JP2000278456A - カードリーダ対応構内用電話機 - Google Patents
カードリーダ対応構内用電話機Info
- Publication number
- JP2000278456A JP2000278456A JP11078987A JP7898799A JP2000278456A JP 2000278456 A JP2000278456 A JP 2000278456A JP 11078987 A JP11078987 A JP 11078987A JP 7898799 A JP7898799 A JP 7898799A JP 2000278456 A JP2000278456 A JP 2000278456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- card
- card reader
- call
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Meter Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】カードリーダ対応構内用電話機において、電話
機本体内にカードリーダを一体的に組み込んで取り扱い
を簡便にし、かつ、信号が互いに干渉することがなく誤
作動を防止したカードリーダ対応構内用電話機を提供す
ることにある。 【解決手段】プリペードカードまたはIDカードを利用し
て構内で通話時間を制御するカードリーダおよびカード
挿入口を一体的に組み込んだ構内用電話機であって、該
電話機内にダイヤル信号を入力して通話料金を演算する
演算手段、該演算手段に基づいて通話時間を制御する通
話制御手段、および、プリペードカードまたはIDカード
の残量度数を検出し書換えをするカードリーダ機能を有
し、前記ダイヤル信号の電話回線への入出力信号は、シ
フトレジスタに一旦記憶させるとともに、フォトカプラ
を介して前記の演算手段および通話制御手段の入出力信
号に接続したカードリーダ対応構内用電話機である。
機本体内にカードリーダを一体的に組み込んで取り扱い
を簡便にし、かつ、信号が互いに干渉することがなく誤
作動を防止したカードリーダ対応構内用電話機を提供す
ることにある。 【解決手段】プリペードカードまたはIDカードを利用し
て構内で通話時間を制御するカードリーダおよびカード
挿入口を一体的に組み込んだ構内用電話機であって、該
電話機内にダイヤル信号を入力して通話料金を演算する
演算手段、該演算手段に基づいて通話時間を制御する通
話制御手段、および、プリペードカードまたはIDカード
の残量度数を検出し書換えをするカードリーダ機能を有
し、前記ダイヤル信号の電話回線への入出力信号は、シ
フトレジスタに一旦記憶させるとともに、フォトカプラ
を介して前記の演算手段および通話制御手段の入出力信
号に接続したカードリーダ対応構内用電話機である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等の構内に設
置される構内用電話機であって、更に詳しくは、プリペ
ードカードまたはIDカードを利用したカードリーダーに
接続されるカードリーダ対応構内用電話機の技術分野に
属する。
置される構内用電話機であって、更に詳しくは、プリペ
ードカードまたはIDカードを利用したカードリーダーに
接続されるカードリーダ対応構内用電話機の技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等の構内に設置される構内用
電話機は、その施設構内毎に使用料金の体系が異なるた
め、プリペードカードまたはIDカードを利用して制御す
るカードリーダーを別途に設けてこれに接続して、電話
機が電話回線(外線)と接続する時間を制御している(カ
ードタイマー)。従来のこれらのカードリーダを付属し
た構内用電話機は、電話回線(外線)と通常の電話機との
間に、通話距離および通話時間をカウントし料金テーブ
ルから使用料金を算出して、プリペードカードまたはID
カードの残量を記録する手段を有するカードリーダーを
別途介在させていた。すなわち、構内用電話機は直接に
はNTT回線等の外部電話回線(外線)に接続されていな
い。また、従来の外付カードリーダーでの通話距離の算
出は、ダイヤルパルスあるいはダイヤルトーンの信号音
を解析して、電話をかけた先が市内か市外かを判別する
とともに、市外局番を検出して料金算出手段に入力して
処理していた。さらに、構内用電話機の通話のon,off
も、電話機付属のフックスイッチとは別に、電話回線
(外線)とフックスイッチとの間に外部のカードリーダに
フックリレーを設けておこなっていた。
電話機は、その施設構内毎に使用料金の体系が異なるた
め、プリペードカードまたはIDカードを利用して制御す
るカードリーダーを別途に設けてこれに接続して、電話
機が電話回線(外線)と接続する時間を制御している(カ
ードタイマー)。従来のこれらのカードリーダを付属し
た構内用電話機は、電話回線(外線)と通常の電話機との
間に、通話距離および通話時間をカウントし料金テーブ
ルから使用料金を算出して、プリペードカードまたはID
カードの残量を記録する手段を有するカードリーダーを
別途介在させていた。すなわち、構内用電話機は直接に
はNTT回線等の外部電話回線(外線)に接続されていな
い。また、従来の外付カードリーダーでの通話距離の算
出は、ダイヤルパルスあるいはダイヤルトーンの信号音
を解析して、電話をかけた先が市内か市外かを判別する
とともに、市外局番を検出して料金算出手段に入力して
処理していた。さらに、構内用電話機の通話のon,off
も、電話機付属のフックスイッチとは別に、電話回線
(外線)とフックスイッチとの間に外部のカードリーダに
フックリレーを設けておこなっていた。
【0003】上記の従来の構内用電話機に接続する外付
カードリーダーは、通話距離の算出にダイヤルパルスあ
るいはダイヤルトーンの信号音を電話回線から抽出して
解析しているため、誤って判別することがあり、これが
