JP2000274542A - 電磁弁マニホールド及び結合ブロック - Google Patents

電磁弁マニホールド及び結合ブロック

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JP2000274542A
JP2000274542A JP11076125A JP7612599A JP2000274542A JP 2000274542 A JP2000274542 A JP 2000274542A JP 11076125 A JP11076125 A JP 11076125A JP 7612599 A JP7612599 A JP 7612599A JP 2000274542 A JP2000274542 A JP 2000274542A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流体の排出能力が低下することにある。 【解決手段】小型マニホールドブロック13群と、大型
マニホールドブロック15群との間に結合ブロック14
が設けられている。結合ブロック14には、ほぼ対応す
る位置関係にある第1エア排出孔13b,13c、及び
第2エア排出孔15b,15c同士を互いに連通させる
複数のエア排出用通路14b,14cが形成されてい
る。この構成により、エアシリンダ42から流れる排出
エアを、いずれか一方の第2排出通路33,34から、
連通路36を介して2つの第1排出通路23,24に流
れる。第2排出通路33,34のうちいずれか一方の断
面積は、両第1排出通路23,24の断面積の和よりも
大きくなっている。従って、エアシリンダ42から流れ
る排出エアを、断面積の小さい一方の通路33(又は3
4)から、断面積が大きい2つの通路23,24に流す
ことができるので、排気能力が低下することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類のマニホ
ールドブロックを備えた電磁弁マニホールド、及びその
電磁弁マニホールドの一部を構成する結合ブロックに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電磁弁マニホールドは、一種類
のマニホールドブロックを複数連設した構造を有してい
る。ところで、マニホールドの用途によっては、既に使
用されているマニホールドブロックよりも大きいマニホ
ールドブロックを増設したい場合がある。この場合に
は、図8に示すように、取付レール70上に大きさの異
なる2種類のマニホールドブロック71,73が、取付
レール70上にそれぞれ複数個ずつ連設されることにな
る。各マニホールドブロック71,73には、電磁弁が
装着されている。電磁弁の大きさに応じて、各マニホー
ルドブロック71,73の大きさが異なっている。すな
わち、小型マニホールドブロック71には、図示しない
小さい電磁弁が装着されている。又、大型マニホールド
ブロック73には、図示しない大きい電磁弁が装着され
ている。各マニホールドブロック71,73に設けられ
た給排ポート71a,73aには、図示しないエアシリ
ンダが接続されている。エアシリンダの内部は、ピスト
ンによって二つの圧力作用室に区画されている。
【0003】各小型マニホールドブロック71には、2
つの第1エア排出孔72がそれぞれ形成されている。し
かしながら、それぞれの第1エア排出孔72により2つ
の第1排出通路77が形成されている。一方、各大型マ
ニホールドブロック73には、第1エア排出孔72より
も断面積の大きい第2エア排出孔74がそれぞれ形成さ
れている。そして、それぞれの第2エア排出孔74によ
り2つの第2排出通路78が形成されている。第1及び
第2排出通路77,78の軸線は互いにずれている。そ
のため、小型マニホールドブロック71と大型マニホー
ルドブロック73を単に連設していたのでは、第1及び
第2排出通路77,78を互いに完全に連設させること
ができないという問題がある。
【0004】そこで、このような不具合を解消するため
に、両マニホールドブロック71,73の間に、結合ブ
ロック75を設けた電磁弁マニホールドが知られてい
る。この結合ブロック75の内部には、2つの流体通路
76が形成されている。これらの流体通路76は、対応
