JP2000276070A - 電気光学パネル - Google Patents

電気光学パネル

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JP2000276070A
JP2000276070A JP8032799A JP8032799A JP2000276070A JP 2000276070 A JP2000276070 A JP 2000276070A JP 8032799 A JP8032799 A JP 8032799A JP 8032799 A JP8032799 A JP 8032799A JP 2000276070 A JP2000276070 A JP 2000276070A
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terminal
inter
electrode pattern
conduction
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JP8032799A
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Naoto Kami
直人 上
Masaru Ito
勝 伊藤
Hideki Uehara
秀樹 上原
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板間に挟まれた導通材を用いて基板間導通
を行うことにより他方の基板への信号入力を行うタイプ
の電気光学パネルにおいて、基板間導通のために生じる
デッドスペースを縮小することのできる構成を提供する
こと。 【解決手段】 電気光学パネル1において、第1の基板
10と第2の基板20との間で基板間導通を行うための
第1および第2の基板間導通用端子60、70のうち、
少なくとも外側に位置する基板間導通用端子60、70
自身が斜め外側に向けて延びている。従って、第2の基
板間導通用端子70の形成領域の両側でデッドスペース
となる領域を狭めることができる。また更に、外側に位
置する第2の基板間導通用端子70は、斜めに延びた斜
め端子部分を備えているため、基板間導通部分を広く確
保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気光学物質表示
装置に用いる電気光学パネルに関するものである。さら
に詳しくは、電気光学パネルを構成する各基板における
電極構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の電気光学パネルの分解
斜視図である。図11および図12はそれぞれ、図10
に示す電気光学パネルを構成する一方の基板である第1
の基板10の左下方に形成した端子を拡大して示す平面
図、および図10に示す電気光学パネルを構成する一方
の基板である第2の基板20の左下方に形成した端子を
拡大して示す平面図である。図13は、図11に示す第
1の基板10と、図12に示す第2の基板20とを貼り
合わせた電気光学パネルの左下方に位置する基板間導通
部分を拡大して示す平面図である。
【0003】電気光学パネルのうち、電気光学物質とし
て液晶を用いたパッシブマトリクスタイプの液晶表示装
置に用いる電気光学パネルは、図10に示すように、所
定の間隙を介してシール材30によって貼り合わされた
一対の基板間に、シール材30によって囲まれた電気光
学物質封入領域35が形成され、この電気光学物質封入
領域35内には液晶などといった電気光学物質(図示せ
ず。)が封入される。
【0004】このような構成の電気光学パネル1では、
外部からの信号入力および第1の基板10と第2の基板
20の基板間導通のいずれもが、第1の基板10および
第2の基板20において同一方向に位置する各基板辺1
01、201付近で第1の基板10および第2の基板2
0のそれぞれに形成されている第1の端子形成領域11
および第2の端子形成領域21で行われる。従って、フ
レキシブル基板(図示せず。)などが接続される第1の
基板10において、第1の端子形成領域11は、基板辺
101に近い部分が第2の基板20から張り出した部分
15に形成され、表面が開放状態(第2の基板20と対
向していない状態)にある。これに対して、第1の端子
形成領域11の両端部のうち電気光学物質封入領域35
の側に位置する部分(第2の外部入力用端子82の形成
部分)は、第2の基板20の側の対向面に形成された第
2の基板間導通用端子70との基板間導通用に用いられ
るので、第2の基板20との重なり部分に対応して第2
の基板20と対向される側の表面に形成されている。ま
た、第2の基板20において、第2の端子形成領域21
は、第1の基板10の側との基板間導通に用いられるの
で、第1の基板10との重なり部分の対向面に対応して
形成されている。
【0005】第1の基板10には、基板辺101に沿っ
て形成されている第1の端子形成領域11の中央領域に
は同様に第2の基板20と対向される側の表面上に第1
の外部入力用端子81が形成され、この第1の外部入力
用端子81からは、同基板で対向する基板辺102に向
かって複数列の画素駆動用の第1の電極パターン40が
延びて配線形成されている。また、第1の端子形成領域
11において、第1の外部入力用端子81の外側(第1
の端子形成領域11の両端部)に相当する領域には、基
板辺101に沿って第1の外部入力用端子81と同様、
第2の基板20と対向される側の表面上に複数の第2の
外部入力用端子82が配列して形成されている。これら
の第2の外部入力用端子82からは、第2の基板20の
