JP2000272562A - ウインドガラス自動貼付装置 - Google Patents
ウインドガラス自動貼付装置Info
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- JP2000272562A JP2000272562A JP11079678A JP7967899A JP2000272562A JP 2000272562 A JP2000272562 A JP 2000272562A JP 11079678 A JP11079678 A JP 11079678A JP 7967899 A JP7967899 A JP 7967899A JP 2000272562 A JP2000272562 A JP 2000272562A
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Abstract
るウインドガラス自動貼付装置の提供。 【解決手段】 車両搬送装置10と、ウインドガラス自
動貼付ステーション6に移動可能に設けられたテーブル
40と、テーブル40を車両3に同期搬送させることが
可能なテーブル駆動装置50と、テーブル40上に設置
されたロボット60と、テーブル40上に設置され搬送
中の車両3をすくい上げるすくい上げ装置70と、から
なるウインドガラス自動貼付装置。
Description
動貼付装置に関する。
の車両への貼付は、人手または自動貼付装置により行っ
ている。自動貼付装置による貼付では、精度の高い貼付
を行うため車両と貼付ロボットとの位置を相対的に固定
するために、車両搬送ラインから分岐した別ラインに車
両を移し、その別ラインで車両との相対位置が固定され
たロボットでウインドガラスを車両に貼付し、その後車
両を搬送ラインに戻すようにしている。自動貼付装置に
よる貼付には、ロボットを車両と同期搬送させてウイン
ドガラスを車両に貼付する方法もある(たとえば、特開
平10−34455号)。
ウインドガラスの車両への貼付には、つぎの問題があっ
た。人手による貼付では、品質が安定せず、人件費など
を含みランニングコストが高い。自動貼付装置による貼
付では、別ラインを作らなければならないので、膨大な
投資が必要になる。ロボットを車両と同期搬送させてウ
インドガラスを車両に貼付する方法では、ロボットと車
両との位置が変動するので、ウインドガラスの車両への
高精度の貼付は困難である。本発明の目的は、人手によ
る場合に比べて省人化がはかれ、従来の自動貼付装置に
よる貼付に比べて別ラインを設ける必要がなく搬送ライ
ン上で貼付を行うことができそれによって設備投資の低
減をはかることができ、しかも高精度の貼付が可能な、
ウインドガラス自動貼付装置を提供することにある。
明は、つぎの通りである。 (1) 車両を載せて搬送する組立ラインの車両搬送装
置と、ウインドガラス貼付ステーションで車両搬送方向
およびそれと反対方向に移動可能とされたテーブルと、
車両がウインドガラス貼付ステーションに進入してきた
時にテーブルを車両と同期して前進駆動させウインドガ
ラスを車両に貼付後テーブルを元の位置に戻すテーブル
駆動装置と、テーブルに設置されテーブルと共に移動さ
れるロボットと、テーブル上に設置され搬送中の車両を
すくい上げるすくい上げ装置と、からなるウインドガラ
ス自動貼付装置。 (2) すくい上げ装置が昇降可能な支持台をもつリフ
ターである(1)記載のウインドガラス自動貼付装置。 (3) ロボットがビジョンセンサーを備えている
(1)記載のウインドガラス自動貼付装置。 (4) 車両搬送装置が、オーバヘッドコンベアであっ
て、チェーンと、車両を載せるハンガーと、チェーン側
部材と、チェーン側部材より車両搬送方向前側に位置す
る第1の腕とチェーン側部材より車両搬送方向後側に位
置する第2の腕とをもつハンガー側部材とを有し、チェ
ーン側部材とハンガー側部材とをチェーン送り方向に隙
間をもって係合させる係合装置と、係合装置のハンガー
側部材とハンガーとを連結するロッドと、を有してお
り、テーブル駆動装置はすくい上げ装置が車両をハンガ
ーごとすくい上げてテーブル上のものとしたと同時にテ
ーブル、係合装置のハンガー側部材を係合装置のチェー
