JP2000279293A - 身飾り品用陳列補助具及びそれを用いた身飾り品陳列構造 - Google Patents

身飾り品用陳列補助具及びそれを用いた身飾り品陳列構造

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JP2000279293A
JP2000279293A JP11089915A JP8991599A JP2000279293A JP 2000279293 A JP2000279293 A JP 2000279293A JP 11089915 A JP11089915 A JP 11089915A JP 8991599 A JP8991599 A JP 8991599A JP 2000279293 A JP2000279293 A JP 2000279293A
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Takayuki Tanio
孝行 谷生
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Zaza International KK
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ZAZA INTERNATIONAL KK
Zaza International KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピアス等の身飾り品に用いられる陳列補助具
において、ピアスのピンの抜き挿しによる着脱時に、ピ
ンの変形が起こりにくい身飾り品用陳列補助具を提供す
る。 【解決手段】 柔軟性を有するゴム材料、あるいは発泡
高分子材料(発泡ゴム及び柔軟性を有する発泡プラスチ
ック材料)等の柔軟性を有する弾性材料により構成され
た装着部材2の挿通孔9に対し、身飾り品側に形成され
た挿し込み部7を差し入れて保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身飾り品用陳列補
助具及びそれを用いた身飾り品陳列構造に関する。
【0002】
【従来の技術】身飾り品用陳列補助具の一形態として、
身飾り品を装着させる板状の装着部材が、垂直方向又は
後方に傾いて設けられ、これが台座で支持される形態の
ものや、板状の装着部材の上端部に折り返しを形成して
掛持される形態のものがある。このような陳列補助具を
用いて陳列される身飾り品は、主に、ピアス及びイヤリ
ングであり、装着形態は、ピアスの場合、耳たぶに穿孔
された孔に挿通させるためのピンを、装着部材に形成さ
れる貫通孔に挿通させ、イヤリングの場合、耳たぶを挟
持するネジ状あるいはクリップ状の挟持部で装着部材を
挟持させるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の身
飾り品用陳列補助具は、例えば、樹脂等の比較的硬質な
板により形成されるものであり、これに設けられる貫通
孔に抜き挿しされるピアスのピンは、貴金属等の比較的
柔軟な材料で細い線状に形成されるものであるため、ピ
アスを着脱する際に、ピンが貫通孔と擦れ合うことで容
易に変形してしまう。このような不都合は、ピアスのピ
ンが軸状の場合では、ピンを貫通孔に対して傾けて抜き
挿ししてしまうことで起きるが、ピンが釣り針状に湾曲
するタイプのピアス(フック式ピアス)では、ピアスを
ピンの形状に合わせてひねりながら着脱しなくてはなら
ないため、装着部材の貫通孔と擦れ合いやすく、ピンの
変形も頻繁に起きてしまう。このようにピンが変形して
しまったピアスは、商品価値が損なわれてしまうので、
陳列している商品にこのような変形が多発することは、
販売店にとって大きな損害につながる。
【0004】そこで、装着部材に形成される貫通孔を、
ピアスのピンの外径に対して大きく形成し、着脱時に互
いに擦れ合うことを避けることもできるが、貫通孔を大
きくし過ぎると、装着したピアスがしっかり固定されず
にガタつき、装飾部の重みによりピアスが傾いてしまう
ことがある。こうなると、消費者に見せるべき装飾部が
よく見えない格好で陳列されることになる。すなわち、
貫通孔を大きくするには限度があり、ピンの変形を完全
に防止することは難しいのが現状である。
【0005】また、イヤリングは、装着部材を挟持する
形態で装着されるが、装着部材は、イヤリングが本来挟
持する耳たぶよりも薄くて硬い板で、表面も滑らかであ
るため、装着部材をしっかりと挟持することができず、
簡単に脱落してしまうことがある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述の課
題を解決するために、本発明の身飾り品用陳列補助具
は、柔軟性を有する弾性材料により構成されるととも
に、陳列すべき身飾り品側に形成された挿し込み部を着
脱可能に挿通・装着するための挿通孔が貫通形態で形成
され、その挿通孔を弾性的に押し拡げながら挿し込み部
を挿通することによる、弾性材料の挿通孔径方向の弾性
