JP2000276996A - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP2000276996A
JP2000276996A JP8274299A JP8274299A JP2000276996A JP 2000276996 A JP2000276996 A JP 2000276996A JP 8274299 A JP8274299 A JP 8274299A JP 8274299 A JP8274299 A JP 8274299A JP 2000276996 A JP2000276996 A JP 2000276996A
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孝 北村
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靖 松井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立性が向上する漏電遮断器を提供することに
ある。 【解決手段】電磁石装置60は引外し板8の係合片8c
の係合部46に、プランジャー67の鍔状の駆動部69
aと押圧部69bとの間の細径部を係合させるととも
に、プランジャー67をコイル枠80内に設けたコイル
ばねで突出方向に付勢してある。引外し板8はプランジ
ャー67の押圧部69bにより係合部46を設けた係合
片8cが付勢されて、作動板7の一端7a側を係止する
方向に回動力が与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルのオンオ
フ操作により駆動体を押圧して接点を開閉駆動する漏電
遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の漏電遮断器としては特開昭61
−172442号に示すものが存在する。
【0003】この従来例は、ラッチリンクがばねにより
ラッチ方向に付勢されてトリップリンクの引掛部を係止
してトリツプリンクを係止している。
【0004】また、漏洩電流によって接点を強制開極す
る電磁石装置100は、図20に示すようにコイル枠1
01内に復帰ばね102を配設してプランジャー103
を突出する方向に付勢している。ここで、漏電電流が流
れたときには、プランジャー103のつば104でトリ
ップレバー105を回動し、先端部106でラツチリン
クを引き外し動作させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した漏電遮断器に
あっては、 ラッチリンクをトリップリンクの係止方向
に付勢するばねと、プランジャー103を突出する方向
に付勢する復帰ばね102とが必要である。このように
ばねの数が多いと、部品点数が増加するとともにばねの
配設作業が困難となり、組立作業性が悪いという問題が
あった。
【0006】本発明は、かかる事由に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、組立作業性が向上
する漏電遮断器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、ボディの底面に取着されるフ
レームと、このフレームに回動自在に支持されたハンド
ルと、このハンドルにリンクを介して略中央部を連結
し、前記ハンドルの回動操作により駆動される作動板
と、前記フレームに回動自在に支持され、前記作動板の
一端側を係止する方向の力を蓄積した状態で前記作動板
の一端側を係止する引外し板と、前記作動板の一端側が
前記引外し板に係止されている状態で前記ハンドルを回
動操作したときに前記作動板の他端側に押圧される駆動
体と、前記フレームの両側に配設され、前記駆動体に押
圧されて閉極する多極の接点部と、前記引外し板の一部
に対向配置されて前記接点部に過電流が流れたときに前
記引外し板を回動駆動して前記作動板との係止状態を解
除し、前記接点部を強制開極するバイメタルと、通常時
には突出する方向に付勢され、前記接点部に流れる不平
衡電流が検出されたときに引き込まれて先端の駆動部に
より前記引外し板を駆動して前記接点部を強制開極する
プランジャーを有した電磁石装置と、を備えた漏電遮断
器において、前記引外し板に、前記プランジャーの大径
の駆動部の裏面側に係合する係合部を有し、該係合部及
び前記プランジャーを単一のばねにより前記プランジャ
ーの突出方向に付勢したものである。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記電磁石装置は、コイルを巻装したコイル枠
と、このコイル枠内に進退自在に配設される前記プラン
ジャーと、このプランジャーの基端に対向する固定鉄心
と、前記コイル枠の外周の一部を覆うヨークとを備え、