ン側部材に対して前進させるさせるべく再駆動されるよ
うになっており、係合装置では、テーブル駆動装置の再
駆動前は、チェーン側部材がハンガー側部材の第1の腕
に係合してチェーン側部材がハンガー側部材を車両搬送
方向に引張り、テーブル駆動装置の再駆動後は、チェー
ン側部材がハンガー側部材の第2の腕がチェーン側部材
に係合してハンガー側部材がチェーン側部材を車両搬送
方向に押すようになっている、(1)記載のウインドガ
ラス自動貼付装置。 (5) テーブル駆動装置がテーブルとの連結側にエア
シリンダーを有する(4)記載のウインドガラス自動貼
付装置。 (6) 車両搬送装置が、スラットコンベアである
(1)記載のウインドガラス自動貼付装置。
では、すくい上げ装置で車両を搬送装置からすくい上げ
るので、車両はすくい上げ装置およびテーブルおよびロ
ボットと一体的に移動する。その結果、車両搬送中に、
車両の位置とロボットの位置が、すくい上げ装置および
テーブルを介して、相対的に動かなくなり、精度の高い
ウインドガラス貼付を実行できるようになる。上記
(2)のウインドガラス自動貼付装置では、すくい上げ
装置が昇降可能な支持台をもつリフターからなるため、
車両を容易にテーブル上のものとすることができる。上
記(3)のウインドガラス自動貼付装置では、ロボット
がビジョンセンサーを備えているので、車両ウインド位
置の確認が容易になり、さらに精度の高いウインドガラ
ス貼付を実行できる。上記(4)のウインドガラス自動
貼付装置では、テーブル駆動装置の再駆動前は、チェー
ン側部材がハンガー側部材の第1の腕に係合してチェー
ン側部材がハンガー側部材を車両搬送方向に引張り、テ
ーブル駆動装置の再駆動後は、ハンガー側部材の第2の
腕がチェーン側部材に係合してハンガー側部材がチェー
ン側部材を車両搬送方向に押すので、係合装置における
ハンマリング(チェーン側部材がハンガー側部材の第1
の腕と第2の腕との間で相対的に行ったり来たりしてチ
ェーン側部材がハンガー側部材の第1の腕と第2の腕を
打つ現象、サージングともいう)が無くなり、ハンマリ
ング(サージング)がある場合に生じていたロボットと
すくい上げ装置・車両との振動係数の差によって生じる
ロボットと車両との振動による位置ずれ(微動)も生じ
なくなり、精度高くウインドガラスを車両に貼付するこ
とができる。上記(5)のウインドガラス自動貼付装置
では、テーブル駆動装置がテーブルとの連結側にエアシ
リンダーを有するので、テーブル駆動装置再駆動時に1
回係合装置においてチェーン側部材とハンガー部材の第
2の腕との当りが生じても、エアシリンダーがクッショ
ンとなって、テーブルの振動が軽減され、ロボットと車
両との振動による位置ずれが抑制され、精度高くウイン
ドガラスを車両に貼付することができる。上記(6)の
ウインドガラス自動貼付装置では、車両搬送装置がスラ
ットコンベアであるが、上記(1)と同じ作用が得られ
る。
のウインドガラス自動貼付装置を示し、図7〜図9は本
発明の第2実施例のウインドガラス自動貼付装置を示し
ている。本発明の全ての実施例に共通または類似する部
分には、本発明の全ての実施例にわたって同じ符合を付
してある。
類似する部分を、図1〜図6を参照して、説明する。本
発明実施例のウインドガラス自動貼付装置1は、車両組
立ライン2に設置されるウインドガラス自動貼付装置で
ある。本発明実施例のウインドガラス自動貼付装置1
は、車両3を載せて搬送する組立ラインの車両搬送装置
10と、ウインドガラス貼付ステーション6で車両搬送
方向およびそれと反対方向に移動可能とされたテーブル
40と、車両3がウインドガラス貼付ステーション6に
進入してきた時にテーブル40を車両と同期して前進駆
動させウインドガラス4、5を車両3に貼付後テーブル
40を元の位置に戻すテーブル駆動装置50と、テーブ
ル40に設置されテーブル40と共に移動されるロボッ
ト60と、テーブル40上に設置され搬送中の車両3を
すくい上げるすくい上げ装置70と、を備えている。
ア20またはスラットコンベア30からなる。オーバヘ
ッドコンベア20は、多数のハンガー22と、ハンガー
22を移動させる、車両上方に位置するチェーン21と
