JP2009273490A - 食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄水の噴射領域を食器の載置状態や汚れ具合などに応じて変更して、洗浄水の無駄を抑える。
【解決手段】回転配管16の回転に伴う洗浄ノズル22の移動位置を検知する位置検知機構28を備え、位置検知機構28の検知結果に基づいて、洗浄ノズル22の移動を制御可能に構成した。このような構成によれば、洗浄ノズル22を第1の停止位置T1(茶碗載置領域Aの中央位置)及び第2の停止位置T2(お椀載置領域Bの中央位置)に停止させるように制御することができる。
【選択図】図1
【解決手段】回転配管16の回転に伴う洗浄ノズル22の移動位置を検知する位置検知機構28を備え、位置検知機構28の検知結果に基づいて、洗浄ノズル22の移動を制御可能に構成した。このような構成によれば、洗浄ノズル22を第1の停止位置T1(茶碗載置領域Aの中央位置)及び第2の停止位置T2(お椀載置領域Bの中央位置)に停止させるように制御することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、食器かごに向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズルを改良した食器洗浄機に関する。
食器洗浄機における食器の洗浄は、洗浄槽内に設けられた洗浄ノズルから、食器かごに向けて洗浄水を噴射することにより行われる。この種の洗浄ノズルは、洗浄槽の底部に回転可能に設けられており、噴射される洗浄水の反動で自己回転するようになっている。これにより、洗浄ノズルから噴射された洗浄水が食器かごの広範囲にわたって均一に供給されるようになっている。
しかしながら、このような構成では、食器かごに少量の食器を載置して洗浄する場合に、食器が載置されていない領域にも洗浄水が噴射され無駄になってしまう。
そこで、近年では、洗浄ノズルの位置を移動可能に構成した食器洗浄機が考えられている。例えば、特許文献1に記載の食器洗浄機は、太陽歯車と遊星歯車とからなる歯車機構によって、洗浄ノズルが洗浄槽の底部を公転するように構成されている。このような構成によれば、食器が載置されていない領域に洗浄水が噴射され続けることがなく、洗浄水の無駄を極力抑えることができる。
特開2005−329022号公報
そこで、近年では、洗浄ノズルの位置を移動可能に構成した食器洗浄機が考えられている。例えば、特許文献1に記載の食器洗浄機は、太陽歯車と遊星歯車とからなる歯車機構によって、洗浄ノズルが洗浄槽の底部を公転するように構成されている。このような構成によれば、食器が載置されていない領域に洗浄水が噴射され続けることがなく、洗浄水の無駄を極力抑えることができる。
ところが、特許文献1に記載の食器洗浄機のように、洗浄ノズルを洗浄槽の底部で単に公転させる構成では、当該洗浄ノズルが、食器かごのうち食器が載置されていない領域にも移動することから、洗浄水の無駄を十分に抑えることはできない。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、洗浄水の噴射領域を食器の載置状態や汚れ具合などに応じて変更することができ、洗浄水の無駄を抑えることができる食器洗浄機を提供することにある。
本発明の食器洗浄機は、洗浄槽と、前記洗浄槽の内部に配置された食器かごと、前記洗浄槽の内部に回転可能に設けられた回転配管と、前記回転配管を回転させる回転駆動手段と、前記回転配管のうち当該回転配管の回転中心に対して偏心した部分に設けられ、前記食器かごに向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、前記回転配管を通して前記洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプと、前記回転配管の回転に伴う前記洗浄ノズルの移動位置を検知する位置検知手段とを備え、前記位置検知手段の検知結果に基づいて、前記洗浄ノズルの移動を制御可能に構成したことに特徴を有する。
本発明の食器洗浄機によれば、位置検知手段により検知された洗浄ノズルの移動位置に基づいて、当該洗浄ノズルの移動を制御することができる。これにより、洗浄水の噴射領域を食器の載置状態や汚れ具合などに応じて変更することができ、洗浄水の無駄を抑えることができる。
以下、位置検知手段の検知結果に基づいて、洗浄ノズルの移動を制御可能に構成した食器洗浄機1の各実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について図1ないし図4を参照して説明する。
図2は、食器洗浄機1の内部構成を示す縦断正面図であり、この食器洗浄機1の外郭を構成する外箱2の内部には洗浄槽3が配設されている。この洗浄槽3の前面は食器出入口として開口しており、この食器出入口は上扉と下扉とからなる扉(図示せず)により開閉されるようになっている。
まず、本発明の第1の実施形態について図1ないし図4を参照して説明する。
図2は、食器洗浄機1の内部構成を示す縦断正面図であり、この食器洗浄機1の外郭を構成する外箱2の内部には洗浄槽3が配設されている。この洗浄槽3の前面は食器出入口として開口しており、この食器出入口は上扉と下扉とからなる扉(図示せず)により開閉されるようになっている。
洗浄槽3の左右内側部および上部1箇所には、洗浄槽3の前後方向に沿って延びる複数のかご支え(図2では上部1箇所のかご支え4のみ示す)が取り付けられており、これらかご支えに支えられることによって、複数(この場合、3つ)の食器かご5,6,7が、洗浄槽3内に出し入れ可能に配置される。これら食器かご5,6,7の内部には、食器類を支持するための複数のピンがそれぞれ配列されており、種々の食器類を載置可能となっている。そのうち、洗浄槽3内の上段右側に配置された食器かご5は、例えば湯飲み8などの浅底形状の食器を載置可能となっており、洗浄槽3内の上段左側に配置された食器かご6は、例えばコップ9などの深底形状の食器を載置可能となっている。
洗浄槽3内の下段に配置された食器かご7は、例えば、茶碗10、お椀11などの深底形状の食器や大皿12などの扁平形状の食器を載置可能となっている。この場合、図3に示すように、食器かご7内部の左部前方の領域が茶碗10を載置可能な茶碗載置領域A、左部後方の領域がお椀11を載置可能なお椀載置領域B、右部の領域が大皿12を載置可能な皿載置領域Cとなっている。