復帰力、及び、先端を突出させる形態で挿通孔に挿入さ
れた挿し込み部の基端側に一体化された身飾り品本体部
と、その挿し込み部の突出先端側に着脱可能に固着され
る抑さえ部材との間で圧縮されることによる、それら身
飾り品本体部と抑さえ部材との間での弾性材料の弾性復
帰力、の少なくともいずれかに基づいて、身飾り品を保
持する装着部材と、挿通孔の両側の開口周縁部を少なく
とも露出させる形にて、装着部材を支持する支持部材
と、その支持部材に一体化されるとともに、該支持部材
を介して装着部材を、陳列空間内に形成された被設置部
位に設置する設置手段と、を含むことを特徴とする。
【0007】また、本発明の身飾り品陳列構造は、柔軟
性を有する弾性材料により構成されるとともに、挿通孔
が貫通形態で形成された装着部材と、挿通孔の両側の開
口周縁部を少なくとも露出させる形にて支持する支持部
材と、その支持部材に一体化されるとともに、該支持部
材を介して装着部材を、陳列空間内に形成された被設置
部位に設置する設置手段とを含む陳列補助具に対し、陳
列すべき身飾り品側に形成された挿し込み部を挿通孔に
着脱可能に挿通・装着し、その挿通孔を弾性的に押し拡
げながら挿し込み部を挿通することによる、弾性材料の
挿通孔径方向の弾性復帰力、及び、先端を突出させる形
態で挿通孔に挿入された挿し込み部の基端側に一体化さ
れた身飾り品本体部と、その挿し込み部の突出先端側に
着脱可能に固着される抑さえ部材との間で圧縮されるこ
とによる、それら身飾り品本体部と抑さえ部材との間で
の弾性材料の弾性復帰力、の少なくともいずれかに基づ
いて身飾り品を保持しつつ、設置手段により装着部材を
支持部材を介して被設置部位に設置した構造を有するこ
とを特徴とする。
【0008】この構造によれば、柔軟性を有するゴム材
料、あるいは発泡高分子材料(発泡ゴム及び柔軟性を有
する発泡プラスチック材料)等の柔軟性を有する弾性材
料により構成された装着部材の挿通孔に対し、身飾り品
側に形成された挿し込み部を差し入れて保持させる。例
えば、挿し込み部を、これよりも小径の挿通孔に押し入
れる場合は、柔軟な弾性材料の径方向の弾性復帰力にて
挿し込み部がしっかりと保持されるとともに、挿し込み
部がピアスのピンのように、貴金属等の比較的柔軟な材
料で細い線状に形成されたものである場合も、装着部材
が柔軟な弾性材料で構成されていることから、これを着
脱する際の変形が起こりにくい。
【0009】他方、挿し込み部を、これよりも大径の挿
通孔に挿通する場合も、身飾り品本体部と抑さえ部材と
の間での弾性材料の弾性復帰力により、これを確実に固
定できる。従って、装着したピアス等の身飾り品にガタ
つきや傾きを生じたり、滑り落ちたりといった不具合を
効果的に防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示すいくつかの実施例を参照しつつ説明する。図1
に示す、身飾り品用陳列補助具の第一実施例であるアク
セサリースタンド(以下、単にスタンドという)1は、
以下のごとく、本発明の身飾り品用陳列補助具として構
成されている。すなわち、発泡ゴム等の柔軟性を有する
弾性材料により構成された装着部材たるホルダ2に、陳
列すべき身飾り品6側に形成された挿し込み部7を着脱
可能に挿通・装着するための挿通孔9が貫通形態で形成
されている。挿し込み部7が挿通孔9より小径に形成さ
れている場合はホルダ2は、その挿通孔9を弾性的に押
し拡げながら挿し込み部7を挿通することによる、弾性
材料の挿通孔9の径方向の弾性復帰力に基づいて、身飾
り品6を保持する形となる。他方、図2に示すように、
先端側を突出させる形態で挿通孔9に挿入された挿し込
み部7の基端側に一体化された身飾り品本体部6aと、
その挿し込み部7の突出先端側に着脱可能に固着される
抑さえ部材8との間で圧縮されることによる、それら身
飾り品本体部と抑さえ部材との間での弾性材料の弾性復
帰力に基づいて、身飾り品6を保持する形とすることも
できる。この場合、挿し込み部7は挿通孔9より大径に
形成されていても、小径に形成させる形となっていて
も、いずれでもよいが、後者の場合は弾性材料の挿通孔
9の径方向の弾性復帰力も、身飾り品6への保持力とし
て作用する。
【0011】他方、スタンド1は、挿通孔9の両側の開
口周縁部を少なくとも露出させる形にて、装着部材たる
ホルダ2を支持する支持部材3を有するとともに、その
支持部材3に一体化され、該支持部材3を介してホルダ
2を、陳列空間内に形成された被設置部位(この場合、
例えば、図1に示すような、水平な設置面P)に設置す
る設置手段4を含む。
【0012】具体的には、支持部材3は樹脂,金属等、
ホルダ2よりは剛性の高い材質で板状に形成され、基板
部材であるベース3とされている。このベース3は、上
端3bが下端3cよりも後方にずれるようにして、やや
後方に傾く形態で設けられ、その下端3cから下方に形
成される狭幅な板状の連結部5で設置手段たる台座4と
連結してベース本体103を形成し、さらに、ベース3
の表面にホルダ2を貼着したものである。スタンド1
