JP2000276195A - 会議録音システムおよび装置 - Google Patents

会議録音システムおよび装置

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JP2000276195A
JP2000276195A JP11083968A JP8396899A JP2000276195A JP 2000276195 A JP2000276195 A JP 2000276195A JP 11083968 A JP11083968 A JP 11083968A JP 8396899 A JP8396899 A JP 8396899A JP 2000276195 A JP2000276195 A JP 2000276195A
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Takashi Onishi
孝史 大西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、複数の音声記録再生装置の録音開
始タイミングを同期させることができる会議録音システ
ムおよび装置を提供する。 【解決手段】アナログ音声信号をデジタル信号に変換し
て記録するとともに録音開始信号を出力するデジタル音
声記録再生装置1をLANケーブル2を介して複数接続
してなり、デジタル音声記録再生装置1のいずれかが録
音開始されると、この録音開始されたデジタル音声記録
再生装置1からの録音開始信号を通信媒体2を介して残
りのデジタル音声記録再生装置1に送出して、同時に録
音開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の音声記録再
生装置を用いて構築される会議録音システムおよび装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数の出席者が対面方式で会議
を行うような場合、各出席者の発言内容を記録してお
き、会議終了の後に、これらの記録内容を忠実に再生し
て議事録などを作成するようなことがある。
【0003】このような場合、従来では、会議テーブル
の中央に1台の音声記録再生装置をセットしておき、こ
の音声記録再生装置により全ての出席者の発言内容を一
括して記録する方法が多く用いられている。
【0004】しかし、このような方法では、音声記録再
生装置の設置場所から遠く離れた出席者については、1
台の音声記録再生装置だけでは、正確に記録できないこ
とがあり、全ての出席者の発言内容を忠実に再生できな
いことがあった。
【0005】そこで、最近、各出席者ごとに携帯型の音
声記録再生装置を持たせて、それぞれの音声記録再生装
置により各出席者の発言内容を正確に記録するようにし
た会議録音システムが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
会議録音システムでは、各出席者ごとに音声記録再生装
置が配置されているものの、各音声記録再生装置は、そ
れぞれ独立した記録開始タイミングで処理が行われるた
め、会議終了後、これら音声記録再生装置を再生する場
合も、それぞれの記録順序を忠実に再現することが難し
く、例えば、出席者ごとに議事録を作成するような場合
は、さらに多くの手間がかかるという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、複数の音声記録再生装置の録音開始タイミングを同
期させることができる会議録音システムおよび装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
アナログ音声信号をデジタル信号に変換して記録すると
ともに録音開始信号を出力する音声記録再生装置を通信
媒体を介して複数接続してなり、前記音声記録再生装置
のいずれかが録音開始されると、該録音開始された音声
記録再生装置からの録音開始信号によリ残りの音声記録
再生装置を同時に録音開始させることを特徴としてい
る。
【0009】請求項2記載の発明は、アナログ音声信号
をデジタル信号に変換して記録するとともに録音開始信
号を出力する複数の音声記録再生装置と、これら音声記
録再生装置の間を接続する通信媒体とを具備し、前記音
声記録再生装置のいずれかが録音開始されると、該録音
開始された音声記録再生装置の録音開始信号によリ前記
通信媒体を介して残りの音声記録再生装置を同時に録音
開始させることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記音声記録再生装置は、アナログ音声信
号を入力する入力手段と、このアナログ音声信号をデジ
タル信号に変換するとともに、所定の圧縮率で圧縮して
符号化する手段と、この符号化されたデータを記録する
記録手段とを有することを特徴としている。
【0011】この結果、本発明によれば、複数の音声記
録再生装置の録音開始タイミングを同期させることがで
き、これら音声記録再生装置を再生する場合も、時間軸
