JP3180082U - 噴射ノズル体の振り回動角度及び液体送出筒部の旋回角度表示等機構を備えた液体噴射装置 - Google Patents

噴射ノズル体の振り回動角度及び液体送出筒部の旋回角度表示等機構を備えた液体噴射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】洗浄性能(洗浄範囲、洗浄パターン、洗浄力など)及び操作性(目視確認し易く、設定操作し易い)に優れた液体噴射装置を提供すること。
【解決手段】2台の駆動モータM1、M2を備え、前記第1駆動モータM1の動力を回転筒40を介して液体送出筒部62に伝動し、かつ、前記第2駆動モータM2の動力を回転軸30を介して噴出ノズル体70に伝動するとともに、前記液体送出筒部62及び前記噴出ノズル体70の状態を中央上部に備える振り回動及び旋回角度表示機構80にも伝達する液体噴射装置1を提供する。
【選択図】図1

Description

本願考案は、オイルタンクの内部の洗浄などに用いられる液体噴射装置であって、オイルタンクなどを垂下する液体送出筒部の先端部をその軸周りに旋回(回転)させながら、前記液体送出筒部の先端部に傾斜させて取り付けた噴射ノズル体をその傾斜面周りに振り回動(回転)させる液体噴射装置に関するものである。
従来より、オイルタンクの内部の洗浄に用いられる液体噴射装置であって、オイルタンクを垂下する液体送出筒部の先端部をその軸周りに旋回(回転)させながら、前記液体送出筒部の先端部に傾斜させて取り付けた噴射ノズル体をその傾斜面周りに振り回動(回転)させることにより、殆ど全方向に洗浄液体を噴射させることが可能な液体噴射装置が提供されている(特許文献1)。
特開平6−285449号公報
上述の特許文献1のように、1つの駆動源で、液体送出筒部の先端回転数に対する噴射ノズル体の相対回転差で噴射ノズル体の振り回動(往復動)を行う場合、ギア比での調整では一回転ごとの振り角度を大きく又は小さくすることしかできない。
しかしながら、オイルタンクの一定の旋回角度範囲において噴射ノズル体を何度も振り回動(往復動)させて洗浄させたい場面も想定し得る。
そこで、本願考案は、オイルタンクを垂下する液体送出筒部の先端部をその軸周りに旋回(回転)させながら、前記液体送出筒部の先端部に傾斜させて取り付けた噴射ノズル体をその傾斜面周りに振り回動(回転)させることにより、殆ど全方向に洗浄液体を噴射させることが可能な液体噴射装置において、さらに、上記の要求を満たす液体噴射装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、洗浄液体を供給口から供給し装置の内部を経由して外部へ噴射する液体噴射装置であって、一方の駆動源を包含する第1駆動機構と、他方の駆動源を包含する第2駆動機構と、前記第2駆動機構からの動力を受け回転する回転軸と、前記回転軸の外周面に装備し前記第1駆動機構からの動力を受け回転する回転筒と、下端部に傾斜取り付け面を有し、前記回転筒と一体回転する液体送出筒部を包含する液体送出管と、前記液体送出筒部の傾斜取り付け面に当接する傾斜取り付け面を上端部に有し、前記回転軸と一体回転する円筒ノズル部を包含する噴射ノズル体と、前記噴射ノズル体の振り回動角度を表示する振り回動表示部及び前記液体送出筒部の旋回角度を表示する旋回角度表示部を包含する振り回動及び旋回角度表示等機構と、を備える液体噴射装置を提供する。
また、上記の課題を解決するために、洗浄液体を供給口から供給し装置の内部を経由して外部へ噴射する液体噴射装置であって、一方の駆動源を包含する第1駆動機構と、他方の駆動源を包含する第2駆動機構と、前記第2駆動機構からの動力を受け回転する回転軸と、前記回転軸の外周面に装備し前記第1駆動機構からの動力を受け回転する回転筒と、下端部に傾斜取り付け面を有し、前記回転筒と一体回転する液体送出筒部を包含する液体送出管と、前記液体送出筒部の傾斜取り付け面に当接する傾斜取り付け面を上端部に有し、前記回転軸と一体回転する円筒ノズル部を包含する噴射ノズル体と、前記噴射ノズル体の振り回動角度を表示する振り回動表示部及び前記液体送出筒部の旋回角度を表示する旋回角度表示部を包含する振り回動及び旋回角度表示等機構と、を備え、さらに、前記振り回動及び旋回角度表示等機構に、前記液体送出筒部の反転旋回角度又は旋回角度範囲を任意に設定することができる旋回角度操作機構(例えば、旋回角度表示及び操作部の下部に設ける1個又は複数個のスイッチと旋回角度表示及び操作部の上部に設ける1個又は複数個の操作子との組み合わせ)を付加した液体噴射装置を提供する。
