JP2000277863A - 半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびその製造方法

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JP2000277863A
JP2000277863A JP8058399A JP8058399A JP2000277863A JP 2000277863 A JP2000277863 A JP 2000277863A JP 8058399 A JP8058399 A JP 8058399A JP 8058399 A JP8058399 A JP 8058399A JP 2000277863 A JP2000277863 A JP 2000277863A
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light emitting
mask film
layer
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JP8058399A
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English (en)
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Koji Tominaga
浩司 冨永
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光効率が高くかつ信頼性の高い半導体発光
素子およびその製造方法を提供することである。 【解決手段】 発光ダイオード素子100においては、
サファイア基板1上にバッファ層2、GaN層3、n−
コンタクト層4、MQW発光層5、p−クラッド層6お
よびp−コンタクト層7が順に積層されている。GaN
層3上の平行に並ぶ複数のストライプ状領域にマスク膜
としてSiO2 膜10が形成されており、このSiO2
膜10に対応して、平行に並ぶ複数のストライプ状のp
電極がp−コンタクト層7上に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BN(窒化ホウ
素)、GaN(窒化ガリウム)、AlN(窒化アルミニ
ウム)もしくはInN(窒化インジウム)またはこれら
の混晶等のIII −V族窒化物系半導体(以下、窒化物系
半導体と呼ぶ)からなる化合物半導体層を有する半導体
発光素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、青色または紫色の光を発する発光
ダイオード素子、半導体レーザ素子等の半導体発光素子
として、GaN系半導体発光素子の実用化が進んできて
いる。
【0003】GaN系半導体発光素子の製造の際には、
GaNからなる基板が存在しないため、サファイア(A
2 3 )等の絶縁性基板上に各層をエピタキシャル成
長させている。例えばサファイア基板上に、n型の不純
物がドープされたn型半導体層、発光層およびp型の不
純物がドープされたp型半導体層を順に積層する。
【0004】GaN系発光ダイオード素子において、サ
ファイア基板側から光を取り出す場合、半導体層が下向
きとなるエピサイドダウン構造となる。このような構造
の発光ダイオード素子においては、バンプを用いて電極
を接触させる際に短絡等が生じるため、歩留りが低下す
る。また、素子の大きさが大きいため、素子の小型化を
図る際に問題となる。以上のことから、GaN系発光ダ
イオード素子においては、サファイア基板上に成長させ
た半導体層側から光を取り出すのが一般的である。
【0005】一方、GaN系発光ダイオード素子のp型
半導体層においては、正孔の濃度を高くすることが困難
である。したがって、p型層の抵抗率が高くなるため、
p電極から注入された電流は広がらず、p電極下の狭い
領域が電流注入領域となる。このため、発光領域がp電
極下に限られ、十分な発光が得られない。そこで、現在
実用化されているGaN系発光ダイオード素子において
は、p型半導体層の広い領域に渡って金属薄膜からなる
透光性p電極を形成する。それにより、電流注入領域が
