JP2000272815A - 記録紙後処理装置及び後処理可能な記録紙枚数の決定方法 - Google Patents

記録紙後処理装置及び後処理可能な記録紙枚数の決定方法

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JP2000272815A
JP2000272815A JP11078004A JP7800499A JP2000272815A JP 2000272815 A JP2000272815 A JP 2000272815A JP 11078004 A JP11078004 A JP 11078004A JP 7800499 A JP7800499 A JP 7800499A JP 2000272815 A JP2000272815 A JP 2000272815A
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孝 室伏
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際にステープル可能な最大枚数を正確に判
定できる記録紙後処理装置及び後処理可能な枚数の決定
方法を提供する。 【解決手段】搬送されスタックされた記録紙束をステー
プラにより綴じ合わせ処理を行う記録紙後処理装置にお
いて、上記ステープラの駆動手段の電流値を検出する電
流値検出手段と、該電流値とステープル可能な枚数との
関係に基づいてステープル可能な最大枚数を算出する演
算手段と、を備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の記録紙を
1束ごとに揃えて綴じ合わせるステープル機能を備えた
記録紙後処理装置に関し、特にステープル可能な記録紙
枚数の決定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置に接続して使用
される記録紙後処理装置には、画像形成後の記録紙をソ
ータに仕分け、各ピントレイに仕分けられた記録紙束を
ステープラによって綴じるようにしたソータステープラ
や、1部毎にスタックし、ステープラにより綴じるよう
にしたフイニツシャが良く知られている。この種の従来
の技術として、ステープルを良好に行わせる次のような
装置が公知である。
【0003】特開平7−187487号には、紙葉類の
積層厚さ情報を設定する手段を設け、この設定手段によ
り設定した積層厚さに応じてステイプル針の折り曲げ寸
法を変更する装置が開示されている。また、特開平5−
50781号には、シート材の厚み入力手段を有し、シ
ート材束の厚みにより、綴じるか否かを決める装置が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、実際にステ
ープル可能な最大枚数は、ステープルモータの容量や綴
じ合わせ時に発生する機械的抵抗力等により決まるもの
で、薄紙、厚紙、硬い、やわらかい紙などの種類により
異なってくる。しかし、上記の装置に代表される従来の
技術では、ステープル可能と決められた設定枚数は、薄
紙、厚紙、硬い紙、やわらかい紙に関係なく一定とされ
ている。
【0005】すなわち、上記従来の装置のステープラ
は、固有の設定値として予めステープル可能な枚数が決
められており、それ以上の記録紙束はステープルできな
いように制御されている。したがって、例えば薄紙や、
やわらかい紙では、実際のステープル可能な枚数より少
な目に設定されてしまい。また、想定している紙より硬
い紙あるいは厚い紙のときはステープルミスが生じるこ
となる。
【0006】また、特開平7−187487号に記載の
装置では、少枚数から設定した最大枚数までを安定して
ステープルさせるのが目的であり、ステープルできる記
録紙の設定枚数を増やすものではなく、しかも針を交換
する手段が必要となりコストアップが生じる。また、特
開平5−50781号に記載の装置でも、ステープルで
きる記録紙の設定枚数は増やせず、かつ記録紙の厚さだ
けを見ているので硬い紙の場合には設定枚数分をステー
プルできないこともある。
【0007】そこで、針の交換手段等の余分な構成を追
加せずにステープルミスを無くし、実際にステープル可
能な最大枚数を正確に判定することができ、特に薄紙
や、やわらかい紙等のステープル可能な設定枚数を増減
することができる記録紙後処理装置、及び後処理可能な
