JP2000269831A - 送信電力制御方式無線機端末 - Google Patents

送信電力制御方式無線機端末

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JP2000269831A
JP2000269831A JP11072562A JP7256299A JP2000269831A JP 2000269831 A JP2000269831 A JP 2000269831A JP 11072562 A JP11072562 A JP 11072562A JP 7256299 A JP7256299 A JP 7256299A JP 2000269831 A JP2000269831 A JP 2000269831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信電力制御の際の省電力化を、出力回路の
アイソレーションを保って達成する。 【解決手段】 アンテナ1から900MHzのGSMで
2W、または1.8GHzのDCSで1Wの出力で送信
を行う場合は、パワーアンプ7,9を使用する。低出力
時は、電源8からのパワーアンプ7,9への電力供給を
停止して省電力化を図る。GMSで3mWの低出力時
は、ドライバアンプ15出力を、追加伝送路32からD
CSの受信伝送路35を経由してアンテナ1に導く。D
CSで1mWの低出力時は、追加伝送路33およびGS
Mの受信伝送路34を経由してドライバアンプ16の出
力をアンテナ1に導く。パワーアンプ7,9の入出力間
のアイソレーションを確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局との電波の
減衰量に合わせて送信電力を変化させ、端末の省電力化
と基地局の受信回路の付加を減らす制御を行うTDMA
(Time DivisionMultiple Access)方式などに従う送信
電力制御方式無線機端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば欧州のデジタル式携
帯電話では、図9に示すようなデュアルバンド無線機端
末が使用されている。この無線機端末は、900MHz
のGSMと1.8GHzのDCSとのデュアルバンドで
使用可能である。なお、GSMは Global System for M
obile Communications の略称、DCSはDigitalCommun
ication System 1800 の略称である。
【0003】アンテナ1および方向性結合器2は、デュ
アルバンドに対応している。送信出力検波回路3は、方
向性結合器2から送信出力の一部を取出して検波し、所
定の送信出力となるように制御する信号を取出すために
用いる。アンテナ1および方向性結合器2はデュアルバ
ンドに対応しているけれども、バンド切換スイッチ4で
各周波数帯毎に送受信回路の切換えを行う。各周波数帯
では、送受切換スイッチ5,7でそれぞれ送信と受信と
を切換える。900MHzのGSM用としては最大2W
まで導出可能なパワーアンプ7が設けられる。パワーア
ンプ7には、電源8から動作用の電力が供給される。
1.8GHzのDCSでは、1Wの送信電力を導出可能
なパワーアンプ9が設けられる。パワーアンプ9へも電
源8から動作用の電力が供給される。バンド切換スイッ
チ4および送受切換スイッチ5,6は、スイッチ制御信
号10に従ってたとえば次の表1に示すように切換えら
れる。なお、「( )」で囲んだ部分は、(設計によっ
ては)切換状態が異なる可能性があることを意味する。
たとえば、表1の「GSM 2W 送信」では、送受切
換スイッチ6が(6a)となっている。DCS側はOF
Fとなるので送受切換スイッチ6は6b側でも、バンド
切換スイッチで切れている。ただし、高周波の信号が対
象となるので、入出力アイソレーションやインピーダン
ス変化、リターンロスなどがシステム設計によって変化
する可能性がある。
【0004】
【表1】
【0005】900MHzの周波数帯では、パワーアン
プ7に帯域フィルタ11を介して駆動用の電力が入力さ
れる。パワーアンプ7の出力は、送受切換スイッチ5の
一方の接点5aに与えられる。送受切換スイッチ5の他
方の接点5bは、受信側の帯域フィルタ12に信号を与
える。1.8GHzの周波数帯では、送受切換スイッチ
6の一方の接点6aがパワーアンプ9の出力側に接続さ
れる。パワーアンプ9の入力側には、帯域フィルタ13
が接続される。送受切換スイッチ6の他方の接点6b側
