JP2000280444A - ブレードホルダ、印刷材充填装置、及び、印刷装置 - Google Patents

ブレードホルダ、印刷材充填装置、及び、印刷装置

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JP2000280444A
JP2000280444A JP9645599A JP9645599A JP2000280444A JP 2000280444 A JP2000280444 A JP 2000280444A JP 9645599 A JP9645599 A JP 9645599A JP 9645599 A JP9645599 A JP 9645599A JP 2000280444 A JP2000280444 A JP 2000280444A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキージ等のブレード状部材のアタック角を
容易に調整することができるスキージホルダを提供す
る。 【解決手段】 スキージホルダ4を、ローラ部4aと、
スキージをクランプしながら該ローラ部4aの周面に固
定されるクランプ部4gとで構成し、ローラ部4aの回
動によりスキージを回動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、孔版又は凹版の印
刷パターン用の貫通開口部又は凹部に印刷材を充填する
印刷材充填装置、該印刷材充填装置に用いられるブレー
ド保持部材、及び、該印刷材充填装置を備える印刷装置
に係り、詳しくは、ブレード状部材のアタック角調整手
段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷材充填装置としてのスキージ
装置により、孔版又は凹版(以下、版と称する)の印刷
パターン用の貫通開口部又は凹部に印刷材を充填した
後、該貫通開口部又は該凹部から紙などの被印刷体にこ
の印刷材を移動させて、印刷材からなる印刷パターンを
該被印刷体に印刷する印刷方法が広く用いられている。
【0003】また、電子機器の分野においては、印刷材
としてクリーム半田などの導電性ペーストを用い、この
印刷方法によって電子回路基板上などに導電性の印刷パ
ターンを印刷する導電性ペースト印刷方法が広く用いら
れている。
【0004】これらの印刷方法に用いられるスキージ装
置は、一般に、ブレード状部材としてのスキージを2つ
備え、これらのスキージにより孔版や凹版の版面に対し
て印刷材をそれぞれ相反する方向に交互に刷り付けるも
のである。
【0005】この種のスキージ装置において良好な印刷
品質を維持するためには、スキージと版との当接圧力
(以下、印圧と称する)、スキージを版に対して上下方
向に移動させる駆動伝達部材(例えばエアシリンダのロ
ッド)の押し込み量、及び、スキージの版に対する当接
角度であるアタック角、を適正に調整する必要がある。
例えば、印圧や押し込み量の適正値は、使用される版の
特性により大きく異なってくる。また、従来、アタック
角を概ね60[°]に設定していたが、近年の印刷パタ
ーンのファインピッチ化に伴い、版の特性などに応じて
適宜調整する必要が生じてきている。具体的には、先に
本発明者により提案されているプラスチックマスク(特
開平7−081027号)などを用いてファインピッチ
の印刷パターンを印刷する場合には、アタック角を70
[°]程度に設定すると、より良好な印刷品質を得るこ
とができる場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、アタ
ック角を調整するためにはスキージを保持するスキージ
ホルダの角度を手作業で調整する必要があり、調整に手
間を要するという問題があった。
【0007】また、例えばエアシリンダのロッドなど、
スキージを版に対して上下方向に移動させる駆動伝達部
材の移動量を微妙に調整することで、版に対する印圧や
押し込み量を調整しているが、この移動量を微妙に調整
することができる高価な駆動機構を2つのスキージに対
してそれぞれ個別に設ける必要があり、スキージ装置の
コストを増加させるという問題があった。
【0008】本発明は、以上の問題に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的とするところは、スキージ等の
ブレード状部材のアタック角を容易に調整することがで
きるスキージホルダを提供することである。
【0009】また、その第2の目的とするところは、ブ
レード状部材のアタック角を容易に調整することができ
る印刷材充填装置を提供することである。
【0010】また、その第3の目的とするところは、上
記第2の目的に加えて、複数のブレード状部材を1つの
駆動機構で制御することができる印刷材充填装置を提供
することである。
【0011】また、その第4の目的とするところは、上
記第2及び第3の目的に加えて、複数のブレード状部材
の印圧を1つの駆動機構により容易に調整することがで
きる印刷材充填装置を提供することである。
【0012】また、その第5の目的とするところは、ブ
レード状部材のアタック角を容易に調整することができ
る印刷装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、孔版又は凹版の版面に供