第2の端子形成領域21と重なる位置まで第1の基板間
導通用端子60が延びて配線形成されている。第1の電
極パターン40、第1の外部入力用端子81、第2の外
部入力用端子82、および第1の基板間導通用端子60
は、いずれもITO膜(Indium Tin Oxi
de/透明導電膜)などによって第2の基板20と対向
される側の表面上に形成されている。
【0006】これに対して、第2の基板20では、第2
の端子形成領域21のうち、第1の基板10上の第1の
基板間導通用端子60に重なる位置には基板辺201に
沿って複数の第2の基板間導通用端子70が形成されて
いる。これらの第2の基板間導通用端子70からは、平
面的に第1の電極パターン40の形成領域の両側に相当
する領域を回り込んで電気光学物質封入領域35内で第
1の電極パターン40と交差する複数列の画素駆動用の
第2の電極パターン50が延びて配線形成されている。
第2の電極パターン50、および第2の基板間導通用端
子70も、ITO膜などの透明電極によって形成されて
いる。
【0007】このように、第2の基板20では、第1の
基板10に形成されている第1の電極パターン40の形
成領域を平面的に避けてその両側に相当する領域を回り
込むように第2の電極パターン50を第2の基板間導通
用端子70から延ばす必要があるため、図11に示すよ
うに、第1の基板10では、第2の外部入力用端子82
から基板辺101と同基板で対向する基板辺102に向
けて第1の基板間導通端子60が直線的に延びている
が、図12に示すように、第2の基板20では、基板辺
201と同基板で対向する基板辺202に向けて直線的
に延びている第2の基板間導通用端子70からは外側に
向かって斜めに延びる第2の電極パターン50が形成さ
れる。
【0008】このように構成した第1の基板10および
第2の基板20については、図11に示すように第1の
基板10にシール材30を形成し、あるいは図12に示
すように、第2の基板20にシール材30を形成し、し
かる後に、このシール材30によって第1の基板10と
第2の基板20とを貼り合わせる。その結果、第1の電
極パターン40と第2の電極パターン50との交差部分
によって画素がマトリクス状に形成される(図10参
照。)。ここで、シール材30には導通材が配合されて
いるので、シール材30を介して対向配置されている第
1の基板間導通用端子60と第2の基板間導通用端子7
0とは、シール材30に配合されている導通材によって
電気的に接続する。
【0009】従って、第1の基板10および第2の基板
20の双方にフレキシブル配線基板などを接続しなくて
も、第1の基板10上で各端子が一括して基板辺101
に沿って配列されているので、第1の基板10の第1の
外部入力用端子81および第2の外部入力用端子82に
対してフレキシブル配線基板などを接続するだけで、第
1の外部入力用端子81を介して第1の電極パターン4
0に画像データ信号を供給することができ、かつ、第2
の外部入力用端子82、第1の基板間導通用端子60、
導通材および第2の基板間導通用端子70を介して走査
信号を第2の電極パターン50に供給することができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように構成した電
気光学パネル1については、画像を表示する領域(画像
表示領域/画素がマトリクス状に配列されている領域)
の面積はそのままでパネル外形寸法を小さくすることが
望まれており、それには、画像表示領域の外周領域(い
わゆる額縁領域)を狭くする必要がある。しかしなが
ら、従来の電気光学パネル1では、第1の基板間導通用
端子60および第2の基板間導通用端子70をそれぞれ
同基板における基板辺101、201と対向する基板辺
102、202側に向かって直線的に延ばした後、第2
の基板間導通用端子70の端から第2の電極パターン7
0を外側に斜めに延ばしているので、少なくとも、第2
の基板間導通用端子70の配列して配線された幅の部分
だけは、その両側に表示に寄与しないデッドスペース9
0がかなり広く生まれてしまう。
【0011】また、画像表示領域の外周領域を狭くした
上に、画素の数を増やして表示の高精彩化を図ろうとす
ると、第2の電極パターン50の本数が増える分、配線
幅が狭くなって電気的な抵抗が大きくなるため、第2の
基板間導通用端子70から第2の電極パターン50の間
で配線長の差に起因する電気的な抵抗の差が顕著とな
る。すなわち、第2の基板間導通用端子70のうち、最
も外側に位置する第2の基板間導通用端子70から配線
して接続される第2の電極パターン50については、同
基板の対向辺201に対向する基板辺202近くにま
で、最も長い距離を引き回されるのに対して、内側に位
置する第2の基板間導通用端子70から配線して接続さ
れる第2の電極パターン50は、かなり短い距離を引き
回されるだけであるので、端子の配列によって配線抵抗
に差が生じ、これらの電極パターン間の電気的な抵抗の
差が表示の品位を低下させてしまう。
【0012】そこで、本発明の課題は、電気光学物質を
保持する一対の基板のうちの一方の基板に形成した外部
入力用端子から信号入力を行い、基板間に挟まれた導通
材を用いて基板間導通を行うことにより他方の基板への
信号入力を行うタイプの電気光学パネルにおいて、基板
間導通のために生じるデッドスペースを縮小することの
できる構成を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、所定の間隙を介してシール材によって
対向して貼り合わされた第1および第2の基板の間には
