JP2000279908A - 缶体洗浄装置 - Google Patents

缶体洗浄装置

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JP2000279908A
JP2000279908A JP11092002A JP9200299A JP2000279908A JP 2000279908 A JP2000279908 A JP 2000279908A JP 11092002 A JP11092002 A JP 11092002A JP 9200299 A JP9200299 A JP 9200299A JP 2000279908 A JP2000279908 A JP 2000279908A
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Hiroyuki Oshima
弘行 尾嶋
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義光 舟渡
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隆 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルのノズル長に拘わらず缶体外部への移
動を可能にし洗浄効果を向上させる。 【解決手段】 インナーパイプ2の軸心A周りに公転及び
自転軸B周りに自転しながら缶体4内を高圧洗浄液の噴流
で洗浄する缶体洗浄装置において、自転軸周りにおける
棒状回転洗浄ノズル1のノズル軸心Cの向きがランスパイ
プ3の軸心方向に対して予め定められた角度以下の並置
範囲内にあることを検出するノズル回転位置検出手段11
と、インナーパイプ2と第1回転機構と第2回転機構と
で構成される一連の歯車連結機構16a,16b,16c,16dと、
ランスパイプ3及びインナーパイプ2の昇降に際し、一連
の歯車機構が停止状態で且つノズル回転位置検出手段11
が、検出出力を生じていることを条件に昇降装置13を作
動可能とする制御手段とを備え、ノズル回転位置検出手
段11が歯車連結機構に付設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重合缶や反応缶等
の缶体の内部を洗浄する缶体洗浄装置に関するものであ
り、特に缶体内部における棒状回転洗浄ノズルの回転位
置を検知する検出手段に関する。
【0002】
【従来の技術】化学、石油、薬品工場等で使用される重
合缶、反応缶、発酵槽等の缶体内部を洗浄する缶体洗浄
装置において、缶内の隅々まで洗浄するためにノズルを
移動させながら洗浄する装置がある。このような洗浄装
置では、ノズルは缶体外部のノズル格納室に収納されて
おり、昇降装置によってノズルを缶体のマンホール上に
配置した自動ボールバルブ及びマンホールの開口を通過
させて缶体内部に下降して洗浄を行う。そして、洗浄終
了後はノズルを上昇させ、開口及び自動ボールバルブを
通過させてノズル格納室へ収納する必要がある。
【0003】ここで、缶体内部の洗浄効果を増大させる
ために、洗浄ノズルとしては、ランスパイプの軸心と直
交する軸周りに自転しながら高圧洗浄液を噴射するいわ
ゆる3Dノズルが従来から一般的に知られている。3D
ノズルは、棒状の2本のノズルをノズルホルダーの相対
する位置に偏心させて配置し、高圧洗浄液の噴射反力に
よりノズルホルダーの中心を支点として自転しながらラ
ンスパイプの軸周りに公転して、高圧洗浄液を棒状ノズ
ルから噴射するものである。尚、外部駆動手段を備えた
場合には、噴射反力によるノズル自転機構が不要のため
棒状の2本のノズルをノズルホルダーの相対する位置に
直列に配置したものである。
【0004】このような3Dノズルを有する洗浄装置と
しては、2本の棒状ノズルの全長の最大値をマンホール
開口又は自動ボールバルブの口径以下とし、洗浄終了
後、ノズルの停止位置に拘わらず、ノズルをマンホール
開口及び自動ボールバルブを通過させてノズル格納室ま
で上昇可能としたコンパクトランス型の洗浄装置が一般
的に知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな洗浄装置には次のような問題点がある。コンパクト
ランス型の洗浄装置では、棒状回転洗浄ノズルのノズル
長が短いため収束性が悪く、洗浄液の射程距離も短くな
ってしまう。このため、小さいサイズの缶体内部を洗浄
するのには問題ないが、サイズの大きい缶体を洗浄する
場合には、缶体内壁に洗浄液が到達できない場合があ
り、十分な洗浄効果を得ることができない。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、缶体内部のノズル方向の検知を可能と