給された印刷材をブレード状部材によって該版面に刷り
付けて、該孔版又は該凹版の印刷パターン用の貫通開口
部又は凹部に充填する印刷材充填装置に用いられ、該ブ
レード状部材を保持するブレードホルダであって、駆動
力の付与により回動する回動軸の周りに該ブレード状部
材を保持し、該回動軸は該ブレード状部材の該版面に対
するアタック角を変化させる方向に回動することを特徴
とするものである。
【0014】このブレードホルダにおいては、駆動力の
付与により回動軸が回動して、該駆動軸の周りに保持し
ているブレード状部材の角度が変化する。これにより、
ブレード状部材のマスク版又は凹版に対するアタック角
を変化させる。これにより、作業者は、回動軸への駆動
力の付与によりブレード状部材のアタック角を変化させ
ることができる。
【0015】上記第2の目的を達成するために、請求項
2の発明は、少なくとも、ブレード状部材と、該ブレー
ド状部材を保持するブレードホルダと、該ブレードホル
ダを移動させる駆動機構とを有し、孔版又は凹版の版面
に供給された印刷材を該ブレード状部材によって該版面
に刷り付けて、該孔版又は凹版の印刷パターン用の貫通
開口部又は凹部に充填する印刷材充填装置であって、該
ブレードホルダが請求項1のブレードホルダであること
を特徴とするものである。
【0016】この印刷材充填装置においては、ブレード
ホルダの回動軸を回動させてブレード状部材のアタック
角を変化させる。
【0017】請求項3の発明は、請求項2の印刷材充填
装置であって、ブレードホルダの回動軸の回動により、
上記版面に対する上記ブレード状部材の当接部を印刷材
刷り付け方向側のエッジに切り換えることを特徴とする
ものである。
【0018】この印刷材充填装置においては、ブレード
ホルダの回動軸の回動により、版面に対するブレード状
部材の当接部を印刷材刷り付け方向側のエッジに切り換
えることができる。
【0019】上記第3の目的を達成するために、請求項
4の発明は、請求項2の印刷材充填装置であって、上記
ブレードホルダに複数の上記ブレード状部材を保持し、
上記回動軸の回動により使用する該ブレード状部材を切
り換えることを特徴とするものである。
【0020】この印刷材充填装置においては、ブレード
ホルダに複数のブレード状部材を保持する。これによ
り、1つの駆動機構で複数のブレード状部材をブレード
ホルダとともに移動させ、必要に応じて上記回動軸を回
動させて任意の1つを選択して使用することができる。
【0021】請求項5の発明は、請求項4の印刷材充填
装置であって、印刷材をそれぞれ相反する方向に交互に
刷り付けるための上記ブレード状部材の対を上記ブレー
ドホルダに保持することを特徴とするものである。
【0022】この印刷装置においては、上記回動軸の回
動により使用するブレード状部材を切り換えながら、版
面に対して印刷材を相反する方向に交互に刷り付ける。
これにより、1つのブレード状部材を用いる場合より
も、印刷材刷り付け方向を反転させるときのブレード状
部材のエッジ切り換え速度を速めることができる。
【0023】請求項6の発明は、請求項5の印刷材充填
装置であって、上記回動軸の周りに上記対を2組以上保
持し、それぞれの対の種類が異なることを特徴とするも
のである。
【0024】この印刷材充填装置においては、マスク版
や凹版の特性に合わせて所定の対のブレード状部材を使
用することにより、ブレード状部材の種類を変更するこ
とができる。
【0025】上記第4の目的を達成するために、請求項
7の発明は、請求項2、3、4、5又は6の印刷材充填
装置であって、上記駆動機構が上記ブレードホルダを上
記版面の方向と直交する方向に移動させることを特徴と
するものである。
【0026】この印刷充填装置においては、上記駆動機
構により上記ブレードホルダを版面方向に対して垂直な
方向に移動させる。この移動により、ブレードホルダに
保持されるブレード状部材の印圧を調整することができ
る。
【0027】請求項8の発明は、請求項2、3、4、
5、6又は7の印刷材充填装置であって、上記版面の方
向と同方向において、上記回動軸の軸線方向が、印刷剤
刷り付け時の上記ブレードホルダの移動方向と直交する
方向から傾斜していることを特徴とするものである。
【0028】この印刷材充填装置では、ブレード状部材
のエッジを印刷材刷り付け方向と直交する方向から傾斜
させて、該エッジにスキュー角をつける。このようにス
キュー角をつけると、ブレード状部材のエッジと、貫通
開口部又は凹部(以下、これらを印刷穴という)の縁と
の引っ掛かりを低減することができる。また、横長の印
刷穴と縦長の印刷穴とに対するエッジのえぐり込み量を
より均一化することができる。
【0029】請求項9の発明は、請求項2、3、4、
5、6又は7の印刷材充填装置であって、上記版面の方
向と同方向において、上記回動軸の軸線方向が可変であ
ることを特徴とするものである。
【0030】この印刷材充填装置においては、ブレード
状部材のエッジにスキュー角をつけたり、つけなかった
り、変化させたりする。
【0031】請求項10の発明は、請求項9の印刷材充
填装置であって、上記軸線方向を駆動機構により変化さ
せることを特徴とするものである。
【0032】この印刷材充填装置においては、駆動機構
によりスキュー角を調整する。
【0033】請求項11の発明は、上記ブレードホルダ
で上記対を保持する請求項8、9又は10の印刷材充填
