JP2000280645A - 湿し水組成物 - Google Patents

湿し水組成物

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JP2000280645A
JP2000280645A JP11087365A JP8736599A JP2000280645A JP 2000280645 A JP2000280645 A JP 2000280645A JP 11087365 A JP11087365 A JP 11087365A JP 8736599 A JP8736599 A JP 8736599A JP 2000280645 A JP2000280645 A JP 2000280645A
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Japan
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water
viscosity
cmc
ether
acid
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JP11087365A
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English (en)
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Hiroaki Nanba
宏彰 難波
Kumiko Tachikawa
久美子 太刀川
Norihiro Hanada
宣弘 花田
Shinji Sato
伸治 佐藤
Koji Hosokawa
幸司 細川
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷適性が極めて良好であり又液の経時安定
性に優れ安定に優れた印刷物を得ることができる湿し水
組成物を提供する。 【解決手段】 セルラーゼによって変成されている、特
定のCMCを含有する平版印刷用湿し水組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平版印刷版のオフセ
ット印刷法に有用な湿し水組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷は水と油が本質的に混じり合わ
ない性質を巧みに利用した印刷方式である。印刷版面は
水を受容し油性インキを反発する領域(非画像領域)
と、水を反撥し油性インキを受容する領域(画像領域)
から成りたっている。不感脂化剤は、これを含む湿し水
で非画像領域を湿潤することにより画像領域と非画像領
域との界面化学的な差を拡大して、非画像領域のインキ
反撥性と画像領域のインキ受容性とを増大させる作用を
有している。従来から一般的に知られている湿し水とし
ては、リン酸又はその塩(例えばアンモニウム塩)、重
クロム酸のアルカリ金属塩又はアンモニウム塩等とアラ
ビアガム、カルボキシメチルセルロース(以下CMCと
略)等の高分子電解質を添加した水溶液がある。しかし
ながら、これらの化合物だけを含む湿し水は、版の非画
像部に均一に濡れ難い欠点があるため、印刷物に汚れが
でたりするほか、湿し水の供給量を調節するのに熟練を
要するなどの問題があった。また、イソプロピルアルコ
ールを約20〜25%加えた水溶液を湿し水として用い
る事も試みられており、非画像部への濡れが良くなり、
湿し水の量が少なくて済み、印刷インキと水との供給量
のバランスの調整が容易であり、印刷インキ中への湿し
水の乳化量が少なくなり、更にブランケットヘの印刷イ
ンキの転移性が良くなる等、数々の利点がある。
【0003】しかしながら、このイソプロピルアルコー
ルは蒸発し易く、濃度を一定に保つことが難しい上、臭
いや毒性の点でも問題があった。近年、イソプロピルア
ルコールのような有機溶剤の使用が安全衛生面から規制
される傾向にある。このため、これらを含有しない湿し
水が望まれていた。これらの目的を達成するために、例
えば特公昭55−25075号公報、特公昭55−19
757号公報、特公昭58−5797号公報には、種々
の界面活性剤を含有する組成物が記載されているが、こ
れらを湿し水として使用する場合、界面活性剤濃度をか
なり高くしておく必要がある。また、実際の平版印刷に
おいては、高速度で回転するインキロール、印刷版、湿
し水供給ロールの下でインキ/水が激しく運動している
ため、インキ皮膜上に水が付着したり、水の表面にイン
キが拡散する等が問題となっているが、上記に提案され
ている界面活性剤の組合せは、これらの問題点を完全に