また、上記の課題を解決するために、洗浄液体を供給口から供給し装置の内部を経由して外部へ噴射する液体噴射装置であって、一方の駆動源を包含する第1駆動機構と、他方の駆動源を包含する第2駆動機構と、前記第2駆動機構からの動力を受け回転する回転軸と、前記回転軸の外周面に装備し前記第1駆動機構からの動力を受け回転する回転筒と、下端部に傾斜取り付け面を有し、前記回転筒と一体回転する液体送出筒部を包含する液体送出管と、前記液体送出筒部の傾斜取り付け面に当接する傾斜取り付け面を上端部に有し、前記回転軸と一体回転する円筒ノズル部を包含する噴射ノズル体と、前記噴射ノズル体の振り回動角度を表示する振り回動表示部及び前記液体送出筒部の旋回角度を表示する旋回角度表示部を包含する振り回動及び旋回角度表示等機構と、を備え、さらに、前記振り回動及び旋回角度表示等機構に、前記液体送出筒部の反転旋回角度又は旋回角度範囲を任意に設定することができる旋回角度操作機構(例えば、旋回角度表示及び操作部の下部に設ける1個又は複数個のスイッチと旋回角度表示及び操作部の上部に設ける1個又は複数個の操作子との組み合わせ)を付加し、さらに、前記振り回動及び旋回角度表示等機構に前記噴射ノズル体の反転振り回動角度又は振り回動角度範囲を任意に設定することができる振り回動角度操作機構(例えば、振り回動表示及び操作部の下部に設ける複数個のスイッチと振り回動表示及び操作部の上部に設ける1個又は複数個の操作子との組み合わせ)を付加した液体噴射装置を提供する。
本願考案にかかる液体噴射装置は、2つの駆動モータで、液体供給管の先端に備える液体送出筒部および噴射ノズル体の各々を回転させるため、オイルタンクの一定の旋回角度範囲において噴射ノズル体を任意に何度も振り回動(往復動)させて洗浄することができる(ギア比での調整では一回転ごとの振り角度を大きく又は小さくすることしかできなかった)。
また、本願考案にかかる液体噴射装置は、噴射ノズル体の振り回動角度および液体送出筒部の旋回角度を表示する機構が、装置中央上部の見易い位置に備えているため、オイルタンク内などで動作中の噴射ノズル体の振り回動角度および液体送出筒部の旋回角度が容易に目視確認することができる。
また、本願考案にかかる液体噴射装置は、噴射ノズル体の振り回動角度および液体送出筒部の旋回角度を操作する機構が、装置中央上部の操作し易い位置に備えているため、任意の振り回動範囲又は任意の旋回位置(旋回範囲)に操作子を挿入し、容易に設定することができる。
図1は、液体噴射装置の全体図である。 図2は、振り回動及び旋回角度表示等機構付近の要部拡大断面図である。 図3は、振り回動及び旋回角度表示等機構の拡大平面図である(旋回角度0度と30度、振り回動角度80度と120度を設定した状態)。
液体噴射装置の構成について、図1から図3に従い説明する。
液体噴射装置(1)は、駆動用モータを上部、かつ、上向き実装する縦姿勢において、一方の駆動用モータである第1駆動モータ(M1)及び前記第1駆動モータ(M1)の減速機である第1駆動モータ減速機(G1)で構成する第1駆動機構(10)と、前記第1駆動機構(10)の出力軸(11)に軸着した第1出力ギア(12)と、前記第1出力ギア(12)と噛合した2段構成の第1中間伝動ギア(13)と、前記第1中間伝動ギアの小径部(132)と噛合した第1中央ギア(14)と、前記第1中間伝動ギア(13)を軸支する第1中間軸(15)と、他方の駆動用モータである第2駆動モータ(M2)及び前記第2駆動モータ(M2)の減速機である第2駆動モータ減速機(G2)で構成する第2駆動機構(20)と、前記第2駆動機構(20)の出力軸(21)に軸着した第2出力ギア(22)と、前記第2出力ギア(22)と噛合した2段構成の第2中間伝動ギア(23)と、前記第2中間伝動ギアの小径部