JP2000272972A - ホットプレス方法およびセラミックス焼結体の製造方法 - Google Patents

ホットプレス方法およびセラミックス焼結体の製造方法

Info

Publication number
JP2000272972A
JP2000272972A JP11079504A JP7950499A JP2000272972A JP 2000272972 A JP2000272972 A JP 2000272972A JP 11079504 A JP11079504 A JP 11079504A JP 7950499 A JP7950499 A JP 7950499A JP 2000272972 A JP2000272972 A JP 2000272972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release agent
agent layer
release
sintered body
groove gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11079504A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Sawamura
建太郎 澤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP11079504A priority Critical patent/JP2000272972A/ja
Publication of JP2000272972A publication Critical patent/JP2000272972A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼結後に切断する必要がなく生産性に優れた
ホットプレス方法を提供すること。 【解決手段】 焼成前の複数のグリーンシート4を、第
1離型剤層としてのBNシート6を介して配置して積層
体ブロック10を形成し、このブロック10を所望形状
に切断し、切断溝隙間12aおよび12bを形成する。
次に、切断溝隙間12aおよび12bに、BN粒子を含
むスラリー液20を注入し、第2離型剤層を形成し、こ
の積層体ブロック10aを、加圧しながら焼成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットプレス方法
およびセラミックス焼結体の製造方法に係り、さらに詳
しくは、焼結後に切断する必要がなく生産性に優れたホ
ットプレス方法と、切断することが困難である所望形状
のセラミックス焼結体を、ダイヤモンドカッターのよう
な超硬工具を用いずに、高生産性および低コストで製造
することができるセラミックス焼結体の製造方法とに関
する。
【0002】
【従来の技術】タングステン、モリブデン、チタン、タ
ンタル、ジルコニウムなどのような金属の酸化物、炭化
物、窒化物、ホウ化物またはケイ化物や炭化ケイ素、窒
化ケイ素、窒化ホウ素、ケイ化ホウ素などのセラミック
ス焼結体は、電子部品用素子、工具、電気絶縁材、るつ
ぼ材、原子炉材料、発熱体、タービン材、サーメット
材、高温用電極、コーティング材などとして広く用いら
れている。
【0003】これらのセラミックス焼結体は、通常、ホ
ットプレス装置を用いた加圧焼結法によって製造されて
いるが、従来、これを用途に応じて所望の形状に加工す
るには、得られた焼結体をダイヤモンドカッターその他
の超硬材料から成る切断工具を用いて切断する方法が採
用されている。
【0004】しかしながら、これらのセラミックス焼結
体は、それ自体高硬度のため、ダイヤモンドカッターに
用いるダイヤモンド砥粒の消耗が著しく、高コストにな
るのを避けられない上に、切断に長時間を要し、作業能
率が低いという欠点を有している。
【0005】そのほか、放電加工やレーザー加工により
切断することも提案されているが、これには特殊な装置
を必要とする上に、適用範囲が制限されるという欠点が
ある。
【0006】また、ホットプレス焼成前に、グリーンシ
ートまたはグリーンブロックを素子形状に予め加工して
予備成形体を形成しておき、焼成時には、表面に窒化ホ
ウ素(BN)粉を塗布した黒鉛スペーサーを用いて予備
成形体を分離保持した状態で、ホットプレスする方法も
提案されている。この方法では、焼成後に焼結体を切断
