JP2000270226A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2000270226A
JP2000270226A JP11072753A JP7275399A JP2000270226A JP 2000270226 A JP2000270226 A JP 2000270226A JP 11072753 A JP11072753 A JP 11072753A JP 7275399 A JP7275399 A JP 7275399A JP 2000270226 A JP2000270226 A JP 2000270226A
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Kenichi Ishida
健一 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページに含まれている余白により無駄にメモ
リを使用することなく、高速に画像処理を行うことがで
きる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 MPU1は、IIT2によって読み取ら
れたページを所定数のピクセルからなる複数のブロック
に分割した場合に、画像を含むブロックを特定し、それ
らのブロックのハーフトーン処理を画像プロセッサ4に
指令する。画像プロセッサ4は、MPU1によって特定
されたブロックを処理対象とし、ハーフトーン処理を実
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像を含むペー
ジを複数のブロックに分割して高速に画像処理を行う画
像処理装置および画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1ページ分の画像データを複数の領域に
分割し、ハーフトーン処理(階調処理)や圧縮伸張処理
等の画像処理を実行する画像処理装置が知られている。
かかる画像処理装置によれば、画像処理に必要なメモリ
容量を低減し、かつ、処理を高速化することができる。
例えば特開平5−91341号公報に開示された画像処
理装置は、複数の圧縮伸張器と、各圧縮伸張器に対応し
た複数の小容量一時的データ格納装置と、共用の大容量
符号化データ格納手段とを有している。この画像処理装
置では、1ページの画像を分割した個々の画像の処理
(例えば圧縮処理)が各圧縮伸張器によって行われ、各
圧縮伸張器から得られる符号化データが、各々に対応し
た小容量一時的データ格納装置を介して大容量符号化デ
ータ格納手段に転送される。従って、この画像処理装置
によれば、1ページ分の画像データを高速に処理するこ
とができるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の画像処理装置は、ページが全て文字や図柄などの画
像データによって構成されていることを前提としていた
ため、ページ内に大きな余白があり、階調処理等の必要
な画像データがページ内の一部であるような場合であっ
ても、ページ全体の画像処理を行ってしまう。このた
め、余白の部分について無駄にメモリを使用し、かつ、
演算処理時間も無駄に費してしまうという問題があった
【0004】この発明は以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、ページに含まれている余白により無駄
にメモリを使用することなく、高速に画像処理を行うこ
とができる画像処理装置および画像処理方法を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ページを所
定数のピクセルからなる複数のブロックに分割した場合
に、画像を含むブロックを特定するブロック特定手段
と、前記ブロック特定手段によって特定された前記ブロ
ックに対する画像処理を行う画像処理手段とを具備する
ことを特徴とする画像処理装置を提供するものである。
【0006】かかる画像処理装置によれば、ページが所
定数のピクセルからなるブロックに分割され、これらの
各ブロックのうち画像が存在するブロックのみについて
画像処理が行われる。従って、画像処理に必要なメモリ
容量、演算量、処理時間を低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。 A.第1の実施形態 図1はこの発明の第1の実施形態である画像処理装置の
構成を示すブロック図である。この画像処理装置は、例
えば複写機として用いられるものであり、装置内の各部
を制御するマイクロプロセッサユニット(以下、MPU
という)1と、原稿から画像を読み取り、画像データを
出力する画像入力装置(以下、IITという)2と、I
IT2から出力された画像データを記憶する画像メモリ
3と、画像メモリ3に記憶された画像データに対する画
像処理を行う画像プロセッサ4と、画像プロセッサ4が
