JP2000281170A - Icトレイ - Google Patents

Icトレイ

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JP2000281170A
JP2000281170A JP11088870A JP8887099A JP2000281170A JP 2000281170 A JP2000281170 A JP 2000281170A JP 11088870 A JP11088870 A JP 11088870A JP 8887099 A JP8887099 A JP 8887099A JP 2000281170 A JP2000281170 A JP 2000281170A
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JP
Japan
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tray
semiconductor product
holes
rib
fitting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11088870A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Koshikawa
康明 越川
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の半導体製品を収納するICトレイは、収
納する半導体製品の大きさが同一でない限り、それぞれ
に設計、製作することとなり、製造コストを押し上げ、
且つ新たなICトレイの保管場所や保管器具が増加し
た。一体構造であり固定リブが一箇所でも欠けた場合に
は使用できなった。 【解決手段】本発明は、多数の孔が整列されたトレイ本
体2に半導体製品の大きさに合わせて着脱自在なリブ4
を取り付けて収納部分を仕切ることにより、汎用性を持
たせて、どの半導体製品にも容易に対応するICトレイ
である。また一箇所のリブ4が損傷して場合、リブ4の
みを取り替えで引き続き使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッケージされた
半導体製品を収納するトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パッケージされた半導体製品を
試験装置への搬送や一時的に保管する場合、半導体製品
のリード端子が曲がったり、パッケージ本体に損傷を与
えないように、専用の容器に収納している。
【0003】この容器としては、従来、図7に示すよう
な積み重ね可能なICトレイ11を用いている。このI
Cトレイ11は、樹脂等により形成されており、はんど
うたい製品12のリード端子13が非接触でパッケージ
本体の下側のみがトレイ面に接触するように固定リブ1
4が設けられており、さらに、トレイの下側には、張り
出すように下方固定リブが設けられている。
【0004】図8に示すように、このようなICトレイ
に半導体製品を収納し、さらに上段に同様なICトレイ
を積み重ねることにより、固定リブ14に保持される半
導体製品12のパッケージ本体の上側には隙間を開けて
下方固定リブ15が配置されるこことなり、半導体製品
12が収納部分からずれ落ちない。
【0005】通常、このICトレイは、外周の大きさは
統一的な規格により規定されているが、内部の収納部分
(ポケット)の仕切りは、個々の半導体製品に適合する
ように形成している専用トレイである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ICトレイは
各半導体製品の大きさに合わせて専用に設計しているた
め、汎用性が無く、生産数の少ないカスタムタイプの半
導体製品であっても個々に作製しなければならない。
【0007】従って、専用ICトレイは、収納する半導
体製品の大きさが同一でない限り、それぞれに設計、製
作することとなり、製造コストを押し上げるだけでな
く、工場内に多数のICトレイを保管して置く場所や保
管器具を設置して管理しなければならなかった。
【0008】また、一体構造であるため、半導体製品を
収納するための固定リブ14若しくは下方固定リブ15
が一箇所でも損傷して欠けた場合には、収納された半導
体製品がずれ落ちて、リード端子を曲げたり、パッケー
ジ本体に損傷を与えたりすることとなり、さらにICテ
スタ装置との搬送時に搬送エラーを引き起こすため、そ
のICトレイを使用することができなくなっていた。
【0009】そこで本発明は、収納する半導体製品の大
きさに対して対応できる汎用性を有し、且つ簡単に仕様