洗浄槽3の下部には、貯水槽(図示せず)に接続された洗浄ポンプ13が設けられており、この洗浄ポンプ13は、洗浄槽3の底部に設けられた左右方向に延びる固定配管14にポンプ配管15を介して接続されている。この固定配管14の左右両端の上部には、それぞれ回転配管16,17が設けられている。これら回転配管16,17の基端部16a,17aは、固定配管14の左右両端に、それぞれ回転可能に且つ水密に接続されている。また、固定配管14の左右両端の下部には、モータ18,19(回転駆動手段に相当)が支持枠20,21に支持された状態で配置されている。これら支持枠20,21のフランジ部20a,21aは、洗浄槽3の低壁にねじ止めなどにより固定されている。
モータ18,19の回転軸18a,19aは、固定配管14を介して回転配管16,17の基端部16a,17aにそれぞれ連結されている。そして、モータ18,19は、図3に示すように、これら回転軸18a,19aと回転配管16,17の基端部16a,17aとの接続部分を回転中心P,Qとして、当該回転配管16,17をそれぞれ回転させるようになっている(矢印M参照)。
回転配管16,17のうち当該回転配管16,17の回転中心P,Qに対して偏心した部分である先端部16b,17bには、それぞれ洗浄ノズル22,23が設けられている。これら洗浄ノズル22,23は、中空状のアーム部22a,23aの上面に複数の噴射孔22b,23bを形成した構成となっており、そのアーム部22a,23aの中心部分は回転配管16,17の先端部16b,17bに回転可能に且つ水密に接続されている。
洗浄ポンプ13から吐出された洗浄水は、固定配管14を通って回転配管16,17にそれぞれ分配され、当該回転配管16,17を通って洗浄ノズル22,23の噴射孔22b,23bから洗浄槽3内(特に食器かご7)に向けて噴射される。このとき、洗浄ノズル22,23は、図3に示すように、噴射孔22b,23bから噴射される洗浄水の反動によって、当該洗浄ノズル22,23と回転配管16,17の先端部16b,17bとの接続部分を回転中心R,Sとして自己回転(自転)するようになっている(矢印N参照)。
このような構成により、洗浄ノズル22,23は、洗浄槽3の底部の左部及び右部の移動領域V,W(図3参照)内を、公転(回転中心P,Q)及び自転(回転中心R,S)しながら環状に移動(旋回移動)するようになっている。
モータ18,19の回転軸18a,19aには、カム24,25及び位置検知スイッチ26,27からなる位置検知機構28,29(位置検知手段に相当)が設けられている。カム24,25は、モータ18,19の回転軸18a,19aにそれぞれ固定されており、当該回転軸18a,19aと一体的に回転するようになっている。また、これらカム24,25の周側部の一部には、径方向に突出した突部24a,25a(図1参照)がそれぞれ形成されている。
位置検知スイッチ26,27は、それぞれ支持枠20,21のフランジ部20a,21aの上面に取り付けられており、カム24,25の周側部に対向して配置されている。そして、モータ18,19の回転軸18a,19aとともにカム24,25が回転すると、突部24a,25aによって位置検知スイッチ26,27が作動しオン状態となるようになっている。この場合、図1(a)に示すように、洗浄ノズル22が所定の基準位置K(この場合、茶碗載置領域Aとお椀載置領域Bとの中間位置)に移動したときに、カム24(25)の突部24a(25a)が位置検知スイッチ26(27)をそれぞれ作動させるようになっている。
次に、上記食器洗浄機1の電気的構成について図4を参照して説明する。
制御装置30は、扉の下方に設けられ各種洗浄条件などを設定するための操作パネル31、洗浄槽3内の洗浄水温度を検出する水温センサ32、洗浄槽3内の水位を検出する水位センサ33などからの各種入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗浄ポンプ13、扉に設けられた表示部34、洗浄槽3内への給水を制御するための給水弁35、洗浄水を加熱するためのヒータ36などの動作制御や食器洗浄機1の動作全般を制御するようになっている。また、制御装置30は、カム24,25の回転に伴う位置検知スイッチ26,27からの検知信号(位置検知機構28,29からの検知信号)に基づいて、回転配管16,17の回転に伴う洗浄ノズル22,23の移動位置(この場合、当該洗浄ノズル22,23が所定の基準位置Kに移動したこと)を判定し、この判定結果に応じて、モータ18,19の駆動を制御するようになっている。
制御装置30は、扉の下方に設けられ各種洗浄条件などを設定するための操作パネル31、洗浄槽3内の洗浄水温度を検出する水温センサ32、洗浄槽3内の水位を検出する水位センサ33などからの各種入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗浄ポンプ13、扉に設けられた表示部34、洗浄槽3内への給水を制御するための給水弁35、洗浄水を加熱するためのヒータ36などの動作制御や食器洗浄機1の動作全般を制御するようになっている。また、制御装置30は、カム24,25の回転に伴う位置検知スイッチ26,27からの検知信号(位置検知機構28,29からの検知信号)に基づいて、回転配管16,17の回転に伴う洗浄ノズル22,23の移動位置(この場合、当該洗浄ノズル22,23が所定の基準位置Kに移動したこと)を判定し、この判定結果に応じて、モータ18,19の駆動を制御するようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
制御装置30は、各種運転コースの洗浄工程(この場合、所要時間20分)を開始すると、給水弁35を開放動作させて洗浄槽3内に給水する。そして、制御装置30は、モータ18,19を駆動することによって洗浄ノズル22,23を旋回移動させるとともに、洗浄ポンプ13を動作させることによって洗浄水を洗浄ノズル22,23から噴出させる。これにより、洗浄槽3の底部を公転及び自転しながら旋回移動する洗浄ノズル22,23から洗浄水が噴射される。尚、この洗浄工程において、洗浄ノズル22,23が1公転(回転配管16,17の1回転)するための所要時間は、この場合、15秒である。