広くなるため、発光領域を広くとることが可能になると
ともに、p型半導体層側から光を取り出すことが可能に
なる。
【0006】しかしながら、このような透光性p電極の
厚さは100Å程度と薄いため、形成時の厚さの制御が
困難である。そのため、結果的に光の透過率の制御性が
低下するという問題がある。また、透光性p電極であっ
ても、光の透過率が100%とはならないため、光を取
り出す際に光の損失が生じる。
【0007】以上の問題点を解決するため、特許第25
91521号また特開平5−335622号に示すよう
に、p電極から注入された電流をp型半導体層全体に広
げるための格子状または放射状の補助電極を、p型半導
体層の広い領域に渡って形成する方法があげられてい
る。このような発光ダイオード素子においては、電流注
入領域が広くなるため発光領域が広くなるとともに、電
極による被覆領域が狭くなるため光の損失を低減するこ
とが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなGaN系発光ダイオード素子において、GaNおよ
びサファイア基板の格子定数の違いから、サファイア基
板上に成長させたGaN系半導体結晶には通常109
/cm2 程度の格子欠陥が存在する。このような格子欠
陥はサファイア基板の表面からGaN系半導体層へと伝
搬する。したがって、上記のようにp電極を格子状また
は放射状に形成した場合においても、格子欠陥のために
発光効率等の素子特性の低下および信頼性の低下が生じ
る。
【0009】本発明の目的は、発光効率が高くかつ信頼
性の高い半導体発光素子およびその製造方法を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係る半導体発光素子は、基板上に第1の半導体層が形
成され、第1の半導体層上の1または複数のストライプ
状領域に絶縁体または金属からなるマスク膜が形成さ
れ、第1の半導体層上およびマスク膜上に発光層を含む
第2の半導体層が形成され、マスク膜の領域に対応する
第2の半導体層上の領域内に電極が形成されたものであ
る。
【0011】本発明に係る半導体発光素子においては、
第1の半導体層上に形成されたマスク膜上に横方向成長
技術を用いて第2の半導体層が形成されている。このた
め、マスク膜上の領域の第2の半導体層においては、第
1の半導体層から延びる格子欠陥が伝搬しない。したが
って、マスク膜上の領域の第2の半導体層は格子欠陥が
ほとんど存在せず高品質となる。
【0012】上記の半導体発光素子においては、マスク
膜上の高品質な第2の半導体層の領域上に電極が形成さ
れているため、電極下の第2の半導体層の電流注入領域
および発光領域は格子欠陥がほとんど存在せず高品質と
なる。それにより、発光効率が高くかつ信頼性の高い半
導体発光素子が得られる。
【0013】マスク膜は、平行に並ぶ複数のストライプ
状領域に形成されてもよい。この場合、マスク膜に対応
して、平行に並ぶ複数のストライプ状の電極が第2の半
導体層上に形成される。
【0014】このような半導体発光素子においては、ス
トライプ状の電極が第2の半導体層上の広い領域に渡っ
て形成されているため、電流注入領域が広くなり、発光
層における発光領域が広くなる。また、電極がストライ
プ状であるため、電極により被覆される第2の半導体層
の面積が小さく、電極側から光を取り出す際の光の損失
を低減することが可能となる。以上のことから、半導体
発光素子の発光効率の向上がさらに図られる。
【0015】また、マスク膜は、互いに交差する複数の
ストライプ状領域に形成されてもよい。この場合、マス
ク膜に対応して、互いに交差する複数のストライプ状の
電極が第2の半導体層上に形成される。
【0016】この場合においても、電流注入領域が広く
なるため発光層における発光領域が広くなるとともに、
電極側から光を取り出す際の光の損失を低減することが
可能となる。それにより、半導体発光素子の発光効率の
向上が図られる。
【0017】第1の半導体層はガリウム、アルミニウ
ム、インジウムおよびホウ素の少なくとも1つを含む第
1の窒化物系半導体層であり、第2の半導体層はガリウ
ム、アルミニウム、インジウムおよびホウ素の少なくと
も1つを含む第2の窒化物系半導体層であってもよい。