には、受信用の帯域フィルタ14が接続される。帯域フ
ィルタ11,13は、ドライバアンプ15,16によっ
てそれぞれ駆動される。ドライバアンプ15には、変調
器17の出力が与えられ、帯域フィルタ12の出力は受
信機18に与えられる。またドライバアンプ16へは変
調器19の出力が与えられ、帯域フィルタ14の出力は
受信機20に与えられる。
【0006】制御部21は、変調器17,19に伝送す
べき符号化された情報を与え、受信機18,20で受信
されて複合化すべき情報を受け入れる。制御部21から
は、ドライバアンプ15,16の増幅利得を制御する利
得制御信号22,23がそれぞれ与えられる。また、電
源8を制御してパワーアンプ7,9への電力供給または
その停止を行うパワーアンプ用電源制御信号24,25
も導出される。なお、900MHzのGSM用のパワー
アンプ7の電力増幅率を200倍、1.8GHzのDC
S用のパワーアンプ9の電力増幅率を100倍とする。
アンテナ1での出力がたとえば2Wの場合には10mW
の電力でパワーアンプを駆動する必要がある。アンテナ
1での出力が3mWのときは、15μWの出力でパワー
アンプ7を駆動する必要がある。なお、方向性結合器2
に設けられる送信出力検波回路3は、利得制御信号2
2,23としてドライバアンプ15,16の利得を徴調
整するために用いられる。
【0007】TDMA方式のデュアルバンド無線機に関
連する先行技術は、たとえば特開平10−84299に
開示されている。この先行技術では、2つの周波数帯域
用にパワーアンプを共用し、また受信回路や変調回路な
ども共用して回路構成の簡素化を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような90
0MHzのGSMと1.8GHzのDCSのデュアルバ
ンドの無線機端末では、パワーアンプ7,9による増幅
を必要としない低出力時、すなわちドライバアンプ1
5,16の出力で充分な出力が得られる低出力時にも、
パワーアンプ7,9に電源8からの電力を供給してい
る。パワーアンプ7,9は低出力時には、効率が悪くな
るので、電力を無駄に消費することになる。この点に注
目し、低出力時にパワーアンプ用電源供給信号24,2
6をオフにして省電力化を行うようにする方法として
は、図10に示すような構成が考えられる。
【0009】図10は、前述のパワーアンプ7,9の前
後にバイパス切換スイッチ26,27;28,29、お
よびパワーアンプ不使用時に使用する専用のバイパス伝
送路30,31を追加している。本構成のバンド切換ス
イッチ4、送受切換スイッチ5,6およびバイパス切換
スイッチ26,27,28,29は、次の表2に従って
各経路の切換えが行われる。ここでも、説明の簡略化の
ため、各切換スイッチおよび帯域フィルタ11,12,
13,14、方向性結合器2では、通過する高周波信号
の伝送損失は生じないものとする。「( )」で囲んだ
部分の意味は表1と同様である。
【0010】
【表2】
【0011】GSMの最大出力2Wの送信時は、アンテ
ナ1で2Wの送信出力が必要であり、ドライバアンプ1
5の10mW出力では不充分となるため、パワーアンプ
7によって200倍の電力増幅を行う必要がある。制御
部21で生成される送信用の符号は、変調器17によっ
て900MHzの高周波信号に変調され、ドライバアン
プ15に伝送される。利得制御信号22は、アンテナ1
で2WのGSM送信出力を得るような電圧レベルが与え
られる。このときのドライバアンプ15は10mWの出
力があり、帯域フィルタ11を経由してパワーアンプ7
に伝送される。このとき制御部21は、バイパス切換ス
イッチ27bを選択するように切換えている。パワーア
ンプ7では、200倍の2Wに電力増幅し、バイパス切
換スイッチ26、送受切換スイッチ5、バンド切換スイ
ッチ4、方向性結合器2を順次経由してアンテナ1に伝
送され、アンテナから無線信号として送信される。この
とき、アンテナ1で一定の送信出力が得られるように、
方向性結合器2から送信出力検波回路3で出力レベルを
検出し、制御部21によって利得制御信号22が徴調整
される。
【0012】GSMの出力がたとえば3mWの低出力の
送信時は、ドライバアンプ15の最大出力10mWで充
分であるため、パワーアンプ7での電力増幅を必要とし
ない。したがって、バイパス切換スイッチ26,27は
それぞれ26a,27a側を選択する状態となり、バイ
パス伝送路30を送信出力の伝送路として使用すること
になる。制御部21で生成される送信用の符号は、変調
