JP2009204009A - マニホールド電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】少ない部品点数によりマニホールド電磁弁を内部パイロット式と外部パイロット式とに切り換えることができるようにする。
【解決手段】複数の弁組立体10がベース12に設けられ、ベース12には弁組立体10に圧縮空気を供給する給気流路21が形成されている。給気ブロック13には給気流路21に連通するとともにパイロット給気流路44に連通する主流路71が形成されている。主流路71から給気流路21とパイロット給気流路44に圧縮空気を供給すると、内部パイロット式のマニホールド電磁弁となる。外部パイロットブロック75にはパイロット給気流路44に連通する外部パイロット流路76が形成され、外部パイロットブロック75が設けられると、主流路71とパイロット給気流路44との連通が遮断され、パイロット圧が外部パイロット流路76から供給される外部パイロット式のマニホールド電磁弁となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、パイロット電磁弁を有する複数の弁組立体をベースに配置するようにしたマニホールド電磁弁に関し、特に、内部パイロット式と外部パイロット式のいずれにも設定し得るマニホールド電磁弁に関する。
複数の電磁弁をマニホールドに集合して取り付けて使用する場合にはマニホールド電磁弁が使用される。マニホールドはマニホールドベースまたは単にベースとも言われる。ベースにはそれぞれの電磁弁に対して圧縮空気を供給する共通の給気流路と、それぞれの電磁弁から排出される圧縮空気を外部に排出する共通の排気流路とが設けられている。パイロット圧により作動する間接作動形の電磁弁は、流路の切り換えを行うスプール弁軸と、スプール弁軸を駆動するためのパイロット空気圧をスプール弁軸に供給制御するパイロット電磁弁とを有し、スプール弁軸とパイロット電磁弁とにより弁組立体が形成される。弁組立体がベースに集合して装着されるマニホールド電磁弁においては、ベースにはそれぞれのパイロット電磁弁に対してパイロット圧を供給するための共通のパイロット給気流路と、パイロット圧を外部に排出するための共通のパイロット排気流路とが形成される。マニホールド電磁弁のベースには分割形があり、分割形は弁組立体がそれぞれ取り付けられるベースモジュールを積層することにより形成される。
このようなマニホールド電磁弁には内部パイロット式と外部パイロット式がある。内部パイロット式は、ベースの共通の給気流路から分岐させて給気流路内の圧縮空気の一部をパイロット給気流路に供給し、パイロット電磁弁に給気流路の圧縮空気を供給するようにした形式である。外部パイロット式は、パイロット流路に外部から直接パイロット圧を供給し、パイロット電磁弁に外部から圧縮空気を供給するようにした形式である。外部パイロット式においては、給気流路に供給される圧力と相違した圧力をパイロット圧としてスプール弁軸に供給することができる。
パイロット電磁弁の作動形態を内部パイロット式と外部パイロット式のいずれかに切り換えるようにしたマニホールド電磁弁が特許文献1〜3に記載されている。
特開平11−141712号公報 特許第2679934号公報 特開平10−54473号公報
従来のマニホールド電磁弁においては、内部パイロット式と外部パイロット式との共通構造の半製品に対して内部パイロット用の切換部材と外部パイロット用の切換部材とを選択的に取り付けるようにしている。内部パイロット用の切換部材が取り付けられると、共通の給気流路の圧縮空気がパイロット圧としてパイロット給気流路に供給される。一方、外部パイロット用の切換部材が取り付けられると、この切換部材に外部から供給されるパイロット圧がパイロット給気流路に供給される。
このように内部パイロット式と外部パイロット式の専用の切換部材を用いてマニホールド電磁弁を内部パイロット式と外部パイロット式に切り換えるようにすると、それぞれの切換部材を製造する必要があり、部品点数が多くなるのでマニホールド電磁弁の製造や部品管理が複雑となる。
本発明の目的は、少ない部品点数によりマニホールド電磁弁を内部パイロット式と外部パイロット式とに設定できるようにすることにある。
本発明の他の目的は、内部パイロット式を標準仕様として内部パイロット式から容易に外部パイロット式に設定できるようにすることにある。
本発明のマニホールド電磁弁は、給気ポートを出力ポートに連通させる位置および前記出力ポートを排気ポートに連通させる位置に移動自在のスプール弁軸と、パイロット圧を前記スプール弁軸に供給する位置と供給を停止する位置に切り換えるパイロット電磁弁とをそれぞれ備えた複数の弁組立体を有するマニホールド電磁弁であって、それぞれの前記弁組立体が装着され、前記給気ポートに連通する共通の給気流路、前記排気ポートに連通する共通の排気流路および前記パイロット電磁弁にパイロット圧を供給する共通のパイロット給気流路が形成されたベースと、前記給気流路に連通する主流路と前記パイロット給気流路に連通する内部パイロット流路とが形成され、前記ベースに着脱自在に装着される給気ブロックとを有し、前記パイロット給気流路に連通する外部パイロット流路が形成され前記パイロット給気流路と前記主流路との連通を遮断する外部パイロットブロックが着脱自在に装着される装着面を前記給気ブロックに設け、前記主流路を介して前記パイロット給気流路にパイロット圧を供給する内部パイロット式と、前記給気ブロックに前記外部パイロットブロックを増設することにより前記外部パイロットブロックの前記外部パイロット流路を介して前記パイロット給気流路にパイロット圧を供給する外部パイロット式とのいずれにも前記パイロット電磁弁を設定し得ることを特徴とする。