する位置関係にある第1及び第2排出通路77,78同
士を互いに連通させている。
【0005】このように2種類のマニホールドブロック
71,73を組み合わせた場合において、エアシリンダ
から排出されるエアは、通常、既に設置されている小型
マニホールドブロック71の一端部から排出される。す
なわち、小型マニホールドブロック71に接続されてい
るエアシリンダにエアが供給されると、一方の圧力作用
室内のエアが、第1排出通路77を介してマニホールド
外部に排出される。又、大型マニホールドブロック73
に接続されているエアシリンダにエアが供給されると、
他方の圧力作用室内のエアが、第2エア排出孔74及び
第1エア排出孔72を経てマニホールド外部に排出され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の電磁
弁マニホールドにおいては、大型マニホールドブロック
73に接続されているエアシリンダから排出されるエア
は、断面積の大きい第2排出通路78から断面積の小さ
い第1排出通路77へと流れる。ここで、エアシリンダ
の動作速度は、排出通路77,78の断面積(つまり流
路断面積)により決定される。そのため、その場合に
は、エアの流量が少なくなり、結果として排気能力は低
下することになる。従って、大型マニホールドブロック
73に対応するエアシリンダの動作速度が遅くなるとい
う問題があった。
【0007】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、流体の排出能力が低下するのを防
止できる電磁弁マニホールド及び結合ブロックを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、複数の第1流体排出
孔を有する第1マニホールドブロックと、前記第1マニ
ホールドブロックにある第1流体排出孔よりも断面積が
大きい複数の第2流体排出孔を有する第2マニホールド
ブロックとの間に、ほぼ対応する位置関係にある前記第
1及び第2流体排出孔同士を互いに連通させる複数の流
体通路を有する結合ブロックを設けた電磁弁マニホール
ドにおいて、前記流体通路間を互いに連通させる連通路
を前記結合ブロックに設けたことを要旨としている。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電磁弁マニホールドにおいて、前記連通路は、前記
第1及び第2流体排出孔と直交する方向へ直線的に延び
ていることを要旨としている。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の電磁弁マニホールドにおいて、前記連通路は、その
端部に流体を外部に排出させるための排出ポートを有し
ていることを要旨としている。
【0011】請求項4に記載の発明では、複数の流体排
出孔を有するマニホールドブロック間に設けられ、ほぼ
対応する位置関係にある前記流体排出孔同士を互いに連
通させる流体通路を備えた結合ブロックにおいて、前記
流体通路間を互いに連通させる連通路を備えたことを要
旨としている。
【0012】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、第2流体排出孔を
通る流体は、流体通路、連通路、複数の第1流体排出孔
を介して、マニホールド外部に排出される。ここで、第
1流体排出孔の個々の断面積は、第2流体排出孔の個々
の断面積よりも小さい。しかし、流体は複数の第1流体
排出孔を通ることから、流路断面積が大きくなる。従っ
て、第2流体排出孔を通る流体の排気能力が低下するの
を防止することが可能になる。
【0013】請求項2に記載の発明によると、連通路
は、前記第1及び第2流体排出孔と直交する方向へ直線
的に延びている。そのため、例えばドリル加工等により
連通路を簡単に形成することが可能になる。
【0014】請求項3に記載の発明によると、排出ポー
トは、各マニホールドブロックに設けられた給排ポート
と同じ面に配置されている。そのため、排出ポートから
流体を排出するための配管経路を、給排ポートに流体を
流す配管経路と同じ方向にすることができる。従って、
流体を通すための配管構造の簡素化を図ることが可能に
なる。
【0015】請求項4に記載の発明によると、流体は、