制御装置30は、各種運転コースの洗浄工程(この場合、所要時間20分)を開始すると、給水弁35を開放動作させて洗浄槽3内に給水する。そして、制御装置30は、モータ18,19を駆動することによって洗浄ノズル22,23を旋回移動させるとともに、洗浄ポンプ13を動作させることによって洗浄水を洗浄ノズル22,23から噴出させる。これにより、洗浄槽3の底部を公転及び自転しながら旋回移動する洗浄ノズル22,23から洗浄水が噴射される。尚、この洗浄工程において、洗浄ノズル22,23が1公転(回転配管16,17の1回転)するための所要時間は、この場合、15秒である。
この洗浄工程の前半10分においては、制御装置30は、洗浄ノズル22,23の双方を旋回移動させるようになっている。そして、洗浄工程の後半10分においては、制御装置30は、これら洗浄ノズル22,23について、それぞれ異なる制御を行うようになっている。
洗浄ノズル22については、図1(a)に示すように、当該洗浄ノズル22が基準位置Kに移動するごとに、カム24によって位置検知スイッチ26が動作してオン状態となる。つまり、位置検知機構28によって、洗浄ノズル22が当該基準位置Kに移動したことが検知されるようになっている。制御装置30は、位置検知スイッチ26から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が基準位置Kに移動したと判断する。そして、制御装置30は、検知信号を受信してからの経過時間のカウントを開始するとともに、引き続きモータ18を駆動させて洗浄ノズル22の旋回移動を続行する。
検知信号を受信してからの経過時間が第1の所定時間(この場合、洗浄ノズル22の1公転の所要時間(15秒)の1/4)に達すると、制御装置30は、モータ18の駆動を停止させて、図1(b)に示すように、洗浄ノズル22を第1の停止位置T1(基準位置Kから1/4周進んだ位置であり、この場合、茶碗載置領域Aの中央位置)に停止させる。このとき、洗浄ノズル22から噴射された洗浄水は、食器かご7の茶碗載置領域Aに重点的に供給されるようになる。
制御装置30は、洗浄ノズル22を第1の停止位置T1に停止させると、当該洗浄ノズル22を停止させてからの経過時間のカウントを開始するとともに、その経過時間が第1の停止時間(この場合、1分15秒)に達するまで洗浄ノズル22を第1の停止位置T1に停止させる。従って、この場合、茶碗載置領域Aに洗浄水が重点的に供給される状態が1分15秒間続くことになる。
第1の停止時間を経過すると、制御装置30は、再び洗浄ノズル22の旋回移動を開始するとともに、旋回移動を開始してからの経過時間のカウントを開始する。そして、その経過時間が第2の所定時間(この場合、洗浄ノズル22の1公転の所要時間(15秒)の1/2)に達すると、制御装置30は、モータ18の駆動を停止させて、図1(c)に示すように、洗浄ノズル22を第2の停止位置T2(基準位置Kから3/4周進んだ位置であり、この場合、お椀載置領域Bの中央位置)に停止させる。このとき、洗浄ノズル22から噴射された洗浄水は、食器かご7のお椀載置領域Bに重点的に供給されるようになる。
制御装置30は、洗浄ノズル22を第2の停止位置T2に停止させると、当該洗浄ノズル22を停止させてからの経過時間のカウントを開始するとともに、その経過時間が第2の停止時間(この場合、30秒)に達するまで洗浄ノズル22を第2の停止位置T2に停止させる。従って、この場合、お椀載置領域Bに洗浄水が重点的に供給される状態が30秒間続くことになる。
第2の停止時間を経過すると、制御装置30は、再び洗浄ノズル22の旋回移動を開始する。そして、位置検知機構28によって、洗浄ノズル22が基準位置Kに移動したことが検知されることに応じて、制御装置30は、上述した制御を繰り返すようになっている。
このような洗浄ノズル22を第1の停止位置T1及び第2の停止位置T2に停止させながら洗浄を行う制御を行う場合、洗浄ノズル22の1公転の所要時間(当該制御の1サイクルの所要時間)は、当該制御を行わない場合の所要時間(15秒)、第1の停止時間(1分15秒)、第2の停止時間(30秒)の合計時間である2分となる。従って、制御装置30は、洗浄工程の後半10分において、当該制御を5サイクル実行することになる。
一方、洗浄ノズル23については、詳しい図示はしないが、当該洗浄ノズル23が所定の基準位置(例えば、皿載置領域Cの前側半分の領域と後側半分の領域の中間位置)に移動するごとに、カム25によって位置検知スイッチ27が動作してオン状態となる。しかし、制御装置30は、位置検知スイッチ27から検知信号が受信されたとしても、当該検知信号には反応せず、モータ19の駆動を停止することなく洗浄ノズル23の旋回移動を続行するようになっている。これにより、洗浄ノズル23から噴射される洗浄水が食器かご7の皿載置領域C全体に均一に満遍なく供給されるようになる。
皿載置領域Cに載置される大皿12などの扁平形状の食器は、茶碗10、お椀11などの深底形状の食器に比べ、洗浄水が当たりやすく汚れも落ちやすい。従って、皿載置領域Cに対応する洗浄ノズル23については、第1の停止位置及び第2の停止位置に停止させながら洗浄を行う制御を行わなくとも、大皿12などの食器の洗浄が十分に可能である。
以上に説明したように本実施形態によれば、位置検知機構28により洗浄ノズル22が基準位置Kに移動したことが検知されると、これに基づいて、モータ18による回転配管16の回転を停止させ、洗浄ノズル22を第1の停止位置T1(茶碗載置領域Aの中央位置)及び第2の停止位置T2(お椀載置領域Bの中央位置)に停止させるように構成した。これにより、食器かご7に載置された茶碗10、或いは、お椀11を重点的に洗浄することができるとともに、食器かご7のうち食器が載置されていない領域(特に、茶碗載置領域Aとお椀載置領域Bとの中間位置)に噴射される洗浄水の無駄を抑えることができる。
また、本実施形態では、米粒などの粘性のある汚れが想定される茶碗載置領域Aでの停止時間(第1の停止時間)を1分15秒とし、汁物などの汚れが想定されるお椀載置領域Bでの停止時間(第2の停止時間)を30秒とした。このように、それぞれの停止位置T1,T2における洗浄ノズル22の停止時間を異なるものとすることにより、載置された食器の汚れ具合に応じて、洗浄ノズル22から噴射される洗浄水の総量を調節することができ、洗浄水の無駄を抑えることができる。尚、制御装置30は、それぞれの停止位置における洗浄ノズル22の停止時間を同一とする制御を行うことも可能である。