本発明のマニホールド電磁弁は、前記パイロット電磁弁が内部パイロット式に設定されるときには前記ベースに突き当てられた前記給気ブロックにエンドブロックを装着し、外部パイロット式に設定されるときには前記ベースに突き当てられた前記給気ブロックに装着された前記外部パイロットブロックに前記エンドブロックを装着し、内部パイロット式に設定された状態のもとでは前記主流路と前記内部パイロット流路とを連通させる連通流路を前記エンドブロックに形成することを特徴とする。
本発明のマニホールド電磁弁は、前記パイロット電磁弁が内部パイロット式に設定されるときには前記ベースに突き当てられた前記給気ブロックにエンドブロックを装着し、外部パイロット式に設定されるときには前記ベースと前記給気ブロックとの間に前記外部パイロットブロックを配置し、前記外部パイロットブロックに前記主流路と前記給気流路とを連通する貫通孔を形成するとともに、内部パイロット式に設定された状態のもとでは前記主流路と前記内部パイロット流路とを連通させる連通流路を前記エンドブロックに形成することを特徴とする。
本発明のマニホールド電磁弁は、前記パイロット電磁弁が内部パイロット式に設定されるときには前記ベースに前記給気ブロックを突き当てて装着し、外部パイロット式に設定されるときには前記ベースと前記給気ブロックとの間に前記外部パイロットブロックを配置し、前記外部パイロットブロックに前記主流路と前記給気流路とを連通する貫通孔を形成するとともに、前記主流路と前記内部パイロット流路とを連通させる連通流路を前記給気ブロックに形成することを特徴とする。
本発明のマニホールド電磁弁は、前記パイロット給気流路に対応させて前記外部パイロットブロックに当該外部パイロットブロックの両面に開口して形成される貫通孔と、当該貫通孔の両方の開口端部の一方に選択的に着脱自在に装着されて前記貫通孔の一方の開口端部を閉塞する封止部材とにより前記連通孔を形成し、前記封止部材の装着位置を変更することにより前記外部パイロットブロックを前記ベースの両端部のいずれにも配置し得ることを特徴とする。
本発明によれば、内部パイロット式のマニホールド電磁弁に外部パイロットブロックを増設することで、主流路とパイロット給気流路との連通が遮断されるとともに、外部パイロット流路を介して外部から直接パイロット給気流路にパイロット圧を供給する外部パイロット式に設定することができる。したがって、内部パイロット式のマニホールド電磁弁に外部パイロットブロックを増設することにより容易に外部パイロット式に設定することができる。このように、内部パイロット式を標準仕様としてこれに外部パイロットブロックを加えることにより外部パイロット式に設定することができるので、単一の外部パイロットブロックを用意することによって内部パイロット式と外部パイロット式とのいずれにも設定することができる。逆に外部パイロット式のマニホールド電磁弁から外部パイロットブロックを取り除くと内部パイロット式に設定される。したがって、少ない部品点数によって内部パイロット式と外部パイロット式とのいずれにも設定することができ、マニホールド電磁弁の製造や部品管理が容易となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるマニホールド電磁弁の斜視図であり、内部パイロット式のマニホールド電磁弁を示している。図2(A)は図1の正面図であり、図2(B)は外部パイロット式に切り換えられたマニホールド電磁弁における図2(A)と同様の部分を示す正面図である。
このマニホールド電磁弁は、図1および図2(A)に示すように、複数の弁組立体10と、それぞれの弁組立体10が装着されるベースモジュール11とを有している。ベースモジュール11を突き当てて重ね合わせることにより1組のベース12が形成され、このマニホールド電磁弁はベース12が分割形となっている。図示するマニホールド電磁弁は8つの弁組立体10を有しているが、任意の数の弁組立体10を有するマニホールド電磁弁とすることができる。
ベース12の一端面(図2において右側の端面)には給気ブロック13が突き当てられて装着され、この給気ブロック13の外面にはエンドブロック14が突き当てられて装着される。ベース12の他端面には配線ブロック15が突き当てられて装着され、この配線ブロック15の外面にはエンドブロック16が装着される。ベース12とこれの両端に配置される給気ブロック13、配線ブロック15およびエンドブロック14,16は、DINレールと言われる支持部材17に組み付けられ、それぞれのエンドブロック14,16に取り付けられる固定ねじ18により支持部材17に固定される。ベースモジュール11とともに弁組立体10を交換したり増設したりする際には固定ねじ18を緩めてそれぞれを支持部材17から取り外すことになる。