(232)と噛合した第2中央ギア(24)と、前記第2中間伝動ギア(23)を軸支する第2中間軸(25)と、前記第2中央ギア(24)を介し回転する回転軸(30)と、前記回転軸(30)の最下部に備える出力ベベルギア(31)と、前記第1中央ギア(14)を介し回転する回転筒(40)と、下端部に傾斜取り付け面(621)を有し、前記回転筒(40)と一体回転する液体送出筒部(62)を包含する液体供給管(60)と、前記液体送出筒部(62)の傾斜取り付け面(621)に当接した傾斜取り付け面(721)を上端に有し、前記回転軸(30)と一体回転する円筒ノズル部(72)を包含する噴射ノズル体(70)と、前記第1駆動モータ(M1)と前記第2駆動モータ(M2)との間の中央側面部に配置された洗浄液体供給口(50)と、前記洗浄液体供給口(50)よりも上部の中央上部に配置され前記液体送出部(62)の旋回角度と前記噴射ノズル体(70)の振り回動角度を表示及び操作する振り回動及び旋回角度表示等機構(80)と、で構成する。
2段構成の前記第1中間伝動ギア(13)は、前記第1中間軸(15)に軸着し前記第1中間軸(15)と一体回転する上下2段のギアであり、上段に備える大径部(131)と下段に備える小径部(132)と、で構成する。
2段構成の前記第2中間伝動ギア(23)は、前記第2中間軸(25)に軸着し前記第2中間軸(25)と一体回動する上下2段のギアであり、上段に備える小径部(232)と下段に備える大径部(231)と、で構成する。
前記回転軸(30)は、伝動ケース内から前記液体供給管(60)内を通り、前記噴射ノズル体(70)の上端に至る長さ(液体送出筒部(62)の下端に至る長さ)で垂下装備する。
前記回転筒(40)は、前記回転軸(30)の外周面に装備し、前記回転軸(30)の軸心であるX軸と同一軸心である円筒体である。
前記回転筒(40)の外周面下部には、円周方向の三箇所に半径方向に沿って放射状に延びる羽根板(41)を設けている。当該羽根板(41)は、前記回転筒(40)の外周面と前記液体送出部(62)の内周面とを接合している。
前記液体供給管(60)は、前記噴射ノズル体側に備えX軸を軸心として回転する液体送出筒部(62)と、反噴射ノズル体側に備える固定筒部(61)と、で構成する。
前記液体送出筒部(62)は、液体供給管(60)の下端にその液体供給管(60)に対して相対回転する状態で連結される。
前記噴射ノズル体(70)は、最も外側に位置する円筒ノズル部(72)と、前記円筒ノズル部(72)内に装備され前記出力ベベルギア(31)と噛合する入力ベベルギア(71)と、前記円筒ノズル部(72)内に装備される整流部(73)と、円筒ノズル部(72)の先端噴出口に臨む位置に配置される逆円錐台形の拡散ノズル部(74)と、で構成する。
前記噴射ノズル体(70)は、液体送出筒部(62)の下端に相対回転する状態で連結される。
前記円筒ノズル部(72)の上端には、上向き傾斜取り付け面(721)に開口が形成してあり、前記液体送出部(62)からの洗浄液体を受け入れるように構成している。
前記振り回動及び旋回角度表示等機構(80)は、駆動用モータを上部、かつ、上向き実装する縦姿勢において、上部から目視し易い、装置の中央上部に配置する。
前記振り回動及び旋回角度表示等機構(80)は、前記噴射ノズル体(70)のY軸周りの振り回動角度を表示する振り回動角度表示及び操作機構(81)と、前記液体送出筒部(62)のX軸周りの旋回角度を表示する旋回角度表示及び操作機構(82)と、で構成する(図1)。
前記振り回動角度表示及び操作機構(81)は、前記噴射ノズル体(70)の振り回動角度を目視確認及び反転させる振り回動角度位置又は振り回動角度範囲を設定可能にする有孔の振り回動角度表示及び操作部(811)と、前記噴射ノズル体(70)及び前記回転軸(30)の回転駆動を前記振り回動角度表示及び操作部(811)に伝達する太陽ギア(812)、前記太陽ギア(812)と噛合する一対の遊星ギア(813)及び前記遊星ギア(813)と噛合する内歯受け歯車(814)などで構成する伝達機構と、前記噴射ノズル体振り回動角度表示パネル(811)の下部に備える2個のスイッチ(815)と、前記噴射ノズル体振り回動角度表示パネル(811)の上部に備える2個の操作子(816)と、で構成する(図2)。