画像処理を行う際にワークメモリとして使用されるRA
M5と、画像プロセッサ4から出力される画像データを
受け取り、例えば用紙への印刷など、画像データの出力
処理を行う画像出力装置(以下、IOTという)6と、
画像データや各種制御情報を記憶するためのハードディ
スク装置(以下、HDDという)7と、画像メモリ3と
他の装置(例えばIIT2、画像処理部4−1〜4−
n)との間で行われる画像データのDMA転送の制御を
行うDMAC8とを有している。
【0008】本実施形態では、IIT2によって読み取
られ、画像メモリ3に記憶された1ぺージ分の画像デー
タをMPU1が各々一定個数のピクセルからなる複数の
ブロックに分割する。これらの各ブロックには、文字や
図柄などの画像を含むものの他、余白のみからなるもの
がある。MPU1は、ページ内における画像のオフセッ
ト位置(例えば画像の左上の位置)と大きさから、これ
らのブロックのうち画像を含むブロックを求め、その画
像処理を画像プロセッサ4に命じる。この画像プロセッ
サ4は、32ビットのプロセッサであり、MPU1から
の指令に従い、時分割制御により最大nブロック分の画
像処理4−1〜4−nを並列実行する。
【0009】図2は本実施形態において行われる画像処
理の一例であるハーフトーン処理を示すフローチャート
である。以下、このフローチャートに従い、本実施形態
の動作について説明する。
【0010】本実施形態において、MPU1は、例えば
画像処理装置の電源投入時等、所定の契機を捉えて、ス
テップS11〜S14までの処理を実行する。
【0011】まず、MPU1は、ディザマトリックスの
入力処理を実行し、この入力処理において例えばHDD
6からディザマトリックスを読み出す(ステップS1
1)。このディザマトリックスは、例えば256階調の
画像データを2値の画像データに変換するための閾値を
マトリックス化したものであり、変換後の2値画像デー
タが元の画像データの階調を反映したものとなるように
ディザマトリックスの要素たる各閾値が定められてい
る。図3(a)はこのディザマトリックスを例示するも
のである。本実施形態では、この図3(a)に示すよう
に、8×8ピクセルに対応したディザマトリックスを用
いる。なお、このディザマトリックスは、複数種類のも
のを予めHDD6内に記憶しておき、ユーザによって指
定されたものをこのステップS11において読み出すよ
うにしてもよい。
【0012】次に、MPU1は、RAM5の全記憶エリ
アのうちハーフトーン処理に利用可能なエリアのサイズ
を取得する(ステップS12)。次に、MPU1は、ス
テップS12において求めたメモリサイズに基づき、画
像処理4−1〜4−nにおいて取り扱うブロックのサイ
ズを決定する(ステップS13)。本実施形態では、画
像プロセッサ4として32ビットのプロセッサを使用し
ているので、このステップS13では、画像プロセッサ
4における演算処理の便宜を考え、1ブロックのサイズ
を32×32ピクセルの自然数倍のサイズの中から選択
するようにしている。
【0013】次に、MPU1は、上記ディザマトリック
スを横方向に4回繰り返し、これを縦方向に4回繰り返
すことにより、図3(b)に例示する32×32ピクセ
ル分のハーフトーン処理用ブロックを生成する。次に、
MPU1は、このハーフトーン処理用ブロックにより、
「0」〜「255」までの256階調分のディザマトリ
ックスパターンを生成し、RAM5に書き込む。図4は
この256階調分のディザマトリックスパターンを例示
した図である。各ディザマトリックスパターンは、32
×32ピクセル分の2値データからなる。各階調k(k
=「0」〜「255」)に対応したディザマトリックス
パターンにおいて、各ピクセル位置に対応した2値デー
タは、階調kをハーフトーン処理用ブロック(図3
(b))における当該ピクセル位置に対応した閾値によ
って2値化したものとなっている(以上、ステップS1
4)。
【0014】そして、所定のスイッチ操作により、複写
開始の指示がMPU1に与えられると、MPU1は、以
下説明するようにステップS21〜S28の処理を実行
する。まず、MPU1は、IIT2に対し、原稿の画像
を読み取るべき旨の指令を送る(ステップS21)。こ
の結果、IIT2によって原稿の画像が読み取られ、1
ページ分の画像データがDMAC8を介して画像メモリ
3に転送される。
【0015】次にMPU1は、画像プロセッサ4の処理
対象とするページサイズを求める(ステップS22)。
ここで、最初は原稿の用紙サイズがページサイズとして
設定される。次にMPU1は、ステップS22において
設定したページサイズがブロックサイズのn倍(nは自
然数)であるか否かを判断し(ステップS23)、n倍
でない場合にはn倍に一致するようにページサイズの拡
張を行う(ステップS24)。さらに具体的に説明する
と、これらのステップでは、ページサイズと同じかこれ