図3は図2(A)における3−3線断面図であり、図4は図3の一部拡大断面図である。図3に示されるように、それぞれのベースモジュール11にはそれぞれ厚み方向に貫通する給気孔と2つの排気孔が形成されており、ベースモジュール11を重ね合わせると、それぞれの給気孔が連なってベース12には共通の給気流路21が形成され、それぞれの排気孔が連なってベース12には共通の排気流路22,23が形成される。それぞれのベースモジュール11には出力流路24,25が形成されており、それぞれの出力流路24,25に連通する継手26,27を有する連結プレート28がベースモジュール11の継手接続側の端面に取り付けられている。
それぞれのベースモジュール11には図3に示されるように直方体の弁収容ブロック31が取り付けられ、弁収容ブロック31の一端面には手動操作ブロック32を介してパイロットブロック33が取り付けられている。弁収容ブロック31の他端面にはパイロットブロック34が取り付けられ、パイロットブロック34には手動操作ブロック35を介してソレノイドブロック36が取り付けられている。これらのブロック31〜36により弁組立体10が形成されている。
弁収容ブロック31に形成された弁孔37内にはスプール弁軸38が軸方向に往復動自在に組み込まれており、それぞれのパイロットブロック33,34に形成されたパイロット圧室33a,34aにはスプール弁軸38の両端に位置させてピストン41,42が軸方向に往復動自在に組み込まれている。一方のパイロット圧室34a内にパイロット圧が供給されると、スプール弁軸38はパイロット圧により図3において右側に移動して第1の位置となる。他方のパイロット圧室33a内にパイロット圧が供給されると、スプール弁軸38は逆方向に移動して第2の位置となる。図3においてはスプール弁軸38が第2の位置となった状態を示す。
弁収容ブロック31にはその長手方向中央部に給気流路21に連通する給気ポートPが形成され、給気ポートPの両側には出力流路24に連通する出力ポートAと出力流路25に連通する出力ポートBが形成されている。それぞれの出力ポートA,Bに隣り合ってそれぞれ排気流路22,23に連通する排気ポートEA,EBが弁収容ブロック31に形成されている。それぞれのポートは弁孔37に連通しており、スプール弁軸38には弁孔37に形成された弁座に接触する複数の弁体が設けられ、スプール弁軸38の位置に応じて給気ポートPは一方の出力ポートに連通し、他方の出力ポートは排気ポートに連通する。つまり、パイロット圧室34aにパイロット圧が供給されると、スプール弁軸38は第1の位置となって給気ポートPと出力ポートAとが連通されるとともに出力ポートBと排気ポートEBとが連通される。これにより、出力ポートAに連通する出力流路24を介して給気流路21からエアシリンダ等の空気圧アクチュエータに圧縮空気が供給され、空気圧アクチュエータから排出された空気は出力流路25から排気ポートEBを介して排気流路23に排出される。
これに対し、パイロット圧室33aにパイロット圧が供給されると、図3に示されるように、スプール弁軸38は第2の位置となって給気ポートPと出力ポートBとが連通されるとともに出力ポートAと排気ポートEAとが連通される。これにより、出力ポートBに連通する出力流路25を介して給気流路21からエアシリンダ等の空気圧アクチュエータに圧縮空気が供給され、空気圧アクチュエータから排出された空気は出力流路24から排気ポートEAを介して排気流路22に排出される。
図3に示すように、弁収容ブロック31にはそれぞれの出力ポートA,Bに対応させて破線で示す出力ポートが形成されており、それぞれは弁収容ブロック31の表面に開口している。弁収容ブロック31の表面には開口された出力ポートを閉塞するためにシールプレート43が取り付けられており、シールプレート43と連結プレート28を交換すると、図3に示されるようにベースモジュール11に空気圧アクチュエータを接続するタイプから弁組立体10に空気圧アクチュエータを接続するタイプに切り換えられる。
図3に示されるように、それぞれのベースモジュール11にはそれぞれ厚み方向に貫通するパイロット給気孔とパイロット排気孔が形成されており、ベースモジュール11を重ね合わせると、それぞれのパイロット給気孔が連なってベース12には共通のパイロット給気流路44が形成され、それぞれのパイロット排気孔が連なってベース12には共通のパイロット排気流路45が形成される。手動操作ブロック35には、図4において二点鎖線で示される連通流路46を介してパイロット給気流路44に連通するパイロット給気ポートPPが形成され、手動操作ブロック35に形成されたパイロット排気ポートPEは連通流路47を介してパイロット排気流路45に連通している。