誤作動の原因となるという問題点や、通話中にダイヤル
ボタンを押すとこれを音信号解析手段が検出して、フッ
クリレーを作動させるという不都合を生じる問題点があ
り、さらに、電話回線(外線)とフックスイッチとの間に
フックリレーを設けているため、ダイヤルボタン操作の
信号によって送受信の誤作動を生ずる場合がある等の問
題点や、加えて、構内用電話から外部に接続する際に、
その構内から接続を限定すべき相手、例えば Q2等の電
話相手に対しては接続を禁止するための有効な手段を有
していない等の問題点があり、また、電話回線の極性が
反転しない0120の電話番号に対して適切に対応でき
ない等の問題点や、外付カードリーダーに音声信号解析
手段等の装置を組み込むため、カードリーダーの回路が
煩雑で、かつ、カードリーダーの外形も大きくなり、カ
ードリーダーを構内電話回線(外線)と電話機の間に設け
るため電話回線(外線)からの配線も煩雑であるという問
題点があった。
カードリーダーは、通話距離の算出にダイヤルパルスあ
るいはダイヤルトーンの信号音を電話回線から抽出して
解析しているため、誤って判別することがあり、これが
誤作動の原因となるという問題点や、通話中にダイヤル
ボタンを押すとこれを音信号解析手段が検出して、フッ
クリレーを作動させるという不都合を生じる問題点があ
り、さらに、電話回線(外線)とフックスイッチとの間に
フックリレーを設けているため、ダイヤルボタン操作の
信号によって送受信の誤作動を生ずる場合がある等の問
題点や、加えて、構内用電話から外部に接続する際に、
その構内から接続を限定すべき相手、例えば Q2等の電
話相手に対しては接続を禁止するための有効な手段を有
していない等の問題点があり、また、電話回線の極性が
反転しない0120の電話番号に対して適切に対応でき
ない等の問題点や、外付カードリーダーに音声信号解析
手段等の装置を組み込むため、カードリーダーの回路が
煩雑で、かつ、カードリーダーの外形も大きくなり、カ
ードリーダーを構内電話回線(外線)と電話機の間に設け
るため電話回線(外線)からの配線も煩雑であるという問
題点があった。
【0004】このため、本出願人は、特願平10-238879
号として、病院等の外付カードリーダーを接続するカー
ドリーダ対応電話機において、従来のカードリーダや構
内用電話機を飛躍的に小型として、外付カードリーダと
電話機との設置や、これらを接続する配線が簡単で、か
つ、信号の読みとりが確実で誤作動を生じない外付カー
ドリーダ対応電話機を提供している。
号として、病院等の外付カードリーダーを接続するカー
ドリーダ対応電話機において、従来のカードリーダや構
内用電話機を飛躍的に小型として、外付カードリーダと
電話機との設置や、これらを接続する配線が簡単で、か
つ、信号の読みとりが確実で誤作動を生じない外付カー
ドリーダ対応電話機を提供している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特願平10-238879号の先行技術も、従来の装置に比較し
て十分に小型で簡便になったものの、カードリーダが依
然として外付けであるため、装置が2つに分かれて扱い
が不便であり、接続ケーブルやコネクタ等の部品を必要
とし、また、接続不良を生ずることもあるという問題点
があった。本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その課題は、カードリーダ対応構内用電話機に
おいて、電話機本体内にカードリーダを組み込んで、信
号が互いに干渉することがなく誤作動を防止して、全体
としても1つの装置としたカードリーダ対応構内用電話
機を提供することにある。
特願平10-238879号の先行技術も、従来の装置に比較し
て十分に小型で簡便になったものの、カードリーダが依
然として外付けであるため、装置が2つに分かれて扱い
が不便であり、接続ケーブルやコネクタ等の部品を必要
とし、また、接続不良を生ずることもあるという問題点
があった。本発明は、前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その課題は、カードリーダ対応構内用電話機に
おいて、電話機本体内にカードリーダを組み込んで、信
号が互いに干渉することがなく誤作動を防止して、全体
としても1つの装置としたカードリーダ対応構内用電話
機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、プリペードカードまた
はIDカードを利用して構内で通話時間を制御するカード
リーダおよびカード挿入口を一体的に組み込んだ構内用
電話機であって、該電話機内にダイヤル信号を入力して
通話料金を演算する演算手段、該演算手段に基づいて通
話時間を制御する通話制御手段、および、プリペードカ
ードまたはIDカードの残量度数を検出し書換えをするカ
ードリーダ機能を有し、前記ダイヤル信号の電話回線へ
の入出力信号は、シフトレジスタに一旦記憶させるとと
もに、フォトカプラを介して前記の演算手段および通話
制御手段の入出力信号に接続したカードリーダ対応構内
用電話機である。上記の課題を解決するために、請求項
2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前
記の通話制御手段は、電話機付属のフックスイッチとは
別にフックスイッチと送受話器との間にフックリレーを
設けて、該フックリレーを制御する記載のカードリーダ
対応構内用電話機である。
めに、請求項1に記載の発明は、プリペードカードまた
はIDカードを利用して構内で通話時間を制御するカード
リーダおよびカード挿入口を一体的に組み込んだ構内用
電話機であって、該電話機内にダイヤル信号を入力して
通話料金を演算する演算手段、該演算手段に基づいて通
話時間を制御する通話制御手段、および、プリペードカ
ードまたはIDカードの残量度数を検出し書換えをするカ
ードリーダ機能を有し、前記ダイヤル信号の電話回線へ
