JP2000350259A - 移動体端末および移動体通信システム - Google Patents

移動体端末および移動体通信システム

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JP2000350259A
JP2000350259A JP11154026A JP15402699A JP2000350259A JP 2000350259 A JP2000350259 A JP 2000350259A JP 11154026 A JP11154026 A JP 11154026A JP 15402699 A JP15402699 A JP 15402699A JP 2000350259 A JP2000350259 A JP 2000350259A
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Takeshi Otake
剛 大嶽
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 病院やコンサートホール等のエリアのよう
に、エリア毎に要求される制限内容が異なるような細か
なニーズに沿う移動体通信システムを提供する。 【解決手段】 移動体電話機と基地局との間で行う位置
登録、発信や着信のそれぞれの可/不可をレベル分けし
たときのレベル値(L1,L2,L3等)で表し、その
レベル値を表すコードブックを移動体端末及び使用制限
情報放射設備の双方に登録しておき、移動体端末では、
任意のエリア内の使用制限情報放射設備から放射された
レベル値を照合して使用制限を認識しレベル分けに応じ
て、位置登録、発信及び着信のそれぞれの使用を制限す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムに関し、特に、携帯電話や自動車電話等の移動体電話
機を場所に応じて使用させるために制限を行うのに有用
である。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話や簡易携帯電話(PH
S)や自動車電話等の移動体電話機(以降「MS」と呼
ぶ。)は、何時でもどこでも誰とでもコミュニケーショ
ンができるという利便性と相まって急速に利用者数を増
大させている。このようなMSは、その性格上、常に電
源を入れた状態でユーザに携行されて移動し、移動先で
も電話が受けられるようにして利用される。また、MS
は、絶えずシステムセンタから送られてくる報知情報や
着信メッセージを受信及び監視し、周期的又は受信した
報知情報などから判断して通常ユーザに知られることな
く、現在のロケーションをシステムセンタに適宜通知し
て登録させる位置登録動作を行うようになっている。
【0003】移動体電話交換局(以降「MTSO」と呼
ぶ。)は、ある電話に対する着信要求があったときシス
テムセンタに登録されているロケーション情報に従っ
て、当該MSが所在する基地局(以降「BS」と呼
ぶ。)にそのMSへの着信メッセージの報知を指令す
る。これにMSが応答したときMTSOは起呼者との通
話路を開設する。
【0004】これらの動作をするMSが引き起こす問題
として、コンサートホールや電車内などにおいて着信時
の着信音などが周りの人々に迷惑をかけたり、また、病
院や精密機器などを有する特定の施設においてMSから
発する電波による電子機器や体内に埋め込まれたペース
メーカなどへの影響が心配されている。このため、従来
の移動体通信システムでは、特開平9−275588号
公報や特開平10−174165号公報に記載されてい
るように、MSに対して送受信を禁止するための指令を
送出する設備を各エリア毎に設け、MSが当該エリアに
入った場合にその指令を受信して送受信を禁止するよう
に動作するための技術が提案されてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の移動体
通信システムでは、病院やコンサートホール等のいずれ
のエリアであっても送受信の有無の制限しか与えられな
かったため、病院やコンサートホール等のエリアのよう
に、エリア毎に要求される制限内容が異なるような細か
なニーズに沿えない問題点がある。つまり、病院であれ
ば電力送出を絶対禁止したり、また、コンサートホール
であれば着信のみを禁止し位置登録動作は許可し、発信
に関してはユーザの常識によりホールから出たロビーで
やってもらうように、エリア毎に送受信の有無に限らな
いように制限するのが好ましいが、従来の移動体通信シ
ステムでは、エリア毎に要求される制限内容が異なるよ
うな細かなニーズに沿えない問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、基地局との間
で位置登録、発信や着信の無線通信を行うとともに、位
置登録、発信及び着信のそれぞれの可/不可を示す使用
制限情報を受信し、その使用制限情報に基づき、基地局
との間で行う位置登録、発信及び着信のそれぞれの使用
を制限するようにしたことを構成上の特徴とする移動体
端末を提供する。
【0007】さらに本発明は、移動体端末と基地局との