【0018】このような第1および第2の窒化物系半導
体層が基板上に形成されてなる半導体発光素子において
は、基板と各窒化物系半導体層との格子定数の違いによ
り、各窒化物系半導体層に基板から上下方向に延びる格
子欠陥が存在する。しかしながら、本発明に係る半導体
発光素子においては、第1の窒化物系半導体層上のスト
ライプ状領域にマスク膜が形成されているため、マスク
膜上の第2の窒化物系半導体層の領域は格子欠陥がほと
んど存在せず高品質となる。さらに、このような高品質
な第2の窒化物系半導体層の領域上に電極が形成されて
いるため、電極下の電流注入領域および発光領域の結晶
性が良好となる。したがって、発光効率および素子の信
頼性が大幅に向上した半導体発光素子が得られる。
【0019】また、第2の窒化物系半導体層はn型半導
体層、発光層およびp型半導体層を順に含み、p型半導
体層上に電極が形成されてもよい。
【0020】この場合、第2の窒化物系半導体層のp型
半導体層は、正孔濃度を高くすることが困難であるた
め、抵抗が高い。したがって、p型半導体層に注入され
た電流は、広がることなく、電極下の第2の窒化物系半
導体層の領域に注入される。それにより、電極下の結晶
性の良好な領域に、電流注入領域および発光領域が形成
される。
【0021】マスク膜が第1の窒化物系半導体層の(1
1-20)方向または(1-100)方向に沿うように形成
されることが好ましい。
【0022】これにより、マスク膜上における第2の窒
化物系半導体層の横方向の成長を促進することが可能と
なる。
【0023】また、電極はマスク膜の中央部を除く領域
の上部に形成されることが好ましい。マスク膜の中央部
上の領域においては、両側から横方向成長してきた第2
の窒化物系半導体層が接触する。このため、マスク膜の
中央部上の領域は、マスク膜上の他の領域に比べて結晶
性が悪くなる。このような結晶性の悪いマスク膜の中央
部上の領域を除いて電極が形成された半導体発光素子に
おいては、電流注入領域および発光領域の結晶性がさら
に良好となる。
【0024】マスク膜を構成する絶縁体は酸化物または
窒化物であってもよく、また、マスク膜を構成する金属
は第1および第2の半導体層の成長時の基板温度よりも
高い融点を有する金属であってもよい。このような材料
から構成されるマスク膜を第1の半導体層上に形成する
ことにより、マスク膜上において第2の半導体層を横方
向成長させることが可能となる。
【0025】本発明に係る半導体発光素子の製造方法
は、基板上に第1の半導体層を形成する工程と、第1の
半導体層上の1または複数のストライプ状領域に絶縁体
または金属からなるマスク膜を形成する工程と、第1の
半導体層上およびマスク膜上に横方向成長技術を用いて
発光層を含む第2の半導体層を形成する工程と、マスク
膜の領域に対応する第2の半導体層上の領域内に電極を
形成する工程とを備えたものである。
【0026】本発明に係る半導体発光素子の製造方法に
おいては、第1の半導体層上にマスク膜を形成し、この
マスク膜上に横方向成長技術を用いて第2の半導体層を
形成する。このため、マスク膜上の領域の第2の半導体
層においては、第1の半導体層から延びる格子欠陥が伝
搬しない。したがって、マスク膜上の領域の第2の半導
体層は格子欠陥がほとんど存在せず高品質となる。
【0027】また、マスク膜上の高品質な第2の半導体
層の領域上に電極を形成するため、電極下の第2の半導
体層の電流注入領域および発光領域は格子欠陥がほとん
ど存在せず高品質となる。それにより、発光効率が高く
かつ信頼性の高い半導体発光素子が得られる。
【0028】マスク膜は、平行に並ぶストライプ状領域
に形成してもよい。この場合、マスク膜に対応して、平
行に並ぶ複数のストライプ状の電極を第2の半導体層上
に形成する。
【0029】このようにして製造した半導体発光素子に
おいては、ストライプ状の電極が第2の半導体層上の広
い領域に渡って形成されているため、電流注入領域が広
くなり、発光層における発光領域が広くなる。また、電
極がストライプ状であるため、電極により被覆される第
2の半導体層の面積が小さく、電極側から光を取り出す
際の光の損失を低減することが可能となる。以上のこと
から、半導体発光素子の発光効率の向上がさらに図られ
る。