の入出力信号は、シフトレジスタに一旦記憶させるとと
もに、フォトカプラを介して前記の演算手段および通話
制御手段の入出力信号に接続したカードリーダ対応構内
用電話機である。上記の課題を解決するために、請求項
2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前
記の通話制御手段は、電話機付属のフックスイッチとは
別にフックスイッチと送受話器との間にフックリレーを
設けて、該フックリレーを制御する記載のカードリーダ
対応構内用電話機である。
【0007】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に好適なカードリ
ーダ対応構内用電話機の1実施例を、図1のブロック図
に従って説明するが、まず、カードリーダ機能を電話機
本体に組み込むことを可能とする本実施例の回路構成を
説明する。図1において、カードリーダ対応構内用電話
機の概略は操作部Aと主制御部Bとカードリーダ部Cと
から成る。操作部Aにおいて、符号1はマイク等の送話
器であり、送話器1と一体にイヤホーン等の受話器2が
組込まれ、一体の送受話器1,2を上げると同時にフック
スイッチ3がonとなるように構成され、送受話器1,2は
送受信信号を2本の電話回線で送受信できるように処理
するハイブリッド回路4に接続されている。
ーダ対応構内用電話機の1実施例を、図1のブロック図
に従って説明するが、まず、カードリーダ機能を電話機
本体に組み込むことを可能とする本実施例の回路構成を
説明する。図1において、カードリーダ対応構内用電話
機の概略は操作部Aと主制御部Bとカードリーダ部Cと
から成る。操作部Aにおいて、符号1はマイク等の送話
器であり、送話器1と一体にイヤホーン等の受話器2が
組込まれ、一体の送受話器1,2を上げると同時にフック
スイッチ3がonとなるように構成され、送受話器1,2は
送受信信号を2本の電話回線で送受信できるように処理
するハイブリッド回路4に接続されている。
【0008】上記のハイブリッド回路4の一方は、フッ
クリレー5及びフックスイッチ3を介してブリッジ整流
回路6の端子一方に直列に接続され、ハイブリッド回路
4の他方は、ダイヤルパルスまたはダイヤルトーン信号
送出回路7を介してブリッジ整流回路6の端子の他方に
接続されている。そして、ブリッジ整流回路6は、電話
回線(外線)L1,L2に電流や極性等を検出するための回線
電流検出回路8を介して接続し、構内電話回線(外線)L
1,L2の間には着信検出回路9が挿入されている。また、
ダイヤルパルスまたはダイヤルトーン送信号回路7は、
ダイヤルパルスとダイヤルトーンの双方に対応して信号
を処理する手段を有しており、構内電話回線(外線)L1,L
2からNTT電話回線を介して電話局へ電話番号信号を送出
するが、押しボタン10の番号を電話を掛ける人によっ
て選択して押して、その操作した信号を入力レジスタ1
1に一旦記憶し、この記憶した信号を後述する主制御部
Bで処理し、処理した信号を再び出力レジスタ12に入
力して一旦記憶し、この記憶した信号を信号送出回路7
からブリッジ整流回路6を介して構内電話回線(外線)L
1,L2を通じて外部のNTT電話回線を介して電話局へ送出
する。これら操作部Aで得られた信号および送出信号の
主制御部Bとの受け渡しは、同じ電話機内であっても、
全てフォトカプラ群FのフォトカプラF1〜F8を介して行
われるが、これは操作部Aと主制御部Bおよびカードリ
ーダ部Cとを電気的に絶縁し、互いにノイズが混入して
誤作動を起こさないための手段である。
クリレー5及びフックスイッチ3を介してブリッジ整流
回路6の端子一方に直列に接続され、ハイブリッド回路
4の他方は、ダイヤルパルスまたはダイヤルトーン信号
送出回路7を介してブリッジ整流回路6の端子の他方に
接続されている。そして、ブリッジ整流回路6は、電話
回線(外線)L1,L2に電流や極性等を検出するための回線
電流検出回路8を介して接続し、構内電話回線(外線)L
1,L2の間には着信検出回路9が挿入されている。また、
ダイヤルパルスまたはダイヤルトーン送信号回路7は、
ダイヤルパルスとダイヤルトーンの双方に対応して信号
を処理する手段を有しており、構内電話回線(外線)L1,L
2からNTT電話回線を介して電話局へ電話番号信号を送出
するが、押しボタン10の番号を電話を掛ける人によっ
て選択して押して、その操作した信号を入力レジスタ1
1に一旦記憶し、この記憶した信号を後述する主制御部
Bで処理し、処理した信号を再び出力レジスタ12に入
力して一旦記憶し、この記憶した信号を信号送出回路7
からブリッジ整流回路6を介して構内電話回線(外線)L
1,L2を通じて外部のNTT電話回線を介して電話局へ送出
する。これら操作部Aで得られた信号および送出信号の
主制御部Bとの受け渡しは、同じ電話機内であっても、
全てフォトカプラ群FのフォトカプラF1〜F8を介して行
われるが、これは操作部Aと主制御部Bおよびカードリ
ーダ部Cとを電気的に絶縁し、互いにノイズが混入して
誤作動を起こさないための手段である。
【0009】上記のフォトカプラ群FのフォトカプラF1
〜F8ついて説明すると、フォトカプラF1は構内電話回線
(外線)L1,L2から入力される着信信号を着信検出回路9
で検出しこの信号を主制御部Bに接続する接続手段であ
り、フォトカプラF2,F3は電話回線(外線)L1に直列に挿
入された回線電流検出回路8から送受話器を上げること
によってフックスイッチ3をonしたときに流れる電流
や、相手側が電話に出たときに電話回線の極性が反転し
たことを検知し、この信号を主制御部Bに接続する接続
手段であり、フォトカプラF4は主制御部Bで処理した送
信相手局のダイヤル番号等の信号をダイヤルパルスまた
はダイヤルトーン信号送出回路7に接続する接続手段で
あり、フォトカプラF5は通話中に主制御部Bで処理した
通話以外の例えばモバイルからの信号等を入力レジスタ
11や出力レジスタ12に接続する接続手段であり、フ
ォトカプラF6は押しボタン10により押された相手電話