マニホールドブロックに設けられた流体排出孔から、流
体通路及び連通路を介して、複数の流体排出孔に流れ
る。従って、流路断面積が大きくなるので、流体の排気
能力が低下するのを防止することが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、電磁弁マ
ニホールド10の外観を示す図であって、この図の左斜
め下側(手前側)を左側とし、右斜め上側(奥行き側)
を右側とする。図1に示すように、DINレール11上
には、左側から順に給気ブロック12、5つの小型マニ
ホールドブロック(第1マニホールドブロック)13、
結合ブロック14、2つの大型マニホールドブロック
(第2マニホールドブロック)15が連設されている。
なお、本実施形態の電磁弁マニホールド10では、既設
かつ複数の小型マニホールドブロック13に加え、大型
マニホールドブロック15が後から2つ増設されてい
る。
【0017】DINレール11上には、前記各ブロック
12〜15を挟み込むように、一対のエンドブロック1
6,17が配設されている。DINレール11上におい
てエンドブロック16,17の外側部となる箇所には、
固定金具18がねじ19により固定されている。これら
の固定金具18により、前記各ブロック12〜15、及
び各エンドブロック16,17がそれぞれ所定の位置に
保持される。
【0018】図2に示すように、前記給気ブロック12
の前面には、給気ポート21が設けられている。この供
給ポート21は、給気ブロック12の中央部に形成され
たエア供給孔12aと連通している。給気ブロック12
においてエア供給孔12aの両側の箇所には、2つのエ
ア排出孔12b,12cが形成されている。
【0019】エア排出孔12b,12cの一部は、各マ
ニホールドブロック13,15に設けられた給排ポート
38,39と同じ面において開口している。但し、本実
施形態では、エア排出孔12b,12cの開口部は、着
脱可能なキャップ20により閉塞されている。従って、
エア排出孔12b,12cを通るエアは、エア排出孔1
2b,12cからマニホールド外部に直接抜け出でない
ようになっている。又、以下の説明において、給排ポー
ト38を「Aポート」といい、給排ポート39を「Bポ
ート」という。
【0020】前記各小型マニホールドブロック13の中
央部には、第1エア供給孔13aがそれぞれ形成されて
いる。各第1エア供給孔13aは、前記エア供給孔12
aと連通している。各第1エア供給孔13aの軸線は、
左右方向において一致している。そして、各第1エア供
給孔13aにより、左右方向に沿って延びる第1供給通
路22が形成されている。第1供給通路22の左端開口
は、前記左側のエンドブロック16により閉塞されてい
る。
【0021】各小型マニホールドブロック13におい
て、第1エア供給孔13aの両側の箇所には、2つの第
1エア排出孔(第1流体排出孔)13b,13cが形成
されている。各第1排出通路23,24は、前記第1エ
ア排出孔13b,13cにそれぞれ連通している。各第
1エア排出孔13b,13cの軸線は、左右方向におい
て一致している。そして、第1エア排出孔13b,13
cにより、左右方向に沿って延びる第1排出通路23,
24が形成されている。
【0022】各第1排出通路23,24の左端開口は、
左側のエンドブロック16に形成された通気孔16a,
16bに対向する位置にある。左側のエンドブロック1
6には収容凹部25が形成され、その収容凹部25内に
は消音用マフラーエレメント26が収容されている。収
容凹部25の開口部には、カバー27が着脱可能に取り
付けられている。カバー27には複数の通気口28が形
成されている。そして、各第1排出通路23,24を流
れるエアが、マフラーエレメント26、通気口28を介
してマニホールド外部に排出される。
【0023】前記各大型マニホールドブロック15の中
央部には、第2エア供給孔15aがそれぞれ形成されて
いる。各第2エア供給孔15aの軸線は、左右方向にお
いて一致している。そして、各第2エア供給孔15aに
より、左右方向に沿って延びる第2供給通路32が形成
されている。
【0024】各大型マニホールドブロック15におい
て、第2エア供給孔15aの両側の箇所には、2つの第
2エア排出孔(第2流体排出孔)15b,15cが形成
