JP2000280564A - 印刷方法及び印刷システム - Google Patents

印刷方法及び印刷システム

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JP2000280564A
JP2000280564A JP11094167A JP9416799A JP2000280564A JP 2000280564 A JP2000280564 A JP 2000280564A JP 11094167 A JP11094167 A JP 11094167A JP 9416799 A JP9416799 A JP 9416799A JP 2000280564 A JP2000280564 A JP 2000280564A
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JP
Japan
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image data
resolution
printing
data
unit
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JP11094167A
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English (en)
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Koji Hattori
浩司 服部
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低解像度の印刷装置を用いて見た目において
高解像度の印刷装置で印刷した場合と遜色ない程度の美
しさで印刷を行う。 【解決手段】 印刷データを展開して1200×120
0dpiの解像度を有する第1の画像データを形成し、
該形成された第1の画像データから隣接する2行を1組
とすると共に、当該2行の画像データの中で隣接する行
の画像データA0,B0,A1,B1を取り出し、この
取り出した画像データA0,B0,A1,B1を交互に
並べ替えることによって、2行の画像データを2400
×600dpiの解像度を有する1行の画像データと
し、こうして並べ替えた後の画像データに基づいて、6
00×600dpiの解像度での印刷能力しか持たない
レーザプリンタを用いて、パルス幅変調をかけながら印
刷を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷方法及び印刷
システムに係り、特に、高解像度で作成された印刷デー
タを低解像度の印刷装置によって印刷するための印刷方
法及び印刷システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、プリンタの高解像度化が進み、1
200×1200dpiといった高解像度の印刷を実行
することができるレーザープリンタが市販される様にな
ってきている。このような高解像度化を進めるには、レ
ーザのビーム照射時間が短くても反応する感光体を採用
したり、レーザビームの変調周波数を高くしたり、画像
データのレーザビーム駆動回路への供給を高速化したり
するといった一種の反応速度を高速化することが必要に
なる。更に、感光体上に画像データに基づく潜像を形成
する際のレーザスキャナの回転精度や、感光体の回転精
度や、その潜像に基づいてトナーによって現像し、その
像を用紙に転写する際の精度を更に高精度にするといっ
たような機構的な高精度化が必要になる。特に、感光体
の周長が出力用紙の1ページ未満の場合、1ページ分の
出力を得るためには、潜像形成、現像、転写が同じ感光
体上で同時に発生するため、結果的に転写部での用紙の
搬送精度が全体の精度を決定する要因となる。
【0003】このような高速化と高精度化が必要なた
め、例えば1200dpi×1200dpiの高解像度
を達成するレーザプリンタは、600dpi×600d
piの解像度を有するレーザプリンタに比べると、かな
り高価格のものになっている。
【0004】以下の説明では、上述の機構的な精度によ
って決定される装置の解像度を安定的に達成できる最高
出力速度をその装置のプロセススピードと表現すること
にする。例えば、周長が用紙長よりも短い感光体を利用
する装置では、転写部での搬送速度がプロセススピード
を決定する要因となり、その速度のとき、その装置の規
定の解像度が得られるように設計されているものであ
る。
【0005】また、レーザビームを走査する方向を主走
査方向、その方向と直交する方向を副走査方向と呼ぶ。
プロセススピードは副走査方向に関する速度である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の高解像度化に際
して、反応速度の高速化に関しては、プロセススピード
を本来の速度よりも低下させることで有る程度対応する
ことが出来、高解像度化の主な限定要因でなくすること
が可能であるが、印刷速度はその分低下してしまう。ま
た、速度を低下させたとしても、機構的な精度の限界、
例えば、用紙送りの精度といったものは、簡単には解消
されずに、その装置の限界を最も忠実に示すものにな
る。
【0007】また、レーザビームスキャナの回転精度を
保ってより高速回転可能なものにし、その他の機構的な
精度もより高いものにするといった方法では、高価格化
を招き、また、例えば、高速回転させると騒音が増加す
るのでそれに対する対策が必要になるといった二次的な
対策も必要になり、更に高価格化を招くことになる。
【0008】このような状況にあって、できるだけ低価
格で高画質な出力を得たいと言う要望が強い。また、装
置の解像度が変わる毎に、別々の解像度の画像データを
作成するのではなく、高解像度用のレーザプリンタ用に
作成した(高品位な)画像データをそれよりも低解像度
の安価なレーザプリンタでも出力したいという要望もあ
る。
【0009】そこで、本発明は、低解像度の印刷装置を
用いて見た目において高解像度の印刷装置で印刷した場
合と遜色ない程度の美しさで印刷を行うことができる様
にすることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1の印刷方法は、印刷データを展開し
て縦横が等しい第1の解像度を有する第1の画像データ
を形成し、該形成された第1の画像データから隣接する
2以上のN行を1組とすると共に、当該N行の画像デー
タの中で隣接する行の画像データを取り出し、該取り出
した画像データを所定の並べ替え規則に従って並べ替え
ることによって前記N行の画像データを1行の画像デー
タとし、該並べ替えた後の画像データに基づいて印刷を
実行する様に構成されている。
【0011】この請求項1の印刷方法によれば、印刷デ
ータを展開することにより縦横が等しい第1の解像度で
作成されている画像データを、この第1の解像度よりも
低解像度の印刷装置を用いて印刷するに当たり、第1の
解像度で作成されている画像データを、低解像度の印刷
装置の紙送り方向に隣合っているN行(Nは2以上の整
数)を1組とすると共に、当該N行の画像データの中で
隣接する行の画像データを取り出し、こうして取り出し
た画像データを所定の並べ替え規則に従って並べ替える
ことによって第1の解像度で作成された画像データの中
のN行の画像データを1行の画像データとし、こうして
並べ替えた後の画像データに基づいて印刷を実行する。
【0012】例えば、1200×1200dpiで作成
されている印刷データを、2行を1組にして、2×2=