することなく、素子を得ることができるが、黒鉛スペー
サーの強度を確保するため、その厚みを素子と同程度に
する必要がある。このため、焼成領域の実質体積が減少
し生産性の低下を来すだけでなく、高価な黒鉛スペーサ
ーを消耗品として使用するため、高コスト化の原因とな
る。
【0007】このような理由から、ホットプレス焼成
は、生産性が低く、且つ高コストのものとなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
実状に鑑みてなされ、焼結後に切断する必要がなく生産
性に優れたホットプレス方法を提供することを第1の目
的とする。本発明の第2の目的は、切断することが困難
である所望形状のセラミックス焼結体を、ダイヤモンド
カッターのような超硬工具を用いずに、高生産性および
低コストで製造することができるセラミックス焼結体の
製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るホットプレス方法は、焼成前の2以上
の予備成形体を、第1離型剤層を介して配置する工程
と、前記予備成形体を第1離型剤層と共に所望形状に切
断し、切断溝隙間を形成する工程と、前記切断溝隙間
に、第2離型剤層を形成する工程と、前記第1離型剤層
および第2離型剤層が介在された予備成形体を加圧しな
がら焼成する工程とを有する。
【0010】また、本発明に係るセラミックス焼結体の
製造方法は、焼成後にセラミックス焼結体となるべき予
備成形体を成形する工程と、焼成前の2以上の前記予備
成形体を、第1離型剤層を介して配置する工程と、前記
予備成形体を第1離型剤層と共に所望形状に切断し、切
断溝隙間を形成する工程と、前記切断溝隙間に、第2離
型剤層を形成する工程と、前記第1離型剤層および第2
離型剤層が介在された予備成形体を焼成する工程とを有
する。
【0011】本発明に係る方法において、焼成前の前記
予備成形体の具体的形状は特に限定されないが、たとえ
ばシート形状であり、ドクターブレード法などにより成
形される。これらのシート状予備成形体は、切断前に、
第1離型剤層を介して積層させることが好ましい。
【0012】本発明に係る方法において、切断工程に用
いる切断装置としては、特に限定されず、普通の軟質シ
ートまたはブロックを裁断するのに慣用されている装置
または工具、たとえばワイヤソー、ダイシングソー、ナ
イフ刃などが用いられる。
【0013】本発明に係る方法は、焼成後の成形体(た
とえばセラミックス焼結体)を、前記第1離型剤層およ
び第2離型剤層にて分離する工程をさらに有することが
好ましい。
【0014】この場合において、前記焼成後の成形体に
振動および/または衝撃(研削加工を含む)を加えるこ
とにより、前記焼成後の成形体を、前記第1離型剤層お
よび第2離型剤層にて分離することが好ましい。焼成後
の成形体に振動および/または衝撃(研削加工を含む)
を加える方法としては、特に限定されないが、バレル研
磨、サンドブラストなどの方法を採用することが好まし
い。
【0015】本発明に係る方法では、離型シートを予備
成形体間に挟むことで前記第1離型剤層を形成すること
が好ましい。または予備成形体の表面に、離型粒子を塗
布することにより前記第1離型剤層を形成しても良い。
塗布方法としては、特に限定されないが、スプレー塗布
などを例示することができる。
【0016】離型シートまたは離型粒子を構成する材質
としては、焼成温度において成形体に対して融着せずか
つ反応しない程度の耐熱性を有するものであれば特に限
定されないが、好ましくは黒鉛、窒化ホウ素(BN)、
SiC等の非酸化物材料が用いられ、特に好ましくは六
方晶BNが用いられる。
【0017】本発明に係る方法において、前記切断溝隙
間に、離型粒子を含む流体を注入することで、前記第2
離型剤層を形成することが好ましい。離型粒子として
は、上述した材質の離型粒子が用いられ、好ましくはB
N製離型粒子が用いられる。
【0018】本発明に係る方法において、前記切断溝隙
間に、離型粒子を含む流体を注入することで、前記第2
離型剤層を形成することが好ましい。また、前記切断溝
隙間が形成された予備成形体を、離型粒子を含む流体中
に浸漬し、離型粒子を含む流体を含む環境を減圧するこ
とにより、前記切断溝隙間に離型粒子を注入することが
さらに好ましい。なお、離型粒子を含む流体を、前記切
断溝隙間に強制的に注入するための方法としては、この