前記シール材によって囲まれた電気光学物質封入領域内
に電気光学物質が封入され、該電気光学物質封入領域の
外周領域のうち、前記第1および第2の基板の互いに同
一方向に位置する各基板辺付近において前記第1の基板
には第1の端子形成領域が形成され、第2の基板には第
2の端子形成領域が形成され、前記第1の端子形成領域
および第2の端子形成領域で外部からの信号入力および
基板間の導通が成されている電気光学パネルにおいて、
前記第1の基板には、前記第1の端子形成領域の中央領
域で当該基板辺に沿って配列する複数の第1の外部入力
用端子と、該複数の第1の外部入力用端子の両側におい
て当該基板辺に沿って配列する複数の第2の外部入力用
端子と、該第2の外部入力用端子から前記第2の基板の
前記第2の端子形成領域と平面的に重なる位置まで配線
された第1の基板間導通用端子と、前記第1の外部入力
用端子から前記基板辺と対向する基板辺の方向に向かっ
て配線された複数列の第1の電極パターンとがそれぞれ
前記第2の基板と対向される側の表面上に形成され、前
記第2の基板には、前記第2の端子形成領域において前
記第1の基板間導通用端子と平面的に重なる位置に対応
して配置されるとともに、該第1の基板間導通用端子と
導通材を介しての導電によって前記基板間の導通が図ら
れる複数の第2の基板間導通用端子と、該第2の基板間
導通用端子から平面的に前記第1の電極パターンの形成
領域の両側に相当する領域を回り込んで配線されるとと
もに、前記電気光学物質封入領域内で前記第1の電極パ
ターンに対して交差する方向に延びた複数列の第2の電
極パターンとがそれぞれ前記第1の基板との対向面上に
形成され、前記第1および第2の基板間導通用端子に
は、斜め外側に向けて配線された斜め端子部分が含まれ
ていることを特徴とする。
【0014】すなわち、本発明では、第1の基板と第2
の基板との間で基板間導通を行うための基板間導通用端
子のうち、少なくとも端子形成領域の端部に位置する基
板間導通用端子自身が斜め外側に向けて延びている。従
って、第2の基板間導通用端子を対向する基板辺に向け
て直線的に延ばした後、その先端から第2の電極パター
ンを外側に斜めに引き回す構成と比較して、第2の基板
間導通用端子の形成領域の両側でデッドスペースとなる
領域を狭めることができる。このため、従来であればデ
ッドスペースとなっていた第2の基板間導通用端子の形
成領域の両側についても電極パターンの引回しに利用す
ることができるので、電気光学物質の封入領域の外周領
域(額縁領域)を狭くすることができる。また、端子形
成領域の端部に位置する第2の基板間導通用端子から延
びる第2の電極パターンは、電気光学物質封入領域に至
るまでの引回し距離が長い分、電気的な抵抗が大きい
が、端子形成領域に位置する第2の基板間導通用端子は
斜めに延びた斜め端子部分を備えているため、端子の寸
法が長い。従って、この第2の基板間導通用端子は第1
の基板間導通用端子と広い面積をもって基板間導通する
ので、この基板間導通部分では電気的な抵抗が小さい。
それ故、第2の電極パターンの配線距離の長短に起因す
る電気的な抵抗の差を圧縮できるので、品位の高い表示
を行うことができる。
【0015】本発明において、前記斜め端子部分を含む
前記第1および第2の基板間導通用端子には、前記第1
および第2の端子形成領域から前記各基板辺と対向する
基板辺の方向に向けて直線的に配線される直線端子部分
と、該直線端子部分から屈曲して斜めに配線される前記
斜め端子部分とが含まれ、該第1および第2の基板間導
通用端子では、各端子形成領域の端部に位置する端子の
方が内側に位置する端子と比較して前記直線端子部分が
短いことが好ましい。このように構成すると、第2の基
板間導通用端子における直線端子部分と斜め端子部分と
の屈曲部分を結んだ線は斜め外側に向くので、斜め端子
部分から第2の電極パターンを延設する際に、十分に幅
の広いパターン、あるいは隣接する電極パターンとの間
に十分な隙間をもって第2の電極パターンを形成するこ
とができる。
【0016】本発明において、前記斜め端子部分を含む
前記第1および第2の基板間導通用端子では、内側に形
成された基板間導通端子よりも端子形成領域の端部に形
成された基板間導通端子の方が前記斜め端子部分の幅が
広いことが好ましい。このように構成すると、端部に位
置する第2の基板間導通用端子から延びる第2の電極パ
ターンは、引回し距離が長い分、電気的な抵抗が大きく
なるが、このような外側に位置する第2の基板間導通用
端子の幅を広くすると、この端子は第1の基板間導通用
端子と広い面積をもって導通する。従って、端子形成領
域の外側に位置する第2の基板間導通用端子においては
基板間導通部分での電気的な抵抗が小さいので、第2の
電極パターンの配線距離の長短に起因する電気的な抵抗
の差を圧縮できる。それ故、品位の高い表示を行うこと
ができる。
【0017】本発明において、前記第1の電極パターン
は、たとえば、前記第1の外部入力用端子から前記基板
辺と対向する基板辺の方向に向けて直線的に配線された
後、両側に向けて斜めに延び、しかる後に、前記基板辺
と対向する基板辺の方向に向けて直線的に配線されてい
る一方、前記第2の電極パターンは、たとえば、平面的
に前記第1の電極パターンが形成されている領域の両側
で前記第2の基板間導通用端子から外側に向けて斜めに
延びた後、前記基板辺と対向する基板辺の方向に向けて
配線され、しかる後に、前記第1の電極パターンと交差
する方向に直線的に配線されている。
【0018】この場合に、前記第2の電極パターンの前
記基板辺と対向する基板辺の方向に向けて配線された領
