JP2000273675A - 切れ込みを有するガス供給層とこれを使用したガス拡散電極 - Google Patents
切れ込みを有するガス供給層とこれを使用したガス拡散電極Info
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Abstract
たガス供給層とこれを使用したガス拡散電極を提供す
る。 【解決手段】 PTFE多孔体で成るシート、又は疎水
性カーボンブラックとPTFEから成るシートに切れ込
みを多数設けたガス供給層。外周に不連続に刃を有する
円形刃で破線状に切れ込みを入れたシート状のガス供給
層を用いたガス拡散電極。破線状の切れ込みは、シート
を延伸して間隙を広げてもよい。PTFE多孔体で成る
シート、又は疎水性カーボンブラックとPTFEから成
るシートで、切れ込みを多数設けたシートに、反応層原
料を充填して作製されたガス拡散電極。
Description
ガス供給層とこれを使用したガス拡散電極に関し、詳し
くは反応層側からガス室側に直接集電、給電が出来るガ
ス供給層と、これを使用したガス拡散電極とに関する。
示すように、反応層2とガス供給層3から成り、ガス供
給層3の中には集電体4が埋設されている。ガス供給層
3は、PTFE多孔体又はカーボンブラックとPTFE
との混合物から成る多孔体でできている。PTFE多孔
体は絶緑性であり、カーボンブラックとPTFEの混合
物から成るガス供給層は、0.4Ωcmと高抵抗で接触
抵抗も高いので、ガス拡散電極に併設するガス室内に充
填する材料が導電性の金属であっても、必要な電流を流
すと、大きな抵抗損が生ずる。このため銀網等の低抵抗
な集電体を用い、ガス拡散電極の面方向すなわち多孔性
シート状集電体のシート広がり方向に10〜30cmと
いう長距離を高電流を流さざるを得なかった。すなわ
ち、図8に示すように、集電体4に集電した電荷は、矢
印8に示すように集電方向すなわち、シート状を呈する
集電体の広がり方向に集電する。
を小さくするには、集電体を直接ガス室内の金属多孔体
に接触させれば電流の流れる距離が短縮される。その場
合、集電抵抗が著しく低下するので、電極性能が改善さ
れる。また、集電体の線径を細くすることができ、また
不要になるので、その分電極の製造コストが安価にな
る。本発明は、上記の条件を満足し、製造コストが安
く、電解時の電力効率も優れたガス供給層とこれを使用
したガス拡散電極を提供することを課題とする。
より上記の課題を解決した。 (1)PTFE多孔体で成るシート、又は疎水性カーボ
ンブラックとPTFEから成るシートに切れ込みを多数
設けたガス供給層。 (2)外周に不連続に刃を有する円形刃で破線状に切れ
込みを入れたシート状のガス供給層を用いたガス拡散電
極。 (3)破線状の切れ込みは、ガス供給層シートを延伸し
て間隙を広げてある前記(2)記載のガス拡散電極。 (4)PTFE多孔体で成るシート、又は疎水性カーボ
ンブラックとPTFEから成るシートで、切れ込みを多
数設けたシートに、反応層原料を充填して作製されたガ
ス拡散電極。
た電極を製造した場合、それはガス室内の金属材との接
触抵抗が小さく、集電の点では最適であった。しかし、
その場合には表面に親水性の銀が存在するので濡れ易い
こと、銀網とガス供給層との接合面が片面であるたか
ら、埋設した場合と比べて、銀網がガス供給層の表面か
ら著しく容易に剥離し、電池寿命が2年以上とすること
は困難であった。そこで、本発明者は、これらの欠点を
解決するために、ガス供給層シートに破線状の切り込み
を連続的に付け、必要によりこれを横方向に延伸するこ
とで間隙を広げたシートを銀網の背後にプレスすると、
反応層から直線的にガス室方向に導く導電路を形成でき
る構造を得ることを見いだした。この場合、大部分がガ
ス供給層で覆われ、一部に銀網が覗いた状態のガス供給
層からなるガス拡散電極が得られる。これにより、集電