ような真空脱泡に限らず、真空圧入、圧入、自然含浸な
どの方法を採用することができる。
【0019】本発明に係る方法では、前記切断溝隙間に
注入された離型粒子を含む流体中の液体成分を、焼成前
に除去することが好ましい。
【0020】本発明に係る方法において、前記切断溝隙
間に注入された離型粒子を含む流体中の液体成分が、前
記予備成形体に含まれるバインダーの溶解を最小限(0
を含む)にするように選択されることが好ましい。離型
粒子を含む流体は、たとえばスラリー状であり、予備成
形体に含まれるバインダーが有機バインダーである場合
には、離型粒子を含む流体の液体成分は、有機バインダ
ーと相容性のない水または水溶性溶液であることが好ま
しい。
【0021】
【作用】本発明に係るホットプレス方法では、焼成前の
2以上の予備成形体を、第1離型剤層を介して配置(た
とえば積層)した後に、これら予備成形体を第1離型剤
層と共に所望形状に切断する。その後、切断後の分離さ
れた予備成形体を相対的に動かすことなく、この切断に
より得られた切断溝隙間に第2離型剤層を形成する。そ
の後、第1離型剤層および第2離型剤層が介在された予
備成形体を加圧しながら焼成する。このような本発明に
係るホットプレス方法では、第1離型剤層および第2離
型剤層が介在された予備成形体を加圧しながら焼成する
ので、焼成後の高硬度の成形体を切断する必要がなく、
振動や衝撃などを加えるのみで、第1離型剤層および第
2離型剤層を境として、複数の所望形状の成形体に容易
に分離することができる。したがって、本発明に係るホ
ットプレス法では、所望形状の成形体を、きわめて低コ
スト且つ高生産性で製造することができる。
【0022】また、切断した後の予備成形体を所定の隙
間で配置し、それらの隙間に離型剤層を介在させる方法
に比較して、本発明に係る方法では、切断後の予備成形
体を所定の配置で並べる作業が不要であり、作業性に優
れている。
【0023】本発明に係るセラミックス焼結体の製造方
法では、このような本発明に係るホットプレス法を利用
してセラミックス焼結体を製造するので、切断すること
が困難である所望形状のセラミックス焼結体を、ダイヤ
モンドカッターのような超硬工具を用いずに、高生産性
および低コストで製造することができる。なお、本発明
に係るセラミックス焼結体の製造方法では、焼成時に
は、加圧を加えることが好ましいが、加圧は必ずしも必
要とはしない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。
【0025】図1は本発明の1実施形態に係るセラミッ
クス焼結体の製造方法を示し、切断工程前の予備成形体
を積層した状態を示す斜視図、図2は切断後の予備成形
体の斜視図、図3は離型粒子を含むスラリー液中に切断
後の予備成形体を浸漬した状態を示す概略図、図4は予
備成形体の切断溝隙間に注入されたスラリー液の状態を
示す要部断面図、図5はホットプレス装置の概略断面図
である。
【0026】図1に示すように、本実施形態に係るセラ
ミックス焼結体の製造方法では、まず、矩形状の支持体
2の上に、予備成形体としての複数の焼結用グリーンシ
ート4を、第1離型剤層としての窒化ホウ素(BN)シ
ート6を介して積層する。BNシート6は、支持体2と
焼結用グリーンシート4との間にも介在させることが好
ましく、また、最上部に積層される焼結用グリーンシー
ト4の上にも積層させることが好ましい。
【0027】グリーンシート4の積層数は、特に限定さ
れず、グリーンシート4の厚みや後述するホットプレス
装置の性能などに応じて決定される。グリーンシート4
の厚みT1は、特に限定されないが、一般には、2〜1
0mmである。また、BNシート6の厚みT2は、焼成
領域の有効体積を損なわないよう離型機能の発揮できる
最小厚みが好ましいが、実際は、ハンドリングのしやす
さから20〜150μmである。
【0028】支持体2は、材料強度、ハンドリングよ
り、通常1〜10mm程度の厚さで、グリーンシート4
よりも厚くグリーンシート4と同じ面積を持つことが好
ましい。この支持体2は、グリーンシート4の焼成時の
温度に耐えられる程度の耐熱性を有することが好まし
く、たとえば黒鉛ブロックなどで構成される。
【0029】BNシート6は、グリーンシート4と同じ
面積を持つことが好ましく、たとえばBNを含む原料粉
末に有機バインダーを含む水溶液または有機溶剤系溶液