を揃えることにより各音声記録再生装置の録音順序を反
映した再生を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1は、本発明が適
用される会議録音システムの概略構成を示している。図
において、1は音声記録再生装置、ここでは携帯型のデ
ジタル音声記録再生装置で、このデジタル音声記録再生
装置1は、会議出席者に1台ずつ渡るように複数台(図
示例では#1〜#4の4台)用意されている。
【0014】そして、これら複数台のデジタル音声記録
再生装置1の間は、通信媒体としてのLANケーブル2
に接続され、各デジタル音声記録再生装置1間で各種の
コマンドを送受信できるようになっている。また、LA
Nケーブル2には、音声認識パソコン(PC)3が接続
されている。この音声認識パソコン3は、音声認識アプ
リケーションを有するもので、各デジタル音声記録再生
装置1に記録された音声データをLANケーブル2を介
してダウンロードされると、これらダウンロードされた
音声データを音声認識して文字に変換するようにしてい
る。
【0015】図2は、このような会議録音システムに用
いられるデジタル音声記録再生装置1の外観図を示して
いる。この場合、装置本体1aの前面には、液晶ディス
プレイからなる表示部4とスピーカ5、操作スイッチ部
6が配置され、また、装置本体1aの側面には、ジョグ
ダイヤル7が配置され、さらに、装置本体1aの下面に
は、イーサーネットケーブル接続用のイーサーネット・
コネクタ8が配置されている。
【0016】操作スイッチ部6は、録音釦REC、再生
釦PL、停止釦ST、早送り釦FF、早戻し釦REW、
Iマーク釦Iおよびメニュー選択釦MENUを有してい
る。なお、ここでのIマーク釦Iは、複数の文章を記録
した記録媒体の各文章間の優先関係を表すインストラク
ション(I)マークなるタイピストや秘書向けの指示用
インデックスマークを記録するためのもので、このIマ
ークを使用して音声により各文章の優先関係を指示でき
るようにしている。メニュー選択釦MENUは、デジタ
ル音声記録再生装置1の全ての機能の選択モードを指示
するもので、ジョグダイヤル7を回すことで、その機能
を選択できるようになっている。ジョグダイヤル7は、
図示矢印A方向およびB方向に回転可能にした円盤から
なっていて、これらA、B方向のいずれの方向に回転さ
れたかを表す回転方向出力信号と回転量をパルスによっ
て出力する回転量出力信号を出力するようになってい
る。一例として、音声データ再生中に、ジョグダイヤル
7を図示矢印A方向に回転すると、音量を大きくし、図
示矢印B方向に回転すると、音量を小さくでき、表示部
4にボリューム値を表示できるようになっている。
【0017】図3は、デジタル音声記録再生装置1の概
略構成を示している。
【0018】図において、11は入力手段であるマイク
ロフォンで、このマイクロフォン11は、増幅器12、
ローパスフィルタ13、A/Dコンバータ14を介して
デジタル信号処理部15に接続されている。また、デジ
タル信号処理部15には、D/Aコンバータ16、ロー
パスフィルタ161、増幅器17を介してスピーカ18
が接続されている。
【0019】ここで、デジタル信号処理部15は、A/
Dコンバータ14でデジタル信号に変換されたマイクロ
フォン11の入力信号の有音無音の判別を始め、録音動
作時に所定の圧縮率で圧縮して符号化するとともに、再
生動作時に符号化データを伸長して復号化するデータ圧
縮伸長機能を有している。
【0020】デジタル信号処理部15には、制御回路1
9およびデータI/Oバッファ20が接続され、データ
I/Oバッファ20には、主制御回路21が接続されて
いる。
【0021】制御回路19は、デジタル信号処理部15
でのデジタル処理を制御するとともに、圧縮した音声デ
ータをデータI/Oバッファ20を介して主制御回路2
1に入力させるようにしている。
【0022】主制御回路21には、主電源スイッチ22
を介して電源電池23、記録媒体(半導体メモリ)2
4、メモリ制御回路25、上述した操作スイッチ部6お
よびジョグダイヤル7、イーサーネット・コントローラ
26、受信部27、送信部28が接続され、さらに表示
駆動回路29を介して上述した表示部4が接続されてい
る。
【0023】電源電池23は、デジタル音声記録再生装
置1の電源全般を賄うものである。記録媒体24は、一
時記録媒体部と主記録媒体部で構成され、一時記録媒体
部には、SRAM、EEPROM、高誘電体メモリある
いはフラシュメモリなど比較的高速で読み書きが行える
ものが用いられ、主記録媒体部には、フラシュメモリや
光磁気ディスク、磁気ディスクあるいは磁気テープなど
が用いられる。ここでは、一時記録媒体部にSRAMを
用い、主記録媒体部にフラシュメモリを用いている。ま
た、主記録媒体部は、図4に示すようにインデックス部
23aと音声データ部23bを有し、このうちインデッ
クス部23aは、音声データ部23bに記録される複数
の音声メッセージファイル23b1、23b2、…それ