前記ばねを、前記コイル枠内で固定鉄心及び前記プラン
ジャーの基端間に配設されるコイルばね、とするととも
に、前記プランジャーに前記駆動部との間で前記係合部
を挟む押圧部を設けたものである。
【0009】請求項3の発明の発明では、請求項1の発
明において、前記電磁石装置は、コイルを巻装したコイ
ル枠と、このコイル枠内に進退自在に配設される前記プ
ランジャーと、このプランジャーの基端に対向する固定
鉄心と、前記コイル枠の外周の一部を覆うヨークとを備
え、前記ばねを、その一端を前記コイル枠又は前記ヨー
クに当接させるとともに他端を前記係合部に当接させた
状態で前記プランジャーに装着されるコイルばねとした
ものである。
【0010】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、前記引外し板は、作動板の一端側
を係止するラッチ片と、このラッチ片に連設されて前記
フレームの外側を挟んだ状態で前記フレームに回動自在
に支持される一対の側片と、この一対の側片の先端側で
前記バイメタルに対向する対向部及び前記係合部を有し
た係合片とを備え、前記係合部を前記係合片の略中央に
形成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を一実施形態を図1乃
至図17により説明する。
【0012】本実施形態は2極の漏電遮断器を構成する
ものであって、その器体は合成樹脂成型品からなるボデ
ィ1及びカバー16で構成され、ボディ1の両端両側に
は両端において対となる端子装置17a,17b、18
a,18bが配設される端子配設部19a,19b、2
0a,20bを設けてある。
【0013】負荷側端子装置17a,17bは金属板を
打ち抜き曲げ加工したもので、差込形の端子27と、こ
の端子27の上端よりL状の連結片を介して一体形成さ
れた固定接点板21とからなり、端子27を端子配設部
19a,19bの底部に設けた各挿通孔23に圧入して
その先部をボディ1の外底部に設けた凹部22内へ露出
させ、固定接点板21をボディ1の中央部に設けたフレ
ーム収納部35の一端部近傍のボディ1底部(後述する
凹所26の天井壁)上へ配置している。各固定接点板2
1は先端方向に下り傾斜するように形成され、その表面
に固定接点24をかしめ固定してある。この固定接点2
4のかしめ部位の先端を逃げるための凹部65をボディ
1底部上に配置してある。また各固定接点板21の先端
は端子27に平行するように折り曲げ、該折り曲げ部を
凹所26の天井壁に設けた孔より挿通して凹所26内に
臨ませ、その先部により後述するリード線接続端子部2
1aを構成している。
【0014】電源側端子装置18a,18bも金属板を
打ち抜き曲げ加工したもので、差込形の端子27と、こ
の端子27の上端に一体連設されたL状の端子板28と
からなり、端子27を端子配設部20a,20bに設け
た各挿通孔23に圧入してその先部をボディ1の外底部
に設けた凹部22内に露出させている。ボディ1の外底
部の両端の両側部に設けられる凹部22,22は隔壁2
5により分離されている。
【0015】ボディ1は略中央の外底部に上述の凹所2
6を設け、該凹所26の天井壁を、フレーム収納部35
の底部及びその周囲の底部とし、これら底部の高さ位置
を上記の各端子配設部19a,19b及び端子配設部2
0a,20bの高さ位置と同じとしている。そして端子
配設部20a、20bと、フレーム収納部35を設けた
ボディ1の中央部との間にはプリント基板収納凹部58
を設けてあり、このプリント基板収納凹部58には零相
変流器ZCTや後述する漏電検出回路86等の電子部品
59を実装したプリント基板61を底部に対して垂立さ
せるように収納配置する。プリント基板収納凹部58
と、端子配設部20a,20bとの境界部には端子配設
部20a,20bの高さ位置よりも高く形成した隔壁6
2を設けてあり、この隔壁62によりプリント基板61
の電子部品実装部と、端子装置18a、18bとの絶縁
を図っている。そしてこの隔壁62の先端よりも高い位
置に零相変流器ZCTの貫通孔63が位置するように零
相変流器ZCTがプリント基板61に実装され、零相変
流器CTの2次出力と漏電検出回路86とを接続する回
路がプリント基板61により構成されている。そしてプ
リント基板61から導出される漏電検出回路86の電源
用のリード線87,88は上記の固定接点板21のリー
ド線接続端子部21aに接続される。
【0016】上記端子装置19a,19bの端子28,
28には、フレーム収納部35の両側に配設される各バ
イメタル10の中間部に一端が溶着され、零相変流器Z
CTの貫通孔63及びプリント基板61に穿設した孔6
4に挿通された編組線34,34の他端が溶着される。
【0017】各バイメタル10は、バイメタル10と同
様にフレーム収納部35の両側に配設される可動ばね板