を加えてシート状に成形して乾燥させて得られる。シー
ト状に成形するための手段としては、ドクターブレード
法、押出し成形法などが例示される。有機バインダーと
しては、メタアクリル系バインダー、アクリル系バイン
ダー、エチルセルロース系バインダー、コーンスター
チ、ポリビニルアルコールなどが用いられる。
【0030】グリーンシート4は、セラミックスの製造
の際に用いられている焼結前の未硬化のシートをそのま
ま用いることができる。一般に、グリーンシート4は、
セラミックスを製造するために通常使用している原料混
合物の粉末に有機バインダーを含む水溶液または有機溶
剤系溶液を加えてシート状に成形して乾燥したものであ
る。シート状に成形するための方法としては、BNシー
トの成形と同様に、ドクターブレード法などが例示され
る。
【0031】原料混合物としては、特に限定されない
が、たとえば金属の酸化物、炭化物、窒化物、ホウ化
物、ケイ化物など、または焼成によりこれらに変化しう
る化合物などの1以上の混合物を例示することができ
る。また、原料混合物の粉末に添加されるバインダとし
ては、特に限定されないが、たとえばポリビニルアルコ
ール、アクリル樹脂などを例示することができる。
【0032】上記の金属の酸化物の例としては、アルミ
ナ、ベリリア、トリアのような酸化物が例示される。金
属の炭化物の例としては、炭化ケイ素、炭化チタンのよ
うな炭化物が例示される。金属の窒化物の例としては窒
化ホウ素、窒化ケイ素、窒化アルミニウムのような窒化
物が例示される。金属のホウ化物の例としては、ホウ化
チタン、ホウ化ジルコニウムのようなホウ化物が例示さ
れる。金属のケイ化物の例としては、ケイ化モリブデ
ン、ケイ化ホウ素などのようなケイ化物を挙げることが
できる。
【0033】また、これらの化合物に変わりうるものと
しては、対応する金属の炭酸塩、ケイ酸塩、ポリシラン
化合物、金属+ホウ素混合物、金属酸化物+炭素、金属
酸化物+炭素+窒素などがある。
【0034】図1に示すように、支持体2の上に、Z方
向に沿ってBNシート6とグリーンシート4とを交互に
積層させた後、必要に応じて低温加熱しながら加圧し、
積層体ブロック10を製作する。この場合の加圧力は、
特に限定されないが、好ましくは0.5〜2ton/c
である。また、この場合の加熱温度は、好ましく
は40〜100°Cである。
【0035】その後、図2に示すように、X方向および
Y方向に沿って焼結用積層体ブロック10を、所望の大
きさのシート切断片4aが得られるように切断する。シ
ート切断片4aの大きさは、最終的に得ようとするセラ
ミックス焼結体片の大きさから逆算して決定される。
【0036】切断に際しては、たとえばワイヤーソーや
ダイシングソーなどが用いられ、積層体ブロック10に
は、X方向に沿った切断溝隙間12aと、Y方向に沿っ
た切断溝隙間12bとが形成され、各シート切断片4a
は、切断溝隙間12aおよび12bにより分離される。
また、BNシート6も、グリーンシート4と同様に、切
断溝隙間12aおよび12bにより分離される。切断溝
隙間12aおよび12bの隙間幅W1(図4参照)は、
切断具の厚みなどに応じて決定され、特に限定されない
が、好ましくは100〜600μm、さらに好ましくは
200〜400μmである。この隙間幅W1が狭すぎる
と、BN粒子の注入が困難になり焼結後の各焼結体片毎
の分離が困難になる傾向にあり、広すぎると、BN粉を
多量に必要とし、また切断片4aの変形原因となり好ま
しくない。なお、必要に応じて、溝隙間12aの幅と、
溝隙間12bの幅とを異ならせても良い。
【0037】この切断は、積層体ブロック10aが接着
されている支持体2の上で行われ、支持体2までは切断
しないため、切断後の焼結用積層体ブロック10aは、
支持体2の上で、各シート切断片4aがばらけないよう
に保持される。なお、切断に際しては、積層体ブロック
10aの最下部に位置するBNシートの手前で切断を停
止しても良いし、あるいは支持体2の表面に切り込んで
切断しても良い。または、積層体ブロック10aの最下
部に位置するグリーンシート4のZ軸方向の途中で切断
を停止しても良い。その場合には、最下部に位置するグ
リーンシート4の焼成後に得られるセラミックス焼結体
は、それよりも上側に位置するグリーンシート4の焼成
後に得られる焼結体よりも、各焼結体片に分離すること
が困難になる。しかしながら、何ら切断溝が形成されて