装置であって、該対について、該ブレードホルダにおけ
るそれぞれのブレード状部材の端部位置が、上記回動軸
の軸線方向にずれていることを特徴とするものである。
【0034】この印刷材充填装置においては、一方のブ
レード状部材の端部からはみ出した印刷材を、もう一方
のブレード状部材の端部により版面の中央に向けて掻き
寄せる。例えば、請求項8の印刷材充填装置のように、
ブレード状部材のエッジを印刷材刷り付け方向に対して
傾斜させている場合には、印刷材を傾斜させたエッジの
端部の方向に移動させ、該端部から溢れさせてしまう。
即ち、ブレード状部材の端部から印刷材がはみ出してし
まう。そこで、本印刷材充填装置においては、ブレード
ホルダにおけるそれぞれのブレード状部材の端部位置
を、上記回動軸の軸線方向にずらしている。これによ
り、それぞれの端部の版面上における移動軌跡を上記回
動軸の軸線方向、ひいては印刷材刷り付け方向と直交す
る方向にずらして、一方の端部からはみ出した印刷材
を、もう一方の端部により版面の中央に向けて移動させ
るように構成している。
【0035】請求項12の発明は、上記ブレードホルダ
で上記対を保持する請求項8、9又は10の印刷材充填
装置であって、該ブレードホルダを印刷材刷り付け方向
と直交する方向に移動させることを特徴とするものであ
る。
【0036】この印刷材充填装置においては、ブレード
ホルダを印刷材刷り付け方向と直交する方向に移動させ
て、ブレード状部材の端部位置を該方向に移動させる。
これにより、一方のブレード状部材の端部からはみ出し
た印刷材を、もう一方のブレード状部材の端部により版
面の中央に向けて掻き寄せる。
【0037】上記第5の目的を達成するために、請求項
13の発明は、印刷材充填装置を用いてマスク版又は凹
版の印刷パターン用の貫通開口部又は凹部に印刷材を充
填した後、該印刷材を該貫通開口部又は該凹部から被印
刷体に移動させて、印刷材からなる印刷パターンを該被
印刷体に印刷する印刷装置であって、該印刷材充填装置
が請求項2、3、4、5、6、7、8、9、10、11
又は12の印刷材充填装置であることを特徴とするもの
である。
【0038】この印刷装置においては、請求項2、3、
4、5、6、7、8、9、10、11又は12の印刷材
充填装置を備えることで、駆動機構によりブレード状部
材のアタック角を変化させることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、導電性の印刷材としてのク
リーム半田からなる印刷パターンを電子回路基板に印刷
するときに用いる印刷装置に、本発明を適用した実施形
態について説明する。本発明に係る印刷装置は、特にハ
ーフエッチング加工された孔版など、表面に凹凸を有す
る版に対して有効である。ハーフエッチング加工は、周
知の如く、比較的厚手の樹脂板などのワークの表面を一
定の深さに掘り下げる加工方法であって、孔版の微細孔
形成部分の版厚を薄くする目的で用いられるものであ
る。但し、本発明に係る印刷装置に装着される孔版や凹
版の種類は、特に限定されるものではない。
【0040】例えば、孔版には、エッチングマスク、ア
ディティブマスク、YAGレーザマスク、及び、本発明
者が先に提案したプラスチックマスク、などの種類があ
る。エッチングマスクは、周知の如く、部分露光、薬品
処理及びエッチングの技術により、金属板に印刷パター
ン用の孔が複数形成されたものである。また、アディテ
ィブマスクは、周知の如く、部分露光、薬品処理及びメ
ッキ処理の技術により金属板に印刷パターン用の孔が複
数形成されたものである。また、YAGレーザマスク
は、周知の如く、YAGレーザの照射によって金属板に
印刷パターン用の孔が複数形成されたものである。ま
た、プラスチックマスクは、エキシマレーザ、シンクロ
トロンの紫外線領域のSR光、などの照射や、ドリル、
パンチプレス等を用いた穿孔加工によってプラスチック
板に高繊細な印刷パターン用の孔が複数形成されたもの
である。本発明に係る印刷装置には、これら列記したマ
スク版を全て用いることができる。但し、これらの孔版
の中では、プラスチックマスクが微細ピッチの印刷性に
最も優れている。従って、より微細ピッチの印刷パター
ンを印刷する場合には、プラスチックマスクを用いるこ
とが望ましい。特に、近年、電子部品の小型化に伴い、
プラスチックマスクのみに印刷可能な微細ピッチの印刷
パターンが増加している。
【0041】図1は本実施形態に係る印刷装置に装着さ
れるマスク版2を電子回路基板である基板1とともに示
す断面図である。図示のように、このマスク版2には貫
通開口部である孔2bの形成部の周囲にハーフエッチン
グ部2cが形成されている。図2(a)及び(b)はハ
ーフエッチング部2cが形成されていないマスク版2を
基板1とともに示す断面図である。図2(a)に示すよ
うに、1つのマスク版2上に比較的大きな孔2aと比較
的小さな孔2bとを混在させて形成する場合において、
マスク版2の版厚を薄くすると、孔2aに充填するクリ
ーム半田3aを不足させるという不具合が生ずる。ま
た、比較的大きな孔2aに充填するクリーム半田3aの
不足を解消すべく、マスク版2の版厚を厚くすると、図
2(b)に示すように、比較的小さな孔2bの嵩を高く
形成してしまう。そして、クリーム半田3bの孔2bか
らの抜け性を低下させて印刷不良を発生させたり、印刷
