JP2991198B1 - 半導体デバイス用トレー - Google Patents

半導体デバイス用トレー

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JP2991198B1
JP2991198B1 JP10270270A JP27027098A JP2991198B1 JP 2991198 B1 JP2991198 B1 JP 2991198B1 JP 10270270 A JP10270270 A JP 10270270A JP 27027098 A JP27027098 A JP 27027098A JP 2991198 B1 JP2991198 B1 JP 2991198B1
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Abstract

【要約】 【課題】 半導体デバイスの小型化を図ることができ、
かつ、半導体デバイスの品質を高めることができる半導
体デバイス用トレーを提供する。 【解決手段】 底面に複数の半田ボール10を有するパ
ッケージ9を収容するために、トレー本体11のパッケ
ージ9の載置部11Aに、パッケージ9の各半田ボール
10を受け入れる半田ボールポケット14を設け、各半
田ボールポケット14の仕切部15がパッケージ9の半
田ボール10間を支持し、半田ボールポケット14が半
田ボール10を受け入れる大きさに形成され、半田ボー
ルポケット14の深さdが半田ボール10の高さeより
も大きく形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体デバイス
用トレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体デバイス(以下、単に
デバイスという)には配線用の端子として略半球状にし
た半田からなる半田ボールを底面に多数配列したものが
ある。この種のデバイスを搬送する場合には、搬送用の
トレーに載置してこれを行うようにしている。
【0003】このような従来のトレーについて図7乃至
図13によって説明する。図8において、1は四角形状
のデバイスとしてのパッケージを示している。このパッ
ケージ1には底面に複数の半田ボール2が配列され、こ
のパッケージ1は、図7、図9に示すように、搬送用の
トレー3のトレーポケット4に収納されるようになって
いる。トレー3のトレーポケット4は、トレー3の載置
面から下側に凹状に形成されており、底面には円形の開
口部5が設けられている。トレーポケット4の平面視に
おける上部開口部の形状はパッケージ1よりもやや小さ
い四角形状に形成され、パッケージ1を載置した場合
に、パッケージ1の側辺部の半田ボール2が設けられて
いない部位6を支持している(端受けタイプ)。
【0004】また、図10、図11に示すように、トレ
ー3には四角形状でコーナー部分を面取りした形状のト
レーポケット4Aが形成されたものもある。このような
トレーポケット4Aの4つの角部に、パッケージ1の角
部できた半田ボール2が設けられていない部位7を支持
するようになっている(角受けタイプ)。さらに、図1
2、図13に示すようにトレーポケット4Bの上部開口
部の大きさをパッケージ1の形状とほぼ同じ大きさに形
成して、ここにパッケージ1を収納するものもある。こ
の種の技術としては、例えば、特許第2688664
号、特開平9−148424号、及び、特開平7−27
7388号公報に記載されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記端
受けタイプのトレーポケット4の場合、パッケージ1の
半田ボール2端から基板8端までの距離b(図8に示
す)はパッケージ1の寸法公差、トレー3の寸法公差、
トレー3への収納作業性を考えると最低でも0.5〜
0.6mmは必要となり、したがって、パッケージ1の
小型化には不利である。また、上記角受けタイプのトレ
ーポケット4Aの場合、パッケージ1のコーナー部の長
さf(図8に示す)はトレーポケット4Aのパッケージ
受け段差部の幅g(図10に示す)に対し f>g で
なければトレーポケット4A内でパッケージ1が回転し
てしまうため、パッケージ1のコーナー部の長さfは
0.5mm以上確保する必要があり、パッケージ1の小
型化には不利である。
【0006】そして、図12、図13に示すタイプで
は、パッケージ1の半田ボール2端から基板8端までの
距離b及びパッケージ1のコーナー部の長さfは、b=
0,f=0であってもトレー3への収納上は問題ない
が、半田ボール2が底壁に接触し傷が付くという品質上
の問題を有する。そこで、この発明は、半導体デバイス
の小型化を図ることができ、かつ、半導体デバイスの品
質を高めることができる半導体デバイス用トレーを提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載した発明によれば、底面に複数の半
田ボールを有する半導体デバイスを収容するための半導
体デバイス用トレーにおいて、トレー本体の半導体デバ
イス載置部に、半導体デバイスの各半田ボール間を支持
する支持部を設けたことを特徴とする。このように構成
