JP2000281152A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JP2000281152A
JP2000281152A JP11087375A JP8737599A JP2000281152A JP 2000281152 A JP2000281152 A JP 2000281152A JP 11087375 A JP11087375 A JP 11087375A JP 8737599 A JP8737599 A JP 8737599A JP 2000281152 A JP2000281152 A JP 2000281152A
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JP
Japan
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stored
compartments
container
packaging container
push buttons
Prior art date
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Pending
Application number
JP11087375A
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English (en)
Inventor
Takashi Saito
尚 斉藤
Norio Kukitani
典生 柊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二種類の液状またはペースト状の被収納物を
隔離して収納するとともに、各被収納物を同時に一定量
ずつ取り出すことができるように成した包装容器であっ
て、取り扱い性が良好で、手間がかからないものを提供
する。 【解決手段】 二種類の液状またはペースト状の被収納
物C、C’を隔離して収納するとともに、片手で操作す
ることにより各被収納物C、C’を同時に一定量ずつ取
り出すことができるように成した包装容器であって、弾
性を有する有底筒状の容器本体2と、この容器本体2の
外周部に設けられた押圧操作部3とを備え、容器本体2
は、水平方向に並設され上部に取出口6L、6Rが設け
られた一対の隔室5L、5Rを有し、押圧操作部3は、
隔室5L、5Rをそれらの並設方向に挟んで対向するよ
うに配され、内方に所定ストローク移動し得るように支
持された一対のプッシュボタン9L、9Rを有すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二種類の液状また
はペースト状の被収納物を隔離して収納するとともに、
片手で操作することにより各被収納物を同時に一定量ず
つ取り出すことができるように包装容器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】二種類の液状またはペースト状の被収納
物を隔離して収納するとともに、各被収納物を同時に一
定量ずつ取り出すことができるように成した包装容器は
公知である(例えば、実開昭62−62673号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の包装容器は両手で操作するように構成されてい
るため、取り扱いにくいとともに、被収納物が直接手で
取り扱うもの(例えば、シェービングクリーム等)であ
っても、取り出された被収納物を受ける容器が必要であ
り、煩雑であるという問題点があった。
【0004】本発明は上述した問題点を除いた包装容器
を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、二種類の液状またはペースト状の被
収納物を隔離して収納するとともに、片手で操作するこ
とにより各被収納物を同時に一定量ずつ取り出すことが
できるように成した包装容器であって、弾性を有する有
底筒状の容器本体と、この容器本体の外周部に設けられ
た押圧操作部とを備え、前記容器本体は、水平方向に並
設され上部に取出口が設けられた一対の隔室を有し、前
記押圧操作部は、前記一対の隔室をそれらの並設方向に
挟んで対向するように配され内方に所定ストローク移動
し得るように支持された一対のプッシュボタンを有し、
前記各プッシュボタンを所定ストローク移動するように
内方に押圧すると、前記各隔室が弾性変形して前記各隔
室内の被収納物が一定量ずつ押し出され、前記各プッシ
ュボタンへの押圧力を解除すると前記各隔室が変形前の
状態に弾性復帰するとともに前記各プッシュボタンが押
圧前の位置に復帰するように成したことを特徴とするも
のである。
【0006】なお、前記各プッシュボタンが内方に所定
ストローク移動したときにそれぞれについてクリック感
が得られるようにすると、前記各プッシュボタンが所定
ストローク移動したことを確認することができるので、
好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態である包装容器1の斜視図、図2は容器本体2の斜