枚数の決定方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の記録紙後処理装置は、搬送された記録紙を設定枚数
内でスタックし、ステープラにより綴じ合わせ処理を行
う記録紙後処理装置において、上記ステープラの駆動手
段の電流値を検出する電流値検出手段と、上記電流値に
基づいてステープル可能な設定枚数を算出する演算手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0009】上記電流値検出手段がステープラのモータ
の電流値を検出するもので、上記演算手段は、ステープ
ル時に検出される電流値と、そのときステープルされた
記録紙の枚数との反比例条件から、上記記録紙のステー
プル可能な設定枚数を算出する構成とすることができ
る。
【0010】上記目的を達成する本発明の後処理可能な
記録紙枚数の決定方法は、搬送されてきた複数枚の記録
紙をステープラにより綴じ合わせる際に、該ステープラ
のモータの電流値を検出し、該電流値と、そのときステ
ープルされた記録紙の枚数との反比例条件から、ステー
プル可能な設定枚数を算出することを特徴としている。
【0011】同種の記録紙に対する複数回のステープル
時に検出された各電流値が所定の電流値範囲にあると
き、上記反比例条件を変更しステープル可能枚数を増加
するとよい。また、ステープル可能枚数を算出するた
め、予め一定枚数の記録紙をステープルして得た各電流
値によりステープル可能枚数を決定する、試しステープ
ルモードを選択できるとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施例を説明する。実施例として複写機に使用する記録
紙後処理装置を説明する。図1は、複写機に連結された
状態の記録紙後処理装置を示す斜視図である。図2は、
図1の記録紙後処理装置の概略構成を示す断面図であ
る。図1で示される本システムの概要は、記録紙後処理
装置(以下「ソータステープラ1」と称する)と、複写
機本体2と、自動原稿送り装置3(ADF)、及びLC
T4により構成される。ソータステープラ1は、複写機
本体2内で画像形成された記録紙を受け取り、複写機本
体2からの指示により用紙搬送、ステープル等の駆動を
行うよう制御可能に接続されている。なお、12,13
は操作部である。
【0013】図2において、複写機本体2から排出され
た記録紙は、ソータステープラ入口5に搬入される。ソ
ータステープラ入口5に入った記録紙は、切替爪6によ
り、プルーフトレイ7側とソータ8側に搬経路が切り替
えられる。ソートモード、及びステープルモードが選択
されていない場合、記録紙は上側の搬送経路を通り、プ
ルーフトレイ7に排出される。ソートモードまたは、ス
テープルモードが選択されている場合、記録紙は下側の
搬送経路を通り、ソータ8の各ソータビン8aに仕分け
て排出される。
【0014】図2の後処理装置では、ソータビン8aへ
の排出部は1ケ所であり、ソータビン8aをビンリフト
モータ11により上下に移動して仕分ける方式のもので
ある。ステープルモード時はすべての記録紙がソータビ
ン8aに排出された後、上のソータビン8aから(1部
の枚数が奇数のときは下のソータビン8aから)ステー
プルされる。ステープルするために、上のソータビン8
aから順にチャックユニット9により各ソータビン8a
の記録紙をつかみ、ステープラユニット10へ移動させ
る。ステープラユニット10でステープルされた記録紙
束は再び各ソータビン8aに排出される。
【0015】まず、チャックユニットの構成と動作を概
説する。図3及び図4は、チャックユニット9の構成を
示す斜視図で、図4は記録紙をつかむ前、図4は記録紙
をつかんでステープラユニットへ移動した状態のユニッ
トを示している。チャックユニット9は、記録紙をつか
むためのチャックアーム9aと、チャックアーム9aを
矢印B方向に移動可能に支える下台9hとからなるもの
で、チャックアーム9aを矢印A方向に進退させるチャ
ック移動用ソレノイド9bと、開閉自在なチャック部9
cを駆動して記録紙束を挟むためのチャック駆動ソレノ
イド9dと、チャックアーム9a全体を矢印B方向に進
退させるチャック移動モータ9eと、を有する。各ソレ
ノイド9b、9dは、それぞれ正電圧でONされチャッ
ク移動ソレノイド9bはチャックアーム9aを前へ移動
させ、チャック駆動ソレノイド9dはチャック部9cを
閉めて記録紙束を挟む。また、逆電圧をかけるとOFF
され、チャックアーム9aは後退、チャック部9cは開
くようになっている。