ぞれについて、操作開始位置情報23a1と操作終了位
置情報23a2、その他符号モードや操作条件などが記
録され、さらに現在の音声データ部23bに対する動作
位置を示す動作位置情報23a3が記録される。
【0024】主制御回路21は、操作スイッチ部6での
各釦の操作に応じてデジタル信号処理部15でのデジタ
ル処理を制御するとともに、メモリ制御回路25に、記
録媒体24に対するデータの読み書き制御を指示する。
すなわち、主制御回路21は、メモリ制御回路25にア
ドレス信号を与え、データI/Oバッファ20から与え
られた音声データを記録媒体24に記録、または記録媒
体24に記録されているデータを読出してデータI/O
バッファ20を介してデジタル信号処理部15に供給す
る。さらに、表示駆動回路29を制御して表示部4に動
作モードや現在日時などの各種情報を表示させるように
なっている。
【0025】イーサーネット・コントローラ26は、宛
先など通信に必要なデータをコマンド(録音開始コマン
ド)に付加し、他のデジタル音声記録再生装置1に出力
し、また、他のデジタル音声記録再生装置1からの通信
に必要なデータを付加されたコマンド(録音開始コマン
ド)のうち自分宛のデータのみを受信し、通信に必要な
データを取り除いた、例えば1バイトのコマンド(録音
開始コマンド)を主制御回路21に与えるようになって
いる。
【0026】受信部27は、上述したLANケーブル2
に接続されていて、LANケーブル2を介して他のデジ
タル音声記録再生装置1から送られてくる通信に必要な
データを付加されたコマンド(録音開始コマンド)を受
信するようにしている。
【0027】送信部28は、上述したLANケーブル2
に接続されていて、通信に必要なデータを付加されたコ
マンド(録音開始コマンド)をLANケーブル2を介し
て他のデジタル音声記録再生装置1に送信するようにし
ている。
【0028】次に、このように構成された実施の形態の
動作を説明する。
【0029】この場合、会議録音システムを構成する#
1〜#4のデジタル音声記録再生装置1は、会議出席者
に対して1台ずつ用意され、各出席者は、自分のデジタ
ル音声記録再生装置1をマイクロフォンと見なして発言
するようになる。
【0030】この状態で、図5に示すフローチャートが
実行される。
【0031】まず、ステップ501で、#1〜#4のデ
ジタル音声記録再生装置1または音声認識パソコン3か
ら録音開始コマンドが発行されたか判断する。ここで、
録音開始コマンドの発行がないと判断されると、ステッ
プ501が維持される。
【0032】この状態から、仮に、#1のデジタル音声
記録再生装置1で、録音開始コマンドが発行されたとす
ると、ステップ502に進む。この場合、#1のデジタ
ル音声記録再生装置1では、操作スイッチ部6の録音釦
RECが操作されると、主制御回路21により録音処理
を開始すると同時に、LANケーブル2に接続されてい
る他の#2〜#4のデジタル音声記録再生装置1を確認
し、1バイトの録音開始コマンドをイーサーネット・コ
ントローラ26に出力する。イーサーネット・コントロ
ーラ26では、宛先など通信に必要なデータをコマンド
(録音開始コマンド)に付加し、送信部28より、LA
Nケーブル2を介して他のデジタル音声記録再生装置1
に送信する。
【0033】一方、LANケーブル2に接続されている
他の#2〜#4のデジタル音声記録再生装置1では、L
ANケーブル2より受信部27を介して送られてくる通
信に必要なデータを付加されたコマンド(録音開始コマ
ンド)を受信し、イーサーネット・コントローラ26に
より通信に必要なデータを取り除いたコマンド(録音開
始コマンド)を主制御回路21に与える。これにより、
ステップ502で、LANケーブル2に接続されている
#1〜#4の全てのデジタル音声記録再生装置1におけ
る録音処理が一斉に開始される。
【0034】この状態で、ステップ503で、#1〜#
4の全てのデジタル音声記録再生装置1が録音終了した
かを判断する。この場合、各デジタル音声記録再生装置
1での録音停止は、操作スイッチ部6の停止釦STの操
作により実現される。
【0035】そして、全てのデジタル音声記録再生装置
1の録音終了が判断されると、ステップ504で、#1
〜#4のデジタル音声記録再生装置1に記録された音声
データをLANケーブル2を介して音声認識パソコン3
の図示しないメモリにダウンロードする。つまり、会議
が終了して全てのデジタル音声記録再生装置1が停止す
ると、音声認識パソコン3は、各デジタル音声記録再生
装置1に記録された音声データを、TCP/IPプロト
コルを介してメモリにダウンロードする。この場合、ダ
ウンロードされる各デジタル音声記録再生装置1の音声
データは、圧縮された符号化データであり、PCMデー
タとしてそのまま再生できないものである。
【0036】次に、音声認識パソコン3でダウンロード
した音声データを再生する場合、図6に示すフローチャ
ートが実行される。
【0037】この場合、ステップ601で、各デジタル
音声記録再生装置1の音声データファイルをオープン