間で位置登録、発信や着信の無線通信を行う第1の通信
手段と、この第1の通信手段によって行う位置登録、発
信及び着信のそれぞれの可/不可を示す使用制限情報を
使用制限情報放射設備から放射し、使用制限情報を受信
した移動体端末はその使用制限情報に基づき、第1の通
信手段によって行う位置登録、発信及び着信のそれぞれ
の使用を制限する第2の通信手段とを備えたことを構成
上の特徴とする移動体通信システムを提供する。
【0008】この移動体通信システムにおいては、第2
の通信手段の使用制限情報は、位置登録、発信及び着信
のそれぞれの可/不可をレベル分けしたときのレベル値
で表し、そのレベル値を表すコードブックを移動体端末
及び使用制限情報放射設備の双方に登録しておき、移動
体端末では、使用制限情報放射設備から放射されたレベ
ル値を照合して使用制限を認識するようにしてもよい。
【0009】また、第2の通信手段の使用制限情報は、
位置登録、発信及び着信のそれぞれの可/不可を情報領
域別に設定したデータ列を使用制限情報放射設備に登録
しておき、移動体端末では、使用制限情報放射設備から
放射されたデータ列を各情報領域毎に抽出して使用制限
を認識するようにしてもよい。また、使用制限情報に
は、各情報領域毎に設定した可/不可の設定を有効にす
るまでの判定時間を設定しておき、移動体端末は、判定
時間が経過する間に制限情報の内容が変わらなかった場
合に使用を制限するようにしてもよい。
【0010】また、移動体端末は、第2の通信手段によ
って設定された使用制限情報を第1の通信手段としての
基地局等の移動体通信設備に登録させ、当該移動体端末
に対する着信があった場合には、移動体通信設備に登録
してある使用制限情報をチェックし、着信不可のときに
は、起呼者に対して応答できない旨の通知を行うように
してもよい。この場合、移動体通信設備は、使用制限中
の移動体端末に対する着信があったことを着呼者に対し
て通知するのが好ましい。また、移動体通信設備は、起
呼者の電話番号や音声録音あり/なしなどの着信情報通
知の送出要求を移動体端末に通知するようにしてもよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】通常、移動体通信システムは、基
地局(以下「BS」という。)・移動体電話機(以下
「MS」という。)間にBS→MS方向の下りチャンネ
ルとMS→BS方向の上りチャンネルを持っている。こ
れらはさらにMS待ち受け状態で下り方向のみの制御チ
ャンネル、音声やデータなどを双方向でやり取りするた
めのトラフィックチャンネルおよび制御チャンネルから
トラフィックチャンネルに移行するときに各種のセット
アップ情報を双方向でやり取りするアクセスチャンネル
などに分類される。これらのチャンネル群を本来の電話
機としての機能を提供するための第1の通信手段と呼ぶ
ことにする。また、本発明では、前記第1の通信手段と
は異なる方法にて、限定されたエリアであることを表す
情報を伝える第2の通信手段を用意する。具体的には、
微弱電波あるいは要求される限定エリアをカバーする最
小強度の特定周波数の電波にあらかじめ決められた情報
パターンを乗せることにより実現する。
【0012】以下、図面を参照して、本発明の実施の形
態を説明する。なお、これによりこの発明が限定される
ものではない。 第1の実施の形態 図1は、第1の実施の形態の移動体通信システムのブロ
ック図である。この移動体通信システムでは、移動体電
話機(MS)1は、基地局(BS)51との間で送受信
するだけでなく、使用制限情報放射設備61からの送信
を受信する。
【0013】前記基地局51は、アンテナ52を介して
MS1と送受信する第1の通信手段である。前記使用制
限情報放射設備61は、微弱電波を空間に放射するアン
テナ62と、搬送波を作り出す送信機71と、伝送デー
タを搬送波に乗せるための電気信号に変換する送信モデ
ム72と、使用制限のレベルと伝送するデータに乗せる
データパターンの対応表であるコードブック74と、そ
のエリアに要求されるレベルをあらかじめ内部に設定し
ておき、そのレベルに合わせて前記コードブック74か
らデータパターンを抽出するコード選択回路73とを備
え、前記アンテナ62を介してMS1と送受信する第2
の通信手段である。
【0014】ここで、前記コードブック74に登録する
使用制限のレベルの一例を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】なお、図1に示すように、各Lebel
(レベル)は、例えば、3桁の2進数で表し、レベル0
を「000」、レベル1を「001」、レベル2を「0
10」のように登録する。また、先に挙げた例のよう
に、例えば、病院に設置された使用制限情報放射設備6
1のコード選択回路73内部には、電波の送出自体を禁
止するレベル3を設定する。コンサートホールなどに設
置された使用制限情報放射設備61のコード選択回路7
3内部には、着信のみ禁止するレベル1を設定する。ま
た、以下の説明では、レベル0からレベル3までを想定
し、位置登録処理、発信処理及び着信処理の流れは後述
する。