することにより、棒状回転洗浄ノズルのノズル長及び缶
体のサイズの大小に拘わらず良好な洗浄効果を得ること
ができる缶体洗浄装置を提供することを主な目的とす
る。また、本発明の別の目的は、簡易な構造で製造コス
トを低減することができる缶体洗浄装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、洗浄対象の缶体内に該缶体
の開口を通して挿入されるランスパイプと、該ランスパ
イプの下部に装着され、前記ランスパイプの軸心周りに
公転可能であると共に前記ランスパイプの軸心と直交す
る自転軸周りに回転可能な棒状回転洗浄ノズルと、前記
ランスパイプを缶体外部で支持する支持構体と、前記ラ
ンスパイプを前記支持構体に対してその軸方向に昇降さ
せる昇降装置とを備え、棒状回転洗浄ノズルの両端から
前記自転軸と直交する平面内の互いに逆向きの二方向へ
高圧洗浄液を噴射させつつ棒状回転洗浄ノズルがランス
パイプの軸心周りに公転及び前記自転軸周りに自転しな
がら缶体内を高圧洗浄液の噴流で洗浄する缶体洗浄装置
において、前記自転軸周りにおける棒状回転洗浄ノズル
のノズル軸心の向きがランスパイプの軸心方向に対して
予め定められた角度以下の並置範囲内にあることを検出
するノズル回転位置検出手段を備えたことを特徴とする
ものである。
【0008】本発明では、自転軸周りにおける棒状回転
洗浄ノズルのノズル軸心の向きがランスパイプの軸心方
向に対して予め定められた角度以下の並置範囲内にある
ことを検出するノズル回転位置検出手段を備えている。
【0009】ここで、予め定められた角度以下の並置範
囲内とは、棒状回転洗浄ノズルのノズル軸心とランスパ
イプの軸心の角度が、棒状回転洗浄ノズルが缶体の開口
を通過できる程度の角度をなしていることをいう。即
ち、本発明では、ノズル回転位置検出手段によって、棒
状回転洗浄ノズルの方向が缶体の開口を通過できる方向
にあるか否かを缶体外部から容易に検出することができ
る。
【0010】本発明のノズル回転位置検出手段は、棒状
回転洗浄ノズルのノズル軸心の向きを検出するものであ
ればその構成は本請求項に係る発明では特に限定しな
い。
【0011】棒状回転洗浄ノズルは、ランスパイプの軸
心周りに公転可能であると共に前記ランスパイプの軸心
と直交する自転軸周りに回転可能であればその構成は本
請求項に係る発明では特に限定されない。例えば、棒状
回転洗浄ノズルを外部の駆動装置によって公転又は自転
を強制駆動させるように構成する他、棒状回転洗浄ノズ
ルがそれ自身からの高圧洗浄液の噴射反力により自転
し、この自転によってランスパイプの軸心周りに回転す
ることにより棒状回転洗浄ノズルを公転させるようない
わゆる3Dノズルとして構成することができる。この場
合には、外部の駆動装置を必要としないため、製造コス
トの低減化が図られる。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
缶体洗浄装置において、前記ランスパイプは、前記支持
構体と相対回転不能な外側パイプと、該外側パイプの内
側に入れ子式に配置され、前記外側パイプと相対回転可
能な内側パイプとからなり、前記内側パイプをその軸心
周りに回転させる第1回転機構と、前記棒状回転洗浄ノ
ズルを前記ランスパイプの軸心と直交する自転軸周りに
回転させる第2回転機構と、を更に備え、前記内側パイ
プと、前記第1回転機構と、前記第2回転機構とは一連
の歯車連結機構を構成しており、前記ノズル回転位置検
出手段は、前記歯車連結機構に付設されていることを特
徴とするものである。
【0013】本発明は、請求項1に係る発明の好ましい
態様の一つであり、一連の歯車伝達機構により棒状回転
洗浄ノズルの自転軸周りの回転(自転)とランスパイプ
の軸心周りの回転(公転)とが連動して行われる洗浄装
置に係るものである。
【0014】本発明では、内側パイプと内側パイプをそ
の軸心周りに回転させる第1回転機構と棒状回転洗浄ノ
ズルを自転軸周りに回転させる第2回転機構とが一連の
歯車連結機構を構成しているので、ノズルの自転と内側
パイプの回転とは互いに関連づけられている。即ち、ノ
ズルの自転と内側パイプの回転とは一連の歯車連結機構
によって相互に伝達される。そして、ノズル回転位置検
出手段は、この歯車伝達機構に付設されているので、ノ
ズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを、缶
体外部から容易に検出することができ、その構造も簡易
なものとなる。
【0015】本発明の一連の歯車連結機構は、内側パイ
プ、第1回転機構及び第2回転機構とを構成するもので
あればその構成は特に限定されるものではない。例え