いないグリーンシートを焼結する場合に比べれば分離が
容易である。
【0038】次に、このような切断溝隙間12aおよび
12bが形成された積層体ブロック10aを、図3に示
すように、容器22内のスラリー液20中に完全に浸漬
する。スラリー液20中には、BN粒子(離型粒子)が
分散してある。BN粒子の粒径は、切断溝隙間12aお
よび12bの隙間幅W1よりも小さければ特に限定され
ないが、好ましくは(1/3)×W1〜(1/100
0)×W1、さらに好ましくは(1/200)×W1〜
(1/500)×W1である。
【0039】スラリー液20は、たとえば水中にBN粒
子が分散している液体が用いられる。BN粒子を分散さ
せる液体として、水が好ましいのは、グリーンシート4
の切断片4aに含まれるバインダーがスラリー液20中
に溶解することを最小限(0を含む)にするためであ
る。BN粒子をスラリー液20中に好適に分散させるた
めに、スラリー液20には、ノニオン系界面活性剤など
が含まれる。
【0040】スラリー液20中のBN粒子の密度は、粒
子の大きさなどに応じて変化し、特に限定されないが、
スラリー液を100重量%として、BN粒子が好ましく
は20〜60重量%、さらに好ましくは30〜40重量
%の割合で含まれる密度である。
【0041】スラリー液20を貯留する容器22は、減
圧チャンバ24内に収容されることが好ましく、積層体
ブロック10aが浸漬してあるスラリー液20は、真空
脱泡されることが好ましい。チャンバ内の圧力は、好ま
しくは13.3〜6×10Pa、さらに好ましくは
1.3×10〜1.3×10Paである。スラリー
液20中への積層体ブロック10aの浸漬時間は、特に
限定されないが、好ましくは1〜30分、さらに好まし
くは5〜10分である。
【0042】次に、積層体ブロック10aをスラリー液
20から取り出す。取り出した状態の積層体ブロック1
0aの要部断面図を図4に示す。図4に示すように、積
層体ブロック10aに形成された切断溝隙間12a(お
よび12b)には、スラリー液20が隙間なく注入され
てスラリー液層20aが形成してある。この積層体ブロ
ック10aを乾燥させることにより、スラリー液層20
a中の液体成分を除去し、切断溝隙間12a(および1
2b)にはBN粒子から成る第2離型剤層を残す。乾燥
温度は、特に限定されないが、好ましくは50〜100
°C、さらに好ましくは60〜80°Cである。また、
乾燥時間は、特に限定されないが、好ましくは20〜1
20分、さらに好ましくは30〜60分である。
【0043】その後、乾燥後の積層体ブロック10a
を、図5に示すホットプレス装置30にセットし、ホッ
トプレス成形を行う。ホットプレス装置30は、耐熱性
押パンチ32と、受パンチ34とを有し、積層体ブロッ
ク10aは、黒鉛製耐熱スリーブ36の内部で、押パン
チ32と受パンチ34との間で加熱および加圧される。
スリーブ36は、型38の内部に交換自在に取り付けら
れ、型38は、型支持ブロック40の下に支持してあ
る。型支持ブロック40は、耐熱ブロック42の下に保
持してある。型38は、耐火性チャンバ44の内部に配
置してあり、押パンチ32は、チャンバ44の外部に配
置してある水圧プレス機構などの駆動源により受パンチ
に向けて押圧される。なお、図5では、積層体ブロック
10aを加熱するためのヒータなどの加熱手段の図示を
省略してある。
【0044】このホットプレス装置30を用いる成形に
おいて、チャンバ44の内部は、不活性ガス雰囲気にす
ることが好ましい。不活性ガスとしては、特に限定され
ないが、窒素ガスが好ましい。また、積層体ブロック1
0aの加熱温度は、特に限定されないが、一般には、1
000〜2200°Cである。さらに、積層体ブロック
10aに印加される加圧力は、好ましくは100〜30
0kg/cm、さらに好ましくは180〜220k
g/cmである。加圧時間は、一般には、10〜1
20分である。
【0045】このような成形により、積層体ブロック1
0aは加圧状態で焼成され、図2に示す各シート切断片
4aは、セラミックス焼結体となる。ホットプレス装置
30から積層体ブロック10aを取り出した直後では、
積層体ブロック10aにおける各シート切断片4aの焼
結体は、BNシート6および切断溝隙間12aおよび1
2bに介在してあるBN粒子の層を介して相互に結合し
てある。しかしながら、BNシート6およびBN粒子の
層は、焼結温度において焼結体に対して融着せず、焼結
