JP2008051498A - 空気調和機及びセパレート型空気調和機 - Google Patents

空気調和機及びセパレート型空気調和機 Download PDF

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【課題】換気用送風機の換気ダクトによる風量低下と騒音悪化を抑制することにより換気性能の向上を図り、また換気用送風機自体の円滑な風路を構成させることにより性能向上を図るとともに、換気用送風機の解体作業性向上によるリサイクル推進および据付作業時間の短縮と効率化を容易な構造で達成することができる換気用送風機を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】この発明に係る空気調和機は、室内側ユニット本体と、この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風路構成部材と、この風路構成部材で構成された風路内の排気運転時に排気口となる一側終端近傍に設けられ、空気を清浄化する空気清浄フィルタと、本体の前面下部に設けられ、空気清浄フィルタを挿抜する挿抜口とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、換気用送風機を備えた空気調和機に係り、詳しくは換気用送風機の性能向上を図るとともに、サービス性・解体作業効率向上ならびに換気用送風機付空気調和機の据付作業の改善に関するものである。
従来の換気用送風機を備えた空気調和機として、以下に示すものが知られている。
(1)空気調和機本体と換気用送風機を分割し、空気調和機本体の左右いずれかに換気用送風機を螺子を用いて係止したもの。
(2)空気調和機本体の右側電気品箱横もしくは下側に内蔵したもの。
(3)室外の壁近傍に換気用送風機を取付たもの。
特開平6−159720号公報 実開昭49−151057号公報 実開平3−103927号公報 特開平5−79653号公報
上記従来の換気用送風機を備えた空気調和機の解決すべき課題を以下に述べる。
(1)空気調和機本体と換気用送風機を分割したものは、据付作業が複雑であり据付に時間がかかる。
(2)空気調和機本体の右側電気品箱横もしくは下側に換気用送風機を内蔵したものは、室内側ユニットの左方向に換気ダクトを配する据付作業時にはボックス風路背面の限られた収納スペース内に冷媒配管と換気ダクトを同時に収納するため、換気ダクトの有効面積を確保できずに圧損が増大し充分な換気風量を得られないとともに、騒音が増大する。
(3)室外の壁近傍に換気用送風機を取付たものは、室内側ユニットの標準据付と別に換気用送風機の据付作業が発生するとともに、換気用送風機と空気調和機本体とを連動させる電気配線が必要になり据付工事が面倒である。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、換気用送風機の換気ダクトによる風量低下と騒音悪化を抑制することにより換気性能の向上を図り、また換気用送風機自体の円滑な風路を構成させることにより性能向上を図るとともに、換気用送風機の解体作業性向上によるリサイクル推進および据付作業時間の短縮と効率化を容易な構造で達成することができる換気用送風機を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
この発明に係る空気調和機は、室内側ユニット本体と、この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風路構成部材と、この風路構成部材で構成された風路内の排気運転時に排気口となる一側終端近傍に設けられ、空気を清浄化する空気清浄フィルタと、本体の前面下部に設けられ、空気清浄フィルタを挿抜する挿抜口とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る空気調和機は、風路構成部材で構成された風路内の排気運転時に排気口となる一側終端近傍に設けられ、空気を清浄化する空気清浄フィルタと、本体の前面下部に設けられ、空気清浄フィルタを挿抜する挿抜口とを備えた構成にしたので、空気清浄フィルタの清掃作業を簡単に実施することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1〜3は実施の形態1を示す図で、図1は換気用送風機を空気調和機の室内側ユニットの左端内部に配置した斜視図、図2は室内側ユニットのボックス風路背面の収納スペースに換気ダクトを配置した状態の背面斜視図、図3は室内側ユニットのボックス風路背面の収納スペースに冷媒配管を配置した状態の背面斜視図である。
図において、1はセパレート型空気調和機の室内側ユニット、2は室内側ユニット1の背面側下部に設けられた配管収納スペース、3は室内側ユニット1の前面から見て左側部に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機、4は換気用送風機3に換気ダクトA5を接続する接続部材Aであり、換気ダクトA5はボックス背面の背面収納空間部である配管収納スペース2に収納される。6は冷凍サイクルの冷媒配管で、室内側ユニット1の前面から見て右側部に設けられている。25は冷凍サイクルの熱交換器で冷媒配管6が接続されている。
