JP2000278755A - 移動体通信システム及び方法 - Google Patents

移動体通信システム及び方法

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JP2000278755A
JP2000278755A JP8140799A JP8140799A JP2000278755A JP 2000278755 A JP2000278755 A JP 2000278755A JP 8140799 A JP8140799 A JP 8140799A JP 8140799 A JP8140799 A JP 8140799A JP 2000278755 A JP2000278755 A JP 2000278755A
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JP
Japan
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base station
station apparatus
mobile station
function
spreading code
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JP8140799A
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English (en)
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Akiro Ando
彰朗 安藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局のコスト高やサイズの増大を招く
ことなく、特定場所での移動局の発着呼等の使用を自動
的に制限すること。 【解決手段】 基地局103が、他の基地局101の電
波エリア106内に電波エリア108を形成し、他の基
地局101が用いる拡散コードと異なる特定の拡散コー
ドで拡散された報知信号を送信し、移動局105が、特
定の拡散コードで逆拡散した基地局103からの報知信
号の受信時に予め定められた機能の動作を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の場所で携帯
電話機等の移動局の発着呼等の使用を自動的に制限する
ことが可能な移動体通信システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体通信システム及び方法とし
ては、特開平10−23112号公報に記載されている
ものがある。
【0003】従来の移動通信システムにおいては、電波
が届く範囲では、移動局は基地局からの着信信号によっ
て着信し、また移動局の使用者の操作によって発呼動作
を行うようになっている。
【0004】近年、ホテルのロビーや電車の中、劇場や
コンサートホールなど大勢の人が集まる場所等では、他
人への迷惑防止のため、携帯電話機などの移動局の使用
を制限している。
【0005】しかし、それらは携帯電話機の使用者のマ
ナーに依存している。このため、上記特開平10−23
112号公報では、移動局に本来の移動体通信システム
とは異なる受信機を搭載し、使用禁止場所に設置され、
且つ移動体通信システムとは異なる送信機からの電波を
受信した場合は、移動局を使用禁止とする方法が提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、本来の移動通信システムには必要のな
い受信機を新たに移動局に搭載する必要があるため、移
動局のコスト高やサイズの増大を招くという問題があ
る。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、移動局のコスト高やサイズの増大を招くことな
く、特定場所での移動局の発着呼等の使用を自動的に制
限することができる移動体通信システム及び方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定基地局装
置が、他の基地局装置の電波エリア内に電波エリアを形
成し、他の基地局装置が用いる拡散コードと異なる特定
の拡散コードにより拡散された報知信号を送信し、移動
局装置が、特定の拡散コードで逆拡散した特定基地局装
置からの報知信号の受信時に予め定められた発着呼等の
機能の動作を制限するように構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、CDMA