が容易になり、かつ電極寿命も損なわれない。
シートに反応層原料を塗布すると、切れ込みに反応層原
料が充填され、かつガス供給層の上に反応層を同時に形
成することもできる。この積層したシートをホットプレ
スすることにより、ガス供給層を貫通した破線状の反応
層材料を有するガス拡散電極を製造することができる。
特に銀微粒子を用いた反応層は比抵抗が小さいので、ガ
ス供給層を貫通した反応層が集電抵抗を著しく低下させ
る。
示す断面図である。このガス拡散電極1は、反応層2と
ガス供給層3と銀網9(集電体)を含み、反応層2と接
合していない面にはガス供給層3に切り込み7を入れて
ある。切れ込み7を貫通させたガス供給層3を銀網9上
からプレスし、図1に示すように、銀網9がガス供給層
3のガス室側側の表面に露出するようにすると、銀網9
を直接ガス室の金属多孔体に接触させることが出来るよ
うになり、それにより電流の流れる距離が例えば数十分
の一以下にまで短縮することも可能で、集電抵抗が著し
く低下する。その結果、電極性能が著しく改善される。
また、集電体の線径を細くすることもできる。工夫次第
では集電体そのものが不要になるのでその分電極の製造
コストが安価になる。
本発明はこれに限定されない。ガス拡散電極は、ガス供
給層シートと反応層シートを接合する。ガス供給層シー
トは、疎水性カーボンブラックとPTFEディスパージ
ョンとを分散して混合し、ロール法で作製した厚さ0.
1〜0.3mm程度のシートを用いる。また、厚さ0.
05mm程度のPTFE多孔体で形成したシートを用い
てもよい。径2.8cm、12の切り込みが入ったロー
リングカッター刃を5mm間隔に10枚同一軸に並べ、
ガス供給層シートに押しつけ、回転させながらガス供給
層シートに切れ込みを入れた。必要な間隙幅は、いった
ん切れ込みを入れたガス供給層シートを横方向に延伸す
ることで得ることが出来る。この方法は、必要な幅が小
さいときに有効である。切れ込みとして大きな穴状のも
のを設ける場合はパンチで穿孔すると良い。多数の小穴
は多数の針を並べて刺すことで開けることができる。
トに銀微粒子とPTFEディスパージョンの混合物を塗
布することで切れ込み間隙に反応層の一部をしみ込ま
せ、その上に反応層を形成しても良い。破線状に切れ込
みを入れたガス供給層シートの間隙に銀微粒子を入れ込
み、これをガス供給層として使用し、ホットプレスする
と、銀微粒子が結合し合って銀の配線が反応層からガス
供給層側まで形成されるので好適である。この銀微粒子
の配線によって、ガス室の金属多孔体から反応層まで最
短距離で直接給電できる。反応層原料が銀微粒子の場合
は反応層の比低抗が0.004Ωcm以下と小さく、か
つ接触抵抗も小さいので集電抵抗は無視できるほど小さ
くなる。
切り込みを連続的に付け、これを延伸する事で間隙を広
げたシートを銀網の背面にプレスすることとした。この
結果、銀網は大部分がガス供給層で覆われ、一部に銀網
が覗くようなガス供給層から成るガス拡散電極が得られ
る。このようにすると、集電が容易になり、かつ電極寿
命も損なわれなくなる。また、切れ込みの入ったガス供
給層シートに反応層原料を塗布すると切れ込みに反応層
が充填され、かつ反応層を同時に形成する事もできる。
このシートをホットプレスする事でガス供給層を貫通し
た破線状の反応層材料を有するガス拡散電極が出来る。
特に銀微粒子を用いた反応層は比抵抗が小さいのでガス
供給層を貫通した反応層材料が集電抵抗を著しく低下さ
せることができる。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
水200部に疎水性カーボンブラック(No.6、平均
粒径490オングストローム、電気化学工業社製)6部
(重量、以下同じ)を添加し、断続的に10分間超音波
分散させた。更に、PTFEディスパージョン(D−