【0017】前記MS1は、第1の通信手段としてのア
ンテナ11、デュープレクサ12、受信回路13、送信
回路14、送信タイミング回路17と、第2の通信手段
としての(内蔵)アンテナ32、第2受信機33、復調
回路41、コード抽出回路42、コード比較回路43、
使用制限情報放射設備61が利用したコードブック74
と同じ内容のコードブック44と、警告音パターンや警
告音メッセージを作成するDSP21、RAM22、R
OM23、MS1全体を制御するマイクロコンピュータ
(CPU)24、音声回路25、スピーカ26、表示器
28、キーボード29、および、図示しないマイク等を
備えている。
【0018】MS1は、アンテナ52から発信される下
りメッセージをBS51から受信すると、アンテナ1
1、デュープレクサ12および受信回路13を介してC
PU24で下りメッセージを処理し、また、CPU24
が送信許可/不可信号27を送信タイミング回路17に
送り、この送信タイミング回路17のオン/オフ信号1
9に基づいてCPU24からの送信データが送信回路1
4やデュープレクサ12を介してアンテナ11から送信
される。BS51は、その送信データをアンテナ52で
受信する。なお、送信タイミング回路17は、受信回路
13からのタイミング信号から生成したタイミングに合
わせてオン/オフ信号19を送出する。このオン/オフ
信号19は、レベルに応じた送信の可/不可に従って、
送信が可の場合はオンを示し、送信が不可の場合はオフ
を示す。以上は第1の通信手段の動作であるが、詳細は
省略する。
【0019】MS1は、使用制限情報放射設備61のエ
リアに入ると、前記アンテナ32から受信した微弱電波
を前記第2受信機33で受け、復調回路41を通してデ
ータ列に変換する。復調したデータ列の中からコード抽
出回路42にて制限情報としてのデータパターンを抜き
出す。次に、コードブック44の各レベルのデータパタ
ーンと受信したデータパターンを比較するコード比較回
路43により逆変換し、当該エリアの制限レベルを決定
する。判定したレベルをレベル信号45としてCPU2
4へ入力する。なお、一致するデータパターンがない場
合や有効な電波がない場合はレベル0とするように設定
しておく。CPU24は、電源オン時のチャンネル捕
捉、位置登録、発信、着信毎に許可されているレベルか
どうかを判断し、動作継続するかあるいは中止するかを
決定し、レベルに応じた使用制限処理を行う。
【0020】図2に、使用制限処理のフローチャートを
示す。 Sa1:MS1の図示しない電源がオンされると、レベ
ル信号45がレベル3(L3)か否かを判断し、L3な
らば処理をSa2に移し、L3でないならば処理をSa
3に移す。 Sa2:表示器28にL3の使用制限がされている旨の
警告表示を行う。例えば、「電波の送出の禁止エリア」
等の表示を行う。なお、音声回路25を介してスピーカ
26から警告音により報知するようにしてもよい。
【0021】Sa3:システムを補足する。ここで、シ
ステムの補足とは、MS1が予め決められた周波数に受
信回路13を同調し、BS51から放射される電波を受
信しかつ誤りなく受信データを復調できるかどうか、さ
らに、受信したデータから報知情報メッセージを抽出し
その中に含まれるサービスシステムの情報からサービス
を受けられる電波かどうかを判断することを意味する。
【0022】Sa4:レベル信号45がレベル3(L
3)か否かを判断し、L3ならば処理をSa5に移し、
L3でないならば処理をSa6に移す。 Sa5:表示器28にレベル3の使用制限がされている
旨の警告表示を行う。例えば、「電波の送出の禁止エリ
ア」等の表示を行う。なお、音声回路25を介してスピ
ーカ26から警告音により報知するようにしてもよい。
【0023】Sa6:BS51から下りメッセージ(報
知情報メッセージ)を受信したら、待ち受け状態にして
処理をSa7に移す。 Sa7:受信した下りメッセージの内容から位置登録が
必要であると判断して処理をSa8に移し、位置登録が
不要な場合は処理をSa10に移す。 Sa8:レベル信号45がレベル3(L3)か否かを判
断し、L3ならば処理をSa10に移し、L3でないな
らば処理をSa9に移す。
【0024】Sa9:位置登録メッセージをBS51に
送信し、BS51が図示しない移動体電話交換局(MT
SO)を介して図示しないシステムセンタに、MS1が
BS51のエリアにある旨を示すロケーション登録を行
わせる。すなわち、レベル0からレベル2のうちのいず
れかの場合に位置登録を行えることになる。 Sa10:下りメッセージに着信データが含まれている
場合には処理をSa11に移し、着信データが含まれて
いない場合には処理をSa13に移す。
【0025】Sa11:レベル信号45がレベル1又は
レベル3(L1又はL3)か否かを判断し、L1又はL
3ならば処理をSa13に移し、L1又はL3でないな
らば処理をSa12に移す。 Sa12:着信応答メッセージをBS51に送信する。 Sa13:キーボード29の操作によるユーザの発信か
否かを判断し、ユーザ発信の場合には処理をSa14に
移し、ユーザ発信でない場合には処理を上記Sa4に戻
す。
【0026】Sa14:レベル信号45がレベル2又は
