JP2000280984A - 舵 - Google Patents

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JP2000280984A JP11088248A JP8824899A JP2000280984A JP 2000280984 A JP2000280984 A JP 2000280984A JP 11088248 A JP11088248 A JP 11088248A JP 8824899 A JP8824899 A JP 8824899A JP 2000280984 A JP2000280984 A JP 2000280984A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な揚力を発生し、舵抵抗を減少させ
て船速を増加させ、舵面積を減少させて操縦機構の小型
化を図り、舵本体11および船体長さの縮小が可能であ
るようにして、流体力学的に最適化し、最小の舵面積
で、十分な操縦性ないし操縦力を得ることができる舵を
提供すること。 【解決手段】 舵がプロペラ後流の加速流中にあること
を考慮して、舵本体11の水平断面形状を、流線形状に
比較して頭部をより丸く、尾部をより細くすることに着
目し、舵本体11の前縁端11Aからの長さXの全長C
に対する割合をX/Cとし、最大厚さTmaxに対する、
X/Cの部位での水平断面における厚さTの割合をT/
Tmaxとし、T/Tmaxの1/2をYとしたときに、0.
25≦Y5%≦0.33、0.35≦Y10%≦0.43、
0.11≦Y80%≦0.17、0.03≦Y90%≦0.0
8、とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は舵にかかるもので、
とくにその断面形状(水平断面形状)に特徴がある舵に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の舵について図12ないし図14に
もとづき概説する。図12は、一般的な船舶1の尾部の
概略側面図であって、船舶1は、船体2と、プロペラ3
と、舵4と、を有する。
【0003】舵4は、プロペラ3の後方部において船体
2に取り付けた舵軸5と、船体2の方向に沿った舵本体
6と、を有する。舵本体6は、船体2に固定的に取り付
けたラダーホーン7と、舵軸5のまわりに旋回可能な可
動舵本体8と、を有する。
【0004】図13は、舵本体6の可動舵本体8部分の
水平断面図であって、舵本体6の水平断面形状は、たと
えば流線形6Aである。なお、図12の仮想線に沿った
ラダーホーン7および可動舵本体8部分の水平断面形状
も図13の仮想線に示すように、流線形6Aとしてあ
る。
【0005】こうした構成の舵4において、その舵本体
6が、図13に示す断面図のような流線形6Aである
と、舵4単独で(すなわちプロペラ3なしで)直進する
場合には抵抗が小さいが、実際の船舶1においては、舵
4は必ずプロペラ3の後流中にあるので、この場合の操
縦力まで考慮すると、流線形6Aは必ずしも最適ではな
いという問題がある。すなわち流線形6Aでは、船舶1
の直進時に流れの抵抗は少ないが、船舶1の操舵時には
流れの抵抗よりその操縦力が重要となり、流線形6Aで
は操縦性が劣るという問題がある。操縦性には、保針性
および旋回性があるが、それぞれ相反する特性である。
保針性は、直進中において波などにより一時的に針路が
変化しても原針路に復元することができる特性である。
旋回性は、船体長に対する旋回径で表され、これが小さ
いほど良好な旋回性といえる。流線形6Aでは、保針性
および旋回性ともに劣るという問題がある。また、操縦
力(舵直圧力)ないし舵力は、舵4に働く揚力に左右さ
れ、舵の投影面積に比例するものであって、舵に作用す
る横方向の力が大きいと操縦しやすいと言える。舵を大
きく長くすれば、操縦力を大きくすることができるが、
舵4の操縦機構および船舶1全体の小型化から考えれ
ば、舵の大きさは小さいほどよい。したがって、操縦性
および操縦力を十分に確保するために、流線形6Aの大
きさを大きくすることには限度がある。
【0006】図14は、舵本体6がフィッシュテイル形
6Bの場合の水平断面図であって、このフィッシュテイ
ル形6Bの場合には後縁が広がったもので、流線形6A
に比較して操縦性ないし操縦力を高めることができる
が、直進時における舵4への抵抗が大きく、速力性能を
大きく損なうという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、流体力学的に最適化
し、最小の舵面積で、十分な操縦性ないし操縦力を得る
ことができる舵を提供することを課題とする。
【0008】また本発明は、舵性能の損なうことなく、
舵抵抗を減少させることができる舵を提供することを課
題とする。
【0009】また本発明は、十分な揚力を発生させるこ