方式が適用されており、基地局装置と、この基地局装置
の第1電波エリア内に第2電波エリアを形成し、前記基
地局装置が用いる拡散コードと異なる特定の拡散コード
で拡散した報知信号を送信する特定基地局装置と、前記
特定の拡散コードで逆拡散した前記報知信号の受信時
に、予め定められた機能の動作を制限する移動局装置
と、を具備する構成を採る。
【0010】この構成によれば、従来のように本来の移
動通信システムには必要のない受信機を新たに移動局装
置に搭載しなくても、特定場所での移動局装置の使用を
自動的に制限することができるので、移動局装置のコス
ト高やサイズの増大を招くということが無くなる。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様におい
て、移動局装置は、特定基地局装置からの報知信号の受
信時に、発着呼機能の動作を禁止する機能を具備する構
成を採る。
【0012】この構成によれば、従来のように本来の移
動通信システムには必要のない受信機を新たに移動局装
置に搭載しなくても、特定場所での移動局装置の発着呼
の使用を自動的に制限することができるので、移動局装
置のコスト高やサイズの増大を招くということが無くな
る。
【0013】本発明の第3の態様は、第1の態様におい
て、移動局装置は、特定基地局装置からの報知信号の受
信時に、特定先への発呼機能を除く、発着呼機能の動作
を禁止する機能を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、110番、119番な
どの緊急先への発呼機能は常時使用状態とすることがで
きる。
【0015】本発明の第4の態様は、第1の態様乃至第
3の態様いずれかにおいて、基地局装置は、特定基地局
装置に割り当てられた拡散コードを移動局装置へ送信す
る機能を備え、前記移動局装置は、受信した前記拡散コ
ードを記憶し、この記憶拡散コードで前記基地局装置か
らの信号を逆拡散する機能を具備する構成を採る。
【0016】この構成によれば、移動体通信システムの
運用に合わせて、特定基地局装置が使用する拡散コード
を容易に変えることができ、また特定基地局装置を複数
設置した場合に、各々に異なる拡散コードを割り当てる
ことを、容易に行うことができる。
【0017】本発明の第5の態様は、第4の態様におい
て、基地局装置は、特定基地局装置に割り当てられた拡
散コードを移動局装置へ送信する際に、前記基地局装置
が隣接セル情報を通知するのと同じ書式の報知チャネル
で送信する機能を具備する構成を採る。
【0018】この構成によれば、エアープロトコルの変
更を最小限にとどめることができる。
【0019】本発明の第6の態様は、CDMA方式が適
用されており、基地局装置と、この基地局装置の第1電
波エリア内に第2電波エリアを形成し、前記基地局装置
が用いる拡散コードと異なる特定の拡散コードで拡散し
た報知信号に、移動局装置の何れかの機能を制限するた
めの制限情報を付加して送信する特定基地局装置と、前
記特定の拡散コードでの逆拡散により受信した前記報知
信号を復号して前記制限情報を求め、この制限情報の指
示に応じた機能動作の制限を行う移動局装置と、を具備
する構成を採る。
【0020】この構成によれば、特定場所での移動局装
置の種々の機能動作を任意に制限することができる。
【0021】本発明の第7の態様は、第6の態様におい
て、基地局装置は、移動局装置へ送信される特定基地局
装置に割り当てられた拡散コードに制限情報を付与して
送信する機能を備え、前記移動局装置は、受信した前記
制限情報の付与された拡散コードを記憶し、この記憶拡
散コードで前記基地局装置からの報知信号が受信された
際に前記制限情報の指示に応じた機能動作の制限を行う
機能を具備する構成を採る。
【0022】この構成によれば、特定場所での移動局装
置の種々の機能動作を任意に制限することができる。
【0023】本発明の第8の態様は、第7の態様におい
て、基地局装置は、特定基地局装置に割り当てられた拡
散コードに制限情報を付与して移動局装置へ送信する際
に、前記基地局装置が隣接セル情報を通知するのと同じ
書式の報知チャネルで送信する機能を具備する構成を採
る。
【0024】この構成によれば、エアープロトコルの変
更を最小限にとどめることができる。
【0025】本発明の第9の態様は、第1の態様乃至第
8の態様いずれかにおいて、移動局装置は、その機能動
作の制限を実行した際に、この実行された機能動作の制
限内容を表示手段に表示する機能を具備する構成を採
