JP2000273212A - 脂肪族ポリエステル系延伸フィルム - Google Patents

脂肪族ポリエステル系延伸フィルム

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JP2000273212A
JP2000273212A JP11083541A JP8354199A JP2000273212A JP 2000273212 A JP2000273212 A JP 2000273212A JP 11083541 A JP11083541 A JP 11083541A JP 8354199 A JP8354199 A JP 8354199A JP 2000273212 A JP2000273212 A JP 2000273212A
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aliphatic polyester
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less
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Keiji Mori
啓治 森
Hisato Kobayashi
久人 小林
Naonobu Oda
尚伸 小田
Tadashi Okudaira
正 奥平
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドリング性と接着性とを両立させつつ、
粒子脱落が少なく、さらにラミネート加工時の加工適性
にも優れた、一般包装用フィルムとして有用な脂肪族ポ
リエステル系延伸フィルムを提供する。 【解決手段】 主たる繰り返し単位が一般式−O−CH
R−CO−(RはHまたは、炭素数1〜3のアルキル基
を示す)である脂肪族ポリエステルを主成分とし、かつ
滑剤粒子を含むポリマーからなる延伸フィルムにおい
て、厚み方向の屈折率(Nz)が1.440〜1.45
5であり、長手方向の屈折率から幅方向の屈折率を差し
引いた値が−0.020〜0であり、かつ少なくとも片
面における単位面積当たりの突起数(PCC値)が60
0〜2000個/mm2 であり、かつ三次元平均表面粗
さ(SRa)が0.03〜0.07μmであり、更に1
20℃における長手方向の熱収縮率が5%以下であるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脂肪族ポリエステ
ルを主成分とし、かつ滑剤粒子を含むポリマーからなる
延伸フィルムに関し、さらに詳しくは、生鮮食品、加工
食品、医薬品、医療機器、電子部品等の包装用フィルム
等として有用な脂肪族ポリエステル系延伸フィルムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリ乳酸をはじめとする脂肪族ポ
リエステル系フィルムは、自然環境下に棄却された場合
に分解すること、例えばポリ乳酸フィルムは土壌中にお
いて自然に加水分解したのち微生物によって無害な分解
物となることを特徴として開発されてきた。このような
脂肪族ポリエステル系フィルムは、自然界で分解させる
ことを優先して開発が進められ、このため、本来、脂肪
族ポリエステルが持つ優れた特性を十分に引き出すこと
ができていなかった。すなわち、フィルムの配向・結晶
化が進むことにより、加水分解や微生物による分解が抑
制されるために、フィルムの製膜時にフィルムの配向・
結晶化を抑制する必要があり、強度や熱寸法安定性が不
十分なものとなっていた。
【0003】これに対し、フィルムの配向性や結晶化度
を向上させて、強度や熱寸法安定性を改善する試みがな
されている。例えば、特開平7−207041号公報に
は、ポリ乳酸系重合体からなり、面配向度ΔPが3.0
×10-3以上であり、かつフィルムを昇温したときの結
晶融解熱量ΔHmと昇温中の結晶化により発生する結晶
化熱量ΔHcとの差(ΔHm−ΔHc)が20J/g以
上であるポリ乳酸系フィルムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなフィルムは、強度や熱寸法安定性が改善されている
ものの、フィルム表面の滑り性等が不十分であるため、
