JP2000274727A - 空気調和機及びセパレート型空気調和機 - Google Patents
空気調和機及びセパレート型空気調和機Info
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- JP2000274727A JP2000274727A JP11077638A JP7763899A JP2000274727A JP 2000274727 A JP2000274727 A JP 2000274727A JP 11077638 A JP11077638 A JP 11077638A JP 7763899 A JP7763899 A JP 7763899A JP 2000274727 A JP2000274727 A JP 2000274727A
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Abstract
騒音悪化を抑制することにより換気性能の向上を図り、
また換気用送風機自体の円滑な風路を構成させることに
より性能向上を図るとともに、換気用送風機の解体作業
性向上によるリサイクル推進および据付作業時間の短縮
と効率化を容易な構造で達成することができる換気用送
風機を備えた空気調和機を提供すること。 【解決手段】 室内側ユニット本体の一側部に収納さ
れ、給気又は排気を行う換気用送風機と、本体の他側部
に設けられた冷媒配管等と、換気用送風機に接続された
換気ダクトと、冷媒配管等又は換気ダクトを収納する背
面収納空間部とを備え、風路構成部材に風路内において
室内外の温度・湿度等を検知するセンサーを設け、風路
内側形状に略一致させたセンサー取付具を設け、また、
センサー取付具を風路構成部材の取付・取外し自在な固
着手段として用いるものである。
Description
備えた空気調和機に係り、詳しくは換気用送風機の性能
向上を図るとともに、サービス性・解体作業効率向上な
らびに換気用送風機付空気調和機の据付作業の改善に関
するものである。
として、以下に示すものが知られている。 (1)空気調和機本体と換気用送風機を分割し、空気調
和機本体の左右いずれかに換気用送風機を螺子を用いて
係止したもの。 (2)空気調和機本体の右側電気品箱横もしくは下側に
内蔵したもの。 (3)室外の壁近傍に換気用送風機を取付たもの。
機を備えた空気調和機の解決すべき課題を以下に述べ
る。 (1)空気調和機本体と換気用送風機を分割したもの
は、据付作業が複雑であり据付に時間がかかる。 (2)空気調和機本体の右側電気品箱横もしくは下側に
換気用送風機を内蔵したものは、室内側ユニットの左方
向に換気ダクトを配する据付作業時にはボックス風路背
面の限られた収納スペース内に冷媒配管と換気ダクトを
同時に収納するため、換気ダクトの有効面積を確保でき
ずに圧損が増大し充分な換気風量を得られないととも
に、騒音が増大する。 (3)室外の壁近傍に換気用送風機を取付たものは、室
内側ユニットの標準据付と別に換気用送風機の据付作業
が発生するとともに、換気用送風機と空気調和機本体と
を連動させる電気配線が必要になり据付工事が面倒であ
る。
なされたもので、換気用送風機の換気ダクトによる風量
低下と騒音悪化を抑制することにより換気性能の向上を
図り、また換気用送風機自体の円滑な風路を構成させる
ことにより性能向上を図るとともに、換気用送風機の解
体作業性向上によるリサイクル推進および据付作業時間
の短縮と効率化を容易な構造で達成することができる換
気用送風機を備えた空気調和機を提供することを目的と
する。
機は、室内側ユニット本体と、この本体の一側部に収納
され、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気
を行う換気用送風機と、本体の他側部に設けられた冷凍
サイクルの冷媒配管等と、換気用送風機に接続された換
気ダクトと、本体の背面に設けられ、冷媒配管等又は換
気ダクトを収納する背面収納空間部とを備えたものであ
る。
開口部を設ける場合は背面収納空間部に冷媒配管等を収
納し、本体の他側部に対向して壁の配管用開口部を設け
る場合は背面収納空間部に換気ダクトを収納する構成と
したものである。