このように、位置検知機構28,29の検知結果に基づいて、洗浄ノズル22,23の移動を制御可能にした構成によれば、洗浄水の噴射領域を、食器の載置状態のみならず、例えば載置された食器の汚れ具合に応じて変更することができ、汚れの軽い食器に噴射される洗浄水の無駄を抑えることができる。
尚、制御装置30は、洗浄ノズル23についても、第1の停止位置及び第2の停止位置に停止させながら洗浄を行う制御を行うようにしてもよい。
尚、制御装置30は、洗浄ノズル23についても、第1の停止位置及び第2の停止位置に停止させながら洗浄を行う制御を行うようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図5及び図6を参照して説明する。尚、上述した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態の位置検知機構41は、カム42と複数(この場合、2つ)の位置検知スイッチ43,44とを備えてなる。これら2つの位置検知スイッチ43,44は、支持枠20のフランジ部20aにおいてカム42を挟んで対称な位置に取り付けられている。そして、図6(a)に示すように、洗浄ノズル22が第1の基準位置K1(この場合、茶碗載置領域Aの中央位置)に移動するごとに、カム42によって位置検知スイッチ43が動作してオン状態となるようになっている。また、図6(b)に示すように、洗浄ノズル22が第2の基準位置K2(この場合、お椀載置領域Bの中央位置)に移動するごとに、カム42によって位置検知スイッチ44が動作してオン状態となるようになっている。
次に、本発明の第2の実施形態について図5及び図6を参照して説明する。尚、上述した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態の位置検知機構41は、カム42と複数(この場合、2つ)の位置検知スイッチ43,44とを備えてなる。これら2つの位置検知スイッチ43,44は、支持枠20のフランジ部20aにおいてカム42を挟んで対称な位置に取り付けられている。そして、図6(a)に示すように、洗浄ノズル22が第1の基準位置K1(この場合、茶碗載置領域Aの中央位置)に移動するごとに、カム42によって位置検知スイッチ43が動作してオン状態となるようになっている。また、図6(b)に示すように、洗浄ノズル22が第2の基準位置K2(この場合、お椀載置領域Bの中央位置)に移動するごとに、カム42によって位置検知スイッチ44が動作してオン状態となるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
制御装置30は、洗浄工程の後半10分において、位置検知スイッチ43から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が第1の基準位置K1に移動したと判断する。そして、モータ18の駆動を停止させて、図6(a)に示すように、洗浄ノズル22を第1の停止位置T1(第1の基準位置K1と同じ位置)に停止させる。このとき、洗浄ノズル22から噴射された洗浄水は、食器かご7の茶碗載置領域Aに重点的に供給されるようになる。
制御装置30は、洗浄工程の後半10分において、位置検知スイッチ43から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が第1の基準位置K1に移動したと判断する。そして、モータ18の駆動を停止させて、図6(a)に示すように、洗浄ノズル22を第1の停止位置T1(第1の基準位置K1と同じ位置)に停止させる。このとき、洗浄ノズル22から噴射された洗浄水は、食器かご7の茶碗載置領域Aに重点的に供給されるようになる。
制御装置30は、洗浄ノズル22を第1の停止位置T1に停止させると、当該洗浄ノズル22を停止させてからの経過時間のカウントを開始するとともに、その経過時間が第1の停止時間(この場合、1分15秒)に達するまで洗浄ノズル22を第1の停止位置T1に停止させる。従って、この場合、茶碗載置領域Aに洗浄水が重点的に供給される状態が1分15秒間続くことになる。
第1の停止時間を経過すると、制御装置30は、再び洗浄ノズル22の旋回移動を開始する。そして、位置検知スイッチ43から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が第2の基準位置K2に移動したと判断する。そして、制御装置30は、モータ18の駆動を停止させて、図6(b)に示すように、洗浄ノズル22を第2の停止位置T2(第2の基準位置K2と同じ位置)に停止させる。このとき、洗浄ノズル22から噴射された洗浄水は、食器かご7のお椀載置領域Bに重点的に供給されるようになる。
制御装置30は、洗浄ノズル22を第2の停止位置T2に停止させると、当該洗浄ノズル22を停止させてからの経過時間のカウントを開始するとともに、その経過時間が第2の停止時間(この場合、30秒)に達するまで洗浄ノズル22を第2の停止位置T2に停止させる。従って、この場合、お椀載置領域Bに洗浄水が重点的に供給される状態が30秒間続くことになる。
第2の停止時間を経過すると、制御装置30は、再び洗浄ノズル22の旋回移動を開始する。そして、位置検知機構41によって、洗浄ノズル22が第1の基準位置K1及び第2の基準位置K2に移動したことが検知されることに応じて、制御装置30は、上述した制御を繰り返すようになっている。
以上に説明したように本実施形態によれば、位置検知機構41は、2つの位置検知スイッチ43,44を備え、これら位置検知スイッチ43,44により洗浄ノズル22が2つの基準位置K1,K2に移動したことを検知して、当該洗浄ノズル22を、これら2つの基準位置K1,K2と同一位置である2つの停止位置T1,T2に停止させるように構成した。これにより、第1の実施形態で示した構成と同様に、食器かご7のうち食器が載置されていない領域(特に、茶碗載置領域Aとお椀載置領域Bとの中間位置)に噴射される洗浄水の無駄を抑えることができる。
また、この場合も、それぞれの停止位置T1,T2における洗浄ノズル22の停止時間を異なるものとしたので、載置された食器の汚れ具合に応じて、洗浄水の無駄を抑えることができる。