レベル3(L2又はL3)か否かを判断し、L2又はL
3ならば処理をSa16に移し、L2又はL3でないな
らば発信可能なレベルであるため処理をSa15に移
す。 Sa15:発信可能なレベルであるため、発信を許可
し、発信メッセージをBS51に送信する。
【0027】Sa16:表示器28にL2又はL3の使
用制限がされている旨の警告表示を行う。例えば、「発
信不可/着信可のエリア」や「電波の送出の禁止エリ
ア」等の表示を行う。なお、音声回路25を介してスピ
ーカ26から警告音により報知するようにしてもよい。
次に、位置登録シーケンス、発信シーケンスおよび着信
シーケンスを簡単に説明する。
【0028】図3に、位置登録シーケンス図を示す。B
S51から報知情報メッセージを受信したら(1)、ユ
ーザ側状態が待ち受け状態にして(上記Sa6)、位置
登録メッセージをBS51に送信し(2)、BS51が
図示しない移動体電話交換局(MTSO)を介して図示
しないシステムセンタに、MS1がBS51のエリアに
ある旨を示すロケーション登録を行わせる。システムセ
ンタからBS51を介して位置登録応答メッセージを受
信し(3)、CPU24は位置登録が行われたことを認
識する。このように、位置登録時にも送信及び受信が行
われるが、レベル3の場合では位置登録も含めて電波の
送受信を行わない設定とするため、病院での運用が可能
になる。
【0029】図4に、発信シーケンス図を示す。BS5
1から報知情報メッセージを受信したら(4)、ユーザ
側状態が待ち受け状態にして(上記Sa6)、発信可能
なレベルであるため、発信を許可し、発信メッセージを
BS51に送信する(5)(上記Sa15)。BS51
から音声チャンネルの指定が送信され(6)、MS1で
は音声チャンネルに移行し、音声チャンネル通話路が開
通する(7)。次に、発信情報がBS51から公衆網9
0に送られ(8)、相手先一般電話機を呼び出す
(9)。相手先状態はリンガ音を鳴らすとともに、MS
1と公衆網90の間は通話路が開通して呼出音が受話器
に流れる(10)。そして、オフフックとなって応答が
あると(11)、応答情報がBS51に伝えられ(1
2)、MS1と相手先一般電話機の間の通話路が開通す
る(13)。
【0030】図5に、着信シーケンス図を示す。BS5
1から報知情報メッセージを受信したら(14)、ユー
ザ側状態が待ち受け状態にして(上記Sa6)、相手先
一般電話がオフフック(15)となり、ダイヤル情報が
送出されると(16)、公衆網90からBS51等を介
してMS1の呼出を行う(17)。位置登録されている
該当するBS51は着信メッセージをMS1に送信し
(18)、MS1はL1でもL3でも無い場合には(上
記Sa11)、着信応答メッセージをBS51に送信す
る(19)(上記Sa12)。BS51からMS1に音
声チャンネルの指定が送信され(20)、MS1では音
声チャンネルへの移行が行われる。音声チャンネル移行
後、BS51からMS1にアラートメッセージが送信さ
れ(22)、公衆網90は相手先一般電話(起呼者側)
への呼び出し音を発生する(23)。MS1のリンガ音
を聞いたMS1のユーザがMS1のオフフックを行う
と、MS1からBS51へアラート応答メッセージが送
信される(24)。BS51から公衆網90へは応答情
報が送信され(25)、MS1のユーザ側と相手先一般
電話機との間の通話路が開通する(26)。このよう
に、着信時には、呼び出し音がMS1のスピーカから流
れてしまう(21)。このため、コンサートホール等の
場所では、レベル1に設定して、着信のみを制限して呼
出音を鳴らさずに、位置登録可能および発信可能として
運用することができる。
【0031】なお、上記第1の実施の形態では、コード
比較回路43、コードブック44、レベル信号45をC
PUの外部の回路として説明したが、コードブックをR
OM23のデータパターンとして持ち、コード比較回路
の処理をソフトウェアで実行するためのマイクロコード
をROM23に格納し、比較した結果のレベル値をRA
M22のデータとして記録することによりソフトウェア
処理により同様の機能を実現するようにしてもよい。
【0032】上記第1の実施の形態によると、エンドユ
ーザになんらの操作を要求することなく、特定エリアで
の移動体電話機からのレベルに応じた使用制限を行うこ
とができる。したがって、病院やコンサートホール等の
エリアのように、エリア毎に要求される制限内容が異な
るような細かなニーズに沿うことができる。つまり、病
院であれば電力送出を絶対禁止したり、また、コンサー
トホールであれば着信のみを禁止し位置登録動作は許可
し、発信に関してはユーザの常識によりホールから出た
ロビーでやってもらうように、エリア毎に送受信の有無
に限らないように制限することができる。
【0033】第2の実施の形態 上記第1の実施の形態では、コードブックによる制限レ
ベルの伝達という方法で種々の動作を制限するかどうか
伝達したが、本第2の実施の形態では、伝達する内容を
複数のレコード領域に分けて伝達するようにした点が相
違する。通常、このような無線によるデータ/メッセー