4ビットのビットセルを画像データの並べ替え単位と
し、これら2行で1組とした画像データを並べ替えるこ
とにより、2400×600dpiの画像データに変換
し、600dpiのプロセススピードを有するレーザー
プリンタにて印刷を実行することができる。この方法を
用いる場合には、レーザープリンタのプロセススピード
を半分の速度にする必要がないので、印刷に時間がかか
らず、また、レーザースキャナとして高価なものを採用
する必要もなく、しかも騒音が増大するといったことも
ない。そして、印刷された結果は、あたかも1200×
1200dpiの印刷手段で印刷した場合と見た目にお
いて遜色がない高精細モードの印刷物を得ることができ
る。
【0013】また、上記目的を達成するためになされた
請求項2の印刷システムは、印刷データを展開して、縦
横が等しい第1の解像度を有する第1の画像データとし
て記憶手段に記憶する展開手段と、前記第1の解像度よ
りも低い第2の解像度により印刷を行う印刷手段と、前
記第1の画像データを、隣接する2以上のN行を1組と
すると共に、当該N行の画像データの中で隣接する行の
画像データを前記記憶手段より取り出し、該取り出した
画像データを所定の並べ替え規則に従って並べ替えるこ
とによって前記N行の画像データを1行の画像データと
する並べ替え手段と、該並べ替え手段によって並べ替え
られた後の画像データに基づいて、前記印刷手段による
印刷を実行させる印刷制御手段とを備えている。
【0014】この請求項2の印刷システムによれば、展
開手段により、印刷データを展開して、縦横が等しい第
1の解像度を有する第1の画像データを記憶手段に記憶
する。次に、並べ替え手段が、この第1の解像度を有す
る第1の画像データを、隣接すN行(Nは2以上の整
数)を1組とすると共に、このN行の画像データの中で
隣接する行の画像データを記憶手段より取り出し、こう
して取り出した画像データを所定の並べ替え規則に従っ
て並べ替える。そして、印刷制御手段が、この並べ替え
手段によって並べ替えられた後の画像データに基づい
て、第1の解像度よりも低い第2の解像度により印刷を
行う印刷手段を制御して印刷を実行させる。これによ
り、本発明の印刷方法と同様に、例えば、1200×1
200dpiの第1の解像度に展開して記憶した画像デ
ータに基づき、2400×600dpiの画像データを
生成し、プロセススピードが600dpiのプリンタを
用いて、あたかも1200dpiのプロセススピードを
有するプリンタで印刷したかの如く、見た目に高精細と
なる印刷物を得ることができる。
【0015】また、同じく上記目的を達成するためにな
された請求項3の印刷システムは、請求項2記載の印刷
システムにおいて、前記印刷手段は、記録媒体を搬送す
る副走査方向の解像度が前記第2の解像度を持ち、該副
走査方向と垂直な主走査方向の解像度が前記第1の解像
度よりも高い第3の解像度を持つものであることを特徴
とする。
【0016】この請求項3の印刷システムによれば、副
走査方向には第1の解像度よりも低い第2の解像度で印
刷を行うと共に、主走査方向には第1の解像度よりも高
い第3の解像度で印刷を行う。例えば、1200×12
00dpiで作成した画像データを、2400×600
dpiの画像データに変換し、600dpiのプロセス
スピードを有するレーザープリンタ等の印刷手段に渡
す。その時、主走査方向は、1200dpiよりも高い
解像度の2400dpiを実現する変調周波数で変換さ
れた画像データを出力することにより、最終的に記録紙
に印刷された文字や図形等は、あたかも1200×12
00dpiの高解像度のレーザープリンタ等によって印
刷したのと見た目において遜色ない印刷結果を得ること
ができる。
【0017】また、同じく上記目的を達成するためにな
された請求項4の印刷システムは、請求項3記載の印刷
システムにおいて、前記第1の解像度は、前記第2の解
像度のN倍であり、且つ、前記第3の解像度は前記第1
の解像度のN倍であることを特徴とする。
【0018】この請求項4の印刷システムによれば、第
1の解像度を基準にすると、第2の解像度は第1の解像
度の1/N倍であり、第3の解像度は第1の解像度のN
倍になっている。従って、例えばN=2として、第1の
解像度として1200×1200dpiで第1の画像デ
ータが作成されているとすると、印刷手段は、副走査方
向が1/2倍で、主走査方向が2倍の解像度となる様に
印刷を実行するので、2400×600dpiに並べ替
えた画像データに基づいて印刷を実行することになり、
この時、出力された画像の縦横比は、第1の解像度とし
て作成された画像データと同様な等方的なものになり、
ゆがみのない出力が得られる。
【0019】また、請求項5の印刷システムは、請求項
2〜4のいずれか記載の印刷システムにおいて、前記展
開手段は、前記第1の解像度の前記第1の画像データを
前記記憶手段に記憶するか、あるいは、前記印刷データ
を展開して、縦横が等しい前記第2の解像度を有する第
2の画像データとして、前記記憶手段に記憶するかの切
り換えが可能であり、前記印刷制御手段は、前記展開手
段が前記印刷データを前記第2の画像データとして前記
記憶手段に記憶した場合は、前記並べ替え手段を介さず
に、前記記憶手段に記憶された前記第2の画像データに
基づいて、前記印刷手段による印刷を実行させることを
特徴とする。
【0020】この請求項5の印刷システムによれば、展
開手段は、印刷データを記憶手段に記憶させるに当た
り、第1の解像度を有する第1の画像データにして記憶
させるモード(高精細モード)と、印刷手段の能力と一
致する第2の解像度を有する第2の画像データにして記
憶させるモード(標準モード)とを切り換えることがで
きる。そして、印刷制御手段は、アプリケーションソフ
ト等で作成した印刷データを展開手段により標準モード
である第2の解像度を有する第2の画像データとして記
憶手段への記憶が行われた場合は、並べ替え手段による
並べ替えを行うことなく、記憶手段から第2の画像デー
タを読み出してそのまま印刷手段による印刷を実行させ
る。
【0021】また、同じく上記目的を達成するためにな
された請求項6の印刷システムは、請求項5記載の印刷
システムにおいて、前記展開手段は、前記記憶手段の容
量が、前記第1の画像データを記憶するだけの容量を有
しない場合、前記第2の画像データを記憶するように切
り換えられることを特徴とする。
【0022】この様に構成する理由は、例えば、印刷デ
ータが大きくて高精細モードで第1の画像データとして
記憶する場合には記憶手段の記憶容量に不足が生じる様
なときであっても、第2の解像度の第2の画像データを
記憶する標準モードに切り換えることにより、前述の様
に記憶容量の不足が生じそうな場合であっても、印刷手
段の本来の能力に相当する第2の解像度での印刷を実行
することができるからである。
【0023】また、同じく上記目的を達成するためにな
された請求項7の印刷システムは、請求項2〜6のいず
れか記載の印刷システムにおいて、前記並べ替え規則
は、前記N行の各行での同じビット位置の画像データに
よりMビット(MはNの倍数)からなるビットセルを形
成する処理を繰り返すことにより1行の画像データとす
るものであり、各ビットセル内での同じビット位置に前
記N行の各行のビットが対応するように並べ替えるもの
であることを特徴とする。
【0024】この請求項7の印刷システムによれば、並
べ替え手段は、並べ替え規則として、N行の各行での同
じビット位置の画像データ(同じ列のビットマップデー
タ)によりMビット(M=nN。nは自然数。)からな
るビットセルを形成する処理を繰り返すことにより1行