図4に示されるように、ソレノイドブロック36にはそれぞれコイル51a,51bが巻き付けられたボビン内に軸方向に往復動自在に可動コア52a,52bが平行となって装着されている。可動コア52a,52bの先端部はパイロット給気ポートPPに連通する連通室53a,53b内に突出し、それぞれの先端部にはゴム製の弁体54a,54bが設けられている。それぞれの可動コア52a,52bに対向してフラッパ弁55a,55bがそれぞれ弁室56a,56b内に配置されており、連通室53a,53bと弁室56a,56bとをそれぞれ連通させる貫通孔には連動ロッド57a,57bが設けられている。このように、コイル51a,51b、可動コア52a,52bおよびフラッパ弁55a,55bにより2組のパイロット電磁弁58a,58bが形成されている。
それぞれのコイル51a,51bの端子は、コネクタ59に電気的に接続されており、それぞれの弁組立体10のコネクタ59が配線ブロック15に繋がれている。配線ブロック15は図示しない制御部にコネクタケーブルにより接続され、それぞれの弁組立体10のコイル51a,51bへの通電が制御部からの駆動信号により制御される。
一方のコイル51aに通電すると、弁体54aによりパイロット給気ポートPPが開放され、フラッパ弁55aによりパイロット排気ポートPEが閉じられる。これにより、パイロット給気ポートPPの圧縮空気が連通室53aを介して弁室56a内に流入する。弁室56a内に流入した圧縮空気は連通流路60を介してパイロット圧室34aに供給され、スプール弁軸38が第1の位置に駆動される。
他方のコイル51bに通電すると、弁体54bによりパイロット給気ポートPPが開放され、フラッパ弁55bによりパイロット排気ポートPEが閉じられる。これにより、パイロット給気ポートPPの圧縮空気が連通室53bを介して弁室56b内に流入する。弁室56bはパイロット圧室33aに連通するパイロット流路61に二点鎖線で示す連通流路63を介して連通しており、弁室56b内に流入した圧縮空気はパイロット圧室33aに供給され、スプール弁軸38が第2の位置に駆動される。
手動操作ブロック35には可動コア52aをばね力に抗して移動させ弁体54aを強制的に開放させる手動操作ボタン62が設けられている。この手動操作ボタン62によりコイル51aに通電することなくパイロット圧室34aにパイロット圧を供給することができる。弁収容ブロック31にはパイロット圧室33aに連通するパイロット流路64がパイロット流路61に平行に設けられ、このパイロット流路64は連通流路66を介してパイロット給気流路44に連通している。手動操作ブロック32には図3に示されるようにパイロット流路64を閉じてパイロット流路61を開放する位置と、パイロット流路64を開放してパイロット流路61を閉じる位置とに操作される手動操作ボタン65が設けられている。この手動操作ボタン65によりコイル51bに通電することなくパイロット圧室33aにパイロット圧を供給することができる。
図5(A)は図2(A)の要部を示す概略断面図であり、図5(B)は図2(B)の要部を示す概略断面図であり、図5(C)はマニホールド電磁弁の変形例の要部を示す概略断面図である。図6は図2(A)における6−6線断面図であり、図7は図2(A)における7−7線断面図であり、図8(A)は図2(B)における8A−8A線断面図であり、図8(B)は図5(C)に示した外部パイロットブロックの断面図である。
給気ブロック13には、図1および図6に示すように、2つの継手68,69が並列に取り付けられ、一方の継手68にはコンプレッサ等を有する空気圧供給源に接続された配管が接続され、他方の継手69には排気管が接続されるようになっている。それぞれの継手68,69は、図1に示されるように、それぞれのベースモジュール11の継手接続側端面に取り付けられる継手26,27と同一面に取り付けられており、それぞれの継手に装着される配管やホースがベース12の一方側に集中して配置される。
給気ブロック13には空気圧供給源に連通する主流路71が形成され、主流路71は厚み方向に貫通する貫通孔21aを有し、主流路71はベース12に形成された給気流路21に貫通孔21aを介して連通している。給気ブロック13にはベース12に形成されたパイロット給気流路44に連通する内部パイロット流路72が厚み方向に貫通して形成されており、図7に示されるように、エンドブロック14には内部パイロット流路72と主流路71とを連通させる連通流路73が形成されている。
給気ブロック13には図6に示されるようにベース12に形成された排気流路22,23とパイロット排気流路45とに連通孔22a,23a,45aを介して連通する排気流路74が形成されており、排気流路74に排出された圧縮空気は継手69に接続される排気管を介して外部に案内される。
図5(A)に示されるようにベース12の端面に給気ブロック13の内面13aを突き当てて装着し、給気ブロック13の外面13bにエンドブロック14を突き当てて装着すると、主流路71は給気流路21に連通するとともに連通流路73および内部パイロット流路72を介してパイロット給気流路44に連通する。これにより、パイロット給気流路44には主流路71から給気流路21に供給される圧縮空気の一部が分岐して供給されることになり、図2(A)に示すマニホールド電磁弁は、それぞれの弁組立体10のパイロット電磁弁58a,58bに主流路71からパイロット圧が供給される内部パイロット式となる。このように、マニホールド電磁弁は内部パイロット式が標準仕様となっている。