し、冷媒配管等を本体の右側部に収納する構成としたも
のである。
設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への
排気を行う換気用送風機と、この換気用送風機に設けら
れ、風路を構成するための風路構成部材と、この風路構
成部材で構成された風路内の排気運転時に排気口となる
一側終端近傍に設けられ、換気用送風機の停止時におけ
る逆風の室内への流入を防止する逆風防止手段とを備え
たものである。
したものである。
の一側終端近傍に設けられた湾曲部の形状に略一致さ
せ、逆風防止用弁が開いた場合に逆風防止用弁が風路の
空気の流れを整流する整流板として機能する構成とした
ものである。
の自動開閉手段と、換気送風機の運転状態を検知するた
めの位置検出センサーと、換気送風機の停止時には、逆
風防止用弁を確実に閉じた位置に制御する制御手段とを
備えたものである。
設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への
排気を行う換気用送風機と、この換気用送風機に設けら
れ、風路を構成するための風路構成部材と、この風路構
成部材で構成された風路内の排気運転時に排気口となる
一側終端近傍に設けられ、空気を清浄化する空気清浄フ
ィルタと、本体の前面下部に設けられ、空気清浄フィル
タを挿抜する挿抜口とを備えたものである。
設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への
排気を行う換気用送風機と、この換気用送風機に設けら
れ、風路を構成するための風路構成部材と、この風路構
成部材に設けられ、風路内において室内および室外の温
度・湿度等を検知するためのセンサーが取り付けられ、
風路内側形状に略一致させた形状のセンサー取付具とを
備えたものである。
付・取外し自在な固着手段として用いる構成としたもの
である。
設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への
排気を行う換気用送風機と、本体の背面に設けられ、冷
媒配管等又は換気ダクトを収納する背面収納空間部と、
この背面収納空間部に収納され、換気用送風機に接続さ
れる第1の換気ダクトと、壁の配管用開口部に挿通され
る第2の換気ダクトと、この第2の換気ダクトと第1の
換気ダクトとを接続し、第1の換気ダクトとは回転自在
に接続され、第2の換気ダクトの向きを任意の方向に切
換できる接続部材とを備えたものである。
の係合開口部と、接続部材に設けられ、係合開口部に係
合する複数の係合部材とを備えたものである。
クトを伸縮自在の蛇腹チューブで構成したものである。
ニット本体と、この本体に設けられ、外気の室内への給
気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、
セパレート型空気調和機の冷凍サイクル用冷媒として用
いられる代替フロンと、セパレート型空気調和機の冷房
能力の大小に拘わらず同一径の、室内側ユニット本体と
室外側ユニットとを接続する冷媒配管とを備えたもので
ある。
長さとし、冷媒配管に接続される延長配管との接続部が
室外に出るように構成としたものである。
面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜3は実施の形態1を示す図で、図
1は換気用送風機を空気調和機の室内側ユニットの左端
内部に配置した斜視図、図2は室内側ユニットのボック
ス風路背面の収納スペースに換気ダクトを配置した状態
の背面斜視図、図3は室内側ユニットのボックス風路背
面の収納スペースに冷媒配管を配置した状態の背面斜視
図である。
の室内側ユニット、2は室内側ユニット1の背面側下部
に設けられた配管収納スペース、3は室内側ユニット1
の前面から見て左側部に設けられ、外気の室内への給気
又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機、4は
換気用送風機3に換気ダクトA5を接続する接続部材A
であり、換気ダクトA5はボックス背面の背面収納空間
部である配管収納スペース2に収納される。6は冷凍サ
イクルの冷媒配管で、室内側ユニット1の前面から見て