したクリーム半田3bを倒して電子回路をショートさせ
たりするという不具合が生ずる。そこで、図1に示した
ように、比較的小さな孔2bを形成する部分のマスク版
2の周囲に対してハーフエッチング加工を施すことで、
これらの不具合を解消している。
【0042】このようにハーフエッチング加工したマス
ク版を用いて印刷する場合においては、ブレード状部材
としてのスキージのアタック角を適宜調整した方がよ
い。例えば、本発明者は、ハーフエッチング加工したプ
ラスチックマスクと、後述のツーストップスキージとを
用いて印刷する場合には、これまで一般的に60[°]
にしていたアタック角を70[°]に変更した方が、よ
り品質の高い印刷パターンを形成し得る場合があること
を見出した。
【0043】図3は本実施形態に係る印刷装置の印刷材
充填装置であるスキージ装置のスキージホルダ4を示す
斜視図である。図示のように、スキージホルダ4は、回
動軸としてのローラ部4aと、ブレード状のスキージを
クランプするクランプ部4gとを備えている。ローラ部
4aの周面には、軸線方向に延びる溝部4bが形成され
ており、この溝部4bの底面にはマグネット4cが設け
られいる。ローラ部4aの両端からはシャフト4hが延
びている。クランプ部4gは、凹型レール状のレール部
4d、このレール部4dの凹部内に挿入されたスキージ
を凹部内壁に押し付けて固定するための押し付け板4e
1、この押し付け板4e1を付勢するための3本のボル
ト4e2、レール部4dの背面に沿って設けられたマグ
ネット4f、等から構成されている。図中の一点鎖線で
示したように、クランプ部4gはローラ部4aに設けら
れた溝部4bと係合し、マグネット4cとマグネット4
fとの磁力によって溝部4bに仮固定された後、図示し
ない固定機構によって確実に固定される。
【0044】図4はクランプ部4gのクランプ機能を説
明する断面図である。クランプ部4gのレール部4d
は、例えば、ステンレス等の金属から構成されている。
スキージ5は、レール部4dの凹部内に挿入された後、
押し付け板4e1により凹部内壁に押し付けられて固定
される。この押し付け板4e1はボルト4e2によりス
キージ5に向けて付勢されている。
【0045】図4に示したように、本実施形態の印刷装
置のスキージ装置では、2段階の厚みに形成されたスキ
ージ5を用いている。具体的には、先端部の厚みが薄く
形成されているいわゆるツーステップスキージを用いて
いる。このツーステップスキージは、印刷品質を向上さ
せ得るものとして、先に本出願人により提案されたもの
である(特願平11−080903号)なお、一般的な
平スキージを用いてもよい。
【0046】図5(a)及び(b)は、それぞれ上記ス
キージ装置の駆動機構の一部をスキージホルダ4ととも
に示す側面図であり、図5(c)は図5(b)に示した
機構を上方から見た平面図である。上記スキージ装置の
駆動機構は、2つの駆動部を有する。具体的には、図5
(a)及び(b)に示したように、スキージホルダ4を
水平方向に移動させる水平駆動部と、図5(c)に示し
たように、スキージホルダ4を回動させる回動駆動部と
を有している。水平駆動部は、スキージホルダ4の両端
にそれぞれ設けられている。そして、一方の水平駆動部
は、モータなどの駆動源(図示せず)によって回動され
るスクリューシャフト6b、スキージホルダ4のシャフ
ト4hを吊るように支持し、スクリューシャフト6bの
回動により水平移動に移動する吊り台6a、等から構成
されている(図5(a))。また、もう一方の水平駆動
部は、この構成に加え、スキージホルダ4のシャフト4
hに設けられたギヤ6c、ギヤ6cと噛み合うギヤ6
e、ギヤ6eに回動力を付与するステッピングモータ6
f、吊り台6aに接続されてこれらを支持する支持台6
d、等を備えている(図5(b)及び(c))。
【0047】上記駆動機構は、水平駆動部のそれぞれの
スクリューシャフト6bを回動させることにより、スキ
ージホルダ4を水平方向に移動させ、スキージホルダ4
に保持されるスキージ5を半田刷り付け(以下、スキー
ジングという)方向に移動させる。また、回動駆動部の
ステッピングモータ6fを回動させることにより、スキ
ージホルダ4を回動させる。この回動により、スキージ
ホルダ4に保持されるスキージ5のアタック角を変化さ
せることができる。
【0048】図6(a)から(d)は、それぞれ、本実
施形態に係る印刷装置におけるスキージングの工程を説
明する説明図である。上記駆動機構は、まず、水平駆動
部によりスキージホルダ4を図面左方向に移動させて、
マスク版2上のクリーム半田5(図示せず)をスキージ
ングさせる(図6(a))。そして、スキージホルダ4
をマスク版2の反対側端部近傍まで移動させたところで
水平駆動部を停止する(図6(b))。次いで、回動駆
動部によりスキージホルダ4を図6(b)の矢印方向に
回転させて、マスク版2と当接するスキージ5のエッジ
をスキージング方向側のエッジに切り換える。更に、水
平駆動部を起動させてスキージホルダ4を図面左方向に
移動させて(図6(c))、マスク版2上のクリーム半
田5を先と反対方向にスキージングさせる。そして、ス
キージホルダ4をもとの位置まで移動させたところで、
水平駆動部を停止する(図6(d))。このような、一
連の工程を繰り返すことで、クリーム半田5を1枚のス
キージ5で相反する方向に交互にスキージングさせるこ