とができ、舵面積を減少させることができる舵を提供す
ることを課題とする。
【0010】また本発明は、舵抵抗を減少させて船速を
増加させることができる舵を提供することを課題とす
る。
【0011】また本発明は、舵面積を減少させて操縦機
構の小型化を図り、舵本体および船体長さの縮小が可能
な舵を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、舵が
プロペラ後流の加速流中にあることを考慮し、舵本体の
水平断面形状を、流線形状に比較して頭部をより丸く、
尾部をより細くすることに着目したもので、プロペラの
後方側において舵軸に取り付ける舵本体を有する舵であ
って、上記プロペラ側からの、前縁端から後縁端までの
上記舵本体の水平断面における中心線の全長をCとし、
上記舵本体の上記水平断面における上記中心線上の上記
前縁端からの長さをXとし、この長さXの上記全長Cに
対する割合をX/Cとするとともに、上記舵本体の上記
水平断面における最大厚さをTmaxとし、この最大厚さ
Tmaxに対する、X/C=5%の部位での上記水平断面
における厚さT5%の割合をT5%/Tmaxとし、T5%/Tm
axの1/2をY5%とし、上記最大厚さTmaxに対する、
X/C=10%の部位での上記水平断面における厚さT
10%の割合をT10%/Tmaxとし、T10%/Tmaxの1/2
をY10%とし、上記最大厚さTmaxに対する、X/C=8
0%の部位での上記水平断面における厚さT80%の割合
をT80%/Tmaxとし、T80%/Tmaxの1/2をY80%と
し、上記最大厚さTmaxに対する、X/C=90%の部
位での上記水平断面における厚さT90%の割合をT90%/
Tmaxとし、T90%/Tmaxの1/2をY90%としたとき
に、0.25≦Y5%≦0.33、0.35≦Y10%≦
0.43、0.11≦Y80%≦0.17、0.03≦Y9
0%≦0.08、とすることを特徴とする舵である。
【0013】上記最大厚さTmaxに対する、上記長さX
の上記全長Cに対する割合X/Cの部位での上記舵本体
の上記水平断面における厚さTの割合をT/Tmaxと
し、T/Tmaxの1/2をYとしたときに、X/Cに対
するYの値を図3に示す図表のようにすることができ
る。
【0014】上記舵は、小型船はもちろん、大型船ない
し肥大船など任意の種類の船舶に採用可能である。
【0015】本発明による舵においては、舵本体の水平
断面形状を、流線形状における頭部をより丸く、尾部を
より細くするような舵断面形状としたので、舵抵抗を増
加させることなく、逆に減少させるとともに、操縦性な
いし操縦力を大きくすることができる。したがって、同
等の操縦特性を得るために舵本体を小型化することが可
能であり、舵を操縦するための操縦機構の小型化はもち
ろん、船体長さ自体もこれを縮小することができ、波及
効果は絶大である。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施の形態による
舵10を図1ないし図11にもとづき説明する。ただ
し、図12ないし図14と同様の部分には同一符号を付
し、その詳述はこれを省略する。図1は、舵10の舵本
体11の水平断面図、図2は、同、舵本体11のラダー
ホーン12および可動舵本体13部分の水平断面図であ
って、舵本体11の水平断面形状を、流線形状における
頭部をより丸く、尾部をより細くしてある。
【0017】この具体的な水平断面形状について、以下
説明する。前記プロペラ3側からの、前縁端11Aから
後縁端11Bまでの舵本体11の水平断面における中心
線の全長をCとする。舵本体11の水平断面における中
心線上の前縁端11Aからの長さをXとする。この長さ
Xの全長Cに対する割合をX/Cとする。舵本体11の
水平断面における最大厚さをTmaxとする。この最大厚
さTmaxに対する、X/C=5%の部位での水平断面に
おける厚さT5%の割合をT5%/Tmaxとし、T5%/Tmax
の1/2をY5%とする。最大厚さTmaxに対する、X/
C=10%の部位での水平断面における厚さT10%の割
合をT10%/Tmaxとし、T10%/Tmaxの1/2をY10%
とする。最大厚さTmaxに対する、X/C=80%の部
位での水平断面における厚さT80%の割合をT80%/Tma
xとし、T80%/Tmaxの1/2をY80%とする。最大厚さ
Tmaxに対する、X/C=90%の部位での水平断面に
おける厚さT90%の割合をT90%/Tmaxとし、T90%/T
maxの1/2をY90%とする。このとき、 0.25≦Y5%≦0.33、 0.35≦Y10%≦0.43、 0.11≦Y80%≦0.17、 0.03≦Y90%≦0.08、 であることが望ましい。なお、舵本体11の最大厚さT
max付近に前記舵軸5を配置する。
【0018】舵本体11の水平断面のより具体的な形状