生鮮食品、加工食品、医薬品、医療機器、電子部品等の
包装用フィルムとして用いる場合、包装用途のフィルム
として必要である印刷工程やラミネート工程において寸
法変化を生じたり、しわが発生するなどの問題があるこ
とが明らかになった。つまり、フィルムの加工工程にお
いて、工程中のロールとフィルムとの間やフィルム同士
間での滑り性が悪い場合、印刷工程やラミネート工程に
おけるフィルム走行時の張力が増大し、寸法変化やしわ
の発生が生じ易くなり、強度や熱寸法安定性の向上のみ
では十分な対応ができないことが判明した。
【0005】一方、一般にフィルムには、成形加工時の
巻取り性、及び製品使用時の滑り性が要求される。この
滑り性が不十分な場合、フィルムの製造時及び加工時の
ハンドリング性が不良となり、フィルムの走行時のガイ
ドロール等との接触時に、滑り性不良により張力が増大
し、フィルム表面に擦り傷を発生する。
【0006】このようなフィルムの滑り性改良のため、
脂肪酸エステル系や、脂肪酸系および脂肪酸アマイド系
などの有機系潤滑剤および、シリカ、炭酸カルシウムな
どの無機の微粒子のアンチブロッキング剤などをフィル
ムに含有させることにより滑り性を改善し、ハンドリン
グ性を改善した適用例が、特開平8−34913号、特
開平9−278997号公報に開示されている。そこ
で、ハンドリング性の改良のために、これら両公報に記
載の滑剤を添加したところ、走行性は改善されたもの
の、包装用の袋を製造するにあたり、ポリオレフィン等
からなるシーラントフィルムとラミネートした際に、有
機系潤滑剤がフィルム表面にブリードアウトし、界面の
接着強度が不十分となった。つまり、前記の潤滑剤やア
ンチブロッキング剤の添加により、フィルムの加工適性
や包装用途に要求されるハンドリング性と接着性を両立
する事は、上記の如き従来技術では困難であった。
【0007】また、滑剤として無機粒子をフィルムに添
加した場合、そのフィルムの走行時の摩擦等により粒子
の脱落等が生じて白粉が発生し、後の印刷工程等におい
て支障をきたす場合があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述の問題を解
決すべく、ハンドリング性と接着性とを両立させつつ、
粒子脱落が少なく、さらにラミネート加工時の加工適性
にも優れた、一般包装用フィルムとして有用な脂肪族ポ
リエステル系延伸フィルムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく、フィルムの表面形態や分子配向等につい
て鋭意研究したところ、屈折率(Nz)及び(Nx−N
y)、突起数(PCC値)、三次元平均表面粗さ(SR
a)、及び熱収縮率を所定の数値範囲内にすることによ
って、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0010】即ち、本発明は、主たる繰り返し単位が一
般式−O−CHR−CO−(RはHまたは、炭素数1〜
3のアルキル基を示す)である脂肪族ポリエステルを主
成分とし、かつ滑剤粒子を含むポリマーからなる脂肪族
ポリエステル系延伸フィルムにおいて、厚み方向の屈折
率(Nz)が1.440〜1.455であり、長手方向
の屈折率(Nx)から幅方向の屈折率(Ny)を差し引
いた値(Nx−Ny)が−0.020〜0であり、かつ
少なくとも片面における単位面積当たりの突起数(PC
C値)が600〜2000個/mm2 であり、かつ三次
元平均表面粗さ(SRa)が0.03〜0.07μmで
あり、更に120℃における長手方向の熱収縮率が5%
以下であることを特徴とする。ここで、Nz、Nx−N
y、PCC値、SRa及び熱収縮率は、実施例における
評価方法で測定される値を指す。
【0011】上記において、ヘイズが8%以下であるこ
とが好ましい。ここで、ヘイズは実施例における評価方
法で測定される値を指す。
【0012】また、前記滑剤粒子として、平均粒子径が
0.5〜5μmの不活性粒子を0.02〜0.5重量%
含有することが好ましい。
【0013】前記熱収縮率は上記の数値範囲のうち、特
に3%以下であることが好ましい。
【0014】また、前記脂肪族ポリエステルは、後述の
如く種々のものが挙げられるが、ポリ乳酸であることが
好ましい。