ば、一連の歯車伝達機構として、歯車をノズルの自転軸
に設けるとともに、該歯車と噛合する歯車を内側パイプ
の軸に設けて、ノズルの自転を内側パイプの軸心周りの
回転に伝達するように構成することができる。この場合
には、ノズル回転位置検出手段として、内側パイプの歯
車の回転した歯数を計数することにより、両歯車の歯数
の比と計数した歯数に基づき、ノズルの方向又はノズル
が缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを判断する
ように構成することができる。この場合、両歯車の歯数
を同一にしても良いが、両歯車の歯数を異なるように構
成することが好ましい。ノズルの軌跡を細かくすること
ができるという利点がある。
【0016】また、ノズル回転位置検出手段は、歯車連
結機構に付設されていればその構成は特に限定されるも
のではない。例えば、ノズル回転位置検出手段として、
支持構体に対して相対回転不能な外側パイプに歯車連結
機構と付設したものが挙げられる。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
缶体洗浄装置において、前記第1回転機構に前記内側パ
イプをその軸心周りに回転させるための回転を与えるノ
ズル公転用回転駆動装置が設けられていることを特徴と
するものである。
【0018】本発明では、第1回転機構に設けられた公
転用回転駆動装置によって、内側パイプをその軸心周り
に強制的に回転させ、これによって棒状回転洗浄ノズル
は内側パイプの軸心周りに公転する。そして、この公転
は、一連の歯車伝達機構によって第2回転機構に伝達さ
れ、棒状回転洗浄ノズルは自転軸周り自転する。即ち、
本発明では第1回転機構に設けられた公転用回転駆動装
置によって棒状回転洗浄ノズルが公転と共に自転を行う
ことになる。このため構造が簡略化しつつ、缶体外部か
ら容易にノズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか
否かを検出することができる。
【0019】本発明の別の態様としては、請求項1に記
載の缶体洗浄装置において、前記第2回転機構が前記第
1回転機構及び前記内側パイプから独立しており、前記
第1回転機構に前記内側パイプをその軸心周りに回転さ
せるための回転を与えるノズル公転用回転駆動装置が設
けられており、前記第2回転機構に前記棒状回転洗浄ノ
ズルを前記自転軸周りに回転させるための回転を与える
ノズル自転用回転駆動装置が前記ノズル公転用回転駆動
装置とは別に設けられていることを特徴とするものが挙
げられる。
【0020】本発明は、ノズルの自転が内側パイプの軸
心周りの回転(公転)と独立に行われる洗浄装置に係る
ものである。本発明では、棒状回転洗浄ノズルの自転と
公転とは独立に行われるため、ノズル回転位置検出手段
は、棒状回転洗浄ノズルの公転とは無関係に自転のみを
考慮すれば良いため、ノズルが缶体の開口を通過できる
方向にあるか否かを検出することがより簡便なものとな
る。
【0021】請求項4に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の缶体洗浄装置において、前記ノズル
回転位置検出手段は、近接スイッチを備えていることを
特徴とするものである。
【0022】本発明では、ノズル回転位置検出手段の近
接スイッチによりノズルが缶体の開口を通過できる方向
にあるか否かを検出するので、構造がより簡易なものと
なる。
【0023】本発明の近接スイッチは、ノズルの自転軸
の回転位置を直接検出する他、ノズルの自転を内側パイ
プの回転に伝達して、内側パイプの回転位置を検出する
ものも含まれる。
【0024】例えば、内側パイプの一回転がノズルの一
自転に相当している場合には、内側パイプの周面であっ
て、ノズルが鉛直方向になった位置に相当する該周面上
の位置に所定のマーク等を施す。そして、該マークを近
接スイッチで検出することにより、棒状回転洗浄ノズル
が内側パイプ軸心方向とノズルが予め定められた角度以
下の並置範囲内にあることを検出するように構成するこ
とができる。このようにすれば、内側パイプの軸心周り
の回転に基づいて、棒状回転洗浄ノズルの向きを検出で
きるので、缶体外部からの検出がより簡易なものとな
る。
【0025】請求項5に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載の缶体洗浄装置において、前記ノズル
回転位置検出手段は、予め定められた面積の受圧板と該
受圧板に棒状回転洗浄ノズルからの噴射流が当たってい
るときにのみ出力を生じる圧力検出手段とを含み、前記
受圧板がランスパイプ周面上の予め定められた位置に固
定されていることを特徴とするものである。
