においてタレの
ため必要膜厚が塗装できなくなり、また4.0を超える
と、スプレー塗装時に流動性(レベリング性)が低下する
ため塗装後の仕上がり外観が低下する。チクソ係数の調
整は、主として粘性調整剤、顔料種・量、により実施さ
れるが、一般的には塗膜性能を確保するため、顔料種・
量が決定された後、チクソ性が不足している分のみ粘性
調整剤を添加する方法をとる。
は、塗装作業性を確保するために、塗装時の塗料不揮発
分を30〜50重量%に調整することが好ましい。塗装
時不揮発分が30重量%未満では、浸漬塗装において厚
膜塗装が困難になり、50重量%を超えると、粘度が高
くなりすぎるためスプレー塗装作業性、ローラー塗装作
業性が低下し、好ましくない。
鉄、カーボンブラック、シアニンブルー、シアニングリ
ーン等の着色顔料;炭酸カルシウム、タルク、硫酸バリ
ウム、クレー等の体質顔料;燐酸亜鉛、燐酸カルシウ
ム、リンモリブデン酸アルミニウム等の防錆顔料等を挙
げることができる。必要により各々一種または二種以上
混合して使用することができる。
や有機高分子からなる消泡剤;シリコーンや有機高分子
からなる表面調整剤;アマイドワックス、有機ベントナ
イト等からなる粘性調整剤(タレ止め剤);シリカ、アル
ミナ等からなるつや消し剤;ポリカルボン酸塩等からな
る分散剤;ベンゾフェノン等からなる紫外線吸収剤、ヒ
ンダードアミン系光安定剤、フェノール系等の酸化防止
剤;ワックス等、公知の添加剤を挙げることができる。
これらは必要により単独でもしくは二種以上混合して使
用することができる。
不揮発分および粘度の調整に用いる有機溶剤としては、
一般に塗料用に使用されているものであれば特に限定さ
れず、例えば、トルエン、キシレン、ソルベッソ10
0、ソルベッソ150等の芳香族炭化水素類;スワゾー
ル310(丸善石油社製品)、LAWS(シェル社製品)等
の脂肪族ー芳香族炭化水素混合類;酢酸エチル、酢酸ブ
チル等のエステル類;メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサン等のケトン類;エチルア
ルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール
等のアルコール類;エチレングリコールモノブチルエー
テル、ブチルジグリコール、EEP(イーストマン・コ
ダック社製品)等のエーテル類等を挙げることができ
る。これらは、作業性、塗料安定性、溶解性、蒸発速
度、安全性、法規制等を考慮して、単独でまたは二種以
上を選択混合して適宜使用される。
製造に慣用されている設備を使用し、例えば、以下のよ
うにして製造することができる。まず、必要な量のビニ
ル重合体(A)およびビニル重合体(B)に、必要な量の顔
料、添加剤(顔料分散剤、粘性調整剤)、溶剤等を添加
し、ついで、ロールミル、SGミル、ディスパー等で分
散処理する。
塗装、ローラー塗装、エアースプレー塗装、エアレスス
プレー塗装、浸漬塗装、シャワーコート塗装等の塗装方
法によって基材等に塗装される。本発明の金属管被覆用
塗料組成物が塗装される基材としては、例えば、鋳鉄
管、鋼管などの金属類が挙げられる。これら金属類の表
面には、エポキシ系、ラテックス系あるいは亜鉛熔射等
のような様々な下地処理が施されていてもよい。
く用いられている。これら水道管、ガス管等は、埋設環
境で使用されることが多く、近年特に管外面の耐久性、
耐食性の向上が求められている。そのため、管外面の防
食層として、例えば、日本ダクタイル鉄管協会規格JD
PA Z 2010「ダクタイル鋳鉄管合成樹脂塗装」
に規定されている亜鉛系プライマーを用いることが多
い。また、亜鉛系プライマーの上塗り塗料として、例え
ば、日本水道協会規格JWWA K 139「水道用ダ
クタイル鋳鉄管合成樹脂塗料」に規定されている塗料を
用いることが多い。鋳鉄管には、直管、異形管及び押し
輪などの付属品があり、直管の外面塗装は一般に多層か
らなる塗装系であり目標膜厚は100μm以上である。
異形管及び付属品の外面塗装は目標膜厚が80μm以上
である。一般に これらの塗装方法については、被塗物
の形状、目標膜厚によりローラー塗装、刷毛塗装、ディ
ッピング塗装、シャワー塗装、スプレー塗装が用いられ
ている。通常、出荷前に仕上げ用の塗装として出荷塗装
を施すが、出荷塗装後直ちに結束、荷造りして出荷する
ことがあるため、生産性、塗装作業性の点から出荷塗装
に用いる塗料には特に乾燥性、耐ブロッキング性が求め
られる。
具体的に説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定
されるものではない。ここで、「部」および「%」は特
断のない限り重量基準とする。
重合体(A)の製造例を示すものである。チッ素で器内
の空気を置換した反応容器に、キシレン1,000部を
仕込んで110℃まで昇温してから、メチルメタクリレ