することで、半田ボール間を支持することにより、半導
体デバイスの周囲を支持する必要がなくなり、半導体デ
バイスの周囲の支持部が廃止可能となる。
【0008】請求項2に記載した発明によれば、底面に
複数の半田ボールを有する半導体デバイスを収容するた
めの半導体デバイス用トレーにおいて、トレー本体の半
導体デバイス載置部に、半導体デバイスの各半田ボール
を受け入れる半田ボールポケットを設け、各半田ボール
ポケットの仕切部が半導体デバイスの支持部とされてい
ることを特徴とする。このように構成することで、半導
体デバイスの周囲を支持する必要がなくなると共に各半
田ボールポケットにより半導体デバイスを確実に支持す
ることが可能となる。ここで、この半田ボールポケット
は半田ボールに対応して平面視円形状や平面視四角形状
に形成できる。この場合、半田ボールポケットの底壁を
開放するようにしても良い。
【0009】請求項3に記載した発明によれば、上記半
田ボールポケットが半田ボールを受け入れる大きさに形
成され、半田ボールポケットの深さが半田ボールの高さ
よりも大きく形成されていることを特徴とする。このよ
うに構成することで、半田ボールが半田ボールポケット
内に接触することなく収まる。請求項4に記載した発明
は、前記半田ボールポケットが半球形状に形成されてい
る。このように構成することで、半田ボールポケットは
半田ボールに沿うようにして半田ボールを受け入れるこ
とが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面と共に説明する。図1乃至図4は、この発明の第1実
施形態を示すものである。図2に示すのは半導体デバイ
スとしてパッケージ9である。パッケージ9の底面には
複数の半田ボール10が縦横に配列され、この半田ボー
ル10の底部が図示しないプリント基板への実装面とな
る。
【0011】図1に示すのはトレー本体11であって、
トレー本体11にはパッケージ9の載置部11Aが一般
部11Bよりもやや低い位置に、パッケージ9の基板1
2外周に合わせて四角形状に形成されている。載置部1
1Aの各辺の外側には4つの四角台形状の凸部13が形
成され、パッケージ9の側辺部からのガイドを容易化し
ている。載置部11Aにはパッケージ9の各半田ボール
10を受け入れる半田ボールポケット14が半田ボール
10に対応した位置に形成されている。
【0012】半田ボールポケット14は四角形状の孔で
あって、図3に示すように底壁を備えている。尚、図4
に示すように底壁を備えない開放された構造のものでも
よい。そして、各半田ボールポケット14間の仕切部1
5がパッケージ9の各半田ボール10間を支持するため
の支持部として構成されている。ここで、半田ボールポ
ケット14の幅a(図1に示す)は半田ボール10の直
径c(図2に示す)に対しa=c、または、a>cと
し、半田ボールポケット14の深さd(図3、図4に示
す)は半田ボール10高さe(図3、図4に示す)に対
してd>eとされている。
【0013】この実施形態によれば、パッケージ9を載
置部11Aにセットすれば、パッケージ9の各半田ボー
ル10はトレー本体11の各半田ボールポケット14に
収まり、半田ボールポケット14間の仕切部15によっ
て、パッケージ9の半田ボール10間が支持される。し
たがって、パッケージ9の基板12の周囲を支持する必
要がなくなるため、パッケージ9の基板12周囲を拡大
しなくてもよくなり、パッケージ9の周囲に支持部を設
けることなく小さな幅b(図2に示す)とすれば良い分
だけパッケージ9を小型化できる。これによりトレー本
体11のパッケージ9の収容数を増加できる。また、半
田ボール10が半田ボールポケット14内に接触するこ
となく収まるため、半田ボール10を傷付けることなく
パッケージ9を搬送できる。そして、半田ボール10の
底部に傷が付かないため、プリント基板への実装状態が
良好となり製品品質を向上できる。
【0014】次に、この発明の第2実施形態を図5、図
6によって説明する。この実施形態において、図5に示
すようにトレー本体11にはパッケージ9の載置部11
Cが一般部11Bよりもやや低い位置に設けられ、か
つ、図2に示すようにパッケージ9の基板12外周に合
わせて四角形状に形成されている点は前記第1実施形態
と同様である。ここで、載置部11Cの各角部の外側に
は4つのL字形の凸部16が形成され、パッケージ9の
四隅からのガイドを容易化している。載置部11Cには
パッケージ9の各半田ボール10を受け入れる半田ボー
ルポケット17が形成されている。
【0015】半田ボールポケット17は半球形状の凹部
である。そして、各半田ボールポケット17の仕切部1
8がパッケージ9の支持部として構成されている。ここ
で、半田ボールポケット17の形状は、図6に示すよう
に半田ボール10に対して深さd’がd’=e+α、直
径a’がa’=c+α’(e:半田ボール高さ、c:半
田ボール直径、α<0.05μm α’:ほとんど0)
となるような半球形状に形成されている。
【0016】したがって、この実施形態においても、パ
ッケージ9の基板12の周囲を支持する必要がなくなる
ため、パッケージ9の基板12周囲を拡大しなくてもよ