解消するには充分ではなかった。更に、これらの界面活
性剤を含む湿し水はポンプ輸送や攪拌の際に発泡し易い
という欠点もあった。
【0004】他方、米国特許第3,877,372号に
は、エチレングリコールモノブチルエーテルと、ヘキシ
レングリコール及びエチレングリコールの少なくとも1
種との混合物を含有する溶液が記載されている。米国特
許第4,278,467号には、n−ヘキソキシジエチ
レングリコール、n−ヘキソキシエチレングリコール、
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、n−ブトキシ
エチレングリコールアセテート、n−ブトキシジエチレ
ングリコールアセテート、3−ブトキシ−2−プロパノ
ールの少なくとも1種を含有する湿し水が記載されてい
る。特開昭57−199693号公報には、2−エチル
−1,3−ヘキサンジオールと、完全水溶性のプロピレ
ングリコール、エチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、トリプロパングリコール、1,5−ペンタンジオー
ルの少なくとも1種を含有する湿し水が記載されてい
る。これらの湿し水組成物はイソプロピルアルコールを
含有しないため、安全衛生面で有利ではあるが、陽極酸
化アルミニウム基板のPS版では印刷中の非画像部の濡
れが完全とは言いがたく、特に高速印刷時に非画像部に
汚れが生じたり、網点画像部の形状が正常ではなく、大
きくなり、ムラ状となる、いわゆる網点画像部の絡みが
発生してしまう問題があった。更に、2−エチル−1,
3−ヘキサンジオールは水に対する溶解性が十分でな
く、高濃度の濃縮湿し水組成物や湿し水用添加剤を得る
のに不利であるなど問題となっていた。
【0005】これに対し特開平7−125472にカルホ゛
キシメチル基置換度1.0〜3.0で25℃における10%
粘度が5〜100cpsの低粘度CMCを含有する平板
印刷用湿し水組生物が開示されている。ここにおいては
主としてCMCの粘度と置換度を規定したCMCによって前記
の問題点を解決することができるとしている。
【0006】ところで、湿し水には汚れ防止成分として
水溶性高分子化合物を含有させておくのが通例である。
この水溶性高分子化合物は印刷版の非画像部領域の汚れ
や印刷機の給水ロール汚れ等を防止して安定に印刷する
効果を与えている。このような水溶性高分子化合物とし
ては天然物のアラビアガムが性能上の面から多く用いら
れているのが現状である。しかしアラビアガムはアフリ
カ大陸のアラビアガムベルト地帯のスーダン国が主生産
地であるため、近年旱魃等の自然現象又は政治不安定等
のために入手が不安定になっている。そのため、その代
替親水性高分子の開発が望まれていた。その代替物とし
て繊維素及びその誘導体(例えばカルボキシメチルセル
ロース、カルボキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、エチルセルロース等)、澱粉誘導
体(例えばデキストリン、酵素分解デキストリン、ヒド
ロキシプロピル化澱粉、カルボキシメチル澱粉、リン酸
化澱粉、オクナニルコハク化澱粉等)、アルギン酸及び
その誘導体(例えばヒドロキシプロピル化アルギン酸、
ヒドロキシエチル化アルギン酸等)等の天然物、ポリエ
チレングリコール及びその共重合体、ポリビニルアルコ
ール及びその共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリア
クリルアミド及びその共重合体、ポリアクリル酸及びそ
の共重合体、ポリスチレンスルホン酸及びその共重合
体、酢酸ビニル/無水マレイン酸共重合体等の合成親水
性高分子等がアラビアガム代替物として提案されてい
る。これら代替物の中で特にカルボキシメチルセルロー
スがアラビアガムと同様な汚れ防止能力を有しているが
一方次の様な欠陥も有している。
【0007】湿し水は一般に商品にするときは経済上の
理由から濃縮化し、印刷に使用するときに水で希釈して
使用する方法が一般的である。通常湿し水はpH酸性領
域で用いられる。カルボキシメチルセルロースは、一般
的に水溶性にするためカルボキシメチル置換度は0.6
〜0.8で、これを更にアルカリ金属塩(例えばNa、
K、Li)等の塩にして水に対する溶解性を高めてい
る。これらの化合物を湿し水に使用すると酸性領域で溶
解性が大巾に低化し濃縮化することが困難となる。又p
H自動コントローラーを使用してランニング処理すると
滴下用ノズルが詰りやすくなる欠陥も生じてくる由更に
印刷汚れ防止能力も低下する等の問題を有している旦更