右側部に設けられている。25は冷凍サイクルの熱交換
器で冷媒配管6が接続されている。
付ける際に、壁の配管開口部ともいう配管穴を室内側ユ
ニット1の右側端部に対向する位置にあけて据え付ける
場合について説明する。図2に示すように、換気用送風
機3に接続部材A4を介して接続された換気ダクトA5
は、ボックス背面の配管収納スペース2に収納され、室
内側ユニット1の右側部から冷媒配管6等(例えばドレ
ンホース、電気配線を含む)とともに、室内側ユニット
1の右側端部に対向する位置にあけられた壁の配管穴か
ら室外に導かれ室外側ユニット(図示せず)に接続され
る。
納スペース2に換気ダクトA5だけが収納されるので、
従来の換気用送風機を冷媒配管等とともに室内側ユニッ
トの一側端部に収納し、かつ他側端部に対向する壁の配
管穴から室外に出すものと比較すると、配管収納スペー
ス2を小さくできるか、または換気ダクトA5の断面積
を大きくできる利点がある。換気ダクトA5の断面積が
大きく確保できることにより、ダクト面積の影響による
圧損とダクトの長さによる圧損を少なくでき、換気風量
の低下を防止するとともに、換気ダクト内の流速を低速
化できることにより、騒音を減少させる効果が得られ
る。
内側ユニット1の左側端部に対向する位置にあけられた
場合は、冷媒配管6等はボックス背面の配管収納スペー
ス2に収納され、室内側ユニット1の左側部から換気ダ
クトA5とともに室内側ユニット1の左側端部に対向す
る位置にあけられた壁の配管穴から室外に導かれ室外側
ユニットに接続される。
納スペース2に冷媒配管6等だけが収納されるので、従
来の換気用送風機を冷媒配管等とともに室内側ユニット
の一側端部に収納し、かつ他側端部に対向する壁の配管
穴から室外に出すものと比較すると、配管収納スペース
2を小さくできる利点がある。
5または冷媒配管6等のどちらか一方だけを収納するた
め、配管収納スペース2を広く有効に使えることにより
据付作業が容易となる。
A5または冷媒配管6等のどちらか一方だけを収納する
ため、配管収納スペース2を小さくすることができ換気
用送風機3を備えた空気調和機の室内側ユニット1の小
型化が可能である。
室内側ユニット1の前面から見て左側部に設け、冷凍サ
イクルの冷媒配管6等を室内側ユニット1の前面から見
て右側部に設けたものを示したが、冷媒配管6等を室内
側ユニット1の左側部に設け、換気用送風機3を室内側
ユニット1の右側部に設けてもよい。どちらの場合も、
ボックス背面の配管収納スペース2には、冷媒配管6又
は換気用送風機3の換気ダクトA5の何れか一方を収納
すればよい。
示す図で、換気送風機の風路構成用左右ケーシングによ
り構成された風路内の片側終端近傍に逆風防止用弁を設
けた換気送風機を備えた空気調和機の室内側ユニットの
断面図、図5はセンサー取付具による固着状態の部分詳
細横断面図である。
したものと同じものである。7は風路構成部材の一例の
風路構成用左右ケーシング、8は風路構成左右用ケーシ
ング7により構成される風路、9は電動機で駆動される
正転・逆転の切換可能なファン、10は風路8内に設け
られた逆風防止手段の一例の逆風防止用弁、11は逆風
防止用弁10を自動開閉させるための駆動モータ、12
は駆動モータ11から逆風防止用弁10に駆動力を伝達
するための歯車列、13は逆風防止用弁10の位置検出
センサー、14は風路8の片側終端部近傍に設けられた
空気清浄フィルタ、15は空気調和機の室内側ユニット
1に設けられた空気清浄フィルタ14の挿抜口、16は
温度・湿度等を検知するためのセンサー類を具備するた
めのセンサー取付具、17は風路8の片側終端部に接続
される換気ダクトB、24は壁に設けられた換気ダクト
17を通す配管穴である。
グ7により構成された風路8内の片側終端近傍湾曲部
に、換気用送風機3の停止時における逆風防止用弁10
を設け、逆風防止用弁10の形状を湾曲部中心軸にて構
成される平滑面に形状を略一致させることにより、換気
用送風機3の運転時には整流板として利用する。逆風防
止用弁10が開いた時には、整流板として機能すること
により風路8内の乱流発生を抑制し、風量の低下と騒音
の悪化を抑制する。逆風防止用弁11が閉じた時は、外