1、平均粒径0.3ミクロン、ダイキン工業社製)4部
を加え、撹件混合する。この分散液にイソプロピルアル
コールを200部加えて自己組織化させ、濾過、乾燥し
て製造する。上記ガス供給層原料にソルベントナフサを
加え、ロール法で厚さ0.3mmのシートを製造し、8
0℃で3時間乾燥した。
6の平面図、図3は切り込みを入れたガス供給層シート
6の断面図である。図2、図3に示すように、ガス供給
層シート6上面から深さ0.2mm程度の切り込み7を
入れた。点線切りカッター(NTカッター製)を用い、
切り込み7は貫通しない様にし、長さが5mmのものを
5mm間隔で入れた。切り込み7の長さと切り込み7の
間隔は、シートの延伸の度合いで変える。銀微粒子(三
井金属鉱業社製、Ag−3010、平均粒径0.11ミ
クロン)5部にトライトンを1部,水9部を加え、超音
波分散機で分散させる。これにD−1(PTFEディス
パージョン、ダイキン工業製)1部を加え、撹拌混合し
た。後にエタノールを2部加え、撹拌する事で自己組織
化させる。この沈殿物を1ミクロンの濾紙で濾過し、得
られた泥漿をガス供給層シート6に塗布した。塗布面は
ガス供給層シート6の切り込み側とした。
断面図である。図4に示すように、切り込み側に前記泥
漿を塗布することでガス供給層シート6上に反応層2を
得た。界面活性剤をエタノール抽出装置で除去し、60
℃で5時間、乾燥して反応層付きガス供給層シート5を
得た。この反応層付きガス供給層シート5を11cm×
21cmの長方形にカットする。線径0.1mm、50
メッシュの銀網9を12cm×22cmの長方形にカッ
トする。反応層付きガス供給層シート5、銀網9、ガス
供給層シート6の順で重ね、50kg/cm2 で350
℃、60秒間プレスすることにより、ガス拡散電極を得
た。この電極は、反応層がガス供給層内部に入り込んで
いるので反応層とガス供給層界面が剥離しにくく、集電
抵抗が低いことが確認できた。この電極を用いイオン交
換膜食塩電解槽を組立て連続運転した。電流密度30A
/dm2 、電解温度90℃、32%NaOH濃度状態で
理論値の2倍量の酸素を供給した結果、1.95Vの電
解槽電圧が得られた。50日間電圧変動無く運転でき、
現在も継続中である。
層シート6の上部から、5mm間隔で貫通切り込み7を
点線切りカッター(NTカッター製)を用いて入れた。
次いで、そのシートを10%ほど横方向に延伸してその
切り込み7を広げた。銀微粒子(三井金属鉱業社製、A
g−3010、平均粒径0.11ミクロン)5部にトラ
イトンを1部,水9部を加え、超音波分散機で分散させ
る。これにD−1(PTFEディスパージョン、ダイキ
ン工業社製)1部を加え、撹拌混合した後にエタノール
を2部加え、撹拌する事で自己組織化させる。この沈殿
物を孔径1ミクロンの濾紙で濾過し、反応層用の泥奬を
得る。
6を両面接着テープでガラス板に貼り付け、ガス供給層
シート6の片側面に反応層泥漿を塗布した。これによ
り、切れ込みにも同時に泥漿を充填してガス供給層シー
ト6の片側面に泥漿を塗り重ね、厚み0.1mm程度の
反応層2を形成した。界面活性剤をエタノール抽出装置
で除去し、80℃で5時間、乾燥して図6に示すような
反応層付きガス供給層シート5を得た。このようにして
得られた反応層付きガス供給層シート5を10cm×2
0cmの長方形にカットし、アルミ箔に挟み、ジグに入
れ50kg/cm2 で350℃、60秒間プレスする事
でガス拡散電極を得た。この電極は、反応層2がガス供
給層3を貫通しているので、反応層2とガス供給層3と
の界面が剥離しにくく、低抗値の低い反応層2の部分が
ガス供給層3のガス室側の表面に出ているので集電抵抗
が低い。この電極とイオン交換膜との間をゼロギャッブ
とした食塩電解槽を組立て、連続運転した。電流密度3
0A/dm2 、電解温度90℃、32%NaOH濃度
下、理論値の1.4倍量の酸素供給を行った結果、1.