に大きい問題として近年イソプロピルアルコールの人体
に対する健康上の問題により、その代替化合物として他
のアルコール、グリコール、グリコールエーテル等の溶
剤が提案され、一部実用化されている。これらイソプロ
ピルアルコール代替溶剤を濃縮化すると溶解能力が更に
低下し、液分離等の現象が発生し、商品価値が大巾に劣
る同題が生じる。更に粉末も冷水、温水に溶解すると
き、膨潤した粒子が凝集して、いわゆる「ママコ」と呼
ばれる粘性の塊りができて容易に溶解しにくくなり、作
業性にも影響し、実用化が困難であると考えられてい
た。即ち平版印刷版用アラビアガム代替湿し水として要
求される諸特性を全て満足するものではない大きな欠陥
を有していた。
【0008】また、カルホ゛キシメチル基置換度及び粘度を規定
したCMCを用いた湿し水においては、低粘度化処理を行
ったカルホ゛キシメチル基置換度の高いCMCを用いなければなら
ず、通常のCMCに比べ価格の高いCMCを用いなければなら
なかった。また、従来CMCの低粘度化反応は酸化反応で
あるため、CMCが着色していたり、残存する過酸化物に
よる副反応のおそれがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記諸
欠点を解決した平版印刷版用湿し水組成物を提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、上記諸欠点がなく、ア
ラビアガムに代る水溶性高分子を使用した平版印刷版用
湿し水親成物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため鋭意研究を重ねた結果、以下の平版印刷版
用湿し水組成物を用いることで上記目的が容易に解決で
きることを見い出し本発明に到達したものである。即
ち、水溶性高分子化合物を含有する平版印刷版用湿し水
組成物において、該化合物がセルラーゼによって変成さ
れたカルボキシメチルセルロースであり、該化合物の2
0重量%水溶液粘度が25℃において6〜500cpsの
範囲にあり、該化合物のカルボキシメチル含有基の置換
度が0.4以上2.5未満であることを特徴とする平版
印刷版用湿し水組成物である。
【0011】この組成物においてはCMCを低粘度化する
に当たり過酸化物を用いておらず、酵素(セルラーゼ)
を用いている。過酸化物による酸化反応においてはCMC
の構成単位であるク゛ルコース残基及びそのカルホ゛キシメチル化物は
無作為に酸化開裂する。すなわち、カルホ゛キシメチル化してい
るユニットもされていないユニットも同様の酸化開列を起こし、
その結果低分子量化が起こり、粘度の低いCMCとなって
いる。
【0012】一方、本出願において用いられる酵素処理
によって低粘度化されたCMCは、酵素の持つ選択的な反
応性により、カルホ゛キシメチル化されていないク゛ルコースユニットが選
択的に分解する。このため反応物中のオリコ゛マー又は高分子
フラクションにはカルホ゛キシメチル化された部分が選択的に残存する
こととなる。これによってこれまで開示されてきた酸化
分解による低粘度化処理CMCと異なる特性を持つ低粘度
化CMCが得られる。
【0013】すなわちCMC成分トータルでのカルホ゛キシメチル基置換
度は低くとも、オリコ゛マーから高分子に至る成分中での置換
度は選択的に高いものが多く含まれることとなるため、
置換度の高いCMCを発底として得られた酸化処理による
低粘度化CMCと同等以上の効果が得られることを見いだ
した。
【0014】また、酵素反応であるため一旦失活させれ
ば副反応の問題はなく、反応条件も穏和であるためCM
Cの着色も抑えられる。これにより、より安定な湿し水
組成物を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】上記酵素処理により低粘度化され
たCMCは、あらかじめ酵素(セルラーゼ)を溶解又は
分散させた水溶液に、市販CMCを徐々に添加溶解し2
0〜60℃で攪拌し、低粘度化処理することによって得
られた反応液を80℃〜160℃で加熱失活処理した
後、濾過することによって得られる。
【0016】また、必要によっては濃縮し高濃度溶液と
される。また、スフ゜レート゛ライヤー、ト゛ラムト゛ライヤー等の乾燥設備
によって乾燥し、ト゛ラムト゛ライヤーを用いた場合には粉砕工程
を経て粉末品として製造される。更に、工程中水溶液を
漂白する工程を設定する事により、より着色の少ない低
粘度CMCを得ることもできる。
【0017】本発明の平版印刷版用湿し水組成物におけ
る上記化合物の含有量は、使用時の組成物(以下単に
「湿し水組成物」という)に対して0.0003〜0.