30の一端上に一端を重ね、固定ねじ31をバイメタル
10の一端の孔10aと可動ばね板30の一端の孔30
aとを介して凹所26の天井壁に設けた挿通孔29に貫
挿させ、該挿通孔29の一端が臨む凹所26の天井壁に
形成した凹部76に収納してあるナット32に螺合締結
することによりボディ1に可動ばね板30とともに固定
される。そしてバイメタル10は固定部位より略逆L字
状に折り曲げられて図1において上方に向け傾斜してい
る。
【0018】可動ばね板30は中間部より上向き斜めに
折り曲げられ、その自由端には上記固定接点24、24
と接触開離する可動接点12,12を下向きに夫々かし
め固定してある。
【0019】さてボディ1上の中央部に設けられたフレ
ーム収納部35は、囲繞壁66に囲まれた空間により構
成され、漏電遮断器の開閉機構部を支持するフレーム4
を収納する。
【0020】フレーム4はフレーム収納部35内の底面
に載置され、ボディ1の外側の凹所26側より貫通させ
た固定ねじ38をねじ孔39に螺合して固定される固定
片2及び該固定片2の両側から上記ボディ1の上方に向
けて延出する一対の側片3を有しており、両側片3,3
の上端部にはハンドル5を回動自在に枢支するハンドル
ピン14を受ける軸孔40を、またこの軸孔40よりや
や下方の一片側に引外し板8を回動自在に枢支するピン
13を受ける軸孔36を穿設し、また他片側にはリンク
6及び作動板7に貫挿させる連結ピン41の端部を図1
において上下移動自在に挿入する長孔15を穿設してい
る。
【0021】また各側片3,3の端子装置18a,18
b側の下部の端面には先端が下向きに屈曲した引掛突起
43,43を突設して、その下向き先端をフレーム収納
部35の底部に設けた引掛口44に係止し、フレーム4
をボディ1に強固に固定できるようにしてある。
【0022】リンク6は2枚のリンク片6a,6aを並
行させ、リンク片6a,6aの中間部を連結片で連結し
たもので、図1においてリンク片6a,6aの上端部を
ハンドル5の下部に設けた一対の脚片11、11間に介
在させ、一方の脚片11に設けたピン挿通孔37に外側
から挿入した連結ピン89がリンク片6a,6aの上端
部に設けたピン挿通孔90を介して他方の脚片11に設
けたピン挿通孔37に内側から挿入されることにより、
リンク6はハンドル5と連結するようになっている。そ
してハンドル5の脚片11とともにフレーム4の両側片
3、3間に配置される。
【0023】ハンドル5は脚片11の基部付近に設けた
ピン挿通孔91とフレーム4の両側片3の軸孔40とに
ハンドルピン14を貫挿させて側片3,3間で回動自在
に枢支される。
【0024】そしてハンドル5は、ハンドル5の下面に
一端45aを当接し、他端45bを後述するピン13に
当接係止して圧縮され、環部を上記ピン挿通孔91を穿
設してある筒部91aに嵌めたねじりばね45により、
開極(オフ)方向に常時付勢される。
【0025】リンク6の下端は、フレーム4の両側片
3,3間に配置される作動板7に連結される。作動板7
は中央部に、リンク6下端を収納するとともに接点部の
開極時にリンク6の下端側とともにハンドル5の脚片1
1が臨む開口70を形成し、開口70の両側片の中央に
穿孔したピン挿入孔71にリンク6のリンク片6a,6
aの下端に穿孔してあるピン挿入孔33に貫挿させる連
結ピン41の両端部を挿入してリンク6を回動自在に枢
支してある。そしてこの連結ピン41の両端がフレーム
4の長孔15に上下移動自在に挿入されることにより、
作動板7とリンク6の枢支点を上下移動自在としてい
る。
【0026】作動板7の一端7aを係止させる引外し板
8は、枠状に形成されその中央部の開口部8aにフレー
ム4を挟むように嵌めて、両側片3,3の外側に配設さ
れるもので、両側枠片(一対の側片)の一端に穿設した
ピン挿入孔42を介してフレーム4の両側片3,3の軸
孔36に挿通するピン13により、フレーム4に回動自
在に枢支され、一端枠片からなるラッチ片8bの中央部
より垂下させた垂下片8dの係止段部8eに作動板7の
一端7aを係止させるとともに両側枠片の先部から延長
して形成した各応動片8fを、可動ばね板30とバイメ
タル10との間に介在させてバイメタル10の先部斜片
に対して平行に配置させるもので、他端枠片からなる係
合片8cの中央部には電磁石装置60のプランジャー6
7の細径部の先部に所定間隔をあけて設けた鍔状の駆動
部69aと押圧部69bとの間に係合する切欠よりなる
係合部46を設け、図1においてプランジャー67の上
向きの復帰力を受けて該係合片8cが係合部46を通じ
て押し上げられ、ピン13を中心としてラッチ片8b側
の係止段部8eに作動板7の一端7aを係止させる方向
に回動付勢されるようになっている。
【0027】そして引外し板8の応動片8fはバイメタ
ル10の先部斜片に平行し、バイメタル10が熱によっ
て撓み変形したときに下向きの力を受ける対向部を構成