尚、制御装置30は、それぞれの停止位置T1,T2における洗浄ノズル22の停止時間を同一とする制御を行うことも可能である。また、位置検知機構41は、位置検知スイッチの数を増設することにより、検知可能な洗浄ノズル22の移動位置数を増やすことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図7ないし図9を参照して説明する。尚、上述した各実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、モータ18の回転軸18aに複数(この場合、3つ)の位置検知機構51,52,53が備えられており、これら位置検知機構51,52,53は、複数(この場合、3つ)のカム54,55,56と複数(この場合、3つ)の位置検知スイッチ57,58,59とを備えてなる。これら3つの位置検知スイッチ57,58,59は、支持枠60の側壁部60aにおいてカム54,55,56にそれぞれ対向する位置に取り付けられている。
次に、本発明の第3の実施形態について図7ないし図9を参照して説明する。尚、上述した各実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、モータ18の回転軸18aに複数(この場合、3つ)の位置検知機構51,52,53が備えられており、これら位置検知機構51,52,53は、複数(この場合、3つ)のカム54,55,56と複数(この場合、3つ)の位置検知スイッチ57,58,59とを備えてなる。これら3つの位置検知スイッチ57,58,59は、支持枠60の側壁部60aにおいてカム54,55,56にそれぞれ対向する位置に取り付けられている。
図8に示すように、カム54の周側部の一部には、その半周にわたって径方向に延出した延出部54aが形成されている。カム55の周側部の一部には、その1/4周にわたって延出した延出部55aが、モータ18の回転軸18aを挟んで対向して形成されている。即ち、これら延出部55aは、カム55の周方向に沿って等間隔(当該カム55の1/4周分の間隔)を有して設けられている。カム56の周側部の一部には、径方向に突出した複数(この場合、4つ)の突出部56aが等間隔(当該カム56の1/4周分の間隔)を有して形成されている。
このような3つの位置検知機構51,52,53を備えた構成によれば、図9に示すように、位置検知スイッチ57,58,59のオン/オフ状態の組み合わせに基づいて、
洗浄ノズル22の移動位置として複数(この場合、8つ)の位置を検知可能となる。例えば、(第1の位置検知スイッチ57:オン)且つ(第2の位置検知スイッチ58:オン)且つ(第3の位置検知スイッチ59:オン)の状態では、洗浄ノズル22が第1の移動位置に移動したことが検知できる。尚、検知可能な洗浄ノズル22の移動位置としては、カム54,55,56の延出部54a,延出部55a,突出部56aの周方向の位置関係や形状を変更することにより、適宜設定することができる。例えば、移動領域Vを周方向に等分する8箇所となるように設定してもよいし、茶碗載置領域B内に6箇所、お椀載置領域Bに2箇所の合計8箇所となるように設定してもよい。
洗浄ノズル22の移動位置として複数(この場合、8つ)の位置を検知可能となる。例えば、(第1の位置検知スイッチ57:オン)且つ(第2の位置検知スイッチ58:オン)且つ(第3の位置検知スイッチ59:オン)の状態では、洗浄ノズル22が第1の移動位置に移動したことが検知できる。尚、検知可能な洗浄ノズル22の移動位置としては、カム54,55,56の延出部54a,延出部55a,突出部56aの周方向の位置関係や形状を変更することにより、適宜設定することができる。例えば、移動領域Vを周方向に等分する8箇所となるように設定してもよいし、茶碗載置領域B内に6箇所、お椀載置領域Bに2箇所の合計8箇所となるように設定してもよい。
本実施形態によれば、それぞれ形状が異なる3つのカム54,55,56と、これら3つのカム54,55,56にそれぞれ対応する3つの位置検知スイッチ57,58,59とからなる3つの位置検知機構51,52,53を備えたことによって、検知可能な洗浄ノズル22の移動位置を8つとすることができ、当該洗浄ノズル22の移動制御を一層細かく行うことが可能となる。
この場合、位置検知機構1つに対する検知可能な洗浄ノズル22の移動位置数は、
検知可能な移動位置数/位置検知機構数=8/3
≒2.67
である。即ち、1つのカムと1つの位置検知スイッチとからなる位置検知機構では、位置検知機構1つに対する検知可能な洗浄ノズル22の移動位置数は1つであるが、本実施形態によれば、検知可能な洗浄ノズル22の移動位置数を効率良く増やすことができる。
検知可能な移動位置数/位置検知機構数=8/3
≒2.67
である。即ち、1つのカムと1つの位置検知スイッチとからなる位置検知機構では、位置検知機構1つに対する検知可能な洗浄ノズル22の移動位置数は1つであるが、本実施形態によれば、検知可能な洗浄ノズル22の移動位置数を効率良く増やすことができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図10を参照して説明する。尚、上述した各実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態の位置検知機構71は、1つのカム72と複数(この場合、4つ)の位置検知スイッチ73,74,75,76とを備えてなる。位置検知スイッチ73は、図10(a)に示すように、洗浄ノズル22が第1の基準位置Kh1(第1の所定範囲H1の一端であり、この場合、茶碗載置領域Aの中央位置から反時計回りに45℃の位置)に移動するごとに、カム72によって動作してオン状態となるようになっている。位置検知スイッチ74は、図10(b)に示すように、洗浄ノズル22が第2の基準位置Kh2(第1の所定範囲H1の他端であり、この場合、茶碗載置領域Aの中央位置から時計回りに45℃の位置)に移動するごとに、カム72によって動作してオン状態となるようになっている。
次に、本発明の第4の実施形態について図10を参照して説明する。尚、上述した各実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態の位置検知機構71は、1つのカム72と複数(この場合、4つ)の位置検知スイッチ73,74,75,76とを備えてなる。位置検知スイッチ73は、図10(a)に示すように、洗浄ノズル22が第1の基準位置Kh1(第1の所定範囲H1の一端であり、この場合、茶碗載置領域Aの中央位置から反時計回りに45℃の位置)に移動するごとに、カム72によって動作してオン状態となるようになっている。位置検知スイッチ74は、図10(b)に示すように、洗浄ノズル22が第2の基準位置Kh2(第1の所定範囲H1の他端であり、この場合、茶碗載置領域Aの中央位置から時計回りに45℃の位置)に移動するごとに、カム72によって動作してオン状態となるようになっている。