ジの通信には、表2に示すように、データの始まりであ
るヘッダー部分、伝達したい内容が含まれる情報部分お
よびエラー検出や訂正のためのパリティ部分を持つこと
が多い。
【0034】
【表2】
【0035】これらのうち情報部分のフォーマット(必
要ビット数、ビットパターン毎の定義等)をあらかじめ
決めておき複数の領域に分割する。例えば、その様子を
表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】図6に、第2の実施の形態の移動体通信シ
ステムのブロック図を示す。以下の説明では、上記第1
の実施の形態と同一要素には同一符号を付し、説明を省
略する。使用制限情報放射設備61は、コードブック7
4とコード選択回路73の代わりに上記レコードナンバ
ー毎に許可/不可などを表すデータ列を作成し、さら
に、ヘッダー部とパリティ部を付加するデータ列発生回
路75を備え、送信モデム72、送信機71、アンテナ
62を通じて空間にデータ列を含む電波を放射する。病
院などの場合はレコード#1〜3全てを”不可”とす
る。コンサートホールなどはレコード#3のみを”不
可”にする。
【0038】これに対しMS1側は、第2の通信手段に
よる電波をアンテナ32、受信機33、復調回路41、
受信モデム46を通してデータ列に変換する。このデー
タ列47を直接マイクロコンピュータ(CPU)24に
入力する。ヘッダー部パターンが見つからない場合およ
びパリティ情報が正しくない場合および有効な電波がな
い場合は全てのレコード情報は”許可”とみなす。
【0039】CPU24は処理しようとする動作毎に、
「電源オン時のチャンネル捕捉の場合はすべてのレコー
ドのうち一つでも”許可”状態のものがあるか」、「位
置登録、発信、着信の場合はそれぞれに割り当てられた
レコード情報」をチェックし、”許可”の場合に動作継
続する。さらに、電源オン、待ち受け状態における継続
監視時および発信時などでチェックした時に”不許可”
の場合、さらに「制限表示有/無のレコード情報」をチ
ェックし、”表示可”であれば表示器による警告表示や
スピーカからの警告音でユーザに知らせる。
【0040】図7に、使用制限処理のフローチャートを
示す。 Sb1:MS1の図示しない電源がオンされると、デー
タ列47がレコード#1〜3が不可か否かを判断し、不
可ならば処理をSb2に移し、不可でないならば処理を
Sb4に移す。 Sb2:レコード#4が不可か否かを判断し、不可なら
ば処理をSb1に戻し、不可でないならば処理をSb3
に移す。
【0041】Sb3:表示器28に使用制限がされてい
る旨の警告表示を行う。例えば、「電波の送出の禁止エ
リア」等の表示を行う。なお、音声回路25を介してス
ピーカ26から警告音により報知するようにしてもよ
い。 Sb4:システムを補足する。なお、システムの補足の
意味は、上記第1の実施の形態の場合のSa3と同様で
あるため説明を省略する。
【0042】Sb5:データ列47がレコード#1〜3
が不可か否かを判断し、不可ならば処理をSb6に移
し、不可でないならば処理をSb8に移す。 Sb6:レコード#4が不可か否かを判断し、不可なら
ば処理をSb8に移し、不可でないならば処理をSb7
に移す。 Sb7:表示器28に使用制限がされている旨の警告表
示を行う。例えば、「電波の送出の禁止エリア」等の表
示を行う。なお、音声回路25を介してスピーカ26か
ら警告音により報知するようにしてもよい。
【0043】Sb8:BS51から下りメッセージ(報
知情報メッセージ)を受信したら、待ち受け状態にして
処理をSb9に移す。 Sb9:受信した下りメッセージの内容から位置登録が
必要であると判断して処理をSb10に移し、位置登録
が不要な場合は処理をSb12に移す。 Sb10:レコード#1が不可か否かを判断し、不可な
らば処理をSb12に移し、不可でないならば処理をS
b11に移す。
【0044】Sb11:位置登録メッセージをBS51
に送信し、BS51が図示しない移動体電話交換局(M
TSO)を介して図示しないシステムセンタに、MS1
がBS51のエリアにある旨を示すロケーション登録を
行わせる。 Sb12:下りメッセージに着信データが含まれている
場合には処理をSb13に移し、着信データが含まれて
いない場合には処理をSb15に移す。
【0045】Sb13:レコード#3が不可か否かを判
断し、不可ならば処理をSb15に移し、不可でないな
らば処理をSb14に移す。 Sb14:着信応答メッセージをBS51に送信する。 Sb15:キーボード29の操作によるユーザの発信か
否かを判断し、ユーザ発信の場合には処理をSb16に
移し、ユーザ発信でない場合には処理を上記Sb5に戻
す。
【0046】Sb16:レコード#2が不可か否かを判
断し、不可ならば処理をSb18に移し、不可でないな
らば処理をSb17に移す。 Sb17:発信を許可し、発信メッセージをBS51に
送信する。 Sb18:レコード#4が不可か否かを判断し、不可な
らば処理をSb4に戻し、不可でないならば処理をSb
19に移す。
【0047】Sb19:表示器28に使用制限がされて
いる旨の警告表示を行う。例えば、「発信不可/着信可