する。
【0028】上記作動板7の他端7bとボディ1の底面
との間には駆動体9を上下動自在に配置しており、この
駆動体9は両端部をフレーム収納部35の両側壁の切欠
溝68を介してフレーム収納部35外へ突出させてその
両端部の下部に一体形成している係止凹部9a内に、フ
レーム収納部35の両側に配置してある可動ばね板30
の自由端付近を入れて可動ばね板30により上向きに付
勢される。
【0029】また駆動体9の中央突出部9bは作動板7
の他端7bの凹部7cに嵌合され、作動板7の押し下げ
力を受けるようになっている。
【0030】漏電検出時に引外し板8を駆動する電磁石
装置60は、コイル枠80と、コイル枠80に巻装され
た励磁コイル81と、コイル枠80の両端面に両端片を
配置したコ状のヨーク82と、コイル枠80の中心透孔
の一端部に収納されヨーク82の一端片と結合された固
定鉄心84と、コイル枠80の中心透孔の他端開口から
ヨーク82の他端片の切欠を介して細径部が外部に突出
するとともに中心透孔内に太径部が移動自在に収納され
たプランジャー67と、プランジャー67の他端と固定
鉄心84との間に収納されプランジャー67を一端部方
向に付勢する単一のコイルばね83とで構成されるもの
で、フレーム収納部35の囲繞壁の一端部と、これに対
向するボディ1の側壁との間に形成された収納凹部92
に配置される。そしてコイル枠80より外に突出したプ
ランジャー67の細径部の先端部に設けた大径の鍔状の
駆動部69aと押圧部69bとの間に上述のように引外
し板8の係合片8cの係合部46に係合させ、プランジ
ャー67がコイルばね83の付勢力により図1において
上方に押し上げられている非励磁時には下側の押圧部6
9bで引外し板8の係合片8cを上方へ押し上げ、励磁
によりプランジャー67がコイル枠80の中心透孔内に
引き込まれた時には上側の駆動部69aで引外し板8の
係合片8cを下方へ押し下げるようになっている。
【0031】励磁コイル81は一端が、リード線75を
介してプリント基板61上の漏電検出回路86の一方の
出力端に接続され、他端が、リード線88’により端子
装置17aの固定接点板21のリード線接続端子部21
aに接続することにより、該リード線接続端子部21a
に接続されているリード線88を通じてプリント基板6
1上の漏電検出回路86の他方の出力端に接続される。
【0032】コイル枠80の上側鍔部には漏電テスト用
スイッチを構成する接点ばね72の一端を孔に嵌め込ん
で固定する固定部73を設け、接点ばね72の自由端と
接触開離する固定接点部74を固定部73と反対側に設
けてある。この固定接点部74は零相変流器ZCTの貫
通孔63を通ってきたリード線78の芯線をコイル枠8
0の上側部に巻回して構成される。接点ばね72はリー
ド線77を端子装置17bの固定接点板21のリード線
接続端子部21aに接続することにより、該リード線接
続端子部21aに接続されているリード線87を介して
プリント基板61上の漏電検出回路86のテスト用入力
端に接続される。
【0033】ここで漏電遮断器内の電気回路について図
5により簡単に説明する。
【0034】駆動回路を含む漏電検出回路47は端子装
置17a,17bと固定接点24との間の電路よりリー
ド線87,88を介して電源が供給されて動作するよう
になっており、固定接点24,可動接点24よりなる接
点部、編組線34、端子装置18a、18bの主電路に
漏電により不平衡電流が流れて零相変流器ZCTに二次
出力が発生し、そのレベルが所定値以上あると、電磁石
装置60の励磁コイル81にリード線88,88’,7
5を介して励磁電流を流して電磁石装置60を駆動する
ようになっている。
【0035】漏電テスト用スイッチは一端を出力用の端
子装置17bと可固定接点24との間にリード線77を
介して接点ばね72を接続し、固定接点部73をリード
線78を介して漏電検出回路86に接続されており、通
電中に接点ばね72を固定接点部74に接触させると、
人的に地絡状態を作り出して零相変流器ZCTから二次
出力を発生させ、電磁石装置60を駆動させることがで
きるようになっている。
【0036】而してこのようにして端子装置17a,1
7b,18a,18b及び可動ばね板30、バイメタル
10を配設するとともに、フレーム収納部35に開閉機
構部の構成部材を組み込んだフレーム4を配設し、更に
プリント基板61をプリント基板収納凹部58に配設
し、またテストスイッチを含む電磁石装置60を収納凹
部92に配設し、内部配線とともに部材組み込みが完了
したボディ1上にカバー16を被着すれば本実施形態の
漏電遮断器が完成する。尚プリント基板61に接続され
るリード線75,78,87,88は凹所26を介して
配線され、この凹所26の開口部には被蔽カバー85が
被着される。
【0037】カバー16は中央部にハンドル5を露出さ