とができる。なお、図示を省略しているが、印刷装置
は、クリーム半田5をスキージングする毎、即ち、回動
駆動部によりスキージのエッジを切り換える毎に、マス
ク版2に装着した基板1を新たな基板に交換する。ま
た、水平駆動部や回動駆動部の駆動量は、制御部(図示
せず)に記憶されている各駆動量のパラメータが変更さ
れることにより、マスク版や基板の種類に応じて適宜調
整される。
【0049】図6において、スキージホルダ4に1つの
スキージを固定した構成を示したが、複数のスキージを
固定してもよい。このように複数のスキージを固定して
も、駆動機構の数を増やす必要はない。一方、従来の装
置では、水平駆動部やスキージホルダを上下移動させる
上下駆動部などを備える駆動機構を、相反する方向にス
キージングする2つのスキージに対してそれぞれ個別に
設ける必要があった。
【0050】以上の構成の印刷装置によれば、駆動機構
によりブレード状部材のアタック角を変化させることが
できるので、該アタック角を容易に調整することができ
る。また、マスク版2に当接するスキージ5のエッジを
スキージング方向側のエッジに切り換えることで、1つ
のスキージでエッジを切り換えながらクリーム半田5を
相反する方向に交互にスキージングすることができる。
【0051】[実施例]次に、上記実施形態の印刷装置
の実施例について説明する。図7はこの印刷装置のスキ
ージホルダ4を示す側面図である。図示のように、この
スキージホルダ4は、2本のスキージを日本語カタカナ
「ハ」のような形で周面上に保持する。
【0052】図8(a)から(d)は、それぞれ、本実
施例に係る印刷装置におけるスキージングの工程を説明
する説明図である。上記駆動機構は、まず、水平駆動部
によりマスク版2上のクリーム半田5(図示せず)を図
面左方向にスキージングさせる(図8(a))。そし
て、スキージホルダ4をマスク版2の反対側端部近傍ま
で移動させたところで、回動駆動部によりスキージホル
ダ4を図8(b)の矢印方向に回転させて、マスク版2
と当接するスキージ5を5aから5bに切り換える。更
に、水平駆動部を起動させてマスク版2上のクリーム半
田5を先と反対方向にスキージングさせ、スキージホル
ダ4をもとの位置まで移動させたところで、水平駆動部
を停止する(図8(d))。このような、一連の工程を
繰り返すことで、クリーム半田5を2枚のスキージ5で
相反する方向に交互にスキージングさせることができ
る。即ち、複数のスキージ5を1つの駆動装置で制御す
ることができる。また、2枚のスキージを用いてスキー
ジングするので、上記実施形態の印刷装置よりも、スキ
ージング方向を反転させるときのスキージのエッジ切り
換え速度を速める。これにより、印刷速度を速めること
ができる。
【0053】[具体例1]次に、上記実施例の印刷装置
のより具体的な一例である具体例1の印刷装置について
説明する。図9はこの印刷装置のスキージホルダ4を示
す側面図である。図示のように、このスキージホルダ4
は、2本のスキージ5からなるスキージ対5a、5bを
保持している。即ち、2組のスキージ対を保持してい
る。これらの対は、互いに種類が異なるものである。こ
のように互いに種類の異なるスキージ対を複数保持する
ことで、例えば、プラスチックマスクを用いる場合には
スキージ対5aを使用し、アディティブマスクを用いる
場合にはスキージ対5bを使用するなど、マスク版や凹
版の特性に合わせて使用するスキージを変更する。これ
により、マスク版や凹版の交換に伴うスキージの交換作
業を省くことができる。
【0054】ところで、上記実施形態や上記実施例の印
刷装置では、スキージ5のアタック角を垂直に近づける
に従い、スキージ5とマスク版2との当接圧力である印
圧を大きくしてしまう。このため、アタック角とは独立
して、印圧を調整することができなかった。そこで、本
具体例1の印刷装置においては、スキージホルダ4を上
下方向、即ち、マスク版2の版面に対して鉛直方向、に
移動させることで、アタック角とは独立して印圧を調整
させるように構成している。
【0055】図10は、本具体例1の印刷装置のスキー
ジ装置における駆動機構の一部を示す斜視図である。図
示のように、この駆動機構は、吊り台6aの上部にエア
ーシリンダや油圧シリンダなどの伸縮シリンダ6gを備
えている。この伸縮シリンダ6gのロッドは、先端部が
板状に形成され、スキージホルダ4のシャフトを支持し
ている。このロッドの伸縮により、スキージホルダ4が
上下移動する。また、ロッドの中央付近にリング状のス
トッパー6hが設けられており、このストッパー6hと
吊り台6aとが当接することにより、スキージホルダ4
の下方向への移動が停止される。作業者は、このストッ
パー6hの取付け位置を上下方向に調整することで、印
圧やスキージホルダ4(ひいてはスキージ)の押し込み
量を調整することができる。
【0056】以上、本具体例1の印刷装置によれば、ス
キージホルダ4を上下移動させることで、アタック角と
は独立して印圧を調整することができる。
【0057】[具体例2]次に上記実施例の他の具体的
な一例である具体例2の印刷装置について説明する。図
11はこの印刷装置のブレードホルダ4をマスク版2と
ともに示す平面図である。図示のように、ブレードホル
ダ4は、版面方向において、スキージング方向(図面矢
印方向)と直交する方向から傾斜するように配設されて