から僅かにはみ出るように、ブロックを縦方向および横
方向に適当な数だけ並べて矩形の枠を生成する。そし
て、これらのブロックからなる矩形の枠をページサイズ
とするのである。
【0016】ステップS22〜S24の処理を終了する
と、MPU1は、画像メモリ3内の画像データを参照
し、ステップS22〜S24において決定したページサ
イズのページ内における画像のオフセット位置(例えば
画像の左上の点のページ内座標)と、その画像の大きさ
とを求める(ステップS25)。。
【0017】次に、MPU1は、画像メモリ3内の画像
データからブロックの切り出しを行う(ステップS2
6)。ここで、図5を参照し、このステップS26にお
けるブロック切り出し処理の内容を説明する。まず、図
5に示す例では、4×6個のブロックBjk(j=1〜
6、k=1〜4)によって1ページが構成されている。
そして、このページ内のブロックB22、B23、B3
2、B33、B42およびB43からなる矩形の枠内に
処理対象たる画像が含まれている。MPU1は、既に説
明したステップS25の処理において、この画像のオフ
セット位置Pと大きさを取得している。そこで、MPU
1は、ステップS26において、このオフセット位置P
および画像の大きさに基づいて、画像の存在するブロッ
クB22、B23、B31、B33、B42およびB4
3を求め、これらの各ブロックに対応した画像データを
各ブロック毎に画像メモリ3から読み出す。ここで、ペ
ージ内のブロックには、文字や図柄等の画像に対応した
画像データの他、余白に対応した画像データを含むもの
もある。しかし、このステップS26においてMPU1
は、そのような余白を含むブロックであっても、ブロッ
クの一部に何等かの画像が含まれている限り、当該ブロ
ック全体の画像データを画像メモリ3から読み出すので
ある。以上がステップS26におけるブロック切り出し
処理の詳細である。
【0018】次にMPU1は、画像プロセッサ4に対
し、ステップS26において切り出した各ブロックにつ
いてのハーフトーン処理を指令する(ステップS2
7)。画像プロセッサ4は、この指令に従い、ステップ
S26において切り出した各ブロックに対応したハーフ
トーン処理を時分割制御により並列実行する。
【0019】ここで、図6(a)および(b)を参照
し、このステップS27におけるハーフトーン処理につ
いて説明する。図6(a)に示すように、ハーフトーン
処理の対象である個々のブロックは、各々32個のピク
セルからなる32本のラインyh(yh=1〜32)に
よって構成されている。各ブロックに対応したハーフト
ーン処理では、この32本のラインyh(yh=1〜3
2)の各々について、1ラインを構成する32ピクセル
分の画像データを32ビットの2値データに変換する。
具体的には、各ラインyh(yh=1〜32)毎に、以
下説明する処理〜を実行する。図6(b)にはこれ
らの各処理〜の内容が例示されている。
【0020】左側マスクデータの生成 まず、ラインyhに対応した32ピクセル分の画像デー
タを第1ピクセルから第32ピクセルまで順次見て行
き、文字や図柄などの画像の始点を求める。そして、こ
の始点に対応したビット位置hsxから第32ビットま
での各ビットが“1”、ビット位置hsxよりも前の各
ビットが“0”である32ビットの左側マスクデータを
生成する。
【0021】右側マスクデータの生成 次に、ラインyhに対応した32ピクセル分の画像デー
タにおける文字や図柄などの画像の終点を求める。そし
て、この終点に対応したビット位置hexまでの各ビッ
トが“1”、ビット位置hexよりも後の各ビットが
“0”である32ビットの右側マスクデータを生成す
る。
【0022】マスクデータの生成 次に、上記左側マスクデータおよび右側マスクデータの
対応するビット同士の論理積を求め、32ビットのマス
クデータを生成する。この32ビットのマスクデータに
おいて、画像の存在する領域に対応した各ビットは
“1”となっており、その画像の左側または右側に余白
がある場合には、その余白に対応した各ビットが“0”
となっている。
【0023】反転マスクデータの生成 次に、上記マスクデータの各ビットの“1”/“0”を
反転し、32ビットの反転マスクデータを生成する。こ
の反転マスクデータは、ハーフトーン処理の対象である
画像の存在する範囲(以下、描画範囲という)の各ビッ
トが“0”、余白に対応した各ビットが“1”となって
いる。
【0024】背景データの準備 次に、所定の背景パターンに対応した1ライン分の2値
データを用意する。
【0025】背景データの生成 次に、上記処理において用意した2値データと、上記
処理において求めた反転マスクデータとの論理積をと
ることにより、32ビットの背景データを生成する。こ
の背景データは、描画範囲の各ビットが“0”、それ以
外の各ビットは背景パターンに対応した2値データと同
じ値になっている。