上記のように構成された空気調和機を据え付ける際に、壁の配管開口部ともいう配管穴を室内側ユニット1の右側端部に対向する位置にあけて据え付ける場合について説明する。
図2に示すように、換気用送風機3に接続部材A4を介して接続された換気ダクトA5は、ボックス背面の配管収納スペース2に収納され、室内側ユニット1の右側部から冷媒配管6等(例えばドレンホース、電気配線を含む)とともに、室内側ユニット1の右側端部に対向する位置にあけられた壁の配管穴から室外に導かれ室外側ユニット(図示せず)に接続される。
従って、この場合はボックス背面の配管収納スペース2に換気ダクトA5だけが収納されるので、従来の換気用送風機を冷媒配管等とともに室内側ユニットの一側端部に収納し、かつ他側端部に対向する壁の配管穴から室外に出すものと比較すると、配管収納スペース2を小さくできるか、または換気ダクトA5の断面積を大きくできる利点がある。
換気ダクトA5の断面積が大きく確保できることにより、ダクト面積の影響による圧損とダクトの長さによる圧損を少なくでき、換気風量の低下を防止するとともに、換気ダクト内の流速を低速化できることにより、騒音を減少させる効果が得られる。
また、図3に示すように、壁の配管穴が室内側ユニット1の左側端部に対向する位置にあけられた場合は、冷媒配管6等はボックス背面の配管収納スペース2に収納され、室内側ユニット1の左側部から換気ダクトA5とともに室内側ユニット1の左側端部に対向する位置にあけられた壁の配管穴から室外に導かれ室外側ユニットに接続される。
従って、この場合もボックス背面の配管収納スペース2に冷媒配管6等だけが収納されるので、従来の換気用送風機を冷媒配管等とともに室内側ユニットの一側端部に収納し、かつ他側端部に対向する壁の配管穴から室外に出すものと比較すると、配管収納スペース2を小さくできる利点がある。
また、配管収納スペース2に換気ダクトA5または冷媒配管6等のどちらか一方だけを収納するため、配管収納スペース2を広く有効に使えることにより据付作業が容易となる。
さらに、配管収納スペース2に換気ダクトA5または冷媒配管6等のどちらか一方だけを収納するため、配管収納スペース2を小さくすることができ換気用送風機3を備えた空気調和機の室内側ユニット1の小型化が可能である。
上述の実施の形態では、換気用送風機3を室内側ユニット1の前面から見て左側部に設け、冷凍サイクルの冷媒配管6等を室内側ユニット1の前面から見て右側部に設けたものを示したが、冷媒配管6等を室内側ユニット1の左側部に設け、換気用送風機3を室内側ユニット1の右側部に設けてもよい。
どちらの場合も、ボックス背面の配管収納スペース2には、冷媒配管6又は換気用送風機3の換気ダクトA5の何れか一方を収納すればよい。
この発明に係る空気調和機は、室内側ユニット本体と、この本体の一側部に収納され、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、本体の他側部に設けられた冷凍サイクルの冷媒配管等と、換気用送風機に接続された換気ダクトと、本体の背面に設けられ、冷媒配管等又は換気ダクトを収納する背面収納空間部とを備えたものである。
また、本体の一側部に対向して壁の配管用開口部を設ける場合は背面収納空間部に冷媒配管等を収納し、本体の他側部に対向して壁の配管用開口部を設ける場合は背面収納空間部に換気ダクトを収納する構成としたものである。
また、換気用送風機を本体の左側部に収納し、冷媒配管等を本体の右側部に収納する構成としたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、背面収納空間部に換気ダクトを収納する場合には、従来の換気用送風機を冷媒配管等とともに室内側ユニットの一側端部に収納し、かつ他側端部に対向する壁の配管穴から室外に出すものと比較すると、背面収納空間部を小さくできるか、または換気ダクトの断面積を大きくできる利点がある。
換気ダクトの断面積が大きく確保できることにより、ダクト面積の影響による圧損とダクトの長さによる圧損を少なくでき、換気風量の低下を防止するとともに、換気ダクト内の流速を低速化できることにより、騒音を減少させる効果が得られる。
背面収納空間部に冷媒配管等を収納する場合は、従来の換気用送風機を冷媒配管等とともに室内側ユニットの一側端部に収納し、かつ他側端部に対向する壁の配管穴から室外に出すものと比較すると、背面収納空間部を小さくできる利点がある。
また収納スペースに換気ダクトまたは冷媒配管のどちらか一方しか収納しないため、収納スペースを広く有効に使えることにより据付作業が容易となる。
さらに、換気用送風機を備えた空気調和機の室内側ユニットの小型化が可能である。
実施の形態2.