【0015】[作用効果]本発明によると、実施例の結
果が示すように、ハンドリング性と接着性とを両立させ
つつ、粒子脱落が少なく、さらにラミネート加工時の加
工適性にも優れた、一般包装用フィルムとして有用な脂
肪族ポリエステル系延伸フィルムを提供することができ
る。その理由の詳細は明らかではないが、次のように考
えられる。つまり、屈折率(Nz)とNx−Nyは、分
子配向の指標となり、各方向におけるフィルムの強度や
熱収縮率に影響するため、これを所定範囲内にすること
で、ラミネート加工時の加工適性を改善することができ
る。また、突起数(PCC値)や三次元平均表面粗さ
(SRa)は、滑り性や粒子脱落のし易さの基準とな
り、これを所定範囲内にすることで、ハンドリング性や
粒子脱落を改善することができると考えられる。
【0016】上記において、ヘイズが8%以下である場
合、特に透明性が高いフィルムとなる。
【0017】前記滑剤粒子として、平均粒子径が0.5
〜5μmの不活性粒子を0.02〜0.5重量%含有す
る場合、突起数(PCC値)や三次元平均表面粗さ(S
Ra)を所定範囲内に制御し易く、更に透明性が高いも
のとなる。
【0018】前記熱収縮率が3%以下である場合、ラミ
ネート加工時において平面性が更に好適に維持される。
【0019】また、前記脂肪族ポリエステルのうちポリ
乳酸は、成形性、耐熱性、コストなどの総合的な面か
ら、本発明において好適に使用される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、使用材料、製造方法、物性等の順で説明する。
【0021】(使用材料)本発明で使用する脂肪族ポリ
エステルは、一般式−O−CHR−CO−(RはHまた
は炭素数1〜3のアルキル基を示す)を主たる繰り返し
単位とする。ここで、炭素数1〜3のアルキル基として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基が挙げられる。具体的な脂肪族ポリエステルとして
は、例えばポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ(2−オ
キシ酪酸)等を挙げることができるが、これらに限定さ
れるものではない。これらは単独重合体でもよく、或い
は混合物や共重合体を使用してもかまわない。その場
合、他の混合樹脂成分や他の共重合体成分を、本発明の
作用効果を損なわない範囲で含有させることができる。
なお、Rが炭素数4以上のアルキル基を除外したのは、
溶融押出し時の熱安定性や配向結晶化が低下するためで
ある。
【0022】ポリマー中、不斉炭素を有するものについ
ては、L−体、DL−体、D−体といった光学異性体が
存在するが、それらのいずれでもよく、また、それら異
性体の混合物でも良い。これらフィルムの素材となる上
述したポリマーは、対応するα−オキシ酸の脱水環状エ
ステル化合物を開環重合する等の公知の方法で製造され
る。
【0023】脂肪族ポリエステルの重量平均分子量は、
1万〜50万が好ましい。重量平均分子量が1万未満で
あると、得られたフィルムの物性が著しく劣り、且つ、
溶融時の分解速度が速くなり、また、フィルム製造時の
押出し性、二軸延伸性も低下する傾向がある。一方、重
量平均分子量が50万以上の高粘度重合体になると溶融
押出しが困難になる傾向がある。かかる観点より、好ま
しい重量平均分子量の範囲は5万〜30万である。
【0024】また、本発明の延伸フィルムに含有される
滑剤粒子としては、無機粒子、有機塩粒子や架橋高分子
粒子を添加することが出来る。
【0025】無機粒子としては、炭酸カルシウム、カオ
リン、タルク、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸
カルシウム、硫酸バリウム、リン酸リチウム、リン酸カ
ルシウム、リン酸マグネシウム、酸化アルミニウム、酸
化ケイ素、酸化チタン、酸化ジルコニウム、フッ化リチ
ウム等が挙げられる。特に、良好なハンドリング性を得
ながら更にヘイズの低いフィルムを得るためには、無機
粒子として一次粒子が凝集してできた凝集体のシリカ粒
子を使用するのが好ましい。
【0026】有機塩粒子としては、蓚酸カルシウムや、
カルシウム、バリウム、亜鉛、マンガン、マグネシウム