【0016】また、チャック部9cの近くにチャック幅
検知センサ9fがあり、チャック部9cが記録紙を挟ん
だとき、チャック幅検知センサ9fによりチャックする
幅(記録紙束の厚さ)を検知し、設定されている厚みよ
り大きいかどうかを判定する。また、上記チャック移動
モータ9eにはステッピングモータを使用しており、記
録紙束のステープル後、ステープル位置からチャックホ
ームセンサ9gまで記録紙束を移動させる。
【0017】上記構成のチャックユニット9では、図4
の状態において、ソータビン8a上に排出されジョガー
により揃えられた記録紙束に対して前進したチャック部
9cでつかみチャックする。その後、図5に示すよう
に、チャックアーム9aごと記録紙束を斜め後方のステ
ープル位置まで移動させる。ここで記録紙束を後述のス
テープラユニット10でステープルした後、記録紙をつ
かんだ元の位置に戻りチャック部9の前進とともに開
き、記録紙束をソータビン8a上に戻す。このステープ
ル動作と対応するように、ビンリフトモータ11が目的
のソータビン8aを移動させ、各ソータビン8aごとに
ステープル処理した記録紙束が排出される。なお、チャ
ック移動モータ9eによってチャック状態の記録紙束を
ステープル位置まで移動する際、ソータビン8aの後端
フェンスに記録紙束が接触してしまうため、その後端フ
ェンスはそのとき解除される機構になっている。
【0018】つぎに、ステープラユニット10の構成及
び動作を概説する。図5は、ステープラユニット10の
構成を示した斜視図である。このステープラユニット1
0は、ステープルカートリッジ10aを備えたプレスア
ーム10bをステープルモータ10cにより駆動してス
テープル部10dにきた記録紙を綴じ合わせるものであ
る。チャックユニット9のチャック部9cに挟まれてス
テープル部10dに到達した記録紙束は、紙有無センサ
10eにより検知される。このときステープルホームセ
ンサ10fによりプレスアーム10bは最上位置に停止
させてあり、紙有無センサ10eによる検知がないとき
は、空打ち防止のためステープルモータ10cを駆動し
ないようにしている。なお、ステープルカートリッジ1
0aが空になった場合は、これを針有無センサ10gに
より検知し、ステープルカートリッジ10aがセットさ
れていない場合は、カートリッジセットセンサ10hに
より検知してそれぞれ本体の操作部12に表示する。
【0019】ステープル駆動手段としてのステープルモ
ータ10cに電流が流されると、プレス動作が行われス
テープルカートリッジ10aからのステープルの繰り出
しが行われる。このときステープルモータ10cの制御
回路に設けられた電流値検出手段によりステープルモー
タ10cのステープル時に流れる電流値が検出される。
【0020】ステープル可能な枚数の決定にあっては、
図示しない演算手段を備えた制御装置により、ステープ
ルモータ10cから得られた電流値を用いてステープル
可能枚数が決定される。このステープル可能枚数は、ス
テープルモータ10cの電流値と、ステープル可能な枚
数とが反比例する関係にあることから、上記ステープラ
ユニット10で確かめられている固有の比例値に基づい
て予め入力してある条件により演算手段が算出する。す
なわち、同一枚数に対するステープル時に、その電流値
が小さければその分だけステープル可能枚数を増やして
設定することができる。
【0021】ステープル可能枚数を決定する条件とし
て、2枚の記録紙をステープルする際にステープルモー
タ10cの電流値≧Aであればステープル不可となる場
合を例に挙げると、例えば以下のように設定される。こ
れを第1設定条件とする。 B≦電流値<Aのときは、ステープル可能枚数30枚 C≦電流値<Bのときは、ステープル可能枚数40枚 D≦電流値<Cのときは、ステープル可能枚数50枚 E≦電流値<Dのときは、ステープル可能枚数60枚 F≦電流値<Eのときは、ステープル可能枚数70枚
【0022】上記の条件は、あくまで一例であり具体的
にはその各電流値範囲に対応するステープル可能枚数
は、ステープルモータ10cの特性を含めた上記ステー
プル機構の構成およびモータ自体の容量等により異なっ
てくるものである。したがって、予めそのステープラユ
ニット10に合った数値を特定して設定する必要があ
る。また、上記のように記録紙2枚をステープルする場
合に限らず、3枚以上(4枚、5枚、6枚・・)のそれ
ぞれの枚数に応じた電流値範囲、およびそのときのステ
ープル可能枚数を設定しておくとよい。