のエリア」や「電波の送出の禁止エリア」等の表示を行
う。なお、音声回路25を介してスピーカ26から警告
音により報知するようにしてもよい。 上記第2の実施の形態によると、上記第1の実施の形態
と同様に、エンドユーザになんらの操作を要求すること
なく、特定エリアでの移動体電話機からのレベルに応じ
た使用制限を行うことができる。したがって、病院やコ
ンサートホール等のエリアのように、エリア毎に要求さ
れる制限内容が異なるような細かなニーズに沿うことが
できる。
【0048】第3の実施の形態 本第3の実施の形態は、上記第2の実施の形態の情報レ
コードに、各種制限を有効にするまでの判定時間を追加
したものである。これは、制限情報報知のためー第2の
手段が無線の為ある程度設備外にも漏れることが予想さ
れる。そこで、病院などのように即座に制限状態に入っ
てもらいたい施設とコンサートホールのような施設や電
車・バスなどのように施設自体が移動する場合などは即
座でなくても良いあるいは即座に判定すべきではない。
MSにこれらの判定までの時間をあらかじめ決められた
単位でのカウント数あるいは指定された判定持続時間を
指定する。例として、情報レコード#xをこれに当て4
ビット長のデータとして、表4のように決めておく。
【0049】
【表4】
【0050】CPU24は受信した情報部分のレコード
#xの値を抽出しT_jとしてRAM22に保存する。
その他の必要な複数レコード#iの各情報群をInf_
n(i)ブロックとして同様にRAM22に保存する。
前回受信した各情報ブロックInf_p(i)と新しい
Inf_n(i)を比較し何らかの変化を検出したと
き、情報判定用タイマTimerに上記T_jの値をセ
ットすると共にInf_n(i)をInf_p(i)と
してRAM22にコピーする。変化しない場合は値を変
更しない。情報レコードを受信するたびに上記処理を行
うが、受信内容が変化せずに情報判定用タイマTime
rがタイムアウトしたとき、Inf_p(i)を要求さ
れる制限情報としてInf(i)ブロックとしてRAM
22にコピーする。
【0051】電源オン時のチャンネル捕捉、位置登録、
発信、着信を行う前にこのInf(i)のレコードブロ
ックの値から”許可/不可”の判定を行う。レコード#
xの値をあらかじめ定めておいた単位時間(ここでは5
秒とする。)の倍数のタイマ値に相当するとし、上記情
報判定用タイマTimerにInf(x)*5秒の値を
セットすることも可能である。また、情報レコード#x
の値が”0000”の場合は、上記論理判定を行わずに
即座に受信した各情報ブロックInf_n(i)を有効
なInf(i)ブロックとして使用することも可能であ
る。
【0052】上記第3の実施の形態によると、第2の通
信手段で、複数のデータパターンに意味を持たせレベル
情報とすることあるいは複数のレコードに個々の許可情
報を分けて伝えることによりどの動作を許可するかを表
す。これによりそのエリアにいるMSは可能と指定され
たことのみを実行することやその制限情報を有効にする
までの判定時間などを可変にすることができ、きめ細か
な使用制限のサービスおよびユーザに対する各種警告表
示を提供することができるようになる。
【0053】第4の実施の形態 図8に、第4の実施の形態の移動体通信システムのブロ
ック図を示す。なお、MS1および使用制限情報放射設
備61は、ここでは簡略に表してあるが、上記第1の実
施の形態で説明した図1の場合と同じ構成であり、使用
制限処理も同様に行うものとする。
【0054】移動交換局(MTSO)81に付属するシ
ステムセンタ82は、このMTSO81に登録されてい
る全MS1の個々の情報を記録していて、位置登録情報
やMS1から報告される使用制限情報も合わせて記録す
る。BS51はMTSO81の指示により、システム情
報や個々のMS1への各種指令などのメッセージを送出
したり、逆にMS1からのメッセージの内容をMTSO
81に伝える。MS1からMTSO81へ使用制限の状
態を伝えるために使用制限情報メッセージを上りアクセ
スチャンネルに追加するかあるいは従来からの位置登録
メッセージにオプションの情報フィールドを追加する。
【0055】MS1はBS51から送出される第1の通
信手段と使用制限情報放射設備61から送出される第2
の通信手段両方の情報を常時監視する。MS1は第2の
通信手段で入手した使用制限情報から位置登録は許可さ
れているが着信が不許可の場合は追加されたメッセージ
を利用して使用制限状態であることをBS51へ送出す
る。BS51からこの情報を転送されたMTSO81
は、発信したMS1の電話番号と使用制限情報”着信不
可”をシステムセンタ82に登録する。
【0056】逆に、MS1が使用制限エリアから外へ出
たとき、MS1は使用制限が解除されたことを同様な方
法によりMTSO81に伝え、MTSO81はシステム
センタ82の使用制限情報を”着信可”に戻す。 (A)着信時の起呼者への通知 以上のように、使用制限情報がシステムセンタ82に登
録されているMS1に対して着信要求があったとき、M
TSO81は対象となるMS1が着信に応答可能なエリ
アにいるかどうかをシステムセンタ82の当該MS1の