器17によって900MHzの高周波信号として変調さ
れ、ドライバアンプ15に伝送される。利得制御信号2
2は、アンテナ1で3mWのGSM送信出力を得るよう
な電圧レベルが与えられる。このときのドライバアンプ
15からは、3mWの出力があり、表2でバイパス切換
スイッチ27を27aと切換えるようにしているので、
バイパス伝送路30、バイパス切換スイッチ26、送受
切換スイッチ5、バンド切換スイッチ4、方向性結合器
2を順次経由し、アンテナ1へ伝送され、アンテナ1か
ら無線信号として送信される。このときも、アンテナ1
で一定の送信出力が得られるように、方向性結合器2か
ら送信出力検波回路3で出力レベルを検出し、制御部2
1によって利得制御信号22が徴調整されるようにす
る。
【0013】DCS送信でも、GSMと同様に表2に示
すようなスイッチ動作を制御部21によって行い、送信
出力電力に応じた伝送路が選択可能となる。アンテナ1
で1WのDCS送信出力を得るには、ドライバアンプ1
6で10mWの出力、パワーアンプ9で100倍の電力
増幅が必要となる。アンテナ1で1mWのDCS送信出
力を得る際には、ドライバアンプ16で1mWの出力を
行えば、パワーアンプ9での電力増幅を必要としないた
め、バイパス伝送路31を経由して送信する。
【0014】GSM受信は、アンテナ1からの信号が方
向性結合器2を通過しバンド切換スイッチ4に伝送され
る。表2から、バンド切換スイッチ4の選択経路は4a
であり、信号は送受切換スイッチ5に伝送される。同様
に信号は送受切換スイッチ5で選択される経路5bか
ら、帯域フィルタ12を通り受信機18で復調され、復
調された信号が制御部21に伝送されて受信動作が行わ
れる。DCS受信も同様で、アンテナ1からの信号が方
向性結合器2を通過し、バンド切換スイッチ4に伝送さ
れる。表2から、バンド切換スイッチ4の選択経路は4
bであり、信号は送受切換スイッチ6に伝送される。同
様に、信号は送受切換スイッチ6の選択経路が6bであ
ることから、帯域フィルタ14を通り受信機20で復調
された信号が制御部21に伝送されて受信動作が行われ
る。
【0015】図9に示すような従来の構成では、パワー
アンプ7,9を必要としないような低出力時の送信時で
もパワーアンプ7,9の電源をオンにする必要がある。
これは、パワーアンプ7,9の電源を切って動作用電力
の供給を停止すると、送信の伝送路が切断されてしまう
ので、電源を供給し、伝送路の切断を避ける必要がある
からである。しかしながら、パワーアンプは高出力を特
徴とするように構成される増幅器であり、低出力時の電
力効率は必ずしもよくない。特に高周波用で、大電力の
特に低出力時の消費電力が無駄になってしまう。
【0016】図10に示すように、低出力時に無線機端
末のパワーアンプ7,9を不使用にするためには、パワ
ーアンプ7,9不使用時の伝送路を確保する必要があ
る。図10では、パワーアンプ7,9の前後にバイパス
切換スイッチ26,27,28,29を設置し、パワー
アンプ7,9の不使用時に専用のバイパス伝送路30,
31を使用する方法を提案している。この場合、スイッ
チ部品の追加が必要となり、また高利得のパワーアンプ
7,9を使用した場合には、伝送路30,31を経由し
てパワーアンプ7,9の入出力間が結合し、発振現象少
を起こす可能性がある。このため、バイパス切換スイッ
チ26,27,28,29としては、不通端子間の減衰
量が大きい高アイソレーション型のスイッチ部品が必要
となる。また、スイッチのアイソレーションを上げるた
めには、端子間をあけたり、端子と端子との間に電磁フ
ィールドを付加する必要があり、部品の小形化が困難と
なり、無線機端末の小形化を妨げる要因となってしま
う。
【0017】本発明は、低出力時にパワーアンプを不使
用にして送信し、簡単な構成で省電力化を図ることがで
きる携帯電話機などの送信電力制御方式無線機端末を提
供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の周波数
帯の送受信回路を切換えて使用し、少なくとも1つの周
波数帯では送信電力を複数段階に切換えて無線通信を行
う送信電力制御方式無線機端末において、該送信電力の
切換えを行う周波数帯の送受信回路は、予め定める基準
以下の小電力の出力を有する駆動回路と、駆動回路から
の出力電力を増幅し、該基準を超える大電力の出力を導
出する出力回路と、該大電力の出力時に出力回路に電力
を供給し、該小電力の出力時には出力回路への電力供給