し、ステップ602で、各ファイルから1フレームずつ
符号化データをメモリに読出す。そして、ステップ60
3で、各符号化データを復号化し、PCMデータとして
メモリに書き出す。そして、ステップ604で、これら
PCMデータを足し合わせ、出力デバイスに出力すると
ともに、さらに、ステップ605で、次のフレームデー
タを読出し、ステップ606で、ファイルの読出しポイ
ンタが終端に来ていると判断されるまで、ステップ60
2〜606の動作を繰り返し、会議録音の再生を行う。
その後、ステップ606で、ファイルの読出しポインタ
が終端に来ていると判断されると、ステップ607で、
全てのファイルをクローズにして処理を終了する。
【0038】一方、音声認識パソコン3に時間軸を揃え
てダウンロードされた音声データを音声認識アプリケー
ションにより展開処理を施してPCMデータにすること
により、各デジタル音声記録再生装置1ごとに音声認識
を行うことができる。
【0039】従って、このようにすれば、会議出席者に
1台ずつ渡るように複数台のデジタル音声記録再生装置
1を用意するとともに、これらデジタル音声記録再生装
置1をLANケーブル2により接続し、これらデジタル
音声記録再生装置1のいずれかが録音開始されると、こ
のデジタル音声記録再生装置1からの録音開始信号によ
リLANケーブル2を介して残りのデジタル音声記録再
生装置1を同時に録音開始させることができるので、こ
れらデジタル音声記録再生装置1を再生する場合も、時
間軸を揃えることにより各デジタル音声記録再生装置1
の録音順序を反映した再生を行うことができ、正確な会
議録音を実現できる。なお、録音は、記録媒体の節約の
ため、有音部のみ行なうようにしてもよい。
【0040】また、会議終了とともに、各デジタル音声
記録再生装置1の音声データを時間軸を揃えて、パソコ
ン3にダウンロードできるので、音声認識アプリケーシ
ョンを用いることで、各発言者ごとに高い認識率で音声
認識を行うことができ、発言者ごとの議事録などを作成
することができる。
【0041】(第2の実施の形態)図7は、本発明が適
用される会議録音システムの概略構成を示すもので、図
1と同一部分には同符号を付している。
【0042】この場合、会議出席者ごとに渡される複数
台(図示例では#1〜#4の4台)のデジタル音声記録
再生装置1は、それぞれアンテナ1bが設けられ、無線
電波を通じて録音開始コマンドに相当する信号を送受信
できるようになっている。また、これら#1〜#4のデ
ジタル音声記録再生装置1の他に、リモコン10が用意
されていて、このリモコン10の録音釦を操作し、録音
開始コマンドに相当する信号を各デジタル音声記録再生
装置1に送信することによっても、全てのデジタル音声
記録再生装置1を同時に録音開始できるようになってい
る。
【0043】また、会議録音システムに用いられるデジ
タル音声記録再生装置1は、図3に示すように受信部2
7および送信部28に接続されるLANケーブル2に代
わって、図示破線で示すアンテナ1bが接続されるが、
その他は、図3と同様なので、同図を援用するものとす
る。
【0044】このような構成において、図8に示すフロ
ーチャートが実行される。
【0045】まず、ステップ801で、#1〜#4のデ
ジタル音声記録再生装置1またはリモコン10から録音
開始コマンドが発行されたか判断する。ここで、録音開
始コマンドの発行がないと判断されると、ステップ80
1が維持される。
【0046】この状態から、仮に、#1のデジタル音声
記録再生装置1で、録音開始コマンドが発行されたとす
ると、ステップ802に進む。この場合、#1のデジタ
ル音声記録再生装置1では、操作スイッチ部6の録音釦
RECが操作されると、主制御回路21により録音処理
を開始すると同時に、送信部28を駆動させ、あらかじ
め定めておいた単一正弦波の電波を生成し、これを搬送
波に乗せて録音開始信号としてアンテナ1bを介し他の
デジタル音声記録再生装置1に送信する。
【0047】一方、他の#2〜#4のデジタル音声記録
再生装置1では、アンテナ1bを介して受信部27によ
り録音開始信号を受信すると、搬送波を除去し、録音開
始の信号用に予め定めておいた単一周波数に同調するか
どうかを検出し、もし、同調されていれば、受信部27
は、主制御回路21に設けられているポートを1にセッ
トし、そうでなければ0をセットする。そして、主制御
回路21のポートが1にセットされると、録音開始信号
を受信したと認識し、録音処理に移行する。これによ
り、ステップ802で、#1〜#4の全てのデジタル音
声記録再生装置1における録音処理が一斉に開始され
る。
【0048】また、リモコン10の録音釦を操作するこ
とによっても、録音開始コマンドに相当する信号を各デ
ジタル音声記録再生装置1に送信することができ、全て
のデジタル音声記録再生装置1の録音処理を同時に開始
することができる。
【0049】従って、このようにすれば、データ通信の
ためのケーブルを必要とせず、音声記録再生装置1だけ
で、録音開始のタイミングを揃えることができるので、