されている。この第2エア排出孔15b,15cの径
は、前記第1エア排出孔13b,13cの径よりも大き
くなっている。従って、各第2エア排出孔15b,15
cの断面積(流路断面積)は、各第1エア排出孔13
b,13cの断面積(流路断面積)よりも大きくなって
いる。しかも、各第2エア排出孔15b,15cのうち
いずれか一方の断面積は、両第1エア排出孔13b,1
3cの断面積の和よりも小さくなっている。
【0025】又、各第2エア排出孔15b,15cの軸
線は、左右方向において一致している。そして、第2エ
ア排出孔15b,15cにより、左右方向に沿って延び
る第2排出通路33,34が形成されている。そして、
各第2排出通路33,34を流れるエアが、第1排出通
路23,24、マフラーエレメント26及び通気口28
を介してマニホールド外部に排出される。各第2排出通
路33,34の断面積は、各第1排出通路23,24の
断面積よりも大きくなっている。しかも、第2排出通路
33,34のうちいずれか一方の断面積は、両第1排出
通路23,24の断面積の和よりも大きくなっている。
【0026】各第2排出通路33,34の右端開口は、
前記右側のエンドブロック17により閉塞されている。
又、第2排出通路33,34の軸線は、前記第1排出通
路23,24の軸線よりも外側に位置している。つま
り、第2排出通路33の軸線と、第1排出通路23の軸
線とは、完全に一致しておらず、互いに若干ずれてい
る。第2排出通路34の軸線と第1排出通路24の軸線
との位置関係についても同様のことがいえる。
【0027】図2,図4に示すように、前記結合ブロッ
ク14の中央部には、供給用エア通路14aが形成され
ている。各第2エア供給孔15aの軸線は、前記第1供
給通路22とほぼ一致しており、第2供給通路32と一
致している。そして、供給用エア通路14aを介して、
第1及び第2供給通路22,32同士は互いに連通され
ている。
【0028】図2〜図4に示すように、結合ブロック1
4において、供給用エア通路14aの両側の箇所には、
流体通路としてのエア排出用通路14b,14cが2つ
形成されている。なお、図6に示す結合ブロック14の
平断面図おいて、各エア排出用通路14b,14cを明
確にするために、エア排出用通路14b,14cの中央
部を二点鎖線で描いてある。そして、各エア排出用通路
14b,14cの左端開口は、前記第1排出通路23,
24に接続されている。一方、各エア排出用通路14
b,14cの右端開口は、前記第2排出通路33,34
に接続されている。これにより、各エア排出用通路14
b,14cを介して、ほぼ対応する位置関係にある第1
排出通路23,24と、第2排出通路33,34とが互
いに連通されている。第1排出通路23,24と第2排
出通路33,34との位置関係を明確にするために、図
3では供給用エア通路14aを省略して描いてある。
【0029】結合ブロック14には、その前後方向に沿
って延びる連通路36が形成されている。連通路36
は、エア排出用通路14b,14cの狭窄部位を貫くよ
うに形成されている。連通路36は、等断面かつ断面円
形状の孔であって、例えばドリル加工によって簡単に加
工形成することができる。又、連通路36は、供給用エ
ア通路14aを避けるような位置に配設されている。従
って、連通路36と供給用エア通路14aとは互いに連
通されていない。
【0030】連通路36は、前記第1排出通路23,2
4、前記第2排出通路33,34と直交する方向に直線
状的に延びている。すなわち、連通路36は、前記各第
1エア排出孔13b,13c、前記各第2エア排出孔1
5b,15cと直交する方向に延びている。そして、連
通路36を介して、前記エア排出用通路14b,14c
同士が互いに連通されている。特に本実施形態の場合、
連通路36により、2つあるエア排出用通路14b,1
4cの全てのものが互いに連通されている。
【0031】又、前記連通路36の一端は、前記各ポー
ト38,39が設けられた面と同じ面(マニホールドブ
ロック13,15の前面)において開口している。連通
路36の他端は、前記各ポート38,39と反対の面に
おいては開口していない。すなわち、連通路36の開口
部36aは1箇所にあることになる。開口部36aは連