番号の信号を一旦記憶して入力レジスタ11から出力さ
れた信号を主制御部Bに接続する接続手段であり、フォ
トカプラF7はフックスイッチ3をonにしたときに流れる
電流信号を主制御部Bに接続する接続手段であり(な
お、フックスイッチ3をonにしたときに流れる信号は、
回線電流検出回路8でも検出できるが、誤作動を防ぐた
めの検出信号である。)、フォトカプラF8は主制御部B
で処理された通話のon,off信号をフックリレー5に接続
する接続手段である。
〜F8ついて説明すると、フォトカプラF1は構内電話回線
(外線)L1,L2から入力される着信信号を着信検出回路9
で検出しこの信号を主制御部Bに接続する接続手段であ
り、フォトカプラF2,F3は電話回線(外線)L1に直列に挿
入された回線電流検出回路8から送受話器を上げること
によってフックスイッチ3をonしたときに流れる電流
や、相手側が電話に出たときに電話回線の極性が反転し
たことを検知し、この信号を主制御部Bに接続する接続
手段であり、フォトカプラF4は主制御部Bで処理した送
信相手局のダイヤル番号等の信号をダイヤルパルスまた
はダイヤルトーン信号送出回路7に接続する接続手段で
あり、フォトカプラF5は通話中に主制御部Bで処理した
通話以外の例えばモバイルからの信号等を入力レジスタ
11や出力レジスタ12に接続する接続手段であり、フ
ォトカプラF6は押しボタン10により押された相手電話
番号の信号を一旦記憶して入力レジスタ11から出力さ
れた信号を主制御部Bに接続する接続手段であり、フォ
トカプラF7はフックスイッチ3をonにしたときに流れる
電流信号を主制御部Bに接続する接続手段であり(な
お、フックスイッチ3をonにしたときに流れる信号は、
回線電流検出回路8でも検出できるが、誤作動を防ぐた
めの検出信号である。)、フォトカプラF8は主制御部B
で処理された通話のon,off信号をフックリレー5に接続
する接続手段である。
【0010】次に、構内用電話機内の主制御部Bとカー
ドリーダ機能を有するカードリーダ部Cの構成を説明す
るが、上記のフォトカプラF群を介しての信号の入出力
を、インターフェイス13を介して主制御部14に接続
し、主制御部14は電話機本体内に設けられたカードリ
ーダ部C(カードタイマー)に接続される。このカードリ
ーダ機能を有するカードリーダ部Cはカードリーダ制御
部15とカードリーダ部16とが接続されているが、図
2において、カード挿入口17(図2)からカードが挿入さ
れると、カードリーダ制御部15がカードリーダ16を
制御してカードから情報を読み込み、主制御部14に情報
を転送する。また、その逆にカードリーダ制御部15が
カードリーダ16を制御してカードに情報を書き込む。
上記主制御部14は、ダイヤル信号を入力して通話料金
を演算する演算手段および演算手段に基づいて通話時間
を制御する通話制御手段を有しているが、電話を掛ける
相手の電話番号から距離を算出し、料金テーブルから料
金を算出するとともに、カードリーダ部Cからの残量度
数とを比較し、残量を算出してカードリーダ部Cに出力
するとともに残量0になればフックリレー5をoffにす
る。また、主制御部14は、電話を掛ける相手の電話番
号からQ2等の通話先を検出し、これらの通話先を制限
する場合もフックリレー5をoffにする。同様に、01
20等の電話回線の極性が反転しない場合に課金する場
合でも、これらの電話番号を検出して料金テーブルから
カードリーダ部Cの残量度数を引く指令を出力する。
ドリーダ機能を有するカードリーダ部Cの構成を説明す
るが、上記のフォトカプラF群を介しての信号の入出力
を、インターフェイス13を介して主制御部14に接続
し、主制御部14は電話機本体内に設けられたカードリ
ーダ部C(カードタイマー)に接続される。このカードリ
ーダ機能を有するカードリーダ部Cはカードリーダ制御
部15とカードリーダ部16とが接続されているが、図
2において、カード挿入口17(図2)からカードが挿入さ
れると、カードリーダ制御部15がカードリーダ16を
制御してカードから情報を読み込み、主制御部14に情報
を転送する。また、その逆にカードリーダ制御部15が
カードリーダ16を制御してカードに情報を書き込む。
上記主制御部14は、ダイヤル信号を入力して通話料金
を演算する演算手段および演算手段に基づいて通話時間
を制御する通話制御手段を有しているが、電話を掛ける
相手の電話番号から距離を算出し、料金テーブルから料
金を算出するとともに、カードリーダ部Cからの残量度
数とを比較し、残量を算出してカードリーダ部Cに出力
するとともに残量0になればフックリレー5をoffにす
る。また、主制御部14は、電話を掛ける相手の電話番
号からQ2等の通話先を検出し、これらの通話先を制限
する場合もフックリレー5をoffにする。同様に、01
20等の電話回線の極性が反転しない場合に課金する場
合でも、これらの電話番号を検出して料金テーブルから
カードリーダ部Cの残量度数を引く指令を出力する。
【0011】上記のカードリーダ部Cは、挿入されたカ
ードの残量度数を検出するとともに、使用した課金から
残量度数を書き換える。また、カードリーダ部Cは上記
主制御部14の初期設定も設定用のカードを挿入するこ
とにより行う。すなわち、設置される病院の所在地等に
より料金テーブルが異なるが、これらを設定用のカード
を挿入することにより初期設定する。
ードの残量度数を検出するとともに、使用した課金から
残量度数を書き換える。また、カードリーダ部Cは上記
主制御部14の初期設定も設定用のカードを挿入するこ
とにより行う。すなわち、設置される病院の所在地等に
より料金テーブルが異なるが、これらを設定用のカード
を挿入することにより初期設定する。
【0012】なお、操作部Aの入力シフトレジスタ11
と出力シフトレジスタ12の電源は電話回線(外線)L1,L
2から得ているので操作部とは電気的に絶縁される。一
方、主制御部Bとカードリーダ部Cの電源は別途外部か
ら入力する。上記の回路構成を組み込んだ本発明のカー