前記振り回動角度表示及び操作部(811)は、0度から135度の間で予め対応する角度に孔を設けており(例えば、0度、30度、45度、60度、80度、100度、120度、135度)、当該孔に前記操作子(816)を挿入することにより、当該振り回動角度表示及び操作部(811)の下部に設けた2個のスイッチ(815)をオン、オフさせる(図3)。
前記旋回角度表示及び操作機構(82)は、前記液体送出筒部(62)の旋回角度を表示する旋回角度を目視視認及び反転させる旋回角度位置又は旋回角度範囲を設定可能にする有孔の旋回角度表示及び操作部(821)と、前記液体送出筒部(62)及び前記回転筒(40)の回転駆動を前記旋回角度表示及び操作部(821)に伝達する第1中間軸ギア(822)、前記第1中間軸ギア(822)と噛合する旋回角度表示伝動ギア(823)及び前記旋回角度表示伝動ギア(823)のボス部(824)で構成する伝達機構と、前記旋回角度表示及び操作部(821)の下部に備える2個のスイッチ(825)と、前記旋回角度表示及び操作部(821)の上部に備える2個の操作子(826)と、で構成する(図2)。
前記旋回角度表示及び操作部(821)は、0度から180度の間で予め対応する角度に孔を設けており(例えば、0度、30度、60度、90度、120度、150度、180度)、当該孔に前記操作子(826)を挿入することにより、当該旋回角度表示及び操作部(821)の下部に設けた2個のスイッチ(825)をオン、オフさせる(図3)。
前記旋回角度表示伝動ギア(823)のボス部(824)は、前記回転軸(301)に外篏した状態で上方に延出しており、前記旋回角度表示伝動ギア(823)の回転駆動を前記旋回角度表示及び操作部(821)へ伝動する。
前記第1駆動モータ減速機(G1)は、3段階に減速され、前記第2駆動モータ減速機(G2)は1段階に減速される。
前記第2駆動モータ減速機(G2)は、前記第1駆動モータ減速機(G1)の100分の1程度の減速率であり、例えば、前記第2駆動モータ減速機(G2)が9000分の1に減速されるとすると、前記減速ギアボックス(G1)は、90分の1に減速される。
前記第1駆動モータ(M1)と、前記第2駆動モータ(M2)とは、回転速度が同じモータを利用している。
次に、液体噴射装置の液体噴射動作について、図1に従い説明する。
洗浄液体供給口(50)から供給されたオイルなどの洗浄液体は、液体供給管(60)を経由し噴射ノズル体(70)に到達し、前記噴射ノズル体(70)を構成する拡散ノズル(74)から、洗浄を行うオイルタンクの内側面、底面又は蓋の裏面(上面)へと噴射される。
前記液体供給管(60)を構成する液体送出筒部(62)がX軸を軸心として回転(旋回)し、かつ、前記噴射ノズル体(70)がY軸を軸心として回転(振り回動)するので、上述したように洗浄液体は、洗浄を行うオイルタンクの全方向(内側面、底面又は蓋の裏面)へと噴射される。
また、洗浄液体は、円筒ノズル部(72)と拡散ノズル部(74)とで囲まれた円筒状の狭い空間より噴射され、紡錘型の膜面を形成する。紡錘型を呈する洗浄液体の内部には真空空間が形成されるように、膜面が洗浄液体層を形成している。洗浄液体層の内部には真空空間が形成してあるので、洗浄液体層は、拡散ノズル部(74)で広がった後、前記真空空間の吸引作用で噴射先端部で収束し、大きな洗浄力を発揮する。
前記回転筒(40)に対する前記回転軸(30)の相対回転速度を数倍から数十倍に調整して前記液体送出筒部(62)の所定の旋回角度範囲で前記噴射ノズル体(70)の振り回動範囲を適宜に設定することができるので、タンク内のスラッジの堆積状況等に応じて適宜に噴射態様を設定することができる。
次に、液体噴射装置を構成する液体送出筒部への動力伝達について、図1及び図2に従い説明する。
第1駆動機構(10)の出力軸(11)に軸着された第1出力ギア(12)が回転すると、前記第1出力ギア(12)と噛合した第1中間伝動ギア(13)が回転し、前記第1中間伝動ギア(13)が回転することにより、前記第1中間伝動ギア(13)を軸支する第1中央軸(15)が回転する。