【0030】また、マスク膜は、互いに交差する複数の
ストライプ状領域に形成してもよい。この場合、マスク
膜に対応して、互いに交差する複数のストライプ状の電
極を第2の半導体層上に形成する。
【0031】このようにして製造した半導体発光素子に
おいても、電流注入領域が広くなるため発光層における
発光領域が広くなるとともに、電極側から光を取り出す
際の光の損失を低減することが可能となる。それによ
り、半導体発光素子の発光効率の向上が図られる。
【0032】第1の半導体層はガリウム、アルミニウ
ム、インジウムおよびホウ素の少なくとも1つを含む第
1の窒化物系半導体層から構成され、第2の半導体層は
ガリウム、アルミニウム、インジウムおよびホウ素の少
なくとも1つを含む第2の窒化物系半導体層から構成さ
れてもよい。
【0033】このような第1および第2の窒化物系半導
体層を基板上に形成した半導体発光素子においては、基
板と各窒化物系半導体層との格子定数の違いにより、各
窒化物系半導体層に基板から上下方向に延びる格子欠陥
が存在する。しかしながら、本発明に係る半導体発光素
子の製造方法においては、第1の窒化物系半導体層上の
ストライプ状領域にマスク膜を形成することにより、マ
スク膜上に第2の窒化物系半導体層を横方向成長させる
ため、マスク膜上の第2の窒化物系半導体層の領域は格
子欠陥がほとんど存在せず高品質となる。さらに、この
ような高品質な第2の窒化物系半導体層の領域上に電極
を形成するため、電極下の電流注入領域および発光領域
の結晶性が良好となる。したがって、発光効率および素
子の信頼性が大幅に向上した半導体発光素子が得られ
る。
【0034】第2の窒化物系半導体層を形成する工程
は、n型半導体層、発光層およびp型半導体層を順に形
成する工程を含み、p型半導体層上に電極を形成しても
よい。
【0035】この場合、第2の窒化物系半導体層のp型
半導体層は、正孔濃度を高くすることが困難であるた
め、抵抗が高い。したがって、p型半導体層に注入され
た電流は、広がることなく、電極下の第2の窒化物系半
導体層の領域に注入される。それにより、電極下の結晶
性の良好な領域に、電流注入領域および発光領域が形成
される。
【0036】マスク膜は第1の窒化物系半導体層の(1
1-20)方向または(1-100)方向に沿うように形成
することが好ましい。
【0037】これにより、マスク膜上における第2の窒
化物系半導体層の横方向の成長を促進することが可能と
なる。
【0038】また、電極はマスク膜の中央部を除く領域
の上部に形成することが好ましい。マスク膜の中央部上
の領域においては、両側から横方向成長してきた第2の
窒化物系半導体層が接触する。このため、マスク膜の中
央部上の領域は、マスク膜上の他の領域に比べて結晶性
が悪くなる。このような結晶性の悪いマスク膜の中央部
上の領域を除いて電極を形成することにより、半導体発
光素子において電流注入領域および発光領域の結晶性が
さらに良好となる。
【0039】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
発光ダイオード素子の断面図である。
【0040】図1に示すように、発光ダイオード素子1
00においては、サファイア基板1のc(0001)面
上に厚さ15nmのAlGaNからなるバッファ層2、
厚さ0.5μmのアンドープのGaN層3が順に積層さ
れている。
【0041】GaN層3上の平行に並ぶ複数のストライ
プ状領域に、マスク膜としてSiO 2 膜10が形成され
ている。SiO2 膜10のストライプの幅は2〜10μ
mであり、ストライプの間隔は2〜10μmである。例
えば、この場合のSiO2 膜10のストライプの幅は8
μmであり、ストライプの厚さは1μm、ストライプの
間隔は4μmである。また、このようなストライプ状の
SiO2 膜10はGaN層3の(11-20)方向または
(1-100)方向に形成されている。
【0042】SiO2 膜10上およびGaN層3上に、
厚さ20μmのn−GaNからなるn−コンタクト層
4、多重量子井戸発光層(以下、MQW発光層と呼ぶ)
5、厚さ0.15μmのp−AlGaNからなるp−ク
ラッド層6および厚さ0.3μmのp−GaNからなる
p−コンタクト層7が順に積層されている。