ドリーダ対応構内用電話機の外観斜視図を図2示すが、
送話器1と受話器2と押しボタン10とが配備され、電話
機本体Dの側面に設けられたカード挿入口17にプリペー
ドカードまたはIDカードを挿入または取り出す。なお、
符号18は所望の情報を表示するディスプレイ部である。
と出力シフトレジスタ12の電源は電話回線(外線)L1,L
2から得ているので操作部とは電気的に絶縁される。一
方、主制御部Bとカードリーダ部Cの電源は別途外部か
ら入力する。上記の回路構成を組み込んだ本発明のカー
ドリーダ対応構内用電話機の外観斜視図を図2示すが、
送話器1と受話器2と押しボタン10とが配備され、電話
機本体Dの側面に設けられたカード挿入口17にプリペー
ドカードまたはIDカードを挿入または取り出す。なお、
符号18は所望の情報を表示するディスプレイ部である。
【0013】[動作]以上詳述した本実施例の構成による
動作を以下に説明する。 (1)[初期設定時] カードリーダ対応構内用電話機内のカードリーダ部Cに
初期設定用のカードを挿入する。カードリーダ部Cによ
って、この初期設定用のカードからのデータを読み取り
カードリーダ対応構内用電話機の操作部Bの主制御部1
4の料金テーブル等を病院の構内所在地等に合った値に
初期設定する。
動作を以下に説明する。 (1)[初期設定時] カードリーダ対応構内用電話機内のカードリーダ部Cに
初期設定用のカードを挿入する。カードリーダ部Cによ
って、この初期設定用のカードからのデータを読み取り
カードリーダ対応構内用電話機の操作部Bの主制御部1
4の料金テーブル等を病院の構内所在地等に合った値に
初期設定する。
【0014】(2)[受信時] 電話回線(外線)L1,L2からの16Hzの呼出信号を受信し
たときは、着信検出回路9がこれを検出して、主制御部
B(主制御部14)によって、フォトカプラF1から送信
時に作動する回線電流検出回路8での回線電流の検出を
無効にするとともに、ハイブリッド回路4によって、相
手方の音声を受話器に再生させ、送信側の音声を電話回
線(外線)L1,L2に送信する。この場合には、主制御部B
での料金算出手段は回線電流の検出が無効となるため作
動しない。また、通話を終了するときは、送受話器を下
げてフックスイッチ3をoffにすれば、このフックスイ
ッチ3からの信号および回線電流検出回路8からの信号
によりフックリレー5もoffにして通話を遮断する。
たときは、着信検出回路9がこれを検出して、主制御部
B(主制御部14)によって、フォトカプラF1から送信
時に作動する回線電流検出回路8での回線電流の検出を
無効にするとともに、ハイブリッド回路4によって、相
手方の音声を受話器に再生させ、送信側の音声を電話回
線(外線)L1,L2に送信する。この場合には、主制御部B
での料金算出手段は回線電流の検出が無効となるため作
動しない。また、通話を終了するときは、送受話器を下
げてフックスイッチ3をoffにすれば、このフックスイ
ッチ3からの信号および回線電流検出回路8からの信号
によりフックリレー5もoffにして通話を遮断する。
【0015】(3)[送信時] 電話を掛ける場合には、まず、カードリーダ部Cのカー
ド挿入口17(図2)にカードを挿入し送受話器1,2を上
げる。そして、送受話器1,2を上げてフックスイッチ3
がonなると、電話回線(外線)L1,L2から回線電流検出回
路8に電流が流れるが、これを検出して制御部は送信待
機状態にあることを検出するとともに、市外局番であれ
ば距離を算出し主制御部14の料金テーブルにアクセス
する。また、電話を掛ける相手の電話番号からQ2等の
制限された通話先であるか否かも解析する。次に、相手
側が電話に応対して送受話器を上げると、電話回線(外
線)L1,L2の極性が反転して電話が通じる状態になるが、
これを回線電流検出回路8が検出するとともに、カード
リーダ部Cから信号によりカードの度数が残っているか
否かを検出し、残量度数が0でなければ初めてフックリ
レー5がonとなり通話が可能となる。
ド挿入口17(図2)にカードを挿入し送受話器1,2を上
げる。そして、送受話器1,2を上げてフックスイッチ3
がonなると、電話回線(外線)L1,L2から回線電流検出回
路8に電流が流れるが、これを検出して制御部は送信待
機状態にあることを検出するとともに、市外局番であれ
ば距離を算出し主制御部14の料金テーブルにアクセス
する。また、電話を掛ける相手の電話番号からQ2等の
制限された通話先であるか否かも解析する。次に、相手
側が電話に応対して送受話器を上げると、電話回線(外
線)L1,L2の極性が反転して電話が通じる状態になるが、
これを回線電流検出回路8が検出するとともに、カード
リーダ部Cから信号によりカードの度数が残っているか
否かを検出し、残量度数が0でなければ初めてフックリ
レー5がonとなり通話が可能となる。
【0016】同時に主制御部B(主制御部14)での料
金テーブルから使用課金を算出してカードリーダ部Cの
カードの度数を減らすように書き換える。そして、残量
度数が0になれば通話制御手段によりフックリレー5が
offになり、フックスイッチ3がonであっても通話を強
制的に遮断する。なお、電話を掛ける相手の電話番号か
らQ2等の制限された通話先である場合には、当初から
フックリレー5はonにはならず、通話はできない。逆
に、最初の番号が0120等の電話回線の極性が反転し
ない相手先でも、課金する場合は、0120等の番号を
主制御部14で解析して料金テーブルから使用課金を算
出してカードリーダ部Cのカードの度数を減らすように
書き換える。また、通話中にダイヤルの押しボタン10
等を操作して通話中に主制御部Bで処理した通話以外の
サービス等を、入力レジスタ11や出力レジスタ12を
介して電話回線(外線)L1,L2から送信することができ
る。逆に、この構成は、従来装置のように通話中にダイ
ヤルの押しボタン10等を操作すると誤作動を引き起こ
すというような問題は生じない。また、通話を終了する
ときは、送受話器を下げてフックスイッチ3をoffにす