を有する。各車両3は、車輪部位でハンガー22に接地
しており、各ハンガー22に載せて搬送される。ハンガ
ー22の上端にはハンガーローラ23が設けられてお
り、ハンガーローラ23はハンガーレール24上を転動
する。ハンガー22およびハンガー22に載せられた車
両3の重量は、ハンガーローラ23を介して、ハンガー
レール24により支持される。ハンガー22は、ロッド
25、係合装置80を介して、チェーン21とチェーン
送り方向に隙間Sをもって係合している。係合装置80
は、チェーン21に連結されたチェーン側部材81と、
ロッド25またはハンガー22に連結されたハンガー側
部材82を有し、チェーン側部材81とハンガー側部材
82とをチェーン送り方向に隙間Sをもって係合させ
る。スラットコンベア30は、床7上(車両3より下)
を移動されるコンベア(たとえばベルトコンベア)31
を有し、各車両3は車輪部位でコンベア31に接地して
おり、コンベア31の移動によって搬送される。
貼付ステーション6には、車両3より下方の位置に、車
両搬送方向およびそれと反対方向(戻り方向)に移動可
能なテーブル40が設けられている。テーブル40は、
車両搬送方向に、テーブル駆動装置50によって車両搬
送装置10と同期して移動される。テーブル40は、戻
り方向には、テーブル駆動装置50によって適宜の速度
で戻ることが可能である。テーブル40の下方にはベア
リング41、42があり、床7に敷かれたレール43上
を走行できるようになっている。フロントウインドガラ
ス4、リアウインドガラス5は、テーブル40の横の治
具44上に事前にセットされる。治具44は、テーブル
40と連結されテーブル40と同期走行される。
は別体でテーブル40とエアシリンダー51を介して連
結されたモータ台52と、モータ台52に取り付けられ
たモータ53と、モータ53の出力軸に取り付けられた
ピニオン54と、床7に固定されたラック55とを、有
する。モータ53のテーブル40との連結側には、エア
シリンダー51が設けられているので、テーブル40お
よびそれに搭載されている装置にはエアシリンダー51
によるクッションがもたされている。ただし、車両搬送
装置10がスラットコンベア30からなる場合は、エア
シリンダー51は設けられなくてもよい。
にて、テーブル40に設置され、テーブル40と共に移
動される。ロボット60のアームは、ロボットのテーブ
ルへの取付け位置に対して可動である。ロボット60の
テーブルへの取付け位置は、車両3と干渉しない位置に
設けられ、車両搬送領域の側方に位置している。ロボッ
ト60は、フロントウインドガラス4を貼付するための
フロントロボット61と、リアウインドガラス5を貼付
するリアロボット62とからなる。フロントロボット6
1とリアロボット62とは、車両搬送方向と平行な方向
に、互いに位置が離れている。
両ウインドを撮像するビジョンセンサー63(たとえ
ば、CCDカメラ)を備えており、ビジョンセンサー6
3の信号をコンピュータで処理することにより、車両形
状、車両ウインド位置、ウインドガラス形状、車両のハ
ンガー22への搭載位置のずれによる車両位置のずれ等
を測定し、最適条件でウインドガラスを車両3に貼付す
る。
設置され搬送中の車両3をすくい上げる。すくい上げら
れた車両3は車両搬送装置10の駆動から解除されて、
テーブル40上のものとなり、すくい上げ装置70およ
びテーブル40と共に移動するようになる。ロボット6
0がテーブル40に設置されているため、すくい上げ装
置70が車両3をすくい上げた時、車両3は、すくい上
げ装置70およびテーブル40を介してロボット60の
テーブル40への取付け位置と相対的に位置が固定さ
れ、車両3とロボット60の取付け位置とは相対的に動
かなくなる。
り、昇降可能な支持台71を有し、支持台71が上方に
移動した時、ハンガー22がある場合は車両3を載せて
いるハンガー22の下面に接触してハンガー22ごと車
両3を持ち上げ、ハンガー22がない場合は車両3の床
に直接接触して車両3のみを上方に持ち上げる。すくい
上げ装置70は、たとえば昇降可能な支持台71を有す
るリフター72からなる。
の作用を説明する。車両3は、車両搬送装置10によ