図4,5は実施の形態2を示す図で、換気送風機の風路構成用左右ケーシングにより構成された風路内の片側終端近傍に逆風防止用弁を設けた換気送風機を備えた空気調和機の室内側ユニットの断面図、図5はセンサー取付具による固着状態の部分詳細横断面図である。
図4において、1〜6は実施の形態1で示したものと同じものである。7は風路構成部材の一例の風路構成用左右ケーシング、8は風路構成左右用ケーシング7により構成される風路、9は電動機で駆動される正転・逆転の切換可能なファン、10は風路8内に設けられた逆風防止手段の一例の逆風防止用弁、11は逆風防止用弁10を自動開閉させるための駆動モータ、12は駆動モータ11から逆風防止用弁10に駆動力を伝達するための歯車列、13は逆風防止用弁10の位置検出センサー、14は風路8の片側終端部近傍に設けられた空気清浄フィルタ、15は空気調和機の室内側ユニット1に設けられた空気清浄フィルタ14の挿抜口、16は温度・湿度等を検知するためのセンサー類を具備するためのセンサー取付具、17は風路8の片側終端部に接続される換気ダクトB、24は壁に設けられた換気ダクト17を通す配管穴である。
換気用送風機3の風路構成用左右ケーシング7により構成された風路8内の片側終端近傍湾曲部に、換気用送風機3の停止時における逆風防止用弁10を設け、逆風防止用弁10の形状を湾曲部中心軸にて構成される平滑面に形状を略一致させることにより、換気用送風機3の運転時には整流板として利用する。
逆風防止用弁10が開いた時には、整流板として機能することにより風路8内の乱流発生を抑制し、風量の低下と騒音の悪化を抑制する。
逆風防止用弁11が閉じた時は、外気や虫が室内に侵入するのを防止できる。
換気用送風機3の風路8内に設けた逆風防止用弁11は、自動開閉させるための駆動モータ11により駆動力を伝達する歯車列12を介して駆動する自動開閉手段により自動開閉するとともに、換気送風機3の運転状態を検知するための位置検出センサー13により、停止時には逆風防止用弁11を確実に閉じた位置に制御し、空気の流通を遮断することで室内および室外の温度差と湿度差により換気用送風機3と換気ダクトB17の内部および外郭に露が付くことを確実に抑制する。
換気用送風機3の風路構成用左右ケーシング7により構成された風路8内の換気用送風機3の排気運転時に排気口となる一側終端近傍に空気清浄フィルタ14を備えるとともに、室内側ユニット1の前面下部に空気清浄フィルタの挿抜口15を設けている。室内側ユニット1の前面下部に空気清浄フィルタ14を挿抜する挿抜口15を設けることにより、空気清浄フィルタ14の清掃作業を簡単に実施することができる。
換気用送風機3の風路構成用左右ケーシング7により構成された風路8内に室内および室外の温度・湿度等を検知するためのセンサー類を備えるためのセンサー取付具16を風路構成用左右ケーシング7に設けている。このセンサー取付具16は風路8内側形状に略一致させることにより、風路8内の気流の流れをスムーズにするとともにセンサー類を確実に作動し得る位置に設置できる。
また、図5に示すようにセンサー取付具16を風路構成用左右ケーシング7の固着手段である固着部品として使用することにより、ワンタッチで取付・取外しができる構造とし、換気用送風機を分解することなくサービス性の向上を図るとともに、螺子によるかかり止めを最低限に押さえ、製品廃却時における換気送風機3の解体作業時間の短縮を図り、リサイクル性の向上を図ることができる。
この発明に係る空気調和機は、室内側ユニット本体と、この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風路構成部材と、この風路構成部材で構成された風路内の排気運転時に排気口となる一側終端近傍に設けられ、換気用送風機の停止時における逆風の室内への流入を防止する逆風防止手段とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、逆風防止手段が閉じた時は逆風防止用弁として外気と虫の侵入を防止するとともに、逆風防止手段が開いた時には整流板として機能することにより風路内の乱流発生を押さえ、風量の低下と騒音の悪化を防止することが可能となる。
この発明に係る空気調和機は、逆風防止手段を逆風防止用弁で構成したものである。
また、逆風防止用弁の形状を風路構成部材の一側終端近傍に設けられた湾曲部の形状に略一致させ、逆風防止用弁が開いた場合に逆風防止用弁が風路の空気の流れを整流する整流板として機能する構成としたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、逆風防止手段が閉じた時は逆風防止用弁として外気と虫の侵入を防止するとともに、逆風防止手段が開いた時には整流板として機能することにより風路内の乱流発生を押さえ、風量の低下と騒音の悪化を防止することが可能となる。