変更が可能で、半導体製品に損傷を与えずに収納するI
Cトレイを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、多数の貫通孔が配列するICトレイ本体
と、リード端子を有しパッケージされた半導体製品を収
納するスペースを前記貫通孔に嵌合して前記ICトレイ
上に作るための着脱自在なリブとで構成されるICトレ
イを提供する。
【0011】また前記ICトレイにおいて、前記着脱自
在なリブは、保持部と嵌合部とで構成され、前記保持部
は、前記半導体製品のリード端子とは非接触で、パッケ
ージ本体の一部を下側から接して支える切り欠き部分を
有し、前記嵌合部は、前記貫通孔に嵌合して固定され、
前記ICトレイが積み重ねられた際に、下段のICトレ
イに収納された半導体製品のリード端子とは非接触で、
そのパッケージ本体の上側からずれ落ちるのを防止する
様にカバーする切り欠き部分を有する。
【0012】以上のような構成のICトレイは、多数の
貫通孔が整列されたトレイ本体に半導体製品の大きさに
合わせて着脱自在なリブを取り付けて収納部分を仕切
る。また一箇所の着脱自在なリブが損傷して場合、その
リブのみを取り替えで引き続き使用する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0014】図1は、第1の実施形態に係るICトレイ
の構造の一部を示す。
【0015】このICトレイ1は、トレイ本体2と、パ
ッケージされた半導体製品を収納するスペースを作るた
めの着脱自在なリブ4とで構成される。このICトレイ
1は、樹脂等で形成され、リブ4を装着させるための多
数の孔5が開けられている。これらの孔5は貫通孔であ
り、任意の間隔で整列して配置されている。この任意の
間隔は、このICトレイを利用するICテスタ装置や搬
送装置を考慮して、それぞれに使用できるように規定さ
れているものとする。
【0016】一例として、図2(a)には、リブ4の斜
め上から見た形状、同図(b)には斜め下から見た形状
を示している。
【0017】このリブ4は、トレイ本体2と同様に樹脂
で形成され、保持部4aと嵌合部4bとで構成される。
この保持部4aは、半導体製品のリード端子とは非接触
で、パッケージ本体の下側から接して支える切り欠き部
分を有している。嵌合部4bは、先端にリード端子とは
非接触で、パッケージ本体の上側からカバーするための
切り欠き部分を有し、トレイ本体2に開けられた孔5に
嵌合して取り付けられ固定される。また嵌合部4bの形
状は、孔に嵌合する形状であればよく、本実施形態のよ
うに円柱形状でもよいし、直方体形状や楕円形状であっ
てもよい。但し図示したような円柱形状の場合には、リ
ブが固定されて回転を防止するために、孔5に切り欠き
を設け、且つこれに嵌合するストッパ6を設ける必要が
ある。
【0018】図3は、前述したICトレイ1に半導体製
品3を収納した状態を示す。
【0019】まず、図1に示すように半導体製品3のパ
ッケージ本体の大きさに合わせて、1つの半導体製品3
に対して4つのリブ4を取り付ける。そして同様な位置
にリブ4を装着した他のICトレイを多数準備する。
【0020】図4(a)、(b)に示すように、半導体
製品のパッケージ本体の大きさに適応させて嵌合すべき
孔5を選び、リブ4を取り付けることにより、どのよう
な大きさの半導体製品に対しても対応することができ
る。また、リブの大きさに比べてパッケージ本体が大き
い場合には、図4(c)に示すように、本体一辺に複数
のリブを配置して収納させてもよい。
【0021】図3に示すように、ICトレイ1aに半導
体製品3を収納し、さらに上段にICトレイ1bを重ね
合わせる。ICトレイ1bを重ね合わせることにより、
半導体製品3は、ICトレイ1aのリブ4の切り欠き部
分に載置されつつ、上段のICトレイ1bのリブ4の嵌
合部先端の切り欠き部分に挟まれて、リード端子が非接
触状態でずれ落ちないようにパッケージ本体が保持され
る。
【0022】次に、第2の実施形態に係るICトレイの
構造を示す。
【0023】前述した第1の実施形態において、半導体
製品の大きさが極端に異なる場合、例えば、リブを4つ
用いて取り囲んだ収納部分(ポケット)に比べて、若し
くは孔5の配置間隔よりも、パッケージ本体が小さい場
合には、半導体製品は収納できない。
【0024】そこで、図5に示すような専用の収納型リ
ブ7を作製する。この収納型リブ7は、半導体製品を収
納するリブを有する収納部7aと、前述したトレイ本体
2の孔5に嵌合して、収納型リブを取り付け固定し、且
つ先端部分で下段のICトレイ1aに収納された半導体
製品がずれ落ちないように上側からカバーする嵌合部7