【0023】ついで、ステープル可能枚数の補正条件を
第2設定条件として説明する。上記の実施例では、ステ
ープルミス防止等のため各電流値におけるステープル可
能枚数には余裕をもたせてた値を設定している。そこ
で、同一のトレイ、或いは同種の記録紙であると設定さ
れているトレイからの給紙時に、同種の記録紙に対して
は数回(例えば5回)ステープルが繰り返されたとき、
電流値のばらつきを見てステープル可能枚数の補正を行
う。つまり、各回のステープルで検出した電流値がすべ
て所定の電流値範囲に入った場合、ステープル枚数を増
加できる余裕が確認されるので、例えば、下記のような
ステープル可能枚数をプラス5枚分増加する補正を行
う。これを第2設定条件とする。
【0024】電流値≧Aのときはステープル不可とした
場合の第2設定条件を示す。 B≦電流値<Aのときは、ステープル可能枚数35枚 C≦電流値<Bのときは、ステープル可能枚数45枚 D≦電流値<Cのときは、ステープル可能枚数55枚 E≦電流値<Dのときは、ステープル可能枚数65枚 F≦電流値<Eのときは、ステープル可能枚数75枚
【0025】この増加補正により、同じ記録紙を繰り返
しステープルしている場合は、その各々のステープル時
の電流値からその紙種に対応した正確なステープル枚数
を決めることができ、さらにステープルミスの防止に役
立つ。
【0026】図6は、本実施例の上記ステープル可能枚
数の決定方法を示すフローチャートである。スタート
後、まずステープル回数のカウンタをリセットし(S1
01)、コピーと、ステープル動作が行われ(S10
2)、各ステープル時の電流値が検出される(S10
3)。ステープル回数の判断(S104)は、設定枚数
の増加の有無を判断するもので、50回以上であればス
テープル可能枚数の増加補正を行うか否かの判断が行わ
れる(S105)。
【0027】50枚に届くまでは自動的に第1設定条件
により上記電流値に基づいてステープル可能枚数を設定
する(S106)。ステープル可能枚数は、記録紙の変
更がなければその後の同一種の記録紙に対するコピー・
ステープル時に利用される(S107,S108)。つ
まり、N+1枚目において上記ステープル可能枚数が操
作部12に表示される。
【0028】そして、同じ種類の記録紙に対して50回
以上のステープルが行われると、各電流値が予め設定し
た所定の同一範囲にあることを条件に(S105)、第
2設定条件によりステープル可能枚数の増加を行う(S
109)。電流値がそのような同一範囲になくばらつけ
ば、通常どおり第1設定条件により設定する(S11
0)。
【0029】新しい種類の記録紙を使用するときでも、
予め使用する記録紙のステープル可能枚数を確認し、ス
テープルミスを防ぐには、下記のような試しステープル
モードを実行させるとよい。図7は、試しコピー時にス
テープル可能枚数を決定するフローチャートである。図
8は、表示部を兼ねるタッチパネル操作部12およびハ
ードキー操作部13を示している。タッチパネル操作部
12にはステープル選択部12a、コメント表示部12
bがあり、ハードキー操作部13には試しコピーキー1
3aが設けられている。
【0030】ユーザによりタッチパネル操作部12のス
テープル選択部12aを選択した状態で、ハードキー操
作部13に設けた「試しコピーキー13a」が押される
と(S201)、試しステープルの選択表示が行われる
(S202)これは、図8(b)に示すようにコメント
表示部12bに「ステープルの試しを行ないますか?Y
ES:# NO:試し」のメッセージとして表示され
る。
【0031】NO(試し)が押された場合、通常の試し
コピー1枚が行われ(S203,S204)、終了す
る。YES(#)が押された場合は2枚のコピーが行わ
れ(S205)、それぞれステープルされる(S20
6)。このときのステープルモータ10cの各電流値が
検出され(S207)、各電流値に基づいて上記第1設
定条件によりステープル可能枚数が決定される(S20
8)。そして、図8(c)に示すように、コメント表示
部12bに例えば「ステープル可能枚数は、50枚で
す。」のようにメッセージ表示が行われる(S20
9)。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録紙後
処理装置は、搬送された記録紙を設定枚数内でスタック
し、ステープラにより綴じ合わせ処理を行う記録紙後処
理装置において、上記ステープラの駆動手段の電流値を