この発明に係る空気調和機は、逆風防止用弁を自動開閉させるための自動開閉手段と、換気送風機の運転状態を検知するための位置検出センサーと、換気送風機の停止時には、逆風防止用弁を確実に閉じた位置に制御する制御手段とを備えたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、換気送風機の停止時には逆風防止用弁を確実に閉じた位置に制御し、空気の流通を遮断することで室内および室外の温度差と湿度差による換気用送風機と換気ダクトの内部および外郭に露が付くことを確実に抑制でき、品質が安定した製品を提供できる。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、空気清浄フィルタの清掃作業を簡単に実施することができる。
この発明に係る空気調和機は、室内側ユニット本体と、この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風路構成部材と、この風路構成部材に設けられ、風路内において室内および室外の温度・湿度等を検知するためのセンサーが取り付けられ、風路内側形状に略一致させた形状のセンサー取付具とを備えたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、風路内の気流の流れをスムーズにすることにより安定した換気風量を確保でき、乱流の発生による騒音の増大を押さえることが可能であり、さらにセンサー類を確実に作動し得る位置に設置が可能である。
この発明に係る空気調和機は、センサー取付具を風路構成部材の取付・取外し自在な固着手段として用いる構成としたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、ワンタッチで取付・取外しができ、換気用送風機を分解することなくメンテナンスができサービス性が向上するとともに、固着手段によるかかり止めを最低限に押さえ、製品廃却時における換気送風機の解体作業時間の短縮を図り、リサイクル性の向上を図ることができる。
実施の形態3.
図6は実施の形態3を示す図で、室内側ユニットのボックス風路背面収納スペースに収納される換気ダクトと接続ダクトとの接続状態を示す斜視図である。
図において、5はボックス風路背面の配管収納スペース2に収納される第1の換気ダクトである換気ダクトA、17は壁に設ける配管穴24に挿通可能な断面が半円形状の第2の換気ダクトである換気ダクトB、18は換気ダクトA5と換気ダクトB17を接続する接続部材Bである。
半円形状の換気ダクトB17は、残りの半円部分に冷媒配管、ドレンホース、電気配線等が配設されて壁に設ける配管穴24から室外に出される。
この接続部材B18には換気ダクトA5との簡易固定可能な係合部材である複数の爪19を有するとともに、換気ダクトA5には爪19と嵌合する嵌合開口部である複数の嵌合部20が設けられている。接続部材B18は換気ダクトA5と回転自在に可動し、換気ダクトB18の半円の向きを任意の方向に切換できるとともに、爪19により位置決めと抜け防止を兼ね備えた固定部により固定される。
上述の実施の形態によれば、接続部材B18により換気ダクトA5の向きを任意の方向に切換できるとともに、爪19により位置決めと抜け防止を兼ね備えた固定部を備えることにより部品の種類を減らし、共通化を図ることができ、コスト低減が図れる。
また、風路構成部材で構成された風路内の排気運転時に排気口となる一側終端近傍に設けられ、空気を清浄化する空気清浄フィルタと、本体の前面下部に設けられ、空気清浄フィルタを挿抜する挿抜口とを備えた構成にしたので、空気清浄フィルタの清掃作業を簡単に実施することができる。
この発明に係る空気調和機は、室内側ユニット本体と、この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、本体の背面に設けられ、冷媒配管等又は換気ダクトを収納する背面収納空間部と、この背面収納空間部に収納され、換気用送風機に接続される第1の換気ダクトと、壁の配管用開口部に挿通される第2の換気ダクトと、この第2の換気ダクトと第1の換気ダクトとを接続し、第1の換気ダクトとは回転自在に接続され、第2の換気ダクトの向きを任意の方向に切換できる接続部材とを備えたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、接続部材により換気ダクトの向きを任意の方向に切換できる。
この発明に係る空気調和機は、第1の換気ダクトに設けられた複数の係合開口部と、接続部材に設けられ、係合開口部に係合する複数の係合部材とを備えたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、係合部材により位置決めと抜け防止を兼ねることができ、部品の種類を減らし共通化が図れ、コストの低減を図る。
実施の形態4.