は、身飾り品たるピアス6等をホルダ2に装着して保持
させ、図示しない陳列用の棚や台の設置面に台座4によ
り並べて陳列される。
【0013】なお、ベース本体103の形態は、上述の
ものに限られるものではなく、ベース3と台座4とを繋
ぐ連結部5が、ベース3と区別なく同じ幅で板状に形成
されてもよいし、ベース3の上端3b側から屈曲して下
方に形成される同じ幅又は狭幅の板状のものでもよい
し、ベース3と台座4のそれぞれの略中央を繋ぐ柱状に
形成されるものであってもよい。このことは、これから
示す全ての実施例にも当てはまることである。
【0014】また、図1(a)の挿通孔9に、同図
(b)及び(c)のようなアタッチメント2aのピン2
bを差し込み、そのアタッチメント2aのピン2bとほ
ぼ直角な横方向の溝2dに、例えばピアス6’を横向き
に吊り下げて支持することもできる。こうすれば、ピア
スを側面から見る場合と比べてピアス6’の形状が正面
から明瞭に把握できる。なお、ピン2bの先端には抜止
め用のストッパ(大径部)2cを形成してもよい。さら
に同図(d)に示すように、ホルダ2とベース3の2重
構造ではなく、ベース3を省略して所定厚さのゴム等か
らなるホルダ2の単一構造とし、挿通孔9の裏側開口に
座ぐり部2eを形成して、挿通孔9の孔長をホルダ2の
厚さより小さくすることができる。
【0015】また、図2(a)のホルダ2とベース3と
は例えば接着により一体化するが、同図(d)のよう
に、例えばホルダ2又はベース3に、ベース3又はホル
ダ2の端部を抱き込む(又は抱え込む)ような保持部2
iを設け、これによって形成された溝2h等の装着部
に、ベース3又はホルダ2の端部を着脱可能に装着(差
込み等)する構造としてもよい。同図(c)は、ホルダ
2fをベース3に着脱可能に装着するために、ベース3
の孔3aに着脱可能に嵌合する筒状部2g等の嵌合部を
備えたホルダ2fを示すものであり、ホルダ2fとベー
ス3とはこのような嵌合構造により着脱可能に一体化さ
れる。
【0016】また、ホルダ2は、挿通孔9,9が厚さ方
向に貫通して形成される板状に形成され、ベース3(基
板部材)には、その板状のホルダ2が表面側に重ね合わ
せる形で固着され、そのベース3の挿通孔9,9に対応
する位置に、該挿通孔9,9よりも大きい開口部3a,
3aが形成されている。板状のベース3に柔軟なホルダ
2を重ねることによりこれを安定的に支持でき、かつベ
ース3の開口部3a,3aにおいてホルダ2の挿通孔
9,9に挿し込み部7,7を容易に挿通できる。
【0017】装着部材たるホルダ2には、2個の身飾り
品6,6を対にして陳列するために、それら身飾り品
6,6のそれぞれに対応する2つの挿通孔9,9が形成
されている。これにより、イヤリングやピアスなど、2
個で1対をなす身飾り品を見栄えよく陳列することが可
能となる。図1及び図2においては、左右対象となる位
置に、2個の貫通孔9,9をピアス6の軸状の挿し込み
部たるピン7の挿入を許容するように形成することで、
対をなすピアス6,6を分離させることなくペアにして
着脱可能に保持できるようにしている。また、ピアス6
の着脱時に、軸状のピン7が、挿通孔9と擦れる又は挿
通孔9に対して傾けて抜き挿しされた場合は、挿通孔9
及びその周囲を形成しているホルダ2が、自身の柔軟性
により容易に変形するので、ピン7の変形が防止され、
商品として陳列されるピアス6の破損を防ぐ。
【0018】なお、図11、12に示す、湾曲した釣り
針状ピン27を有するピアス(フック式ピアス)26,
26’は、着脱の際にピン27の形状にあわせてひねり
ながら抜き挿ししたとき、挿通孔9との擦れ合いが不可
避的に生ずる。しかし、挿通孔9及びその周囲を形成し
ているホルダ2が柔軟弾性材料で形成されて容易に変形
可能なので、ピン27を変形させる心配はない。
【0019】また、図13に示す、鎖37の両端に装飾
部36a,36bを有する鎖式ピアス(アメリカンピア
ス)では、着脱の際に挿通孔9を通り抜けなければなら
ない方の装飾部36b(又は36:この場合、鎖37あ
るいは装飾部36b、36aが挿し込み部となる)が、
挿通孔9と擦れあっても、ホルダ2が柔軟性を有してい
るので、装飾部36b(又は36)の表面に傷がついた
り変形することがなく、商品の破損を防止できる。つま
り、上述のように、いかなる形状のピアスであっても、
ホルダ2の柔軟性及び弾性により、スタンド1への着脱
時に破損することを防止できる。
【0020】なお、図2(a)に示すように、ホルダ2
に形成される挿通孔9は、ここに抜き挿しされるピン7
の外径よりも小さく形成され、圧入されるピン7を把持
するものであってもよいし、同図(b)に示すように、
ピン7との間に僅かな隙間が生じるように、ピン7の外
径よりも大きく形成され、挿通孔9へ挿入したピン7に
抑さえ部材たるピアスキャッチ8を装着することでピア
ス6を保持するものであってもよい。
【0021】そして、ホルダ2の厚さ及び柔軟性は、挿
通孔9に装着されるピアス6の保持に耐え、ピアス6の
着脱時には、ピン7のスムーズな移動を許容するととも