等のテレフタル酸塩等が挙げられる。
【0027】架橋高分子粒子としては、ジビニルベンゼ
ン等を架橋剤とする、スチレン、アクリル酸、メタクリ
ル酸、アクリル酸またはメタクリル酸のビニル系モノマ
ーの単独または共重合体が挙げられる。その他、ポリテ
トラフルオロエチレン、ベンゾグアナミン樹脂、熱硬化
エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、熱硬化性尿素
樹脂、熱硬化性フェノール樹脂などの有機粒子を用いて
もよい。
【0028】上記の如き滑剤粒子のサイズ及び添加量
は、PCC値、及びSRaを調整するために重要である
が、これらが所定の範囲内に入るならば、そのサイズ及
び添加量特に限定されるものではない。但し、滑剤の平
均粒子径は0.5μm以上5μm以下、特に1μm以上
4μm以下が好ましく、添加量としては0.02重量%
以上0.5重量%以下、特に好ましくは0.03重量%
以上0.5重量%以下である。
【0029】滑剤の平均粒子径が0.5μm未満ではS
Raを0.03μm以上にすることが難しく、5μmよ
り大きいとPCC値を600個/mm2 以上、SRaを
0.07μm以下にすることが困難となる。また添加量
は0.02重量%未満ではPCC値を600個/mm2
以上、SRaを0.03μm以上にすることが難しく、
0.5重量%より大きいとSRaを0.07μm以下に
することが困難となる。
【0030】上記の滑剤粒子の添加方法は特に限定しな
いが、滑剤粒子を所定の溶媒に分散あるいは溶解させ、
フィルム原料に混合・分散等させる方法、または重合反
応中の系に滑剤粒子を分散する方法等がある。
【0031】本発明の延伸フィルムには、その用途に応
じて結晶核剤、酸化防止剤、着色防止剤、顔料、染料、
紫外線吸収剤、離型剤、易滑剤、難燃剤、帯電防止剤を
配合してもよい。但し、本発明の延伸フィルムは、ヒー
トシール層を形成された後、透明で内容物が見えること
が好ましいので、ヒートシール層が形成される前におい
ても高い透明性を有することが好ましい。
【0032】なお、有機系滑剤としては、炭化水素樹
脂、脂肪酸エステル、パラフィン、高級脂肪酸、脂肪族
ケトン、および脂肪酸アミド等が知られているが、本発
明では、フィルムの表面形態を前述の形態とすることに
より、滑り性の特性付与が可能であるため、必ずしも、
有機系滑剤を添加する必要は無い。また、これら有機滑
剤を添加すると、有機滑剤がフィルム表面にブリードア
ウトしてくるためポリオレフィン等とのシーラントフィ
ルムとラミネートした後の接着強度が、不十分となるた
め、有機滑剤を添加しない方が好ましい。
【0033】(製造方法)本発明の延伸フィルムは、二
軸延伸後に熱固定されたフィルムであることが好まし
く、公知の方法で製膜し、延伸され製造される。
【0034】本発明において、上記の使用材料をフィル
ムとして押出成形する方法は、公知のT−ダイ法、イン
フレーション法等が適用でき、これらの方法により未延
伸フィルムを得ることができる。押出し温度は、使用す
るポリマーの融解温度(Tm)〜Tm+70℃の範囲、
より好ましくは、Tm+20〜Tm+50℃の範囲であ
る。押出し温度が低すぎると押出し安定性が得難く、ま
た過負荷に陥りやすい。また逆に高すぎるとポリマーの
分解が激しくなるので好ましくない。本発明で使用する
押出機のダイは、環状または線状のスリットを有するも
のでよい。その際、ダイの温度は押出温度範囲と同じ程
度でよい。
【0035】未延伸フィルムの二軸延伸は、一軸目の延
伸と二軸目の延伸を逐次に行っても、同時に行ってもよ
い。
【0036】各縦・横方向への延伸時の延伸温度は、使
用するポリマーのガラス転移温度(Tg)〜Tg+50
℃の範囲が好ましい。さらに好ましくはTg+10〜T
g+40℃の範囲である。延伸温度がTg未満では延伸
が困難であり、Tg+50℃を越えると、厚み均一性や
得られたフィルムの機械的強度が低下する傾向がある。
【0037】縦、横の延伸は1段階でも多段階に分けて
行ってもよいが、それぞれの延伸方向に最終的には少な
くとも3倍以上、更に好ましくは、3.5倍以上、また
縦・横面積倍率で9倍以上、更に好ましくは12倍以上
延伸することが、厚みの均一性や機械的性質の点から重