る。
【0026】この構成によれば、使用者に現在の移動局
装置の状態を伝えることができる。
【0027】本発明の第10の態様は、移動局装置の予
め定められた機能の動作を制限する特定の拡散コードで
拡散した報知信号を移動局装置へ送信するようにした。
【0028】この方法によれば、従来のように本来の移
動通信システムには必要のない受信機を新たに移動局装
置に搭載しなくても、特定場所での移動局装置の使用を
自動的に制限することができるので、移動局装置のコス
ト高やサイズの増大を招くということが無くなる。
【0029】本発明の第11の態様は、特定の拡散コー
ドで拡散した報知信号に、移動局装置の何れかの機能を
制限するための制限情報を付加して送信するようにし
た。
【0030】この方法によれば、特定場所での移動局装
置の種々の機能動作を任意に制限することができる。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0032】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る移動体通信システムの構成を示すブロック
図である。
【0033】但し、図1に示す移動体通信システムは、
送信側で伝送情報に拡散コードを掛け合わせてフレーム
単位で伝送し、受信側で同一の拡散コードを受信信号に
掛け合わせることによって元の伝送情報を取り出すCD
MA(Code Division Multiple Access)方式を適用し
たものである。
【0034】図1に示す移動体通信システムは、第1基
地局101と、第2基地局102と、第3基地局103
と、第1移動局104と、第2移動局105とを備えて
構成されている。
【0035】また、106は第1基地局101の電波エ
リア(以降、エリアと呼ぶ)、107は第2基地局10
2の電波エリア、108は第3基地局103の電波エリ
アを示す。
【0036】第1及び第2基地局101,102は、移
動体通信システムにおける周知のものであり、第3基地
局103は、本発明の特徴要素であり、移動局104,
105の発着呼を行う機能を自動的に制限するためのも
のである。
【0037】各基地局101〜103の構成を図2に示
し、その説明を行う。
【0038】各基地局101〜103は、網インターフ
ェース部201と、制御バス202と、拡散部203,
204と、加算部205と、変調・送信部206と、送
信アンテナ207と、受信アンテナ208と、受信・復
調部209と、逆拡散部210,211と、制御部21
2とを備えて構成されている。
【0039】但し、拡散部203,204と、逆拡散部
210,211は、各基地局101〜103が収容する
チャネル数分だけ設けられている。
【0040】このような構成において、網インターフェ
ース部201を介して図示せぬ通信網から入力された信
号は、拡散部203,204において拡散コードで拡散
される。これら拡散信号は加算部205で加算され、変
調・送信部206で変調され、無線周波数に変換された
後、送信アンテナ207から送信される。
【0041】但し、各拡散部203,204で使用され
る拡散コードは、制御部212から制御バス202を介
して通知される。
【0042】また、基地局103の拡散部203,20
4で使用される拡散コードは、基地局101、102と
は異なり、移動体通信システムで予め定められた特定の
拡散コードであるとする。
【0043】一方、受信アンテナ208で受信された信
号は、受信・復調部209でローカル周波数に変換され
たのち復調され、逆拡散部210,211において拡散
コードで逆拡散され、網インターフェース部201を介
して通信網へ送信される。
【0044】但し、逆拡散部210,211で使用され
る拡散コードは、制御部212から制御バス202を介
して通知される。
【0045】また、各基地局101〜103は、最低一
つは報知チャネルを有しており、例えば拡散部203が
報知チャネルに割り当てられる。報知チャネルから送出
される信号は、制御部212から制御バス202を介し
て伝えられる。
【0046】次に、各移動局104,105の構成を図
3に示し、その説明を行う。
【0047】各移動局104,105は、アンテナ30
1と、サーキュレータ302と、受信・復調部303
と、逆拡散部304と、マンマシンインタフェース部3
05と、キー操作部306と、表示部307と、スピー
カ308と、マイク309と、拡散部310と、変調・
送信部311とを備えて構成されている。