の画像データとする規則を採用し、各ビットセル内での
同じビット位置にN行の各行のビットが対応するように
並べ替える。より具体的には、N=2であれば、第1の
解像度を有する第1の画像データから、副走査方向に隣
接する2行の画像データを選択し、この2行の画像デー
タの中から、例えば2ビットからなるビットセルを形成
し、このビットセルの中で、例えば、1行目のビットデ
ータと2行目のビットデータとを交互に並べるといった
並べ替え規則に従って、1行の画像データに並べ替える
といった処理を実行する様に構成することができる。こ
こで、交互に並べる場合に、ビットセル内において1行
目のビットデータを行の先頭側に並べる様にしてもよい
し、逆に2行目のビットデータの方を行の先頭側に並べ
る様にしてもよい。また、N=2のときに、副走査方向
に隣接する2行の画像データを選択し、この2行の画像
データの中から2×2=4ビットからなるビットセルを
形成し、このビットセルの中で、例えば、1行目のビッ
トデータと2行目のビットデータとを交互に並べるとい
った並べ替え規則に従って、1行の画像データに並べ替
えるといった処理を実行する様に構成することもでき
る。なお、N=3であれば、3×3=9ビットのビット
セルについて、同様の処理を行う様にすることができ
る。
【0025】また、同じく上記目的を達成するためにな
された請求項8の印刷システムは、請求項2〜6のいず
れか記載の印刷システムにおいて、前記並べ替え規則
は、前記N行の各行での同じビット位置の画像データに
よりMビット(MはNの倍数)からなるビットセルを形
成する処理を繰り返すことにより1行の画像データとす
るものであり、前記N行の各行での同じビット位置の何
れかに出力すべき画像データのビットが存在する場合に
は、対応するビットセルの所定のビット位置に前記出力
すべき画像データのビットを配置するように並べ替える
ものであることを特徴とする。
【0026】この請求項8の印刷システムによれば、並
べ替え手段は、並べ替え規則として、N行の各行での同
じビット位置の画像データ(同じ列のビットマップデー
タ)によりMビット(M=nN。nは自然数。)からな
るビットセルを形成する処理を繰り返すことにより1行
の画像データとする規則を採用しており、しかも、この
N行の各行での同じビット位置の何れかに出力すべき画
像データのビット(2値画像データにおいては黒色を意
味するONのビットマップデータ)が存在する場合に
は、対応するビットセルの所定のビット位置に、この出
力すべき画像データのビットを配置するように並べ替え
る。より具体的には、N=2であれば、第1の解像度を
有する第1の画像データから、副走査方向に隣接する2
行の画像データを選択し、この2行の画像データの中か
ら、例えば2×2=4ビットからなるビットセルを形成
し、このビットセルの中で、例えば、1行目の1列目の
ビットデータ、1行目の2列目のビットデータ及び2行
目の1列目のビットデータはいずれもOFFであり、2
行目の2列目のビットデータがONであるといった場合
に、このビットセルの中では、2行目の2列目のビット
データをビットセル内の先頭の位置に配置するといった
様な処理を実行する。こうすることで、この請求項8の
印刷システムでは、ONのビットデータをビットセルの
先頭側に常時配置することができ、印刷結果を見た場合
に、画像の線が揃い、見た目においてより美しい印刷物
を得ることができる。なお、ビットセル内においてON
のビットデータを並べる位置は、ビットセルの先頭に限
らず、最後にしてもよいし、中央にしてもよい。
【0027】また、同じく上記目的を達成するためにな
された請求項9の印刷システムは、請求項2〜8のいず
れか記載の印刷システムにおいて、前記印刷手段が、レ
ーザープリンタ用のプリントエンジンであり、前記印刷
制御手段が、前記並べ替え手段が並べ替えた後の1行の
印刷データの印刷処理を実行するために、前記印刷手段
のレーザービームを主走査方向にパルス幅変調によって
走査させる印刷制御を実行する様に構成されていること
を特徴とする。
【0028】この請求項9の印刷システムによれば、印
刷手段が、レーザープリンタ用のプリントエンジンであ
り、印刷制御手段は、並べ替え手段が並べ替えた後の1
行の印刷データの印刷処理を実行するために、印刷手段
のレーザービームを主走査方向にパルス幅変調によって
走査させる印刷制御を実行することで、階調性の高い印
刷結果を容易に得ることができる。
【0029】また、同じく上記目的を達成するためにな
された請求項10の印刷システムは、請求項2〜9のい
ずれか記載の印刷システムにおいて、前記並べ替え手段
が、前記N行の画像データをそれぞれの行毎に記憶して
おく複数の記憶領域を有する第2の記憶手段と、該複数
の記憶領域のそれぞれの行から各々1ビットずつ画像デ
ータを入力し、内部のハードウェアロジックによって並
べ替えて出力する選択手段とによって構成されているこ
とを特徴とする。
【0030】この請求項10の印刷システムによれば、
並べ替え手段が、N行の画像データをそれぞれの行毎に
記憶しておく複数個の記憶領域からなる第2の記憶手段
と、この第2記憶手段内の複数個の記憶領域のそれぞれ
の行の先頭から各々1ビットずつデータを入力し、内部
のハードウェアロジックによって並べ替えて出力する選
択手段とによって構成されているので、ソフトウェアに
より並べ替えを行うよりも迅速に印刷データの並べ替え
を実行することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施の形態は、外部の
パーソナルコンピュータから送信された印刷データに基
づいて発生した画像データをレーザビームの主走査方向
への走査を介して記録するレーザプリンタに本発明を適
用した場合のものである。
【0032】まず、レーザプリンタ1に設けられた印字
機構PMについて、図1に基いて簡単に説明する。レー
ザプリンタ1には、レーザスキャナ装置10と、プロセ
スカートリッジ20と、転写帯電器や除電針などを備え
た転写・分離装置25と、定着用ローラ31と加圧ロー
ラ32などを備えた定着装置30と、給紙ローラ36、
レジストローラ37、搬送ローラ38及び排紙ローラ3
9などを備えた搬送装置35などが設けられている。
【0033】レーザスキャナ装置10には、半導体レー
ザ11と、6面体ミラー12と、結像レンズ13と、反
射ミラー14及び合成樹脂製のレンズ部材15などが設
けられている。また、プロセスカートリッジ20の内部
には、感光ドラム21、1次帯電器22、現像シリンダ
23及び露光ランプ24などが組み込まれている。そし
て、半導体レーザ11から出射して6面体ミラー12に
入射したレーザ光LBは、一定の高速度で回転する6面
体ミラー12のミラー面毎に所定角度偏向されることに
より所定角度範囲にわたって主走査され、結像レンズ1
3を経て反射ミラー14で下方に反射され、レンズ部材
15を経て回転する感光ドラム21上に照射されて、静
電潜像が形成される。ここで、この半導体レーザ11か
らのレーザ光LBにより、600dpi(ドット・パー
・インチ)の解像度の画像データが記録可能になってい
る。
【0034】感光ドラム21上に形成された静電潜像
は、現像シリンダ23から供給されるトナーにより現像
され、この可視像は、給紙カセット5から搬送装置35
で搬送される記録用紙Pに転写されて記録され、この記
録された記録用紙Pは、その後定着装置30を経て、搬
送ローラ38及び排紙ローラ39により排紙トレー6上
に搬送される。
【0035】次に、レーザプリンタ1の制御系につい
て、図2のブロック図に基づいて説明するが、この制御