れば、このフックスイッチ3からの信号および回線電流
検出回路8からの信号によりフックリレー5をoffにし
て、通話を遮断するのは受信時と同じである。
金テーブルから使用課金を算出してカードリーダ部Cの
カードの度数を減らすように書き換える。そして、残量
度数が0になれば通話制御手段によりフックリレー5が
offになり、フックスイッチ3がonであっても通話を強
制的に遮断する。なお、電話を掛ける相手の電話番号か
らQ2等の制限された通話先である場合には、当初から
フックリレー5はonにはならず、通話はできない。逆
に、最初の番号が0120等の電話回線の極性が反転し
ない相手先でも、課金する場合は、0120等の番号を
主制御部14で解析して料金テーブルから使用課金を算
出してカードリーダ部Cのカードの度数を減らすように
書き換える。また、通話中にダイヤルの押しボタン10
等を操作して通話中に主制御部Bで処理した通話以外の
サービス等を、入力レジスタ11や出力レジスタ12を
介して電話回線(外線)L1,L2から送信することができ
る。逆に、この構成は、従来装置のように通話中にダイ
ヤルの押しボタン10等を操作すると誤作動を引き起こ
すというような問題は生じない。また、通話を終了する
ときは、送受話器を下げてフックスイッチ3をoffにす
れば、このフックスイッチ3からの信号および回線電流
検出回路8からの信号によりフックリレー5をoffにし
て、通話を遮断するのは受信時と同じである。
【0017】[作用]本実施例は上述した構成・動作によ
り、以下に述べる作用を有する。 (1)従来の別体であったカードリーダ機能の構成を、電
話機本体Dと一体としたので従来の装置に比較して小型
で扱いが簡便であり設置も容易となる上、接続ケーブル
やコネクタ等の部品が不必要となり、また、これらの部
品による接続不良を生ずることもない。 (2)押しボタンによるダイヤルパルスまたはダイヤルト
ーンの信号を、直接入力シフトレジスタ11に一旦記憶
するから、従来装置のように音声信号を解析するのとは
異なり誤作動がない。 (3)ダイヤル信号をシフトレジスタ11に一旦記憶して
からフォトカプラF6を介して送信するから、電話回線側
と主制御部Bとを電気的に絶縁でき、ノイズが双方の回
路に混入することがなく、ノイズによる誤作動を防止で
きる。 (4)通話制御手段は、フックスイッチ3の信号を一旦主
制御部Bの主制御部14に入力してから演算手段等に基
づいてフックリレー5により行うので、 (4)-1 通話時に誤ってダイヤルの押しボタン10を押し
ても、通話は切断されない。 (4)-2 通話中にダイヤル・ボタンを利用した通信サー
ビスを受けることが可能となる。 (4)-3 通話中にカードの残量度数が0度になったとき
には、通話の強制切断が確実に実行できる。 (4)-4 従来装置では、着信切断直後に発信すると、課
金の演算が誤作動するという不都合があったが、制御部
が電気的に独立しているので、課金演算手段に誤作動を
生じない。 (4)-5 通話先を限定する場合、例えばQ2等の通話を禁
止する場合には、電話番号から事前に通話先がQ2であ
ることを解析して、フックリレー5を当初から作動させ
ないことが可能となる。 (4)-6 通話先が電話回線が極性反転しない電話番号、
例えば0120の通話先の場合でも課金する必要が有る
場合は、フックリレー5の操作と連動させて課金演算し
て課金が可能となる。 (4)-7 フックスイッチ3の上げ下げ操作がフックスイ
ッチ3および回線電流検出回路8から明確に認識できる
ので、着信時のフックスイッチ3の上げ下げ操作の誤認
識がなく、キャッチホーンにも対応できる。
り、以下に述べる作用を有する。 (1)従来の別体であったカードリーダ機能の構成を、電
話機本体Dと一体としたので従来の装置に比較して小型
で扱いが簡便であり設置も容易となる上、接続ケーブル
やコネクタ等の部品が不必要となり、また、これらの部
品による接続不良を生ずることもない。 (2)押しボタンによるダイヤルパルスまたはダイヤルト
ーンの信号を、直接入力シフトレジスタ11に一旦記憶
するから、従来装置のように音声信号を解析するのとは
異なり誤作動がない。 (3)ダイヤル信号をシフトレジスタ11に一旦記憶して
からフォトカプラF6を介して送信するから、電話回線側
と主制御部Bとを電気的に絶縁でき、ノイズが双方の回
路に混入することがなく、ノイズによる誤作動を防止で
きる。 (4)通話制御手段は、フックスイッチ3の信号を一旦主
制御部Bの主制御部14に入力してから演算手段等に基
づいてフックリレー5により行うので、 (4)-1 通話時に誤ってダイヤルの押しボタン10を押し
ても、通話は切断されない。 (4)-2 通話中にダイヤル・ボタンを利用した通信サー
ビスを受けることが可能となる。 (4)-3 通話中にカードの残量度数が0度になったとき
には、通話の強制切断が確実に実行できる。 (4)-4 従来装置では、着信切断直後に発信すると、課
金の演算が誤作動するという不都合があったが、制御部
が電気的に独立しているので、課金演算手段に誤作動を
生じない。 (4)-5 通話先を限定する場合、例えばQ2等の通話を禁
止する場合には、電話番号から事前に通話先がQ2であ
ることを解析して、フックリレー5を当初から作動させ
ないことが可能となる。 (4)-6 通話先が電話回線が極性反転しない電話番号、
例えば0120の通話先の場合でも課金する必要が有る
場合は、フックリレー5の操作と連動させて課金演算し
て課金が可能となる。 (4)-7 フックスイッチ3の上げ下げ操作がフックスイ
ッチ3および回線電流検出回路8から明確に認識できる
ので、着信時のフックスイッチ3の上げ下げ操作の誤認
識がなく、キャッチホーンにも対応できる。
【0018】なお、本発明の特徴を損なうものでなけれ
ば、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論で
ある。例えば、操作部Bである主制御部14は、種類に
よってインターフェイス13が不要である場合は当然に