気や虫が室内に侵入するのを防止できる。
止用弁11は、自動開閉させるための駆動モータ11に
より駆動力を伝達する歯車列12を介して駆動する自動
開閉手段により自動開閉するとともに、換気送風機3の
運転状態を検知するための位置検出センサー13によ
り、停止時には逆風防止用弁11を確実に閉じた位置に
制御し、空気の流通を遮断することで室内および室外の
温度差と湿度差により換気用送風機3と換気ダクトB1
7の内部および外郭に露が付くことを確実に抑制する。
グ7により構成された風路8内の換気用送風機3の排気
運転時に排気口となる一側終端近傍に空気清浄フィルタ
14を備えるとともに、室内側ユニット1の前面下部に
空気清浄フィルタの挿抜口15を設けている。室内側ユ
ニット1の前面下部に空気清浄フィルタ14を挿抜する
挿抜口15を設けることにより、空気清浄フィルタ14
の清掃作業を簡単に実施することができる。
グ7により構成された風路8内に室内および室外の温度
・湿度等を検知するためのセンサー類を備えるためのセ
ンサー取付具16を風路構成用左右ケーシング7に設け
ている。このセンサー取付具16は風路8内側形状に略
一致させることにより、風路8内の気流の流れをスムー
ズにするとともにセンサー類を確実に作動し得る位置に
設置できる。
6を風路構成用左右ケーシング7の固着手段である固着
部品として使用することにより、ワンタッチで取付・取
外しができる構造とし、換気用送風機を分解することな
くサービス性の向上を図るとともに、螺子によるかかり
止めを最低限に押さえ、製品廃却時における換気送風機
3の解体作業時間の短縮を図り、リサイクル性の向上を
図ることができる。
図で、室内側ユニットのボックス風路背面収納スペース
に収納される換気ダクトと接続ダクトとの接続状態を示
す斜視図である。図において、5はボックス風路背面の
配管収納スペース2に収納される第1の換気ダクトであ
る換気ダクトA、17は壁に設ける配管穴24に挿通可
能な断面が半円形状の第2の換気ダクトである換気ダク
トB、18は換気ダクトA5と換気ダクトB17を接続
する接続部材Bである。半円形状の換気ダクトB17
は、残りの半円部分に冷媒配管、ドレンホース、電気配
線等が配設されて壁に設ける配管穴24から室外に出さ
れる。
の簡易固定可能な係合部材である複数の爪19を有する
とともに、換気ダクトA5には爪19と嵌合する嵌合開
口部である複数の嵌合部20が設けられている。接続部
材B18は換気ダクトA5と回転自在に可動し、換気ダ
クトB18の半円の向きを任意の方向に切換できるとと
もに、爪19により位置決めと抜け防止を兼ね備えた固
定部により固定される。
8により換気ダクトA5の向きを任意の方向に切換でき
るとともに、爪19により位置決めと抜け防止を兼ね備
えた固定部を備えることにより部品の種類を減らし、共
通化を図ることができ、コスト低減が図れる。
図で、室内側ユニットのボックス風路背面収納スペース
に収納される換気ダクトの斜視図である。図において、
21は伸縮自在の蛇腹チューブで構成された換気ダクト
Aであり、室内側ユニット1のボックス風路背面の配管
収納スペース2に収納される。
ブを使用することにより、室内側ユニット1と壁に設け
た配管穴24との位置ズレに影響されずに据付作業を行
うことができる。
レート型空気調和機において、空気調和機の冷凍サイク
ル用冷媒に代替フロンを用いることにより、室内側ユニ
ット1と室外側ユニットとを接続する冷媒配管6の径を
冷房能力の大小に左右されずに同一径とすることが可能
になり、壁に設けた配管穴24を拡大することもなく、
換気ダクトB17の面積を確保することで換気風量低下
と騒音悪化とを抑制できるようにしたものである。代替
フロンとしてHFC系冷媒が用いられるが、その代表的
なものはR410A,R407C等である。R22冷媒
の場合は、3.2KW未満のセパレート型空気調和機で
はガス管が9.52Φ、3.2KW以上ではガス管が1
2.7Φが使用されている。これに対し、例えばR41
0Aを用いた場合はガス管は冷房能力に拘わらず9.5
2Φでよい。これは、R410Aの方がR22よりも同
一凝縮温度及び蒸発温度において冷媒の流速が遅くなる
ためである。
図で、室内側ユニットに内蔵した熱交換器に接続された