通路36の内部よりも大径になっている。但し、本実施
形態では、連通路36の開口部36aは着脱可能な閉塞
キャップ37により閉塞されている。従って、第2排出
通路33,34を流れるエアは、連通路36からマニホ
ールド外部に直接抜け出でないようになっている。
【0032】図1に示すように、前記各ポート38,3
9には、配管40,41を介してアクチュエータである
エアシリンダ42が接続されている。ここで、エアシリ
ンダ42は図1において1つのみ図示されている。実際
には、各小型マニホールドブロック13、各大型マニホ
ールドブロック15ごとに、1つのエアシリンダ42が
接続されている。
【0033】各エアシリンダ42のシリンダ本体43内
には、ピストン44が収容されている。このピストン4
4の存在によって、シリンダ本体43内が2つの圧力作
用室45,46に区画されている。そして、第1圧力作
用室45にエアが供給されることにより、ピストン44
に連結されたロッド47がシリンダ本体43から突出す
るようになっている。又、第2圧力作用室46にエアが
供給されることにより、前記ロッド47が没入するよう
になっている。
【0034】各小型マニホールドブロック13の上面に
は小型電磁弁50が設けられている。各小型電磁弁50
は、小型マニホールドブロック13と同様に左右方向に
沿って連設されている。又、大型マニホールドブロック
15の上面には大型電磁弁51が設けられている。各大
型電磁弁51は、大型マニホールドブロック15と同様
に左右方向に沿って連設されている。そして、各電磁弁
50,51の切換動作により、Aポート38又はBポー
ト39を介してエアがエアシリンダ42に供給される。
【0035】上記のように構成された電磁弁マニホール
ド10の作用について説明する。既設の小型マニホール
ドブロック13に加え、大型マニホールドブロック15
が後から2つ増設される。すなわち、右側のエンドブロ
ック17が取り外され、小型マニホールドブロック13
群の右側には、結合ブロック14と2つの大型マニホー
ルドブロック15とが配設される。そして、右側のエン
ドブロック17が大型マニホールドブロック15群の右
側に固定される。これにより、小型マニホールドブロッ
ク13群と、大型マニホールドブロック15群とが結合
ブロック14を介して結合される。この結合により、第
1排出通路23,24と第2排出通路33,34とは、
エア排出用通路14b,14cに接続される。そして、
第1排出通路23,24と第2排出通路33,34と
は、連通路36を介して互いに連通される。
【0036】小型マニホールドブロック13に接続され
たエアシリンダ42のロッド47が没入状態にある場合
において、ロッド47は次のようにして突出される。す
なわち、給気ポート21からエアが供給されると、その
供給エアは、エア供給孔12a、第1供給通路22、小
型電磁弁50、Aポート38、配管40を介して第1圧
力作用室45内に流れる。これにより、第1圧力作用室
45内のエア圧力が高くなって、ロッド47がシリンダ
本体43から突出する。
【0037】ロッド47の突出と同時に、第2圧力作用
室46内のエアが配管41を介してBポート39内に排
気される。そして、エアシリンダ42の第2圧力作用室
46から流れる排出エアは、小型電磁弁50、一方の第
1排出通路23、一方のエア排出孔12b、一方の通気
孔16a、マフラーエレメント26、通気口28を介し
てマニホールド外部に排出される。
【0038】続いて、大型マニホールドブロック15に
接続されたエアシリンダ42のロッド47が没入状態に
ある場合について説明する。この場合、上述した動作と
ほぼ同じエアの流れによってロッド47が突出する。但
し、この突出動作に伴い、エアシリンダ42の第2圧力
作用室46から流れる排出エアは、大型電磁弁51、一
方の第2排出通路33、連通路36、両第1排出通路2
3,24、両エア排出孔12b,12c、両通気孔16
a,16b、マフラーエレメント26、通気口28を介
してマニホールド外部に排出される。従って、一方の第
2排出通路33を流れる排出エアは、2つの第1排出通
路23,24を通ってマニホールド外部に排出される。
そのため、一方の第2排出通路33を流れる排出エアの
排気能力が低下することはない。
【0039】反対に、小型マニホールドブロック13に