系は基本的には一般的なレーザプリンタの制御系と同様
なので簡単に説明するものとする。
【0036】このレーザプリンタ1のビデオコントロー
ラ50は、CPU51と、種々の制御プログラムが格納
されたROM52と、パーソナルコンビュータやホスト
コンピュータなどのデータ送信機器90から送信された
画像データを受けて格納する受信データバッファや記録
処理するための画像ドットデータを格納する画像ドット
データメモリなどの各種メモリが設けられたRAM53
と、記録用クロック信号PCLKなどの各種のタイミン
グ信号や計時処理に用いるクロックパルス信号を発生す
るタイミングクロック発生回路(TC)54と、パーソ
ナルコンピュータ等のデータ送信機器90から送信され
る印刷データを受信するインターフェース(I/F)5
5と、操作パネル92からの信号を受けるパネルインタ
ーフェース(P・I/F)57と、後述する画像データ
変換回路60とを備えており、これらはデータバス制御
信号線などを含む信号線59を介してCPU51に夫々
接続されている。
【0037】また、画像データ変換回路60には、ビデ
オクロック信号VDCLKを発生するビデオクロック発
生器VCLK56が接続されている。このビデオクロッ
ク発生器56は、レーザビームの主走査方向に600d
piの解像度の8倍の解像度のタイミングクロック信号
を発生する。このタイミングクロック信号は出力する解
像度に応じた分周が施され、画像データ変換回路60に
クロックとして入力される。通常は、8つのタイミング
クロック信号で区切られる期間が、1つの画像データ
(1ビット)に割り当てられる。高解像度モードが指定
されている場合は、この8つのタイミングクロック信号
で区切られる期間の個々のタイミングクロック信号に同
期して画像データを出力することで、出力信号(vid
eo信号)としては最大4800dpi相当まで対応で
きるようになっている。
【0038】ここで、印字機構PMには、前述したよう
に、レーザスキャナ装置10、プロセスカートリッジ2
0、転写・分離装置25、定着装置30、及び搬送装置
35が設けられる上、感光ドラム21や搬送装置35を
駆動するためのメインモータ、定着用ローラ31のため
の定着用ヒーター、その他の電装品回路などが設けられ
ており、DCコントローラ回路58は、これらメインモ
ータ、定着用ヒーター及び各種電装品回路に加えて、半
導体レーザ11、6面体ミラー12を駆動するスキャナ
モータを駆動制御するように構成されている。ここで、
レーザスキャナ装置10で主走査される毎に出カされる
主走査開始時の水平同期信号BDは、画像データ変換回
路60に供給される。
【0039】また、DCコントローラ回路58は、画像
データ変換回路60から出力されたvideo出力信号
に基づいてレーザビームをON/OFFする(変調す
る)。このレーザビームのON/OFFと6面体ミラー
12の回転により、定速回転している感光体ドラム21
上に所定の解像度の潜像が形成される。
【0040】前記ROM52には、通常のレーザプリン
タと同様の種々の制御プログラム、印刷データをビット
イメージで表される画像データに展開する処理プログラ
ム、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)コントロ
ーラを制御するDMA制御プログラムなどが格納されて
いる。また、RAM53には、受信した印刷データを格
納する受信データバッファ、印刷処理に供する画像ドッ
トデータを格納する画像ドットデータメモリに加えて、
CPU51で演算した演算結果を一時的に格納する各種
バッファなどが設けられている。
【0041】図3のフローチャートに基づき、本発明の
レーザプリンタのCPU51が行う処理について説明す
る。図3に示す様に、まず最初に、印刷データの入力処
理を実行する(S1)。具体的には、パーソナルコンピ
ュータ等より、ページ記述言語(PCL(ヒューレット
パッカード社のプリンタ制御コマンド)やポストスクリ
プト言語(アドビ社)等)で表現された印刷データを受
信し、受信バッファに記憶する処理が実行される。この
印刷データの中には、種々の制御コマンドも含まれ、そ
れらのコマンドによって、レーザプリンタの処理モード
等の変更も可能となっている。
【0042】そして、次に、印刷モードとして高精細モ
ードと標準モードのいずれが指定されているかを判定す
る(S2)。即ち、この実施の形態では、ユーザーの指
定により、1200×1200dpi相当の印刷結果を
得ることのできる高精細モードと、600×600dp
iの標準の印刷結果を得る標準モードのいずれかを選択
することができる様になっている。この印刷モードの指
定方法としては、コマンドにて入力データの一部として
指定する方法と、レーザプリンタ1の操作パネルからの
指定、あるいはこれら指定を装置の電源オフ後も記憶し
たNVRAMの登録済みの指示等を読み出すことにより
指定を行うことができる。
【0043】この印刷モードの判定において、高精細モ
ードが指定されている場合には(S2:高精細モー
ド)、次に、メモリ容量が十分であるか不足しているか
の判定を行う(S3)。これは、高精細モードで印刷デ
ータを画像イメージデータに展開する場合には、この展
開の結果得られる1200×1200dpiの画像デー
タを記憶するのに十分なメモリ容量の残量がないと処理
が実行できなくなるからである。なお、この判定では、
処理しようとしている印刷データが、標準的なデータ量
のものであるとの想定の下でチェックを行う。
【0044】このメモリ容量の判定において、メモリ容
量は十分であると判定された場合には(S3:十分)、
S1で入力した印刷データを1200×1200dpi
の画像イメージデータに展開する処理を実行する(S
4)。本実施の形態では、この展開処理において、1ペ
ージ分の画像イメージデータに展開する。なお、1ペー
ジ分のすべてのビットイメージを展開するメモリを持つ
とコスト的に大変なので、所定行分のバンドメモリをい
くつか(3ないし4個)用意して、順次使い回す方式を
採用してもよい。
【0045】続いて、再びメモり容量が十分であるか否
かの判定を行う(S5)。これは、展開途中でメモりが
不足しそうになった場合には、高解像度での展開を中止
して標準の解像度での展開に移行するためである。
【0046】再度のメモリ容量の判定において、容量は
十分であると判定された場合には(S5:十分)、12
00×1200dpiに展開した高解像度の画像イメー
ジデータの中の隣接する複数行を1組として、例えば2
×2=4bitのビットセルを単位としてドットデータ
の並べ替えを行う(S6)。この処理は、後述するハー
ドウェアロジックへの出力指示をCPU51が実行する
ことで達成される。
【0047】そして、並べ替えを行った結果として得ら
れる画像データに基づいて、高精細モードでの印刷出力
を実行する指示を行う(S7)。この印刷出力の処理に
おいては、例えば、1200×1200dpiの画像デ
ータをS6の並べ替え処理によって2400×600d
piの画像データに並べ替えた場合には、この主走査方
向については2400dpiになる様に、パルス幅変調
を行い、このパルス幅変調の周期で印刷を実行する。こ
こで、S7の処理はS6からの一連の処理としてCPU
51の新たな指示を待たずに行われてもよい。
【0048】一方、印刷モードとして標準モードが指定
されている場合(S2:標準モード)、印刷モードは高
精細モードであるがメモリ容量が不足していると判定さ
れた場合(S3:不足、S5:不足)には、S1で入力
した印刷データを、標準モードである600×600d
piの解像度の画像イメージデータとして展開する処理