【0048】このような構成において、アンテナ301
で受信された信号は、サーキュレータ302を介して受
信・復調部303で復調され、逆拡散部304で逆拡散
される。
【0049】この逆拡散された信号が、音声信号の場合
はマンマシンインターフェース部305を介してスピー
カ308から出力され、制御信号の場合は制御部312
へ出力される。
【0050】一方、マイク309から入力された音声信
号は、マンマシンインターフェース部305を介して拡
散部314へ出力される。制御信号は、制御部312か
ら拡散部310へ出力される。
【0051】拡散部310に入力された信号は、ここで
拡散され、変調・送信部311で変調された後、サーキ
ュレータ302を介してアンテナ301から送信され
る。
【0052】ところで、図1に示すエリア106と10
7は重なっているが、第1及び第2基地局101,10
2が使用する拡散コードが異なるため同じ周波数でも問
題はない。
【0053】エリア106と107の重なった場所に存
在する移動局104は、待ち受け時には第1及び第2基
地局101,102のうち、電波の強い基地局の報知チ
ャネルを受信している。
【0054】また、移動局の機能を規定するための第3
基地局103は、所定の場所にエリアを形成する第1及
び第2基地局101,102よりも送信出力の小さいも
のであり、この例では、エリア106と107の重なっ
た場所に設置されている。
【0055】この第3基地局103のエリア108内に
いる移動局105の待ち受け時の動作を、図4に示すフ
ロー図を参照して説明する。
【0056】ステップST401では、移動局105が
待ち受け時に、第3基地局103で用いられていると同
じ特定の拡散コードで逆拡散を行うことによって、自分
が第3基地局103のエリア108に存在することを認
識する。
【0057】ステップST402では、移動局105
が、第3基地局103の報知チャネルを受信したか否か
を制御部312で判断する。
【0058】この判断結果、移動局105が報知チャネ
ルを受信した場合は、ステップST403において、制
御部312が発着呼禁止とする制御を行う。この制御に
よって、移動局105は、第1及び第2基地局101,
102から着呼しても応答せず、また使用者が発呼操作
をしても発呼動作を行わない状態となる。
【0059】一方、上記判断結果、移動局105が報知
チャネルを受信しなくなった場合は、ステップST40
4において、移動局105が発着呼禁止を解除し、ステ
ップST405において、通常の待ち受け動作に戻る。
【0060】このような構成では、移動局105が、特
定の拡散コードでの拡散信号を受信した際に、発着呼の
動作を禁止するようになっているが、代わりに、予め定
められた他の機能を動作を制限するように構成してもよ
い。
【0061】また、発着呼の動作を禁止する場合に、1
10番、119番などの緊急先への発呼機能は禁止状態
とならないようにしてもよい。
【0062】以上のような移動局105の待ち受け時の
動作は、制御部212が用いる図示せぬ記憶手段に、そ
の動作を行わせるプログラムを格納するだけで実現可能
である。
【0063】このように、実施の形態1の移動体通信シ
ステムによれば、基地局103が、他の基地局101の
電波エリア106内に電波エリア108を形成し、他の
基地局101が用いる拡散コードと異なる特定の拡散コ
ードでの報知チャネルを送信し、移動局105が、特定
の拡散コードで逆拡散した基地局103からの報知チャ
ネルの受信時に予め定められた機能の動作を制限するよ
うに構成した。
【0064】これによって、従来のように、本来の移動
通信システムには必要のない受信機を新たに移動局に搭
載しなくても、特定場所での移動局の使用を自動的に制
限することができるので、移動局のコスト高やサイズの
増大を招くということが無くなる。
【0065】また、移動局105が、基地局103から
の報知チャネルの受信時に、発着呼機能の動作を禁止す
るようにした。
【0066】これによって、従来のように、本来の移動
通信システムには必要のない受信機を新たに移動局に搭
載しなくても、特定場所での移動局の発着呼の使用を自
動的に制限することができるので、移動局のコスト高や
サイズの増大を招くということが無くなる。
【0067】言い換えれば、移動局のコスト高やサイズ
の増大を招くことなく、特定場所、例えばホテルのロビ
ーや電車のなか、劇場やコンサートホールなど大勢の人
が集まる場所など、他人への迷惑を気にかける必要があ
る場所において、移動局の発着呼等の使用を自動的に制