また、詳しい図示はしないが、位置検知スイッチ75は、洗浄ノズル22が第3の基準位置Kh3(第2の所定範囲H2の一端であり、この場合、お椀載置領域Bの中央位置から反時計回りに45℃の位置)に移動するごとに、カム72によって動作してオン状態となるようになっている。また、位置検知スイッチ76は、洗浄ノズル22が第4の基準位置Kh4(第2の所定範囲H2の他端であり、この場合、お椀載置領域Bの中央位置から時計回りに45℃の位置)に移動するごとに、カム72によって動作してオン状態となるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
制御装置30は、位置検知スイッチ73から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1の一端(基準位置Kh1)に移動したと判断し、モータ18による回転配管16の回転方向(図3中、矢印M参照)を反転させ、洗浄ノズル22を時計回りに移動させる(図10(a)中、矢印Y1参照)。また、このとき、制御装置30は、洗浄ノズル22の回転方向を反転させてからの経過時間のカウントを開始する。
制御装置30は、位置検知スイッチ73から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1の一端(基準位置Kh1)に移動したと判断し、モータ18による回転配管16の回転方向(図3中、矢印M参照)を反転させ、洗浄ノズル22を時計回りに移動させる(図10(a)中、矢印Y1参照)。また、このとき、制御装置30は、洗浄ノズル22の回転方向を反転させてからの経過時間のカウントを開始する。
そして、制御装置30は、位置検知スイッチ74から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1の他端(基準位置Kh2)に移動したと判断し、モータ18による回転配管16の回転方向(図10(a)中、矢印Y1参照)を反転前の方向に戻し、洗浄ノズル22を反時計回りに移動させる(図10(b)中、矢印Y2参照)。そして、再び、位置検知スイッチ73により洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1の一端(基準位置Kh1)に移動したことが検知されると、制御装置30は、モータ18による回転配管16の回転方向を反転させ、洗浄ノズル22を時計回りに移動させる。これにより、制御装置30は、洗浄ノズル22を第1の所定範囲H1で往復させる。
制御装置30は、このように洗浄ノズル22を第1の所定範囲H1で往復移動させる制御を、洗浄ノズル22の回転方向を第1の所定範囲H1の一端(基準位置Kh1)にて最初に反転させてからの経過時間が所定の往復時間(例えば、1分15秒)に達するまで繰り返す。そして、この所定の往復時間を経過すると、制御装置30は、第1の所定範囲H1における洗浄ノズル22の往復移動を終了し、洗浄ノズル22を第2の所定範囲H2側に旋回移動させる。
尚、詳しい図示はしないが、制御装置30は、位置検知スイッチ75により洗浄ノズル22が第2の所定範囲H2の一端(基準位置Kh3)に移動したことが検知されると、モータ18による回転配管16の回転方向を反転させ、位置検知スイッチ76により洗浄ノズル22が第2の所定範囲H2の他端(基準位置Kh4)に移動したことが検知されると、モータ18による回転配管16の回転方向を反転前の方向に戻す。
そして、再び、位置検知スイッチ75により洗浄ノズル22が第2の所定範囲H2の一端(基準位置Kh3)に移動したことが検知されると、制御装置30は、モータ18による回転配管16の回転方向を反転させ、洗浄ノズル22を時計回りに移動させる。これにより、制御装置30は、洗浄ノズル22を第2の所定範囲H2で往復移動させるようになっている。尚、制御装置30は、このように洗浄ノズル22を第2の所定範囲H2で往復移動させる制御を、洗浄ノズル22の回転方向を第2の所定範囲H2の一端(基準位置Kh3)にて最初に反転させてからの経過時間が所定の往復時間(例えば、30秒)に達するまで繰り返す。
以上に説明したように本実施形態によれば、位置検知スイッチ73,74,75,76によって洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1及び第2の所定範囲H2の一端及び他端に移動したことを検知することに基づいて、洗浄ノズル22を第1の所定範囲H1及び第2の所定範囲H2で往復移動させることができ、当該第1の所定範囲H1及び第2の所定範囲H2の全体に均一に満遍なく洗浄水を供給することができる。
また、第1の所定範囲H1における往復移動時間(この場合、1分15秒)と第2の所定範囲H2における往復移動時間(この場合、30秒)との比を、例えば、それぞれの範囲に対応する洗浄領域に載置された食器の載置状態、汚れ具合、種類などに応じて適宜変更することにより、効果的な洗浄を行うことが可能となる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について図11を参照して説明する。尚、上述した各実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図11(a)に示すように、本実施形態の位置検知機構81は、カム82と位置検知スイッチ83とからなり、洗浄ノズル22が所定の基準位置K(この場合、茶碗載置領域Aとお椀載置領域Bとの中間位置)に移動するごとに、カム82によって位置検知スイッチ83が動作してオン状態となるようになっている。
次に、本発明の第5の実施形態について図11を参照して説明する。尚、上述した各実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図11(a)に示すように、本実施形態の位置検知機構81は、カム82と位置検知スイッチ83とからなり、洗浄ノズル22が所定の基準位置K(この場合、茶碗載置領域Aとお椀載置領域Bとの中間位置)に移動するごとに、カム82によって位置検知スイッチ83が動作してオン状態となるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