いる。この傾斜によりスキージ5にスキュー角をつけ、
スキージ5のエッジと、マスク版2の各孔の縁との引っ
掛かりを低減して、該引っ掛かりによるスキージング速
度のバラツキを低減することができる。また、横長の孔
と縦長の孔とに対するエッジのえぐり込み量を均一化し
て、該えぐり込み量のバラツキによるクリーム半田3の
掻き取り量のバラツキを低減することができる。
【0058】図12は本具体例2に係るブレードホルダ
4の斜視図である。図示のように、このブレードホルダ
4に保持されるスキージ5a、5bは、それぞれの端部
位置がブレードホルダ4上でシャフト4hの軸線方向に
ずれるように配設されている。
【0059】図13(a)及び(b)は、それぞれこの
印刷装置におけるスキージングの状態を説明する平面図
である。図示のように、この印刷装置は、スキージ5
a、5bの端部がそれぞれスキージホルダ4上でずれる
ように配設されていることにより、スキージングに伴う
図中矢印B方向の移動によってスキージ5aの端部から
はみ出したクリーム半田3を、スキージ5bでのスキー
ジングにより図中矢印A方向に移動させてマスク版2の
中央に掻き寄せることができる。また、同様にして、ス
キージ5bの端部からはみだしたクリーム半田5を、ス
キージ5aによりマスク版2の中央に掻き寄せることが
できる。これにより、スキージングの度に全てのクリー
ム半田5を攪拌して、その粘度変化量を小さく維持する
ことができる。また、一方のスキージの端部からはみだ
したクリーム半田5を、もう一方のスキージで掻き寄せ
ることにより、はみだしたクリーム半田5をより多くの
時間攪拌することができるようになるので、溶剤の乾
燥、酸化、吸湿等を抑えてクリーム半田5の劣化を軽減
することができる。また、手作業によるクリーム半田5
の掻き寄せ作業を省略して、生産性を向上させることが
できる。
【0060】なお、本具体例2において、スキージホル
ダ4上でのスキージ対の端部位置がそれぞれずれている
構成の印刷装置について説明したが、このように端部位
置をずらさずに、上記駆動機構に第3の駆動部を設け、
スキージホルダ4をスキージング方向と直交する方向に
移動させるように構成しても、スキージ端部からはみだ
したクリーム半田を掻き寄せることができる。
【0061】また、スキージホルダ4をスキージング方
向と直交する方向から傾斜させて配設することにより、
スキージ5にスキュー角をつけた構成の印刷装置につい
て説明したが、スキージホルダ4全体を版面方向に回転
させる機構を設け、この機構によりスキュー角を変化さ
せるように構成してもよい。この場合には、使用するマ
スク版や基板の特性に応じて、スキュー角をつけたりつ
けなかったり、更に、スキュー角を変化させたりするこ
とができるようになるので、該特性に応じた印刷条件を
より詳細に設定することができる。また、この機構を第
3の駆動部により駆動させるように構成すると、スキュ
ー角調整用の操作を自動化することができるので、作業
効率を向上することができる。
【0062】図14はスキュー角調整用の回転駆動機構
を設けた変形例装置を示す正面図である。図14におい
て、この変形例装置は、図示しない駆動により2本のレ
ール6i上を図中前後方向に移動する支持台6dを備え
ている。この支持台6dの下面からは2本の伸縮シリン
ダ6gが設けられており、支持台6dの下側で第2支持
台6kを吊っている。この第2支持台6kは各伸縮シリ
ンダのロッドの伸縮により図中上下方向に移動する。第
2支持台6kの上面中央からは、柱部材6jが立設して
おり、第2支持台6kの上下方向への移動に伴って移動
する。また、この柱部材6jは、上側にある支持台6d
を貫通しており、その柱部材の先端付近に設けられたネ
ジ溝にはネジ穴を備えるストッパー6hが係合してい
る。
【0063】第2支持台6kの下面中央には軸受け6l
が設けられており、この軸受け6lから回転可能なシャ
フト6nが図中下側に突出している。シャフト6nの周
面にはギヤ6mが設けられ、第2支持台6kの下面に設
けられたモータ6pの軸ギヤと係合している。シャフト
6nは、このモータ6pの軸ギヤの回転により図中矢印
方向に回転し、その先端に設けられたホルダ軸受け6o
を回転させる。このホルダ軸受け6oは、ブレードホル
ダ4の両端から突出するシャフト4hを回動可能に支持
している。ホルダ軸受け6oの一端には、モータ6fが
設けられており、シャフト4hに設けられたギヤ6cを
介してシャフト4hを回動させることにより、ブレード
ホルダ4を回転させる。
【0064】以上のような構成の変形例装置では、モー
タ6pの駆動により、シャフト6nとホルダ軸受け6o
とを介してブレードホルダ4を図中水平方向に回転さ
せ、スキージ5のスキュー角をつけたり、つけなかった
り変化させたりすることができる。
【0065】なお、上記実施形態、上記実施例及び各具
体例において、ローラ状の回動軸を備える印刷装置につ
いて説明したが、回動軸の形状はローラ状に限定される
ものではない。例えば、回動軸の形状が多角柱状や図1
5に示されるような特殊形状である印刷装置にも本発明
の適用が可能である。
【0066】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回動軸への駆
動力の付与によりブレード状部材のアタック角を変化さ