【0026】画像データの2値化 次に、下記式のビット演算を実行することにより、ライ
ンyhに対応した32ピクセル分の画像データを32ビ
ットの2値データに変換する。 for ( sdata=0, i=hsx ; i <= hex ; p++, i++){ sdata |= (rst_thval_default_4comp [*p][yh] & rst_t_mask_ary32[i] ; }
【0027】上記式において、sdataは、2値化後の3
2ビットのデータである。上記式では、このsdataを
「0」(すなわち、32ビット全て“0”)に初期設定
した後、インデックスiをhsxからhexまで変化させ、上
記{}内の処理を繰り返す。また、上記{}内の処理を
1回行う毎にpおよびiを1ずつインクリメントする。
ここで、pは、ラインyhを構成する32ピクセルのう
ち処理対象とするピクセルを指定するインデックスであ
る。
【0028】上記{}内の処理では、配列要素rst_thva
l_default_4comp [*p][yh]と、配列要素rst_t_mask_ary
32[i]との論理積をとり、その結果とsdataとの論理和を
新たなsdataとしている。
【0029】ここで、配列rst_thval_default_4comp
は、上述したステップS14において生成されたディザ
マトリックスパターンであり、「0」〜「255」まで
の全階調数×32の大きさの2次元配列である。各配列
要素rst_thval_default_4comp[*p][yh]は、各々32ビ
ットのデ−タであり、ある階調*pに対応した32×3
2ピクセルのディザマトリックスパターンのうちライン
yhに対応した32ピクセル分の2値データである。ま
た、*pは、ラインyhに対応した32ピクセル分の画
像データのうちyhピクセル目のものの値であり、
「0」〜「255」の範囲の値をとりうる。
【0030】また、rst_t_mask_ary32は、32個の32
ビットデータからなる1次元配列であり、rst_t_mask_a
ry32[i]はそのi番目の配列要素である。各配列要素rst
_t_mask_ary32[i]は、第iビットのみが“1”で、他の
31ビットは全て“0”となっている。
【0031】上記{}内の演算では、着目しているピク
セル(p(またはi)、yh)の画像データ*pの階調
に対応したディザマトリックスパターンのうちそのピク
セルを含むラインyhに対応した32ビットの配列要素
rst_thval_default_4comp [*p][yh]と、着目しているビ
ット位置iに対応したrst_t_mask_ary32[i]との論理積
をとる。この結果、第iビットが32ビットデータの第
iビットと同一内容であり、他のビットは“0”となっ
た32ビットのデータが得られる。この32ビットのデ
ータと、sdataとの間で、対応するビット同士の論理和
を求め、その結果得られる32ビットのデータを新たな
sdataとする。これが上記{}内の演算の内容である。
【0032】上記式では、この演算処理をhsxからh
exまでの全てのiについて実行するのである。この結
果、ラインyhに対応した32ピクセル分の2値データ
sdataが得られる。
【0033】2値データ出力 次に、上記処理において求めた背景データと、上記処
理において求めた2値データsdataとの論理和を
とり、その結果をラインyhに対応したハーフトーン処
理済み2値データとして、RAM5内のバッファエリア
に書き込む。
【0034】各ブロックに対応したハーフトーン処理で
は、以上の処理〜を当該ブロック内の各ラインyh
(yh=1〜32)毎に実行する。この結果、画像を含
む各ブロック(図5に示す例ではブロックB22、B2
3、B32、B33、B42およびB43)について、
ハーフトーン処理のなされた2値データがRAM5のバ
ッファエリア内に得られる。以上がステップS27のハ
ーフトーン処理の詳細である。
【0035】このステップS27が終了すると、画像プ
ロセッサ4は、RAM5内のハーフトーン処理済みの2
値データをIOT6に転送する。IOT6は、この2値
化データの印刷などの出力処理を行う(ステップS2
8)。
【0036】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、IIT2によって読み取られたページが所定数のピ
クセルからなるブロックに分割され、これらの各ブロッ
クのうち画像が存在するブロックのみについてハーフト
ーン処理が行われる。従って、ハーフトーン処理に必要
なメモリ容量、演算量、処理時間を低減することができ
る。
【0037】B.第2の実施形態 図7はこの発明の第2の実施形態である画像処理方法を
示すフローチャートである。上記第1の実施形態は、本
発明をハーフトーン処理に適用したものであったが、本
実施形態は本発明に係る画像処理方法を画像の圧縮処理
に適用したものである。本実施形態に係る画像処理方法