要である。縦、横延伸比がそれぞれ3倍未満、また面積
倍率が9倍未満では、厚み均一性の良いフィルムは得ら
れず、また機械的強度等の物性の向上も乏しくなる傾向
がある。
【0038】本発明において、屈折率(Nz)および熱
収縮率を所定の範囲とするために重要なことは、縦延伸
を二段以上で行い、少なくとも一回はTg+20℃〜T
g+40℃の範囲で延伸速度が10000%/分、好ま
しくは15000%/分、さらに好ましくは20000
%/分以上で延伸する工程を含むことである。
【0039】また、PCC値及びSRaを所定の範囲と
するためには、添加する滑剤粒子のサイズや添加量もさ
ることながら、各縦・横方向への延伸の条件や組合せの
仕方が重要となる。例えば、縦方向に1段以上延伸した
後に横方向に延伸する方法の場合、縦方向の延伸が終了
した後の縦方向の屈折率(Nx)を1.465以下にし
ておくことが好ましい。Nxが1.465を超えると、
製造工程中で表面突起の形成が不十分となり、ハンドリ
ング性が不良となりやすい傾向がある。
【0040】また、延伸後の熱固定は、熱収縮率を所定
の範囲とするため重要であり、145℃〜融点で1秒〜
3分間程度行うのが好ましい。また、同様の理由より、
横弛緩処理を行うのが好ましく、0〜8%程度の横弛緩
処理を施すのが好ましい。
【0041】本発明の脂肪族ポリエステル系延伸フィル
ムは、製造工程において共押出し法やコーティング法に
よって複層化してもよい。また、本発明のフィルムは、
表面エネルギーを向上する目的で、コロナ処理、プラズ
マ処理や火炎処理等の表面処理を施しても良い。
【0042】(物性等)以上のようにして得られる本発
明の脂肪族ポリエステル系延伸フィルムの物性等は次の
通りである。
【0043】脂肪族ポリエステル系延伸フィルムは、少
なくとも片面において、単位面積当たりの突起数(PC
C値)が600〜2000個/mm2 であることが必要
である。PCC値が600個/mm2 未満では、ハンド
リング性が不良となる。また、PCC値が2000個/
mm2 を超えると、透明性が不十分となる。
【0044】さらに、三次元平均表面粗さSRaが0.
03〜0.07μmであること必要である。三次元表面
粗さSRaが0.03μm未満では、ハンドリング性が
不良となる。また、三次元平均表面粗さSRaが0.0
7μmを超えると、透明性が不良となり、さらに印刷時
に突起が削れ発生した白紛(脱落粒子)によって印刷抜
けが発生するなどの問題が生じる。
【0045】上記のPCC値及びSRaは、フィルムの
製膜・延伸条件及び滑剤粒子の種類やサイズによって調
整することができる。
【0046】包装用途などの透明性が要求される用途
に、本発明の延伸フィルムを使用する場合、上記のPC
C値およびSRaを所定の範囲内にすることにより、透
明性も良好なものとなるが、その透明性の指標であるヘ
イズを8%以下にすることにより更に好ましいものとな
る。
【0047】厚み方向の屈折率(Nz)は1.440以
上1.455以下である必要があり、さらに好ましくは
1.445以上1.455以下である。Nzが1.44
0未満ではフィルムを製膜する工程において破断が発生
しやすくなる。また1.455以上を越えるとラミネー
ト加工等でフィルムが加熱された場合に平面性の乱れを
発生するため好ましくない。
【0048】また、長手方向の屈折率(Nx)から幅方
向の屈折率(Ny)を差し引いた値(Nx−Ny)は−
0.020以上0以下である必要があり、さらに好まし
くは−0.015以上0以下である。Nx−Nyが−
0.020未満ではラミネート加工等でフィルムが加熱
された場合に、フィルムの搬送張力により引き伸ばさ
れ、印刷ずれおよび波うちを発生し平面性が悪化するた
め好ましくない。また、Nx−Nyが0を越えると厚み
むらが大きくなりやすい。
【0049】更に、120℃における長手方向の熱収縮
率は5%以下であり、更に好ましくは3%以下である。
熱収縮率が5%より大きいと印刷工程においては印刷ず
れが発生し、ヒートシール時にはしわが発生するため好
ましくない。
【0050】なお、フィルムの厚さは、使用目的によっ
て異なるが、5〜200μm程度である。
【0051】以上のようにNz、Nx−Ny、熱収縮率
が所定の範囲内にあることに加え、前記のPCC値及び