限することができる。
【0068】また、移動局103は、基地局103から
の報知チャネルの受信時に、特定先へ発呼機能を除く、
発着呼機能の動作を禁止するようにしたので、110
番、119番などの緊急先への発呼機能は常時使用状態
とすることができる。
【0069】(実施の形態2)図5は、本発明の実施の
形態2に係る移動体通信システムの動作を説明するため
のフロー図である。但し、移動体通信システムの構成は
図1を参照する。
【0070】この実施の形態2の移動体通信システム
は、通常の移動体通信システムの基地局101又は10
2から、図4に示す、基地局に割り当てられた拡散コー
ド#1〜#6を示す拡散コード種別情報601を、報知
チャネルによって移動局105へ送信し、移動局105
が、その拡散コード種別情報601を受信して記憶した
後、この記憶拡散コードを用いて、実施の形態1で説明
した動作によって発着呼等の機能を制限するようにした
ものである。
【0071】なお、拡散コード種別情報601は、図6
の例では拡散コード#1〜#4が通常の移動体通信シス
テムの基地局101,102に割り当てられ、拡散コー
ド#5及び#6が移動局105の機能を制限するための
基地局103に割り当てられていることを示す。
【0072】このような実施の形態2の移動体通信シス
テムの動作を、図5に示すフロー図を参照して説明す
る。
【0073】ステップST501では、移動局105が
待ち受け時に、基地局101又は102から拡散コード
種別情報601を報知チャネルによって受信して記憶す
る。
【0074】ステップST502では、移動局105
が、受信拡散信号を拡散コード#5で逆拡散することに
よって、自分が第3基地局103のエリア108に存在
することを認識する。
【0075】ステップST503では、移動局105
が、第3基地局103の報知チャネルを受信したか否か
を制御部312で判断する。
【0076】この判断結果、移動局105が報知チャネ
ルを受信した場合は、ステップST504において、制
御部312が発着呼禁止とする制御を行う。この制御に
よって、移動局105は、第1及び第2基地局101,
102から着呼しても応答せず、また使用者が発呼操作
をしても発呼動作を行わない状態となる。
【0077】一方、上記判断結果、移動局105が報知
チャネルを受信しなくなった場合は、ステップST50
5において、移動局105が発着呼禁止を解除し、ステ
ップST506において、通常の待ち受け動作に戻る。
【0078】このように、実施の形態2の移動体通信シ
ステムによれば、基地局101又は102が、第3基地
局103に割り当てられた拡散コード#5を報知チャネ
ルによって移動局105へ送信し、移動局105が、受
信した拡散コード#5を記憶し、この記憶拡散コードで
第3基地局103からの信号を逆拡散するように構成し
た。
【0079】これによって、移動体通信システムの運用
に合わせて、移動局105の機能を規定する第3基地局
103が使用する拡散コードを容易に変えることがで
き、また移動局105の機能を制限するための第3基地
局103を複数設置した場合に、各々に異なる拡散コー
ドを割り当てることを、容易に行うことができる。
【0080】また、基地局101又は102が、第3基
地局103に割り当てられた拡散コードを移動局105
へ送信する際に、基地局101が隣接セル情報を通知す
ると同じ書式の報知チャネルで送信するようにしたの
で、エアープロトコルの変更を最小限にとどめることが
できる。
【0081】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3に係る移動体通信システムの動作を説明するため
のフロー図である。但し、移動体通信システムの構成は
図1を参照する。
【0082】この実施の形態3の移動体通信システム
は、移動局105の機能を制限するための第3基地局1
03が、特定の拡散コードで拡散された報知チャネル
で、移動局105の何れかの機能を制限するための制限
情報を送信し、移動局105が、特定の拡散コードで逆
拡散により報知チャネルを受信した後、その報知チャネ
ルを復号して制限情報を求め、この制限情報の指示に応
じた機能動作の制限を行うようにしたものである。
【0083】制限情報の指示は、例えば発着呼禁止、発
呼禁止、着呼禁止、呼び出し音鳴動禁止など、第3基地
局103の設置場所に応じて種々の制限を行うものであ
る。
【0084】このような実施の形態3の移動体通信シス
テムの動作を、図7に示すフロー図を参照して説明す
る。