【0026】本発明は、ノズル回転位置検出手段の別の
好ましい態様の一つである。受圧板が固定された内側パ
イプ周面上の予め定められた位置とは、棒状回転洗浄ノ
ズルが内側パイプ軸心方向とノズルが予め定められた角
度以下の並置範囲内にあるときに噴射流を受けることが
できる位置であり、例えば内側パイプ周面上の缶体上部
とすることが可能である。
【0027】また、受圧板の予め定められた面積は、棒
状回転洗浄ノズルが内側パイプ軸心方向とノズルが予め
定められた角度以下の並置範囲内にあって、缶体開口を
ノズルが通過できる程度の方向にノズルが向いていると
きに噴射流を受けることができる程度の面積をいう。
【0028】このように本発明では、棒状回転洗浄ノズ
ルが内側パイプ軸心方向とノズルが予め定められた角度
以下の並置範囲内にあるときの噴射流を受圧板で受け、
そのときにノズル回転位置検出手段の圧力検出手段が出
力を生じるので、ランスパイプの内側パイプが回転不可
能に構成されている洗浄装置の場合でも、簡易な構造で
ノズルが缶体の開口を通過できる方向にあるか否かを検
知することが可能となる。
【0029】本発明は、棒状回転洗浄ノズルの自転及び
公転を歯車伝達機構により強制的に駆動する洗浄装置の
みならず、棒状回転洗浄ノズルがそれ自身からの高圧洗
浄液の噴射反力により自転すると共に、内側パイプとは
無関係に独自の公転機構を有し、この公転機構によって
自転による回転を変換してランスパイプの軸心周りに回
転することにより棒状回転洗浄ノズルを公転させる3D
ノズルにも適したものとなる。
【0030】請求項6に係る発明は、請求項1〜5のい
ずれか1項に記載の缶体洗浄装置において、棒状回転洗
浄ノズルを缶体の開口に挿入又は該開口から抜出するた
めのランスパイプの昇降に際し、前記棒状回転洗浄ノズ
ルの公転及び自転が停止状態で且つ前記ノズル回転位置
検出手段が、検出出力を生じていることを条件に昇降装
置を作動可能とする制御手段を更に備えたことを特徴と
するものである。
【0031】本発明において、棒状回転洗浄ノズルの公
転と自転が共に停止状態のとき洗浄は終了している。そ
して、この停止状態のとき、ノズル回転位置検出手段が
検出出力を生じている場合、即ち棒状回転洗浄ノズルが
缶体の開口を通過できる程度にランスパイプと並置され
ていることをノズル回転位置検出手段が検出した場合に
ノズルを上昇させる。このため、棒状回転洗浄ノズルの
ノズル長のサイズに拘わらず、ノズルを缶体開口を通過
させることができる。従って、サイズの大きな缶体にも
利用することができ、従来のノズル長の短いコンパクト
ランス型の洗浄装置に比較して、洗浄効果を向上させる
ことが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態につい
て、以下図示例とともに説明する。図1に第1の実施形
態に係る重合缶体洗浄装置の概略構成図を示す。第1実
施形態の重合缶体洗浄装置は、重合缶内部を洗浄するも
のであり、図1に示すとおり、高圧洗浄液を噴射する棒
状回転洗浄ノズル1と、上下移動可能な外側パイプ3
と、外側パイプの内側に入れ子式に設けられ、下部先端
に棒状回転洗浄ノズル1を装着した上下移動可能な内側
パイプ2と、内側パイプ2をその軸心周りに回転させる
ための駆動モータ15と、外側パイプ3及び内側パイプ
2を昇降させて棒状回転洗浄ノズル1を上下移動させる
ための昇降装置13と、ノズル1を収納するノズル格納
室7と、洗浄液の通路を開閉するための自動ボールバル
ブ6と、ノズル1の回転位置を検出するための位置検出
部11とから概略構成される。ここで、位置検出部11
は本発明のノズル回転位置検出手段を、駆動モータ15
は本発明のノズル公転用駆動装置を構成する。
【0033】図2は、位置検出部11の拡大断面図であ
り、図3は棒状回転洗浄ノズル1と内側パイプ2との接
続部分の拡大断面図である。
【0034】外側パイプ3と内側パイプ2とは本発明の
ランスパイプを構成するものである。図2及び図3に示
すように、外側パイプ3は筒状となっており、その内部
には洗浄液供給口に取り付けらた供給ポンプ(図示せ
ず)からノズル1へ高圧洗浄液の液路となる内側パイプ
2が入れ子式に設けられている。内側パイプ2の下部先
端には後述する棒状回転洗浄ノズル1が接続されてい
る。また、外側パイプ3及び内側パイプ2は、昇降装置
13の作動によって昇降可能であり、先端のノズル1と
共に重合缶4上面の開口5及び自動ボールバルブ6を通
して重合缶4内に挿入可能となっている。内側パイプ2
は、また駆動モータ15の駆動により軸心Aの周りに回
転可能となっている。内側パイプ2の先端には歯車16
bが装着されており、後述するように、この歯車16b
により内側パイプ2の回転がノズル1の自転軸Bに伝達