ート700部、n−ブチルメタクリレート185部、2
−エチルヘキシルアクリレート80部、メタクリル酸3
部、ジメチルアミノエチルメタクリレート2部および不
飽和結合含有ポリエステル樹脂30部と、ベンゾイルパ
ーオキシド(BPO)7.5部とからなる混合物を、3
時間にわたって滴下せしめ、滴下終了後も同温度に5時
間保持することによって、不揮発分が50.0%で、2
5℃におけるガードナー粘度(以下ガードナー粘度)が
Z3−Z4、酸価が1.5、数平均分子量が20,00
0、DSCによる実測Tgが60℃の透明な樹脂(ビニ
ル系重合体(A−1))溶液を得た。
合体(A)の製造例を示すものである。チッ素で器内の
空気を置換した反応容器に、キシレン1,000部を仕
込んで110℃まで昇温してから、メチルメタクリレー
ト725部、n−ブチルメタクリレート150部、エチ
ルメタクリレート75部、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート45部およびジメチルアミノエチルメタクリレ
ート5部と、BPO 5.0部とからなる混合物を、3
時間にわたって滴下せしめ、滴下終了後も同温度に5時
間保持することによって、不揮発分が50.0%、ガー
ドナー粘度がZ5、酸価が0.5、数平均分子量が3
5,000、DSCによる実測Tgが75℃の透明な樹
脂(ビニル系重合体(A−2))溶液を得た。
合体(A)の製造例を示すものである。チッ素で器内の
空気を置換した反応容器に、キシレン1,000部を仕
込んで110℃まで昇温してから、メチルメタクリレー
ト700部、n−ブチルメタクリレート170部、2−
エチルヘキシルメタクリレート100部、メタクリル酸
3部および不飽和結合含有ポリエステル樹脂27部と、
BPO 10.0部とからなる混合物を、3時間にわた
って滴下せしめ、滴下終了後も同温度に5時間保持する
ことによって、不揮発分が50.0%、ガードナー粘度
がZ2、酸価が1.5、数平均分子量が15,000、
DSCによる実測Tgが60℃の透明な樹脂(ビニル系
重合体(A−3))溶液を得た。
重合体(A)の製造例を示すものである。チッ素で器内
の空気を置換した反応容器に、キシレン1,000部を
仕込んで110℃まで昇温してから、スチレン400
部、メチルメタクリレート300部、n−ブチルアクリ
レート295部、メタクリル酸3部およびジメチルアミ
ノエチルメタクリレート2部と、BPO 15.0部と
からなる混合物を、3時間にわたって滴下せしめ、滴下
終了後も同温度に5時間保持することによって、不揮発
分が50.0%、ガードナー粘度がW−X、酸価が1.
5、数平均分子量が11,000、DSCによる実測T
gが35℃の透明な樹脂(ビニル系重合体(A−4))
溶液を得た。
基を含有するビニル系重合体(B)の製造例を示すもの
である。チッ素で器内の空気を置換した反応容器に、キ
シレン1,000部を仕込んで110℃まで昇温してか
ら、n−ブチルアクリレート600部、2−エチルヘキ
シルアクリレート100部、メチルメタクリレート20
0部およびγ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシ
シラン100部と、BPO 75.0部とからなる混合
物を、3時間にわたって滴下せしめ、滴下終了後も同温
度に5時間保持することによって、不揮発分が50.0
%、ガードナー粘度がD、酸価が0.5、DSCによる
実測Tgが20℃、数平均分子量が5,000の透明な
樹脂(ビニル系重合体(B−1))溶液を得た。
基を含有するビニル系重合体(B)の製造例を示すもの
である。メチルメタクリレート200部の代わりにスチ
レン200部を使用した以外は製造例5と同様にして、
不揮発分が50.0%、ガードナー粘度がD−E、酸価
が0.5、DSCによる実測Tgが20℃、数平均分子
量が5,000の透明な樹脂(ビニル系重合体(B−
2))溶液を得た。上記製造例で使用した主要成分を表
1の一覧表に示す。
なる被覆用塗料組成物の実施例を以下に示す。 [実施例1] (塗料の製造方法)容器にビニル系重合体(A−1)8
0部、およびビニル系重合体(B−1)20部を仕込
み、攪拌しながら沈降性硫酸バリウム45部、タルク1
0部、カーボンブラック(MA100:三菱化学社製
品)5部、粘性調整剤(ディスパロン6900:楠本化
成社製品)2部、消泡剤(BYK052:ビックケミー
社製品)1部、キシレン25部を加えた後、SGミルで
粒度30μまで分散し、ミルベースとした。このミルベ
ースに更に必要な溶剤を加えディスパー等で約30分間
撹拌し、所定の粘度・不揮発分に調整した後、150メ
ッシュの金網でろ過し、塗料を製造した。
塗料組成物の製造方法に準じて、表2に示した組成の試
験用塗料を製造した。