【0043】なお、n型ドーパントとしてはSiが用い
られており、p型ドーパントとしてはMgが用いられて
いる。
【0044】MQW発光層5は、厚さ6nmのアンドー
プのGaNからなる量子障壁層と、厚さ3nmのアンド
ープのGaInNからなり圧縮歪みを有する量子井戸層
とが交互に積層されてなる多重量子井戸構造を有する。
この場合、例えば5つの量子障壁層と4つの量子井戸層
とが交互に積層されている。
【0045】p−コンタクト層7からn−コンタクト層
4までの一部領域がエッチングされ、n−コンタクト層
4が露出している。露出したn−コンタクト層4上にn
電極9がオーミック接触している。この場合、n電極9
はAu膜およびTi膜が積層されてなる。また、複数の
ストライプ状SiO2 膜10上に位置するp−コンタク
ト層7のストライプ状の領域内上に、平行に並ぶストラ
イプ状の複数のp電極8がオーミック接触している。こ
の場合、p電極8はAu膜およびPd膜が積層されてな
る。
【0046】発光ダイオード素子100においては、S
iO2 膜10間に露出したGaN層3上に成長させたn
−GaN層4をSiO2 膜10上に横方向成長(エピタ
キシャルラテラルオーバーグロース;ELOG)させる
ことにより、SiO2 膜10上にn−コンタクト層4を
形成している。このようなn−GaNの横方向成長にお
いては転移(格子欠陥)が伝搬しない。このため、各層
4〜7のSiO2 膜10上の領域においては、ほとんど
貫通転移が存在せず、結晶が高品質となる。
【0047】一方、GaN系半導体からなるp型半導体
層6,7は、正孔濃度を高くすることが困難であるため
導電率が低い。このため、p電極8から注入された電流
は、広がることなくp電極8下の領域に集中して注入さ
れる。それにより、MQW発光層5においてp電極8下
の領域が発光する。
【0048】発光ダイオード素子100においては、ス
トライプ状のp電極8がSiO2 膜10上に位置するよ
うに形成されているため、p電極8下の各層4〜7の電
流注入領域、特にMQW発光層5の発光領域は格子欠陥
がほとんど存在せず、結晶性が良好となる。それによ
り、発光ダイオード素子100の発光効率が向上すると
ともに、素子の信頼性が向上し、素子寿命が長くなる。
【0049】また、複数のストライプ状のp電極8がp
−コンタクト層7上の広い領域に渡って形成されている
ため、電流注入領域が広くなる。それにより、発光ダイ
オード素子100における発光領域が広くなる。
【0050】さらに、p電極8はストライプ状であるた
め、p−コンタクト層7上の広い領域に渡ってp電極8
を形成した場合においても、p電極8により被覆される
p−コンタクト層7の領域の面積は小さい。したがっ
て、p電極8が光の透過率に及ぼす影響が少なく、発光
ダイオード素子100のp電極8側から光を取り出す際
の光の損失が少ない。
【0051】以上のことから、発光ダイオード素子10
0においては、発光効率がさらに向上する。
【0052】図2は本発明の他の実施例における発光ダ
イオード素子の断面図である。図2に示す発光ダイオー
ド素子101は、以下の点を除いて発光ダイオード素子
100と同様の構造を有する。
【0053】発光ダイオード素子101においては、p
電極8がSiO2 膜10の中央部を除く領域上に位置す
るように形成されている。
【0054】ここで、n−コンタクト層4のn−GaN
がSiO2 膜10上において横方向成長する際、SiO
2 膜10の中央部上においては両側から横方向成長して
きたn−GaNが接触する。このため、SiO2 膜10
の中央部上のn−GaNは、SiO2 膜10上の他の領
域に比べて結晶性が悪い。このような結晶性の悪い領域
はボイドと呼ばれる。したがって、このような結晶性の
悪いSiO2 膜10の中央部(ボイド)を除き、結晶性
の良好なSiO2 膜10の他の領域上にp電極8を形成
することにより、p電極8下の各層4〜7の結晶性がさ
らに向上する。それにより、電流注入領域および発光領
域の結晶がさらに高品質となり、発光ダイオード素子1
01の発光効率および素子の信頼性がさらに向上する。
【0055】次に、発光ダイオード素子101の製造方
法について説明する。図3は発光ダイオード素子101