接続されたエアシリンダ42のロッド47が突出状態に
ある場合において、ロッド47は次のようにして没入さ
れる。すなわち、給気ポート21からエアが供給される
と、その供給エアは、エア供給孔12a、第1供給通路
22、小型電磁弁50、Bポート39、配管41を介し
て第2圧力作用室46内に供給される。これにより、ロ
ッド47が没入する。
【0040】ロッド47の没入と同時に、第1圧力作用
室45内のエアが配管40を介してAポート38内に排
気される。そして、エアシリンダ42の第1圧力作用室
45から流れる排出エアは、小型電磁弁50、他方の第
1排出通路24、他方のエア排出孔12c、他方の通気
孔16b、マフラーエレメント26、通気口28を介し
てマニホールド外部に排出される。
【0041】続いて、大型マニホールドブロック15に
接続されたエアシリンダ42のロッド47が突出状態に
ある場合について説明する。この場合、上述した動作と
ほぼ同じエアの流れによってロッド47がシリンダ本体
43内に没入する。但し、ロッド47の没入に伴い、エ
アシリンダ42の第1圧力作用室45から流れる排出エ
アは、大型電磁弁51、他方の第2排出通路34、連通
路36、両第1排出通路23,24、両エア排出孔12
b,12c、両通気孔16a,16b、マフラーエレメ
ント26、通気口28を介してマニホールド外部に排出
される。従って、他方の第2排出通路34を流れる排出
エアは、2つの第1排出通路23,24を通ってマニホ
ールド外部に排出される。そのため、他方の第2排出通
路34を流れる排出エアの排気能力が低下することはな
い。
【0042】従って、本実施形態によれば以下のような
効果を得ることができる。 (1) 小型マニホールドブロック13群と、大型マニ
ホールドブロック15群との間に結合ブロック14が設
けられている。結合ブロック14には、ほぼ対応する位
置関係にある第1エア排出孔13b,13c、及び第2
エア排出孔15b,15c同士を互いに連通させる複数
のエア排出用通路14b,14cが形成されている。そ
して、結合ブロック14には、両エア排出用通路14
b,14cを互いに連通させる連通路36が形成されて
いる。そのため、エアシリンダ42から流れる排出エア
は、いずれか一方の第2排出通路33,34から、連通
路36を介して2つの第1排出通路23,24に流れる
ようになる。従って、エアシリンダ42から流れる排出
エアを、断面積の小さい一方の通路33(又は34)か
ら、断面積の和が大きい2つの通路23,24に流すこ
とができるので、排気能力が低下することはない。この
結果、大型マニホールドブロック15に接続されている
エアシリンダ42の動作速度が低下するのを防止するこ
とができる。
【0043】(2)小型マニホールドブロック13に接
続されたエアシリンダ42と、大型マニホールドブロッ
ク15に接続されたエアシリンダ42とが同時に駆動す
る場合がある。この場合には、複数のエアシリンダ42
からの排出エアが、各通路23,24,33,34内に
流れる。このような動作状況下においても、従来の電磁
弁マニホールド10に比較して、排出エアの排気能力は
低下しないので、各エアシリンダ42の動作速度が低下
することはない。
【0044】(3) 連通路36は、各第1エア排出孔
13b,13c、及び各第2エア排出孔15b,15c
と直交する方向に延びている。従って、ドリル加工等に
より連通路36を簡単に形成することができる。
【0045】(第2実施形態)次に、この発明の第2の
実施形態を、前記第1の実施形態と異なる部分を中心に
説明する。
【0046】前記第1実施形態では、エアシリンダ42
からの排出エアを、電磁弁マニホールド10の左側、つ
まり左側エンドブロック16に設けた通気口28から排
出するようにした。しかし、第2実施形態では、左側の
エンドブロック16に設けた通気孔16a,16bが省
略されている。そして、図5,図6に示すように、エア
供給孔12a及びエア排出孔12b,12cが、左側の
エンドブロック16により閉塞されている。
【0047】又、前記エア排出孔12b,12cの開口
部には、前記キャップ20が取り外されて、排気ポート
55が設けられている。従って、図5に示す部材番号1
2は、給気ポート21と排気ポート55が設けられてい