冷媒配管の長さを少なくとも室内側ユニットの横幅以上
に延長し壁の配管穴に挿通した状態を示す図である。図
において、換気用送風機3を備えたセパレート型空気調
和機は、室内側ユニット1に内蔵した熱交換器25に接
続された冷媒配管6の長さを少なくとも室内側ユニット
1の横幅以上に延長することにより、室内側ユニット1
の冷媒配管6を引き出す方向が左右どちらの場合でも、
冷媒配管6と延長配管22を接続するためのナット部2
3が、壁に設けた配管穴24から室外に突出させること
により、換気ダクトB17を冷媒配管6とともに配管穴
24に挿通する際にナット部23の影響を受けずに挿通
でき据付作業が容易になる。
機を据付る際に背面収納空間部に換気ダクトまたは冷媒
配管を収納するので、背面収納空間部に換気ダクトを収
納する場合には、従来の換気用送風機を冷媒配管等とと
もに室内側ユニットの一側端部に収納し、かつ他側端部
に対向する壁の配管穴から室外に出すものと比較する
と、背面収納空間部を小さくできるか、または換気ダク
トの断面積を大きくできる利点がある。換気ダクトの断
面積が大きく確保できることにより、ダクト面積の影響
による圧損とダクトの長さによる圧損を少なくでき、換
気風量の低下を防止するとともに、換気ダクト内の流速
を低速化できることにより、騒音を減少させる効果が得
られる。背面収納空間部に冷媒配管等を収納する場合
は、従来の換気用送風機を冷媒配管等とともに室内側ユ
ニットの一側端部に収納し、かつ他側端部に対向する壁
の配管穴から室外に出すものと比較すると、背面収納空
間部を小さくできる利点がある。また収納スペースに換
気ダクトまたは冷媒配管のどちらか一方しか収納しない
ため、収納スペースを広く有効に使えることにより据付
作業が容易となる。さらに、換気用送風機を備えた空気
調和機の室内側ユニットの小型化が可能である。
排気運転時に排気口となる一側終端近傍に、換気用送風
機の停止時における逆風の室内への流入を防止する逆風
防止手段を設けたので、逆風防止手段が閉じた時は逆風
防止用弁として外気と虫の侵入を防止するとともに、逆
風防止手段が開いた時には整流板として機能することに
より風路内の乱流発生を押さえ、風量の低下と騒音の悪
化を防止することが可能となる。
の自動開閉手段と、換気送風機の運転状態を検知するた
めの位置検出センサーと、換気送風機の停止時には、逆
風防止用弁を確実に閉じた位置に制御する制御手段とを
備えた構成にしたので、換気送風機の停止時には逆風防
止用弁を確実に閉じた位置に制御し、空気の流通を遮断
することで室内および室外の温度差と湿度差による換気
用送風機と換気ダクトの内部および外郭に露が付くこと
を確実に抑制でき、品質が安定した製品を提供できる。
排気運転時に排気口となる一側終端近傍に設けられ、空
気を清浄化する空気清浄フィルタと、本体の前面下部に
設けられ、空気清浄フィルタを挿抜する挿抜口とを備え
た構成にしたので、空気清浄フィルタの清掃作業を簡単
に実施することができる。
および室外の温度・湿度等を検知するためのセンサーが
取り付けられ、風路内側形状に略一致させた形状のセン
サー取付具を備えたので、風路内の気流の流れをスムー
ズにすることにより安定した換気風量を確保でき、乱流
の発生による騒音の増大を押さえることが可能であり、
さらにセンサー類を確実に作動し得る位置に設置が可能
である。
付・取外し自在な固着手段として用いる構成としたの
で、ワンタッチで取付・取外しができ、換気用送風機を
分解することなくメンテナンスができサービス性が向上
するとともに、固着手段によるかかり止めを最低限に押
さえ、製品廃却時における換気送風機の解体作業時間の
短縮を図り、リサイクル性の向上を図ることができる。
送風機に接続される第1の換気ダクトと、壁の配管用開
口部に挿通される第2の換気ダクトと、第2の換気ダク
トと第1の換気ダクトとを接続し、第1の換気ダクトと
は回転自在に接続され、第2の換気ダクトの向きを任意
の方向に切換できる接続部材とを備えた構成にしたの
で、接続部材により換気ダクトの向きを任意の方向に切
換できる。
部を設け、係合開口部に係合する複数の係合部材を接続
部材に設けたので、係合部材により位置決めと抜け防止