情報から判断する。使用制限情報が”着信可”の場合は
さらに位置登録情報からMS1が存在しているエリアを
判定し、そのエリアに含まれるすべてのBS1を通じて
着信メッセージを送出する。一方、使用制限情報が”着
信不可”の場合はその着信要求元に対して、応答できな
い旨の通知を行う。
【0057】ここで、応答できない場合の通知の例とし
て、ビジートーン・「応答できないエリアにいます」と
いうアナウンス等が考えられる。さらに、自動的に不在
時録音機能への接続により起呼者からの必要事項を音声
やメッセージにて保存しておくことも可能である。 (B)着呼者への通知 通常、着信要求があった場合通話まで概略以下のような
手順で行われる。
【0058】1.MTSO81はシステムセンタ82に
記録されている当該MS1の位置情報からMS1が存在
すると思われるエリアの複数のBS51からMS1の対
する着信メッセージを送出する。 2.着信メッセージを受信できたMS1はこれに対する
着信応答メッセージをアクセスチャンネルを利用して最
も近い(最も条件の良い)BS51に対して送出する。
【0059】3.着信応答メッセージを受けたBS51
は空き状態の音声チャンネルを探し、音声チャンネル指
定メッセージ等により通話時に使用するチャンネルをM
S1に対して行うと共にその音声チャンネルでの電波の
送信を始める。 4.MS1は指定された音声チャンネルで送信を開始す
ることと前後してBS51からの下り音声チャンネルが
正しく受信できているかどうか監視する。
【0060】5.BS51はMS1からの上り音声チャ
ンネルが正しく受信できるかどうか監視をし、音声チャ
ンネルでの通信が可能になったことを認識してから、M
S1に対するアラートメッセージ(着信表示指示)を送
出する。 6.MS1は着信アラート音と着信表示を行い、ユーザ
に着信があったことを知らせる。
【0061】7.ユーザがアラートに対して応答したと
き、アラート応答メッセージなどを利用してBS51に
報告する。 8.両方向の通話路を接続する。使用制限情報が”着信
不可”の場合には先ほどの要求元に対する通知を行うと
共に着呼者側にも「着信があったがMTSO81にて着
信の処理を中止させたことと着信があったこと」などの
情報のみを通知することも可能である。例えば、「着信
報告メッセージ」などの上り制御チャンネルメッセージ
を新たに定めたり、あるいは既存の着信メッセージに新
規オプションフィールドを追加するなどにより、起呼者
の電話番号や録音メッセージのあり/なしなどの情報を
MS1に伝えることとする。
【0062】例えば、上記ステップの1で着信メッセー
ジの代わりにこのメッセージをMS1に送る。MS1は
ユーザの設定や使用制限の情報に従ってこのメッセージ
に対するユーザへの報告の内容を決め、画面に着信があ
ったことや起呼者の電話番号あるいは録音メッセージの
あり/なしなどを表示する。上記第4の実施の形態によ
ると、上記第1の実施の形態の効果の他に、あるエリア
にいるMS1が第2の通信手段が使用制限であるという
認識を行い、それを移動体システムに報告し、さらに、
MTSO81はその情報を利用して該当するMS1が使
用制限状態にいるかどうかを事前にチェックすることに
より、MS1に対する何らの通告なしに「応答できな
い」ことを通知したり、起呼者からの着信を不在録音シ
ステムへ自動的に接続することができる。また、MS1
に対しては、使用制限下で着信があったことを通知する
ことができる。その通知には起呼者の電話番号や録音メ
ッセージのあり/なし等の情報を付加することを行い。
ユーザの利便性を向上させることが期待できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、エ
ンドユーザになんらの操作を要求することなく、特定エ
リアでの移動体電話機からのレベルに応じた使用制限を
行うことができる効果が得られる。したがって、病院や
コンサートホール等のエリアのように、エリア毎に要求
される制限内容が異なるような細かなニーズに沿うこと
ができる効果が得られる。つまり、病院であれば電力送
出を絶対禁止したり、また、コンサートホールであれば
着信のみを禁止し位置登録動作は許可し、発信に関して
はユーザの常識によりホールから出たロビーでやっても
らうように、エリア毎に送受信の有無に限らないように
制限することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の移動体通信システムのブロ
ック図
【図2】第1の実施の形態の使用制限処理のフローチャ
ート
【図3】位置登録シーケンス図
【図4】発信シーケンス図
【図5】着信シーケンス図
【図6】第2の実施の形態の移動体通信システムのブロ
ック図
【図7】第2の実施の形態の使用制限処理のフローチャ
ート
【図8】第4の実施の形態の移動体通信システムのブロ
ック図
【符号の説明】
1 移動体電話機(MS) 44 コードブック 51 基地局(BS) 61 使用制限情報放射設備 74 コードブック
フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 AA61 AA64 AA65 BB00 BB04 CC11 DD01 DD02 FF03 FF05 GG00 GG01 GG03 GG10 5K027 AA11 CC08 EE11 FF01 FF22 FF25 HH11 HH14 5K067 AA34 BB04 DD13 DD20 DD24 DD27 DD28 EE02 EE10 EE16 FF03 FF20 FF31 FF40 GG01 GG11 HH12 JJ61 JJ66

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局との間で位置登録、発信や着信の
    無線通信を行うとともに、 位置登録、発信及び着信のそれぞれの可/不可を示す使
    用制限情報を受信し、その使用制限情報に基づき、基地
    局との間で行う位置登録、発信及び着信のそれぞれの使
    用を制限するようにしたことを特徴とする移動体端末。
  2. 【請求項2】 移動体端末と基地局との間で位置登録、
    発信や着信の無線通信を行う第1の通信手段と、 この第1の通信手段によって行う位置登録、発信及び着
    信のそれぞれの可/不可を示す使用制限情報を使用制限
    情報放射設備から放射し、使用制限情報を受信した移動
    体端末はその使用制限情報に基づき、第1の通信手段に
    よって行う位置登録、発信及び着信のそれぞれの使用を
    制限する第2の通信手段とを備えたことを特徴とする移
    動体通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、第2の通信手段の使
    用制限情報は、位置登録、発信及び着信のそれぞれの可
    /不可をレベル分けしたときのレベル値で表し、そのレ
    ベル値を表すコードブックを移動体端末及び使用制限情
    報放射設備の双方に登録しておき、 移動体端末では、使用制限情報放射設備から放射された
    レベル値を照合して使用制限を認識するようにしたこと
    を特徴とする移動体通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項2において、第2の通信手段の使
    用制限情報は、位置登録、発信及び着信のそれぞれの可
    /不可を情報領域別に設定したデータ列を使用制限情報
    放射設備に登録しておき、 移動体端末では、使用制限情報放射設備から放射された
    データ列を各情報領域毎に抽出して使用制限を認識する
    ようにしたことを特徴とする移動体通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項4において、使用
    制限情報には、各情報領域毎に設定した可/不可の設定
    を有効にするまでの判定時間を設定しておき、 移動体端末は、判定時間が経過する間に制限情報の内容
    が変わらなかった場合に使用を制限するようにしたこと
    を特徴とする移動体通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項2において、移動体端末は、第2
    の通信手段によって設定された使用制限情報を第1の通
    信手段としての基地局等の移動体通信設備に登録させ、 当該移動体端末に対する着信があった場合には、移動体
    通信設備に登録してある使用制限情報をチェックし、着
    信不可のときには、起呼者に対して応答できない旨の通
    知を行うようにしたことを特徴とする移動体通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、移動体通信設備は、
    使用制限中の移動体端末に対する着信があったことを着
    呼者に対して通知するようにしたことを特徴とする移動
    体通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、移動体通信設備は、
    起呼者の電話番号や音声録音あり/なしなどの着信情報
    通知の送出要求を移動体端末に通知するようにしたこと
    を特徴とする移動体通信システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320270A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Tokyo Denki Univ 無線移動局制御システム、制御局及び移動局
CN105847585A (zh) * 2016-05-16 2016-08-10 诚迈科技(南京)股份有限公司 一种根据环境安全使用移动终端的方法和装置
CN107707756A (zh) * 2017-09-29 2018-02-16 维沃移动通信有限公司 模式切换方法及移动终端
CN110682860A (zh) * 2019-09-19 2020-01-14 佛吉亚好帮手电子科技有限公司 一种针对加油站内通话的车载智能报警方法及其系统

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