図5(B)に示されるように給気ブロック13とエンドブロック14との間には外部パイロットブロック75が着脱自在に装着されるようになっている。外部パイロットブロック75の内面を給気ブロック13の外面13bを装着面としてこれに突き当て、外部パイロットブロック75の外面にエンドブロック14の内面を突き当てることにより外部パイロットブロック75はマニホールド電磁弁に増設される。
外部パイロットブロック75には、図8(A)に示されるように、給気ブロック13の内部パイロット流路72を介してパイロット給気流路44に連通する外部パイロット流路76が形成されており、この外部パイロット流路76に連通する継手77が外部パイロットブロック75に取り付けられている。外部パイロット流路76はパイロット給気流路44に対応する連通孔78を有しており、この連通孔78は外部パイロットブロック75に厚み方向に貫通して形成された貫通孔に封止部材79を埋め込むことにより形成されている。封止部材79は貫通孔の内外両方の開口端部の一方側に選択的に着脱自在となっており、図2(B)においてベース12の右側に配置されるときには外部パイロットブロック75の外面となる側の開口端部に封止部材79が装着される。
外部パイロットブロック75が給気ブロック13の装着面としての外面13bに突き当てられると、給気ブロック13の主流路71とパイロット給気流路44との連通が遮断される。図5(B)に示されるように外部パイロットブロック75が増設されると、給気流路21は主流路71に連通し、パイロット給気流路44は内部パイロット流路72を介して外部パイロット流路76に連通する。したがって、図2(B)に示すマニホールド電磁弁は、それぞれの弁組立体10のパイロット電磁弁58a,58bに外部パイロット流路76からパイロット圧が供給される外部パイロット式となる。このように、内部パイロット式が標準仕様のマニホールド電磁弁に外部パイロットブロック75を増設すると、このマニホールド電磁弁は外部パイロット式となる。
なお、連通流路73を図5に示されるようにエンドブロック14の内部に形成することなく、エンドブロック14の内面に凹溝を形成し、エンドブロック14の内面と給気ブロック13の外面13bとの間で連通流路73を形成するようにしても良い。
このように、内部パイロット式のマニホールド電磁弁の給気ブロック13とエンドブロック14との間に外部パイロットブロック75を増設することで、主流路71とパイロット給気流路44との連通が遮断されるとともに、外部パイロット流路76を介して外部から直接パイロット給気流路44にパイロット圧を供給する外部パイロット式に設定される。したがって、内部パイロット式のマニホールド電磁弁に外部パイロットブロック75を増設することにより容易にパイロット電磁弁を外部パイロット式に設定することができる。逆に、外部パイロット式のマニホールド電磁弁から外部パイロットブロック75を取り除くことによりパイロット電磁弁は内部パイロット式に設定される。このように、マニホールド電磁弁は内部パイロット式が標準仕様となり、外部パイロットブロック75を用意することで、少ない部品点数により内部パイロット式と外部パイロット式とのいずれにもマニホールド電磁弁を設定することができる。なお、外部パイロットブロック75にパイロット排気流路45に連通する流路を設けることにより、外部パイロットブロック75からパイロット圧を排出するようにしても良い。
図5(C)および図8(B)は外部パイロット式の変形例を示す。この外部パイロットブロック75aはベース12と給気ブロック13との間に配置されるようになっている。したがって、図8(B)に示されるように、給気ブロック13の排気通路22a、23aとベース12の排気通路22,23とを連通させる連通流路22b,23bが外部パイロットブロック75aに形成されており、さらに外部パイロットブロック75aには給気ブロック13のパイロット排気流路45aとベース12のパイロット排気流路45とを連通させる連通流路45bが形成されている。
この外部パイロットブロック75aをベース12の端面に突き当て、外部パイロットブロック75aの外面に給気ブロック13の内面13aを装着面として突き当てることにより外部パイロットブロック75aはマニホールド電磁弁に増設され、給気ブロック13の外面13bにはエンドブロック14が装着される。外部パイロットブロック75aには、図8(B)に示すように給気ブロック13の貫通孔21aに対応させて貫通孔80が形成されているので、ベース12と給気ブロック13の間に外部パイロットブロック75aを配置すると、貫通孔80を介して主流路71は給気流路21に連通される。さらに、封止部材79により主流路71とパイロット給気流路44との連通が遮断され、パイロット給気流路44は外部パイロット流路76と連通状態となる。