に自身が容易に変形することでピン7を変形させない程
度であることが好ましい。なお、ホルダ2は、ピン7の
着脱に伴って挿通孔9及びその周辺が変形したり、圧入
によって挿通孔9が拡開されても、弾性復帰力により所
期の形態に戻るので、挿通孔9の形状は、長期間にわた
り保たれ、繰り返しピアス6等の身飾り品を装着・保持
することが可能である。また、ベース3には、貼着され
るホルダ2の挿通孔9と対応する箇所に貫通孔3aを形
成し、挿入されるピン7が突き出ることを許容するとと
もに、貫通孔3aをホルダ2の挿通孔9よりも大きく形
成することで、ピン7を傾けて抜き挿ししても、硬質な
ベース3とは接触しないですむので、ピン7の変形を避
けられる。
【0022】図3,4に示すように、スタンド1は、ピ
アス以外の身飾り品、例えば、イヤリング17を着脱可
能に保持し、陳列することも可能である。イヤリング1
7は、U字形の金具18で、装飾部17aを有する側の
端部に設けられる耳たぶとの当接部18aと、他端部に
設けられる雌ねじ孔18bに螺合する雄ねじ19の先端
に形成される耳たぶ押さえ19aとで、ホルダ2を挟み
込んで保持される。なお、ホルダ2は、柔軟性及び弾性
を有しているので、ベース3の開口部3aを通過した雄
ねじ19をさらにねじ込んで前進させると、耳たぶ押さ
え19aがホルダ2を変形させながら食い込み、ホルダ
2をしっかりと挟み込むので陳列中に滑り落ちて脱落し
てしまうようなことはない。もちろん、このスタンド1
は、別のタイプのイヤリング、例えば、耳たぶの挟持方
法がクリップ式あるいはネジとクリップを合わせ持った
タイプものでも同様に陳列することができる。
【0023】図5に、身飾り品用陳列補助具の第二実施
例を示す。第一実施例のスタンド1と重複する部分につ
いては同一の符号とし、詳細な説明を省略する。該第二
実施例のスタンド11においては、装着部材たるホルダ
2は、挿通孔9,9が厚さ方向に貫通して形成される板
状に形成され、支持部材13は、その板状のホルダ2の
周縁部を保持する枠状に形成される。枠状の支持部材1
3により柔軟なホルダ2を安定的に支持でき、かつ挿通
孔9,9に対する挿し込み部の挿通が容易である。ここ
では、ベース本体113の基板部材たるベース13の中
央に開口部13aを貫通して設け、ホルダ2をここに嵌
め込む形となっている(すなわち、支持部材13は、装
着部材2を板圧方向に着脱可能に嵌合させる開口部13
aが形成された基板部材となっている)。ホルダ2は、
開口部13aに着脱可能に嵌合し、必要に応じて交換で
きるので、多種の身飾り品の陳列に柔軟に対応できる。
その形状はここでは長方形であるが、円形,楕円形及び
その他の多角形(例えば、三角形,菱形や五角形以上の
多角形)等いかなる形状でもよく、嵌め込まれるホルダ
2の形状と対応していればよい。
【0024】図6〜8に、ベース13の開口部13a
と、ホルダ2との嵌合形態の具体例1〜3を示す。ま
ず、図6に示す具体例1では、ホルダ2(装着部材)の
開口部13aの内周面に、ホルダ2の外周縁部に形成さ
れた凸条部又は溝部(ここでは溝部2aを嵌合するため
の溝部又は凸条部(ここでは凸条部13b)が形成され
ている。具体的には、板状に形成されるホルダ2の側面
厚さ方向中間部に周溝2aを形成し、他方、ベース3に
形成される開口部13aには、孔を形成する断面から、
周溝2aと係合可能に突出する凸条部としての係合ツメ
13bを周方向に連続的又は断続的に形成している。こ
の係合ツメ13bと周溝2aとを互いに係合させなが
ら、ホルダ2を開口部13aに嵌め合わせて一体に組み
込むが、ホルダ12は、柔軟性及び弾性を備えているの
で、組み込み及び取り外し時には、一旦変形することで
着脱を容易に行うことができる。
【0025】図7に示す具体例2は、ホルダ2には、側
面の厚さ方向中間部に周溝2aを設け、装着面2eと相
対する裏面2f側から、少なくとも挿通孔9付近に凹部
2bを形成して、挿通孔9付近の厚さをピアス6(図
2)の着脱に適する厚さに調節し、ベース3の開口部3
aには、具体例1と同様に周溝2aとの係合ツメ13b
を形成し、これらを互いに係合させながら、ホルダ2を
開口部13aに嵌め合わせて一体に組み込む。
【0026】図8に示す具体例3では、ベース3には、
開口部13aの内周面に凸条部あるいは溝が形成され
ず、他方、ホルダ2には、側面の厚さ方向中間部に溝2
aが、開口部13aの厚さと同程度の幅に形成され、開
口部13aの内周縁が嵌合するようになっている。な
お、ホルダ2は、装着面2eと相対する裏面2fから、
少なくとも挿通孔9の付近に凹部2bを設け、挿通孔9
付近を適当な厚さに調整することが望ましい。
【0027】図9に第二実施例の変形例を示す。ホルダ
2には、1個の挿通孔9と1個のフック12とが横方向
に並んで形成されている。フック12は、ホルダ2に一
体に設けられてもよいし、別体に形成されたものを固定
してもよい。この実施例においてフック12は、装着面
2eに形成される突起12bの突出方向の中間に、突出
方向に対して略直交する切り込み溝12aを設けたもの