るため、「給排気ブロック」となっている。従って、以
下の説明において、部材番号12を給排気ブロックとい
う。
【0048】連通路36の開口部36a及びエア排出用
通路14b,14cの開口部の断面積の和は、前記両エ
ア排出孔12b,12cの断面積の和とほぼ等しくなっ
ている。連通路36の開口部36aには、前記キャップ
37が取り外されて、排気ポート57が設けられてい
る。そして、第1排出通路23,24、第2排出通路3
3,34を流れるエアが、両排気ポート55,57を介
して、マニホールド外部に排出される。両排気ポート5
5,57は、配管を介して1つの消音装置(何れも図示
しない)に集中的に接続されている。
【0049】従って、第2実施形態においても、前記第
1実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
又、第2実施形態によれば、給排気ブロック12の前端
面及び結合ブロック14の前端面には、排気ポート5
5,57がそれぞれ設けられている。そのため、各マニ
ホールドブロック13,15のポート38,39がある
面と同じ面から排出エアがマニホールド外部に排出され
る。従って、排出エアを排出するための配管を、給気エ
アを流す配管と同じ方向に沿って配設することができ、
配管構造が複雑にならないという利点がある。
【0050】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 図7に示すように、結合ブロック14の上面には、
供給用エア通路14aに通じる給気ポート60を設けて
もよい。この構成にすれば、例えば、大型マニホールド
ブロック15を多数増設しても、給気エアを2つの給気
ポート21,60から送り込むことができるので、給気
能力が低下するのを防止することができる。
【0051】・ 前記各実施形態では、第1エア排出孔
13b,13c及び第2エア排出孔15b,15cを2
つ設けた。これ以外にも、各エア排出用通孔13b,1
3c,15b,15cを3つ以上設けてもよい。
【0052】・ 各エア排出用通路13b,13c,1
5b,15cの数の変更に合わせて、エア排出用通路1
4b,14cの数も3つ以上にしてもよい。この場合に
おいて、少なくとも2つ以上のエア排出用通路を連通路
36により連通させることが好ましい。
【0053】・ 前記各実施形態では、連通路36を等
断面かつ断面円形状の孔とした。これ以外にも、連通路
36の断面形状を例えば四角状にしたり、等断面でない
形状に変更してもよい。
【0054】・ 前記第1実施形態では、エア排出孔1
2b,12cの開口部をキャップ20により塞いだ。
又、連通路36の開口部36aをキャップ37で塞い
だ。これ以外にも、開口部をなくして、キャップ20を
使用しない給気ブロック12に変更してもよい。同様
に、開口部36aをなくして、キャップ37を使用しな
い結合ブロック14に具体化してもよい。
【0055】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 請求項1又は2において、前記連通路の一端は
各マニホールドブロックに設けられた給排ポートと同じ
面において開口している。この構成によれば、配管構造
の簡素化を図ることができる。
【0056】(2) 請求項1〜4のうちいずれかにお
いて、前記連通孔は、等断面かつ断面円形状に形成され
ている。この構成によれば、連通孔の加工が簡単にな
る。 (3) 請求項1〜4、(1)、(2)のうちいずれか
において、前記連通孔は、ドリル加工された孔である。
【0057】(4) 請求項1〜3、(1)〜(3)の
うちいずれかにおいて、前記連通孔の断面積は、第1流
体排出孔の断面積よりも大きく設定されている。 (5) 請求項1〜3、(1)〜(3)のうちいずれか
において、前記連通孔の内径は、前記第1流体排出孔の
内径よりも大きく設定されている。
【0058】(6) (1)において、前記連通孔の開
口部に消音器を接続した。 (7) 請求項1〜4、(1)〜(6)のうちいずれか
において、前記連通路は、全ての流体通路を互いに連通
するものである。
【0059】(8) 複数の第1流体排出孔を有する第
1マニホールドブロックを設け、前記各第1流体排出孔
同士が連通するように複数の第1マニホールドブロック