検出する電流値検出手段と、上記電流値に基づいてステ
ープル可能な設定枚数を算出する演算手段と、を備えた
構成なので、針の交換手段等の余分な構成を追加せずに
ステープルミスを無くし、実際にステープル可能な最大
枚数を正確に判定することができ、特に薄紙や、やわら
かい紙等のステープル可能な設定枚数を増やすことがで
きる。
【0033】また、本発明の後処理可能な記録紙枚数の
決定方法において、同種の記録紙に対する複数回のステ
ープル時に検出された各電流値が所定の電流値範囲にあ
るとき、上記反比例条件を変更しステープル可能枚数を
増加する方法によれば、繰り返し同一種のステープルが
行われる場合に、より正確なステープル枚数を決めるこ
とができ、さらに確実にステープルミスを防ぐことがで
きる。
【0034】さらに、ステープル可能枚数を算出するた
め、予め一定枚数の記録紙をステープルして得た各電流
値によりステープル可能枚数を決定する、試しステープ
ルモードを選択できる方法によれば、予め使用する記録
紙のステープル可能枚数が確認できるので、新しい種類
の記録紙を使用するときでも、ステープルミスを防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る複写機に接続した記録紙後処理
装置を示す斜視図である。
【図2】図1の記録紙後処理装置の概略構成を示す断面
図である。
【図3】記録紙をつかむ前のチャックユニットを示す斜
視図である。
【図4】ステープラユニット側へ移動したチャックユニ
ットを示す斜視図である。
【図5】ステープラユニットの構成を示した斜視図であ
る。
【図6】本実施例のステープル可能枚数の決定方法を示
すフローチャートである。
【図7】本実施例の試しステープルによるステープル可
能枚数の決定を示すフローチャートである。
【図8】本実施例に係る複写機本体の操作部を示す平面
図である。(a)はタッチパネル操作部及びハードキー
操作部、(b)は試しモードの選択表示が行われたタッ
チパネル操作部、(c)はステープル可能枚数が表示さ
れたタッチパネル操作部をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 記録紙後処理装置 10 ステープラ 10c ステープラの駆動手段(ステープラモータ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送された記録紙を設定枚数内でスタッ
    クし、ステープラにより綴じ合わせ処理を行う記録紙後
    処理装置において、上記ステープラの駆動手段の電流値
    を検出する電流値検出手段と、上記電流値に基づいてス
    テープル可能な設定枚数を算出する演算手段と、を備え
    たことを特徴とする記録紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 上記電流値検出手段がステープラのモー
    タの電流値を検出するもので、上記演算手段は、ステー
    プル時に検出される電流値と、そのときステープルされ
    た記録紙の枚数との反比例条件から、上記記録紙のステ
    ープル可能な設定枚数を算出することを特徴とする請求
    項1記載の記録紙後処理装置。
  3. 【請求項3】 搬送されてきた複数枚の記録紙をステー
    プラにより綴じ合わせる際に、該ステープラのモータの
    電流値を検出し、該電流値と、そのときステープルされ
    た記録紙の枚数との反比例条件から、ステープル可能な
    設定枚数を算出することを特徴とする後処理可能な記録
    紙枚数の決定方法。
  4. 【請求項4】 同種の記録紙に対する複数回のステープ
    ル時に検出された各電流値が所定の電流値範囲にあると
    き、上記反比例条件を変更しステープル可能枚数を増加
    することを特徴とする請求項3記載の後処理可能な記録
    紙枚数の決定方法。
  5. 【請求項5】 ステープル可能枚数を算出するため、予
    め一定枚数の記録紙をステープルして得た各電流値によ
    りステープル可能枚数を決定する、試しステープルモー
    ドを選択できることを特徴とする請求項3又は4記載の
    後処理可能な記録紙枚数の決定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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