93Vの電解槽電圧が得られた。
ンブラック(AB−12、平均粒径390オングストロ
ーム、電気化学工業社製)7部を添加、10分間撹拌し
て親水性カーボンブラックを分散する。更に、疎水性カ
ーボンブラック(No,6、平均粒径490オングスト
ローム、電気化学工業製)3部を添加し、10分間撹拌
して分散させた。この分散液に銀コロイド(田中貴金属
社製試作品、平均粒径0.1ミクロン)4部(重量)を
加え、撹拌して銀コロイドを混合する。更に、PTFE
ディスパージョン(D−1、平均粒径0.3ミクロン、
ダイキン工業社製)4部を加え、撹拌して混合する。こ
の分散液にイソプロピルアルコールを300部加えて自
己組織化させ、ろ過する事で反応層原料を得た。
る。4%濃度でトライトンを含む水200部に疎水性カ
ーボンブラック(No−6、平均粒径490オングスト
ローム、電気化学工業社製)6部を添加し、10分間撹
拌して分散させた。更に、PTFEディスパージョン
(D‐1平均粒径0.3ミクロン、ダイキン工業社製)
4部を加え、撹拌してPTFEディスパージョンを混合
する。得られたこの分散液にイソプロピルアルコールを
200部加え、自己組織化させる。このようにして得ら
れた原料にソルベントナフサを加え、ロール法で反応層
とガス供給層が積層されたシートを製造する。80℃で
3時間乾燥し、界面活性剤をエタノール抽出装置で除去
し、80℃で5時間乾燥して反応層ガス供給層接合シー
ト5を得た。
cm×21cmの長方形にカットする。線径0.1m
m、50メッシュの銀網を12cm×22cmの長方形
にカットする。同様にして第2のガス供給層シートを厚
さ0.1mmで作成し、片面に低分子量PTFEである
セフラルループ(セントラルガラス(株)製)を擦り付
け、撥水性を強化した。このシートに、貫通切り込みを
10mm間隔で点線切りカッター(NTカッター製)で
入れた。このシートを横方向に延伸し、切り込みの間隙
幅が2mmになるまで広げた。このガス供給層シートを
11cm×21cmの長方形にカットする。反応層付き
ガス供給層シート、銀網、切れ込み付きガス供給層シー
トの順で重ね、50kg/cm2 で350℃、60秒間
プレスする事でガス拡散電極を得た。このガス拡散電極
は、ガス供給層側に銀網が直接露出しているので、電極
をガス室の金属多孔体に押しつければ集電が容易に行え
る。また、露出した銀網と銀被覆したガス室の金属多孔
体とは容易に接合できる。例えば、250℃、圧着圧力
20kg/cm2 程度でプレスすればよい。
性剤を除去し、0.2mm厚のガス供給層シートの上部
から、点線切りカッター(NTカッター製)で切り込み
を5mm間隔で貫通させた。シートを10%延伸して切
り込みを広げた。銀微粒子(三井金属鉱業社製、Ag−
3050、平均粒径0.5ミクロン)に水を加え、泥漿
とする。泥漿を切り込みに表面張力でまるまる程度にた
らし込んで乾燥させ、図7に示すように銀微粒子を切れ
込みに充填した。この銀微粒子充填ガス供給層シート
は、実施例2及び3のガス供給層シートに変えてホット
プレスする事でガス拡散電極が得られる。図7は、集電
網の無いガス拡散電極1の例を示す断面図である。反応
層2が付いた第2のガス供給層シート5を設け、また切
れ込み10を入れた第1のガス供給層シート6を設けて
ある。第1のガス供給層シート6の切れ込み7には銀微
粒子を充填してあり、第1のガス供給層シート6と第2
のガス供給層シート6aを接合してある。集電網が無く
ても集電効果が十分発揮されることが分かった。
ら、製造コストが安く、電解時の電力効率も優れたガス
供給層とこれを使用したガス拡散電極を提供できる。本
発明のガス拡散電極は、ガス供給層と反応層の剥離強度
が向上し、また抵抗の低い反応層材、銀微粒子の集合
材、銀網等の集電体を直接ガス室の金属多孔体に接触さ
せる構造にすることも可能である。そのような構造にす
ると電流の流れる距離が短縮され集電抵抗が著しく低下
し、電極性能が向上する。集電体の線径を細くしたり、
全く使わなくても済むようにもなるのでその分で電極の
製造コストが安価になる。
す。
平面図を示す。
断面図を示す。
反応層付きガス供給層シートの断面図を示す。
トの断面図を示す。
反応層付きガス供給層シートの断面図を示す。
示す。
4)
ガス拡散電極用ガス供給層とこれを使用したガス拡散電
極に関し、詳しくはガス拡散電極の反応層側からガス室
側に直接集電、給電が出来るガス供給層と、これを使用
したガス拡散電極とに関する。
より上記の課題を解決した。 (1)PTFE多孔体で成るシート、又は疎水性カーボ
ンブラックとPTFEから成るシートに切れ込みを多数
設けたガス拡散電極用ガス供給層。 (2)外周に不連続に刃を有する円形刃で破線状に切れ
込みを入れたシート状のガス供給層を用いたガス拡散電
極。 (3)破線状の切れ込みは、ガス供給層シートを延伸し
て間隙を広げてある前記(2)記載のガス拡散電極。 (4)PTFE多孔体で成るシート、又は疎水性カーボ
ンブラックとPTFEから成るシートで、切れ込みを多
数設けたシートに、反応層原料を充填して作製されたガ
ス拡散電極。
ら、製造コストが安く、電解時の電力効率も優れたガス
拡散電極用ガス供給層とこれを使用したガス拡散電極を
提供できる。本発明のガス拡散電極は、ガス供給層と反
応層の剥離強度が向上し、また抵抗の低い反応層材、銀