を停止するように制御する電源回路と、該大電力の出力
時には出力回路からの出力電力をアンテナに導き、該小
電力の出力時には駆動回路からの出力電力を、異なる周
波数帯の送受信回路の信号経路からアンテナに導くよう
に切換えるスイッチ回路とを含むことを特徴とする送信
電力制御方式無線機端末である。
【0019】本発明に従えば、複数の周波数帯の送受信
回路を切換えて使用可能な電力制御方式無線機端末は、
送信電力を複数段階に切換えて無線通信を行うことがで
きる。送信電力の切換えを行う周波数帯の送受信回路
は、駆動回路と、出力回路と、電源回路と、スイッチ回
路とを含む。駆動回路は、予め定める基準以下の小電力
の出力を有する。出力回路は、駆動回路からの出力電力
を増幅し、基準を超える大電力の出力を導出する。電源
回路は、大電力の出力時に出力回路に電力を供給し、小
電力の出力時には出力回路への電力供給を停止する。ス
イッチ回路は、大電力の出力時には出力回路からの出力
電力をアンテナに導き、小電力の出力時には駆動回路か
らの出力電力を、異なる周波数帯の送受信回路の出力回
路からアンテナに導くように切換えるので、小電力の出
力には出力回路を電源供給を停止して不動作状態とし、
消費電力の低減を図ることができる。小電力時の送信出
力は、異なる周波数帯の送受信回路の信号経路からアン
テナに導かれるので、同じ周波数帯の出力回路の入力側
と出力側ととは分離され、入出力間のアイソレーション
を確保することができる。
【0020】また本発明は、前記送信電力の切換えをT
DMA方式に従って行う2つの周波数帯の送受信回路を
選択可能に含み、前記電源回路は、選択される周波数帯
の出力回路に対して前記電力供給の制御を行い、選択さ
れない周波数帯の出力回路への電力供給を停止し、前記
スイッチ回路は、前記小電力時に、選択される周波数帯
の駆動回路からの出力電力を選択されない周波数帯の送
受信回路の信号経路から前記アンテナへ導くことを特徴
とする。
【0021】本発明に従えば、TDMA方式に従って電
力の制御を行う送受信回路を2つの周波数帯分含むデュ
アルバンドの構成で、電源回路は選択されている周波数
帯の出力回路に対してのみ電力の制御を行い、選択され
ていない周波数帯の出力回路に対しては電力の供給を停
止してしまうので、必要な出力回路のみ電力を供給し、
小電力を図ることができる。小電力時に選択される周波
数帯の駆動回路からの出力電力を選択されない周波数帯
の送受信回路の信号経路からアンテナへ導くので、出力
回路の入出力間のアイソレーションを充分にとることが
できる。
【0022】また本発明で前記選択されない周波数帯の
送受信回路の信号経路は、受信伝送路であることを特徴
とする。
【0023】本発明に従えば、選択されない周波数帯の
送受信回路の信号経路として、受信伝送路を用いるの
で、2つの周波数帯の送受信回路で、一方の駆動回路の
出力を他方の受信伝送路に接続し、他方の駆動回路の出
力を一方の受信伝送路に出力しておけば、周波数切換の
スイッチ操作と送受切換のスイッチ操作とで、大電力時
と小電力時との電力切換えを含む送受信切換えを行うこ
とができ、部品点数の増加なしに入出力のアイソレーシ
ョンを確保したまま省電力化を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
しての送信電力制御を行うTDMA方式のデュアルバン
ド無線機端末の概略的な電気的構成を示す。本実施形態
で、図9および図10に示した構成に対応する部分には
同一の参照符を付し、重複する説明を省略する。本実施
形態の、アンテナ1、方向性結合器2、送信出力検波回
路3、バンド切換スイッチ4、送受切換スイッチ5,
6、パワーアンプ7、電源8、パワーアンプ9、帯域フ
ィルタ11,12,13,14、ドライバアンプ15,
16、変調器17、受信機18、変調器19、受信機2
0は、基本的に図9の構成と同等である。利得制御信号
22,23およびパワーアンプ用電源制御信号24,2
5を出力し、スイッチ制御信号40を出力する制御部4
1は、次の表3に示すような動作を行い、GSM2W送
信、GSM3mW送信、DCS1W送信、DCS1mW
送信、GSM受信、DCS受信の各動作モードを切換え
る。なお、「( )」で囲む部分の意味は、前述の表1
と同様である。
【0025】
【表3】
【0026】すなわち、本実施形態のバンド切換スイッ
チ4および送受切換スイッチ5,6は、制御部41によ
って表3に示すような切換制御が行われ、信号の伝送経
路が選択される。制御部41は、表3で示すような送信