成条件を以下にまとめる。 〔試験項目・試験方法〕 1.ビニル系重合体のガラス転移点(Tg) (株)リガク製DSC8230を使用して、十分乾燥、
単離したビニル系重合体クリアー塗膜を0℃〜150℃
の範囲で10℃/minの昇温速度で昇温して、吸熱ピ
ークを観測することによりTgを測定した。
い、THF(テトラヒドロフラン)留出液系で分子量を
測定した。分子量の算出は、数平均分子量が1000以
下のオリゴマー成分は除外して行った。
塗装、ローラー塗装 下記試験板作成条件に準拠。 4.硬度 JIS K−5400に準拠。 5.密着性 JIS K−5400に準拠。 6.耐腐食性(塩水噴霧性、耐水浸漬性) JIS K−5400に準拠。 7.ブロッキング性 塗装板2枚を所定時間乾燥後、塗膜面同士を合わせ、4
0℃で、0.2kg/cm2 の荷重をかけて、約24時
間放置した後、荷重除去して接触面を評価した。
研磨、溶剤脱脂) 塗装:エアレススプレー(二次圧:約100kg/cm
2)、距離:30cm 目標膜厚:約50μm 2)浸漬塗装 基材:19×50×300mm黒皮鋼板(溶剤脱脂) 塗装:浸漬塗装(浸漬時間:約10秒間) 目標膜厚:30〜50μm 3)ローラー塗装 基材:1.2×500×1000mm軟鋼板(#240
研磨、溶剤脱脂) 塗装:ローラー塗装 目標膜厚:30〜50μm
(0.8×70×150mm) 塗装:本実施例および比較例の塗料をエアースプレーで
乾燥塗膜約80μmに塗装した。 乾燥:1週間常乾後、供試。 2)ブロッキング性:単独塗膜 基材:ショットブラスト軟鋼板(3.2×70×150
mm)、溶剤脱脂、約70℃予熱 塗装:本実施例および比較例の塗料をエアースプレーで
乾燥塗膜約80μmに塗装した。 3)ブロッキング性:塗装系 基材:亜鉛溶射ショットブラスト軟鋼板(日本テストパ
ネル製品:3.2×70×150mm)、約70℃予熱 一次塗装:クリモトコートWR(ラテックス系塗料:大
日本塗料社製品)を約60μmエアースプレーで塗装
し、1週間乾燥した。 二次塗装:本実施例および比較例の塗料をローラーで乾
燥塗膜約30μmに塗装した。
mm) 塗装・乾燥:上記1)項と同じ。 (エポキシ系塗料塗装板) 基材:ショットブラスト軟鋼板(3.2×70×150
mm) 一次塗装:クリモトコートNT#100新H(エポキシ
系塗料:大日本塗料社製品)を約60μmエアースプレ
ーで塗装し、1週間乾燥した。 二次塗装:上記1)項と同じ。 (ラテックス系塗料塗装板) 基材:ショットブラスト軟鋼板(3.2×70×150
mm)、温度:約70℃予熱 一次塗装:クリモトコートWR(ラテックス系塗料:大
日本塗料社製品)を約60μmエアースプレーで塗装
し、1週間乾燥した。 二次塗装:上記1)項と同じ。
試験 基材:ショットブラスト軟鋼板(3.2×70×150
mm) 塗装:本実施例および比較例の塗料をエアースプレーで
乾燥塗膜約80μmに塗装した。 乾燥:常乾1週間 上記試験の結果を表3の一覧表に示す。
仕上がり外観を評価 ○:良好 △:肌荒れ、霧化不良 ×:肌荒れ、霧化不良 3.ローラー塗装作業性:30〜50μm塗装時の仕上
がり外観を評価 ○:良好 △:レベリング不良、膜厚不足 ×:レベリング不良、膜厚不足 4.浸漬塗装性:塗装膜厚(厚膜塗装性) ○:30〜50μm/1コート △:20〜40μm/1コート ×:20μm以下/1コート
の錆幅をmmmm単位で表示した。 8.耐水浸漬試験 JIS K−5400に準拠(20℃水道水、240時
間)。カットからの錆幅をmm単位で表示した。
覆用樹脂組成物は、DSCによるTgが40〜110℃
のビニル系重合体(A)と、DSCによるTgが−20
〜30℃のビニル系重合体(B)とを含有し、ビニル系
重合体(B)が加水分解性シリル基を有するので、塗膜
硬度、密着性、耐腐食性、耐ブロッキング性等に優れた
塗膜を形成することができる。また、ビニル系重合体
(A)とビニル系重合体(B)との重量比(ビニル系重
合体(A)/ビニル系重合体(B))が、50.0/5
0.0〜99.9/0.1であれば、塗膜硬度、密着
性、耐腐食性、耐ブロッキング性等にさらに優れた塗膜
を形成することができる。
量が、10,000〜50,000であれば、耐水性、
耐アルカリ性、塗膜硬度にさらに優れた塗膜を形成する
ことができる。また、ビニル系重合体(B)の数平均分
子量が、2,000〜10,000であれば、密着性に
さらに優れた塗膜を形成することができる。そして、本
発明の金属管被覆用塗料組成物は、前記本発明の金属管
被覆用樹脂組成物を含有し、チクソ係数が2.0〜4.
0の範囲であるので、塗膜硬度、密着性、耐腐食性、耐
ブロッキング性等に優れた塗膜を形成することができ、
あらゆる塗装方法に対する適性にも優れる。また、本発
明の金属管被覆用塗料組成物は、前記本発明の金属管被
覆用樹脂組成物を含有し、20℃での塗料不揮発分が3
0〜50重量%であるので、塗膜硬度、密着性、耐腐食