の製造工程を示す模式的な工程断面図である。
【0056】図3(a)に示すように、結晶成長装置中
において、大気圧下、MOVPE法(有機金属気相成長
法)により、サファイア基板1のc(0001)面上に
AlGaNからなるバッファ層2およびアンドープのG
aN層3を成長させる。なお、各層2,3の成長条件は
表1に示す通りである。表1中のTMAlはトリメチル
アルミニウムを表しており、TMGaはトリメチルガリ
ウム、TMInはトリメチルインジウムを表している。
【0057】
【表1】
【0058】次に、図3(b)に示すように、一旦、結
晶成長装置からウエハを取り出し、EB(電子ビーム)
蒸着法またはスパッタ蒸着法等の蒸着法およびフォトリ
ソグラフィ技術を用いて、平行に並ぶ複数のストライプ
状領域にマスク膜としてSiO2 膜10を形成する。こ
のとき、SiO2 膜10はGaN層3の(11-20)方
向または(1-100)方向に形成することが好ましい。
これらの方向にSiO 2 膜10を形成した場合、SiO
2 膜10上にn−GaNが横方向成長しやすい。
【0059】続いて、図3(c)に示すように、再びウ
エハを結晶成長装置に戻し、n−GaNからなるn−コ
ンタクト層4を成長させる。この場合、SiO2 膜10
上においてはn−GaNは成長せず、SiO2 膜10間
で露出したGaN層3上においてn−GaNが縦方向に
成長する。ここで、(0001)方向の成長速度が最も
大きくなるようにn−GaNの成長条件を設定すること
により、図3(d)に示すように、斜面に(1-101)
面が露出した三角形状にn−GaNが成長する。やが
て、n−GaNは横方向にも成長するため、SiO2
10上にn−GaNが形成される。このようにして、図
4(e)に示すように、n−コンタクト層4の(000
1)面が平坦化するまでn−コンタクト層4を成長させ
る。この場合においては、n−コンタクト層4を厚さ2
0μm程度成長させ、表面を平坦化している。
【0060】ここで、露出したGaN層3上において縦
方向に成長したn−コンタクト層4の領域は、サファイ
ア基板1から上下方向に延びる格子欠陥(貫通転移)が
存在する。一方、SiO2 膜10上において成長したn
−コンタクト層4の領域は、横方向の成長により形成さ
れるため、格子欠陥が伝搬しない。したがって、格子欠
陥がほとんど存在せず結晶性が良好である。なお、Si
2 膜10の中央部上のn−コンタクト層4の領域にお
いては、両側から横方向成長してきたn−GaNが接触
するため、SiO2 膜10上の他のn−コンタクト層4
の領域に比べて結晶性が悪い。
【0061】上記のようにしてn−コンタクト層4を形
成した後、図4(f)に示すように、n−コンタクト層
4上にn−GaNからなる5つの量子障壁層とGa0.85
In 0.15Nからなる4つの量子井戸層とを交互に積層
し、MQW発光層5を形成する。さらにその上に、p−
AlGaNからなるp−クラッド層6およびp−GaN
からなるp−コンタクト層7を順に成長させる。なお、
各層4〜7の成長条件は表2に示す通りである。
【0062】
【表2】
【0063】前述のように、n−コンタクト層4のSi
2 膜10上の領域は格子欠陥がほとんど存在しない。
したがって、このような結晶性の良好なn−コンタクト
層4の領域上に形成された各層5〜7の領域において
は、格子欠陥がほとんど存在せず結晶性が良好である。
【0064】続いて、図4(g)に示すように、EB蒸
着法およびフォトリソグラフィ技術を用いて、p−コン
タクト層7上に厚さ3〜5μmのNiを蒸着し、Niマ
スク(図示せず)を形成する。このNiマスクを用い
て、p−コンタクト層7からn−コンタクト層4までの
一部領域をエッチングし、n−コンタクト層4の所定領
域を露出させる。この場合、例えばCF4 をエッチング
ガスとして用いたRIE法(反応性イオンエッチング
法)によりエッチングする。その後、塩酸等によりNi
マスクを除去する。
【0065】さらに、図4(h)に示すように、露出し
たn−コンタクト層4上にAu膜およびTi膜を順に積
層してn電極9を形成する。また、SiO2 膜10に対
応するp−コンタクト層7の領域上に、平行な複数のス
トライプ状のp電極8を形成する。この場合、結晶性の