域においては、外側を通る電極パターンの幅が内側を通
る電極パターンの幅よりも広いことが好ましい。このよ
うに構成すると、外側に位置する第2の基板間導通用端
子から延びる第2の電極パターンは、引回し距離が長い
分、電気的な抵抗が大きくなるが、このような外側に位
置する第2の電極パターンの幅を広くすることにより、
距離の長短に起因する電気的な抵抗の差を圧縮できる。
それ故、品位の高い表示を行うことができる。
【0019】本発明においては、たとえば、前記第1の
電極パターンは、前記第1の外部入力用端子を介して画
像データが印加されるデータ電極パターンであり、前記
第2の電極パターンは、前記第2の外部入力用端子、前
記第1の基板間導通用端子、前記導通材および前記第2
の基板間導通用端子を介して走査信号が供給される走査
電極パターンである。
【0020】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。
【0021】(全体構成)図1および図2はそれぞれ、
本形態の電気光学物質表示装置に用いた電気光学パネル
の外観を示す斜視図、およびこの電気光学パネルを分解
した様子を模式的に示す斜視図である。なお、図1およ
び図2には、電極パターンおよび端子などを模式的に示
してあるだけなので、詳細は図3ないし図6を参照して
後述する。
【0022】図1および図2において、本形態の電気光
学パネル1は、パッシブマトリクスタイプの液晶パネル
である。ここに示す電気光学パネル1では、第2の基板
20の外側表面に偏光板(図示せず。)が粘着剤などに
よって貼られ、第1の基板10の外側表面にも偏光板
(図示せず。)が粘着剤などで貼られる。電気光学パネ
ル1を反射型として構成する際には、偏光板の外側に、
あるいは偏光板の代わりに反射板(図示せず。)が貼ら
れる。
【0023】この電気光学パネル1において、所定の間
隙を介してシール材30によって対向して貼り合わされ
た矩形の一対の基板間には、シール材30によって囲ま
れた電気光学物質封入領域35が区画形成されている。
このシール材30には、その途切れ部分によって注入口
39が形成され、この注入口39から電気光学物質封入
領域35内に電気光学物質としての液晶が注入され、注
入後に封止材で封止されている。ここで、前記の一対の
基板のうち、縦方向の第1の電極パターン40が対向面
に形成されている方の基板を第1の基板10とし、横方
向の第2の電極パターン50が対向面に形成されている
方の基板を第2の基板20とする。
【0024】(基板の構成)図3および図4は、図2に
示す電気光学パネルの第1の基板10に形成した電極パ
ターンおよび端子を示す平面図、およびこの第1の基板
10の基板辺101側に位置する端子形成領域11の左
側端部に形成された第1の基板間導通用端子60を拡大
して示す平面図である。図5および図6は、図2に示す
電気光学パネルの第2の基板に形成した電極パターンお
よび端子を示す平面図、およびこの第2の基板20の基
板辺201側に位置する端子形成領域21の左側端部に
形成された第2の基板間導通用端子70を拡大して示す
平面図である。図7および図8はそれぞれ、図3に示す
第1の基板10と図5に示す第2の基板20とを貼り合
わせて液晶パネル1を形成した状態の平面図、およびこ
の液晶パネル1の左下方に位置する基板間導通部分の平
面図である。
【0025】このような構成の電気光学パネル1では、
外部からの信号入力および基板間の導通のいずれもが、
第1の基板10および第2の基板20において同一方向
に位置する各基板辺101、201(下辺)付近で第1
の基板10および第2の基板20のそれぞれに形成され
ている第1の端子形成領域11および第2の端子形成領
域21で行われる。従って、フレキシブル基板90(図
1を参照。)などが接続される第1の基板10におい
て、第2の基板20の基板辺201から外部に張出した
部分で、且つ第2の基板20と対向される側の表面に第
1の端子形成領域11は形成され、接続可能に表面が開
放(第2の基板20と対向されていない)状態にある。
これに対して、第1の端子形成領域11の両端部におい
て第2の外部入力用端子82が形成され、電気光学物質
封入領域35の側に位置する部分では、導通材を介して
第2の基板20の側と基板間導通(導電接続)が行われ
るので、第2の基板20との重なる部分まで対応して配
線され第1の基板間導通用端子60を形成している。ま
た、第2の基板20において、第2の端子形成領域21
も同様に第1の基板10側の第1の基板間導通用端子6
0と導通材を介して基板間導通(導電接続)が行われる
ので、第1の基板10との対向面で且つ、第1の基板間
導通用端子60と平面的に重なる部分に対応して第2の
基板間導通用端子70が配置され配線形成されている。
【0026】図3において、第1の基板10には、基板
辺101に沿って第2の基板20と対向される側の表面
には第1の端子形成領域11が形成され、第1の端子形
成領域11には中央領域で並んで配列する複数の第1の
外部入力用端子81と第1の外部入力用端子81が形成
されている領域の両側(両端)に相当する領域で並んで
配列する複数の第2の外部入力用端子82が形成されて
いる。第1の基板10において、第1の外部入力用端子
81からは、同基板で基板辺101と対向する基板辺1
02の方向に向かって、複数列の第1の電極パターン4
0が延在形成されており、これらの電極パターン40
は、第1の外部入力用端子81から基板辺102の方向
に向けて直線的に延びた後、電気光学物質封入領域35
内で、両側に向けて斜めに延び、しかる後に、対向する
基板辺102の方向に向けて直線的に延びている。ま