体に対して剥離性を持つため、積層体ブロック10aに
振動や衝撃を加えることで、各シート切断片4aの焼結
体は、BNシート6およびBN粒子の層から剥離し、所
定の大きさの焼結体を得ることができる。
【0046】積層体ブロック10aに振動や衝撃を加え
るための手段としては、特に限定されないが、バレル研
磨装置によるバレル研磨を利用する方法やサンドブラス
ト法などを例示することができる。
【0047】このような本実施形態に係るセラミックス
焼結体の製造方法では、BNシート6およびBN粒子層
が介在された予備成形体を加圧しながら焼成するので、
焼成後の高硬度の成形体を切断する必要がなく、振動や
衝撃などを加えるのみで、複数の所望形状のセラミック
ス焼結体片に容易に分離することができる。したがっ
て、本実施形態に係る製造法では、所望形状のセラミッ
クス焼結体片を、きわめて低コスト且つ高生産性で製造
することができる。
【0048】また、切断した後のシート片を所定の隙間
で配置し、それらの隙間に離型剤層を介在させる方法に
比較して、本実施形態に係る方法では、切断後のシート
片4aを所定の配置で並べる作業が不要であり、作業性
に優れている。
【0049】したがって、本実施形態に係るセラミック
ス焼結体の製造方法では、切断することが困難である所
望形状のセラミックス焼結体片を、ダイヤモンドカッタ
ーのような超硬工具を用いずに、高生産性および低コス
トで製造することができる。
【0050】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
【0051】たとえば、上述した実施形態では、予備成
形体として、グリーンシートを用いたが、本発明では、
シート状予備成形体のみでなく、グリーンブロックなど
のブロック状予備成形体を用いても良い。すなわち、複
数のブロック状予備成形体を、BNシート6などの第1
離型剤層を介して配置させ、当該ブロック状予備成形体
を第1離型剤層と共に所望形状に切断し、切断溝隙間を
形成する。その後、切断溝隙間に、BN粒子などの層か
ら成る第2離型剤層を形成し、その後、ホットプレス成
形を行う。このような成形方法も、本発明の範囲内であ
る。
【0052】
【実施例】以下、本発明を、さらに詳細な実施例に基づ
き説明するが、本発明は、これら実施例に限定されな
い。
【0053】実施例1 窒化珪素粉末100重量部に対し、5重量部のイットリ
アと5重量部のアルミナとを添加して原料粉末を準備
し、この原料粉末にアクリル系バインダーを加え、トル
エンおよびエタノールの溶媒を用いてスラリー化し、シ
ート成形方法(ドクターブレード法)により、厚み2m
mの窒化珪素シートを作製した。
【0054】上記シートを一辺が50mmの正方形に切
断し、各々のシートの間に、厚さ50μmのアクリル系
バインダーを使用したBNシートを介在させた状態で窒
化珪素シートが10層になるように積層し、積層体ブロ
ックを形成した。
【0055】次に、上記積層体ブロックを60°C、1
ton/cmの条件で成形した。この状態の積層体
ブロックを図1に示す。
【0056】図1に示す積層体ブロック10を黒鉛板6
に接着剤で固定後、図2に示すように、ワイヤーソーで
10mm間隔で格子状に切り込みを黒鉛ブロック2の位
置まで入れ、切断溝隙間12aおよび12bを形成し
た。また、切断溝隙間12aおよび12bの幅は200
μmとなるようにワイヤーソーの幅を選定した。切り込
みを入れて切断溝隙間12aおよび12bが形成された
積層体ブロック10aの斜視図を図2に示す。
【0057】切断溝隙間12aおよび12bが形成され
た積層体ブロック10aを、図3に示すスラリー液20
中に浸漬した。スラリー液20におけるBN粒子の濃度
は40%(水60gに対して粒径1μmのBN粒子40
g)であった。チャンバ24内の圧力を100Pa程度
に設定し、減圧処理を10分間施した。その後、スラリ
ー液20から取り出した積層体ブロック10aを60°
Cで乾燥した。
【0058】乾燥後の積層体ブロック10aを、図5に
示すホットプレス装置30を用いて、窒素雰囲気中、1
750°C、30分、200kg/cmの条件でホッ
トプレス焼成を行った。焼成後のブロックを、バレル研
磨機で1時間処理した。この処理により窒化珪素焼結体
片は、完全に分離できた。得られた窒化珪素焼結体片の
大きさは、正四角形の一辺が0.98μm、厚みが0.