このように、図8(A)に示す外部パイロットブロック75を用いることで、図5(B)に示すようにベース12と外部パイロットブロック75の間に給気ブロック13を組み込むタイプに設定される。また、図8(B)に示す外部パイロットブロック75aを用いることで、図5(C)に示すようにベース12と給気ブロック13の間に外部パイロットブロック75aを組み込むタイプに設定される。なお、図5(B)に示すようにベース12と外部パイロットブロック75の間に給気ブロック13を組み込むようにした外部パイロット式においても図8(B)に示す外部パイロットブロック75aを用いることができ、1つの外部パイロットブロック75aでいずれのタイプにも設定可能である。図5(B)および図8(A)に示す外部パイロットブロック75に、図5(C)および図8(B)に示す外部パイロット75aと同様に貫通孔80を形成するようにしても、外部パイロットブロック75には封止部材79が設けられているので、主流路71と内部パイロット流路72との連通は遮断される。
図9(A)〜図9(C)は、図2に示したマニホールド電磁弁の変形例の要部を示す概略断面図である。このマニホールド電磁弁は、上述したマニホールド電磁弁においては図1に示すベース12の右側に給気ブロック13が配置されているのに対し、ベース12の左側に給気ブロック13が配置される。このように、給気ブロック13はベース12の両方の端部側のいずれかにも配置することができる。
図9(A)は図5(A)と同様に内部パイロット式に設定されたマニホールド電磁弁を示しており、給気ブロック13はベース12とエンドブロック14の間に挟み付けられた状態となって配置される。図9(B)は図5(B)と同様にベース12の端面に突き当てられた給気ブロック13の外面13bに外部パイロットブロック75を突き当てて外部パイロット式に設定されたマニホールド電磁弁を示す。図5(B)に示された外部パイロットブロック75をそのまま図9(B)に示されるようにベース12の反対側に配置すると、外部パイロットブロック75の内面側に封止部材79が配置されることになるので、封止部材79を図5(B)に示した貫通孔の開口端部の位置から図9(B)に示した位置に装着位置を変更することにより同一の外部パイロットブロック75をベース12の両端部のいずれにも配置することができる。
図9(C)は図5(C)と同様に外部パイロットブロック75aをベース12の端面に突き当て、外部パイロットブロック75aの外面に給気ブロック13の内面13aを突き当てることにより外部パイロット式に設定されたマニホールド電磁弁を示す。この場合にも、連通孔78を形成するための貫通孔に対する封止部材79の装着位置は、図5(C)に示した一方の開口端部から他方の開口端部に変更される。
このように、給気ブロック13、エンドブロック14および外部パイロットブロック75,75aの基本構造を変更することなく、給気ブロック13をベース12の左右いずれの端面に配置することができる。ただし、外部パイロットブロック75,75aの連通孔78を形成するための封止部材79の位置は、図5に示した外部パイロットブロック75,75aとは左右反対側となるので、給気ブロック13がベース12の左右一方側にのみ配置されるのであれば、封止部材79を用いることなく、連通孔78を底付きの孔とすることができる。
図10は外部パイロット式に切り換えられた状態における他の実施形態のマニホールド電磁弁を示す正面図であり、図11(A)は内部パイロット式に切り換えられた状態における図10のマニホールド電磁弁の要部を示す概略断面図であり、図11(B)は外部パイロット式に切り換えられた状態における図10のマニホールド電磁弁の要部を示す概略断面図であり、図12は図10における12−12線断面図である。なお、これらの図においては前述したマニホールド電磁弁と共通する部材には同一の符号が付されている。
図11に示されるように、給気流路21に連通する主流路71と、パイロット給気流路44に連通する内部パイロット流路72とを連通させる連通流路73が給気ブロック13に形成されている。したがって、図11(A)に示されるように内部パイロット式に設定されると、図5(A),図9(A)においてはエンドブロック14に形成された連通流路73を介してパイロット給気流路44に圧縮空気が供給されるのに対して、継手68から給気流路21に供給される圧縮空気の一部はエンドブロック14を介することなく、直接パイロット給気流路44に供給される。
外部パイロットブロック75aはベース12と給気ブロック13との間に配置されるようになっており、図8(B)に示された外部パイロットブロック75aと同一の構造となっている。給気ブロック13の内面13aは、図11(A)に示すように内部パイロット式に設定されたときには直接ベース12の端面に突き当てられるとともに、図11(B)に示されるように外部パイロット式に設定されるときには外部パイロットブロック75aの外面に給気ブロック13の内面13aが突き当てられた状態となって外部パイロットブロック75aと給気ブロック13がベース12の端部に配置される。図5(C)に示した場合と同様に、外部パイロットブロック75aに形成された外部パイロット流路76はベース12のパイロット給気流路44に直接連通するようになっており、外部パイロットブロック75aには図8(B)に示されるように給気流路21と主流路71とを連通させる貫通孔80が形成されている。