せる開口窓52を設けており、ボディ1上に被着したと
きにハンドル5を露出させる。
【0038】またカバー16の両側壁の中央部には薄肉
の弾性脚片53,53を設けており、ボディ1にカバー
16を被着する際に、ボディ1の両側壁の外面に形成し
た凹平面54、54に沿うように脚片53,53を垂下
させて凹平面54に一体突設している被係止部たる係止
突起55,55を弾性脚片53に形成している係止部た
る係止孔56,56に、弾性脚片53の弾性及び係止突
起55の上端傾斜面55aを利用して係止させることに
より、カバー16をボディ1にワンタッチで固定できる
ようになっている。尚係止脚片53の厚みと凹平面54
の奥行きとを略等しく形成しているため弾性脚片53の
外面とボディ1の外面とが面一となる。
【0039】カバー16の表面部は周壁より周端を外方
向に突出させて突出周端16aを形成し、また周壁の両
端部の両側の下端より壁面に沿うように突出周端16a
側へ延長した弾性係止体57を設け、これら突出周端1
6aと弾性係止体57とで本実施形態の漏電遮断器をパ
ネルの取付孔(図示せず)に表面側から嵌め込むだけで
取り付けることができるようなっている。
【0040】つまりボディ1側からパネルの取付孔にパ
ネル表面側から押し込むと、弾性係止体57が撓んで取
付孔をパネル裏面側へ抜け出て、突出周端16aと弾性
係止体57の先端部とでパネルの取付孔周辺を挟み、パ
ネルの取付孔に漏電遮断器を固定することができるので
ある。
【0041】上記のテストスイッチの接点ばね72の自
由端に対向するカバー16の位置には内外に貫通する孔
48を設けてあり、この孔48に接点ばね72を押し下
げるための絶縁材料からなる押釦49を上下動自在に収
納している。尚押釦49の下端部には孔48に押し込む
ためと接点ばね72の細先部を係入するための割溝51
を形成し、また押し込み後に抜け止めを図るための係止
突起50を下端部周面に形成してある。
【0042】更にカバー16の開口窓52の両側表面に
は露出するハンドル5の高さよりやや低い高さのリブ7
9を一体に突設してある。
【0043】次に本発明の漏電漏電遮断器の動作を図6
乃至図17を用いて説明する。
【0044】図6〜図8はオフ状態を示しており、この
状態では、ハンドル5は図7に示すようにねじりばね4
5の付勢によりハンドルピン14を中心として図におい
て反時計方向の回動力が与えられて図示するオフ状態位
置にある。このときリンク6の連結ピン41は図7にお
いて長孔15の左端へ移動し、作動板7を左方へ移動さ
せている。また電磁石装置61のプランジャー61がコ
イルばね83により図7において左方向へ押し動かされ
るため、これによって係合片8cが左方向へ押されるた
め、引外し板8はピン13を中心として時計方向に回動
力が与えられている状態にある。
【0045】そしてこの状態では引外し板8のラッチ片
8b側の係止段部8eから作動板7の一端7aが外れて
おり、駆動体9は図8に示すように両側の可動ばね板3
0,30により上方へ押し上げられた状態にある。そし
て可動ばね板30,30の可動接点12,12は対向す
る固定接点24,24から開離して開極(オフ)状態に
ある。
【0046】次に図6〜図8のオフ状態において、ハン
ドル5の前方に突出している操作面を押すと、ハンドル
5はねじりばね45のばね付勢に抗してハンドルピン1
4を中心として時計方向に回動し、この回動に連動して
リンク6は連結ピン41を回動中心としながら反時計方
向に回動しながら、図7において連結ピン41を長孔1
5の右方向へ移動させる。同時に連結ピン41は作動板
7を右方向へ移動させる。この作動板7の移動により作
動板7の一端7aが引外し板8のラッチ片8b側の係止
段部8eに当たり、更にハンドル5の上記操作面を下向
きに押すと、作動板7は他端7bにより駆動体9をばね
付勢に抗して右方向へ押し動かす。駆動体9はこの移動
により両端部で可動ばね板30,30の自由端をばね付
勢に抗して押し、可動ばね板30,30の可動接点1
2、12がやがて固定接点24、24に接触し、更にハ
ンドル5の脚片11が作動板7の開口70に臨んでリン
ク6と脚片11を連結する連結ピン89が長孔15の位
置を図10に示すように越えるまでハンドル5を操作す
ると、可動ばね板30,30が駆動体9の押圧によって
撓んで、可動接点12,12と固定接点24,24との
間に接点圧力を発生させる。また可動ばね板30,30
のばね力と、ハンドル5に回動力を付勢するねじりばね
45の復帰力と、リンク6と、引外し板8と、駆動体9
と、作動板7と、ハンドル5の相互の関係により作動板
7の一端7aが引外し板8のラッチ絵片8b側の係止段
部8eに係止した状態で均衡が保たれることになる。こ
の状態が図9〜図11に示すオン状態である。このオン
状態ではピン13の枢支点から離れた引外し板8の上面