SRaを所定の範囲内にすることで、強度や熱寸法安定
性だけでなく、滑り性や粒子脱落が改善されるため、印
刷工程やラミネート工程等でのフィルムの走行性が安定
化するのに加え、ラミネート加工時のフィルムの平面性
の乱れ等が抑制されるようになる。
【0052】
【実施例】以下、実施例、比較例を挙げて本発明の内容
及び効果を具体的に説明するが、本発明は、その要旨を
逸脱しない限り以下の実施例に限定されるものではな
い。なお、以下の実施例、比較例における物性の評価方
法は以下の通りである。
【0053】(1)厚み方向、長手方向および幅方向の
屈折率(Nz、Nx、Ny) 株式会社アタゴ製アッベ屈折計1Tを用いて、それぞれ
の屈折率を測定した。結果を表2に示す。
【0054】(2)熱収縮率 フィルムを幅10mm、長さ250mmで、長辺がフィ
ルムの長手方向になるように取り、200mm間隔で印
をつけ5gの一定張力で間隔Aを測る。続いて、無荷重
で30分間、120度の雰囲気中のオーブンに入れた後
の印の間隔Bを求め、以下の式により熱収縮率を求め
た。結果を表2のHS120の項目に示す。
【0055】HS120(%)=(A−B)/A×10
0 (3)加工適性、および接着性評価 各実施例、比較例で得られた熱可塑性フィルムのコロナ
処理面上に、グラビアインキ(ラミエース61白二液タ
イプ、東洋インキ社製)をグラビア印刷して印刷インキ
層を形成し、次いで接着剤AD585/CAT−10
(東洋モートン社製)を2g/m2 塗布した後、常法に
従って未延伸ポリプロピレンフィルム、60μm(P1
120、東洋紡績製)をドライラミネート法にて貼り合
わせシーラント層を設け、脂肪族ポリエステル系フィル
ム積層体を得た。これの工程においてフィルムの状態を
観察し三段階評価を実施した。 ○;フィルムの状態良好 △;しわおよび印刷ずれが若干発生 ×;平面性悪化が見られ、しわおよび印刷ずれ問題あり また、上記で印刷インキ層を設けないで、同様の手順で
接着剤の塗布及びシーラント層を設けた脂肪族ポリエス
テル系フィルム積層体を得、乾燥時および湿潤時の剥離
強度を測定した。測定条件は、引張速度100mm/分
での90°剥離試験結果である。両特性の評価結果を表
3に示す。
【0056】(4)三次元表面粗さ(SRa) フィルム表面を触針式3次元表面粗さ計(SE−3A
K, 株式会社小坂研究所社製)を用いて、針の半径2
μm、荷重30mgの条件下に、フィルムの長手方向に
カットオフ値0.25mmで、測定長1mmにわたり、
針の送り速度0.1mm/秒で測定し、2μmピッチで
500点に分割し、各点の高さを3次元粗さ解析装置
(SPA−11)に取り込ませた。これと同様の操作を
フィルムの幅方向について2μm間隔で連続的に150
回、即ちフィルムの幅方向0.3mmにわたって行な
い、解析装置にデータを取り込ませた。次に、解析装置
を用いて、SRaを求めた。結果を表2に示す。
【0057】(5)単位面積当たりの突起数(PCC
値) 上記SRaの算出時における基準高さを有する基準面か
ら0.00625μm以上の高さをもつ突起の数を、1
mm2 当たりについて表した。結果を表2に示す。
【0058】(6)ヘイズ ヘイズをJIS−K6714 に準じ、日本精密光学
(株)製300Aを用いて測定した。結果を表2に示
す。
【0059】(7)フィルムのハンドリング性、粒子脱
落 フィルムを細幅にスリットしたテープ状とし、これを金
属製ガイドロールにこすり付けて高速でかつ長時間走行
させ、このガイドロール擦過後のテープ張力の大小およ
びガイドロールの表面に発生する白紛量の多少を、それ
ぞれ以下に示すように5段階評価し、ランク付けした。
結果を表3に示す。 (イ)ハンドリング性 1級;張力大(擦り傷多い) 2級;張力やや大(擦り傷かなり多い) 3級;張力中(擦り傷ややあり) 4級;張力やや小(擦り傷ほとんどなし) 5級;張力小(擦り傷発生なし) (ロ)粒子脱落 1級;白紛の発生非常に多い 2級;白紛に発生多い 3級;白紛の発生ややあり 4級;白紛の発生ほぼなし 5級;白紛の発生なし。
【0060】実施例1〜2 L−ラクチド100重量部に触媒としてオクチル酸スズ
0.03重量部を反応缶に仕込み、缶内の温度を190
℃で1時間反応を行い、反応終了後、得られた反応系を