制御装置30は、位置検知スイッチ83から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が基準位置Kに移動したと判断する。そして、制御装置30は、検知信号を受信してからの経過時間のカウントを開始するとともに、引き続きモータ18を駆動させて洗浄ノズル22の旋回移動を続行する。検知信号を受信してからの経過時間が第1の所定時間(洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1の一端、即ち、茶碗載置領域Aの中央位置から反時計回りに45℃の位置に移動するまでの時間)に達すると、制御装置30は、モータ18による回転配管16の回転方向を反転させ、洗浄ノズル22を時計周りに移動させる(図11(b)中、矢印Y1参照)。
制御装置30は、位置検知スイッチ83から検知信号を受信すると、洗浄ノズル22が基準位置Kに移動したと判断する。そして、制御装置30は、検知信号を受信してからの経過時間のカウントを開始するとともに、引き続きモータ18を駆動させて洗浄ノズル22の旋回移動を続行する。検知信号を受信してからの経過時間が第1の所定時間(洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1の一端、即ち、茶碗載置領域Aの中央位置から反時計回りに45℃の位置に移動するまでの時間)に達すると、制御装置30は、モータ18による回転配管16の回転方向を反転させ、洗浄ノズル22を時計周りに移動させる(図11(b)中、矢印Y1参照)。
そして、その反転後の経過時間が第2の所定時間(洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1の他端、即ち、茶碗載置領域Aの中央位置から反時計回りに45℃の位置に移動するまでの時間)に達すると、制御装置30は、モータ18による回転配管16の回転方向(図11(b)中、矢印Y1参照)を反転前の方向に戻し、洗浄ノズル22を反転前の方向に移動させる(図11(c)中、矢印Y2参照)。
そして、回転方向を戻してからの経過時間が第3の所定時間(洗浄ノズル22が第1の所定範囲H1の他端から一端に移動するまでの時間)に達すると、制御装置30は、再び、モータ18による回転配管16の回転方向を反転させ、洗浄ノズル22を時計周りに移動させる。これにより、制御装置30は、洗浄ノズル22を第1の所定範囲H1で往復させる。また、制御装置30は、このように洗浄ノズル22を第1の所定範囲H1で往復移動させる制御を、洗浄ノズル22の回転方向を第1の所定範囲H1の一端にて最初に反転させてからの経過時間が所定の往復時間(例えば、1分15秒)を経過するまで繰り返す。
尚、詳しい図示はしないが、この所定の往復時間を経過すると、制御装置30は、第1の所定範囲H1における洗浄ノズル22の往復移動を終了し、洗浄ノズル22を第2の所定範囲H2側に旋回移動させるとともに、第1の所定範囲H1における洗浄ノズル22の往復移動を終了してからの経過時間をカウントする。そして、その経過時間が所定の第4の所定時間(洗浄ノズル22が第2の所定範囲H2の一端、即ち、お椀載置領域Bの中央位置から反時計回りに45℃の位置に移動するまでの時間)を経過すると、制御装置30は、モータ18による回転配管16の回転方向を反転させ、その反転後の経過時間が第5の所定時間(洗浄ノズル22が第2の所定範囲H2の他端、即ち、お椀載置領域Bの中央位置から反時計回りに45℃の位置に移動するまでの時間)に達すると、モータ18による回転配管16の回転方向を反転前の方向に戻すようになっている。
そして、回転方向を戻してからの経過時間が第6の所定時間(洗浄ノズル22が第2の所定範囲H2の他端から一端に移動するまでの時間)に達すると、制御装置30は、再び、モータ18による回転配管16の回転方向を反転させ、洗浄ノズル22を時計周りに移動させる。これにより、制御装置30は、洗浄ノズル22を第2の所定範囲H2で往復移動させるようになっている。尚、制御装置30は、このように洗浄ノズル22を第2の所定範囲H2で往復移動させる制御を、洗浄ノズル22の回転方向を第2の所定範囲H2の一端にて最初に反転させてからの経過時間が所定の往復時間(例えば、30秒)に達するまで繰り返す。
以上に説明したように本実施形態によれば、位置検知スイッチ83によって洗浄ノズル22が基準位置Kに移動したことを検知することに基づいて、洗浄ノズル22を第1の所定範囲H1及び第2の所定範囲H2で往復移動させることができ、当該第1の所定範囲H1及び第2の所定範囲H2の全体に均一に満遍なく洗浄水を供給することができる。
また、第1の所定範囲H1における往復移動時間(この場合、1分15秒)と第2の所定範囲H2における往復移動時間(この場合、30秒)との比を、例えば、それぞれの範囲に対応する洗浄領域に載置された食器の載置状態、汚れ具合、種類などに応じて適宜変更することにより、効果的な洗浄を行うことが可能となる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について図12を参照して説明する。尚、上述した各実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図12に示すように、制御装置30には特定キー91(特定手段に相当)が接続されている。この特定キー91は、例えば、操作パネル31に設けられており、食器洗浄機1の使用者は、特定キー91を操作することによって、上述の各実施形態で示した複数の停止位置T1,T2及び複数の所定範囲H1,H2のうち洗浄ノズル22を停止させる停止位置及び所定範囲を特定できるようになっている。
次に、本発明の第6の実施形態について図12を参照して説明する。尚、上述した各実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図12に示すように、制御装置30には特定キー91(特定手段に相当)が接続されている。この特定キー91は、例えば、操作パネル31に設けられており、食器洗浄機1の使用者は、特定キー91を操作することによって、上述の各実施形態で示した複数の停止位置T1,T2及び複数の所定範囲H1,H2のうち洗浄ノズル22を停止させる停止位置及び所定範囲を特定できるようになっている。
上述の食器かご7においては、例えば、お椀載置領域Bにお椀11などの食器を載置せずに各種運転コースを実行する場合がある。このような場合において、洗浄ノズル22を第2の停止位置T2に停止、或いは、第2の所定範囲H2で往復させると、お椀載置領域Bに噴射される洗浄水が無駄となる。