くなり、パッケージ9の周囲に支持部を設けず、小さな
幅b(図2に示す)とすれば良い分だけパッケージ9を
小型化できる。
【0017】また、半田ボール10が半田ボールポケッ
ト17内に接触することなく収まるため、半田ボール1
0を傷付けることなくパッケージ9を搬送できる。そし
て、半田ボール10の底部に傷が付かないため、プリン
ト基板への実装状態が良好となり、製品品質を向上でき
る。さらに、半田ボール10に沿うようにして半田ボー
ル10を受け入れる半球形の半田ボールポケット17と
することにより、半田ボール10の底部のみならず、半
田ボール10の付け根部分にも傷がつきにくくなる点で
有利である。尚、この発明は上記実施形態に限られるも
のではなく、例えば、パッケージ化された半導体デバイ
スについて説明したが、半導体デバイスをそのままの状
態で搬送する場合にも適用できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載した発明によれば、半田ボール間を支持することによ
り、半導体デバイスの周囲を支持する必要がなくなり、
半導体デバイスの周囲の支持部が廃止可能となるため、
半導体デバイスの周囲に支持部を設けなくても良い分だ
け半導体デバイスを小型化できるという効果がある。
【0019】請求項2に記載した発明によれば、半導体
デバイスの周囲を支持する必要がなくなると共に各半田
ボールポケットにより半導体デバイスを確実に支持する
ことが可能となるため、半導体デバイスの周囲を支持す
る必要がなくなる分だけ半導体デバイスを小型化できる
と共に半導体デバイスを確実に支持することができる効
果がある。
【0020】請求項3に記載した発明によれば、半田ボ
ールが半田ボールポケット内に接触することなく収まる
ため、半田ボールを傷付けることなく、半導体デバイス
を搬送できる効果がある。また、半田ボールの底部はプ
リント基板への実装面となるため、半田ボールの底部に
傷を付けないということは、プリント基板への実装状態
が良好となり、製品品質を向上させることができる効果
がある。請求項4に記載した発明によれば、半田ボール
ポケットは半田ボールに沿うようにして半田ボールを受
け入れることが可能となるため、半田ボールの底部のみ
ならず半田ボールの付け根部分にも傷がつきにくくなる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態を示す上面図であ
る。
【図2】 半導体デバイスの底面図である。
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 半田ボールポケットの底壁を開放した形態を
示す図3に相当する断面図である。
【図5】 この発明の第2実施形態を示す上面図であ
る。
【図6】 半田ボールの半田ボールポケットに対する挿
入状態を示す説明図である。
【図7】 従来技術のトレーポケットの上面図である。
【図8】 従来の半導体デバイスの底面図である。
【図9】 図7のB−B線に沿う断面図である。
【図10】 他の従来技術のトレーポケットの上面図で
ある。
【図11】 図10に半導体デバイスを載置した状態を
示す平面図である。
【図12】 別の従来技術のトレーポケットの上面図で
ある。
【図13】 図12に半導体デバイスを載置した状態を
示す側面視図である。
【符号の説明】
9 パッケージ(半導体デバイス) 10 半田ボール 11 トレー本体 11A,11C 載置部 14,17 半田ボールポケット 15,18 仕切部(支持部) d 半田ボールポケットの深さ e 半田ボールの高さ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に複数の半田ボールを有する半導体
    デバイスを収容するための半導体デバイス用トレーにお
    いて、トレー本体の半導体デバイス載置部に、半導体デ
    バイスの各半田ボール間を支持する支持部を設けたこと
    を特徴とする半導体デバイス用トレー。
  2. 【請求項2】 底面に複数の半田ボールを有する半導体
    デバイスを収容するための半導体デバイス用トレーにお
    いて、トレー本体の半導体デバイス載置部に、半導体デ
    バイスの各半田ボールを受け入れる半田ボールポケット
    を設け、各半田ボールポケットの仕切部が半導体デバイ
    スの支持部とされていることを特徴とする半導体デバイ
    ス用トレー。
  3. 【請求項3】 上記半田ボールポケットが半田ボールを
    受け入れる大きさに形成され、半田ボールポケットの深
    さが半田ボールの高さよりも大きく形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の半導体デバイス用トレ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記半田ボールポケットが半球形状に形
    成されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体
    デバイス用トレー。
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