される。
【0035】棒状回転洗浄ノズル1は、図1及び図3か
ら見て上下方向に2個の噴射口を有し、自転軸Bの周り
に回転可能である。ノズル1の自転軸Bには歯車16a
が装着されており、この歯車16aは内側パイプ2の歯
車16bと噛み合っている。このため、内側パイプ2が
軸心Aを中心として回転すると、その回転力は内側パイ
プ2軸心の歯車16bとノズル1の歯車16aを介して
ノズル1に伝達され、この結果ノズル1は自転軸Bを中
心に自転しながら、内側パイプ2と共にその軸心Aを中
心に公転して高圧洗浄液を噴射するようになっている。
【0036】位置検出部11は、図2に示すように、内
側パイプ2上部に装着された歯車16cと、この歯車1
6cに噛み合いかつ並列配置された歯車16dと、該歯
車16dの軸心に取り付けられ、周面上に突起状のドグ
9を有する回転部材8と、近接センサ10とから構成さ
れる。近接センサ10と、回転部材8と、ドグ9とは、
本発明のノズル回転位置検出手段を構成する。近接セン
サ10は、回転部材8が回転してドグ9と対向したとき
に出力信号を昇降装置13に送出するようになってい
る。
【0037】ここで、ノズル自転軸Bの歯車16aは本
発明の第2回転機構を、内側パイプ2の歯車16bは本
発明の第1回転機構を夫々構成する。そして、歯車16
aと、歯車16bと位置検出部11の歯車16c及び1
6dとは、本発明の一連の歯車連結機構を構成する。歯
車16aと16bの歯数、又は歯車16cと16dの歯
数が夫々等しくなっている。このため、ノズル1の一自
転は、内側パイプ2の一回転(即ち、ノズルの一公転)
及び回転部材8の一回転に相当する。本実施形態では、
ノズル1が鉛直方向C(図1におけるノズル1の上下方
向)になった際に回転部材8が近接センサ10と対向す
る位置にドグ9を設けている。このため、ドグ9を近接
センサ10で検出した場合には、ノズル1が重合缶4内
部で鉛直方向Cにあることになる。尚、回転部材8の周
面上の互いに180度の角度間隔でドグ9を設けて、ノ
ズル1が自転により半回転したときに近接センサ10に
よる検出を行うようにしても良い。
【0038】尚、本実施形態に係る歯車16aと16b
の歯数、又は歯車16cと16dの歯数を夫々等しく構
成しているが、異なる歯数の歯車を複数組み合わせても
よい。この場合には、各歯車の歯数の比によって、回転
部材8のドグ9の位置や、近接センサ10により出力信
号を送出するタイミングを変更することが必要となる。
【0039】例えば、内側パイプ2に取付けた歯車16
cの歯数をノズル自転用の歯車16aより多くし、かつ
歯車16aとドグ取付用の歯車16dの歯数を同一とな
るように構成してもよい。この場合には、ノズル方向の
検出が容易にしながら、ノズルの軌跡を細かくすること
ができる。
【0040】また、位置検出部11で常時回転する歯車
16dの歯数をカウントすることにより、ノズル1の一
自転及び鉛直方向Cか否かを判断してもよい。
【0041】また、本実施形態の位置検出部11では、
ノズル1が鉛直方向Cにあるか否かを検出しているが、
ノズル1と外側パイプ3の軸心とが、ノズル1が重合缶
4上面の開口5及び自動ボールバルブ6を通過できる程
度の角度範囲内にあることを検出するようにしても良
い。
【0042】昇降装置13は、エアシリンダ12とその
制御部から構成され、制御部は本発明の制御手段を構成
する。制御部は、洗浄開始時に外側パイプ3及び内側パ
イプ2を下降してノズル1を重合缶4内部に挿入するよ
うにエアシリンダ12を制御する。また、駆動モータ1
5が停止状態で、かつ近接センサ10からの出力信号を
受けた場合に外側パイプ3及び内側パイプ2を上昇させ
てノズル1を重合缶4内部から抜き出すようにエアシリ
ンダ12を制御する。即ち、ノズル1の自転及び公転が
停止し、かつ重合缶4内部でノズル1が鉛直方向C(図
3における上下方向)になったときにエアシリンダ12
が作動して、ノズル1が開口5及び自動ボールバルブを
通って重合缶4外部へ抜き出されるようになっている。
本実施形態のようなエアシリンダを利用した昇降装置
は、コンパクトなため特に小型の缶体の内部を洗浄する
場合に適している。
【0043】次に、このように構成された重合缶体洗浄
装置を使用した洗浄方法について説明する。第1実施形
態に係る重合缶体洗浄装置を洗浄対象である重合缶4の
開口5に図1に示すように取り付ける。この時、ノズル
1は鉛直方向Cの状態でノズル格納室7に格納されてい
る。尚、ノズル格納室7は、ノズル1を格納するともに
外側パイプ3を缶体外部で支持する本発明の支持構体を
構成するものである。
【0044】次いで、エアシリンダ12を作動し外側パ
イプ3を下降させる。これにより、ノズル1は鉛直方向