を実行する(S8)。なお、S2の判定で標準モードと
判定された場合及びS3の判定でメモり不足と判定され
た場合は、最初から600×600dpiの解像度で画
像イメージデータの展開を実行する。一方、S5の判定
でメモり不足と判定された場合は、1200×1200
dpiで展開した画像イメージデータを、600×60
0dpiの画像イメージデータとなる様に間引く処理を
行ってもよいし、S1で入力した印刷データに基づい
て、600×600dpiの解像度の画像イメージデー
タに展開する処理を行う様にしてもよい。
【0049】そして、このS8の処理により600×6
00dpiの解像度の画像イメージデータに展開した場
合には、こうして作成された画像イメージデータに基づ
いて、本実施の形態のレーザプリンタ1の標準解像度で
ある600×600dpiの解像度となる様なパルス幅
変調の周期で印刷を実行する(S9)。
【0050】なお、S5の判定においてメモリ容量不足
と判定された場合に、その後で展開する画像イメージデ
ータは600×600dpiの解像度で展開を行い、そ
れ以前にS4の処理で既に1200×1200dpiの
解像度で展開したものは、1200×1200dpiの
ままで保持し、記憶手段内の保持内容に応じて、S6の
並べ替え処理及びS7の高精細モードでの印刷出力へ進
む処理と、S9の標準モードでの印刷出力へ進む処理と
を混在させる様に制御してもよい。
【0051】本来、出力したい最終型の解像度(本願で
は2400(主)×600(副))になるように印刷デ
ータからビットマップ展開すれば上記の様な解像度変換
の手順は不要である。しかし、ビットマップ展開時に
は、図形データの回転処理等を含む座標演算が一般的に
行われたり、等方的なイメージデータの張り付け処理が
行われたりするので、主走査方向と副走査方向で解像度
を異ならせたビットマップ上でこのような展開処理を行
うと非常に処理が複雑になる。そこで、上記の様に、高
解像度モードが指定されると、わざわざ本来出力可能で
ある解像度以上の解像度で印刷データを等方型(主走査
副走査とも同じ解像度)のビットマップに展開し、その
後この解像度変換を行うようにする訳である。
【0052】この様に、高精細モードと標準モードとを
切り換えることができる様にしておくことにより、ユー
ザーのニーズに応じた解像度での印刷結果を得ることが
できる。そして、ユーザーが高精細モードを指定した場
合には、パーソナルコンピュータ等から与えられる印刷
データを1200×1200dpiの高解像度の画像イ
メージデータに展開し、これを所定の並べ替え規則に従
って、2400×600dpiの画像イメージデータに
置き換えると共に、パルス幅変調をかけて印刷出力を実
行することにより、600×600dpiの解像度での
印刷能力しか有しないレーザプリンタ1により、あたか
も1200×1200dpiの高解像度のレーザプリン
タで印刷したのと見た目において変わりがなく、特に、
その階調性において遜色のない印刷結果を得ることがで
きる。
【0053】アプリケーションソフト等によって作成さ
れた印刷データは、上述のように、このレーザプリンタ
本来の副走査方向の解像度よりも高い(2倍)解像度の
1200dpiとそれと同じ主走査方向の解像度(12
00dpi)を持つ等方的な画像データ、あるいは、こ
のレーザプリンタの本来の副走査方向の解像度600d
piとそれと同じ主走査方向の解像度(600dpi)
を持つ等方的な画像データとして展開され、RAM53
内の画像ドットイメージメモリに記憶される。また、印
刷データによっては、すでに所定の画像データに展開さ
れた形式のデータとして転送されてくる場合もあり、高
解像度プリンタ用に作成された1200dpi×120
0dpiの画像データとして転送されてくる場合もあ
る。その場合もそれらのデータはこの画像ドットイメー
ジメモリに格納される。
【0054】このように格納された画像データは、CP
U51によってRAM53での格納アドレスやそのデー
タ量を指定されることによって、DMA転送の手法で、
画像データ変換回路60に転送される。
【0055】画像データ変換回路60には、RAM1及
びRAM2として区別されるメモリ領域があり、それら
の領域には、画像ドットイメージメモリに記憶された画
像データがDMA転送され走査方向の1行分ずつ格納さ
れる。図4は、1200×1200dpi用に展開され
た画像イメージデータ101がこの画像データ変換回路
に入力される様子を示している。つまり、DMA転送に
よって、画像イメージデータ101の奇数行目のドット
データを画像データ変換回路60の1ライン目のメモリ
領域RAM1に記憶させると共に、偶数行目のドットデ
ータを2ライン目のメモリ領域RAM2に記憶させるこ
とを繰り返す。このようにして、画像データ変換回路6
0には、1200dpi×1200dpiに展開された
画像イメージデータ101内の隣接する2ライン分のド
ットデータが、RAM1及びRAM2のそれぞれに記憶
されることになる。そして、印字機構PMから出力され
るレーザビームの1走査を示すBD信号に同期して、次
の2ラインを読み込む処理がページ終了まで繰り返され
る。
【0056】そして、シリアル出力回路105は、RA
M1及びRAM2から後述する様にハードウェアロジッ
クによって並べ替えられた画像イメージデータを入力
し、シリアルデータとして出力する。ここで、シリアル
出力回路105をさらに詳しく示すと、図5に示す様な
ハードウェアロジックにより構成されている。即ち、シ
リアル出力回路105は、RAM1及びRAM2のそれ
ぞれから、32bitのデータバスを介してデータを入
力されるセレクタ107と、このセレクタ107から出
力される32bitのパラレルデータを入力してビデオ
信号Videoとして出力する32bitパラレルイン
シリアルアウト回路109とによって構成されている。
【0057】ここで、セレクタ107には、画像データ
の変換モードを切り換える信号であるNormal信号
と、後述する処理対象の上位/下位16bitを切り換
える信号であるHigh信号、ラッチ信号、クロックが
入力されるように構成されている。Normal信号=
0のときは、高精細モード(2400×600dpi)
での印刷がCPU51により指示されており、Norm
al信号=1の時は、標準モード(600×600dp
i)が指定されていることを示す。そして、このセレク
タ107は、Normal=0で、かつ、High=1
のときには、RAM1及びRAM2に記憶されている画
像イメージデータの中から、それぞれの上位16bit
のドットデータを入力した上で交互に並べ替えてシリア
ルインパラレルアウト回路109に出力し、Norma
l=0で、かつ、High=0のときには、RAM1及
びRAM2に記憶されている画像イメージデータの中か
ら、それぞれの下位16bitのドットデータを入力し
て交互に並べ替えてシリアルインパラレルアウト回路1
09に出力する様に構成されている。
【0058】この様子を、図6のタイミングチャートに
示す。図示の様に、RAM1とRAM2のRAMアドレ
スが、High信号の立ち上がりに同期して0,1,
2,…と変化する。そして、パラレルインシリアルアウ
ト回路109においては、所定のタイミングでラッチ信
号が発生し、このときのHigh信号の値に応じて、セ
レクタ107においてRAM1及びRAM2に記憶され
ているドットデータの内の、上位16bitずつ又は下
位16bitずつのドットデータが交互に並べ替えられ
てVideo信号としてシリアル出力する様に構成され
ている。
【0059】より詳しくは、RAMアドレスが0のとき