悪いSiO2 膜10の中央部(ボイド)を除く領域上に
位置するようにp電極8を形成する。それにより、p電
極8下の領域の結晶性がさらに良好となる。
【0066】以上のようにして、発光効率が高くかつ信
頼性の高い発光ダイオード素子101が得られる。
【0067】なお、上記の実施例の発光ダイオード素子
100,101においてはストライプ状のp電極8を複
数本平行に形成した場合について説明したが、複数のス
トライプ状のp電極8を組合わせることにより、p電極
8を格子状、放射状等のパターンでp−コンタクト層7
上に形成してもよい。格子状にp電極8を形成する場
合、例えばGaN層3上の直交する(11-20)方向お
よび(1-100)方向のストライプ状領域にSiO2
10を形成し、この格子状のSiO2 膜10に対応して
p電極8を形成する。また、幅の大きな1本のストライ
プ状のSiO2 膜10を形成し、このSiO2 膜10の
領域に対応する領域内に格子状、放射状等のp電極8を
形成してもよい。なお、いずれの場合においても、結晶
性の悪いSiO2 膜10の中央部上の領域を除いてp電
極8を形成することが好ましい。また、n−コンタクト
層4の表面を早く平坦化することが可能なことから、S
iO 2 膜10を格子状に形成することが好ましい。
【0068】また、発光ダイオード素子100,101
においては、マスク膜として絶縁体であるSiO2 膜1
0を用いた場合について説明したが、SiO2 膜10の
代わりにSiO2 以外の酸化膜を用いてもよい。あるい
は、マスク膜として、SiN x 等の窒化膜を用いてもよ
い。さらに、マスク膜として、n−コンタクト層4の成
長時の基板温度よりも高い融点を有する金属、例えばタ
ングステン等からなる薄膜を用いてもよい。これらの場
合においても、SiO2 膜10からなるマスク膜と同
様、マスク膜の上にn−GaNを横方向成長させること
によりn−コンタクト層4を形成する。
【0069】なお、発光ダイオード素子100,101
を構成する各層がAl、GaおよびInを含む窒化物系
半導体以外に、ホウ素を含む窒化物系半導体により構成
されてもよい。
【0070】さらに、本発明に係る半導体発光素子の製
造方法は、発光ダイオード素子以外にも適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における発光ダイオード素子
の模式的断面図である。
【図2】本発明の他の実施例における発光ダイオード素
子の模式的断面図である。
【図3】図2に示す発光ダイオード素子の製造工程を示
す模式的工程断面図である。
【図4】図2に示す発光ダイオード素子の製造工程を示
す模式的工程断面図である。
【符号の説明】
1 サファイア基板 2 バッファ層 3 GaN層 4 n−コンタクト層 5 MQW発光層 6 p−クラッド層 7 p−コンタクト層 8 p電極 9 n電極 10 SiO2 膜 100,101 発光ダイオード素子

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に第1の半導体層が形成され、前
    記第1の半導体層上の1または複数のストライプ状領域
    に絶縁体または金属からなるマスク膜が形成され、前記
    第1の半導体層上および前記マスク膜上に発光層を含む
    第2の半導体層が形成され、前記マスク膜の領域に対応
    する前記第2の半導体層上の領域内に電極が形成された
    ことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 【請求項2】 前記マスク膜は、平行に並ぶ複数のスト
    ライプ状領域に形成されたことを特徴とする請求項1記
    載の半導体発光素子。
  3. 【請求項3】 前記マスク膜は、互いに交差する複数の
    ストライプ状領域に形成されたことを特徴とする請求項
    1記載の半導体発光素子。
  4. 【請求項4】 前記第1の半導体層はガリウム、アルミ
    ニウム、インジウムおよびホウ素の少なくとも1つを含
    む第1の窒化物系半導体層であり、前記第2の半導体層
    はガリウム、アルミニウム、インジウムおよびホウ素の