がハンドルピン14の下端に当接して引外し板8の回動
が規制されるため、引外し板8が常に同一位置で止まる
ことになり、引き外し特性に影響を及ぼし難いようにな
っている。
【0047】次にこのオン状態から手動操作によりオフ
状態に戻す場合には、ハンドル5の前方に突出している
操作面を押し操作すれば良い。
【0048】つまりこの押し下げによりハンドル5はハ
ンドルピン14を中心として図10において反時計方向
に回動し、脚片11の下端に貫挿してある連結ピン89
の移動に連動してリンク6が移動し、リンク6に貫挿し
ている連結ピン41は長孔15を左方向へ移動し、作動
板7を左方へ移動させる。この移動によって上記の均衡
状態が崩れて上記係止段部8eと、作動板7の一端7a
との係止状態が解かれ、可動ばね板30.30はそのば
ね力により駆動体9を押して自由端を図11に於いて左
方へ移動させ、可動接点12,12を固定接点24,2
4より開離する。一方ねじりばね45の復帰力によりハ
ンドル5は一気に回動し、この回動により連結ピン89
は上方へ、また連結ピン41は長孔15の左端へ夫々移
動することになり、図6〜図8に示すオフ状態に戻る。
【0049】ところで図9〜図11に示すオン状態にお
いて、当該漏電遮断器を介して電源に接続されている負
荷回路に過大な電流が流れると、端子装置18a、編組
線34、バイメタル10、可動ばね板30、可動接点1
2、固定接点24,端子装置17aの電路には過大な電
流が流れてバイメタル10が自己発熱する。この発熱に
よりバイメタル10はその自由端を下向き(図9では右
向き)に移動させる方向に変位して、該自由端と平行配
置している引外し板8の応動片8fを駆動軸92により
図12において右方向に押すことになる。引外し板8は
応動片8fに押圧力を受けると、ピン13を中心として
反時計方向に回動することになる。この回動により作動
板7の一端7aと係止段部8eとの係止が外れることに
なる。これにより可動ばね板30,30のばね力により
駆動体9を介して作動板7の他端7bに左向きの力が働
き、作動板7は連結ピン41を中心として時計方向に回
動することになり、また可動ばね板30の自由端の可動
接点12,12が固定接点24,24より開離して電流
を遮断する。
【0050】そしてねじりばね45の復帰力によりハン
ドル5はハンドルピン14を中心として反時計方向に回
動して、手動によるオフ操作時と同様に図13に示すよ
うにオフ状態に復帰することなる。
【0051】一方バイメタル10は電流が流れなくなる
ため、元の状態に戻って引外し板8の応動片8fの押圧
を解除する。
【0052】図12〜図14は過電流が流れたときのト
リップ動作状態を示す。
【0053】一方オン状態において、地絡事故が起きて
漏電すると、漏電検出回路86の働きにより電磁石装置
60が駆動され、そのプランジャー67が図10におい
て右側に引き込まれることなる。これにより、引外し板
8の係合片8cを右方向に引っ張り、その結果引外し板
8はピン13を中心として図において反時計方向に回動
し、図16に示すようにラッチ片8b側の係止段部8e
と作動板7の一端7aとの係合が外れ、その結果上述の
平衡状態が崩れ、ハンドル5がねじりばね45のばね力
により反時計方向に回動して図16に示すようにオフ位
置に戻り、これに連動してリンク6に貫挿している連結
ピン41が長孔15の左端へ移動して作動板7も移動す
る。これと同時に可動ばね板30のばね力により駆動体
9も図において左方向に移動することになり、可動接点
12が図15、図17に示すように固定接点24より開
離して電路を遮断する。
【0054】このように本発明の漏電遮断器ではハンド
ル5の手動操作により波動スイッチと同様な操作感覚で
オンオフがき、また負荷回路に過大な電流が流れた場合
にはバイメタル10の働きにより開閉機構部がトリップ
動作し、該トリップ動作により接点部を強制的に開極し
て電流を遮断する。また漏電発生時にも同様にトリップ
動作して接点部を強制的に開極して電流を遮断する。
【0055】尚上記実施形態では電磁石装置60のプラ
ンジャー67を付勢するコイルばね83をコイル枠80
の中心透孔内に設けてあるが、図18,図19に示すよ
うに一端を前記ヨーク(コイル枠80でも良い)82に
当接させるとともに他端を引外し板8の係合部46部位
の係合片8c裏面に当接させた状態でプランジャー83
に挿着されるコイルばね83’としても良い。この場合
プランジャー67の押圧部が不要となる。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明は、ボディの底面に取着
されるフレームと、このフレームに回動自在に支持され
たハンドルと、このハンドルにリンクを介して略中央部
を連結し、前記ハンドルの回動操作により駆動される作
動板と、前記フレームに回動自在に支持され、前記作動