前記第1中央軸(15)が回転すると、前記第1中央軸に軸着した第1中間伝動ギアの小径部(132)が回転し、前記第1中間伝動ギアの小径部(132)と噛合した第1中央ギア(14)が回転し、前記第1中央ギア(14)を介して回転筒(40)がX軸周りで回転する。
前記回転筒(40)がX軸周りで回転することにより、前記回転筒(40)の外周面下部で羽根板(41)により接合された前記液体送出筒部(62)もX軸周りで一体回転(旋回)する。
次に、液体噴射装置を構成する噴射ノズル体への動力伝達について、図1及び図2に従い説明する。
第2駆動機構(20)の出力軸(21)に軸着された第2出力ギア(22)が回転すると、前記第2出力ギア(22)と噛合した第2中間伝動ギア(23)が回転し、前記第2中間伝動ギア(23)が回転することにより、前記第2中間伝動ギア(23)を軸支する第2中央軸(25)が回転する。
前記第2中央軸(25)が回転すると、前記第2中央軸に軸着した第2中間伝動ギアの小径部(232)が回転し、前記第2中間伝動ギアの小径部(232)と噛合した第2中央ギア(24)が回転し、前記第2中央ギア(24)を介して回転軸(30)がX軸周りで回転する。
前記回転軸(30)がX軸周りで回転することにより、前記回転軸(30)の先端に備える出力ベベルギア(31)が回転し、前記出力ベベルギア(31)と噛合した入力ベベルギア(71)が回転し、前記入力ベベルギア(71)などにより構成する噴射ノズル体(70)が、Y軸周りで回転(振り回動)する(X軸周りで回転する前記液体送出筒部(62)に対して、下向き傾斜取り付け面(621)に沿ってその傾斜面周り(Y軸周り)で回転(振り回動)する)。
次に、液体噴射装置の振り回動及び旋回角度表示等機構の動作について、図1から図3に従い説明する。
噴射ノズル体(70)が、上述の様にY軸周りで回転(振り回動)しているとき、第2駆動機構(20)からの動力は前記噴射ノズル体(70)に伝動するとともに、振り回動角度表示及び操作機構(81)を構成する太陽ギア(812)にも伝動される。
前記太陽ギア(812)に伝動された動力は、前記太陽ギア(812)と噛合した一対の遊星ギア(813)及び前記一対の遊星ギア(813)と噛合する内歯受け歯車(814)を介して振り回動角度表示及び操作部(811)に伝動され、Y軸周りで回転(振り回動)する前記噴射ノズル体(70)の振り回動角度が表示される。
また、振り回動角度表示及び操作部(811)に設けられた孔(例えば、80度と120度)に、操作子(816)を挿入することにより、当該操作子(816)が前記振り回動角度表示及び操作部(811)の下端に装備するスイッチ(815)を押しこみ操作する(オンする)。前記スイッチ(815)がオンされるごとに、制御装置を介して第2駆動モータ(M2)を反映させて、前記噴射ノズル体(70)を正逆転作動させる。
なお、前記スイッチ(815)がさらにオンされると、制御装置を介して前記第2駆動モータ(M2)を反映させて、前記噴射ノズル体(70)を正逆転作動させる結果、前記噴射ノズル体(70)は、80度と120度の範囲を振り回動(往復動)する。
ける。
また、液体送出筒部(62)が、上述の様にX軸周りで回転(旋回)しているとき、第1駆動機構(10)からの動力は前記液体送出筒部(62)に伝動するとともに、第1中間ギア(15)と軸着する第1中間ギア(822)にも伝動される。
前記第1中間ギア(822)に伝動された動力は、旋回角度表示伝動ギア(823)及び前記旋回角度表示伝動ギアのボス部(824)を介して旋回角度表示及び操作部(821)に伝動され、X軸周りで回転(旋回)する前記液体送出筒部(62)の旋回角度が表示される。
また、旋回角度表示及び操作部(821)に設けられた孔(例えば、0度と30度)に、操作子(826)を挿入することにより、当該操作子(826)が前記旋回角度表示及び操作部(821)の下端に装備するスイッチ(825)を押しこみ操作する(オンする)。前記スイッチ(825)がオンされるごとに、制御装置を介して第1駆動モータ(M1)を反映させて、前記液体送出筒部(62)を正逆転作動させる。