性、耐ブロッキング性等に優れた塗膜を形成することが
でき、あらゆる塗装方法に対する適性にも優れる。
Claims (7)
- 【請求項1】 示差走査熱量計により測定されたガラス
転移点が40〜110℃のビニル系重合体(A)と、示
差走査熱量計により測定されたガラス転移点が−20〜
30℃のビニル系重合体(B)とを含有し、 ビニル系重合体(B)が加水分解性シリル基を有するこ
とを特徴とする金属管被覆用樹脂組成物。 - 【請求項2】 ビニル系重合体(A)とビニル系重合体
(B)との重量比(ビニル系重合体(A)/ビニル系重
合体(B))が、50.0/50.0〜99.9/0.
1であることを特徴とする請求項1記載の金属管被覆用
樹脂組成物。 - 【請求項3】 ビニル系重合体(A)の数平均分子量
が、10,000〜50,000であることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載の金属管被覆用樹脂組成
物。 - 【請求項4】 ビニル系重合体(B)の数平均分子量
が、2,000〜10,000であることを特徴とする
請求項1または請求項2記載の金属管被覆用樹脂組成
物。 - 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか一項に記載の
金属管被覆用樹脂組成物を含有し、チクソ係数が2.0
〜4.0の範囲であることを特徴とする金属管被覆用塗
料組成物。 - 【請求項6】 請求項1ないし4いずれか一項に記載の
金属管被覆用樹脂組成物を含有し、20℃での塗料不揮
発分が30〜50重量%であることを特徴とする金属管
被覆用塗料組成物。 - 【請求項7】 請求項1ないし4いずれか一項に記載の
金属管被覆用樹脂組成物を含有し、チクソ係数が2.0
〜4.0の範囲であり、20℃での塗料不揮発分が30
〜50重量%であることを特徴とする金属管被覆用塗料
組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09026799A JP3545253B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 金属管外面被覆用樹脂組成物および金属管外面被覆用塗料組成物 |
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JP09026799A JP3545253B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 金属管外面被覆用樹脂組成物および金属管外面被覆用塗料組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000281961A true JP2000281961A (ja) | 2000-10-10 |
JP3545253B2 JP3545253B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP09026799A Expired - Lifetime JP3545253B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 金属管外面被覆用樹脂組成物および金属管外面被覆用塗料組成物 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3545253B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011006612A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Kurimoto Ltd | 金属管用塗料組成物およびそれを塗布してなる金属管 |
JP2016008320A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | 株式会社栗本鐵工所 | 鉄系金属用耐食層 |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP09026799A patent/JP3545253B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011006612A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Kurimoto Ltd | 金属管用塗料組成物およびそれを塗布してなる金属管 |
JP2016008320A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | 株式会社栗本鐵工所 | 鉄系金属用耐食層 |
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