板の一端側を係止する方向の力を蓄積した状態で前記作
動板の一端側を係止する引外し板と、前記作動板の一端
側が前記引外し板に係止されている状態で前記ハンドル
を回動操作したときに前記作動板の他端側に押圧される
駆動体と、前記フレームの両側に配設され、前記駆動体
に押圧されて閉極する多極の接点部と、前記引外し板の
一部に対向配置されて前記接点部に過電流が流れたとき
に前記引外し板を回動駆動して前記作動板との係止状態
を解除し、前記接点部を強制開極するバイメタルと、通
常時には突出する方向に付勢され、前記接点部に流れる
不平衡電流が検出されたときに引き込まれて先端の駆動
部により前記引外し板を駆動して前記接点部を強制開極
するプランジャーを有した電磁石装置と、を備えた漏電
遮断器において、前記引外し板に、前記プランジャーの
大径の駆動部の裏面側に係合する係合部を有し、該係合
部及び前記プランジャーを単一のばねにより前記プラン
ジャーの突出方向に付勢したので、プランジャー突出方
向に付勢する単一のばねにより係合部を駆動部側に付勢
することとなり、作動板の一端側を係止する方向に引外
し板を付勢することができるこのため、プランジャーと
引外し板との付勢ばねを1つのばねで行うことができ、
ばねの配設作業が容易となるという効果がある。
【0057】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電磁石装置を、コイルを巻装したコイル枠と、
このコイル枠内に進退自在に配設される前記プランジャ
ーと、このプランジャーの基端に対向する固定鉄心と、
前記コイル枠の外周の一部を覆うヨークとを備えたもの
で構成し、前記ばねを、前記コイル枠内で前記固定鉄心
及び前記プランジャーの基端間に配設されるコイルば
ね、とするとともに、前記プランジャーに前記駆動部と
の間で前記係合部を挟む押圧部を設けたので、コイルば
ねでプランジャーを突出方向に付勢するとともに、押圧
部で引外し板を作動板係止方向に付勢することができ、
また、電磁石装置のコイル枠内に配設することで、電磁
石装置をブロック化した状態で組立作業が行え、各部品
の組込作業が容易となるという効果がある。
【0058】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電磁石装置は、コイルを巻装したコイル枠と、
このコイル枠内に進退自在に配設される前記プランジャ
ーと、このプランジャーの基端に対向する固定鉄心と、
前記コイル枠の外周の一部を覆うヨークとを備え、前記
ばねを、前記コイル枠内において前記プランジャーと鉄
心との間に前記プランジャー方向に弾発するように介在
させたコイルばねとしたので、コイルばねが脱落する恐
れが無くプランジャーを突出する方向に付勢することが
できる。
【0059】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かの発明において、前記引外し板を、作動板の一端側を
係止するラッチ片と、このラッチ片に連設されて前記フ
レームの外側を挟んだ状態で前記フレームに回動自在に
支持される一対の側片と、この一対の側片の先端側で前
記バイメタルに対向する対向部及び前記係合部を有した
係合片とを備えたものとし、前記係合部を前記係合片の
略中央に形成したので、電磁石装置のプランジャーの駆
動部の裏面に当接する係合部が略中央に位置し、プラン
ジャーの吸引動作時に引外し板がぐらつかずに真直ぐ駆
動されることとなり、引外し板の引き外し特性のばらつ
きを抑えることができ、また、係合部を係合片の略中央
に設けることによって電磁石装置も中央に位置するの
で、各接点部を両側に配置し易くなるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の縮小分解斜視図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】同上の電気回路図である。
【図6】同上のオフ状態時の図2に於けるA−A断面図
である。
【図7】同上のオフ状態時の図2に於けるB−B断面図
である。
【図8】同上のオフ状態時の図2に於けるC−C断面図
である。
【図9】同上のオン状態時の図2に於けるA−A断面図
である。
【図10】同上のオン状態時の図2に於けるB−B断面
図である。
【図11】同上のオン状態時の図2に於けるC−C断面
図である。
【図12】同上の過電流が流れた時のトリップ状態時の
図2に於けるA−A断面図である。
【図13】同上の過電流が流れた時のトリップ状態時の
図2に於けるB−B断面図である。
【図14】同上の過電流が流れた時のトリップ状態時の
図2に於けるC−C断面図である。
【図15】同上の漏電発生時の時のトリップ状態時の図
2に於けるA−A断面図である。
【図16】同上の漏電発生時のトリップ状態時の図2に
於けるB−B断面図である。