なお、前記スイッチ(825)がさらにオンされると、制御装置を介して前記第1駆動モータ(M1)を反映させて、前記液体送出筒部(62)を正逆転作動させる結果、前記液体送出筒部(62)は、0度と30度の範囲を旋回(回転)する。
本願考案の液体噴射装置は、洗浄性能及び操作性を飛躍的に向上させる液体噴射装置であるので、産業上の利用性を有する。
1 液体噴射装置
10 第1駆動機構
11 第1駆動モータ減速機の出力軸
12 第1出力ギア
13 第1中間伝動ギア
131 第1中間伝動ギア(大径部)
132 第1中間伝動ギア(小径部)
14 第1中央ギア
15 第1中間軸
20 第2駆動機構
21 第2駆動モータ減速機の出力軸
22 第2出力ギア
23 第2中間伝動ギア
231 第2中間伝動ギア(大径部)
232 第2中間伝動ギア(小径部)
24 第2中央ギア
25 第2中間軸
30 回転軸
31 出力ベベルギア
40 回転筒
41 羽根板
50 洗浄液体供給口
60 液体供給管
61 固定筒部
62 液体送出筒部
621 下向き傾斜取り付け面
70 噴射ノズル体
71 入力ベベルギア
72 円筒ノズル部
721 上向き傾斜取り付け面
73 整流部
74 拡散ノズル部
80 振り回動及び旋回角度表示等機構
81 振り回動角度表示及び操作機構
811 振り回動角度表示及び操作部
812 太陽ギア
813 遊星ギア
814 内歯受け歯車
815 スイッチ
816 操作子
82 旋回角度表示及び操作機構
821 旋回角度表示及び操作部
822 第1中間軸ギア
823 旋回角度表示伝動ギア
824 旋回角度表示伝動ギアのボス部
825 スイッチ
826 操作子
M1 第1駆動モータ
M2 第2駆動モータ
G1 第1駆動モータ減速機
G2 第2駆動モータ減速機

Claims (5)

  1. 洗浄液体を供給口から供給し装置の内部を経由して外部へ噴射する液体噴射装置であって、
    一方の駆動源を包含する第1駆動機構(10)と、
    他方の駆動源を包含する第2駆動機構(20)と、
    前記第2駆動機構からの動力を受け回転する回転軸(30)と、
    前記回転軸の外周面に装備し前記第1駆動機構からの動力を受け回転する回転筒(40)と、
    下端部に傾斜取り付け面を有し、前記回転筒と一体回転する液体送出筒部(62)を包含する液体送出管(60)と、
    前記液体送出筒部の傾斜取り付け面に当接する傾斜取り付け面を上端部に有し、前記回転軸と一体回転する円筒ノズル部(72)を包含する噴射ノズル体(70)と、
    前記噴射ノズル体(70)の振り回動角度を表示する振り回動表示部及び前記液体送出筒部(62)の旋回角度を表示する旋回角度表示部を包含する振り回動及び旋回角度表示等機構(80)と、
    を備える液体噴射装置。
  2. 前記振り回動及び旋回角度表示等機構(80)に、前記液体送出筒(62)の反転旋回角度又は旋回角度範囲を任意に設定することができる旋回角度操作機構を付加した請求項1記載の液体噴射装置。
  3. 前記振り回動及び旋回角度表示等機構(80)に前記噴射ノズル体(70)の反転振り回動角度又は振り回動角度範囲を任意に設定することができる振り回動角度操作機構を付加した請求項1又は請求項2記載の液体噴射装置。
  4. 前記旋回角度操作機構が、旋回角度表示及び操作部(821)の下部に設ける1個又は複数個のスイッチ(825)と旋回角度表示及び操作部(821)の上部に設ける1個又は複数個の操作子(826)との組み合わせである請求項2又は請求項3記載の液体噴射装置。
  5. 前記振り回動角度操作機構が、振り回動表示及び操作部(811)の下部に設ける複数個のスイッチ(815)と振り回動表示及び操作部(811)の上部に設ける複数個の操作子(816)との組み合わせである請求項2から請求項4のいずれかに記載の液体噴射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112354999A (zh) * 2020-11-16 2021-02-12 科立盈智能装备科技(广州)有限公司 一种乳液专用吨桶清洗系统

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