をレール上に連設し、前記第1マニホールドブロックに
ある第1流体排出孔よりも断面積が大きい複数の第2流
体排出孔を有する第2マニホールドブロックを設け、前
記各第2排出路同士が連通するように複数の第2マニホ
ールドブロックを前記レール上に連設し、前記第1マニ
ホールドブロックと、前記第2マニホールドブロックの
境界部に、位置関係にある前記第1及び第2流体排出孔
同士を互いに連通させる流体通路を有する結合ブロック
を設けた電磁弁マニホールドにおいて、前記第1マニホ
ールドブロックにある全ての第1流体排出孔と、前記第
2マニホールドブロックにある全ての第2流体排出孔と
を互いに連通するための連通路を前記結合ブロックに設
けた電磁弁マニホールド。この構成によれば、流体の排
出能力が低下するのを防止できる。
【0060】(9) 複数の第1流体排出孔を有する第
1マニホールドブロックと、前記第1マニホールドブロ
ックにある第1流体排出孔よりも断面積が大きい複数の
第2流体排出孔を有する第2マニホールドブロックとの
間に設けられ、ほぼ対応する位置関係にある前記第1及
び第2流体排出孔同士を互いに連通させる流体通路を備
えた結合ブロックにおいて、前記流体通路間を互いに連
通させる連通路を備えた結合ブロック。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1又は4に
記載の発明によれば、流体の排出能力が低下するのを防
止できる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、連通路を
簡単に形成することができる。請求項3に記載の発明に
よれば、流体を通すための配管構造の簡素化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における電磁弁マニホールドの斜
視図。
【図2】電磁弁マニホールドの分解斜視図。
【図3】結合ブロックを簡略化した斜視図。
【図4】結合ブロックの平断面図。
【図5】第2実施形態における電磁弁マニホールドの分
解斜視図。
【図6】結合ブロックの平断面図。
【図7】結合ブロックの斜視図。
【図8】従来技術における電磁弁マニホールドを簡略化
して示す平面図。
【符号の説明】
13b,13c…第1エア排出孔(第1流体排出孔)、
13…小型マニホールドブロック(第1マニホールドブ
ロック)、14b,14c…エア排出用通路(流体通
路)、14…結合ブロック、15b,15c…第2エア
排出孔(第2流体排出孔)、15…大型マニホールドブ
ロック(第2マニホールドブロック)、36…連通路、
38…Aポート(給排ポート)、39…Bポート(給排
ポート)、57…排出ポート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1流体排出孔を有する第1マニ
    ホールドブロックと、前記第1マニホールドブロックに
    ある第1流体排出孔よりも断面積が大きい複数の第2流
    体排出孔を有する第2マニホールドブロックとの間に、
    ほぼ対応する位置関係にある前記第1及び第2流体排出
    孔同士を互いに連通させる複数の流体通路を有する結合
    ブロックを設けた電磁弁マニホールドにおいて、 前記流体通路間を互いに連通させる連通路を前記結合ブ
    ロックに設けた電磁弁マニホールド。
  2. 【請求項2】 前記連通路は、前記第1及び第2流体排
    出孔と直交する方向へ直線的に延びている請求項1に記
    載の電磁弁マニホールド。
  3. 【請求項3】 前記連通路は、その端部に流体を外部に
    排出させるための排出ポートを有し、その排出ポート
    は、前記各マニホールドブロックに設けられた給排ポー
    トと同じ面に配置されている請求項1に記載の電磁弁マ
    ニホールド。
  4. 【請求項4】 複数の流体排出孔を有するマニホールド
    ブロック間に設けられ、ほぼ対応する位置関係にある前
    記流体排出孔同士を互いに連通させる流体通路を備えた
    結合ブロックにおいて、 前記流体通路間を互いに連通させる連通路を備えた結合
    ブロック。
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