視図、図3は押圧操作部3の分解斜視図、図4はキャッ
プ4の斜視図、図5は包装容器1の一部破断正面図、図
6は図5のA−A線断面図である。
【0008】図1に示す包装容器1は、例えば、混合す
ることによりシェービングクリームとなる二種類の粘性
の有る液状物を隔離して収納するものであって、弾性を
有する有底筒状の容器本体2と、この容器本体2の外周
部に取り付けられた押圧操作部3と、容器本体2の上端
部に取り付けられたキャップ4とを備えている。
【0009】容器本体2はブロー成形法により成形され
た横断面長円状のもので、図5に示すように、水平方向
に並設された一対の隔室5L、5Rを有しており、隔室
5L、5Rの上端部には上方に突出した筒状の取出口6
L、6Rが設けられている。図2に示すように、容器本
体2の外周部には、周方向に延びる溝7が全周にわたっ
て形成されている。
【0010】押圧操作部3は合成樹脂射出成形品で、図
5に示すように、容器本体2の溝7に取り付けられた横
断面長円形状の筒状のホルダー8と、このホルダー8の
左右両側に設けられ、ホルダー8に内方に摺動自在に支
持された一対のプッシュボタン9L、9Rとを有してい
る。
【0011】図3に示すように、ホルダー8は、一対の
半割り状のホルダー構成部材10L、10Rの一側縁を
ヒンジ部11を介して回動自在に連結したもので、ホル
ダー構成部材10Rの自由端側の側面には嵌合凸部12
が設けられており、ホルダー構成部材10Lの自由端側
の側面には、この嵌合凸部12に嵌合する嵌合凹部(不
図示)が設けられており、ホルダー構成部材10L、1
0Rをヒンジ部11を支点として内側に回動させ、嵌合
凸部12を前記嵌合凹部に嵌合させることにより筒状と
なる。
【0012】ホルダー構成部材10L、10Rの外面の
中央部にはそれぞれプッシュボタン9L、9Rの押圧部
15(後述)を収容する円形の凹部13が設けられてお
り、各凹部13の底面にはプッシュボタン9の直軸部1
6(後述)を摺動自在に支持する貫通孔14が設けられ
ている。ホルダー8は、容器本体2の溝7を巻くように
取り付けられ、筒状に形成された状態において溝7内に
嵌入するとともにその外面が容器本体2の外面とほぼ面
一となるように形成されている。
【0013】プッシュボタン9L、9Rは、図6(a)
に示すように、外面が球面状に形成された円形の押圧部
15と、この押圧部15の裏面中央部から外方に向けて
直角に突出した直軸部16と、この直軸部16の先端に
形成されたフランジ状のストッパ部17と、直軸部16
の外周部に形成された複数個の板状の突起18とを有し
ている。
【0014】各突起18は直角三角形状に形成され、そ
の斜辺が直軸部16の先端部に向かって外側に傾斜する
ように設けられている。図6(a)に示す状態からプッ
シュボタン9L(9R)を内方に押し込むと、各突起1
8が貫通孔14の周囲に形成された薄肉部19に当接
し、これを内方に弾性変形させて乗り越えるようになっ
ている。各突起18が薄肉部19を乗り越えると、薄肉
部19は変形前の状態に弾性復帰する。各突起18が薄
肉部19を乗り越えるときにはクリック音を発するとと
もに押圧部15を介して指にクリック感が伝わるように
なっている。
【0015】また、図6(b)に示すように、各突起1
8が薄肉部19を乗り越えるとほぼ同時に押圧部15の
裏面が凹部13の底面に当接してプッシュボタン9L
(9R)の内方への移動が阻止されるようになってい
る。したがって、プッシュボタン9L(9R)が内方に
所定ストローク移動したか否かを前記クリック感及びク
リック音によって知ることができるものである。
【0016】図6(b)に示す状態においてプッシュボ
タン9L(9R)への押圧力を解除すると、隔室5L
(5R)の弾性によりプッシュボタン9L(9R)が外
方に押し戻され、各突起18が薄肉部19を乗り越えて
プッシュボタン9L(9R)が押圧前の位置(図6
(a)の位置)に復帰するとともに隔室5L(5R)が
変形前の状態(図6(a)の状態)に弾性復帰するよう
になっている。
【0017】キャップ4は合成樹脂射出成形品で、筒状
のキャップ本体20と、このキャップ本体20の上端縁
にヒンジ部21を介して回動可能に連結され、キャップ
本体20に係止可能な蓋体22とを備えている。キャッ
プ本体20は上面が頂壁20aによって封鎖されてお
り、この頂壁20aの下面には、図5に示すように、下
方に向けて突出した一対の筒状の連結部23L、23R
が設けられている。また、頂壁20aの上面には、上方
に向けて突出し、連結部23L、23Rに連通した一対
のノズル24L、24Rが設けられている。
【0018】キャップ本体20を容器本体2の上端に取
り付けると、連結部23L、23Rが取出口6L、6R
の外周部に嵌合し、隔室5L、5Rがノズル24L、2
4Rと連通するようになっている。また、蓋体22の内
面には、蓋体22をキャップ本体20に係止したときに
ノズル24L、24Rの開口部に嵌合し、この開口部を
封閉する一対の嵌合突起25L、25Rが設けられてい
る。
【0019】次に、上記のように構成した包装容器1の
使用方法を説明する。ユーザは、図1に示す状態から蓋