図7は実施の形態4を示す図で、室内側ユニットのボックス風路背面収納スペースに収納される換気ダクトの斜視図である。
図において、21は伸縮自在の蛇腹チューブで構成された換気ダクトAであり、室内側ユニット1のボックス風路背面の配管収納スペース2に収納される。
換気ダクトA21に伸縮自在の蛇腹チューブを使用することにより、室内側ユニット1と壁に設けた配管穴24との位置ズレに影響されずに据付作業を行うことができる。
この発明に係る空気調和機は、背面収納空間部に収納される換気ダクトを伸縮自在の蛇腹チューブで構成したものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、室内側ユニットと壁に設けた配管用開口部との位置ズレに影響されずに据付作業を行うことができる。
実施の形態5.
換気用送風機を備えたセパレート型空気調和機において、空気調和機の冷凍サイクル用冷媒に代替フロンを用いることにより、室内側ユニット1と室外側ユニットとを接続する冷媒配管6の径を冷房能力の大小に左右されずに同一径とすることが可能になり、壁に設けた配管穴24を拡大することもなく、換気ダクトB17の面積を確保することで換気風量低下と騒音悪化とを抑制できるようにしたものである。
代替フロンとしてHFC系冷媒が用いられるが、その代表的なものはR410A,R407C等である。
R22冷媒の場合は、3.2KW未満のセパレート型空気調和機ではガス管が9.52Φ、3.2KW以上ではガス管が12.7Φが使用されている。
これに対し、例えばR410Aを用いた場合はガス管は冷房能力に拘わらず9.52Φでよい。これは、R410Aの方がR22よりも同一凝縮温度及び蒸発温度において冷媒の流速が遅くなるためである。
この発明に係る空気調和機は、セパレート型空気調和機の室内側ユニット本体と、この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、セパレート型空気調和機の冷凍サイクル用冷媒として用いられる代替フロンと、セパレート型空気調和機の冷房能力の大小に拘わらず同一径の、室内側ユニット本体と室外側ユニットとを接続する冷媒配管とを備えたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、壁に設けた配管用開口部を拡大することもなく、換気ダクトの面積を確保することで換気風量低下と騒音悪化を防止できる。
実施の形態6.