20重量%の範囲が好ましく、より好ましくは0.00
05〜0.10重量%の範囲である。本発明においては
上記化合物は他の水溶性高分子と混合使用してもよい。
例えば、アラビアガム、アルギン酸塩、澱粉誘導体(例
えば、デキストリン、酵素分解デキストリン、ヒドロキ
シプロピル化酵素分解デキストリン、カルボキシメチル
化澱粉、リン酸澱粉、オクテニルコハク化澱粉)、繊維
素誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロース、カル
ボキシエチルセルロース、メチルセルロース)等の天然
物及びその変性体、ポリビニルアルコール及びその誘導
体、ポリエチレングリコール及びその共重合体、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリルアミド及びその共重合
体、ポリアクリル酸及びその共重合体、ビニルメチルエ
ーテル/無水マレイン酸共重合体、酢酸ビニル/無水マ
レイン酸共重合体、ポリスチレンスルホン酸及びその共
重合体の合成物が挙げられる、水溶性高分子の含有量
は、湿し水組成物に対して0.0003〜0.20重量
%が適しており、より好ましくは、0.0005〜0.
10重量%である。
【0018】本発明の湿し水組成物にはpH緩衝剤とし
て水溶性の有機酸及び/又は無機酸又はそれらの塩が使
用できる。好ましい有機酸としては、例えばクエン酸、
アスコルビン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、p−トルエ
ンスルホン酸、フィチン酸、酢酸、グルコン酸、酢酸、
ヒドロキシ酢酸、蓚酸、マロン酸、レブリン酸、スルフ
ァニル酸、有機ホスホン酸等が挙げられる。無機酸とし
ては例えばリン酸、ポリリン酸、硝酸、硫酸が挙げられ
る。更にこれら有機酸及び/又は無機酸のアルカリ金属
塩、アルカリ主類金属塩あるいはアンモニウム塩、有機
アミン塩も好適に用いられ、これらの有機酸、無機酸及
び/又はこれらの塩は単独で使用しても、あるいは2種
以上の混合物として使用してもよい。これらの化合物は
湿し水のpH調整あるいはpH緩衝、平版印刷版支持体
の適度なエッチング又は防腐食に効果がある。これらの
化合物の本発明の湿し水組成物への添加量は0.001
〜0.30重量%の範囲が好ましく、湿し水組成物のp
H値が3〜7の範囲の酸性領域で用いることが好ましい
が、アルカリ金属水酸化物、リン酸、アルカリ金属塩、
炭酸アルカリ金属塩、ケイ酸塩などを含有したpH7〜
11のアルカリ性領域で用いることもできる。
【0019】本発明の湿し水組成物には、動的表面張力
の調節及び/又は印刷インクの混入率(乳化率)を適度
な範囲に抑えるために、さらに必要に応じて、2−エチ
ル−1,3−ヘキサンジオールの酸化エチレン及び/又
は酸化プロピレン付加物、アセチレンアルコール又はア
セチレングリコールの酸化エチレン及び/又は酸化プロ
ピレン付加物からなる少なくとも一種の化合物を含有さ
せておくことができる。これらの例としては2,4,
7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオー
ル、2,5−ジメチル−3−ヘキシン−2,5−ジオー
ル、3−メチル−1−ブチン−3−オール、3−メチル
−1−ペンチン−3−オール、3,6−ジメチル−4−
オクチン−3,6−ジオール等の酸化エチレン及び/又
は酸化プロピレン付加物が例示される。本発明の湿し水
組成物においては、上記化合物は0.0001〜1重量
%の範囲で使用できる。
【0020】更に本発明の湿し水組成物には、平版印刷
版へ湿し水を施した時に迅速に非画像部に湿し水が行き
わたる性能を付与することを目的として界面活性剤を添
加してもよい。例えば、アニオン型界面活性剤として
は、脂肪酸塩類、アビエチン酸塩類、ヒドロキシアルカ
ンスルホン酸塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキ
ルスルホ琥珀酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
塩類、分岐鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩類、アルキルフェノキシポリ
オキシエチレンプロピルスルホン酸塩類、ポリオキシエ
チレンアルキルスルフェニルエーテル塩類、N−メチル
−N−オレイルタウリンナトリウム塩類、N−アルキル
スルホ琥珀酸モノアミド二ナトリウム塩類、石油スルホ
ン酸塩類、硫酸化ひまし油、硫酸化牛脂油、脂肪酸アル
キルエステルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステ
ル塩類、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エス
テル塩類、脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステ
ル塩類、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル
硫酸エステル塩類、アルキル燐酸エステル塩類、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル燐酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸エステル
塩類、スチレン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化
物類、オレフィン−無水マレイン酸共重合物の部分けん
化物類、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物類等
が挙げられる。これらの中でもジアルキルスルホ琥珀酸
塩類、アルキル硫酸エステル塩類及びアルキルナフタレ
ンスルホン酸塩類が特に好ましく用いられる。
【0021】非イオン型界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリス
チリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンアルキルエーテル類、グリセリン脂肪酸
部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ぺ
ンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレン
グリコールモノ脂肪酸エステル類、蔗糖脂肪酸部分エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸部分エ
ステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、
ボリグリセリン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチ
レン化ひまし油類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸部分エステル類、脂肪酸ジエタノールアミド類、N,
N−ビス−2−ヒドロキシアルキルアミン類、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン類、トリエタノールアミン脂
肪酸エステル類、トリアルキルアミンオキシド類などが
挙げられる。その他、弗素系界面活性剤、シリコン系界
面活性剤も使用することができる、その中でもポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエ
チレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー類等が
好ましく用いられる。
【0022】更に、シリコン誘導体又はフッ素誘導体等
の界面活性剤も挙げられる。これらの界面活性剤の含有
量は発泡の点を考慮すると、1.0重量%以下、好まし
くは0.001〜0.5重量%が適当である。更に、本
発明の湿し水組成物には、平版印刷版の非画像部に施さ
れた湿し水が早期に蒸発してしまうのを防止するため、
湿潤剤を含有させることができる。例えばエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ブチレングリコー
ル、ヘキシレングリコール、ジエチレングコール、グリ
セリン、トリメチロールプロパン、ジグリセリン等が好
適に用いられる。これらの湿潤剤は単独で用いてもよい
が、2種以上併用してもよい。一般に、上記湿潤剤は
0.001〜0.1重量%の量で使用することが好まし
い。
【0023】更に本発明の湿し水組成物には防錆剤、各
種着色剤、消泡剤、防腐剤などを添加することができ
る。例えば防錆剤としてはベンゾトリアゾール、ベンゾ
イミダゾール及びその誘導体、5−メチルベンゾトリア
ゾール、チオサリチル酸等が挙げられる。着色剤として
は食品用色素等が好ましく使用できる。又消泡剤として
はシリコン消泡剤が好ましくその中で乳化分散型及び可
溶化型等いずれも使用できる。更に、防腐剤としては、
フェノール又はその誘導体、ホルマリン、イミダゾール
誘導体、ベンズトリアゾール誘導体、アミジン又はグア
ニジンの誘導体、デヒドロ酢酸ナトリウム、4−イン−
チアゾリン−3−オン誘導体、四級アンモニウム塩類、
ピリジン、キノリン又はグアニジンの誘導体、ダイアジ
ン又はトリアゾールの誘導体、オキサゾール又はオキサ
ジンの誘導体等が挙げられる。好ましい添加重は、細
菌、カビ、酵母等に対して、安定に効力を発揮する量で
あって、細菌、カビ、酵母の種類によっても異なるが、
湿し水組成物に対し、0.001〜1.0重量%の範囲
が好ましく、また種々のカビ、細菌、酵母に対して効力
のあるような2種以上の防腐剤を併用することが好まし
い。
【0024】更に、本発明の濃縮湿し水組成物にはキレ
ート化合物を添加してもよい。通常、濃縮湿し水組成物
は水道水、井戸水等を加えて希釈して使用される。この