は、上述の各定義と同様に、最大厚さTmaxに対する、
長さXの全長Cに対する割合X/Cの部位での舵本体1
1の水平断面における厚さTの割合をT/Tmaxとし、
T/Tmaxの1/2をYとしたときに、X/Cに対する
Yの値を図3に示す図表のようにする。ただし、図表中
の数値としては、±5%の許容範囲がある。
【0019】図3ないし上述のYの数値の範囲について
は、図1の可動舵本体13について適用するとともに、
図2に示したラダーホーン12および可動舵本体13の
組み合わせとなる場合についてもこれを適用する。
【0020】図4は、従来の流線形6A(図13)にお
ける、同様なX/Cに対するYに関する数値の図表であ
る。
【0021】図5は、図3(本発明)および図4(従
来、図13)の図表をグラフに表した断面形状図であっ
て、実線が本発明による舵本体11の場合を表してお
り、点線は従来の流線形6Aの場合を表す。図示のよう
に、従来の流線形6Aの水平断面形状に比較して、本発
明による舵本体11の水平断面形状は、その頭部がより
丸く、その尾部がより細くなっているとともに舵面積が
少ない。なお両者とも、その最大厚さTmax部分は、X
/C=35%の部分である。
【0022】こうした構成の舵10ないし舵本体11に
おいて、図6は、船舶1が直進する場合のプロペラ3お
よび舵本体11の相対関係を示す横断面図であって、プ
ロペラ3の回転により舵本体11には迎え角を持った流
れが入る。ただし、図示の状態は、プロペラ3の回転に
ともなうその軸心の上側からのやや下向き(左下がり矢
印参照)の流れの場合を示している(なお、プロペラ3
の軸心の下側からはやや上向き、すなわち左上がりの流
れとなる)。このような流れの中で、舵本体11はその
前縁端11Aの膨らみが大きいため、またプロペラ3の
後流が加速流であるため、流れが舵本体11の表面から
剥離することなく、揚力Lが大きいとともに、図6中一
部を拡大して示しているように全体合成力としての揚力
Lの前進方向の成分F(前縁推力)が発生し、その分だ
け舵抵抗を減少させることになる。
【0023】図7は、船舶1に対して舵10(舵本体1
1)を操舵する場合の、プロペラ3および舵本体11の
相対関係を示す横断面図であって、プロペラ3方向から
の加速流により、揚力Lが発生する。この揚力Lが船舶
1を旋回させる作用力となる。
【0024】図8は、プロペラ後流に舵10を配置した
場合の迎え角α(図7を参照)に対する揚力係数CLの
関係を示すグラフであって、実線は本発明による舵10
の場合を示し、点線は従来の流線形6A(図13)の場
合を示している。図示のように、揚力係数CLが本発明
による舵10では流線形6Aに比較して約10%ほど大
きく、舵力を増強することができる。
【0025】図9は、船速あるいはレイノルズ数に対す
る、揚力係数CLと迎え角αとの比(迎え角αが15度
のときを代表数値としている)および抵抗係数CDの関
係(迎え角αが0度のとき)を示すグラフであって、実
線は本発明による舵10の場合を示し、点線は従来の流
線形6A(図13)の場合を示している。レイノルズ数
はその数値が大きいほど船体のサイズが大きいものに対
応するが、図示のように、レイノルズ数が106をこえ
てから本発明による舵10および従来の流線形6Aは、
それぞれの揚力係数CLがほぼ同様な傾向(迎え角に対
する勾配)で増加する。また、両者ともに同様に抵抗係
数CDが低下する。なお、本発明による舵10および従
来の流線形6Aは、乱流域が広がるほどその差異が大き
くなる。
【0026】図8および図9の実験結果が示すように、
本発明による舵本体11は操縦力に優れていることがわ
かる。
【0027】図10は、従来の流線形6A(図13)に
ついて、船舶1のいわゆるZ試験の結果を示すグラフで
ある。Z試験とは、船舶1に対して舵10をまずプラス
10度方向に転舵させ、船舶1の進行方向が同じ10度
だけ偏針したところで、舵10を反対側、つまりマイナ
ス10度方向に転舵したときに、船舶1が同じマイナス
10度に偏針するまでの船舶1の進行方向角度を計測す
る試験である。図11は、本発明の舵本体11について
同様なZ試験の結果を示すグラフである。図10および
図11に示すように、従来の流線形6Aの場合には、オ
ーバーシュートアングルが大きいとともに、船舶1の進
行方向がプラス10度からマイナス10度まで振れる時
間が比較的長い一方、本発明の舵本体11の場合にはオ
ーバーシュートアングルが小さくなっているとともに、
プラス10度からマイナス10度まで振れる時間が比較
的短い。オーバーシュートアングルは、とくに大型船な
いし肥大船にとっては、より小さいことが望ましい。す
なわち、本発明による舵本体11により船舶1の旋回性
能が向上していることがわかる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、舵本体の
水平断面形状を、流線形状における頭部をより丸く、尾