を兼ねることができ、部品の種類を減らし共通化が図
れ、コストの低減を図る。
クトを伸縮自在の蛇腹チューブで構成したので、室内側
ユニットと壁に設けた配管用開口部との位置ズレに影響
されずに据付作業を行うことができる。
ニット本体に外気の室内への給気又は室内空気の室外へ
の排気を行う換気用送風機を設け、冷凍サイクル用冷媒
として代替フロンを用い、室内側ユニット本体と室外側
ユニットとを接続する冷媒配管が冷房能力の大小に拘わ
らず同一径となるので、壁に設けた配管用開口部を拡大
することもなく、換気ダクトの面積を確保することで換
気風量低下と騒音悪化を防止できる。
長さとし、冷媒配管に接続される延長配管との接続部が
室外に出るように構成としたので、換気ダクトを冷媒配
管とともに配管用開口部に挿通する際にナット部の影響
を受けずに挿通できるようにすることで据付作業を容易
にすることができる。
気調和機の室内側ユニットの左端内部に配置した斜視図
である。
ボックス風路背面の収納スペースに換気ダクトを配置し
た状態の背面斜視図である。
ボックス風路背面の収納スペースに冷媒配管を配置した
状態の背面斜視図である。
構成用左右ケーシングにより構成された風路内の片側終
端近傍に逆風防止用を設けた換気送風機を備えた空気調
和機の室内側ユニットの断面図である。
よる固着状態の部分詳細横断面図である。
ボックス風路背面収納スペースに収納される換気ダクト
と接続ダクトとの接続状態を示す斜視図である。
ボックス風路背面収納スペースに収納される換気ダクト
の斜視図である。
内蔵した熱交換器に接続された冷媒配管の長さを少なく
とも室内側ユニットの横幅以上に延長し壁の配管穴に挿
通した状態を示す図である。
用送風機、4 接続部材A、5 換気ダクトA、6 冷
媒配管、7 風路構成用左右ケーシング、8風路、9
正転・逆転の切換可能ファン、10 逆風防止用弁、1
1 自動開閉させるための駆動モータ、12 歯車列、
13 位置検出センサー、14 空気清浄フィルタ、1
5 挿抜口、16 センサー取付具、17 換気ダクト
B、18 接続部材B、19 爪、20 嵌合部、21
伸縮自在の蛇腹チューブで構成された換気ダクトA、
22 延長配管、23 ナット部、24 配管穴、熱交
換器。
Claims (15)
- 【請求項1】 室内側ユニット本体と、 この本体の一側部に収納され、外気の室内への給気又は
室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、 前記本体の他側部に設けられた冷凍サイクルの冷媒配管
等と、 前記換気用送風機に接続された換気ダクトと、 前記本体の背面に設けられ、前記冷媒配管等又は前記換
気ダクトを収納する背面収納空間部と、を備えたことを
特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 前記本体の一側部に対向して壁の配管用
開口部を設ける場合は前記背面収納空間部に前記冷媒配
管等を収納し、前記本体の他側部に対向して壁の配管用
開口部を設ける場合は前記背面収納空間部に前記換気ダ
クトを収納する構成としたことを特徴とする請求項1記
載の空気調和機。 - 【請求項3】 前記換気用送風機を前記本体の左側部に
収納し、前記冷媒配管等を前記本体の右側部に収納する
構成としたことを特徴とする請求項2記載の空気調和
機。 - 【請求項4】 室内側ユニット本体と、 この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気
の室外への排気を行う換気用送風機と、 この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風
路構成部材と、 この風路構成部材で構成された風路内の排気運転時に排
気口となる一側終端近傍に設けられ、前記換気用送風機
の停止時における逆風の室内への流入を防止する逆風防
止手段と、を備えたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項5】 前記逆風防止手段を逆風防止用弁で構成
したことを特徴とする請求項4記載の空気調和機。 - 【請求項6】 前記逆風防止用弁の形状を前記風路構成