減圧にして、残留するL−ラクチドを留去した。得られ
たポリマーの重量平均分子量は135000であった。
【0061】滑剤粒子はL−ラクチドのスラリーにして
平均粒子径1.8μmの凝集体シリカ粒子(富士シリシ
ア化学株式会社製SYLYSIA 350)をL−ラク
チド重合反応開始前に、表1に示す添加量だけ添加し
た。
【0062】上記のポリ乳酸を常法により110℃で4
時間真空乾燥させた後、205℃でTダイから押し出
し、静電荷により21℃のキャスティングドラムに密着
させ急冷固化し、厚さ258μmのキャストフィルムを
得た。複数本のセラミックロールによりフィルム温度を
96℃に予熱しロール間で30000%/分の延伸速度
で縦方向に1.4倍延伸し、更に97℃で2.5倍縦方
向に延伸した。次いでテンター式延伸機で横方向に78
℃で3.75倍延伸した後、155℃で1分間熱固定し
た後、134℃で3%横弛緩処理を行った。これにより
厚さ20μmの延伸フィルムを得た。表2及び表3にそ
の物性等を示す。ここで、縦延伸終了後の縦方向の屈折
率Nxは1.448であった。また、実施例1〜2で得
られたフィルムは何れも透明性が良好であった。
【0063】比較例1〜2 実施例1において、滑剤の添加量を表1に示す添加量に
する以外は、実施例1と全く同様にして、延伸フィルム
を得た。この製法により、PCC値、SRaが本発明の
所定範囲を外れるものとなった。表2及び表3にその物
性等を示す。なお、比較例1で得られたフィルムは透明
性が良好であったが、比較例2で得られたフィルムの透
明性は不良であった。
【0064】実施例3 実施例1において、滑剤として球状シリカ粒子(水澤化
学工業株式会社製AMT−シリカ#100B)を0.1
0重量%添加した以外は、実施例1と同様にして延伸フ
ィルムを作成した。表2及び表3にその物性等を示す。
得られたフィルムの透明性は良好であった。
【0065】実施例4 実施例1において、熱固定を150℃で実施した以外は
全く同様の方法で、延伸フィルムを得た。表2及び表3
にその物性等を示す。
【0066】比較例3 実施例1において、滑剤として球状シリカ粒子(水澤化
学工業株式会社製AMT−シリカ#500B)を0.1
2重量%添加した以外は、実施例1と同様にしてフィル
ムを作成した。この製法により、SRaが本発明の所定
範囲を外れるものとなった。表2及び表3にその物性等
を示す。得られたフィルムの透明性は不良であった。
【0067】比較例4 実施例1において、縦延伸を温度65℃で倍率3.5倍
にした以外は実施例1と同様にフィルムを作成した。こ
の製法により、Nz、Nx−Nyが本発明の所定範囲を
外れるものとなった。表2及び表3にその物性等を示
す。また、得られたフィルムの透明性は良好であった。
【0068】比較例5 実施例1において、滑剤粒子として無機滑剤である平均
粒径7nmのシリカ粒子(日本アエロジル株式会社製、
商品名アエロジル300)と、有機系滑剤であるニュー
トロンS(日本精化株式会社製)とを用いた以外は、実
施例1と同様にしてフィルムを作成した。この製法によ
り、PCC値が本発明の所定範囲を外れるものとなっ
た。表2及び表3にその物性等を示す。剥離強度(g/
15mm)は、乾燥時、膨潤時それぞれ148/55で
あり低レベルな結果であった。
【0069】比較例6 比較例5において、有機滑剤の添加量をゼロとした以外
は、比較例5と同様にしてフィルムを作成した。この製
法により、PCC値が本発明の所定範囲を外れるものと
なった。表2及び表3にその物性等を示す。剥離強度
(g/15mm)は、乾燥時、膨潤時それぞれ310/
203と良好であった。
【0070】比較例7 実施例1において縦延伸を複数本のセラミックロールに
よりフィルム温度95℃に予熱しロール間で30000
%/分の延伸速度で縦方向に2.5倍に一段延伸で実施
した以外はまったく同様の方法で延伸フィルムを得た。
この製法により、Nz、Nx−Nyが本発明の所定範囲
を外れるものとなった。表2及び表3にその物性等を示
す。
【0071】比較例8 実施例1において縦延伸を5000%/分にした以外は
まったく同様の方法で延伸フィルムを得た。この製法に
より、Nz、Nx−Nyが本発明の所定範囲を外れるも
のとなった。表2及び表3にその物性等を示す。