り、搬送される。車両搬送装置10がオーバヘッドコン
ベア20の場合は、車両3はハンガー22に載せられ、
車両3とハンガー22の重量はハンガーレール上24を
転動するハンガーローラ23を介してハンガーレール2
4にて支持され、チェーン21による引張力が係合装置
80とロッド25を介してハンガー22に伝えられ、車
両3およびハンガー22が搬送される。車両搬送装置1
0がスラットコンベア30の場合は、車両3はコンベア
31に載せられて搬送される。
に進入してくると、ロボット60等を載せたテーブル4
0が、テーブル駆動装置50によって、車両3と同方向
に同期移動を始める。ついで、テーブル40上に設置さ
れたすくい上げ装置70が支持台71を上昇させ、ハン
ガー22がある場合は、支持台71がハンガー22下面
と接触し、さらに支持台71が上昇して、ハンガー22
と車両3を持ち上げて、ハンガー22と車両3をテーブ
ル40上のものとし、ハンガーがない場合は支持台71
が車両3の床と接触し、さらに支持台71が上昇して、
車両3をコンベア31から離してテーブル40のものと
する。
同じテーブル40のものとなり、車両3とロボット60
のテーブル40への取付け部との位置が、テーブル40
およびすくい上げ装置70を介して、相対的に動かなく
なる。これによって、ウインドガラス4、5の車両3へ
の貼付精度が上がるとともに、貼付が容易になる。この
方式では、車両とロボットとの相対位置を固定するため
に、搬送装置から独立した自動貼付ラインを設ける必要
がないので、設備投資が低減される。また、この方式に
より、ウインドガラスの車両への自動貼付が可能にな
り、省人化がはかられる。
ンセンサー63により、車両3のウインド位置等を測定
する。ビジョンセンサー63による測定により、ウイン
ドガラス4、5の車両3への貼付精度が上がる。テーブ
ル40と車両3とともに移動しながら、ロボット61、
62は、ウインドガラス4、5を治具44から持ち上げ
車両3にウインドガラス4、5を貼付する。ウインドガ
ラス貼付時点では、テーブル40は搬送方向にかなり進
んでしまうので、ロボット61、62をテーブル40の
原点位置に戻し、すくい上げ装置70を下降させて元位
置に戻した後、テーブル40を、レール43上を走行さ
せて、元の位置に戻す。その後は、上記のサイクルを繰
り返す。
構成、作用を説明する。本発明の第1実施例では、図1
〜図6に示すように、車両搬送装置10は、オーバヘッ
ドコンベア20からなる。オーバヘッドコンベア20
は、チェーン21と、車両3を載せるハンガー22と、
係合装置80と、ロッド25と、を有する。係合装置8
0は、チェーン側部材81と、チェーン側部材81より
車両搬送方向前側に位置する第1の腕82aとチェーン
側部材81より車両搬送方向後側に位置する第2の腕8
2bとをもつハンガー側部材82とを有し、チェーン側
部材81とハンガー側部材82とをチェーン送り方向に
隙間Sをもって係合させる。ロッド25は、係合装置8
0のハンガー側部材82とハンガー22とを連結する。
70が車両3をハンガー22ごとすくい上げてテーブル
40上のものとしたと同時にテーブル40および係合装
置80のハンガー側部材82を係合装置80のチェーン
側部材81に対して車両搬送方向に前進させるべく再駆
動されるようになっている。これによって、係合装置8
0では、テーブル駆動装置50の再駆動前は、チェーン
側部材81がハンガー側部材82の第1の腕82aに係
合してチェーン側部材81がハンガー側部材82を車両
搬送方向に引張っているが、テーブル駆動装置50の再
駆動後は、チェーン側部材81がハンガー側部材82の
第2の腕82bがチェーン側部材81に係合してハンガ
ー側部材82がチェーン側部材81を車両搬送方向に押
すようになっている。また、テーブル駆動装置50がテ
ーブル40との連結側にエアシリンダー51を有してい
る。
貼付装置1では、テーブル駆動装置50の再駆動後は、
係合装置80のハンガー側部材82の第2の腕82bが
チェーン側部材81に係合してハンガー側部材82がチ
ェーン側部材81を車両搬送方向に押すので、係合装置
80におけるハンマリング(チェーン側部材81がハン