部をより細くするようにしたので、直進時には抵抗が小
さくて推進用として都合のよい形状であるとともに、操
舵時には揚力が大きくて操縦に都合のよいもので、操縦
力を増強し、抵抗を減らし、舵本体の小型化を実現して
船舶全体のコスト削減に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による舵10の舵本体11
の水平断面図である。
【図2】同、舵本体11のラダーホーン12および可動
舵本体13部分の水平断面図である。
【図3】同、X/Cに対するT/TmaxおよびYの値を
示す図表である。
【図4】従来の流線形6A(図13)における、X/C
に対するT/TmaxおよびYの値を示す図表である。
【図5】図3(本発明)および図4(従来、図13)の
図表をグラフに表した断面形状図である。
【図6】本発明の舵10ないし舵本体11において、船
舶1が直進する場合のプロペラ3および舵本体11の相
対関係を示す横断面図である。
【図7】同、船舶1に対して舵10(舵本体11)を操
舵する場合の、プロペラ3および舵本体11の相対関係
を示す横断面図である。
【図8】プロペラ後流に舵10を配置した場合の迎え角
αに対する揚力係数CLの関係を示すグラフである。
【図9】船速あるいはレイノルズ数に対する、揚力係数
CLと迎え角αとの比および抵抗係数CDの関係を示すグ
ラフである。
【図10】従来の流線形6A(図13)について、船舶
1のZ試験の結果を示すグラフである。
【図11】本発明の舵本体11についてZ試験の結果を
示すグラフである。
【図12】一般的な船舶1の尾部の概略側面図である。
【図13】同、舵本体6の可動舵本体8部分(流線形6
A)の水平断面図である。
【図14】同、舵本体6がフィッシュテイル形6Bの場
合の水平断面図である。
【符号の説明】
1 船舶(図12) 2 船体 3 プロペラ 4 舵(図12) 5 舵軸 6 舵4の舵本体 6A 流線形の舵本体(図13) 6B フィッシュテイル形の舵本体(図14) 7 舵本体6のラダーホーン 8 舵本体6の可動舵本体 10 舵(実施の形態、図1、図2、図5) 11 舵10の舵本体 11A 舵本体11の前縁端 11B 舵本体11の後縁端 12 舵本体11のラダーホーン 13 舵本体11の可動舵本体 C プロペラ3側からの、前縁端11Aから後縁端1
1Bまでの舵本体11の水平断面における中心線の全長 X 舵本体11の水平断面における中心線上の前縁端
11Aからの長さ Tmax 舵本体11の水平断面における最大厚さ T 長さXの全長Cに対する割合X/Cの部位での舵
本体11の水平断面における厚さ Y T/Tmaxの1/2 L 揚力 F 揚力Lの前進方向の成分(前縁推力)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロペラの後方側において舵軸に取り
    付ける舵本体を有する舵であって、 前記プロペラ側からの、前縁端から後縁端までの前記舵
    本体の水平断面における中心線の全長をCとし、 前記舵本体の前記水平断面における前記中心線上の前記
    前縁端からの長さをXとし、 この長さXの前記全長Cに対する割合をX/Cとすると
    ともに、 前記舵本体の前記水平断面における最大厚さをTmaxと
    し、 この最大厚さTmaxに対する、X/C=5%の部位での
    前記水平断面における厚さT5%の割合をT5%/Tmaxと
    し、T5%/Tmaxの1/2をY5%とし、 前記最大厚さTmaxに対する、X/C=10%の部位で
    の前記水平断面における厚さT10%の割合をT10%/Tma
    xとし、T10%/Tmaxの1/2をY10%とし、 前記最大厚さTmaxに対する、X/C=80%の部位で
    の前記水平断面における厚さT80%の割合をT80%/Tma
    xとし、T80%/Tmaxの1/2をY80%とし、 前記最大厚さTmaxに対する、X/C=90%の部位で
    の前記水平断面における厚さT90%の割合をT90%/Tma
    xとし、T90%/Tmaxの1/2をY90%としたときに、 0.25≦Y5%≦0.33、 0.35≦Y10%≦0.43、 0.11≦Y80%≦0.17、 0.03≦Y90%≦0.08、 とすることを特徴とする舵。
  2. 【請求項2】 前記最大厚さTmaxに対する、前記長
    さXの前記全長Cに対する割合X/Cの部位での前記舵
    本体の前記水平断面における厚さTの割合をT/Tmax
    とし、T/Tmaxの1/2をYとしたときに、 X/Cに対するYの値を図3に示す図表のようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の舵。
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