た、第1の基板10には、画像表示領域を見切りするた
めの見切り80が示されているが、この見切り80は、
外装ケースなどの窓枠の内周縁であり、その外側部分は
外装ケースなどの窓枠によって遮光されている。また、
第1の基板10のうち、シール材30が形成される領域
については、図3に二重線L1で示されている。
【0027】また、図4に示すように、第2の外部入力
用端子82のうち、中央寄り(内側)に形成されている
第2の外部入力用端子82Aからは、第2の基板20の
第2の端子形成領域21に設けられた第2の基板間導通
用端子70と平面的に重なる位置まで第1の基板間導通
用端子60が、対向する基板辺102に向けて直線的に
延びている。
【0028】これに対して、第2の外部入力用端子82
のうち、両端部(外側)に形成されている第2の外部入
力用端子82Bからも、第2の基板20の第2の端子形
成領域21に設けられた第2の基板間導通用端子70と
平面的に重なる位置まで第1の基板間導通用端子60が
延びているが、この第1の基板間導通端子60は、第1
の基板10の基板辺101と対向する基板辺102に向
けて直線的に延びた直線端子部分61と、この直線端子
部分61の先端から外側に向かって斜めに延びた斜め端
子部分62とを有している。ここで、斜め端子部分62
を備える複数の第1の基板間導通用端子60では、外側
に位置する端子の方が内側に位置する端子と比較して直
線端子部分61が短い。
【0029】これに対して、図5に示すように、第2の
基板20では、第2の端子形成領域21のうち、第1の
基板10の第1の基板間導通用端子60に対応して平面
的に重なる位置には基板辺201に沿って複数の第2の
基板間導通用端子70が形成されている。これらの第2
の基板間導通用端子70からは、平面的に第1の電極パ
ターン40の形成領域の両側に相当する領域を回り込ん
で配線され、電気光学物質封入領域35内で第1の基板
10に形成された第1の電極パターン40と平面的に交
差するように延びた複数列の画素駆動用の第2の電極パ
ターン50が形成されている。なお、図5には、図3に
示す見切り80と重なる位置が実線L2で示されている
が、この見切り80は外装ケースなどの窓枠の内周縁で
あって、その外側部分は外装ケースなどの窓枠によって
遮光された状態にある。
【0030】このような第2の基板20では、第1の基
板10に形成されている第1の電極パターン40の形成
領域を避けてその両側に相当する領域を回り込むように
第2の基板間導通用端子70から第2の電極パターン5
0を配線形成する必要がある。そのため、本形態では、
第2の基板間導通用端子70のうち、中央寄りに形成さ
れている第2の基板間導通用端子70Aは、基板辺20
1と対向する基板辺202に向かって直線的に形成され
ているが、外側に形成されている第2の基板間導通用端
子70Bについては、図6に示すように、基板辺202
に向けて直線的に延びる直線端子部分71と、この直線
端子部分71の配線される側の端で屈曲して外側に向け
て斜めに延びる斜め端子部分72とが形成されている。
これら斜め端子部分72を備える複数の第2の基板間導
通用端子70でも、外側に位置する端子の方が内側に位
置する端子と比較して直線端子部分71が短い。ここで
いう外側とは、基板辺201、101、及びこれらに対
向する基板辺201、102のそれぞれとは対向しない
他の基板辺の側を示すものである。
【0031】このように構成した第1の基板10と第2
の基板20とを用いて電気光学パネル1を構成するにあ
たっては、図1および図2に示すように、第1の基板1
0と第2の基板20とを、ギャップ材および導通材を含
有するシール材30を介して貼り合わせる。この際に、
図4に示すように、第1の基板10において第1の基板
間導通用端子60が形成されている領域にシール材30
を形成する。あるいは、図6に示すように、第2の基板
20において第2の基板間導通用端子70が形成されて
いる領域にシール材30を形成する。
【0032】しかる後に、第1の基板10と第2の基板
20とをシール材30を介して貼り合わされると、図7
に示すように、第1の電極パターン40と第2の電極パ
ターン50との交差部分によって画素50がマトリクス
状に形成され、画像を表示する領域(画像表示領域/画
素がマトリクス状に配列されている領域)を構成する。
【0033】また、図8に示すように、第1の基板10
に形成されている第1の基板間導通用端子60と、第2
の基板20に形成されている第2の基板間導通用端子7
0とが平面的に重なり、この部分ではシール材30に配
合されていた導通材によって導通が図られる。ここで用
いたシール材30にはギャップ材および導通材が配合さ
れている。この導通材(導電粒子)は、Ni、ハンダ等
の金属粒子や、球又は棒状のプラスチックやガラスに金
属メッキを施したものや、たとえば、弾性変形可能なプ
ラスチックビーズの表面にめっきを施した粒子であり、
その粒径は約6.6μmである。これに対して、シール
材30に含まれるギャップ材の粒径は約5.6μmであ
る。それ故、第1の基板10と第2の基板20とを重ね
た状態でその間隙を狭めるような力を加えながらシール
材30を溶融、硬化させると、シール材30は第1およ
び第2の基板間導通用端子60、70が形成されている
範囲内で広がるとともに、導電材は、第1の基板10と
第2の基板20との間、すなわち、第1の基板間導通用
端子60と第2の基板間導通用端子70との間で押し潰
された状態で両端子間を導通させる。
【0034】このため、図1に示すように、第1の基板
10の第1の端子形成領域11に対してフレキシブル基