は、上記第1の実施形態(図1)と同一のハードウェア
により実施可能である。
【0038】図7において、図2のフロー中の各ステッ
プと対応するステップには同一の符号Sxxが付されて
いる。この図7に示す画像処理方法では、図2における
ステップS27のハーフトーン処理がステップS27A
の圧縮処理に置き換えられ、また、図2におけるステッ
プS11およびS14が削除されている。他の点につい
ては、図2に示すフローと同様である。
【0039】本実施形態によれば、IITによって読み
取られたページが所定数のピクセルからなるブロックに
分割され、これらの各ブロックのうち画像が存在するブ
ロックのみについて圧縮処理が行われる。従って、圧縮
処理に必要なメモリ容量、演算量、処理時間を低減する
ことができる。なお、上記実施形態では本発明を圧縮処
理に適用した場合を例に挙げたが、これに限らず、伸張
処理にも適用し得ることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る画
像処理装置によれば、ページを所定数のピクセルからな
る複数のブロックに分割し、これらのブロックのうち画
像を含むブロックを特定するブロック特定手段と、前記
ブロック特定手段によって特定された前記ブロックに対
する画像処理を行う画像処理手段とを設けたので、画像
処理に必要なメモリ容量、演算量、処理時間を低減する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態である画像処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 同実施形態において用いられるディザマトリ
ックスおよびハーフトーン処理用ブロックを例示する図
である。
【図4】 同実施形態において用いられるディザマトリ
ックスパターンを例示する図である。
【図5】 同実施形態におけるブロック切り出し処理を
説明する図である。
【図6】 同実施形態におけるハーフトーン処理を説明
する図である。
【図7】 この発明の第2の実施形態である画像処理方
法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……MPU(特定手段)、4……画像プロセッサ(画
像処理手段)、5……RAM、3……画像メモリ、2…
…IIT、6……IOT、7……HDD、8……DMA
C。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページを所定数のピクセルからなる複数
    のブロックに分割した場合に、画像を含むブロックを特
    定するブロック特定手段と、 前記ブロック特定手段によって特定された前記ブロック
    に対する画像処理を行う画像処理手段とを具備すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ブロック特定手段は、前記ページに
    おける前記画像のオフセット位置と大きさとから当該画
    像を含む前記ブロックを特定することを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理は、所定個数のピクセルの
    集合を一単位として実行されるものであり、前記ブロッ
    クをこの一単位であるピクセルの集合のn倍(nは自然
    数)の大きさにしたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、前記ブロックの1
    /nの大きさのピクセルの集合を一単位としたハーフト
    ーン処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段は、前記ブロックの1
    /nの大きさのピクセルの集合を一単位とした圧縮処理
    または伸張処理を実行することを特徴とする請求項3に
    記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ブロックの自然数倍の大きさとなる
    ように前記ページを設定するページ設定手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1の請求項に
    記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 ページを所定数のピクセルからなる複数
    のブロックに分割し、これらのブロックのうち画像を含
    むブロックを特定する過程と、 少なくともこの特定された前記ブロックを処理対象と
    し、かつ、当該ブロックが余白を含む場合にはその余白
    をも処理対象に含めて画像処理を行う過程とを具備する
    ことを特徴とする画像処理方法。
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