出力をアンテナ1で得ることができるように、利得制御
信号22,23の電圧レベルを調整し、またパワーアン
プ用電源制御信号24,25の制御も行う。ここでは、
説明の簡略化のため、各切換スイッチおよび帯域フィル
タ11,12,13,14、方向性結合器2での信号の
損失は考慮しない。本実施形態では、帯域フィルタ11
とパワーアンプ7との間と、帯域フィルタ14との間か
ら追加伝送路32を引出し、また帯域フィルタ13とパ
ワーアンプ9との接続点から追加伝送路33を引出す。
追加伝送路33は、送受切換スイッチ5の端子5bと帯
域フィルタ12との間に設けられる受信伝送路34に接
続される。追加伝送路32は、送受切換スイッチ6の端
子6bと帯域フィルタ14とを接続する受信伝送路35
に接続される。すなわち、追加伝送路32,33は、一
方の送信伝送路と他方の受信伝送路35,34との間を
接続している。このような追加伝送路32,33および
受信伝送路34,35での通過帯での伝送損失も無視し
得るものとする。
【0027】また、900MHzのGSM側の送受信回
路のドライバアンプ15と1.8GHzのDCS側送受
信回路のドライバアンプ16の最大出力を、共に10m
W、GSM側のパワーアンプ7の電力増幅率を200
倍、DCS側のパワーアンプ9の電力増幅率を100倍
とし、アンテナ1ではGSMで2W、DCSで1Wの送
信出力が得られると仮定する。
【0028】図2は、GSMでの最大出力2Wの送信時
の接続状態を示す。アンテナ1で2Wの送信出力が必要
であり、ドライバアンプ15の10mW出力では不充分
となるため、パワーアンプ7によって200倍の電力増
幅を行う必要がある。制御部41はパワーアンプ7への
電力供給をパワーアンプ用電源供給信号24によってO
Nにし、制御部41で生成される送信用の符号が変調器
17によって900MHzの高周波信号として変調さ
れ、ドライバアンプ15に入力される。利得制御信号2
2は、アンテナ1で2WのGSM送信出力が得られるよ
うな電圧レベルに調整される。ドライバアンプ15の出
力の全電力がパワーアンプ7に与えられるとすると、パ
ワーアンプ7の増幅率が200倍なので、このときのド
ライバアンプ15は10mWの出力となり、アンテナ1
に2WのGSM送信出力が得られる。10mWのドライ
バアンプ15の出力は、帯域フィルタ11を通過してパ
ワーアンプ7および異なるバンドのDCS側への追加伝
送路32を通り、DCS側の帯域フィルタ14および送
受切換スイッチ6の端子6bに分配される。帯域フィル
タ14は、1.8GHzの周波数は通過するけれども、
GSMの900MHzの周波数帯の電力は通過しない。
また表3から、GSM2W送信時の送受切換スイッチ6
は端子6a側に切換えられているため、受信伝送路35
は切断されている。したがって、追加伝送路32に対す
るリターンロスを無視することができる場合、ドライバ
アンプ15の出力の全電力10mWがパワーアンプ7に
与えられ、パワーアンプ7は200倍に増幅された2W
の出力電力を導出する。
【0029】表3から、バンド切換スイッチ4と送受切
換スイッチ5とは、それぞれ端子4a,5a側に切換え
られているので、パワーアンプ7の2Wの送信電力は、
送受切換スイッチ5およびバンド切換スイッチ4、方向
性結合器2を経由し、アンテナ1から送信される。この
際、アンテナ1で一定の送信出力が得られるように、方
向性結合器2から送信出力検波回路3で出力レベルが検
出され、制御部41によって利得制御信号22が徴調整
される。
【0030】図3はGSMの出力が3mWの送信時の接
続状態を示す。表3に示すように、制御部41はパワー
アンプ7の電源をOFFにし、受信伝送路35をアンテ
ナ1に接続するために、バンド切換スイッチ4を端子4
b側へ、送受切換スイッチ6を端子6b側へと切換え
る。これによって、異なるバンドであるDCS側の受信
伝送路35はアンテナ1に接続されることとなる。また
帯域フィルタ14は、前述のようにGSM信号を通さな
いので、追加伝送路32からアンテナ1まで接続される
ことになる。制御部41で生成される送信符号は、変調
器17で変調され、アンテナ1で3mWとなるようにド
ライバアンプ15の増幅率を利得制御信号22で調整す
る。帯域フィルタ11を通過した送信電力は、パワーア
ンプ7と追加伝送路32を介したアンテナ1に接続され
ることになる。ここで両者に接続されるドライバアンプ
15の送信電力は分割されることになる。このパワーア
ンプ7の電源OFF時のリターンロスを4分の1とする