板90を異方性導電材などを用いて実装した後、このフ
レキシブル基板90を介して第1の基板10の第1の外
部入力用端子81および第2の外部入力用端子82に信
号入力すると、第1の基板10に形成されている第1の
電極パターン40には第1の外部入力用端子81を介し
て表示画像に基づいたデータ信号を印加することができ
る。また、第2の基板20に形成されている第2の電極
パターン50には、第2の外部入力用端子82、第1の
基板間導通用端子60、導通材および第2の基板間導通
用端子70を介して走査信号を印加することができる。
よって、これらの画像データおよび走査信号によって、
各画素において第1の電極パターン40と第2の電極パ
ターン50との間に位置する電気光学物質の配向状態を
制御することができるので、所定の画像を表示すること
ができる。
【0035】(本形態の効果)このように、本形態で
は、第1の基板10と第2の基板20との間で基板間導
通を行うための第1および第2の基板間導通用端子6
0、70のうち、少なくとも外側に位置する第1および
第2の基板間導通用端子60、70自身が斜め外側に向
けて延びている。従って、基板間導通用端子を対向する
基板辺に向けてただ直線的に延ばした後、その先端から
第2の電極パターンを外側に斜めに引き回す従来の構成
(図10ないし図13を参照。)と比較して、第2の基
板間導通用端子70の形成領域の両側でデッドスペース
90となる領域を狭めることができる。このため、従来
であればデッドスペース90となっていた第2の基板間
導通用端子70の形成領域の両側についても電極パター
ン50の引回しに利用することになるで、電気光学物質
封入領域35の外周領域(額縁領域)を狭くすることが
できる。これはすなわち、現状と同等の画像を表示する
領域(画像表示領域/画素がマトリクス状に配列されて
いる領域)を確保した上で電気光学パネル1の外形を小
さくすることができる。換言すると、従来の電気光学パ
ネル1の外形で画像を表示する領域(画像表示領域/画
素がマトリクス状に配列されている領域)を広く確保す
ることができる。
【0036】また、本形態では、斜め端子部分62、7
2を備える複数の第1の基板間導通用端子60および第
2の基板間導通用端子70では、外側に位置する端子の
方が内側に位置する端子と比較して直線端子部分61、
71が短い。このため、第2の基板間導通用端子70に
おける直線端子部分71と斜め端子部分72との境界
(屈曲部分)を結んだ線は斜め外側に向くので、斜め端
子部分72からそのまま第2の電極パターン50を延設
することができる。従って、第2の電極パターン50に
ついては、十分に幅の広いパターンとして、あるいは隣
接するパターンとの間に十分な隙間をもつパターンとし
て形成することができる。
【0037】[その他の実施の形態]上記の実施の形態
では、斜め端子部分62、72を備える複数の第1およ
び第2の基板間導通用端子60、70において、斜め端
子部分62、72の幅について規定しなかったが、図9
に示すように、第1および第2の基板間導通用端子6
0、70のうち、内側に形成された基板間導通端子60
B、70Bよりも外側に形成された基板間導通端子60
A、70Aの方で斜め端子部分62、72の幅を広くす
ることが好ましい。たとえば、第1および第2の基板間
導通用端子60、70のうち、内側に形成された基板間
導通端子60B、70Bの斜め端子部分62、72につ
いては、たとえば、0.0859mmの幅とし、外側に
形成された基板間導通端子60A、70Aの斜め端子部
分62、72については、0.0900mmの幅とす
る。ここでいう外側とは、基板辺201、101、及び
これらに対向する基板辺201、102のそれぞれとは
対向しない他の基板辺の側を示すものである。このよう
に構成すると、外側に位置する第2の基板間導通用端子
70Aから延びる第2の電極パターン50は、引回し距
離が長くなるが、第1および第2の基板間導通用端子6
0、70の幅を広く形成することによりこの端子同士は
広い面積をもって導通することになる。
【0038】また、図9に示すように、第2の電極パタ
ーン50において、対向する基板辺202に向けて第2
の基板間導通用端子70から延びて配線形成される領域
において、外側を通って配線される第2の電極パターン
50A(図5参照)の幅を内側を通って配線される第2
の電極パターン50Bの幅よりも広くしてもよい。この
ように構成すると、外側に位置する第2の基板間導通用
端子70から延びる第2の電極パターン50は、引回し
距離が長い分、内側に位置する第2の基板間導通用端子
70から延びる第2の電極パターン50より幅が太く形
成されるため、電気的な配線抵抗(配線長/幅)の差が
抑えられている。このような外側に位置する第2の電極
パターン50の幅を広くすることにより、引回し距離の
長短に起因する電気的な抵抗の差を圧縮できる。それ
故、品位の高い表示を行うことができる。
【0039】従って、本実施例の効果として、外側に位
置する第2の基板間導通用端子70から延びる第2の電
極パターン50ほど、画像を表示する領域(画像表示領
域/画素がマトリクス状に配列されている領域)に至る
までの引回し距離が長くなるが、外側に位置する第2の
基板間導通用端子70の斜め端子部分72ほど端子部分
の幅を内側に位置する斜め端子部分の幅よりある程度太
く形成することが可能なため、結果として外側の引き回
し距離の長い電極パターン(及び斜め端子部分)の配線
抵抗(配線長/幅)が抑えられ、内側と外側の引き回し
による配線抵抗の差を低く抑えることができる。それ
故、第2の電極パターン50の配線距離の長短に起因す