図11(A)に示されるように、給気ブロック13の内面13aをベース12の端面に突き当て、給気ブロック13の外面13bにエンドブロック14を突き当てた状態とすると、マニホールド電磁弁は標準仕様の内部パイロット式となる。内部パイロット式に設定されたときには、主流路71に供給される圧縮空気は給気流路21に供給されるとともにその一部が内部パイロット流路72を介してパイロット給気流路44に供給される。
一方、図10および図11(B)に示されるように、ベース12と給気ブロック13との間に外部パイロットブロック75aを増設し、ベース12の端面に外部パイロットブロック75aの内面を突き当てて、その外面に給気ブロック13の内面13aを突き当てると、マニホールド電磁弁は外部パイロット式に設定される。この状態のもとでは主流路71とパイロット給気流路44との連通が連通孔78を形成するための封止部材79により遮断される。主流路71は貫通孔80を介して給気流路21に連通されるので、給気流路21には給気ブロック13の主流路71から圧縮空気が供給される。さらに、封止部材79により主流路71とパイロット給気流路44との連通が遮断されるので、パイロット給気流路44には外部パイロットブロック75aの外部パイロット流路76からパイロット圧が供給される。
このように、内部パイロット式のマニホールド電磁弁の給気ブロック13とベース12との間に外部パイロットブロック75aを増設することで、主流路71とパイロット給気流路44との連通が遮断されるとともに、外部パイロット流路76を介して外部からパイロット給気流路44にパイロット圧を直接供給する外部パイロット式に設定される。したがって、内部パイロット式のマニホールド電磁弁に外部パイロットブロック75aを増設することにより容易に外部パイロット式に設定されるので、マニホールド電磁弁は、内部パイロット式を標準仕様として、外部パイロットブロック75aを用意することで、少ない部品点数により内部パイロット式と外部パイロット式とのいずれにも設定される。
図11に示されるように、給気ブロック13に内部パイロット流路72と主流路71とを連通させる連通流路73を設けると、図5に示したように連通流路73をエンドブロック14に形成することが不要となる。なお、給気ブロック13に形成された内部パイロット流路72は図11に示されるように給気ブロック13の外面13bに開口しており、貫通孔21aも外面13bに開口しているが、それぞれの外面13b側を閉塞させるようにしても良い。
図13(A),(B)は図10に示したマニホールド電磁弁の変形例の要部を示す概略断面図である。このマニホールド電磁弁は、図10に示したマニホールド電磁弁においては図10に示すベース12の右側に給気ブロック13が配置されているのに対し、ベース12の左側に給気ブロック13が配置される。図13(A)は図11(A)と同様に内部パイロット式に設定されたマニホールド電磁弁を示しており、給気ブロック13はベース12とエンドブロック14の間に挟み付けられた状態となって配置される。図13(B)は図11(B)と同様に外部パイロットブロック75aをベース12の端面に突き当て、外部パイロットブロック75の外面に給気ブロック13の内面13aを突き当てることにより外部パイロット式に設定されたマニホールド電磁弁を示す。
このように、給気ブロック13、エンドブロック14および外部パイロットブロック75aの基本構造を変更することなく、給気ブロック13をベース12の左右いずれの端面に配置することができる。ただし、外部パイロットブロック75aの連通孔78を形成するための封止部材79の位置は、図11に示した外部パイロットブロック75aとは左右反対側となる。したがって、給気ブロック13がベース12の左右一方側にのみ配置されるのであれば、封止部材79を用いることなく、連通孔78を底付きの孔とすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、2つのパイロット電磁弁58a,58bは弁収容ブロック31の一端部側に(図3において左側)に並列に配置されているが、2つのパイロット電磁弁を弁収容ブロック31の両端側に配置するようにしても良い。弁組立体10はパイロット電磁弁が2つ設けられたタイプのダブルソレノイド形であるが、パイロット電磁弁が1つ設けられたタイプのシングルソレノイド形としても良い。スプール弁軸38を有する間接作動式の弁は、5つのポートと2つの切換位置とを有する5ポート2ポジション形であるが、3ポートや5ポートの3ポジション形のマニホールド電磁弁にも本発明を適用することができる。
本発明の一実施の形態であるマニホールド電磁弁の斜視図である。 (A)は図1の正面図であり、(B)は外部パイロット式に切り換えられたマニホールド電磁弁における図2(A)と同様の部分を示す正面図である。 図2(A)における3−3線断面図である。 図3における一部拡大断面図である。 (A)は図2(A)の要部を示す概略断面図であり、(B)は図2(B)の要部を示す概略断面図であり、(C)はマニホールド電磁弁の変形例の要部を示す概略断面図である。 図2(A)における6−6線断面図である。 図2(A)における7−7線断面図である。 (A)は図2(B)における8A−8A線断面図であり、(B)は図5(C)に示した外部パイロットブロックの断面図である。 (A)〜(C)は、図2に示したマニホールド電磁弁の変形例の要部を示す概略断面図である。 外部パイロット式に切り換えられた状態における他の実施形態のマニホールド電磁弁を示す正面図である。 (A)は内部パイロット式に切り換えられた状態における図10のマニホールド電磁弁の要部を示す概略断面図であり、(B)は外部パイロット式に切り換えられた状態における図10のマニホールド電磁弁の要部を示す概略断面図である。 図10における12−12線断面図である。 (A),(B)は図10に示したマニホールド電磁弁の変形例の要部を示す概略断面図である。