bとで構成される。
【0025】本実施形態の収納型リブ7は、図6に示す
ように、このICトレイを利用するICテスタ装置や搬
送装置により規定される配置位置に取り付ける。そし
て、ICトレイ1aに半導体製品3を収納した後、上段
に同様に収納型リブ7を取り付けたICトレイ1bを積
み重ねる。
【0026】これにより図示するように、上段のICト
レイ1bに取り付けられた収納型リブ7の嵌合部7bの
先端が下段のICトレイ1aに収納された半導体製品3
の上側からカバーすることとなり、半導体製品3が収納
部分からずれ落ちることを防止する。
【0027】以上説明したように、本実施形態のICト
レイは、半導体製品の大きさに合わせてリブを取り付け
て収納部分を仕切ることにより、どのような大きさの半
導体製品も収納できる汎用性があり、生産数の少ないカ
スタムタイプの半導体製品であっても、容易に対応させ
ることができる。
【0028】また、一箇所のリブが損傷しても、リブの
みを取り替えることにより、引き続き利用できるため、
ICトレイ自体の利用期間が長くなり、コスト的に有用
である。
【0029】さらに、個々に行っていたICトレイの設
計、製作が無くなり、製造コストを低減させ、従来に比
べてICトレイの保管場所や保管器具を増加させること
が無くなる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、収
納する半導体製品の大きさに対して対応できる汎用性を
有し、且つ簡単に仕様変更が可能で、半導体製品に損傷
を与えずに収納するICトレイを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るICトレイの構造を示す
図である。
【図2】第1の実施形態に係るICトレイに用いるリブ
の形状を示す図である。
【図3】第1の実施形態に係るICトレイに半導体製品
を収納した状態を示す図である。
【図4】半導体製品を収納する様にリブを取り付けたI
Cトレイの状態を示す図である。
【図5】第2の実施形態に係るICトレイの専用の収納
型リブの形状を示す図である。
【図6】第2の実施形態に係るICトレイに半導体製品
を収納する状態を示す図である。
【図7】従来のICトレイの構造を示す図である。
【図8】従来のICトレイに半導体製品を収納した状態
を示す図である。
【符号の説明】
1…ICトレイ 2…トレイ本体 3…半導体製品 4…リブ 4a…保持部 4b…嵌合部 5…孔 6…ストッパ 7…収納型リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の貫通孔が配列するICトレイ本体
    と、 リード端子を有しパッケージされた半導体製品を収納す
    るスペースを前記貫通孔に嵌合して前記ICトレイ上に
    作るための着脱自在なリブと、を具備することを特徴と
    するICトレイ。
  2. 【請求項2】 前記ICトレイにおいて、 前記着脱自在なリブは、保持部と嵌合部とで構成され、 前記保持部は、前記半導体製品のリード端子とは非接触
    で、パッケージ本体の一部を下側から接して支える切り
    欠き部分を有し、 前記嵌合部は、前記貫通孔に嵌合して固定され、前記I
    Cトレイが積み重ねられた際に、下段のICトレイに収
    納された半導体製品のリード端子とは非接触で、そのパ
    ッケージ本体の上側からずれ落ちるのを防止する様にカ
    バーする切り欠き部分を有することを特徴とする請求項
    1に記載のICトレイ。
  3. 【請求項3】 前記ICトレイにおいて、 多数の前記貫通孔が配列する間隔は、前記着脱自在なリ
    ブの大きさと該ICトレイを使用する試験装置及び搬送
    装置により規定されることを特徴とする請求項1に記載
    のICトレイ。
  4. 【請求項4】 前記ICトレイにおいて、 前記着脱自在なリブは、保持部と嵌合部とで構成され、 前記保持部は、前記半導体製品のリード端子とは非接触
    で、パッケージ本体の下側から接して収納する保持部分
    を有し、 前記嵌合部は、前記貫通孔に嵌合して固定され、前記I
    Cトレイが積み重ねられた際に、下段のICトレイに収
    納された半導体製品のリード端子とは非接触で、そのパ
    ッケージ本体の上側からずれ落ちるのを防止するための
    カバー部分を有することを特徴とする請求項1に記載の
    ICトレイ。
JP11088870A 1999-03-30 1999-03-30 Icトレイ Withdrawn JP2000281170A (ja)

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