【0085】ステップST701では、移動局105が
待ち受け時に、第3基地局103からの受信拡散信号を
拡散コード#5で逆拡散することによって、自分が第3
基地局103のエリア108に存在することを認識す
る。
【0086】ステップST702では、移動局105
が、第3基地局103の報知チャネルを受信したか否か
を制御部312で判断する。
【0087】この判断結果、移動局105が報知チャネ
ルを受信した場合は、ステップST703において、制
御部312が報知チャネルから制限情報を復号する。
【0088】そして、ステップST704において、そ
の復号された制限情報の指示に従って発着呼禁止等の制
御を行う。
【0089】一方、上記判断結果、移動局105が報知
チャネルを受信しなくなった場合は、ステップST70
5において、移動局105が発着呼禁止を解除し、ステ
ップST706において、通常の待ち受け動作に戻る。
【0090】また、以上の方法は、図4に示した拡散コ
ード種別情報601で、種別の「制限」とした部分に
「発着呼禁止」「着呼禁止」などの情報を埋め込むこと
によっても実現することができる。
【0091】このように、実施の形態3の移動体通信シ
ステムによれば、第3基地局103が、特定の拡散コー
ドで拡散される報知チャネルに、移動局105の何れか
の機能を制限するための制限情報を付加して送信し、移
動局105が、特定の拡散コードでの逆拡散により受信
した報知チャネルを復号して制限情報を求め、この制限
情報の指示に応じた機能動作の制限を行うように構成し
た。
【0092】これによって、特定場所での移動局105
の種々の機能動作を任意に制限することができる。
【0093】また、基地局101又は102が、移動局
105へ送信される第3基地局103に割り当てられた
拡散コードに制限情報を付与して送信し、移動局105
が、受信した制限情報の付与された拡散コードを記憶
し、この記憶拡散コードで特定基地局装置からの報知信
号が受信された際に、制限情報の指示に応じた機能動作
の制限を行うようにしたので、特定場所での移動局10
5の種々の機能動作を任意に制限することができる。
【0094】また、基地局101又は102が、第3基
地局103に割り当てられた拡散コードに制限情報を付
与して移動局105へ送信する際に、基地局101が隣
接セル情報を通知すると同じ書式の報知チャネルで送信
するようにしたので、エアープロトコルの変更を最小限
にとどめることができる。
【0095】また、上記実施の形態1〜3で行われる移
動局105の機能の制限内容を、図3に示す表示部30
7で表示するように構成してもよい。
【0096】これは、制御部312が、移動局105の
機能を制限する第3基地局103の指示に従って、発着
呼禁止などの制御を行う際に、マンマシンインターフェ
ース部305を介して、表示部307に現在発着呼禁止
であるとの表示を行うようにする。
【0097】これによって、使用者に現在の移動局10
5の状態を伝えることができる。通常移動局は液晶など
の表示部を有しているため、この方法もハードウェアの
追加にはならない。
【0098】本発明を用いると、ホテルのロビーや電車
のなか、劇場やコンサートホールなど大勢の人が集まる
場所では、他人への迷惑防止のため、携帯電話などの移
動無線システムの使用を制限するシステムを容易に構築
できる。また、移動局装置にハードウェアの追加をする
ことなく実現できるので、移動局装置のコスト増、容積
増にはならない。さらに、基地局装置もソフトウェアの
変更のみで対応できる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動局のコスト高やサイズの増大を招くことなく、特定
場所での移動局の発着呼等の使用を自動的に制限するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動体通信システ
ムの構成を示す図
【図2】実施の形態1に係る移動体通信システムの基地
局の構成を示すブロック図
【図3】実施の形態1に係る移動体通信システムの移動
局の構成を示すブロック図
【図4】実施の形態1に係る移動体通信システムの動作
を説明するためのフロー図
【図5】実施の形態2に係る移動体通信システムの動作
を説明するためのフロー図
【図6】実施の形態2に係る移動体通信システムの基地
局から送信される拡散コード種別情報の構成図
【図7】実施の形態3に係る移動体通信システムの動作
を説明するためのフロー図
【符号の説明】