と、アンテナ1にはドライバアンプ15の出力電力の4
分の3が伝送されることなる。したがって、ドライバア
ンプ15の出力は4mWのとき、アンテナ1から送信出
力3mWが送信されることになる。またアンテナ1で一
定の3mWの送信出力が得られようにして方向性結合器
2から送信出力検波回路3で出力レベルを検出して、制
御部41によって利得制御信号2が微調節される。
【0031】図4および図5は、DCS送信時の接続状
態を示す。DCS送信時でも、GSM送信時と同様に、
表3に示すようなスイッチ動作を制御部41によって行
い、送信出力電力に応じた伝送路を選択する。図4は、
アンテナ1で1WのDCS送信出力を得る場合の伝送経
路の選択状態を示す。ドライバアンプ16で10mWの
出力、パワーアンプ9で100倍の電力増幅が必要とな
る。図5は、アンテナ1で1mWのDCS送信出力を得
る際の伝送路の選択状態を示す。アンテナ1で1mWの
DCS送信出力を得るためには、パワーアンプ9のOF
F時のリターンロスを4分の1とすると、アンテナ1で
1mWのDCS送信出力を得るためには、ドライバアン
プ16で約1.3mWの出力レベルが必要である。つい
で、本ドライバアンプ16の出力信号は、追加伝送路3
3およびGSM側の受信伝送路34を経由して、アンテ
ナ1から送信される。
【0032】図6は、GSM受信の際の伝送路の選択状
態を示す。GSM受信では、アンテナ1からの信号が方
向性結合器2を通過し、バンド切換スイッチ4に伝送さ
れる。表3から、バンド切換スイッチ4の選択経路は端
子4a側であり、信号は送受切換スイッチ5に伝送され
る。同様に信号は送受切換スイッチ5の選択経路である
端子5bから、受信伝送路34を通り、帯域フィルタ1
2に入力される。受信伝送路34には追加伝送路33が
接続されているけれども、パワーアンプ9および帯域フ
ィルタ13はDCS用の1.8GHz帯のものであるた
め全反射となり、これらの経路に信号が流れず、受信波
の全電力が帯域フィルタ12に入力される。その後受信
機18で符号化され、制御部41が符号を受信する。図
7に示すようなDCS受信の際の伝送路の選択状態も同
様で、アンテナ1からの信号が方向性結合器2を通過
し、バンド切換スイッチ4に伝送される。表3から、バ
ンド切換スイッチ4、送受切換スイッチ6の選択経路は
端子4b,6bであり、信号は受信伝送路35、帯域フ
ィルタ14を通り受信機20で復調され、制御部41に
伝送されて受信動作が行われる。
【0033】図8は、本発明の実施の他の形態TDMA
方式デュアルバンド無線端末機の概略的な電気的構成を
示す。本実施形態で、図9および図10ならびに図1に
示す構成に対応する部分には同一の参照符を付し、重複
する説明を省略する。本実施形態は、特に図10に示す
構成に近く、使用部品は同一である。本実施形態では、
GSM側のドライバアンプ15からの出力電力をパワー
アンプ7を通らないでアンテナ1に導くバイパス伝送路
30を、DCS側のバイパス切換スイッチ28の端子2
8aに接続する。また、DCS側のドライバアンプ16
からの出力電力をパワーアンプ9を通らないでアンテナ
1に導くバイパス伝送路31を、GSM側のバイパス切
換スイッチ26の端子26aに接続する。バイパス切換
スイッチ26〜29を連動して切換えれば、異なる周波
数帯の送信経路を経由して低出力時の送信出力をアンテ
ナ1に導くことができる。
【0034】以上で説明した実施の形態では、本発明を
900MHzのGSMと1.8GHzのDCSとが組合
わされたTDMA方式のデュアルバンド無線機端末に適
用しているけれども、2以上の周波数帯を用いる無線機
端末にも同様に本発明を適用することができる。また、
送信電力制御は2段階で行っているけれども、より多い
段階で制御する場合であっても、出力回路を使用する高
出力の場合と、使用しない低出力の場合とで、送信経路
を切換えて出力回路の入出力間のアイソレーションを高
めることができる。さらに、送信電力制御を行う周波数
帯は単一であっても、本発明を適用すれば、その出力回
路の消費電力を低減し、電池などの長寿命化や小形化を
図ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、小電力の
出力時に出力回路への電源供給を停止して、省電力化を
図ることができる。小電力の出力時には、駆動回路から
の出力を、異なる周波数帯の送受信回路の信号経路から
アンテナに導くので、出力回路の入出力間のアイソレー
ションを充分に確保することができる。携帯電話機など