で(図10)、切り込み溝12aは上方に開放して形成
され、水平に保った軸状のピン7の中間部を切り込み溝
12aに沿って上方から降ろし入れて、フープ式ピアス
16の側面を手前に向けて掛持することが可能である。
つまり、環状に形成されるフープ式ピアス16,16の
正面及び側面を手前に向けて、ペアで並べた形態で陳列
することができ、消費者に商品の特徴をより分かりやす
く示すことができる。
【0028】なお、この変形例に示すスタンド11を用
いて、1対のピアスを正面と側面の両方を見せることで
有効に陳列することが可能である。また、陳列対象とな
るピアスは、上述のフープ式ピアス16(図9)以外
に、釣り針状のピン27を有するフック式ピアス26
(図11)、釣り針状のピン27の先端をカバーするピ
アスキャッチ28を有するフック式ピアス26’(図1
2)、あるいは鎖37の両端に装飾部36a、36bを
有する鎖式ピアス(アメリカンピアス)36(図13)
等についても適用可能である。いずれも側方からの外観
が特徴的であるピアスであり、そのデザイン的な特徴や
構造上の長所等を示しながら陳列することができる。
【0029】図14に、身飾り品用陳列補助具の第三実
施例を示す。第一及び第二実施例のスタンド1,11と
重複する部分については同一の符号とし、詳細な説明を
省略する。この実施例に係るスタンド21は、ベース本
体123の板状のベース23(基板部材)に、2個の貫
通孔を設けて開口部23a,23aを形成し、それぞれ
に、ホルダ22,22を嵌め込むようになっている(す
なわち、ベース23には、開口部が少なくとも2つ形成
されており、それら開口部23a,23aの少なくとも
1つのものの内側に挿通孔9,9が位置するように、装
着部材22が該基板部材に対し取り付けられる)。この
構成は、対をなす身飾り品の種別に応じてホルダ22,
22を個別に交換できる利点を有する。図14では、ホ
ルダ22,22は各開口部23aに着脱可能に嵌合し、
挿通孔9をそれぞれ1個ずつ有してピアス6,6(図
1)等の対をなす身飾り品をペアで装着して保持する
(すなわち、基板部材たるベース23には、2個の開口
部23a,23aのそれぞれに対し、挿通孔9,9がそ
の内側に位置するように装着部材たるホルダ22,22
が取り付けられている)。なお、ベース23の開口部2
3aと、ホルダ22との嵌合形態は、同じく第二実施例
の具体例1〜3(図6〜8)で示す嵌合形態と同様のも
のを採用可能である。
【0030】他方、図15では、ベース23に形成され
る開口部13a,13aの一方にはホルダ22を、他方
には掛持部材であるフックパーツ32を嵌め込んでいる
(すなわち、基板部材たるベース23に、身飾り品を着
脱可能に掛持するためのフック12が表面に突出形成さ
れた掛持部材32が、開口部13a,13aの1つのも
のの内側に該フック12が位置する形で取り付けられて
いる)。開口部13a,13aにの片側にこのようなフ
ックパーツ32をはめ込むことで、より変化に富んだ陳
列形態が実現される。また、ここでは、掛持部材たるフ
ックパーツ32と装着部材たるホルダ22とを互いに別
体に形成して、各々基板部材たるベース23に対し着脱
可能に取り付けるようにしているが、これにより図15
に示すようにフックパーツ32とホルダ22とを併用す
る形態や、図14に示すようにホルダ22,22のみを
使用する形態など、同じベース23を用いて種々の陳列
形態を実現できる利点が生ずる。
【0031】なお、フックパーツ32を組み込むとき
に、切り込み溝12aの開放される部分を上方にして嵌
め込むことができる。これにより、ピアス、例えば、フ
ープ式ピアス16の側面を手前に向けて軸状のピン7
(被掛接部)を掛持させ、環状に形成されるフープ式の
ピアス16,16の正面及び側面を同時に手前に向け
て、ペアで並べて陳列することができ、消費者に商品の
特徴をより分かりやすく示すことができる。なお、フッ
クパーツ32の開口部23aへの嵌合形態は、ホルダ2
2と同じく図6〜8に示す嵌合形態のいずれを採用して
もよい。
【0032】なお、掛持部材たるフックパーツ32は、
開口部13aの内側に嵌合する形態の他、開口部13a
内にフックが位置するように基板部材に裏側から重ね合
わされる形で、当該基板部材に貼着等により取り付ける
形等としてもよい。
【0033】また、図16に示すように、ピアスの直線
的な針部(ピン)以外に、湾曲したワイヤー部46を弾
性的な挿通孔9へ差し込んで支持することもできる。要
は、そのワイヤー部46が金製品等の柔らかい素材で
も、挿通孔9がシリコンゴム等の柔軟部分に形成されて
いるところから、展示の段階でそのワイヤー部46が曲
がって商品価値を無くし又は減じてしまうことが回避さ
れる。
【0034】図17〜22にベース本体の具体例1〜6
を示す。図17に示す具体例1のベース本体123’
は、板状のベース23’,23’が後方に傾く形態でそ
れぞれ異なる高さに独立して設けられ、板状の連結部5
と固定されて台座4に支持される。各ベース23’に
は、開口部23aがそれぞれ1個ずつ設けられ、図示し