る電気的な抵抗の差を圧縮できるので、品位の高い表示
を行うことができる。
【0040】また更に、この第2の基板間導通用端子7
0及び第1の基板間導通用端子60は広い面積をもって
いるので、シール材30中に含まれる数多くの導電粒子
を確保することができ、これにより電気的に導通がなさ
れているので、基板間導通部分(両端子間)での電気的
な接触抵抗が小さいうえ、多数の導電粒子によって導電
接続がなされるので接続信頼性が十分に確保されるもの
である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
光学パネルでは、第1の基板と第2の基板との間で基板
間導通を行うための基板間導通用端子のうち、少なくと
も外側に位置する基板間導通用端子自身が斜め外側に向
けて延びているので、第2の基板間導通用端子の形成領
域の両側でデッドスペースとなる領域を狭めることがで
きる。このため、電気光学物質の封入領域の外周領域
(額縁領域)を狭くすることができる。これはすなわ
ち、現状と同等の画像を表示する領域(画像表示領域/
画素がマトリクス状に配列されている領域)を確保した
上で電気光学パネルの外形を小さくすることができる。
換言すると、従来の電気光学パネルの外形で画像を表示
する領域(画像表示領域/画素がマトリクス状に配列さ
れている領域)を広く確保することができる。また、外
側に位置する第2の基板間導通用端子から延びる第2の
電極パターンは、電気光学物質封入領域に至るまでの引
回し距離が長い分、電気的な抵抗が大きいが、外側に位
置する第2の基板間導通用端子は斜めに延びた斜め端子
部分を備えているため、端子の寸法が長い。従って、こ
の第2の基板間導通用端子は第1の基板間導通用端子と
広い面積をもって基板間導通するので、この基板間導通
部分では電気的な抵抗が小さい。それ故、第2の電極パ
ターンの配線距離の長短に起因する電気的な抵抗の差を
圧縮できるので、品位の高い表示を行うことができる。
また、更に両基板の電極間での導通面積が広く確保され
るので電気的導通の信頼性を向上することができ、電気
光学パネルの品質を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電気光学物質表示装
置に用いた電気光学パネルの外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電気光学パネルを分解した様子を模
式的に示す斜視図である。
【図3】図2に示す電気光学パネルの第1の基板に形成
した電極パターンおよび端子を示す平面図である。
【図4】図2に示す電気光学パネルの第1の基板の下辺
側に形成した端子のうち、端子形成領域の左側端部に形
成された第1の基板間導通用端子を拡大して示す平面図
である。
【図5】図2に示す電気光学パネルの第2の基板に形成
した電極パターンおよび端子を示す平面図である。
【図6】図2に示す電気光学パネルの第2の基板の下辺
側に形成した端子のうち、端子形成領域の左側端部に形
成された第2の基板間導通用端子を拡大して示す平面図
である。
【図7】図3に示す第1の基板と図5に示す第2の基板
とを貼り合わせて液晶パネルを形成した状態の平面図で
ある。
【図8】図3に示す第1の基板と図5に示す第2の基板
とを貼り合わせた液晶パネルの左下方に位置する基板間
導通部分の平面図である。
【図9】本発明のその他の実施の形態に係る電気光学物
質表示装置に用いた電気光学パネルにおいて、基板間導
通用端子および第2の電極パターンの幅寸法を変えた構
成を示す説明図である。
【図10】従来の電気光学パネルを分解した様子を模式
的に示す斜視図である。
【図11】図10に示す電気光学パネルの第1の基板の
下方に形成した端子のうち、端子形成領域の左側端部に
形成された第1の基板間導通用端子を拡大して示す平面
図である。
【図12】図10に示す電気光学パネルの第2の基板の
下方に形成した端子のうち、端子形成領域の左側端部に
形成された第2の基板間導通用端子を拡大して示す平面
図である。
【図13】図10に示す電気光学パネルの左下方に位置
する基板間導通部分の平面図である。
【符号の説明】
1 電気光学パネル 2 フレキシブル基板 11 第1の端子形成領域 12 第2の端子形成領域 20 第2の基板 10 第1の基板 30 シール材 35 電気光学物質封入領域 40 第1の電極パターン 50 第2の電極パターン 60 第1の基板間導通用端子 61 第1の基板間導通用端子の直線端子部分 62 第1の基板間導通用端子の斜め端子部分 70 第2の基板間導通用端子 71 第2の基板間導通用端子の直線端子部分 72 第2の基板間導通用端子の斜め端子部分 81 第1の外部入力用端子 82 第2の外部入力用端子 101、201 端子が形成されている方の基板辺 102、202 端子が形成されている方の基板辺に対
向する基板辺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 秀樹 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2H092 GA12 GA32 GA45 GA50 NA25 NA28 PA01 5G435 AA18 BB12 EE36 EE47

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隙を介してシール材によって対
    向して貼り合わされた第1および第2の基板の間には前
    記シール材によって囲まれた電気光学物質封入領域内に
    電気光学物質が封入され、該電気光学物質封入領域の外