Cの状態のまま、ノズル格納室7から自動ボールバルブ
6及び重合缶4上面の開口5を通って重合缶4内部に挿
入される。
【0045】ノズル1が重合缶4内部に挿入されたら、
駆動モータ15を始動し内側パイプ2を回転させる。こ
のとき、内側パイプ2の回転が歯車16b、歯車16a
を介しノズル自転軸Bに伝達される。これと同時に、洗
浄水供給口に接続された供給ポンプ(図示せず)から高
圧洗浄水を供給する。これによりノズル1は駆動モータ
15によって自転及び公転をしながら高圧洗浄水を噴射
する。
【0046】この時、位置検出部11では、ノズル1が
一自転してノズル1の方向が鉛直方向Cになる毎に回転
部材8のドグ9が近接センサ10で検出され、出力信号
が昇降装置13の制御部に送られる。
【0047】洗浄作業を終了させる場合には、駆動モー
タ15を停止し内側パイプ2の回転を止める。これによ
りノズル1の自転も停止する。ノズル1が鉛直方向Cで
停止している場合には、上述のように近接センサ10か
ら昇降装置13の制御部に出力信号が送られてくるの
で、エアシリンダ12が作動し外側パイプ3及び内側パ
イプ2が上昇する。これにより、ノズル1は鉛直方向C
の状態で重合缶4上面の開口5及び自動ボールバルブを
通って缶外部へ抜き出される。ノズル1がノズル格納室
7まで移動すると、エアシリンダ12を停止する。
【0048】このように本実施形態では、位置検出部1
1によって重合缶4内部においてノズル1の方向が鉛直
方向Cにあるか否かを検出できるので、ノズル1のノズ
ル長の大小に拘わらずノズル1の外部への搬出が可能と
なる。また、ノズル1が鉛直方向Cであるか否かの検出
も、歯車16a,16b,16c,16dと近接センサ
10のみによって行われるので構造も簡易なものとなっ
ている。
【0049】次に、第2の実施形態に係る重合缶体洗浄
装置について説明する。図4は、第2実施形態に係る洗
浄装置の概略構成図である。第2実施形態においては、
位置検出部11のみ第1実施形態の洗浄装置と異なる。
このため、外側パイプ3、内則パイプ2、ノズル1につ
いては第1実施形態と同一符号を付し説明を省略する。
また、図4において、自動ボールバルブ6は説明の都合
上省略している。
【0050】第2実施形態の洗浄装置の位置検出部11
は、ノズル格納室7上壁を貫通する支軸19により支持
され、かつノズル格納室7内の外側パイプ3周面上に設
けられた受圧板17と、受圧板17とノズル格納室7上
部内壁との間に受圧板17の支軸19を包囲するように
設けられたスプリング18と、ノズル格納室7外部で受
圧板17の支軸19の移動を検知するリミットスイッチ
20とから構成される。スプリング18及びリミットス
イッチ20は本発明の圧力検出手段を構成する。
【0051】本実施形態では、図4に示すように、ノズ
ル1が鉛直方向C(図4で示す上下方向)に向いている
状態で高圧洗浄液が噴射されると、噴射流が受圧板17
に当たる。この噴射流の圧力により受圧板17はスプリ
ング18の弾性力に抗して上方に移動するが、これに伴
い支軸19も上方に移動してリミットスイッチ20に接
触する。このリミットスイッチ20は出力信号を昇降装
置13の制御部に送出するようになっている。
【0052】従って、受圧板17の受けた噴射流の圧力
によるリミットスイッチ20の出力によって、重合缶4
内部のノズル1が鉛直方向Cに向いているか否かを缶体
外部から容易に検出することが可能となる。また、位置
検出部11が、このように受圧板17、スプリング18
及びリミットスイッチ20のみで構成されているため、
構造も簡易となっている。
【0053】尚、本実施形態では、受圧板17はノズル
1が鉛直方向Cにあるときに噴射流を受け止めることと
しているが、ノズル1が缶体上面の開口5及び自動ボー
ルバルブ6を通過できる程度の方向の範囲内にある場合
に、噴射流を受け止めることができる程度の面積を有し
ていれば、必ずしもノズル1が鉛直方向Cにあることを
検出することには限られない。
【0054】次に第3の実施形態に係る重合缶体洗浄装
置について説明する。図5は、第3実施形態に係る洗浄
装置の概略構成図である。第3実施形態においては、棒
状洗浄ノズルのみが第2実施形態の洗浄装置と異なる。
このため、位置検出部11、外側パイプ3、内側パイプ
2については第2実施形態と同一符号を付し説明を省略
する。
【0055】第3実施形態の洗浄装置は、ノズルとして
公知の3Dノズル51を使用したものである。即ち、ノ
ズル51がそれ自身からの高圧洗浄液の噴射反力により
自転し、この自転によって内側パイプ2の軸心周りに公
転するようになっている。
【0056】3Dノズル51の本体カバー52内部には
複数の傘歯車からなる傘歯車機構(図示せず)が設けら
れている。また、図5に示すように棒状の2本の棒状洗