本実施形態によれば、特定キー91を操作して、洗浄ノズル22を停止させる停止位置として第1の停止位置T1を、或いは、洗浄ノズル22を往復させる所定範囲として第1の所定範囲H1を特定することにより、洗浄ノズル22を第2の停止位置T2に停止させることなく、或いは、第2の所定範囲H2で往復させることなく各種運転コースを実行することができる。このように、洗浄水の噴射領域を食器の載置状態や汚れ具合などに応じて変更することができ、洗浄水の無駄を抑えることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述した各実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
基準位置K,K1,K2、停止位置T1,T2、所定範囲H1,H2、停止時間、往復時間などは、使用する食器かごの種類、食器かごに設けられた食器の載置領域の態様、実際に食器かごに載置した食器の種類,大きさなどに応じて、適宜変更して実施することができる。
本発明は、上述した各実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
基準位置K,K1,K2、停止位置T1,T2、所定範囲H1,H2、停止時間、往復時間などは、使用する食器かごの種類、食器かごに設けられた食器の載置領域の態様、実際に食器かごに載置した食器の種類,大きさなどに応じて、適宜変更して実施することができる。
洗浄ノズル22,23は、回転配管16,17の先端部16b,17bに回転可能に設けられたものに限られるものではなく、例えば、回転配管16,17の先端部16b,17bに固定された固定ノズルであってもよい。
1つのカムに複数の突部を設け、検知可能な洗浄ノズル22,23の移動位置数を増加させるようにしてもよい。このような構成によれば、少ない部品点数で多くの移動位置を検出することができる。
1つのカムに複数の突部を設け、検知可能な洗浄ノズル22,23の移動位置数を増加させるようにしてもよい。このような構成によれば、少ない部品点数で多くの移動位置を検出することができる。
図面中、1は食器洗浄機、3は洗浄槽、5,6,7は食器かご、13は洗浄ポンプ、16,17は回転配管、18,19はモータ(回転駆動手段)、22,23は洗浄ノズル、28,29は位置検知機構(位置検知手段)、91は特定キー(特定手段)を示す。
Claims (9)
- 洗浄槽と、
前記洗浄槽の内部に配置された食器かごと、
前記洗浄槽の内部に回転可能に設けられた回転配管と、
前記回転配管を回転させる回転駆動手段と、
前記回転配管のうち当該回転配管の回転中心に対して偏心した部分に設けられ、前記食器かごに向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、
前記回転配管を通して前記洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄ポンプと、
前記回転配管の回転に伴う前記洗浄ノズルの移動位置を検知する位置検知手段とを備え、
前記位置検知手段の検知結果に基づいて、前記洗浄ノズルの移動を制御可能に構成したことを特徴とする食器洗浄機。 - 前記位置検知手段は、前記洗浄ノズルが所定の基準位置に移動したことを検知するように構成されているとともに、
前記位置検知手段により前記洗浄ノズルが前記基準位置に移動したことが検知されると、前記回転駆動手段による前記回転配管の回転を停止させ、前記洗浄ノズルを所定の停止位置に停止させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。 - 前記位置検知手段の検知結果に基づいて、前記洗浄ノズルを所定範囲で往復させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
- 前記位置検知手段は、前記洗浄ノズルが前記所定範囲の一端及び他端に移動したことを検知するように構成されているとともに、
前記位置検知手段により前記洗浄ノズルが前記所定範囲の一端に移動したことが検知されると、前記回転駆動手段による前記回転配管の回転方向を反転させ、前記位置検知手段により前記洗浄ノズルが前記所定範囲の他端に移動したことが検知されると、前記回転駆動手段による前記回転配管の回転方向を反転前の方向に戻すことにより、前記洗浄ノズルを前記所定範囲で往復させるように構成したことを特徴とする請求項3記載の食器洗浄機。 - 前記位置検知手段は、前記洗浄ノズルが所定の基準位置に移動したことを検知するように構成されているとともに、
前記位置検知手段により前記洗浄ノズルが前記基準位置に移動したことが検知されると、その検知後、第1の所定時間経過時に前記回転駆動手段による前記回転配管の回転方向を反転させ、その反転後、第2の所定時間経過時に前記回転駆動手段による前記回転配管の回転方向を反転前の方向に戻すことにより、前記洗浄ノズルを前記所定範囲で往復させるように構成したことを特徴とする請求項3記載の食器洗浄機。 - 前記位置検知手段を複数備え、これら複数の位置検知手段により前記洗浄ノズルが複数の前記基準位置に移動したことを検知して、前記洗浄ノズルを複数の前記停止位置に停止させるように構成したとともに、
それぞれの前記停止位置における前記洗浄ノズルの停止時間を同一あるいは異なるものとしたことを特徴とする請求項2記載の食器洗浄機。 - 前記位置検知手段を複数備え、これら複数の位置検知手段により前記洗浄ノズルが複数の前記所定範囲に移動したことを検知して、前記洗浄ノズルを複数の前記所定範囲で往復させるように構成したとともに、
それぞれの前記所定範囲における前記洗浄ノズルの往復時間を同一あるいは異なるものとしたことを特徴とする請求項3ないし5の何れかに記載の食器洗浄機。 - 複数の前記停止位置のうち前記洗浄ノズルを停止させる停止位置を特定するための特定手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の食器洗浄機。
- 複数の前記所定範囲のうち前記洗浄ノズルを往復させる所定範囲を特定するための特定手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の食器洗浄機。
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