際希釈する水道水や井戸水に含まれているカルシウムイ
オン等が印刷に悪影響を与え、印刷物を汚れ易くする原
因となることもある。このような場合、キレート化合物
を添加して、上記欠点を解消することができる。好まし
いキレート化合物としては、例えば、エチレンジアミン
テトラ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩;ジエ
チレントリアミンペンタ酢酸、そのカリウム塩、そのナ
トリウム塩;トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、その
カリウム塩、そのナトリウム塩:ヒドロキシエチルエチ
レンジアミントリ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウ
ム塩;ニトリロトリ酢酸、そのナトリウム塩;1−ヒド
ロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、そのカリウム
塩、そのナトリウム塩;アミノトリ(メチレンホスホン
酸)、そのカリウム塩、そのナトリウム塩などのような
有機ホスホン酸類あるいはホスホノアルカントリカルボ
ン酸類を挙げることが出来る。上記のキレート剤のナト
リウム塩あるいはカリウム塩の代りに有機アミンの塩も
有効である。これらのキレート剤は湿し水組成物中に安
定に存在し、印刷性を阻害しないものが選ばれる。湿し
水組成物中に添加する量としては0.0001〜1.0
重量%、好ましくは0.0005〜0.1重量%が適当
である。
【0025】更に必要に応じて本発明の湿し水組成物に
は下記に示す化合物を添加することができる。これらの
化合物は、直接給水方式、間接給水方式などの種々の湿
し水供給方式に対する適性を付与するため、あるいは種
々の給水ローラーに対する濡れ性を向上させるといった
様々な目的をもって添加される。その具体例としては、
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノメチルエーテル、ポリエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、エチレングリコールモノイソブチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノイソブチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノイソブチルエーテル、エチレングリコ
ールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ
プロピルエーテル、トリエチレングリコールモノプロピ
ルエーテル、エチレングリコールモノターシャリブチル
エーテル、ジエチレングリコールモノターシャリブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノターシャリブチ
ルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、トリ
エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレング
リコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコール
モノフェニルエーテル、トリエチレングリコールモノフ
ェニルエーテル、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリプロピレングリコール、テトラプロピ
レングリコール、プロピレングリコールモノメチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ト
リプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、テトラプロピレングリコールモノエ
チルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエー
テル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、
トリプロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロ
ピレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジプロピ
レングリコールモノイソプロピルエーテル、トリプロピ
レングリコールモノイソプロピルエーテル、プロピレン
グリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノブチルエーテル、トリプロビレングリコールモノ
ブチルエーテル、プロピレングリコールモノイソブチル
エーテル、ジプロピレングリコールモノイソブチルエー
テル、トリプロピレングリコールモノイソブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノターシャリブチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノターシャリブチルエー
テル、トリプロピレングリコールモノターシャリブチル
エーテル、分子量200〜1000のポリプロピレング
リコール及びそれらの化合物のモノメチルエーテル、モ
ノエチルエーテル、モノプロピルエーテル、及びイソプ
ロピルエーテル、モノブチルエーテル等が挙げられる。
中でも、エチレングリコールモノブチルエーテル、分子
量200〜1000のポリプロピレングリコール、プロ
ピレングリコールモノプロピルエーテル、平均付加モル
数が2〜7のポリプロピレングリコールのモノアルキル
(C1〜C4)エーテルが好ましい。これらの化合物は
単独でも2種以上の化合物を併用してもよく、好適に使
用できる範囲は0.1〜5重量%であり、より好ましい
範囲は0.5〜3重量%である。
【0026】
【発明の効果】本発明の湿し水組成物は印刷適性が極め
て良好であり、又液の経時安定性に優れ、安定に優れた
印刷物を得ることができる。
【0027】
【実施例】次に本発明を実施例により更に具体的に説明
する。なお、%は特に指定のない限り重量%を示す。
【0028】≪測定方法1≫重量平均分子量の測定 東ソー(株)製GPC装置HLC-8120GPCにて、カラムはPwXL-6
000,PwXL-3000,PwXL-2000を使用し、pH0.68 0.1Mリン酸
塩緩衝液を溶離液として分析を行い、重量平均分子量を
プルラン換算の数値として算出した。
【0029】≪測定方法2≫粘度 粘度はmPa・sで表記し、ブルックフィールド型粘度計を
用いて、25℃における測定値を採用した。
【0030】製造例1 反応溶媒としてpH4.5,0.05M酢酸塩緩衝液70Lを45℃に保
温し、セルラーゼとして市販酵素製剤セルロシン(阪急
バイオインダストリー(株)製)150gを投入し、30分攪拌
した。ここに、原料CMCとしてカルボキシメチル基置換
度0.72、4%粘度19mPa・sであるCMC(商品名サンローズAPP
-84、日本製紙(株)製)30kgを、攪拌しながら7時間にわ
たり徐々に投入した。投入終了後17時間攪拌し、30分か
けて90℃まで昇温し、酵素の失活のため2時間保持し
た。室温まで冷却後、懸濁物を濾別し、CMC加水分解物
の透明な溶液を得た。このものを大川原加工機(株)製小
型スプレードライヤー(L-8型)にて噴霧乾燥し、CMC加
水分解物の白色粉末を得た。収率は85%であった。加水
分解物の20%粘度は5.2mPa・s、カルボキシメチル基置換
度は0.81、重量平均分子量は16,000であった。
【0031】製造例2 反応溶媒としてpH4.5,0.05M酢酸塩緩衝液90Lを45℃に
保温し、セルラーゼとして市販酵素製剤セルロシン(阪
急バイオインダストリー(株)製)150gを投入し、30分攪
拌した。ここに、原料CMCとしてカルボキシメチル基置
換度1.41、1%粘度110mPa・sであるCMC(商品名サンロー
ズA-10SH、日本製紙(株)製)10kgを、攪拌しながら18時
間にわたり徐々に投入した。投入終了後36時間攪拌し、
30分かけて90℃まで昇温し、酵素の失活のため3時間保
持した。室温まで冷却後、懸濁物をフ゛フナーロートで吸引濾別
し、CMC加水分解物の透明な溶液を得た。このものを減
圧濃縮し固形分濃度20%の濃縮反応液を得た。収率は
95%であった。加水分解物の20%粘度は360mPa・s、カルボ
キシメチル基置換度は1.45、重量平均分子量は38,000で
あった。
【0032】製造例3 反応溶媒としてpH4.5、0.05M酢酸塩緩衝液80Lを45℃
に保温し、セルラーゼとして市販酵素製剤セルロシン
(阪急バイオインダストリー(株)製)100gを投入し、30分
攪拌した。ここに、原料CMCとしてカルボキシメチル基
置換度0.63、1%粘度105mPa・sであるCMC(商品名サンロ
ーズF-10LC、日本製紙(株)製)10kgを、攪拌しながら8
時間にわたり徐々に投入した。投入終了後24時間攪拌
し、30分かけて90℃まで昇温し、酵素の失活のため3時
間保持した。室温まで冷却後、懸濁物をフ゛フナーロートで吸引
濾別し、CMC加水分解物の透明な溶液を得た。このもの
を減圧濃縮し固形分濃度20%の濃縮反応液を得た。収
率は95%であった。加水分解物の20%粘度は230mPa・s、カ
ルボキシメチル基置換度は0.79、重量平均分子量は16,
000であった。
【0033】製造例4 原料CMCとしてカルボキシメチル基置換度1.34、1%粘
度48mPa・sであるCMC(商品名サンローズA04SH)100g
を400gのIPA溶液(IPA390gと水10gの混合液)に分散さ
せた後、酢酸でpH6.5とし20分攪拌した。そこへ3
5%過酸化水素を25g徐々に添加した後、50℃に昇
温し2時間反応させた。大量のメタノール中へ反応液を移し
冷却後、遠心分離して固形分を分離した。この固形分を
2Lのメタノールで2回洗浄し、遠心脱液後80℃の送風乾燥