85μmであり、焼結体片250個全数に破損は認めら
れなかった。
【0059】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、焼結後に切断する必要がなく生産性に優れたホット
プレス方法を提供することができる。また、本発明に係
るセラミックス焼結体の製造方法によれば、切断するこ
とが困難である所望形状のセラミックス焼結体を、ダイ
ヤモンドカッターのような超硬工具を用いずに、高生産
性および低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の1実施形態に係るセラミック
ス焼結体の製造方法を示し、切断工程前の予備成形体を
積層した状態を示す斜視図である。
【図2】 図2は切断後の予備成形体の斜視図である。
【図3】 図3は離型粒子を含むスラリー液中に切断後
の予備成形体を浸漬した状態を示す概略図である。
【図4】 図4は予備成形体の切断溝隙間に注入された
スラリー液の状態を示す要部断面図である。
【図5】 図5はホットプレス装置の概略断面図であ
る。
【符号の説明】
2… 支持体 4… グリーンシート 4a… シート切断片 6… BNシート 10,10a… 積層体ブロック 12a,12b… 切断溝隙間 20… スラリー液 20a… スラリー液層 30… ホットプレス装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼成前の2以上の予備成形体を、第1離
    型剤層を介して配置する工程と、 前記予備成形体を第1離型剤層と共に所望形状に切断
    し、切断溝隙間を形成する工程と、 前記切断溝隙間に、第2離型剤層を形成する工程と、 前記第1離型剤層および第2離型剤層が介在された予備
    成形体を加圧しながら焼成する工程とを有するホットプ
    レス方法。
  2. 【請求項2】 焼成後の成形体を、前記第1離型剤層お
    よび第2離型剤層にて分離する工程をさらに有する請求
    項1に記載のホットプレス方法。
  3. 【請求項3】 前記焼成後の成形体に振動および/また
    は衝撃を加えることにより、前記焼成後の成形体を、前
    記第1離型剤層および第2離型剤層にて分離することを
    特徴とする請求項2に記載のホットプレス方法。
  4. 【請求項4】 離型シートを予備成形体間に挟むことで
    前記第1離型剤層を形成する請求項1〜3のいずれかに
    記載のホットプレス方法。
  5. 【請求項5】 前記切断溝隙間に、離型粒子を含む流体
    を注入することで、前記第2離型剤層を形成する請求項
    1〜4のいずれかに記載のホットプレス方法。
  6. 【請求項6】 前記切断溝隙間が形成された予備成形体
    を、離型粒子を含む流体中に浸漬し、離型粒子を含む流
    体を含む環境を減圧することにより、前記切断溝隙間に
    離型粒子を注入することを特徴とする請求項5に記載の
    ホットプレス方法。
  7. 【請求項7】 前記切断溝隙間に注入された離型粒子を
    含む流体中の液体成分を、焼成前に除去することを特徴
    とする請求項5または6に記載のホットプレス方法。
  8. 【請求項8】 前記切断溝隙間に注入された離型粒子を
    含む流体中の液体成分が、前記予備成形体に含まれるバ
    インダーの溶解を最小限にするように選択されることを
    特徴とする請求項7に記載のホットプレス方法。
  9. 【請求項9】 焼成後にセラミックス焼結体となるべき
    予備成形体を成形する工程と、 焼成前の2以上の前記予備成形体を、第1離型剤層を介
    して配置する工程と、 前記予備成形体を第1離型剤層と共に所望形状に切断
    し、切断溝隙間を形成する工程と、 前記切断溝隙間に、第2離型剤層を形成する工程と、 前記第1離型剤層および第2離型剤層が介在された予備
    成形体を焼成する工程とを有するセラミックス焼結体の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 焼成後のセラミックス焼結体を、前記
    第1離型剤層および第2離型剤層にて分離する工程をさ
    らに有する請求項9に記載のセラミックス焼結体の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 前記焼成後のセラミックス焼結体に振
    動および/または衝撃を加えることにより、前記焼成後
    のセラミックス焼結体を、前記第1離型剤層および第2
    離型剤層にて分離することを特徴とする請求項10に記
    載のセラミックス焼結体の製造方法。
  12. 【請求項12】 離型シートを予備成形体間に挟むこと
    で前記第1離型剤層を形成する請求項9〜11のいずれ
    かに記載のセラミックス焼結体の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記切断溝隙間に、離型粒子を含む流
    体を注入することで、前記第2離型剤層を形成する請求
    項9〜12のいずれかに記載のセラミックス焼結体の製
    造方法。
  14. 【請求項14】 前記切断溝隙間が形成された予備成形
    体を、離型粒子を含む流体中に浸漬し、離型粒子を含む
    流体を含む環境を減圧することにより、前記切断溝隙間
    に離型粒子を注入することを特徴とする請求項13に記
    載のセラミックス焼結体の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記切断溝隙間に注入された離型粒子
    を含む流体中の液体成分を、焼成前に除去することを特
    徴とする請求項13または14に記載のセラミックス焼
    結体の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記切断溝隙間に注入された離型粒子
    を含む流体中の液体成分が、前記予備成形体に含まれる
    バインダーの溶解を最小限にするように選択されること
    を特徴とする請求項15に記載のセラミックス焼結体の
    製造方法。
JP11079504A 1999-03-24 1999-03-24 ホットプレス方法およびセラミックス焼結体の製造方法 Withdrawn JP2000272972A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11079504A JP2000272972A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 ホットプレス方法およびセラミックス焼結体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11079504A JP2000272972A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 ホットプレス方法およびセラミックス焼結体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000272972A true JP2000272972A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13691779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11079504A Withdrawn JP2000272972A (ja) 1999-03-24 1999-03-24 ホットプレス方法およびセラミックス焼結体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000272972A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005047723A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Kyocera Corp セラミック焼成体の製造方法