浄ノズル1をノズルホルダー23の相対する位置に偏心
させて取り付けられている。このため、ノズル1から高
圧洗浄液を噴射すると、その噴射反力によりノズル1が
自転軸Bの周りに自転するようになっている。この自転
によって、公知の3Dノズルの公転機構と同様にノズル
ホルダー23の回転力が本体カバー52内部の傘歯車機
構に伝達され、3Dノズル本体がその軸心周りを公転す
るようになっている。
【0057】位置検出部11については、第2実施形態
の洗浄装置と同様なので説明を省略する。
【0058】次に第4実施形態に係る重合缶体洗浄装置
について説明する。第4実施形態の洗浄装置は、図6に
示すように、外側パイプ3及び内側パイプ2をその軸方
向に昇降させる昇降装置として、第1実施形態の洗浄装
置のエアシリンダ12を利用した昇降装置13の代わり
に、ノズル昇降用モータ21とローラチェーン22を用
いたものである。その他の構成については、第1実施形
態と同様のため同一符号を付し説明を省略する。
【0059】本実施形態の昇降装置は、ノズル昇降用モ
ータ21と、ローラチェーン22と、制御部(図示せ
ず)とから構成され、制御部は第1実施形態の制御部と
同様に本発明の制御手段を構成する。制御部は、洗浄開
始時にノズル昇降用モータ21を駆動し、ローラチェー
ン22を矢印E方向に移動(回転)させ、外側パイプ3
及び内側パイプ2を下降してノズル1を重合缶4内部に
挿入するように制御する。また、駆動モータ15が停止
状態で、かつ近接センサ10からの出力信号を受けた場
合、即ちノズル1の自転及び公転が停止し、かつ重合缶
4内部でノズル1が鉛直方向C(図3における上下方
向)になった場合に、ノズル昇降用モータ21を駆動
し、ローラチェーン22を矢印Eの逆方向である矢印F
方向に移動(回転)させ、外側パイプ3及び内側パイプ
2を上昇させてノズル1を重合缶4内部から抜き出すよ
うに制御する。
【0060】本実施形態の昇降装置は、エアシリンダを
用いた昇降装置と異なり、ノズルの昇降範囲を長くとる
ことができるので、特に大型の重合缶体内部を洗浄する
場合に効果的である。
【0061】第1実施形態、第2実施形態及び第4実施
形態に係る重合缶体洗浄装置は、いずれも外部に設けた
駆動モータ15により、内側パイプ2の回転、即ちノズ
ル1の公転と、ノズル1の自転とを行わせているが、駆
動モータ15とは異なる別の駆動部を設け、この駆動部
によりノズル1の公転とは独立にノズル1の自転を行わ
せるようにしても良い。
【0062】また、第1から第4の実施形態のいずれの
洗浄装置も、重合缶内部を洗浄するものとしているが、
この他に反応缶等の内部を洗浄するようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、自転軸周
りにおける棒状回転洗浄ノズルのノズル軸心の向きがラ
ンスパイプの軸心方向に対して予め定められた角度以下
の並置範囲内にあることを検出するノズル回転位置検出
手段を備えているので、缶体内部において、ノズルが缶
体の開口を通過できる方向にあるか否かを缶体外部から
容易に検出することができるという効果がある。
【0064】また、本発明は、棒状回転洗浄ノズルの公
転及び自転が停止状態で且つノズル回転位置検出手段が
検出出力を生じていることを条件に昇降装置を作動可能
とする制御手段を備えているので、棒状回転洗浄ノズル
のノズル長のサイズに拘わらず、ノズルを缶体開口を通
過させることができるという効果を有する。また、この
ためサイズの大きな缶体に対しても洗浄効果を向上させ
ることができるという効果がある。
【0065】更に、本発明において、内側パイプと、内
側パイプをその軸心周りに回転させる第1回転機構と、
棒状回転洗浄ノズルをランスパイプの軸心と直交する自
転軸周りに回転させる第2回転機構とを一連の歯車連結
機構で構成し、ノズル回転位置検出手段を該歯車連結機
構に付設した場合、又はノズル回転位置検出手段が、予
め定められた面積の受圧板と該受圧板に棒状回転洗浄ノ
ズルからの噴射流が当たっているときにのみ出力を生じ
る圧力検出手段とを含み、前記受圧板がランスパイプ周
面上の予め定められた位置に固定されている場合には、
構造が簡易となり製造コストの低減化が図られるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る缶体洗浄装置の概略構成図
である。
【図2】第1実施形態に係る缶体洗浄装置の位置検出部
の構成図である。
【図3】第1実施形態に係る缶体洗浄装置のノズルとイ
ンナーパイプの接続状態を示す構成図である。
【図4】第2実施形態に係る缶体洗浄装置の概略構成図
である。
【図5】第3実施形態に係る缶体洗浄装置の概略構成図
である。