せることができるので、該アタック角を容易に調整する
ことができるという優れた効果がある。
【0067】請求項2の発明によれば、ブレードホルダ
の回動駆動によりブレード状部材のアタック角を変化さ
せることができるので、該アタック角を容易に調整する
ことができるという優れた効果がある。
【0068】請求項3の発明によれば、版面に対するブ
レード状部材の当接部を印刷材刷り付け方向側のエッジ
に切り換えることができるので、1つのブレード状部材
で該エッジを切り換えながら印刷材を相反する方向に交
互に刷り付けることができるという優れた効果がある。
【0069】請求項4の発明によれば、1つの駆動機構
により、複数のブレード状部材をブレードホルダととも
に移動させ、必要に応じて上記回動軸を回動させて任意
の1つを選択して使用することができるので、複数のブ
レード状部材を1つの駆動機構で制御することができる
という優れた効果がある。
【0070】請求項5の発明によれば、1つのブレード
状部材を用いる場合よりも、印刷材刷り付け方向を反転
させるときのブレード状部材のエッジ切り換え速度を速
めることができるので、印刷速度の速めることができる
という優れた効果がある。
【0071】請求項6の発明によれば、マスク版や凹版
の特性に合わせて使用するブレード状部材の種類を変更
することができるので、マスク版や凹版の交換に伴うブ
レード状部材の交換作業を省くことができるという優れ
た効果がある。
【0072】請求項7の発明によれば、ブレードホルダ
に保持されるブレード状部材の印圧をブレードホルダの
移動により調整することができるので、1つの駆動機構
により複数のブレード状部材の印圧を調整することがで
きるという優れた効果がある。
【0073】請求項8の発明によれば、ブレード状部材
のエッジと印刷穴の縁との引っ掛かりを低減することが
できるので、該引っ掛かりにより生ずる刷り付け速度の
バラツキを低減することができるという優れた効果があ
る。また、横長の印刷穴と縦長の印刷穴とに対するエッ
ジのえぐり込み量を均一化することができるので、これ
らの印刷穴に対する印刷材掻き取り量を均一化すること
ができるという優れた効果がある。
【0074】請求項9の発明によれば、ブレード状部材
のエッジにスキュー角をつけたり、つけなかったり、変
化させたりするので、版の特性に応じて適切な充填条件
を設定することができるという優れた効果がある。
【0075】請求項10の発明によれば、駆動機構によ
ってスキュー角を調整させるので、手作業によるスキュ
ー角調整操作を省略して作業効率を向上させることがで
きるという優れた効果がある。
【0076】請求項11又は12の発明によれば、一方
のブレード状部材の端部からはみ出した印刷材を、もう
一方のブレード状部材の端部により版面の中央に向けて
掻き寄せるので、印刷材掻き寄せの手作業を省略すると
ともに、該端部の付近で印刷材を放置することによる印
刷材の劣化を回避することができるという優れた効果が
ある。
【0077】請求項13の発明によれば、駆動機構によ
りブレード状部材のアタック角を変化させることができ
るので、該アタック角を容易に調整することができると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る印刷装置に装着されるマスク
版を基板とともに示す断面図。
【図2】(a)及び(b)はハーフエッチング部が形成
されていないマスク版を基板1とともに示す断面図。
【図3】同印刷装置のスキージ装置のスキージホルダを
示す斜視図。
【図4】同スキージホルダのクランプ部のランプ機能を
説明する断面図。
【図5】(a)及び(b)は、同スキージ装置の駆動機
構の一部をスキージホルダとともに示す側面図。(c)
は(b)を上方から見た平面図。
【図6】(a)から(d)は、同印刷装置におけるスキ
ージングの工程を説明する説明図。
【図7】実施例に係る印刷装置のスキージホルダを示す
側面図。
【図8】(a)から(c)は同印刷装置におけるスキー
ジングの工程を説明する説明図。
【図9】具体例1に係る印刷装置のスキージホルダを示
す側面図。
【図10】同印刷装置のスキージ装置における駆動機構
の一部を示す斜視図。
【図11】具体例2に係る印刷装置のブレードホルダを
マスク版とともに示す平面図。
【図12】同ブレードホルダの斜視図。
【図13】(a)及び(b)は同印刷装置におけるスキ
ージングの状態を説明する平面図。
【図14】実施形態の変形例装置を示す正面図。
【図15】同変形例装置のスキージホルダを示す側面
図。
【符号の説明】
1 基板 2 マスク版 2a 大きな孔 2b 小さな孔 2c ハーフエッチング部 2d マスク枠 3 クリーム半田 4 スキージホルダ 4a ローラ部 4b 溝部 4c マグネット 4d クランプ板 4e バネ部 4f マグネット 4g クランプ部 4h シャフト 5 スキージ 6 駆動機構 6a 吊り台 6b スクリューシャフト 6c ギヤ 6d 支持台 6e ギヤ 6f ステッピングモータ 6g 伸縮シリンダ 6h ストッパー 6i レール 6j 柱部材 6k 第2支持台 6l 軸受け 6m ギヤ 6n シャフト 6o ホルダ軸受け モータ 6p
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 1/12 B41M 1/12 // B23K 101:36