ないホルダ22やフックパーツ32を嵌め込み、2個で
1対をなす身飾り品を高さ違いに陳列することができ、
ベース本体123’自身が見た目にもおもしろく、人目
を引く形状に形成される。
【0035】図18に示す具体例2では、ベース本体1
23’は、板状のベース23’,23’を有し、これを
例えば、ハート形等に形成してさらに開口部23aを設
け、それぞれ柱状の連結部5,5で台座4に固定する形
となっている。なお、ベース23’の形状は、同図に示
すハート形に限らず、円形や多角形あるいは星形、花
形、木の葉形等様々にデザインされた形状をはじめ、種
々の形に体裁よく形成すればよい。
【0036】図19に示す具体例3のベース本体223
は、設置手段として、支持部材たるベース本体223に
一体化されるとともに、該ベース本体223を被設置部
に対し吊り下げ形態で取り付けるための掛持部23bを
含む。具体的には、板状のベース23が開口部23a,
23aを有し、その上端部23bを下方に折り返すこと
で、掛持部24を形成して、図示しない陳列用の棚,棒
やフック等へ掛着可能な形態に形成している。この構成
によれば、ベース本体223の構造が単純化され、また
スペースが小さい場合でも吊り下げ形態により効果的な
陳列が可能である。
【0037】図20に示す具体例4のベース本体223
は、板状のベース23の上端部23bを下方に折り返し
て形成した掛持部24を有し、掛着可能なものである。
また、開口部23a,23aを有し、片方または両方の
開口部23aの下部に切欠部25を形成している。すな
わち、装着部材たるホルダ22あるいはフックパーツ3
2を保持する部分、ここでは一方の開口部23aの近傍
に、身飾り品の一部を補助的に支持するための切欠部2
5を形成している。例えば、イヤリング17(図3)や
フープ式ピアス16(図9)等の身飾り品を、この切欠
部25にその一部を通り抜けさせる形態で装着して陳列
することが可能となる。
【0038】図21に示す具体例5では、ベース本体2
23は、具体例4のベース本体223(図20)と同様
の掛持部24と開口部23a、23aを有するベース2
3を備える。そして、そのベース23には、開口部23
a,23aの片方(又は両方)の下部に切欠部25が形
成され、その切欠部25を塞ぐ蓋部35が、例えば蝶番
部35a等により回動可能に取り付られている。この蓋
部5により、開閉可能に装着される身飾り品の形状によ
って切欠部25を開放したり、塞いだりすることができ
るようになっている。
【0039】また、図22に示す具体例6では、切欠部
25がスライド式の蓋部45により開閉可能に塞がれる
ようになっている。ここでは、蓋部45は、切欠部25
aの上下縁に対応して形成されたレール部223aに嵌
まり込んでスライド移動可能とされ、装着される身飾り
品の形状によって切欠部25を開放したり、塞いだりす
ることができるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の身飾り品用陳列補助具の第一実施例た
るアクセサリースタンドを示す斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】第一実施例の使用例を示す斜視図。
【図4】図3のB−B断面図。
【図5】本発明の身飾り品用陳列補助具の第二実施例た
るアクセサリースタンドを示す斜視図。
【図6】ベースと開口部との嵌合形態の具体例1を示す
図5のC−C断面図。
【図7】同じく嵌合形態の具体例2を示す図5のC−C
断面図。
【図8】同じく嵌合形態の具体例3を示す図5のC−C
断面図。
【図9】第二実施例の変形例を示す斜視図。
【図10】図9のD−D断面図。
【図11】フック式ピアスを示す斜視図。
【図12】フック式ピアスの変形例を示す斜視図。
【図13】鎖式ピアス(アメリカンピアス)を示す斜視
図。
【図14】本発明の身飾り品用陳列補助具の第三実施例
たるアクセサリースタンドを示す斜視図。
【図15】その変形例を示す斜視図。
【図16】身飾り品の変形例を示す図。
【図17】ベース本体の具体例1を示す斜視図。
【図18】同じくベース本体の具体例2を示す斜視図。
【図19】同じくベース本体の具体例3を示す斜視図。
【図20】同じくベース本体の具体例4を示す斜視図。
【図21】同じくベース本体の具体例5を示す斜視図。
【図22】同じくベース本体の具体例6を示す斜視図。
【符号の説明】
1,11,21 身飾り品用陳列補助具(アクセサリー
スタンド,スタンド) 2,22 装着部材(ホルダ) 2a 周溝 2b 凹部 2e,32e 装着面(表面) 2f 裏面 3,13,23 基板部材(ベース) 3a,13a,23a,23a’ 開口部 3b 上端 3c 下端 4 台座 5 連結部 6 ピアス 7 ピン(挿し込み部) 8 ピアスキャッチ 9 挿通孔 12 フック 12a 切り込み溝 12b 突起 13b 係合ツメ 16 ピアス(フープ式ピアス) 17 イヤリング 17a 装飾部 18 金具 18a 当接部 18b 雌ねじ孔 19 雄ねじ 19a 耳たぶ押さえ 23b 上端 24 掛持部 25 切欠部 26,26’ ピアス(フック式ピアス) 27 ピン(釣り針状ピン) 28 ピアスキャッチ 32 掛持部材(フックパーツ) 35,45 蓋部 36 ピアス(アメリカンピアス,鎖式ピアス) 37 鎖 46 ネックレス(ペンダント) 46a 装飾部 46b 鎖 46c 連結金具 46d 貫通孔 103,113,123,123’,223 ベース本