に、パラレルインシリアルアウト回路109においてラ
ッチ信号が発生すると、図示の様に、最初は、High
信号が1となっているので、クロックパルスに合わせ
て、RAM1の最上位のデータD31、RAM2の最上
位のデータD31、RAM1の次のデータD30、RA
M2の次のデータD30、…、RAM2の16bit目
のデータD16といった具合に、RAM1及びRAM2
のそれぞれ上位16bitのデータが、セレクタ107
により最上位から順番に交互に並べ替えられて32bi
tのパラレルデータとしてパラレルインシリアルアウト
回路109に入力され、この32bitのデータがシリ
アルデータとしてパラレルインシリアルアウト回路10
9から出力されることになる。
【0060】また、RAMアドレスが0の間に、パラレ
ルインシリアルアウト回路109において次のラッチ信
号が発生すると、図示の様に、このときは、High信
号は0となっているので、クロックパルスに合わせて、
RAM1の上位から17bit目のデータD15、RA
M2の上位から17bit目のデータD15、RAM1
の上位から18bit目のデータD14、…、RAM2
の最下位のデータD00といった具合に、RAM1及び
RAM2のそれぞれ下位16bitのデータが、セレク
タ107により上位側から順番に交互に並べ替えられて
32bitのパラレルデータとしてパラレルインシリア
ルアウト回路109に入力され、この32bitのデー
タがシリアルデータとしてパラレルインシリアルアウト
回路109から出力されることになる。
【0061】上記のラッチ信号を発生するタイミング
は、1走査分の期間(BD信号から次のBD信号まで)
の内、感光ドラム21上に有効な潜像を形成できる走査
期間と、その期間に処理すべき画像データの量と、画像
データ変換回路60の処理単位に基づいて決められる。
また、画像データ変換回路60に供給されるクロック
は、前述の様にビデオクロック発生器56のタイミング
クロック信号を解像度に応じて分周したものであり、解
像度毎で周期は異なるが、1走査分に処理するデータ量
に対応したものである。本願では、ラッチ信号は、この
クロックに基づき32bit毎に発生される。また、こ
のラッチ信号に同期して、High信号も切り換えられ
る。
【0062】ここで、この並べ替えの規則について説明
する。以下の説明においては、図7に示す様に、2×2
bitのビットセルを対象として、RAM1にはA0,
A1が、RAM2にはB0,B1がそれぞれ記憶されて
いるとしたときに、セレクタ107からは、これらA
0,A1,B0,B1が所定の並べ替え規則に従って、
C0,C1,C2,C3と並べ替えられて出力されるも
のとする。そして、上述のタイミングチャートで示した
状態の並べ替えは、セレクタ107の内部回路の結線状
態を図8に示す様な構成としておくことによってハード
ウェアロジックによって実現される。即ち、図8から明
らかな様に、C0=A0、C1=B0、C2=A1、C
3=B1といった具合に、RAM1及びRAM2にそれ
ぞれ記憶されているドットデータがRAM1,RAM
2,RAM1,RAM2の順番に交互に並べ替えられて
セレクタ107から出力されることになる。
【0063】この結果、図9に示す様に、1200×1
200dpiの解像度に展開された画像イメージデータ
は、その隣接する2行のデータが2×2bitのビット
セルを単位として、A0,B0,A1,B1と1行のデ
ータに並べ替えられ、2400×600dpiのデータ
に変換された上で、パラレルインシリアルアウト回路1
09から出力されることになる。
【0064】図10は、こうして1200×1200d
piの画像データが、2400×600dpiの画像デ
ータに変換された後のイメージを表現したものである。
この図から分かる様に、本実施の形態においては、12
00×1200dpiの画像データから、隣接する2行
分の画像イメージデータが取り出され、同一列に存在す
るドットデータがRAM1,RAM2,RAM1,RA
M2,RAM1,RAM2,…の順番に交互に並んだ状
態とされて、2400×600dpiの画像データに変
換された状態となる。
【0065】こうして隣接する2行の画像データを並べ
替えて得られた2400×600dpiの画像データ
が、画像データ変換回路60から出力される。そして、
DCコントローラ回路58は、レーザ光LBの主走査方
向についてはパルス幅変調によって2400dpiに対
応する静電潜像が感光ドラム21上に形成される様に主
走査方向の制御を実行する。一方、副走査方向について
は、600dpiに相当する搬送速度で記録紙Pの搬送
を実行して印刷が行われる。
【0066】図11は、1200×1200dpiの画
像イメージデータにより印刷を行った場合を左側に、2
400×600dpiの画像イメージデータにより印刷
を行った場合を右側に記載して、印刷結果を比較したイ
メージを示すものである。この図では印刷結果を強調し
て示しているので、一見、2400×600dpiの印
刷結果の方が粗く見えるが、人の視覚では、1200×
1200dpiで印刷した結果と2400×600dp
iで印刷した結果とは、ほぼ同じ印刷結果として認識さ
れる。特に、階調表現としては、2400×600dp
iで印刷した結果と1200×1200dpiで印刷し
た結果との間には差がないものとして認識される。
【0067】なお、セレクタ107に入力されるNor
mal信号が1のときは、ラッチ信号に同期してRAM
1からのみ32bitずつデータを読み出してパラレル
インシリアルアウト回路109へとデータを渡して、6
00×600dpiの解像度で印刷出力を実行する。こ
の場合は、パーソナルコンピュータ等から受信した印刷
データは、1200×1200dpiではなく、このレ
ーザプリンタ1の本来の解像度である600×600d
piの画像イメージデータに展開し、DMA転送によっ
てRAM1にのみ1行分ずつデータを転送する様にして
おく。また、クロックも600dpiに適した分周比に
切り換えるようにしておく。
【0068】この様に、この実施の形態によれば、レー
ザプリンタ1は、600×600dpiの解像度で印刷
を実行する能力しか備えていないが、上述の様に120
0×1200dpiの高解像度の画像データに印刷デー
タを展開した上で、隣接する2行のドットデータを、2
×2=4bitのビットセルを一つの単位としてこのビ
ットセル毎にドットデータを交互に並べ替えて、240
0×600dpiの画像データに変換し、パルス幅変調
をかけて印刷を実行することにより、見た目において、
あたかも1200×1200dpiの解像度を有するレ
ーザプリンタで印刷したものと同等の高精細な印刷結果
を得ることができる。特に、階調表現においては、12
00×1200dpiの解像度を有するレーザプリンタ
で印刷した場合とほとんど遜色のない印刷結果が得られ
る。
【0069】次に、上述のC0=A0,C1=B0,C
2=A1,C3=B1といった並べ替え規則に代えて、
C0=B0,C1=A0,C2=B1,C3=A1とい
った具合に、先程とは逆の並べ替え規則を実行する場合
について説明する。この様な並べ替え規則を実行する場
合には、セレクタ107の内部回路を、図12に示す様
に結線しておく。この結果、2行の隣接する各行を構成
するドットデータが、RAM2,RAM1,RAM2,
RAM1,…といった具合に、先程の説明とは逆の順番
に並べ替えられて、1200×1200dpiの画像デ
ータが2400×600dpiの画像データに変換され
る。
【0070】こうして先程とは逆の順番にデータを交互
に並べ替えた場合の印刷結果を、1200×1200d