使用する必要はない。
ば、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論で
ある。例えば、操作部Bである主制御部14は、種類に
よってインターフェイス13が不要である場合は当然に
使用する必要はない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、プリペードカードまたはIDカードを利用
して構内で通話時間を制御するカードリーダおよびカー
ド挿入口を一体的に組み込んだ構内用電話機であって、
該電話機内にダイヤル信号を入力して通話料金を演算す
る演算手段、該演算手段に基づいて通話時間を制御する
通話制御手段、および、プリペードカードまたはIDカー
ドの残量度数を検出し書換えをするカードリーダ機能を
有し、前記ダイヤル信号の電話回線への入出力信号は、
シフトレジスタに一旦記憶させるとともに、フォトカプ
ラを介して前記の演算手段および通話制御手段の入出力
信号に接続したカードリーダ対応構内用電話機であるか
ら、従来の別体であったカードリーダの機能を、電話機
本体と一体化しており、従来の装置に比較して小型で扱
いが簡便であり設置も容易となる上、接続ケーブルやコ
ネクタ等の部品が不必要となり、また、これらの部品に
よる接続不良を生ずることがないという効果を奏する。
また、フォトカプラを介して接続したので、電話回線側
と主制御部およびカードリーダ部とを電気的に絶縁で
き、ノイズが双方の回路に混入することがなく、ノイズ
による誤作動を防止できる等の効果を奏する。
発明によれば、プリペードカードまたはIDカードを利用
して構内で通話時間を制御するカードリーダおよびカー
ド挿入口を一体的に組み込んだ構内用電話機であって、
該電話機内にダイヤル信号を入力して通話料金を演算す
る演算手段、該演算手段に基づいて通話時間を制御する
通話制御手段、および、プリペードカードまたはIDカー
ドの残量度数を検出し書換えをするカードリーダ機能を
有し、前記ダイヤル信号の電話回線への入出力信号は、
シフトレジスタに一旦記憶させるとともに、フォトカプ
ラを介して前記の演算手段および通話制御手段の入出力
信号に接続したカードリーダ対応構内用電話機であるか
ら、従来の別体であったカードリーダの機能を、電話機
本体と一体化しており、従来の装置に比較して小型で扱
いが簡便であり設置も容易となる上、接続ケーブルやコ
ネクタ等の部品が不必要となり、また、これらの部品に
よる接続不良を生ずることがないという効果を奏する。
また、フォトカプラを介して接続したので、電話回線側
と主制御部およびカードリーダ部とを電気的に絶縁で
き、ノイズが双方の回路に混入することがなく、ノイズ
による誤作動を防止できる等の効果を奏する。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、前記の通話制御手段は、電話機
付属のフックスイッチとは別にフックスイッチと送受話
器との間にフックリレーを設けて、該フックリレーを制
御する記載のカードリーダ対応構内用電話機であるか
ら、請求項1の効果に加えて、通話時に誤ってダイヤル
の押しボタン10を押しても通話は切断されず、通話中に
ダイヤル・ボタンを利用した通信サービスを受けること
が可能となり、通話中にカードの残量度数が0度になっ
たときには、通話の強制切断が確実に実行でき、従来装
置では、着信切断直後に発信すると課金の演算が誤作動
するという不都合があったが、制御部が電気的に独立し
ているので、課金演算手段が誤作動を生じない等の効果
が得られ、加えて、通話先を限定する場合、例えばQ2
等の通話を禁止する場合には、電話番号から事前に通話
先がQ2であることを解析して、フックリレー5を当初
から作動させないことが可能となり、通話先が極性反転
しない電話番号、例えば0120の通話先の場合で課金
する必要が有る場合にも、フックリレー5の操作と連動
させて課金演算して課金が可能となり、フックスイッチ
3の上げ下げ操作がフックスイッチ3および回線電流検
出回路8から明確に認識できるので、着信時のフックス
イッチ3の上げ下げ操作の誤認識がなく、キャッチホー
ンにも対応できる等の従来のカードリーダ対応の電話機
にはない幾多の効果が得られる。
に記載の発明において、前記の通話制御手段は、電話機
付属のフックスイッチとは別にフックスイッチと送受話
器との間にフックリレーを設けて、該フックリレーを制
御する記載のカードリーダ対応構内用電話機であるか
ら、請求項1の効果に加えて、通話時に誤ってダイヤル
の押しボタン10を押しても通話は切断されず、通話中に
ダイヤル・ボタンを利用した通信サービスを受けること
が可能となり、通話中にカードの残量度数が0度になっ
たときには、通話の強制切断が確実に実行でき、従来装
置では、着信切断直後に発信すると課金の演算が誤作動
するという不都合があったが、制御部が電気的に独立し
ているので、課金演算手段が誤作動を生じない等の効果
が得られ、加えて、通話先を限定する場合、例えばQ2
等の通話を禁止する場合には、電話番号から事前に通話
先がQ2であることを解析して、フックリレー5を当初
から作動させないことが可能となり、通話先が極性反転
しない電話番号、例えば0120の通話先の場合で課金
する必要が有る場合にも、フックリレー5の操作と連動
させて課金演算して課金が可能となり、フックスイッチ
3の上げ下げ操作がフックスイッチ3および回線電流検
出回路8から明確に認識できるので、着信時のフックス
イッチ3の上げ下げ操作の誤認識がなく、キャッチホー
ンにも対応できる等の従来のカードリーダ対応の電話機
にはない幾多の効果が得られる。
【図1】本発明をカードリーダ対応構内用電話機に適用
した1実施例におけるブロック図
した1実施例におけるブロック図
【図2】本発明をカードリーダ対応構内用電話機の1実
施例の外観斜視図である。
施例の外観斜視図である。