    周領域のうち、前記第1および第2の基板の互いに同一
    方向に位置する各基板辺付近において前記第1の基板に
    は第1の端子形成領域が形成され、第2の基板には第2
    の端子形成領域が形成され、前記第1の端子形成領域お
    よび第2の端子形成領域で外部からの信号入力および基
    板間の導通が成されている電気光学パネルにおいて、 前記第1の基板には、前記第1の端子形成領域の中央領
    域で当該基板辺に沿って配列する複数の第1の外部入力
    用端子と、該複数の第1の外部入力用端子の両側におい
    て当該基板辺に沿って配列する複数の第2の外部入力用
    端子と、該第2の外部入力用端子から前記第2の基板の
    前記第2の端子形成領域と平面的に重なる位置まで配線
    された第1の基板間導通用端子と、前記第1の外部入力
    用端子から前記基板辺と対向する基板辺の方向に向かっ
    て配線された複数列の第1の電極パターンとがそれぞれ
    前記第2の基板と対向される側の表面上に形成され、 前記第2の基板には、前記第2の端子形成領域において
    前記第1の基板間導通用端子と平面的に重なる位置に対
    応して配置されるとともに、該第1の基板間導通用端子
    と導通材を介しての導電によって前記基板間の導通が図
    られる複数の第2の基板間導通用端子と、該第2の基板
    間導通用端子から平面的に前記第1の電極パターンの形
    成領域の両側に相当する領域を回り込んで配線されると
    ともに、前記電気光学物質封入領域内で前記第1の電極
    パターンに対して交差する方向に延びた複数列の第2の
    電極パターンとがそれぞれ前記第1の基板との対向面上
    に形成され、 前記第1および第2の基板間導通用端子には、斜め外側
    に向けて配線された斜め端子部分が含まれていることを
    特徴とする電気光学パネル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記斜め端子部分を
    含む前記第1および第2の基板間導通用端子には、前記
    第1および第2の端子形成領域から前記各基板辺と対向
    する基板辺の方向に向けて直線的に配線される直線端子
    部分と、該直線端子部分から屈曲して斜めに配線される
    前記斜め端子部分とが含まれ、該第1および第2の基板
    間導通用端子では、各端子形成領域の端部に位置する端
    子の方が内側に位置する端子と比較して前記直線端子部
    分が短いことを特徴とする電気光学パネル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記斜め端
    子部分を含む前記第1および第2の基板間導通用端子で
    は、内側に形成された基板間導通端子よりも端子形成領
    域の端部に形成された基板間導通端子の方が前記斜め端
    子部分の幅が広いことを特徴とする電気光学パネル。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記第1の電極パターンは、前記第1の外部入力用端子
    から前記基板辺と対向する基板辺の方向に向けて直線的
    に配線された後、両側に向けて斜めに延び、しかる後
    に、前記基板辺と対向する基板辺の方向に向けて直線的
    に配線されている一方、 前記第2の電極パターンは、平面的に前記第1の電極パ
    ターンが形成されている領域の両側で前記第2の基板間
    導通用端子から外側に向けて斜めに延びた後、前記基板
    辺と対向する基板辺の方向に向けて配線され、しかる後
    に、前記第1の電極パターンと交差する方向に直線的に
    配線されていることを特徴とする電気光学パネル。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記第2の電極パタ
    ーンの前記基板辺と対向する基板辺の方向に向けて配線
    された領域において、外側を通る電極パターンの幅が内
    側を通る電極パターンの幅よりも広いことを特徴とする
    電気光学パネル。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    前記第1の電極パターンは、前記第1の外部入力用端子
    を介して画像データが印加されるデータ電極パターンで
    あり、前記第2の電極パターンは、前記第2の外部入力
    用端子、前記第1の基板間導通用端子、前記導通材およ
    び前記第2の基板間導通用端子を介して走査信号が供給
    される走査電極パターンであることを特徴とする電気光
    学パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038672B2 (en) 2001-03-09 2006-05-02 Seiko Epson Corporation Electro-optical device including a drive circuit

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US7038672B2 (en) 2001-03-09 2006-05-02 Seiko Epson Corporation Electro-optical device including a drive circuit

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