piのレーザプリンタで印刷した場合と比較したもの
を、図13に示す。この図において、左側に示されてい
るのが1200×1200dpiのレーザプリンタで印
刷を行った結果であり、右側に示されているのが600
×600dpiの解像度で印刷を行うレーザプリンタ1
において主走査方向についてはパルス幅変調をかけて静
電潜像を形成して印刷した結果を示す。この図において
も印刷結果を強調して示しているので、一見すると、2
400×600dpiにデータを変換して印刷した場合
の方が粗く見えるが、実際に印刷を実行した場合には、
人の視覚では、両者は区別がつかない様に認識される。
特に、両者の階調表現においては、全く同一のものとし
て認識されることになる。
【0071】次に、さらに別の並べ替え規則を採用した
場合について説明する。この並べ替え規則においては、
2×2bitのビットセルの中で、同一列のドットのい
ずれかとして画像を印刷するドットが存在するときは、
当該ドットをビットセルの先頭に位置させる様に並べ替
えを行うものであり、セレクタ107の内部回路は、図
14に示す様に構成される。より具体的には、A0及び
B0を共通のOR回路及びAND回路に入力する様に構
成すると共に、A1及びB1を別の共通のOR回路及び
AND回路に入力する様に構成している。この結果、A
O又はB0のいずれかが画像を印刷するドットである場
合には、ビットセルの先頭となるC0として画像を印刷
することを意味するドットパターンが出力され、A1又
はB1のいずれかが画像を印刷するドットである場合に
は、ビットセルの3番目となるC2として画像を印刷す
ることを意味するドットパターンが出力される。従っ
て、この並べ替え規則を採用する場合には、1200×
1200dpiに展開された画像データにおける画像の
輪郭線に対して、2400×600dpiに変換された
画像データの輪郭線が精度良く一致することとなる。
【0072】次に、またさらに別の並べ替え規則を採用
した場合について説明する。この並べ替え規則において
は、2×2bitのビットセルの中のいずれかのドット
が画像を印刷するドットであるときは、常に当該ドット
をビットセルの先頭に位置させる様に並べ替えを行うも
のであり、セレクタ107の内部回路は、図15に示す
様に構成される。より具体的には、C0=A0 or B0
or A1 or B1となり、C1=(A0 and A1) o
r (A0 and B0) or (A0 and B1)or (A
1 and B0) or (A1 and B1) or (B0 and
B1)となり、C2=(A0 and A1 and B0)
or (A0 and A1 and B1) or(A0 and B
0 and B1) or (A1 and B0 and B1)とな
り、C3=A0 and B0 and A1 and B1となる
様に、論理回路が組まれている。この結果、1つのビッ
トセルの中で、画像を印刷することを意味するドットが
必ず先頭側に配置されることとなり、輪郭線を比べたと
きに、1200×1200dpiの画像データの輪郭線
との対応関係がより近くなる。
【0073】上記の論理回路では、ビットセルの先頭側
に優先的にドットを発生させることを示したが、先頭側
に限らず、ビットセルの所定のビット位置から優先的に
ドットを発生させるようにしても同様の効果が得られ
る。
【0074】ここまでは、1200×1200dpiに
展開された画像データの中から、2行を1組として、2
×2=4bitを1つのビットセルとして並べ替えを行
う場合について説明してきたが、図16に示す様に、隣
接する3行を1組として、3×3=9bitを1つのビ
ットセルとする様に、並べ替えを行う様にしてもよい。
この時、ビデオクロック発生回路56は、600dpi
の9倍の解像度の周波数まで対応できるものとしてお
く。この場合、1800×1800dpiの画像データ
が図17に示す様なものであった場合に、並べ替えの結
果として得られる画像データは、図18に示す様な状態
となる。この様な並べ替え規則を採用した場合にも、上
述の2行を1組として並べ替えを実行した場合と同様
に、主走査方向にはパルス幅変調をかけて5400dp
i相当の静電潜像を形成し、副走査方向には600dp
iの搬送速度で記録紙Pを搬送する様にして印刷を実行
することにより得られる印刷結果は、あたかも1800
×1800dpiの解像度で印刷を実行することのでき
るレーザプリンタによって得られる印刷結果と、見た目
において差がなく、特に、階調性についてはほとんど遜
色のないものが得られる。種走査方向の解像度が540
0dpiが不要な場合は、多少画像の再現性は低下する
が、主走査方向のビットを間引く処理を追加すること
で、高いビデオクロックを不要としてもよい。
【0075】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこの実施の形態に限られるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の
形態を採用することができることはもちろんである。
【0076】例えば、実施の形態では、セレクタ107
によるハードウェアロジックによって画像イメージデー
タの並べ替えを行う例について説明したが、ある主のパ
ターン変換テーブルによって並べ替えを行う様にしても
よい。
【0077】また、実施の形態では、2×2=4bit
及び3×3=9bitのビットセルを基準にして隣接す
る2行又は3行の画像イメージデータを等方的に並べ替
える場合について説明したが、2行の画像イメージデー
タを2bitのビットセルを基準にして並べ替えたり、
6bitのビットセルを基準にして並べ替えたりする様
に構成しても構わない。
【0078】また、実施の形態では、レーザプリンタに
ついて本発明を適用したものを説明したが、インクジェ
ットプリンタやラインサーマルプリンタについて本発明
を適用する様にしてもよい。この場合、インクジェット
プリンタでは、キャリッジ移動方向か紙送り方向のいず
れかが解像度低下の要因になる場合が考えられる。ま
た、ラインサーマルプリンタでは、ライン方向が解像度
低下の要因となるものと考えられる。従って、実施の形
態では、紙送り方向である副走査方向をプリンタの有す
る解像度に一致させる様に画像イメージデータの並べ替
えを行ったが、逆に、主走査方向をプリンタの解像度に
一致させる様に画像イメージデータの並べ替えを行う様
にしてもよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、低
解像度の印刷装置を用いて見た目において高解像度の印
刷装置で印刷した場合と遜色ない程度の美しさで印刷を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態のレーザプリンタの概略の構造を
示す断面図である。
【図2】 実施の形態のレーザプリンタの制御系を示す
ブロック図である。
【図3】 実施の形態におけるソフトウェア的な制御処
理の内容を示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態における出力装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図5】 実施の形態における出力装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図6】 実施の形態における画像イメージデータの並
べ替えの様子を示すタイミングチャートである。
【図7】 実施の形態における画像イメージデータの並