機で乾燥した。カルホ゛キシメチル基置換度は1.32、10%粘度
は85mPa・s、20%粘度2400mPa・sであった。
【0034】
【表1】表1 製造例で得られた低粘度CMCの物性
【0035】実施例1〜5,比較例6〜10 表2に示す配合により、湿し水組成物を調製した。単位
はグラムであり、水を加えて1000mlとした。
【0036】
【表2】表2 純水を加えてトータル容積を1000mlとする(INNa
OHで希釈してpH5.3〜5.5に調節する)。製造
例2,3の20%水溶液については固形分添加量に換算
して添加した。 1)カルホ゛キシメチルセルロース CMCセロケ゛ン5A 第一工業薬品(株)
製,カルボキシメチル基の置換度:約0.7 2)ヒト゛ロキシフ゜ロヒ゜ルセルロース 信越化学(株)製 3)ハ゛イオホーフ゜,ケイアイ化成(株)製
【0037】≪調液方法及び条件と水溶性樹脂の溶解性
≫攪拌機スリーワンモーター(新東科学(株)製)を用
いて回転数400rpmで各水溶性樹脂を溶解し、溶解
後、順次添加物を加えて溶解する。比較例9,10は冷
水では溶解性が劣るため50〜60℃に加温して溶解す
る。結果を表3に示す。本発明の水溶性樹脂は溶解性に
優れていることがわかる。
【0038】
【表3】 表3 水に対する溶解性の比較
【0039】各調液した実施例1〜3、比較例6及び9
の湿し水は200倍に希釈し、その溶液にイソプロピル
アルコールを5%添加し、印刷適性を調べた。又実施例
4、5、比較例7、8及び10の湿し水は1:40に希
釈し、そのままの溶液で印刷適性についてハイデルスピ
ードマスター(アルカラー給水装備)を用いて、東洋イ
ンキ(株)MK−Vシアンインキと使用プレートとして
富士写真フイルム(株)製のFPS−IIIを標準条件
で製版したものを用いて印刷テストを実施した。その時
の印刷適性の評価結果を表4に示した。
【0040】≪湿し水性能評価≫ 1)メータリングロール汚れ:水あげ用メータリングロ
ールに対するインキの付着汚れの程度を調べた。 良い。 ○ やや劣る。 △ 劣る。 × 2)ブリード性:10000枚印刷したところで印刷機
の運転を休止し、画線部のインキが非画像部に滲みでて
いる程度を調べた。 滲みがほとんどない。 ○ 滲みがややある。 △ 滲みが多い。 × 3)乳化性:10000枚印刷したとき、インキ練ロー
ル上のインキの乳化状態を調べた。 良い。 ○ やや悪い。 △ 悪い。 × 4)連続安定性:真水を湿し水として用いて、1000
0枚印刷し、汚れを生じない湿し水の量(最少水あげ
量)を求め、各種の湿し水をこの最少水あげ量で用いて
印刷を行い、印刷物の汚れが発生するまでの印刷枚数に
より判定した。 15000枚以上 ◎ 10000〜15000枚 ○ 10000〜5000枚 △ 5000枚以下 × 5)濃縮原液の安定性:濃縮原液を500mlガラス瓶
に入れ、常温(室内)と40℃の条件で静置し、一ヶ月
間経時安定性を調べた。 変化なし ◎ やや変化あり ○ 変化あり △ 液分離する × 6)自動補充装置の滴下安定性:ノズル詰りについて調
べた。 良好 ○ ノズルの縁部に固形分有り △ 詰りやすい ×
【0041】
【表4】表4
【0042】表4の結果より、本発明の湿し水は、1)
〜6)の項目のいずれについても優れており、良好な印
刷物が得られ、又湿し水適性も優れていることがわかっ
た。
フロントページの続き (72)発明者 花田 宣弘 山口県岩国市飯田町2−8−1 日本製紙 株式会社化成品開発研究所内 (72)発明者 佐藤 伸治 山口県岩国市飯田町2−8−1 日本製紙 株式会社化成品開発研究所内 (72)発明者 細川 幸司 山口県岩国市飯田町2−8−1 日本製紙 株式会社化成品開発研究所内 Fターム(参考) 2H114 AA04 DA43 DA79 GA23

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性高分子化合物を含有する平版印刷
    版用湿し水組成物において、該化合物がセルラーゼによ
    って変成されたカルボキシメチルセルロースであり、該
    化合物の20重量%水溶液粘度が25℃において6〜5
    00cpsの範囲にあり、該化合物のカルボキシメチル含
    有基の置換度が0.4以上2.5未満であることを特徴
    とする平版印刷版用湿し水組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2042338A2 (en) 2007-09-26 2009-04-01 Fujifilm Corporation Fountain solution composition for lithographic printing and heatset offset rotary printing process

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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