図8は実施の形態6を示す図で、室内側ユニットに内蔵した熱交換器に接続された冷媒配管の長さを少なくとも室内側ユニットの横幅以上に延長し壁の配管穴に挿通した状態を示す図である。
図において、換気用送風機3を備えたセパレート型空気調和機は、室内側ユニット1に内蔵した熱交換器25に接続された冷媒配管6の長さを少なくとも室内側ユニット1の横幅以上に延長することにより、室内側ユニット1の冷媒配管6を引き出す方向が左右どちらの場合でも、冷媒配管6と延長配管22を接続するためのナット部23が、壁に設けた配管穴24から室外に突出させることにより、換気ダクトB17を冷媒配管6とともに配管穴24に挿通する際にナット部23の影響を受けずに挿通でき据付作業が容易になる。
この発明に係る空気調和機は、冷媒配管の長さを本体の横幅以上の長さとし、冷媒配管に接続される延長配管との接続部が室外に出るように構成としたものである。
この発明に係る空気調和機は、上記構成により、換気ダクトを冷媒配管とともに配管用開口部に挿通する際にナット部の影響を受けずに挿通できるようにすることで据付作業を容易にすることができる。
実施の形態1を示す図で、換気用送風機を空気調和機の室内側ユニットの左端内部に配置した斜視図である。 実施の形態1を示す図で、室内側ユニットのボックス風路背面の収納スペースに換気ダクトを配置した状態の背面斜視図である。 実施の形態1を示す図で、室内側ユニットのボックス風路背面の収納スペースに冷媒配管を配置した状態の背面斜視図である。 実施の形態2を示す図で、換気送風機の風路構成用左右ケーシングにより構成された風路内の片側終端近傍に逆風防止用を設けた換気送風機を備えた空気調和機の室内側ユニットの断面図である。 実施の形態2を示す図で、センサー取付具による固着状態の部分詳細横断面図である。 実施の形態3を示す図で、室内側ユニットのボックス風路背面収納スペースに収納される換気ダクトと接続ダクトとの接続状態を示す斜視図である。 実施の形態4を示す図で、室内側ユニットのボックス風路背面収納スペースに収納される換気ダクトの斜視図である。 実施の形態6を示す図で、室内側ユニットに内蔵した熱交換器に接続された冷媒配管の長さを少なくとも室内側ユニットの横幅以上に延長し壁の配管穴に挿通した状態を示す図である。
符号の説明
1 室内側ユニット、2 配管収納スペース、3 換気用送風機、4 接続部材A、5 換気ダクトA、6 冷媒配管、7 風路構成用左右ケーシング、8 風路、9 正転・逆転の切換可能ファン、10 逆風防止用弁、11 自動開閉させるための駆動モータ、12 歯車列、13 位置検出センサー、14 空気清浄フィルタ、15 挿抜口、16
センサー取付具、17 換気ダクトB、18 接続部材B、19 爪、20 嵌合部、21 伸縮自在の蛇腹チューブで構成された換気ダクトA、22 延長配管、23 ナット部、24 配管穴、熱交換器。

Claims (6)

  1. 室内側ユニット本体と、
    この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、
    この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風路構成部材と、
    この風路構成部材で構成された風路内の排気運転時に排気口となる一側終端近傍に設けられ、空気を清浄化する空気清浄フィルタと、
    前記本体の前面下部に設けられ、前記空気清浄フィルタを挿抜する挿抜口とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 室内側ユニット本体と、
    この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、
    この換気用送風機に設けられ、風路を構成するための風路構成部材と、
    この風路構成部材に設けられ、前記風路内において室内および室外の温度・湿度等を検知するためのセンサーが取り付けられ、前記風路内側形状に略一致させた形状のセンサー取付具とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 前記センサー取付具を前記風路構成部材の取付・取外し自在な固着手段として用いる構成としたことを特徴とする請求項2記載の空気調和機。
  4. 室内側ユニット本体と、
    この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、
    前記本体の背面に設けられ、前記冷媒配管等又は前記換気ダクトを収納する背面収納空間部と、
    この背面収納空間部に収納され、前記換気用送風機に接続される第1の換気ダクトと、
    壁の配管用開口部に挿通される第2の換気ダクトと、 この第2の換気ダクトと前記第1の換気ダクトとを接続し、第1の換気ダクトとは回転自在に接続され、前記第2の換気ダクトの向きを任意の方向に切換できる接続部材とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  5. 前記第1の換気ダクトに設けられた複数の係合開口部と、前記接続部材に設けられ、前記係合開口部に係合する複数の係合部材とを備えたことを特徴とする請求項4記載の空気調和機。
  6. セパレート型空気調和機の室内側ユニット本体と、
    この本体に設けられ、外気の室内への給気又は室内空気の室外への排気を行う換気用送風機と、
    当該空気調和機の冷凍サイクル用冷媒として用いられる代替フロンと、
    当該空気調和機の冷房能力の大小に拘わらず同一径の、前記室内側ユニット本体と室外側ユニットとを接続する冷媒配管と、
    を備えたことを特徴とするセパレート型空気調和機。
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