体22を上方に回動してノズル24L、24Rを露出さ
せ、包装容器1を、一方の手で、中指の腹がプッシュボ
タン9Lに接するとともに親指の腹がプッシュボタン9
Rに接するように把持する。そして、ノズル24L、2
4Rの先端部を下に向けて、その下に他方の手のひらを
位置させる。
【0020】この状態でプッシュボタン9L、9Rを内
方に押圧すると、図6(b)に示すように、プッシュボ
タン9L、9Rのストッパ部17によって隔室5L、5
Rが内方に押圧されて弾性変形し、ノズル24Lから隔
室5L内に収納された被収納物Cが注出されるととも
に、ノズル24Rから隔室5R内に収納された被収納物
C’が注出される。各プッシュボタン9L、9Rをそれ
ぞれクリック感が得られるまで押圧することにより、被
収納物C、Cが一定量ずつ注出される。
【0021】注出が終了してユーザがプッシュボタン9
L、9Rへの押圧力を解除すると、隔室5L、5Rが変
形前の状態に弾性復帰するとともに、プッシュボタン9
L、9Rが外方に押し戻されて押圧前の位置に復帰す
る。ユーザは注出された二種類の被収納物C、C’を混
合して使用に供する。その後、ユーザは蓋体22を回動
して容器本体2に係止する。
【0022】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、上記実施形態では被収納物が液
状物である場合について説明したが、ペースト状物であ
ってもよい。その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の態様で実施可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の包装容器
は、片手で操作することができるため、取り扱い性が良
好であるとともに、被収納物が直接手で触れることがで
きるものである場合には、被収納物を受ける容器を準備
する必要がなく、手間がかからない。また、本発明の包
装容器は、極めて簡単な構造で、量産性に優れ、安価に
製造することができる。
【0024】請求項2の包装容器は、プッシュボタンが
所定ストローク移動したことをクリック感によって確認
することができるため、取り扱い性がより良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である包装容器1の斜視
図。
【図2】 容器本体2の斜視図。
【図3】 押圧操作部3の分解斜視図。
【図4】 キャップ4の斜視図。
【図5】 包装容器1の一部破断正面図。
【図6】 図5のA−A線断面図。
【符号の説明】
1 包装容器 2 容器本体 3 押圧操作部 5L、5R 隔室 6L、6R 取出口 9L、9R プッシュボタン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二種類の液状またはペースト状の被収納
    物を隔離して収納するとともに、片手で操作することに
    より各被収納物を同時に一定量ずつ取り出すことができ
    るように成した包装容器であって、 弾性を有する有底筒状の容器本体と、この容器本体の外
    周部に設けられた押圧操作部とを備え、 前記容器本体は、水平方向に並設され上部に取出口が設
    けられた一対の隔室を有し、 前記押圧操作部は、前記一対の隔室をそれらの並設方向
    に挟んで対向するように配され内方に所定ストローク移
    動し得るように支持された一対のプッシュボタンを有
    し、 前記各プッシュボタンを所定ストローク移動するように
    内方に押圧すると、前記各隔室が弾性変形して前記各隔
    室内の被収納物が一定量ずつ押し出され、前記各プッシ
    ュボタンへの押圧力を解除すると前記各隔室が変形前の
    状態に弾性復帰するとともに前記各プッシュボタンが押
    圧前の位置に復帰するように成したことを特徴とする包
    装容器。
  2. 【請求項2】 前記各プッシュボタンが内方に所定スト
    ローク移動したときにそれぞれについてクリック感が得
    られるように成したことを特徴とする請求項1に記載の
    包装容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110225865A (zh) * 2017-02-22 2019-09-10 宝洁公司 制备具有结构支撑框架的柔性容器的方法
US11338975B2 (en) 2018-05-16 2022-05-24 The Procter & Gamble Company Container blanks for flexible packages and methods of making flexible packages
US11548255B2 (en) 2017-02-21 2023-01-10 The Procter & Gamble Company Methods of making vented flexible containers

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