【図6】第4実施形態に係る缶体洗浄装置の概略構成図
である。
【符号の説明】
1: 棒状回転洗浄ノズル 2: 内側パイプ 3: 外側パイプ 4: 缶体 5: 開口 6: 自動ボールバルブ 7: ノズル格納室 8: 回転部材 9: ドグ 10:近接センサ 11:位置検出部 12:エアシリンダ 13:昇降装置 14:減速部 15:駆動モータ 16a,16b,16c,16d:歯車 17:受圧板 18:スプリング 19:支軸 20:リミットスイッチ 21:ノズル昇降用モータ 22:ローラチェーン 23:ノズルホルダー 51:3Dノズル 52:3Dノズル本体カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟渡 義光 富山県魚津市本江2410 株式会社スギノマ シン内 (72)発明者 竹内 隆 富山県魚津市本江2410 株式会社スギノマ シン内 Fターム(参考) 3B116 AA33 AB53 BB23 BB34 BB43 BB47 CD42 CD43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄対象の缶体内に該缶体の開口を通し
    て挿入されるランスパイプと、該ランスパイプの下部に
    装着され、前記ランスパイプの軸心周りに公転可能であ
    ると共に前記ランスパイプの軸心と直交する自転軸周り
    に回転可能な棒状回転洗浄ノズルと、前記ランスパイプ
    を缶体外部で支持する支持構体と、前記ランスパイプを
    前記支持構体に対してその軸方向に昇降させる昇降装置
    とを備え、棒状回転洗浄ノズルの両端から前記自転軸と
    直交する平面内の互いに逆向きの二方向へ高圧洗浄液を
    噴射させつつ棒状回転洗浄ノズルがランスパイプの軸心
    周りに公転及び前記自転軸周りに自転しながら缶体内を
    高圧洗浄液の噴流で洗浄する缶体洗浄装置において、 前記自転軸周りにおける棒状回転洗浄ノズルのノズル軸
    心の向きがランスパイプの軸心方向に対して予め定めら
    れた角度以下の並置範囲内にあることを検出するノズル
    回転位置検出手段を備えたことを特徴とする缶体洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ランスパイプは、前記支持構体と相
    対回転不能な外側パイプと、該外側パイプの内側に入れ
    子式に配置され、前記外側パイプと相対回転可能な内側
    パイプとからなり、 前記内側パイプをその軸心周りに回転させる第1回転機
    構と、前記棒状回転洗浄ノズルを前記ランスパイプの軸
    心と直交する自転軸周りに回転させる第2回転機構と、
    を更に備え、 前記内側パイプと、前記第1回転機構と、前記第2回転
    機構とは一連の歯車連結機構を構成しており、 前記ノズル回転位置検出手段は、前記歯車連結機構に付
    設されていることを特徴とする請求項1に記載の缶体洗
    浄装置。
  3. 【請求項3】 前記第1回転機構に前記内側パイプをそ
    の軸心周りに回転させるための回転を与えるノズル公転
    用回転駆動装置が設けられていることを特徴とする請求
    項2に記載の缶体洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズル回転位置検出手段は、近接ス
    イッチを備えていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の缶体洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズル回転位置検出手段は、予め定
    められた面積の受圧板と該受圧板に棒状回転洗浄ノズル
    からの噴射流が当たっているときにのみ出力を生じる圧
    力検出手段とを含み、前記受圧板がランスパイプ周面上
    の予め定められた位置に固定されていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の缶体洗浄装置。
  6. 【請求項6】 棒状回転洗浄ノズルを缶体の開口に挿入
    又は該開口から抜出するためのランスパイプの昇降に際
    し、前記棒状回転洗浄ノズルの公転及び自転が停止状態
    で且つ前記ノズル回転位置検出手段が、検出出力を生じ
    ていることを条件に昇降装置を作動可能とする制御手段
    を更に備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の缶体洗浄装置。
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