【図17】同上の漏電発生時のトリップ状態時の図2に
於けるC−C断面図である。
【図18】本発明の別の実施形態のオン状態時の図2に
於けるA−A断面図である。
【図19】同上のオン状態時の図2に於けるB−B断面
図である。
【図20】従来例の漏電遮断器の要部の拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
7 作動板 8 引外し板 8c 係合片 46 係合部 60 電磁石装置 67 プランジャー 69a 駆動部 69b 押圧部 80 コイル枠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディの底面に取着されるフレームと、こ
    のフレームに回動自在に支持されたハンドルと、このハ
    ンドルにリンクを介して略中央部を連結し、前記ハンド
    ルの回動操作により駆動される作動板と、前記フレーム
    に回動自在に支持され、前記作動板の一端側を係止する
    方向の力を蓄積した状態で前記作動板の一端側を係止す
    る引外し板と、前記作動板の一端側が前記引外し板に係
    止されている状態で前記ハンドルを回動操作したときに
    前記作動板の他端側に押圧される駆動体と、前記フレー
    ムの両側に配設され、前記駆動体に押圧されて閉極する
    多極の接点部と、前記引外し板の一部に対向配置されて
    前記接点部に過電流が流れたときに前記引外し板を回動
    駆動して前記作動板との係止状態を解除し、前記接点部
    を強制開極するバイメタルと、通常時には突出する方向
    に付勢され、前記接点部に流れる不平衡電流が検出され
    たときに引き込まれて先端の駆動部により前記引外し板
    を駆動して前記接点部を強制開極するプランジャーを有
    した電磁石装置と、を備えた漏電遮断器において、前記
    引外し板に、前記プランジャーの大径の駆動部の裏面側
    に係合する係合部を有し、該係合部及び前記プランジャ
    ーを単一のばねにより前記プランジャーの突出方向に付
    勢したことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 【請求項2】前記電磁石装置は、コイルを巻装したコイ
    ル枠と、このコイル枠内に進退自在に配設される前記プ
    ランジャーと、このプランジャーの基端に対向する固定
    鉄心と、前記コイル枠の外周の一部を覆うヨークとを備
    え、前記ばねを、前記コイル枠内で前記固定鉄心及び前
    記プランジャーの基端間に配設されるコイルばね、とす
    るとともに、前記プランジャーに前記駆動部との間で前
    記係合部を挟む押圧部を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の漏電遮断器。
  3. 【請求項3】前記電磁石装置は、コイルを巻装したコイ
    ル枠と、このコイル枠内に進退自在に配設される前記プ
    ランジャーと、このプランジャーの基端に対向する固定
    鉄心と、前記コイル枠の外周の一部を覆うヨークとを備
    え、前記ばねを、その一端を前記コイル枠又は前記ヨー
    クに当接させるとともに他端を前記係合部に当接させた
    状態で前記プランジャーに挿着されるコイルばねとした
    ことを特徴とする請求項1記載の漏電遮断器。
  4. 【請求項4】前記引外し板は、前記作動板の一端側を係
    止するラッチ片と、このラッチ片に連設されて前記フレ
    ームの外側を挟んだ状態で前記フレームに回動自在に支
    持される一対の側片と、この一対の側片の先端側で前記
    バイメタルに対向する対向部及び前記係合部を有した係
    合片とを備え、前記係合部を前記係合片の略中央に形成
    したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに
    記載の漏電遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008004399A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Matsushita Denko Denro System Kk 回路遮断器
JP2015018809A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスSchneider Electric Industries Sas 回路遮断器の復帰を検出する装置、回路遮断器接点の分離機構のアクチュエータ、電気回路遮断器、および復帰表示信号を生成するための誘導電流の使用

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