べ替え規則を示す説明図である。
【図8】 実施の形態におけるセレクタの回路構造を示
す結線図である。
【図9】 実施の形態における画像イメージデータの並
べ替え規則を示す説明図である。
【図10】 実施の形態における画像イメージデータの
並べ替え規則を示す説明図である。
【図11】 実施の形態における印刷結果を高解像度の
プリンタで印刷した場合と比較して示す説明図である。
【図12】 実施の形態におけるセレクタの回路構造を
示す結線図である。
【図13】 実施の形態における印刷結果を高解像度の
プリンタで印刷した場合と比較して示す説明図である。
【図14】 実施の形態におけるセレクタの回路構造を
示す結線図である。
【図15】 実施の形態におけるセレクタの回路構造を
示す結線図である。
【図16】 実施の形態における画像イメージデータの
並べ替え規則を示す説明図である。
【図17】 実施の形態における画像イメージデータの
並べ替え規則を示す説明図である。
【図18】 実施の形態における画像イメージデータの
並べ替え規則を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・レーザプリンタ、10・・・レーザスキャナ装
置、20・・・プロセスカートリッジ、25・・・転写
・分離装置、35・・・搬送装置、50・・・ビデオコ
ントローラ、51・・・CPU、52・・・ROM、5
3・・・RAM、58・・・DCコントローラ回路、6
0・・・画像データ変換回路、90・・・データ送信機
器、101・・・画像イメージデータ、105・・・シ
リアル出力回路、107・・・セレクタ、109・・・
パラレルインシリアルアウト回路、PM・・・印字機
構、RAM1・・・1ライン目のメモリ領域、RAM2
・・・2ライン目のメモリ領域。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データを展開して縦横が等しい第1
    の解像度を有する第1の画像データを形成し、該形成さ
    れた第1の画像データから隣接する2以上のN行を1組
    とすると共に、当該N行の画像データの中で隣接する行
    の画像データを取り出し、該取り出した画像データを所
    定の並べ替え規則に従って並べ替えることによって前記
    N行の画像データを1行の画像データとし、該並べ替え
    た後の画像データに基づいて印刷を実行する様に構成さ
    れている印刷方法。
  2. 【請求項2】 印刷データを展開して、縦横が等しい第
    1の解像度を有する第1の画像データとして記憶手段に
    記憶する展開手段と、 前記第1の解像度よりも低い第2の解像度により印刷を
    行う印刷手段と、 前記第1の画像データを、隣接する2以上のN行を1組
    とすると共に、当該N行の画像データの中で隣接する行
    の画像データを前記記憶手段より取り出し、該取り出し
    た画像データを所定の並べ替え規則に従って並べ替える
    ことによって前記N行の画像データを1行の画像データ
    とする並べ替え手段と、 該並べ替え手段によって並べ替えられた後の画像データ
    に基づいて、前記印刷手段による印刷を実行させる印刷
    制御手段とを備えている印刷システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の印刷システムにおいて、 前記印刷手段は、記録媒体を搬送する副走査方向の解像
    度が前記第2の解像度を持ち、該副走査方向と垂直な主
    走査方向の解像度が前記第1の解像度よりも高い第3の
    解像度を持つものであることを特徴とする印刷システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の印刷システムにおいて、 前記第1の解像度は、前記第2の解像度のN倍であり、
    且つ、前記第3の解像度は前記第1の解像度のN倍であ
    ることを特徴とする印刷システム。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか記載の印刷シス
    テムにおいて、 前記展開手段は、前記第1の解像度の前記第1の画像デ
    ータを前記記憶手段に記憶するか、あるいは、前記印刷
    データを展開して、縦横が等しい前記第2の解像度を有
    する第2の画像データとして、前記記憶手段に記憶する
    かの切り換えが可能であり、 前記印刷制御手段は、前記展開手段が前記印刷データを
    前記第2の画像データとして前記記憶手段に記憶した場
    合は、前記並べ替え手段を介さずに、前記記憶手段に記
    憶された前記第2の画像データに基づいて、前記印刷手
    段による印刷を実行させることを特徴とする印刷システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の印刷システムにおいて、 前記展開手段は、前記記憶手段の容量が、前記第1の画
    像データを記憶するだけの容量を有しない場合、前記第
    2の画像データを記憶するように切り換えられることを
    特徴とする印刷システム。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれか記載の印刷シス
    テムにおいて、 前記並べ替え規則は、前記N行の各行での同じビット位
    置の画像データによりMビット(MはNの倍数)からな
    るビットセルを形成する処理を繰り返すことにより1行
    の画像データとするものであり、各ビットセル内での同
    じビット位置に前記N行の各行のビットが対応するよう
    に並べ替えるものであることを特徴とする印刷システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項2〜6のいずれか記載の印刷シス
    テムにおいて、 前記並べ替え規則は、前記N行の各行での同じビット位
    置の画像データによりMビット(MはNの倍数)からな
    るビットセルを形成する処理を繰り返すことにより1行
    の画像データとするものであり、前記N行の各行での同
    じビット位置の何れかに出力すべき画像データのビット
    が存在する場合には、対応するビットセルの所定のビッ
    ト位置に前記出力すべき画像データのビットを配置する
    ように並べ替えるものであることを特徴とする印刷シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項2〜8のいずれか記載の印刷シス
    テムにおいて、 前記印刷手段が、レーザープリンタ用のプリントエンジ
    ンであり、 前記印刷制御手段が、前記並べ替え手段が並べ替えた後
    の1行の印刷データの印刷処理を実行するために、前記
    印刷手段のレーザービームを主走査方向にパルス幅変調
    によって走査させる印刷制御を実行する様に構成されて
    いることを特徴とする印刷システム。
  10. 【請求項10】 請求項2〜9のいずれか記載の印刷シ
    ステムにおいて、 前記並べ替え手段が、 前記N行の画像データをそれぞれの行毎に記憶しておく
    複数の記憶領域を有する第2の記憶手段と、 該複数の記憶領域のそれぞれの行から各々1ビットずつ
    画像データを入力し、内部のハードウェアロジックによ
    って並べ替えて出力する選択手段とによって構成されて
    いることを特徴とする印刷システム。
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