さらに手軽な会議録音を実現できる。
【0050】なお、本実施の形態のからは、以下の発明
が抽出される。
【0051】(1)請求項1記載の会議録音システムに
おいて、通信媒体は、LANケーブルからなっている。
【0052】このようにすれば、音声記録再生装置に録
音される音声データをパソコンから簡単に読出しできる
とともに、音声記録再生装置の間のデータ通信も可能に
なる。
【0053】(2)請求項1記載の会議録音システムに
おいて、通信媒体は、無線電波からなっている。
【0054】このようにすれば、データ通信のためのケ
ーブルを必要とせず、音声記録再生装置だけで、録音開
始のタイミングを揃えることができるので、さらに手軽
な会議録音を実現できる。
【0055】(3)録音開始信号を外部に送信する送信
手段と、外部からの録音開始信号を受信する受信手段
と、受信した録音開始信号に基づき録音を開始させる制
御手段とを具備したことを特徴とする音声記録装置。
【0056】このような音声記録装置によれば、互いに
接続された複数の音声記録装置の録音開始タイミングを
容易に揃えることができる。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
の音声記録再生装置の録音開始タイミングを同期させる
ことができ、これら音声記録再生装置を再生する場合
も、時間軸を揃えることにより各音声記録再生装置の録
音順序を反映した再生を行うことができるので、正確な
会議録音を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図2】第1の実施の形態に用いられるデジタル音声記
録再生装置の外観を示す図。
【図3】第1の実施の形態に用いられるデジタル音声記
録再生装置の概略構成を示す図。
【図4】第1の実施の形態に用いられる記録媒体の概略
構成を示す図。
【図5】第1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図6】第1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図7】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図8】第2の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…デジタル音声記録再生装置 1a…装置本体 1b…アンテナ 2…LANケーブル 3…音声認識パソコン 4…表示部 5…スピーカ 6…操作スイッチ部 REC…録音釦 PL…再生釦 ST…停止釦 FF…早送り釦 REW…釦 I…Iマーク釦 MENU…メニュー選択釦 7…ジョグダイヤル 8…イーサーネット・コネクタ 10…リモコン 11…マイクロフォン 12…増幅器 13…ローパスフィルタ 14…A/Dコンバータ 15…デジタル信号処理部 16…D/Aコンバータ 17…増幅器 18…スピーカ 19…制御回路 20…データI/Oバッファ 21…主制御回路 22…主電源スイッチ 23…電源電池 23a…インデックス部 23b…音声データ部 23a1…操作開始位置情報 23a2…操作終了位置情報 23a3…動作位置情報 23b1.23b2…音声メッセージファイル 24…記録媒体 25…メモリ制御回路 26…イーサーネット・コントローラ 27…受信部 28…送信部 29…表示駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ音声信号をデジタル信号に変換
    して記録するとともに録音開始信号を出力する音声記録
    再生装置を通信媒体を介して複数接続してなり、 前記音声記録再生装置のいずれかが録音開始されると、
    該録音開始された音声記録再生装置からの録音開始信号
    によリ残りの音声記録再生装置を同時に録音開始させる
    ことを特徴とする会議録音システム。
  2. 【請求項2】 アナログ音声信号をデジタル信号に変換
    して記録するとともに録音開始信号を出力する複数の音
    声記録再生装置と、 これら音声記録再生装置の間を接続する通信媒体と を具備し、 前記音声記録再生装置のいずれかが録音開始されると、
    該録音開始された音声記録再生装置の録音開始信号によ
    リ前記通信媒体を介して残りの音声記録再生装置を同時
    に録音開始させることを特徴とする会議録音装置。
  3. 【請求項3】 前記音声記録再生装置は、 アナログ音声信号を入力する入力手段と、このアナログ
    音声信号をデジタル信号に変換するとともに、所定の圧
    縮率で圧縮して符号化する手段と、この符号化されたデ
    ータを記録する記録手段とを有することを特徴とする請
    求項2記載の会議録音装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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