微粒子の集合材、銀網等の集電体を直接ガス室の金属多
孔体に接触させる構造にすることも可能である。そのよ
うな構造にすると電流の流れる距離が短縮され集電抵抗
が著しく低下し、電極性能が向上する。集電体の線径を
細くしたり、全く使わなくても済むようにもなるのでそ
の分で電極の製造コストが安価になる。
Claims (4)
- 【請求項1】 PTFE多孔体で成るシート、又は疎水
性カーボンブラックとPTFEから成るシートに切れ込
みを多数設けたガス供給層。 - 【請求項2】 外周に不連続に刃を有する円形刃で破線
状に切れ込みを入れたシート状のガス供給層を用いたガ
ス拡散電極。 - 【請求項3】 破線状の切れ込みは、ガス供給層シート
を延伸して間隙を広げてある請求項2記載のガス拡散電
極。 - 【請求項4】 PTFE多孔体で成るシート、又は疎水
性カーボンブラックとPTFEから成るシートで、切れ
込みを多数設けたシートに、反応層原料を充填して作製
されたガス拡散電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11076155A JP3074475B1 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 切れ込みを有するガス供給層とこれを使用したガス拡散電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11076155A JP3074475B1 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 切れ込みを有するガス供給層とこれを使用したガス拡散電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074475B1 JP3074475B1 (ja) | 2000-08-07 |
JP2000273675A true JP2000273675A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13597160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11076155A Expired - Lifetime JP3074475B1 (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 切れ込みを有するガス供給層とこれを使用したガス拡散電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074475B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009533553A (ja) * | 2006-04-12 | 2009-09-17 | インドゥストリエ・デ・ノラ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 電解液浸透型セル用ガス拡散電極 |
WO2010048496A1 (en) * | 2008-10-24 | 2010-04-29 | Porex Corporation | Composite ptfe material and applications thereof |
US7795346B2 (en) | 2003-11-03 | 2010-09-14 | Porex Corporation | Sintered porous high melt-flow index materials and methods of making same |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11076155A patent/JP3074475B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
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JP2009533553A (ja) * | 2006-04-12 | 2009-09-17 | インドゥストリエ・デ・ノラ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 電解液浸透型セル用ガス拡散電極 |
WO2010048496A1 (en) * | 2008-10-24 | 2010-04-29 | Porex Corporation | Composite ptfe material and applications thereof |
US8628843B2 (en) | 2008-10-24 | 2014-01-14 | Porex Corporation | Composite PTFE materials and applications thereof |
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---|---|
JP3074475B1 (ja) | 2000-08-07 |
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