では、同一の電池では使用可能な時間が長くなり、また
同一の使用時間では電池を小形化することができる。
【0036】また本発明によれば、TDMA方式の送信
電力の制御を、デュアルバンド方式の送受信回路を交互
に使用して行うことができる。一方の送受信回路が小電
力で送信を行う際には、駆動回路の出力を他方の送受信
回路の信号経路からアンテナに導くので、出力回路の入
出力間のアイソレーションを充分にとることができる。
【0037】また本発明によれば、デュアルバンドで電
力制御を行う際に、駆動回路の出力を他方の周波数帯の
受信伝送路を介してアンテナに導くので、周波数帯の切
換スイッチと、各周波数帯での送受切換スイッチとを組
合わせて、送信電力の切換えにも対応させることがで
き、しかも出力回路の入出力間アイソレーションを確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の無線機端末の概略的な
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態の無線機端末でGSM2W送信
時の接続状態を示すブロック図である。
【図3】図1の実施形態の無線機端末でGSM3mW送
信時の接続状態を示すブロック図である。
【図4】図1の実施形態の無線機端末でDCS1W送信
時の接続状態を示すブロック図である。
【図5】図1の実施形態の無線機端末でDCS1mW送
信時の接続状態を示すブロック図である。
【図6】図1の実施形態の無線機端末でGSM受信時の
接続状態を示すブロック図である。
【図7】図1の実施形態の無線機端末でDCS受信時の
接続状態を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の他の無線機端末の概略的な電気
的構成を示すブロック図である。
【図9】従来からの無線機端末の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【図10】図9の無線機端末を応用して省電力を図るた
めの概略的な電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 方向性結合器 3 送信出力検波回路 4 バンド切換スイッチ 5,6 送受切換スイッチ 7,9 パワーアンプ 8 電源 11,12,13,14 帯域フィルタ 15,16 ドライバアンプ 21,41 制御部 26,27,28,29 バイパス切換スイッチ 30,31 バイパス伝送路 32,33 追加伝送路 34,35 受信伝送路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の周波数帯の送受信回路を切換えて
    使用し、少なくとも1つの周波数帯では送信電力を複数
    段階に切換えて無線通信を行う送信電力制御方式無線機
    端末において、 該送信電力の切換えを行う周波数帯の送受信回路は、 予め定める基準以下の小電力の出力を有する駆動回路
    と、 駆動回路からの出力電力を増幅し、該基準を超える大電
    力の出力を導出する出力回路と、 該大電力の出力時に出力回路に電力を供給し、該小電力
    の出力時には出力回路への電力供給を停止するように制
    御する電源回路と、 該大電力の出力時には出力回路からの出力電力をアンテ
    ナに導き、該小電力の出力時には駆動回路からの出力電
    力を、異なる周波数帯の送受信回路の信号経路からアン
    テナに導くように切換えるスイッチ回路とを含むことを
    特徴とする送信電力制御方式無線機端末。
  2. 【請求項2】 前記送信電力の切換えをTDMA方式に
    従って行う2つの周波数帯の送受信回路を選択可能に含
    み、 前記電源回路は、選択される周波数帯の出力回路に対し
    て前記電力供給の制御を行い、選択されない周波数帯の
    出力回路への電力供給を停止し、 前記スイッチ回路は、前記小電力時に、選択される周波
    数帯の駆動回路からの出力電力を選択されない周波数帯
    の送受信回路の信号経路から前記アンテナへ導くことを
    特徴とする請求項1記載の送信電力制御方式無線機端
    末。
  3. 【請求項3】 前記選択されない周波数帯の送受信回路
    の信号経路は、受信伝送路であることを特徴とする請求
    項1または2記載の送信電力制御方式無線機端末。
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