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】孔版又は凹版の版面に供給された印刷材を
    ブレード状部材によって該版面に刷り付けて、該孔版又
    は該凹版の印刷パターン用の貫通開口部又は凹部に充填
    する印刷材充填装置に用いられ、該ブレード状部材を保
    持するブレードホルダであって、駆動力の付与により回
    動する回動軸の周りに該ブレード状部材を保持し、該回
    動軸は該ブレード状部材の該版面に対するアタック角を
    変化させる方向に回動することを特徴とするブレードホ
    ルダ。
  2. 【請求項2】少なくとも、ブレード状部材と、該ブレー
    ド状部材を保持するブレードホルダと、該ブレードホル
    ダを移動させる駆動機構とを有し、孔版又は凹版の版面
    に供給された印刷材を該ブレード状部材によって該版面
    に刷り付けて、該孔版又は凹版の印刷パターン用の貫通
    開口部又は凹部に充填する印刷材充填装置であって、該
    ブレードホルダが請求項1のブレードホルダであること
    を特徴とする印刷材充填装置。
  3. 【請求項3】請求項2の印刷材充填装置であって、ブレ
    ードホルダの回動軸の回動により、上記版面に対する上
    記ブレード状部材の当接部を印刷材刷り付け方向側のエ
    ッジに切り換えることを特徴とする印刷材充填装置。
  4. 【請求項4】請求項2の印刷材充填装置であって、上記
    ブレードホルダに複数の上記ブレード状部材を保持し、
    上記回動軸の回動により使用する該ブレード状部材を切
    り換えることを特徴とする印刷材充填装置。
  5. 【請求項5】請求項4の印刷材充填装置であって、印刷
    材をそれぞれ相反する方向に交互に刷り付けるための上
    記ブレード状部材の対を上記ブレードホルダに保持する
    ことを特徴とする印刷材充填装置。
  6. 【請求項6】請求項5の印刷材充填装置であって、上記
    回動軸の周りに上記対を2組以上保持し、それぞれの対
    の種類が異なることを特徴とする印刷材充填装置。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4、5又は6の印刷材充填
    装置であって、上記駆動機構が上記ブレードホルダを上
    記版面の方向と直交する方向に移動させることを特徴と
    する印刷材充填装置。
  8. 【請求項8】請求項2、3、4、5、6又は7の印刷材
    充填装置であって、上記版面の方向と同方向において、
    上記回動軸の軸線方向が、印刷剤刷り付け時の上記ブレ
    ードホルダの移動方向と直交する方向から傾斜している
    ことを特徴とする印刷材充填装置。
  9. 【請求項9】請求項2、3、4、5、6又は7の印刷材
    充填装置であって、上記版面の方向と同方向において、
    上記回動軸の軸線方向が可変であることを特徴とする印
    刷材充填装置。
  10. 【請求項10】請求項9の印刷材充填装置であって、上
    記軸線方向を駆動機構により変化させることを特徴とす
    る印刷材充填装置。
  11. 【請求項11】上記ブレードホルダで上記対を保持する
    請求項8、9又は10の印刷材充填装置であって、該対
    について、該ブレードホルダにおけるそれぞれのブレー
    ド状部材の端部位置が、上記回動軸の軸線方向にずれて
    いることを特徴とする印刷材充填装置。
  12. 【請求項12】上記ブレードホルダで上記対を保持する
    請求項8、9又は10の印刷材充填装置であって、該ブ
    レードホルダを印刷材刷り付け方向と直交する方向に移
    動させることを特徴とする印刷材充填装置。
  13. 【請求項13】印刷材充填装置を用いてマスク版又は凹
    版の印刷パターン用の貫通開口部又は凹部に印刷材を充
    填した後、該印刷材を該貫通開口部又は該凹部から被印
    刷体に移動させて、印刷材からなる印刷パターンを該被
    印刷体に印刷する印刷装置であって、該印刷材充填装置
    が請求項2、3、4、5、6、7、8、9、10、11
    又は12の印刷材充填装置であることを特徴とする印刷
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212965A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Dainippon Printing Co Ltd ドクタ装置、ドクタ刃着脱装置
JP2014058047A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Fuji Mach Mfg Co Ltd スクリーン印刷機
CN104074075A (zh) * 2014-07-03 2014-10-01 浙江意梦缘科技有限公司 一种十色平网数码印花面料的生产方法
JP2015066693A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 日本電気株式会社 印刷装置及び印刷方法

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