A…電話機の操作部 B…電話機の主制御部 C…カードリーダ部 D…構内用電話機本体 F1〜F8…フォトカプラ L1,L2…電話回線(外線) 1…送話器 2…受話器 3…フックスイッチ 4…ハイブリッド回路 5…フックリレー 6…整流回路 7…ダイヤルパルスまたはダイヤルトーン信号送出回路 8…回線電流検出回路 9…着信検出回路 10…ダイヤル押しボタン 11…入力シフトレジスタ 12…出力シフトレジスタ 13…インターフェース 14…主制御部 15…カードリーダ制御部 16…カードリーダ 17…カード挿入口 18…ディスプレイ部
Claims (2)
- 【請求項1】 プリペードカードまたはIDカードを利用
して構内で通話時間を制御するカードリーダおよびカー
ド挿入口を一体的に組み込んだ構内用電話機であって、
該電話機内にダイヤル信号を入力して通話料金を演算す
る演算手段、該演算手段に基づいて通話時間を制御する
通話制御手段、および、プリペードカードまたはIDカー
ドの残量度数を検出し書換えをするカードリーダ機能を
有し、前記ダイヤル信号の電話回線への入出力信号は、
シフトレジスタに一旦記憶させるとともに、フォトカプ
ラを介して前記の演算手段および通話制御手段の入出力
信号に接続したことを特徴とするカードリーダ対応構内
用電話機。 - 【請求項2】 前記の通話制御手段は、電話機付属のフ
ックスイッチとは別にフックスイッチと送受話器との間
にフックリレーを設けて、該フックリレーを制御するこ
とを特徴とする請求項1に記載のカードリーダ対応構内
用電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11078987A JP2000278456A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | カードリーダ対応構内用電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11078987A JP2000278456A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | カードリーダ対応構内用電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000278456A true JP2000278456A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13677259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11078987A Pending JP2000278456A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | カードリーダ対応構内用電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000278456A (ja) |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11078987A patent/JP2000278456A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003110758A (ja) | 一般電話とインターネット電話兼用の公衆通信端末機及びその制御方法 | |
SE518141C2 (sv) | Förfarande för exekvering av en automatisk uppringning | |
JP3017476B2 (ja) | カードリーダ対応電話機 | |
JP2000278456A (ja) | カードリーダ対応構内用電話機 | |
JP3066011B1 (ja) | 構内用電話機 | |
JP2877580B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
JPH0846677A (ja) | イヤホンマイク端子を利用した移動通信機・端末装置間データ送信方式 | |
JP3584248B2 (ja) | 移動通信端末の受け台 | |
JP2711842B2 (ja) | ファクシミリ装置のインタフェース装置 | |
KR200306326Y1 (ko) | 휴대전화용 acr 장치 | |
WO2000016535A2 (en) | Public telephone having portable computer interface function and method for controlling the same | |
JP3122335B2 (ja) | データ通信装置 | |
JP2596757B2 (ja) | インターフェース装置 | |
JPH10136116A (ja) | パソコン通信共用コードレス電話機の子機 | |
KR900006474B1 (ko) | 릴레이 제어회로 | |
JPH11234420A (ja) | 端末網制御装置 | |
JPH0310455A (ja) | ディジタル・アナログ端末接続方式 | |
KR100224111B1 (ko) | 공중용 데이터 통신 단말 정합 장치 및 방법 | |
KR100218692B1 (ko) | 훅크 스위치 자동 온/오프 전환기능을 갖춘 전화기 | |
JPH0339975Y2 (ja) | ||
JP2666270B2 (ja) | ボタン電話装置 | |
JPH01264355A (ja) | データ通信機能付き公衆電話装置 | |
JPH09200424A (ja) | 網制御装置 | |
JPH08214048A (ja) | コードレス電話装置 | |
KR20010066418A (ko) | 모뎀접속기능을 갖는 무선전화기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070123 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070626 |