【0072】比較例9 実施例1において熱固定を140℃で実施した以外は、
まったく同様の方法で延伸フィルムを得た。この製法に
より、熱収縮率が本発明の所定範囲を外れるものとなっ
た。表2及び表3にその物性等を示す。
【0073】
【表1】
【表2】
【表3】 表2及び表3の結果が示すように、Nz、Nx−Ny、
PCC値、SRa、及び熱収縮率を前記所定の数値範囲
内にすることによって、ハンドリング性と接着性とを両
立させつつ、粒子脱落が少なく、さらにラミネート加工
時の加工適性にも優れた脂肪族ポリエステル系延伸フィ
ルムを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 13/04 C08K 13/04 C08L 67/04 C08L 67/04 // B29K 67:00 B29L 7:00 (72)発明者 小田 尚伸 福井県敦賀市東洋町10番24号 東洋紡績株 式会社総合研究所敦賀分室内 (72)発明者 奥平 正 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 3E086 AD01 BA02 BA15 BA33 BA35 BB22 BB41 BB51 BB55 BB62 BB90 CA01 CA17 CA18 CA22 CA25 CA27 CA28 CA31 4F071 AA43 AB15 AB17 AB19 AB21 AB24 AB26 AD02 AD06 AE11 AF30Y AF31Y AF61 AF61Y AG28 AH04 BB07 BB08 BC01 BC10 BC14 BC16 4F210 AA24 AE01 AG01 QA02 QA03 QC05 QC06 QD16 QG01 QG18 QW07 QW12 4J002 CF031 DD036 DE096 DE136 DE146 DE236 DG056 DH046 DJ016 DJ036 DJ046 EG036 EG106 FD176 GG02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主たる繰り返し単位が一般式−O−CH
    R−CO−(RはHまたは、炭素数1〜3のアルキル基
    を示す)である脂肪族ポリエステルを主成分とし、かつ
    滑剤粒子を含むポリマーからなる脂肪族ポリエステル系
    延伸フィルムにおいて、 厚み方向の屈折率(Nz)が1.440〜1.455で
    あり、長手方向の屈折率(Nx)から幅方向の屈折率
    (Ny)を差し引いた値(Nx−Ny)が−0.020
    〜0であり、かつ少なくとも片面における単位面積当た
    りの突起数(PCC値)が600〜2000個/mm2
    であり、かつ三次元平均表面粗さ(SRa)が0.03
    〜0.07μmであり、更に120℃における長手方向
    熱収縮率が5%以下であることを特徴とする脂肪族ポ
    リエステル系延伸フィルム。
  2. 【請求項2】 ヘイズが8%以下である請求項1記載の
    脂肪族ポリエステル系延伸フィルム。
  3. 【請求項3】 前記滑剤粒子として、平均粒子径が0.
    5〜5μmの不活性粒子を0.02〜0.5重量%含有
    する請求項1または2記載の脂肪族ポリエステル系延伸
    フィルム。
  4. 【請求項4】 前記熱収縮率が3%以下である請求項1
    〜3いずれかに記載の脂肪族ポリエステル系延伸フィル
    ム。
  5. 【請求項5】 前記脂肪族ポリエステルがポリ乳酸であ
    る請求項1〜4いずれかに記載の脂肪族ポリエステル系
    延伸フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001059029A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 2軸配向脂肪族ポリエステル系フィルム及びその製造方法
JP2004359948A (ja) * 2003-05-14 2004-12-24 Toray Ind Inc 成形用二軸延伸ポリ乳酸フィルムおよび容器

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