ガー側部材82の第1の腕82aと第2の腕82bとの
間で相対的に行ったり来たりしてチェーン側部材81が
ハンガー側部材82の第1の腕82aと第2の腕82b
を打つ現象、サージングともいう)が無くなり、ハンマ
リング(サージング)がある場合に生じていたロボット
60とすくい上げ装置70・車両3との振動係数の差に
よって生じるロボット60と車両3との振動による位置
ずれ(微動)も生じなくなり、精度高くウインドガラス
4、5を車両3に貼付することができるようになる。
ス自動貼付装置1では、テーブル駆動装置50とテーブ
ル40との連結側にエアシリンダー51を有するので、
テーブル駆動装置50の再駆動時に、1回、係合装置8
0においてチェーン側部材81とハンガー部材82の第
2の腕82bとの当りが生じても、エアシリンダー51
がクッションとなって、テーブル40の振動が軽減さ
れ、テーブル40に係合装置80でのハンマリングによ
る振動があった場合に生じるかもしれないロボット60
と車両3との振動による位置ずれが抑制され、精度高く
ウインドガラス4、5を車両3に貼付することができ
る。
すように、車両搬送装置10は、スラットコンベア30
からなる。スラットコンベア30は、床7上を移動する
ベルトコンベア31を有し、車両3は車輪部位でベルト
コンベア31上に設置し、搬送される。テーブル40は
テーブル駆動装置50によって駆動される。すくい上げ
装置70は昇降可能の支持台71を有する。すくい上げ
装置70は車両3の床に接触して車両3を持ち上げ、車
両3をコンベア31から浮かせて車両3をテーブル40
上のものとする。第1実施例ではすくい上げ装置70が
車両3をすくい上げたと同時にテーブル駆動装置50が
再駆動されたが、本発明の第2実施例では、すくい上げ
装置70が車両3をすくい上げたと同時のテーブル駆動
装置50の再駆動はない。本発明の第2実施例の作用に
ついては、本発明の全実施例に共通する部分の作用で述
べたと同じ作用がある。
によれば、すくい上げ装置で車両を搬送装置からすくい
上げるので、車両はすくい上げ装置およびテーブルおよ
びロボットと一体的に移動する。その結果、車両搬送中
に、車両の位置とロボットのテーブルへの取付け位置
が、すくい上げ装置およびテーブルを介して、相対的に
動かなくなり、精度の高いウインドガラス貼付が可能に
なる。このウインドガラス自動貼付装置によれば、独立
した貼付ラインを設ける必要がないので、設備投資が軽
減され、自動貼付のため人手による貼付に比べて省人化
もはかることができる。請求項2のウインドガラス自動
貼付装置によれば、すくい上げ装置が昇降可能な支持台
をもつリフターからなるため、車両を容易にテーブル上
のものとすることができる。請求項3のウインドガラス
自動貼付装置によれば、ロボットにビジョンセンサーが
備えられているので、車両ウインド位置等を計測可能と
なり、さらに精度の高いウインドガラス貼付を実行でき
る。請求項4のウインドガラス自動貼付装置によれば、
テーブル駆動装置の再駆動後は、ハンガー側部材の第2
の腕がチェーン側部材に係合してハンガー側部材がチェ
ーン側部材を車両搬送方向に押すので、係合装置におけ
るハンマリング(サージング)が無くなり、ハンマリン
グ(サージング)がある場合に生じていたロボットとす
くい上げ装置・車両との振動係数の差によって生じるロ
ボットと車両との振動による位置ずれ(微動)が生じな
くなり、精度高くウインドガラスを車両に貼付すること
ができる。請求項5のウインドガラス自動貼付装置によ
れば、テーブル駆動装置がテーブルとの連結側にエアシ
リンダーを有するので、テーブル駆動装置再駆動時に、
1回、係合装置においてチェーン側部材とハンガー部材
の第2の腕との当りが生じても、エアシリンダーがクッ
ションとなって、テーブルの振動が軽減され、ロボット
と車両との振動による位置ずれが抑制され、精度高くウ
インドガラスを車両に貼付することができる。請求項6
のウインドガラス自動貼付装置によれば、請求項1の効
果と同じ効果が得られる。
装置の(テーブル駆動装置の図示を略した)側面図であ
る。
装置の係合装置の側面図である。
装置のテーブル駆動装置の側面図である。