JP2005324536A (ja) * 2004-04-14 2005-11-24 Denso Corp セラミック板及びその製造方法
CN102581938A (zh) * 2012-01-19 2012-07-18 湖南南方搏云新材料有限责任公司 用二维纤维织物制备炭-炭复合材料筒类产品坯体的模具
JP2012171798A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミック焼結体の製造方法及びグロープラグの製造方法
WO2013047175A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 住友化学株式会社 ハニカム焼成体の製造方法
CN114851352A (zh) * 2022-05-23 2022-08-05 松山湖材料实验室 电阻加热元件及其制造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005047723A (ja) * 2003-07-29 2005-02-24 Kyocera Corp セラミック焼成体の製造方法
JP4659346B2 (ja) * 2003-07-29 2011-03-30 京セラ株式会社 セラミック焼成体の製造方法
JP2005324536A (ja) * 2004-04-14 2005-11-24 Denso Corp セラミック板及びその製造方法
JP4639801B2 (ja) * 2004-04-14 2011-02-23 株式会社デンソー セラミック板及びその製造方法
JP2012171798A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミック焼結体の製造方法及びグロープラグの製造方法
WO2013047175A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 住友化学株式会社 ハニカム焼成体の製造方法
JP2013071446A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Sumitomo Chemical Co Ltd ハニカム焼成体の製造方法
CN102581938A (zh) * 2012-01-19 2012-07-18 湖南南方搏云新材料有限责任公司 用二维纤维织物制备炭-炭复合材料筒类产品坯体的模具
CN102581938B (zh) * 2012-01-19 2013-11-06 湖南南方搏云新材料有限责任公司 用二维纤维织物制备炭-炭复合材料筒类产品坯体的模具
CN114851352A (zh) * 2022-05-23 2022-08-05 松山湖材料实验室 电阻加热元件及其制造方法
CN114851352B (zh) * 2022-05-23 2023-11-28 松山湖材料实验室 电阻加热元件及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101483921B1 (ko) 냉각판, 그 제조방법 및 반도체 제조 장치용 부재
EP1930306A1 (en) Ceramics composite member and method of producing the same
JP4482472B2 (ja) 静電チャック及びその製造方法
JPWO2006013931A1 (ja) 焼成炉及びその焼成炉を用いた多孔質セラミック焼成体の製造方法
TW200540289A (en) Cylindrical sputtering target, ceramic sintered body, and process for producing sintered body
JP2010150632A (ja) 再生ターゲットの製造方法
KR102132251B1 (ko) 실린더 또는 링 형태의 보론카바이드 소결체 제조방법 및 이를 이용한 플라즈마 장치용 엣지링 제조방법
JP3830382B2 (ja) セラミック焼結体およびその製造方法
RU2023541C1 (ru) Керамическая режущая пластина и способ ее изготовления
JP2000272972A (ja) ホットプレス方法およびセラミックス焼結体の製造方法
US3717694A (en) Hot pressing a refractory article of complex shape in a mold of simple shape
KR102541331B1 (ko) 미립자를 첨가한 플라즈마 저항성 소재 및 그의 제조방법
EP0265777B1 (en) Method of preparing a ceramic monolithic structure having an internal cavity contained therein
JP5092135B2 (ja) 多孔質体およびその製造方法
JP2012106929A (ja) 多孔質体の製造方法
JP4913468B2 (ja) 炭化珪素系研磨プレートおよび半導体ウェーハの研磨方法
JP2001240476A (ja) ホットプレス方法およびセラミックス素子の製造方法
SE451378B (sv) Forfarande for framstellning av en grafitfri osintrad polykristallin diamantkropp
JPH11322443A (ja) セラミックス焼結体の製造方法
JP3406415B2 (ja) セラミック素材及びこれを利用したセラミック製品の製造方法
JP2002011653A (ja) セラミック部材及びその製造方法、ウェハ研磨装置用テーブル
JPH0341425B2 (ja)
KR102427219B1 (ko) 프리프레스를 이용한 내플라즈마성 엣지링 제조방법 및 이에 따라 제조된 내플라즈마성 엣지링
WO2008023766A1 (fr) Procédé de production d'un élément en carbure de silicium
JPH05318427A (ja) ホットプレス用加圧機構及びそれを利用した加圧焼結方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060606