部材の一側終端近傍に設けられた湾曲部の形状に略一致
させ、前記逆風防止用弁が開いた場合に該逆風防止用弁
が前記風路の空気の流れを整流する整流板として機能す
る構成としたことを特徴とする請求項5記載の空気調和
機。 - 【請求項7】 前記逆風防止用弁を自動開閉させるため
の自動開閉手段と、 前記換気送風機の運転状態を検知するための位置検出セ
ンサーと、 前記換気送風機の停止時には、逆風防止用弁を確実に閉
じた位置に制御する制御手段と、を備えたことを特徴と
する請求項6記載の空気調和機。 - 【請求項8】 室内側ユニット本体と、 この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気
の室外への排気を行う換気用送風機と、 この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風
路構成部材と、 この風路構成部材で構成された風路内の排気運転時に排
気口となる一側終端近傍に設けられ、空気を清浄化する
空気清浄フィルタと、 前記本体の前面下部に設けられ、前記空気清浄フィルタ
を挿抜する挿抜口と、を備えたことを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項9】 室内側ユニット本体と、 この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気
の室外への排気を行う換気用送風機と、 この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風
路構成部材と、 この風路構成部材に設けられ、前記風路内において室内
および室外の温度・湿度等を検知するためのセンサーが
取り付けられ、前記風路内側形状に略一致させた形状の
センサー取付具と、を備えたことを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項10】 前記センサー取付具を前記風路構成部
材の取付・取外し自在な固着手段として用いる構成とし
たことを特徴とする請求項9記載の空気調和機。 - 【請求項11】 室内側ユニット本体と、 この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気
の室外への排気を行う換気用送風機と、 前記本体の背面に設けられ、前記冷媒配管等又は前記換
気ダクトを収納する背面収納空間部と、 この背面収納空間部に収納され、前記換気用送風機に接
続される第1の換気ダクトと、 壁の配管用開口部に挿通される第2の換気ダクトと、 この第2の換気ダクトと前記第1の換気ダクトとを接続
し、第1の換気ダクトとは回転自在に接続され、前記第
2の換気ダクトの向きを任意の方向に切換できる接続部
材と、を備えたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項12】 前記第1の換気ダクトに設けられた複
数の係合開口部と、 前記接続部材に設けられ、前記係合開口部に係合する複
数の係合部材と、を備えたことを特徴とする請求項11
記載の空気調和機。 - 【請求項13】 前記背面収納空間部に収納される換気
ダクトを伸縮自在の蛇腹チューブで構成したことを特徴
とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項14】 セパレート型空気調和機の室内側ユニ
ット本体と、 この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気
の室外への排気を行う換気用送風機と、 当該空気調和機の冷凍サイクル用冷媒として用いられる
代替フロンと、 当該空気調和機の冷房能力の大小に拘わらず同一径の、
前記室内側ユニット本体と室外側ユニットとを接続する
冷媒配管と、を備えたことを特徴とするセパレート型空
気調和機。 - 【請求項15】 前記冷媒配管の長さを前記本体の横幅
以上の長さとし、前記冷媒配管に接続される延長配管と
の接続部が室外に出るように構成としたことを特徴とす
る請求項1記載の空気調和機。
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