装置の(テーブル駆動装置も概略図示した)側面図であ
る。
装置の側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 車両を載せて搬送する組立ラインの車両
搬送装置と、ウインドガラス貼付ステーションで車両搬
送方向およびそれと反対方向に移動可能とされたテーブ
ルと、 車両がウインドガラス貼付ステーションに進入してきた
時にテーブルを車両と同期して前進駆動させウインドグ
ラスを車両に貼付後テーブルを元の位置に戻すテーブル
駆動装置と、 テーブルに設置されテーブルと共に移動されるロボット
と、 テーブル上に設置され搬送中の車両をすくい上げるすく
い上げ装置と、からなるウインドガラス自動貼付装置。 - 【請求項2】 すくい上げ装置が昇降可能な支持台をも
つリフターである請求項1記載のウインドガラス自動貼
付装置。 - 【請求項3】 ロボットがビジョンセンサーを備えてい
る請求項1記載のウインドガラス自動貼付装置。 - 【請求項4】 車両搬送装置が、オーバヘッドコンベア
であって、 チェーンと、 車両を載せるハンガーと、 チェーン側部材と、チェーン側部材より車両搬送方向前
側に位置する第1の腕とチェーン側部材より車両搬送方
向後側に位置する第2の腕とをもつハンガー側部材とを
有し、チェーン側部材とハンガー側部材とをチェーン送
り方向に隙間をもって係合させる係合装置と、 係合装置のハンガー側部材とハンガーとを連結するロッ
ドと、を有しており、 テーブル駆動装置はすくい上げ装置が車両をハンガーご
とすくい上げてテーブル上のものとしたと同時にテーブ
ル、係合装置のハンガー側部材を係合装置のチェーン側
部材に対して前進させるさせるべく再駆動されるように
なっており、 係合装置では、テーブル駆動装置の再駆動前は、チェー
ン側部材がハンガー側部材の第1の腕に係合してチェー
ン側部材がハンガー側部材を車両搬送方向に引張り、テ
ーブル駆動装置の再駆動後は、チェーン側部材がハンガ
ー側部材の第2の腕がチェーン側部材に係合してハンガ
ー側部材がチェーン側部材を車両搬送方向に押すように
なっている、請求項1記載のウインドガラス自動貼付装
置。 - 【請求項5】 テーブル駆動装置がテーブルとの連結側
にエアシリンダーを有する請求項4記載のウインドガラ
ス自動貼付装置。 - 【請求項6】 車両搬送装置が、スラットコンベアであ
る請求項1記載のウインドガラス自動貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07967899A JP3632490B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | ウインドガラス自動貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07967899A JP3632490B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | ウインドガラス自動貼付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000272562A true JP2000272562A (ja) | 2000-10-03 |
JP3632490B2 JP3632490B2 (ja) | 2005-03-23 |
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ID=13696868
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07967899A Expired - Fee Related JP3632490B2 (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | ウインドガラス自動貼付装置 |
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JP (1) | JP3632490B2 (ja) |
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