符号の説明
10 弁組立体
11 ベースモジュール
12 ベース
13 給気ブロック
13a 内面
13b 外面
14 エンドブロック
21 給気流路
22,23 排気流路
26,27 継手
38 スプール弁軸
44 パイロット給気流路
45 パイロット排気流路
58a,58b パイロット電磁弁
68,69 継手
71 主流路
72 内部パイロット流路
73 連通流路
74 排気流路
75,75a 外部パイロットブロック
76 外部パイロット流路
77 継手
78 連通孔
79 封止部材
80 貫通孔
P 給気ポート
A,B 出力ポート
EA,EB 排気ポート
PP パイロット給気ポート
PE パイロット排気ポート

Claims (5)

  1. 給気ポートを出力ポートに連通させる位置および前記出力ポートを排気ポートに連通させる位置に移動自在のスプール弁軸と、パイロット圧を前記スプール弁軸に供給する位置と供給を停止する位置に切り換えるパイロット電磁弁とをそれぞれ備えた複数の弁組立体を有するマニホールド電磁弁であって、
    それぞれの前記弁組立体が装着され、前記給気ポートに連通する共通の給気流路、前記排気ポートに連通する共通の排気流路および前記パイロット電磁弁にパイロット圧を供給する共通のパイロット給気流路が形成されたベースと、
    前記給気流路に連通する主流路と前記パイロット給気流路に連通する内部パイロット流路とが形成され、前記ベースに着脱自在に装着される給気ブロックとを有し、
    前記パイロット給気流路に連通する外部パイロット流路が形成され前記パイロット給気流路と前記主流路との連通を遮断する外部パイロットブロックが着脱自在に装着される装着面を前記給気ブロックに設け、
    前記主流路を介して前記パイロット給気流路にパイロット圧を供給する内部パイロット式と、前記給気ブロックに前記外部パイロットブロックを増設することにより前記外部パイロットブロックの前記外部パイロット流路を介して前記パイロット給気流路にパイロット圧を供給する外部パイロット式とのいずれにも前記パイロット電磁弁を設定し得ることを特徴とするマニホールド電磁弁。
  2. 請求項1記載のマニホールド電磁弁において、前記パイロット電磁弁が内部パイロット式に設定されるときには前記ベースに突き当てられた前記給気ブロックにエンドブロックを装着し、外部パイロット式に設定されるときには前記ベースに突き当てられた前記給気ブロックに装着された前記外部パイロットブロックに前記エンドブロックを装着し、内部パイロット式に設定された状態のもとでは前記主流路と前記内部パイロット流路とを連通させる連通流路を前記エンドブロックに形成することを特徴とするマニホールド電磁弁。
  3. 請求項1記載のマニホールド電磁弁において、前記パイロット電磁弁が内部パイロット式に設定されるときには前記ベースに突き当てられた前記給気ブロックにエンドブロックを装着し、外部パイロット式に設定されるときには前記ベースと前記給気ブロックとの間に前記外部パイロットブロックを配置し、前記外部パイロットブロックに前記主流路と前記給気流路とを連通する貫通孔を形成するとともに、内部パイロット式に設定された状態のもとでは前記主流路と前記内部パイロット流路とを連通させる連通流路を前記エンドブロックに形成することを特徴とするマニホールド電磁弁。
  4. 請求項1記載のマニホールド電磁弁において、前記パイロット電磁弁が内部パイロット式に設定されるときには前記ベースに前記給気ブロックを突き当てて装着し、外部パイロット式に設定されるときには前記ベースと前記給気ブロックとの間に前記外部パイロットブロックを配置し、前記外部パイロットブロックに前記主流路と前記給気流路とを連通する貫通孔を形成するとともに、前記主流路と前記内部パイロット流路とを連通させる連通流路を前記給気ブロックに形成することを特徴とするマニホールド電磁弁。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のマニホールド電磁弁において、前記パイロット給気流路に対応させて前記外部パイロットブロックに当該外部パイロットブロックの両面に開口して形成される貫通孔と、当該貫通孔の両方の開口端部の一方に選択的に着脱自在に装着されて前記貫通孔の一方の開口端部を閉塞する封止部材とにより前記連通孔を形成し、前記封止部材の装着位置を変更することにより前記外部パイロットブロックを前記ベースの両端部のいずれにも配置し得ることを特徴とするマニホールド電磁弁。
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