101,102 第1及び第2基地局 103 第3基地局(特定基地局装置) 104,105 移動局 106 第1基地局101の電波エリア 107 第2基地局102の電波エリア 108 第3基地局103の電波エリア

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMA方式が適用されており、基地局
    装置と、この基地局装置の第1電波エリア内に第2電波
    エリアを形成し、前記基地局装置が用いる拡散コードと
    異なる特定の拡散コードで拡散した報知信号を送信する
    特定基地局装置と、前記特定の拡散コードで逆拡散した
    前記報知信号の受信時に、予め定められた機能の動作を
    制限する移動局装置と、を具備することを特徴とする移
    動体通信システム。
  2. 【請求項2】 移動局装置は、特定基地局装置からの報
    知信号の受信時に、発着呼機能の動作を禁止する機能を
    具備することを特徴とする請求項1記載の移動体通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 移動局装置は、特定基地局装置からの報
    知信号の受信時に、特定先への発呼機能を除く、発着呼
    機能の動作を禁止する機能を具備することを特徴とする
    請求項1記載の移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 基地局装置は、特定基地局装置に割り当
    てられた拡散コードを移動局装置へ送信する機能を備
    え、前記移動局装置は、受信した前記拡散コードを記憶
    し、この記憶拡散コードで前記基地局装置からの信号を
    逆拡散する機能を具備することを特徴とする請求項1乃
    至請求項3いずれかに記載の移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 基地局装置は、特定基地局装置に割り当
    てられた拡散コードを移動局装置へ送信する際に、前記
    基地局装置が隣接セル情報を通知するのと同じ書式の報
    知チャネルで送信する機能を具備することを特徴とする
    請求項4記載の移動通信システム。
  6. 【請求項6】 CDMA方式が適用されており、基地局
    装置と、この基地局装置の第1電波エリア内に第2電波
    エリアを形成し、前記基地局装置が用いる拡散コードと
    異なる特定の拡散コードで拡散した報知信号に、移動局
    装置の何れかの機能を制限するための制限情報を付加し
    て送信する特定基地局装置と、前記特定の拡散コードで
    の逆拡散により受信した前記報知信号を復号して前記制
    限情報を求め、この制限情報の指示に応じた機能動作の
    制限を行う移動局装置と、を具備することを特徴とする
    移動体通信システム。
  7. 【請求項7】 基地局装置は、移動局装置へ送信される
    特定基地局装置に割り当てられた拡散コードに制限情報
    を付与して送信する機能を備え、前記移動局装置は、受
    信した前記制限情報の付与された拡散コードを記憶し、
    この記憶拡散コードで前記基地局装置からの報知信号が
    受信された際に前記制限情報の指示に応じた機能動作の
    制限を行う機能を具備することを特徴とする請求項6記
    載の移動体通信システム。
  8. 【請求項8】 基地局装置は、特定基地局装置に割り当
    てられた拡散コードに制限情報を付与して移動局装置へ
    送信する際に、前記基地局装置が隣接セル情報を通知す
    るのと同じ書式の報知チャネルで送信する機能を具備す
    ることを特徴とする請求項7記載の移動通信システム。
  9. 【請求項9】 移動局装置は、その機能動作の制限を実
    行した際に、この実行された機能動作の制限内容を表示
    手段に表示する機能を具備することを特徴とする請求項
    1乃至請求項8いずれかに記載の移動体通信システム。
  10. 【請求項10】 移動局装置の予め定められた機能の動
    作を制限する特定の拡散コードで拡散した報知信号を移
    動局装置へ送信することを特徴とする移動体通信方法。
  11. 【請求項11】 特定の拡散コードで拡散した報知信号
    に、移動局装置の何れかの機能を制限するための制限情
    報を付加して送信することを特徴とする移動体通信方
    法。
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