    少なくとも1つを含む第2の窒化物系半導体層であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体
    発光素子。
  5. 【請求項5】 前記第2の窒化物系半導体層はn型半導
    体層、前記発光層およびp型半導体層を順に含み、前記
    p型半導体層上に前記電極が形成されたことを特徴とす
    る請求項4記載の半導体発光素子。
  6. 【請求項6】 前記マスク膜が前記第1の窒化物系半導
    体層の(11-20)方向または(1-100)方向に沿う
    ように形成されたことを特徴とする請求項4または5記
    載の半導体発光素子。
  7. 【請求項7】 前記電極は前記マスク膜の中央部を除く
    領域の上部に形成されたことを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載の半導体発光素子。
  8. 【請求項8】 前記マスク膜を構成する絶縁体は酸化物
    または窒化物であることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載の半導体発光素子。
  9. 【請求項9】 前記マスク膜を構成する金属は前記第1
    および第2の半導体層の成長時の基板温度よりも高い融
    点を有する金属であることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかに記載の半導体発光素子。
  10. 【請求項10】 基板上に第1の半導体層を形成する工
    程と、 前記第1の半導体層上の1または複数のストライプ状領
    域に絶縁体または金属からなるマスク膜を形成する工程
    と、 前記第1の半導体層上および前記マスク膜上に横方向成
    長技術を用いて発光層を含む第2の半導体層を形成する
    工程と、 前記マスク膜の領域に対応する前記第2の半導体層上の
    領域内に電極を形成する工程とを備えたことを特徴とす
    る半導体発光素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記マスク膜は、平行に並ぶストライ
    プ状領域に形成することを特徴とする請求項10記載の
    半導体発光素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記マスク膜は、互いに交差する複数
    のストライプ状領域に形成することを特徴とする請求項
    10記載の半導体発光素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の半導体層はガリウム、アル
    ミニウム、インジウムおよびホウ素の少なくとも1つを
    含む第1の窒化物系半導体層からなり、前記第2の半導
    体層はガリウム、アルミニウム、インジウムおよびホウ
    素の少なくとも1つを含む第2の窒化物系半導体層から
    なることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記
    載の半導体発光素子の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第2の窒化物系半導体層を形成す
    る工程は、n型半導体層、前記発光層およびp型半導体
    層を順に形成する工程を含み、前記p型半導体層上に前
    記電極を形成することを特徴とする請求項13記載の半
    導体発光素子の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記マスク膜は前記第1の窒化物系半
    導体層の(11-20)方向または(1-100)方向に沿
    うように形成することを特徴とする請求項13または1
    4記載の半導体発光素子の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記電極は前記マスク膜の中央部を除
    く領域の上部に形成することを特徴とする請求項10〜
    15のいずれかに記載の半導体発光素子の製造方法。
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