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柔軟性を有する弾性材料により構成され
    るとともに、陳列すべき身飾り品側に形成された挿し込
    み部を着脱可能に挿通・装着するための挿通孔が貫通形
    態で形成され、 その挿通孔を弾性的に押し拡げながら前記挿し込み部を
    挿通することによる、前記弾性材料の挿通孔径方向の弾
    性復帰力、 及び、先端を突出させる形態で前記挿通孔に挿入された
    挿し込み部の基端側に一体化された身飾り品本体部と、
    その挿し込み部の突出先端側に着脱可能に固着される抑
    さえ部材との間で圧縮されることによる、それら身飾り
    品本体部と抑さえ部材との間での前記弾性材料の弾性復
    帰力、 の少なくともいずれかに基づいて、前記身飾り品を保持
    する装着部材と、 前記挿通孔の両側の開口周縁部を少なくとも露出させる
    形にて、前記装着部材を支持する支持部材と、 その支持部材に一体化されるとともに、該支持部材を介
    して前記装着部材を、陳列空間内に形成された被設置部
    位に設置する設置手段と、 を含むことを特徴とする身飾り品用陳列補助具。
  2. 【請求項2】 前記装着部材は、前記挿通孔が厚さ方向
    に貫通して形成される板状に形成され、 前記支持部材は、その板状の前記装着部材が表面側に重
    ね合わせる形で固着される基板部材とされ、その基板部
    材の前記挿通孔に対応する位置に、該挿通孔よりも大き
    い開口部が形成される請求項1に記載の身飾り品用陳列
    補助具。
  3. 【請求項3】 前記装着部材は、前記挿通孔が厚さ方向
    に貫通して形成される板状に形成され、前記支持部材
    は、その板状の前記装着部材の周縁部を保持する枠状に
    形成されるものである請求項1記載の身飾り品用陳列補
    助具。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、前記装着部材を板厚方
    向に着脱可能に嵌合させる開口部が形成された基板部材
    である請求項3記載の身飾り品用陳列補助具。
  5. 【請求項5】 前記支持部材の前記開口部の内周面に
    は、前記装着部材の外周縁部に形成された凸条部又は溝
    部を嵌合するための溝部又は凸条部が形成されている請
    求項4に記載の身飾り品用陳列補助具。
  6. 【請求項6】 2個の身飾り品を対にして陳列するため
    に、前記装着部材には、それら身飾り品のそれぞれに対
    応する2つの前記挿通孔が形成されている請求項1ない
    し5のいずれかに記載の身飾り品用陳列補助具。
  7. 【請求項7】 前記基板部材には、前記開口部が少なく
    とも2つ形成されており、それら開口部の少なくとも1
    つのものの内側に前記挿通孔が位置するように、前記装
    着部材が該基板部材に対し取り付けられる請求項2、4
    〜6のいずれかに記載の身飾り品用陳列補助具。
  8. 【請求項8】 前記基板部材には、2個の前記開口部の
    それぞれに対し、前記挿通孔がその内側に位置するよう
    に前記装着部材が取り付けられる請求項7記載の身飾り
    品用陳列補助具。
  9. 【請求項9】 前記基板部材には、身飾り品を着脱可能
    に掛持するためのフックが表面に突出形成された掛持部
    材が、前記開口部の1つのものの内側に該フックが位置
    する形で取り付けられている請求項7記載の身飾り品用
    陳列補助具。
  10. 【請求項10】 前記掛持部材は、前記基板部材の前記
    開口部の内側に嵌合するか、又は前記開口部内に前記フ
    ックが位置するように前記基板部材に重ね合わされる形
    で、当該基板部材に取り付けられる請求項9記載の身飾
    り品用陳列補助具。
  11. 【請求項11】 前記掛持部材と前記装着部材とは互い
    に別体に形成され、各々前記基板部材に対し着脱可能に
    取り付けられる請求項10記載の身飾り品用陳列補助
    具。
  12. 【請求項12】 前記基板部材は、前記装着部材を保持
    する部分の近傍に、前記身飾り品の一部を補助的に支持
    するための切欠部が形成される請求項1ないし11のい
    ずれかに記載の身飾り品用陳列補助具。
  13. 【請求項13】 前記切欠部を開閉可能に塞ぐ蓋部が設
    けられている請求項12に記載の身飾り品用陳列補助
    具。
  14. 【請求項14】 前記設置手段は、前記支持部材に一体
    化されるとともに、該支持部材を下側から保持しつつこ
    れを前記被設置設置部位としての面上に置くための台座
    を含むものである請求項1ないし13のいずれかに記載
    の身飾り品用陳列補助具。
  15. 【請求項15】 前記設置手段は、前記支持部材に一体
    化されるとともに、該支持部材を被設置部に対し吊り下
    げ形態で取り付けるための掛持部を含む請求項14記載
    の身飾り品用陳列補助具。
  16. 【請求項16】 前記掛持部は、前記基板部材の上端部
    を下方へ折り返して形成されるものである請求項15記
    載の身飾り品用陳列補助具。
  17. 【請求項17】 柔軟性を有する弾性材料により構成さ
    れるとともに、挿通孔が貫通形態で形成された装着部材
    と、前記挿通孔の両側の開口周縁部を少なくとも露出さ
    せる形にて支持する支持部材と、その支持部材に一体化
    されるとともに、該支持部材を介して前記装着部材を、
    陳列空間内に形成された被設置部位に設置する設置手段
    とを含む陳列補助具に対し、陳列すべき身飾り品側に形
    成された挿し込み部を前記挿通孔に着脱可能に挿通・装
    着し、 その挿通孔を弾性的に押し拡げながら前記挿し込み部を
    挿通することによる、前記弾性材料の挿通孔径方向の弾
    性復帰力、及び、先端を突出させる形態で前記挿通孔に
    挿入された挿し込み部の基端側に一体化された身飾り品
    本体部と、その挿し込み部の突出先端側に着脱可能に固
    着される抑さえ部材との間で圧縮されることによる、そ
    れら身飾り品本体部と抑さえ部材との間での前記弾性材
    料の弾性復帰力、の少なくともいずれかに基づいて前記
    身飾り品を保持しつつ、前記設置手段により前記装着部
    材を前記支持部材を介して前記被設置部位に設置した構
    造を有することを特徴とする身飾り品陳列構造。
  18. 【請求項18】 前記装着部材には、少なくとも2つの
    前記挿通孔が形成されており、それら挿通孔に対し2個
    の身飾り品の前記挿し込み部を挿通することにより、そ
    れら身飾り品を対にして陳列する請求項17記載の身飾
    り品陳列構造。
  19. 【請求項19】 前記装着部材は、前記挿通孔が厚さ方
    向に貫通して形成される板状に形成され、前記支持部材
    は、これを板圧方向に貫通する少なくとも2個の開口部
    が形成された基板部材とされるとともに、それら2個の
    開口部のそれぞれに対し、前記挿通孔がその内側に位置
    するように前記装着部材が取り付けられ、それら挿通孔
    に前記2個の身飾り品の前記挿し込み部を挿通すること
    により、それら身飾り品を対にして陳列するようにした
    請求項18記載の身飾り品陳列構造。
  20. 【請求項20】 前記装着部材は、前記挿通孔が厚さ方
    向に貫通して形成される板状に形成され、前記支持部材
    は、これを板厚方向に貫通する少なくとも2個の開口部
    が形成された基板部材とされるとともに、 それら2個の開口部の一方には、前記挿通孔がその内側
    に位置するように前記装着部材が取り付けられ、2個の
    身飾り品の一方のものに形成された前記挿し込み部を挿
    通することによりこれを装着する一方、 前記開口部の他方には、身飾り品を着脱可能に掛持する
    ためのフックが表面に突出形成された掛持部材が、該開
    口部の内側に該フックが位置する形で取り付けられてお
    り、ここに2個の身飾り品の他方のものに形成された被
    掛持部を掛け止めする形で取り付けた請求項17記載の
    身飾り品陳列構造。
  21. 【請求項21】 前記フックに対し、前記身飾り品が、
    その側面が手前に向くように掛持される請求項20記載
    の身飾り品陳列構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06173506A (ja) * 1992-08-13 1994-06-21 Emhart Inc 5ピン及び6ピンドア錠に兼用する鍵
GB2524665A (en) * 2014-03-28 2015-09-30 Clare Johnston A fastening device
JP2017121455A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 純子 長谷川 挟み式ピアスホルダー
KR20210001013U (ko) * 2019-11-01 2021-05-11 채영미 액세서리 포장 패키지

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KR200494922Y1 (ko) * 2019-11-01 2022-02-08 채영미 액세서리 포장 패키지

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